JP2001080186A - スタンプ装置 - Google Patents

スタンプ装置

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JP2001080186A
JP2001080186A JP26406499A JP26406499A JP2001080186A JP 2001080186 A JP2001080186 A JP 2001080186A JP 26406499 A JP26406499 A JP 26406499A JP 26406499 A JP26406499 A JP 26406499A JP 2001080186 A JP2001080186 A JP 2001080186A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンプ部によるカードへの押印が確実に行
え、押印不良カードの発生を抑制することが可能なスタ
ンプ装置を提供すること。 【解決手段】 押下部101が、第1連結シャフト94
によりベース部10に対して揺動可能に支持されてい
る。押下部101の下面102の、スタンプ部31の押
下部当接壁34に対応する位置には、スタンプ押下部1
07が設けられている。スタンプ押下部107は、押下
部側部材108とスタンプ部側部材109とを有してお
り、押下部側部材108は、その一端側にて押下部10
1にボルト止めされている。スタンプ部側部材109
は、押下部側部材108の他端側において、第2連結シ
ャフト110により押下部側部材108に対して揺動可
能に連結されている。第2連結シャフト110は、カー
ド挿入方向に略直交するカード幅方向に延びる揺動軸を
構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入されたカード
に所定の文字、図形又は記号等の識別表示を押印するた
めのスタンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスタンプ装置として、たとえば
特開平10−119411号公報に開示されたようなも
のが知られている。この特開平10−119411号公
報に開示されたスタンプ装置は、蝶番を支点として回動
自在に連結された上下一対の基体を備えている。押下部
としての上側基体とベース部としての下側基体は、夫々
互いに対向する対向面を有しており、上側基体の対向面
には印面が形成されたスタンプ部が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したスタンプ装置
においては、使用者が上側基体を押下することにより、
スタンプ部にて識別表示をカードに押印することになる
が、上側基体は蝶番を支点として回動するため、カード
に対してスタンプ部の印面が所定角度を有した状態で下
りてくることになり、押印が偏ってかすれたりする押印
不良カードが発生するおそれがある。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、スタンプ部によるカードへの押印が確実に行え、押
印不良カードの発生を抑制することが可能なスタンプ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスタンプ装
置は、挿入されたカードに所定の文字、図形又は記号等
の識別表示を押印するためのスタンプ装置であって、カ
ードが載置されるベース部と、ベース部に対して第1の
揺動軸回りに揺動可能に連結されており、使用者により
押下される押下部と、ベース部にカードを含む平面に対
して略直交する方向に移動可能に設けられており、カー
ドに識別表示を押印するスタンプ部と、を備え、押下部
の使用者により押下される面の裏面には、使用者により
押下部が押下されたときにスタンプ部を押下するスタン
プ押下部が設けられており、スタンプ押下部は、スタン
プ部側に設けられ且つスタンプ部に当接するスタンプ部
側部材と、押下部側に設けられる押下部側部材とを有
し、スタンプ部側部材と押下部側部材とは、第1の揺動
軸と略平行な方向に延びる第2の揺動軸回りに揺動可能
に連結されていることを特徴としている。
【0006】本発明に係るスタンプ装置では、カードに
識別表示を押印するスタンプ部がベース部にカードを含
む平面に対して略直交する方向に移動可能に設けられ、
押下部の使用者により押下される面の裏面に設けられた
スタンプ押下部がスタンプ部側部材と押下部側部材とを
有しており、使用者により押下部が押下されると、スタ
ンプ押下部のスタンプ部側部材とスタンプ部とが当接し
て、スタンプ部がカードを含む平面に対して略直交する
方向に移動することになる。このとき、押下部は第1の
揺動軸回りに揺動するものの、スタンプ部側部材と押下
部側部材とは、第1の揺動軸と略平行な方向に延びる第
2の揺動軸回りに揺動可能に連結されているので、使用
者の押圧力が、スタンプ部側部材からスタンプ部に対し
てカードを含む平面に対して略直交する方向に伝えられ
ることになる。したがって、使用者の押圧力がカードを
含む平面に対して略直交する方向からスタンプ部に伝え
られるので、スタンプ部のカードを含む平面に対して略
直交する方向への移動が安定し、スタンプ部によるカー
ドへの押印が確実に行え、押印が偏ってかすれたりする
押印不良カードの発生を抑制することができる。
【0007】また、スタンプ部側部材には、スタンプ部
の上面に当接して転動するローラ部材が設けられている
ことが好ましい。このような構成とした場合、使用者に
より押下部が押下されていくと、ローラ部材がスタンプ
部に当接して転動するので、スタンプ部側部材がスタン
プ部の上面に対して滑らかに移動することになり、使用
者の押圧力がスタンプ部側部材からスタンプ部に対して
カードを含む平面に対して略直交する方向に伝えられる
状態を維持することができ、スタンプ部によるカードへ
の押印がより一層確実に行うことができる。
【0008】また、ローラ部材は、第2の揺動軸の軸心
方向から見て第2の揺動軸を挟んで複数配設されている
ことが好ましい。このような構成とした場合、スタンプ
部側部材の不必要な揺動が抑制され、使用者の押圧力が
スタンプ部側部材からスタンプ部に対してカードを含む
平面に対して略直交する方向に伝えられる状態を常に維
持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明に係るスタンプ装置の全体の
外観を示す斜視図、図2は同じくスタンプ装置の平面
図、図3は同じくスタンプ装置の側面図、図4は同じく
スタンプ装置の正面図、図5は図4におけるV−V線に
沿った断面図、図6は押下部を取った状態での平面図で
あり、図7は下側ベース部の斜視図、図8は上側ベース
部の斜視図、図9は押下部の下面側から見た斜視図、図
10は本発明に係るスタンプ装置の分解構成断面図であ
る。
【0011】スタンプ装置1は、概ねベース部10と、
スタンプ機構部30と、押下部101とにより構成され
ている。ベース部10は、図5に示されるように、上側
ベース部11と下側ベース部12とからなり、上側ベー
ス部11の下面11aと下側ベース部12の上面12a
とによりカードCを挿入、排出するためのカード挿入口
13と、このカード挿入口13に連通したカード挿入路
14が形成される。カード挿入口13から挿入されたカ
ードCは、カード挿入路14(下側ベース部12の上面
12a)上に載置されることになる。
【0012】下側ベース部12の上面12aには、カー
ド挿入方向(図5において、右方向)に複数の引掛け爪
部15が上方(上側ベース部11)に向けて立設されて
おり、上側ベース部11には、下側ベース部12の上面
12aに立設された夫々の引掛け爪部15の位置に対応
して係合溝16が夫々穿設されている。図5に示される
ように、下側ベース部12の引掛け爪部15に上側ベー
ス部11の係合溝16を嵌め合わせ、これらを係合させ
ることにより、下側ベース部12に上側ベース部11が
着脱可能に連結されることになる。
【0013】上側ベース部11のカード挿入方向後側端
部の上面から縦壁部17が上方(押下部101)に向け
て立設されており、この縦壁部17の下端にカード挿入
口13が設けられることになる。縦壁部17は、図6に
示されるように、スタンプ装置1の上方から見て、カー
ド挿入方向に対して後側に凸となるように湾曲して形成
されている。
【0014】図6あるいは図8に示されるように、縦壁
部17により囲まれた上側ベース部11の上面部分に
は、挿入されたカードCに所定の記号を押印するための
スタンプ機構部30が設けられており、このスタンプ機
構部30は、スタンプ部31とシャッタ部41とを有し
ている。スタンプ部31は、所定の文字、図形又は記号
等の識別表示、例えば店名等が刻印された印面33を含
む印面部32を有しており、この印面33は、カード挿
入方向が長手方向とされた平面視長方形とされている。
スタンプ部31の印面部32とは裏面側の部分には、ス
タンプ部31を押下させるためのスタンプ押下部107
が当接する押下部当接壁34が設けられている。この押
下部当接壁34は、印面部32の上面から上方且つカー
ド挿入方向に延びて立設されている。
【0015】押下部当接壁34の上部におけるカード挿
入方向の両端部分には、ガイド部35,35がカード挿
入方向に延びて設けられている。上側ベース部11の上
面から、挿入されたカードCを含む平面に対して略直交
する方向で且つ上方(押下部101)に向けて一対のガ
イド柱20,20が立設されており、夫々のガイド柱2
0,20に対してガイド部35,35に形成された穴部
36,36を挿入することにより、スタンプ部31(印
面部32)がガイド柱20,20に沿って、挿入された
カードCを含む平面に対して略直交する方向(上下方
向)に移動可能に構成されることになる。また、スタン
プ部31は、1組の第1スプリング81,81により上
方(押下部101)に向けて付勢力が付与されている。
夫々の第1スプリング81,81は、その座屈等を防ぐ
ために、ガイド柱20,20に挿入されており、第1ス
プリング81,81の上端部はガイド部35,35の下
面に当接し、第1スプリング81,81の下端部は上側
ベース部11の上面に当接している。
【0016】スタンプ部31は、押下部当接壁34が押
下部101により押下されることにより、図19及び図
20に示されるように、第1スプリング81,81の付
勢力に抗しながら、上側ベース部11に形成された穴部
11bを介して印面部32(印面33)がカード挿入路
14に進出し、カード挿入路14内のカードCの所定の
位置に店名等の識別表示を押印する。印面部32は、印
面33にインキを自動的に供給するためのインキ供給部
(図示せず)を有しており、インキの補充をしなくても
数百回程度の押印を行うことができるように、構成され
ている。
【0017】シャッタ部41は、スタンプ部31(印面
部32の下面)と当接して印面33を覆うカバー部42
を有しており、このカバー部42は、概ね平面視長方形
状に形成されている。このカバー部42の一方の長辺側
の2つの角部近傍には、上方(押下部101)に向けて
延びる腕部43,43が一体に設けられている。したが
って、シャッタ部41は、カード挿入方向から見ると略
L字状に構成されている。
【0018】夫々の腕部43,43には、カード挿入方
向に延びる突出部44,44が形成されている。上側ベ
ース部11の上面から上方(押下部101)に向けて一
対の第1壁部21,21が立設されており、シャッタ部
41は、カバー部42の長辺方向がカード挿入方向とさ
れた状態で夫々の突出部44,44が第1壁部21,2
1の上端部近傍に形成された穴部22,22に挿入され
ることにより、カード挿入方向に延びる軸回りに揺動可
能に、第1壁部21,21に対して支持されている。
【0019】カバー部42の腕部43,43の間に位置
する部分と上側ベース部11とには、シャッタ部付勢部
材としての第2スプリング91が掛け渡されており、常
に、カバー部42に対して、上方(押下方向とは反対の
方向)に向けて力が作用するように構成されている。ス
タンプ部31は、図15にも示されるように、第2スプ
リング91からの付勢力を受けて、印面33がカード挿
入口13から挿入されたカードCを含む面に対して略平
行な状態で、カバー部42により下方から支持され、ス
タンプ部31の初期位置(押下部101が押下されてい
ない状態での位置)が規定されることになる。したがっ
て、この初期位置においては、スタンプ部31は、シャ
ッタ部41(カバー部42)により下方から支持され、
下方(カード挿入路14)への移動が規制されることに
なる。
【0020】上側ベース部11の上面のカード挿入方向
に直交する方向に見て第1壁部21,21と所定距離隔
てた位置に、上方(押下部101)に向けて一対の第2
壁部23,23が立設されている。この第2壁部23,
23のカード挿入方向での間隔は、第1壁部21,21
のカード挿入方向での間隔と同等に設定されている。夫
々の第2壁部23,23は、カード挿入方向と平行な面
を有しており、この面の第1壁部21,21側の一部に
は、ガイド部35,35に形成された凹部37,37と
係合する係合部24,24が形成されている。ガイド部
35,35に形成された凹部37,37と係合部24,
24との係合により、スタンプ部31の所定以上の上方
への移動が規制され、ガイド柱20,20からスタンプ
部31(ガイド部35,35)が外れるのを防止してい
る。
【0021】使用者により押下される押下部101は、
略碗状に形成されており、図5に示されるように、下側
ベース部12のカード挿入方向前側端部近傍に揺動可能
に支持されている。下側ベース部12のカード挿入方向
前側端部近傍には、軸受け部26が上方(押下部10
1)に向けて立設されており、軸受け部26の上方側の
先端部分には第1連結シャフト94が固定、支持されて
いる。第1連結シャフト94は、カード挿入方向に略直
交するカード幅方向に延びて配設されることになる。
【0022】押下部101の下面102(使用者により
押下される面の裏面)の、軸受け部26に対応するカー
ド挿入方向前側端部近傍の位置からは、第3壁部103
が下方(下側ベース部12)に向けて立設されており、
この壁部には、軸受け部26に支持された第1連結シャ
フト94が係合する係合溝104が設けられている。係
合溝104は、図10にも示されているように、カード
挿入方向前側に向けて開くように形成されている。ここ
で、第1連結シャフト94は、各請求項における第1の
揺動軸を構成している。
【0023】下側ベース部12のカード挿入方向に見て
軸受け部26よりも後側となる位置には、ベース部側規
制部としての一対の第4壁部27,27が上方(押下部
101)に向けて立設されている。第4壁部27,27
は、カード挿入方向に略直交する方向に並設されてい
る。押下部101の下面102の係合溝104よりもカ
ード挿入方向に見て後側となる位置には、押下部側規制
部としての一対の第5壁部105,105が下方(下側
ベース部12)に向けて立設されている。第5壁部10
5,105は、第4壁部27,27と同様に、カード挿
入方向に略直交する方向に並設されている。第4壁部2
7,27と第5壁部105,105とは、図6に示され
るように、下側ベース部12(ベース部10)と押下部
101とが連結された状態において互いに係合するよう
に夫々の高さが設定されており、係合溝104の延びる
方向での押下部101と下側ベース部12(ベース部1
0)との相対的な変位を規制するように構成されてい
る。
【0024】押下部101の下面102の、カード挿入
方向に見て壁部よりも後側となる位置には、図11に示
されるように、板ばね押圧部106が下方(下側ベース
部12)に向けて立設されている。この板ばね押圧部1
06は、下側ベース部12に固定された押下部付勢部材
としての板ばね95と当接するようになっている。板ば
ね95は、押下部101(板ばね押圧部106)に対し
て、使用者による押下部101の押下方向と反対の方向
に付勢力を付与するように構成されている。
【0025】押下部101の下面102の、スタンプ部
31の押下部当接壁34に対応する位置には、スタンプ
押下部107が設けられている。スタンプ押下部107
は、押下部側部材108とスタンプ部側部材109とを
有しており、これらの押下部側部材108とスタンプ部
側部材109とは、押下部101とは別体に形成された
金属片にて構成されている。使用者により押下部101
が押下されると、スタンプ押下部107(押下部側部材
108及びスタンプ部側部材109)を介してスタンプ
部31(押下部当接壁34)に使用者の押圧力が伝わ
り、スタンプ押下部107(スタンプ部側部材109)
がスタンプ部31(押下部当接壁34)を押下して、印
面部32(印面33)が上側ベース部11に形成された
穴部11bを介してカード挿入路14に進出することに
なる。
【0026】押下部側部材108は、図9に示されるよ
うに、その一端側にて押下部101にボルト止めされて
おり、カード挿入方向に略直交するカード幅方向に延び
て配設されている。スタンプ部側部材109は、押下部
側部材108の他端側において、第2連結シャフト11
0により押下部側部材108に対して揺動可能に連結さ
れている。第2連結シャフト110は、カード挿入方向
に略直交するカード幅方向に延びる揺動軸を構成してお
り、押下部側部材108とスタンプ部側部材109と
を、カード挿入方向に略直交するカード幅方向に延び
る、すなわち第1連結シャフト94と略平行な方向に延
びる揺動軸回りに揺動可能に連結している。ここで、第
2連結シャフト110は、各請求項における第2の揺動
軸を構成している。
【0027】スタンプ部側部材109には、図9に示さ
れるように、1組のローラ部材111,111が設けら
れている。夫々のローラ部材111,111は、カード
挿入方向に略直交するカード幅方向に延びる支持シャフ
ト112,112により、スタンプ部側部材109に支
持されており、この支持シャフト112,112回りに
回転可能に構成されている。したがって、使用者により
押下部101が押下されると、夫々のローラ部材11
1,111は、スタンプ部31の押下部当接壁34の上
面に当接して、転動することになる。また、夫々のロー
ラ部材111,111は、第2連結シャフト110によ
り構成される揺動軸の軸心方向(カード挿入方向に略直
交するカード幅方向方向)から見て第2連結シャフト1
10を挟む位置に配設されている。本実施形態において
は、第2連結シャフト110により構成される揺動軸の
軸心方向(カード挿入方向に略直交するカード幅方向方
向)から見て、ローラ部材111,111間の略中央の
位置に第2連結シャフト110が配設されるように構成
されている。
【0028】押下部101は、図3に示されるように、
押下部101の頂部101aから計測したカード挿入方
向後側端部の下縁部101bまでの高さよりも、押下部
101の頂部101aから計測した他の下縁部101c
までの高さのほうが長く設定されると共に、下側ベース
部12の軸受け部26に揺動可能に支持されている状態
において、下側ベース部12のカード挿入方向に平行な
側面12bの少なくとも一部と、縦壁部17と、スタン
プ機構部30とを覆うように構成される(図3、図4及
び図5を参照)。このように押下部101のカード挿入
方向後側端部の下縁部101bの形状を設定することに
より、ベース部10(下側ベース部12)を水平面に載
置した状態において、ベース部10(下側ベース部1
2)の底面から押下部101のカード挿入方向後側端部
の下縁部101bまでの高さが、押下部101の他の下
縁部101cまでの高さよりも高く設定されることにな
り、押下部101のカード挿入方向後側の部分には、開
口部120が形成される。
【0029】押下部101のカード挿入方向後側端部の
下縁部101bには、縦壁部17の上端部に設けられた
ベース部側係合部28に係合する押下部側係合部113
が設けられている。この縦壁部17に設けられたベース
部側係合部28と押下部101に設けられた押下部側係
合部113とが係合することにより、押下部101が板
ばね95の付勢力を受けて押下方向と反対の方向に変位
することが規制されて、押下部101の初期位置が規定
されることになる。なお、縦壁部17に設けられたベー
ス部側係合部28と押下部101に設けられた押下部側
係合部113の数及び位置は、本実施形態の数及び位置
に限られることなく、場合によっては夫々のベース部側
係合部28及び押下部側係合部113を設ける必要はな
い。また、ベース部側係合部28は、縦壁部17ではな
く、下側ベース部12の側面12b等、他の部分に設け
るようにしてもよく、もちろん、押下部側係合部113
も下側ベース部12の側面12b等の他の部分に設けら
れるベース部側係合部28の位置に対応する位置に設け
られることになる。
【0030】押下部101と下側ベース部12との連結
は、図11に示されるように、まず第1連結シャフト9
4に係合溝104を係合し、その後、第4壁部27,2
7と第5壁部105,105を係合することにより行わ
れる。押下部101は、押下部101が下側ベース部1
2に連結された状態において、第1連結シャフト94の
中心軸回りに揺動することになる。
【0031】次に、図12〜図20に基づいて、スタン
プ装置1の動作について説明する。使用者が押下部10
1を押下していない状態では、図15及び図16に示さ
れるように、シャッタ部41(カバー部42)は、第2
スプリング91からの付勢力を受けて、印面33がカー
ド挿入口13から挿入されたカードCを含む面に対して
略平行となる状態で、スタンプ部31(印面部32)を
下方から支持し、カバー部42が印面33を覆ってい
る。また、ローラ部材111,111とスタンプ部31
の押下部当接壁34の上面との間に所定の間隙が形成さ
れた状態にあり、夫々のローラ部材111,111(支
持シャフト112,112)の中心軸は、カード挿入口
13から挿入されたカードCを含む面に対して略平行な
面内に位置している。
【0032】まず、使用者は、カードCをカード挿入口
13からカード挿入路14に挿入する。カードCの挿入
が完了した状態において、図12に示されるように、使
用者が押下部101を押下することにより、押下部10
1は板ばね95の付勢力に抗しながら、図13及び図1
4にも示されるように、第1連結シャフト94の中心軸
回りに揺動する。押下部101が所定の位置にまで押下
されると、図17及び図18にも示されるように、ロー
ラ部材111,111とスタンプ部31の押下部当接壁
34の上面とが当接する。
【0033】押下部101は第1連結シャフト94を中
心として揺動するため、押下部側部材108及び第2連
結シャフト110は、第1連結シャフト94を中心とし
た円弧軌跡上を移動するものの、スタンプ部側部材10
9は、第2連結シャフト110により押下部側部材10
8に対して揺動可能に連結されているので、夫々のロー
ラ部材111,111(支持シャフト112,112)
の中心軸がカード挿入口13から挿入されたカードCを
含む面に対して略平行な面内に位置した状態が維持され
て、夫々のローラ部材111,111がスタンプ部31
の押下部当接壁34の上面に当接して、スタンプ部31
をカード挿入口13から挿入されたカードCを含む面に
対して略直交する方向から押下する。また、ローラ部材
111,111は、スタンプ部31の押下部当接壁34
の上面に当接した後は、押下部101に伴い、スタンプ
部31の押下部当接壁34の上面をカード挿入方向とは
反対の方向に転動し、スタンプ部側部材109はカード
挿入方向とは反対の方向に移動する。
【0034】ローラ部材111,111による押圧によ
り、スタンプ部31は第1スプリング81の付勢力に抗
して押下方向に移動する。スタンプ部31の押下方向へ
の移動に伴い、印面部32がカバー部42を押下方向に
押圧する。印面部32によるカバー部42への押圧によ
り、シャッタ部41は、第2スプリング91の付勢力に
抗して、図17において時計回りに揺動し、カバー部4
2が印面33を開放し始める。
【0035】押下部101が最下位置にまで押下される
と、図19及び図20に示されるように、シャッタ部4
1が、スタンプ部31自体により、スタンプ部31の移
動(押下)軌跡から退避した位置に保持されると共に、
押下されたスタンプ部31は、上側ベース部11に形成
された穴部11bを介して印面部32(印面33)がカ
ード挿入路14に進出し、カードCの所定位置に対して
印面33に刻印された識別表示を押印する。なお、シャ
ッタ部41は、腕部43,43が第1壁部21,21の
上端部近傍において揺動可能に支持されており、スタン
プ部31に押圧された際に、上側ベース部11に形成さ
れた穴部11bからカード挿入路14内に進出すること
はない。
【0036】識別表示が押印されたカードCは、カード
挿入口13から抜き取られ、スタンプ装置1から取り出
される。使用者による押下部101の押圧が解かれて、
押下部101が最下位置から初期位置にまで戻される
と、スタンプ部31は、第1スプリング81の付勢力を
受けて、押下方向とは反対方向(上方)に移動する。こ
のスタンプ部31の移動に伴い、シャッタ部41は第2
スプリング91の付勢力を受けて、図19において反時
計回りに揺動し、カバー部42が印面33を覆うと共
に、シャッタ部41がスタンプ部31を下方から支持す
る。
【0037】押下部101が押下される、あるいは、押
下が解除されて戻されるときには、第4壁部27,27
と第5壁部105,105とが係合しており、係合溝1
04の延びる方向での押下部101と下側ベース部12
(ベース部10)との相対的な変位が規制される。
【0038】以上のように、本実施形態のスタンプ装置
1によれば、押下部101が、第1連結シャフト94に
よりベース部10(下側ベース部12)に対して揺動可
能に支持されており、ベース部10(上側ベース部1
1)にはスタンプ部31が設けられている。このスタン
プ部31(印面部32)は、ガイド柱20,20に沿っ
て、挿入されたカードCを含む平面に対して略直交する
方向(上下方向)に移動可能とされ、押下部101の下
面102のスタンプ部31の押下部当接壁34に対応す
る位置に設けられたスタンプ押下部107が、押下部側
部材108とスタンプ部側部材109とを有している。
スタンプ部側部材109には、ローラ部材111,11
1が設けられており、使用者により押下部101が押下
されると、スタンプ部側部材109に設けられたローラ
部材111,111がスタンプ部31の押下部当接壁3
4の上面に当接して、使用者による押圧力がスタンプ部
31に伝えられ、スタンプ部31がカードCを含む平面
に対して略直交する方向に移動することになる。使用者
により押下部101が押下されるとき、押下部101は
第1連結シャフト94を中心として揺動するため、押下
部側部材108及び第2連結シャフト110は、第1連
結シャフト94を中心とした円弧軌跡上を移動するもの
の、スタンプ部側部材109は、第2連結シャフト11
0により押下部側部材108に対して揺動可能に連結さ
れているので、夫々のローラ部材111,111(支持
シャフト112,112)の中心軸がカード挿入口13
から挿入されたカードCを含む面に対して略平行な面内
に位置した状態が維持されて、夫々のローラ部材11
1,111がスタンプ部31の押下部当接壁34の上面
に当接して、スタンプ部31をカード挿入口13から挿
入されたカードCを含む面に対して略直交する方向から
押下する。したがって、使用者の押圧力が、スタンプ部
側部材109からスタンプ部31に対してカードCを含
む平面に対して略直交する方向に伝えられることにな
り、スタンプ部31(印面部32)のカードCを含む平
面に対して略直交する方向への移動が安定し、印面部3
2(印面33)によるカードCへの押印が確実に行え、
押印が偏ってかすれたりする押印不良カードの発生を抑
制することができる。
【0039】また、スタンプ部側部材109に設けられ
たローラ部材111,111は、スタンプ部31の押下
部当接壁34の上面に当接した後に、押下部101の押
下に伴い、押下部当接壁34の上面を転動するので、ス
タンプ部側部材109がスタンプ部31(押下部当接壁
34の上面)に対して滑らかに移動することになり、使
用者の押圧力がスタンプ部側部材109からスタンプ部
31(押下部当接壁34)に対してカードCを含む平面
に対して略直交する方向に伝えられる状態を維持するこ
とができ、印面部32(印面33)によるカードCへの
押印がより一層確実に行うことができる。
【0040】夫々のローラ部材111,111は、第2
連結シャフト110により構成される揺動軸の軸心方向
(カード挿入方向に略直交するカード幅方向方向)から
見て第2連結シャフト110により構成される揺動軸を
挟む位置に配設されているので、夫々のローラ部材11
1,111(支持シャフト112,112)の中心軸が
カード挿入口13から挿入されたカードCを含む面に対
して略平行な面内に位置した状態が維持されて、スタン
プ部側部材109の不必要な揺動が抑制され、使用者の
押圧力がスタンプ部側部材109からスタンプ部31に
対してカードCを含む平面に対して略直交する方向に伝
えられる状態を常に維持することができる。
【0041】また、下側ベース部12(ベース部10)
に立設された軸受け部26に第1連結シャフト94が固
定され、押下部101に立設された第3壁部103に第
1連結シャフト94が係合する係合溝104が形成さ
れ、第1連結シャフト94に係合溝104を係合するこ
とにより下側ベース部12(ベース部10)と押下部1
01とが揺動可能に連結されているので、第1連結シャ
フト94に対して係合溝104を係脱することにより、
下側ベース部12(ベース部10)と押下部101とが
係合あるいは着脱されることになり、第1連結シャフト
94を抜き出すといった作業を行うことなく、押下部1
01と下側ベース部12(ベース部10)とを容易に取
り外すことができる。また、第1連結シャフト94に係
合溝104を係合した場合、係合溝104の延びる方向
に下側ベース部12(ベース部10)と押下部101と
が相対的に変位するため、押下部101を押下する際に
押下部101ががたつく、あるいは、押下部101と下
側ベース部12(ベース部10)とが不用意に外れてし
まうという問題を有することになるが、下側ベース部1
2(ベース部10)と押下部101とが連結された状態
において、係合溝104の延びる方向における下側ベー
ス部12(ベース部10)と押下部101との相対的な
変位を規制する第4壁部27,27及び第5壁部10
5,105が下側ベース部12(ベース部10)と押下
部101の各々に設けられているので、上述した相対的
な変位が規制されて、押下時の押下部101のがたつ
き、あるいは、押下部101と下側ベース部12(ベー
ス部10)との不用意な外れを防ぐことができる。
【0042】また、下側ベース部12に設けられた第4
壁部27,27と押下部101に設けられた第5壁部1
05,105とが、下側ベース部12(ベース部10)
と押下部101とが連結された状態において、係合する
ことにより、上述した相対的な変位を規制するので、下
側ベース部12(ベース部10)と押下部101との相
対的な変位の規制を実現するための構造を、簡易且つ低
コストで実現することが可能となる。
【0043】また、上側ベース部11と下側ベース部1
2とにより構成されるベース部10には、カードCを挿
入、排出するカード挿入口13と、カード挿入口13に
連通するカード挿入路14とが形成されており、第1連
結シャフト94は下側ベース部12のカード挿入方向前
側端部近傍の上面から押下部101に向けて立設された
軸受け部26に固定され、係合溝104は押下部101
の下面102の軸受け部26に対応する位置から下側ベ
ース部12に向けて立設された第3壁部103に形成さ
れ、第4壁部27,27は下側ベース部12の上面の軸
受け部26よりもカード挿入方向に見て後側の位置から
押下部101に向けて立設され、第5壁部105,10
5は押下部101の下面102の壁部よりもカード挿入
方向に見て後側の位置から下側ベース部12に向けて立
設されているので、下側ベース部12のカード挿入方向
前側端部近傍の上面から押下部101に向けて立設され
た軸受け部26に固定され第1連結シャフト94に対し
て、押下部101側に設けられた係合溝104を係脱さ
せる際に、壁部と壁部との係脱を確認しながら行えるこ
とになり、下側ベース部12(ベース部10)と押下部
101との係脱、及び、第4壁部27,27と第5壁部
105,105との係脱を極めて容易に行うことができ
る。
【0044】また、下側ベース部12と押下部101と
に当接して、押下部101に対して、使用者による押下
部101の押下方向と反対の方向に付勢力を付与する板
ばね95を更に備え、上側ベース部11から立設された
縦壁部17にはベース部側係合部28が設けられ、押下
部101にはベース部側係合部28と係合し得る押下部
側係合部113が設けられており、ベース部側係合部2
8と押下部側係合部113との係合により、押下部10
1の押下方向とは反対の方向への所定以上の変位を規制
しているので、使用者による押下が解除された際に、板
ばね95の付勢力により押下部101が押下方向と反対
の方向に変位すると共に、ベース部側係合部28と押下
部側係合部113との係合により、押下方向と反対の方
向への所定以上の変位することが規制される。したがっ
て、板ばね95、ベース部側係合部28及び押下部側係
合部113といった極めて簡易な構成にて、押下部10
1を自動的に初期位置に復帰させることができる。
【0045】また、スタンプ部31は、上側ベース部1
1の上面から立設されたガイド柱20,20に穴部3
6,36を挿入した状態で、ガイド柱20,20に沿っ
て押下方向及び押下方向とは反対方向(上下方向)に案
内されて移動するので、スタンプ部31の移動がガイド
柱20,20での案内により確実に行われることにな
り、スタンプ部31のカードCを含む平面に対して略直
交する方向への移動が安定し、スタンプ部31によるカ
ードCへの押印が更に確実に行え、押印が偏ってかすれ
たりする押印結果のバラツキ発生を極めて少なくするこ
とができる。
【0046】また、スタンプ部31(印面部32)は、
押下部101が押下されていない状態において、第2ス
プリング91の付勢力を受けて、シャッタ部41(カバ
ー部42)により下方から支持されて、押下方向への移
動が規制されるので、スタンプ部31の自重を利用して
シャッタ部41(カバー部42)により印面33を覆う
際の密閉性を高めることができる。
【0047】また、スタンプ部31の移動に伴い、シャ
ッタ部41が揺動するので、押下部101を押圧した力
が常に適切にシャッタ部41に伝えられ、シャッタ部4
1を確実に作動させることができる。
【0048】また、ベース部10は、上側ベース部11
と下側ベース部12とにより構成され、下側ベース部1
2の引掛け爪部15に上側ベース部11の係合溝16を
嵌め合わせ、係合させることにより、下側ベース部12
に上側ベース部11が着脱可能に連結されるので、上側
ベース部11の下側ベース部12からの取り外しが容易
となり、スタンプ機構部30等のメンテナンスを容易に
行うことができる。
【0049】また、上側ベース部11と下側ベース部1
2との間に、上側ベース部11の下面11aと下側ベー
ス部12の上面12aとにより、カード挿入口13に連
通するカード挿入路14が形成されているので、カード
挿入口13に連通するカード挿入路14をベース部10
に容易に形成することができる。
【0050】なお、本実施形態においては、スタンプ押
下部107の押下部側部材108を押下部101とは別
体の金属片にて構成しているが、この押下部側部材10
8を押下部101と一体に形成するように構成してもよ
い。
【0051】また、スタンプ部側部材109に設けられ
るローラ部材111の数は、本実施形態における数(2
体)に限られることなく、1体、あるいは、3体以上で
もよい。また、ローラ部材111を設ける代わりに、ス
タンプ部側部材109の押下部当接壁34に当接する部
分の摩擦係数を低くする、たとえば低摩擦係数の部材を
貼付する等のように構成してもよい。
【0052】また、本実施形態においては、下側ベース
部12に軸受け部26を設けて、この軸受け部26に第
1連結シャフト94を固定し、押下部101に第3壁部
103を設けて、この第3壁部103に係合溝104を
形成するように構成しているが、押下部101に軸受け
部を設けて、この軸受け部にシャフトを固定し、下側ベ
ース部12に第3壁部を設けて、この第3壁部に係合溝
を形成するように構成してもよい。また、係合溝104
についても、カード挿入方向後側に向けて開くように形
成するように構成してもよい。
【0053】また、押下部101の形状も、下側ベース
部12のカード挿入方向に平行な側面12bの少なくと
も一部と、縦壁部17と、スタンプ機構部30とを覆う
ように形成されているものであれば、略碗状に限られる
ことなく、例えば略升状に形成されているものでもよ
い。
【0054】また、上述したスタンプ装置1は、プリペ
イドカード等を始めとして様々な種類のカードに対し
て、店名等の識別表示の押印を行うスタンプ装置に適用
できる。
【0055】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、スタンプ部によるカードへの押印が確実に行
え、押印不良カードの発生を抑制することが可能なスタ
ンプ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスタンプ装置の実施形態を示す斜
視図である。
【図2】本発明に係るスタンプ装置の実施形態を示す平
面図である。
【図3】本発明に係るスタンプ装置の実施形態を示す側
面図である。
【図4】本発明に係るスタンプ装置の実施形態を示す正
面図である。
【図5】図4におけるV−V線に沿った断面図である。
【図6】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、押下部を取った状態での平面図である。
【図7】本発明に係るスタンプ装置の実施形態に含まれ
る、下側ベース部の斜視図である。
【図8】本発明に係るスタンプ装置の実施形態に含まれ
る、上側ベース部の斜視図である。
【図9】本発明に係るスタンプ装置の実施形態に含まれ
る、押下部の下面側から見た斜視図である。
【図10】本発明に係るスタンプ装置の実施形態の分解
構成断面図である。
【図11】本発明に係るスタンプ装置の実施形態に含ま
れる、上側ベース部、下側ベース部及び押下部の係脱を
説明するための図である。
【図12】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、押下部を押下した状態での斜視図である。
【図13】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、押下部を押下した状態での側面図である。
【図14】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、押下部を押下した状態での正面図である。
【図15】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、スタンプ動作を説明するための図である。
【図16】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、スタンプ動作を説明するための図である。
【図17】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、スタンプ動作を説明するための図である。
【図18】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、スタンプ動作を説明するための図である。
【図19】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、スタンプ動作を説明するための図である。
【図20】本発明に係るスタンプ装置の実施形態におい
て、スタンプ動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1…スタンプ装置、10…ベース部、11…上側ベース
部、12…下側ベース部、13…カード挿入口、14…
カード挿入路、20…ガイド柱、21…第1壁部、26
…軸受け部、30…スタンプ機構部、31…スタンプ
部、32…印面部、33…印面、34…押下部当接壁、
35…ガイド部、41…シャッタ部、42…カバー部、
43…腕部、81…第1スプリング、91…第2スプリ
ング、94…第1連結シャフト、101…押下部、10
2…下面、107…スタンプ押下部、108…押下部側
部材、109…スタンプ部側部材、110…第2連結シ
ャフト、111…ローラ部材、120…開口部、C…カ
ード。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入されたカードに所定の文字、図形又
    は記号等の識別表示を押印するためのスタンプ装置であ
    って、 前記カードが載置されるベース部と、 前記ベース部に対して第1の揺動軸回りに揺動可能に連
    結されており、使用者により押下される押下部と、 前記ベース部に前記カードを含む平面に対して略直交す
    る方向に移動可能に設けられており、前記カードに前記
    識別表示を押印するスタンプ部と、を備え、 前記押下部の使用者により押下される面の裏面には、使
    用者により前記押下部が押下されたときに前記スタンプ
    部を押下するスタンプ押下部が設けられており、 前記スタンプ押下部は、前記スタンプ部側に設けられ且
    つ前記スタンプ部に当接するスタンプ部側部材と、前記
    押下部側に設けられる押下部側部材とを有し、 前記スタンプ部側部材と前記押下部側部材とは、前記第
    1の揺動軸と略平行な方向に延びる第2の揺動軸回りに
    揺動可能に連結されていることを特徴とするスタンプ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スタンプ部側部材には、前記スタン
    プ部の上面に当接して転動するローラ部材が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載のスタンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラ部材は、前記第2の揺動軸の
    軸心方向から見て前記第2の揺動軸を挟んで複数配設さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載のスタンプ装
    置。
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