JP2001079443A - ウォータージェット切断排砂の分級回収装置 - Google Patents

ウォータージェット切断排砂の分級回収装置

Info

Publication number
JP2001079443A
JP2001079443A JP25965399A JP25965399A JP2001079443A JP 2001079443 A JP2001079443 A JP 2001079443A JP 25965399 A JP25965399 A JP 25965399A JP 25965399 A JP25965399 A JP 25965399A JP 2001079443 A JP2001079443 A JP 2001079443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
classifying
tank
classification
sand
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25965399A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Ishiguro
智明 石黒
Akira Matsui
明 松井
Eiji Honpo
栄治 本保
Toshiharu Kusakai
敏治 草開
Kouichi Ueno
晃市 上野
Tetsuya Tanaka
哲也 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisseki Glass Kogyo KK
Toyama Prefecture
Original Assignee
Nisseki Glass Kogyo KK
Toyama Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisseki Glass Kogyo KK, Toyama Prefecture filed Critical Nisseki Glass Kogyo KK
Priority to JP25965399A priority Critical patent/JP2001079443A/ja
Publication of JP2001079443A publication Critical patent/JP2001079443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウォータージェット切断に用いる砥粒等の回
収を可能にし、種々のコストを下げるとともに、廃棄さ
れる排砂を減らすことにより環境に対する影響も抑え
る。 【解決手段】 ウォータージェット切断に伴う排砂11
が水とともに投入される分級槽14と、分級槽14内に
設けられ投入された排砂11を水中で攪拌するプロペラ
等の撹拌装置20を有する。この分級槽14の上部に設
けられ排砂11のうち相対的に密度の小さい粒子あるい
は細かい粒子32を排出する排出口18と、分級槽14
の下部に接続され下方に伸びた分級管26と、この分級
管26の下部に位置し分級槽14から分級管26を経て
分級された砥粒31等の大径粒子をためて回収する回収
槽30を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウォータージェ
ット切断機による切断排砂を分級し砥粒等を回収するウ
ォータージェット切断排砂の分級回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばウォータージェット切断機
でガラスや合わせガラス等を切断するには、ウォーター
ジェットにガーネットなどの砥粒を混入させて切断して
いた。従って、切断後には、ガーネットなどの砥粒と、
ガラス、ポリビニルブチラール等の合わせガラス用樹脂
等の被切断材の微細な粒子が混合した砂が排出される。
この排砂は、再利用されることなく廃棄処分していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、砥粒であるガーネットは高価な材料である上、排砂
の廃棄処分にも廃棄費用がかかり、廃棄処分による環境
に対する負荷も問題となっていた。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、ウォータージェット切断に用いる
砥粒等の回収を可能にし、種々のコストを下げるととも
に、廃棄される排砂を減らすことにより環境に対する影
響も抑えることができるウォータージェット切断排砂の
分級回収装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ウォーター
ジェット切断による排砂である被分級粉体から、砥粒等
の相対的に密度の大きい大径粒子を分級し回収するウォ
ータージェット切断排砂の分級回収装置であって、ウォ
ータージェット切断に伴う排砂が水とともに投入される
分級槽を有する。さらに、この分級槽内に設けられ投入
された上記排砂を水中で攪拌するプロペラ等の撹拌装置
と、この分級槽の上部に設けられ上記排砂のうち相対的
に密度の小さい粒子あるいは細かい粒子を排出する排出
口と、上記分級槽の下部に接続され下方に伸びた分級管
と、この分級管の下部に位置し上記分級槽から上記分級
管を経て分級された砥粒等の上記大径粒子をためて回収
する回収槽を設けたウォータージェット切断排砂の分級
回収装置である。
【0006】また、上記回収槽には、水供給管が接続さ
れ、上記分級管を経て上記分級槽内に水が供給されるも
のである。また、上記分級槽上部の上記排出口の高さを
調節可能に設けても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の一
実施形態のウォータージェット切断排砂の分級回収装置
を示す。この実施形態のウォータージェット切断排砂の
分級回収装置10は、ウォータージェット切断に伴う排
砂11から、相対的に密度の大きい大径粒子である砥粒
31を分級し回収するものである。この分級回収装置1
0は、ウォータージェット切断による排砂11を水とと
もに投入する排砂投入管12とこの排砂投入管12の投
入口13が上方中央部で開口した分級槽14とを有す
る。分級槽14は、垂直方向に円形部が伸びた円筒状に
形成され、その上部には、排砂11のうちの相対的に密
度の小さい粒子や細かい粒子である小径粒子32を水と
ともに排出する排出管16が接続された排出口18を有
する。
【0008】この分級槽14には、投入された排砂11
を水中で攪拌する撹拌装置20が設けられている。撹拌
装置20は、分級槽14内の中心部よりも下方に位置し
て、中の水を撹拌し上方に向けた水流を形成するプロペ
ラ22等と、このプロペラ22を回転させるモータ24
を備える。
【0009】分級槽14の下面は、円錐状に絞られてそ
の下端部に、分級管26が垂直方向下方に向けて接続さ
れている。分級管26は分級槽14と比較してかなり直
径が小さいもので、砥粒31の分級に必要な長さを有し
ている。
【0010】分級管26の下端部には、分級された大径
粒子である砥粒31を水とともに溜めて回収する回収槽
30が設けられている。回収槽30は、その下面が円錐
状に絞られ、その下端部に、大径粒子取出管34が接続
された取出口36が形成されている。大径粒子取出管3
4には、沈殿した大径粒子である砥粒31を水とともに
取り出すための取出弁38が設けられている。また、回
収槽30の上方には、回収槽30内に水を供給する水供
給管40が接続されている。
【0011】この実施形態の分級回収装置10は、例え
ば図示しないウォータージェット切断機により、切断用
のガーネット等の砥粒31を用いて合わせガラスを切断
する際、切断に伴って排出される排砂11を分級するも
ので、被切断材であるガラスや樹脂等の密度の小さい粒
子や小径粒子32と、密度が大きく大径のガーネット等
の砥粒31とを分離して、砥粒31を再利用可能とする
ものである。排出される排砂11の切断屑である小径粒
子32は、被切断材であるガラスおよびポリビニルブチ
ラール等の合わせガラス用樹脂と、切断衝撃で破砕され
た砥粒の粉等を含む。
【0012】この実施形態の分級回収装置10の動作作
用は、先ず、水と共に排出される排砂11が、排砂投入
管12を通して分級槽14の上部の排砂投入口13よ
り、断続的あるいは連続的に円筒形の分級槽14のほぼ
中心位置に投入される。投入された排砂11は撹拌装置
20で水中に分散される。これにより、密度の小さい粒
子や小径粒子32は、水中での沈降が遅く、密度の大き
い砥粒31が早く沈降する。分級槽14内で沈降した砥
粒31は、分級管26を経て回収槽30内に沈殿する。
また、撹拌装置20による上昇流により密度の小さい粒
子や小径粒子32は、分級槽14の上部に滞留する。
【0013】さらに、分級管26では、砥粒31の沈降
に伴い生ずる上昇流により、沈降してきた小径粒子32
が上方に向けて上昇させられ、砥粒31への小径粒子3
2の混合を防止し、より正確に分級が行われれる。そし
て、密度の大きい砥粒31は分級管26から回収槽30
内に流入して沈降し、回収槽30の底面部に沈殿する。
一方、密度の小さい粒子や小径粒子32は、上昇流によ
り分級槽14の上部に滞留し、排出口18から水と共に
排出管16へ排出される。
【0014】分級された砥粒31は分級槽30の取出口
36から大径粒子取出弁38を介して大径粒子取出管3
4に流れ、取り出されて再利用される。
【0015】さらに、回収槽30の上部の水供給管40
から水を供給することにより、分級管26内の上昇流が
より強く生じ、より正確に砥粒31の分級が可能とな
る。水の供給量は、適宜増減させることにより、分級管
20の内の上昇流を調節でき、砥粒31の密度や直径に
合わせて適宜の流量に設定する。この流速が高いほど、
分級は正確になるが、排出されてしまう大径粒子も増加
し、所望の分級粒子の回収率は小さくなる。また水の供
給がない場合でも、上述のように粒子沈降に伴い生じる
上昇流により分級が行われる。
【0016】なお、この実施形態では分級管26は1本
であるが、分級速度を早めるために、2本以上束ねても
よい。
【0017】また、図2に示すように、ウォータージェ
ット切断機46から排出される水および排砂11を分級
回収装置10の分級槽14に投入し、分級された砥粒を
回収槽30から回収して、大径粒子取出管34を経て直
接ウォータージェット切断機46に戻しても良い。ここ
では、大径粒子取出管34に、モータ42およびポンプ
44が設けられて、ウォータージェット切断機46へ自
動的に送られる。これにより、砥粒等の循環再利用が可
能となり、より効率的な切断加工等が可能となる。
【0018】また、分級槽上部の排出口18の高さを調
節可能に設けても良い。これにより、排出させる密度の
小さい粒子や小径粒子32の粒径を適宜調節可能であ
る。
【0019】この発明のウォータージェット切断排砂の
分級回収装置は、上記合わせガラス、ガラス以外に、石
材、コンクリート、FRP、木、紙および布等をウォー
タージェット切断機で切断したときに排出される排砂の
分級回収にも適しており、切断対象は選ばない。また、
撹拌装置は、機械的な撹拌装置の他、所定の位置に水供
給管等を設けて水流を形成し、分級槽等の内部で撹拌す
るものでも良い。
【0020】
【発明の効果】この発明のウォータージェット切断排砂
の分級回収装置は、簡単な装置で既存のウォータージェ
ット切断機のウォータージェット砥粒を回収し、再利用
可能とするものであり、大幅なコスト削減が可能にな
る。また、廃棄されていた排砂中のガーネット等が再利
用されるため、排砂の廃棄量を抑えることができ、ウォ
ータージェット切断機の環境性も向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のウォータージェット切
断排砂の分級回収装置の概略全体図である。
【図2】この実施形態のウォータージェット切断排砂の
分級回収装置を用いた他の例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 分級回収装置 11 排砂 12 排砂投入管 14 分級槽 16 排出管 18 排出口 20 撹拌装置 26 分級管 30 回収槽 31 砥粒 32 小径粒子 34 大径粒子取出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 明 富山県高岡市二上町150番地 富山県工業 技術センター中央研究所内 (72)発明者 本保 栄治 富山県高岡市二上町150番地 富山県工業 技術センター中央研究所内 (72)発明者 草開 敏治 富山県高岡市戸出栄町7番地 日石硝子工 業株式会社内 (72)発明者 上野 晃市 富山県高岡市戸出栄町7番地 日石硝子工 業株式会社内 (72)発明者 田中 哲也 富山県高岡市戸出栄町7番地 日石硝子工 業株式会社内 Fターム(参考) 4D071 AA64 AB03 AB43 DA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォータージェット切断による排砂であ
    る被分級粉体から、相対的に密度の大きい大径粒子を分
    級し回収するウォータージェット切断排砂の分級回収装
    置において、ウォータージェット切断に伴う排砂が水と
    ともに投入される分級槽と、この分級槽内に設けられ投
    入された上記排砂を水中で攪拌する撹拌装置と、この分
    級槽の上部に設けられ上記排砂のうち相対的に密度の小
    さい粒子あるいは細かい粒子を排出する排出口と、上記
    分級槽の下部に接続され下方に伸びた分級管と、この分
    級管の下部に位置し上記分級槽から上記分級管を経て分
    級された上記大径粒子をためて回収する回収槽とを設け
    たことを特徴とするウォータージェット切断排砂の分級
    回収装置。
  2. 【請求項2】 上記回収槽には、水供給管が接続され、
    上記分級管を経て上記分級槽内に水が供給されることを
    特徴とする請求項1記載のウォータージェット切断排砂
    の分級回収装置。
  3. 【請求項3】 上記分級槽上部の上記排出口の高さを調
    節可能に設けたことを特徴とする請求項1または2記載
    のウォータージェット切断排砂の分級回収装置。
JP25965399A 1999-09-14 1999-09-14 ウォータージェット切断排砂の分級回収装置 Pending JP2001079443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25965399A JP2001079443A (ja) 1999-09-14 1999-09-14 ウォータージェット切断排砂の分級回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25965399A JP2001079443A (ja) 1999-09-14 1999-09-14 ウォータージェット切断排砂の分級回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001079443A true JP2001079443A (ja) 2001-03-27

Family

ID=17337050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25965399A Pending JP2001079443A (ja) 1999-09-14 1999-09-14 ウォータージェット切断排砂の分級回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001079443A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050455A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Disco Abrasive Syst Ltd 高圧液噴射式切断装置
JP2012071283A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Pan Pacific Copper Co Ltd 製錬ダストの分離装置、および、製錬ダストの分離方法
CN109605230A (zh) * 2019-01-09 2019-04-12 东莞吉川机械科技股份有限公司 一种喷砂机的喷砂供料机构
CN112548870A (zh) * 2020-11-10 2021-03-26 林元霞 一种基于物联网的钢材表面去氧化层的系统

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007050455A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Disco Abrasive Syst Ltd 高圧液噴射式切断装置
JP4700437B2 (ja) * 2005-08-15 2011-06-15 株式会社ディスコ 高圧液噴射式切断装置
JP2012071283A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Pan Pacific Copper Co Ltd 製錬ダストの分離装置、および、製錬ダストの分離方法
CN109605230A (zh) * 2019-01-09 2019-04-12 东莞吉川机械科技股份有限公司 一种喷砂机的喷砂供料机构
CN112548870A (zh) * 2020-11-10 2021-03-26 林元霞 一种基于物联网的钢材表面去氧化层的系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4070273A (en) Glass recovery
US20130140218A1 (en) Froth flotation and apparatus for same
GB2078138A (en) "Sink-float" separation of plastics from waste material
CN211097707U (zh) 细砂回收装置及混凝土废料回收处理系统
US4070274A (en) Coarse concentrated iron ore for catalytic purposes
JP3996686B2 (ja) ワイヤソー砥粒スラリーの再生方法及び装置
JP2001079443A (ja) ウォータージェット切断排砂の分級回収装置
US1656271A (en) Cleaning of coal
DE69505850D1 (de) Mineralien-trenner
US20220001391A1 (en) System and method for recovering desired materials using a ball mill or rod mill
GB975655A (en) Concentration apparatus and method
JPH11253838A (ja) シリコンウエハー製造工程における微粒混合液体の固液分離方法及び装置
JP2000288422A (ja) 混合プラスチックの分別方法と装置
JP2014046396A (ja) 回収方法および回収システム
JP2005095810A (ja) 混合粒体の分離方法
JP2000322960A (ja) 電線被覆廃材の湿式比重差分別装置
JP3118564B2 (ja) 低比重の親水性粒子と疎水性粒子とを分離するための装置
JP6618039B2 (ja) 除染土壌処理装置及び方法
CN201120310Y (zh) 重介质选矿生产线
CA1152238A (en) Cascade flotation process
CN211708046U (zh) 一种废砂粉尘回收系统
CN209718364U (zh) 一种回收塑料碎片标签分离装置
CN114178038B (zh) 破碎贫煤、贫瘦煤后除杂浮选制得喷吹煤的装置及方法
CN109078746B (zh) 精确高效矿浆脱泥设备
JP6608776B2 (ja) プラスチック混合破砕物の湿式選別装置