JP2001078803A - スリッパ、およびその製造方法 - Google Patents

スリッパ、およびその製造方法

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JP2001078803A
JP2001078803A JP25787499A JP25787499A JP2001078803A JP 2001078803 A JP2001078803 A JP 2001078803A JP 25787499 A JP25787499 A JP 25787499A JP 25787499 A JP25787499 A JP 25787499A JP 2001078803 A JP2001078803 A JP 2001078803A
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Japan
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sole
sheet
side band
band
slipper
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JP25787499A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yahagi
誠一 矢作
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YAHAGI SANGYO KK
Original Assignee
YAHAGI SANGYO KK
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 素材同士の縫合部分を内側に隠蔽状として美
観を高めた高品質なスリッパを、効率的に製造すること
を可能とする新規な構造からなるスリッパ、および新規
なスリッパの製造方法を提供する。 【解決手段】 ソール用シート部2の表底側21に、甲
部3と側帯部4とを所定位置に組み合わせ、それらと同
ソール用シート部2の外周縁との重なり部分において縫
合し、一体化すると共に、土踏まず辺りで当接状となる
甲部3と側帯部4との間も縫合、一体化した上、甲部3
および側帯部4共に反転し、甲部3は表装面31を表
に、また側帯部4は表装面41を外側にして、夫々ソー
ル用シート部2の裏底側22に位置するようにしてか
ら、やや大きめのインソール部5を、甲部3と側帯部4
とで囲まれたソール用シート部2裏底上22に接着剤を
介して強制嵌合、一体化してなるスリッパである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、主として屋内で使用される
スリッパ、およびその製造技術に関するものであって、
特に、縫い代部分を内側に隠蔽状として美観を高め、効
率的に製造可能とする新規な構造からなるスリッパ、お
よびその新規なスリッパの製造方法を提供しようとする
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近流行の北欧型の住宅等に代表される
ように、今では様々な建築様式の中から好みの家を自由
に選択し、建築することが可能となり、我が国でも多様
なライフスタイルへの変革が進んできており、伝統的な
畳敷の生活に留まらず、フローリング、コンクリート
造、大理石や擬石等の比較的硬質な素材を床材として使
用する建築物も増加し、このような生活様式の変化に伴
い、日常的にスリッパを使用する家庭も増え、多種多様
なデザインや素材のスリッパが求められるようになって
きている。
【0003】また、つい先頃までの目覚ましい経済発展
を続けている最中には、シーズン毎に低価格のものを購
入し、汚れれば捨ててしまって新たに購入するといった
使い捨て式の生活が、恰も豊かな生活であるかのような
錯覚に取り付かれ、外国製品の粗悪とも思えるスリッパ
で用を足してきた消費者も、最近のように経済が低迷を
続けるようになって、その意識もようやく正常化し始め
ると共に、自然環境保護に対する意識の高まりもあっ
て、その価格帯に対する意識は勿論のこと、デザインや
品質を重視し、愛着をもって長期間使用することができ
る充分な耐久性のあるスリッパを求めるようになってき
ている。
【0004】このような市場の要求に応えるべく、上質
の素材を採用し、縫い目を露呈させない良質のデザイン
を与え、耐久性に秀れるスリッパを製造しようとして、
例えば、図9の従前のスリッパの製造工程の斜視図、図
10の従前のスリッパの第一回目の反転作業を示す斜視
図、図11の従前のスリッパの第二回目の反転作業を示
す斜視図、および図12の従前のスリッパの完成状態の
斜視図に示されるように、始めに、複数枚の上質布地や
軟質のクッション材等を積層して形成した甲部3の表装
面31と、表底ソール用シート部21の表底面とを対面
するよう重ね合わせ、所定箇所に配置すると共に、裏底
ソール用シート部22の裏底面を表底ソール用シート部
21表底面との間に甲部3を挟み込むように重ね合わ
せ、また、裏底ソール用シート部22の甲部3を設けて
いない側の全面には軟質のクッション材5を重ね合わ
せ、図9中に示すように、裏底ソール用シート部22お
よびクッション材5の爪先部分所定範囲を除く、周縁の
二点鎖線で示される縫い代部分を縫合、一体化し、その
後図10中の矢印で示されるように、縫合していない爪
先部分から、甲部3が縫合された表底ソール用シート部
21と、クッション材5を縫合した裏底ソール用シート
部22とを夫々反転させる。
【0005】この第一回目の反転作業では、図11中に
示すスリッパ1のように、甲部3表装面31と表底ソー
ル用シート部21とが対面し、爪先の未縫合部分が前端
部に露出されたままの状態となり、次に、同図11中の
矢印に示されるように甲部3の表装面31および表底ソ
ール用シート部21を外側に向かうよう第二回目の反転
作業を行い、爪先側の未縫合開口部分を、甲部3と裏底
ソール用シート部33との間に隠蔽状となるようにし
て、図12に示すようにスリッパ1を完成させるものと
なっていた。
【0006】このようにして製造されたスリッパ1は、
縫い代および縫い目部分が表底ソール用シート部21と
裏底ソール用シート部22との間に挟み込まれて隠蔽状
となり、縫合部分が外観から見えない高品質なものとし
て市場に提供されるものとなるが、その製造工程中に、
二度に渡る反転作業を行わなければならず、その反転作
業の際には、爪先側に僅かな幅で形成された未縫合の開
口部分が利用され、甲部3やクッション材5等のある程
度の厚みを有する部材を、僅かな開口部に押し込み、強
引に反転させる作業となってしまうため、作業者の指先
に大きな負担を掛けてしまうと共に、作業工数を増大
し、不慣れな作業者であれば、うっかり製品を破損させ
てしまう虞れもあって、慎重且つ丁寧な手作業を怠るこ
とができないという理由から、特別な工具を利用する等
といった合理化も難しく、かなりの時間と労力とを費や
さざるを得ない作業となってしまう上、更に、困難な反
転作業を伴うため、硬質で肉厚なインソールを装着する
ことできず、ソール部分にボリューム感を持たせたデザ
インのスリッパの製造が極めて困難になるという難点が
あった。
【0007】この発明は、以上のような状況に鑑み、充
分な肉厚のインソールが採用可能となる上、縫い目の露
呈もなくすことができる秀れたデザインを有し、しかも
製造が容易となるスリッパを実現することはできないも
のかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長
期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してき
た結果、今回、遂に新規な構造のスリッパ、およびその
新規なスリッパの製造方法を実現化することに成功した
ものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する
実施例と共に、その構成を詳述することとする。
【0008】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明に包含されるス
リッパは、基本的に次のような構成から成り立ってい
る。即ち、ソール用シート部の表底側に、裏返し状態の
甲部と外側を裏地側とした側帯部とを所定位置に組み合
わせ、それらと同ソール用シート部の外周縁との重なり
部分において縫合または接着、あるいは両手段を併用し
て一体化すると共に、土踏まず辺りで当接状となる甲部
と側帯部との間も縫合、一体化した上、甲部および側帯
部共に反転し、甲部は表装面を表に、また側帯部は表装
面を外側にして、夫々ソール用シート部の裏底側に位置
するようにしてから、やや大きめのインソール部を、甲
部と側帯部とで囲まれたソール用シート部裏底上に接着
剤を介して強制嵌合、一体化してなる如く構成されたス
リッパである。
【0009】この基本的な構成のスリッパは、より具体
的な構成のものとして示すと、ソール用シート部の滑り
止め加工処理を施した表底側に、裏返し状態で厚み構造
とした甲部と外側を裏地側とした心材入り側帯部とを所
定位置に組み合わせ、それらと同ソール用シート部の外
周縁との重なり部分において縫合または接着、あるいは
両手段を併用して一体化すると共に、土踏まず辺りで当
接状となる甲部と側帯部との間も縫合、一体化した上、
甲部および側帯部共に反転し、甲部は表装面を表に、ま
た側帯部は表装面を外側にして、夫々ソール用シート部
の裏底側に位置するようにしてから、やや大きめのイン
ソール部を、甲部と側帯部とで囲まれたソール用シート
部裏底上に接着剤を介して強制嵌合、一体化してなる構
成を要旨とするスリッパということができる。
【0010】ソール用シート部は、スリッパのソール面
を形成する機能を果たすものであり、甲部、側帯部およ
びインソール部等の各部材を一体に結合すると共に、床
面との接触に耐えるに充分な強度を有する素材から形成
すべきであり、表底側を耐磨耗性素材シートとした二枚
以上の柔軟シートが積層され、予め足型に応じた輪郭部
分で縫合または接着、あるいは両手段を併用して一体化
してなるものに形成されたものとするのが望ましく、表
底側の少なくとも踵部分に、床面との摩擦を確保する合
成樹脂シートを縫合または接着、あるいは両手段を併用
して一体化するか、あるいは同表底側の全面に摩擦係数
の高い樹脂被膜を形成し、滑り止め加工処理を施すこと
も可能である。
【0011】甲部は、スリッパを足の爪先から甲の部分
に装着する機能を果たすものであり、ソール用シート部
所定箇所に一体となって、室内歩行に耐える充分な強度
をもって形成しなければならず、布、皮革または軟質合
成樹脂シート等の可橈性シートを積層して形成したもの
とするのが望ましく、装飾性や防水性等を高めた表装用
シート部、触感や通気性等を確保した裏面用シート部、
ならびに、こららのシート部間に挟み込まれる、可橈性
を有するシート状の合成樹脂材や硬質紙等からなる補強
材や、弾発性を有するシート状のスポンジや発泡ウレタ
ン等の緩衝材を設けたものとすることができる。
【0012】側帯部は、土踏まずから踵にかけた周側面
を装飾すると共に、同範囲に渡るインソール部周壁面部
分を充分な強度で保持する機能を果たすものであり、イ
ンソール部外周壁面部に接着剤を介して、強固に一体化
されたものとすべきであり、EVA(エチレン・ビニル
・アセテート)を含む高弾発性を有する合成樹脂や、ア
ラミド繊維、ポリエステル繊維等からなる合成繊維、あ
るいは合成皮革または天然皮革等からなる弾発性補強帯
を略全体に渡って積層、一体化するのが望ましく、ソー
ル用シート部の土踏まず辺りで、甲部に対して当接状と
なる同側帯部端部を、甲部左右下側後方に達するよう延
伸した上、その上側縁部を前傾状に裁断して、同甲部左
右下側後方に双方の当接部分を縫合または接着、あるい
は両手段を併用して一体化するよう構成することもでき
る。
【0013】
【関連する発明】上記したスリッパに関連して、この発
明にはそのスリッパの製造方法も包含しており、その構
成の要旨は、基本的に次のとおりのものである。即ち、
ソール用シート部の表底側で、土踏まず辺りから爪先寄
りの部分の上方を覆うようにした箇所には、表装面を当
該表底側に対向させた状態の甲部を組み合わせ、また同
土踏まず辺りから踵に掛けての外周縁に添うようにした
箇所には、表装面を内側にし、立ち上がり状となるよう
にした側帯部を組み合わせ、配置した上、それらと同ソ
ール用シート部の外周縁との重なり部分を縫い代あるい
は糊付け代として縫合または接着、あるいは両手段を併
用して一体化すると共に、土踏まず辺りで当接状となる
甲部と側帯部との間も縫合等で一体化してから、甲部お
よび側帯部共に反転させることにより、甲部は表装面を
露にした状態で、また側帯部は表装面を外側にし、立ち
上がり状となるようにして、夫々ソール用シート部の裏
底側に位置するようにした後、甲部および側帯部によっ
て囲まれたソール用シート部の裏底上には、やや大きめ
に形成した別体のインソール部を、接着剤を介して強制
嵌合し、インソール部の底面と側周面とを、ソール用シ
ート部裏底、および甲部の一部、側帯部に対して強固に
一体化してしまうことにより、ソール用シート部に対す
る甲部、側帯部の各縫い代あるいは糊付け代、および側
帯部の裏地側を隠蔽状に形成してしまうようにした構成
を要旨とするスリッパの製造方法である。
【0014】更に、この発明の基本的な構成からなるス
リッパの製造方法を、より具体的に示せば、以下のよう
な構成を要旨とするものであるということができる。ソ
ール用シート部の表底側で、土踏まず辺りから爪先寄り
の部分の上方を覆うようにした箇所には、表装面を当該
表底側に対向させた状態であって、爪先を含む甲部の略
全体を覆うフード型、あるいは、爪先を除く甲部を覆う
バンド型に形成された甲部を組み合わせ、また同土踏ま
ず辺りから踵に掛けての外周縁に添うようにした箇所に
は、表装面を内側にし、立ち上がり状となるようにした
側帯部を組み合わせ、配置した上、それらと同ソール用
シート部の外周縁との重なり部分を縫い代あるいは糊付
け代として縫合または接着、あるいは両手段を併用して
一体化すると共に、土踏まず辺りで当接状となる甲部と
側帯部との間も縫合等で一体化してから、甲部および側
帯部共に反転させることにより、甲部は表装面を露にし
た状態で、また側帯部は表装面を外側にし、立ち上がり
状となるようにして、夫々ソール用シート部の裏底側に
位置するようにした後、甲部および側帯部によって囲ま
れたソール用シート部の裏底上には、やや大きめに形成
した別体のインソール部を、接着剤を介して強制嵌合
し、インソール部の底面と側周面とを、ソール用シート
部裏底、および甲部の一部、側帯部、それらに対して強
固に一体化してしまうことにより、ソール用シート部に
対する甲部、側帯部の各縫い代あるいは糊付け代、およ
び側帯部の裏地側を隠蔽状に形成してしまうように構成
したスリッパの製造方法である。
【0015】このスリッパの製造方法にあって、バンド
型の甲部を設けるスリッパを製造する際には、ソール用
シート部の表底爪先側縁部に、予め折り返し用の縁部を
形成しておき、同折り返し用の縁部をソール用シート部
裏底側に折返し、接着剤を用いて重ね合わせ状に接合し
て爪先縁部を末端処理した上、インソール部底面爪先部
分で、当該重ね合わせ部分を隠蔽状としてしまうよう、
接着剤を介して一体化する如く作業を進めるのが望まし
い。
【0016】なお、この発明の製造方法における各構成
部材の一体化手段は、従前からの縫製、接着、あるいは
それらを併用する手段等あらゆる常套手段を、構成部材
の種類、構造等に応じて適宜選択的に採用すれば足りる
ことであって、厳密に縫製、接着、あるいはそれらを併
用する手段に限定するものでないことはいうまでもな
く、また同様に、各構成部材の素材の選択、組合せや型
取り手段、一体化を安定させる手段等も、スリッパ手段
として従前から採用され、あるいは今後新たに採用され
るであろう手段についても、必要に応じて適宜採用可能
になることは勿論である。以下、図面に示すこの発明を
代表する実施例と共に、その構造について詳述すること
とする。
【0017】
【実施例1】図1の甲部組合せ構造の斜視図、図2の甲
部製造工程の斜視図、図3の側帯部製造工程の斜視図、
図4スリッパの縫合工程の斜視図、図5のスリッパを反
転する工程の斜視図、図6のインソール部の装着工程の
斜視図、および図7の完成したスリッパの斜視図に示さ
れる事例は、甲部形状をフード型に形成したスリッパで
あって、この発明に包含される最も基本的な構成を備え
たスリッパの代表的な一実施例を示すものである。
【0018】当該スリッパ1は、ソール用シート部2上
に、フード型に形成した甲部3、側帯部4およびインソ
ール部5を設けものであり、ソール用シート部2は、表
底側21を布製の耐磨耗性素材シートから形成し、裏底
側22の全面にシート状のスポンジ素材を挟み込み、イ
ンソール部5の貼着に適する接着用シート素材を裏地と
して重ね合わせ、一体化した上、外周部分に所定幅の縫
い代部分を形成した足型状に応じた輪郭部分に沿って裁
断したものであり、複数枚の柔軟シートが積層されたも
のに形成され、表底側21の踵部分には天然皮革製、合
成皮革製、天然ゴムシートあるいは合成ゴムシート等の
摩擦係数が高く、耐摩耗性に秀れた滑り止め用シート2
3を縫合したものとなっている。
【0019】また、甲部3は、図1および図2中に示す
ように、予め甲部形状に裁断した装飾用の軟質布地から
なる甲部表装用シート部31、および触感の優しい布地
素材からなる甲部裏面用シート部32を、可橈性の合成
樹脂シートからなる補強材33と、シート状のスポンジ
または発泡ウレタン等からなる緩衝材34との間に挟み
込み、図1中の二点鎖線で示される縫い代部分を縫合し
て一体化した後に、図2中に矢印で示すように、甲部表
装用シート部31および甲部裏面用シート部32を外側
に配置するよう反転させ、縫い代部分を内側に配置され
る補強材33および緩衝材34の間に隠蔽状となるよう
にして、爪先から甲に渡る範囲をフード型に覆うよう形
成したものである。
【0020】側帯部4は、図3中に示すように、土踏ま
ずから踵に渡る外周縁部を形成する装飾用布材から形成
され、裏地側42に接着剤を用いて、EVA(エチレン
・ビニル・アセテート)からなる弾発性補強帯43を貼
着したものであり、ソール用シート部2に対応する縁部
には、縫着用の縫い代部を形成し、上端縁部が弾発性補
強帯43の上端縁部を包み込むように折り返され、接着
剤を介して重ね合わせ状に接合する一方、左右端部を土
踏まず前方まで延伸して、その上側縁部を前傾状に裁断
し、同前傾状に裁断した縁部に沿って、甲部3の左右後
方に連結する縫い代部を形成したものとする。
【0021】図6中に示されるインソール部5は、外周
部の縫い代部を除くソール用シート部2の足型形状より
もやや大きめに形成された天然皮革、硬質合成樹脂、コ
ルク、発泡ウレタン、硬質紙等の硬質素材からなる補強
材、および、同補強材の上面に渡り、スポンジや軟質合
成樹脂または肉厚状の綿等からなる緩衝材を貼着し、爪
先部分を薄めに、踵部分を肉厚状とするように形成し、
その上部に装飾性を有するデザインが施され、柔らかな
触感を有すると共に、充分な耐久性を有する布地からな
る表装用シート部51を添設し、同外周縁部を補強材の
裏面側に折り込むようにして包み込み、貼着、一体化し
たものとなっている。
【0022】このように形成された各部品は、図4中に
示されるように、ソール用シート部2表底側21の、土
踏まず辺りから爪先寄りの部分に、甲部3の表装面31
側を向けて覆う状態に配置し、左右後方を除く甲部3周
縁部に形成した互いの縫い代部を重ね合わせ状態に縫合
する一方、ソール用シート部2表底側21の土踏まずか
ら踵に渡る周縁部の縫い代部に、側帯部4下縁部の縫い
代部を重ね合わせた状態に縫合した上、同側帯部4左右
前端側の前傾状に裁断された縫い代部分に甲部3左右後
方の縫い代部分を縫合し、図5に示されるように各部縫
い代部分を外側に向けた状態に縫合、一体化したものと
する。
【0023】次に、図5中の矢印に示されるように、甲
部3および側帯部4を反転させ、図6中に示すように、
甲部3表装面31を外側に向けると共に、側帯部4の表
地側41を外側に向け、同甲部3および側帯部4の夫々
を、ソール用シート部2の裏底側22に位置するように
した後、インソール部5裏底面および外周壁面に接着剤
を塗布するか、ソール用シート部2裏底側22および側
帯部4の裏地側4243の各部に接着剤を塗布し、ある
いはインソール部5裏底面の土踏まずから爪先部分の範
囲に接着材を塗布する一方、ソール用シート部2裏底側
22の土踏まずから踵部分の範囲および側帯部4の裏地
側42,43に接着剤を塗布した上、インソール部5を
爪先から甲部3裏面32とソール用シート部2裏底側2
2との間に挿入し、同インソール部5の踵部分を側帯部
4裏地側42,43内に強制的に嵌合し、インソール部
5の裏面側をソール用シート部2の裏底面22に接合す
ると共に、インソール部5踵側外周部を側帯部4裏地側
42,43に接着、一体化して図7中に示すようなスリ
ッパ1を形成したものである。
【0024】
【実施例2】図8のサンダル型に形成したスリッパの斜
視図に示す事例は、この発明のスリッパに包含される他
の実施例を示すものであり、バンド型の甲部3を設け、
足の爪先が露出状となるサンダル型のスリッパに構成し
たものの代表的な事例である。当該スリッパ1は、ソー
ル用シート部2の甲部3から前方に露出する爪先部分に
予め形成されている折り返し部分を、裏底側に折り畳み
状に返して接着剤を用いて重ね合わせ状に貼着するよう
にして周縁部の末端処理を施し、またバンド型の甲部3
は、外周縁部に縫い代部を形成したバンド型の輪郭に裁
断された甲部表装用シート部および甲部裏面用シート部
の表装面および裏面を互いに重ね合わせ状とし、その外
側面に、図示しないシート状の補強材や緩衝材等を重
ね、爪先側縁部および土踏まず後側縁部夫々の縫い代部
分を縫合して筒状とした後、同筒形状を反転させ、甲部
表装用シート部31および甲部裏面用シート部32の表
装面および裏面を外側に、補強材や緩衝材等を内側に位
置させて形成したものとした上、甲部3表装面31をソ
ール用シート部2表底側21の対応する箇所に配置し、
左右の縫い代部を重ね合わせ状に縫合する。
【0025】一方、ソール用シート部2表底側の土踏ま
ずから踵に渡る外周側縫い代部に、側帯部4の対応する
縫い代部分を縫合し、甲部3の左右後方部と、側帯部4
左右端上縁の前傾状に裁断された縫い代部分とを縫合し
て一体化し、ソール用シート部2表底側、および甲部3
表装面31を外側に向け、側帯部4表地側41を外側に
向けてソール用シート部2裏底側上に立設状に配置する
よう反転し、接着剤を介して、ソール用シート部2裏面
側と側帯部4裏地側とに、ソール用シート部2の足型形
状よりもやや大きめに形成したインソール部5の対応す
る裏底面および周壁面を強制嵌合して、接着、一体化し
てなるものである。
【0026】
【作用】以上のとおりの構成からなるこの発明のスリッ
パ、およびその製造方法は、予め縫い代部分を甲部表装
用シート部31と甲部裏面用シート部32との間に配置
するよう反転させた後、同甲部3表装面31とソール用
シート部2表底側21とを接し合わせるよう配置させ、
その外周縁に形成された縫い代部分同士を、縫合し、ま
た、側帯部4の表地側41およびソール用シート部2表
底側21の互いに対応する部分を重ね合わせ、縫合して
一体化した上、甲部3表装面31ならびに側帯部4表地
側41を外側に向けるよう反転すると、各部縫い代の縫
合部分がソール用シート部2裏底側22上側に配置さ
れ、ソール用シート部2の足型形状よりもやや大きめの
インソール部5を強制的に嵌合、装着すると、スリッパ
1全体に皺を発生しない状態に張りをもたせて、形状を
整えると共に、各縫合部分が内部に隠蔽状となり、外か
らは確認されなくなるものである。
【0027】ソール用シート部2を製造する段階におい
て、その表底側21に滑り止め用シート23を予め縫合
しておけば、同滑り止め用シート23の表底側21への
取着強度を充分に確保することが可能となり、後から接
着剤を用いて取着する構造に比較し、接着剤のはみ出し
やズレ動き等の弊害を防止するものとなり、美観を向上
する上でも役立つことになる。
【0028】側帯部4の裏地側42には、土踏まず前方
から踵に渡る範囲にEVA製の弾発性補強帯43が添設
されており、甲部3後方に位置するインソール部5部分
を充分な強度で保持すると共に、インソール部5踵側部
分の形崩れや脱落を阻止するものとなり、当該弾発性補
強帯43を含む側帯部4の左右前端上縁側を前傾状に裁
断して甲部3の左右方向縁部に縫合するように構成し、
弾発性補強帯43を踵から土踏まず前方までの範囲を囲
むように延伸した構造とすれば、スリッパ1を長期に渡
り使用した際に、同弾発性補強帯43が充分な耐久性を
確保するものとなる。
【0029】
【効果】以上のとおり、この発明のスリッパによれば、
ソール部や甲部等の縫い代部分が内部に隠蔽状となり、
外観を向上することができる上、インソール部の肉厚や
硬さを、必要にして充分な程度に確保することが可能な
ものであり、材質、素材および色柄等を吟味して製造す
れば、上質のスリッパとして提供できるものとなり、ま
た、インソール部の土踏まずから踵に掛けた周壁面部分
に、弾発性補強帯を添設した側帯部を設けていることか
ら、早期における破損を確実に防止して長期に渡る使用
にも充分に耐え得るものとなり、シーズン毎に使い捨て
をしてしまって資源の無駄使いをすることになったり、
廃棄処分による自然環境に悪影響を及ぼすといった不都
合の解消にも繋がるという秀れた特徴を発揮することが
できるものとなる。
【0030】また、この発明のスリッパの製造方法によ
れば、従前までの製造方法であれが、外側に縫い目の露
出しない構造のスリッパを製造するに際し、爪先部分の
狭い範囲に形成された未縫合部分から、スリッパ全体を
反転する第一回目の反転作業に続き、甲部およびソール
用シート部の表裏を入れ替える第二回目の反転操作を行
う必要があり、作業者に大きな負担を強いるものとなっ
ていたのに対し、甲部およびソール用シート部を反転す
る一回だけの簡単な反転作業で済み、作業効率を大幅に
高めることができる上、縫い目を内側に隠蔽状として外
観を向上することが可能であり、更に、ソール用シート
部の足型形状よりもやや大きめのインソール部を強制的
に嵌合、取着することにより、強固な一体構造を確保す
ることができると共に、ソールとしての充分肉厚と強度
とを持つものとして製造可能となり、多くの消費者が望
むような、上質で耐久性に秀れ、愛着をもって長期に渡
る利用を可能にする秀れたスリッパの製造が簡便に実現
できるようになるという秀れた効果が得られるものであ
る。
【0031】特に、実施例に説明した甲部3をフード型
形状としたスリッパは勿論のこと、殆ど同様の製造工程
を辿ることにより、バンド型の甲部3を有するサンダル
型のスリッパをも製造可能とするものであり、その基本
的な製造方法によって製品バリエーションの展開の幅を
広げ、多様なニーズに応えることが容易になる外、EV
A(エチレン・ビニル・アセテート)樹脂からなる弾発
性補強帯43を、左右前端上縁部を前傾状に裁断し、土
踏まず前方から踵に渡る範囲に設けられる側帯部4に添
設したことにより、耐久強度を一段と向上することが可
能となる上、繰り返し荷重を受けて頻繁に変形するイン
ソール部5の形崩れを阻止して不用意な破損を防止する
ことができ、長期に渡って良好な触感を維持し続けるス
リッパの提供を可能にするという極めて実用的な効果が
得られるものになる。
【0032】叙述の如く、この発明のスリッパ、および
その製造方法は、その新規な構成によって所期の目的を
遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易であ
って、従前からの、縫い目を露出させないスリッパに比
較しても、遥かに経済的なものとすることができる上、
作業効率自体も大幅に高めることができることから、費
用の削減と製造工数の短縮とを確実に達成可能にするも
のであり、価格競争が激化し、益々高品質且つ耐久性に
秀れるスリッパの製造が求められる縫製業界において高
い評価が得られると同時に、消費者からは、その価格
帯、外観、着用性等の点で夫々好評を博すことになり、
広範に渡って利用、普及していくものと予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明のスリッパ、およびその製造方法の技
術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すも
のである。
【図1】フード型甲部の各部品を重ね合わせる状態を示
す斜視図である。
【図2】フード型甲部を製造する状態を示す斜視図であ
る。
【図3】側帯部に弾発性補強帯を装着する作業を示す斜
視図である。
【図4】甲部および側帯部をソール部分に装着する状態
を示す斜視図である。
【図5】スリッパの反転作業を示す斜視図である。
【図6】インソール部の装着状態を示す斜視図である。
【図7】フード型の甲部を有するスリッパを示す斜視図
である。
【図8】バンド型の甲部を有するスリッパを示す斜視図
である。
【図9】従前までのスリッパの縫合工程を示す斜視図で
ある。
【図10】図9のスリッパの第一回目の反転作業を示す
斜視図である。
【図11】図10のスリッパの第二回目の反転作業を示
す斜視図である。
【図12】従来構造のスッパを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スリッパ 2 ソール用シート部 21 同 表底側 22 同 裏底側 23 同 滑り止め用シート 3 甲部 31 同 甲部表装用シート部 32 同 甲部裏面用シート部 33 同 補強材 34 同 緩衝材 4 側帯部 41 同 表地側 42 同 裏地側 43 同 弾発性補強帯(EVA) 5 インソール部 51 同 表装用シート部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソール用シート部の表底側に、裏返し状
    態の甲部と外側を裏地側とした側帯部とを所定位置に組
    み合わせ、それらと同ソール用シート部の外周縁との重
    なり部分において縫合または接着、あるいは両手段を併
    用して一体化すると共に、土踏まず辺りで当接状となる
    甲部と側帯部との間も縫合、一体化した上、甲部および
    側帯部共に反転し、甲部は表装面を表に、また側帯部は
    表装面を外側にして、夫々ソール用シート部の裏底側に
    位置するようにしてから、やや大きめのインソール部
    を、甲部と側帯部とで囲まれたソール用シート部裏底上
    に接着剤を介して強制嵌合、一体化してなることを特徴
    とするスリッパ。
  2. 【請求項2】 ソール用シート部の滑り止め加工処理を
    施した表底側に、裏返し状態で厚み構造とした甲部と外
    側を裏地側とした心材入り側帯部とを所定位置に組み合
    わせ、それらと同ソール用シート部の外周縁との重なり
    部分において縫合または接着、あるいは両手段を併用し
    て一体化すると共に、土踏まず辺りで当接状となる甲部
    と側帯部との間も縫合、一体化した上、甲部および側帯
    部共に反転し、甲部は表装面を表に、また側帯部は表装
    面を外側にして、夫々ソール用シート部の裏底側に位置
    するようにしてから、やや大きめのインソール部を、甲
    部と側帯部とで囲まれたソール用シート部裏底上に接着
    剤を介して強制嵌合、一体化してなることを特徴とする
    スリッパ。
  3. 【請求項3】 ソール用シート部は、少なくとも表底側
    を耐磨耗性素材シートとした二枚以上の柔軟シートが積
    層され、予め足型に応じた輪郭部分で縫合または接着、
    あるいは両手段を併用して一体化してなるものに形成さ
    れた、請求項1または2何れか記載のスリッパ。
  4. 【請求項4】 甲部は、複数枚の布等可撓性シート体が
    積層されてなるものとした、請求項1ないし3何れか記
    載のスリッパ。
  5. 【請求項5】 側帯部には、弾発性補強帯が積層、一体
    化されてなるものとした、請求項1ないし4何れか記載
    のスリッパ。
  6. 【請求項6】 側帯部には、弾発性補強帯が積層、一体
    化されてなるものとし、ソール用シート部の土踏まず辺
    りで、甲部に対して当接状となる同側帯部端部を、甲部
    左右下側後方に連結するよう延伸した上、その上側縁部
    を前傾状に裁断して、双方の当接部分を縫合または接
    着、あるいは両手段を併用して一体化することにより、
    当該弾発性補強帯を、土踏まず前方まで延伸し、甲部の
    左右後方に連結するよう構成した、請求項1ないし5何
    れか記載のスリッパ。
  7. 【請求項7】 側帯部の弾発性補強帯に、EVA(エチ
    レン・ビニル・アセテート)樹脂を使用してなる、請求
    項5または6何れか記載のスリッパ。
  8. 【請求項8】 ソール用シート部の表底側で、土踏まず
    辺りから爪先寄りの部分の上方を覆うようにした箇所に
    は、表装面を当該表底側に対向させた状態の甲部を組み
    合わせ、また同土踏まず辺りから踵に掛けての外周縁に
    添うようにした箇所には、表装面を内側にし、立ち上が
    り状となるようにした側帯部を組み合わせ、配置した
    上、それらと同ソール用シート部の外周縁との重なり部
    分を縫い代あるいは糊付け代として縫合または接着、あ
    るいは両手段を併用して一体化すると共に、土踏まず辺
    りで当接状となる甲部と側帯部との間も縫合等で一体化
    してから、甲部および側帯部共に反転させることによ
    り、甲部は表装面を露にした状態で、また側帯部は表装
    面を外側にし、立ち上がり状となるようにして、夫々ソ
    ール用シート部の裏底側に位置するようにした後、甲部
    および側帯部によって囲まれたソール用シート部の裏底
    上には、やや大きめに形成した別体のインソール部を、
    接着剤を介して強制嵌合し、インソール部の底面と側周
    面とを、ソール用シート部裏底、および甲部の一部、側
    帯部に対して強固に一体化してしまうことにより、ソー
    ル用シート部に対する甲部、側帯部の各縫い代あるいは
    糊付け代、および側帯部の裏地側を隠蔽状に形成してし
    まうようにしたことを特徴とする、請求項1ないし7何
    れか記載のスリッパの製造方法。
  9. 【請求項9】 ソール用シート部の表底側で、土踏まず
    辺りから爪先寄りの部分の上方を覆うようにした箇所に
    は、表装面を当該表底側に対向させた状態であって、爪
    先を含む甲部の略全体を覆うフード型、あるいは、爪先
    を除く甲部を覆うバンド型に形成された甲部を組み合わ
    せ、また同土踏まず辺りから踵に掛けての外周縁に添う
    ようにした箇所には、表装面を内側にし、立ち上がり状
    となるようにした側帯部を組み合わせ、配置した上、そ
    れらと同ソール用シート部の外周縁との重なり部分を縫
    い代あるいは糊付け代として縫合または接着、あるいは
    両手段を併用して一体化すると共に、土踏まず辺りで当
    接状となる甲部と側帯部との間も縫合等で一体化してか
    ら、甲部および側帯部共に反転させることにより、甲部
    は表装面を露にした状態で、また側帯部は表装面を外側
    にし、立ち上がり状となるようにして、夫々ソール用シ
    ート部の裏底側に位置するようにした後、甲部および側
    帯部によって囲まれたソール用シート部の裏底上には、
    やや大きめに形成した別体のインソール部を、接着剤を
    介して強制嵌合し、インソール部の底面と側周面とを、
    ソール用シート部裏底、および甲部の一部、側帯部、そ
    れらに対して強固に一体化してしまうことにより、ソー
    ル用シート部に対する甲部、側帯部の各縫い代あるいは
    糊付け代、および側帯部の裏地側を隠蔽状に形成してし
    まうようにしたことを特徴とする、請求項1ないし7何
    れか記載のスリッパの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043528A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Etoile Co Ltd スリッパ及びその製造方法
JP2014200508A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 徳武産業株式会社 靴の製造技術を応用したスリッパまたはサンダル

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