JP2001078742A - 喫煙用物品若しくはその部品の自転駆動機構 - Google Patents

喫煙用物品若しくはその部品の自転駆動機構

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JP2001078742A JP25902399A JP25902399A JP2001078742A JP 2001078742 A JP2001078742 A JP 2001078742A JP 25902399 A JP25902399 A JP 25902399A JP 25902399 A JP25902399 A JP 25902399A JP 2001078742 A JP2001078742 A JP 2001078742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】喫煙用物品等の自転駆動機構において、被処理
体が自転するための案内面の長さを調整可能とする。 【解決手段】自転駆動機構32はチェッキングドラム3
4とこれに対向して配設されたキッカローラ36とを有
する。ドラム34及びローラ36は共に反時計方向に回
転され、それ等の外周面62、72の協働によりたばこ
Tを順次検査位置IPに係留した状態で自転させる。ド
ラム34の外周面62には、多数の第1及び第2溝6
4、66が形成され、第1及び第2溝64、66間に案
内面68が規定される。第1及び第2溝64、66は互
いに別体として第1及び第2部品63、65の一部とし
て夫々形成される。第2溝66の位置を変更した異なる
種類の第2部品65mを、元の第2部品65に代えてチ
ェッキングドラム34に装着することにより案内面68
の長さを調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形状の喫煙用
物品若しくはその部品からなる複数の被処理体を順次主
処理部において自転させるための自転駆動機構に関す
る。この自転駆動機構は、たばこ等の喫煙用物品にチッ
プペーパを巻付けるための巻付け装置や、喫煙用物品の
完成品或いは半完成品を検査するための外観検査装置に
おいて、被処理体を自転させるために使用される。
【0002】
【従来の技術】例えば、たばこロッドやフィルタ等の喫
煙用物品若しくはその部品の外観検査を行う際や、たば
こロッドとフィルタとをチップペーパを巻付けて一体化
する際、被処理体を自転させながらこれ等の処理が行わ
れる。被処理体を自転させるための代表的な機構は、外
周面上に搬入溝及び搬出溝の2種類の溝が多数本形成さ
れた回転ドラムを利用するものである。
【0003】図6はたばこ等の外観検査装置に使用され
る自転駆動機構132(例えば特願平11−96560
に開示)を示す側面図である。この自転駆動機構132
はドラム134とこれに対向して配設されたローラ13
6とを有する。ドラム134及びローラ136は共に反
時計方向に回転され、それ等の外周面162、172の
協働によりたばこTを順次検査位置IPに係留した状態
で自転させる。
【0004】ドラム134の外周面162には、ドラム
134の回転軸に沿って延在する多数の搬入溝164と
多数の搬出溝166とが形成される。搬入及び搬出溝1
64、166の溝ペアの夫々の間には多数の案内面16
8が規定される。一方、ローラ136の外周面172に
は、たばこTの外周面に接触してたばこTを駆動する3
つの凸部174と、たばこTが搬出溝166に着座する
のに対応して、たばこTを凸部174から解放させるた
めの3つの凹部176とが形成される。即ち、ドラム1
34及びローラ136の回転速度は、案内面168と凸
部174との周速度が同一となるように設定される。
【0005】ドラム134の搬入溝164と、これと背
中合わせに配置された隣のペアの搬出溝166とは、ド
ラム134に着脱可能に取付けられた共通部品165の
一部として夫々形成される。この構成により、ドラム1
34の製造及び組立てが容易となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の自転駆動機
構では、しかし、搬入及び搬出溝164、166間の案
内面168の長さが固定されたものとなる。従って、た
ばこT、即ち被処理体の径が異なってくると、案内面1
68上における被処理体の自転量も異なってしまう。別
の視点からいえば、同じ径の被処理体に対しては、その
自転量を処理の態様に応じて任意に設定することができ
ない。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点に基づ
いてなされたものであり、円筒形状の喫煙用物品若しく
はその部品からなる複数の被処理体を順次主処理部にお
いて自転させるための自転駆動機構において、搬入及び
搬出溝間に規定される被処理体が自転するための案内面
の長さを調整可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点は、
円筒形状の喫煙用物品若しくはその部品からなる複数の
被処理体を順次主処理部において自転させるための自転
駆動機構であって、前記被処理体を前記主処理部に順次
搬入及び搬出するための外周面を有すると共に第1方向
に回転されるドラムと、ここで、前記ドラムの前記外周
面には、前記被処理体を前記主処理部に順次搬入するた
め、前記ドラムの回転軸に沿って延在する複数の第1溝
と、前記被処理体を前記主処理部から順次搬出するた
め、前記ドラムの回転軸に沿って延在する複数の第2溝
と、前記第1及び第2溝の溝ペアの夫々の間に配設され
た複数の案内面と、が形成されることと、前記主処理部
において前記被処理体が前記ドラムの前記第1溝から前
記第2溝へ移動しながら自転するように、前記被処理体
に接触すると共に前記ドラムの前記案内面と協働して前
記被処理体を駆動するための対向面を有する対向部材
と、を具備し、前記第1及び第2溝は互いに別体として
構成された第1及び第2部品の一部として夫々形成さ
れ、前記第1及び第2部品の一方の部品は、前記ドラム
に対して着脱可能であり、前記一方の部品の前記ドラム
上における位置若しくは種類を変更することにより、前
記第1及び第2溝間の前記案内面の長さが調整可能であ
ることを特徴とする。
【0009】本発明の第2の視点は、第1の視点の自転
駆動機構において、前記一方の部品は、前記第2溝を有
する前記第2部品であることを特徴とする。
【0010】本発明の第3の視点は、第1または2の視
点の自転駆動機構において、前記対向部材は、前記被処
理体が前記主処理部に係留された状態で自転するよう
に、前記ドラムと実質的に同じ周速度で前記第1方向に
回転されるローラからなることを特徴とする。
【0011】本発明の第4の視点は、第3の視点の自転
駆動機構において、前記ローラの外周面には、前記対向
面として機能する凸部と、前記被処理体が前記第2溝に
着座するのに対応して、前記被処理体を前記凸部から解
放させるための凹部とが、その円周方向に沿って交互に
形成されることを特徴とする。
【0012】本発明の第5の視点は、第4の視点の自転
駆動機構において、前記ローラの前記凸部から解放され
た直後の前記被処理体の自走自転を停止させるため、前
記主処理部において前記ドラムと対向するように配設さ
れた前記ローラとは別体のブレーキ部材を更に具備す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て、略同一の機能及び構成を有する構成要素について
は、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行
う。
【0014】図1は本発明の実施の形態に係る自転駆動
機構32を有するたばこ等の外観検査装置10の全体を
示す概略側面図である。装置10のケーシング11の一
側端には、多数のたばこTをプールするためのホッパ1
4が配設される。ホッパ14の入口には、ベルトコンベ
ア12が接続され、これによりたばこTが外部から搬入
される。ホッパ14の出口には、図中矢印で示すよう
に、反時計方向に回転するホッパドラム22が配設され
る。
【0015】ホッパドラム22の外周面上には、細かい
ピッチで多数のたばこ支持溝22aが回転軸方向に延び
るように形成される。ホッパ14内において、たばこT
は、アジテータローラ16により、ホッパドラム22の
外周面に向かって掻き落とされる。更に、たばこTは、
ホッパ14から搬出される際、リフューザローラ18に
より、ホッパドラム22の溝22a内に1本ずつ着座す
るように整理される。ホッパドラム22に対向してガイ
ド23が配設され、たばこTはホッパドラム22とガイ
ド23との間で反時計方向に案内され、トランスファー
ドラム24に引継がれる。
【0016】トランスファードラム24の外周面上に
は、細かいピッチで多数のたばこ支持溝24aが回転軸
方向に延びるように形成される。トランスファードラム
24に対向してガイド25が配設され、たばこTはトラ
ンスファードラム24とガイド25との間で時計方向に
案内され、第1及び第2ローリングドラム26、28に
引継がれる。
【0017】第1及び第2ローリングドラム26、28
は、トランスファードラム24上に細かいピッチで支持
されたたばこTを、後述するチェッキングドラム34上
の広いピッチに適合させるように、たばこTの支持ピッ
チを順に調整するために使用される。
【0018】第1ローリングドラム26の外周面上に
は、トランスファードラム24より幾分広いピッチで多
数のたばこ支持溝26aが回転軸方向に延びるように形
成される。第1ローリングドラム26に対向してガイド
27が配設され、たばこTは第1ローリングドラム26
とガイド27との間で反時計方向に案内され、第2ロー
リングドラム28に引継がれる。
【0019】第2ローリングドラム28の外周面上に
は、更に広いピッチで多数のたばこ支持溝28aが回転
軸方向に延びるように形成される。各溝28aは第2ロ
ーリングドラム28内に配設されたサクション機構に接
続され、たばこTはサクション機構により溝28a上に
吸着された状態で時計方向に案内され、チェッキングド
ラム34に引継がれる。
【0020】チェッキングドラム34及びこれに対向し
て配設されたキッカローラ36は、たばこTを検査位置
(主処理部)IPに順次搬入すると共に該検査位置IP
においてたばこTを自転させるための自転駆動機構32
を構成する。自転駆動機構32の上方には、たばこTの
外周面を撮像するための撮像部材即ちカメラ52が配設
される。カメラ52は、撮像信号に基づいてたばこTの
良否を判定するための制御部54に接続される。検査位
置IPにおける撮像終了後のたばこTは、チェッキング
ドラム34からエジェクタドラム42に引継がれる。
【0021】エジェクタドラム42は、不良と判定され
たたばこTを排出するために使用される。エジェクタド
ラム42の外周面上には、広いピッチで多数のたばこ支
持溝42aが回転軸方向に延びるように形成される。各
溝42aはエジェクタドラム42内に配設されたサクシ
ョン機構に接続され、たばこTはサクション機構により
溝42a上に吸着された状態で時計方向に案内される。
また、エジェクタドラム42に対向してガイド43が配
設される。エジェクタドラム42のサクション機構は、
ガイド43と協働して、溝42a上のたばこTを個々に
独立して排除することができるように構成される。これ
により、エジェクタドラム42の回転中に不良品のたば
こTが排出され、良品のたばこTのみがキャリアドラム
44に引継がれる。
【0022】キャリアドラム44の外周面上には、広い
ピッチで多数のたばこ支持溝44aが回転軸方向に延び
るように形成される。キャリアドラム44に対向してガ
イド45が配設され、たばこTはキャリアドラム44と
ガイド45との間で反時計方向に案内され、ベルトコン
ベア46を介して装置10外に搬出される。
【0023】ドラム24〜28の下方で、装置ケーシン
グ11内には、落下したたばこTを排出するためのベル
トコンベア38が配設される。また、ケーシング11の
上部には、始動、停止等の装置10の操作を行うための
操作盤48が配設される。
【0024】図2及び図3はたばこTの自転駆動機構3
2を示す側面図及び斜視図である。自転駆動機構32の
チェッキングドラム34は、図1において反時計方向に
回転され、その外周面62により、たばこTを検査位置
IPに対して順次搬入及び搬出する。具体的には、図2
及び図3図示の如く、チェッキングドラム34の外周面
62には、たばこTを検査位置IPに順次搬入するた
め、チェッキングドラム34の回転軸に沿って延在する
多数の第1溝64が形成される。また、チェッキングド
ラム34の外周面62には、たばこTを検査位置IPか
ら順次搬出するため、チェッキングドラム34の回転軸
に沿って延在する多数の第2溝66が形成される。第1
及び第2溝64、66の溝ペアの夫々の間には多数の案
内面68が規定される。第1及び第2溝64、66はチ
ェッキングドラム34内に配設されたサクション機構6
9に接続され、たばこTはサクション機構69により第
1及び第2溝64、66上に吸着された状態で回転方向
に案内される。なお、各第2溝66の側部には、自転終
了後のたばこTの係止を確実にするための突起67が配
設される。
【0025】自転駆動機構32のキッカローラ36は、
図1においてチェッキングドラム34と同じく反時計方
向に回転され、その外周面72により、チェッキングド
ラム34の外周面62と協働してたばこTを順次検査位
置IPに係留した状態で自転させる。具体的には、図2
及び図3図示の如く、キッカローラ36の外周面72に
は、検査位置IPに係留された状態でたばこTがチェッ
キングドラム34の第1溝64から第2溝66へ移動し
ながら案内面68上で自転するように、たばこTの外周
面に接触してたばこTを駆動する3つの凸部74が形成
される。即ち、チェッキングドラム34及びキッカロー
ラ36の回転速度は、案内面68と凸部74との周速度
が同一となるように設定される。また、キッカローラ3
6の外周面72には、たばこTが第2溝66に着座する
のに対応して、たばこTを凸部74から解放させるため
の3つの凹部76が形成される。凸部74及び凹部76
は、円周方向に沿って交互に形成される。なお、凹部7
6から凸部74に移行する3箇所の部分には、第1溝6
4からたばこTを掻き出すためのフィン77が配設され
る。
【0026】キッカローラ36の凸部74は、キッカロ
ーラ36の軸方向に沿って2つの部分74a、74bに
分割される。凸部74の2つの部分74a、74bの接
触表面は、摩擦係数の高い層75、例えば布により被覆
される。
【0027】キッカローラ36の凸部74から解放され
た直後のたばこTの自走自転を停止させるため、検査位
置IPにおいてチェッキングドラム34と対向するよう
に、キッカローラ36とは別体のブレーキ部材78が配
設される。ブレーキ部材78によりたばこTの自走自転
を防止することにより、検査後のたばこTを第2溝66
内に確実に着座させることが可能となる。
【0028】ブレーキ部材78は、凸部74の2つの部
分74a、74bの間に配置される。ブレーキ部材78
は金属板からなり、その表面は検査位置IPにあるたば
こTの外周面に常に接触する。しかし、ブレーキ部材7
8は、キッカローラ36の凸部74より低い圧力でたば
こTの周面に接し、しかもブレーキ部材78の接触表面
は平滑で、その摩擦係数は凸部74の層75の表面より
も低い。従って、ブレーキ部材78がたばこTの外周面
に常に接触していても、たばこTの自転動作を損ねるこ
とはない。
【0029】チェッキングドラム34の第1及び第2溝
64、66は互いに別体として構成された短い第1部品
63及び長手の第2部品65の一部として夫々形成され
る。第1及び第2部品63、65は、チェッキングドラ
ム34の外周面の装着部に着脱可能に装着され、チェッ
キングドラム34の両側の押え板35と係合することに
より、所定位置に固定される。
【0030】図4は第2溝66の位置を変更した異なる
種類の第2部品65mを、元の第2部品65に代えて、
チェッキングドラム34の対応する装着部に装着した状
態を示す側面図である。このようにして第2溝66の位
置を変更することにより、第1及び第2溝(搬入及び搬
出溝)64、66間の案内面68の長さを調整すること
ができる。従って、案内面68の長さによって決まる被
処理体の自転量を任意に設定することが可能となる。な
お、第1部品63を長手の部品とすれば、第1溝64の
位置を変更した異なる種類の第1部品を、元の第1部品
65に代えて使用することにより、第1及び第2溝6
4、66間の案内面68の長さを調整することができる
ようになる。
【0031】図5は本発明の他の実施の形態に係るチェ
ッキングドラム34を示す側面図である。この実施の形
態において、チェッキングドラム34の第1及び第2溝
64、66は互いに別体として構成された短い第1部品
82及び短い第2部品84の一部として夫々形成され
る。更に第1及び第2部品82、84間には溝が形成さ
れていない第3及び第4部品86、88が配設される。
第3及び第4部品86、88の幅は、第2部品84と同
一に設定される。第1乃至第4部品82〜88は、チェ
ッキングドラム34の外周面の装着部に着脱可能に装着
され、チェッキングドラム34の両側の押え板35と係
合することにより、所定位置に固定される。
【0032】この実施の形態においては、第2部品84
の位置を第3及び第4部品86、88の位置と任意に交
換することができる。従って、第1及び第2溝(搬入及
び搬出溝)64、66間の案内面68の長さを3種類に
調整することができる。
【0033】なお、上記実施の形態においては、チェッ
キングドラム34と協働して被処理体を自転させる対向
部材であるキッカローラ36は回転するが、本発明にお
いて対向部材が回転することは必須ではない。例えば、
たばこ等の喫煙用物品にチップペーパを巻付けるための
巻付け装置においては、対向部材は固定され、被処理体
はドラムの案内面と対向部材の対向面との間で、平行移
動しながら自転するように駆動され、この自転の間に被
処理体にチップペーパが巻付けられる。このような構成
の装置においても、図2及び図5図示の実施の形態のよ
うなドラムの構成を適用することにより、搬入及び搬出
溝間の案内面の長さを調整し、被処理体の自転量を設定
することが可能となる。
【0034】以上、本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、円筒形状の喫煙用物品
若しくはその部品からなる複数の被処理体を順次主処理
部において自転させるための自転駆動機構において、搬
入及び搬出溝間に規定される被処理体が自転するための
案内面の長さを調整可能とすることできる。従って、案
内面の長さによって決まる被処理体の自転量を任意に設
定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自転駆動機構を有す
るたばこ等の外観検査装置の全体を示す概略側面図。
【図2】図1図示の自転駆動機構を示す側面図。
【図3】図1図示の自転駆動機構を示す斜視図。
【図4】図1図示の自転駆動機構において、第2溝の位
置を変更した異なる種類の第2部品を、元の第2部品に
代えて、チェッキングドラムの対応する装着部に装着し
た状態を示す側面図。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るチェッキングド
ラムを示す側面図。
【図6】たばこ等の外観検査装置に使用される自転駆動
機構(例えば特願平11−96560に開示)を示す側
面図。
【符号の説明】
32…自転駆動機構 34…チェッキングドラム 35…押え板 36…キッカローラ 63、82…溝の形成された第1部品 64…第1溝 65、84…溝の形成された第2部品 66…第2溝 68…案内面 69…サクション機構 74…凸部 76…凹部 78…ブレーキ部材 86、88…溝が形成されていない第3及び第4部品 IP…検査位置(主処理部) T…たばこ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形状の喫煙用物品若しくはその部品か
    らなる複数の被処理体を順次主処理部において自転させ
    るための自転駆動機構であって、 前記被処理体を前記主処理部に順次搬入及び搬出するた
    めの外周面を有すると共に第1方向に回転されるドラム
    と、ここで、前記ドラムの前記外周面には、前記被処理
    体を前記主処理部に順次搬入するため、前記ドラムの回
    転軸に沿って延在する複数の第1溝と、前記被処理体を
    前記主処理部から順次搬出するため、前記ドラムの回転
    軸に沿って延在する複数の第2溝と、前記第1及び第2
    溝の溝ペアの夫々の間に配設された複数の案内面と、が
    形成されることと、 前記主処理部において前記被処理体が前記ドラムの前記
    第1溝から前記第2溝へ移動しながら自転するように、
    前記被処理体に接触すると共に前記ドラムの前記案内面
    と協働して前記被処理体を駆動するための対向面を有す
    る対向部材と、を具備し、前記第1及び第2溝は互いに
    別体として構成された第1及び第2部品の一部として夫
    々形成され、前記第1及び第2部品の一方の部品は、前
    記ドラムに対して着脱可能であり、前記一方の部品の前
    記ドラム上における位置若しくは種類を変更することに
    より、前記第1及び第2溝間の前記案内面の長さが調整
    可能であることを特徴とする喫煙用物品若しくはその部
    品の自転駆動機構。
  2. 【請求項2】前記一方の部品は、前記第2溝を有する前
    記第2部品であることを特徴とする請求項1に記載の喫
    煙用物品若しくはその部品の自転駆動機構。
  3. 【請求項3】前記対向部材は、前記被処理体が前記主処
    理部に係留された状態で自転するように、前記ドラムと
    実質的に同じ周速度で前記第1方向に回転されるローラ
    からなることを特徴とする請求項1または2に記載の喫
    煙用物品若しくはその部品の自転駆動機構。
  4. 【請求項4】前記ローラの外周面には、前記対向面とし
    て機能する凸部と、前記被処理体が前記第2溝に着座す
    るのに対応して、前記被処理体を前記凸部から解放させ
    るための凹部とが、その円周方向に沿って交互に形成さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の喫煙用物品若し
    くはその部品の自転駆動機構。
  5. 【請求項5】前記ローラの前記凸部から解放された直後
    の前記被処理体の自走自転を停止させるため、前記主処
    理部において前記ドラムと対向するように配設された前
    記ローラとは別体のブレーキ部材を更に具備することを
    特徴とする請求項4に記載の喫煙用物品若しくはその部
    品の自転駆動機構。
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