JP2001078730A - 海苔簀 - Google Patents

海苔簀

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JP2001078730A
JP2001078730A JP26382299A JP26382299A JP2001078730A JP 2001078730 A JP2001078730 A JP 2001078730A JP 26382299 A JP26382299 A JP 26382299A JP 26382299 A JP26382299 A JP 26382299A JP 2001078730 A JP2001078730 A JP 2001078730A
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JP
Japan
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laver
cage
rod
thermosetting resin
fiber
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JP26382299A
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English (en)
Inventor
Akio Ota
明夫 太田
Atsushi Fukuhara
淳 福原
Nobuyuki Tauchi
宣行 田内
Hitoshi Kubomoto
均 久保元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BENII TOYAMA KK
Ube Exsymo Co Ltd
Original Assignee
BENII TOYAMA KK
Ube Nitto Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海苔を乾燥する場合における海苔
の収縮に起因する不具合を生じることなく、繰り返して
使用することができる優れた耐久性を有する海苔簀を提
供すること。 【解決手段】 強化繊維及び熱硬化性樹脂を用い
て形成され、23℃及び60℃における曲げ剛性が共に
100〜300kg・mm2の範囲内である繊維強化熱
硬化性樹脂製簀棒と、合成樹脂製簀棒とを有することを
特徴とする海苔簀。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海苔簀に関し、更
に詳しくは、海苔を乾燥する場合における海苔の収縮に
起因する不具合を生じることなく、繰り返して使用する
ことができる、優れた耐久性を有する海苔簀に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、海苔の原藻を海苔簀
上に抄製し、これを乾燥することによって乾海苔等の海
苔を製造することができる。
【0003】前記乾海苔の製造方法として具体的には、
例えば、(A)海苔網から摘採した生海苔を適当な大き
さに細断した後、この細断した生海苔と真水とを調合し
て懸濁液を得、この懸濁液を海苔簀上に流して抄き、脱
水する抄製工程、(B)海苔を抄製した海苔簀を、例え
ば乾燥機内等に載置してこれを例えば温風等により乾燥
する乾燥工程、及び(C)乾いた海苔を海苔簀から引き
剥がす引き剥がし工程等による一連の乾海苔製造方法等
を挙げることができる。
【0004】前記乾海苔の製造方法、例えば、(A)抄
製工程、(B)乾燥工程、及び(C)引き剥がし工程に
よる一連の乾海苔製造方法等においては、特に、乾燥工
程に長時間を要するという問題があり、例えば、乾燥機
を24時間連続運転させること、乾燥機における海苔簀
の収容能力を増大させること、乾燥機内に載置した海苔
簀を巡回移動させて海苔の乾燥効率を向上させること、
全自動海苔製造装置等を採用して乾海苔を連続的に生産
すること等によって乾海苔の生産効率を向上させなけれ
ばならなかった。
【0005】前記乾燥機における海苔簀の収容能力を増
大させる方法としては、例えば、海苔簀の単位枚数当た
りの乾燥機内容量を低減する方法等を挙げることがで
き、具体的には例えば、乾燥機に多段数の引き出しを設
け、この引き出し内における縦方向の寸法をできる限り
小さく、例えば、数センチに形成し、この多段数の引き
出し内に海苔簀を載置する方法、乾燥機内に複数本のワ
イヤーを水平に張設し、この複数本のワイヤーを海苔簀
載置用ワイヤーとして、この上に海苔簀を載置し、この
海苔簀の上方に数センチの間隔で、同様に多数の他の海
苔簀載置用ワイヤーを張設し、多数の海苔簀を載置する
方法等があった。
【0006】前記海苔簀としては、例えば、(a)安価
であり、軽量なポリプロピレン(以下、「PP」と称す
ることがある。)を用いて形成されたポリプロピレン製
簀棒を編簀した海苔簀、(b)笹竹、竹ヒゴ、よし等の
天然素材を用いて形成された天然素材製簀棒を編簀した
海苔簀、(c)ポリプロピレン製簀棒と天然素材製簀棒
とを組み合わせて編簀した海苔簀等が採用されていた。
【0007】しかしながら、前記(a)ポリプロピレン
製簀棒を編簀した海苔簀においては、例えば、(ア)前
記乾燥工程において、海苔が海苔簀上で収縮すると、こ
の海苔の収縮力によって海苔簀が変形してしまうという
問題、(イ)海苔簀が変形してしまうと海苔簀上の海苔
に温風が当たらなくなってしまい、乾燥不良等を起こす
という問題、(ウ)前記引き剥がし工程において、変形
した状態の海苔簀から海苔を引き剥がす場合に、海苔を
速やかに引き剥がすことができず、海苔を破損してしま
うという問題、(エ)前記多段数の引き出し内に海苔簀
を載置した場合に、引き出し内で変形した海苔簀を取り
出せなくなるという問題、(オ)前記引き出し内で変形
した状態の海苔簀を取り出す場合に、海苔簀上の海苔が
破損してしまうという問題、(カ)前記海苔簀載置用ワ
イヤー上の所定の位置に載置した海苔簀が、海苔簀の変
形により、所定の位置から移動してしまうという問題、
(キ)前記所定の位置から移動してしまった海苔簀を取
り出す場合に、海苔簀上の海苔が破損してしまうという
問題、(ク)前記所定の位置から移動してしまった海苔
簀が、海苔簀載置用ワイヤーから落下して、他の海苔簀
上の海苔を破損してしまうという問題、及び、(ケ)全
自動海苔製造装置における乾燥機内で海苔簀の変形が起
こり、この海苔簀が所定の位置から移動してしまった場
合に、この装置が停止してしまい、海苔を効率よく製造
することができなくなるという問題等があり、前記
(b)天然素材製簀棒を編簀した海苔簀、及び(c)ポ
リプロピレン製簀棒と天然素材製簀棒とを組み合わせて
編簀した海苔簀においては、例えば、(コ)天然素材製
簀棒にカビが繁殖しやすいので不衛生であるという問
題、(サ)天然素材製簀棒における天然素材の繊維質が
海苔に混入してしまので不衛生であるという問題、
(シ)前記繊維質の混入によって、得られる乾海苔の商
品価値が下がるという問題、(ス)天然素材を用いて形
成されるが故に、天然素材製簀棒を採用した海苔簀にお
いてはその寸法等にバラツキを生じ易く、高品質の乾海
苔を製造することができないという問題、及び、(セ)
天然素材製簀棒が吸湿し易いことにより、前記乾燥工程
においてより多くの乾燥時間を要し、生産効率が低下す
るという問題等があった。
【0008】本発明は、従来からの諸問題を解決するこ
とを目的とする。
【0009】本発明の目的は、海苔を乾燥する場合にお
ける海苔の収縮に起因する不具合を生じることなく、繰
り返して使用することができる優れた耐久性を有する海
苔簀を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、衛生的であり、高品
質の海苔を効率よく、容易に製造することができる海苔
簀を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、強化繊維及び熱硬化性樹脂を用いて形
成され、23℃及び60℃における曲げ剛性が100〜
300kg/mm2の範囲内である繊維強化熱硬化性樹
脂製簀棒と、合成樹脂製簀棒とを有することを特徴とす
る海苔簀であり、前記課題を解決するための第2の手段
は、前記第1の手段における繊維強化熱硬化性樹脂製簀
棒が、強化繊維及び熱硬化性樹脂を用いて形成された芯
体とその芯体を被覆する被覆層とを有して成る、前記第
1の手段の海苔簀であり、前記課題を解決するための第
3の手段は、第2の手段における被覆層が熱可塑性樹脂
で形成されてなる、前記第2の手段の海苔簀であり、前
記課題を解決するための第4の手段は、前記第1〜3の
いずれかの手段における合成樹脂製簀棒の数に対する繊
維強化熱硬化性樹脂製簀棒の数の比率が、1/3〜1/
10である、前記第1〜3のいずれかの手段の海苔簀で
あり、前記課題を解決するための第5の手段は、前記第
1〜4のいずれかの手段における繊維強化熱硬化性樹脂
製簀棒が、JIS B0601に準じて示される中心線
平均粗さRaが0.2〜2μmの範囲内であり、かつ最
大粗さRmaxが3〜25μmの範囲内である、前記第
1〜4のいずれかの手段の海苔簀であり、前記課題を解
決するための第6の手段は、前記第1〜5のいずれかの
手段における繊維強化熱硬化性樹脂製簀棒は、その長手
方向に直交する断面における外周形状の真円度が大きく
とも7%である、前記第1〜5のいずれかの手段の海苔
簀である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の海苔簀は、強化繊維及び
熱硬化性樹脂を用いて形成された繊維強化熱硬化性樹脂
製簀棒(以下、「FRP製簀棒」と称することがあ
る。)と、合成樹脂製簀棒とを有する。
【0013】本発明におけるFRP製簀棒は、例えば、
繊維強化熱硬化性樹脂(以下、「FRP」と称すること
がある。)を用いて形成することができる。
【0014】前記FRPにおける強化繊維としては、例
えば、ガラス繊維(以下、「GF」と称することがあ
る。)、金属繊維、ロックウール等の無機繊維、アラミ
ド繊維、炭素繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維等
を挙げることができる。前記強化繊維としては、例え
ば、工業的に入手し易いこと等の利点から、ガラス繊維
を好適に採用することができる。
【0015】前記熱硬化性樹脂としては、例えば、不飽
和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等の不飽和ポ
リエステル系樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ユ
リア樹脂、メラミン樹脂、キシレン樹脂、アルキド樹
脂、フラン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ケイ素樹脂、ポリイミド樹脂、熱硬化性アクリ
ル樹脂等を挙げることができる。前記熱硬化性樹脂とし
ては、例えば、取り扱い性が容易であること、工業的に
入手し易いこと等の利点から、不飽和ポリエステル系樹
脂を好適に採用することができる。
【0016】前記強化繊維及び前記熱硬化性樹脂を用い
てFRP製簀棒を形成するに際しては、強化繊維と熱硬
化性樹脂との総量に対する強化繊維の配合量が30〜7
0体積%、特に50〜65体積%であるのが好ましい。
強化繊維の配合量が前記範囲内にあると、FRP製簀棒
の外径変動を小さくすることができると言う利点があ
る。
【0017】本発明における合成樹脂製簀棒としては、
例えば、熱可塑性樹脂を用いて形成された熱可塑性樹脂
製簀棒、強化繊維と熱可塑性樹脂とを用いて形成された
繊維強化熱可塑性樹脂製簀棒(以下、「FRTP製簀
棒」と称することがある。)、前記熱硬化性樹脂を用い
て形成された熱硬化性樹脂製簀棒、前記FRPを用いて
形成されたFRP製簀棒等を採用することができる。
【0018】前記熱可塑性樹脂としては、例えば、高密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチ
レン等のポリエチレン、ポリプロピレン、高剛性ポリプ
ロピレン、結晶性ポリプロピレン、塩素化ポリエチレ
ン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、
無水マレイン酸変性ポリプロピレン、不飽和カルボン酸
変性ポリオレフィン、不飽和カルボン酸誘導体変性ポリ
オレフィン等の酸変性ポリオレフィン、変性ポリオレフ
ィン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ
スチレン、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、AS樹脂、
ABS樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、熱可塑性ポ
リエステル樹脂、ポリカーボネート、ポリフェニレンオ
キシド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、
ポリアリルスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルイ
ミド、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリアミドイミド、ポリフェニレンスルフィド、
液晶性ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、アイオノマー等
を挙げることができる。
【0019】前記熱硬化性樹脂、及び、前記熱可塑性樹
脂としてはそれぞれ、例えば、ポリマーブレンド、ポリ
マーアロイ等を採用することができ、例えば、複数の前
記熱硬化性樹脂を併用すること、複数の前記熱可塑性樹
脂を併用すること、複数の前記熱硬化性樹脂及び複数の
前記熱可塑性樹脂を併用すること、前記熱硬化性樹脂に
前記熱可塑性樹脂を添加すること等ができる。
【0020】前記熱硬化性樹脂、及び、前記熱可塑性樹
脂にはそれぞれ、例えば、充填材、添加剤等を添加する
ことができる。
【0021】前記充填材としては、例えば、繊維状フィ
ラー、針状フィラー、板状フィラー、粒状フィラー等の
補強用充填材、無機フィラー等の無機質充填材、有機質
充填剤、アルミニウム繊維、スチール繊維、スチールワ
イヤー、銅線等の金属繊維充填材、熱伝導性繊維充填
材、導電繊維充填材等を挙げることができる。
【0022】前記添加剤としては、例えば、強化剤、酸
化防止剤、熱安定剤、光安定剤、放射線特性改善剤、紫
外線吸収剤、結晶核剤、硬化剤、加硫剤、耐摩耗性改良
剤、耐薬品性改良剤、防錆剤、相溶化剤、着色剤、抗菌
剤、抗カビ剤、滑剤、発泡剤、難燃剤、防炎剤、帯電防
止剤、防曇剤、界面活性剤、可塑剤、離型剤、成形加工
性改善剤、流動性改良剤、バリ防止剤、目ヤニ防止剤、
ドローダウン改良剤、他の合成樹脂等を挙げることがで
きる。
【0023】また、この発明においては、前記FRP製
簀棒の23℃及び60℃における曲げ剛性が共に100
〜300kg・mm2の範囲内である。
【0024】23℃及び60℃における曲げ剛性が前記
範囲より大きい、剛直な、変形性の低いFRP製簀棒を
使用した海苔簀では、海苔の乾燥工程において、乾燥に
伴い海苔が収縮しても、それに追従して海苔簀が実質的
に変形することがないので、乾燥工程中に海苔が海苔簀
から浮き上がって剥がれてしまったり、さらに海苔が破
れてしまうという不都合等が生じる。また、23℃及び
60℃における曲げ剛性が前記範囲より小さい海苔簀、
たとえば従来の繊維強化されていないPP製パイプを使
用した海苔簀では、乾燥工程における海苔の収縮に追従
して海苔簀が変形するが、海苔を剥がした後においても
その変形が残留したり、一旦変形が解消しても繰り返し
使用により変形が残留するようになるという不都合、又
は変形した海苔簀が乾燥機の引き出し内に挟まれること
により、海苔簀を乾燥機から取り出すことができなくな
るという不都合等が生じる。これに対し、23℃及び6
0℃における曲げ剛性が前記範囲内であるFRP製簀棒
を使用する本発明の海苔簀では、適度な柔軟性及び剛性
を有するので、乾燥工程中においては、海苔の収縮に対
応してある程度の変形が可能であり、海苔が海苔簀から
浮き上がって剥がれてしまったり、さらに海苔が破れて
しまうという不都合が生じることがなく、また乾燥終了
後に海苔を引き剥がした後においては、速やかに元の形
状に戻り、繰り返し使用しても長時間平面性を保つこと
ができ、海苔簀を乾燥機から取り出し不能となる不都合
等も生じることもないという利点がある。
【0025】なお、前記FRP製簀棒の23℃及び60
℃における曲げ剛性は、110〜220kg・mm2
範囲内であることが特に好ましい。
【0026】前記曲げ剛性は、以下のような3点曲げ試
験によって測定することができる。図2に、前記3点試
験法の概要を示す。試料となるFRP製簀棒の長手方向
に直交する任意の3断面におけるそれぞれの外径の最大
値及び最小値をダイヤルゲージで測り、前記最大値の平
均値(以下、長径という)、前記最小値の平均値(以
下、短径という)、及び前記最大値及び最小値のすべて
に対する平均値(以下、FRP径という)を求める。2
支点間の距離Lを(FRP径)×20mmとし、試料5
を2つの支点6上に載せ、試料5における、2支点間の
中間点に、加圧クサビ7を用いて5mm/minの速度
で集中荷重を加え、そのとき得られる荷重−たわみ曲線
における弾性限度内の直線部分から、(1)式より曲げ
弾性率が求められ、さらに(2)式より曲げ剛性が求め
られる。 (曲げ弾性率)=4PL3/3πd4δ〔kg/mm2〕 (1) (曲げ剛性)=PL3/48δ =(曲げ弾性率)×πd/64〔kg・mm2〕 (2) ここで、P:荷重〔kg〕 δ:荷重−たわみ曲線における弾性限度内の直線部分を
延長したときの、荷重Pにおけるたわみ量〔mm〕 d4:(短径)3×(長径)〔mm4〕 である。前記曲げ剛性を調整する手段としては、たとえ
ば、強化繊維の配合量を調整する、その他の充填材又は
添加剤を配合する等の手段を挙げることができる。
【0027】さらに、この発明においては、前記FRP
製簀棒のJIS B0601に準じて示される表面粗さ
の中心線平均値Raが0.2〜2μmの範囲内であり、
かつ最大高さRmaxが3〜25μmの範囲内であるこ
とが好ましい。
【0028】前記Ra及びRmaxが前記範囲内である
と、FRP製簀棒は海苔との適度の付着性を有するの
で、FRP製簀棒の付着性を向上させるために従来行っ
ていたような表面処理をする必要がなくなるという利点
がある。
【0029】前記Ra及びRmaxは、JIS B06
01に準じて測定することができ、たとえば、サーフコ
ム470A(東京精密(株)製)を用いて、測定長2.
4mm、トレーススピード0.3mm/s、カットオフ
値0.80mm、n=10という条件の下で測定するこ
とができる。
【0030】本発明においては、前記FRP製簀棒が、
例えば、芯体とその芯体を被覆する被覆層とを有するの
が好ましい。
【0031】前記芯体は、例えば、前記強化繊維及び前
記熱硬化性樹脂で形成されてなるのが好ましく、この芯
体としては、例えば、FRP製芯体を好適に採用するこ
とができる。
【0032】前記FRP製簀棒においては、前記被覆層
が前記FRP製芯体を被覆することにより、FRP製芯
体中に含まれる強化繊維がFRP製簀棒の表面に露出す
ることを防止することができ、このFRP製簀棒の取り
扱い性を向上させることができ、得られる海苔の品質を
低下させることがない。例えば、FRP製簀棒の表面か
ら飛び出した強化繊維が取扱者の手に刺さってしまう等
の取り扱い上の不具合を防止することができ、得られる
海苔に強化繊維が付着して、食品としての海苔の商品価
値がなくなってしまう等の不具合を防止することができ
る。
【0033】前記被覆層は、例えば、熱可塑性樹脂で形
成されてなるのが好ましく、この被覆層としては、例え
ば、熱可塑性樹脂被覆層を好適に採用することができ
る。
【0034】前記熱可塑性樹脂被覆層としては、例え
ば、本発明における合成樹脂製簀棒をポリプロピレンで
形成した場合には、ポリオレフィン系樹脂被覆層等が好
ましく、特に所定の酸等で変性したポリオレフィン樹脂
で形成された酸変性ポリオレフィン被覆層を好適に採用
することができる。
【0035】前記合成樹脂製簀棒をポリプロピレンで形
成した場合に前記被覆層をポリオレフィン系樹脂で形成
すると、得られる海苔簀における海苔との付着性を容易
に制御することができ、例えば、海苔簀と海苔との付着
性を改良する表面処理を容易に行なうことができるとい
う利点、海苔簀と海苔との付着性を改良する表面処理を
省略することができるという利点等がある。
【0036】また、前記被覆層を酸変性ポリオレフィン
樹脂で形成すると、例えば、前記酸変性ポリオレフィン
被覆層とFRP製芯体との接着性をより高めることがで
きるという利点等がある。
【0037】本発明においては、前記FRP製簀棒、前
記合成樹脂製簀棒、例えば、熱可塑性樹脂製簀棒、FR
TP製簀棒、熱硬化性樹脂製簀棒等の形態について特に
制限がなく、例えば、中実の棒状体(以下、「中実簀
棒」と称することがある。)、中空の棒状体(以下、
「中空簀棒」と称することがある。)等を採用すること
ができる。
【0038】また、前記芯体の形態についても特に制限
がなく、例えば、中実の芯体(以下、「中実芯体」と称
することがある。)、中空の芯体(以下、「中空芯体」
と称することがある。)等を採用することができる。
【0039】前記FRP製簀棒及び前記合成樹脂製簀棒
においては、本発明の目的を達成することができる限
り、その長手方向に直交する断面における外周形状に特
に制限がなく、前記断面における外周形状としては、例
えば、円形、楕円形、六角形、八角形、多角形、及び星
型等の異形等を挙げることができる。
【0040】特に、前記FRP製簀棒においては、その
長手方向に直交する断面における外周形状の真円度が7
%以下であることが好ましい。なお、ここでいう真円度
とは、前記FRP製簀棒の長手方向に直交する任意の3
断面におけるそれぞれの外径の最大値及び最小値を測定
し、前記最大値の平均値φAmax、前記最小値の平均値
φAmin、並びに前記最大値及び最小値のすべてに対す
る平均値φAaveを算出して、下式により求められる数
値である。 真円度(%)={(φAmax−φAmin)/φAave}×
100 つまり、真円に近いほど真円度は小さくなり、真円では
真円度は0である。
【0041】前記FRP製簀棒の長手方向に直交する断
面における外周形状の真円度を7%以下にすると、編簀
後のFRP製簀棒同士の隙間のバラツキが減少し、抄造
が均一にできるようになり、結果として製品化後の海苔
の表面に生じる凹凸が少なくなり、商品価値の高い海苔
が得やすいという利点がある。
【0042】また、前記中空簀棒においては、本発明の
目的を達成することができる限り、その長手方向に直交
する断面における内周形状に特に制限がなく、前記断面
における内周形状としては、例えば、円形、楕円形、六
角形、八角形、多角形、及び星型等の異形等を挙げるこ
とができる。
【0043】前記中実簀棒としては、例えば、ロッド等
を挙げることができ、前記中空簀棒としては、例えば、
パイプ等を挙げることができる。
【0044】本発明の海苔簀においては、編簀される前
記中実簀棒の本数と前記中空簀棒の本数との割合を変え
ることによって、得られる海苔簀の剛性と海苔簀の重量
とを調整することができる。例えば、同一樹脂製の中実
簀棒と中空簀棒とを採用した海苔簀において、中実簀棒
の割合を増やすことにより海苔簀の剛性をより高めるこ
とができ、中空簀棒の割合を増やすことにより海苔簀の
重量をより低減することができる。
【0045】前記FRP製簀棒と前記熱可塑性樹脂製簀
棒とを併用する場合においては、FRP製簀棒の外径φ
a及び熱可塑性樹脂製簀棒の外径φbが、関係式:φb
×0.9≦φa≦φb×1.1を満足するのが好まし
く、さらに前記φa及びφbが、関係式:φb×0.9
5≦φa≦φb×1.05を満足するのがより好まし
い。
【0046】具体的には、例えば、前記熱可塑性樹脂製
簀棒の外径φbが2mmである場合には、前記FRP製
簀棒の外径φaが1.8mm以上、2.2mm以下の範
囲内であるのが好ましく、より好ましくは前記φaが
1.9mm以上、2.1mm以下の範囲内である。
【0047】前記FRP製簀棒の外径φaを、前記熱可
塑性樹脂製簀棒の外径φbに近づけることによって、乾
燥後の製品化された海苔の表面の凹凸が減少し、商品価
値を左右する外観をより平滑にすることができる。
【0048】本発明においては、前記FRP製簀棒とし
て中実の棒状体であるFRP製簀棒(以下、「FRP製
中実簀棒」と称することがある。)を採用し、前記合成
樹脂製簀棒として中空の棒状体である熱可塑性樹脂製簀
棒(以下、「熱可塑性樹脂製中空簀棒」と称することが
ある。)を採用するのが好ましい。
【0049】前記FRP製中実簀棒を採用することによ
り、得られる海苔簀の剛性をより効果的に高めることが
でき、前記熱可塑性樹脂製中空簀棒を採用することによ
り、得られる海苔簀の重量をより効果的に低減すること
ができる。
【0050】さらに、前記FRP製簀棒として熱可塑性
樹脂被覆層を有するFRP製中実簀棒(以下、「熱可塑
性樹脂被覆FRP製中実簀棒」と称することがある。)
を採用し、前記合成樹脂製簀棒として熱可塑性樹脂製中
空簀棒を採用するのが特に好ましい。
【0051】前記熱可塑性樹脂被覆FRP製中実簀棒を
採用することにより、得られる海苔簀の剛性をより効果
的に高めることができ、前記熱可塑性樹脂製中空簀棒を
採用することにより、得られる海苔簀の重量をより効果
的に低減することができ、前記熱可塑性樹脂被覆FRP
製中実簀棒及び熱可塑性樹脂製中空簀棒を採用すること
により、海苔簀における海苔との付着性を容易に制御す
ることができる。
【0052】本発明においては、前記合成樹脂製簀棒の
数に対する前記FRP製簀棒の数の比率が1/3〜1/
10であること、つまり前記FRP製簀棒を前記合成樹
脂製簀棒3〜10本置きに1本の割合で配置するのが好
ましい。
【0053】前記FRP製簀棒を前記合成樹脂製簀棒3
〜10本置きに1本の割合で配置することにより、海苔
の収縮に起因する不具合をより効果的に抑制することが
できる。
【0054】前記FRP製簀棒及び前記合成樹脂製簀棒
においては、その表面に、例えば、海苔の付着力をコン
トロールする表面処理、塩素化処理、電気処理、コロナ
処理、火炎処理、薬品処理、被覆処理、その表面に凹凸
を形成する表面凹凸加工等の表面処理を施すことができ
る。
【0055】以下、図面を参照しながら、本発明の海苔
簀の一具体例について説明する。
【0056】図1に示すように、海苔簀1は、直径φ
0.81mmのガラス繊維強化ビニルエステル製芯体
(以下、「GFRビニルエステル製芯体」と称すること
がある。)2の周面を、0.55mmの被覆厚になるよ
うにポリエチレン被覆層(以下、「PE被覆層」と称す
ることがある。)3で被覆して成る外径φ1.91m
m、真円度3.1%、Ra0.34μm、Rmax15.
98μmのポリエチレン被覆ガラス繊維強化ビニルエス
テル製ロッド(以下、「PE被覆GFRビニルエステル
製ロッド」と称することがある。)4と、外径φ2m
m、中空部径φ1mmのPP製パイプ5とを有する。
【0057】この具体例においては、所定本数の前記P
E被覆GFRビニルエステル製ロッド4を、前記PP製
パイプ5の所定本数置きに1本の割合で、それぞれが平
行になるように配置することができ、適当数の編簀糸6
を用いてこの編簀糸6同士の間隔が所定の間隔になるよ
うに、所定本数の前記PE被覆GFRビニルエステル製
ロッド4及び前記PP製パイプ5を編簀することができ
る。
【0058】前記GFRビニルエステル製芯体2が本発
明における芯体に相当し、前記PE被覆層3が本発明に
おける被覆層に相当し、前記PE被覆GFRビニルエス
テル製ロッド4が本発明におけるFRP製簀棒に相当
し、前記PP製パイプ5が本発明における合成樹脂製簀
棒に相当する。
【0059】前記PE被覆GFRビニルエステル製ロッ
ド4、PP製パイプ5、及び、本発明の海苔簀に使用可
能であるPE被覆GFRビニルエステル製ロッド7にお
ける曲げ剛性を表1に示す。なお、PE被覆GFRビニ
ルエステル製ロッド7については、直径φ0.96mm
のGFRビニルエステル製芯体の周面を、0.53mm
の被覆厚になるようにPE被覆層で被覆して成り、外径
φ2.02mmであり、他の物性値はPE被覆GFRビ
ニルエステル製ロッド4と同じである。
【0060】
【表1】
【0061】表1に示す通りに、PP製パイプ5は、海
苔の乾燥時の温度である60℃においては、23℃のと
きと比較して、その曲げ剛性が著しく低下する。一方、
本発明の海苔簀に使用するPE被覆GFRビニルエステ
ル製ロッド4は、曲げ剛性の実質的な低下がほとんどな
い。
【0062】
【実施例】(実施例1)前記海苔簀1において、前記P
E被覆GFRビニルエステル製ロッド4を、前記PP製
パイプ5の8本置きに1本の割合で配置し、これらを適
当数の編簀糸6を用いて、この編簀糸6同士の間隔が3
5mmになるように編簀して海苔簀を得、これを試験体
として、以下の評価試験を行なった。結果を表2に示
す。
【0063】海苔に対する追従性評価試験:試験体上に
海苔の原藻を抄製し、これを50℃に温度調節された熱
風乾燥機中で24時間連続して乾燥を行なった後、熱風
乾燥機中から取り出した時に、海苔が試験体から浮き上
がっている度合いを以下の基準で目視判定した。 ◎:浮き上がりが生じない、〇:わずかに浮き上がりが
生じる、△:明らかな浮き上がりが生じる、×:海苔が
引き剥がれている。
【0064】海苔の引き剥がし性評価試験:前記の海苔
に対する追従性評価試験後において、試験体から海苔を
引き剥がす際の、海苔の引き剥がし易さを以下の基準で
目視判定した。 ◎:容易に引き剥がすことができる、〇:引き剥がすの
に多少の注意が必要、△:注意深く引き剥がさないと海
苔が破損してしまう、×:すでに海苔が引き剥がれてい
る、又は引き剥がすと海苔が破損する。
【0065】復元性評価:前記の海苔の引き剥がし性評
価試験において試験体から海苔を引き剥がした直後に、
変形していた試験体が復元する度合いを以下の基準で目
視判定した。 ◎:そりが全く残らない、〇:試験体から海苔を取り除
いた直後にそりが認められるが短時間で復元する、△:
復元までに長時間を要するがそりは復元する、×:そり
が戻らない。
【0066】耐熱耐久性評価:前記の海苔に対する追従
性評価試験、海苔の引き剥がし性評価試験、及び復元性
評価を繰り返し行なった後における試験体の形状と、元
の試験体の形状との変形度合いの差を以下の基準で目視
判定した。 ◎:長期間形状の変化が無い、〇:長期の使用で、そり
が若干生じる、△:長期の使用で徐々にそりが強くな
り、実使用に問題が生じる、×:そりの残留が著しく、
長期の使用に耐えない。 (実施例2)実施例1において、PE被覆GFRビニル
エステル製ロッド4の代わりに、前記PE被覆GFRビ
ニルエステル製ロッド7を使用した以外は、実施例1と
同様に編簀して海苔簀を得、これを試験体として実施例
1と同様の評価試験を行なった。結果を表2に示す。 (実施例3)実施例1において、PE被覆GFRビニル
エステル製ロッド4の代わりに、PE被覆GFRビニル
エステル製ロッド8を使用した以外は、実施例1と同様
に編簀して海苔簀を得、これを試験体として実施例1と
同様の評価試験を行なった。結果を表2に示す。なお、
PE被覆GFRビニルエステル製ロッド8は、直径φ
0.83mmのGFRビニルエステル製芯体の周面を、
0.54mmの被覆厚になるようにPE被覆層で被覆し
て成り、外径φ1.91mm、真円度が3.5%、Ra
が4.5μm、Rmaxが37μm、23℃における曲げ
剛性が127kg・mm2、及び60℃における曲げ剛
性が123kg・mm2である。 (比較例1)実施例1において、PE被覆GFRビニル
エステル製ロッド4の代わりに、PE被覆GFRビニル
エステル製ロッド9を使用した以外は、実施例1と同様
に編簀して海苔簀を得、これを試験体として実施例1と
同様の評価試験を行なった。ただし、海苔の引き剥がし
性評価試験については、乾燥時に海苔が海苔簀から脱落
してしまい、判定できなかった。結果を表2に示す。な
お、PE被覆GFRビニルエステル製ロッド9は、直径
φ1.1mmのGFRビニルエステル製芯体の周面を、
0.45mmの被覆厚になるようにPE被覆層で被覆し
て成り、外径φ2.0mm、真円度が3.9%、Raが
0.5μm、Rmaxが6.2μm、23℃における曲げ
剛性が430kg・mm2、及び60℃における曲げ剛
性が418kg・mm2である。 (比較例2)実施例1において、PE被覆GFRビニル
エステル製ロッド4を配置しない以外は、実施例1と同
様に編簀して海苔簀を得、これを試験体として実施例1
と同様の評価試験を行なった。結果を表2に示す。
【0067】
【表2】
【0068】
【発明の効果】本発明の海苔簀は、強化繊維及び熱硬化
性樹脂を用いて形成され、所定の曲げ強度を有する繊維
強化熱硬化性樹脂製簀棒と、合成樹脂製簀棒とを有する
ことにより、例えば、海苔を乾燥する場合において、海
苔の収縮に応じて適度に変形することにより、海苔の海
苔簀からの浮き上がり、及び海苔の浮き上がりに起因す
る海苔の破損等を防止することができ、また繰り返し使
用した場合においても優れた復元性と耐熱耐久性とを発
揮することにより、長時間の使用、及び乾燥機からの海
苔簀のスムースな取り出し等が可能となり、さらに、天
然素材を採用していないので衛生的であり、高品質の海
苔を効率よく、容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一具体例を示す概略図であ
る。
【図2】図2は、曲げ剛性を測定する3点曲げ試験の概
略図である。
【符号の説明】
1・・・海苔簀、2・・・GFRビニルエステル製芯
体、3・・・PE被覆層、4・・・PE被覆GFRビニ
ルエステル製ロッド、5・・・PP製パイプ、6・・・
編簀糸、5・・・試料、6・・・支点、7・・・加圧ク
サビ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福原 淳 岐阜県岐阜市藪田西2丁目1番1号 宇部 日東化成株式会社内 (72)発明者 田内 宣行 岐阜県岐阜市藪田西2丁目1番1号 宇部 日東化成株式会社内 (72)発明者 久保元 均 三重県松阪市上川町2720番地 ベニートヤ マ株式会社松阪工場内 Fターム(参考) 4B019 LT42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強化繊維及び熱硬化性樹脂を用いて形成
    され、23℃及び60℃における曲げ剛性が共に100
    〜300kg・mm2の範囲内である繊維強化熱硬化性
    樹脂製簀棒と、合成樹脂製簀棒とを有することを特徴と
    する海苔簀。
  2. 【請求項2】 繊維強化熱硬化性樹脂製簀棒は、強化繊
    維及び熱硬化性樹脂を用いて形成された芯体とその芯体
    を被覆する被覆層とを有して成る、前記請求項1に記載
    の海苔簀。
  3. 【請求項3】 被覆層は熱可塑性樹脂で形成されてな
    る、前記請求項2に記載の海苔簀。
  4. 【請求項4】 合成樹脂製簀棒の数に対する繊維強化熱
    硬化性樹脂製簀棒の数の比率が、1/3〜1/10であ
    る、前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の海苔簀。
  5. 【請求項5】 繊維強化熱硬化性樹脂製簀棒は、JIS
    B0601に準じて示される表面粗さの中心線平均値
    Raが0.2〜2μmの範囲内であり、かつ最大高さR
    maxが3〜25μmの範囲内である、請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の海苔簀。
  6. 【請求項6】 前記繊維強化熱硬化性樹脂製簀棒は、長
    手方向に直交する断面における外周形状の真円度が大き
    くとも7%である、前記請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の海苔簀。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019172208A1 (ja) * 2018-03-05 2020-12-03 旭化成株式会社 熱可塑性樹脂コーティング強化繊維複合糸、該複合糸の製造方法、連続繊維強化樹脂成形体、複合材料成形体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2019172208A1 (ja) * 2018-03-05 2020-12-03 旭化成株式会社 熱可塑性樹脂コーティング強化繊維複合糸、該複合糸の製造方法、連続繊維強化樹脂成形体、複合材料成形体の製造方法

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