JP2001078145A - データ再生装置及びデータ再生方法 - Google Patents

データ再生装置及びデータ再生方法

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JP2001078145A JP24654199A JP24654199A JP2001078145A JP 2001078145 A JP2001078145 A JP 2001078145A JP 24654199 A JP24654199 A JP 24654199A JP 24654199 A JP24654199 A JP 24654199A JP 2001078145 A JP2001078145 A JP 2001078145A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的にサーチ再生を行う。 【解決手段】 ビデオサーバシステムは、MPEGデー
タを格納する記憶媒体と、再生部と、復号部と、コント
ローラとから構成される。通常再生を行った場合のGO
Pの再生順序が、A+0,A+1,A+2,A+3,A
+4,A+5,A+6・・・・A+xと進むビデオデー
タが記憶媒体に格納されている。このようなビデオデー
タから、1サイクル(1.5)内で再生される6個のG
OPがサーチ速度に応じて間欠的に選択される。再生部
は、それぞれ異なるデータサイズの6個のGOPの先頭
からrバイトを切り出して再生して、復号部に転送す
る。復号部は、転送されたGOPの先頭のIピクチャの
みを復号して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変速サーチ再生
を行うビデオサーバシステム等に適用されるデータ再生
装置及びデータ再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MPEG−2フォーマットで画像圧縮し
たビデオデータの格納、再生、編集、配信等を行うビデ
オサーバシステムが知られている。このビデオサーバシ
ステムは、ビデオデータが格納されるハードディスクア
レイ等からなるデータ記憶装置、ビデオデータの符号化
/復号を行う符号化/復号装置、システム全体の制御を
行うシステムコントローラ等により構成される。
【0003】このようなビデオサーバシステムでは、一
般に、ビデオデータの頭出しやビデオデータの内容確認
等を行うために、可変速サーチ再生を行うことができる
ようになっている。
【0004】可変速サーチ再生とは、ビデオデータスト
リーム上の画面を間欠的に再生していって、画像内容の
把握をしながら再生速度の高速化又は低速化を図った再
生方法である。特に、この可変速サーチ再生では、1つ
の画面を複数回表示した後所定間隔離れた次の画面を複
数回表示するといったように、再生した画面を複数回ず
つ表示していくので、ユーザが画像内容を把握すること
できる。このように可変速サーチ再生では、再生する画
面の間欠間隔を広くすることによって再生速度の高速化
が図れ、間欠間隔を狭くすることによって再生速度の低
速化が図れる。さらに、可変速サーチ再生では、通常再
生の速度を1倍速とした場合、1倍速以下の再生や0倍
速再生(1つの静止画を表示し続ける再生)、さらに、
逆方向再生も可能である。
【0005】具体的には、可変速サーチ再生では、図9
に示すように、ビデオデータストリーム上の任意の位置
の画面101を複数回再生し、次にこの画面101より
一定時間先に表示されるべき画面102を複数回再生
し、次にこの画面102より一定時間先に表示されるべ
き画面103を複数回再生する・・・といった処理を繰
り返し行う。また、例えば、図10に示すように、ビデ
オデータストリーム上から抜き出してくる画面の間隔を
広げれば、高速サーチ再生を図ることができ、また、例
えば、図11に示すように、ビデオデータストリーム上
から抜き出してくる画面の間隔を狭めれば、低速サーチ
再生を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MPEG−
2フォーマットでは、圧縮されたビデオデータが、所定
の枚数の画面群毎に符号化がされるいわゆるGOP(Gr
oup of Pictures)構造となっている。そのため、MP
EG−2フォーマットでは、GOP内の1つの画面を復
号するのみであっても、その画面が含まれているGOP
を全てハードディスクから読み出してその画面まで復号
しなければならなかった。
【0007】また、MPEG−2フォーマットでは、G
OPのデータサイズがGOP毎に変動する。そのため、
ビデオサーバシステムでは、ハードディスクからビデオ
デコーダまでのGOPを転送したとき、そのデータ転送
時間がGOP毎に変動してしまう。従って、サーチ再生
を行う場合、所定時間内での画面の出力枚数を一定に保
って且つ再生速度を一定とするためには、ビデオデータ
内の最大サイズのGOPの転送時間に基づき、間欠間隔
及び同一画面の出力枚数を決定しなければならない。従
って、小さいデータサイズのGOPを再生する場合であ
っても、最大GOPサイズに併せて、間欠間隔を定めた
り、同一画面の出力枚数を定めたりしなければならな
く、効率的なサーチ再生を行うことができなかった。
【0008】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、効率的にサーチ再生を行うことができる
データ再生装置及びデータ再生方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明にかかるデータ再生装置は、所定の枚数の
ピクチャ群からなるグループ(GOP)単位で符号化し
たビデオデータが記録された記録媒体から、上記ビデオ
データを再生する再生部と、上記再生部から再生された
ビデオデータを復号して出力する復号部と、t時間を1
サイクルとして、上記再生部及び復号部を1サイクル単
位で制御する制御部とを備え、上記制御部は、上記再生
部が上記1サイクル中に再生可能なデータ量がqであっ
て再生速度倍数sが指定されたときに、現在再生位置か
ら通常速度で再生した場合におけるs×t時間後の再生
位置までの範囲の上記記録媒体に記録されたビデオデー
タの中から、x個のGOPを選択し、選択した各GOP
からq/x以下のデータ量のデータを抜き出して再生す
ることを特徴とする。
【0010】また、本発明にかかるデータ再生装置は、
上記復号部が、再生したq/x以下のデータ量のGOP
のデータ中に含まれる画面内符号化されたピクチャを復
号して出力することを特徴とする。
【0011】また、本発明にかかるデータ再生装置は、
上記制御部が、指定された再生速度倍数sの丸め処理を
行い、丸め処理を行った再生速度倍数sに対して1サイ
クル中に再生するx個のGOPの位置が記述されたテー
ブルを用いて、上記GOPを選択して再生することを特
徴とする。
【0012】また、本発明にかかるデータ再生装置は、
上記復号部が、1サイクル中に出力されるフレーム数m
とGOP数xとに基づき生成した復号タイミング及び出
力タイミングを示すテーブルを用いて、ビデオデータを
復号及び出力することを特徴とする。
【0013】以上のような本発明にかかるデータ再生装
置では、各サイクル毎に、現在再生位置から通常速度で
再生した場合におけるs×t時間後の再生位置までの範
囲のビデオデータの中から、x個のGOPを選択して間
欠的にビデオデータを再生する。再生するGOPのデー
タ量は、q/x以下とする。例えば、記録媒体に記録さ
れたGOP全体のデータ量が、q/x以上あったとして
も、GOP全体から一部分のみを抜き出して再生する。
【0014】また、本発明にかかるデータ再生装置で
は、選択したGOPの先頭位置からデータ量がq/xの
位置までのデータを抜き出して再生する。
【0015】また、本発明にかかるデータ再生装置で
は、再生した各GOPの中に含まれる画面内符号化ピク
チャを復号し、このピクチャを出力する。
【0016】また、本発明にかかるデータ再生装置で
は、指定された再生速度倍数sの丸め処理を行い、丸め
処理を行った再生速度倍数sに対して1サイクル中に再
生するx個のGOPの位置が記述されたテーブルを用い
て、上記GOPを選択する。
【0017】また、本発明にかかるデータ再生装置で
は、1サイクル中に出力されるフレーム数mとGOP数
xとに基づき生成した復号タイミング及び出力タイミン
グを示すテーブルを用いて、ビデオデータを復号及び出
力する。
【0018】上述の課題を解決するために、本発明にか
かるデータ再生方法は、所定の枚数のピクチャ群からな
るグループ(GOP)単位で符号化したビデオデータが
記録された記録媒体から、上記ビデオデータを再生し
て、復号するデータ再生方法であって、t時間を1サイ
クルとし、1サイクル単位でビデオデータの再生及び復
号を行い、上記記録媒体から上記1サイクル中に再生さ
れるデータ量がqであり、再生速度倍数sが指定される
と、現在再生位置から通常速度で再生した場合における
s×t時間後の再生位置までの範囲の上記記録媒体に記
録されたビデオデータの中から、x個のGOPを選択
し、選択した各GOPからq/x以下のデータ量のデー
タを抜き出して再生し、再生した各GOPの中のピクチ
ャを復号して出力することを特徴とする。
【0019】また、本発明にかかるデータ再生方法は、
再生したq/x以下のデータ量のGOPのデータ中に含
まれる画面内符号化されたピクチャを復号して出力する
ことを特徴とする。
【0020】また、本発明にかかるデータ再生方法は、
指定された再生速度倍数sの丸め処理を行い、丸め処理
を行った再生速度倍数sに対して1サイクル中に再生す
るx個のGOPの位置が記述されたテーブルを用いて、
上記GOPを選択して再生することを特徴とする。
【0021】また、本発明にかかるデータ再生方法は、
1サイクル中に出力されるフレーム数mとGOP数xと
に基づき生成した復号タイミング及び出力タイミングを
示すテーブルを用いて、ビデオデータを復号及び出力す
ることを特徴とする。
【0022】以上のような本発明にかかるデータ再生方
法では、各サイクル毎に、現在再生位置から通常速度で
再生した場合におけるs×t時間後の再生位置までの範
囲のビデオデータの中から、x個のGOPを選択して間
欠的にビデオデータを再生する。再生するGOPのデー
タ量は、q/x以下とする。例えば、記録媒体に記録さ
れたGOP全体のデータ量が、q/x以上あったとして
も、GOP全体から一部分のみを抜き出して再生する。
【0023】また、本発明にかかるデータ再生方法で
は、選択したGOPの先頭位置からデータ量がq/xの
位置までのデータを抜き出して再生する。
【0024】また、本発明にかかるデータ再生方法で
は、再生した各GOPの中に含まれる画面内符号化ピク
チャを復号し、このピクチャを出力する。
【0025】また、本発明にかかるデータ再生方法で
は、指定された再生速度倍数sの丸め処理を行い、丸め
処理を行った再生速度倍数sに対して1サイクル中に再
生するx個のGOPの位置が記述されたテーブルを用い
て、上記GOPを選択する。
【0026】また、本発明にかかるデータ再生方法で
は、1サイクル中に出力されるフレーム数mとGOP数
xとに基づき生成した復号タイミング及び出力タイミン
グを示すテーブルを用いて、ビデオデータを復号及び出
力する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0028】本発明は、図1に示すようなビデオサーバ
システムに適用される。
【0029】図1に示すビデオサーバシステム1は、デ
ータ格納部2と、再生部3と、復号部4と、システムコ
ントローラ5とを備えている。
【0030】データ格納部2は、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク等の記憶媒体である。このデー
タ格納部2には、MPEG−2(Moving Picture Exper
ts Group -2)方式で圧縮符号化されたビデオデータが
格納されている。
【0031】このデータ格納部2には、NTSCの場合
1GOP(Group of Pictures)が15フレームで構成
され、PALの場合1GOP12フレームで構成される
いわゆるLONG−GOPを用いて符号化されたMPE
G−2データ格納されている。
【0032】再生部3は、システムコントローラ5から
の制御に応じて、データ格納部2に格納されたMPEG
−2データを再生する。再生部3は、再生したMPEG
−2データを、復号部4に転送する。
【0033】復号部4は、再生部3から転送されたMP
EG−2データを復号して、ベースバンドのビデオデー
タを生成する。復号部4は、生成したベースバンドのビ
デオデータを、システムコントローラ5からの制御に応
じて、出力端子6を介して外部に出力する。
【0034】システムコントローラ5は、再生部3及び
復号部4にコマンド等を与え、再生時における制御を行
う。
【0035】以上のような構成のビデオサーバシステム
1では、ユーザからのコマンド入力に従い、データ格納
部2に格納されたビデオデータの可変速サーチ再生を行
う。
【0036】以下、この可変速サーチ再生を行う場合の
処理内容について説明する。
【0037】ビデオサーバシステム1の可変速サーチ再
生手順を、図2のフローチャートに示す。
【0038】ビデオサーバシステム1では、ユーザから
可変速サーチ再生の開始コマンド等が入力されると、以
下のステップS1からステップS6までの処理を行う。
【0039】まず、このビデオサーバシステム1では、
以下のステップS1からステップS6までの処理を、
1.5秒を1サイクルとして、1サイクル毎に繰り返し
行っていく。
【0040】再生するMPEG−2データは、いわゆる
LONG−GOPデータなので、通常速度で再生した場
合には、1サイクル中に、3GOP分のデータが再生さ
れる。すなわち、1サイクル中に、NTSCであれば4
5フレーム分の画像が出力され、PALであれば36フ
レーム分の画像が出力される。
【0041】まず、ステップS1において、ビデオサー
バシステム1に、サーチ再生速度s′がユーザ等から入
力される。入力されるサーチ再生速度s′は、通常再生
をした場合の再生速度を“1”とし、その任意倍の倍速
速度を表した数値である。また、サーチ再生速度s′
は、任意に変更可能で、その値は1倍以下であってもよ
く、さらに、逆方向再生をする場合には、マイナス符号
がついた数値が入力される。例えば、2倍速のサーチ再
生を行う場合にはs′=2とされ、64倍速のサーチ再
生を行う場合にはs′=64とされる。また、逆方向に
128倍速のサーチ再生を行う場合にはs′=−128
とされ、静止画像を表示している状態(この場合も広い
意味でサーチ再生に含める。)とする場合にはs′=0
とされる。
【0042】ユーザによるサーチ再生速度s′の入力方
法は、どのような方法であってもよく、例えば、直接数
値をリモートコントローラ等で入力してもよく、また、
初期設定してある値をダイアル入力装置を用いて変更し
て入力してもよい。このビデオサーバシステム1では、
−128〜128までの小数点以下3桁まで数値が、サ
ーチ再生速度s′として、ユーザにより入力されるもの
とする。
【0043】なお、入力されるサーチ再生速度s′は、
1サイクル毎に変更されてもよく、その場合には、この
ステップS1で新たな値に更新される。また、このステ
ップS1において可変速サーチ速度s′が入力されない
場合には、前回のサイクルで入力された値を用いて、以
下のステップS2以降の処理が行われる。
【0044】続いて、ステップS2において、ビデオサ
ーバシステム1では、入力されたサーチ再生速度s′の
丸め処理をシステムコントローラ5が行う。
【0045】システムコントローラ5は、入力されたサ
ーチ再生速度s′の値を、0,±1,±2,±4,±
8,±12,±16,±32,±64,±128に丸め
込む処理を行う。
【0046】この丸め込み処理は、例えば、図3に示す
ような、丸め込みテーブルを用いて行う。システムコン
トローラ5は、この丸め込みテーブルを参照して、例え
ば入力されたサーチ再生速度s′が“−0.999〜
0.999”であれば“0”に丸め込み、“1.000
〜1.999”であれば“1”に丸め込み、“64.0
00〜127.999”であれば“64”に丸め込む。
【0047】なお、丸め込まれたサーチ再生速度の値を
sとする。
【0048】続いて、ステップS3において、ビデオサ
ーバシステム1では、システムコントローラ5が、丸め
処理がされたサーチ再生速度sに基づき、このサイクル
内で再生して復号するGOPの選択を行う。
【0049】ここで、まず、1サイクル内で、再生して
復号する最大のGOP数を6個と規定しておく。この数
は、再生部3がデータ格納部2から復号部4へMPEG
−2データを転送する転送速度に応じて増減してもよ
い。
【0050】システムコントローラ5は、このステップ
S3のGOPの選択処理を行うにあたり、図4に示すス
テップS31からステップS36までの処理を行う。
【0051】システムコントローラ5は、ステップS3
1において、変数mを0とする。
【0052】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S32において、丸め込まれたサーチ再生速度sと変数
mとから、間欠GOP数αを求める。
【0053】間欠GOP数αは、サーチ再生時における
GOPの間欠間隔を指定する数値である。間欠GOP数
αは、あるGOPを再生した後、このあるGOPから次
に再生するGOPまでの間隔を、GOP数で示してい
る。このビデオサーバシステム1では、データ格納部2
に格納されているGOPがいわゆるLONG−GOPで
あるので、例えばα=1のときには0.5秒間分の間隔
が開けられ、α=16のときには8秒間分の間隔が開け
られることとなる。
【0054】システムコントローラ5は、この間欠GO
P数αを、図5に示すような、間欠GOPテーブルを参
照して求める。この間欠GOPテーブルは、丸め込まれ
たサーチ再生速度sの値と変数mとで構成されるマトリ
クス状のテーブルで、その交点位置に、対応する間欠G
OP数αが記述されている。変数mには、0から、1サ
イクル内で再生される最大GOP数−1(ここでは、
5)までの整数値が記述されている。
【0055】システムコントローラ5は、このような間
欠GOPテーブルを用いて、間欠GOP数αを求める。
例えば、丸め込まれたサーチ再生速度sが“−8”で、
変数mが0であれば、間欠GOP数αは“−4”とな
る。また、丸め込まれたサーチ再生速度sが“−1”
で、変数mが3であれば、間欠GOP数αは“0”とな
る。
【0056】すなわち、この間欠GOP数αの絶対値が
大きければ、その間欠間隔は大きくなり、高速サーチが
実現する。また、この間欠GOP数αの符号がマイナス
であれば、逆方向サーチが実現する。
【0057】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S33において、この間欠GOP数αをGOPポインタ
pに加算する。
【0058】GOPポインタpは、データ格納部2から
読み出すGOPを指定するポインタである。各GOPの
システムヘッダ中には、例えば、記録開始から何番目の
GOPであるかを示すGOP_IDという情報が記述さ
れている。システムコントローラ5は、このGOP_I
Dを用いることにより、各GOPの再生順序を知ること
ができる。GOPポインタpには、例えば、このGOP
_IDを指し示す数値が格納される。そのため、システ
ムコントローラ5は、このGOPポインタpを参照する
ことにより、データ格納部2から再生すべきGOPを選
択することができる。
【0059】このGOPポインタpは、m=0のときに
は前サイクルにおいて最後に再生されたGOPを指定し
ている。従って、このGOPポインタpに間欠GOP数
αを加算することによって、最後に再生されたGOPか
ら所定量の間隔が開けられたGOPを指定することがで
きる。同様に、m=1,2,3,4,5となったときに
は、mが更新する前に指定しているGOPから所定量の
間隔が開けられたGOPを指定することができる。
【0060】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S34において、GOPポインタpに基づき、このサイ
クルで再生するGOPを選択する。
【0061】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S35において、変数mに1を加算する。
【0062】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S36において、変数mが6以上であるかどうかを判断
する。変数mが5以下の場合には、ステップS32に戻
り、このステップS32からの処理を繰り返す。また、
変数mが6以上の場合には、処理を終了して、図2に示
すステップS4に進む。
【0063】以上のようなステップS31からステップ
S36までの処理を行うことにより、このサイクル内で
再生するGOPを6個選択することができる。なお、丸
め込まれたサーチ再生速度sが0のときには結果として
静止画像が連続して出力されることとなるので、選択さ
れた6個のGOPは全て同一のGOPであり、また、サ
ーチ再生速度が±1のときには、選択された6個のGO
Pは、3つのGOPとなる。
【0064】このようにシステムコントローラ5は、間
欠GOPテーブルを用いて、1サイクル内に再生するG
OPを選択するので、間欠間隔を簡易に決定することが
でき、処理が簡単化する。
【0065】続いて、ステップS4において、ビデオサ
ーバシステムでは、システムコントローラ5が再生部3
に対して再生命令を与え、データ格納部2から選択した
6個のGOPの再生を行い、復号部4の内部バッファへ
転送をする。
【0066】ここで、再生部3が1サイクル中に再生可
能なデータサイズ、すなわち、1サイクル中にデータ格
納部2から復号部4へ転送可能なデータサイズが、qバ
イトであるとする。そして、このqバイトを1サイクル
中に再生する最大のGOP数である6で割ったデータサ
イズを、rバイト(q/6)とする。
【0067】再生部3は、選択した6個の各GOPのデ
ータのうち、各GOPの先頭位置からこのrバイト分の
データを、抜き出して再生する。つまり、各GOPのデ
ータサイズは、一定ではなくそれぞれで異なるが、再生
部3は、rバイト分のデータのみを各GOPから抜き出
して再生する。
【0068】例えば、図6(A)に示すような、通常再
生を行った場合のGOPの再生順序が、A+0,A+
1,A+2,A+3,A+4,A+5,A+6・・・・
A+xと進むビデオデータが、データ格納部2に格納さ
れているとする。このようなビデオデータから、1サイ
クル内で再生される6個のGOPが間欠的に選択され
る。
【0069】選択された6個のGOPは、例えば、図6
(B)に示すように、そのデータサイズが、それぞれ異
なる。
【0070】再生部3は、図6(C)に示すように、そ
れぞれ異なるデータサイズの6個のGOPの先頭からr
バイトを切り出して再生し、選択されたGOP内のデー
タであってもrバイト以降のデータは切り捨てる。
【0071】従って、図6(D)に示すように、再生部
3が1サイクル中に再生する総データ量が、qバイト
で、常に一定となる。
【0072】このことにより再生部3では、GOPのデ
ータサイズが変動するものであったとしても、1サイク
ル中にデータ格納部2から再生するデータ量が一定とな
り、1サイクル中の転送時間が一定となる。従って、最
も効率的に、1サイクル内のピクチャの出力枚数を一定
に保って且つ再生速度を一定とすることができる。
【0073】続いて、ステップS5において、ビデオサ
ーバシステム1では、復号部4が、復号テーブルを参照
して再生部3から転送された6個のGOPの復号を行
い、復号したピクチャを外部に出力する。
【0074】システムコントローラ5は、復号部4がこ
のステップS5の復号及び出力処理を行うにあたり、図
7に示すステップS51からステップS55までの処理
を行い、復号部4の復号タイミング及びピクチャ出力タ
イミングを制御する。
【0075】システムコントローラ5は、まず、ステッ
プS51において、変数nを0とする。
【0076】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S52において、転送された6個のGOPのうちn番目
のGOPの先頭のIピクチャの復号命令を、復号部4に
与える。
【0077】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S53において、復号したIピクチャの出力命令を復号
部4に与える。
【0078】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S54において、nに1を加算する。
【0079】次にシステムコントローラ5は、ステップ
S55において、変数nが6以上であるかどうかを判断
する。変数nが5以下の場合には、ステップS52に戻
り、このステップS52からの処理を繰り返す。また、
変数nが6以上の場合には、処理を終了して、図2に示
すステップS6に進む。
【0080】このようにシステムコントローラ5に制御
される復号部4は、ステップS52及びステップS53
で与えられた復号命令及び出力命令に基づき、転送され
たGOPの復号及び復号したピクチャの出力をする。
【0081】このとき、復号部4は、図8の復号テーブ
ルに示されたタイミングで復号を行う。
【0082】具体的には、NTSCの場合、以下のよう
なタイミングで復号がされる。n=0のときには即ち6
個のGOPのうち最初のGOPのときには、サイクルの
開始時点から0フレーム後に復号をする。n=1のとき
には即ち6個のGOPのうち2番目のGOPのときに
は、サイクルの開始時点から7フレーム後に復号をす
る。n=2のときには即ち6個のGOPのうち3番目の
GOPのときには、サイクルの開始時点から15フレー
ム後に復号をする。n=3のときには即ち6個のGOP
のうち4番目のGOPのときには、サイクルの開始時点
から22フレーム後に復号をする。n=4のときには即
ち6個のGOPのうち5番目のGOPのときには、サイ
クルの開始時点から30フレーム後に復号をする。n=
5のときには即ち6個のGOPのうち6番目のGOPの
ときには、サイクルの開始時点から37フレーム後に復
号をする。
【0083】PALの場合、以下のようなタイミングで
復号がされる。n=0のときには即ち6個のGOPのう
ち最初のGOPのときには、サイクルの開始時点から0
フレーム後に復号をする。n=1のときには即ち6個の
GOPのうち2番目のGOPのときには、サイクルの開
始時点から6フレーム後に復号をする。n=2のときに
は即ち6個のGOPのうち3番目のGOPのときには、
サイクルの開始時点から12フレーム後に復号をする。
n=3のときには即ち6個のGOPのうち4番目のGO
Pのときには、サイクルの開始時点から18フレーム後
に復号をする。n=4のときには即ち6個のGOPのう
ち5番目のGOPのときには、サイクルの開始時点から
24フレーム後に復号をする。n=5のときには即ち6
個のGOPのうち6番目のGOPのときには、サイクル
の開始時点から30フレーム後に復号をする。
【0084】復号部4は、このような復号テーブルを用
いることにより、テレビジョン方式がNTSCであって
もPALであっても、1サイクル(45フレーム)中の
6枚のIピクチャを均等間隔で復号することができる。
【0085】また、復号部4は、復号したIピクチャを
出力する場合、次のGOPのピクチャの復号がされるま
で、同一のピクチャを外部に出力し続ける。
【0086】具体的には、NTSCの場合、以下のよう
なタイミングで出力がされる。n=0即ち6個のGOP
のうち最初のGOPは、サイクルの1フレーム目から7
フレーム目まで同一の画像を出力する。n=1即ち6個
のGOPのうち2番目のGOPは、8フレーム目から1
5フレーム目まで同一の画像を出力する。n=2即ち6
個のGOPのうち3番目のGOPは、16フレーム目か
ら22フレーム目まで同一の画像を出力する。n=3即
ち6個のGOPのうち4番目のGOPは、23フレーム
目から30フレーム目まで同一の画像を出力する。n=
4即ち6個のGOPのうち5番目のGOPは、31フレ
ーム目から37フレーム目まで同一の画像を出力する。
n=5即ち6個のGOPのうち6番目のGOPは、38
フレーム目から45フレーム目まで同一の画像を出力す
る。
【0087】PALの場合、以下のようなタイミングで
出力がされる。n=0即ち6個のGOPのうち最初のG
OPは、サイクルの1フレーム目から6フレーム目まで
同一の画像を出力する。n=1即ち6個のGOPのうち
2番目のGOPは、7フレーム目から12フレーム目ま
で同一の画像を出力する。n=2即ち6個のGOPのう
ち3番目のGOPは、13フレーム目から18フレーム
目まで同一の画像を出力する。n=3即ち6個のGOP
のうち4番目のGOPは、19フレーム目から24フレ
ーム目まで同一の画像を出力する。n=4即ち6個のG
OPのうち5番目のGOPは、25フレーム目から30
フレーム目まで同一の画像を出力する。n=5即ち6個
のGOPのうち6番目のGOPは、31フレーム目から
36フレーム目まで同一の画像を出力する。
【0088】従って、NTSCの場合には、1サイクル
45フレームのなかで、7,8,7,8,7,8といっ
た規則でサーチ画像が出力される。また、PALの場合
には、1サイクル36フレームの中で、6,6,6,
6,6,6といった規則でサーチ画像が出力される。
【0089】また、復号部4は、内部バッファに格納さ
れている6×rバイトのデータから、n番目のGOPを
復号する際に、転送されたデータストリームの先頭から
r×nバイトだけオフセットをした位置から復号を開始
する。すなわち、6個のGOPのうち1番目のGOP
(n=0)を復号する場合には、r×0バイトオフセッ
トした位置から復号をする。また、同様に、2番目のG
OP(n=1)の場合はr×1バイトのオフセット位
置、3番目のGOP(n=2)の場合はr×2バイトの
オフセット位置、4番目のGOP(n=3)の場合はr
×3バイトのオフセット位置、5番目のGOP(n=
4)の場合はr×4バイトのオフセット位置、6番目の
GOP(n=5)の場合はr×5バイトのオフセット位
置から復号をする。
【0090】また、復号部4は、GOPの先頭に位置す
るIピクチャのみを復号し、その他のPピクチャ、Bピ
クチャの復号は行わない。
【0091】ここで、MPEG−2の仕様上、Iピクチ
ャはGOPの先頭に位置しているが、データ格納部2か
ら復号部4へデータを転送する際に、GOPのデータサ
イズをrバイトで一定にしている。そのため、Iピクチ
ャがGOPの先頭に位置したとしても、Iピクチャのデ
ータの途中で終端となってしまう可能性がある。しかし
ながら、Iピクチャは、画面内符号化方式により符号化
されたデータであるので、そのフレームのみでデコード
が完結する。従って、データが存在する位置までの復号
は可能であり、動作が破綻することはない。また、サー
チ再生の場合、表示された画像をプレビューの目的で利
用するので、その目的には十分満足することができる。
【0092】続いて、ステップS6において、ビデオサ
ーバシステム1では、次のサイクルに進む処理を行った
後、ステップS2からの処理を繰り返す。
【0093】以上のように本発明の実施の形態のビデオ
サーバシステム1では、GOPのデータサイズが変動す
るものであったとしても、1サイクル中にデータ格納部
2から再生するデータ量が一定となってデータ格納部2
から復号部4へのデータ転送時間が一定となる。従っ
て、最も効率的に、1サイクル内のピクチャの出力枚数
を一定に保って且つ再生速度を一定とすることができ
る。
【0094】また、ビデオサーバシステム1では、Iピ
クチャのデータ量が、例えば、rバイト以上あり、この
Iピクチャの途中でそのGOPのデータが終了したとし
ても、Iピクチャが他のピクチャを参照して符号化され
ていないので、データが存在する位置までは復号するこ
とができ、また、他のピクチャに影響を及ぼさない。
【0095】また、ビデオサーバシステム1では、指定
されたサーチ再生速度s′に対応したGOPの選択を簡
易に行うことができ、間欠再生を簡単に行うことができ
る。
【0096】また、ビデオサーバシステム1では、出力
するピクチャの復号タイミング及び出力タイミングの制
御を正確且つ簡単に行うことができ、また、各ピクチャ
の連続出力枚数が各ピクチャ毎に異なる場合であって
も、簡単に制御をすることができる。
【0097】
【発明の効果】本発明にかかるデータ再生装置及びデー
タ再生方法では、各サイクル毎に、現在再生位置から通
常速度で再生した場合におけるs×t時間後の再生位置
までの範囲のビデオデータの中から、x個のGOPを選
択して間欠的にビデオデータを再生する。再生するGO
Pのデータ量は、q/x以下とする。例えば、記録媒体
に記録されたGOP全体のデータ量が、q/x以上あっ
たとしても、GOP全体から一部分のみを抜き出して再
生する。
【0098】このことにより本発明では、GOPのデー
タサイズが変動するものであったとしても、1サイクル
中に記録媒体から再生するデータ量が一定となって記憶
媒体からのデータ転送時間が一定となる。従って、最も
効率的に、1サイクル内のピクチャの出力枚数を一定に
保って且つ再生速度を一定とすることができる。
【0099】また、本発明にかかるデータ再生方法で
は、再生した各GOPの中に含まれる画面内符号化ピク
チャを復号し、このピクチャを出力する。
【0100】このことにより本発明では、画面内符号化
ピクチャのデータ量が、例えば、q/x以上あり、この
画面内符号化ピクチャの途中でそのGOPのデータが終
了したとしても、画面内符号化ピクチャが他のピクチャ
を参照して符号化されていないので、データが存在する
位置までは復号することができ、また、他のピクチャに
影響を及ぼさない。
【0101】また、本発明では、指定された再生速度倍
数sの丸め処理を行い、丸め処理を行った再生速度倍数
sに対して1サイクル中に再生するx個のGOPの位置
が記述されたテーブルを用いて、上記GOPを選択す
る。
【0102】このことにより本発明では、指定された再
生速度倍数sに対応したGOPの選択を簡易に行うこと
ができ、間欠再生を簡単に行うことができる。
【0103】また、本発明では、1サイクル中に出力さ
れるフレーム数mとGOP数xとに基づき生成した復号
タイミング及び出力タイミングを示すテーブルを用い
て、ビデオデータを復号及び出力する。
【0104】このことにより本発明では、出力するピク
チャの復号タイミング及び出力タイミングの制御を正確
且つ簡単に行うことができ、また、各ピクチャの連続出
力枚数が各ピクチャ毎に異なる場合であっても、簡単に
制御をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオサーバシステムのブロ
ック図である。
【図2】上記ビデオサーバシステムのサーチ再生動作手
順を示すフローチャートである。
【図3】指定されたサーチ再生速度の丸め処理に用いら
れる丸めテーブルを示す図である。
【図4】再生するGOPを選択するGOP選択処理手順
を示すフローチャートである。
【図5】間欠間隔を求める際に用いる間欠GOPテーブ
ルを示す図である。
【図6】選択したGOPを切り出す処理を説明する図で
ある。
【図7】復号処理及び出力処理手順を示すフローチャー
トである。
【図8】復号時に用いる復号テーブルを示す図である。
【図9】サーチ再生をした場合の間欠間隔と出力画像に
ついて説明する図である。
【図10】高速サーチ再生をした場合の間欠間隔と出力
画像について説明する図である。
【図11】低速サーチ再生をした場合の間欠間隔と出力
画像について説明する図である。
【符号の説明】 1 ビデオサーバシステム、2 データ格納部、3 再
生部、4 復号部、5システムコントローラ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の枚数のピクチャ群からなるグルー
    プ(GOP)単位で符号化したビデオデータが記録され
    た記録媒体から、上記ビデオデータを再生する再生部
    と、 上記再生部から再生されたビデオデータを復号して出力
    する復号部と、 t時間を1サイクルとして、上記再生部及び復号部を1
    サイクル単位で制御する制御部とを備え、 上記制御部は、上記再生部が上記1サイクル中に再生可
    能なデータ量がqであって再生速度倍数sが指定された
    ときに、現在再生位置から通常速度で再生した場合にお
    けるs×t時間後の再生位置までの範囲の上記記録媒体
    に記録されたビデオデータの中から、x個のGOPを選
    択し、選択した各GOPからq/x以下のデータ量のデ
    ータを抜き出して再生することを特徴とするデータ再生
    装置。
  2. 【請求項2】 上記復号部は、再生したq/x以下のデ
    ータ量のGOPのデータ中に含まれる画面内符号化され
    たピクチャを復号して出力することを特徴とする請求項
    1記載のデータ再生装置。
  3. 【請求項3】 上記復号部は、再生したq/x以下のデ
    ータ量のGOPの中に含まれる1枚の画面内符号化され
    たピクチャを復号して、復号したピクチャを複数回出力
    することを特徴とする請求項2記載のデータ再生装置。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、選択したGOPの先頭位
    置からデータ量がq/x進んだ位置までのデータを抜き
    出して再生することを特徴とする請求項1記載のデータ
    再生装置。
  5. 【請求項5】 上記制御部は、指定された再生速度倍数
    sの丸め処理を行い、丸め処理を行った再生速度倍数s
    に対して1サイクル中に再生するx個のGOPの位置が
    記述されたテーブルを用いて、上記GOPを選択して再
    生することを特徴とする請求項1記載のデータ再生装
    置。
  6. 【請求項6】 上記復号部は、1サイクル中に出力され
    るフレーム数mとGOP数xとに基づき生成した復号タ
    イミング及び出力タイミングを示すテーブルを用いて、
    ビデオデータを復号及び出力することを特徴とする請求
    項1記載のデータ再生装置。
  7. 【請求項7】 所定の枚数のピクチャ群からなるグルー
    プ(GOP)単位で符号化したビデオデータが記録され
    た記録媒体から、上記ビデオデータを再生して、復号す
    るデータ再生方法において、 t時間を1サイクルとし、1サイクル単位でビデオデー
    タの再生及び復号を行い、 上記記録媒体から上記1サイクル中に再生されるデータ
    量がqであり、再生速度倍数sが指定されると、 現在再生位置から通常速度で再生した場合におけるs×
    t時間後の再生位置までの範囲の上記記録媒体に記録さ
    れたビデオデータの中から、x個のGOPを選択し、 選択した各GOPからq/x以下のデータ量のデータを
    抜き出して再生し、 再生した各GOPの中のピクチャを復号して出力するこ
    とを特徴とするデータ再生方法。
  8. 【請求項8】 再生したq/x以下のデータ量のGOP
    のデータ中に含まれる画面内符号化されたピクチャを復
    号して出力することを特徴とする請求項7記載のデータ
    再生方法。
  9. 【請求項9】 再生したq/x以下のデータ量のGOP
    の中に含まれる1枚の画面内符号化されたピクチャを復
    号して、復号したピクチャを複数回出力することを特徴
    とする請求項8記載のデータ再生方法。
  10. 【請求項10】 選択したGOPの先頭位置からデータ
    量がq/x進んだ位置までのデータを抜き出して再生す
    ることを特徴とする請求項7記載のデータ再生方法。
  11. 【請求項11】 指定された再生速度倍数sの丸め処理
    を行い、丸め処理を行った再生速度倍数sに対して1サ
    イクル中に再生するx個のGOPの位置が記述されたテ
    ーブルを用いて、上記GOPを選択して再生することを
    特徴とする請求項7記載のデータ再生方法。
  12. 【請求項12】 1サイクル中に出力されるフレーム数
    mとGOP数xとに基づき生成した復号タイミング及び
    出力タイミングを示すテーブルを用いて、ビデオデータ
    を復号及び出力することを特徴とする請求項7記載のデ
    ータ再生方法。
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