JP2001078040A - 画像圧縮装置及び画像伸張装置並びに画像圧縮方法 - Google Patents

画像圧縮装置及び画像伸張装置並びに画像圧縮方法

Info

Publication number
JP2001078040A
JP2001078040A JP25176799A JP25176799A JP2001078040A JP 2001078040 A JP2001078040 A JP 2001078040A JP 25176799 A JP25176799 A JP 25176799A JP 25176799 A JP25176799 A JP 25176799A JP 2001078040 A JP2001078040 A JP 2001078040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
band
sub
subband
wavelet transform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25176799A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Noda
重利 納田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP25176799A priority Critical patent/JP2001078040A/ja
Publication of JP2001078040A publication Critical patent/JP2001078040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】無損失サブバンド変換圧縮における圧縮率を高
める。 【解決手段】無損失最適適応サブバンド変換器100の
画素相関評価手段110は、対象となる画素の周辺にあ
る参照可能な画素の個々の画素相関を計算して画素相関
の評価を行う。最適値算出手段120は、この画素相関
の評価に基づき、例えば、相関が最大になる組を選択
し、最適適応処理係数を算出する。サブバンド変換手段
130は、算出された最適適応処理係数及び前記参照可
能な画素を用いて対象画素の予測値を算出しこれに基づ
いて周波数成分を所定の領域に分割する最適適応サブバ
ンド/ウエーブレット変換を行ってサブバンド/ウエー
ブレット変換符号化信号を生成する。エントロピー符号
化圧縮器200は、このサブバンド/ウエーブレット変
換符号化画像信号をエントロピー符号化し、圧縮画像信
号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像圧縮装置とその
画像圧縮方法、及び画像伸張装置に関し、特にサブバン
ド/ウエーブレット変換を用いた圧縮・伸張の過程を経
てもとの情報が保存される無損失画像圧縮及び伸張を行
う画像圧縮装置とその画像圧縮方法、及び画像伸張装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー静止画像の圧縮方式の国際
標準としてJPEGが普及している。このうち、画質劣
化が許されないアプリケーションや、画像の高品位が要
求されるアプリケーションにおいては、圧縮・伸張の過
程を経てももとの情報が保存できる無損失(Lossl
ess)モードが採用されている。このような無損失画
像圧縮方法として、画像の周波数成分を分割するサブバ
ンド/ウエーブレット変換を用いた無損失サブバンド変
換方法による画像圧縮装置がよく知られている。
【0003】従来の無損失サブバンド変換方法について
説明する。図6は、従来の無損失サブバンド変換を行う
画像圧縮装置の構成図である。従来の無損失サブバンド
変換を行う画像圧縮装置は、デジタル画像信号を入力
し、画像の周波数分割を行う無損失サブバンド変換器5
00と、サブバンド変換された信号をエントロピー符号
化するエントロピー符号化圧縮器200と、から構成さ
れる。無損失サブバンド変換器500は、入力したデジ
タル画像信号の周波数成分を、画像の水平方向または垂
直方向について、低域成分と高域成分とに分割するサブ
バンド変換を行う。一般に、画像データは低域成分に情
報が集中する。
【0004】例として、S変換(Sequential
transform)について説明する。サブバンド
変換により符号化されたi番目の変換値のうち、低域成
分をL_i、高域成分をH_iとし、基の画素をx_2
i、x_(2i+1)とすると、低域変換は、
【0005】
【数1】 L_i=flor((x_2i+x_(2i+1)/2) …(1) であり、
【0006】
【数2】 L_i=x_2i−floor((H_i+1)/2) …(2) と表すことができる。ここで、floor()は、小数
部を切り捨てる関数である。また、高域変換は、
【0007】
【数3】 H_i=x_2i−x_(2i+1) …(3) と表すことができる。低域成分と高域成分とに分割され
た画像信号の低域成分を、必要に応じてさらに低域成分
と高域成分とに分割する。このように、周波数分割処理
を何回か繰り返し、画像信号を階層的に分割していく。
低域成分と高域成分の一方、一般には低域成分を階層的
に分割したものは、片階層構造と呼ばれる。低域成分と
高域成分それぞれをさらに細かく階層的に分割する両階
層構造を生成する手法もある。
【0008】このようにして、片階層構造または両階層
構造に分割された画像信号は、エントロピー符号化圧縮
器200によりエントロピー符号化される。エントロピ
ー符号化処理では、ハフマン符号化または算術符号化に
より、可変長の符号化を行い、信号を圧縮し、圧縮コー
ドを出力する。
【0009】復号化、すなわち逆S変換は、基の画素x
_2iを次の式、
【0010】
【数4】 x_2i=L_i+floor((H_i+1)/2) …(4) により行われる。また、基の画素x_(2i+1)の逆
S変換は次の式、
【0011】
【数5】 x_(2i+1)=x_2i−H_i …(5) により行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記説明のよ
うな従来の無損失サブバンド変換による圧縮を行う画像
圧縮装置では圧縮率が低く、より一層の圧縮率向上が望
まれている。
【0013】従来の無損失サブバンド変換では、画像信
号を各帯域毎に階層的に分割するという定型処理を行っ
ており、個々の画素毎に最適適応処理は行われていな
い。このように定型処理を行っているため、圧縮率を高
めることが困難である。
【0014】圧縮率を高めるため、例えば、画像をブロ
ック毎に区切り、ブロック毎に適応処理を行う方法があ
る。これは、対象画素周辺の参照可能な画素から対象画
素の予測値を導く計算式のうち、最も誤差の小さい計算
式を選択し、画像ブロック毎に選択した計算式を示す特
殊コードを付加するという方法である。しかしながら、
特殊コードのためのビット数増加が避けられない。ま
た、同一スキャンブロックでは固定の計算モードとなる
ため、画素によっては差分信号が大きくなり予測精度が
よくない場合が発生する等、スキャンブロック単位の適
応処理では圧縮率の向上への寄与が少なくなる。
【0015】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、無損失サブバンド変換圧縮において圧縮率の
向上が可能な画像圧縮装置と画像圧縮方法、及びこの画
像圧縮装置により圧縮された圧縮画像信号を伸張する画
像伸張装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、サブバンド/ウエーブレット変換を用い
た圧縮・伸張の過程を経てもとの情報が保存される無損
失画像圧縮を行う画像圧縮装置において、デジタル画像
信号を入力し、予測対象画素の周辺にある参照可能な画
素の個々の相関関係を評価する画素相関評価手段と、前
記画素間の相関評価を最大ならしめるような最適適応処
理係数を算出する最適値算出手段と、前記最適適応処理
係数に基づいて前記デジタル画像信号の周波数成分を所
定の領域に分割する最適適応サブバンド/ウエーブレッ
ト変換を行ってサブバンド/ウエーブレット変換符号化
信号を生成するサブバンド/ウエーブレット変換手段
と、前記サブバンド/ウエーブレット変換符号化信号を
エントロピー符号化するエントロピー符号化手段と、を
備えたことを特徴とする画像圧縮装置、が提供される。
【0017】このような構成の画像圧縮装置は、画素相
関評価手段において、対象となる画素の周辺にある参照
可能な画素の個々の画素相関を計算して画素相関の評価
を行う。最適値算出手段は、この画素相関の評価に基づ
き、例えば、相関が最大になる組を選択し、最適適応処
理係数を算出する。サブバンド/ウエーブレット変換手
段は、算出された最適適応処理係数及び前記参照可能な
画素を用いて対象画素の予測値を算出しこれに基づいて
周波数成分を所定の領域に分割する最適適応サブバンド
/ウエーブレット変換を行ってサブバンド/ウエーブレ
ット変換符号化信号を生成する。エントロピー符号化手
段は、このサブバンド/ウエーブレット変換符号化信号
をエントロピー符号化し、圧縮画像信号として出力す
る。
【0018】また、サブバンド/ウエーブレット変換を
用いた圧縮・伸張の過程を経てもとの情報が保存される
無損失画像圧縮された圧縮画像信号を伸張する画像伸張
装置において、エントロピー符号化により圧縮された前
記圧縮画像信号をエントロピー復号化しサブバンド/ウ
エーブレット変換符号化信号に復号するエントロピー復
号化手段と、対象画素の周辺にある参照可能な画素の個
々の相関関係を評価する画素相関評価手段と、前記画素
間の相関評価を最大ならしめるような最適適応処理係数
を算出する最適値算出手段と、前記最適適応処理係数と
前記サブバンド/ウエーブレット変換符号化信号とから
対象画素を復号する逆サブバンド/ウエーブレット変換
手段と、を備えたことを特徴とする画像伸張装置、が提
供される。
【0019】このような構成の画像伸張装置は、サブバ
ンド/ウエーブレット変換され、その後にエントロピー
符号化された圧縮画像信号を入力し、エントロピー復号
化手段によりエントロピー復号化を行い、サブバンド/
ウエーブレット変換符号化信号に復号する。また、画素
相関評価手段において、対象となる画素の周辺にある参
照可能な画素の個々の画素相関を計算して画素相関の評
価を行う。最適値算出手段は、この画素相関の評価に基
づき、例えば、相関が最大になる組を選択し、最適適応
処理係数を算出する。逆サブバンド/ウエーブレット変
換手段は、算出された最適適応処理係数を用いて、サブ
バンド/ウエーブレット変換符号化画像信号から対象画
素を復号する。
【0020】また、サブバンド/ウエーブレット変換を
用いた圧縮・伸張の過程を経てもとの情報が保存される
無損失画像圧縮方法において、デジタル画像信号を入力
し、予測対象画素の周辺にある参照可能な画素の個々の
相関関係を評価し、前記画素間の相関評価を最大ならし
めるような最適適応処理係数を算出し、前記最適適応処
理係数に基づいて前記デジタル画像信号の周波数成分を
所定の領域に分割する最適適応サブバンド/ウエーブレ
ット変換を行ってサブバンド/ウエーブレット変換符号
化信号を生成し、必要に応じて前記サブバンド/ウエー
ブレット変換符号化信号に対し前記相関関係評価手順か
らの処理を所定の回数行い、前記サブバンド/ウエーブ
レット変換符号化信号を階層化し、前記階層化されたサ
ブバンド/ウエーブレット変換符号化信号をエントロピ
ー符号化する手順を有することを特徴とする画像圧縮方
法、が提供される。
【0021】このような手順の画像圧縮方法は、デジタ
ル画像を入力し、予測対象画素の周辺にある参照可能な
画素の個々の相関関係を評価し、画素間の相関評価を最
大ならしめるような最適適応処理係数を算出し、最適適
応処理係数に基づいて最適適応サブバンド/ウエーブレ
ット変換を行ってサブバンド/ウエーブレット変換符号
化信号を生成し、必要に応じて最適適応サブバンド/ウ
エーブレット変換符号化信号に対し前記相関関係評価手
順からの処理を所定の回数行い、サブバンド/ウエーブ
レット変換符号化信号を階層化し、階層化されたサブバ
ンド/ウエーブレット変換符号化信号をエントロピー符
号化して、圧縮画像を出力する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある画像圧縮装置の構成図である。
【0023】本発明に係る画像圧縮装置は、最適適応演
算予測を行ってデジタル画像信号をサブバンド/ウエー
ブレット変換(以下、サブバンド変換とする)する無損
失最適適応サブバンド変換器100と無損失最適適応サ
ブバンド変換器100により生成されたサブバンド変換
符号化信号をエントロピー符号化するエントロピー符号
化圧縮器200とから構成される。無損失最適適応サブ
バンド変換器100は、デジタル画像信号を入力し、予
測対象画素の周辺の参照可能な画素間の相関関係を評価
する画素相関評価手段110と、画素相関評価手段11
0の画素相関評価に基づき最適適応処理係数を算出する
最適値算出手段120と、算出された最適適応処理係数
に基づいてデジタル画像信号の周波数成分を所定の領域
に分割する変換を行うサブバンド変換手段130と、か
ら構成される。
【0024】画素相関評価手段110は、予測対象画素
の周辺にある参照可能な画素の個々の画素相関評価を計
算する。相関計算は、一般的な画素相関評価手法を用い
る。例えば、画素間の類似度や距離の計算を行う。類似
度の例として、集合論的類似度を選ぶ。適当な整数n、
k、周辺画素をx_(n−k)と表すとすると、m組の
類似度Smは、
【0025】
【数6】 Sm=(min{x_(n−k)})/(max{x_(n−k)}} <= 1 ……(6) と評価することができる。これは、値が高いほど類似度
が高くなる。n−kは適当な選択番号であり、周辺画素
は複数の選択を許す。また、距離の例としてチェビシェ
フ距離を選べば、
【0026】
【数7】 Dm=Σ|Δm{x_(n−k)}|>=0 ……(7) と評価することができる。ここで、Δm{}は、各画素
間のm組の差分値を得る関数であって、値が小さいほど
類似度が高くなる。
【0027】最適値算出手段120は、画素相関評価手
段110により算出された周辺画素間の画素相関評価値
が最大となる画素組を選択し、最適適応処理係数を得
る。まず、画素相関評価手段110の算出した周辺画素
間の画素相関評価のうち、相関関係が最も高い、すなわ
ち相関評価を最大とする周辺画素の組を選択する。当然
に、画素組に単一の画素を含む。例えば、上記説明の式
(6)で表される類似度の場合、最大相関は、max
{Sm}と表わし、式(7)で表される距離の場合、最
大相関はmin{Dm}と表わす。このように、相関を
最大とする周辺画素組を選択して、最適適応処理係数を
算出する。最適適応処理係数Pは、類似度の場合、
【0028】
【数8】 P=AP{x_(n−k)} for max{Sm} …(8) と表現される。また、距離の場合、
【0029】
【数9】 P=AP{x_(n−k)} for min{Dm} …(9) と表現できる。AP{x_(n−k)}は、for以下
の条件のもとで最適な値を算出する最適関数である。
【0030】上記説明の最適適応処理は、例えば重み
(適応係数)処理を行う。これは、選択された画素の重
み係数を適当な代表類似度(距離の場合は距離)から算
出する処理である。適当な周辺選択画素x_(n−k)
と、その重み係数w_(n−k)とから、予測値P_i
は次のように表すことができる。
【0031】
【数10】 P_i=round{〔n,k〕Σw_(n−k)*x_(n−k)} ……(10) ここで、round{f(x)}は、ある関数f(x)
の整数か、すなわち、Integer{〔f(x)+
1〕/2}を表す。また、計算出力が画素と同じダイナ
ミックレンジを持つように、重み係数w_(n−k)
は、正規化、
【0032】
【数11】 〔k〕Σw_(n−k) =1 ……(11) が行われている。また、重み係数を適当な属性によって
制限することもできる。属性には、周辺画素値への距離
の重み、周辺画素の幾何的重み等があるが、その種類は
特定しない。
【0033】サブバンド変換手段130は、まず、最適
値算出手段120の算出した最適適応処理係数によって
導き出される予測値P_iに基づいて、画像信号の周波
数成分を2つの領域に分割する処理を行う。サブバンド
変換により符号化されたn番眼の変換値のうち、低域成
分L_nは、
【0034】
【数12】 L_n=floor{(x_2n+AP’{x_(2n−k,x_2n−1) })/2} ……(12) と表すことができる。ここで、AP’は、2変数組から
1変数組へ変換可能な構造を持つ最適関数とする。その
構造は多々あるが、ここでは最適値を出力する同様な全
ての関数変換であるとし、特定はしない。また、高域成
分H_nは、
【0035】
【数13】 H_n=x_2n−AP’{x_(2n−k),x_2n−1} ……(13) と表すことができる。式(8)または式(9)からわか
るように、AP’{}は、適当な予測値である。参照画
素や最適関数AP’{}から適当な方法にてx_2nを
正確に予測することができれば、式(13)から明らか
なように、H_iは小さな値となり、エントロピーを減
少させて圧縮率を高めることができる。
【0036】このように、無損失最適適応サブバンド変
換器100は、画素間の相関値を評価することによって
最適適応処理係数を算出し、これに応じて最適適応化さ
れたサブバンド変換を行う。以上、1回の最適適応サブ
バンド変換について説明したが、必要に応じて、上記説
明の最適適応サブバンド変換を繰り返すことによって、
デジタル画像信号を所望の階層数に分割することができ
る。
【0037】エントロピー符号化圧縮器200は、サブ
バンド変換手段130の生成したサブバンド変換符号化
信号を入力し、これを適当なエントロピー符号器で符号
化することにより、画像信号を圧縮する。エントロピー
符号器としては、ハフマン符号や算術符号等がよく知ら
れており、本発明ではこれらのうちのいずれかの手法を
適用するが、その手法の特定は行わない。
【0038】このような構成の画像圧縮装置の動作及び
画像圧縮方法について説明する。図2は、本発明の一実
施の形態である画像圧縮装置の画素配置の一例を示した
図である。ここでは、n列k行に配置された画素のう
ち、ある列に並ぶ画素x_2i(iは任意の整数)と、
その隣の画素x_(2i+1)について説明する。
【0039】まず、画素相関評価手段110により、周
辺の参照可能な画素m組の相関評価が行われる。例え
ば、類似度の場合であれば、式(6)によりm組の類似
度Smが算出される。また、距離の場合であれば、式
(7)によりm組のチェビシェフ距離Dmが算出され
る。
【0040】次に、最適値算出手段120は、画素相関
評価手段110で算出された画素相関評価に基づき、相
関が最大となる組を選択する。続いて、選択された相関
を最大とする周辺画素組より、最適適応処理係数を算出
する。最適適応処理係数Pは、類似度の場合、式(8)
により、距離の場合、式(9)により得られる。このよ
うにして、算出された最適適応処理係数Pより画素x_
(2i+1)を予測し、その予測値をp_iとする。こ
の予測値は、適当な最適適応処理により得られる。最適
適応処理については種々の手法があり、ここではその特
定を行わない。例えば、選択された周辺画素の重み係数
を適当な代表類似度(距離の場合は距離)から算出する
最適適応処理を行うとすると、予測値p_iは、式(1
0)により算出することができる。
【0041】続いて、サブバンド変換手段130により
低域と高域への分割変換を行う。サブバンド変換により
符号化されたi番眼の変換値のうち低域成分L_iは、
基の画素x_2i、x_(2i+1)を用いて、
【0042】
【数14】 L_i=x_2i+floor(f(L,H)*C) ……(14) と表すことができる。ここで、f(L,H)は、変換変
数であり、Cは、適当な処理係数である。また、高域成
分H_iは、
【0043】
【数15】 H_i=x_(2i+1)−p_i ……(15) と表すことができる。
【0044】以下、簡単のために、C=0とする。C=
0とすると、式(14)は、
【0045】
【数16】 L_i=x_2i ……(16) と表すことができる。x_2iは、復号時でも既知であ
ることになる。また、式(15)の最適予測値p_i
は、例えば、式(10)に示したように、参照可能な適
当な周辺選択画素と、適当な周辺選択画素より算出され
る重み係数を用いて算出することができる。この選択画
素は任意であるが、存在する参照画素のみが選択可能で
ある。一般に、画像信号はラインスキャン構造を持つた
め、最初のラインでは上側に参照画素は存在しない。こ
のため、横方向の画素だけで最適適応処理を行う必要が
ある。
【0046】また、本発明に係る画像圧縮方法は、上記
説明の手順によりサブバンド変換されたサブバンド変換
符号化信号H_i、L_iのうち、低域成分のL_iに
ついて、所定の回数上記説明の手順を繰り返し、階層構
造を形成する。図3は、本発明の一実施の形態である無
損失サブバンド変換圧縮階層構造を示した図である。こ
れは、片階層型の階層構造である。入力したデジタル画
像信号は、上記説明の手順の最適適応サブバンド変換を
行い、低域成分L1と、高域成分H1とに変換する。次
に、低域成分L1に上記説明の手順の最適適応サブバン
ド変換を行い、低域成分L2と、高域成分H2とに変換
する。続いて、この低域成分L2に上記説明の手順の最
適適応サブバンド変換を行い、低域成分L3、高域成分
H3とに変換する。さらに、必要に応じて上記説明の手
順の最適適応サブバンド変換を行う。上記説明では、片
階層としたが、もちろん両階層であってもよい。
【0047】階層化について、さらに詳細に説明する。
図4は、本発明の一実施の形態である片階層型無損失サ
ブバンド変換圧縮階層の画像図である。図3と同じもの
には同じ番号を付す。第1段階(1)では、デジタル画
像信号は最適適応サブバンド変換により符号化され、低
域成分L1と、高域成分H1とに変換される。第1段階
(1)では、垂直方向に最適適応サブバンド変換が行わ
れ、低域成分L1は左側、高域成分H1は右側に納めら
れる。次の第2段階(2)では、低域成分L1につい
て、水平方向に最適適応サブバンド変換を行い、低域成
分L2、高域成分H2とに分割する。続く第3段階
(3)では、第2段階での低域成分L2について、垂直
方向に最適適応サブバンド変換を行い、低域成分L3、
高域成分H3とに分割する。
【0048】次に、上記説明の画像圧縮装置により圧縮
された圧縮画像信号を伸張する画像伸張装置について説
明する。図5は、本発明の一実施の形態である画像伸張
装置の構成図である。本発明に係る画像伸張装置は、上
記説明の画像圧縮装置により圧縮された圧縮画像信号に
エントロピー復号化処理を施す、エントロピー復号化伸
張器400と、エントロピー復号化伸張器400の出力
信号を入力し、これを最適適応逆サブバンド変換する無
損失最適適応逆サブバンド変換器300と、から構成さ
れる。
【0049】無損失最適適応逆サブバンド変換器300
は、対象画素周辺の参照可能な画素間の相関関係を評価
する画素相関評価手段310と、画素相関評価手段31
0の画素相関評価に基づき最適適応処理係数を算出する
最適値算出手段320と、最適適応処理係数を用いてエ
ントロピー復号化伸張器400の出力信号から対象画素
を復号化する逆サブバンド変換手段330と、から構成
される。
【0050】エントロピー復号化伸張器400は、上記
説明の画像圧縮装置により圧縮された圧縮画像信号を入
力し、これにエントロピー復号化処理を施す。エントロ
ピー復号化処理は、上記説明の画像圧縮装置のエントロ
ピー符号化手段によりエントロピー符号化された信号を
もとにもどす処理であり、L_i及びH_iにより表さ
れる最適適応処理サブバンド変換された信号に復号化す
る。
【0051】画素相関評価手段310は、画像圧縮装置
の画素相関評価手段110と同様に、復号化された周辺
の参照可能な画素の相関評価を、例えば、式(6)また
は式(7)により行う。復号化時、予測計算のために参
照可能な画素は、復号化完了した画素(過去画素、直前
画素、後方画素)のみである。従って、符号化のときに
もこの制限が適用される。
【0052】最適値算出手段320は、画像圧縮装置の
最適値算出手段120と同様に、画素相関評価手段31
0の画素相関評価に基づき、相関が最大になる組を選択
し、最適適応処理係数を算出する。最適適応処理係数
は、例えば、式(8)または式(9)により得られる。
さらに、例えば、最適適応処理において周辺画素の重み
係数を適当な代表類似度から算出する場合、予測値p_
iは、式(10)より得られる。
【0053】逆サブバンド変換手段330は、低域成分
L_i、及び高域成分H_iより、画像信号の復号化を
行う。画像圧縮装置により、式(15)及び式(16)
で表される最適適応サブバンド変換がされた場合、最適
適応逆サブバンド変換は、
【0054】
【数17】 x_2i=L_i ……(17) 及び、
【0055】
【数18】 x_(2i+1)=H_i+p_i ……(18) とによって表される変換を行い、画素x_2iとx_
(2i+1)を復号化する。H_i及びL_iにより表
されるサブバンド変換符号化信号と、既知の画素により
x_2i及びx_2i+1を復号することができる。
【0056】このような構成の画像伸張装置の動作及び
画像伸張方法について説明する。画像圧縮装置により無
損失最適適応サブバンド変換された圧縮画像信号を入力
し、エントロピー復号化伸張器400でエントロピー復
号化を行う。無損失最適適応逆サブバンド変換器300
の画素相関評価手段310は、復号化された参照可能な
画素間の画素相関を評価し、最適値算出手段320で最
適適応処理係数を算出する。この最適適応処理は、上記
説明の画像圧縮装置で行う処理と同一であり、同一の結
果が得られる。逆サブバンド変換手段330では、得ら
れた最適適応処理係数と、エントロピー復号化伸張器4
00でエントロピー復号化がされたサブバンド変換符号
化信号とから、対象画素を復号する。圧縮画像信号が階
層構造になっている場合には、エントロピー復号化がさ
れた信号を、階層毎に順次最適適応逆サブバンド変換
し、画像信号を復号する。
【0057】上記の説明では、式(14)における適当
な処理係数CをC=0としたが、C≠0であっても同様
の最適処理を行うことができる。この場合、x_2iは
復号時に未知であるために、x_2iを除いた周辺画素
から適応処理することになる。また、L_iのダイナミ
ックレンジをx_iと同じにする制限も必要になる。
【0058】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、画像圧縮装置
及び画像伸張装置が有すべき機能の処理内容は、コンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラ
ムに記述しておく。そして、このプログラムをコンピュ
ータで実行することにより、上記処理がコンピュータで
実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体と
しては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場を
流通させる場合には、CD−ROM(Compact Disc Read
Only Memory)やフロッピーディスク等の可搬型記録媒
体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワーク
を介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納して
おき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送す
ることもできる。コンピュータで実行する際には、コン
ピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納
しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、対象と
なる画素の周辺にある参照可能な画素の個々の画素相関
を計算して画素相関を評価し、最適適応処理係数を算出
する。この最適適応処理係数から導かれる予測値に基づ
いてサブバンド変換を行い、周波数成分を所定の領域に
分割したサブバンド変換符号化信号を生成し、これをエ
ントロピー符号化して圧縮画像信号として出力する。
【0060】このように画素毎に最適画素値を算出して
いるため、対象画素の予測精度を上げることができる。
予測精度が上がることによりサブバンド変換符号化信号
のエントロピーが減少し、エントロピー符号化時に、よ
り圧縮されたコードが出力されることになる。また、適
応処理するための特殊コードを付加する必要がない。こ
の結果、サブバンド変換における画像の無損失圧縮率が
向上する。特に、自然画、文字、CG画像等が合成混合
された画像に対して有効である。
【0061】また、本発明の画像伸張装置は、上記画像
圧縮装置により圧縮された圧縮画像信号を入力し、エン
トロピー復号化を行うとともに、参照可能な画素個々の
画素相関の評価を行い、最適適応処理係数を算出する。
算出された最適適応処理係数と、エントロピー復号化さ
れたサブバンド変換符号化信号とから対象画素を復号す
る。
【0062】このように、画素毎に算出される最適画素
値は、個々の画素毎に一定の値となるため、画像伸張装
置において算出することができ、適応処理するための特
殊コードを必要としない。また、最適適応処理により、
圧縮画像信号のエントロピーは減少しており、圧縮率が
高められている。この結果、画像の無損失圧縮率が向上
する。特に、自然画、文字、CG画像等が合成混合され
た画像に対して有効である。
【0063】また、本発明の画像圧縮方法は、参照可能
な画素の個々の相関関係を評価し、相関評価を最大とす
る最適適応処理係数を算出し、これに基づいてサブバン
ド変換を行う。この手順を必要に応じて繰り返し、サブ
バンド変換符号化信号を階層化し、エントロピー符号化
して、圧縮画像を出力する。
【0064】このように画素毎に最適化がなされるた
め、エントロピーを減少させることができ、圧縮率を向
上させることができる。また、必要に応じて、最適適応
処理サブバンド変換を繰り返し行うことにより、さらに
圧縮率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である画像圧縮装置の構
成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である画像圧縮装置の画
素配置の一例を示した図である。
【図3】本発明の一実施の形態である無損失サブバンド
変換圧縮階層構造を示した図である。
【図4】本発明の一実施の形態である片階層型無損失サ
ブバンド変換圧縮階層の画像図である。
【図5】本発明の一実施の形態である画像伸張装置の構
成図である。
【図6】従来の無損失サブバンド変換を行う画像圧縮装
置の構成図である。
【符号の説明】
100…無損失最適適応サブバンド変換器、110…画
素相関評価手段、120…最適値算出手段、130…サ
ブバンド変換手段、200…エントロピー符号化圧縮
器、300…無損失最適適応逆サブバンド変換器、31
0…画素相関評価手段、320…最適値算出手段、33
0…逆サブバンド変換手段、400…エントロピー復号
化伸張器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブバンド/ウエーブレット変換を用い
    た圧縮・伸張の過程を経てもとの情報が保存される無損
    失画像圧縮を行う画像圧縮装置において、 デジタル画像信号を入力し、予測対象画素の周辺にある
    参照可能な画素の個々の相関関係を評価する画素相関評
    価手段と、 前記画素間の相関評価を最大ならしめるような最適適応
    処理係数を算出する最適値算出手段と、 前記最適適応処理係数に基づいて前記デジタル画像信号
    の周波数成分を所定の領域に分割する最適適応サブバン
    ド/ウエーブレット変換を行ってサブバンド/ウエーブ
    レット変換符号化信号を生成するサブバンド/ウエーブ
    レット変換手段と、 前記サブバンド/ウエーブレット変換符号化信号をエン
    トロピー符号化するエントロピー符号化手段と、 を備えたことを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記最適値算出手段は、前記画素間の相
    関評価を最大とする画素組を選択し、この画素組を最適
    化する最適関数から最適適応処理係数を算出することを
    特徴とする請求項1記載の画像圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記最適値算出手段の最適適応処理係数
    は、前記選択された画素組の重み係数を適当な近傍周辺
    画素の代表相関から算出する処理であることを特徴とす
    る請求項2記載の画像圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記サブバンド/ウエーブレット変換手
    段は、前記最適適応処理係数と前記参照可能な画素とか
    ら対象画素に対する最適な予測値を算出し、前記予測値
    に基づいて前記デジタル画像信号を低域周波数成分と高
    域周波数成分に変換することを特徴とする請求項1記載
    の画像圧縮装置。
  5. 【請求項5】 前記サブバンド/ウエーブレット変換手
    段は、所定画素をx_2i、x_(2i+1)、前記最
    適適応処理係数により算出される予測値をp_iと表す
    とき、低域変換は式x_2i、高域変換は式x_(2i
    +1)−p_iで表される変換を行うことを特徴とする
    請求項4記載の画像圧縮装置。
  6. 【請求項6】 サブバンド/ウエーブレット変換を用い
    た圧縮・伸張の過程を経てもとの情報が保存される無損
    失画像圧縮された圧縮画像信号を伸張する画像伸張装置
    において、 エントロピー符号化により圧縮された前記圧縮画像信号
    をエントロピー復号化しサブバンド/ウエーブレット変
    換符号化信号に復号するエントロピー復号化手段と、 対象画素の周辺にある参照可能な画素の個々の相関関係
    を評価する画素相関評価手段と、 前記画素間の相関評価を最大ならしめるような最適適応
    処理係数を算出する最適値算出手段と、 前記最適適応処理係数と前記サブバンド/ウエーブレッ
    ト変換符号化信号とから対象画素を復号する逆サブバン
    ド/ウエーブレット変換手段と、 を備えたことを特徴とする画像伸張装置。
  7. 【請求項7】 サブバンド/ウエーブレット変換を用い
    た圧縮・伸張の過程を経てもとの情報が保存される無損
    失画像圧縮方法において、 デジタル画像信号を入力し、予測対象画素の周辺にある
    参照可能な画素の個々の相関関係を評価し、 前記画素間の相関評価を最大ならしめるような最適適応
    処理係数を算出し、 前記最適適応処理係数に基づいて前記デジタル画像信号
    の周波数成分を所定の領域に分割する最適適応サブバン
    ド/ウエーブレット変換を行ってサブバンド/ウエーブ
    レット変換符号化信号を生成し、 必要に応じて前記サブバンド/ウエーブレット変換符号
    化信号に対し前記相関関係評価手順からの処理を所定の
    回数行い、前記サブバンド/ウエーブレット変換符号化
    信号を階層化し、 前記階層化されたサブバンド/ウエーブレット変換符号
    化信号をエントロピー符号化する手順を有することを特
    徴とする画像圧縮方法。
JP25176799A 1999-09-06 1999-09-06 画像圧縮装置及び画像伸張装置並びに画像圧縮方法 Pending JP2001078040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25176799A JP2001078040A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 画像圧縮装置及び画像伸張装置並びに画像圧縮方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25176799A JP2001078040A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 画像圧縮装置及び画像伸張装置並びに画像圧縮方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001078040A true JP2001078040A (ja) 2001-03-23

Family

ID=17227624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25176799A Pending JP2001078040A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 画像圧縮装置及び画像伸張装置並びに画像圧縮方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001078040A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6351568B1 (en) Image transform and significance bit-plane compression and decompression
US7720153B2 (en) Video encoding apparatus, video encoding method, video encoding program, video decoding apparatus, video decoding method and video decoding program
US7003168B1 (en) Image compression and decompression based on an integer wavelet transform using a lifting scheme and a correction method
JP3103383B2 (ja) 画像復号化方法
JP4425561B2 (ja) イメージおよびビデオ符号化のための2−d変換
US7016545B1 (en) Reversible embedded wavelet system implementation
US7069209B2 (en) Techniques for quantization of spectral data in transcoding
JP2017085603A (ja) 領域ベースの画像圧縮
JP2001346047A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2002335542A (ja) デジタル画像の圧縮方法
JPH10313457A (ja) 画像圧縮方法
JP2000032461A (ja) 画像符号化方法、画像復号方法及び装置及びコンピュ―タプログラム製品
JPH11168385A (ja) デジタル信号の符号化と復号化
JP2007267384A (ja) 圧縮装置及び圧縮方法
JP2930092B2 (ja) 画像符号化装置
JP2001078040A (ja) 画像圧縮装置及び画像伸張装置並びに画像圧縮方法
JP2002091497A (ja) オーディオ信号符号化方法、復号化方法及びそれらの方法を実行するプログラム記憶媒体
JPH07162859A (ja) 画像符号化装置及び画像復号化装置
US20080031328A1 (en) Moving Picture Encoding Device, Method, Program, And Moving Picture Decoding Device, Method, And Program
JP2001094992A (ja) 画像圧縮装置及び画像伸張装置
JP3612918B2 (ja) 画像符号化装置および画像復号化装置
JP2001112008A (ja) 画像圧縮装置及び画像伸張装置
JP2001077700A (ja) 画像圧縮装置及び画像伸張装置
JPH1188183A (ja) ウェーブレット変換装置およびその方法並びにウェーブレット逆変換装置およびその方法並びに画像符号化装置およびその方法並びに画像復号化装置およびその方法
JPH0983378A (ja) 符号化装置および復号化装置