JP2001077978A - 画像読取り装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンタクトガラス上に原稿を給送することに
より原稿画像を読取るようにした原稿読取り装置におい
て、コンタクトガラス上に原稿からの汚れが転移付着す
ることがなくなり、コンタクトガラスの汚損と、それに
起因した読取り画質の低下を防止する。 【解決手段】 読取り部１８と、該読取り部の読取り面
に配置されて読取り対象物としての原稿Ｄを通過させる
コンタクトガラス１９と、コンタクトガラス上に原稿を
給送する上流側通紙搬送経路１６と、を備えた画像読取
り装置において、上流側通紙搬送経路は、原稿上ガイド
板１６ａと、原稿上ガイド板の下側に所定の搬送空間を
隔てて対向配置された原稿下ガイド板１６ｂと、から成
り、原稿面が対面しながら通過する原稿下ガイド板の上
面には、原稿搬送方向と交差する方向へ延び且つ先端３
０ａが角状の凸条３０が一個、又は複数個搬送方向に沿
って配列されている。
より原稿画像を読取るようにした原稿読取り装置におい
て、コンタクトガラス上に原稿からの汚れが転移付着す
ることがなくなり、コンタクトガラスの汚損と、それに
起因した読取り画質の低下を防止する。 【解決手段】 読取り部１８と、該読取り部の読取り面
に配置されて読取り対象物としての原稿Ｄを通過させる
コンタクトガラス１９と、コンタクトガラス上に原稿を
給送する上流側通紙搬送経路１６と、を備えた画像読取
り装置において、上流側通紙搬送経路は、原稿上ガイド
板１６ａと、原稿上ガイド板の下側に所定の搬送空間を
隔てて対向配置された原稿下ガイド板１６ｂと、から成
り、原稿面が対面しながら通過する原稿下ガイド板の上
面には、原稿搬送方向と交差する方向へ延び且つ先端３
０ａが角状の凸条３０が一個、又は複数個搬送方向に沿
って配列されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取り装置に関
し、特にコンタクトガラス上に原稿を給送する機構を備
えた画像読取り装置においてコンタクトガラス上に原稿
面からインク、紙粉等の異物が転移することにより、読
取り画像品質を劣化させるという不具合を解消した画像
読取り装置に関する。
し、特にコンタクトガラス上に原稿を給送する機構を備
えた画像読取り装置においてコンタクトガラス上に原稿
面からインク、紙粉等の異物が転移することにより、読
取り画像品質を劣化させるという不具合を解消した画像
読取り装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】スキャナ等の画像読取り装置は、単体の
読取り装置として製造される他、ファクシミリ装置、プ
リンタ、複写機等の画像読取り部に組み込まれて使用さ
れる。自動原稿給紙装置によりシート原稿をコンタクト
ガラス上に移動し、コンタクトガラス直下に位置する読
取り光学系、密着センサ等の読取り部により原稿面を読
み取る原稿読取り装置においては、原稿をコンタクトガ
ラス上に一時停止させた状態で読取り部を走査すること
により原稿画像の読取りを行う。また、スリット状のガ
ラス上に沿って原稿移動させながら、スリットガラス直
下に位置する固定した読取り部により原稿画像を読取る
タイプも知られている。図５は画像読取り装置の要部構
成を示す略図であり、密着センサから成る読取り部１の
読取り面に沿って配置されたコンタクトガラス２上に
は、図面左方の上流側から右方の下流側へ向けてシート
原稿Ｄが給送される。上流側通紙搬送経路３は、上下搬
送ガイド３ａ，３ｂを所定の間隔を隔てて対向配置した
構成を備え、上流側通紙搬送経路４は、上下搬送ガイド
４ａ，４ｂを所定の間隔を隔てて対向配置した構成を備
えている。また、コンタクトガラスの上方には加圧スプ
リング５ａ及び加圧スプリング５ａによりコンタクトガ
ラス２上面に加圧される原稿押え板（白色基準板）５ｂ
とから成る原稿押え５が配置されている。なお、各通紙
搬送経路３、４は、自動原稿給紙装置を構成している。
この画像読取り装置により原稿画像を読み取る際には、
自動原稿給紙装置の図示しない原稿セット台上から上流
側通紙搬送経路３に原稿Ｄを送り込み、図示しない搬送
ローラ等の搬送力によってコンタクトガラス２上のセッ
ト位置に原稿を一旦停止させ、この状態で読取り部１を
作動させて原稿下面の画像を読み取る。原稿画像の読み
取り終了後には、コンタクトガラス上の原稿を下流側通
紙搬送経路４に送り出して排紙する。なお、読取り部を
固定しつつ、スリットガラス上を原稿を通過させること
により読取りを行うタイプにあっては、原稿をスリット
ガラス上で停止させずに通過させる制御が行われる。
読取り装置として製造される他、ファクシミリ装置、プ
リンタ、複写機等の画像読取り部に組み込まれて使用さ
れる。自動原稿給紙装置によりシート原稿をコンタクト
ガラス上に移動し、コンタクトガラス直下に位置する読
取り光学系、密着センサ等の読取り部により原稿面を読
み取る原稿読取り装置においては、原稿をコンタクトガ
ラス上に一時停止させた状態で読取り部を走査すること
により原稿画像の読取りを行う。また、スリット状のガ
ラス上に沿って原稿移動させながら、スリットガラス直
下に位置する固定した読取り部により原稿画像を読取る
タイプも知られている。図５は画像読取り装置の要部構
成を示す略図であり、密着センサから成る読取り部１の
読取り面に沿って配置されたコンタクトガラス２上に
は、図面左方の上流側から右方の下流側へ向けてシート
原稿Ｄが給送される。上流側通紙搬送経路３は、上下搬
送ガイド３ａ，３ｂを所定の間隔を隔てて対向配置した
構成を備え、上流側通紙搬送経路４は、上下搬送ガイド
４ａ，４ｂを所定の間隔を隔てて対向配置した構成を備
えている。また、コンタクトガラスの上方には加圧スプ
リング５ａ及び加圧スプリング５ａによりコンタクトガ
ラス２上面に加圧される原稿押え板（白色基準板）５ｂ
とから成る原稿押え５が配置されている。なお、各通紙
搬送経路３、４は、自動原稿給紙装置を構成している。
この画像読取り装置により原稿画像を読み取る際には、
自動原稿給紙装置の図示しない原稿セット台上から上流
側通紙搬送経路３に原稿Ｄを送り込み、図示しない搬送
ローラ等の搬送力によってコンタクトガラス２上のセッ
ト位置に原稿を一旦停止させ、この状態で読取り部１を
作動させて原稿下面の画像を読み取る。原稿画像の読み
取り終了後には、コンタクトガラス上の原稿を下流側通
紙搬送経路４に送り出して排紙する。なお、読取り部を
固定しつつ、スリットガラス上を原稿を通過させること
により読取りを行うタイプにあっては、原稿をスリット
ガラス上で停止させずに通過させる制御が行われる。
【０００３】ところで、上記タイプの画像読取り装置に
あっては、画像の読取りに際して、原稿の下面（原稿
面）側をコンタクトガラス（スリットガラスを含む）に
接触させて滑らせながら搬送する為、原稿に付着してい
るトナー、インク、修正液、紙粉，ゴミ等の異物がコン
タクトガラス上２に付着し易い。コンタクトガラスに付
着した異物が読み取りライン上にのってしまうと、シェ
ーディング補正不良や、異物をそのまま読み込んでしま
うことによる画像不良（白すじ、黒すじ）が発生し、品
質クレームの対象となってしまう。ところで、コンタク
トガラスへの汚れ付着を防止、或は低減する対策として
絶対的な方法はなく、従来から静電気による汚れ付着の
影響をなくす為にガラス表面に帯電防止処理を施した
り、原稿搬送レイアウト上の工夫をしたり、定期的なサ
ービスマンによる清掃などで処理している。最終的には
ユーザーが清掃できるようにしておいて、不良画像が発
生した時などにこまめに清掃してもらうのが最も有効な
手段であるが、オペレータが出力された画像を見ること
ができる複写機ではともかく、ファクシミリ装置により
送信する場合には送信側が受信側にて受信された画像が
不良であるかどうかを判断することができず、受信側か
ら画像不良である旨のクレームがくるまで気付かないこ
とが大半である。特開平１０−４２０９８号公報には、
コンタクトガラスの表裏両面を同時に清掃するためのフ
ェルト部材をコンタクトガラスの表裏両面に接触させて
面方向に進退させることによりガラス面の汚れを除去す
るための機構が開示されているが、このような清掃手段
とその駆動機構をコンタクトガラスに付属せしめること
は周辺構造の複雑大型化、部品点数の増大という不具合
をもたらすため問題である。特に、コンタクトガラスが
原稿からの異物により汚損されることを放置しておきな
がら、後から清掃するという対策には限界があり、コン
タクトガラスの汚損を事前に防止するという対策が求め
られていた。
あっては、画像の読取りに際して、原稿の下面（原稿
面）側をコンタクトガラス（スリットガラスを含む）に
接触させて滑らせながら搬送する為、原稿に付着してい
るトナー、インク、修正液、紙粉，ゴミ等の異物がコン
タクトガラス上２に付着し易い。コンタクトガラスに付
着した異物が読み取りライン上にのってしまうと、シェ
ーディング補正不良や、異物をそのまま読み込んでしま
うことによる画像不良（白すじ、黒すじ）が発生し、品
質クレームの対象となってしまう。ところで、コンタク
トガラスへの汚れ付着を防止、或は低減する対策として
絶対的な方法はなく、従来から静電気による汚れ付着の
影響をなくす為にガラス表面に帯電防止処理を施した
り、原稿搬送レイアウト上の工夫をしたり、定期的なサ
ービスマンによる清掃などで処理している。最終的には
ユーザーが清掃できるようにしておいて、不良画像が発
生した時などにこまめに清掃してもらうのが最も有効な
手段であるが、オペレータが出力された画像を見ること
ができる複写機ではともかく、ファクシミリ装置により
送信する場合には送信側が受信側にて受信された画像が
不良であるかどうかを判断することができず、受信側か
ら画像不良である旨のクレームがくるまで気付かないこ
とが大半である。特開平１０−４２０９８号公報には、
コンタクトガラスの表裏両面を同時に清掃するためのフ
ェルト部材をコンタクトガラスの表裏両面に接触させて
面方向に進退させることによりガラス面の汚れを除去す
るための機構が開示されているが、このような清掃手段
とその駆動機構をコンタクトガラスに付属せしめること
は周辺構造の複雑大型化、部品点数の増大という不具合
をもたらすため問題である。特に、コンタクトガラスが
原稿からの異物により汚損されることを放置しておきな
がら、後から清掃するという対策には限界があり、コン
タクトガラスの汚損を事前に防止するという対策が求め
られていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、コンタクトガラス上に原稿を給送
することにより原稿画像を読取るようにした原稿読取り
装置において、コンタクトガラス上に原稿からの汚れが
転移付着しないようにすることにより、コンタクトガラ
スの汚損と、それに起因した読取り画質の低下を防止す
ることができる画像読取り装置を提供することを課題と
する。つまり、コンタクトガラスの読取り位置に原稿が
進入してくる前の搬送経路上において、原稿に付着して
いる汚れをできる限り掻落とすことによって、コンタク
トガラスを清掃する頻度を少なくした画像読取り装置を
提供する。
なされたものであり、コンタクトガラス上に原稿を給送
することにより原稿画像を読取るようにした原稿読取り
装置において、コンタクトガラス上に原稿からの汚れが
転移付着しないようにすることにより、コンタクトガラ
スの汚損と、それに起因した読取り画質の低下を防止す
ることができる画像読取り装置を提供することを課題と
する。つまり、コンタクトガラスの読取り位置に原稿が
進入してくる前の搬送経路上において、原稿に付着して
いる汚れをできる限り掻落とすことによって、コンタク
トガラスを清掃する頻度を少なくした画像読取り装置を
提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成する為、
請求項１の発明は、読取り部と、該読取り部の読取り面
に配置されて読取り対象物としての原稿を通過させるコ
ンタクトガラスと、コンタクトガラス上に原稿を給送す
る上流側通紙搬送経路と、を備えた画像読取り装置にお
いて、上流側通紙搬送経路は、原稿上ガイド板と、原稿
上ガイド板の下側に所定の搬送空間を隔てて対向配置さ
れた原稿下ガイド板と、から成り、原稿面が対面しなが
ら通過する原稿下ガイド板の上面には、原稿搬送方向と
交差する方向へ延び且つ先端が角状の凸条が一個、又は
複数個搬送方向に沿って配列されていることを特徴とす
る。請求項２の発明は、読取り部と、読取り部に対向配
置されて読取り対象物としての原稿を通過させるコンタ
クトガラスと、コンタクトガラス上に原稿を給送する上
流側通紙搬送経路と、を備えた画像読取り装置におい
て、上流側通紙搬送経路は、原稿上ガイド板と、原稿上
ガイド板の下側に所定の搬送空間を隔てて対向配置され
た原稿下ガイド板と、から成り、原稿上ガイド板と原稿
下ガイド板は、上下方向に波形に湾曲するほぼ同一形状
であり、湾曲した搬送空間を通過する原稿の下面を原稿
下ガイド板に設けた湾曲頂部に摺接させることにより原
稿下面の汚れを除去するように構成したことを特徴とす
る。
請求項１の発明は、読取り部と、該読取り部の読取り面
に配置されて読取り対象物としての原稿を通過させるコ
ンタクトガラスと、コンタクトガラス上に原稿を給送す
る上流側通紙搬送経路と、を備えた画像読取り装置にお
いて、上流側通紙搬送経路は、原稿上ガイド板と、原稿
上ガイド板の下側に所定の搬送空間を隔てて対向配置さ
れた原稿下ガイド板と、から成り、原稿面が対面しなが
ら通過する原稿下ガイド板の上面には、原稿搬送方向と
交差する方向へ延び且つ先端が角状の凸条が一個、又は
複数個搬送方向に沿って配列されていることを特徴とす
る。請求項２の発明は、読取り部と、読取り部に対向配
置されて読取り対象物としての原稿を通過させるコンタ
クトガラスと、コンタクトガラス上に原稿を給送する上
流側通紙搬送経路と、を備えた画像読取り装置におい
て、上流側通紙搬送経路は、原稿上ガイド板と、原稿上
ガイド板の下側に所定の搬送空間を隔てて対向配置され
た原稿下ガイド板と、から成り、原稿上ガイド板と原稿
下ガイド板は、上下方向に波形に湾曲するほぼ同一形状
であり、湾曲した搬送空間を通過する原稿の下面を原稿
下ガイド板に設けた湾曲頂部に摺接させることにより原
稿下面の汚れを除去するように構成したことを特徴とす
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態により詳細に説明する。図１は本発明の画像読取
り装置を使用した画像形成装置の一例としての普通紙フ
ァクシミリ装置の概略構成図であり、このファクシミリ
装置は、電子写真式の画像形成部１０と、画像形成部１
０に記録紙Ｐを給送する給紙部１１と、画像形成部１０
にレーザ光から成る画像データを供給する書込み光学系
１２と、画像形成部１０にて画像形成を受けた記録紙Ｐ
を排出する記録紙排紙トレイ１３と、読取り対象物とし
てのシート原稿Ｄをセットするための原稿セット台１５
と、原稿セット台１５上の原稿を一枚づつ取り出して給
送する上流側通紙搬送経路１６と、上流側通紙搬送経路
１６に沿って配置された搬送コロ１７と、上流側通紙搬
送経路１６の終端部に配置された読取り用密着センサ
（読取り部）１８と、密着センサ１８の読取り面に沿っ
て配置された透明なコンタクトガラス１９と、コンタク
トガラス１９の上面に向けて加圧付勢された原稿押え
（バネ２０ａ、原稿押え板２０ｂ）２０と、密着センサ
１８の下流側に配置された下流側通紙搬送経路２１と、
原稿排紙トレイ２２と、を有する。なお、画像形成部１
０は、感光体ドラム２５、帯電部２６、現像部２７、転
写部２８、定着部２９等を備え、書込み光学系１２から
のレーザ光を感光体２５上に照射することによって形成
された静電潜像を現像部２７にて現像してから現像像を
給紙部１１から供給される記録紙Ｐ上に転写し、転写し
た後で、定着部２９にて定着し、排紙トレイ１３上に排
出する。この例では、読取り部を構成する読取りセンサ
ユニットとして密着センサ１８を使用しているが、原稿
を読取ることができる読取り面にはコンタクトガラス１
９を配置している。原稿セット台１５上にセットされた
原稿Ｄは１枚づつ分離され、搬送ローラ１７にて上流側
通紙搬送経路１６を搬送されて密着センサ上のコンタク
トガラス面を通り、排出トレイ２２へ排出される。原稿
Ｄは上流側通紙搬送経路１６に導かれて読取り部１８上
に位置するコンタクトガラス１９上の読取り位置に達す
るが、通常コンタクトガラス１９と原稿押さえ板（白色
板）２０ｂとの間隔は０．３ｍｍから０．５ｍｍ程度に
設定されていて、原稿はほとんどコンタクトガラスに押
しつけられるようにして搬送される。このように原稿を
押え付けるのは、原稿のばたつきによる画像劣化を抑え
るためではあるが、このように構成することによりコン
タクトガラスには原稿に付着した汚れが非常に付着し易
い状態となっている。
の形態により詳細に説明する。図１は本発明の画像読取
り装置を使用した画像形成装置の一例としての普通紙フ
ァクシミリ装置の概略構成図であり、このファクシミリ
装置は、電子写真式の画像形成部１０と、画像形成部１
０に記録紙Ｐを給送する給紙部１１と、画像形成部１０
にレーザ光から成る画像データを供給する書込み光学系
１２と、画像形成部１０にて画像形成を受けた記録紙Ｐ
を排出する記録紙排紙トレイ１３と、読取り対象物とし
てのシート原稿Ｄをセットするための原稿セット台１５
と、原稿セット台１５上の原稿を一枚づつ取り出して給
送する上流側通紙搬送経路１６と、上流側通紙搬送経路
１６に沿って配置された搬送コロ１７と、上流側通紙搬
送経路１６の終端部に配置された読取り用密着センサ
（読取り部）１８と、密着センサ１８の読取り面に沿っ
て配置された透明なコンタクトガラス１９と、コンタク
トガラス１９の上面に向けて加圧付勢された原稿押え
（バネ２０ａ、原稿押え板２０ｂ）２０と、密着センサ
１８の下流側に配置された下流側通紙搬送経路２１と、
原稿排紙トレイ２２と、を有する。なお、画像形成部１
０は、感光体ドラム２５、帯電部２６、現像部２７、転
写部２８、定着部２９等を備え、書込み光学系１２から
のレーザ光を感光体２５上に照射することによって形成
された静電潜像を現像部２７にて現像してから現像像を
給紙部１１から供給される記録紙Ｐ上に転写し、転写し
た後で、定着部２９にて定着し、排紙トレイ１３上に排
出する。この例では、読取り部を構成する読取りセンサ
ユニットとして密着センサ１８を使用しているが、原稿
を読取ることができる読取り面にはコンタクトガラス１
９を配置している。原稿セット台１５上にセットされた
原稿Ｄは１枚づつ分離され、搬送ローラ１７にて上流側
通紙搬送経路１６を搬送されて密着センサ上のコンタク
トガラス面を通り、排出トレイ２２へ排出される。原稿
Ｄは上流側通紙搬送経路１６に導かれて読取り部１８上
に位置するコンタクトガラス１９上の読取り位置に達す
るが、通常コンタクトガラス１９と原稿押さえ板（白色
板）２０ｂとの間隔は０．３ｍｍから０．５ｍｍ程度に
設定されていて、原稿はほとんどコンタクトガラスに押
しつけられるようにして搬送される。このように原稿を
押え付けるのは、原稿のばたつきによる画像劣化を抑え
るためではあるが、このように構成することによりコン
タクトガラスには原稿に付着した汚れが非常に付着し易
い状態となっている。
【０００７】ところで、画像読取り装置は原稿を読取る
前に、画像補正を目的として基準となる白（黒）画像
（原稿押え板２０ｂの下面）を読み込んだ上で出力補正
を行う。この補正動作は一般的にシェーディング補正と
よばれるが、コンタクトガラスの読取り面に汚れが付着
した場合、その汚れの部分のシェーディング出力が異常
出力となり、その部分だけ濃度が変わってしまう白黒す
じのような異常画像を引き起こしてしまう原因となる。
図４(a) はシェーディング出力の正常波形、図４(b) は
コンタクトガラス上に付着した汚れを読み込んだ場合の
異常波形を表している。なお、コンタクトガラス１９の
原稿読取り面に汚れが付着すると、仮にシェーディング
補正が正常に行われたとしても、当然その汚れた範囲に
おける原稿データが欠落してしまい画像不良となる。そ
こで、本発明では、コンタクトガラス１９の上流側に位
置する上流側通紙搬送経路１６を構成する原稿ガイド板
のうち、原稿の画像面と対面して摺接する原稿下ガイド
の上面に原稿面の汚れを掻落とす手段（凸条、波形部
等）を配置するようにした。即ち、従来の画像読取り装
置においては、コンタクトガラス１９の上流側に位置す
る上流側通紙搬送経路１６を滑らかかつ平行な面を持つ
上下２つのガイド板（２〜３ｍｍ間隔）にて構成し、で
きるだけ原稿搬送の妨げにならないように配慮してい
る。その為、原稿は、原稿面に付着した紙粉、トナー
粉、埃等の微細な汚れや、修正液、インク溜まりなどの
描画材をそのままコンタクトガラスの読取り面へ運び、
原稿面がコンタクトガラス面と摺接しながら搬送される
結果、これらの汚れ（異物）はコンタクトガラス面に付
着することになる。本発明は、コンタクトガラスの読取
り面に原稿が達する前に、できる限り原稿に付着してい
た汚れを掻落とすことによりコンタクトガラスの汚れを
未然に防止せんとするものである。
前に、画像補正を目的として基準となる白（黒）画像
（原稿押え板２０ｂの下面）を読み込んだ上で出力補正
を行う。この補正動作は一般的にシェーディング補正と
よばれるが、コンタクトガラスの読取り面に汚れが付着
した場合、その汚れの部分のシェーディング出力が異常
出力となり、その部分だけ濃度が変わってしまう白黒す
じのような異常画像を引き起こしてしまう原因となる。
図４(a) はシェーディング出力の正常波形、図４(b) は
コンタクトガラス上に付着した汚れを読み込んだ場合の
異常波形を表している。なお、コンタクトガラス１９の
原稿読取り面に汚れが付着すると、仮にシェーディング
補正が正常に行われたとしても、当然その汚れた範囲に
おける原稿データが欠落してしまい画像不良となる。そ
こで、本発明では、コンタクトガラス１９の上流側に位
置する上流側通紙搬送経路１６を構成する原稿ガイド板
のうち、原稿の画像面と対面して摺接する原稿下ガイド
の上面に原稿面の汚れを掻落とす手段（凸条、波形部
等）を配置するようにした。即ち、従来の画像読取り装
置においては、コンタクトガラス１９の上流側に位置す
る上流側通紙搬送経路１６を滑らかかつ平行な面を持つ
上下２つのガイド板（２〜３ｍｍ間隔）にて構成し、で
きるだけ原稿搬送の妨げにならないように配慮してい
る。その為、原稿は、原稿面に付着した紙粉、トナー
粉、埃等の微細な汚れや、修正液、インク溜まりなどの
描画材をそのままコンタクトガラスの読取り面へ運び、
原稿面がコンタクトガラス面と摺接しながら搬送される
結果、これらの汚れ（異物）はコンタクトガラス面に付
着することになる。本発明は、コンタクトガラスの読取
り面に原稿が達する前に、できる限り原稿に付着してい
た汚れを掻落とすことによりコンタクトガラスの汚れを
未然に防止せんとするものである。
【０００８】図２は本発明の第１の実施形態の要部構成
図であり、原稿面に付着した汚れを掻落とす手段とし
て、コンタクトガラス１９の上流側に位置する上流側通
紙搬送経路１６を構成する原稿下ガイド板１６ｂの上面
に、原稿搬送方向と交差する方向へ延び且つ先端（の断
面形状）が角状の凸条３０（段差）を搬送方向に沿って
１又は複数個配列した。なお、原稿上ガイド板１６ａは
下面を平坦面とした板である。両ガイド板１６ａ，１６
ｂ間には搬送空間が形成される。この凸条３０は、先端
３０ａの断面形状を鋭角、或は鈍角の角状に構成してお
り、同形状の凸条３０を複数個で配置する場合には搬送
方向に沿って所定ピッチで連設、或は断続的に配置す
る。各凸条３０は搬送方向と交差する方向、例えば搬送
方向と直交する方向へ延在しており、通過する原稿の下
面が凸条先端の角部（及びその手前側の傾斜面）と摺接
することにより、原稿下面に付着した汚れ、即ち紙粉、
トナー粉、埃等の微細な汚れや、修正液、インク溜まり
などの描画材であって、コンタクトガラス上に転移、付
着し易いものを事前に掻き落とし、コンタクトガラスの
汚れを未然に防止する。凸条３０は、上流側通紙搬送経
路１６が搬送する最大幅の原稿に合わせて、搬送方向と
交差する幅方向へ延在する。凸条３０が幅方向へ延在す
る形状（凸条の平面形状）は、搬送方向と直交する方向
であってもよいし、搬送方向と傾斜した方向であっても
よい。あるいは、凸条３０は直線状に幅方向へ延びても
よいし、ジグザグ、格子状、波形等の平面形状であって
もよい。凸条３０を形成した場合には凸条３０の前後位
置に溝３０ｂが形成されるが、この溝３０ｂは掻き落と
した汚れを保持し、汚れが原稿側に再付着したり、搬送
経路内で汚れが移動することを防止する。凸条３０の高
さや幅や数は、画像読取り装置のペーパーパスレイアウ
トに応じて最適のものを選定するが、通紙の妨げになら
ないことを考慮しなければならない。従って、図２に示
した凸条形状が左右逆向きになるような形状は通紙抵抗
を大幅に高めるので採用しにくい。但し、凸条３０の先
端３０ａの角度を図示よりも更に鋭角にしたり、或は鈍
角にしたとしても、通紙を妨害しない限り問題はない。
また、凸条の先端３０ａを面取りして湾曲させてもよ
い。凸条３０は、図１に示した上流側通紙搬送経路１６
のうちのコンタクトガラス直前位置にだけ設けてもよい
し、反転した部分を含む全体に設けてもよいし、更には
部分的に散在させてもよい。
図であり、原稿面に付着した汚れを掻落とす手段とし
て、コンタクトガラス１９の上流側に位置する上流側通
紙搬送経路１６を構成する原稿下ガイド板１６ｂの上面
に、原稿搬送方向と交差する方向へ延び且つ先端（の断
面形状）が角状の凸条３０（段差）を搬送方向に沿って
１又は複数個配列した。なお、原稿上ガイド板１６ａは
下面を平坦面とした板である。両ガイド板１６ａ，１６
ｂ間には搬送空間が形成される。この凸条３０は、先端
３０ａの断面形状を鋭角、或は鈍角の角状に構成してお
り、同形状の凸条３０を複数個で配置する場合には搬送
方向に沿って所定ピッチで連設、或は断続的に配置す
る。各凸条３０は搬送方向と交差する方向、例えば搬送
方向と直交する方向へ延在しており、通過する原稿の下
面が凸条先端の角部（及びその手前側の傾斜面）と摺接
することにより、原稿下面に付着した汚れ、即ち紙粉、
トナー粉、埃等の微細な汚れや、修正液、インク溜まり
などの描画材であって、コンタクトガラス上に転移、付
着し易いものを事前に掻き落とし、コンタクトガラスの
汚れを未然に防止する。凸条３０は、上流側通紙搬送経
路１６が搬送する最大幅の原稿に合わせて、搬送方向と
交差する幅方向へ延在する。凸条３０が幅方向へ延在す
る形状（凸条の平面形状）は、搬送方向と直交する方向
であってもよいし、搬送方向と傾斜した方向であっても
よい。あるいは、凸条３０は直線状に幅方向へ延びても
よいし、ジグザグ、格子状、波形等の平面形状であって
もよい。凸条３０を形成した場合には凸条３０の前後位
置に溝３０ｂが形成されるが、この溝３０ｂは掻き落と
した汚れを保持し、汚れが原稿側に再付着したり、搬送
経路内で汚れが移動することを防止する。凸条３０の高
さや幅や数は、画像読取り装置のペーパーパスレイアウ
トに応じて最適のものを選定するが、通紙の妨げになら
ないことを考慮しなければならない。従って、図２に示
した凸条形状が左右逆向きになるような形状は通紙抵抗
を大幅に高めるので採用しにくい。但し、凸条３０の先
端３０ａの角度を図示よりも更に鋭角にしたり、或は鈍
角にしたとしても、通紙を妨害しない限り問題はない。
また、凸条の先端３０ａを面取りして湾曲させてもよ
い。凸条３０は、図１に示した上流側通紙搬送経路１６
のうちのコンタクトガラス直前位置にだけ設けてもよい
し、反転した部分を含む全体に設けてもよいし、更には
部分的に散在させてもよい。
【０００９】次に、図３は本発明の第２の実施形態の要
部構成図であり、第１の実施形態と同一部分には同一符
号を付して重複した説明は省略するが、上流側通紙搬送
経路１６を構成する原稿上ガイド１６ａと原稿下ガイド
１６ｂの縦断面形状が波形を描くように構成した点が上
記実施形態と異なっている。第１の実施形態が、原稿面
の汚れを落とすための手段として原稿下ガイド板の上面
に段差状の形状を設けたのに対し、第２の実施形態では
コンタクトガラスの手前に波状のある曲率をもった搬送
路（上下のガイド板）を設けたことを特徴とする。これ
を図１の例で説明すると、図１に示した上流側通紙搬送
経路１６では、搬送される原稿は読取り部１８に到達す
るまでに反転した湾曲経路（上下のガイド板により形成
される湾曲した搬送空間）を搬送される。この湾曲した
反転経路と原稿の紙のコシによって原稿が搬送経路の上
下両内壁に沿うような形で抑えつけられるため、ストレ
ート搬送経路内を搬送される場合に比して、原稿面が原
稿下ガイド板１６ｂの内壁に強く摺接して原稿汚れが落
ちやすい傾向にある。これを応用して原稿搬送を妨げな
い範囲で波状の搬送路を設け、原稿を積極的に搬送経路
内壁に接触させて原稿面の汚れを掻落とそうとするもの
である。即ち、例えば図３に示した如く、縦断面形状が
波形である原稿上ガイド１６ａと原稿下ガイド１６ｂと
を等間隔で配置することにより、この搬送空間を通過す
る原稿Ｄの下面は原稿下ガイド１６ｂの上面の湾曲頂部
３１と摺接する際に強く接触し付着した汚れが除去され
る。除去された汚れは湾曲凹所３２内に落下し保持され
るので、除去された汚れの再付着、移動が防止される。
湾曲上部３１及び湾曲凹所３２は、原稿の搬送方向と直
交する方向へ延在するように設定する。なお、波形状の
湾曲頂部３１の湾曲半径、波の数等は各画像読取り装置
固有ののペーパーパスレイアウトに応じて適切な値を設
定するが、通紙の妨げにならないことを考慮しなければ
ならない。なお、図３のように構成する代わりに、図５
に示した如き平板状の搬送ガイド３ａの底面と，平板状
の搬送ガイド３ｂの上面に夫々波形の湾曲突起を設ける
ことにより、汚れの掻取り効果を発揮させてもよい。な
お、本発明は、スキャナ等の画像読取り装置単体や、フ
ァクシミリ装置のみならず、プリンタ、複写機等々、コ
ンタクトガラス（スリットガラスを含む）を備えた画像
読取り装置を有した装置一般に適用することができる。
部構成図であり、第１の実施形態と同一部分には同一符
号を付して重複した説明は省略するが、上流側通紙搬送
経路１６を構成する原稿上ガイド１６ａと原稿下ガイド
１６ｂの縦断面形状が波形を描くように構成した点が上
記実施形態と異なっている。第１の実施形態が、原稿面
の汚れを落とすための手段として原稿下ガイド板の上面
に段差状の形状を設けたのに対し、第２の実施形態では
コンタクトガラスの手前に波状のある曲率をもった搬送
路（上下のガイド板）を設けたことを特徴とする。これ
を図１の例で説明すると、図１に示した上流側通紙搬送
経路１６では、搬送される原稿は読取り部１８に到達す
るまでに反転した湾曲経路（上下のガイド板により形成
される湾曲した搬送空間）を搬送される。この湾曲した
反転経路と原稿の紙のコシによって原稿が搬送経路の上
下両内壁に沿うような形で抑えつけられるため、ストレ
ート搬送経路内を搬送される場合に比して、原稿面が原
稿下ガイド板１６ｂの内壁に強く摺接して原稿汚れが落
ちやすい傾向にある。これを応用して原稿搬送を妨げな
い範囲で波状の搬送路を設け、原稿を積極的に搬送経路
内壁に接触させて原稿面の汚れを掻落とそうとするもの
である。即ち、例えば図３に示した如く、縦断面形状が
波形である原稿上ガイド１６ａと原稿下ガイド１６ｂと
を等間隔で配置することにより、この搬送空間を通過す
る原稿Ｄの下面は原稿下ガイド１６ｂの上面の湾曲頂部
３１と摺接する際に強く接触し付着した汚れが除去され
る。除去された汚れは湾曲凹所３２内に落下し保持され
るので、除去された汚れの再付着、移動が防止される。
湾曲上部３１及び湾曲凹所３２は、原稿の搬送方向と直
交する方向へ延在するように設定する。なお、波形状の
湾曲頂部３１の湾曲半径、波の数等は各画像読取り装置
固有ののペーパーパスレイアウトに応じて適切な値を設
定するが、通紙の妨げにならないことを考慮しなければ
ならない。なお、図３のように構成する代わりに、図５
に示した如き平板状の搬送ガイド３ａの底面と，平板状
の搬送ガイド３ｂの上面に夫々波形の湾曲突起を設ける
ことにより、汚れの掻取り効果を発揮させてもよい。な
お、本発明は、スキャナ等の画像読取り装置単体や、フ
ァクシミリ装置のみならず、プリンタ、複写機等々、コ
ンタクトガラス（スリットガラスを含む）を備えた画像
読取り装置を有した装置一般に適用することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンタク
トガラス上に原稿を給送することにより原稿画像を読取
るようにした原稿読取り装置において、上流側通紙搬送
経路内に搬送される原稿面と摺接して付着した汚れを掻
落とす手段を配置したので、コンタクトガラス上に原稿
からの汚れが転移付着することがなくなり、コンタクト
ガラスの汚損と、それに起因した読取り画質の低下を防
止することができる。つまり、本発明では、コンタクト
ガラスの読取り位置に原稿が進入してくる前の搬送経路
上において、原稿に付着している汚れをできる限り掻落
とすことによって、コンタクトガラスを清掃する頻度を
少なくすることができる。まず、請求項１の発明では、
上流側通紙搬送経路内の搬送空間下側、即ち原稿下ガイ
ドの上面に先端が角状の凸条を少なくとも一つ配置した
ので、原稿下面と凸条先端との摺擦によって、原稿下面
に付着した汚れ、異物を事前に掻き落とし、コンタクト
ガラス上に汚れ等を搬送して転移、付着させることを防
止できる。請求項２の発明は、搬送空間を構成する上下
の原稿ガイド板の少なくとも内壁を同方向に波状に湾曲
させたので、搬送空間を通過する原稿は搬送途中で下面
を下側の湾曲凸条に摺擦させることとなり、原稿下面に
付着した汚れ、異物を確実に除去することとなる。
トガラス上に原稿を給送することにより原稿画像を読取
るようにした原稿読取り装置において、上流側通紙搬送
経路内に搬送される原稿面と摺接して付着した汚れを掻
落とす手段を配置したので、コンタクトガラス上に原稿
からの汚れが転移付着することがなくなり、コンタクト
ガラスの汚損と、それに起因した読取り画質の低下を防
止することができる。つまり、本発明では、コンタクト
ガラスの読取り位置に原稿が進入してくる前の搬送経路
上において、原稿に付着している汚れをできる限り掻落
とすことによって、コンタクトガラスを清掃する頻度を
少なくすることができる。まず、請求項１の発明では、
上流側通紙搬送経路内の搬送空間下側、即ち原稿下ガイ
ドの上面に先端が角状の凸条を少なくとも一つ配置した
ので、原稿下面と凸条先端との摺擦によって、原稿下面
に付着した汚れ、異物を事前に掻き落とし、コンタクト
ガラス上に汚れ等を搬送して転移、付着させることを防
止できる。請求項２の発明は、搬送空間を構成する上下
の原稿ガイド板の少なくとも内壁を同方向に波状に湾曲
させたので、搬送空間を通過する原稿は搬送途中で下面
を下側の湾曲凸条に摺擦させることとなり、原稿下面に
付着した汚れ、異物を確実に除去することとなる。
【図１】本発明を適用する画像形成装置の一例の全体略
図。
図。
【図２】本発明の第１の実施形態の要部構成を示す略
図。
図。
【図３】本発明の第２の実施形態の要部構成を示す略
図。
図。
【図４】(a) 及び(b) はシェーディング出力を示す図。
【図５】従来の読取り部及びその周辺の構成図。
１０ 画像形成部、１１ 給紙部、１２ 書込み光学
系、１３ 記録紙排紙トレイ、１５ 原稿セット台、１
６ 上流側通紙搬送経路、１６ａ 原稿上ガイド板、１
６ｂ 原稿下ガイド板、１７ 搬送コロ、１８ 読取り
用密着センサ（読取り部）、１９ コンタクトガラス、
２０ 原稿押え，２０ａ バネ、２０ｂ 原稿押え板，
２１ 下流側通紙搬送経路，２２ 原稿排紙トレイ，３
０ 凸条，３０ａ 先端、３０ｂ 溝。
系、１３ 記録紙排紙トレイ、１５ 原稿セット台、１
６ 上流側通紙搬送経路、１６ａ 原稿上ガイド板、１
６ｂ 原稿下ガイド板、１７ 搬送コロ、１８ 読取り
用密着センサ（読取り部）、１９ コンタクトガラス、
２０ 原稿押え，２０ａ バネ、２０ｂ 原稿押え板，
２１ 下流側通紙搬送経路，２２ 原稿排紙トレイ，３
０ 凸条，３０ａ 先端、３０ｂ 溝。
Claims (2)
- 【請求項１】 読取り部と、該読取り部の読取り面に配
置されて読取り対象物としての原稿を通過させるコンタ
クトガラスと、コンタクトガラス上に原稿を給送する上
流側通紙搬送経路と、を備えた画像読取り装置におい
て、 上流側通紙搬送経路は、原稿上ガイド板と、原稿上ガイ
ド板の下側に所定の搬送空間を隔てて対向配置された原
稿下ガイド板と、から成り、 原稿面が対面しながら通過する原稿下ガイド板の上面に
は、原稿搬送方向と交差する方向へ延び且つ先端が角状
の凸条が一個、又は複数個搬送方向に沿って配列されて
いることを特徴とする画像読取り装置。 - 【請求項２】 読取り部と、読取り部に対向配置されて
読取り対象物としての原稿を通過させるコンタクトガラ
スと、コンタクトガラス上に原稿を給送する上流側通紙
搬送経路と、を備えた画像読取り装置において、 上流側通紙搬送経路は、原稿上ガイド板と、原稿上ガイ
ド板の下側に所定の搬送空間を隔てて対向配置された原
稿下ガイド板と、から成り、 原稿上ガイド板と原稿下ガイド板は、上下方向に波形に
湾曲するほぼ同一形状であり、湾曲した搬送空間を通過
する原稿の下面を原稿下ガイド板に設けた湾曲頂部に摺
接させることにより原稿下面の汚れを除去するように構
成したことを特徴とする画像読取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24993199A JP2001077978A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 画像読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24993199A JP2001077978A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 画像読取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001077978A true JP2001077978A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17200315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24993199A Pending JP2001077978A (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 画像読取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001077978A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006093790A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Sharp Corp | 画像読取装置 |
| US9975715B2 (en) | 2016-04-19 | 2018-05-22 | Kyocera Document Solutions Inc. | Document sheet conveyance device and image forming apparatus including the same |
-
1999
- 1999-09-03 JP JP24993199A patent/JP2001077978A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006093790A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Sharp Corp | 画像読取装置 |
| US9975715B2 (en) | 2016-04-19 | 2018-05-22 | Kyocera Document Solutions Inc. | Document sheet conveyance device and image forming apparatus including the same |
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