JP2001077960A5 - 画像形成装置 - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 原稿の両面を光学的に読み取る両面同時読取手段と、
この両面同時読取手段で読み取った画像データを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶した画像データが原稿の両面画像データまたは片面画像データであるかを判定するデータ有無判定手段と、
このデータ有無判定手段の判定結果に基づいて、両面画像データである場合は両面出力を、片面画像データである場合は片面出力をする画像出力手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項２】 原稿を光学的に読み取る読取手段と、
この読取手段に原稿を自動的に搬送し、且つ当該原稿を反転することにより裏面もこの読取手段に原稿を自動的に搬送する自動原稿送り装置と、
この自動原稿送り装置が原稿を反転することにより読み取った原稿の表裏画像データを記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶されている表裏画像データのうち裏面画像データに画像データが記憶されているかどうかを判定するデータ有無判定手段と、
このデータ有無判定手段の判定結果に基づいて、裏面データが記憶されている場合には両面出力を、裏面データが記憶されていない場合には片面出力をする画像出力手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項３】 前記データ有無判定手段が画像データの有無を判定する際に、画像データが有る場合には前記記憶手段に記憶されている画像データの画質内容について判定をするデータ内容判定手段を備え、このデータ内容判定手段により判定された画像データの画質に応じて前記画像出力手段が画像出力することを特徴とする請求項１または請求項２記載の画像形成装置。

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面コピーを行う際、ミスコピーを回避する機能を備えた画像形成装置に関する。

そこで、本発明の第１の目的は、原稿の両面を同時に読み取る場合に、裏面が白紙なのか、必要な情報量があるか等の出力すべきデータの有無を判定することにより、無駄な複写動作を行わない画像形成装置を提供することである。
また、本発明の第２の目的は、ＡＤＦを使用して複写をする場合、メモリに蓄積された画像データの有無を判定し、さらに出力するべきデータであるかの判定をすることができる画像形成装置を提供することである。
さらに、本発明の第３の目的は、両面同時読み取りスキャナを使用して両面原稿を読み取った場合に、読み取ってメモリに蓄積した裏面画像データの内容を判定し、最適な画質のモードでコピーすることができる画像形成装置を提供することである。