JP2001077486A - 配線板の製造方法及び配線板 - Google Patents

配線板の製造方法及び配線板

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JP2001077486A
JP2001077486A JP24994099A JP24994099A JP2001077486A JP 2001077486 A JP2001077486 A JP 2001077486A JP 24994099 A JP24994099 A JP 24994099A JP 24994099 A JP24994099 A JP 24994099A JP 2001077486 A JP2001077486 A JP 2001077486A
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Aya Hashiba
綾 橋塲
Toshishige Uehara
寿茂 上原
Kazuhito Obata
和仁 小畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少なくとも一つ以上の電子部品が搭載されてい
る配線基板と放熱板および・または補強材との密着に優
れた配線基板と、その配線基板を効率よく製造する方法
を提供すること 【解決手段】少なくとも1以上の電子部品を搭載した配
線基板の凹凸のある面の反対面に、接着層を介して、放
熱板および/または補強材を接着させた配線板と、少な
くとも1以上の電子部品を搭載した配線基板の凹凸のあ
る面の反対面に、接着層を介して、放熱板および/また
は補強材を、圧力容器中で接着させる配線板の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線板の製造方法
及び配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】配線基板上の電子部品の数や消費電力が
増加し、自然対流による冷却のみで放熱できないとき
に、配線基板に直接放熱板を取り付けることが行われて
いる。また、配線基板が薄い場合、配線基板に搭載する
電子部品の重量が大きい場合、あるいは配線基板を取り
付けた状態で大きな力が加わるような場合に、配線基板
を保護するために剛性を高めるために補強材を貼り合わ
せることも行われている。
【0003】このような配線基板と放熱板および/また
は補強材を接着させる方法として、電子部品を搭載しな
い状態で、液状接着剤を直接、配線基板や放熱板および
/または補強材上に塗布し、重ねて接着させる方法が古
くから知られている。しかし、この方法は、手間がかか
る上に、接着剤の厚さを均一に塗布することが困難で、
均一な接着が望めなかった。現在では、プレス機やロー
ルラミネーターを使用し、配線基板と放熱板および/ま
たは補強材の間に接着層を挟んで、加熱・加圧して積層
接着させるのが通常である。このときの接着層には、予
め、支持フィルムの上にスクィーズコータ、ナイフコー
タ、スプレーなどを用いて均一の厚さに接着層を形成し
たものを用いるのが効率的である。また、加熱・加圧し
て積層接着するときの条件は、プレス機を使用する場合
には、加熱温度が160〜180℃、圧力が10〜50
kgf/cm2の範囲であり、ロールラミネータを用い
る場合でも、加熱温度が160〜180℃であることは
よく知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
のうち、プレス機やロールラミネーターを使用し、配線
基板と放熱板および/または補強材の間に接着層を挟ん
で、加熱・加圧して積層接着させる方法では、配線基板
の表面には凹凸があって、配線基板上の凸部にしか圧力
がかからず、凹部には圧力がかからなかった。そのた
め、凹部に接触する接着層には圧力が伝わらず、配線基
板と放熱板および/または補強材に密着不良が生じ、接
着層のキュア工程や、電子部品を搭載した後のはんだリ
フロー工程などにおいて加熱されると、その密着不良部
分に気泡が生じることがあった。この気泡によって、配
線基板と放熱板の接着性が低下し、熱抵抗が大きくな
り、配線基板に実装される部品の放熱性が低下するとい
う課題があった。また、配線基板り補強材の接着性が低
下し、配線基板の剛性を補助する働きが低下するという
課題もあった。さらに、電子部品を一つでも搭載してし
まうと、その凹凸がより大きくなって、放熱板および/
または補強材を貼り合わせることはより困難となってい
た。
【0005】本発明は、少なくとも一つ以上の電子部品
が搭載されている配線基板と放熱板および・または補強
材との密着に優れた配線基板を効率よく製造する方法
と、その方法によって製造された配線板を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の配線板の製造方
法は、少なくとも1以上の電子部品を搭載した配線基板
の凹凸のある面の反対面に、接着層を介して、放熱板お
よび/または補強材を、加圧雰囲気中で接着させること
を特徴とする。
【0007】また、本発明の配線基板の製造方法は、少
なくとも1以上の電子部品を、電子部品を搭載するとき
に、同時に、その電子部品を搭載する配線基板に載置
し、配線基板の凹凸のある面の反対面に、接着層を介し
て、放熱板および/または補強材を、加圧雰囲気中で接
着させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に使用する配線基板には、
セラミックや金属などの無機材料をベースにした無機系
配線基板、または、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リイミド樹脂などの樹脂と、紙やガラス布などの基材か
らなる有機系配線基板や、無機材料と有機材料を組み合
わせた複合配線基板が使用できる。
【0009】放熱板には、配線基板に実装されている部
品から発生する熱を放熱させ、部品および配線基板の温
度上昇を防ぐものが使用できる。その放熱板の材質に
は、ガラスや銅、アルミニウム、ニッケル、金、鉄、ス
テンレス、銀、モリブデン、タングステンなどの金属、
またはこれらの金属を2種類以上用いた合金、アルミ
ナ、ムライト、コーディエライト、ステアタイト、フォ
ルステライト、窒化アルミニウム、炭化けい素、ベリリ
ア、シリコンなどのセラミック、または、これらのガラ
ス、金属、合金、セラミックなどが適合する。この放熱
板には、金属板を使用することが好ましく、中でも、熱
伝導率のよい銅、アルミニウム、金や銀、これらを用い
た合金が好ましいが、価格の点から、銅、アルミニウ
ム、ニッケルが適している。厚さは、100μm以上の
ものが使用でき、配線基板の電流密度が向上している傾
向から、放熱性の点において1mm以上のものが好まし
い。上限は、重量が大きくなるので、10mmを越える
ものは好ましくない。
【0010】補強材は、配線基板の反りを防いだり配線
基板の剛性を補うために用いるもので、配線基板よりも
変形しにくい材質が好ましく、ガラスや銅、アルミニウ
ム、ニッケル、鉄、ステンレス、銀、モリブデン、タン
グステンなどの金属、またはこれらの金属を2種類以上
用いた合金、アルミナ、ムライト、コーディエライト、
ステアタイト、フォルステライト、窒化アルミニウム、
炭化けい素、ベリリア、シリコンなどのセラミック、ま
たは、これらのガラス、金属、合金、セラミックの複合
材料が適している。厚さは、100μm以上のものが適
しており、250μm以上のものがより好ましい。上限
は、電子機器の大きさが大きくならないよう、10mm
以下であることが好ましい。
【0011】配線基板表面の凹凸は、電子部品を搭載し
たときの凹凸や、部品を配線基板に実装させるための接
続用の導体の厚さや凹みであり、凹凸の深さが5μmを
越えると、プレス機やロールラミネーターでは圧力が均
等に伝わりにくくなるが、圧力容器内では深さが5μm
以上であっても配線基板と放熱板および/または補強材
とを密着させることができる。しかし、あまりに凹凸が
大きいと密着させることができなくなるおそれがあるの
で、100mm以下であることが好ましい。
【0012】加圧雰囲気は、配線基板と放熱板および/
または補強材を収納することができ、所望温度にまで加
熱可能で、容器内に所望の圧力を加えるための圧力媒体
を充填した圧力容器によって実現できる。加熱方法に
は、圧力容器に内設されたニクロム線ヒータや赤外線ヒ
ータによる加熱、あるいは、所望温度に加熱した圧力媒
体を圧力容器内に充填することによる。圧力媒体には、
各種の気体や液体などを用いることができる。簡単に入
手できて経済的であり、また圧力容器の構造も簡便なこ
とから、圧縮空気や窒素などを用ることが好ましい。こ
のような装置として、オートクレーブや熱間(冷間)等
方圧加圧装置などが代表的なものとして挙げられる。
【0013】本発明の接着層に用いる接着剤には、以下
に示すものが使用できる。熱硬化性樹脂として、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂やビスフェノールF型エポキ
シ樹脂、テトラヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹
脂、ノボラック型エポキシ樹脂、レゾルシン型エポキシ
樹脂、ポリアルコール・ポリグリコール型エポキシ樹
脂、ポリオレフィン型エポキシ樹脂、脂環式やハロゲン
化ビスフェノールなどのエポキシ樹脂を使うことができ
る。このような熱硬化性樹脂には、硬化剤として、脂肪
族アミン、脂環族ポリアミン、芳香族ポリアミン、酸無
水物、フェノール樹脂、ジシアンジアミド、三フッ化ホ
ウ素アミン錯体、イミダゾール類、第三級アミン、また
はポリアミドなどを組み合わせて用いることができる。
熱可塑性樹脂では、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリ−
1,2−ブタジエン、ポリイソブテン、ポリブテン、ポ
リ−2−ヘプチル−1,3−ブタジエン、ポリ−2−t
−ブチル−1,3−ブタジエン、ポリ−1,3−ブタジ
エンなどの(ジ)エン類、ポリオキシエチレン、ポリオ
キシプロピレン、ポリビニルエチルエーテル、ポリビニ
ルヘキシルエーテル、ポリビニルブチルエーテルなどの
エーテル類、ポリビニルアセテート、ポリビニルプロピ
オネートなどのポリエステル類、ポリウレタン、エチル
セルロース、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、
ポリメタクリロニトリル、ポリスルホン、ポリスルフィ
ド、フェノキシ樹脂などを挙げることができる。上記以
外の樹脂に、エチルアクリレート、ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、t−ブチルアク
リレート、3−エトキシプロピルアクリレート、オキシ
カルボニルテトラメタクリレート、メチルアクリレー
ト、イソプロピルアクリレート、ドデシルメタクリレー
ト、テトラデシルメタクリレート、n−プロピルメタク
リレート、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルメタ
クリレート、エチルメタクリレート、2−ニトロ−2−
メチルプロピルメタクリレート、テトラカルバニルメタ
クリレート、1,1−ジエチルプロピルメタクリレー
ト、メチルメタクリレートなどのアクリル酸又はメタク
リル酸の重合体又は共重合体エステルが使用され、これ
らのアクリルポリマーは、2種類以上をブレンドして使
うこともできる。さらに、アクリルポリマー以外に、エ
ポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエー
テルアクリレート、ポリエステルアクリレートなども使
うことができる。エポキシアクリレートとしては、1,
6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ネオペン
チルグリコールジグリシジルエーテル、アリルアルコー
ルジグリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシジル
エーテル、アジピン酸ジグリシジルエステル、フタル酸
ジグリシジルエステル、ポリエチレングリコールジグリ
シジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジ
ルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、ペン
タエリスリトールテトラグリシジルエーテル、ソルビト
ールテトラグリシジルエーテルなどのエポキシ化合物と
アクリル酸又はメタクリル酸の付加物が挙げられる。ま
た、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミ
ド樹脂、ポリアミドエポキシ樹脂を使用することもでき
る。
【0014】また、配線基板と放熱板あるいは配線基板
とスティフナーの接着後に部品を実装する際に、はんだ
リフロー工程で加熱されるので、接着層は熱硬化型接着
剤を使用している接着シートである方が、信頼性試験に
おいて安定した特性を発現するので好ましい。熱硬化型
接着剤とは、熱により樹脂と架橋剤・硬化剤とが架橋反
応または硬化反応を行い、3次元網目構造となる接着剤
組成物のことである。熱硬化型接着剤として、例えば、
天然ゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ポリイ
ソブチレン、ブチルゴム、ハロゲン化ゴム、アクリロニ
トリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、
ポリイソブテン、カルボキシゴム、ネオプレン、ポリブ
タジエンなどの樹脂と架橋剤としての硫黄、アニリンホ
ルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、フェ
ノールホルムアルデヒド樹脂、リグニン樹脂、キシレン
ホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹
脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、アニリン樹脂、メラミン
樹脂、フェノール樹脂、ホルマリン樹脂、金属酸化物、
金属塩化物、オキシム、アルキルフェノール樹脂などの
組み合わせで用いられる。なお、架橋反応速度を増加す
る目的で、汎用の加硫促進剤などの添加剤を使用するこ
ともできる。硬化反応系としては、カルボキシル基、水
酸基、エポキシ基、アミノ基、不飽和炭化水素基などの
官能基を有する樹脂とエポキシ基、水酸基、アミノ基、
アミド基、カルボキシル基、チオール基などの官能基を
有する硬化剤あるいは金属塩化物、イソシアネート、酸
無水物、金属酸化物、過酸化物などの硬化剤との組み合
わせで用いられる。なお、硬化反応速度を増加する目的
で、触媒などの添加物を使用することもできる。また、
上記の材料の他にも前述の熱可塑性樹脂をブレンドして
用いてもよい。
【0015】また、作業性や配線基板の耐圧性の点か
ら、1〜20kgf/cm2の範囲で接着するものが好
ましい。接着層は、取り扱い性や、気泡の混入が低減で
きることから、接着シートの形態をしているものの方が
好ましい。接着層の厚さは、15μm以上であることが
好ましく、配線基板や放熱板、補強材の表面粗さの点か
ら、50μm以上が適している。上限は、より厚くして
も経済的でないことと、熱抵抗が大きくなり、配線基板
の放熱が十分に行えないことから、500μm以下であ
ることが好ましい。より好ましくは、250μm以下で
ある。
【0016】
【実施例】実施例1 厚さ1mmのアルミ板の上に下記の接着層を重ね、さら
に接着層の上に、表面実装用の電子部品を搭載した配線
基板を、接着層が電子部品を搭載した反対面となるよう
に重ねた配線板のサンプルを、175℃に加熱してある
オートクレーブに入れ、窒素ガスを圧力が7kgf/c
2になるように充填し、加熱圧着して、電子部品を搭
載した放熱板付の配線基板を作製した。接着層には、厚
さ200μmのエポキシ系接着フィルムAS−2500
(日立化成工業株式会社製、商品名)を使用した。
【0017】実施例2 厚さ350μmの銅板の上に接着層を重ね、その上に、
表面実装用の電子部品をはんだペーストを塗布した配線
基板に載置し、接着層が電子部品を搭載した反対面とな
るように重ねたサンプルを、255℃に加熱してあるオ
ートクレーブに入れ、窒素ガスを圧力が10kgf/c
2になるように充填し、加熱圧着して、電子部品を搭
載した補強材付配線基板を作製した。接着層には、厚さ
350μmのエポキシ系接着フィルムGF−3600
(日立化成工業株式会社製、商品名)を使用した。
【0018】実施例3 厚さ750μmのニッケル板の上に接着層を重ね、さら
に接着層の上に、表面実装用の電子部品をはんだペース
トを塗布した配線基板に載置し、接着層が電子部品を搭
載した反対面となるように重ねたサンプルを、260℃
に加熱してあるオートクレーブに入れ、窒素ガスを圧力
が15kgf/cm2になるように充填し、加熱圧着し
て、電子部品を搭載した補強材付の配線基板を作製し
た。接着層には、厚さ250μmのエポキシ系接着フィ
ルムGF−3500(日立化成工業株式会社製、商品
名)を使用した。
【0019】実施例4 厚さ3mmのアルミ板を放熱板として使用したことと、
オートクレーブの圧力が20kgf/cm2であること
以外は、全て実施例1と同様にして、配線基板を作製し
た。
【0020】実施例5 厚さ1mmの銅板を放熱板として使用したことと、オー
トクレーブ内の圧力が20kgf/cm2であること以
外は、全て実施例1と同様にして、配線基板を作製し
た。
【0021】比較例1 オートクレーブを使用せずに、ロールラミネーターを使
用し、温度を140℃、圧力を15kgf/cm2とし
た以外は、全て実施例1と同様にして、配線基板を作製
した。
【0022】比較例2 オートクレーブを使用せずに、プレス機を使用し、温度
を260℃、圧力を9kgf/cm2とした以外は、全
て実施例2と同様にして、配線基板を作製した。
【0023】比較例3 オートクレーブを使用せずに、プレス機を使用し、温度
を150℃、圧力を15kgf/cm2とした以外は、
全て実施例3と同様にして、配線基板を作製した。
【0024】このようにして作製した配線基板の凹凸の
深さ、配線基板と放熱板および/または補強材との接着
力、接着層中の気泡の有無、配線基板の耐はんだリフロ
ー性を以下の方法で調べた結果、表1に示すようになっ
た。 (測定法) ・凹凸の深さ 表面粗さ測定装置SV−400(ミツトヨ(株)製、商
品名)を使用して、配線基板表面の縦方向・横方向を5
mm間隔(測定幅:50mm)で測定し、最大値をその
基板の凹凸の値とした。 ・接着力 接着力測定用サンプルとして、放熱板あるいは補強材の
代わりに銅箔を使用して、配線基板を作製し、引張り試
験機テンシロンUTM−4−100(東洋ボールドウィ
ン(株)製、商品名)を用いて、幅10mm、90°方
向、50mm/分で測定した。 ・気泡の有無 超音波探査映像装置AT5500(日立建機(株)製、
商品名)を用いて、配線基板を放熱板または補強材側か
ら観察した。その観察の結果、気泡の総面積が接着層の
貼り付け面積の0.1%以上認められたとき気泡有りと
し、それ以下をなしと判断した。 ・はんだリフロー はんだバス(温度260℃)に配線基板を投入し、1分
経過後、浮き・剥がれがなかったものをOK、浮き・剥
がれが発生したものをNGとした。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明により、
配線基板と放熱板および/または補強材との密着に優れ
た配線板を効率よく製造する方法とその方法によって製
造された配線板を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小畑 和仁 茨城県下館市大字五所宮1150番地 日立化 成工業株式会社五所宮事業所内 Fターム(参考) 5E338 AA01 AA15 BB71 BB72 BB75 EE02 EE28 EE31

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1以上の電子部品を搭載した配
    線基板の凹凸のある面の反対面に、接着層を介して、放
    熱板および/または補強材を、加圧雰囲気中で接着させ
    る配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】少なくとも1以上の電子部品を、その電子
    部品を搭載する配線基板に載置し、電子部品を搭載する
    ときに、同時に、配線基板の凹凸のある面の反対面に、
    接着層を介して、放熱板および/または補強材を、加圧
    雰囲気中で接着させる配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】配線基板に、その表面の凹凸が5μm以上
    である配線基板を用いる請求項2または3に記載の配線
    板の製造方法。
  4. 【請求項4】接着層が、接着シートである請求項2〜4
    のうちいずれかに記載の配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】接着層が、熱硬化型接着剤を使用した接着
    シートである請求項2〜5のうちいずれかに記載の配線
    板の製造方法。
  6. 【請求項6】配線基板と放熱板および/または補強材を
    接着させるときの圧力が、40kgf/cm2以下であ
    る請求項2〜6のうちいずれかに記載の配線板の製造方
    法。
  7. 【請求項7】放熱板および/または補強材が、金属板で
    ある請求項2〜7のうちいずれかに記載の配線板の製造
    方法。
  8. 【請求項8】圧力容器に、オートクレーブを用いる請求
    項2〜8のうちいずれかに記載の配線板の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1〜8に記載された方法で製造され
    た配線板。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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