JP2001076834A - 回転接続装置 - Google Patents

回転接続装置

Info

Publication number
JP2001076834A
JP2001076834A JP25453299A JP25453299A JP2001076834A JP 2001076834 A JP2001076834 A JP 2001076834A JP 25453299 A JP25453299 A JP 25453299A JP 25453299 A JP25453299 A JP 25453299A JP 2001076834 A JP2001076834 A JP 2001076834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
guide
slit
rotary
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25453299A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ota
孝士 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP25453299A priority Critical patent/JP2001076834A/ja
Publication of JP2001076834A publication Critical patent/JP2001076834A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のステアリングホイール取付部に設け
られる回転接続装置の回転ガイドの振動を簡単な構造で
防止できるようにする。 【解決手段】 回転ガイド20には、ケーブル13の折
り返し部13aが挿通するスリット状の反転部20aが
形成されると共に、ケーブル13の湾曲部13bを嵌め
込でガイドする凹溝状のガイド部20bが形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、家電機器
等における互いに相対回転する部分間の電気的接続に使
用される回転接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングホイール取付部
は、例えば図3及び図4に示すように、ボディに固定さ
れたブラケット1内にステアリングシャフト2が回転自
在に支持されており、ブラケット1の上側には、スイッ
チ装置3と回転接続装置4とが設けられている。そし
て、これらスイッチ装置3と回転接続装置4を貫通して
上方に突出するステアリングシャフト2の先端部に、こ
のシャフト2と一体回転するようにステアリングホイー
ル6が取り付けられている。また、ステアリングホイー
ル6には、ホーンスイッチ、エアバッグ等の電装品7が
必要に応じて装備される。スイッチ装置3は、例えばタ
ーンシグナルランプ、ワイパー等のスイッチを一体に組
み付けたもので、その左右側面に上記スイッチをそれぞ
れ切替操作するための操作レバー8,9が取り付けられ
ている。
【0003】上記回転接続装置4は、ステアリングホイ
ール6と共に回転運動する上記電装品7とボディ側の回
路とを電気的に接続するための装置であって、図5に分
解して示すように、ボディ側に固定される固定側部材1
0と、ステアリングホイール6と一体回転する回転側部
材11と、固定側部材10のカバー14の間に形成され
る環状の空間部12に、ケーブル(フレキシブル・フラ
ット・ケーブル…FFC)13を渦巻き状に巻回させて
収納し(図6参照)、このケーブル13の外側端部に取
り付けた端末部材15の配線15aのコネクタ(不図
示)をブラケット1側に設けたコネクタ16に接続し、
またケーブル13の内側端部に取り付けた端末部材17
の配線17aのコネクタ(不図示)を電装品7に設けた
コネクタ18に接続している。
【0004】また、ケーブル13の巻回方向を途中で反
転させるスリット状の反転部20aを有するリング状回
転ガイド20を設けて、図7に示すように、回転側部材
11が時計回り方向に回転する時は、ケーブル13が固
定側部材10の側壁に沿って這うように巻き戻され、回
転側部材11が反時計回り方向に回転する時は、ケーブ
ル13が回転側部材11の外周部に巻き付くようにな
る。このような回転ガイド20でケーブル13の巻回方
向を途中で反転させることにより、ケーブル13の全長
を短くすることができる。
【0005】これらにより、固定側部材10と回転側部
材11が相対回転しても、ボディ側の電気回路とステア
リングホイール6の電装品7が電気的に接続された状態
に維持されるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固定側
部材10とカバー14との間の空間部12にフリーな回
転ガイド20を設けた場合、回転接続装置4に自動車の
走行振動が加わると、回転ガイド20も軸方向及び直径
方向にがたついて異音が発生する。
【0007】このとき、回転ガイド20の反転部20a
の付近では、ケーブル13の弾性によって、ある程度は
がたつきは抑制されるものの、反転部20aよりも離れ
た部分ではがたつきを抑制することができない。
【0008】本発明は、上記問題を解消するためになさ
れたもので、例えば自動車のステアリングホイール取付
部に設けられる回転接続装置の回転ガイドのがたつきを
簡単な構造で防止できるようにすることを課題としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、回転中心軸を中心として互いに相対回転
可能な固定側部材と回転側部材と、これら両部材の間に
形成される環状の空間部に収納される可撓性のケーブル
とを備え、このケーブルは重ね巻きされ、その重ね巻き
方向が逆になるように中間部で折り返された状態で上記
空間部に収納されると共に、上記固定側部材と回転側部
材との間に、両者に対し回転自在で上記ケーブルの折返
し部の移動を案内する回転ガイドが設けられ、上記ケー
ブルの一方の端部は固定側部材に保持され、他方の端部
は回転側部材に保持されている回転接続装置において、
上記回転ガイドには、ケーブルの折り返し部が挿通する
スリット状の反転部が形成されると共に、ケーブルの一
部を嵌め込でガイドする凹溝状のガイド部が形成されて
いることを特徴とする回転接続装置を提供するものであ
る。
【0010】本発明によれば、回転ガイドの反転部の付
近はケーブルの弾性力によりがたつきが抑制されると同
時に、反転部よりも離れたガイド部の付近もケーブルの
弾性力によりがたつきが抑制されるようになる。
【0011】請求項2のように、上記反転部とガイド部
とは、180度で対向する位置に形成されているのが好
ましい。
【0012】請求項3のように、上記ガイド部は円弧状
であるのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。なお、先行技術と同一構
成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0014】図1及び図2に示すように、上記回転ガイ
ド20は、合成樹脂でリング状に形成され、この回転ガ
イド20には、上記ケーブル13の折り返し部13aが
挿通するスリット状の反転部20aが従来と同様に形成
されている。
【0015】この反転部20aでは、図2(b)に示す
ように、ケーブル13にU字状の折り返し部13aが形
成されるので、この折り返し部13aに弾性力が発生し
て、折り返し部13aが反転部20aの内壁面に弾性接
触することにより、回転ガイド20の軸方向及び直径方
向のがたつきが抑制される。
【0016】上記回転ガイド20には、上記反転部20
aと180度で対向する内周面側の位置に、ケーブル1
3の一部を幅方向から嵌め込でガイドする凹溝状の円弧
状ガイド部20bが形成されている。
【0017】このガイド部20bでは、図2(c)に示
すように、ケーブル13に円弧状の湾曲部13bが形成
されるので、この湾曲部13bに弾性力が発生して、湾
曲部13bがガイド部20bの内壁面に弾性接触するこ
とにより、回転ガイド20の軸方向及び直径方向のがた
つきが抑制される。
【0018】上記構成であれば、回転ガイド20の反転
部20aの付近はケーブル13の折り返し部13aの弾
性力によりがたつきが抑制されると同時に、反転部20
aよりも離れたガイド部20bの付近もケーブル13の
湾曲部13bの弾性力によりがたつきが抑制されるよう
になるから、回転ガイド20のがたつきに起因する異音
の発生が減少するようになる。
【0019】また、ガイド部20bが円弧状であるの
で、ケーブル13の移動がスムーズに行える。
【0020】上記実施形態では、反転部20aとガイド
部20bとは、180度で対向する位置に形成したが、
例えば、反転部20aに対してガイド部20bが45度
の位置、60度の位置、120度の位置等のように任意
に形成することができる。また、ガイド部20bは1箇
所に限られるものではなく、2箇所以上であっても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の回転接続装置は、回転ガイドの反転部の付近はケーブ
ルの弾性力によりがたつきが抑制されると同時に、反転
部よりも離れたガイド部の付近もケーブルの弾性力によ
りがたつきが抑制されるようになるから、回転ガイドの
がたつきに起因する異音の発生が減少するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転接続装置の平面断面図である。
【図2】 回転ガイドであり、(a)は斜視図、(b)
はケーブルの折り返し部の斜視図、(c)はケーブルの
湾曲部の斜視図である。
【図3】 自動車のステアリングホイール取付部の正面
図である。
【図4】 自動車のステアリングホイール取付部の分解
図である。
【図5】 先行技術の回転接続装置の分解斜視図であ
る。
【図6】 先行技術の回転接続装置の斜視図である。
【図7】 先行技術の回転接続装置の平面断面図であ
る。
【符号の説明】
10 固定側部材 11 回転側部材 12 空間部 13 ケーブル 13a 折り返し部 13b 湾曲部 20 回転ガイド 20a スリット 20b ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 孝士 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3D030 DB25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心軸を中心として互いに相対回転
    可能な固定側部材と回転側部材と、これら両部材の間に
    形成される環状の空間部に収納される可撓性のケーブル
    とを備え、このケーブルは重ね巻きされ、その重ね巻き
    方向が逆になるように中間部で折り返された状態で上記
    空間部に収納されると共に、上記固定側部材と回転側部
    材との間に、両者に対し回転自在で上記ケーブルの折返
    し部の移動を案内する回転ガイドが設けられ、上記ケー
    ブルの一方の端部は固定側部材に保持され、他方の端部
    は回転側部材に保持されている回転接続装置において、 上記回転ガイドには、ケーブルの折り返し部が挿通する
    スリット状の反転部が形成されると共に、ケーブルの一
    部を嵌め込でガイドする凹溝状のガイド部が形成されて
    いることを特徴とする回転接続装置。
  2. 【請求項2】 上記反転部とガイド部とは、180度で
    対向する位置に形成されている請求項1に記載の回転接
    続装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド部は円弧状である請求項1又
    は請求項2に記載の回転接続装置。
JP25453299A 1999-09-08 1999-09-08 回転接続装置 Withdrawn JP2001076834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25453299A JP2001076834A (ja) 1999-09-08 1999-09-08 回転接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25453299A JP2001076834A (ja) 1999-09-08 1999-09-08 回転接続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001076834A true JP2001076834A (ja) 2001-03-23

Family

ID=17266362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25453299A Withdrawn JP2001076834A (ja) 1999-09-08 1999-09-08 回転接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001076834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112805884A (zh) * 2018-10-05 2021-05-14 沃尔沃建筑设备公司 用于作业机器的相对运动部分的具有多个连接部的电力供应连接器、具有多个连接部的电力供应连接器的用途

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112805884A (zh) * 2018-10-05 2021-05-14 沃尔沃建筑设备公司 用于作业机器的相对运动部分的具有多个连接部的电力供应连接器、具有多个连接部的电力供应连接器的用途
US11646538B2 (en) 2018-10-05 2023-05-09 Volvo Construction Equipment Ab Power supply connector with multiple connections for relatively moving parts of a working machine, a use of a power supply connector with multiple connections

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3676146B2 (ja) 回転コネクタ
JPH0321544A (ja) 配線装置
US8033845B2 (en) Rotary connector device
JPH0878126A (ja) ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置
JPH11187553A (ja) 回転接続装置
WO2011122471A1 (ja) 回転コネクタ装置
JPH0864324A (ja) ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置
JP2000021533A (ja) 回転コネクタ
JP4004692B2 (ja) 回転コネクタ
JP2001006835A (ja) 車載用回転コネクタ
JP2001076834A (ja) 回転接続装置
JP2000215960A (ja) 回転コネクタ
JPH0955274A (ja) 回転体と固定体との間の電気的接続装置
JP3234858B2 (ja) 回転コネクタ
JP2001069657A (ja) 回転接続装置
EP0880205A2 (en) Rotary connector mounting structure
JP3717309B2 (ja) 回転コネクタ
JP4128650B2 (ja) 伝送装置
JP2000150098A (ja) 回転コネクタ
JPH0878125A (ja) ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置
JPH11273821A (ja) 回転接続装置
JP2000123938A (ja) 回転接続装置
JP2001190018A (ja) 回転接続装置
JP2001068242A (ja) 回転接続装置
JPH0850978A (ja) 回転コネクター

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205