JP2001076420A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

Info

Publication number
JP2001076420A
JP2001076420A JP25126699A JP25126699A JP2001076420A JP 2001076420 A JP2001076420 A JP 2001076420A JP 25126699 A JP25126699 A JP 25126699A JP 25126699 A JP25126699 A JP 25126699A JP 2001076420 A JP2001076420 A JP 2001076420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
optical card
notch
information recording
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25126699A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tago
晃 多胡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25126699A priority Critical patent/JP2001076420A/ja
Publication of JP2001076420A publication Critical patent/JP2001076420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード状の光情報記録媒体(光カード)の情
報記録再生装置において、指紋が付着した光カードを確
実に排出できる構成にした情報記録再生装置を提供す
る。 【解決手段】 情報記録再生装置において、搬送手段が
挿入口と載置台の間に配置された第1ローラ対と、載置
台に配置された第2ローラ対を含む複数のローラ対で構
成され、各ローラ対は、円周面の一部が切り欠かれた切
り欠き駆動ローラ従動ローラとで構成され、情報記録媒
体の排出時で第2ローラ対の切り欠きローラが情報記録
媒体を搬送している間の所定期間、第1ローラ対の切り
欠きローラの円周面が情報記録媒体の進行路を閉止しな
いように、両切り欠きローラが、その円周面の相対位置
および動作が関連付けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体に対
して、情報の記録または再生を行う情報記録再生装置に
関し、特に、複数の切り欠きローラ対で、情報記録媒体
を搬送する際、その排出に工夫をなした情報記録再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報記録再生装置には、従来から磁気方
式と光学方式があり、中でも、近年は光学方式が注目さ
れている。光ビームを用いて情報の記録/再生を行う装
置としては、ディスク形状の記録媒体を回転させる、C
Dあるいはレーザディスクなどに適用したもの、また、
カード形状の記録媒体を往復させる、光カード、光テー
プなどに適用したものがある。これらの装置において使
用される記録媒体は、その使用目的に応じて、使い分け
られているが、その中にあって、収納性、携帯性に優れ
ていることから、光カードが特に注目を集めている。
【0003】光カードには、数ミクロン間隔でトラック
が形成されており、この光カードのための情報記録再生
装置は、そのトラック間に数ミクロンのスポットを、光
ビームにより形成することで、情報の記録を行い、ま
た、形成されたスポットに光ビームを照射して反射光を
検出し、情報の再生を行うものであり、光カードを搭載
した載置台と光学ヘッドとを、互いに直交する方向に駆
動させ、光ビームをトラックと平行に追従させながら、
光カード上に照射することで、記録/再生を行うのであ
る。そして、このような情報記録再生装置の設置形態と
しては、オフィスの机または台の上に置かれる卓上式、
または、装置に組み込まれる組み込み式が一般的であっ
た。
【0004】一方、最近の情報機器は、ディジタル通信
技術の発達、通信ネットワークの整備などにより、オフ
ィスばかりでなく、戸外においても積極的に使用される
ようになっている。このような情報機器は、モバイル機
器と呼ばれ、近年、急速に普及してきている。
【0005】光カードについても、そのカード状形状の
携帯性に優れる利点を最大限、生かすためには、光カー
ド記録再生装置も、同様に小型化し、携帯性を向上させ
ることが望ましい。そこで、この点を考慮して小型化し
た情報記録再生装置を、その従来例について、図6を参
照して説明する。図6(a)は、光カードを情報記録再
生装置に装填する前の状態を、図6(b)は、光カード
を所定位置に載置した状態を、それぞれ表わす。
【0006】図中、符号Cは光カード、31は挿入口、
32はクリーナであり、クリーナ32は、クリーニング
部材を有するクリーニングローラ33と、受けローラ3
4と、図示しない付勢ばねとで構成されている。クリー
ニングローラ33は、その表面に超極細繊維布を有し、
クリーニングローラ33と受けローラ34とは、所定の
間隔になるように、相対的に配置されている。クリーニ
ングローラ33は、上述の付勢ばねで、受けローラ34
側に付勢されており、また、図示しないラチェット機構
により、光カードCの装填時に、その回転を停止され
る。
【0007】また、符号35は第1ローラ対であり、第
1切り欠きローラ36と従動ローラ37とで構成されて
いる。従動ローラ37は、装置の厚さ方向を最小にする
ために第1切り欠きローラ36より外径が小さい。第1
切り欠きローラ36と従動ローラ37の位置関係は、固
定されており、第1切り欠きローラの円周面と従動ロー
ラ37の隙間は、光カードCの厚さより短く設定されて
いる。この第1ローラ対35の主役割は、クリーナ32
の抵抗に対して、光カードCを確実に搬送することであ
る。
【0008】符号38は、光カードCを所定の位置に載
置する載置台であり、光カードCの位置決めをするため
の突き当て部38aを有する。また、符号39は載置台
38に対応する位置に設けられた第2ローラ対であり、
第2切り欠きローラ40と従動ローラ41とで構成され
ている。第2ローラ対39の主役割は、第1ローラ対3
5を通過した光カードCを、載置台38の突き当て部3
8aまで送ること、および、光カードCの排出時に、光
カードCを載置台38から排出方向に搬送し、光カード
Cを第1ローラ対35に受け渡すことである。
【0009】第1切り欠きローラ36、第2切り欠きロ
ーラ40は、同一の駆動源であるモータ(図示せず)で
回転するように、ギアもしくはプーリとタイミングベル
トなど(図示せず)で連結されている。第1切り欠きロ
ーラ36と従動ローラ37、第2切り欠きローラ40と
従動ローラ41は、それぞれ、光カードCの厚さ以上離
間して、配置されている。なお、符号42はカード検出
器、43は光ヘッドである。
【0010】従来、卓上式の情報記録再生装置では、ク
リーナ32の受けローラ34が従来モータで駆動されて
いたが、図6に示す従来例では、装置の小型化のため
に、モータでの駆動を廃止している。また、図6に示す
従来例では、装置全体を小型化するために、光カードの
装填方向に直交する方向に、光カードを載置する載置台
38を動かす構成となっている。また、この構成に適し
たカード搬送手段として、第1ローラ対35と第2ロー
ラ対39の、駆動ローラ側は、切り欠きローラで構成さ
れている。
【0011】図6(a)において、挿入口31から光カ
ードCを挿入し、A方向に押し込むと光カードCは、ラ
チェット(図示せず)によって回転を停止させられたク
リーニングローラ33で、その表面をクリーニングされ
る。また、光カードCが第1ローラ対35、第2ローラ
対39の切り欠きローラと従動ローラの隙間を通過し、
その先端がカード検出器42で検出されると、モータ
(図示せず)が回転し、第1切り欠きローラ36、第2
切り欠きローラ40が、それぞれ、B方向に回転させら
れ、両切り欠きローラの円周面が光カードCに接して、
この光カードの搬送が行われる。
【0012】光カードCの先端が載置台38の突き当て
部38aに突き当たると、第1切り欠きローラ36と第
2切り欠きローラ40との平面部が、載置台38の上面
と平行になる位置で、モータの回転を停止し、光カード
Cの装填を終了する。この時の状態を図6(b)に示
す。第1切り欠きローラ35と第2切り欠きローラ40
の平面部が載置台38の上面と平行になる位置は、公知
の切り欠き円盤と光検出器を用いた検出手段によって検
出される。
【0013】光カードCが載置台38の所定位置に確実
に搬送できるように、ここでは、光カードCの先端が載
置台38の突き当て部38aに達した後、第2切り欠き
ローラ40の円周面が光カードCの表面上を滑るように
なっている。このため、第2切り欠きローラ40には、
光カードCを搬送するための搬送力と、第2切り欠きロ
ーラ40の円周面が光カードCの表面を滑るための滑り
易さという、相反する特性が求められる。
【0014】この相反する特性を満足するため、第2切
り欠きローラ40は、その可動距離が規制されて、ばね
(図示せず)で、従動ローラ41側に付勢されていて、
搬送力と滑り易さを両立させている。
【0015】情報の記録または再生は、載置台38に光
カードCを載置した状態で、載置台38を紙面に垂直な
方向に移動すると共に、光ヘッド43を図中、D−D方
向に移動させて行う。この時、第2ローラ対39の駆動
ローラである第2切り欠きローラ40が、円周部の一部
が切り欠かれた切り欠きローラであるために、載置台3
8を紙面に垂直な方向に移動する時、光カードCと第2
切り欠きローラ40とが干渉することがない。
【0016】情報の記録または再生が終了し、光カード
Cを排出する時には、まず、載置台38を光カードCを
装填した位置に戻し、第1切り欠きローラ36、第2切
り欠きローラ40を、装填時と反対のB′方向に回転さ
せる。載置台38に載置された光カードCは、まず、第
2ローラ対39により、図中、A′方向に搬送され、次
に、第1ローラ対35に受け渡される。その後は、第2
ローラ対39と第1ローラ対35が協働して、光カード
Cの搬送を行い、光カードCの後端がカード検出器42
で検出されたら、第1切り欠きローラ35と第2切り欠
きローラ40との平面部が、載置台38の上面と平行に
なる位置まで、モータ回転を停止し、光カードCの排出
を終了する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、光カード
Cを載置台38から排出する際に問題点を有する。この
課題について、図7(a)、図7(b)を参照して説明
する。ここでは、第1ローラ対35、第2ローラ対3
9、載置台38、光カードCが、抜粋して示されてい
る。
【0018】即ち、図7(a)は、載置台38の所定位
置に光カードCを前述の手順にて載置した状態を示して
いる。図7(a)に示すように、第1切り欠きローラ3
6と第2切り欠きローラ40とは同形状であり、その切
り欠き部の位相が揃っている。光カードCを排出するた
めに、モータ(図示せず)を回転すると、第1切り欠き
ローラ36、第2切り欠きローラ40がB′方向に回転
される。
【0019】光カードCは、まず、第2切り欠きローラ
40の円周面でA′方向に搬送される。光カードCの先
端が第1切り欠きローラ36まで搬送された状態を、図
7(b)に示す。図7(b)に示す通り、光カードCが
第2切り欠きローラ40の円周面で、第1ローラ対35
まで搬送される間に、第1切り欠きローラ36も第2切
り欠きローラ40と同角度、回転するため、光カードC
の先端の第1切り欠きローラ36側のエッジは、第1切
り欠きローラ36の円周面に当接し、その結果、第1切
り欠きローラ36の円周面が光カードCの進行路を防ぐ
形で、抵抗になる。このとき、光カードCの先端の、従
動ローラ37側のエッジは、図7(b)に示すように、
従動ローラ37の円周面に届いていない。この状態から
更に、第1切り欠きローラ36と第2切り欠きローラ4
0とを回転させる。
【0020】光カードCの表面に指紋が付着していない
場合は、第1切り欠きローラ36の円周面が、光カード
Cの進行路を防いでいる時の抵抗に比べて、第2切り欠
きローラ40で光カードCを搬送する力が大きいため
に、光カードCは、更に、排出方向に搬送され、光カー
ドCの先端の、従動ローラ37側のエッジが、従動ロー
ラ37に当接し、その結果、光カードCは第1切り欠き
ローラ36と従動ローラ37とで挟持され、これ以降、
第1ローラ対35と第2ローラ対39との、両ローラ対
で、排出方向に搬送される。
【0021】次に、光カードCの表面に指紋が多数付着
している場合の排出動作について説明する。まず、第2
切り欠きローラ40で光カードCが排出方向に搬送され
る。このとき、第1切り欠きローラ36も、第2切り欠
きローラ40と同様に回転するために、図7(b)に示
す通り、光カードの先端は、第1切り欠きローラ36の
円周面に当接する。このとき、第1切り欠きローラ36
の円周面は、光カードCの進行を妨げる抵抗となる。一
方、第1切り欠きローラ36と第2切り欠きローラ40
の円周面には、光カードCを載置台38に装填する時、
指紋が転写していて、非常に滑り易い状態であるため、
光カードCの先端が、第1切り欠きローラの円周面に当
接した状態で、第2切り欠きローラ40の円周面は光カ
ードC面上でスリップする。
【0022】この状態で、引き続き第1切り欠きローラ
36と第2切り欠きローラ40とを回転すると、第1切
り欠きローラ35と第2切り欠きローラ40との位相が
揃っているため、次の回転目以降も、第2切り欠きロー
ラの円周面が光カードCに接する時、つまり、第2切り
欠きローラ40が光カードCを搬送する時は、光カード
Cの先端に第1切り欠きローラの円周面が常に当接し、
光カードCの進行を妨げる形で、常に抵抗になってい
る。このため、指紋が転写して滑り易くなっている第2
切り欠きローラ40は、光カードC面上をスリップし続
け、これ以上、光カードCを搬送できない。このため
に、第1切り欠きローラ36と従動ローラ37とで、光
カードCを挟持することができず、光カードCを第1ロ
ーラ対35で搬送することができない。つまり、指紋が
付着した光カードは、この情報記録再生装置から排出で
きないという問題点がある。
【0023】上記問題点を解決するための1つの方法と
して、第2ローラ対39と第1ローラ対35との位置関
係を、第2ローラ対39により排出された光カードCの
先端が、第1切り欠きローラ36の円周面と従動ローラ
37の円周面とに同時に当接するようにすることが考え
られる。ここでは、第2ローラ対39で搬送された光カ
ードCの先端が、第1切り欠きローラ36の円周面と従
動ローラ37の円周面とに同時に当接すれば、光カード
Cは、第1切り欠きローラ36と従動ローラ37とで挟
持され、確実に搬送が行われる。
【0024】しかしながら、部品誤差、組立誤差、ま
た、光カードの反りなどの影響により、光カードCの先
端を、第1切り欠きローラ36の円周面と従動ローラ3
7の円周面とに、常に同時に当接させることは、事実
上、不可能である。
【0025】本発明は上記課題に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは、カード状の光情報記録媒
体(光カード)の情報記録再生装置において、指紋が付
着した光カードを確実に排出できる構成にした情報記録
再生装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
装置内に情報記録媒体を挿入するための挿入口と、挿入
された情報記録媒体を搬送する搬送手段と、装置内部に
収容された情報記録媒体を載置すると共に位置決めをす
る載置台とを有し、載置台に情報記録媒体を載置し載置
台を移動させながら、情報の記録および/または再生を
行う情報記録再生装置において、上記搬送手段は、挿入
口と載置台の間に配置された第1ローラ対と、載置台に
配置された第2ローラ対を含む複数のローラ対とで構成
され、第1ローラ対は、円周面の一部が切り欠かれた第
1切り欠きローラである駆動ローラと従動ローラとで、
第2ローラ対は、円周面の一部が切り欠かれた第2切り
欠きローラである駆動ローラと従動ローラとで、それぞ
れ構成され、情報記録媒体の排出時で、第2切り欠きロ
ーラが情報記録媒体を搬送している間の所定期間、第1
切り欠きローラの円周面が情報記録媒体の進行路を閉止
しないように、第2切り欠きローラと第1切り欠きロー
ラとが、その円周面の相対位置および動作に関連付けら
れている。
【0027】従って、第2ローラ対で搬送した情報記録
媒体を、確実に第1ローラ対に受け渡すことができるた
め、指紋が多数付着した情報記録媒体でも、これを確実
に排出することができる。
【0028】また、本発明では、情報記録媒体の排出
時、第1切り欠きローラの円周面が情報記録媒体の進行
路を閉止する以前に、第2切り欠きローラの第1回転目
で、情報記録媒体を、第1切り欠きローラの回転中心と
従動ローラの回転中心とを結ぶ線を超える位置まで搬送
するので、第1ローラ対の1回転目に情報記録媒体を確
実に挟持することができるため、第1ローラ対で情報記
録媒体を確実に排出することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図1ないし図5を参照して説明する。なお、図1は
本発明の情報記録再生装置の平面図であり、図2は情報
記録再生装置の側面図であり、図3〜図5は一部分を抜
粋して示している。
【0030】(第1の実施形態)次に、図1ないし図3
を参照して、本発明の第1の実施形態について、具体的
に説明する。ここで、符号Cはカード状の情報記録媒体
である光カード、1は情報記録再生装置、2は光カード
Cを情報記録再生装置1に挿入するための挿入口、5は
クリーナであり、クリーニングローラ3、受けローラ
4、付勢ばね(図示せず)で構成される。
【0031】クリーニングローラ3は、その外周にクリ
ーニング部材である超極細繊維布を有し、また、受けロ
ーラ4は、クリーニングローラ3に対向して配置され、
回転可能である。クリーニングローラ3は、前記付勢ば
ねで、常時、受けローラ4側に付勢されるとともに、光
カードCが挿入される時は、回転しないように、回転規
制部材(図示せず)によって、その回転を止められるよ
うに構成されている。
【0032】また、光カードCがないとき、クリーニン
グローラ3は、受けローラ4と所定の空隙を形成するよ
うに、ストッパ(図示せず)により、受けローラ4方向
への移動を規制されている。この空隙には0.3〜0.
4mmが好適である。また、符号6、7はカードガイ
ド、8は第1ローラ対であり、挿入口2と載置台14と
の間に配置されている。9は、その円周の一部を切り欠
かれた第1切り欠きローラであり、10は第1切り欠き
ローラ10と第1ローラ対8をなす従動ローラ、11は
第1切り欠きローラ10の軸であり、軸11には、第1
プーリ12と第1切り欠きローラ9とを回転させるため
の駆動手段であるDCモータ13の出力軸が接続されて
いる。
【0033】この第1ローラ対8の主役割は、クリーナ
5の抵抗に対して光カードCを確実に搬送することであ
る。従動ローラ10は、装置の高さ方向を小さくするた
め、第1切り欠きローラ9より、その外径を小さくして
いる。また、第1切り欠きローラ9と従動ローラ10と
の位置関係は固定されており、第1切り欠きローラ9の
円周面と従動ローラ10との隙間は、光カードCの厚さ
より短く設定されている。
【0034】符号14は載置台であり、光カードCを所
定の位置に載置するものであって、光カードCの位置を
決める突き当て部14aを有する。また、符号15、1
6、17は、載置台14に設けられたカードガイド、1
8は載置台14に対応する位置に配置された第2ローラ
対である。更に、19は、その円周の一部を切り欠かれ
た第2切り欠きローラであり、20は載置台14に対応
する位置に設けられて第2切り欠きローラ19と第2ロ
ーラ対18をなす従動ローラである。
【0035】第1切り欠きローラ9の外径と第2切り欠
きローラ19の外径は、光カードの搬送速度が同じにな
るように、同一寸法であるが、その切り欠き部の位相
は、図に示すように一致していない。即ち、第2切り欠
きローラ19の平面部は、載置台14の上面と平行であ
るが、第1切り欠きローラ9の平面部は、載置台14の
上面に対して所要角度を有している。
【0036】第2ローラ対18の主役割は、第1ローラ
対8を通過した光カードCを載置台14の突き当て部1
4aまで送ることと、光カードCの排出時に光カードC
を載置台14から排出方向に搬送して第1ローラ対8に
受け渡すことである。
【0037】第2切り欠きローラ19は、光カードCを
所定位置に確実に搬送するため、光カードCの先端が載
置台14の突き当て部14aに達した後、その円周面が
光カードCの表面上を滑るようにしてある。このため、
第2切り欠きローラ19には光カードCを搬送するため
の搬送力と、第2切り欠きローラ19の円周面が光カー
ドCの表面との間で滑るための滑り易さという、相反す
る特性が求められる。
【0038】この相反する特性を満足するため、第2切
り欠きローラ19は、その可動距離が規制され、ばね
(図示せず)で、従動ローラ20側に付勢されていて、
搬送力と滑り易さを両立させている。
【0039】第2切り欠きローラ19の軸21には、第
2プーリ22が取り付けられおり、この第2プーリ22
は、タイミングベルト23で第1プーリ12と連結され
ている。さらに、軸21には、一部を切り欠いた円盤状
の切り欠き円盤24が取り付けられていて、光検出器2
5と協働して、第2切り欠きローラ19の停止位置を制
御するために使用される。なお、符号26は、挿入され
た光カードCを検出するカード検出手段である。
【0040】載置台14は、ベルト27に取り付けられ
ており、ベルト27は、プーリ28とプーリ29とに巻
き掛けられている。載置台14は、プーリ28に取り付
けられたモータ(図示せず)を回転させることにより、
図中、F−F方向に移動可能である。また、30は光ヘ
ッドであり、図示しない適宜の機構により、G−G方向
に往復移動可能に構成されている。
【0041】而して、図において、挿入口2から光カー
ドCを挿入し、押し込むと、光カードCは、回転規制機
構(図示せず)で回転を停止させられたクリーニングロ
ーラ3により、その表面をクリーニングされる。光カー
ドCが第1ローラ対8、第2ローラ18対の隙間を通過
し、その先端が、カード検出器26で検出されると、D
Cモータ13が回転し、第1切り欠きローラ9、第2切
り欠きローラ19が、それぞれ、B方向に回転させられ
て、両切り欠きローラの円周面が、光カードCに接し、
光カードCの装填が行われる。
【0042】光カードCの先端が載置台14の突き当て
部14aに突き当たったら、第2切り欠きローラ19の
円周面を光カードC面上で滑らせて、第1切り欠きロー
ラ9と第2切り欠きローラ19との平面部が、載置台1
4の上面と平行になる位置まで、DCモータ13を回転
し、その位置が光検出器25で検出されたら、DCモー
タ13の回転を停止し、光カードCの装填を終了する。
その時の状態を、図2(b)に示す。
【0043】情報の記録または再生は、載置台14に光
カードCを載置した状態で、載置台14をF−F方向に
移動すると共に、光ヘッド43を、図中、G−G方向に
移動させて行う。
【0044】次に図3(a)〜図3(f)を参照しなが
ら、光カードCの排出動作について説明する。図3
(a)〜図3(f)は、第1ローラ対8、第2ローラ対
18、載置台14、光カードCを抜粋して示している。
【0045】図3(a)は載置台14の所定位置に光カ
ードCを載置した状態である。図に示すように、第1切
り欠きローラ9と第2切り欠きローラ19とは同形状で
あるが、その切り欠き部の位相が異なっている。図3
(a)において、光カードCの排出のため、DCモータ
13を光カードの排出方向に回転させると、第1切り欠
きローラ9、第2切り欠きローラ19がB′方向に回転
する。光カードCは、まず、第2切り欠きローラ19の
円周面でA′方向に搬送される。
【0046】光カードCの先端が第1切り欠きローラ9
の円周面に接するまで搬送された状態が、図3(b)に
示されている。図3(b)に示す通り、光カードCが第
1切り欠きローラ9まで搬送される間に、第1切り欠き
ローラ9も、第2切り欠きローラ40と同角度回転す
る。第1切り欠きローラ9の円周面と従動ローラ10と
の隙間は、光カードの厚さより小さいため、第1切り欠
きローラ9の円周面が光カードCの進行路を閉止し、光
カードCの先端の、第1切り欠きローラ9側のエッジ
は、第1切り欠きローラ9の円周面に当接する。
【0047】一方、光カードCの先端の、従動ローラ1
0側のエッジは、図3(b)に示すように、従動ローラ
10の円周面に届いていない。この状態から、更に第1
切り欠きローラ9と第2切り欠きローラ19とを回転さ
せる。光カードCの表面に指紋が付着していない場合
は、第2切り欠きローラ19の円周面が、光カードCを
搬送する力が大きいため、第1切り欠きローラ9の円周
面が、光カードCの進行路を閉止している時の抵抗に抗
し、従って、光カードCは更に排出方向に搬送され、光
カードCの先端の、従動ローラ10側のエッジが、従動
ローラ10に当接し、そして、光カードCは第1切り欠
きローラ9と従動ローラ10とで挟持され、これ以降、
第1ローラ対8と第2ローラ対18の両ローラ対で、排
出方向に搬送される。
【0048】次に、光カードCの表面に指紋が多数付着
している場合の排出動作について説明する。図3(a)
の状態から、まず、第2切り欠きローラ19の円周面で
光カードCがA′方向に搬送する。図3(b)は、光カ
ードCの先端が第1切り欠きローラ9の円周面に達した
状態を示している。光カードCが第1切り欠きローラ9
の円周面に当接するまで搬送される間に、第1切り欠き
ローラ9も、第2切り欠きローラ40と同角度回転す
る。ここで、第1切り欠きローラ9の円周面と従動ロー
ラ10との隙間は、光カードの厚さより小さいため、第
1切り欠きローラ9の円周面が光カードCの進行路を閉
止し、光カードCの先端の、第1切り欠きローラ9側の
エッジは、第1切り欠きローラ9の円周面に当接する。
【0049】この状態で、切り欠きローラの回転が継続
されるが、第1切り欠きローラ9の円周面と第2切り欠
きローラ19の円周面には、光カードCに付着していた
指紋が、装填時に転写していて、非常に滑り易い状態で
あるため、光カードCの先端が、第1切り欠きローラ9
の円周面に当接した状態で、第2切り欠きローラ19の
円周面は、光カードC面上でスリップする。
【0050】この状態で、引き続き第1切り欠きローラ
9と第2切り欠きローラ19を回転させると、第1切り
欠きローラ9および第2切り欠きローラ19の次回転目
に、第2切り欠きローラ19の円周面が光カードCに接
する。この時の状態は図3(c)に示されている。図3
(c)に示すように、この時点では、第1切り欠きロー
ラ9の円周面は、光カードCの表面に接する位置まで回
転していないため、第1切り欠きローラの円周面が、光
カードCの進行路を閉止していないで、光カードCの搬
送を妨げる抵抗が存在しない。したがって、第2切り欠
きローラ19の、この後の回転で、光カードCを排出方
向に搬送することができる。
【0051】図3(d)は、光カードCの先端が、第1
切り欠きローラ9の回転中心と従動ローラ10の回転中
心とを結ぶ線CLまで搬送された状態を示す。ここで
も、第1切り欠きローラ9の円周面は、光カードCの表
面に接していないため、第1切り欠きローラの円周面
が、光カードCの進行路を閉止することがなく、その搬
送を妨げることがない。
【0052】図3(e)は、引き続き回転が行われ、第
1切り欠きローラ9の円周面が、光カードCに接する時
の状態である。図3(e)に示すように、第1切り欠き
ローラ9の円周面が光カードCに接するときは、光カー
ドCの先端が第1ローラ対8を構成する第1切り欠きロ
ーラ9と従動ローラ10との、それぞれのローラの回転
中心を結ぶ線CLを通過している。
【0053】したがって、この後の回転で、第1切り欠
きローラ9の円周面と従動ローラ10とで、光カードC
を確実に挟持することができ、その結果、第1ローラ対
8で光カードCを搬送することができる。
【0054】上述のように、図3(c)〜図3(e)ま
での期間、つまり、第2切り欠きローラ19の円周面が
光カードCに接して、光カードCを排出方向に搬送を開
始してから、第1切り欠きローラ9の円周面が光カード
Cに接する位置まで回転する期間は、第1切り欠きロー
ラ9の円周面が光カードCの進行路を閉止することがな
く、この間、第2切り欠きローラ19の円周面で、光カ
ードCを排出することができる。
【0055】この後、光カードCは、第1ローラ対8と
第2ローラ対18で、排出方向に搬送され、光カードC
の後端がカード検出器26で検出されると、第1切り欠
きローラ9と第2切り欠きローラ19とは、図に示すよ
うに、第2切り欠きローラ19の平面部が載置台14の
上面と平行になる位置まで、DCモータ13を回転し、
その位置が切り欠き円盤24と光検出器25とで構成さ
れる位置検出手段で検出されたら、DCモータ13の回
転を停止し、排出動作を終了する。その状態が図3
(f)に示されている。
【0056】(第2の実施形態)図4(a)〜図4
(e)は、本発明の第2の実施形態における、光カード
の排出手順を示した図であり、第1の実施形態の場合と
同様に、第1ローラ対8、第2ローラ対18、載置台1
4、光カードCを抜粋して示している。
【0057】図4(a)に示すように、ここでは、第1
切り欠きローラ9と第2切り欠きローラ19との、切り
欠き部の位相を、第1の実施形態とは逆方向にずらして
いる。
【0058】次に、光カードCの表面に指紋が多数付着
している場合の排出動作について説明する。図4(a)
は、載置台14の所定位置に光カードCを載置した状態
である。図4(a)において、光カードCの排出のた
め、DCモータ13を光カードの排出方向に回転させる
と、第1切り欠きローラ9、第2切り欠きローラ19が
B′方向に回転する。光カードCは、まず、第2切り欠
きローラ19の円周面でA′方向に搬送される。このと
き、第1切り欠きローラ9も、第2切り欠きローラ19
と同様に回転するため、第1切り欠きローラ9の円周面
が光カードCの進行路を閉止し、光カードCの先端は第
1切り欠きローラ9の円周面に当接する。その状態が図
4(b)に示されている。
【0059】この状態では、第1切り欠きローラ9の円
周面は、光カードCの進行を妨げる抵抗となる。一方、
第1切り欠きローラ9と第2切り欠きローラ19との、
円周面には、光カードCを載置台14に装填する際、指
紋が転写していて、非常に滑り易い状態であるため、光
カードCの先端が、第1切り欠きローラ9の円周面に当
接した状態で、第2切り欠きローラ19の円周面は、光
カードC面上でスリップする。
【0060】第1切り欠きローラ9と第2切り欠きロー
ラ19が更に回転すると、第1切り欠きローラ9と第2
切り欠きローラ19の、切り欠き部には位相差が有るた
め、図4(c)に示すように、第1切り欠きローラ9の
円周面が光カードCから離れて、その進行路の閉止を解
除しても、第2切り欠きローラ19の円周面は、まだ光
カードCに接している。したがって、図4(d)に示す
ように、第2切り欠きローラ19の円周面が光カードC
から離れるまでは、光カードCを排出方向に搬送するこ
とができ、その先端は、第1ローラ対8を構成する第1
切り欠きローラ9と従動ローラ10の、それぞれのロー
ラの回転中心を結ぶ線CLを通過している。このため、
次の回転目に、第1切り欠きローラ9の円周面と従動ロ
ーラ10とで、光カードCを確実に挟持することがで
き、その結果、第1ローラ対8で光カードCを搬送する
ことができる。
【0061】この後は、光カードCは、第1ローラ対8
と第2ローラ対18とで、排出方向に搬送され、光カー
ドCの後端がカード検出器26で検出されると、第1切
り欠きローラ9と第2切り欠きローラ19とは、図4
(e)に示すように、第2切り欠きローラ19の平面部
が載置台14の上面と平行になる位置まで、DCモータ
13を回転し、その位置が切り欠き円盤24と光検出器
25で構成される位置検出手段で検出されたら、DCモ
ータ13の回転を停止し、排出動作を終了する。
【0062】(第3の実施形態)次に、本発明に係わる
第3の実施形態について説明する。図5(a)〜図5
(d)は、この実施形態における排出手順を示した図で
あり、第1の実施形態と同様に、第1ローラ対8、第2
ローラ対18、載置台14、光カードCを抜粋して示し
ている。ここでは、情報記録媒体の排出時、第2切り欠
きローラの第1回転目で、かつ、第1切り欠きローラの
円周面が情報記録媒体の進行路を閉止する以前に、情報
記録媒体を、第1切り欠きローラの回転中心と従動ロー
ラとの回転中止を結ぶ線を超える位置まで搬送するよう
に構成している。
【0063】図5(a)は、載置台14の所定位置に光
カードCを載置している状態である。図5(a)におい
て、光カードCの排出のため、DCモータを光カードの
排出方向に回転させると、第1切り欠きローラ9、第2
切り欠きローラ19がB′方向に回転する。まず、第2
切り欠きローラ19の1回転目に、円周面が光カードC
の表面に接する。図5(b)にその状態を示す。
【0064】引き続き、第2切り欠きローラ19を図5
(b)から排出方向に回転させた第2切り欠きローラの
円周面が、情報記録媒体の表面に接した状態を図5
(c)に示す。ここでは、情報記録媒体の排出時、第1
切り欠きローラの円周面が情報記録媒体の進行路を閉止
する以前で、かつ、第2切り欠きローラの第1回転目
に、情報記録媒体を第1切り欠きローラの回転中心と従
動ローラの回転中心とを結ぶ線を超える位置まで搬送す
るように、光カードCの先端と第1ローラ対との距離
L、そして、第1切り欠きローラ9の円周面が光カード
Cに接するタイミングを決めているため、光カードCの
排出方向の先端は、第1ローラ対8を構成する第1切り
欠きローラ9と従動ローラ10とのそれぞれのローラの
回転中心を結ぶ線を通過している。したがって、第1切
り欠きローラ9の円周面と従動ローラ10で、光カード
Cを確実に挟持することができ、その結果、第1ローラ
対8で光カードCを搬送することができる。
【0065】この後は、光カードCは、第1ローラ対8
と第2ローラ対18で、排出方向に搬送され、光カード
Cの後端がカード検出器26で検出されると、第1切り
欠きローラ9と第2切り欠きローラ19とが、図5
(d)に示すように、第2切り欠きローラ19の平面部
が載置台14の上面と平行になる位置まで、DCモータ
13を回転し、その位置が切り欠き円盤24と光検出器
25で構成される位置検出手段で検出されたら、DCモ
ータ13の回転を停止し、排出動作を終了する。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置内に情報記録媒体を挿入するための挿入口と、挿入
された情報記録媒体を搬送する搬送手段と、装置内部に
収容された情報記録媒体を載置すると共に位置決めをす
る載置台とを有し、載置台に情報記録媒体を載置し、載
置台を移動させながら、情報の記録および/または再生
を行う情報記録再生装置において、上記搬送手段が、挿
入口と載置台の間に配置された第1ローラ対と、載置台
に配置された第2ローラ対を含む複数のローラ対とで構
成し、情報記録媒体の排出時で、第2切り欠きローラが
情報記録媒体を搬送している間の所定期間、第1切り欠
きローラの円周面が、情報記録媒体の進行路を閉止しな
いように、第2切り欠きローラと第1切り欠きローラ
は、その円周面の相対位置および動作が関連付けられて
いるので、第2ローラ対で搬送した情報記録媒体を、確
実に、第1ローラ対に受け渡すことができる。このた
め、指紋が多数付着した情報記録媒体でも、確実に排出
することができるという効果を有す。
【0067】また、本発明では、情報記録媒体の排出
時、第2切り欠きローラの第1回転目で、かつ、第1切
り欠きローラの円周面が情報記録媒体の進行路を閉止す
る以前に、情報記録媒体を第1切り欠きローラの回転中
心と従動ローラの回転中心とを結ぶ線を超える位置まで
光カードを搬送するので、第1切り欠きローラの1回転
目に情報記録媒体を、第1ローラ対で確実に挟持するこ
とができ、指紋が付着した情報記録媒体の排出をも確実
にできるという効果を有する。
【0068】従って、本発明によれば、携帯性を高める
ために小型化した情報記録再生装置においても、装填し
た情報記録媒体を確実に排出できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す情報記録再生装
置の平面図であり、光カードを挿入する前の状態図であ
る。
【図2】本発明の情報記録再生装置の側面図である。
【図3】本発明の情報記録再生装置の光カード排出手順
を示す図である。
【図4】本発明に係わる第2の実施形態の、情報記録再
生装置の光カード排出手順を示す図である。
【図5】本発明に係わる第3の実施形態の、情報記録再
生装置の光カード排出手順を示す図である。
【図6】従来例を示す図である。
【図7】同じく、従来例を示す図である。
【符号の説明】
C 情報記録媒体である光カード 1 情報記録再生装置 8 第1ローラ対 9 第1切り欠きローラ 10 従動ローラ 14 載置台 18 第2ローラ対 19 第2切り欠きローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内に情報記録媒体を挿入するための
    挿入口と、挿入された情報記録媒体を搬送する搬送手段
    と、装置内部に収容された情報記録媒体を載置すると共
    に位置決めをする載置台を有し、載置台に情報記録媒体
    を載置し載置台を移動させながら情報の記録および/ま
    たは再生を行う情報記録再生装置において、 上記搬送手段は挿入口と載置台の間に配置された第1ロ
    ーラ対と、載置台に配置された第2ローラ対を含む複数
    のローラ対で構成され、 第1ローラ対は、円周面の一部が切り欠かれた第1切り
    欠きローラである駆動ローラと従動ローラで、第2ロー
    ラ対は、円周面の一部が切り欠かれた第2切り欠きロー
    ラである駆動ローラと従動ローラでそれぞれ構成され、 情報記録媒体の排出時で第2切り欠きローラが情報記録
    媒体を搬送している間の所定期間、第1切り欠きローラ
    の円周面が情報記録媒体の進行路を閉止しないように、
    第2切り欠きローラと第1切り欠きローラとは、その円
    周面の相対位置および動作が関連付けられていることを
    特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 情報記録媒体の排出時、第1切り欠きロ
    ーラの円周面が情報記録媒体の進行路を閉止する以前
    に、第2切り欠きローラの第1回転目で、情報記録媒体
    を、第1切り欠きローラの回転中心と従動ローラの回転
    中心を結ぶ線を超える位置まで搬送することを特徴とす
    る第1項記載の情報記録再生装置。
JP25126699A 1999-09-06 1999-09-06 情報記録再生装置 Pending JP2001076420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25126699A JP2001076420A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 情報記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25126699A JP2001076420A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 情報記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001076420A true JP2001076420A (ja) 2001-03-23

Family

ID=17220239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25126699A Pending JP2001076420A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 情報記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001076420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105480661A (zh) * 2016-01-07 2016-04-13 广州市明森机电设备有限公司 一种智能卡过渡输送机构及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105480661A (zh) * 2016-01-07 2016-04-13 广州市明森机电设备有限公司 一种智能卡过渡输送机构及方法
CN105480661B (zh) * 2016-01-07 2019-04-05 广州明森科技股份有限公司 一种智能卡过渡输送机构及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0472603A1 (en) Improved magnetic disk drive apparatus and method
JPS63195855A (ja) カ−ド状記録担体の移送機構
JP4347889B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JPH04195276A (ja) 情報記録媒体搬送装置
JP3235933B2 (ja) 情報記録媒体搬送装置
JP2001076420A (ja) 情報記録再生装置
JP2006127680A (ja) 記録媒体駆動装置
JPH07302308A (ja) 光カード搬送装置
WO2016151652A1 (ja) ディスク搬送装置
JP2001023285A (ja) 情報記録再生装置
JP4339892B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP3093078B2 (ja) 情報記録再生装置
WO2006038512A1 (ja) ディスク状記録媒体搬送装置
JP2000029992A (ja) 情報記録再生装置
JPS63204384A (ja) 情報記録再生装置
JP2001092926A (ja) 情報記録再生装置
JPH01158583A (ja) 情報記録再生装置
JP2000181985A (ja) 情報記録媒体のクリ―ニング装置
JPH04311871A (ja) 情報記録媒体搬送装置
JP2000029993A (ja) 情報記録再生装置
JPH05225674A (ja) 光情報再生装置
JP2009163813A (ja) ディスク再生装置
KR20010071590A (ko) 데이터 헤드를 왕복 운동시키는 지지 표면을 갖는 데이터시스템
JP2002074657A (ja) 板状記録媒体の記録および/または再生装置
JP2002208208A (ja) チェンジャ型ディスク装置