JP2001076116A - Icカードの製造方法 - Google Patents

Icカードの製造方法

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JP2001076116A JP2000060440A JP2000060440A JP2001076116A JP 2001076116 A JP2001076116 A JP 2001076116A JP 2000060440 A JP2000060440 A JP 2000060440A JP 2000060440 A JP2000060440 A JP 2000060440A JP 2001076116 A JP2001076116 A JP 2001076116A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードを構成するための積層体が部分的
に急冷されることを防止する。 【解決手段】 本貼付プレス板22a、22bによって
積層体Sを上下から挟んで加圧し、該積層体Sを加熱す
る加熱工程と、冷却プレス板30a、30bによって加
熱された積層体Sを上下から挟んで加圧し、該積層体S
を冷却する冷却工程とを含んでICカードを製造する場
合に、下側冷却プレス板30bの加圧面32bを、積層
体Sへ熱が伝達されるのを緩和する熱緩衝板40で構成
する。このように、下側冷却プレス板30bの加圧面3
2bを熱緩衝板40で構成すれば、下側プレス板の冷熱
が積層体に急激に伝達されることを防止することができ
る。これにより、積層体が部分的に急冷されることを防
止でき、積層体の接着不良や外観不良を防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂シートの間に
ICチップを内蔵したICカードの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは先に、ICカードの薄型化
が可能な技術として、特願平10−369913号を出
願している。この出願では、ICカードを、例えば、樹
脂シートの間にICチップ等と熱可塑性接着剤とを挟み
込んだ積層体を構成したのち、該積層体の両面を加圧し
つつ加熱、冷却し、熱可塑性接着材にて樹脂シートを接
着固定することによって形成している。
【0003】そして、このときの加熱、冷却を行うステ
ーションを別々に分割することによって、それぞれのス
テーションで加熱、冷却を別途行えるようにして、各ス
テーションの温度制御の容易化を図ると共に、1つのス
テーションで加熱、冷却を共に行う必要性をなくすこと
で、廃却熱エネルギーの低減を図り、さらに加熱、冷却
のための時間の短縮化を図っている。
【0004】具体的には、仮貼付ステーション及び本貼
付ステーションからなる貼付ステーションの加圧面で積
層体の両面を加圧しつつ加熱することで、熱可塑性接着
剤を軟化させたのち、積層体を冷却ステーションに搬送
し、冷却ステーションの加圧面で積層体の両面を加圧し
つつ冷却することで、熱可塑性接着剤で樹脂シートを接
着固定するようにしている。
【0005】このとき、積層体の各ステーションへの搬
送は、例えば、積層体の両端を挟持した状態で行うよう
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積層体
の両端を挟持した状態で積層体を搬送すると、図8に示
すように、貼付ステーションで加熱され撓んだ積層体S
が部分的に冷却ステーション200の加圧面200aと
接してしまい、積層体Sが部分的に急冷されてしまう場
合がある。
【0007】このような場合、積層体Sが接着不良とな
ったり、積層体Sが完全に平坦化されずに外観不良にな
るという問題がある。
【0008】本発明は上記点に鑑みて、積層体が部分的
に急冷されることを防止し、積層体の接着不良や外観不
良が発生することを防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、第1のプレス機(2
2)によって積層体(S、T)を上下から挟んで加圧
し、該積層体を加熱する加熱工程と、第2のプレス機
(30)によって加熱された積層体を上下から挟んで加
圧し、該積層体を冷却する冷却工程とを含み、冷却工程
では、第2のプレス機のうち積層体の下面をプレスする
下側プレス板(30b)の加圧面(32b)を、積層体
へ熱が伝達されるのを緩和する熱緩衝材(40)で構成
しておくことを特徴としている。
【0010】このように、下側プレス板の加圧面を熱緩
衝材で構成しておくことにより、下側プレス板の冷熱が
積層体に急激に伝達されることを防止することができ
る。これにより、積層体が部分的に急冷されることを防
止でき、積層体の接着不良や外観不良を防止することが
できる。
【0011】請求項2に示すように、第1のプレス機か
ら第2のプレス機への搬送経路に沿って移動可能な挟持
部(110a、110b)にて、積層体の両縁部を挟持
し、積層体の搬送を行う場合に好適である。例えば、請
求項3に示すように、一対の樹脂シートの両端が熱可塑
性接着剤からはみ出るように構成されており、このはみ
出た樹脂シートの両端を挟持部で挟持するようなもので
積層体が構成されている場合が挙げられる。
【0012】なお、請求項4に示すように、第2のプレ
ス機の加圧面のうち、少なくとも、挟持部によって挟持
された積層体の撓んだ部分が接触する部位に、熱緩衝材
を備えておけばよい。
【0013】請求項5に記載の発明においては、下側プ
レス板のうちの加圧面のみを熱緩衝材で構成することを
特徴としている。
【0014】これにより、下側プレス板全体を熱緩衝材
で構成するよりもプレス時に積層体に冷熱を伝達するこ
とができる。
【0015】また、請求項6に記載の発明においては、
冷却工程では、下側プレス板(30b)の加圧面(32
b)から離間するように、熱緩衝材で構成された搬送用
のベルト(40)を配置し、このベルトによって積層体
を第2のプレス機内に搬送することを特徴としている。
【0016】これにより、積層体が下側プレス板に直接
接触しないようにできる。そして、ベルトを熱緩衝材で
構成しておくことにより、冷熱が積層体に急激に伝達さ
れないようにでき、請求項1と同様の効果を得ることが
できる。
【0017】具体的には、請求項7に示すように、熱緩
衝材を熱伝達率が2W/m・K以下の材質で構成するこ
とが好ましい。例えば、請求項10に示すように、熱緩
衝材を紙又はシリコンをベースとして構成することがで
きる。
【0018】また、請求項8に示すように、熱緩衝材を
弾性率が10MPa以上の材質で構成するようにすれ
ば、熱緩衝作用を得つつ、プレス時に熱緩衝材が柔らか
すぎることによりプレスが十分に行えなくなるという不
具合をなくすことができる。
【0019】なお、請求項9に示すように、熱緩衝材の
表面を耐熱材料でコーティングもしくはラミネートすれ
ば、加圧面の凹凸を低減できるため、ICカード表面へ
の凹凸の転写を防止することができる。
【0020】請求項11に記載の発明においては、第1
のプレス機から第2のプレス機への搬送経路に沿って移
動可能な挟持部(110a、110b)によって、積層
体の両縁部を挟持して積層体の搬送を行い、第2のプレ
ス機に搬送する際には挟持部により積層体の両縁部の距
離を加熱工程時よりも広げることを特徴としている。
【0021】このように第2のプレス機に搬送する際
に、挟持部によって積層体の両縁部の距離を加熱工程時
よりも広げることにより、加熱によって軟化した積層体
の撓みを抑制でき、積層体が下側プレス板に接触するこ
とを防止できる。これにより、請求項1と同様の効果を
得ることができる。
【0022】請求項12に記載の発明においては、一対
の樹脂シートの間に、積層体の両縁部を結ぶ方向に延設
された反り防止部材(50)を配置することを特徴とし
ている。
【0023】このように、積層体の両縁部を結ぶ方向に
反り防止部材(50)を備えることにより、積層体の撓
みを防止することができ、請求項1と同様の効果を得る
ことができる。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
ものである。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本実施
形態のICカード製造方法を実現するICカード製造装
置2の構成を示している。また、図2(a)にICカー
ドの断面構成を示し、図2(b)にICカード製造装置
2内に搬入される際のICカードの様子を示す。
【0025】ICカードは、回路パターンが形成されI
Cチップ等の電子部品が実装された第1樹脂シートS1
の実装面に熱可塑性接着剤S2を介して、別の外装用の
第2樹脂シートS3が重ねられた積層体S(図2(a)
参照)で構成されている。第1、第2の樹脂シートに
は、環境問題に対処すべく焼却可能なPETシートを用
いたり、PVCやPPC等を用いており、熱可塑性接着
剤S2には、ホットメルト材やウレタン材を用いてい
る。
【0026】第1、第2の樹脂シートS1、S3は、図
2(b)に示されるように熱可塑性接着剤S2よりも幅
広に構成されており、両樹脂シートS1、S3のうち熱
可塑性接着剤S2からはみ出た両側を挟持部110a、
110bによって挟持し、ICカード製造装置2へ搬送
されるようになっている。
【0027】ICカード製造装置2は、第1樹脂シート
S1の実装面に熱可塑性接着剤S2を配置したのち、第
2樹脂シートS3を重ね合わせた状態で、これらの積層
体Sを加熱及び冷却して、両樹脂シートS1、S3を固
着させるものである。なお、ICカードは、このICカ
ード製造装置2により樹脂シートが固着された積層体S
を縦横複数に分割することにより得られる(図2(a)
参照)。
【0028】図1に示すように、本実施形態のICカー
ド製造装置2は、順に列をなすように並べられた仮貼付
ステーション4、本貼付ステーション6、冷却ステーシ
ョン8を備えている。
【0029】そして、仮貼付ステーション4の挿入口4
aから、本貼付けステーション6を経て冷却ステーショ
ン8の排出口8aまで、積層体Sを搬送するようになっ
ている。このとき、挟持部110a、110bによって
挟持される両樹脂シートS1、S2の両側が、上記搬送
方向に対して両脇に位置するようにして、積層体SをI
Cカード製造装置2内に搬送されるようにしている。
【0030】仮貼付ステーション4は、上下に配置され
た一対の仮貼付けプレス板14(上側仮貼付けプレス板
14a、下側仮貼付けプレス板14b)を備えている。
この仮貼付ステーション4は、両仮貼付プレス板14
a、14bを接近させて空間を形成したのち、この空間
の圧力を真空引きして減圧させると共に、その空間内を
加熱できるように構成されている。これにより、両仮貼
付プレス板14a、14bに挟まれた空間、つまり積層
体Sが配置された空間を所定値まで減圧し、積層体Sの
両面に所定の圧力を加えられるようにすると共に、積層
体Sを加熱できるようになっている。
【0031】なお、両仮貼付プレス板14a、14bが
互いに対向する面の縁部には、それぞれゴム製のパッキ
ン16a、16bが配置されている。これにより、両仮
貼付プレス板14a、14bが積層体Sを挟み込む際
に、パッキン16a、16bが弾性変形して両仮貼付プ
レス板14a、14bの間の空間を密閉できるようにな
っている。また、仮貼付ステーション4には、図示しな
い排気手段が設けられており、この排気手段によって両
仮貼付プレス板14a、14bの間の空間の排気が行え
るようになっている。
【0032】また、仮貼付プレス板14a、14bの内
部には、両仮貼付プレス板14a、14bの間に配置さ
れた積層体Sを加熱するための電気式の仮貼付ヒータ1
8a、18bが埋め込まれている。このように電気式の
ヒータを用いることで、従来の熱媒油方式に比べ小型化
かつコストダウンを図り、さらに温度制御が容易に行え
るようにしている。さらに、下側仮貼付プレス板14b
の上面には、内部に気体を導入することで収縮可能な袋
部20が設けられている。袋部20は、積層体Sが両仮
貼付プレス板14a、14bの間に搬入されると、図示
しない加圧手段により内部に空気が導入されて膨らみ、
上側仮貼付プレス板14aの下面と共に積層体Sを加圧
するようになっている。
【0033】本貼付ステーション6は、上下に配置され
た一対の本貼付プレス板22(上側本貼付プレス板22
a、下側本貼付プレス板22b)を備えている。この本
貼付ステーション6は、両本貼付プレス板22a、22
bの間に配置した積層体Sを挟み込み、上側本貼付プレ
ス板22aの下面及び下側本貼付プレス板22bの上面
を加圧面24a、24bとして積層体Sの両面を加圧す
ると共に、両本貼付プレス板22a、22bの間に配置
された積層体Sを加熱できるようになっている。
【0034】また、本貼付プレス板22a、22bの内
部には、両本貼付プレス板22a、22bの間に配置さ
れた積層体Sを加熱するための電気式の本貼付ヒータ2
6a、26bが埋め込まれている。さらに、両本貼付プ
レス板22a、22bの内部において、本貼付ヒータ2
6a、26bと加圧面24a、24bとの間には、加圧
面24a、24bの温度分布が不均一となるのを抑制す
るための加熱ジャケット室28a、28bが設けられて
いる。この加熱ジャケット室28a、28bには、流動
可能な熱媒体(例えば、空気等の気体、水や油等の液
体)が封入され、熱媒体の対流により加圧面24a、2
4bの温度のバラツキが抑制される。
【0035】冷却ステーション8は、上下に配置された
一対の冷却プレス板30(上側冷却プレス板30a、下
側冷却プレス板30b)を備えている。この冷却ステー
ション8は、両冷却プレス板30a、30bの間に配置
した積層体Sを挟み込み、上側冷却プレス板30aの下
面及び下側冷却プレス板30bの上面を加圧面32a、
32bとして積層体Sの両面を加圧すると共に、両冷却
プレス板32a、32bの間に配置された積層体Sを冷
却できるようになっている。
【0036】また、冷却プレス板32a、32bの内部
には、両冷却プレス板32a、32bの間に配置された
積層体Sを冷却するための冷却水パイプ34a、34b
が設けられている。
【0037】さらに、下側冷却プレス板30bの上面
は、熱緩衝板40で覆われた構成となっており、この熱
緩衝板40の表面によって加圧面32bが構成されてい
る。この熱緩衝板40によって、撓んだ積層体Sの下部
が下側冷却プレス板30bの加圧面32bに接しても、
下側冷却プレス板30bによって急冷されることを防止
している。この熱緩衝板40の基材には、下側冷却プレ
ス板30bのうち熱緩衝板40以外の部分を構成する材
質よりも熱伝導率が低い材質を用いており、具体的には
熱伝導率が2W/m・K以下となる材質を用いている。
【0038】ただし、熱緩衝板40として熱伝導率が低
すぎる材質を用いると、積層体Sの冷却に時間がかかり
すぎるため、熱伝導率をある程度の大きさとしたり、熱
緩衝板40の厚みを制御することによって、上記冷却時
間を適宜制御することが可能である。
【0039】また、熱緩衝板40の表面が加圧面32b
とされることから、熱緩衝板40が柔らかすぎると積層
体Sへの加圧が十分に行えなくなる可能性がある。この
ため、熱緩衝板40の基材には、弾性率が10MPa以
上の材質を用いている。
【0040】このような条件を満たすように、熱緩衝板
40として、例えば、紙やシリコーン等を用いることが
できる。
【0041】なお、積層体S表面への凹凸転写を防止す
るため、下側冷却プレス板32bの上面が平坦となるよ
うに、熱緩衝板40の表面にテフロン等の断熱材をコー
ティングしたりラミネートしたりするのが望ましい。
【0042】このように構成されたICカード製造装置
2において、積層体Sの加熱、冷却は次のように行われ
る。
【0043】まず、積層体Sを挟持部110a、110
bで挟持し、仮貼付ステーション4の挿入口4aから上
側仮貼付プレス板14aと下側仮貼付プレス板14bと
の間に積層体Sを搬入する。そして、以下に示す仮貼付
工程を行う。 (仮貼付け工程)仮貼付ステーション4内に積層体Sが
搬入されると、上側仮貼付プレス板14a及び下側仮貼
付プレス板14bが互いに近づくように移動して、パッ
キン16a、16bが第1、第2の樹脂シートS1、S
3を挟み込んだ状態で、仮貼付ステーション4内の空間
を密閉する。このとき、仮貼付ヒータ18a、18bに
よって、予め両仮貼付プレス板14a、14bを温めて
おくことにより、熱可塑性接着剤S2がタック性を発現
する温度まで積層体Sが温められるようにする。なお、
本実施形態のように熱可塑性接着剤S2をポリエステル
系のホットメルト材で構成する場合には、その軟化点が
約70〜120℃であり、約70℃以上でタック性が発
現する。
【0044】次に、図示しない排気手段によって仮貼付
ステーション4内の気体を外部に排出し、仮貼付ステー
ション4の内部が266〜400Pa(2〜3Tor
r)程度となるまで減圧すると共に、積層体Sを上側仮
貼付プレス14aと膨らんだ状態の袋部20との間に挟
み込み、積層体Sを0.1〜0.5MPaの圧力で加圧
する。
【0045】そして、両仮貼付プレス板14a、14b
による積層体Sの加熱、加圧の開始から所定時間経過後
に、両仮貼付プレス板14a、14bを互いに離れるよ
うに移動させて、仮貼付工程を終了する。
【0046】このように、積層体Sの両面を加圧するこ
とで積層体S内に気泡がなくなるようにしつつ、タック
性を発現した熱可塑性接着剤S2によって両樹脂シート
S1、S3が軽く接着させることができる。この後、再
び挟持部110a、110bによって挟持した状態で積
層体Sを本貼付ステーション6の内部に搬入する。そし
て、以下に示す本貼付工程を行う。 (本貼付工程)本貼付ステーション6内に積層体Sが搬
入されると、上側本貼付プレス板22a及び下側本貼付
プレス板22bが互いに近づくように移動して、両本貼
付プレス板22a、22bによって積層体Sを挟み込
む。これにより、加圧面24a及び加圧面24bとによ
って積層体Sが0.1〜0.5MPa程度で加圧され
る。また、このとき、本貼付ヒータ26a、26bによ
って、予め両本貼付プレス板22a、22bを温めてお
くことにより、熱可塑性接着剤S2の軟化点以上の温度
(例えば140℃)まで積層体Sが温められるようにす
る。
【0047】そして、両本貼付プレス板22a、22b
による積層体Sの加熱、加圧の開始から所定時間経過後
に、両本貼付プレス板22a、22bを互いに離れるよ
うに移動させて、本貼付工程を終了する。
【0048】このように、熱可塑性接着剤S2を軟化さ
せると共に積層体Sを加圧することによって、熱可塑性
接着剤S2を流動させて両樹脂シートS1、S3を隙間
なく接着できる。この後、再び挟持部110a、110
bによって挟持した状態で積層体Sを冷却ステーション
8の内部に搬入する。そして、以下に示す冷却工程を行
う。 (冷却工程)冷却ステーション8内に積層体Sが搬入さ
れると、上側冷却プレス板30a及び下側冷却プレス板
30bが互いに近づくように移動して、両冷却プレス板
30a、30bによって積層体Sを挟み込む。これによ
り、加圧面32a及び加圧面32bとによって積層体S
を0.1〜0.5MPa程度で加圧する。また、このと
き、冷却水パイプ34a、34bによって、予め両冷却
プレス板30a、30bを冷却しておくことにより、熱
可塑性接着剤S2の軟化点以下の温度(例えば60℃)
まで積層体Sが冷却されるようにする。
【0049】そして、両冷却プレス板30a、30bに
よる積層体Sの冷却、加圧の開始から所定時間経過後
に、両冷却プレス板30a、30bを互いに離れるよう
に移動させて、冷却工程を終了する。具体的には、熱可
塑性接着剤S2の熱収縮特性が軟化点付近で大きく変化
するため、冷却ステーション8での積層体Sの開放時期
を積層体Sが熱可塑性接着剤S2の軟化点以下の温度と
なったときにしている。
【0050】このように、熱可塑性接着剤S2を軟化点
以下の温度にして硬化させると共に積層体Sを加圧する
ことによって、積層体Sを平らな状態に保持することが
できる。
【0051】ところで、この冷却ステーション8に積層
体Sを搬入した際には、積層体Sは、本貼付ステーショ
ン6での軟化点以上の温度での加熱によって、撓み易く
なっていることから、挟持部110a、110bによっ
て挟持された積層体Sが撓み、搬送時に下側冷却プレス
板30bの加圧面32bに接する場合がある。
【0052】このような場合には、積層体Sの撓んだ中
央部が部分的に加圧面32bに接することになる。しか
しながら、本実施形態においては、下側冷却プレス板3
0bの加圧面32bの表面に上記構成を有する熱緩衝板
40が備えられているため、下側冷却プレス板30bに
よる部分冷却が行われないようにできる。つまり、熱緩
衝板40によって、下側冷却プレス板30bのうち熱緩
衝板40以外を構成する部分の冷熱が積層体Sに急激に
伝わらないようにでき、上記効果が得られる。
【0053】このため、積層体Sの部分冷却による不具
合である接着不良や外観不良を防止することができる。
【0054】なお、下側冷却プレス板30b全体を熱緩
衝板40と同様の材質で構成することも可能ではある
が、このような場合には、下側冷却プレス板30bの熱
伝導が悪くなりすぎたり、下側冷却プレス板30bが柔
らかくなりすぎて、積層体Sの加圧が十分に行えなくな
る可能性があるため、上記実施形態に示すように加圧面
32bのみ熱緩衝板40で構成するのが好ましい。
【0055】このように、仮貼付ステーション4、本貼
付ステーション6、及び冷却ステーション8に分割する
ことによって、3ステーション構成のラミネートが実現
できる。これにより、ICカードの生産性の向上を図れ
ると共に、ラミネート設備の小型化を図ることができ
る。
【0056】また、各ステーションに分割されているた
め、各ステーションでの温度上昇、下降に伴う廃却熱エ
ネルギーを少なくすることができる。また、積層体Sの
加工が各ステーション毎に備えられた各プレス板毎に行
われるようになっているため、各プレス面に設定する加
熱ヒータ18a、18b、26a、26bや冷却水パイ
プ34a、34bの容量も少なくでき、これらの温度制
御等も容易に行うことができる。 (第2実施形態)本実施形態では、積層体Sを搬送する
際に挟持部110a、110bの間隔を変化させること
で、積層体Sが部分的に急冷されることを防止する。
【0057】図4に、搬送時における積層体S及び挟持
部110a、110bの軌跡を示す。但し、本図では回
路パターンが形成された領域(熱可塑性接着剤S2が配
置された領域)を積層体Sの軌跡として示してある。な
お、ICカード製造装置2の構成は第1実施形態と同様
であるため、説明は省略する。
【0058】この図に示すように、ICカード製造装置
2の両挟持部110a、110bに積層体Sを取り付け
てセットしたのち、仮貼付ステーション4〜冷却ステー
ション8内に搬送し、その後、ICカード製造装置2の
外に取り出す。このとき、仮貼付ステーション4及び本
貼付ステーション6では、挟持部110a、110bの
間隔を第1の所定間隔L1にしたまま積層体Sを搬送
し、本貼付ステーション6を終了したら徐々に挟持部1
10a、110bの間隔を広げ第2の所定間隔L2とす
る。そして、第2の所定間隔L2にしたまま冷却ステー
ション8に搬送し、冷却工程を行う。
【0059】すなわち、本貼付工程の際の加熱処理によ
って熱可塑性接着剤S2の軟化点以上の温度まで積層体
Sを暖めていることから、冷却ステーション8への搬送
中に積層体Sが撓むため、この撓みがほぼなくなるよう
に挟持部110a、110bの間隔を広げる。
【0060】これにより、冷却ステーション8に搬送さ
れた際に、積層体Sの撓んだ部分が図1に示す冷却ステ
ーション8の下側冷却プレス板30bに触れないように
できる。このため、下側冷却プレス板30bの冷熱が積
層体Sに急激に伝えられないようにできる。また、本実
施形態の場合、積層体Sが下側冷却プレス板30に触れ
ないようにできるため、上記実施形態のように熱緩衝板
40を備えなくてもよい。
【0061】このように、冷却ステーション8への搬送
中に挟持部110a、110bの間隔を広げることでも
積層体Sが急冷されることを防止でき、積層体Sの部分
冷却による不具合である接着不良や外観不良を防止する
ことができる。 (第3実施形態)第2実施形態では、挟持部110a、
110bの間隔を広げることにより冷却ステーション8
の下側プレス板30bに積層体Sの撓んだ部分が接触し
ないようにしているが、図5に示すように、熱緩衝材で
構成されたベルト40上に積層体Sを搭載し、冷却ステ
ーション8内でベルトコンベア式に積層体Sが搬送され
るようにしてもよい。
【0062】この場合、ベルト40を張らせ、ベルト4
0が弛まないようにすることで、ベルト40が下側プレ
ス板30bに接触しないようにできるため、より積層体
Sの部分冷却を防止することができる。
【0063】このようにしても、第1、第2実施形態と
同様の効果を得ることができる。 (第4実施形態)本実施形態では、図6(a)に示すよ
うに、第1、第2の樹脂シートS1、S3の間におい
て、挟持部110aから挟持部110bに向けて(積層
体Sの両縁部を結ぶ方向に)延設されるように反り防止
部材50を配置している。このような反り防止部材50
を備えれば、積層体Sの反りや撓みを抑制することがで
きる。
【0064】例えば、図6(b)に示すように、積層体
Sの切断箇所に隣接するように反り防止部材50を配置
することができる。すなわち、上述したように、ICカ
ードは積層体Sを切断することによって形成されるが、
切断箇所よりも内側には各ICカード毎にICや配線パ
ターンが配置されるため、この積層体Sの切断箇所に隣
接するように反り防止部材50を設けることが可能であ
る。
【0065】なお、反り防止部材50を配置することに
よって、熱可塑性接着剤S2による樹脂シートS1、S
3の接着が妨げられないように、反り防止部材50の厚
みは、両樹脂シートS1、S3の間の間隔よりも若干狭
くするのが好ましい。
【0066】このように、第1、第2の樹脂シートS
1、S3の間に反り防止部材50を備えることによって
も、積層体Sが冷却ステーション8の下側プレス板30
bに接触することを防止でき、第1〜第3実施形態と同
様の効果を得ることができる。 (他の実施形態)上記実施形態では、ICカードを構成
するための積層体Sを2つの樹脂シートS1、S3の間
にICチップ及び熱可塑性接着剤S2を配置したもので
構成しているが、他の構成としてもよい。例えば、図7
に示すように、ICチップや回路等が形成された実装用
シートT1の両面に熱可塑性接着剤T2、T3を配置
し、これら実装用シートT1及び熱可塑性接着剤T2、
T3の両面を外装用樹脂シートT4、T5で挟み込むよ
うにした積層体Tであってもよい。
【0067】また、上記実施形態では、両樹脂シートS
1、S3を挟持部110a、110bで挟持するように
しているが、このようなものに限らず、搬送時に撓んだ
積層体Sが部分的に冷却ステーション8に接触してしま
うような場合のどのような場合にも本発明を適用可能で
ある。例えば、積層体Sの両面を搬送用シートで覆い、
搬送用シートの両縁を挟持部110a、110bで挟持
するようにした場合であってもよい。
【0068】上記実施形態では、積層体Sの貼付けを2
工程用いて、すなわち仮貼付ステーション4、本貼付ス
テーション6の2つステーションによって実施している
が、1つのステーションによって実施してもよい。
【0069】また、上記実施形態では、熱緩衝板40を
下側冷却プレス板30bの表面全面に配置しているが、
少なくとも撓んだ積層体Sが接触する部位、つまり搬送
時に積層体Sの中央部が通過する部位に配置されていれ
ばよい。ただし、加圧面32bの表面を平坦化すること
を考慮すると、熱緩衝板40の表面で加圧面32b全面
を構成するようにするのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるICカード製造
装置2の概略構成を示す図である。
【図2】(a)は、ICカードを構成するための積層体
Sの断面構成を示し、(b)は、搬送時における積層体
Sの様子を示している図である。
【図3】冷却ステーション8に積層体Sを搬入する際に
積層体Sが撓んでいる様子を示す図である。
【図4】第2実施形態における挟持部110a、110
bの軌跡を示した図である。
【図5】第3実施形態における冷却ステーション8の概
略を示す図である。
【図6】(a)は反り防止部材を配置したときの積層体
Sの断面構成を示す図であり、(b)は反り防止部材の
配置箇所を示す図である。
【図7】他の実施形態における積層体Tの断面構成を示
した図である。
【図8】冷却ステーションに撓んだ積層体の一部が接し
た状態を説明するための図である。
【符号の説明】
2…ICカード製造装置、4…仮貼付ステーション、6
…本貼付ステーション、8…冷却ステーション、14…
仮貼付プレス板、22…本貼付プレス板22、24a、
24b…加圧面、30…冷却プレス板、32a、32b
…加圧面、40…熱緩衝板、50…反り防止部材、11
0a、110b…挟持部、S…積層体。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の樹脂シート(S1、S3、T4、
    T5)の間にICチップ及び熱可塑性接着剤(S2、T
    2、T3)を挟んだ積層体(S、T)を構成し、該積層
    体を加熱及び冷却することにより、両面に樹脂シートが
    接着されたICカードを形成するICカードの製造方法
    であって、第1のプレス機(22)によって前記積層体
    を上下から挟んで加圧し、該積層体を加熱する加熱工程
    と、第2のプレス機(30)によって前記加熱された積
    層体を上下から挟んで加圧し、該積層体を冷却する冷却
    工程とを含み、前記冷却工程では、前記第2のプレス機
    のうち前記積層体の下面をプレスする下側プレス板(3
    0b)の加圧面(32b)を、前記積層体へ熱が伝達さ
    れるのを緩和する熱緩衝材(40)で構成しておくこと
    を特徴とするICカードの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のプレス機から前記第2のプレ
    ス機への搬送経路に沿って移動可能な挟持部(110
    a、110b)にて、前記積層体の両縁部を挟持し、前
    記積層体の搬送を行うことを特徴とする請求項1に記載
    のICカードの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記積層体は、一対の樹脂シートの両端
    が前記熱可塑性接着剤からはみ出るように構成されてお
    り、このはみ出た樹脂シートの両端を前記挟持部で挟持
    できるようになっていることを特徴とする請求項2に記
    載のICカードの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のプレス機の加圧面のうち、少
    なくとも、前記挟持部によって挟持された前記積層体の
    撓んだ部分が接触する部位に、前記熱緩衝材を備えるこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載のICカードの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記下側プレス板のうちの前記加圧面の
    みを前記熱緩衝材で構成することを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか1つに記載のICカードの製造方法。
  6. 【請求項6】 一対の樹脂シート(S1、S3、T4、
    T5)の間にICチップ及び熱可塑性接着剤(S2、T
    2、T3)を挟んだ積層体(S、T)を構成し、該積層
    体を加熱及び冷却することにより、両面に樹脂シートが
    接着されたICカードを形成するICカードの製造方法
    であって、第1のプレス機(22)によって前記積層体
    を上下から挟んで加圧し、該積層体を加熱する加熱工程
    と、第2のプレス機(30)によって前記加熱された積
    層体を上下から挟んで加圧し、該積層体を冷却する冷却
    工程とを含み、前記冷却工程では、前記第2のプレス機
    のうち前記積層体の下面をプレスする下側プレス板(3
    0b)の加圧面(32b)から離間するように、熱緩衝
    材で構成された搬送用のベルト(40)を配置し、この
    ベルト上に前記積層体を配置して前記第2のプレス機内
    に搬送することを特徴とするICカードの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記熱緩衝材を熱伝達率が2W/m・K
    以下の材質で構成することを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか1つに記載のICカードの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記熱緩衝材を弾性率が10MPa以上
    の材質で構成することを特徴とする請求項1乃至8に記
    載のICカードの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記熱緩衝材の表面を耐熱材料でコーテ
    ィングもしくはラミネートすることを特徴とする請求項
    1乃至8のいずれか1つに記載のICカードの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 前記熱緩衝材を紙又はシリコンをベー
    スとして構成することを特徴とする請求項1乃至9のい
    ずれか1つに記載のICカードの製造方法。
  11. 【請求項11】 一対の樹脂シート(S1、S3、T
    4、T5)の間にICチップ及び熱可塑性接着剤(S
    2、T2、T3)を挟んだ積層体(S、T)を構成し、
    第1のプレス機(22)によって前記積層体を上下から
    挟んで加圧し、該積層体を加熱する加熱工程と、第2の
    プレス機(30)によって前記加熱された積層体を上下
    から挟んで加圧し、該積層体を冷却する冷却工程とを行
    なうことで、前記一対の樹脂シートを接着させるICカ
    ードの製造方法であって、 前記第1のプレス機から前記第2のプレス機への搬送経
    路に沿って移動可能な挟持部(110a、110b)に
    よって、前記積層体の両縁部を挟持して前記積層体の搬
    送を行い、前記第2のプレス機に搬送する際には前記挟
    持部により前記積層体の両縁部の距離を前記加熱工程時
    よりも広げることを特徴とするICカードの製造方法。
  12. 【請求項12】 一対の樹脂シート(S1、S3、T
    4、T5)の間にICチップ及び熱可塑性接着剤(S
    2、T2、T3)を挟んだ積層体(S、T)を構成し、
    第1のプレス機(22)によって前記積層体を上下から
    挟んで加圧し、該積層体を加熱する加熱工程と、第2の
    プレス機(30)によって前記加熱された積層体を上下
    から挟んで加圧し、該積層体を冷却する冷却工程とを行
    なうことで、前記一対の樹脂シートを接着させるICカ
    ードの製造方法であって、 前記第1のプレス機から前記第2のプレス機への搬送経
    路に沿って移動可能な挟持部(110a、110b)に
    よって、前記積層体の両縁部を挟持して前記積層体の搬
    送を行い、前記一対の樹脂シートの間に、前記積層体の
    両縁部を結ぶ方向に延設された反り防止部材(50)を
    配置することを特徴とするICカードの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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