JP2001075200A - レンチキュラ表示体の位置決めパレット及び位置決め方法 - Google Patents

レンチキュラ表示体の位置決めパレット及び位置決め方法

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JP2001075200A
JP2001075200A JP24975899A JP24975899A JP2001075200A JP 2001075200 A JP2001075200 A JP 2001075200A JP 24975899 A JP24975899 A JP 24975899A JP 24975899 A JP24975899 A JP 24975899A JP 2001075200 A JP2001075200 A JP 2001075200A
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Kazushige Kaminaka
一滋 上仲
Keiichi Niwaya
恵一 庭屋
Yoshimi Komatsu
吉美 小松
Yukio Namikawa
幸男 南川
Takayuki Iida
孝之 飯田
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ASANUMA CAMERA MECHANICAL LABORATORY KK
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
ASANUMA CAMERA MECHANICAL LAB
ASANUMA CAMERA MECHANICAL LABORATORY KK
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像シートとレンチキュラ板とを精度良く位
置決めする。 【解決手段】 外枠21内に、横振りフレーム22、ス
ライドフレーム23、アクリル板24、レンチキュラ板
保持枠25を設けて、位置決めパレット20を構成す
る。外枠21の下面に窓板26、上面にガイド板27を
取り付ける。外枠21に画像シート押さえ板33を設け
て、画像シート10を固定する。レンチキュラ板保持枠
25に押さえ部材81を設けて、レンチキュラ板11を
固定する。窓板26の観察窓26aから画像を観察しな
がら、横振りツマミ30を回転させて、画像シート10
とレンチキュラ板11との向きを合わせる。位相調整ツ
マミ32を回転させて、レンチキュラ板11をスライド
させ、画像シート10とレンチキュラ板11との位相を
調整する。位置決め後にパレット20を仮貼り機に載せ
て、画像シート10とレンチキュラ板11とを貼り合わ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンチキュラ表示
体の位置決めパレット及び位置決め方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】特殊な眼鏡を用いることなく、視差を有
する複数個の画像を右目、左目で分離して別々に視認
し、両目パララクスによる立体視を可能とするレンチキ
ュラ表示板が知られている。このレンチキュラ表示体は
レンチキュラ板と合成画像とを貼り合わせて構成されて
おり、レンチキュラ板にはシリンドリカル状のレンチキ
ュラレンズが多数並べて設けられている。合成画像は、
周知のように、視差を有する複数の画像が線状の画素単
位で同一平面に配置されて構成されている。この合成画
像をレンチキュラ板を通して観察することにより、立体
画像が観察可能になる。また、立体画像の他に、観察視
点の移動に伴ない異なる画像を切り替えて観察すること
もできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなレンチキュ
ラ表示体においては、立体視などを確実にするために、
レンチキュラ板と合成画像との位置合わせを精度よく行
う必要がある。このため、例えば、特開平10−123
633号公報では、合成画像が形成されたシートに基準
線を形成し、レンチキュラ板にレンチキュラレンズの長
さ方向に平行な溝を形成し、基準線が溝を介して一本の
直線として明瞭に観察される時に、レンチキュラ板と合
成画像との位置合わせが完了したと判定している。
【0004】また、特開平11−15086号公報で
は、合成画像に2本の「黒ライン」を、左右両端のレン
チキュラレンズに当たる箇所に形成して、レンチキュラ
板と合成画像との位置合わせを行っている。この方法で
は、2本の黒ラインが同時に視覚された時、又は同時に
視覚されない時に、両者の位置合わせが完了したと判定
している。
【0005】しかしながら、上記各公報の場合には、単
に直線を観察して位置合わせをしており、レンチキュラ
レンズと立体視するための合成画像との位相を精度よく
合わせることは困難である。このため、正面から見て明
瞭に立体画像の観察が可能なレンチキュラ表示体を確実
に得ることができないという問題がある。
【0006】しかも、上記各公報の場合には、溝や黒ラ
イン等が最終製品状態で残ってしまうという問題があ
る。そして、この溝や黒ライン部分を切り落とすために
は、別個にレンチキュラ表示体の不要部分を切りおとす
カッタを用意する必要がある。したがって、切断工程が
増加する分だけ製造コストが上昇してしまうという問題
がある。
【0007】更には、位置合わせを行った後に、この位
置合わせ状態を保持してレンチキュラ板と合成画像とを
精度よく貼り合わせる必要があるが、従来の場合には、
これらの保持手段についての考慮がなく、せっかく精度
よく位置合わせしても、貼り合わせの段階でずれてしま
うおそれがあった。
【0008】本発明は上記課題を解消するためのもので
あり、熟練を要することなく、簡単にしかも確実に、レ
ンチキュラ板と合成画像とを位置決めして貼り合わせる
ことができるようにしたレンチキュラ表示体の位置決め
パレット及び位置決め方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のレンチキュラ表示体の位置決めパレ
ットでは、多数のレンチキュラレンズを並べてなるレン
チキュラ板と、視差を有する複数の画像が前記レンチキ
ュラ板の特性に応じて線状画素として合成されてなる合
成画像を有する画像シートとを位置決めしてレンチキュ
ラ表示体を製作するためのレンチキュラ表示体の位置決
めパレットであって、前記画像シートを保持する画像シ
ート保持手段と、前記画像シートに対面する位置で前記
レンチキュラ板を保持するレンチキュラ板保持手段と、
前記画像シートに対するレンチキュラ板の相対位置関係
を調整する位置調整手段とを備えている。
【0010】また、請求項2記載のレンチキュラ表示体
の位置決めパレットでは、前記画像シート保持手段を、
外枠と、この外枠の一端部に取り付けられ、前記画像シ
ートの一端部を固定するシート固定部材とから構成して
いる。請求項3記載のレンチキュラ表示体の位置決めパ
レットでは、前記レンチキュラ板保持手段を、透明部材
と、この透明部材に配置され、レンチキュラ板を着脱自
在に保持するレンチキュラ板保持枠とから構成してい
る。
【0011】請求項4記載のレンチキュラ表示体の位置
決めパレットでは、前記位置調整手段を、前記透明部材
を回転させて、前記レンチキュラレンズと前記画像シー
トの前記線状画像とが平行になるように合わせる回転位
置合わせ部と、前記透明部材を前記レンチキュラレンズ
の配列方向にスライドさせて微調整する位相合わせ部と
から構成している。これにより、回転位置合わせと位相
合わせとを確実に行うことができる。
【0012】なお、前記回転位置合わせ部を、前記外枠
内でレンチキュラ板に平行な面上で回転変位自在に保持
される横振りフレームと、横振りフレーム内で前記透明
部材を保持する透明部材保持手段と、前記外枠に外部か
ら操作可能に取り付けられ、横振りフレームを回転変位
させる横振り用外部操作部材とから構成することが好ま
しい。また、前記透明部材保持手段を、前記横振りフレ
ーム内で前記レンチキュラ板のレンチキュラレンズの配
列方向にスライド自在に保持されるスライドフレーム
と、スライドフレーム内でこのスライドフレームのスラ
イド方向に変位自在に保持される前記透明部材とから構
成し、前記外枠に外部から操作可能に取り付けられ、前
記スライドフレーム及び透明板を一体的に第1位置又は
第2位置に切り替えるスライド用外部操作部材を備える
ことが好ましい。
【0013】また、前記スライド用外部操作部材を、前
記透明部材にネジ結合させるとともに、スライドフレー
ムに回転自在に且つ軸方向で移動不能に取り付けて、前
記位相合わせ部を構成し、スライド用外部操作部材の回
転操作により、前記スライドフレームに対する透明部材
のスライド位置を微調整することが好ましい。前記スラ
イド用外部操作部材を、ツマミを有する回転軸本体と、
この回転軸本体に回動操作可能に取り付けられ、前記レ
ンチキュラレンズの配列ピッチの1/2に相当する送り
量に対応した目盛りを有するマーカーリングとから構成
することが好ましい。更に、前記レンチキュラレンズの
配列ピッチが異なる複数種類のレンチキュラ板に対応さ
せて、前記マーカーリングを複数個設け、このマーカー
リングを選択的に回転軸本体に取り付けることが好まし
い。
【0014】請求項10記載のレンチキュラ表示体の位
置決めパレットでは、前記横振りフレームの回転を阻止
する回転阻止位置と、回転を許容する回転許容位置との
間で変位する横振り阻止用外部操作部材を前記外枠に設
けている。これにより、回転位置合わせの完了後にこれ
をロックすることができる。したがって、次の位相合わ
せの際に横振れが発生することがなくなる。
【0015】請求項11記載のレンチキュラ表示体の位
置決め方法では、請求項1ないし10記載のレンチキュ
ラ表示体の位置決めパレットを用い、前記レンチキュラ
板の画像シート貼付面に透明な粘着層と透明な剥離シー
トとを順に形成し、前記画像シートの合成画像記録面と
前記剥離シートとを対面させた状態で、画像シートを外
側にレンチキュラ板を内側に配置し、レンチキュラ板保
持手段の裏側からレンチキュラ板を介して合成画像を観
察して位置決めを行うようにしている。そして、位置決
めを終了した後は、剥離シートを剥がして粘着層により
画像シートとレンチキュラ板とを貼り合わせることがで
きる。したがって、位置決め状態を保持した状態で両者
が貼り合わされるため、貼り合わせの際に位置合わせし
たものがずれてしまうことがなく、精度のよい貼り合わ
せを行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図2は本発明で用いる画像シート
10とレンチキュラ板11とを示す斜視図であり、画像
シート10には、合成画像エリア10aとその周りを囲
むように位置合わせ用パターンエリア10bとが形成さ
れている。合成画像エリア10aは、レンチキュラ板1
1よりも僅かに大きいサイズで形成されており、後に説
明するレンチキュラ板11と合成画像エリア10aの位
置合わせの際に、レンチキュラ板11を回転させても、
レンチキュラ板11が合成画像エリア10aからはみ出
ることがない大きさにされている。本実施形態ではレン
チキュラ板11をポストカードサイズの150×100
mmにしているので、合成画像エリア10aは上下左右に
2mmの余裕を持たせた154×104mmにしている。
【0017】合成画像エリア10aは、立体視のための
立体視画像部12と嵌め込み画像13とから構成されて
おり、周知のデジタルプリンタによりプリントされる。
本実施形態では、立体視画像部12にアニメや映画等の
キャラクタ画像が用いられ、これにユーザーの人物画像
が嵌め込み画像13として嵌め込まれる。これにより、
遊園地などでのスベニール商品として最適なものとな
る。ユーザーの人物画像はデジタルカメラから入力する
他に、写真等をスキャニングして取り込んでもよい。
【0018】位置合わせ用パターンエリア10bのパタ
ーンは、レンチキュラ板11のレンチキュラレンズ11
aの長手方向に平行に形成された線状画素の束14から
構成されており、レンチキュラ板11を通して観察する
ことで、例えば幅1mm、ピッチ3.5mmの縦縞(図14
の縦縞パターン93参照)が得られる。この線状画素の
束14は合成画像エリア10aのエッジ10cに平行に
形成されている。
【0019】レンチキュラ板11の表面には多数個のレ
ンチキュラレンズ11aが並べて設けられている。レン
チキュラレンズ11aが突出する側と反対側の平坦面1
1bには粘着層15が塗布されている。また、粘着層1
5の上には剥離シート16が設けられている。この剥離
シート16を剥がして画像シート10の画像形成面を粘
着層15に押し付けることで、画像シート10とレンチ
キュラ板11とが貼り合わされる。これら粘着層15及
び剥離シート16は透明なものが用いられる。
【0020】図1、図3は本発明を実施したレンチキュ
ラ表示体の位置決めパレットを示す斜視図である。図1
は位置決めパレット20の画像シート10とレンチキュ
ラ板11とのセット側を示しており、図3は図1のもの
を裏返したもので、画像シート10とレンチキュラ板1
1との位置決めを行うときに画像を観察する側を示して
いる。
【0021】位置決めパレット20は薄型板状に構成さ
れており、図4に示すように、外枠21と、この外枠2
1内に外側から順に配置される横振りフレーム22、ス
ライドフレーム23、アクリル板24、レンチキュラ板
保持枠25と、外枠21の下面に配置される窓枠26
と、外枠21の上面の両側縁部に配置されるガイド板2
7とを備えている。また、図1、図3に示すように、外
枠21には、横振りツマミ30、横振りロックレバー3
1、位相調整ツマミ32、画像シート押さえ板33、位
置決めピン35(図5参照)が取り付けられている。
【0022】図5及び図6に示すように、外枠21は、
長辺角材21aと短辺角材21bとを用いて矩形枠に構
成されている。なお、本実施形態における各部材の説明
で、上下は図5を基準にして、紙面に垂直な方向で手前
側を上側、奥側を下側にしている。また、前後左右は、
図5を基準にして、下側が前側、上側が奥側、左右は表
示の通りである。長辺角材21aには適宜位置でコイル
バネ収納穴37,37a、及びロックカム収納孔38が
形成されている。コイルバネ収納穴37内には、コイル
バネ40と押圧ピン41とが挿入され、コイルバネ収納
穴37a内には、コイルバネ60と押圧ピン61とが挿
入される。ロックカム収納孔38内にはロック軸42が
回転自在に配置されており、このロック軸42により、
後に説明するロック装置が構成される。
【0023】図6に示すように、横振りフレーム22は
四辺部分を上方に折り曲げて薄型箱状に構成されてお
り、中央部には窓22aが形成されている。この横振り
フレーム22は、取付軸44及び取付ビス45を介し
て、窓枠26に回転自在に取り付けられている。取付ビ
ス45は窓枠26のネジ孔26bにネジ止めされる。図
4に示すように、窓枠26は外枠21に取付ビス48に
より固定されている。
【0024】図6に示すように、横振りフレーム22
は、横振りフレーム保持用の押圧ピン41により取付軸
44を中心として反時計方向に付勢されている。また、
外枠21の右長辺角材21aには横振りツマミ30がネ
ジ止めされている。この横振りツマミ30を回動するこ
とで、図5に示すように、外枠21内へツマミ先端30
aを突出させることができる。したがって、ツマミ先端
30aが横振りフレーム22に当接し、横振りフレーム
22を僅かに回転変位させることができる。これによ
り、後に説明するように、画像シート10とレンチキュ
ラ板11との回転位置合わせ(横振り調整)が行え、合
成画像エリア内の立体視のための線状画像とレンチキュ
ラ板11のレンチキュラレンズ11aとを平行にするこ
とができる。
【0025】図7に示すように、横振りツマミ30には
クラッチ機構50が内蔵されており、不用意な接触でツ
マミ本体30bが回転しても、これをツマミ軸30cに
伝達することがないようにしてある。クラッチ機構50
は、コイルバネ51と係合切欠き52と係合突起53と
により構成されており、係合切欠き52はツマミ軸30
cに、係合突起53はツマミ本体30bに形成されてい
る。コイルバネ51は、これら係合切欠き52及び係合
突起53が噛み合うことがないように両者が離れる方向
に付勢している。したがって、横振り調整を行う場合に
は、ツマミ本体30bをツマミ軸30cに沿って押し込
むようにした状態で回転することにより、ツマミ本体3
0bの回転変位がツマミ軸30cに伝達される。ツマミ
本体30bは取付ビス54によりツマミ軸30cに回動
自在に取り付けられる。
【0026】図6に示すように、横振りフレーム22の
右奥角部近くには、ロック板55が外枠21に向けて突
出して形成されており、これにより、ロック板55は外
枠21の下側に位置する。ロック板55の上方の外枠2
1には、横振りフレーム22のロック装置57が組み込
まれている。
【0027】図8,図9に示すように、ロック装置57
は、前記ロックレバー31と、ロック軸42と、押さえ
板58と、ゴム板59とから構成されている。ロックレ
バー31はロック軸42に固定されており、図8に示す
ように起立したロック解除位置と、図9に示すように、
水平となり外枠21内に収納されるロック位置との間で
90度回転する。ロック軸42には段付き軸部43が形
成されている。この段付き軸部43の周面43aと平坦
面43bとにより、ロックカム44が構成してある。こ
のロックカム44はロック板55と係合して、横振りフ
レーム22の回転変位を規制する。
【0028】ロック軸42とロック板55との間には、
上から順に押さえ板58、ゴム板59が配置されてい
る。そして、図8に示すように、ロックレバー31が起
立したロック解除状態では、平坦面43bが押さえ板5
8に対面するため、押さえ板58とロック軸42との間
には隙間ができ、これによりロック板55は挟持される
ことがないので、横振りフレーム22の回転は許容され
る。
【0029】また、図9に示すように、ロックレバー3
1を水平にしたロック位置では、ロック軸42の周面4
3aが押さえ板58を下方に押圧するため、ゴム板59
が圧縮変形し、この変形による反発力で、ロック板55
は窓枠26とゴム板59とにより挟持される。これによ
り、横振りフレーム22の回転が阻止される。したがっ
て、ロックレバー31をロック解除状態にして横振りツ
マミ30を回動し、回転位置合わせを行った後に、ロッ
クレバー31をロック位置にすることで、横振りフレー
ム22の回転が阻止され、回転位置調整済みの状態が保
持される。
【0030】図6に示すように、スライドフレーム23
は四辺部分を上方に折り曲げて薄型箱状に構成されてお
り、前記横振りフレーム55よりも僅かに小さくされて
いる。このスライドフレーム23の中央部には窓23a
が形成されている。このスライドフレーム23は横振り
フレーム22内で長辺角材21aに沿う方向でスライド
自在に取り付けられている。このため、図5に示すよう
に、外枠21に配置されたコイルバネ60及び押圧ピン
61により、スライドフレーム23は、横振りフレーム
22の右側板22bに押し付けられる。なお、横振りフ
レーム22の左側板22cには、図6に示すように、押
圧ピン61をスライドフレーム23に向けて突出させる
ためのピン通過孔62が形成されている。したがって、
スライドフレーム23は、押圧ピン61の付勢により常
に右側板22bに押し付けれた状態でスライドするた
め、スライドの際に回転変位することがない。
【0031】外枠21の左側長辺角材21aの中央部に
はクリック係止用の押圧ピン63及びコイルバネ64が
配置されている。この押圧ピン63はスライドフレーム
23に形成した係止孔65,66に入り込むことで、ス
ライドフレーム23を二カ所でクリック係止する。
【0032】図10に示すように、スライドフレーム2
3内には矩形状の透明なアクリル板24が配置されてい
る。図5に示すように、アクリル板24の左側縁24a
と下端縁24bとには、コイルバネ収納穴67が形成さ
れており、これら穴67内にはコイルバネ68及び押圧
ピン69が収納されている。したがって、4個の押圧ピ
ン69及びコイルバネ68により、アクリル板24は、
スライドフレーム23の奥端板23b及び右側板23c
に押し付けられている。これにより、スライドフレーム
23内でアクリル板24が変位してしまうことがなく、
常に一定した位置でスライドフレーム23にアクリル板
24が保持される。
【0033】アクリル板24の下端縁24bの中央部に
は雌ねじブラケット70が取り付けられている。図11
に示すように、この雌ねじブラケット70には、位相調
整ツマミ32の先端ネジ部32aがネジ係合する。ま
た、位相調整ツマミ32はその途中で、スライドフレー
ム23に回転自在に且つ軸方向で移動することのないよ
うに、フランジ板71及び保持ブラケット72を介して
取り付けられている。したがって、図12に示すよう
に、外枠21から、位相調整ツマミ32を引き出すこと
で、横振りフレーム22内でスライドフレーム23をス
ライドさせることができる。
【0034】図13に示すように、位相調整ツマミ32
は、ツマミ本体32bと、ツマミ軸32cと、マーカー
リング73と、コイルバネ74とから構成されている。
マーカーリング73はツマミ軸32cに回動操作自在に
取り付けられており、フランジ部32dにコイルバネ7
4により押し付けられている。したがって、通常はコイ
ルバネ74の付勢でツマミ軸32cと一体に回転する。
また、位相調整時には、コイルバネ74の付勢に抗して
マーカーリング73を廻すことで、マーカーリング73
の位置合わせを行うことができる。
【0035】マーカーリング73には、レンチキュラレ
ンズ11a(図2参照)のピッチに対応した目盛り75
と、位相調整時の回動方向を示す矢印76とが形成され
ている。目盛り75は、レンチキュラレンズ11aのピ
ッチの1/2に相当するスライド送り量を表す大目盛り
線75aと、この大目盛り線75aの間を六分割した位
置に形成される小目盛り線75bとから構成されてい
る。大目盛り線75aは、マーカーリング73の周方向
に4個形成されており、これらには「0」,「1」,
「2」,「3」からなる数字75cが順に記録されてい
る。図3に示すように、外枠21には、マーカーリング
73に対応する位置で、基準線77が形成されており、
この基準線77を用いて位相調整ツマミ32の回転位置
を知ることができる。
【0036】本実施形態では、画像シート10をデジタ
ルプリンタにより作製しており、この書き込み密度は3
00dpiと400dpiとが選択可能になっている。
したがって、これら書き込み密度に対応させてレンチキ
ュラ板11も二種類用意されている。これらレンチキュ
ラ板11は、書き込み密度に対応させて、レンチキュラ
レンズ11aの配列ピッチを変えたものである。このた
め、書き込み密度に対応させて、マーカーリング73の
目盛り75も変える必要がある。本実施形態では、30
0dpi用のマーカーリング73の他に、400dpi
用のマーカーリング78が用意してある。このマーカー
リング78の目盛り79は、400dpi用のレンチキ
ュラレンズ11aの配列ピッチに合わせて形成されてお
り、大目盛り線79a、小目盛り線79b、数字79
c、及び矢印76を備えている。したがって、使用する
レンチキュラ板及び画像シートに合わせて、マーカーリ
ング73,78を交換し、これらを選択的に使用する。
マーカーリング73,78の交換は、ツマミ本体32b
の取付ビス80を外してツマミ本体32bをツマミ軸3
2cから取り外して行う。
【0037】図12に示すように、位相調整ツマミ32
を引き出すことで、スライドフレーム23を位相調整位
置にセットすることができる。また、調整後は、図3に
示すように、位相調整ツマミ32を押し込むことで、ス
ライドフレーム23を元に戻すことができる。また、位
相調整ツマミ32を回転することで、ネジ係合によりア
クリル板24をスライドフレーム23内でスライド方向
に微調整することができ、これにより後に詳しく説明す
るように、レンチキュラ板11と画像シート10との位
相を合わせることができる。
【0038】図10に示すように、アクリル板24には
レンチキュラ板保持枠25が取付ビス28により固定さ
れる。レンチキュラ板保持枠25には、レンチキュラ板
11を保持するための開口25aが形成されている。こ
の開口25aの幅は、レンチキュラ板11の幅とほぼ同
じに形成されており、レンチキュラ板11を幅方向にず
れることなく保持する。また、開口25aの長さはレン
チキュラ板11の長さより少し長く形成されている。
【0039】アクリル板24の奥端縁部の上面には、収
納凹部24cが形成されており、この収納凹部24c内
に、レンチキュラ板押さえ部材81が取り付けられてい
る。レンチキュラ板押さえ部材81は断面がL字形にさ
れたブロックから構成されており、コイルバネ82によ
り、位相調整ツマミ32へ向けて付勢されている。これ
により、開口80内にレンチキュラ板11を入れると、
レンチキュラ板押さえ部材81がレンチキュラ板11を
開口80内で挟持する。したがって、レンチキュラ板1
1は、アクリル板24上で移動することなく保持され
る。
【0040】図4に示すように、外枠21の下面には、
窓枠26が取付ビス48を介して取り付けられる。窓枠
26の中央部にはレンチキュラ板11とほぼ同じサイズ
の観察窓26aが形成されており、この観察窓26aか
ら、横振りフレーム22の窓22a、スライドフレーム
23の窓23a、透明アクリル板24、レンチキュラ板
11を介して画像シート10の合成画像エリア10aが
観察可能になる。なお、図12に示すように、位相調整
ツマミ32を外枠21から引き出した横振り調整時に
は、画像シート10の合成画像エリア10aと位置合わ
せ用パターンエリア10bとが観察可能(図14参照)
になり、この状態で画像シート10とレンチキュラ板1
1との回転位置決めを行う。
【0041】外枠21の上面には、長辺角材21aを覆
うように細長い板からなるガイド板27が取付ビス85
により取り付けられる。この一対のガイド板27による
ガイド幅は、画像シート10の幅に対応して形成されて
いる。したがって、このガイド板27によって、画像シ
ート10は長辺角材21aに平行になるように保持され
る。
【0042】外枠21の奥側の短辺角材21bに沿っ
て、画像シート押さえ板33が配置されている。図11
に示すように、画像シート押さえ板33は断面がクラン
ク状になるように折り曲げて形成されている。そして、
上水平板部が押さえ片33aとされており、この押さえ
片33aと奥側短辺角材21bとにより画像シート10
が挟持される。また、押さえ片33aに垂直板部33b
を介して連続する下水平板部は、操作片33cとされて
いる。操作片33cと奥短辺角材21bとの間にはコイ
ルバネ86が配置されており、画像シート押さえ板33
を画像シート10を挟持する方向に付勢している。押さ
え片33aの画像シート当接面には粘着層34が設けら
れている。この粘着層34を画像シート10を挟持した
際に画像シート10に密着し、これがずれることがない
ように保持する。この粘着層34の粘着力は弱く設定さ
れており、位置合わせ後に画像シート10を簡単に剥が
すことができる。
【0043】図11に示すように、前記外枠21、画像
シート押さえ板33、コイルバネ86により、画像シー
トの保持部87が構成される。また、図10に示すよう
に、アクリル板24、レンチキュラ板保持枠25、レン
チキュラ板押さえ部材81、コイルバネ82により、レ
ンチキュラ板保持部88が構成される。更に、図4に示
すように、外枠21、横振りフレーム22、横振りツマ
ミ30、ロック装置57、レンチキュラ板保持部88に
より、横振り部89が構成される。また、図5に示すよ
うに、スライドフレーム23、横振りフレーム22、位
相調整ツマミ32により位相調整部90が構成される。
更に、外枠21、横振りフレーム22、スライドフレー
ム23、位相調整ツマミ32により、横振り調整用シフ
ト部91が構成される。
【0044】次に、本実施形態の位置決めパレット20
の使用方法を説明する。図1の状態で、レンチキュラ板
11のレンチキュラレンズ11a(図2参照)を下向き
にして、位置決めパレット20のレンチキュラ板保持枠
25の開口25aに差し込む。差し込むと、レンチキュ
ラ板押さえ部材73がコイルバネ82の付勢に抗してシ
フトし、押さえ部材81と開口25aの前端縁とによっ
てレンチキュラ板11が保持される。このとき、アクリ
ル板24からレンチキュラ板11が浮くことのないよう
にこれらを密着させてセットする。
【0045】次に、画像シート押さえ板33の操作片3
3cを押すことにより、押さえ片33aを持ち上げ、こ
れの隙間に画像シート10を入れて、これを挟む。この
とき、画像シート10の画像記録面側をレンチキュラ板
11に向けてセットする。
【0046】次に、位相調整ツマミ32を引っ張って、
図12に示すように、スライドフレーム23を横振り調
整位置にセットする。次に、図8に示すように、ロック
レバー31を起こしてロック板55の挟持固定を開放す
る。これにより、スライド枠横ブレ防止のロックが解除
される。
【0047】次に、位置決めパレット20を手に持ち、
画像シート10に当て板(図示せず)を押し当てる。こ
の当て板により、画像シート10及びレンチキュラ板1
1がアクリル板24に密着する。次に、位置決めパレッ
ト20を裏返しにして、図12の状態にする。そして、
窓枠26の観察窓26aから、レンチキュラ板11を介
して画像シート10の位置合わせ用パターンエリア10
bを観察する。
【0048】図2に示すように、レンチキュラ板11の
レンチキュラレンズ11aと、画像シート10の位置合
わせ用パターンエリア10bのパターンとが平行になっ
ていないときには、図14(A)に示すように、レンチ
キュラ板を通して観察される位置合わせパターンが、縦
縞パターン93として斜めに観察される。したがって、
この縦縞パターン93が画像合成エリア10aのエッジ
10cと平行になるように、横振りツマミ30を廻す。
これにより、図5に示すように、横振りフレーム22が
取付軸44を介して回転するため、縦縞パターン93と
画像合成エリア10aのエッジ10bとの傾斜角度が徐
々に小さくなる。やがて図14(B)に示すように、縦
縞パターン93とエッジ10bとが平行になる。この平
行度の調整は、エッジ10cと縦縞パターン93の各ラ
インとの間隔が均等になるようにすることで簡単に行う
ことができる。縦縞パターン93がエッジ10bと平行
になると、画像シート10とレンチキュラ板11との回
転位置決めが終了したことになる。
【0049】次に、図9に示すように、ロックレバー3
1を倒して、横振りフレーム22をロックする。ロック
レバー31が水平状態になると、カム44の周面43a
により、押さえ板58が下方に変位し、ゴム板59が圧
縮される。この反発力で横振りフレーム22のロック板
55は窓枠26とゴム板59とで挟持されるため、横振
りフレーム22の回転が阻止され、ロック状態になる。
また、図7に示すように、横振りツマミ30のツマミ本
体30bは、クラッチ機構50を介して通常状態ではフ
リー状態になっているので、その回転がツマミ軸30c
に伝達されることがない。したがって、誤って横振りツ
マミ30に接触してこれを回動させても、回転位置決め
状態が維持されることになる。
【0050】次に、位相調整ツマミ31を押し込んで、
図3に示すように、スライドフレーム23を位相調整位
置にセットする。図6に示すように、このセット位置で
は、押圧ピン63、コイルバネ64、係止孔65,66
からなるクリック係止機構で係止されているため、スラ
イドフレーム23は位相調整位置からスライドすること
がない。
【0051】次に、図13に示すように、位相調整ツマ
ミ32をマーカーリング73の矢印と反対方向(反時計
方向)に一杯まで廻す。これにより、図11に示すよう
に、先端ネジ部32a、雌ねじブラケット70を介し
て、スライドフレーム23内でアクリル板24が前側に
シフトする。次に、観察窓26aの開口面に垂直で且つ
開口面の中心を通る線上にオペレータの両目の間の中心
が位置するように対面(正対)した状態で、観察窓25
aからの合成画像エリア10aの立体視画像部12(図
2参照)を観察しながら、位相調整ツマミ32を矢印方
向に廻していく。この回転により、立体像がカブリ像か
らシャープな像、そして再びカブリ像と変化する。立体
像は絵柄の中で二カ所を探し両方を注目する。
【0052】立体像が最初にカブリ像になる位置でツマ
ミ32bの回転を止める。次に、位置調節ツマミ32の
フリーのマーカーリング73のみを廻して、矢印方向の
最初の大目盛り線75a(数字が「0」の大目盛り線)
を外枠21の基準線77に合わせる。次に、位置調整ツ
マミ32を矢印76の方向に回して、基準線77に次の
大目盛り線75a(数字が「1」の大目盛り線)を合わ
せ、この位置で立体像がシャープ像になっていることを
確認する。ここで、図3に示す中心線CL1を中心にし
てパレット20を振り、シャープ像からブレ像に変化す
る角度が左右均等か否かを確認しておく。左右が均等で
はない場合には、正しい位置ではないので、位相調整ツ
マミ32を目盛りの矢印は反対方向に一杯まで廻し、再
度上記の調整を行う。
【0053】次に、位置調整ツマミ32を矢印76の方
向に廻して、次の大目盛り線(数字が「2」の大目盛り
線)75aを基準線77に合わせ、立体像をカブリ像に
する。これにより、位相が一巡する。最後に矢印76の
方向に次の大目盛り線(数字が「3」の大目盛り線)7
5aまで回し、シャープ像にする。ここで、パレット2
0を左右に振らせてブレの角度が均等かを確認する。こ
のように、大目盛り線75を基準にしてレンチキュラ板
11をレンチキュラレンズ11aの半ピッチ分ずつ僅か
にスライド移動させ、二度に渡って立体像がシャープか
否か、ブレの角度が均等か否かを確認するため、確実に
しかも精度よく位相合わせを行うことができる。しか
も、観察の容易なカブリ像を基準にして、大目盛り線7
5aによりシャープ像になる位置を特定し、この位置で
立体像がシャープか否か、またパレットを左右に振らせ
て、シャープ像からブレ像に変化する角度が左右均等か
否かを確認するため、精度よく位置決めを行うことがで
きる。また、大目盛り線75aの間に、小目盛り線75
bを設けているので、微調整を行う際の送り量を正確に
知ることができる。
【0054】位相合わせを終了すると、図15,図16
に示すような仮貼り機100に位置決めパレット20を
装填し、画像シート10とレンチキュラ板11との貼り
合わせを行う。図15は貼着ローラ101が退避位置に
セットされたパレット装填可能状態を示しており、図1
6は貼着ローラ101による貼り合わせの開始状態を示
している。仮貼り機100は、貼着ローラ101と、貼
り合わせ台102と、この貼り合わせ台102上で貼着
ローラ101を転動させる貼着ローラ保持部103と、
画像シートガイドバー104とを備えている。
【0055】貼り合わせ台102には、パレット装填部
105が形成されており、これに位置決めパレット20
を装填することで、パレット20の位置決めピン35を
介してパレット20が貼り合わせ台102に位置決めさ
れる。
【0056】貼着ローラ保持部103は、貼り合わせ台
102の両側に配置された1対の移動フレーム106
と、これに掛け渡された貼着ローラ101を退避位置と
圧着位置とに選択的にセットするローラシフト機構10
7とから構成されている。
【0057】図17,図18に示すように、ローラシフ
ト機構107は、操作バー110、操作レバー111、
偏心カム112、貼着ローラ支持ブロック113、コイ
ルバネ114、貼着ローラガイド部115から構成され
ている。操作レバー111は取付軸116を介して移動
フレーム106に回転自在に取り付けられており、ステ
ー118に当たることで、その回動範囲が約180度に
規制されている。
【0058】取付軸116の両端部近くには偏心カム1
12が取り付けられている。図17に示すように、操作
バー110を矢印Aで示す奥側に倒すと、偏心カム11
2は支持ブロック113を退避位置にする。この退避位
置では、貼着ローラ101の周面が位置決めパレット2
0上の画像シート10から離れた上方位置にセットされ
る。
【0059】また、図18に示すように、操作バー11
0を矢印Bで示す手前側に倒すと、偏心カム112は支
持ブラケット113、コイルバネ114を介して、貼着
ローラ101を下方に押し下げる。これにより、貼着ロ
ーラ101の周面は、位置決めパレット20上の画像シ
ート10に押し付けられる。この状態で、図19
(B),(C)に示すように、操作バー110を手前に
ゆっくりと引いてくることで、貼着ローラ101により
画像シート10とレンチキュラ板11とが貼り合わされ
る。
【0060】図15,図16に示すように、移動フレー
ム106の一方には、画像シートガイドバー104が取
り付けられている。このガイドバー104は、2本のガ
イドバー本体121,122と、これらを平行に保持す
る円柱状の保持軸123と、この保持軸123を回動自
在に支持する取付ブラケット124とから構成されてい
る。ガイドバー本体121,122は保持軸123に上
下方向で離して配置され、しかも下側のガイドバー本体
121は、クランク状に折り曲げて形成されている。
【0061】位置決めパレット20の装填時には、保持
軸123は時計方向に回転され、ガイドバー本体12
1,122が貼り合わせ台102の側端に位置した退避
位置にセットされる。また、位置決めパレット20の装
填後は、図16に示すように、画像シート10を持ち上
げて、画像シート10の下側にガイドバー本体121,
122が位置するように保持軸123が反時計方向に回
転される。これにより、ガイドバー本体121,122
がガイド位置にセットされる。図19(B)に示すよう
に、このガイド位置では、位置決めパレット20の上方
で2本のガイドバー本体121,122は段違いで配置
されることになり、これらガイドバー本体121,12
2によって、画像シート10はレンチキュラ板11から
離れた状態で保持される。
【0062】仮貼り機100の使用に際しては、先ず、
操作バー110を図15及び図19(A)に示すように
奥側にセットして、貼着ローラ101を退避位置にセッ
トする。次に、ガイドバー本体121,122を退避位
置にセットした状態で、パレット装填部105にパレッ
ト20を装填する。次に、図16及び図19(B)に示
すように、ガイドバー本体121,122をガイド位置
にセットした後に、このガイドバー本体121,122
に画像シート10を載せる。次に、レンチキュラ板11
の剥離シート16を剥がして、粘着層15(図2参照)
をむき出しにする。
【0063】画像シート10とレンチキュラ板11との
貼り合わせは、操作バー110を手前側に倒して、貼着
ローラ101を下降させて行う。これにより、画像シー
ト10がレンチキュラ板11の粘着層15に密着する。
この状態で、操作バー110を手前にゆっくりと引くこ
とで、画像シート10とレンチキュラ板11とが貼り合
わされる。図19(C)に示すように、ストロークエン
ドまで操作バー110を引くと、レンチキュラ板11の
全面に対し画像シート10が貼り合わされる。次に、操
作バー110をそのままの状態で戻すことで、貼着ロー
ラ101を復動させる。これにより、画像シート10と
レンチキュラ板11とが仮貼りされる。仮貼りを終了す
ると、図17に示すように、操作バー110が矢印A方
向に廻される。これにより、貼着ローラ101が押圧位
置から退避位置にセットされる。
【0064】次に、図15に示すように、ガイドバー本
体121,122をガイド位置から退避位置にセットし
た後に、位置決めパレット20を貼り合わせ台102か
ら外す。次に、画像シート押さえ板33を押して開状態
にし、画像シート10を手前側から静かに持ち上げる
と、画像シート10が仮貼りされたレンチキュラ板11
をパレット20から取り外すことができる。
【0065】このように、位置決めパレット20を用い
て、画像シート10とレンチキュラ板11との回転位置
合わせと位相合わせとを行い、この後に、画像シート1
0とレンチキュラ板11とを位置決めパレット20と一
緒に仮貼り機100にセットし、仮貼りを行うので、位
置決めされた状態で両者を仮貼りすることができる。し
たがって、位相ずれ等が発生することがなく、確実に両
者を仮貼りすることができる。
【0066】図20(A)に示すように、仮貼りされた
レンチキュラ板11は、カッタナイフ125により、レ
ンチキュラ板11からはみ出た長手方向の余白10dが
切り取られる。次に、圧着機130を用いてレンチキュ
ラ板11と画像シート10とを貼り合わせる。図21に
示すように、圧着機130は、機枠131に圧着ローラ
対132を配置して構成されている。圧着ローラ対13
2は、2本のゴムローラ132a,132bを上下方向
に対向して配置したものであり、下側ゴムローラ132
bは機枠131に回転自在に取り付けられている。ま
た、上側ゴムローラ132aはコイルバネ135により
下側ゴムローラ132bに押圧されている。コイルバネ
135による圧着ローラ対132の押圧力は、25kg/
幅に設定されている。また、圧着ローラ対132のニッ
プ部132cの前、後には、ガイド板136,137が
設けられている。このガイド板136,137には、画
像シート10が仮貼りされたレンチキュラ板11が載せ
られる。上側ゴムローラ132aの軸端部にはハンドル
138が固定されており、このハンドル138を手で持
って回転することで、圧着ローラ対132は、画像シー
ト10が仮貼りされたレンチキュラ板11をニップ搬送
する。
【0067】圧着機130の使用に際しては、先ず、画
像シート10が仮貼りされたレンチキュラ板11を長手
方向を横にしてガイド板136に載せる。レンチキュラ
板11を押しながら、ハンドル138を廻すことによ
り、圧着ローラ対132によりレンチキュラ板11がく
わえ込まれ、ニップ搬送される。このニップ搬送によ
り、レンチキュラ板11と画像シート10とが圧着され
る。圧着ローラ対132の転動方向と、レンチキュラ板
11のレンチキュラレンズ11aの長手方向とは同じ向
きにされるので、圧着により両者にずれが生じても、こ
のずれは位相調整方向と直交する方向でのずれである。
したがって、位相調整方向ではずれが発生することがな
く、両者を精度良く圧着させることができる。
【0068】圧着後は、図20(B)に示すように、残
った画像シート10の余白10eをカッターナイフ12
5により切りおとす。これによりレンチキュラ表示体1
8が完成する。
【0069】なお、上記実施形態では、横に長いレンチ
キュラ表示体18を構成する場合に本発明を実施した
が、これに代えて、図22に示すように、縦に長いレン
チキュラ板150を用いたものに本発明を実施してもよ
い。この場合には、縦形にした位置決めパレット151
を用い、スライドフレーム及びアクリル板をレンチキュ
ラレンズの配列方向でスライドさせて、位相調整を行
う。なお、図1に示す位置決めパレット20と基本的な
構造は同じであり、同一構成部材には同一符号が付して
ある。
【0070】また、上記実施形態では、ポストカードサ
イズのレンチキュラ板11を用いたが、レンチキュラ板
11のサイズは適宜変更してよい。例えば、テレフォン
カード(85×54mm)等の小サイズのレンチキュラ板
の位置決めの際には、図23に示すように、レンチキュ
ラ板保持枠160の開口161を2個設け、これら開口
161にレンチキュラ板162をセットして、これらを
2個同時に位置合わせしてもよい。この場合には、開口
161に合わせて、画像シートの合成画像エリアを同じ
位置で形成しておく。なお、図1に示す実施形態と同じ
構成部材には同一符号を付して重複した説明を省略して
いる。また、小サイズのレンチキュラ板162の同時位
置決め個数は、2個に限定されることなく、3個以上で
あってもよい。この場合にも、当然のことながら各レン
チキュラ板のレンチキュラレンズの向きを統一するよう
に複数個の開口を形成する。
【0071】上記実施形態では、レンチキュラ板11に
粘着層15を形成したが、これは画像シート10がわに
形成してもよい。また、粘着層はレンチキュラ板、画像
シートとは別個に設けてもよい。例えば、位置決め後に
貼り合わせる際に、レンチキュラ板又は画像シートに接
着剤を塗布して両者を貼り合わせてもよい。また、接着
剤を塗布する代わりに粘着シートを用いてもよい。
【0072】上記実施形態では、位相調整ツマミ32の
マーカーリング73,78をレンチキュラ板のレンズ配
列ピッチに合わせて複数種類設け、これらを選択的に取
り付けて使用するようにしたが、1つのマーカーリング
に二種類の目盛りを設けてもよい。
【0073】上記実施形態では、横振りツマミ30にク
ラッチ機構を設けて、操作時にのみ回動変位を伝えるよ
うにしたが、このクラッチ機構を位相調整ツマミ32に
設けてもよい。この場合にも不用意な接触で位相調整済
みのものが変更されることがなくなる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、画像シートを保持する
画像シート保持手段と、画像シートに対面する位置で前
記レンチキュラ板を保持するレンチキュラ板保持手段
と、画像シートに対するレンチキュラ板の相対位置関係
を調整する位置調整手段とから、位置決めパレットを構
成したから、画像シートとレンチキュラ板との位置合わ
せを確実に行うことができる。しかも、画像シート貼付
面に透明な粘着層と透明な剥離シートとを順に形成した
レンチキュラ板と位置決めパレットとを用いて、画像シ
ートの合成画像記録面と剥離シートとを対面させた状態
で、画像シートを外側にレンチキュラ板を内側に配置
し、レンチキュラ板保持手段の裏側からレンチキュラ板
を介して合成画像を観察して位置決めを行うことによ
り、位置決め後にこの位置決めパレットを用いて位置決
め状態を保持させた状態で、画像シートとレンチキュラ
板とを貼り合わせることができる。これにより、貼り合
わせ時に位相ずれの発生がなくなる。
【0075】また、合成画像をレンチキュラ板よりも大
きく形成することにより、このレンチキュラ板の側縁に
沿って画像シートの余白を切り取ることで、レンチキュ
ラ表示体を簡単に作製することができる。更に、合成画
像におけるレンチキュラレンズの長手方向に平行な側縁
に、線状画素の束からなる回転位置合わせパターンを設
けたから、人手による回転位置合わせを容易にしかも精
度良く行うことができる。更に、前記回転位置合わせ後
に、レンチキュラ板又は画像シートをレンチキュラレン
ズの配列方向に平行移動させて、レンチキュラ板と合成
画像との位置合わせと位相合わせとを行うことにより、
これら回転位置合わせと位相合わせとを一緒に行うこと
がないので、位置決めが簡単に且つ精度よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した位置決めパレットの画像シー
ト取り付け面を示す斜視図である。
【図2】画像シートとレンチキュラ板とを示す斜視図で
ある。
【図3】位置決めパレットの観察窓を示す斜視図であ
る。
【図4】位置決めパレットを分解して示す斜視図であ
る。
【図5】位置決めパレットの要部を示す横断面図であ
る。
【図6】外枠と横振りフレームとスライドフレームとを
示す斜視図である。
【図7】横振りツマミを拡大して示す断面図である。
【図8】ロック解除状態の横振れロック装置を示す斜視
図である。
【図9】ロック状態の横振れロック装置を示す斜視図で
ある。
【図10】スライドフレームとアクリル板とレンチキュ
ラ板保持枠とを示す斜視図である。
【図11】位置決めパレットの要部を示す縦断面図であ
る。
【図12】位置決めパレットの横振り調整状態を示す斜
視図である。
【図13】位相調節ツマミを分解して示す斜視図であ
る。
【図14】横振れフレームを回転して、回転位置決めを
行っているときの観察窓の表示例を示すもので、(A)
は調整前の状態を、(B)は調整後の状態を示してい
る。
【図15】仮貼り機に位置決めパレットを装填した状態
を示す斜視図である。
【図16】仮貼り機の仮貼り開始状態を示す斜視図であ
る。
【図17】退避位置状態のローラシフト機構を示す断面
図である。
【図18】圧着状態のローラシフト機構を示す断面図で
ある。
【図19】仮貼り機の作動を示す一部切欠き側面図であ
り、(A)は貼着ローラが退避位置にある状態を、
(B)は貼着ローラが圧着位置にある状態を、(C)は
圧着中の状態を示している。
【図20】圧着機の使用状態を示す斜視図であり、
(A)は圧着前の状態を、(B)は圧着後の状態を示し
ている。
【図21】圧着機の要部を示す概略図である。
【図22】他の実施形態における縦型用の位置決めパレ
ットを示す斜視図である。
【図23】他の実施形態における複数枚のレンチキュラ
板用の位置決めパレットを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 画像シート 11,150 レンチキュラ板 11a レンチキュラレンズ 10a 合成画像エリア 10b 位置合わせ用パターンエリア 12 立体視画像部 13 嵌め込み画像 15 粘着層 16 剥離シート 20,151 位置決めパレット 21 外枠 22 振りフレーム 23 スライドフレーム 24 アクリル板 25 レンチキュラ板保持枠 26 窓枠 30 横振りツマミ 31 横振りロックレバー 32 位相調整ツマミ 33 画像シート押さえ板 41,61,63 押圧ピン 50 クラッチ機構 70 雌ねじブラケット 73,78 マーカーリング 81 レンチキュラ板押さえ部材 100 仮貼り機 101 貼着ローラ 104 画像シートガイドバー 130 圧着機 132 圧着ローラ対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庭屋 恵一 神奈川県海老名市社家744−1 株式会社 浅沼カメラメカニカルラボラトリー内 (72)発明者 小松 吉美 神奈川県海老名市社家744−1 株式会社 浅沼カメラメカニカルラボラトリー内 (72)発明者 南川 幸男 大阪府大阪市淀川区宮原2−14−28 株式 会社フォトクラフト社内 (72)発明者 飯田 孝之 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H059 AA38 AB12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のレンチキュラレンズを並べてなる
    レンチキュラ板と、視差を有する複数の画像が前記レン
    チキュラ板の特性に応じて線状画素として合成されてな
    る合成画像を有する画像シートとを位置決めしてレンチ
    キュラ表示体を製作するためのレンチキュラ表示体の位
    置決めパレットであって、 前記画像シートを保持する画像シート保持手段と、 前記画像シートに対面する位置で前記レンチキュラ板を
    保持するレンチキュラ板保持手段と、 前記画像シートに対するレンチキュラ板の相対位置関係
    を調整する位置調整手段とを備えたことを特徴とするレ
    ンチキュラ表示体の位置決めパレット。
  2. 【請求項2】 前記画像シート保持手段を、外枠と、こ
    の外枠の一端部に取り付けられ、前記画像シートの一端
    部を固定するシート固定部材とから構成したことを特徴
    とする請求項1記載のレンチキュラ表示体の位置決めパ
    レット。
  3. 【請求項3】 前記レンチキュラ板保持手段を、透明部
    材と、この透明部材に配置され、レンチキュラ板を着脱
    自在に保持するレンチキュラ板保持枠とから構成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のレンチキュラ表示
    体の位置決めパレット。
  4. 【請求項4】 前記位置調整手段を、前記透明部材を回
    転させて、前記レンチキュラレンズと前記画像シートの
    前記線状画像とが平行になるように合わせる回転位置合
    わせ部と、前記透明部材を前記レンチキュラレンズの配
    列方向にスライドさせて微調整する位相合わせ部とから
    構成したことを特徴とする請求項3記載のレンチキュラ
    表示体の位置決めパレット。
  5. 【請求項5】 前記回転位置合わせ部を、前記外枠内で
    レンチキュラ板に平行な面上で回転変位自在に保持され
    る横振りフレームと、横振りフレーム内で前記透明部材
    を保持する透明部材保持手段と、前記外枠に外部から操
    作可能に取り付けられ、横振りフレームを回転変位させ
    る横振り用外部操作部材とから構成したことを特徴とす
    る請求項4記載のレンチキュラ表示体の位置決めパレッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記透明部材保持手段を、前記横振りフ
    レーム内で前記レンチキュラ板のレンチキュラレンズの
    配列方向にスライド自在に保持されるスライドフレーム
    と、スライドフレーム内でこのスライドフレームのスラ
    イド方向に変位自在に保持される前記透明部材とから構
    成し、 前記外枠に外部から操作可能に取り付けられ、前記スラ
    イドフレーム及び透明板を一体的に第1位置又は第2位
    置に切り替えるスライド用外部操作部材を備えたことを
    特徴とする請求項5記載のレンチキュラ表示体の位置決
    めパレット。
  7. 【請求項7】 前記スライド用外部操作部材を、前記透
    明部材にネジ結合させるとともに、スライドフレームに
    回転自在に且つ軸方向で移動不能に取り付けて、前記位
    相合わせ部を構成し、スライド用外部操作部材の回転操
    作により、前記スライドフレームに対する透明部材のス
    ライド位置を微調整することを特徴とする請求項6記載
    のレンチキュラ表示体の位置決めパレット。
  8. 【請求項8】 前記スライド用外部操作部材を、ツマミ
    を有する回転軸本体と、この回転軸本体に回動操作可能
    に取り付けられ、前記レンチキュラレンズの配列ピッチ
    の1/2に相当する送り量に対応した目盛りを有するマ
    ーカーリングとから構成したことを特徴とする請求項7
    記載のレンチキュラ表示体の位置決めパレット。
  9. 【請求項9】 前記レンチキュラレンズの配列ピッチが
    異なる複数種類のレンチキュラ板に対応させて、前記マ
    ーカーリングを複数個設け、このマーカーリングを選択
    的に回転軸本体に取り付けたことを特徴とする請求項8
    記載のレンチキュラ表示体の位置決めパレット。
  10. 【請求項10】 前記横振りフレームの回転を阻止する
    回転阻止位置と、回転を許容する回転許容位置との間で
    変位する横振り阻止用外部操作部材を前記外枠に設けた
    ことを特徴とする請求項2ないし9いずれか1つ記載の
    レンチキュラ表示体の位置決めパレット。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10記載のレンチキュ
    ラ表示体の位置決めパレットを用い、前記レンチキュラ
    板の画像シート貼付面に透明な粘着層と透明な剥離シー
    トとを順に形成し、前記画像シートの合成画像記録面と
    前記剥離シートとを対面させた状態で、画像シートを外
    側にレンチキュラ板を内側に配置し、レンチキュラ板保
    持手段の裏側からレンチキュラ板を介して合成画像を観
    察して位置決めを行うことを特徴とするレンチキュラ表
    示体の位置決め方法。
  12. 【請求項12】 前記合成画像をレンチキュラ板よりも
    大きく形成し、この合成画像における前記レンチキュラ
    レンズの長手方向に平行な側縁に、この側縁に平行に、
    レンチキュラ板の合成画像との回転位置合わせ用の線状
    画素の束からなる回転位置合わせパターンを設け、 回転位置合わせの際に、レンチキュラ板を通して観察し
    た前記線状画素の束からなる縦縞パターンが前記側縁に
    平行になるように、レンチキュラ板又は画像シートを回
    転させることを特徴とする請求項11記載のレンチキュ
    ラ表示体の位置決め方法。
  13. 【請求項13】 前記回転位置合わせ後に、レンチキュ
    ラ板又は画像シートをレンチキュラレンズの配列方向に
    平行移動させて、レンチキュラ板と合成画像との位置合
    わせと位相合わせとを行い、この後に、両者を仮貼り合
    わせすることを特徴とする請求項12記載のレンチキュ
    ラ表示体の位置決め方法。
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