JP2001073350A - 水質浄化装置 - Google Patents

水質浄化装置

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JP2001073350A JP25264999A JP25264999A JP2001073350A JP 2001073350 A JP2001073350 A JP 2001073350A JP 25264999 A JP25264999 A JP 25264999A JP 25264999 A JP25264999 A JP 25264999A JP 2001073350 A JP2001073350 A JP 2001073350A
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Eiichi Ishigaki
栄一 石垣
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海、湖沼などに発生した赤潮、アオコ或いは
藻等を死滅させる装置に関し、特に、船艇の走航水流を
利用して、超音波を発生させて水を浄化する水質浄化装
置を提供する。 【解決手段】 下端を水中に開口(9a)した円筒状のケー
シング(9)にインペラー(11)を垂下させ、このケーシン
グ(9)を船艇(2)に配設すると共に、船艇(2)の推進方向
に開口した吸込管(13)の後端部をインペラー(11)の回転
接線方向のケーシング(9)に連結し、接線方向に流入し
た水を、インペラー(11)の回転により流速を早めて負圧
とし、キャビテーションにより超音波を発生させて、赤
潮等を死滅させるものである。また、上記インペラー(1
1)を二段とし、このインペラー(11)の上部近傍のケーシ
ング(9)の周壁に吸込管(13)を連結すれば、ケーシング
内(9)の流速が早められ圧力低下を助長させることが可
能となるものである。そして、吸込管(13)に絞り弁(14)
を設け、船艇(2)の走航速度に応じてケーシング(9)に流
入する水量を制限してもよいものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は海、湖沼などに発
生した赤潮、アオコ或いは藻等を死滅させる装置に関
し、特に、船艇の走航水流を利用して、超音波を発生さ
せて水を浄化する水質浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、船艇にオゾン発生装置を搭載し、
赤潮、アオコ等が発生した水域に船艇を走航させながら
水中にオゾンを噴射して死滅させる装置は、例えば、実
公平7−5918号公報に記載してあるように公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のオゾン発生
装置を用いた水質浄化船は、水面近くの赤潮、アオコ等
を死滅させるためにはオゾンが有効に作用するものであ
るが、広い範囲に発生した赤潮やアオコを死滅させるた
めには、大きなオゾン発生装置と、噴射装置が必要とな
っていた。この発明は、幅広い範囲に発生した赤潮、ア
オコ等を死滅させる水質浄化装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨は、下端
を水中に開口した円筒状のケーシングにインペラーを垂
下させ、このケーシングを船艇に配設すると共に、船舶
の推進方向に開口した吸込管の後端部をインペラーの回
転接線方向のケーシングに連結し、接線方向に流入した
水を、インペラーの回転により流速を早めてケーシング
内を負圧とし、キャビテーションにより超音波を発生さ
せて、赤潮等を死滅させるものである。また、上記イン
ペラーを二段とし、インペラーの上部近傍のケーシング
に吸込管を配設すれば、ケーシング内の流速が早められ
圧力低下を助長させることが可能となるものである。そ
して、吸込管に絞り弁を設け、船艇の走航速度に応じて
ケーシングに流入する水量を制限してもよいものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明は上記のように構成して
あり、赤潮やアオコの発生した水域で船艇を走航させる
と、船艇の走航水流により吸込管からケーシングに羽根
車の回転接線方向に汚染水が流入する。そして、羽根車
を高速回転させると、周囲から集まる水流と羽根車の回
転により流れの動揺が激しくなり、水の飽和蒸気圧の付
近まで圧力が低下してくる。やがて、キャビテーション
が発生し内周壁付近で気泡が破壊され超音波を発生し、
赤潮、アオコ等のプランクトンを死滅させ、藻類を破砕
して繁殖を停止させ汚染水を浄化する。ケーシング内の
水は撹拌されながらケーシングの底部から排出される。
また、船艇の走航速度に応じて、吸込管の絞り弁の開度
を縮開させれば、汚染水の流入量が一定となり、超音波
の発生を安定して行うことが出来る。
【0006】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき詳述する
と、まず図1において、符号1は船艇2の船尾に設けた
ウオータージェット推進機であって、ポンプケーシング
3に配設した羽根車4を駆動機5で回転させ、吸込ケー
シング6から吸引した水をポンプケーシング3の羽根車
4で加圧し、噴射ノズル7から加圧水を噴射してその反
力で船艇2を推進させるようにしてある。符号8は船艇
2に搭載した水質浄化装置であつて、船底2aに垂設し
てある。
【0007】水質浄化装置8について図2に基づき詳述
すると、下端を水中に開口9aした円筒状のケーシング
9が船底2aに垂設してあり、ケーシング9の頂部に軸
支して垂下させた回転軸10の下端に一対のインペラー
11、11が水平状に止着してある。そして、回転軸1
0の上端部がエンジン12に連動連結されており、エン
ジン12を駆動してインペラー11を回転させ、汚染水
を撹拌するようにしてある。なお、インペラー11は二
段であれば水の流れに乱流を起し、流速も高められるも
のであるが、このインペラー11は一段であってもよい
ものである。符号13は吸込管であって、図3に示すよ
うに、インペラー11の回転接線方向のケーシング9の
周壁に連結してあり、インペラー11の先端の上部近傍
に開口してある。そして、吸込管13の先端部が船舶2
の推進方向に開口してあり、船舶2の走航水流をケーシ
ング9に旋回流として流入させ、水流に沿ってインペラ
ー11を高速回転して汚染水を撹拌するようにしてあ
る。ケーシング9の内部では流速差の大きい流れの境界
である壁面部や、流れの中心部の渦流にキャビテーショ
ンが発生し、インペラー11の回転により汚染水が撹拌
され、気泡を消滅させて超音波を発生させてその衝撃に
より赤潮やアオコを死滅させ、或いは、藻類を粉砕して
繁殖を停止させ、汚染水を浄化するようにしてある。吸
込管13の開口先端部には絞り弁14が設けてあり、船
艇2の走航速度に応じて開口度を調節して、ケーシング
9の内部を負圧になるように調節できるようにしてあ
る。符号15は絞り弁14の操作杆である。なお、ケー
シング9はキャビテーションの発生により、電気化学的
腐蝕を受けるので、全面ゴムライニング加工を行ってお
けばよいものである。
【0008】
【発明の効果】この発明は上記のように構成してあり、
下端を水中に開口した円筒状のケーシングに羽根車を垂
下させ、船舶の推進方向に開口した吸込管を羽根車の回
転接線方向のケーシングに連結したので、接線方向に流
入した走航水流を、羽根車を高速回転させて撹拌し、ケ
ーシングの内部を負圧としてキャビテーションにより超
音波を発生させるので、赤潮やアオコ等に大きな衝撃を
与えて死滅させることができるものである。また、上記
羽根車を二重構造とすれば、ケーシング内で乱流を発生
させながら流速が早められ、圧力低下を助長させること
が可能となるものである。そして、吸込管に絞り弁を設
けておけば、船艇の走航速度に応じてケーシングに流入
する水量を調節できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る水質浄化装置を搭載した船艇の
概略一部縦断側面図である。
【図2】この発明に係る水質浄化装置の縦断側面図であ
る。
【図3】同じく、水質浄化装置の平面図である。
【符号の説明】
2 船艇 9 ケーシング 9a 開口 11 インペラー 13 吸込管 14 絞り弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端を水中に開口(9a)した円筒状の
    ケーシング(9)にインペラー(11)を垂下させ、こ
    のケーシング(9)を船艇(2)に配設すると共に、船
    艇(2)の推進方向に開口した吸込管(13)の後端部
    をインペラー(11)の回転接線方向のケーシング
    (9)の周壁に連結したことを特徴とする水質浄化装
    置。
  2. 【請求項2】 上記インペラー(11)を二段とし、イ
    ンペラー(11)の上部近傍のケーシング(9)に吸込
    管(13)を配設したことを特徴とする請求項1記載の
    水質浄化装置。
  3. 【請求項3】 上記吸込管(13)に絞り弁(14)を
    設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の水質浄化
    装置。
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