JP2001073300A - 古紙を用いた再生木材の製造方法 - Google Patents

古紙を用いた再生木材の製造方法

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    • B27N3/00Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害物質(ホルムアルデヒド)を含まない再
生木材を、古紙を原料として安価に、ホットプレスを使
用しない比較的簡単な手段で、製造する方法を提供する
にある。 【解決手段】 古紙を離解して古紙パルプスラリーをつ
くり、次いで該古紙パルプスラリーに非ホルムアルデヒ
ド樹脂エマルジョンと凝集剤を加えてパルプの表面で樹
脂を凝集沈澱させ、次いでこの系を濾過して分離した水
を取り除き(3)、濾過して得られたケーキを更に、プ
レスして(4)出来るだけ水を除いた後、乾燥すること
を特徴とする古紙を用いた再生木材の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁、床、天井、
梁、柱、建具、家具等に使用出来る板状、柱状等の再生
木材を古紙から安価に製造する方法に関する。なお、明
細書中の「非ホルムアルデヒド樹脂」の用語は、ホルム
アルデヒドを含有しない樹脂を言う。
【0002】
【従来の技術】JISA−9505繊維板は、木材チッ
プを原料に、尿素樹脂、尿素メラミン樹脂、フェノール
樹脂等を接合剤として、ホットプレスを用いて板状に成
型したものである。その際結合剤として使用する、尿素
樹脂、尿素メラミン樹脂、フェノール樹脂等はホルムア
ルデヒドと縮合して得られた樹脂であるので、残存する
ホルムアルデヒドが、シックハウス症候群や化学物質過
敏症を引き起こす有害物質として問題となっている。非
ホルムアルデヒド樹脂としては、水性高分子−イソシア
ネート系木材接着剤が合板関係に一部使用されている
が、高価格の為普及していない。古紙からリサイクルボ
ードを作る報文としては、静岡県富士工業技術センター
や大分県産業科学技術センター、森林総研等から多数出
ているが、いずれも乾式法で、新聞古紙を解繊したもの
に建築廃材チップを混ぜたものやポリエチレンラミネー
ト加工紙をスリットしたものに、接着剤なし或いはフェ
ノール樹脂粉末を混ぜたり、或いはリグニンをオゾン酸
化したものを結合剤として、高温高圧でホットプレスし
てボードを作っている。湿式法によるリサイクルボード
を作る特許としては、特公平6−43080があるが、
これはパルパーかす、スクリーンかす、クリーナーか
す、粉末スラッジ等の製紙廃棄物に大量の水を加え解砕
して2〜4%の水性廃液にし、これに結合剤の熱硬化性
フェノール系樹脂及び耐水剤のパラフィン系エマルジョ
ンを混合し、一次成型機で脱水(第1段階面圧5〜10
kg/cm 、第2段階面圧10〜30kg/cm
の2段階)、二次成型機は170〜180℃、約20〜
30kg/cm のホット多段プレスを用いて硬質繊
維板を製造する特許である。これに対し本発明の方法
は、非ホルムアルデヒド樹脂エマルジョンを用い、超高
温、超高圧のホットプレスを用いないで古紙より再生木
材を製造する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】木の組成は一般にパル
プ50%、リグニン30%、ペントザン15%よりな
り、製紙用パルプ製造は亜硫酸法では亜硫酸石灰を亜硫
酸水溶液に溶解した溶液で、サルフエート法では苛性ソ
ーダと硫化ナトリウムの混合液を用いて、リグニン、ペ
ントザンを溶解除去してパルプのみを残すものである。
本発明は、リグニン、ペントザンの代わりに樹脂を結合
剤として古紙パルプを固めて木材に戻す考えから出発し
た。その場合、前述の特許のような170〜180
℃、約20〜30kg/cm といった超高温、超高
圧のホットプレスを使用しない。尿素樹脂、尿素メラ
ミン樹脂、フェノール樹脂等のホルムアルデヒドを含む
接着剤を使用しない製造方法を考えた。発明者等の試験
・研究によれば、古紙パルプスラリーに樹脂エマルジョ
ンを混合したものをプレスして水を絞ると、有効な樹脂
エマルジョンが廃水の方へ出てしまい、ケーキ中に残っ
た樹脂エマルジョンも毛細管現象でケーキの表面へ表面
へと移行していき、ケーキ乾燥後得られる成型品は表面
が黒く硬く、中央部は樹脂分が少なく、脆く、曲げ強度
の低いものしか得られなかった。本発明の課題は、有害
物質を含まない再生木材を古紙を原料として安価に、比
較的簡単な手段で製造する方法を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく検討を進めた結果、古紙パルプスラリーに
樹脂エマルジョンを混合後、凝集剤を少量添加してパル
プの表面でエマルジョンを破壊して樹脂を凝集させて、
パルプ、樹脂混合物を沈澱させ、この系を濾過脱水後得
られたケーキを乾燥すれば曲げ強度の強い再生木材が得
られることを見出し、本発明を完成するに至った。即
ち、本発明は古紙を離解して古紙パルプスラリーをつく
り、次いで該古紙パルプスラリーに非ホルムアルデヒド
樹脂エマルジョンと凝集剤を加えてパルプの表面で樹脂
を凝集沈澱させ、次いでこの系を濾過して分離した水を
取り除き、濾過して得られたケーキを更に、プレスして
出来るだけ水を除いた後、乾燥することを特徴とする古
紙を用いた再生木材の製造方法である。
【0005】
【実施の態様】原料の古紙としては特に限定されず、新
聞紙、段ボール、オフィス紙、雑誌、更にこれらに広告
が混ざったものや、シュレッダーに掛けた繊維の短いも
の等、広い範囲のものを使用でき、リサイクル率の低い
低級古紙を利用出来る。例えば、古紙4〜5部、水10
0部をパルパーに投入して30〜90分高速攪拌して古
紙パルプスラリーを作る。次いでこのスラリーを混合釜
に移し、非ホルムアルデヒド樹脂エマルジョンを加え
る。非ホルムアルデヒド樹脂としては特に限定されず、
合成樹脂及び天然樹脂から自由に選べるが、アクリル・
スチレン樹脂エマルジョンを用いた成型品は、特に耐水
性良好で曲げ強度大で優れた再生木材が得られた。凝集
剤としては、アルミニウム、鉄等の2価以上の金属イオ
ンをもつ塩、例えばポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミ
ニウム、明礬等が使用できる。樹脂エマルジョンとして
カチオン系も使えるが、この場合は凝固剤として少量の
アルカリを添加する。濾過助剤を系に加えると、濾過脱
水が容易となり短時間でケーキが得られる。濾過助剤と
しては、珪藻土やセピオライトが使用できる。混合割合
の一例を示すと、固形物換算で、パルプ70〜80部、
濾過助剤20〜30部、樹脂20〜30部、凝集剤0.
05〜0.2部が好結果を得た。混合の順番は任意に選
べる。古紙パルプの一部をシラスバルーンのような無機
充填材、セメント、木材チップ及び解繊した木質繊維等
に置換えることもできる。次に、凝集物スラリーから水
を濾過して出来るだけ取り除く方法の一例(バッチ式)
を、図1に示す。濾布コンベアー(1)の上の型枠
(2)の中に凝集物スラリーの所定量を流し込む。濾布
コンベアーの下のサクションボックス(3)により水を
吸引脱水する。上から脱水プレス(4)が下りてきて低
圧で加圧脱水する。固形分15〜20%迄脱水される。
成型品(5)は型枠(2)と脱水プレス(4)が上に上
がった後に濾布コンベヤー(1)によりAの位置に移動
する。次いで、成型品(5)は減圧を利用した吸着移動
装置(6)により台車の上に積み上げられ、乾燥室で乾
燥して所望の再生木材が製造される。濾過前に弁柄等の
無機顔料を系に少量添加しておくと、木材の色に近似し
た成型品が得られる。天然木ツキ板や木目模様を印刷し
た紙を成型品(5)の表面に貼り付けて化粧することも
出来る。また、再生木材の強度を上げるために、寒冷
紗、プラスチックネット、金網、不織布等の網状や繊維
状物質を再生木材の中に挟み込んだり、表面に貼ったり
することも出来る。更に針金や鉄筋も入れられるが、こ
の場合は鋸引が出来ない。本発明の再生木材は、スラリ
ーを流し込む型枠の形状を変えることによって、板状、
柱状に限定されず、所望の形状、大きさのものを比較的
自由に成型できる。実施例2では、図1に示すバッチ式
の製造方法を採用したが、実施例3と図2に示す連続式
の製造方法を採用することもできる。
【0006】
【実施例1】水100部とシュレッダーに掛けたオフィ
ス古紙4、5部をパルパーに投入し、1.5時間離解し
た古紙パルプスラリーを攪拌機付混合釜に移す。次い
で、セピオライト1〜1.5部、55%アクリル・スチ
レン樹脂エマルジョン2.5〜3部、硫酸アルミニウム
0.05〜0.1部を加えて10分間攪拌した。この系
をフィルタープレスを通して水を除いた。最終7kg/
cm 迄加圧して水が出なくなったところで、濾過残
渣を取り出した。固形分18〜22%。これを80〜1
10℃で乾燥してリサイクルボードを得た。性能は下記
のとおりであった。 厚さ 15mm 密度 0.31g/cm 曲げ強度 8.4N/mm
【0007】
【実施例2】水100部、新聞古紙4部を1時間パルパ
ーに掛けて離解し古紙パルプスラリーを得た。次に攪拌
機付混合釜に移し、固形分50%のアクリル・スチレン
樹脂エマルジョン2.5〜3部、米国産珪藻土(商品名
セライト)1〜1.5部、弁柄0.05〜0.08部、
ポリ塩化アルミニウム0.05〜0.1部を加えて攪拌
した。得られた固形分6%の凝集物スラリー100kg
を図1の3尺×6尺の型枠(2)に流し込んだ。深さ約
60mm。次に、減圧400mmHgのサクションボッ
クスにより水を吸引脱水すると同時に脱水プレス(4)
の上定盤を下げて10kg/cm で圧締した。次に
上定盤を上げ濾布ベルトが動き成型品はAの位置迄移動
する。吸着移動装置(6)により台車に移される。11
0℃で乾燥後の製品は3尺×6尺×厚7mm。物性は 厚さ 7mm 密度 0.42g/cm 曲げ強度12.6N/mm であった。 これはJIS5905繊維板中MDF5タイプ(密度
0.35〜0.80g/cm 曲げ強さ5.0N/m
以上)に相当する。MDFはホルムアルデヒドの
放出が問題になるが、本発明品はその恐れはなく、環境
にやさしい製品が得られる。
【0008】
【実施例3】連続抄造方式の例を図2に示す。水100
部、雑誌古紙4、5部をパルパーに投入し、1時間離解
後得た古紙パルプスラリーに、ロジン−ペンタエリスリ
トールエステルの乳化物(固形分50%)2.5〜3
部、中国産セピオライト1〜1.5部、硫酸アルミニウ
ム0.05〜0.1部を加えた凝集物スラリー(7)を
槽(8)に満たす。この凝集物スラリーは濾布ベルト上
に送られる。濾布ベルト(9)の下に多数のサクション
ボックス(S)を設けて400mmHgの減圧にて吸引
する。凝集物スラリー(7)中の固形物は濾布ベルトの
上に次第に吸着積層し、所定の膜厚になって槽(8)か
ら出て来る。この固形物は多数のローラープレスとサク
ションボックスにより更に水を絞り取り、切断乾燥後製
品とする。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、有害物質を含まない再
生木材を、古紙を原料として安価に且つ高温・高圧を使
用しない比較的簡単な操作で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッチ式の製造方法の説明図。
【図2】本発明の連続式の製造方法の説明図。
【符号の説明】
1濾布コンベヤー 2型枠 3サクションボックス 4脱水プレス 5成型品 6吸着移動装置 7凝集物スラリー 8槽 9濾布ベルト Sサクションボックス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月28日(1999.10.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】JISA−9505繊維板は、木材チッ
プを原料に、尿素樹脂、尿素メラミン樹脂、フェノール
樹脂等を接合剤として、ホットプレスを用いて板状に成
型したものである。その際結合剤として使用する、尿素
樹脂、尿素メラミン樹脂、フェノール樹脂等はホルムア
ルデヒドと縮合して得られた樹脂であるので、残存する
ホルムアルデヒドが、シックハウス症候群や化学物質過
敏症を引き起こす有害物質として問題となっている。非
ホルムアルデヒド樹脂としては、水性高分子−イソシア
ネート系木材接着剤が合板関係に一部使用されている
が、高価格の為普及していない。古紙からリサイクルボ
ードを作る報文としては、静岡県富士工業技術センター
や大分県産業科学技術センター、森林総研等から多数出
ているが、いずれも乾式法で、新聞古紙を解繊したもの
に建築廃材チップを混ぜたものやポリエチレンラミネー
ト加工紙をスリットしたものに、接着剤なし或いはフェ
ノール樹脂粉末を混ぜたり、或いはリグニンをオゾン酸
化したものを結合剤として、高温高圧でホットプレスし
てボードを作っている。湿式法によるリサイクルボード
を作る特許としては、特公平6−4380があるが、
これはパルパーかす、スクリーンかす、クリーナーか
す、粉末スラッジ等の製紙廃棄物に大量の水を加え解砕
して2〜4%の水性廃液にし、これに結合剤の熱硬化性
フェノール系樹脂及び耐水剤のパラフィン系エマルジョ
ンを混合し、一次成型機で脱水(第1段階面圧5〜10
kg/cm 、第2段階面圧10〜30kg/cm
の2段階)、二次成型機は170〜180℃、約20〜
30kg/cm のホット多段プレスを用いて硬質繊
維板を製造する特許である。これに対し本発明の方法
は、非ホルムアルデヒド樹脂エマルジョンを用い、超高
温、超高圧のホットプレスを用いないで古紙より再生木
材を製造する方法である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 古紙を離解して古紙パルプスラリーをつ
    くり、次いで該古紙パルプスラリーに非ホルムアルデヒ
    ド樹脂エマルジョンと凝集剤を加えてパルプの表面で樹
    脂を凝集沈澱させ、次いでこの系を濾過して分離した水
    を取り除き、濾過して得られたケーキを更に、プレスし
    て出来るだけ水を除いた後、乾燥することを特徴とする
    古紙を用いた再生木材の製造方法。
  2. 【請求項2】 樹脂エマルジョンとしてアクリル・スチ
    レン樹脂エマルジョンを用いる、請求項1の古紙を用い
    た再生木材の製造方法。
  3. 【請求項3】 系に濾過助剤を加える請求項1の古紙を
    用いた再生木材の製造方法。
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