JP2001072712A - 二重結合の少ない官能化ゴム - Google Patents

二重結合の少ない官能化ゴム

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JP2001072712A JP2000247506A JP2000247506A JP2001072712A JP 2001072712 A JP2001072712 A JP 2001072712A JP 2000247506 A JP2000247506 A JP 2000247506A JP 2000247506 A JP2000247506 A JP 2000247506A JP 2001072712 A JP2001072712 A JP 2001072712A
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トーマス・ショル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 官能基が加水分解に安定な手段によってゴム
に結合し、既知の方法と組み合わせて容易にかつ経済的
に製造できる官能化ゴムを提供すること。 【解決手段】 二重結合含量0.001重量%〜10重量%お
よびベンジル基によって結合されていない加水分解に安
定な官能基の含量0.01重量%〜25重量%を有する、二重
結合の少ない官能化イソオレフィン−およびEPDM−
ゴムであって、前記官能基が以下の構造: −Sn−R を有する二重結合の少ない官能化イソオレフィン−およ
びEPDM−ゴム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に官能基が硫黄
架橋によってゴムと結合している、二重結合の少ない官
能化イソオレフィン−およびEPDM−ゴム、このゴム
の製造法、およびゴム形成品、接着剤、シーラント、塗
料およびゴム/ポリマーブレンドの製造におけるこのゴ
ムの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】官能化ゴムの極性は、出発ポリマーの極
性とは異なり、そのためゴム混合物やゴム加硫物の製造
に利点をもたらす。例えば、そのような利点は、塗料や
シーラントを製造するため、およびエラストマー変性プ
ラスチック中の相溶化剤やゴム成分としての、およびポ
リマーブレンド中の相溶化剤としてのフィラーや強化材
料に対する向上した接着性に依る。
【0003】反応位置がより少ないため、低い二重結合
含量のゴムの二次官能化は、高い二重結合含量のゴムに
比べてかなり難しく、大抵は、数段階の複雑な反応段階
および/または非常に厳しい反応条件を必要とし、微細
構造の変化やゴムの中の官能基の不均一な分布をもたら
すことがある。
【0004】そのため、米国特許第5,162,445号によれ
ば、イソオレフィンコポリマーの一様な官能化は、イソ
オレフィンとp-メチルスチレンを共重合した後、芳香族
メチル基の臭素ラジカルで処理し、その後、ベンジル基
の臭素との求核置換反応を必要とする。この複雑で多段
階の製造法に加えて、最終製品中のベンジル基は高温に
も感応し易い。
【0005】N−クロロチオスルホンアミドのEPDM
ゴムへの添加は、欧州特許第508169号や同第733651号に
記載されているように、−S−N−SO2結合のため
に、加水分解に感応しやすい側鎖基を生成する。
【0006】特定のポリブタジエンゴムについてのドイ
ツ特許第2653144号に記載されているように、メルカプ
ト化合物の遊離基付加は、二重結合の少ないゴム(例え
ば、ブチルゴムおよびエチレン/プロピレン/ジエンゴ
ム(EPDM))の場合にはうまくいかない。水素化ニト
リルゴムと塩化フェニルとの付加物も知られている。こ
の付加物は、加硫されてシール、ガスケットまたは工具
商品に使用され得る。この付加物は、驚くほど低いゲル
濃度を有することを特徴とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(発明の要旨)本発明
の課題は、官能基が加水分解に安定な手段によってゴム
と結合し、既知の方法と組み合わせて、より容易にかつ
経済的に製造できる官能化ゴムを提供することであっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】(発明の詳細な説明)す
なわち、本発明は、二重結合含量が0.001重量%〜10重
量%、好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは0.05
〜3重量%であり、およびベンジル基によって結合され
ていない加水分解に安定な官能基の含量0.01〜25重量
%、好ましくは0.01〜15重量%、より好ましくは0.1〜1
0重量%を有する、二重結合の少ない官能化イソオレフ
ィン−およびEPDM−ゴムであって、官能基が以下の
構造を有するものを提供する。
【化5】−Sn−R [式中、Rは、直鎖または分岐C1−C36アルキル遊離
基、好ましくはC1−C18アルキル遊離基、またはC5
36、好ましくはC5−C10シクロアルキル遊離基(こ
こで、これらの炭化水素鎖は、1個以上の酸素、硫黄ま
たは窒素原子で中断されていてよく、さらに水酸基、カ
ルボキシル基、カルボン酸エステル基で、カルボン酸ハ
ライド遊離基で、C1−C18、好ましくはC1−C12カル
ボン酸エステル遊離基、アミノ基、C1−C12モノアル
キルおよびジアルキルアミノ遊離基およびそれらのアン
モニウム塩、C1−C12トリアルキルアンモニウム塩
で、およびニトロ基で、またはハロゲン原子で置換され
ていてもよい。)、および更にC 6−C12アリール遊離
基、C7−C36、好ましくはC7−C18アラルキル遊離
基、または窒素、酸素および硫黄をヘテロ原子として含
む単環−、二環−または三環式複素環遊離基を表し(こ
こで、アリール遊離基、アラルキル遊離基および複素環
式遊離基も同様に、水酸基、カルボキシル基、カルボン
酸エステル基、C1−C18カルボン酸ハライド基、C1
18カルボン酸基、アミノ、C1−C12モノアルキルお
よびジアルキルアミノ遊離基およびそれらのアンモニウ
ム塩、C1−C1 2トリアルキルアンモニウム塩、ニトロ
基およびハロゲン原子で置換されていてよい。)、およ
びnは、1、2または3から選択される整数を表す。]
【0009】
【発明の実施の形態】遊離基Rとして使用される好まし
い遊離基としては、以下の式で表されるものが挙げられ
る。
【化6】
【化7】
【0010】ゴムのC=C二重結合含量は、ゴムに対す
る、C=C結合用二重結合基の数をいう。
【0011】本発明は、二重結合含量0.001重量%〜10
重量%、好ましくは0.01〜5重量%、特に0.05〜3重量
%の二重結合の少ないゴムを、ゴム100重量部に対し、
以下の式で表される塩化スルフェニル0.01〜25重量部、
0.01〜15重量部、特に0.1〜10重量部と、−120℃〜+20
0℃の範囲の温度で反応させることを特徴とする、二重
結合の少ない官能化イソオレフィン−およびEPDM−
ゴムの製造方法を提供する。
【化8】X−Sn−R [式中、Xはハロゲン原子、好ましくは塩素または臭素
を示し、およびRおよびnは、上記官能基に関して示さ
れた意味を表す。]
【0012】以下の式で表されるスルフェニルハライド
が、好ましくは本発明の方法で好ましく使用される。
【化9】
【0013】上記式中、ハロゲンは、好ましくは塩素を
表す。
【0014】スルフェニルハライドは、それ自体既知の
方法、従って、例えば、米国特許第2,27,974号に記載の
通りジスルフィドとハロゲンとの反応により、またはこ
の点でリービッヒス・アナレン・デルケミー、391、第5
7頁(1912年)を参照してメルカプタンとハロゲンから、
あるいはメルカプタンと塩化硫黄またはニ塩化二硫黄か
ら、あるいはケミッシュ・ベリヒテ、57、第755頁(1924
年)に記載の通りスルフェン酸、スルフェン酸エステル
またはスルフェン酸アミドとハロゲンとの反応により製
造される。スルフェニルハライドは、スルフェニルハラ
イドを単離せずに、二重結合の少ないゴム存在下でも製
造でき、それによって、場合により、ゴムは、過剰のハ
ロゲンによって更にハロゲン化される。
【0015】スルフェニルハライドは、ゴムと、固体ま
たは溶解した状態で、好ましくは−30℃〜150℃の温度
で反応する。反応は、好ましくは溶媒中で行なわれる。
好適な溶媒の例としては、脂肪族または脂環式炭化水素
(例えば、ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、
シクロヘキサン、オクタン、イソオクタン)、ハロゲン
化炭化水素(例えば、塩化メチル、塩化メチレン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、トリクロロエ
タン、テトラクロロエタン、クロロプロパン、クロロブ
タン)、または塩素化芳香族炭化水素(例えば、クロロ
ベンゼン)が挙げられる。溶解されるゴムの濃度は、0.
1〜約40重量%、好ましくは10〜25重量%の範囲であ
り、大抵、溶解できる最も高い濃度が経済的理由から選
択される。
【0016】二重結合の少ないゴムとスルフェニルハラ
イドとの反応は、ハロゲン原子の付加と、二重結合への
対応する遊離基の加水分解に安定な付加として達成され
る。ゴムの種類や二重結合の性質に依って、この付加の
経過中にハロゲン化水素が放出されることもあり、それ
によって二重結合が再形成される。ハロゲン化水素の放
出は、場合により、酸スカベンジャーおよび塩基の添加
によって促進され得る。
【0017】スルフェニルハライドと反応する好ましい
二重結合の少ないイソオレフィン−およびEPDM−ゴ
ムは、以下の(A)および(B)である。
【0018】(A)炭素数4〜16のイソオレフィン、
炭素数4〜6の共役ジオレフィン、および場合により、
炭素数2〜20のモノ-またはポリ不飽和化合物から成
る、分子量10,000〜3,000,000g/モル、好ましくは50,
000〜2,000,000g/モル、より好ましくは100,000〜1,0
00,000g/モルのイソオレフィンターポリマーであっ
て、イソオレフィンとジオレフィンと不飽和有機化合物
とのモル比は、合わせて100とし、50〜99.5:0.5〜20:
0〜30、好ましくは80〜99.5:0.5〜10:0〜20、より
好ましくは90〜99.5:0.5〜10:0〜10である。
【0019】好ましいイソオレフィンは、イソブテン、
2-メチル-1-ブテン、2,3-ジメチル-1-ブテン、2-メチル
-1-ペンタンおよびβ-ピネン、特にイソブテンおよび2-
メチル-1-ブテンである。
【0020】好ましい共役ジオレフィンは、イソプレ
ン、ブタジエン、2,3-ジメチルブタジエン、シクロペン
タジエン、メチルシクロペンタジエン、1,3-シクロヘキ
サジエンであり、より好ましくはイソプレンである。
【0021】モノ-またはポリ不飽和化合物の例として
は、オレフィンおよびビニル芳香族、好ましくは炭素数
2〜20の1-オレフィン(例えば、エテン、プロペン、1-
ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプレン、1-オク
テン、1-ノネン、1-デセン、5-ビニル-2-ノルボルネ
ン、好ましくはエテンおよびプロペン)、およびビニル
芳香族(特にスチレン、p-メチルスチレン、α-メチル
スチレンおよびスチレン/ビニルナフタレン、およびp-
メチルスチレンが最も好ましい)が挙げられる。
【0022】塩素または臭素含量0.01〜5重量%、好ま
しくは0.1〜3重量%の対応する塩素化および臭素化ゴ
ムも適している。
【0023】好適なターポリマーのムーニー粘度ML
1+8(125℃)は、5〜200、好ましくは20〜100であ
る。この点については、アイ・フランタ著、エラストマ
ーズ・アンド・ラバー・コンパウンディング・マテリア
ルズ、エルサヴァイア、アムステルダム1989年、第168
〜180頁を参照のこと。この性質の最も好ましい製品
は、ブチルゴム、ブロモブチルおよびクロロブチルゴム
として市販されている(例えば、バイエル・アクチエン
ゲゼルシャフト製、ポリサール・ブチル(登録商標))。
【0024】エチレン/プロピレン/ジエンターポリマ
ー(EPDM):これらは、、エチレン:プロピレンモ
ノマー重量比が30:70〜70:30の範囲でかつ炭素原子10
0個当たり二重結合1〜20個を表し得るゴムを含んでい
る。EPDM中で好適なジエンモノマーの例としては、
共役ジエン(例えば、イソプレンおよびブタジエン-1)
および炭素数5〜25の非共役ジエン(例えば、1,4-ペン
タジエン、1,4-ヘキサジエン、1,5-ヘキサジエン、2,5-
ジメチル-1,5-ヘキサジエンおよび1,4-オクタジエン;
環式ジエン[例えば、シクロペンタジエン、シクロヘキ
サジエン、シクロオクタジエンおよびジシクロペンタジ
エン;アルキリデンおよびアルケニルノルボルネン(例
えば、5-エチリデン-2-ノルボルネン、5-ブチリデン-2-
ノルボルネン、2-メタリル-5-ノルボルネン、2-イソプ
ロペニル-5-ノルボルネンおよびトリシクロジエン)]が
挙げられる。非共役ジエンであるヘキサジエン-1,5-エ
チリデンノルボルネンとジクロノルボルネンが好まし
い。EPDM中のジエン含量は、好ましくはEPDMに
対し、0.5〜10重量%である。好ましい製品は、ムーニ
ー粘度ML 1+8(125℃)10〜200、好ましくは15〜
100を示す。この点については、アイ・フランタ著、エ
ラストマーズ・アンド・ラバー・コンパウンディング・
マテリアルズ、エスサヴァイア、アムステルダム1989
年、第131〜143頁を参照のこと。そのようなEPDMゴ
ムは、市販されている(例えば、バイエル・ゲゼルシャ
フト製 ブーナ(Buna、登録商標商標)EP)。
【0025】本発明の二重結合の少ない官能化イソオレ
フィン-およびEPDM-ゴムの極性は、出発ポリマーの
とは異なり、そのため、例えば、高いフィラー/ゴム相
互作用、強化材料に対する高い接着性、および他の極性
ゴムとの高い相溶性を有するゴム混合物を製造するのに
利点をもたらす。
【0026】ゴム混合物に好適なフィラーは、活性およ
び不活性フィラーの両者を含む、ゴム産業で使用される
既知のフィラーを全て包含する。
【0027】以下の事項は、言及する価値がある。 −例えば、ケイ酸塩の溶液の沈殿、または比表面積5〜
1000、好ましくは20〜400m2/g(BET表面積)と予
備粒子寸法10〜400nmのハロゲン化ケイ素のフレーム
加水分解によって製造される高分散したケイ酸。ケイ酸
は、場合により、他の金属酸化物(例えば、Al酸化
物、Mg酸化物、Ca酸化物、Ba酸化物、Zn酸化
物、Zr酸化物、Ti酸化物)との混成酸化物の形態を
取ることもある; −BET表面積20〜400m2/gと予備粒径10〜400nm
の合成ケイ酸塩(例えば、ケイ酸アンモニウム、ケイ酸
マグネシウムまたはケイ酸カルシウムのようなケイ酸ア
ルカリ土類); −カオリンのような天然ケイ酸塩や他の天然起源のケイ
酸; −ガラス繊維およびガラス繊維製品(マット、ストラン
ド)またはガラスマイクロビーズ; −金属酸化物(例えば、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸
化マグネシウム、酸化アルミニウム); −炭酸金属塩(例えば、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸亜鉛); −水酸化金属塩(例えば、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム); −カーボンブラック。本発明に関連して使用するカーボ
ンブラックは、すす、ファー寝るブラックまたはチャネ
ルブラック法を用いて製造され、BET表面積20〜200
2/gを有する(例えば、SAF、ISAF、HA
F、FEFまたはGPFカーボンブラック); −ゴムゲル、特にポリブタジエン、ブタジエン/スチレ
ンコポリマー、ブタジエン/アクリロニトリルコポリマ
ーおよびポリクロロプレンをベースとするもの。
【0028】高分散ケイ酸および/またはカーボンブラ
ックは、好ましくはフィラーとして使用される。ゴム混
合物は、本発明の二重結合の少ない官能化イソオレフィ
ン-およびEPDM-ゴムに加えて、他の既知のゴムを含
有していてよい。天然ゴムに加えて、特に合成ゴムがあ
る。好ましい合成ゴムは、例えば、ダブリュー・ホフマ
ン著、カウッシュクテクノロギー、ゲントナー・フェル
ラーク、シュトゥットガルト1980年、およびアイ・フラ
ンタ著、エラストマーズ・アンド・ラバー・コンパウン
ディング・マテリアルズ、エスサヴァイア、アムステル
ダム1989年記載の方法で表される。それらは、ゴムの混
合物と共に、特に以下のものを包含する。 ABR−ブタジエン/アクリル酸-C1-C4-アルキルエ
ステルコポリマー ACM−ポリアクリレートゴム BR−ポリブタジエン CR−ポリクロロプレン CM−塩素化ポリエチレン CSM−クロロスルホン化ポリエチレン ECO−エピクロロヒドリンゴム EPDM−エチレン/プロピレン/ジエンターポリマー FKM−フッ素ゴム IR−ポリイソプレン IIR−イソブチレン/イソプレンコポリマー NBR−アクリロニトリル含量5〜60重量%、好ましく
は10〜40重量%のブタジエン/アクリロニトリルコポリ
マー HNBR−部分-または完全-水素化NBRゴム Q−シリコーンゴム SBR−スチレン含量1〜60重量%、好ましくは20〜50
重量%のスチレン/ブタジエンコポリマー
【0029】当然、本発明のゴム混合物は、他のゴム補
助物質を含有していてもよく、例えば、ゴム混合物から
製造される加硫物の架橋を促進し、または特に意図され
る用途のために、ゴム混合物から製造される本発明の加
硫物の物理特性を向上する。
【0030】硫黄または硫黄生成化合物は、架橋剤とし
て使用でき、例えば、有機過酸化物のような遊離基生成
架橋剤として使用できる。更に、ここで記載している通
り、本発明のゴム混合物は、補助物質(例えば、既知の
反応促進剤、酸化防止剤、熱安定化剤、光安定化剤、オ
ゾン化防止剤、加工助剤、可塑剤、増粘剤、発泡剤、染
料、顔料、ワックス、増量剤、有機酸、凝固遅延剤、金
属酸化物および活性化剤)も含有していてよい。
【0031】本発明のゴム補助物質は、従来の既知の量
で使用され、それによって使用される量は、ゴム混合物
のその後の意図される用途によって支配されている。ゴ
ム100重量部に対し、2〜70重量部のゴム補助物質の量
が一般的である。
【0032】ゴム混合物は、例えば、本発明の二重結合
の少ない官能化ゴムを適したフィラーや、場合により別
のゴムおよびゴム補助物質と、適した混合装置(例え
ば、配合機、ロールまたは押出成形機)内で混合するこ
とによって製造され得る。
【0033】本発明は、加硫物の製造における本発明の
ゴムの使用も提供し、その結果、ゴム成形品の製造、特
にタイヤ(例えば、タイヤのチューブ、タイヤトレッ
ド、サイドウォールおよびインナーライナー)、並びに
工業用ゴム商品(例えば、ゴム風船、ホースおよびゴム
引き繊維)の製造に使用される。
【0034】本発明の二重結合の少ない官能化イソオレ
フィン-およびEPDM-ゴムは、更に、接着剤、シーラ
ント、塗料およびゴム/ポリマーブレンド中のゴム成分
としても使用され得る。
【0035】
【実施例】実施例1 3.3重量%チオベンゾチアゾール基で変性されたブチル
ゴム 塩素1.42gを、0℃の6.64gジチオジベンゾチアゾール
(フルカシト(Vulkacit)DM、バイエル・アクチエンゲ
ゼルシャフト製)の80mL乾燥クロロベンゼン懸濁液中
に導入することにより、メルカプトベンゾチアゾールス
ルフェンクロライドの透明なオレンジ色の溶液が形成さ
れた。この溶液を、200gブチルゴム・ポリサールブチ
ル(Polysar Butyl)402(バイエル・アクチエンゲゼルシ
ャフト製 イソブチレン/イソプレンターポリマー、重
合により2.2モル%イソプレンを組み込んだもの、C=
C二重結合含量0.9重量%に相当)の2リットルシクロ
ヘキサン溶液に攪拌しながら室温で添加した。80℃で4
時間攪拌した後、メルカプトベンゾチアゾールスルフェ
ンクロライドが完全に反応して、溶液の淡い黄色が消色
した。フルカノックス(Vulkanox)BKF(バイエル・ア
クチエンゲゼルシャフト製 フェノール性酸化防止剤)
1gを添加した後、水蒸気蒸留によりゴムを回収した。
真空下、70℃で乾燥した後、粘度ML 1+4(100℃)5
0の淡色のポリマー206gが得られた。
【0036】1H−NMRは、ブチルゴム中の脂肪族プ
ロトンの他に、7.3〜8ppmにメルカプトベンゾチア
ゾール中の芳香族プロトンに関する信号や、5〜5.2p
pmにオレフィン性プロトンに関する信号も示してい
る。平均分子量(GPCにより決定されたMw):382,
000。
【0037】
【0038】実施例2 3.3重量%チオベンゾチアゾール基で変性されたEPD
Mゴム 塩素3.6gを、0℃の6.64gジチオジベンゾチアゾール
(フルカシトDM、バイエル・アクチエンゲゼルシャフ
ト製)の100mL乾燥クロロベンゼン懸濁液中に導入す
ることにより、メルカプトベンゾチアゾールスルフェン
クロライドの透明なオレンジ色の溶液が形成された。こ
の溶液を、500gブーナ(Buna)EP T 3950(バイエ
ル・アクチエンゲゼルシャフト製 EPDMゴム、エチ
レン含量56重量%およびENB含量11重量%、C=C二
重結合含量2.2重量%に相当)の4リットルシクロヘキ
サン溶液に攪拌しながら室温で添加した。室温で4時間
攪拌した後、メルカプトベンゾチアゾールスルフェンク
ロライドが完全に反応して、溶液の淡い黄色が消色し
た。フルカノックスBKF(バイエル・アクチエンゲゼ
ルシャフト製 フェノール性酸化防止剤)1gを添加し
た後、水蒸気蒸留によりゴムを回収した。真空下、70℃
で乾燥した後、粘度ML 1+4(100℃)72の淡色のポ
リマー516gが得られた。
【0039】実施例3 2.4重量%3-チオプロピオン酸基で変性されたブチルゴ
ム 3-クロロチオプピオン酸クロライド(CAS−RN 14
274-19-2)16gの100Mlクロロベンゼン溶液を、ブチ
ルゴム・ポリサール・ブチル 402(バイエル・アクチ
エンゲゼルシャフト製 イソブチレン/イソプレンター
ポリマー、重合により2.2モル%イソプレンを組み込ん
だもの、C=C二重結合含量0.9重量%に相当)500gの
4リットルシクロヘキサン溶液に攪拌しながら室温で添
加した。4時間攪拌した後、3-クロロチオプロピオン酸
クロライドが完全に反応して、溶液の淡い黄色が消色し
た。水100gとフルカノックスBKF(バイエル・アク
チエンゲゼルシャフト製 フェノール性酸化防止剤)1
gを添加した後、水蒸気蒸留によりゴムを回収した。真
空下、70℃で乾燥した後、粘度ML 1+4(100℃)50
の淡色のポリマー516gが得られた。
【0040】実施例4 1重量%3-チオプロピオン酸基で変性されたブチルゴム 実施例3の手順に従って、3-クロロプロピオン酸クロラ
イド7.95g(0.05モル)を、ブチルゴム・ポリサールブ
チル 402 500gと反応させた。粘度ML 1+4(100
℃)79および硫黄含量0.35重量%の淡色のブチルゴム506
gが得られた。
【0041】実施例5 以下の物質を、1.5リットルニーダー中で混合した(回
転速度70rpm、充填速度65%、初期温度50℃、持続時
間5分)。その後、混合物を取り出して、硫黄および促
進剤をローラー温度40℃のローラーで混合した。
【0042】
【表1】
【0043】その後、混合物を160℃で加硫した。加硫
時間10分。
【表2】
【0044】試験結果は、官能化ブチルゴムを含有する
本発明のゴム加硫物の高レベルの機械特性、特により高
い引張強度とより高い引裂耐性、および高い耐磨耗性を
確認した。
【0045】本発明を、例示目的のために前述に詳細に
記載したが、このような詳細は。単にその目的のためで
あって、クレームで限定され得ること以外は、本発明の
精神および範囲を逸脱することなく当業者が変更できる
ものと解されるべきである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重結合含量0.001重量%〜10重量%お
    よびベンジル基によって結合されていない加水分解に安
    定な官能基の含量0.01重量%〜25重量%を有する、二重
    結合の少ない官能化イソオレフィン−およびEPDM−
    ゴムであって、前記官能基が以下の構造を有する二重結
    合の少ない官能化イソオレフィン−およびEPDM−ゴ
    ム。 【化1】−Sn−R [式中、Rは、直鎖または分岐C1−C36アルキル遊離基
    またはC5−C36シクロアルキル遊離基(ここで、これ
    らの炭化水素鎖は、1個以上の酸素、硫黄または窒素原
    子で中断されていてよく、さらに水酸基、カルボキシル
    基、カルボン酸エステル基で、カルボン酸ハライド遊離
    基で、C1−C18カルボン酸エステル遊離基、アミノ
    基、C1−C12モノアルキルおよびジアルキルアミノ遊
    離基およびそれらのアンモニウム塩、C1−C12トリア
    ルキルアンモニウム塩で、およびニトロ基で、またはハ
    ロゲン原子で置換されていてもよい。)、および更にC
    6−C1 2アリール遊離基、C7−C36アラルキル遊離基、
    または窒素、酸素および硫黄をヘテロ原子として含む単
    環−、二環−または三環式複素環遊離基を表し(ここ
    で、アリール遊離基、アラルキル遊離基および複素環式
    遊離基も同様に、水酸基、カルボキシル基、カルボン酸
    エステル基、C1−C18カルボン酸ハライド基、C1−C
    18カルボン酸基、アミノ、C1−C12モノアルキルおよ
    びジアルキルアミノ遊離基およびそれらのアンモニウム
    塩、C1−C12トリアルキルアンモニウム塩、ニトロ基
    およびハロゲン原子で置換されていてよい。)、および
    nは、1、2または3から選択される整数を表す。]
  2. 【請求項2】 二重結合含量0.0001〜10重量%のゴム
    を、ゴム100重量部に対し、以下の式で表される塩化ス
    ルフェニル0.01〜25重量部と、−120℃〜+200℃の範囲
    の温度で反応させる請求項1記載の二重結合の少ない官
    能化イソオレフィン−およびEPDM−ゴムの製造方
    法。 【化2】X−Sn−R [式中、Xはハロゲン原子を示し、Rは、直鎖または分
    岐C1−C36アルキル遊離基またはC5−C36シクロアル
    キル遊離基(ここで、これらの炭化水素鎖は、1個以上
    の酸素、硫黄または窒素原子で中断されていてよく、さ
    らに水酸基、カルボキシル基、カルボン酸エステル基
    で、カルボン酸ハライド遊離基で、C1−C1 8カルボン
    酸エステル遊離基、アミノ基、C1−C12モノアルキル
    基およびジアルキルアミノ遊離基およびそのアンモニウ
    ム塩、C1−C12トリアルキルアンモニウム塩で、およ
    びニトロ基で、またはハロゲン原子で置換されていても
    よい。)、および更にC6−C12アリール遊離基、C7
    36アラルキル遊離基、または窒素、酸素および硫黄を
    ヘテロ原子として含む単環−、二環−または三環式複素
    環遊離基を表し(ここで、アリール遊離基、アラルキル
    遊離基および複素環式遊離基も同様に、水酸基、カルボ
    キシル基、カルボン酸エステル基、C1−C18カルボン
    酸ハライド基、C1−C18カルボン酸基、アミノ、C1
    12モノアルキルおよびジアルキルアミノ遊離基および
    それらのアンモニウム塩、C1−C12トリアルキルアン
    モニウム塩、ニトロ基で、およびハロゲン原子で置換さ
    れていてよい。)、およびnは、1、2または3から選
    択される整数を表す。]
  3. 【請求項3】 二重結合含量0.0001〜10重量%と、ベン
    ジル基によって結合されていない加水分解に安定な官能
    基の含量0.01〜25重量%とを有する、二重結合の少ない
    官能化イソオレフィン−およびEPDM−ゴムを含有す
    るゴム加硫物であって、前記官能基が以下の構造を有す
    るゴム加硫物。 【化3】−Sn−R [式中、Rは、直鎖または分岐C1−C36アルキル遊離基
    またはC5−C36シクロアルキル遊離基(ここで、これ
    らの炭化水素鎖は、1個以上の酸素、硫黄または窒素原
    子で中断されていてよく、さらに水酸基、カルボキシル
    基、カルボン酸エステル基で、カルボン酸ハライド遊離
    基で、C1−C18カルボン酸エステル遊離基、アミノ
    基、C1−C12モノアルキルおよびジアルキルアミノ遊
    離基およびそれらのアンモニウム塩、C1−C12トリア
    ルキルアンモニウム塩で、およびニトロ基で、またはハ
    ロゲン原子で置換されていてもよい。)、および更にC
    6−C1 2アリール遊離基、C7−C36アラルキル遊離基、
    または窒素、酸素および硫黄をヘテロ原子として含む単
    環−、二環−または三環式複素環遊離基を表し(ここ
    で、アリール遊離基、アラルキル遊離基および複素環式
    遊離基も同様に、水酸基、カルボキシル基、カルボン酸
    エステル基、C1−C18カルボン酸ハライド基、C1−C
    18カルボン酸基、アミノ、C1−C12モノアルキルおよ
    びジアルキルアミノ遊離基およびそれらのアンモニウム
    塩、C1−C12トリアルキルアンモニウム塩、ニトロ基
    およびハロゲン原子で置換されていてよい。)、および
    nは、1、2または3から選択される整数を表す。]
  4. 【請求項4】 二重結合含量0.0001〜10重量%と、ベン
    ジル基によって結合されていない加水分解に安定な官能
    基の含量0.01〜25重量%とを有する、二重結合の少ない
    官能化イソオレフィン−およびEPDM−ゴムを含有す
    るゴム成形品であって、前記官能基が以下の構造を有す
    るゴム成形品。 【化4】−Sn−R [式中、Rは、直鎖または分岐C1−C36アルキル遊離基
    またはC5−C36シクロアルキル遊離基(ここで、これ
    らの炭化水素鎖は、1個以上の酸素、硫黄または窒素原
    子で中断されていてよく、さらに水酸基、カルボキシル
    基、カルボン酸エステル基で、カルボン酸ハライド遊離
    基で、C1−C18カルボン酸エステル遊離基、アミノ
    基、C1−C12モノアルキルおよびジアルキルアミノ遊
    離基およびそれらのアンモニウム塩、C1−C12トリア
    ルキルアンモニウム塩で、およびニトロ基で、またはハ
    ロゲン原子で置換されていてもよい。)、および更にC
    6−C1 2アリール遊離基、C7−C36アラルキル遊離基、
    または窒素、酸素および硫黄をヘテロ原子として含む単
    環−、二環−または三環式複素環遊離基を表し(ここ
    で、アリール遊離基、アラルキル遊離基および複素環式
    遊離基も同様に、水酸基、カルボキシル基、カルボン酸
    エステル基、C1−C18カルボン酸ハライド基、C1−C
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