JP2001072662A - インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体 - Google Patents

インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体

Info

Publication number
JP2001072662A
JP2001072662A JP2000197444A JP2000197444A JP2001072662A JP 2001072662 A JP2001072662 A JP 2001072662A JP 2000197444 A JP2000197444 A JP 2000197444A JP 2000197444 A JP2000197444 A JP 2000197444A JP 2001072662 A JP2001072662 A JP 2001072662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
pyrd
pip
cooh
cooet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000197444A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Fujimoto
光一 藤本
Fumitoshi Asai
史敏 浅井
Naoki Tanaka
直樹 田中
Hayao Matsuhashi
速生 松橋
Kazuhiro Sugidachi
収寛 杉立
Tatsuo Tanimoto
達夫 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2000197444A priority Critical patent/JP2001072662A/ja
Publication of JP2001072662A publication Critical patent/JP2001072662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、優れた活性化血液凝固第X因子阻害
作用を有し、血液凝固性疾患の治療薬又は予防薬として
有用なインドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体、そ
れらの薬理上許容される塩、及びそれらを含有する医薬
を提供する。 【解決手段】該インドリン又はテトラヒドロキノリン誘
導体は、一般式 【化1】 [R1:水素原子、置換可アルキル基、置換可アルカノ
イル基、置換可アルキルスルホニル基、置換可アリール
スルホニル基又は置換可スルファモイル基;R2:置換
可シクロアルキル基、置換可アリール基、置換可アミノ
基又は置換可飽和環状アミノ基;R3及びR4:水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、シアノ
基、ニトロ基、水酸基又はアルカノイルオキシ基;A:
単結合、アルキレン基、酸素原子又は一般式 −O(C
2m− を有する基(m:1乃至4);n:1又は
2]を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、優れた活性化血液凝固第X因子
阻害作用を有し、血液凝固性疾患の治療薬又は予防薬と
して有用なインドリン又はテトラヒドロキノリン誘導
体、それらの薬理上許容される塩、及びそれらを含有す
る医薬に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、人口の高齢化により、加齢に伴う
循環器疾患の増加が目立っている。その中でも、脳梗
塞、心筋梗塞、末梢循環障害などの血栓性疾患は、直接
死因に結び付くばかりでなく、患者の予後の悪さ、生活
に対する制限など個人的、社会的負担を多く強いること
になる。これら血栓症に対する治療法として、抗凝固療
法は今後ますます重要性が増すと考えられる。血液の凝
固は、何らかの刺激に起因して活性化される酵素反応の
多段階増幅過程を経て、最終的に活性化されたトロンビ
ンが、可溶性血漿蛋白であるフィブリノーゲンを限定分
解し、フィブリンを生成することにより生じる。フィブ
リンは不溶性蛋白で凝塊を形成する。この過程は血液凝
固カスケードとして知られ、内因系および外因系の2つ
の経路が有り、それぞれの経路は、血液凝固第X因子を
活性化して合流する。以上のように、生成した活性化血
液凝固第X因子は、血液凝固カスケードの重要な位置を
占める酵素で、最終的には、2価カルシウムイオン、リ
ン脂質及び活性化血液凝固第V因子等と複合体をつく
り、プロトロンビンをトロンビンに効率良く転換し、血
液凝固反応を促進させる[例えば、プリンシプルズ・オ
ブ・バイオケミストリー:マーマリアン・バイオケミス
トリー,第7版(1983年)[ E. L. Smith, A. Whit
e et al 'Principles of Biochemistry: Mammalian Bio
chemistry 7th edition' McGraw-Hill, Inc. (1983)]
等]。
【0004】現在、抗凝固薬としてはワルファリンや抗
トロンビン剤が知られ、使用されている。しかし、ワル
ファリンは経口の抗血栓薬として汎用されてはいるが、
ビタミンK拮抗物質であり、食事や、併用薬剤との相互
作用がしばしば見られるなど抗凝固能のコントロールが
難しいことが知られている[例えば、クリニカル・ファ
ーマコカイネティックス,第30巻,第416頁(19
96年)[ Clin. Pharmacokinet., 30, 416 (1996)]
等]。また、現在の抗トロンビン剤は、薬効に伴う副作
用の出血傾向が観察されることから、新たな抗凝固薬の
開発が望まれている。活性化血液凝固第X因子はトロン
ビンの生成に直接関与し、その阻害剤は抗凝固作用を示
すことが知られており、新規の抗凝固剤として可能性が
示唆されている[例えば、ドラッグズ,第49巻,第8
56頁(1995年)[Drugs, 49,856 (1995)]等]。
【0005】ところで、競合拮抗型の活性化血液凝固第
X因子阻害剤としては、特開平5−208946号、W
O96/16940号等が知られているが、薬効、薬理
面から尚一層の改良が期待される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、優れた
活性化血液凝固第X因子阻害作用を有する化合物の開発
を目指し、種々のインドリン又はテトラヒドロキノリン
誘導体の薬理活性について、長年に亘り、鋭意研究を行
った結果、特異な構造を有するインドリン又はテトラヒ
ドロキノリン誘導体が、優れた活性化血液凝固第X因子
阻害作用を有し、血液凝固性疾患の予防薬又は治療薬
(特に治療薬)として有用であることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0007】本発明は、優れた活性化血液凝固第X因子
阻害作用を有する、インドリン又はテトラヒドロキノリ
ン誘導体、それらの薬理上許容される塩、それらの製
法、それらの合成に有用な中間体、及び血液凝固性疾患
の予防薬又は治療薬として有用な、前記インドリン又は
テトラヒドロキノリン誘導体を含有する医薬を提供す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインドリン又は
テトラヒドロキノリン誘導体は、一般式
【0009】
【化2】
【0010】を有する。上記式中、R1は、水素原子;
1−C6アルキル基;置換されたC1−C6アルキル基
(該置換基は、ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、
水酸基又はカルボキシル基を示す。);C1−C6アルカ
ノイル基;置換されたC1−C6アルカノイル基[該置換
基は、水酸基、C6−C14アリール基、C6−C14アリー
ルチオ基、テトラゾリルチオ基、(C1−C6アルキル)
テトラゾリルチオ基、カルボキシ(C1−C6アルキル)
チオ基、(C1−C6アルコキシ)カルボニル(C1−C6
アルキル)チオ基、カルボキシル基及び(C1−C6アル
コキシ)カルボニル基からなる群より、同一又は異なっ
て選択される、一又は二個の置換基を示す。];C1
6アルキルスルホニル基;置換されたC1−C6アルキ
ルスルホニル基[該置換基は、ハロゲン原子、水酸基、
カルボキシル基又は(C1−C6アルコキシ)カルボニル
基を示す。];C6−C14アリールスルホニル基;置換
されたC6−C14アリールスルホニル基[該置換基は、
ハロゲン原子、C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキ
シ基、カルボキシル基又は(C1−C6アルコキシ)カル
ボニル基を示す。];スルファモイル基;或いは、(C
1−C6アルコキシ)カルボニルスルファモイル基を示
し、R2は、C3−C10シクロアルキル基;置換されたC
3−C10シクロアルキル基(該置換基は、ハロゲン原子
又はアミノ基を示す。);C6−C14アリール基;置換
されたC6−C14アリール基(該置換基は、アミジノ基
又はグアニジノ基を示す。);アミノ基;置換されたア
ミノ基(該置換基は、C1−C6アルキル基、ヒドロキシ
2−C6アルキル基及びアセトイミドイル基からなる群
より、同一又は異なって選択される、一又は二個の置換
基を示す。);4員乃至6員飽和環状アミノ基;或い
は、置換された4員乃至6員飽和環状アミノ基(該置換
基は、アセトイミドイル基、C1−C6アルカノイル基、
アミノC1−C6アルカノイル基又は5員乃至6員芳香族
複素環基を示す。)を示し、R3及びR4は、同一又は異
なって、水素原子、ハロゲン原子、C1−C6アルキル
基、C1−C6アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、水酸
基又はC1−C6アルカノイルオキシ基を示し、Aは、単
結合、C1−C4アルキレン基、酸素原子又は一般式−O
(CH2m− を有する基(式中、mは1乃至4の整数
を示す。)を示し、nは1又は2を示す。
【0011】また、本発明の医薬の有効成分は、一般式
(I)を有するインドリン又はテトラヒドロキノリン誘
導体である。
【0012】上記一般式(I)に於て、R1の定義に於
ける「C1−C6アルキル基」及び「置換されたC1−C6
アルキル基」の「C1−C6アルキル基」部分は、例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、2−メチルブチル
基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基、ヘキシル
基、4−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、2
−メチルペンチル基、1−メチルペンチル基、3,3−
ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,1
−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、1,
3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基又は
2−エチルブチル基のような、炭素数1乃至6個の直鎖
又は分枝鎖アルキル基であり得、好適にはC1−C4アル
キル基であり、更に好適にはメチル基又はエチル基であ
る。
【0013】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルキル基」の置換基の定義に於ける「ハロゲン原子」
は、例えば、弗素原子、塩素原子、臭素原子又は沃素原
子であり得、好適には弗素原子、塩素原子又は臭素原子
であり、更に好適には、弗素原子又は塩素原子であり、
特に好適には弗素原子である。
【0014】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルキル基」の置換基の定義に於ける「C1−C6アルコ
キシ基」は、例えは、メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ
基、s−ブトキシ基、t−ブトキシ基、ペンチルオキシ
基、イソペンチルオキシ基、2−メチルブトキシ基、ネ
オペンチルオキシ基、1−エチルプロポキシ基、ヘキシ
ルオキシ基、4−メチルペンチルオキシ基、3−メチル
ペンチルオキシ基、2−メチルペンチルオキシ基、1−
メチルペンチルオキシ基、3,3−ジメチルブトキシ
基、2,2−ジメチルブトキシ基、1,1−ジメチルブ
トキシ基、1,2−ジメチルブトキシ基、1,3−ジメ
チルブトキシ基、2,3−ジメチルブトキシ基又は2−
エチルブトキシ基のような、前記「C1−C6アルキル
基」が酸素原子に結合した基であり得、好適にはC1
4アルコキシ基であり、更に好適にはメトキシ基又は
エトキシ基である。
【0015】上記に於て、R1の定義に於ける「置換さ
れたC1−C6アルキル基(該置換基は、ハロゲン原子、
1−C6アルコキシ基、水酸基又はカルボキシル基を示
す。)」は、例えば、フルオロメチル基、ジフルオロメ
チル基、トリフルオロメチル基、2−フルオロエチル
基、2,2−ジフルオロエチル基、2,2,2−トリフ
ルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、3−フルオ
ロプロピル基、4−フルオロブチル基、6−フルオロヘ
キシル基、クロロメチル基、2−クロロエチル基、3−
クロロプロピル基、4−クロロブチル基、ブロモメチル
基、3−ブロモプロピル基、ジブロモペンチル基、ヨー
ドメチル基、2−フルオロ−1−クロロエチル基、メト
キシメチル基、メトキシエチル基、メトキシプロピル
基、エトキシメチル基、エトキシエチル基、エトキシプ
ロピル基、プロポキシメチル基、プロポキシエチル基、
プロポキシプロピル基、ブトキシメチル基、ブトキシエ
チル基、ブトキシブチル基、ペンチルオキシヘキシル
基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、3
−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチル基、5
−ヒドロキシペンチル基、6−ヒドロキシヘキシル基、
カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−カ
ルボキシプロピル基、4−カルボキシブチル基、5−カ
ルボキシペンチル基又は6−カルボキシヘキシル基のよ
うな、ハロゲン原子、C1−C6アルコキシ基、水酸基及
びカルボキシル基からなる群より、同一又は異なって1
乃至5選択される置換基を有する、前記「C1−C6アル
キル基」であり得、好適には、弗素原子、塩素原子、C
1−C4アルコキシ基、水酸基及びカルボキシル基からな
る群より、1乃至3選択される置換基で置換されたC1
−C4アルキル基であり、更に好適には、フルオロメチ
ル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2
−フルオロエチル基、2,2−ジフルオロエチル基、
2,2,2−トリフルオロエチル基、メトキシメチル
基、メトキシエチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒド
ロキシエチル基、カルボキシメチル基又は2−カルボキ
シエチル基であり、特に好適には、トリフルオロメチル
基、メトキシメチル基、ヒドロキシメチル基又はカルボ
キシメチル基である。
【0016】上記に於て、R1の定義に於ける「C1−C
6アルカノイル基」及び「置換されたC1−C6アルカノ
イル基」の「C1−C6アルカノイル基」部分は、例え
ば、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリ
ル基、イソブチリル基、ピバロイル基、バレリル基、イ
ソバレリル基又はヘキサノイル基のような炭素数1乃至
6個の直鎖又は分枝鎖のアルカノイル基であり、無置換
の「C1−C6アルカノイル基」は、好適には、C1−C4
アルカノイル基であり、更に好適には、ホルミル基又は
アセチル基であり、特に好適にはアセチル基である。一
方、「置換されたC1−C6アルカノイル基」は、好適に
は、C1−C4アルカノイル基であり、更に好適には、ア
セチル基、プロピオニル基、ブチリル基又はバレリル基
であり、更に好適には、アセチル基又はプロピオニル基
であり、特に好適にはアセチル基である。
【0017】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルカノイル基」の置換基の定義に於ける「C6−C14
アリール基」は、例えば、フェニル基、インデン−1−
イル基、ナフタレン−1−イル基、ナフタレン−2−イ
ル基、フェナンスレン−1−イル基又はアントラセン−
9−イル基のような炭素数6乃至14個の芳香族炭化水
素基であり得、好適にはフェニル基、ナフタレン−1−
イル基又はナフタレン−2−イル基であり、更に好適に
はフェニル基である。
【0018】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルカノイル基」の置換基の定義に於ける「C6−C14
アリールチオ基」は、例えば、フェニルチオ基、インデ
ン−1−イルチオ基、ナフタレン−1−イルチオ基、ナ
フタレン−2−イルチオ基、フェナンスレン−1−イル
チオ基又はアントラセン−9−イルチオ基のような炭素
数6乃至14個の芳香族炭化水素基が硫黄原子に結合し
た基であり得、好適にはフェニルチオ基、ナフタレン−
1−イルチオ基又はナフタレン−2−イルチオ基であ
り、更に好適にはフェニルチオ基である。
【0019】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルカノイル基」の置換基の定義に於ける「(C1−C6
アルキル)テトラゾリルチオ基」は、例えば、1−メチ
ルテトラゾール−5−イルチオ基、1−エチルテトラゾ
ール−5−イルチオ基、1−プロピルテトラゾール−5
−イルチオ基、1−ブチルテトラゾール−5−イルチオ
基、1−ペンチルテトラゾール−5−イルチオ基又は1
−ヘキシルテトラゾール−5−イルチオ基のような、前
記「C1−C6アルキル」がテトラゾリルチオ基に結合し
た基であり得、好適には、1−メチルテトラゾール−5
−イルチオ基又は1−エチルテトラゾール−5−イルチ
オ基であり、更に好適には1−メチルテトラゾール−5
−イルチオ基である。
【0020】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルカノイル基」の置換基の定義に於ける「カルボキシ
(C1−C6アルキル)チオ基」は、例えば、カルボキシ
メチルチオ基、2−カルボキシエチルチオ基、3−カル
ボキシプロピルチオ基、4−カルボキシブチルチオ基、
5−カルボキシペンチルチオ基又は6−カルボキシヘキ
シルチオ基のような、カルボキシル基が(C1−C6アル
キル)チオ基に結合した基であり得、好適には、カルボ
キシ(C1−C4アルキル)チオ基であり、更に好適には
カルボキシメチルチオ基又はカルボキシエチルチオ基で
あり、特に好適にはカルボキシメチルチオ基である。
【0021】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルカノイル基」の置換基の定義に於ける「(C1−C6
アルコキシ)カルボニル(C1−C6アルキル)チオ基」
は、例えば、メトキシカルボニルメチルチオ基、エトキ
シカルボニルメチルチオ基、プロポキシカルボニルメチ
ルチオ基、ブトキシカルボニルメチルチオ基、ペンチル
オキシカルボニルメチルチオ基、ヘキシルオキシカルボ
ニルメチルチオ基、2−メトキシカルボニルエチルチオ
基、2−エトキシカルボニルエチルチオ基、2−プロポ
キシトキシカルボニルエチルチオ基、2−ブトキシシカ
ルボニルエチルチオ基又は6−ヘキシルオキシカルボニ
ルヘキシルチオ基のような、(C1−C6アルコキシ)カ
ルボニル基が(C1−C6アルキル)チオ基に結合した基
であり得、好適には、(C1−C4アルコキシ)カルボニ
ル(C1−C4アルキル)チオ基であり、更に好適には
(C1−C4アルコキシ)カルボニルメチルチオ基であ
り、より更に好適には、メトキシカルボニルメチルチオ
基又はエトキシカルボニルメチルチオ基であり、特に好
適にはエトキシカルボニルメチルチオ基である。
【0022】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルカノイル基」の置換基の定義に於ける「(C1−C6
アルコキシ)カルボニル基」は、例えば、メトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニ
ル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニ
ル基、イソブトキシカルボニル基、s−ブトキシカルボ
ニル基、t−ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカ
ルボニル基、イソペンチルオキシカルボニル基、2−メ
チルブトキシカルボニル基、ネオペンチルオキシカルボ
ニル基、1−エチルプロポキシカルボニル基、ヘキシル
オキシカルボニル基、4−メチルペンチルオキシカルボ
ニル基、3−メチルペンチルオキシカルボニル基、2−
メチルペンチルオキシカルボニル基、1−メチルペンチ
ルオキシカルボニル基、3,3−ジメチルブトキシカル
ボニル基、2,2−ジメチルブトキシカルボニル基、
1,1−ジメチルブトキシカルボニル基、1,2−ジメ
チルブトキシカルボニル基、1,3−ジメチルブトキシ
カルボニル基、2,3−ジメチルブトキシカルボニル基
又は2−エチルブトキシカルボニル基のような、前記C
1−C6アルコキシ基にカルボニル基が結合した基であり
得、好適には(C1−C4アルコキシ)カルボニル基であ
り、更に好適にはメトキシカルボニル基又はエトキシカ
ルボニル基であり、特に好適にはエトキシカルボニル基
である。
【0023】上記に於て、R1の定義に於ける「置換さ
れたC1−C6アルカノイル基[該置換基は、水酸基、C
6−C14アリール基、C6−C14アリールチオ基、テトラ
ゾリルチオ基、(C1−C6アルキル)テトラゾリルチオ
基、カルボキシ(C1−C6アルキル)チオ基、(C1
6アルコキシ)カルボニル(C1−C6アルキル)チオ
基、カルボキシル基及び(C1−C6アルコキシ)カルボ
ニル基からなる群より、同一又は異なって選択される、
一又は二個の置換基を示す。]」は、例えば、ヒドロキ
シアセチル基、3−ヒドロキシプロピオニル基、4−ヒ
ドロキシブチリル基、5−ヒドロキシバレリル基、6−
ヒドロキシヘキサノイル基、フェニルアセチル基、3−
フェニルプロピオニル基、4−フェニルブチリル基、5
−フェニルバレリル基、6−フェニルヘキサノイル基、
インデン−1−イルアセチル基、ナフタレン−1−イル
アセチル基、ナフタレン−2−イルアセチル基、フェナ
ンスレン−1−イルアセチル基、アントラセン−9−イ
ルアセチル基、フェニルチオアセチル基、3−フェニル
チオプロピオニル基、4−フェニルチオブチリル基、5
−フェニルチオバレリル基、6−フェニルチオヘキサノ
イル基、インデン−1−イルチオアセチル基、ナフタレ
ン−1−イルチオアセチル基、ナフタレン−2−イルチ
オアセチル基、フェナンスレン−1−イルチオアセチル
基、アントラセン−9−イルチオアセチル基、(1H−
テトラゾール−5−イルチオ)アセチル基、3−(1H
−テトラゾール−5−イルチオ)プロピオニル基、4−
(1H−テトラゾール−5−イルチオ)ブチリル基、5
−(1H−テトラゾール−5−イルチオ)バレリル基、
6−(1H−テトラゾール−5−イルチオ)ヘキサノイ
ル基、(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)アセ
チル基、(1−エチルテトラゾール−5−イルチオ)ア
セチル基、(1−プロピルテトラゾール−5−イルチ
オ)アセチル基、(1−ブチルテトラゾール−5−イル
チオ)アセチル基、3−(1−メチルテトラゾール−5
−イルチオ)プロピオニル基、4−(1−メチルテトラ
ゾール−5−イルチオ)ブチリル基、5−(1−メチル
テトラゾール−5−イルチオ)バレリル基、6−(1−
メチルテトラゾール−5−イルチオ)ヘキサノイル基、
カルボキシメチルチオアセチル基、3−カルボキシメチ
ルチオプロピオニル基、メトキシカルボニルメチルチオ
アセチル基、3−メトキシカルボニルメチルチオプロピ
オニル基、エトキシカルボニルメチルチオアセチル基、
3−エトキシカルボニルメチルチオプロピオニル基、カ
ルボキシアセチル基、3−カルボキシプロピオニル基、
4−カルボキシブチリル基、5−カルボキシバレリル
基、6−カルボキシヘキサノイル基、メトキシカルボニ
ルアセチル基、エトキシカルボニルアセチル基、プロポ
キシカルボニルアセチル基、イソプロポキシカルボニル
アセチル基、ブトキシカルボニルアセチル基、イソブト
キシカルボニルアセチル基、s−ブトキシカルボニルア
セチル基、t−ブトキシカルボニルアセチル基、3−エ
トキシカルボニルプロピオニル基、ペンチルオキシカル
ボニルプロピオニル基、4−エトキシカルボニルブチリ
ル基、イソペンチルオキシカルボニルブチリル基、5−
エトキシカルボニルバレリル基、5−(ネオペンチルオ
キシカルボニル)バレリル基、6−(ヘキシルオキシカ
ルボニル)ヘキサノイル基、2−ヒドロキシ−2−フェ
ニルアセチル基、2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピ
オニル基、3−ヒドロキシ−2−フェニルプロピオニル
基、3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオニル基、4
−ヒドロキシ−4−フェニルブチリル基、5−ヒドロキ
シ−5−フェニルバレリル基又は6−ヒドロキシ−6−
フェニルヘキサノイル基のような、水酸基、C6−C14
アリール基、C6−C14アリールチオ基、テトラゾリル
チオ基、(C1−C6アルキル)テトラゾリルチオ基、カ
ルボキシ(C1−C6アルキル)チオ基、(C1−C6アル
コキシ)カルボニル(C1−C6アルキル)チオ基、カル
ボキシル基及び(C1−C6アルコキシ)カルボニル基か
らなる群より、同一又は異なって選択される、一又は二
個の置換基を有する、前記C1−C6アルカノイル基であ
り得、好適には、水酸基、フェニル基、ナフタレン−1
−イル基、ナフタレン−2−イル基、フェニルチオ基、
ナフタレン−1−イルチオ基、ナフタレン−2−イルチ
オ基、テトラゾリルチオ基、1−メチルテトラゾール−
5−イルチオ基、カルボキシメチルチオ基、メトキシカ
ルボニルメチルチオ基、エトキシカルボニルメチルチオ
基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基及びエトキ
シカルボニル基からなる群より選択される一の置換基を
有する、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基若し
くはバレリル基、又は、2−ヒドロキシ−2−フェニル
アセチル基、2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオニ
ル基、3−ヒドロキシ−2−フェニルプロピオニル基、
3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオニル基又は4−
ヒドロキシ−4−フェニルブチリル基であり、更に好適
には、ヒドロキシアセチル基、フェニルアセチル基、フ
ェニルチオアセチル基、(1−メチルテトラゾール−5
−イルチオ)アセチル基、カルボキシメチルチオアセチ
ル基、エトキシカルボニルメチルチオアセチル基、カル
ボキシアセチル基、3−カルボキシプロピオニル基、4
−カルボキシブチリル基、5−カルボキシバレリル基、
エトキシカルボニルアセチル基、3−エトキシカルボニ
ルプロピオニル基、4−エトキシカルボニルブチリル
基、5−エトキシカルボニルバレリル基、2−ヒドロキ
シ−2−フェニルアセチル基、3−ヒドロキシ−3−フ
ェニルプロピオニル基又は4−ヒドロキシ−4−フェニ
ルブチリル基であり、より更に好適には、ヒドロキシア
セチル基、フェニルアセチル基、フェニルチオアセチル
基、(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)アセチ
ル基、カルボキシアセチル基、3−カルボキシプロピオ
ニル基、4−カルボキシブチリル基、5−カルボキシバ
レリル基、エトキシカルボニルアセチル基、3−エトキ
シカルボニルプロピオニル基、4−エトキシカルボニル
ブチリル基、5−エトキシカルボニルバレリル基、2−
ヒドロキシ−2−フェニルアセチル基又は3−ヒドロキ
シ−3−フェニルプロピオニル基であり、更により更に
好適には、ヒドロキシアセチル基、フェニルチオアセチ
ル基、カルボキシアセチル基、3−カルボキシプロピオ
ニル基、4−カルボキシブチリル基、5−カルボキシバ
レリル基、エトキシカルボニルアセチル基、3−エトキ
シカルボニルプロピオニル基又は2−ヒドロキシ−2−
フェニルアセチル基であり、特に好適には、ヒドロキシ
アセチル基、フェニルチオアセチル基、カルボキシアセ
チル基、3−カルボキシプロピオニル基、エトキシカル
ボニルアセチル基又は3−エトキシカルボニルプロピオ
ニル基又は2−ヒドロキシ−2−フェニルアセチル基で
あり、最も好適にはヒドロキシアセチル基、カルボキシ
アセチル基又はエトキシカルボニルアセチル基である。
【0024】上記に於て、R1の定義に於ける「C1−C
6アルキルスルホニル基」は、例えば、メタンスルホニ
ル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基、イ
ソプロパンスルホニル基、ブタンスルホニル基、イソブ
タンスルホニル基、ペンタンスルホニル基、イソペンタ
ンスルホニル基、ネオペンタンスルホニル基、ヘキサン
スルホニル基又はイソヘキサンスルホニル基のような、
前記「C1−C6アルキル基」がスルホニル基に結合した
基であり得、好適にはメタンスルホニル基、エタンスル
ホニル基、プロパンスルホニル基、ブタンスルホニル
基、ペンタンスルホニル基又はヘキサンスルホニル基で
あり、更に好適には、メタンスルホニル基、エタンスル
ホニル基又はブタンスルホニル基であり、特に好適には
エタンスルホニル基である。
【0025】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルキルスルホニル基」の置換基の定義に於ける「ハロ
ゲン原子」は、前述したものと同意義を示し、好適には
弗素原子、塩素原子又は臭素原子であり、更に好適に
は、弗素原子又は塩素原子であり、特に好適には弗素原
子である。
【0026】上記に於て、R1の「置換されたC1−C6
アルキルスルホニル基」の置換基の定義に於ける「(C
1−C6アルコキシ)カルボニル基」は、前述したものと
同意義を示し、好適には(C1−C4アルコキシ)カルボ
ニル基であり、更に好適にはメトキシカルボニル基又は
エトキシカルボニル基であり、特に好適にはエトキシカ
ルボニル基である。
【0027】上記に於て、R1の定義に於ける「置換さ
れたC1−C6アルキルスルホニル基[該置換基は、ハロ
ゲン原子、水酸基、カルボキシル基又は(C1−C6アル
コキシ)カルボニル基を示す。]」は、例えば、フルオ
ロメタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル
基、2−フルオロエタンスルホニル基、3−フルオロプ
ロパンスルホニル基、4−ブロモブタンスルホニル基、
5−クロロペンタンスルホニル基、6−ヨードヘキサン
スルホニル基、ヒドロキシメタンスルホニル基、2−ヒ
ドロキシエタンスルホニル基、3−ヒドロキシプロパン
スルホニル基、4−ヒドロキシブタンスルホニル基、5
−ヒドロキシペンタンスルホニル基、6−ヒドロキシヘ
キサンスルホニル基、カルボキシメタンスルホニル基、
2−カルボキシエタンスルホニル基、3−カルボキシプ
ロパンスルホニル基、4−カルボキシブタンスルホニル
基、5−カルボキシペンタンスルホニル基、6−カルボ
キシヘキサンスルホニル基、メトキシカルボニルメタン
スルホニル基、2−メトキシカルボニルエタンスルホニ
ル基、3−メトキシカルボニルプロパンスルホニル基、
4−メトキシカルボニルブタンスルホニル基、5−メト
キシカルボニルペンタンスルホニル基、6−メトキシカ
ルボニルヘキサンスルホニル基、エトキシカルボニルメ
タンスルホニル基、2−エトキシカルボニルエタンスル
ホニル基、3−エトキシカルボニルプロパンスルホニル
基、4−エトキシカルボニルブタンスルホニル基、5−
エトキシカルボニルペンタンスルホニル基又は6−エト
キシカルボニルヘキサンスルホニル基のような、ハロゲ
ン原子、水酸基、カルボキシル基及び(C1−C6アルコ
キシ)カルボニル基からなる群より、同一又は異なって
選択される一乃至三の置換基を有する、C1−C6アルキ
ルスルホニル基であり得、好適には、弗素原子、水酸
基、カルボキシル基及び(C1−C4アルコキシ)カルボ
ニル基からなる群より選択される一の置換基を有する、
メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンス
ルホニル基、ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル
基又はヘキサンスルホニル基であり、更に好適には、ヒ
ドロキシメタンスルホニル基、2−ヒドロキシエタンス
ルホニル基、カルボキシメタンスルホニル基、2−カル
ボキシエタンスルホニル基、3−カルボキシプロパンス
ルホニル基、4−カルボキシブタンスルホニル基、5−
カルボキシペンタンスルホニル基、メトキシカルボニル
メタンスルホニル基、2−メトキシカルボニルエタンス
ルホニル基、3−メトキシカルボニルプロパンスルホニ
ル基、4−メトキシカルボニルブタンスルホニル基、5
−メトキシカルボニルペンタンスルホニル基、エトキシ
カルボニルメタンスルホニル基、2−エトキシカルボニ
ルエタンスルホニル基、3−エトキシカルボニルプロパ
ンスルホニル基、4−エトキシカルボニルブタンスルホ
ニル基又は5−エトキシカルボニルペンタンスルホニル
基であり、より更に好適には、2−ヒドロキシエタンス
ルホニル基、カルボキシメタンスルホニル基、3−カル
ボキシプロパンスルホニル基、5−カルボキシペンタン
スルホニル基、エトキシカルボニルメタンスルホニル
基、3−エトキシカルボニルプロパンスルホニル基又は
5−エトキシカルボニルペンタンスルホニル基であり、
特に好適には、カルボキシメタンスルホニル基又はエト
キシカルボニルメタンスルホニル基である。
【0028】上記に於て、R1の定義に於ける「C6−C
14アリールスルホニル基」及び「置換されたC6−C14
アリールスルホニル基」の「C6−C14アリールスルホ
ニル基」部分は、例えば、ベンゼンスルホニル基、イン
デン−1−イルスルホニル基、ナフタレン−1−イルス
ルホニル基、ナフタレン−2−イルスルホニル基、フェ
ナンスレン−1−イルスルホニル基又はアントラセン−
9−イルスルホニル基のような、前記「C6−C14アリ
ール基」にスルホニル基が結合した基であり得、好適に
は、ベンゼンスルホニル基、ナフタレン−1−イルスル
ホニル基又はナフタレン−2−イルスルホニル基であ
り、特に好適にはベンゼンスルホニル基である。
【0029】上記に於て、R1の「置換されたC6−C14
アリールスルホニル基」の置換基の定義に於ける「ハロ
ゲン原子」は、前述したものと同意義を示し、好適には
弗素原子、塩素原子又は臭素原子であり、特に好適には
臭素原子である。
【0030】上記に於て、R1の「置換されたC6−C14
アリールスルホニル基」の置換基の定義に於ける「C1
−C6アルキル基」は、前述したものと同意義を示し、
好適にはC1−C4アルキル基であり、更に好適にはメチ
ル基又はエチル基である。
【0031】上記に於て、R1の「置換されたC6−C14
アリールスルホニル基」の置換基の定義に於ける「C1
−C6アルコキシ基」は、前述したものと同意義を示
し、好適にはC1−C4アルコキシ基であり、更に好適に
はメトキシ基又はエトキシ基であり、特に好適にはメト
キシ基である。
【0032】上記に於て、R1の「置換されたC6−C14
アリールスルホニル基」の置換基の定義に於ける「(C
1−C6アルコキシ)カルボニル基」は、前述したものと
同意義を示し、好適には(C1−C4アルコキシ)カルボ
ニル基であり、更に好適にはメトキシカルボニル基又は
エトキシカルボニル基であり、特に好適にはエトキシカ
ルボニル基である。
【0033】上記に於て、R1の定義に於ける「置換さ
れたC6−C14アリールスルホニル基[該置換基は、ハ
ロゲン原子、C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ
基、カルボキシル基又は(C1−C6アルコキシ)カルボ
ニル基を示す。]」は、例えば、2−フルオロベンゼン
スルホニル基、3−フルオロベンゼンスルホニル基、4
−フルオロベンゼンスルホニル基、2−クロロベンゼン
スルホニル基、3−クロロベンゼンスルホニル基、4−
クロロベンゼンスルホニル基、2−ブロモベンゼンスル
ホニル基、3−ブロモベンゼンスルホニル基、4−ブロ
モベンゼンスルホニル基、3,4−ジフルオロベンゼン
スルホニル基、2,5−ジクロロベンゼンスルホニル
基、2,3−ジヨードベンゼンスルホニル基、2−メチ
ルベンゼンスルホニル基、3−メチルベンゼンスルホニ
ル基、4−メチルベンゼンスルホニル基、2−エチルベ
ンゼンスルホニル基、3−エチルベンゼンスルホニル
基、4−エチルベンゼンスルホニル基、4−イソプロピ
ルベンゼンスルホニル基、4−ブチルベンゼンスルホニ
ル基、4−ペンチルベンゼンスルホニル基、4−ヘキシ
ルベンゼンスルホニル基、3,5−ジメチルベンゼンス
ルホニル基、2,4,6−トリメチルベンゼンスルホニ
ル基、2−メトキシベンゼンスルホニル基、3−メトキ
シベンゼンスルホニル基、4−メトキシベンゼンスルホ
ニル基、2−エトキシベンゼンスルホニル基、3−エト
キシベンゼンスルホニル基、4−エトキシベンゼンスル
ホニル基、4−ペンチルオキシベンゼンスルホニル基、
3,5−ジメトキシベンゼンスルホニル基、2−カルボ
キシベンゼンスルホニル基、3−カルボキシベンゼンス
ルホニル基、4−カルボキシベンゼンスルホニル基、2
−メトキシカルボニルベンゼンスルホニル基、3−メト
キシカルボニルベンゼンスルホニル基、4−メトキシカ
ルボニルベンゼンスルホニル基、2−エトキシカルボニ
ルベンゼンスルホニル基、3−エトキシカルボニルベン
ゼンスルホニル基、4−エトキシカルボニルベンゼンス
ルホニル基、4−プロポキシベンゼンスルホニル基、4
−ヘキシルオキシベンゼンスルホニル基、2−フルオロ
ナフタレン−1−イルスルホニル基、3−フルオロナフ
タレン−1−イルスルホニル基、4−フルオロナフタレ
ン−1−イルスルホニル基、2−クロロナフタレン−1
−イルスルホニル基、3−クロロナフタレン−1−イル
スルホニル基、4−クロロナフタレン−1−イルスルホ
ニル基、2−ブロモナフタレン−1−イルスルホニル
基、3−ブロモナフタレン−1−イルスルホニル基、4
−ブロモナフタレン−1−イルスルホニル基、3,4−
ジフルオロナフタレン−1−イルスルホニル基、2,5
−ジクロロナフタレン−1−イルスルホニル基、2,3
−ジヨードナフタレン−1−イルスルホニル基、2−メ
チルナフタレン−1−イルスルホニル基、3−メチルナ
フタレン−1−イルスルホニル基、4−メチルナフタレ
ン−1−イルスルホニル基、2−エチルナフタレン−1
−イルスルホニル基、3−エチルナフタレン−1−イル
スルホニル基、4−エチルナフタレン−1−イルスルホ
ニル基、4−ヘキシルナフタレン−1−イルスルホニル
基、3,5−ジメチルナフタレン−1−イルスルホニル
基、2−メトキシナフタレン−1−イルスルホニル基、
3−メトキシナフタレン−1−イルスルホニル基、4−
メトキシナフタレン−1−イルスルホニル基、2−エト
キシナフタレン−1−イルスルホニル基、3−エトキシ
ナフタレン−1−イルスルホニル基、4−エトキシナフ
タレン−1−イルスルホニル基、4−ペンチルオキシナ
フタレン−1−イルスルホニル基、3,5−ジメトキシ
ナフタレン−1−イルスルホニル基、2−カルボキシナ
フタレン−1−イルスルホニル基、3−カルボキシナフ
タレン−1−イルスルホニル基、4−カルボキシナフタ
レン−1−イルスルホニル基、2−メトキシカルボニル
ナフタレン−1−イルスルホニル基、3−メトキシカル
ボニルナフタレン−1−イルスルホニル基、4−メトキ
シカルボニルナフタレン−1−イルスルホニル基、2−
エトキシカルボニルナフタレン−1−イルスルホニル
基、3−エトキシカルボニルナフタレン−1−イルスル
ホニル基、4−エトキシカルボニルナフタレン−1−イ
ルスルホニル基、4−プロポキシナフタレン−1−イル
スルホニル基、4−ヘキシルオキシナフタレン−1−イ
ルスルホニル基、3−フルオロナフタレン−2−イルス
ルホニル基、4−フルオロナフタレン−2−イルスルホ
ニル基、3−クロロナフタレン−2−イルスルホニル
基、4−クロロナフタレン−2−イルスルホニル基、3
−ブロモナフタレン−2−イルスルホニル基、4−ブロ
モナフタレン−2−イルスルホニル基、3,4−ジフル
オロナフタレン−2−イルスルホニル基、3−メチルナ
フタレン−2−イルスルホニル基、4−メチルナフタレ
ン−2−イルスルホニル基、3−エチルナフタレン−2
−イルスルホニル基、4−エチルナフタレン−2−イル
スルホニル基、4−ヘキシルナフタレン−2−イルスル
ホニル基、3,5−ジメチルナフタレン−2−イルスル
ホニル基、3−メトキシナフタレン−2−イルスルホニ
ル基、4−メトキシナフタレン−2−イルスルホニル
基、3−エトキシナフタレン−2−イルスルホニル基、
4−エトキシナフタレン−2−イルスルホニル基、4−
ペンチルオキシナフタレン−2−イルスルホニル基、
3,5−ジメトキシナフタレン−2−イルスルホニル
基、3−カルボキシナフタレン−2−イルスルホニル
基、4−カルボキシナフタレン−2−イルスルホニル
基、3−メトキシカルボニルナフタレン−2−イルスル
ホニル基、4−メトキシカルボニルナフタレン−2−イ
ルスルホニル基、3−エトキシカルボニルナフタレン−
2−イルスルホニル基、4−エトキシカルボニルナフタ
レン−2−イルスルホニル基、4−プロポキシナフタレ
ン−2−イルスルホニル基、4−ヘキシルオキシナフタ
レン−2−イルスルホニル基、9−ヘキシルフェナンス
レン−1−イルスルホニル基又は10−カルボキシアン
トラセン−9−イルスルホニル基のような、ハロゲン原
子、C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、カル
ボキシル基及び(C1−C6アルコキシ)カルボニル基か
らなる群より、同一又は異なって選択される一乃至三の
置換基を有する、前記C6−C14アリールスルホニル基
であり得、好適には、ハロゲン原子、C1−C4アルキル
基、C1−C4アルコキシ基、カルボキシル基及び(C1
−C4アルコキシ)カルボニル基からなる群より選択さ
れる一の置換基を有するベンゼンスルホニル基であり、
更に好適には、2−フルオロベンゼンスルホニル基、3
−フルオロベンゼンスルホニル基、4−フルオロベンゼ
ンスルホニル基、2−クロロベンゼンスルホニル基、3
−クロロベンゼンスルホニル基、4−クロロベンゼンス
ルホニル基、2−ブロモベンゼンスルホニル基、3−ブ
ロモベンゼンスルホニル基、4−ブロモベンゼンスルホ
ニル基、2−メチルベンゼンスルホニル基、3−メチル
ベンゼンスルホニル基、4−メチルベンゼンスルホニル
基、2−メトキシベンゼンスルホニル基、3−メトキシ
ベンゼンスルホニル基、4−メトキシベンゼンスルホニ
ル基、2−カルボキシベンゼンスルホニル基、3−カル
ボキシベンゼンスルホニル基、4−カルボキシベンゼン
スルホニル基、2−メトキシカルボニルベンゼンスルホ
ニル基、3−メトキシカルボニルベンゼンスルホニル基
又は4−メトキシカルボニルベンゼンスルホニル基であ
り、特に好適には、4−カルボキシベンゼンスルホニル
基又は4−メトキシカルボニルベンゼンスルホニル基で
ある。
【0034】上記に於て、R1の定義に於ける「(C1
6アルコキシ)カルボニルスルファモイル基」は、例
えば、メトキシカルボニルスルファモイル基、エトキシ
カルボニルスルファモイル基、プロポキシカルボニルス
ルファモイル基、イソプロポキシカルボニルスルファモ
イル基、ブトキシカルボニルスルファモイル基、イソブ
トキシカルボニルスルファモイル基、s−ブトキシカル
ボニルスルファモイル基、t−ブトキシカルボニルスル
ファモイル基、ペンチルオキシカルボニルスルファモイ
ル基、イソペンチルオキシカルボニルスルファモイル
基、2−メチルブトキシカルボニルスルファモイル基、
ネオペンチルオキシカルボニルスルファモイル基、1−
エチルプロポキシカルボニルスルファモイル基、ヘキシ
ルオキシカルボニルスルファモイル基、4−メチルペン
チルオキシカルボニルスルファモイル基、3−メチルペ
ンチルオキシカルボニルスルファモイル基、2−メチル
ペンチルオキシカルボニルスルファモイル基、1−メチ
ルペンチルオキシカルボニルスルファモイル基、3,3
−ジメチルブトキシカルボニルスルファモイル基、2,
2−ジメチルブトキシカルボニルスルファモイル基、
1,1−ジメチルブトキシカルボニルスルファモイル
基、1,2−ジメチルブトキシカルボニルスルファモイ
ル基、1,3−ジメチルブトキシカルボニルスルファモ
イル基、2,3−ジメチルブトキシカルボニルスルファ
モイル基又は2−エチルブトキシカルボニルスルファモ
イル基のような、前記(C1−C4アルコキシ)カルボニ
ル基にスルファモイル基が結合した基であり得、好適に
は(C1−C4アルコキシ)カルボニルスルファモイル基
であり、更に好適にはメトキシカルボニルスルファモイ
ル基又はエトキシカルボニルスルファモイル基であり、
特に好適にはエトキシカルボニルスルファモイル基であ
る。
【0035】上記に於て、R2の定義に於ける「C3−C
10シクロアルキル基」及び「置換されたC3−C10シク
ロアルキル基」の「C3−C10シクロアルキル基」部分
は、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、
ノルボルニル基又はアダマンチル基のような縮環してい
てもよい3乃至10員飽和環状炭化水素基であり得、好
適には、シクロペンチル基、シクロヘキシル基又はアダ
マンチル基であり、更に好適には、シクロペンチル基又
はシクロヘキシル基であり、特に好適にはシクロヘキシ
ル基である。
【0036】上記に於て、R2の「置換されたC3−C10
シクロアルキル基」の置換基の定義に於ける「ハロゲン
原子」は、前述したものと同意義を示し、好適には、弗
素原子又は塩素原子であり、特に好適には塩素原子であ
る。
【0037】上記に於て、R2の定義に於ける「置換さ
れたC3−C10シクロアルキル基(該置換基は、ハロゲ
ン原子又はアミノ基を示す。)」は、例えば、2−フル
オロシクロプロピル基、2−クロロシクロプロピル基、
2−ブロモシクロプロピル基、2−ヨードシクロプロピ
ル基、2−アミノシクロプロピル基、2−フルオロシク
ロブチル基、3−フルオロシクロブチル基、2−クロロ
シクロブチル基、3−クロロシクロブチル基、2−ブロ
モシクロブチル基、3−ブロモシクロブチル基、2−ヨ
ードシクロブチル基、3−ヨードシクロブチル基、2−
アミノシクロブチル基、3−アミノシクロブチル基、2
−フルオロシクロペンチル基、3−フルオロシクロペン
チル基、2−クロロシクロペンチル基、3−クロロシク
ロペンチル基、2−ブロモシクロペンチル基、3−ブロ
モシクロペンチル基、2−ヨードシクロペンチル基、3
−ヨードシクロペンチル基、2−アミノシクロペンチル
基、3−アミノシクロペンチル基、2−フルオロシクロ
ヘキシル基、3−フルオロシクロヘキシル基、4−フル
オロシクロヘキシル基、2−クロロシクロヘキシル基、
3−クロロシクロヘキシル基、4−クロロシクロヘキシ
ル基、2−ブロモシクロヘキシル基、3−ブロモシクロ
ヘキシル基、4−ブロモシクロヘキシル基、2−ヨード
シクロヘキシル基、3−ヨードシクロヘキシル基、4−
ヨードシクロヘキシル基、2−アミノシクロヘキシル
基、3−アミノシクロヘキシル基、4−アミノシクロヘ
キシル基、2−クロロシクロヘプチル基、3−クロロシ
クロヘプチル基、4−クロロシクロヘプチル基、2−ア
ミノシクロヘプチル基、3−アミノシクロヘプチル基、
4−アミノシクロヘプチル基、2−クロロノルボルナン
−1イル基又は2−アミノアダマンタン−1−イル基の
ような、ハロゲン原子及びアミノ基からなる群より選択
される一の置換基を有する、前記C3−C10シクロアル
キル基であり得、好適には、2−フルオロシクロペンチ
ル基、3−フルオロシクロペンチル基、2−クロロシク
ロペンチル基、3−クロロシクロペンチル基、2−ブロ
モシクロペンチル基、3−ブロモシクロペンチル基、2
−ヨードシクロペンチル基、3−ヨードシクロペンチル
基、2−アミノシクロペンチル基、3−アミノシクロペ
ンチル基、2−フルオロシクロヘキシル基、3−フルオ
ロシクロヘキシル基、4−フルオロシクロヘキシル基、
2−クロロシクロヘキシル基、3−クロロシクロヘキシ
ル基、4−クロロシクロヘキシル基、2−ブロモシクロ
ヘキシル基、3−ブロモシクロヘキシル基、4−ブロモ
シクロヘキシル基、2−ヨードシクロヘキシル基、3−
ヨードシクロヘキシル基、4−ヨードシクロヘキシル
基、2−アミノシクロヘキシル基、3−アミノシクロヘ
キシル基又は4−アミノシクロヘキシル基であり、更に
好適には、2−フルオロシクロペンチル基、3−フルオ
ロシクロペンチル基、2−クロロシクロペンチル基、3
−クロロシクロペンチル基、2−アミノシクロペンチル
基、3−アミノシクロペンチル基、2−フルオロシクロ
ヘキシル基、3−フルオロシクロヘキシル基、4−フル
オロシクロヘキシル基、2−クロロシクロヘキシル基、
3−クロロシクロヘキシル基、4−クロロシクロヘキシ
ル基、2−アミノシクロヘキシル基、3−アミノシクロ
ヘキシル基又は4−アミノシクロヘキシル基であり、更
に好適には、2−フルオロシクロヘキシル基、3−フル
オロシクロヘキシル基、4−フルオロシクロヘキシル
基、2−クロロシクロヘキシル基、3−クロロシクロヘ
キシル基、4−クロロシクロヘキシル基、2−アミノシ
クロヘキシル基、3−アミノシクロヘキシル基又は4−
アミノシクロヘキシル基であり、特に好適には、4−ク
ロロシクロヘキシル基又は4−アミノシクロヘキシル基
である。
【0038】上記に於て、R2の定義に於ける「C6−C
14アリール基」及び「置換されたC 6−C14アリール
基」の「C6−C14アリール基」部分は、例えば、フェ
ニル基、インデニル基、ナフタレニル基、フェナンスレ
ニル基又はアントラセニル基のような炭素数6乃至14
個の芳香族炭化水素基であり得、好適にはフェニル基又
はナフタレニル基であり、特に好適にはフェニル基であ
る。
【0039】上記に於て、R2の定義に於ける「置換さ
れたC6−C14アリール基(該置換基は、アミジノ基又
はグアニジノ基を示す。)」は、例えば、2−アミジノ
フェニル基、3−アミジノフェニル基、4−アミジノフ
ェニル基、2−グアニジノフェニル基、3−グアニジノ
フェニル基、4−グアニジノフェニル基、5−アミジノ
インデン−1−イル基、5−グアニジノインデン−1−
イル基、6−アミジノナフタレン−1−イル基、6−グ
アニジノナフタレン−1−イル基、6−アミジノナフタ
レン−2−イル基、6−グアニジノナフタレン−2−イ
ル基、6−アミジノフェナンスレン−2−イル基、6−
グアニジノフェナンスレン−2−イル基、9−アミジノ
アントラセン−10−イル基又は9−グアニジノアント
ラセン−10−イル基であり得、好適には、2−アミジ
ノフェニル基、3−アミジノフェニル基、4−アミジノ
フェニル基、2−グアニジノフェニル基、3−グアニジ
ノフェニル基又は4−グアニジノフェニル基であり、特
に好適には4−アミジノフェニル基である。
【0040】上記に於て、R2の「置換されたアミノ
基」の置換基の定義に於ける「C1−C 6アルキル基」
は、前述したものと同意義を示し、好適にはC1−C4
ルキル基であり、更に好適には、メチル基又はエチル基
であり、特に好適にはメチル基である。
【0041】上記に於て、R2の「置換されたアミノ
基」の置換基の定義に於ける「ヒドロキシC2−C6アル
キル基」は、例えば、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒ
ドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、2−
ヒドロキシイソプロピル基、2−ヒドロキシブチル基、
3−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基、2
−ヒドロキシイソブチル基、2−ヒドロキシ−s−ブチ
ル基、2−ヒドロキシ−t−ブチル基、2−ヒドロキシ
ペンチル基、3−ヒドロキシペンチル基、4−ヒドロキ
シペンチル基、5−ヒドロキシペンチル基、3−ヒドロ
キシ−2−メチルブチル基、2−ヒドロキシヘキシル
基、3−ヒドロキシヘキシル基、4−ヒドロキシヘキシ
ル基、5−ヒドロキシヘキシル基、6−ヒドロキシヘキ
シル基又は5−ヒドロキシ−4−メチルペンチル基のよ
うな、水酸基が炭素数2乃至6の直鎖又は分枝鎖のアル
キル基に結合した基であり得、好適には、2−ヒドロキ
シエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキ
シプロピル基、2−ヒドロキシイソプロピル基、2−ヒ
ドロキシブチル基、3−ヒドロキシブチル基、4−ヒド
ロキシブチル基、2−ヒドロキシイソブチル基、2−ヒ
ドロキシ−s−ブチル基又は2−ヒドロキシ−t−ブチ
ル基であり、更に好適には2−ヒドロキシエチル基であ
る。
【0042】上記に於て、R2の定義に於ける「置換さ
れたアミノ基(該置換基は、C1−C 6アルキル基、ヒド
ロキシC2−C6アルキル基及びアセトイミドイル基から
なる群より、同一又は異なって選択される、一又は二個
の置換基を示す。)」は、例えば、メチルアミノ基、エ
チルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ
基、ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、s−ブチル
アミノ基、t−ブチルアミノ基、ペンチルアミノ基、イ
ソペンチルアミノ基、2−メチルブチルアミノ基、ネオ
ペンチルアミノ基、1−エチルプロピルアミノ基、ヘキ
シルアミノ基、4−メチルペンチルアミノ基、3−メチ
ルペンチルアミノ基、2−メチルペンチルアミノ基、1
−メチルペンチルアミノ基、3,3−ジメチルブチルア
ミノ基、2,2−ジメチルブチルアミノ基、1,1−ジ
メチルブチルアミノ基、1,2−ジメチルブチルアミノ
基、1,3−ジメチルブチルアミノ基、2,3−ジメチ
ルブチルアミノ基、2−エチルブチルアミノ基、N,N
−ジメチルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ
基、2−ヒドロキシエチルアミノ基、2−ヒドロキシプ
ロピルアミノ基、3−ヒドロキシプロピルアミノ基、2
−ヒドロキシイソプロピルアミノ基、2−ヒドロキシブ
チルアミノ基、3−ヒドロキシブチルアミノ基、4−ヒ
ドロキシブチルアミノ基、2−ヒドロキシイソブチルア
ミノ基、2−ヒドロキシ−s−ブチルアミノ基、2−ヒ
ドロキシ−t−ブチルアミノ基、2−ヒドロキシペンチ
ルアミノ基、3−ヒドロキシペンチルアミノ基、4−ヒ
ドロキシペンチルアミノ基、5−ヒドロキシペンチルア
ミノ基、3−ヒドロキシ−2−メチルブチルアミノ基、
2−ヒドロキシヘキシルアミノ基、3−ヒドロキシヘキ
シルアミノ基、4−ヒドロキシヘキシルアミノ基、5−
ヒドロキシヘキシルアミノ基、6−ヒドロキシヘキシル
アミノ基、5−ヒドロキシ−4−メチルペンチルアミノ
基、N−アセトイミドイル−N−メチルアミノ基、N−
アセトイミドイル−N−エチルアミノ基、N−アセトイ
ミドイル−N−プロピルアミノ基、N−アセトイミドイ
ル−N−イソプロピルアミノ基、N−アセトイミドイル
−N−ブチルアミノ基、N−アセトイミドイル−N−イ
ソブチルアミノ基、N−アセトイミドイル−N−ペンチ
ルアミノ基、N−アセトイミドイル−N−イソペンチル
アミノ基、N−アセトイミドイル−N−ネオペンチルア
ミノ基又はN−アセトイミドイル−N−ヘキシルアミノ
基のような、C1−C6アルキル基、ヒドロキシC2−C6
アルキル基及びアセトイミドイル基からなる群より、同
一又は異なって選択される一又は二の置換基を有するア
ミノ基であり得、好適には、メチルアミノ基、エチルア
ミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ基、ブ
チルアミノ基、イソブチルアミノ基、s−ブチルアミノ
基、t−ブチルアミノ基、N,N−ジメチルアミノ基、
N−エチル−N−メチルアミノ基、2−ヒドロキシエチ
ルアミノ基、2−ヒドロキシプロピルアミノ基、3−ヒ
ドロキシプロピルアミノ基、2−ヒドロキシイソプロピ
ルアミノ基、2−ヒドロキシブチルアミノ基、3−ヒド
ロキシブチルアミノ基、4−ヒドロキシブチルアミノ
基、2−ヒドロキシイソブチルアミノ基、2−ヒドロキ
シ−s−ブチルアミノ基、2−ヒドロキシ−t−ブチル
アミノ基、N−アセトイミドイル−N−メチルアミノ
基、N−アセトイミドイル−N−エチルアミノ基、N−
アセトイミドイル−N−プロピルアミノ基、N−アセト
イミドイル−N−イソプロピルアミノ基又はN−アセト
イミドイル−N−ブチルアミノ基であり、更に好適に
は、メチルアミノ基、エチルアミノ基、N,N−ジメチ
ルアミノ基、2−ヒドロキシエチルアミノ基、N−アセ
トイミドイル−N−メチルアミノ基又はN−アセトイミ
ドイル−N−エチルアミノ基であり、特に好適には、メ
チルアミノ基、N,N−ジメチルアミノ基又はN−アセ
トイミドイル−N−メチルアミノ基である。
【0043】上記に於て、R2の定義に於ける「4員乃
至6員飽和環状アミノ基」及び「置換された4員乃至6
員飽和環状アミノ基」の「4員乃至6員飽和環状アミノ
基」部分は、例えば、アゼチジン−1−イル基、アゼチ
ジン−2−イル基、アゼチジン−3−イル基、ピロリジ
ン−1−イル基、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン
−3−イル基、イミダゾリジン−1−イル基、イミダゾ
リジン−2−イル基、イミダゾリジン−4−イル基、ピ
ラゾリジン−1−イル基、ピラゾリジン−3−イル基、
ピラゾリジン−4−イル基、ピペリジノ基、ピペリジン
−2−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−
4−イル基、ピペラジン−1−イル基、ピペラジン−2
−イル基、モルホリン−2−イル基、モルホリン−3−
イル基、モルホリノ基、チオモルホリン−2−イル基、
チオモルホリン−3−イル基又はチオモルホリン−4−
イル基のような、1又は2個の窒素原子を含み、更に、
酸素原子又は硫黄原子を含んでもよい、4員乃至6員の
飽和環状アミノ基であり得、好適には、アゼチジニル
基、ピロリジニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基又
はモルホリニル基であり、更に好適には、アゼチジン−
3−イル基、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン−3
−イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−3−
イル基、ピペリジン−4−イル基、ピペラジン−1−イ
ル基又はモルホリン−2−イル基であり、より更に好適
には、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン−3−イル
基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−3−イル基
又はピペリジン−4−イル基であり、特に好適には、ピ
ロリジン−3−イル基又はピペリジン−4−イル基であ
る。
【0044】上記に於て、R2の「置換された4員乃至
6員飽和環状アミノ基」の置換基の定義に於ける「C1
−C6アルカノイル基」は、前述したものと同意義を示
し、好適にはC1−C4アルカノイル基であり、更に好適
には、ホルミル基、アセチル基又はプロピオニル基であ
り、特に好適にはアセチル基である。
【0045】上記に於て、R2の「置換された4員乃至
6員飽和環状アミノ基」の置換基の定義に於ける「アミ
ノC1−C6アルカノイル基」は、例えば、カルバモイル
基、アミノアセチル基、2−アミノプロピオニル基、3
−アミノプロピオニル基、2−アミノブチリル基、3−
アミノブチリル基、4−アミノブチリル基、3−アミノ
イソブチリル基、3−アミノピバロイル基、5−アミノ
バレリル基、4−アミノイソバレリル基又は6−アミノ
ヘキサノイル基のような、上記C1−C6アルカノイル基
がアミノ基で置換された基であり得、好適には、アミノ
1−C4アルカノイル基であり、更に好適には、カルバ
モイル基、アミノアセチル基又は2−アミノプロピオニ
ル基であり、特に好適には、カルバモイル基又はアミノ
アセチル基である。
【0046】上記に於て、R2の「置換された4員乃至
6員飽和環状アミノ基」の置換基の定義に於ける「5員
乃至6員芳香族複素環基」は、例えば、1−ピロリル
基、2−ピロリル基、3−ピロリル基、2−フリル基、
3−フリル基、2−チエニル基、3−チエニル基、イミ
ダゾール−1−イル基、イミダゾール−2−イル基、イ
ミダゾール−4−イル基、ピラゾール−1−イル基、ピ
ラゾール−3−イル基、ピラゾール−4−イル基、オキ
サゾール−2−イル基、オキサゾール−4−イル基、オ
キサゾール−5−イル基、イソキサゾール−3−イル
基、イソキサゾール−4−イル基、イソキサゾール−5
−イル基、チアゾール−2−イル基、チアゾール−4−
イル基、チアゾール−5−イル基、イソチアゾール−3
−イル基、イソチアゾール−4−イル基、イソチアゾー
ル−5−イル基、フラザン−3−イル基、ピリジン−2
−イル基、ピリジン−3−イル基、ピリジン−4−イル
基、ピラジニル基、ピリミジン−2−イル基、ピリミジ
ン−4−イル基、ピリミジン−5−イル基、ピリダジン
−3−イル基又はピリダジン−4−イル基のような、窒
素原子、酸素原子及び硫黄原子からなる群より、同一又
は異なって選択される一乃至三個のヘテロ原子を含有す
る、5員乃至6員芳香族複素環基であり得、好適には、
ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾ
リル基、イソキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾ
リル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基又
はピリダジニル基であり、更に好適には、ピリジル基、
ピラジニル基、ピリミジニル基又はピリダジニル基であ
り、より更に好適には、ピリジル基であり、特に好適に
はピリジン−2−イル基である。
【0047】上記に於て、R2の定義に於ける「置換さ
れた4員乃至6員飽和環状アミノ基(該置換基は、アセ
トイミドイル基、C1−C6アルカノイル基、アミノC1
−C6アルカノイル基又は5員乃至6員芳香族環状アミ
ノ基を示す。)」は、例えば、1−アセトイミドイルア
ゼチジン−2−イル基、1−アセチルアゼチジン−2−
イル基、1−カルバモイルアゼチジン−2−イル基、1
−アミノアセチルアゼチジン−2−イル基、1−(2−
アミノプロピオニル)アゼチジン−2−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)アゼチジン−2−イル基、1−
アセトイミドイルアゼチジン−3−イル基、1−アセチ
ルアゼチジン−3−イル基、1−カルバモイルアゼチジ
ン−3−イル基、1−アミノアセチルアゼチジン−3−
イル基、1−(2−アミノプロピオニル)アゼチジン−
3−イル基、1−(ピリジン−2−イル)アゼチジン−
3−イル基、1−アセトイミドイルピロリジン−2−イ
ル基、1−アセチルピロリジン−2−イル基、1−カル
バモイルピロリジン−2−イル基、1−アミノアセチル
ピロリジン−2−イル基、1−(2−アミノプロピオニ
ル)ピロリジン−2−イル基、1−(ピリジン−2−イ
ル)ピロリジン−2−イル基、3−(ピリジン−2−イ
ル)ピロリジン−2−イル基、1−アセトイミドイルピ
ロリジン−3−イル基、1−アセチルピロリジン−3−
イル基、1−カルバモイルピロリジン−3−イル基、1
−アミノアセチルピロリジン−3−イル基、21−(2
−アミノプロピオニル)ピロリジン−3−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)ピロリジン−3−イル基、2−
(ピリジン−2−イル)ピロリジン−3−イル基、3−
アセトイミドイルイミダゾリジン−1−イル基、3−ア
セチルイミダゾリジン−1−イル基、2−カルバモイル
イミダゾリジン−1−イル基、3−カルバモイルイミダ
ゾリジン−1−イル基、4−カルバモイルイミダゾリジ
ン−1−イル基、3−アミノアセチルイミダゾリジン−
1−イル基、3−(2−アミノプロピオニル)イミダゾ
リジン−1−イル基、3−(ピリジン−2−イル)イミ
ダゾリジン−1−イル基、1−アセトイミドイルイミダ
ゾリジン−2−イル基、1−アセチルイミダゾリジン−
2−イル基、1−カルバモイルイミダゾリジン−2−イ
ル基、4−カルバモイルイミダゾリジン−2−イル基、
1−アミノアセチルイミダゾリジン−2−イル基、1−
(2−アミノプロピオニル)イミダゾリジン−2−イル
基、1−(ピリジン−2−イル)イミダゾリジン−2−
イル基、イミダゾリジン−4−イル基、1−アセトイミ
ドイルイミダゾリジン−4−イル基、3−アセトイミド
イルイミダゾリジン−4−イル基、1−アセチルイミダ
ゾリジン−4−イル基、1−アセチルイミダゾリジン−
5−イル基、1−カルバモイルイミダゾリジン−4−イ
ル基、2−カルバモイルイミダゾリジン−4−イル基、
1−カルバモイルイミダゾリジン−5−イル基、5−カ
ルバモイルイミダゾリジン−4−イル基、1−アミノア
セチルイミダゾリジン−4−イル基、3−アミノアセチ
ルイミダゾリジン−4−イル基、1−(2−アミノプロ
ピオニル)イミダゾリジン−4−イル基、3−(2−ア
ミノプロピオニル)イミダゾリジン−4−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)イミダゾリジン−4−イル基、
2−(ピリジン−2−イル)イミダゾリジン−4−イル
基、3−(ピリジン−2−イル)イミダゾリジン−4−
イル基、5−(ピリジン−2−イル)イミダゾリジン−
4−イル基、2−アセトイミドイルピラゾリジン−1−
イル基、2−アセチルピラゾリジン−1−イル基、2−
カルバモイルピラゾリジン−1−イル基、3−カルバモ
イルピラゾリジン−1−イル基、4−カルバモイルピラ
ゾリジン−1−イル基、2−アミノアセチルピラゾリジ
ン−1−イル基、2−(2−アミノプロピオニル)ピラ
ゾリジン−1−イル基、2−(ピリジン−2−イル)ピ
ラゾリジン−1−イル基、3−(ピリジン−2−イル)
ピラゾリジン−1−イル基、4−(ピリジン−2−イ
ル)ピラゾリジン−1−イル基、1−アセトイミドイル
ピラゾリジン−3−イル基、2−アセトイミドイルピラ
ゾリジン−3−イル基、1−アセチルピラゾリジン−3
−イル基、2−アセチルピラゾリジン−3−イル基、1
−カルバモイルピラゾリジン−3−イル基、2−カルバ
モイルピラゾリジン−3−イル基、4−カルバモイルピ
ラゾリジン−3−イル基、5−カルバモイルピラゾリジ
ン−3−イル基、1−アミノアセチルピラゾリジン−3
−イル基、2−アミノアセチルピラゾリジン−3−イル
基、1−(2−アミノプロピオニル)ピラゾリジン−3
−イル基、2−(2−アミノプロピオニル)ピラゾリジ
ン−3−イル基、1−(ピリジン−2−イル)ピラゾリ
ジン−3−イル基、2−(ピリジン−2−イル)ピラゾ
リジン−3−イル基、4−(ピリジン−2−イル)ピラ
ゾリジン−3−イル基、5−(ピリジン−2−イル)ピ
ラゾリジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピラゾ
リジン−4−イル基、1−アセチルピラゾリジン−4−
イル基、1−カルバモイルピラゾリジン−4−イル基、
3−カルバモイルピラゾリジン−4−イル基、1−アミ
ノアセチルピラゾリジン−4−イル基、1−(2−アミ
ノプロピオニル)ピラゾリジン−4−イル基、1−(ピ
リジン−2−イル)ピラゾリジン−4−イル基、3−
(ピリジン−2−イル)ピラゾリジン−4−イル基、2
−カルバモイルピペリジノ基、3−カルバモイルピペリ
ジノ基、4−カルバモイルピペリジノ基、2−(ピリジ
ン−2−イル)ピペリジノ基、3−(ピリジン−2−イ
ル)ピペリジノ基、4−(ピリジン−2−イル)ピペリ
ジノ基、1−アセトイミドイルピペリジン−2−イル
基、1−ホルミルピペリジン−2−イル基、1−アセチ
ルピペリジン−2−イル基、1−プロピオニルピペリジ
ン−2−イル基、1−カルバモイルピペリジン−2−イ
ル基、3−カルバモイルピペリジン−2−イル基、4−
カルバモイルピペリジン−2−イル基、5−カルバモイ
ルピペリジン−2−イル基、6−カルバモイルピペリジ
ン−2−イル基、1−アミノアセチルピペリジン−2−
イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピペリジン−
2−イル基、1−(3−アミノプロピオニル)ピペリジ
ン−2−イル基、1−(ピリジン−2−イル)ピペリジ
ン−2−イル基、3−(ピリジン−2−イル)ピペリジ
ン−2−イル基、4−(ピリジン−2−イル)ピペリジ
ン−2−イル基、5−(ピリジン−2−イル)ピペリジ
ン−2−イル基、6−(ピリジン−2−イル)ピペリジ
ン−2−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン−3
−イル基、1−ホルミルピペリジン−3−イル基、1−
アセチルピペリジン−3−イル基、1−プロピオニルピ
ペリジン−3−イル基、1−カルバモイルピペリジン−
3−イル基、2−カルバモイルピペリジン−3−イル
基、4−カルバモイルピペリジン−3−イル基、5−カ
ルバモイルピペリジン−3−イル基、6−カルバモイル
ピペリジン−3−イル基、1−アミノアセチルピペリジ
ン−3−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピペ
リジン−3−イル基、1−(3−アミノプロピオニル)
ピペリジン−3−イル基、1−(ピリジン−2−イル)
ピペリジン−3−イル基、2−(ピリジン−2−イル)
ピペリジン−3−イル基、4−(ピリジン−2−イル)
ピペリジン−3−イル基、5−(ピリジン−2−イル)
ピペリジン−3−イル基、6−(ピリジン−2−イル)
ピペリジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリ
ジン−4−イル基、1−ホルミルピペリジン−4−イル
基、1−アセチルピペリジン−4−イル基、1−プロピ
オニルピペリジン−4−イル基、1−バレリルピペリジ
ン−4−イル基、1−ヘキサノイルピペリジン−4−イ
ル基、1−カルバモイルピペリジン−4−イル基、2−
カルバモイルピペリジン−4−イル基、3−カルバモイ
ルピペリジン−4−イル基、1−アミノアセチルピペリ
ジン−4−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピ
ペリジン−4−イル基、1−(3−アミノプロピオニ
ル)ピペリジン−4−イル基、1−(6−アミノヘキサ
ノイル)ピペリジン−4−イル基、2−(1−ピロリ
ル)ピペリジン−4−イル基、3−(2−フリル)ピペ
リジン−4−イル基、2−(2−チエニル)ピペリジン
−4−イル基、3−(イミダゾール−2−イル)ピペリ
ジン−4−イル基、3−(ピラゾール−4−イル)ピペ
リジン−4−イル基、2−(オキサゾール−2−イル)
ピペリジン−4−イル基、3−(イソキサゾール−3−
イル)ピペリジン−4−イル基、2−(チアゾール−2
−イル)ピペリジン−4−イル基、3−(イソチアゾー
ル−3−イル)ピペリジン−4−イル基、3−(ピラゾ
ール−4−イル)ピペリジン−4−イル基、1−(ピリ
ジン−2−イル)ピペリジン−4−イル基、2−(ピリ
ジン−2−イル)ピペリジン−4−イル基、3−(ピリ
ジン−2−イル)ピペリジン−4−イル基、1−(ピリ
ジン−3−イル)ピペリジン−4−イル基、2−(ピリ
ジン−3−イル)ピペリジン−4−イル基、3−(ピリ
ジン−3−イル)ピペリジン−4−イル基、1−(ピリ
ジン−4−イル)ピペリジン−4−イル基、2−(ピリ
ジン−4−イル)ピペリジン−4−イル基、3−(ピリ
ジン−4−イル)ピペリジン−4−イル基、2−(ピラ
ジニル)ピペリジン−4−イル基、3−(ピリミジン−
2−イル)ピペリジン−4−イル基、3−(ピリダジン
−3−イル)ピペリジン−4−イル基、4−アセトイミ
ドイルピペラジン−1−イル基、4−アセチルピペラジ
ン−1−イル基、2−カルバモイルピペラジン−1−イ
ル基、3−カルバモイルピペラジン−1−イル基、4−
カルバモイルピペラジン−1−イル基、4−アミノアセ
チルピペラジン−1−イル基、4−(2−アミノプロピ
オニル)ピペラジン−1−イル基、2−(ピリジン−2
−イル)ピペラジン−1−イル基、3−(ピリジン−2
−イル)ピペラジン−1−イル基、4−(ピリジン−2
−イル)ピペラジン−1−イル基、1−アセトイミドイ
ルピペラジン−2−イル基、4−アセトイミドイルピペ
ラジン−2−イル基、1−アセチルピペラジン−2−イ
ル基、4−アセチルピペラジン−2−イル基、1−カル
バモイルピペラジン−2−イル基、3−カルバモイルピ
ペラジン−2−イル基、4−カルバモイルピペラジン−
2−イル基、5−カルバモイルピペラジン−2−イル
基、6−カルバモイルピペラジン−2−イル基、1−ア
ミノアセチルピペラジン−2−イル基、4−アミノアセ
チルピペラジン−2−イル基、1−(2−アミノプロピ
オニル)ピペラジン−2−イル基、4−(2−アミノプ
ロピオニル)ピペラジン−2−イル基、1−(ピリジン
−2−イル)ピペラジン−2−イル基、3−(ピリジン
−2−イル)ピペラジン−2−イル基、4−(ピリジン
−2−イル)ピペラジン−2−イル基、5−(ピリジン
−2−イル)ピペラジン−2−イル基、6−(ピリジン
−2−イル)ピペラジン−2−イル基、4−アセトイミ
ドイルモルホリン−2−イル基、4−アセチルモルホリ
ン−2−イル基、3−カルバモイルモルホリン−2−イ
ル基、4−カルバモイルモルホリン−2−イル基、5−
カルバモイルモルホリン−2−イル基、6−カルバモイ
ルモルホリン−2−イル基、4−アミノアセチルモルホ
リン−2−イル基、4−(2−アミノプロピオニル)モ
ルホリン−2−イル基、3−(ピリジン−2−イル)モ
ルホリン−2−イル基、4−(ピリジン−2−イル)モ
ルホリン−2−イル基、5−(ピリジン−2−イル)モ
ルホリン−2−イル基、6−(ピリジン−2−イル)モ
ルホリン−2−イル基、4−アセトイミドイルモルホリ
ン−3−イル基、4−アセチルモルホリン−3−イル
基、2−カルバモイルモルホリン−3−イル基、4−カ
ルバモイルモルホリン−3−イル基、5−カルバモイル
モルホリン−3−イル基、6−カルバモイルモルホリン
−3−イル基、4−アミノアセチルモルホリン−3−イ
ル基、4−(2−アミノプロピオニル)モルホリン−3
−イル基、2−(ピリジン−2−イル)モルホリン−3
−イル基、4−(ピリジン−2−イル)モルホリン−3
−イル基、5−(ピリジン−2−イル)モルホリン−3
−イル基、6−(ピリジン−2−イル)モルホリン−3
−イル基、2−カルバモイルモルホリノ基、3−カルバ
モイルモルホリノ基、2−(ピリジン−2−イル)モル
ホリノ基、3−(ピリジン−2−イル)モルホリノ基、
4−アセトイミドイルチオモルホリン−2−イル基、3
−アセチルチオモルホリン−2−イル基、4−アセチル
チオモルホリン−2−イル基、3−カルバモイルチオモ
ルホリン−2−イル基、4−カルバモイルチオモルホリ
ン−2−イル基、5−カルバモイルチオモルホリン−2
−イル基、6−カルバモイルチオモルホリン−2−イル
基、4−アミノアセチルチオモルホリン−2−イル基、
3−(2−アミノプロピオニル)チオモルホリン−2−
イル基、4−(2−アミノプロピオニル)チオモルホリ
ン−2−イル基、3−(ピリジン−2−イル)チオモル
ホリン−2−イル基、4−(ピリジン−2−イル)チオ
モルホリン−2−イル基、5−(ピリジン−2−イル)
チオモルホリン−2−イル基、6−(ピリジン−2−イ
ル)チオモルホリン−2−イル基、4−アセトイミドイ
ルチオモルホリン−3−イル基、4−アセチルチオモル
ホリン−3−イル基、2−カルバモイルチオモルホリン
−3−イル基、4−カルバモイルチオモルホリン−3−
イル基、5−カルバモイルチオモルホリン−3−イル
基、6−カルバモイルチオモルホリン−3−イル基、4
−アミノアセチルチオモルホリン−3−イル基、4−
(2−アミノプロピオニル)チオモルホリン−3−イル
基、2−(ピリジン−2−イル)チオモルホリン−3−
イル基、4−(ピリジン−2−イル)チオモルホリン−
3−イル基、5−(ピリジン−2−イル)チオモルホリ
ン−3−イル基、6−(ピリジン−2−イル)チオモル
ホリン−3−イル基、2−カルバモイルチオモルホリン
−4−イル基、3−カルバモイルチオモルホリン−4−
イル基、2−(ピリジン−2−イル)チオモルホリン−
4−イル基又は3−(ピリジン−2−イル)チオモルホ
リン−4−イル基、のような、アセトイミドイル基、C
1−C6アルカノイル基、アミノC1−C6アルカノイル基
及び5員乃至6員芳香族環状アミノ基からなる群より、
同一又は異なって選択される一の置換基を有する前記4
員乃至6員飽和環状アミノ基であり得、好適には、アセ
トイミドイル基、C1−C4アルカノイル基、アミノC1
−C4アルカノイル基、ピロリル基、イミダゾリル基、
ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソキサゾリル基、チ
アゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジル基、ピラジニ
ル基、ピリミジニル基及びピリダジニル基からなる群よ
り選択される一の置換基を有する、アゼチジニル基、ピ
ロリジニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基又はモル
ホリニル基であり、更に好適には、アセトイミドイル
基、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、カルバ
モイル基、アミノアセチル基、2−アミノプロピオニル
基及びピリジル基からなる群より選択される一の置換基
を有する、アゼチジン−3−イル基、ピロリジン−2−
イル基、ピロリジン−3−イル基、ピペリジン−2−イ
ル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル
基、ピペラジン−1−イル基又はモルホリン−2−イル
基であり、より更に好適には、1−アセトイミドイルア
ゼチジン−3−イル基、1−ホルミルアゼチジン−3−
イル基、1−アセチルアゼチジン−3−イル基、1−プ
ロピオニルアゼチジン−3−イル基、1−カルバモイル
アゼチジン−3−イル基、1−アミノアセチルアゼチジ
ン−3−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)アゼ
チジン−3−イル基、1−(ピリジン−2−イル)アゼ
チジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピロリジン
−2−イル基、1−ホルミルピロリジン−2−イル基、
1−アセチルピロリジン−2−イル基、1−プロピオニ
ルピロリジン−2−イル基、1−カルバモイルピロリジ
ン−2−イル基、1−アミノアセチルピロリジン−2−
イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピロリジン−
2−イル基、1−(ピリジン−2−イル)ピロリジン−
2−イル基、1−アセトイミドイルピロリジン−3−イ
ル基、1−ホルミルピロリジン−3−イル基、1−アセ
チルピロリジン−3−イル基、1−プロピオニルピロリ
ジン−3−イル基、1−カルバモイルピロリジン−3−
イル基、1−アミノアセチルピロリジン−3−イル基、
1−(2−アミノプロピオニル)ピロリジン−3−イル
基、1−(ピリジン−2−イル)ピロリジン−3−イル
基、1−アセトイミドイルピペリジン−2−イル基、1
−ホルミルピペリジン−2−イル基、1−アセチルピペ
リジン−2−イル基、1−プロピオニルピペリジン−2
−イル基、1−カルバモイルピペリジン−2−イル基、
1−アミノアセチルピペリジン−2−イル基、1−(2
−アミノプロピオニル)ピペリジン−2−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)ピペリジン−2−イル基、1−
アセトイミドイルピペリジン−3−イル基、1−ホルミ
ルピペリジン−3−イル基、1−アセチルピペリジン−
3−イル基、1−プロピオニルピペリジン−3−イル
基、1−カルバモイルピペリジン−3−イル基、1−ア
ミノアセチルピペリジン−3−イル基、1−(2−アミ
ノプロピオニル)ピペリジン−3−イル基、1−(ピリ
ジン−2−イル)ピペリジン−3−イル基、1−アセト
イミドイルピペリジン−4−イル基、1−ホルミルピペ
リジン−4−イル基、1−アセチルピペリジン−4−イ
ル基、1−プロピオニルピペリジン−4−イル基、1−
カルバモイルピペリジン−4−イル基、1−アミノアセ
チルピペリジン−4−イル基、1−(2−アミノプロピ
オニル)ピペリジン−4−イル基、1−(ピリジン−2
−イル)ピペリジン−4−イル基、4−アセトイミドイ
ルピペラジン−1−イル基、4−ホルミルピペラジン−
1−イル基、4−アセチルピペラジン−1−イル基、4
−プロピオニルピペラジン−1−イル基、4−カルバモ
イルピペラジン−1−イル基、4−アミノアセチルピペ
ラジン−1−イル基、4−(2−アミノプロピオニル)
ピペラジン−1−イル基、4−(ピリジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル基、4−アセトイミドイルモルホ
リン−2−イル基、4−ホルミルモルホリン−2−イル
基、4−アセチルモルホリン−2−イル基、4−プロピ
オニルモルホリン−2−イル基、4−カルバモイルモル
ホリン−2−イル基、4−アミノアセチルモルホリン−
2−イル基、4−(2−アミノプロピオニル)モルホリ
ン−2−イル基又は4−(ピリジン−2−イル)モルホ
リン−2−イル基であり、更により更に好適には、1−
アセトイミドイルアゼチジン−3−イル基、1−アセト
イミドイルピロリジン−2−イル基、1−アセトイミド
イルピロリジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピ
ペリジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリジ
ン−4−イル基、1−アセチルピペリジン−4−イル
基、1−カルバモイルピペリジン−4−イル基、1−ア
ミノアセチルピペリジン−4−イル基、1−(2−アミ
ノプロピオニル)ピペリジン−4−イル基、1−(ピリ
ジン−2−イル)ピペリジン−4−イル基、4−アセト
イミドイルピペラジン−1−イル基又は4−アセトイミ
ドイルモルホリン−2−イル基であり、特に好適には、
1−アセトイミドイルピロリジン−2−イル基、1−ア
セトイミドイルピロリジン−3−イル基、1−アセトイ
ミドイルピペリジン−3−イル基、1−アセトイミドイ
ルピペリジン−4−イル基又は1−カルバモイルピペリ
ジン−4−イル基であり、最も好適には、1−アセトイ
ミドイルピロリジン−3−イル基又は1−アセトイミド
イルピペリジン−4−イル基である。
【0048】上記に於て、R3及びR4の定義に於ける
「ハロゲン原子」は、前述したものと同意義を示し、好
適には、弗素原子又は塩素原子であり、特に好適には、
塩素原子である。
【0049】上記に於て、R3及びR4の定義に於ける
「C1−C6アルキル基」は、前述したものと同意義を示
し、好適にはC1−C4アルキル基であり、更に好適には
メチル基又はエチル基であり、特に好適にはメチル基で
ある。
【0050】上記に於て、R3及びR4の定義に於ける
「C1−C6アルコキシ基」は、前述したものと同意義を
示し、好適にはC1−C4アルコキシ基であり、更に好適
にはメトキシ基である。
【0051】上記に於て、R3及びR4の定義に於ける
「C1−C6アルカノイルオキシ基」は、例えば、ホルミ
ルオキシ基、アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブ
チリルオキシ基、イソブチリルオキシ基、ピバロイルオ
キシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキシ基又は
ヘキサノイルオキシ基のような、前述のC1−C6アルカ
ノイル基に酸素原子が結合した基であり得、好適にはホ
ルミルオキシ基又はアセトキシ基であり、特に好適には
アセトキシ基である。
【0052】上記に於て、Aの定義に於ける「C1−C4
アルキレン基」は、例えば、メチレン基、メチルメチレ
ン基、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、テ
トラメチレン基、1−メチルトリメチレン基、2−メチ
ルトリメチレン基又は3−メチルトリメチレン基のよう
な、炭素数1乃至4個の直鎖又は分枝鎖アルキレン基で
あり得、好適には、メチレン基、エチレン基又はトリメ
チレン基であり、特に好適にはメチレン基である。
【0053】
【化3】
【0054】本発明の一般式(I)を有する化合物に於
て、好適な化合物としては、一般式(Ia)を有する化
合物(式中、R1、R2、R3、R4、A及びnは、前記と
同意義を示す。)を挙げることができる。
【0055】本発明の一般式(I)を有する化合物は、
常法に従って酸と処理することにより、それぞれ相当す
る薬理上許容される塩にすることができる。例えば、化
合物(I)を溶媒中(例えばエーテル類、エステル類又
はアルコール類であり得、好適にはエーテル類又はアル
コール類)、相当する酸と室温で5分乃至30分間処理
し、析出した結晶を濾取するか又は減圧下で溶媒を留去
することにより得ることができる。そのような塩として
は、炭酸塩;弗化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、沃
化水素酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩又は燐酸塩等
の鉱酸塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンス
ルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩又はp−トルエンスルホン酸塩のようなスルホン酸
塩;酢酸塩、プロピオン酸塩、酪酸塩、フマール酸塩、
コハク酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩又はマレイ
ン酸塩又は安息香酸塩等のカルボン酸塩;又はグルタミ
ン酸塩若しくはアスパラギン酸塩のようなアミノ酸塩を
挙げることができる。
【0056】本発明の一般式(I)を有する化合物は、
1がカルボキシル基を含む場合等、常法に従って塩基
と処理することにより、それぞれ相当する薬理上許容さ
れる塩にすることができる。例えば、化合物(I)を溶
媒中(例えばエーテル類、エステル類又はアルコール類
であり得、好適にはアルコール類)、相当する塩基と室
温で5分乃至30分間処理し、析出した結晶を濾取する
か又は減圧下で溶媒を留去することにより得ることがで
きる。そのような塩としては、例えば、ナトリウム塩、
カリウム塩、リチウム塩のようなアルカリ金属塩、カル
シウム塩、マグネシウム塩のようなアルカリ土類金属
塩、アルミニウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅塩、ニッケル
塩、コバルト塩等の金属塩;アンモニウム塩のような無
機塩、t−オクチルアミン塩、ジベンジルアミン塩、モ
ルホリン塩、グルコサミン塩、フェニルグリシンアルキ
ルエステル塩、エチレンジアミン塩、N−メチルグルカ
ミン塩、グアニジン塩、ジエチルアミン塩、トリエチル
アミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N’−ジベ
ンジルエチレンジアミン塩、クロロプロカイン塩、プロ
カイン塩、ジエタノールアミン塩、N−ベンジルフェネ
チルアミン塩、ピペラジン塩、テトラメチルアンモニウ
ム塩、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩のよ
うな有機塩等のアミン塩であり得、好適にはアルカリ金
属塩(特にナトリウム塩又はカリウム塩)である。
【0057】本発明の一般式(I)を有する化合物又は
その薬理上許容される塩は、シス体若しくはトランス体
である幾何異性体が存在する場合があり、また、分子内
に不斉炭素原子を有する場合、R配位、S配位である立
体異性体が存在する場合があるが、その各々、或はそれ
らの任意の割合の化合物のいずれも本発明に包含され
る。そのような立体異性体は、例えば、光学分割された
原料化合物を用いて化合物(I)を合成するか又は合成
した化合物(I)を所望により通常の光学分割又は分離
法を用いて光学分割することができる。
【0058】本発明の一般式(I)を有する化合物又は
その薬理上許容される塩は、大気中に放置したり、又は
再結晶することにより、水分を吸収し、吸着水がついた
り、水和物になる場合が有り、そのような水を含む化合
物塩も本発明に包含される。
【0059】本発明の一般式(I)を有する化合物に於
て、好適な化合物としては、例えば、 (1) R1が、メチル基又はエチル基;フルオロメチ
ル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2
−フルオロエチル基、2,2−ジフルオロエチル基、
2,2,2−トリフルオロエチル基、メトキシメチル
基、メトキシエチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒド
ロキシエチル基、カルボキシメチル基又は2−カルボキ
シエチル基;C1−C4アルカノイル基;水酸基、フェニ
ル基、ナフタレン−1−イル基、ナフタレン−2−イル
基、フェニルチオ基、ナフタレン−1−イルチオ基、ナ
フタレン−2−イルチオ基、テトラゾリルチオ基、1−
メチルテトラゾール−5−イルチオ基、カルボキシメチ
ルチオ基、メトキシカルボニルメチルチオ基、エトキシ
カルボニルメチルチオ基、カルボキシル基、メトキシカ
ルボニル基及びエトキシカルボニル基からなる群より選
択される一の置換基を有する、アセチル基、プロピオニ
ル基、ブチリル基若しくはバレリル基、又は、2−ヒド
ロキシ−2−フェニルアセチル基、2−ヒドロキシ−3
−フェニルプロピオニル基、3−ヒドロキシ−2−フェ
ニルプロピオニル基、3−ヒドロキシ−3−フェニルプ
ロピオニル基又は4−ヒドロキシ−4−フェニルブチリ
ル基;メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロ
パンスルホニル基、ブタンスルホニル基、ペンタンスル
ホニル基又はヘキサンスルホニル基;弗素原子、カルボ
キシル基及び(C1−C4アルコキシ)カルボニル基から
なる群より選択される一の置換基を有する、メタンスル
ホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル
基、ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル基又はヘ
キサンスルホニル基;ベンゼンスルホニル基、ナフタレ
ン−1−イルスルホニル基又はナフタレン−2−イルス
ルホニル基;ハロゲン原子、C1−C4アルキル基、C1
−C4アルコキシ基、カルボキシル基及び(C1−C4
ルコキシ)カルボニル基からなる群より選択される一の
置換基を有するベンゼンスルホニル基;スルファモイル
基;或いは、(C1−C4アルコキシ)カルボニルスルフ
ァモイル基である化合物、
【0060】(2) R1が、メチル基又はエチル基;
トリフルオロメチル基、メトキシメチル基、ヒドロキシ
メチル基又はカルボキシメチル基;ホルミル基又はアセ
チル基;ヒドロキシアセチル基、フェニルアセチル基、
フェニルチオアセチル基、(1−メチルテトラゾール−
5−イルチオ)アセチル基、カルボキシアセチル基、3
−カルボキシプロピオニル基、4−カルボキシブチリル
基、5−カルボキシバレリル基、エトキシカルボニルア
セチル基、3−エトキシカルボニルプロピオニル基、4
−エトキシカルボニルブチリル基、5−エトキシカルボ
ニルバレリル基、2−ヒドロキシ−2−フェニルアセチ
ル基、3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオニル基又
は4−ヒドロキシ−4−フェニルブチリル基;メタンス
ルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル
基、ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル基又はヘ
キサンスルホニル基;弗素原子、水酸基、カルボキシル
基及び(C1−C4アルコキシ)カルボニル基からなる群
より選択される一の置換基を有する、メタンスルホニル
基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基、ブタ
ンスルホニル基、ペンタンスルホニル基又はヘキサンス
ルホニル基;ベンゼンスルホニル基;2−フルオロベン
ゼンスルホニル基、3−フルオロベンゼンスルホニル
基、4−フルオロベンゼンスルホニル基、2−クロロベ
ンゼンスルホニル基、3−クロロベンゼンスルホニル
基、4−クロロベンゼンスルホニル基、2−ブロモベン
ゼンスルホニル基、3−ブロモベンゼンスルホニル基、
4−ブロモベンゼンスルホニル基、2−メチルベンゼン
スルホニル基、3−メチルベンゼンスルホニル基、4−
メチルベンゼンスルホニル基、2−メトキシベンゼンス
ルホニル基、3−メトキシベンゼンスルホニル基、4−
メトキシベンゼンスルホニル基、2−カルボキシベンゼ
ンスルホニル基、3−カルボキシベンゼンスルホニル
基、4−カルボキシベンゼンスルホニル基、2−メトキ
シカルボニルベンゼンスルホニル基、3−メトキシカル
ボニルベンゼンスルホニル基又は4−メトキシカルボニ
ルベンゼンスルホニル基;スルファモイル基;或いは、
メトキシカルボニルスルファモイル基又はエトキシカル
ボニルスルファモイル基である化合物、
【0061】(3) R1が、ホルミル基、アセチル
基、ヒドロキシアセチル基、フェニルチオアセチル基、
カルボキシアセチル基、3−カルボキシプロピオニル
基、4−カルボキシブチリル基、5−カルボキシバレリ
ル基、エトキシカルボニルアセチル基、3−エトキシカ
ルボニルプロピオニル基、2−ヒドロキシ−2−フェニ
ルアセチル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニル
基、ブタンスルホニル基、ヒドロキシメタンスルホニル
基、2−ヒドロキシエタンスルホニル基、カルボキシメ
タンスルホニル基、2−カルボキシエタンスルホニル
基、3−カルボキシプロパンスルホニル基、4−カルボ
キシブタンスルホニル基、5−カルボキシペンタンスル
ホニル基、メトキシカルボニルメタンスルホニル基、2
−メトキシカルボニルエタンスルホニル基、3−メトキ
シカルボニルプロパンスルホニル基、4−メトキシカル
ボニルブタンスルホニル基、5−メトキシカルボニルペ
ンタンスルホニル基、エトキシカルボニルメタンスルホ
ニル基、2−エトキシカルボニルエタンスルホニル基、
3−エトキシカルボニルプロパンスルホニル基、4−エ
トキシカルボニルブタンスルホニル基、5−エトキシカ
ルボニルペンタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル
基、4−カルボキシベンゼンスルホニル基又は4−メト
キシカルボニルベンゼンスルホニル基である化合物、
【0062】(4) R1が、アセチル基、ヒドロキシ
アセチル基、フェニルチオアセチル基、カルボキシアセ
チル基、3−カルボキシプロピオニル基、エトキシカル
ボニルアセチル基、3−エトキシカルボニルプロピオニ
ル基、2−ヒドロキシ−2−フェニルアセチル基、メタ
ンスルホニル基、エタンスルホニル基、ブタンスルホニ
ル基、2−ヒドロキシエタンスルホニル基、カルボキシ
メタンスルホニル基、3−カルボキシプロパンスルホニ
ル基、5−カルボキシペンタンスルホニル基、エトキシ
カルボニルメタンスルホニル基、3−エトキシカルボニ
ルプロパンスルホニル基、5−エトキシカルボニルペン
タンスルホニル基又は4−メトキシカルボニルベンゼン
スルホニル基である化合物、
【0063】(5) R1が、アセチル基、ヒドロキシ
アセチル基、カルボキシアセチル基、エトキシカルボニ
ルアセチル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニル
基、ブタンスルホニル基、カルボキシメタンスルホニル
基又はエトキシカルボニルメタンスルホニル基である化
合物、
【0064】(6) R2が、シクロペンチル基又はシ
クロヘキシル基;2−フルオロシクロヘキシル基、3−
フルオロシクロヘキシル基、4−フルオロシクロヘキシ
ル基、2−クロロシクロヘキシル基、3−クロロシクロ
ヘキシル基、4−クロロシクロヘキシル基、2−アミノ
シクロヘキシル基、3−アミノシクロヘキシル基又は4
−アミノシクロヘキシル基;フェニル基又はナフタレニ
ル基;2−アミジノフェニル基、3−アミジノフェニル
基、4−アミジノフェニル基、2−グアニジノフェニル
基、3−グアニジノフェニル基又は4−グアニジノフェ
ニル基;アミノ基;メチルアミノ基、エチルアミノ基、
N,N−ジメチルアミノ基、2−ヒドロキシエチルアミ
ノ基、N−アセトイミドイル−N−メチルアミノ基又は
N−アセトイミドイル−N−エチルアミノ基;アゼチジ
ニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、ピペラジニル
基又はモルホリニル基;或いは、アセトイミドイル基、
1−C4アルカノイル基、アミノC1−C4アルカノイル
基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキ
サゾリル基、イソキサゾリル基、チアゾリル基、イソチ
アゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル
基及びピリダジニル基からなる群より選択される一の置
換基を有する、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペ
リジル基、ピペラジニル基又はモルホリニル基である化
合物、
【0065】(7) R2が、シクロヘキシル基;4−
クロロシクロヘキシル基又は4−アミノシクロヘキシル
基;フェニル基;4−アミジノフェニル基;アミノ基;
メチルアミノ基、N,N−ジメチルアミノ基又はN−ア
セトイミドイル−N−メチルアミノ基;アゼチジン−3
−イル基、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン−3−
イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−3−イ
ル基、ピペリジン−4−イル基、ピペラジン−1−イル
基又はモルホリン−2−イル基;或いは、アセトイミド
イル基、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、カ
ルバモイル基、アミノアセチル基、2−アミノプロピオ
ニル基及びピリジル基からなる群より選択される一の置
換基を有する、アゼチジン−3−イル基、ピロリジン−
2−イル基、ピロリジン−3−イル基、ピペリジン−2
−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−
イル基、ピペラジン−1−イル基又はモルホリン−2−
イル基である化合物、
【0066】(8) R2が、アゼチジン−3−イル
基、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン−3−イル
基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−3−イル
基、ピペリジン−4−イル基、ピペラジン−1−イル
基、モルホリン−2−イル基、1−アセトイミドイルア
ゼチジン−3−イル基、1−ホルミルアゼチジン−3−
イル基、1−アセチルアゼチジン−3−イル基、1−プ
ロピオニルアゼチジン−3−イル基、1−カルバモイル
アゼチジン−3−イル基、1−アミノアセチルアゼチジ
ン−3−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)アゼ
チジン−3−イル基、1−(ピリジン−2−イル)アゼ
チジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピロリジン
−2−イル基、1−ホルミルピロリジン−2−イル基、
1−アセチルピロリジン−2−イル基、1−プロピオニ
ルピロリジン−2−イル基、1−カルバモイルピロリジ
ン−2−イル基、1−アミノアセチルピロリジン−2−
イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピロリジン−
2−イル基、1−(ピリジン−2−イル)ピロリジン−
2−イル基、1−アセトイミドイルピロリジン−3−イ
ル基、1−ホルミルピロリジン−3−イル基、1−アセ
チルピロリジン−3−イル基、1−プロピオニルピロリ
ジン−3−イル基、1−カルバモイルピロリジン−3−
イル基、1−アミノアセチルピロリジン−3−イル基、
1−(2−アミノプロピオニル)ピロリジン−3−イル
基、1−(ピリジン−2−イル)ピロリジン−3−イル
基、1−アセトイミドイルピペリジン−2−イル基、1
−ホルミルピペリジン−2−イル基、1−アセチルピペ
リジン−2−イル基、1−プロピオニルピペリジン−2
−イル基、1−カルバモイルピペリジン−2−イル基、
1−アミノアセチルピペリジン−2−イル基、1−(2
−アミノプロピオニル)ピペリジン−2−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)ピペリジン−2−イル基、1−
アセトイミドイルピペリジン−3−イル基、1−ホルミ
ルピペリジン−3−イル基、1−アセチルピペリジン−
3−イル基、1−プロピオニルピペリジン−3−イル
基、1−カルバモイルピペリジン−3−イル基、1−ア
ミノアセチルピペリジン−3−イル基、1−(2−アミ
ノプロピオニル)ピペリジン−3−イル基、1−(ピリ
ジン−2−イル)ピペリジン−3−イル基、1−アセト
イミドイルピペリジン−4−イル基、1−ホルミルピペ
リジン−4−イル基、1−アセチルピペリジン−4−イ
ル基、1−プロピオニルピペリジン−4−イル基、1−
カルバモイルピペリジン−4−イル基、1−アミノアセ
チルピペリジン−4−イル基、1−(2−アミノプロピ
オニル)ピペリジン−4−イル基、1−(ピリジン−2
−イル)ピペリジン−4−イル基、4−アセトイミドイ
ルピペラジン−1−イル基、4−ホルミルピペラジン−
1−イル基、4−アセチルピペラジン−1−イル基、4
−プロピオニルピペラジン−1−イル基、4−カルバモ
イルピペラジン−1−イル基、4−アミノアセチルピペ
ラジン−1−イル基、4−(2−アミノプロピオニル)
ピペラジン−1−イル基、4−(ピリジン−2−イル)
ピペラジン−1−イル基、4−アセトイミドイルモルホ
リン−2−イル基、4−ホルミルモルホリン−2−イル
基、4−アセチルモルホリン−2−イル基、4−プロピ
オニルモルホリン−2−イル基、4−カルバモイルモル
ホリン−2−イル基、4−アミノアセチルモルホリン−
2−イル基、4−(2−アミノプロピオニル)モルホリ
ン−2−イル基又は4−(ピリジン−2−イル)モルホ
リン−2−イル基である化合物、
【0067】(9) R2が、ピロリジン−2−イル
基、ピロリジン−3−イル基、ピペリジン−2−イル
基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル
基、1−アセトイミドイルアゼチジン−3−イル基、1
−アセトイミドイルピロリジン−2−イル基、1−アセ
トイミドイルピロリジン−3−イル基、1−アセトイミ
ドイルピペリジン−3−イル基、1−アセトイミドイル
ピペリジン−4−イル基、1−アセチルピペリジン−4
−イル基、1−カルバモイルピペリジン−4−イル基、
1−アミノアセチルピペリジン−4−イル基、1−(2
−アミノプロピオニル)ピペリジン−4−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル基、4−
アセトイミドイルピペラジン−1−イル基又は4−アセ
トイミドイルモルホリン−2−イル基である化合物、
【0068】(10) R2が、1−アセトイミドイル
ピロリジン−2−イル基、1−アセトイミドイルピロリ
ジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン−
3−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン−4−イ
ル基又は1−カルバモイルピペリジン−4−イル基であ
る化合物、
【0069】(11) R2が、1−アセトイミドイル
ピロリジン−3−イル基又は1−アセトイミドイルピペ
リジン−4−イル基である化合物、
【0070】(12) R3及びR4が、同一又は異なっ
て、水素原子、弗素原子、塩素原子、C1−C4アルキル
基、C1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、水酸
基、ホルミルオキシ基又はアセトキシ基である化合物、
【0071】(13) R3が水素原子であり、R4が、
水素原子、弗素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、
メトキシ基、シアノ基、水酸基又はアセトキシ基である
化合物、
【0072】(14) R3が水素原子であり、R4が、
水素原子、弗素原子、塩素原子又はメチル基である化合
物、
【0073】(15) R3が水素原子であり、R4が、
水素原子又は塩素原子である化合物、
【0074】(16) Aが、単結合、メチレン基、エ
チレン基、トリメチレン基、酸素原子又は一般式 −O
(CH2m− を有する基(式中、mは1又は2を示
す。)である化合物、
【0075】(17) Aが、酸素原子又は一般式 −
O(CH2m− を有する基(式中、mは1を示す。)
である化合物、
【0076】(18) Aが、酸素原子である化合物、
【0077】(19) nが1である化合物、を挙げる
ことができ、R1に関しては、(1)から(5)の順で
好適な順位が上がり、R2に関しては、(6)から(1
1)の順で好適な順位が上がり、R3及びR4に関して
は、(12)から(15)の順で好適な順位が上がり、
Aに関しては、(16)から(18)の順で好適な順位
が上がる。
【0078】また、前記一般式(I)を有する化合物と
しては、(1)−(5)、(6)−(11)、(12)
−(15)、(16)−(18)及び(19)からなる
群より2乃至5を選択し、それらを任意に組み合わせた
ものを挙げることもでき、その組み合わせに於ける好適
なものとしては、例えば、 (20) R1が、メチル基又はエチル基;フルオロメ
チル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、
2−フルオロエチル基、2,2−ジフルオロエチル基、
2,2,2−トリフルオロエチル基、メトキシメチル
基、メトキシエチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒド
ロキシエチル基、カルボキシメチル基又は2−カルボキ
シエチル基;C1−C4アルカノイル基;水酸基、フェニ
ル基、ナフタレン−1−イル基、ナフタレン−2−イル
基、フェニルチオ基、ナフタレン−1−イルチオ基、ナ
フタレン−2−イルチオ基、1−メチルテトラゾール−
5−イルチオ基、カルボキシメチルチオ基、メトキシカ
ルボニルメチルチオ基、エトキシカルボニルメチルチオ
基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基及びエトキ
シカルボニル基からなる群より選択される一の置換基を
有する、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基若し
くはバレリル基、又は、2−ヒドロキシ−2−フェニル
アセチル基、2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオニ
ル基、3−ヒドロキシ−2−フェニルプロピオニル基、
3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオニル基若しくは
4−ヒドロキシ−4−フェニルブチリル基;メタンスル
ホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル
基、ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル基又はヘ
キサンスルホニル基;弗素原子、カルボキシル基及び
(C1−C4アルコキシ)カルボニル基からなる群より選
択される一の置換基を有する、メタンスルホニル基、エ
タンスルホニル基、プロパンスルホニル基、ブタンスル
ホニル基、ペンタンスルホニル基又はヘキサンスルホニ
ル基;ベンゼンスルホニル基、ナフタレン−1−イルス
ルホニル基又はナフタレン−2−イルスルホニル基;ハ
ロゲン原子、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ
基、カルボキシル基及び(C1−C4アルコキシ)カルボ
ニル基からなる群より選択される一の置換基を有するベ
ンゼンスルホニル基;スルファモイル基;或いは、(C
1−C4アルコキシ)カルボニルスルファモイル基であ
り、R2が、シクロペンチル基又はシクロヘキシル基;
2−フルオロシクロヘキシル基、3−フルオロシクロヘ
キシル基、4−フルオロシクロヘキシル基、2−クロロ
シクロヘキシル基、3−クロロシクロヘキシル基、4−
クロロシクロヘキシル基、2−アミノシクロヘキシル
基、3−アミノシクロヘキシル基又は4−アミノシクロ
ヘキシル基;フェニル基又はナフタレニル基;2−アミ
ジノフェニル基、3−アミジノフェニル基、4−アミジ
ノフェニル基、2−グアニジノフェニル基、3−グアニ
ジノフェニル基又は4−グアニジノフェニル基;アミノ
基;メチルアミノ基、エチルアミノ基、N,N−ジメチ
ルアミノ基、ヒドロキシメチルアミノ基、1−ヒドロキ
シエチルアミノ基、2−ヒドロキシエチルアミノ基、N
−アセトイミドイル−N−メチルアミノ基又はN−アセ
トイミドイル−N−エチルアミノ基;アゼチジニル基、
ピロリジニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基又はモ
ルホリニル基;或いは、アセトイミドイル基、C1−C4
アルカノイル基、アミノC1−C4アルカノイル基、ピロ
リル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル
基、イソキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル
基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基及びピ
リダジニル基からなる群より選択される一の置換基を有
する、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジル
基、ピペラジニル基又はモルホリニル基であり、R3
びR4が、同一又は異なって、水素原子、弗素原子、塩
素原子、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、
シアノ基、ニトロ基、水酸基、ホルミルオキシ基又はア
セトキシ基である化合物、
【0079】(21) R1が、メチル基又はエチル
基;トリフルオロメチル基、メトキシメチル基、ヒドロ
キシメチル基又はカルボキシメチル基;ホルミル基又は
アセチル基;ヒドロキシアセチル基、フェニルアセチル
基、フェニルチオアセチル基、(1−メチルテトラゾー
ル−5−イルチオ)アセチル基、カルボキシアセチル
基、3−カルボキシプロピオニル基、4−カルボキシブ
チリル基、5−カルボキシバレリル基、エトキシカルボ
ニルアセチル基、3−エトキシカルボニルプロピオニル
基、4−エトキシカルボニルブチリル基、5−エトキシ
カルボニルバレリル基2−ヒドロキシ−2−フェニルア
セチル基、3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオニル
基又は4−ヒドロキシ−4−フェニルブチリル基;メタ
ンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホ
ニル基、ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル基又
はヘキサンスルホニル基;弗素原子、水酸基、カルボキ
シル基及び(C1−C4アルコキシ)カルボニル基からな
る群より選択される一の置換基を有する、メタンスルホ
ニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル基、
ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル基又はヘキサ
ンスルホニル基;ベンゼンスルホニル基;2−フルオロ
ベンゼンスルホニル基、3−フルオロベンゼンスルホニ
ル基、4−フルオロベンゼンスルホニル基、2−クロロ
ベンゼンスルホニル基、3−クロロベンゼンスルホニル
基、4−クロロベンゼンスルホニル基、2−ブロモベン
ゼンスルホニル基、3−ブロモベンゼンスルホニル基、
4−ブロモベンゼンスルホニル基、2−メチルベンゼン
スルホニル基、3−メチルベンゼンスルホニル基、4−
メチルベンゼンスルホニル基、2−メトキシベンゼンス
ルホニル基、3−メトキシベンゼンスルホニル基、4−
メトキシベンゼンスルホニル基、2−カルボキシベンゼ
ンスルホニル基、3−カルボキシベンゼンスルホニル
基、4−カルボキシベンゼンスルホニル基、2−メトキ
シカルボニルベンゼンスルホニル基、3−メトキシカル
ボニルベンゼンスルホニル基又は4−メトキシカルボニ
ルベンゼンスルホニル基;スルファモイル基;或いは、
メトキシカルボニルスルファモイル基又はエトキシカル
ボニルスルファモイル基であり、R2が、シクロヘキシ
ル基;4−クロロシクロヘキシル基又は4−アミノシク
ロヘキシル基;フェニル基;4−アミジノフェニル基;
アミノ基;メチルアミノ基、N,N−ジメチルアミノ基
又はN−アセトイミドイル−N−メチルアミノ基;アゼ
チジン−3−イル基、ピロリジン−2−イル基、ピロリ
ジン−3−イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジ
ン−3−イル基、ピペリジン−4−イル基、ピペラジン
−1−イル基又はモルホリン−2−イル基;或いは、ア
セトイミドイル基、ホルミル基、アセチル基、プロピオ
ニル基、カルバモイル基、アミノアセチル基、2−アミ
ノプロピオニル基及びピリジル基からなる群より選択さ
れる一の置換基を有する、アゼチジン−3−イル基、ピ
ロリジン−2−イル基、ピロリジン−3−イル基、ピペ
リジン−2−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリ
ジン−4−イル基、ピペラジン−1−イル基又はモルホ
リン−2−イル基であり、R3が水素原子であり、R
4が、水素原子、弗素原子、塩素原子、メチル基、エチ
ル基、メトキシ基、シアノ基、水酸基又はアセトキシ基
である化合物、
【0080】(22) R1が、ホルミル基、アセチル
基、ヒドロキシアセチル基、フェニルチオアセチル基、
カルボキシアセチル基、3−カルボキシプロピオニル
基、4−カルボキシブチリル基、5−カルボキシバレリ
ル基、エトキシカルボニルアセチル基、3−エトキシカ
ルボニルプロピオニル基、2−ヒドロキシ−2−フェニ
ルアセチル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニル
基、ブタンスルホニル基、ヒドロキシメタンスルホニル
基、2−ヒドロキシエタンスルホニル基、カルボキシメ
タンスルホニル基、2−カルボキシエタンスルホニル
基、3−カルボキシプロパンスルホニル基、4−カルボ
キシブタンスルホニル基、5−カルボキシペンタンスル
ホニル基、メトキシカルボニルメタンスルホニル基、2
−メトキシカルボニルエタンスルホニル基、3−メトキ
シカルボニルプロパンスルホニル基、4−メトキシカル
ボニルブタンスルホニル基、5−メトキシカルボニルペ
ンタンスルホニル基、エトキシカルボニルメタンスルホ
ニル基、2−エトキシカルボニルエタンスルホニル基、
3−エトキシカルボニルプロパンスルホニル基、4−エ
トキシカルボニルブタンスルホニル基、5−エトキシカ
ルボニルペンタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル
基、4−カルボキシベンゼンスルホニル基又は4−メト
キシカルボニルベンゼンスルホニル基であり、R2が、
アゼチジン−3−イル基、ピロリジン−2−イル基、ピ
ロリジン−3−イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペ
リジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル基、ピペラ
ジン−1−イル基、モルホリン−2−イル基、1−アセ
トイミドイルアゼチジン−3−イル基、1−ホルミルア
ゼチジン−3−イル基、1−アセチルアゼチジン−3−
イル基、1−プロピオニルアゼチジン−3−イル基、1
−カルバモイルアゼチジン−3−イル基、1−アミノア
セチルアゼチジン−3−イル基、1−(2−アミノプロ
ピオニル)アゼチジン−3−イル基、1−(ピリジン−
2−イル)アゼチジン−3−イル基、1−アセトイミド
イルピロリジン−2−イル基、1−ホルミルピロリジン
−2−イル基、1−アセチルピロリジン−2−イル基、
1−プロピオニルピロリジン−2−イル基、1−カルバ
モイルピロリジン−2−イル基、1−アミノアセチルピ
ロリジン−2−イル基、1−(2−アミノプロピオニ
ル)ピロリジン−2−イル基、1−(ピリジン−2−イ
ル)ピロリジン−2−イル基、1−アセトイミドイルピ
ロリジン−3−イル基、1−ホルミルピロリジン−3−
イル基、1−アセチルピロリジン−3−イル基、1−プ
ロピオニルピロリジン−3−イル基、1−カルバモイル
ピロリジン−3−イル基、1−アミノアセチルピロリジ
ン−3−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピロ
リジン−3−イル基、1−(ピリジン−2−イル)ピロ
リジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン
−2−イル基、1−ホルミルピペリジン−2−イル基、
1−アセチルピペリジン−2−イル基、1−プロピオニ
ルピペリジン−2−イル基、1−カルバモイルピペリジ
ン−2−イル基、1−アミノアセチルピペリジン−2−
イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピペリジン−
2−イル基、1−(ピリジン−2−イル)ピペリジン−
2−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン−3−イ
ル基、1−ホルミルピペリジン−3−イル基、1−アセ
チルピペリジン−3−イル基、1−プロピオニルピペリ
ジン−3−イル基、1−カルバモイルピペリジン−3−
イル基、1−アミノアセチルピペリジン−3−イル基、
1−(2−アミノプロピオニル)ピペリジン−3−イル
基、1−(ピリジン−2−イル)ピペリジン−3−イル
基、1−アセトイミドイルピペリジン−4−イル基、1
−ホルミルピペリジン−4−イル基、1−アセチルピペ
リジン−4−イル基、1−プロピオニルピペリジン−4
−イル基、1−カルバモイルピペリジン−4−イル基、
1−アミノアセチルピペリジン−4−イル基、1−(2
−アミノプロピオニル)ピペリジン−4−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル基、4−
アセトイミドイルピペラジン−1−イル基、4−ホルミ
ルピペラジン−1−イル基、4−アセチルピペラジン−
1−イル基、4−プロピオニルピペラジン−1−イル
基、4−カルバモイルピペラジン−1−イル基、4−ア
ミノアセチルピペラジン−1−イル基、4−(2−アミ
ノプロピオニル)ピペラジン−1−イル基、4−(ピリ
ジン−2−イル)ピペラジン−1−イル基、4−アセト
イミドイルモルホリン−2−イル基、4−ホルミルモル
ホリン−2−イル基、4−アセチルモルホリン−2−イ
ル基、4−プロピオニルモルホリン−2−イル基、4−
カルバモイルモルホリン−2−イル基、4−アミノアセ
チルモルホリン−2−イル基、4−(2−アミノプロピ
オニル)モルホリン−2−イル基又は4−(ピリジン−
2−イル)モルホリン−2−イル基であり、R3が水素
原子であり、R4が、水素原子、弗素原子、塩素原子又
はメチル基であり、Aが、単結合、メチレン基、エチレ
ン基、トリメチレン基、酸素原子又は一般式 −O(C
2m− を有する基(式中、mは1又は2を示す。)
である化合物、
【0081】(23) R1が、アセチル基、ヒドロキ
シアセチル基、フェニルチオアセチル基、カルボキシア
セチル基、3−カルボキシプロピオニル基、エトキシカ
ルボニルアセチル基、3−エトキシカルボニルプロピオ
ニル基、2−ヒドロキシ−2−フェニルアセチル基、メ
タンスルホニル基、エタンスルホニル基、ブタンスルホ
ニル基、2−ヒドロキシエタンスルホニル基、カルボキ
シメタンスルホニル基、3−カルボキシプロパンスルホ
ニル基、5−カルボキシペンタンスルホニル基、エトキ
シカルボニルメタンスルホニル基、3−エトキシカルボ
ニルプロパンスルホニル基、5−エトキシカルボニルペ
ンタンスルホニル基又は4−メトキシカルボニルベンゼ
ンスルホニル基であり、R2が、ピロリジン−2−イル
基、ピロリジン−3−イル基、ピペリジン−2−イル
基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル
基、1−アセトイミドイルアゼチジン−3−イル基、1
−アセトイミドイルピロリジン−2−イル基、1−アセ
トイミドイルピロリジン−3−イル基、1−アセトイミ
ドイルピペリジン−3−イル基、1−アセトイミドイル
ピペリジン−4−イル基、1−アセチルピペリジン−4
−イル基、1−カルバモイルピペリジン−4−イル基、
1−アミノアセチルピペリジン−4−イル基、1−(2
−アミノプロピオニル)ピペリジン−4−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル基、4−
アセトイミドイルピペラジン−1−イル基又は4−アセ
トイミドイルモルホリン−2−イル基であり、R3が水
素原子であり、R4が、水素原子又は塩素原子であり、
Aが、酸素原子又は一般式 −O(CH2m− を有す
る基(式中、mは1を示す。)である化合物、
【0082】(24) R1が、アセチル基、ヒドロキ
シアセチル基、カルボキシアセチル基、エトキシカルボ
ニルアセチル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニ
ル基、ブタンスルホニル基、カルボキシメタンスルホニ
ル基、3−カルボキシプロパンスルホニル基、5−カル
ボキシペンタンスルホニル基、エトキシカルボニルメタ
ンスルホニル基、3−エトキシカルボニルプロパンスル
ホニル基、5−エトキシカルボニルペンタンスルホニル
基又は4−メトキシカルボニルベンゼンスルホニル基で
あり、R2が、1−アセトイミドイルピロリジン−2−
イル基、1−アセトイミドイルピロリジン−3−イル
基、1−アセトイミドイルピペリジン−3−イル基、1
−アセトイミドイルピペリジン−4−イル基又は1−カ
ルバモイルピペリジン−4−イル基であり、R3が水素
原子であり、R4が、水素原子又は塩素原子であり、A
が、酸素原子又は一般式 −O(CH2m− を有する
基(式中、mは1を示す。)であり、nが1である化合
物、
【0083】(25) R1が、アセチル基、ヒドロキ
シアセチル基、カルボキシアセチル基、エトキシカルボ
ニルアセチル基、メタンスルホニル基、エタンスルホニ
ル基、ブタンスルホニル基、カルボキシメタンスルホニ
ル基又はエトキシカルボニルメタンスルホニル基であ
り、R2が、1−アセトイミドイルピロリジン−3−イ
ル基又は1−アセトイミドイルピペリジン−4−イル基
であり、R3が水素原子であり、R4が、水素原子又は塩
素原子であり、Aが、酸素原子であり、nが1である化
合物、を挙げることができ、上記に関しては、(20)
から(25)の順で好適な順位が上がる。
【0084】本発明の代表化合物としては、例えば、以
下の表に記載する化合物を挙げることができるが、本発
明はこれらの化合物に限定されるものではない。
【0085】表中の略号は、以下の通りである。 Ac : アセチル基 Azt(3) : アゼチジン−3−イル基 Bu : ブチル基i Bu : イソブチル基s Bu : セカンダリーブチル基t Bu : ターシャリーブチル基 Byr : ブチリル基 Et : エチル基 Hx : ヘキシル基c Hx : シクロヘキシル基 Me : メチル基 Mor(2) : モルホリン−2−イル基 Ph : フェニル基 Pip(2) : ピペリジン−2−イル基 Pip(3) : ピペリジン−3−イル基 Pip(4) : ピペリジン−4−イル基 Piz(1) : ピペラジン−1−イル基 Pn : ペンチル基c Pn : シクロペンチル基 Pr : プロピル基i Pr : イソプロピル基 Prn : プロピオニル基 Py(2) : ピリジン−2−イル基 Pyrd(2) : ピロリジン−2−イル基 Pyrd(3) : ピロリジン−3−イル基 Tet : テトラゾール−5−イル基 Va : バレリル基
【0086】
【表1】
【0087】
【化4】
【0088】 化合物 R1 R3 R4 -A-R2 番号 1-1 Me H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2 Me H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-3 Me H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-4 Me H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-5 Me H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-6 Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-7 Et H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-8 Et H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-9 Et H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-10 Et H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-11 Pr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-12 Pr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-13 iPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-14 iPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-15 Bu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-16 Bu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-17 iBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-18 iBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-19 sBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-20 sBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-21 tBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-22 tBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-23 Pn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-24 Pn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-25 Hx H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-26 Hx H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-27 CH2CH2F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-28 CH2CH2F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-29 (CH2)6F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-30 (CH2)6F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-31 (CH2)2OMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-32 (CH2)2OMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-33 (CH2)2OMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-34 (CH2)2OMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-35 (CH2)3OMe H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-36 (CH2)3OBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-37 (CH2)3OBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-38 (CH2)4OMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-39 (CH2)4OMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-40 (CH2)2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-41 (CH2)2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-42 (CH2)6OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-43 (CH2)6OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-44 CH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-45 CH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-46 CH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-47 CH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-48 CH2COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-49 (CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-50 (CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-51 CHO H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-52 CHO H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-53 CHO H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-54 CHO H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-55 CHO H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-56 Ac H H 4-O-Pyrd(3) 1-57 Ac H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-58 Ac H H 4-O-Pip(4) 1-59 Ac H H 5-O(CH2)2-NH2 1-60 Ac H H 5-O(CH2)2-NHMe 1-61 Ac H H 5-O(CH2)2-N(Me)2 1-62 Ac H H 5-O-cHx 1-63 Ac H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-64 Ac H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-65 Ac H H 5-OCH2-Ph 1-66 Ac H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-67 Ac H H 5-O-Azt(3) 1-68 Ac H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-69 Ac H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-70 Ac H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-71 Ac H H 5-Pyrd(3) 1-72 Ac H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-73 Ac H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-74 Ac H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-75 Ac H H 5-O-Pyrd(3) 1-76 Ac H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-77 Ac H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-78 Ac H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-79 Ac H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-80 Ac H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-81 Ac H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-82 Ac H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-83 Ac H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-84 Ac H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-85 Ac 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-86 Ac 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-87 Ac 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-88 Ac 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-89 Ac 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-90 Ac 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-91 Ac 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-92 Ac 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-93 Ac 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-94 Ac 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-95 Ac 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-96 Ac 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-97 Ac 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-98 Ac H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-99 Ac H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-100 Ac H H 5-Pip(4) 1-101 Ac H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-102 Ac H H 5-CH2-Pip(4) 1-103 Ac H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-104 Ac H H 5-O-Pip(4) 1-105 Ac H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-106 Ac H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-107 Ac H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-108 Ac H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-109 Ac H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-110 Ac 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-111 Ac 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-112 Ac 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-113 Ac 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-114 Ac 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-115 Ac 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-116 Ac 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-117 Ac 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-118 Ac 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-119 Ac 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-120 Ac 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-121 Ac 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-122 Ac 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-123 Ac H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-124 Ac H H 6-O-Pyrd(3) 1-125 Ac H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-126 Ac H H 6-O-Pip(4) 1-127 Ac H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-128 Ac H H 7-O-Pyrd(3) 1-129 Ac H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-130 Ac H H 7-O-Pip(4) 1-131 Ac H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-132 Prn H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-133 Prn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-134 Prn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-135 Prn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-136 Prn H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-137 Byr H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-138 Byr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-139 Byr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-140 Byr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-141 Byr H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-142 Va H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-143 Va H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-144 Va H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-145 Va H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-146 Va H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-147 COCH2OH H H 4-O-Pyrd(3) 1-148 COCH2OH H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-149 COCH2OH H H 4-O-Pip(4) 1-150 COCH2OH H H 5-O(CH2)2-NH2 1-151 COCH2OH H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-152 COCH2OH H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-153 COCH2OH H H 5-O-cHx 1-154 COCH2OH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-155 COCH2OH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-156 COCH2OH H H 5-O-Ph 1-157 COCH2OH H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-158 COCH2OH H H 5-O-Azt(3) 1-159 COCH2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-160 COCH2OH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-161 COCH2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-162 COCH2OH H H 5-Pyrd(3) 1-163 COCH2OH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-164 COCH2OH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-165 COCH2OH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-166 COCH2OH H H 5-O-Pyrd(3) 1-167 COCH2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-168 COCH2OH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-169 COCH2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-170 COCH2OH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-171 COCH2OH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-172 COCH2OH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-173 COCH2OH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-174 COCH2OH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-175 COCH2OH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-176 COCH2OH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-177 COCH2OH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-178 COCH2OH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-179 COCH2OH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-180 COCH2OH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-181 COCH2OH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-182 COCH2OH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-183 COCH2OH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-184 COCH2OH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-185 COCH2OH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-186 COCH2OH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-187 COCH2OH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-188 COCH2OH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-189 COCH2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-190 COCH2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-191 COCH2OH H H 5-Pip(4) 1-192 COCH2OH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-193 COCH2OH H H 5-CH2-Pip(4) 1-194 COCH2OH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-195 COCH2OH H H 5-O-Pip(4) 1-196 COCH2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-197 COCH2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-198 COCH2OH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-199 COCH2OH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-200 COCH2OH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-201 COCH2OH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-202 COCH2OH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-203 COCH2OH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-204 COCH2OH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-205 COCH2OH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-206 COCH2OH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-207 COCH2OH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-208 COCH2OH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-209 COCH2OH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-210 COCH2OH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-211 COCH2OH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-212 COCH2OH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-213 COCH2OH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-214 COCH2OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-215 COCH2OH H H 6-O-Pyrd(3) 1-216 COCH2OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-217 COCH2OH H H 6-O-Pip(4) 1-218 COCH2OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-219 COCH2OH H H 7-O-Pyrd(3) 1-220 COCH2OH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-221 COCH2OH H H 7-O-Pip(4) 1-222 COCH2OH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-223 CO(CH2)2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-224 CO(CH2)3OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-225 CO(CH2)4OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-226 CO(CH2)5OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-227 CO(CH2)6OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-228 COCH2SPh H H 4-O-Pyrd(3) 1-229 COCH2SPh H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-230 COCH2SPh H H 4-O-Pip(4) 1-231 COCH2SPh H H 5-O(CH2)3-NH2 1-232 COCH2SPh H H 5-O(CH2)2-NHMe 1-233 COCH2SPh H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-234 COCH2SPh H H 5-O-cHx 1-235 COCH2SPh H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-236 COCH2SPh H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-237 COCH2SPh H H 5-O-Ph 1-238 COCH2SPh H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-239 COCH2SPh H H 5-O-Azt(3) 1-240 COCH2SPh H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-241 COCH2SPh H H 5-O-Pyrd(2) 1-242 COCH2SPh H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-243 COCH2SPh H H 5-Pyrd(3) 1-244 COCH2SPh H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-245 COCH2SPh H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-246 COCH2SPh H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-247 COCH2SPh H H 5-O-Pyrd(3) 1-248 COCH2SPh H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-249 COCH2SPh H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-250 COCH2SPh H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-251 COCH2SPh H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-252 COCH2SPh H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-253 COCH2SPh H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-254 COCH2SPh H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-255 COCH2SPh H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-256 COCH2SPh H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-257 COCH2SPh 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-258 COCH2SPh 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-259 COCH2SPh 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-260 COCH2SPh 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-261 COCH2SPh 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-262 COCH2SPh 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-263 COCH2SPh 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-264 COCH2SPh 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-265 COCH2SPh 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-266 COCH2SPh 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-267 COCH2SPh 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-268 COCH2SPh 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-269 COCH2SPh 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-270 COCH2SPh H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-271 COCH2SPh H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-272 COCH2SPh H H 5-Pip(4) 1-273 COCH2SPh H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-274 COCH2SPh H H 5-CH2-Pip(4) 1-275 COCH2SPh H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-276 COCH2SPh H H 5-O-Pip(4) 1-277 COCH2SPh H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-278 COCH2SPh H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-279 COCH2SPh H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-280 COCH2SPh H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-281 COCH2SPh H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-282 COCH2SPh 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-283 COCH2SPh 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-284 COCH2SPh 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-285 COCH2SPh 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-286 COCH2SPh 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-287 COCH2SPh 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-288 COCH2SPh 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-289 COCH2SPh 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-290 COCH2SPh 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-291 COCH2SPh 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-292 COCH2SPh 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-293 COCH2SPh 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-294 COCH2SPh 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-295 COCH2SPh H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-296 COCH2SPh H H 6-O-Pyrd(3) 1-297 COCH2SPh H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-298 COCH2SPh H H 6-O-Pip(4) 1-299 COCH2SPh H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-300 COCH2SPh H H 7-O-Pyrd(3) 1-301 COCH2SPh H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-302 COCH2SPh H H 7-O-Pip(4) 1-303 COCH2SPh H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-304 CO(CH2)2SPh H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-305 CO(CH2)3SPh H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-306 CO(CH2)4SPh H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-307 CO(CH2)5SPh H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-308 CO(CH2)6SPh H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-309 COCH2S(1-Me-Tet) H H 4-O-Pyrd(3) 1-310 COCH2S(1-Me-Tet) H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-311 COCH2S(1-Me-Tet) H H 4-O-Pip(4) 1-312 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-NH2 1-313 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-NHMe 1-314 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-N(Me)2 1-315 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-cHx 1-316 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-317 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-318 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-Ph 1-319 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-320 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-Azt(3) 1-321 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-322 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-Pyrd(2) 1-323 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-324 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-Pyrd(3) 1-325 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-326 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-327 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-328 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-Pyrd(3) 1-329 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-330 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-331 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-332 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-333 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-334 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-335 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-336 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-337 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-338 COCH2S(1-Me-Tet) 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-339 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-340 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-341 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-342 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-343 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-344 COCH2S(1-Me-Tet) 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-345 COCH2S(1-Me-Tet) 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-346 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-347 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-348 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-349 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-350 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-351 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-352 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-353 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-Pip(4) 1-354 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-355 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-CH2-Pip(4) 1-356 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-357 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-Pip(4) 1-358 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-359 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-360 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-361 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-362 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-363 COCH2S(1-Me-Tet) 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-364 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-365 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-366 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-367 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-368 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-369 COCH2S(1-Me-Tet) 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-370 COCH2S(1-Me-Tet) 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-371 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-372 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-373 COCH2S(1-Me-Tet) 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-374 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-375 COCH2S(1-Me-Tet) 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-376 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-377 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-O-Pyrd(3) 1-378 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-379 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-O-Pip(4) 1-380 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-381 COCH2S(1-Me-Tet) H H 7-O-Pyrd(3) 1-382 COCH2S(1-Me-Tet) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-383 COCH2S(1-Me-Tet) H H 7-O-Pip(4) 1-384 COCH2S(1-Me-Tet) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-385 COCH2SCH2COOH H H 4-O-Pyrd(3) 1-386 COCH2SCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-387 COCH2SCH2COOH H H 4-O-Pip(4) 1-388 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)2-NH2 1-389 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)2-NHMe 1-390 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)2-N(Me)2 1-391 COCH2SCH2COOH H H 5-O-cHx 1-392 COCH2SCH2COOH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-393 COCH2SCH2COOH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-394 COCH2SCH2COOH H H 5-OCH2-Ph 1-395 COCH2SCH2COOH H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-396 COCH2SCH2COOH H H 5-O-Azt(3) 1-397 COCH2SCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-398 COCH2SCH2COOH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-399 COCH2SCH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-400 COCH2SCH2COOH H H 5-Pyrd(3) 1-401 COCH2SCH2COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-402 COCH2SCH2COOH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-403 COCH2SCH2COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-404 COCH2SCH2COOH H H 5-O-Pyrd(3) 1-405 COCH2SCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-406 COCH2SCH2COOH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-407 COCH2SCH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-408 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-409 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-410 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-411 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-412 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-413 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-414 COCH2SCH2COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-415 COCH2SCH2COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-416 COCH2SCH2COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-417 COCH2SCH2COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-418 COCH2SCH2COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-419 COCH2SCH2COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-420 COCH2SCH2COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-421 COCH2SCH2COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-422 COCH2SCH2COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-423 COCH2SCH2COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-424 COCH2SCH2COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-425 COCH2SCH2COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-426 COCH2SCH2COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-427 COCH2SCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-428 COCH2SCH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-429 COCH2SCH2COOH H H 5-Pip(4) 1-430 COCH2SCH2COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-431 COCH2SCH2COOH H H 5-CH2-Pip(4) 1-432 COCH2SCH2COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-433 COCH2SCH2COOH H H 5-O-Pip(4) 1-434 COCH2SCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-435 COCH2SCH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-436 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-437 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-438 COCH2SCH2COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-439 COCH2SCH2COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-440 COCH2SCH2COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-441 COCH2SCH2COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-442 COCH2SCH2COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-443 COCH2SCH2COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-444 COCH2SCH2COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-445 COCH2SCH2COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-446 COCH2SCH2COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-447 COCH2SCH2COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-448 COCH2SCH2COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-449 COCH2SCH2COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-450 COCH2SCH2COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-451 COCH2SCH2COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-452 COCH2SCH2COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-453 COCH2SCH2COOH H H 6-O-Pyrd(3) 1-454 COCH2SCH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-455 COCH2SCH2COOH H H 6-O-Pip(4) 1-456 COCH2SCH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-457 COCH2SCH2COOH H H 7-O-Pyrd(3) 1-458 COCH2SCH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-459 COCH2SCH2COOH H H 7-O-Pip(4) 1-460 COCH2SCH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-461 COCH2S(CH2)2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-462 COCH2S(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-463 COCH2S(CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-464 COCH2S(CH2)5COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-465 COCH2S(CH2)6COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-466 COCH2SCH2COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-467 COCH2SCH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-468 COCH2SCH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-469 COCH2SCH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-470 COCH2SCH2COOMe H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-471 COCH2SCH2COOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-472 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-473 COCH2SCH2COOEt H H 4-O-Pip(4) 1-474 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-NH2 1-475 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-NHMe 1-476 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-N(Me)2 1-477 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-cHx 1-478 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-479 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-480 COCH2SCH2COOEt H H 5-OCH2-Ph 1-481 COCH2SCH2COOEt H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-482 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-Azt(3) 1-483 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-484 COCH2SCH2COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-485 COCH2SCH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-486 COCH2SCH2COOEt H H 5-Pyrd(3) 1-487 COCH2SCH2COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-488 COCH2SCH2COOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-489 COCH2SCH2COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-490 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-491 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-492 COCH2SCH2COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-493 COCH2SCH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-494 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-495 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-496 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-497 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-498 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-499 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-500 COCH2SCH2COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-501 COCH2SCH2COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-502 COCH2SCH2COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-503 COCH2SCH2COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-504 COCH2SCH2COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-505 COCH2SCH2COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-506 COCH2SCH2COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-507 COCH2SCH2COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-508 COCH2SCH2COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-509 COCH2SCH2COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-510 COCH2SCH2COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-511 COCH2SCH2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-512 COCH2SCH2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-513 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-514 COCH2SCH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-515 COCH2SCH2COOEt H H 5-Pip(4) 1-516 COCH2SCH2COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-517 COCH2SCH2COOEt H H 5-CH2-Pip(4) 1-518 COCH2SCH2COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-519 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-Pip(4) 1-520 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-521 COCH2SCH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-522 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-523 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-524 COCH2SCH2COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-525 COCH2SCH2COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-526 COCH2SCH2COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-527 COCH2SCH2COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-528 COCH2SCH2COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-529 COCH2SCH2COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-530 COCH2SCH2COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-531 COCH2SCH2COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-532 COCH2SCH2COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-533 COCH2SCH2COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-534 COCH2SCH2COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-535 COCH2SCH2COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-536 COCH2SCH2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-537 COCH2SCH2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-538 COCH2SCH2COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-539 COCH2SCH2COOEt H H 6-O-Pyrd(3) 1-540 COCH2SCH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-541 COCH2SCH2COOEt H H 6-O-Pip(4) 1-542 COCH2SCH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-543 COCH2SCH2COOEt H H 7-O-Pyrd(3) 1-544 COCH2SCH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-545 COCH2SCH2COOEt H H 7-O-Pip(4) 1-546 COCH2SCH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-547 COCH2SCH2COOPr H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-548 COCH2SCH2COOBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-549 COCH2SCH2COOPn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-550 COCH2SCH2COOHx H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-551 CO(CH2)6SCH2COOHx H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-552 SO2Me H H 4-O-Pyrd(3) 1-553 SO2Me H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-554 SO2Me H H 4-O-Pip(4) 1-555 SO2Me H H 5-O(CH2)3-NH2 1-556 SO2Me H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-557 SO2Me H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-558 SO2Me H H 5-O-cHx 1-559 SO2Me H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-560 SO2Me H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-561 SO2Me H H 5-O-Ph 1-562 SO2Me H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-563 SO2Me H H 5-O-Azt(3) 1-564 SO2Me H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-565 SO2Me H H 5-O(CH2)2-Pyrd(2) 1-566 SO2Me H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-567 SO2Me H H 5-Pyrd(3) 1-568 SO2Me H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-569 SO2Me H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-570 SO2Me H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-571 SO2Me H H 5-O-Pyrd(3) 1-572 SO2Me H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-573 SO2Me H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-574 SO2Me H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-575 SO2Me H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-576 SO2Me H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-577 SO2Me H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-578 SO2Me H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-579 SO2Me H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-580 SO2Me H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-581 SO2Me 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-582 SO2Me 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-583 SO2Me 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-584 SO2Me 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-585 SO2Me 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-586 SO2Me 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-587 SO2Me 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-588 SO2Me 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-589 SO2Me 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-590 SO2Me 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-591 SO2Me 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-592 SO2Me 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-593 SO2Me 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-594 SO2Me H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-595 SO2Me H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-596 SO2Me H H 5-Pip(4) 1-597 SO2Me H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-598 SO2Me H H 5-CH2-Pip(4) 1-599 SO2Me H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-600 SO2Me H H 5-O-Pip(4) 1-601 SO2Me H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-602 SO2Me H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-603 SO2Me H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-604 SO2Me H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-605 SO2Me H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-606 SO2Me 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-607 SO2Me 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-608 SO2Me 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-609 SO2Me 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-610 SO2Me 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-611 SO2Me 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-612 SO2Me 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-613 SO2Me 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-614 SO2Me 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-615 SO2Me 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-616 SO2Me 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-617 SO2Me 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-618 SO2Me 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-619 SO2Me H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-620 SO2Me H H 6-O-Pyrd(3) 1-621 SO2Me H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-622 SO2Me H H 6-O-Pip(4) 1-623 SO2Me H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-624 SO2Me H H 7-O-Pyrd(3) 1-625 SO2Me H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-626 SO2Me H H 7-O-Pip(4) 1-627 SO2Me H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-628 SO2Et H H 4-O-Pyrd(3) 1-629 SO2Et H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-630 SO2Et H H 4-OCH2-Pip(2) 1-631 SO2Et H H 4-O-Pip(3) 1-632 SO2Et H H 4-OCH2-Pip(3) 1-633 SO2Et H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-634 SO2Et H H 4-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-635 SO2Et H H 4-O-Pip(4) 1-636 SO2Et H H 5-O(CH2)2-NH2 1-637 SO2Et H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-638 SO2Et H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-639 SO2Et H H 5-cHx 1-640 SO2Et H H 5-O-cHx 1-641 SO2Et H H 5-O-(2-Cl-cHx) 1-642 SO2Et H H 5-O-(3-Cl-cHx) 1-643 SO2Et H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-644 SO2Et H H 5-OCH2-(4-Cl-cHx) 1-645 SO2Et H H 5-O(CH2)2-(4-Cl-cHx) 1-646 SO2Et H H 5-O(CH2)3-(4-Cl-cHx) 1-647 SO2Et H H 5-O(CH2)4-(4-Cl-cHx) 1-648 SO2Et H H 5-(4-H2N-cHx) 1-649 SO2Et H H 5-O-(2-H2N-cHx) 1-650 SO2Et H H 5-O-(3-H2N-cHx) 1-651 SO2Et H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-652 SO2Et H H 5-OCH2-(4-H2N-cHx) 1-653 SO2Et H H 5-O(CH2)2-(4-H2N-cHx) 1-654 SO2Et H H 5-O(CH2)3-(4-H2N-cHx) 1-655 SO2Et H H 5-O(CH2)4-(4-H2N-cHx) 1-656 SO2Et H H 5-O-Ph 1-657 SO2Et H H 5-CH2-[3-H2N(HN=)C-Ph] 1-658 SO2Et H H 5-CH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-659 SO2Et H H 5-O-[3-H2N(HN=)C-Ph] 1-660 SO2Et H H 5-O-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-661 SO2Et H H 5-OCH2-[2-H2N(HN=)C-Ph] 1-662 SO2Et H H 5-OCH2-[3-H2N(HN=)C-Ph] 1-663 SO2Et H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-664 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[3-H2N(HN=)C-Ph] 1-665 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-666 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[3-H2N(HN=)C-Ph] 1-667 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-668 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[3-H2N(HN=)C-Ph] 1-669 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-670 SO2Et 4-F H 5-OCH2-[3-H2N(HN=)C-Ph] 1-671 SO2Et 4-F H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-672 SO2Et 4-Me H 5-OCH2-[3-H2N(HN=)C-Ph] 1-673 SO2Et 4-Me H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-674 SO2Et H H 5-O-Azt(3) 1-675 SO2Et H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-676 SO2Et H H 5-O-[1-Ac-Azt(3)] 1-677 SO2Et H H 5-O-[1-H2NH2COC-Azt(3)] 1-678 SO2Et H H 5-O-[1-H2N(H3C)HCOC-Azt(3)] 1-679 SO2Et H H 5-OCH2-Azt(3) 1-680 SO2Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-681 SO2Et H H 5-O(CH2)2-Azt(3) 1-682 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-683 SO2Et H H 5-O(CH2)3-Azt(3) 1-684 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-685 SO2Et H H 5-O(CH2)4-Azt(3) 1-686 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-687 SO2Et H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-688 SO2Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-689 SO2Et H H 5-O(CH2)2-Pyrd(2) 1-690 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-691 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-OHC-Pyrd(2)] 1-692 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Ac-Pyrd(2)] 1-693 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-H2NH2COC-Pyrd(2)] 1-694 SO2Et H H 5-O(CH2)3-Pyrd(2) 1-695 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-696 SO2Et H H 5-O(CH2)4-Pyrd(2) 1-697 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-698 SO2Et 4-F H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-699 SO2Et 4-Me H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-700 SO2Et 4-F H 5-O(CH2)2-Pyrd(2) 1-701 SO2Et 4-Me H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-702 SO2Et H H 5-Pyrd(3) 1-703 SO2Et H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-704 SO2Et H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-705 SO2Et H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-706 SO2Et H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-707 SO2Et H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-708 SO2Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-709 SO2Et H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-710 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-711 SO2Et H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-712 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-713 SO2Et H H 5-O-Pyrd(3) 1-714 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-715 SO2Et 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-716 SO2Et 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-717 SO2Et 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-718 SO2Et 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-719 SO2Et 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-720 SO2Et 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-721 SO2Et 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-722 SO2Et 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-723 SO2Et 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-724 SO2Et 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-725 SO2Et 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-726 SO2Et 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-727 SO2Et 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-728 SO2Et H H 5-OCH2-Pip(2) 1-729 SO2Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-730 SO2Et H H 5-O(CH2)2-Pip(2) 1-731 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-732 SO2Et H H 5-O-Pip(3) 1-733 SO2Et H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-734 SO2Et H H 5-OCH2-Pip(3) 1-735 SO2Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-736 SO2Et H H 5-O(CH2)2-Pip(3) 1-737 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-738 SO2Et H H 5-O(CH2)3-Pip(3) 1-739 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-740 SO2Et H H 5-O(CH2)4-Pip(3) 1-741 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-742 SO2Et H H 5-Pip(4) 1-743 SO2Et 7-F H 5-O-Pip(4) 1-744 SO2Et 7-Cl H 5-O-Pip(4) 1-745 SO2Et 7-Me H 5-O-Pip(4) 1-746 SO2Et 7-Et H 5-O-Pip(4) 1-747 SO2Et 7-Pr H 5-O-Pip(4) 1-748 SO2Et 7-Bu H 5-O-Pip(4) 1-749 SO2Et 7-Pn H 5-O-Pip(4) 1-750 SO2Et 7-Hx H 5-O-Pip(4) 1-751 SO2Et 7-OMe H 5-O-Pip(4) 1-752 SO2Et 7-OEt H 5-O-Pip(4) 1-753 SO2Et 7-CN H 5-O-Pip(4) 1-754 SO2Et 7-NO2 H 5-O-Pip(4) 1-755 SO2Et 7-OH H 5-O-Pip(4) 1-756 SO2Et 7-OCHO H 5-O-Pip(4) 1-757 SO2Et 7-OAc H 5-O-Pip(4) 1-758 SO2Et H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-759 SO2Et H H 5-CH2-Pip(4) 1-760 SO2Et H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-761 SO2Et H H 5-O-Pip(4) 1-762 SO2Et H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-763 SO2Et H H 5-OCH2-Pip(4) 1-764 SO2Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-765 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-766 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-767 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-768 SO2Et 3-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-769 SO2Et 7-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-770 SO2Et 7-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-771 SO2Et 7-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-772 SO2Et 7-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-773 SO2Et 7-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-774 SO2Et 7-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-775 SO2Et 7-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-776 SO2Et 7-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-777 SO2Et 7-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-778 SO2Et 7-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-779 SO2Et 7-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-780 SO2Et 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-781 SO2Et 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-782 SO2Et H H 5-O-[1-OHC-Pip(4)] 1-783 SO2Et H H 5-O-[1-Ac-Pip(4)] 1-784 SO2Et H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-785 SO2Et H H 5-O-[1-H2NCH2CO-Pip(4)] 1-786 SO2Et H H 5-O-[1-MeCH(NH2)CO-Pip(4)] 1-787 SO2Et H H 5-O-[1-Py(2)-Pip(4)] 1-788 SO2Et H H 5-Piz(1) 1-789 SO2Et H H 5-[1-Me(HN=)C-Piz(1)] 1-790 SO2Et H H 5-CH2-Piz(1) 1-791 SO2Et H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Piz(1)] 1-792 SO2Et H H 5-OCH2-Piz(1) 1-793 SO2Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Piz(1)] 1-794 SO2Et H H 5-O(CH2)2-Piz(1) 1-795 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Piz(1)] 1-796 SO2Et H H 5-O(CH2)3-Piz(1) 1-797 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Piz(1)] 1-798 SO2Et H H 5-O(CH2)4-Piz(1) 1-799 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Piz(1)] 1-800 SO2Et H H 5-OCH2-Mor(2) 1-801 SO2Et H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Mor(2)] 1-802 SO2Et H H 5-O(CH2)2-Mor(2) 1-803 SO2Et H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Mor(2)] 1-804 SO2Et H H 5-O(CH2)3-Mor(2) 1-805 SO2Et H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Mor(2)] 1-806 SO2Et H H 5-O(CH2)4-Mor(2) 1-807 SO2Et H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Mor(2)] 1-808 SO2Et H H 6-O-Pyrd(3) 1-809 SO2Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-810 SO2Et H H 6-O-Pip(3) 1-811 SO2Et H H 6-OCH2-Pip(3) 1-812 SO2Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-813 SO2Et H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-814 SO2Et H H 6-O-Pip(4) 1-815 SO2Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-816 SO2Et H H 7-O-Pyrd(3) 1-817 SO2Et H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-818 SO2Et H H 7-O-Pip(3) 1-819 SO2Et H H 7-OCH2-Pip(3) 1-820 SO2Et H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-821 SO2Et H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-822 SO2Et H H 7-O-Pip(4) 1-823 SO2Et H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-824 SO2Pr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-825 SO2Pr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-826 SO2Pr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-827 SO2Pr H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-828 SO2 iPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-829 SO2 iPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-830 SO2 iPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-831 SO2 iPr H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-832 SO2Bu H H 4-O-Pyrd(3) 1-833 SO2Bu H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-834 SO2Bu H H 4-O-Pip(4) 1-835 SO2Bu H H 5-O(CH2)3-NH2 1-836 SO2Bu H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-837 SO2Bu H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-838 SO2Bu H H 5-O-cHx 1-839 SO2Bu H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-840 SO2Bu H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-841 SO2Bu H H 5-O-Ph 1-842 SO2Bu H H 5-O-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-843 SO2Bu H H 5-O-Azt(3) 1-844 SO2Bu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-845 SO2Bu H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-846 SO2Bu H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-847 SO2Bu H H 5-Pyrd(3) 1-848 SO2Bu H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-849 SO2Bu H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-850 SO2Bu H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-851 SO2Bu H H 5-O-Pyrd(3) 1-852 SO2Bu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-853 SO2Bu H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-854 SO2Bu H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-855 SO2Bu H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-856 SO2Bu H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-857 SO2Bu H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-858 SO2Bu H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-859 SO2Bu H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-860 SO2Bu H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-861 SO2Bu 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-862 SO2Bu 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-863 SO2Bu 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-864 SO2Bu 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-865 SO2Bu 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-866 SO2Bu 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-867 SO2Bu 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-868 SO2Bu 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-869 SO2Bu 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-870 SO2Bu 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-871 SO2Bu 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-872 SO2Bu 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-873 SO2Bu 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-874 SO2Bu H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-875 SO2Bu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-876 SO2Bu H H 5-Pip(4) 1-877 SO2Bu H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-878 SO2Bu H H 5-CH2-Pip(4) 1-879 SO2Bu H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-880 SO2Bu H H 5-O-Pip(4) 1-881 SO2Bu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-882 SO2Bu H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-883 SO2Bu H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-884 SO2Bu H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-885 SO2Bu H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-886 SO2Bu 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-887 SO2Bu 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-888 SO2Bu 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-889 SO2Bu 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-890 SO2Bu 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-891 SO2Bu 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-892 SO2Bu 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-893 SO2Bu 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-894 SO2Bu 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-895 SO2Bu 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-896 SO2Bu 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-897 SO2Bu 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-898 SO2Bu 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-899 SO2Bu H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-900 SO2Bu H H 6-O-Pyrd(3) 1-901 SO2Bu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-902 SO2Bu H H 6-O-Pip(4) 1-903 SO2Bu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-904 SO2Bu H H 7-O-Pyrd(3) 1-905 SO2Bu H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-906 SO2Bu H H 7-O-Pip(4) 1-907 SO2Bu H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-908 SO2 iBu H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-909 SO2 iBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-910 SO2 iBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-911 SO2 iBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-912 SO2 iBu H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-913 SO2 sBu H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-914 SO2 sBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-915 SO2 sBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-916 SO2 sBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-917 SO2 sBu H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-918 SO2 tBu H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-919 SO2 tBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-920 SO2 tBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-921 SO2 tBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-922 SO2 tBu H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-923 SO2Pn H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-924 SO2Pn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-925 SO2Pn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-926 SO2Pn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-927 SO2Pn H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-928 SO2Hx H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-929 SO2Hx H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-930 SO2Hx H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-931 SO2Hx H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-932 SO2Hx H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-933 SO2CH2F H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-934 SO2CH2F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-935 SO2CH2F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-936 SO2CH2F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-937 SO2CH2F H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-938 SO2(CH2)2F H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-939 SO2(CH2)3F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-940 SO2(CH2)4F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-941 SO2(CH2)5F H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-942 SO2(CH2)6F H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-943 SO2CH2COOH H H 4-O-Pyrd(3) 1-944 SO2CH2COOH H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-945 SO2CH2COOH H H 4-O-Pip(4) 1-946 SO2CH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-947 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)3-NH2 1-948 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-949 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-950 SO2CH2COOH H H 5-O-cHx 1-951 SO2CH2COOH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-952 SO2CH2COOH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-953 SO2CH2COOH H H 5-O-Ph 1-954 SO2CH2COOH H H 5-O-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-955 SO2CH2COOH H H 5-O-Azt(3) 1-956 SO2CH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-957 SO2CH2COOH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-958 SO2CH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-959 SO2CH2COOH H H 5-Pyrd(3) 1-960 SO2CH2COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-961 SO2CH2COOH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-962 SO2CH2COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-963 SO2CH2COOH H H 5-O-Pyrd(3) 1-964 SO2CH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-965 SO2CH2COOH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-966 SO2CH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-967 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-968 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-969 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-970 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-971 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-972 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-973 SO2CH2COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-974 SO2CH2COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-975 SO2CH2COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-976 SO2CH2COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-977 SO2CH2COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-978 SO2CH2COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-979 SO2CH2COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-980 SO2CH2COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-981 SO2CH2COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-982 SO2CH2COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-983 SO2CH2COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-984 SO2CH2COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-985 SO2CH2COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-986 SO2CH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-987 SO2CH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-988 SO2CH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-989 SO2CH2COOH H H 5-Pip(4) 1-990 SO2CH2COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-991 SO2CH2COOH H H 5-CH2-Pip(4) 1-992 SO2CH2COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-993 SO2CH2COOH H H 5-O-Pip(4) 1-994 SO2CH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-995 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-996 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-997 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-998 SO2CH2COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-999 SO2CH2COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1000 SO2CH2COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1001 SO2CH2COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1002 SO2CH2COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1003 SO2CH2COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1004 SO2CH2COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1005 SO2CH2COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1006 SO2CH2COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1007 SO2CH2COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1008 SO2CH2COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1009 SO2CH2COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1010 SO2CH2COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1011 SO2CH2COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1012 SO2CH2COOH H H 6-O-Pyrd(3) 1-1013 SO2CH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1014 SO2CH2COOH H H 6-O-Pip(4) 1-1015 SO2CH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1016 SO2CH2COOH H H 7-O-Pyrd(3) 1-1017 SO2CH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1018 SO2CH2COOH H H 7-O-Pip(4) 1-1019 SO2CH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1020 SO2(CH2)2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1021 SO2(CH2)2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1022 SO2(CH2)2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1023 SO2(CH2)2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1024 SO2(CH2)2COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1025 SO2(CH2)3COOH H H 4-O-Pyrd(3) 1-1026 SO2(CH2)3COOH H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1027 SO2(CH2)3COOH H H 4-O-Pip(4) 1-1028 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-NH2 1-1029 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-NHMe 1-1030 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-N(Me)2 1-1031 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-cHx 1-1032 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1033 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1034 SO2(CH2)3COOH H H 5-OCH2-Ph 1-1035 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1036 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-Azt(3) 1-1037 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1038 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(2) 1-1039 SO2(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1040 SO2(CH2)3COOH H H 5-Pyrd(3) 1-1041 SO2(CH2)3COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1042 SO2(CH2)3COOH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1043 SO2(CH2)3COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1044 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-Pyrd(3) 1-1045 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1046 SO2(CH2)3COOH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1047 SO2(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1048 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1049 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1050 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1051 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1052 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1053 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1054 SO2(CH2)3COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1055 SO2(CH2)3COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1056 SO2(CH2)3COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1057 SO2(CH2)3COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1058 SO2(CH2)3COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1059 SO2(CH2)3COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1060 SO2(CH2)3COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1061 SO2(CH2)3COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1062 SO2(CH2)3COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1063 SO2(CH2)3COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1064 SO2(CH2)3COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1065 SO2(CH2)3COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1066 SO2(CH2)3COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1067 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1068 SO2(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1069 SO2(CH2)3COOH H H 5-Pip(4) 1-1070 SO2(CH2)3COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1071 SO2(CH2)3COOH H H 5-CH2-Pip(4) 1-1072 SO2(CH2)3COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1073 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-Pip(4) 1-1074 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1075 SO2(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1076 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1077 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1078 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1079 SO2(CH2)3COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1080 SO2(CH2)3COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1081 SO2(CH2)3COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1082 SO2(CH2)3COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1083 SO2(CH2)3COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1084 SO2(CH2)3COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1085 SO2(CH2)3COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1086 SO2(CH2)3COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1087 SO2(CH2)3COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1088 SO2(CH2)3COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1089 SO2(CH2)3COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1090 SO2(CH2)3COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1091 SO2(CH2)3COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1092 SO2(CH2)3COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1093 SO2(CH2)3COOH H H 6-O-Pyrd(3) 1-1094 SO2(CH2)3COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1095 SO2(CH2)3COOH H H 6-O-Pip(4) 1-1096 SO2(CH2)3COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1097 SO2(CH2)3COOH H H 7-O-Pyrd(3) 1-1098 SO2(CH2)3COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1099 SO2(CH2)3COOH H H 7-O-Pip(4) 1-1100 SO2(CH2)3COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1101 SO2(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1102 SO2(CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1103 SO2(CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1104 SO2(CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1105 SO2(CH2)4COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1106 SO2(CH2)5COOH H H 4-O-Pyrd(3) 1-1107 SO2(CH2)5COOH H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1108 SO2(CH2)5COOH H H 4-O-Pip(4) 1-1109 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-NH2 1-1110 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-NHMe 1-1111 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-N(Me)2 1-1112 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-cHx 1-1113 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1114 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1115 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-Ph 1-1116 SO2(CH2)5COOH H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1117 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-Azt(3) 1-1118 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1119 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(2) 1-1120 SO2(CH2)5COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1121 SO2(CH2)5COOH H H 5-Pyrd(3) 1-1122 SO2(CH2)5COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1123 SO2(CH2)5COOH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1124 SO2(CH2)5COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1125 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-Pyrd(3) 1-1126 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1127 SO2(CH2)5COOH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1128 SO2(CH2)5COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1129 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1130 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1131 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1132 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1133 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1134 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1135 SO2(CH2)5COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1136 SO2(CH2)5COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1137 SO2(CH2)5COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1138 SO2(CH2)5COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1139 SO2(CH2)5COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1140 SO2(CH2)5COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1141 SO2(CH2)5COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1142 SO2(CH2)5COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1143 SO2(CH2)5COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1144 SO2(CH2)5COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1145 SO2(CH2)5COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1146 SO2(CH2)5COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1147 SO2(CH2)5COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1148 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1149 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1150 SO2(CH2)5COOH H H 5-Pip(4) 1-1151 SO2(CH2)5COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1152 SO2(CH2)5COOH H H 5-CH2-Pip(4) 1-1153 SO2(CH2)5COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1154 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-Pip(4) 1-1155 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1156 SO2(CH2)5COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1157 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1158 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1159 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1160 SO2(CH2)5COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1161 SO2(CH2)5COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1162 SO2(CH2)5COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1163 SO2(CH2)5COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1164 SO2(CH2)5COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1165 SO2(CH2)5COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1166 SO2(CH2)5COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1167 SO2(CH2)5COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1168 SO2(CH2)5COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1169 SO2(CH2)5COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1170 SO2(CH2)5COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1171 SO2(CH2)5COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1172 SO2(CH2)5COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1173 SO2(CH2)5COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1174 SO2(CH2)5COOH H H 6-O-Pyrd(3) 1-1175 SO2(CH2)5COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1176 SO2(CH2)5COOH H H 6-O-Pip(4) 1-1177 SO2(CH2)5COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1178 SO2(CH2)5COOH H H 7-O-Pyrd(3) 1-1179 SO2(CH2)5COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1180 SO2(CH2)5COOH H H 7-O-Pip(4) 1-1181 SO2(CH2)5COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1182 SO2(CH2)6COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1183 SO2(CH2)6COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1184 SO2(CH2)6COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1185 SO2(CH2)6COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1186 SO2(CH2)6COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1187 SO2CH2COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1188 SO2CH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1189 SO2CH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1190 SO2CH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1191 SO2CH2COOMe H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1192 SO2CH2COOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-1193 SO2CH2COOEt H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1194 SO2CH2COOEt H H 4-O-Pip(4) 1-1195 SO2CH2COOEt H H 5-(CH2)2-NH2 1-1196 SO2CH2COOEt H H 5-(CH2)4-NHMe 1-1197 SO2CH2COOEt H H 5-(CH2)4-N(Me)2 1-1198 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)3-NH2 1-1199 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1200 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)2-N(Me)2 1-1201 SO2CH2COOEt H H 5-O-cHx 1-1202 SO2CH2COOEt H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1203 SO2CH2COOEt H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1204 SO2CH2COOEt H H 5-OCH2-Ph 1-1205 SO2CH2COOEt H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1206 SO2CH2COOEt H H 5-O-Azt(3) 1-1207 SO2CH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1208 SO2CH2COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1209 SO2CH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1210 SO2CH2COOEt H H 5-Pyrd(3) 1-1211 SO2CH2COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1212 SO2CH2COOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1213 SO2CH2COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1214 SO2CH2COOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-1215 SO2CH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1216 SO2CH2COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1217 SO2CH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1218 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1219 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1220 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1221 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1222 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1223 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1224 SO2CH2COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1225 SO2CH2COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1226 SO2CH2COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1227 SO2CH2COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1228 SO2CH2COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1229 SO2CH2COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1230 SO2CH2COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1231 SO2CH2COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1232 SO2CH2COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1233 SO2CH2COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1234 SO2CH2COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1235 SO2CH2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1236 SO2CH2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1237 SO2CH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1238 SO2CH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1239 SO2CH2COOEt H H 5-Pip(4) 1-1240 SO2CH2COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1241 SO2CH2COOEt H H 5-CH2-Pip(4) 1-1242 SO2CH2COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1243 SO2CH2COOEt H H 5-O-Pip(4) 1-1244 SO2CH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1245 SO2CH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1246 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1247 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1248 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1249 SO2CH2COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1250 SO2CH2COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1251 SO2CH2COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1252 SO2CH2COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1253 SO2CH2COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1254 SO2CH2COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1255 SO2CH2COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1256 SO2CH2COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1257 SO2CH2COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1258 SO2CH2COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1259 SO2CH2COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1260 SO2CH2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1261 SO2CH2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1262 SO2CH2COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1263 SO2CH2COOEt H H 6-O-Pyrd(3) 1-1264 SO2CH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1265 SO2CH2COOEt H H 6-O-Pip(4) 1-1266 SO2CH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1267 SO2CH2COOEt H H 7-O-Pyrd(3) 1-1268 SO2CH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1269 SO2CH2COOEt H H 7-O-Pip(4) 1-1270 SO2CH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1271 SO2(CH2)2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1272 SO2(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1273 SO2(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1274 SO2(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1275 SO2(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1276 SO2(CH2)3COOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-1277 SO2(CH2)3COOEt H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1278 SO2(CH2)3COOEt H H 4-O-Pip(4) 1-1279 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-NH2 1-1280 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1281 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-1282 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-cHx 1-1283 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1284 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1285 SO2(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-Ph 1-1286 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1287 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-Azt(3) 1-1288 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1289 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(2) 1-1290 SO2(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1291 SO2(CH2)3COOEt H H 5-Pyrd(3) 1-1292 SO2(CH2)3COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1293 SO2(CH2)3COOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1294 SO2(CH2)3COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1295 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-1296 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1297 SO2(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1298 SO2(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1299 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1300 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1301 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1302 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1303 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1304 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1305 SO2(CH2)3COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1306 SO2(CH2)3COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1307 SO2(CH2)3COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1308 SO2(CH2)3COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1309 SO2(CH2)3COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1310 SO2(CH2)3COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1311 SO2(CH2)3COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1312 SO2(CH2)3COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1313 SO2(CH2)3COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1314 SO2(CH2)3COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1315 SO2(CH2)3COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1316 SO2(CH2)3COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1317 SO2(CH2)3COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1318 SO2(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1319 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1320 SO2(CH2)3COOEt H H 5-Pip(4) 1-1321 SO2(CH2)3COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1322 SO2(CH2)3COOEt H H 5-CH2-Pip(4) 1-1323 SO2(CH2)3COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1324 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-Pip(4) 1-1325 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1326 SO2(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1327 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1328 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1329 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1330 SO2(CH2)3COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1331 SO2(CH2)3COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1332 SO2(CH2)3COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1333 SO2(CH2)3COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1334 SO2(CH2)3COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1335 SO2(CH2)3COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1336 SO2(CH2)3COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1337 SO2(CH2)3COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1338 SO2(CH2)3COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1339 SO2(CH2)3COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1340 SO2(CH2)3COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1341 SO2(CH2)3COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1342 SO2(CH2)3COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1343 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1344 SO2(CH2)3COOEt H H 6-O-Pyrd(3) 1-1345 SO2(CH2)3COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1346 SO2(CH2)3COOEt H H 6-O-Pip(4) 1-1347 SO2(CH2)3COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1348 SO2(CH2)3COOEt H H 7-O-Pyrd(3) 1-1349 SO2(CH2)3COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1350 SO2(CH2)3COOEt H H 7-O-Pip(4) 1-1351 SO2(CH2)3COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1352 SO2(CH2)4COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1353 SO2(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1354 SO2(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1355 SO2(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1356 SO2(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1357 SO2(CH2)5COOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-1358 SO2(CH2)5COOEt H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1359 SO2(CH2)5COOEt H H 4-O-Pip(4) 1-1360 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)3-NH2 1-1361 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1362 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-1363 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-cHx 1-1364 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1365 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1366 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-Ph 1-1367 SO2(CH2)5COOEt H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1368 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-Azt(3) 1-1369 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1370 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-Pyrd(2) 1-1371 SO2(CH2)5COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1372 SO2(CH2)5COOEt H H 5-Pyrd(3) 1-1373 SO2(CH2)5COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1374 SO2(CH2)5COOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1375 SO2(CH2)5COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1376 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-1377 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1378 SO2(CH2)5COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1379 SO2(CH2)5COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1380 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1381 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1382 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1383 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1384 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1385 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1386 SO2(CH2)5COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1387 SO2(CH2)5COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1388 SO2(CH2)5COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1389 SO2(CH2)5COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1390 SO2(CH2)5COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1391 SO2(CH2)5COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1392 SO2(CH2)5COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1393 SO2(CH2)5COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1394 SO2(CH2)5COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1395 SO2(CH2)5COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1396 SO2(CH2)5COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1397 SO2(CH2)5COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1398 SO2(CH2)5COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1399 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1400 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1401 SO2(CH2)5COOEt H H 5-Pip(4) 1-1402 SO2(CH2)5COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1403 SO2(CH2)5COOEt H H 5-CH2-Pip(4) 1-1404 SO2(CH2)5COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1405 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-Pip(4) 1-1406 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1407 SO2(CH2)5COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1408 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1409 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1410 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1411 SO2(CH2)5COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1412 SO2(CH2)5COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1413 SO2(CH2)5COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1414 SO2(CH2)5COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1415 SO2(CH2)5COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1416 SO2(CH2)5COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1417 SO2(CH2)5COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1418 SO2(CH2)5COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1419 SO2(CH2)5COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1420 SO2(CH2)5COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1421 SO2(CH2)5COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1422 SO2(CH2)5COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1423 SO2(CH2)5COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1424 SO2(CH2)5COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1425 SO2(CH2)5COOEt H H 6-O-Pyrd(3) 1-1426 SO2(CH2)5COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1427 SO2(CH2)5COOEt H H 6-O-Pip(4) 1-1428 SO2(CH2)5COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1429 SO2(CH2)5COOEt H H 7-O-Pyrd(3) 1-1430 SO2(CH2)5COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1431 SO2(CH2)5COOEt H H 7-O-Pip(4) 1-1432 SO2(CH2)5COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1433 SO2(CH2)6COOPr H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1434 SO2(CH2)6COOBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1435 SO2(CH2)6COOtBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1436 SO2(CH2)6COOPn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1437 SO2(CH2)6COOHx H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1438 SO2Ph H H 4-O-Pyrd(3) 1-1439 SO2Ph H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1440 SO2Ph H H 4-O-Pip(4) 1-1441 SO2Ph H H 5-O(CH2)3-NH2 1-1442 SO2Ph H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1443 SO2Ph H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-1444 SO2Ph H H 5-O-cHx 1-1445 SO2Ph H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1446 SO2Ph H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1447 SO2Ph H H 5-OCH2-Ph 1-1448 SO2Ph H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1449 SO2Ph H H 5-O-Azt(3) 1-1450 SO2Ph H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1451 SO2Ph H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1452 SO2Ph H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1453 SO2Ph H H 5-Pyrd(3) 1-1454 SO2Ph H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1455 SO2Ph H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1456 SO2Ph H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1457 SO2Ph H H 5-O-Pyrd(3) 1-1458 SO2Ph H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1459 SO2Ph H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1460 SO2Ph H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1461 SO2Ph H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1462 SO2Ph H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1463 SO2Ph H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1464 SO2Ph H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1465 SO2Ph H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1466 SO2Ph H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1467 SO2Ph 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1468 SO2Ph 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1469 SO2Ph 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1470 SO2Ph 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1471 SO2Ph 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1472 SO2Ph 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1473 SO2Ph 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1474 SO2Ph 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1475 SO2Ph 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1476 SO2Ph 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1477 SO2Ph 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1478 SO2Ph 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1479 SO2Ph 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1480 SO2Ph H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1481 SO2Ph H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1482 SO2Ph H H 5-Pip(4) 1-1483 SO2Ph H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1484 SO2Ph H H 5-CH2-Pip(4) 1-1485 SO2Ph H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1486 SO2Ph H H 5-O-Pip(4) 1-1487 SO2Ph H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1488 SO2Ph H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1489 SO2Ph H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1490 SO2Ph H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1491 SO2Ph H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1492 SO2Ph 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1493 SO2Ph 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1494 SO2Ph 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1495 SO2Ph 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1496 SO2Ph 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1497 SO2Ph 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1498 SO2Ph 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1499 SO2Ph 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1500 SO2Ph 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1501 SO2Ph 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1502 SO2Ph 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1503 SO2Ph 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1504 SO2Ph 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1505 SO2Ph H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1506 SO2Ph H H 6-O-Pyrd(3) 1-1507 SO2Ph H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1508 SO2Ph H H 6-O-Pip(4) 1-1509 SO2Ph H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1510 SO2Ph H H 7-O-Pyrd(3) 1-1511 SO2Ph H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1512 SO2Ph H H 7-O-Pip(4) 1-1513 SO2Ph H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1514 SO2(2-F-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1515 SO2(2-F-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1516 SO2(3-F-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1517 SO2(3-F-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1518 SO2(3-F-Ph) H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1519 SO2(4-F-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1520 SO2(4-F-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1521 SO2(4-F-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1522 SO2(4-F-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1523 SO2(4-F-Ph) H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1524 SO2(4-Br-Ph) H H 4-O-Pyrd(3) 1-1525 SO2(4-Br-Ph) H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1526 SO2(4-Br-Ph) H H 4-O-Pip(4) 1-1527 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)3-NH2 1-1528 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1529 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)2-N(Me)2 1-1530 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-cHx 1-1531 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1532 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1533 SO2(4-Br-Ph) H H 5-OCH2-Ph 1-1534 SO2(4-Br-Ph) H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1535 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-Azt(3) 1-1536 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1537 SO2(4-Br-Ph) H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1538 SO2(4-Br-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1539 SO2(4-Br-Ph) H H 5-Pyrd(3) 1-1540 SO2(4-Br-Ph) H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1541 SO2(4-Br-Ph) H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1542 SO2(4-Br-Ph) H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1543 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-Pyrd(3) 1-1544 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1545 SO2(4-Br-Ph) H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1546 SO2(4-Br-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1547 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1548 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1549 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1550 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1551 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1552 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1553 SO2(4-Br-Ph) 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1554 SO2(4-Br-Ph) 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1555 SO2(4-Br-Ph) 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1556 SO2(4-Br-Ph) 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1557 SO2(4-Br-Ph) 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1558 SO2(4-Br-Ph) 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1559 SO2(4-Br-Ph) 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1560 SO2(4-Br-Ph) 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1561 SO2(4-Br-Ph) 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1562 SO2(4-Br-Ph) 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1563 SO2(4-Br-Ph) 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1564 SO2(4-Br-Ph) 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1565 SO2(4-Br-Ph) 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1566 SO2(4-Br-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1567 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1568 SO2(4-Br-Ph) H H 5-Pip(4) 1-1569 SO2(4-Br-Ph) H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1570 SO2(4-Br-Ph) H H 5-CH2-Pip(4) 1-1571 SO2(4-Br-Ph) H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1572 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-Pip(4) 1-1573 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1574 SO2(4-Br-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1575 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1576 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1577 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1578 SO2(4-Br-Ph) 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1579 SO2(4-Br-Ph) 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1580 SO2(4-Br-Ph) 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1581 SO2(4-Br-Ph) 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1582 SO2(4-Br-Ph) 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1583 SO2(4-Br-Ph) 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1584 SO2(4-Br-Ph) 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1585 SO2(4-Br-Ph) 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1586 SO2(4-Br-Ph) 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1587 SO2(4-Br-Ph) 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1588 SO2(4-Br-Ph) 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1589 SO2(4-Br-Ph) 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1590 SO2(4-Br-Ph) 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1591 SO2(4-Br-Ph) H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1592 SO2(4-Br-Ph) H H 6-O-Pyrd(3) 1-1593 SO2(4-Br-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1594 SO2(4-Br-Ph) H H 6-O-Pip(4) 1-1595 SO2(4-Br-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1596 SO2(4-Br-Ph) H H 7-O-Pyrd(3) 1-1597 SO2(4-Br-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1598 SO2(4-Br-Ph) H H 7-O-Pip(4) 1-1599 SO2(4-Br-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1600 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 4-O-Pyrd(3) 1-1601 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1602 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 4-O-Pip(4) 1-1603 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)3-NH2 1-1604 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1605 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-1606 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-cHx 1-1607 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1608 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1609 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-Ph 1-1610 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1611 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-Azt(3) 1-1612 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1613 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1614 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1615 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-Pyrd(3) 1-1616 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1617 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1618 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1619 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-Pyrd(3) 1-1620 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1621 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1622 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1623 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1624 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1625 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1626 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1627 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1628 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1629 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1630 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1631 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1632 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1633 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1634 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1635 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1636 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1637 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1638 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1639 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1640 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1641 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1642 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1643 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1644 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-Pip(4) 1-1645 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1646 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-CH2-Pip(4) 1-1647 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1648 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-Pip(4) 1-1649 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1650 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1651 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1652 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1653 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1654 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1655 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1656 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1657 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1658 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1659 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1660 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1661 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1662 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1663 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1664 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1665 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1666 SO2(4-MeOOC-Ph) 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1667 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1668 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 6-O-Pyrd(3) 1-1669 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1670 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 6-O-Pip(4) 1-1671 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1672 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-O-Pyrd(3) 1-1673 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1674 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-O-Pip(4) 1-1675 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1676 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1677 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1678 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1679 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1680 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1681 SO2(4-PrOOC-Ph) H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1682 SO2(4-BuOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1683 SO2(4-PnOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1684 SO2(3-HxOOC-Ph) H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1685 SO2(4-HxOOC-Ph) H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1686 SO2NH2 H H 4-O-Pyrd(3) 1-1687 SO2NH2 H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1688 SO2NH2 H H 4-O-Pip(4) 1-1689 SO2NH2 H H 5-O-Azt(3) 1-1690 SO2NH2 H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1691 SO2NH2 H H 5-Pyrd(3) 1-1692 SO2NH2 H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1693 SO2NH2 H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1694 SO2NH2 H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1695 SO2NH2 H H 5-O-Pyrd(3) 1-1696 SO2NH2 H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1697 SO2NH2 H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1698 SO2NH2 H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1699 SO2NH2 H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1700 SO2NH2 H H 5-O-Pip(4) 1-1701 SO2NH2 H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1702 SO2NH2 H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1703 SO2NH2 H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1704 SO2NH2 H H 6-O-Pyrd(3) 1-1705 SO2NH2 H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1706 SO2NH2 H H 6-O-Pip(4) 1-1707 SO2NH2 H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1708 SO2NHCOOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1709 SO2NHCOOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1710 SO2NHCOOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1711 SO2NHCOOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1712 SO2NHCOOMe H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1713 SO2NHCOOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-1714 SO2NHCOOEt H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1715 SO2NHCOOEt H H 4-O-Pip(4) 1-1716 SO2NHCOOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1717 SO2NHCOOEt H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1718 SO2NHCOOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1719 SO2NHCOOEt H H 5-Pyrd(3) 1-1720 SO2NHCOOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1721 SO2NHCOOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1722 SO2NHCOOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1723 SO2NHCOOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-1724 SO2NHCOOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1725 SO2NHCOOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1726 SO2NHCOOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1727 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1728 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1729 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1730 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1731 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1732 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1733 SO2NHCOOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1734 SO2NHCOOEt H H 5-O-Pip(4) 1-1735 SO2NHCOOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1736 SO2NHCOOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1737 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1738 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1739 SO2NHCOOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1740 SO2NHCOOPr H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1741 SO2NHCOOBu H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1742 SO2NHCOOPn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1743 SO2NHCOOHx H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1744 COCH2COOH H H 4-O-Pyrd(3) 1-1745 COCH2COOH H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1746 COCH2COOH H H 4-O-Pip(4) 1-1747 COCH2COOH H H 5-O(CH2)2-NH2 1-1748 COCH2COOH H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1749 COCH2COOH H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-1750 COCH2COOH H H 5-O-cHx 1-1751 COCH2COOH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1752 COCH2COOH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1753 COCH2COOH H H 5-O-Ph 1-1754 COCH2COOH H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1755 COCH2COOH H H 5-O-Azt(3) 1-1756 COCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1757 COCH2COOH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1758 COCH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1759 COCH2COOH H H 5-Pyrd(3) 1-1760 COCH2COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1761 COCH2COOH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1762 COCH2COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1763 COCH2COOH H H 5-O-Pyrd(3) 1-1764 COCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1765 COCH2COOH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1766 COCH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1767 COCH2COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1768 COCH2COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1769 COCH2COOH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1770 COCH2COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1771 COCH2COOH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1772 COCH2COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1773 COCH2COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1774 COCH2COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1775 COCH2COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1776 COCH2COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1777 COCH2COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1778 COCH2COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1779 COCH2COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1780 COCH2COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1781 COCH2COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1782 COCH2COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1783 COCH2COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1784 COCH2COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1785 COCH2COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1786 COCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1787 COCH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1788 COCH2COOH H H 5-Pip(4) 1-1789 COCH2COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1790 COCH2COOH H H 5-CH2-Pip(4) 1-1791 COCH2COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1792 COCH2COOH H H 5-O-Pip(4) 1-1793 COCH2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1794 COCH2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1795 COCH2COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1796 COCH2COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1797 COCH2COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1798 COCH2COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1799 COCH2COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1800 COCH2COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1801 COCH2COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1802 COCH2COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1803 COCH2COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1804 COCH2COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1805 COCH2COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1806 COCH2COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1807 COCH2COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1808 COCH2COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1809 COCH2COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1810 COCH2COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1811 COCH2COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1812 COCH2COOH H H 6-O-Pyrd(3) 1-1813 COCH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1814 COCH2COOH H H 6-O-Pip(4) 1-1815 COCH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1816 COCH2COOH H H 7-O-Pyrd(3) 1-1817 COCH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1818 COCH2COOH H H 7-O-Pip(4) 1-1819 COCH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1820 CO(CH2)2COOH H H 4-O-Pyrd(3) 1-1821 CO(CH2)2COOH H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1822 CO(CH2)2COOH H H 4-O-Pip(4) 1-1823 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)2-NH2 1-1824 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1825 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-1826 CO(CH2)2COOH H H 5-O-cHx 1-1827 CO(CH2)2COOH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1828 CO(CH2)2COOH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1829 CO(CH2)2COOH H H 5-O-Ph 1-1830 CO(CH2)2COOH H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1831 CO(CH2)2COOH H H 5-O-Azt(3) 1-1832 CO(CH2)2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1833 CO(CH2)2COOH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1834 CO(CH2)2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1835 CO(CH2)2COOH H H 5-Pyrd(3) 1-1836 CO(CH2)2COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1837 CO(CH2)2COOH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1838 CO(CH2)2COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1839 CO(CH2)2COOH H H 5-O-Pyrd(3) 1-1840 CO(CH2)2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1841 CO(CH2)2COOH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1842 CO(CH2)2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1843 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1844 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1845 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1846 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1847 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1848 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1849 CO(CH2)2COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1850 CO(CH2)2COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1851 CO(CH2)2COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1852 CO(CH2)2COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1853 CO(CH2)2COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1854 CO(CH2)2COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1855 CO(CH2)2COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1856 CO(CH2)2COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1857 CO(CH2)2COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1858 CO(CH2)2COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1859 CO(CH2)2COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1860 CO(CH2)2COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1861 CO(CH2)2COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1862 CO(CH2)2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1863 CO(CH2)2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1864 CO(CH2)2COOH H H 5-Pip(4) 1-1865 CO(CH2)2COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1866 CO(CH2)2COOH H H 5-CH2-Pip(4) 1-1867 CO(CH2)2COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1868 CO(CH2)2COOH H H 5-O-Pip(4) 1-1869 CO(CH2)2COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1870 CO(CH2)2COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1871 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1872 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1873 CO(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1874 CO(CH2)2COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1875 CO(CH2)2COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1876 CO(CH2)2COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1877 CO(CH2)2COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1878 CO(CH2)2COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1879 CO(CH2)2COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1880 CO(CH2)2COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1881 CO(CH2)2COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1882 CO(CH2)2COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1883 CO(CH2)2COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1884 CO(CH2)2COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1885 CO(CH2)2COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1886 CO(CH2)2COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1887 CO(CH2)2COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1888 CO(CH2)2COOH H H 6-O-Pyrd(3) 1-1889 CO(CH2)2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1890 CO(CH2)2COOH H H 6-O-Pip(4) 1-1891 CO(CH2)2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1892 CO(CH2)2COOH H H 7-O-Pyrd(3) 1-1893 CO(CH2)2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1894 CO(CH2)2COOH H H 7-O-Pip(4) 1-1895 CO(CH2)2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1896 CO(CH2)3COOH H H 4-O-Pyrd(3) 1-1897 CO(CH2)3COOH H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1898 CO(CH2)3COOH H H 4-O-Pip(4) 1-1899 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-NH2 1-1900 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1901 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-1902 CO(CH2)3COOH H H 5-O-cHx 1-1903 CO(CH2)3COOH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1904 CO(CH2)3COOH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1905 CO(CH2)3COOH H H 5-O-Ph 1-1906 CO(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1907 CO(CH2)3COOH H H 5-O-Azt(3) 1-1908 CO(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1909 CO(CH2)3COOH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1910 CO(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1911 CO(CH2)3COOH H H 5-Pyrd(3) 1-1912 CO(CH2)3COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1913 CO(CH2)3COOH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1914 CO(CH2)3COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1915 CO(CH2)3COOH H H 5-O-Pyrd(3) 1-1916 CO(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1917 CO(CH2)3COOH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1918 CO(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1919 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1920 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1921 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1922 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1923 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-1924 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1925 CO(CH2)3COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1926 CO(CH2)3COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1927 CO(CH2)3COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1928 CO(CH2)3COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1929 CO(CH2)3COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1930 CO(CH2)3COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1931 CO(CH2)3COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1932 CO(CH2)3COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1933 CO(CH2)3COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1934 CO(CH2)3COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1935 CO(CH2)3COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1936 CO(CH2)3COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1937 CO(CH2)3COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1938 CO(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-1939 CO(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-1940 CO(CH2)3COOH H H 5-Pip(4) 1-1941 CO(CH2)3COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1942 CO(CH2)3COOH H H 5-CH2-Pip(4) 1-1943 CO(CH2)3COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1944 CO(CH2)3COOH H H 5-O-Pip(4) 1-1945 CO(CH2)3COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1946 CO(CH2)3COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1947 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1948 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1949 CO(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1950 CO(CH2)3COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1951 CO(CH2)3COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1952 CO(CH2)3COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1953 CO(CH2)3COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1954 CO(CH2)3COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1955 CO(CH2)3COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1956 CO(CH2)3COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1957 CO(CH2)3COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1958 CO(CH2)3COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1959 CO(CH2)3COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1960 CO(CH2)3COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1961 CO(CH2)3COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1962 CO(CH2)3COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1963 CO(CH2)3COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-1964 CO(CH2)3COOH H H 6-O-Pyrd(3) 1-1965 CO(CH2)3COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1966 CO(CH2)3COOH H H 6-O-Pip(4) 1-1967 CO(CH2)3COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1968 CO(CH2)3COOH H H 7-O-Pyrd(3) 1-1969 CO(CH2)3COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1970 CO(CH2)3COOH H H 7-O-Pip(4) 1-1971 CO(CH2)3COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-1972 CO(CH2)4COOH H H 4-O-Pyrd(3) 1-1973 CO(CH2)4COOH H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1974 CO(CH2)4COOH H H 4-O-Pip(4) 1-1975 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)2-NH2 1-1976 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-1977 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-1978 CO(CH2)4COOH H H 5-O-cHx 1-1979 CO(CH2)4COOH H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-1980 CO(CH2)4COOH H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-1981 CO(CH2)4COOH H H 5-O-Ph 1-1982 CO(CH2)4COOH H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-1983 CO(CH2)4COOH H H 5-O-Azt(3) 1-1984 CO(CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-1985 CO(CH2)4COOH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-1986 CO(CH2)4COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-1987 CO(CH2)4COOH H H 5-Pyrd(3) 1-1988 CO(CH2)4COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1989 CO(CH2)4COOH H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-1990 CO(CH2)4COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1991 CO(CH2)4COOH H H 5-O-Pyrd(3) 1-1992 CO(CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1993 CO(CH2)4COOH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-1994 CO(CH2)4COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1995 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-1996 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1997 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-1998 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-1999 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2000 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2001 CO(CH2)4COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2002 CO(CH2)4COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2003 CO(CH2)4COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2004 CO(CH2)4COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2005 CO(CH2)4COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2006 CO(CH2)4COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2007 CO(CH2)4COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2008 CO(CH2)4COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2009 CO(CH2)4COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2010 CO(CH2)4COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2011 CO(CH2)4COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2012 CO(CH2)4COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2013 CO(CH2)4COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2014 CO(CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2015 CO(CH2)4COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-2016 CO(CH2)4COOH H H 5-Pip(4) 1-2017 CO(CH2)4COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2018 CO(CH2)4COOH H H 5-CH2-Pip(4) 1-2019 CO(CH2)4COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2020 CO(CH2)4COOH H H 5-O-Pip(4) 1-2021 CO(CH2)4COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2022 CO(CH2)4COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2023 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2024 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2025 CO(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2026 CO(CH2)4COOH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2027 CO(CH2)4COOH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2028 CO(CH2)4COOH 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2029 CO(CH2)4COOH 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2030 CO(CH2)4COOH 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2031 CO(CH2)4COOH 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2032 CO(CH2)4COOH 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2033 CO(CH2)4COOH 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2034 CO(CH2)4COOH 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2035 CO(CH2)4COOH 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2036 CO(CH2)4COOH 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2037 CO(CH2)4COOH 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2038 CO(CH2)4COOH 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2039 CO(CH2)4COOH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2040 CO(CH2)4COOH H H 6-O-Pyrd(3) 1-2041 CO(CH2)4COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2042 CO(CH2)4COOH H H 6-O-Pip(4) 1-2043 CO(CH2)4COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2044 CO(CH2)4COOH H H 7-O-Pyrd(3) 1-2045 CO(CH2)4COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2046 CO(CH2)4COOH H H 7-O-Pip(4) 1-2047 CO(CH2)4COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2048 CO(CH2)5COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2049 CO(CH2)5COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2050 CO(CH2)5COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2051 CO(CH2)5COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2052 CO(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2053 CO(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2054 CO(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2055 CO(CH2)5COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2056 CO(CH2)5COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2057 CO(CH2)5COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2058 CO(CH2)5COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2059 CO(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2060 CO(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2061 CO(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2062 CO(CH2)6COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2063 CO(CH2)6COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2064 CO(CH2)6COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2065 CO(CH2)6COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2066 CO(CH2)6COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2067 CO(CH2)6COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2068 CO(CH2)6COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2069 CO(CH2)6COOH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2070 CO(CH2)6COOH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2071 CO(CH2)6COOH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2072 CO(CH2)6COOH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2073 CO(CH2)6COOH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2074 CO(CH2)6COOH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2075 CO(CH2)6COOH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2076 COCH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2077 COCH2COOMe H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2078 COCH2COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2079 COCH2COOMe H H 5-Pyrd(3) 1-2080 COCH2COOMe H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2081 COCH2COOMe H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-2082 COCH2COOMe H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2083 COCH2COOMe H H 5-O-Pyrd(3) 1-2084 COCH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2085 COCH2COOMe H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2086 COCH2COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2087 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2088 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2089 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2090 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2091 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2092 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2093 COCH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2094 COCH2COOMe H H 5-O-Pip(4) 1-2095 COCH2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2096 COCH2COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2097 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2098 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2099 COCH2COOMe H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2100 COCH2COOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-2101 COCH2COOEt H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2102 COCH2COOEt H H 4-O-Pip(4) 1-2103 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-NH2 1-2104 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-2105 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-2106 COCH2COOEt H H 5-O-cHx 1-2107 COCH2COOEt H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-2108 COCH2COOEt H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-2109 COCH2COOEt H H 5-O-Ph 1-2110 COCH2COOEt H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-2111 COCH2COOEt H H 5-O-Azt(3) 1-2112 COCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2113 COCH2COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2114 COCH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2115 COCH2COOEt H H 5-Pyrd(3) 1-2116 COCH2COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2117 COCH2COOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-2118 COCH2COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2119 COCH2COOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-2120 COCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2121 COCH2COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2122 COCH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2123 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2124 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2125 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2126 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2127 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2128 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2129 COCH2COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2130 COCH2COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2131 COCH2COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2132 COCH2COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2133 COCH2COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2134 COCH2COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2135 COCH2COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2136 COCH2COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2137 COCH2COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2138 COCH2COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2139 COCH2COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2140 COCH2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2141 COCH2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2142 COCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2143 COCH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-2144 COCH2COOEt H H 5-Pip(4) 1-2145 COCH2COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2146 COCH2COOEt H H 5-CH2-Pip(4) 1-2147 COCH2COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2148 COCH2COOEt H H 5-O-Pip(4) 1-2149 COCH2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2150 COCH2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2151 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2152 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2153 COCH2COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2154 COCH2COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2155 COCH2COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2156 COCH2COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2157 COCH2COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2158 COCH2COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2159 COCH2COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2160 COCH2COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2161 COCH2COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2162 COCH2COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2163 COCH2COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2164 COCH2COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2165 COCH2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2166 COCH2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2167 COCH2COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2168 COCH2COOEt H H 6-O-Pyrd(3) 1-2169 COCH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2170 COCH2COOEt H H 6-O-Pip(4) 1-2171 COCH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2172 COCH2COOEt H H 7-O-Pyrd(3) 1-2173 COCH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2174 COCH2COOEt H H 7-O-Pip(4) 1-2175 COCH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2176 COCH2COOPr H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2177 COCH2COOPr H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2178 COCH2COOPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2179 COCH2COOPr H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2180 COCH2COOBu H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2181 COCH2COOBu H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2182 COCH2COOBu H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2183 COCH2COOPn H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2184 COCH2COOPn H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2185 COCH2COOPn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2186 COCH2COOPn H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2187 COCH2COOHx H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2188 COCH2COOHx H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2189 COCH2COOHx H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2190 CO(CH2)2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2191 CO(CH2)2COOMe H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2192 CO(CH2)2COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2193 CO(CH2)2COOMe H H 5-Pyrd(3) 1-2194 CO(CH2)2COOMe H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2195 CO(CH2)2COOMe H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-2196 CO(CH2)2COOMe H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2197 CO(CH2)2COOMe H H 5-O-Pyrd(3) 1-2198 CO(CH2)2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2199 CO(CH2)2COOMe H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2200 CO(CH2)2COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2201 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2202 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2203 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2204 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2205 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2206 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2207 CO(CH2)2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2208 CO(CH2)2COOMe H H 5-O-Pip(4) 1-2209 CO(CH2)2COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2210 CO(CH2)2COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2211 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2212 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2213 CO(CH2)2COOMe H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2214 CO(CH2)2COOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-2215 CO(CH2)2COOEt H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2216 CO(CH2)2COOEt H H 4-O-Pip(4) 1-2217 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)2-NH2 1-2218 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-2219 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-2220 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-cHx 1-2221 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-2222 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-2223 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-Ph 1-2224 CO(CH2)2COOEt H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-2225 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-Azt(3) 1-2226 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2227 CO(CH2)2COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2228 CO(CH2)2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2229 CO(CH2)2COOEt H H 5-Pyrd(3) 1-2230 CO(CH2)2COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2231 CO(CH2)2COOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-2232 CO(CH2)2COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2233 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-2234 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2235 CO(CH2)2COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2236 CO(CH2)2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2237 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2238 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2239 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2240 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2241 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2242 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2243 CO(CH2)2COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2244 CO(CH2)2COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2245 CO(CH2)2COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2246 CO(CH2)2COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2247 CO(CH2)2COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2248 CO(CH2)2COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2249 CO(CH2)2COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2250 CO(CH2)2COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2251 CO(CH2)2COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2252 CO(CH2)2COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2253 CO(CH2)2COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2254 CO(CH2)2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2255 CO(CH2)2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2256 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2257 CO(CH2)2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-2258 CO(CH2)2COOEt H H 5-Pip(4) 1-2259 CO(CH2)2COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2260 CO(CH2)2COOEt H H 5-CH2-Pip(4) 1-2261 CO(CH2)2COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2262 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-Pip(4) 1-2263 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2264 CO(CH2)2COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2265 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2266 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2267 CO(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2268 CO(CH2)2COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2269 CO(CH2)2COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2270 CO(CH2)2COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2271 CO(CH2)2COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2272 CO(CH2)2COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2273 CO(CH2)2COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2274 CO(CH2)2COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2275 CO(CH2)2COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2276 CO(CH2)2COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2277 CO(CH2)2COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2278 CO(CH2)2COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2279 CO(CH2)2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2280 CO(CH2)2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2281 CO(CH2)2COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2282 CO(CH2)2COOEt H H 6-O-Pyrd(3) 1-2283 CO(CH2)2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2284 CO(CH2)2COOEt H H 6-O-Pip(4) 1-2285 CO(CH2)2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2286 CO(CH2)2COOEt H H 7-O-Pyrd(3) 1-2287 CO(CH2)2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2288 CO(CH2)2COOEt H H 7-O-Pip(4) 1-2289 CO(CH2)2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2290 CO(CH2)2COOPr H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2291 CO(CH2)2COOPr H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2292 CO(CH2)2COOPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2293 CO(CH2)2COOPr H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2294 CO(CH2)2COOBu H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2295 CO(CH2)2COOBu H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2296 CO(CH2)2COOBu H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2297 CO(CH2)2COOPn H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2298 CO(CH2)2COOPn H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2299 CO(CH2)2COOPn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2300 CO(CH2)2COOPn H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2301 CO(CH2)2COOHx H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2302 CO(CH2)2COOHx H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2303 CO(CH2)2COOHx H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2304 CO(CH2)3COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2305 CO(CH2)3COOMe H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2306 CO(CH2)3COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2307 CO(CH2)3COOMe H H 5-Pyrd(3) 1-2308 CO(CH2)3COOMe H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2309 CO(CH2)3COOMe H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-2310 CO(CH2)3COOMe H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2311 CO(CH2)3COOMe H H 5-O-Pyrd(3) 1-2312 CO(CH2)3COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2313 CO(CH2)3COOMe H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2314 CO(CH2)3COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2315 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2316 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2317 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2318 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2319 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2320 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2321 CO(CH2)3COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2322 CO(CH2)3COOMe H H 5-O-Pip(4) 1-2323 CO(CH2)3COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2324 CO(CH2)3COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2325 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2326 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2327 CO(CH2)3COOMe H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2328 CO(CH2)3COOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-2329 CO(CH2)3COOEt H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2330 CO(CH2)3COOEt H H 4-O-Pip(4) 1-2331 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)2-NH2 1-2332 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-2333 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-2334 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-cHx 1-2335 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-2336 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-2337 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-Ph 1-2338 CO(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-2339 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-Azt(3) 1-2340 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2341 CO(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2342 CO(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2343 CO(CH2)3COOEt H H 5-Pyrd(3) 1-2344 CO(CH2)3COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2345 CO(CH2)3COOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-2346 CO(CH2)3COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2347 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-2348 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2349 CO(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2350 CO(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2351 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2352 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2353 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2354 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2355 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2356 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2357 CO(CH2)3COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2358 CO(CH2)3COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2359 CO(CH2)3COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2360 CO(CH2)3COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2361 CO(CH2)3COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2362 CO(CH2)3COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2363 CO(CH2)3COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2364 CO(CH2)3COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2365 CO(CH2)3COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2366 CO(CH2)3COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2367 CO(CH2)3COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2368 CO(CH2)3COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2369 CO(CH2)3COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2370 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2371 CO(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-2372 CO(CH2)3COOEt H H 5-Pip(4) 1-2373 CO(CH2)3COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2374 CO(CH2)3COOEt H H 5-CH2-Pip(4) 1-2375 CO(CH2)3COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2376 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-Pip(4) 1-2377 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2378 CO(CH2)3COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2379 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2380 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2381 CO(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2382 CO(CH2)3COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2383 CO(CH2)3COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2384 CO(CH2)3COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2385 CO(CH2)3COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2386 CO(CH2)3COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2387 CO(CH2)3COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2388 CO(CH2)3COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2389 CO(CH2)3COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2390 CO(CH2)3COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2391 CO(CH2)3COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2392 CO(CH2)3COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2393 CO(CH2)3COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2394 CO(CH2)3COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2395 CO(CH2)3COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2396 CO(CH2)3COOEt H H 6-O-Pyrd(3) 1-2397 CO(CH2)3COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2398 CO(CH2)3COOEt H H 6-O-Pip(4) 1-2399 CO(CH2)3COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2400 CO(CH2)3COOEt H H 7-O-Pyrd(3) 1-2401 CO(CH2)3COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2402 CO(CH2)3COOEt H H 7-O-Pip(4) 1-2403 CO(CH2)3COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2404 CO(CH2)3COOPr H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2405 CO(CH2)3COOPr H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2406 CO(CH2)3COOPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2407 CO(CH2)3COOPr H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2408 CO(CH2)3COOBu H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2409 CO(CH2)3COOBu H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2410 CO(CH2)3COOBu H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2411 CO(CH2)3COOPn H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2412 CO(CH2)3COOPn H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2413 CO(CH2)3COOPn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2414 CO(CH2)3COOPn H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2415 CO(CH2)3COOHx H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2416 CO(CH2)3COOHx H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2417 CO(CH2)3COOHx H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2418 CO(CH2)4COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2419 CO(CH2)4COOMe H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2420 CO(CH2)4COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2421 CO(CH2)4COOMe H H 5-Pyrd(3) 1-2422 CO(CH2)4COOMe H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2423 CO(CH2)4COOMe H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-2424 CO(CH2)4COOMe H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2425 CO(CH2)4COOMe H H 5-O-Pyrd(3) 1-2426 CO(CH2)4COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2427 CO(CH2)4COOMe H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2428 CO(CH2)4COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2429 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2430 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2431 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2432 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2433 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2434 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2435 CO(CH2)4COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2436 CO(CH2)4COOMe H H 5-O-Pip(4) 1-2437 CO(CH2)4COOMe H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2438 CO(CH2)4COOMe H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2439 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2440 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2441 CO(CH2)4COOMe H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2442 CO(CH2)4COOEt H H 4-O-Pyrd(3) 1-2443 CO(CH2)4COOEt H H 4-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2444 CO(CH2)4COOEt H H 4-O-Pip(4) 1-2445 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)2-NH2 1-2446 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)3-NHMe 1-2447 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)3-N(Me)2 1-2448 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-cHx 1-2449 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-(4-Cl-cHx) 1-2450 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-(4-H2N-cHx) 1-2451 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-Ph 1-2452 CO(CH2)4COOEt H H 5-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 1-2453 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-Azt(3) 1-2454 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2455 CO(CH2)4COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2456 CO(CH2)4COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2457 CO(CH2)4COOEt H H 5-Pyrd(3) 1-2458 CO(CH2)4COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2459 CO(CH2)4COOEt H H 5-CH2-Pyrd(3) 1-2460 CO(CH2)4COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2461 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-Pyrd(3) 1-2462 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2463 CO(CH2)4COOEt H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2464 CO(CH2)4COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2465 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2466 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2467 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2468 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2469 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2470 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2471 CO(CH2)4COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2472 CO(CH2)4COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2473 CO(CH2)4COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2474 CO(CH2)4COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2475 CO(CH2)4COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2476 CO(CH2)4COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2477 CO(CH2)4COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2478 CO(CH2)4COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2479 CO(CH2)4COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2480 CO(CH2)4COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2481 CO(CH2)4COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2482 CO(CH2)4COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2483 CO(CH2)4COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2484 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2485 CO(CH2)4COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 1-2486 CO(CH2)4COOEt H H 5-Pip(4) 1-2487 CO(CH2)4COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2488 CO(CH2)4COOEt H H 5-CH2-Pip(4) 1-2489 CO(CH2)4COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2490 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-Pip(4) 1-2491 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2492 CO(CH2)4COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2493 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2494 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2495 CO(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2496 CO(CH2)4COOEt 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2497 CO(CH2)4COOEt 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2498 CO(CH2)4COOEt 4-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2499 CO(CH2)4COOEt 4-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2500 CO(CH2)4COOEt 4-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2501 CO(CH2)4COOEt 4-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2502 CO(CH2)4COOEt 4-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2503 CO(CH2)4COOEt 4-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2504 CO(CH2)4COOEt 4-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2505 CO(CH2)4COOEt 4-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2506 CO(CH2)4COOEt 4-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2507 CO(CH2)4COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2508 CO(CH2)4COOEt 4-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2509 CO(CH2)4COOEt H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2510 CO(CH2)4COOEt H H 6-O-Pyrd(3) 1-2511 CO(CH2)4COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2512 CO(CH2)4COOEt H H 6-O-Pip(4) 1-2513 CO(CH2)4COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2514 CO(CH2)4COOEt H H 7-O-Pyrd(3) 1-2515 CO(CH2)4COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2516 CO(CH2)4COOEt H H 7-O-Pip(4) 1-2517 CO(CH2)4COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2518 CO(CH2)4COOPr H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2519 CO(CH2)4COOPr H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2520 CO(CH2)4COOPr H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2521 CO(CH2)4COOPr H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2522 CO(CH2)4COOBu H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2523 CO(CH2)4COOBu H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2524 CO(CH2)4COOBu H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2525 CO(CH2)4COOPn H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2526 CO(CH2)4COOPn H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2527 CO(CH2)4COOPn H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2528 CO(CH2)4COOPn H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2529 CO(CH2)4COOHx H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2530 CO(CH2)4COOHx H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2531 CO(CH2)4COOHx H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2532 CO(CH2)5COOMe H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2533 CO(CH2)5COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2534 CO(CH2)5COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2535 CO(CH2)5COOPr H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2536 CO(CH2)5COOBu H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2537 CO(CH2)5COOPn H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2538 CO(CH2)5COOHx H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2539 CO(CH2)6COOEt H H 5-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2540 CO(CH2)6COOEt H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2541 CO(CH2)6COOEt H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2542 CO(CH2)6COOEt H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2543 CO(CH2)6COOEt H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2544 CO(CH2)6COOEt H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2545 CO(CH2)6COOEt H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2546 H H H 5-O-Pip(4) 1-2547 H H H 5-OCH2Pip(4) 1-2548 H H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2549 H H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2550 H H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2551 Ac H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2552 Ac H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2553 Ac H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2554 Ac H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2555 COCH2OH H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2556 COCH2OH H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2557 COCH2OH H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2558 COCH2OH H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2559 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2560 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2561 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2562 COCH2S(1-Me-Tet) H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2563 COCH2SPh H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2564 COCH2SPh H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2565 COCH2SPh H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2566 COCH2SPh H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2567 COCH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2568 COCH(Ph)OH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2569 COCH(Ph)OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2570 COCH(Ph)OH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2571 COCH(Ph)OH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2572 COCH(Ph)OH 4-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2573 COCH(Ph)OH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2574 COCH(Ph)OH H H 5-O-Pyrd(3) 1-2575 COCH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2576 COCH(Ph)OH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2577 COCH(Ph)OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2578 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2579 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2580 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2581 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2582 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2583 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2584 COCH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2585 COCH(Ph)OH H H 5-O-Pip(4) 1-2586 COCH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2587 COCH(Ph)OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2588 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2589 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2590 COCH(Ph)OH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2591 COCH2CH(Ph)OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2592 COCH2CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2593 COCH2CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2594 COCH2CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2595 COCH2CH(Ph)OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2596 CO(CH2)2CH(Ph)OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2597 CO(CH2)2CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2598 CO(CH2)2CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2599 CO(CH2)2CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2600 CO(CH2)2CH(Ph)OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2601 CO(CH2)3CH(Ph)OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2602 CO(CH2)3CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2603 CO(CH2)3CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2604 CO(CH2)3CH(Ph)OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2605 CO(CH2)3CH(Ph)OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2606 SO2Me H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2607 SO2Me H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2608 SO2Me H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2609 SO2Me H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2610 SO2Et H H 5-OCH2NHMe 1-2611 SO2Et H H 5-O(CH2)2NHMe 1-2612 SO2Et H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2613 SO2Et H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2614 SO2Et 4-F H 5-O(CH2)4NHMe 1-2615 SO2Et 4-Cl H 5-O(CH2)4NHMe 1-2616 SO2Et H H 5-OCH2N(Me)C(=NH)Me 1-2617 SO2Et H H 5-O(CH2)2N(Me)C(=NH)Me 1-2618 SO2Et H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2619 SO2Et H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2620 SO2Et 4-F H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2621 SO2Et 4-Cl H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2622 SO2Bu H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2623 SO2Bu H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2624 SO2Bu H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2625 SO2Bu H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2626 SO2CH2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2627 SO2CH2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2628 SO2CH2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2629 SO2CH2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2630 SO2CH2OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2631 SO2(CH2)2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 1-2632 SO2(CH2)2OH H H 5-OCH2-Pyrd(2) 1-2633 SO2(CH2)2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2634 SO2(CH2)2OH 4-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2635 SO2(CH2)2OH H H 5-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2636 SO2(CH2)2OH 4-F 6-F 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2637 SO2(CH2)2OH H H 5-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2638 SO2(CH2)2OH H H 5-O-Pyrd(3) 1-2639 SO2(CH2)2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2640 SO2(CH2)2OH H H 5-OCH2-Pyrd(3) 1-2641 SO2(CH2)2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2642 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)2-Pyrd(3) 1-2643 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2644 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)3-Pyrd(3) 1-2645 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2646 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)4-Pyrd(3) 1-2647 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2648 SO2(CH2)2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2649 SO2(CH2)2OH H H 5-O-Pip(4) 1-2650 SO2(CH2)2OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2651 SO2(CH2)2OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2652 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2653 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2654 SO2(CH2)2OH H H 5-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2655 SO2(CH2)3OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2656 SO2(CH2)3OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2657 SO2(CH2)3OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2658 SO2(CH2)3OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2659 SO2(CH2)3OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2660 SO2(CH2)4OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2661 SO2(CH2)4OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2662 SO2(CH2)4OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2663 SO2(CH2)4OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2664 SO2(CH2)4OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2665 SO2(CH2)5OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2666 SO2(CH2)5OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2667 SO2(CH2)5OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2668 SO2(CH2)5OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2669 SO2(CH2)5OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2670 SO2(CH2)6OH H H 5-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 1-2671 SO2(CH2)6OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 1-2672 SO2(CH2)6OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 1-2673 SO2(CH2)6OH H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2674 SO2(CH2)6OH H H 5-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 1-2675 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2676 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2677 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2678 SO2CH2COOH H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2679 SO2(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2680 SO2(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2681 SO2(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2682 SO2(CH2)2COOH H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2683 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2684 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2685 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2686 SO2(CH2)3COOH H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2687 SO2(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2688 SO2(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2689 SO2(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2690 SO2(CH2)4COOH H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2691 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2692 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2693 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2694 SO2(CH2)5COOH H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2695 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2696 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2697 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2698 SO2CH2COOEt H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2699 SO2CH2COOEt 4-F H 5-O-Pip(4) 1-2700 SO2CH2COOEt 6-F H 5-O-Pip(4) 1-2701 SO2CH2COOEt 4-Cl H 5-O-Pip(4) 1-2702 SO2CH2COOEt 6-Cl H 5-O-Pip(4) 1-2703 SO2CH2COOEt 4-Me H 5-O-Pip(4) 1-2704 SO2CH2COOEt 6-Me H 5-O-Pip(4) 1-2705 SO2CH2COOEt 4-Et H 5-O-Pip(4) 1-2706 SO2CH2COOEt 6-Et H 5-O-Pip(4) 1-2707 SO2CH2COOEt 4-OMe H 5-O-Pip(4) 1-2708 SO2CH2COOEt 6-OMe H 5-O-Pip(4) 1-2709 SO2CH2COOEt 4-OEt H 5-O-Pip(4) 1-2710 SO2CH2COOEt 6-OEt H 5-O-Pip(4) 1-2711 SO2CH2COOEt 4-CN H 5-O-Pip(4) 1-2712 SO2CH2COOEt 6-CN H 5-O-Pip(4) 1-2713 SO2CH2COOEt 4-NO2 H 5-O-Pip(4) 1-2714 SO2CH2COOEt 4-F 6-F 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2715 SO2CH2COOEt 4-OH H 5-O-Pip(4) 1-2716 SO2CH2COOEt 6-OH H 5-O-Pip(4) 1-2717 SO2CH2COOEt 4-Cl 6-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2718 SO2CH2COOEt 6-OCHO H 5-O-Pip(4) 1-2719 SO2CH2COOEt 4-OAc H 5-O-Pip(4) 1-2720 SO2CH2COOEt 6-OAc H 5-O-Pip(4) 1-2721 SO2CH2COOEt 4-Me 7-Cl 5-O-Pip(4) 1-2722 SO2CH2COOEt 6-Me 7-Cl 5-O-Pip(4) 1-2723 SO2CH2COOEt 4-Me 7-Me 5-O-Pip(4) 1-2724 SO2CH2COOEt 6-Me 7-Me 5-O-Pip(4) 1-2725 SO2CH2COOEt 6-F H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2726 SO2CH2COOEt 6-Cl H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2727 SO2CH2COOEt 6-Me H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2728 SO2CH2COOEt 6-Et H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2729 SO2CH2COOEt 6-OMe H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2730 SO2CH2COOEt 6-OEt H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2731 SO2CH2COOEt 6-CN H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2732 SO2CH2COOEt 6-NO2 H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2733 SO2CH2COOEt 6-OH H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2734 SO2CH2COOEt 6-OCHO H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2735 SO2CH2COOEt 6-OAc H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2736 SO2CH2COOEt 6-Me 7-Cl 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2737 SO2CH2COOEt 6-Me 7-Me 5-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 1-2738 SO2(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2739 SO2(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2740 SO2(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2741 SO2(CH2)2COOEt H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2742 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2743 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2744 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2745 SO2(CH2)3COOEt H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me 1-2746 SO2(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)3NHMe 1-2747 SO2(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)4NHMe 1-2748 SO2(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)3N(Me)C(=NH)Me 1-2749 SO2(CH2)4COOEt H H 5-O(CH2)4N(Me)C(=NH)Me
【0089】
【表2】
【0090】
【化5】
【0091】 化合物 R1 R3 R4 -A-R2 番号 2-1 Me H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-2 Me H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-3 Me H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-4 Me H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-5 Me H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-6 Et H H 6-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-7 Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-8 Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-9 Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-10 Et H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-11 Pr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-12 Pr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-13 iPr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-14 iPr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-15 Bu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-16 Bu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-17 iBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-18 iBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-19 sBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-20 sBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-21 tBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-22 tBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-23 Pn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-24 Pn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-25 Hx H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-26 Hx H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-27 CH2CH2F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-28 CH2CH2F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-29 (CH2)6F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-30 (CH2)6F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-31 CH2OMe H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-32 (CH2)2OMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-34 (CH2)2OMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-35 (CH2)2OMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-36 (CH2)2OMe H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-37 (CH2)2OBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-38 (CH2)2OBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-39 (CH2)4OMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-40 (CH2)4OMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-41 (CH2)2OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-42 (CH2)2OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-43 (CH2)6OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-44 (CH2)6OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-45 CH2COOH H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-46 CH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-47 CH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-48 CH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-49 CH2COOH H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-50 (CH2)4COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-51 (CH2)4COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-52 CHO H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-53 CHO H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-54 CHO H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-55 CHO H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-56 CHO H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-57 Ac H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-58 Ac H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-59 Ac H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-60 Ac H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-61 Ac H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-62 Prn H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-63 Prn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-64 Prn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-65 Prn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-66 Prn H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-67 Byr H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-68 Byr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-69 Byr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-70 Byr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-71 Byr H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-72 Va H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-73 Va H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-74 Va H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-75 Va H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-76 Va H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-77 COCH2OH H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-78 COCH2OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-79 COCH2OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-80 COCH2OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-81 COCH2OH H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-82 CO(CH2)2OH H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-83 CO(CH2)3OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-84 CO(CH2)4OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-85 CO(CH2)5OH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-86 CO(CH2)6OH H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-87 COCH2SPh H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-88 COCH2SPh H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-89 COCH2SPh H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-90 COCH2SPh H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-91 COCH2SPh H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-92 CO(CH2)2SPh H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-93 CO(CH2)3SPh H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-94 CO(CH2)4SPh H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-95 CO(CH2)5SPh H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-96 CO(CH2)6SPh H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-97 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-98 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-99 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-100 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-101 COCH2S(1-Me-Tet) H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-102 COCH2SCH2COOH H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-103 COCH2SCH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-104 COCH2SCH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-105 COCH2SCH2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-106 COCH2SCH2COOH H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-107 COCH2S(CH2)2COOH H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-108 COCH2S(CH2)3COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-109 COCH2S(CH2)4COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-110 COCH2S(CH2)5COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-111 COCH2S(CH2)6COOH H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-112 COCH2SCH2COOMe H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-113 COCH2SCH2COOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-114 COCH2SCH2COOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-115 COCH2SCH2COOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-116 COCH2SCH2COOMe H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-117 COCH2SCH2COOEt H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-118 COCH2SCH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-119 COCH2SCH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-120 COCH2SCH2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-121 COCH2SCH2COOEt H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-122 COCH2SCH2COOPr H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-123 COCH2SCH2COOBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-124 COCH2SCH2COOPn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-125 COCH2SCH2COOHx H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-126 COCH2S(CH2)6COOHx H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-127 SO2Me H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-128 SO2Me H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-129 SO2Me H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-130 SO2Me H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-131 SO2Me H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-132 SO2Et H H 5-O-Pyrd(3) 2-133 SO2Et H H 5-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-134 SO2Et H H 5-O-Pip(4) 2-135 SO2Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-136 SO2Et H H 6-O(CH2)3-NH2 2-137 SO2Et H H 6-O(CH2)3-NHMe 2-138 SO2Et H H 6-O(CH2)3-N(Me)2 2-139 SO2Et H H 6-O-cHx 2-140 SO2Et H H 6-O-(4-Cl-cHx) 2-141 SO2Et H H 6-O-(4-H2N-cHx) 2-142 SO2Et H H 6-O(CH2)2-Ph 2-143 SO2Et H H 6-OCH2-[4-H2N(HN=)C-Ph] 2-144 SO2Et H H 6-O-Azt(3) 2-145 SO2Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Azt(3)] 2-146 SO2Et H H 6-O(CH2)2-Pyrd(2) 2-147 SO2Et H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-148 SO2Et H H 6-Pyrd(3) 2-149 SO2Et H H 6-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-150 SO2Et H H 6-CH2-Pyrd(3) 2-151 SO2Et H H 6-CH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-152 SO2Et H H 6-O-Pyrd(3) 2-153 SO2Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-154 SO2Et H H 6-OCH2-Pyrd(3) 2-155 SO2Et H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-156 SO2Et H H 6-O(CH2)2-Pyrd(3) 2-157 SO2Et H H 6-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-158 SO2Et H H 6-O(CH2)3-Pyrd(3) 2-159 SO2Et H H 6-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-160 SO2Et H H 6-O(CH2)4-Pyrd(3) 2-161 SO2Et H H 6-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-162 SO2Et 4-F H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-163 SO2Et 4-Cl H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-164 SO2Et 4-Me H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-165 SO2Et 4-Et H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-166 SO2Et 4-OMe H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-167 SO2Et 4-OEt H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-168 SO2Et 4-CN H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-169 SO2Et 4-NO2 H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-170 SO2Et 4-OH H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-171 SO2Et 4-OCHO H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-172 SO2Et 4-OAc H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-173 SO2Et 4-Me 7-Cl 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-174 SO2Et 4-Me 7-Me 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-175 SO2Et H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-176 SO2Et H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(2)] 2-177 SO2Et H H 6-Pip(4) 2-178 SO2Et H H 6-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-179 SO2Et H H 6-CH2-Pip(4) 2-180 SO2Et H H 6-CH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-181 SO2Et H H 6-O-Pip(4) 2-182 SO2Et H H 6-OCH2-Pip(4) 2-183 SO2Et H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-184 SO2Et H H 6-O(CH2)2-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-185 SO2Et H H 6-O(CH2)3-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-186 SO2Et H H 6-O(CH2)4-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-187 SO2Et 4-F H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-188 SO2Et 4-Cl H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-189 SO2Et 4-Me H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-190 SO2Et 4-Et H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-191 SO2Et 4-OMe H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-192 SO2Et 4-OEt H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-193 SO2Et 4-CN H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-194 SO2Et 4-NO2 H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-195 SO2Et 4-OH H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-196 SO2Et 4-OCHO H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-197 SO2Et 4-OAc H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-198 SO2Et 4-Me 7-Cl 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-199 SO2Et 4-Me 7-Me 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-200 SO2Et H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-201 SO2Et H H 7-O-Pyrd(3) 2-202 SO2Et H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-203 SO2Et H H 7-O-Pip(4) 2-204 SO2Et H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-205 SO2Et H H 8-O-Pyrd(3) 2-206 SO2Et H H 8-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-207 SO2Et H H 8-O-Pip(4) 2-208 SO2Et H H 8-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-209 SO2Pr H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-210 SO2Pr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-211 SO2Pr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-212 SO2Pr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-213 SO2Pr H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-214 SO2 iPr H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-215 SO2 iPr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-216 SO2 iPr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-217 SO2 iPr H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-218 SO2 iPr H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-219 SO2Bu H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-220 SO2Bu H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-221 SO2Bu H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-222 SO2Bu H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-223 SO2Bu H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-224 SO2 iBu H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-225 SO2 iBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-226 SO2 iBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-227 SO2 iBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-228 SO2 iBu H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-229 SO2 sBu H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-230 SO2 sBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-231 SO2 sBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-232 SO2 sBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-233 SO2 sBu H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-234 SO2 tBu H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-235 SO2 tBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-236 SO2 tBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-237 SO2 tBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-238 SO2 tBu H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-239 SO2Pn H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-240 SO2Pn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-241 SO2Pn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-242 SO2Pn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-243 SO2Pn H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-244 SO2Hx H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-245 SO2Hx H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-246 SO2Hx H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-247 SO2Hx H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-248 SO2Hx H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-249 SO2CH2F H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-250 SO2CH2F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-251 SO2CH2F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-252 SO2CH2F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-253 SO2CH2F H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-254 SO2(CH2)2F H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-255 SO2(CH2)3F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-256 SO2(CH2)4F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-257 SO2(CH2)5F H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-258 SO2(CH2)6F H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-259 SO2CH2COOH H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-260 SO2CH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-261 SO2CH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-262 SO2CH2COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-263 SO2CH2COOH H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-264 SO2(CH2)2COOH H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-265 SO2(CH2)2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-266 SO2(CH2)2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-267 SO2(CH2)2COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-268 SO2(CH2)2COOH H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-269 SO2(CH2)3COOH H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-270 SO2(CH2)3COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-271 SO2(CH2)3COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-272 SO2(CH2)3COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-273 SO2(CH2)3COOH H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-274 SO2(CH2)4COOH H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-275 SO2(CH2)4COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-276 SO2(CH2)4COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-277 SO2(CH2)4COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-278 SO2(CH2)4COOH H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-279 SO2(CH2)5COOH H H 6-O-Pyrd(3) 2-280 SO2(CH2)5COOH H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-281 SO2(CH2)5COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-282 SO2(CH2)5COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-283 SO2(CH2)5COOH H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-284 SO2(CH2)5COOH H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-285 SO2(CH2)6COOH H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-286 SO2(CH2)6COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-287 SO2(CH2)6COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-288 SO2(CH2)6COOH H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-289 SO2(CH2)6COOH H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-290 SO2CH2COOMe H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-291 SO2CH2COOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-292 SO2CH2COOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-293 SO2CH2COOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-294 SO2CH2COOMe H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-295 SO2CH2COOEt H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-296 SO2CH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-297 SO2CH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-298 SO2CH2COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-299 SO2CH2COOEt H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-300 SO2(CH2)2COOEt H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-301 SO2(CH2)2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-302 SO2(CH2)2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-303 SO2(CH2)2COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-304 SO2(CH2)2COOEt H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-305 SO2(CH2)3COOEt H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-306 SO2(CH2)3COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-307 SO2(CH2)3COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-308 SO2(CH2)3COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-309 SO2(CH2)3COOEt H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-310 SO2(CH2)4COOEt H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-311 SO2(CH2)4COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-312 SO2(CH2)4COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-313 SO2(CH2)4COOEt H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-314 SO2(CH2)4COOEt H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-315 SO2(CH2)5COOEt H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-316 SO2(CH2)5COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-317 SO2(CH2)5COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-318 SO2(CH2)5COOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-319 SO2(CH2)5COOEt H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-320 SO2(CH2)6COOPr H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-321 SO2(CH2)6COOBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-322 SO2(CH2)6COOtBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-323 SO2(CH2)6COOPn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-324 SO2(CH2)6COOHx H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-325 SO2Ph H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-326 SO2Ph H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-327 SO2Ph H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-328 SO2Ph H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-329 SO2Ph H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-330 SO2(2-F-Ph) H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-331 SO2(2-F-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-332 SO2(3-F-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-333 SO2(3-F-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-334 SO2(3-F-Ph) H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-335 SO2(4-F-Ph) H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-336 SO2(4-F-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-337 SO2(4-F-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-338 SO2(4-F-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-339 SO2(4-F-Ph) H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-340 SO2(4-Br-Ph) H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-341 SO2(4-Br-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-342 SO2(4-Br-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-343 SO2(4-Br-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-344 SO2(4-Br-Ph) H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-345 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-346 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-347 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-348 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-349 SO2(4-MeOOC-Ph) H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-350 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-351 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-352 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-353 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-354 SO2(4-EtOOC-Ph) H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-355 SO2(4-PrOOC-Ph) H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-356 SO2(4-BuOOC-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-357 SO2(4-PnOOC-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-358 SO2(3-HxOOC-Ph) H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-359 SO2(4-HxOOC-Ph) H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-360 SO2NH2 H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-361 SO2NH2 H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-362 SO2NH2 H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-363 SO2NH2 H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-364 SO2NH2 H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-365 SO2NHCOOMe H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-366 SO2NHCOOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-367 SO2NHCOOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-368 SO2NHCOOMe H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-369 SO2NHCOOMe H H 6-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-370 SO2NHCOOEt H H 7-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-371 SO2NHCOOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-372 SO2NHCOOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-373 SO2NHCOOEt H H 7-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)] 2-374 SO2NHCOOEt H H 7-O-[1-H2NCO-Pip(4)] 2-375 SO2NHCOOPr H H 6-OCH2-[1-Me(HN=)C-Pyrd(2)] 2-376 SO2NHCOOBu H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pyrd(3)] 2-377 SO2NHCOOPn H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(3)] 2-378 SO2NHCOOHx H H 6-O-[1-Me(HN=)C-Pip(4)]
【0092】本発明の一般式(I)を有するインドリン
又はテトラヒドロキノリン誘導体に於て、好適な化合物
としては、例示化合物番号1−75、1−76、1−1
04、1−105、1−195、1−196、1−27
6、1−277、1−358、1−520、1−60
0、1−601、1−662、1−663、1−67
5、1−687、1−688、1−690、1−70
6、1−713、1−728、1−732、1−73
3、1−734、1−735、1−761、1−76
2、1−764、1−771、1−783、1−78
4、1−786、1−788、1−789、1−79
0、1−880、1−881、1−946、1−99
3、1−1074、1−1155、1−1243、1−
1244、1−1250、1−1296、1−132
4、1−1325、1−1405、1−1406、1−
1486、1−1487、1−1572、1−157
3、1−1648、1−1649、1−1760、1−
1793、1−1869、1−1945、1−209
5、1−2120、1−2149、1−2263、1−
2377、1−2586、1−2650、1−270
2、1−2726、2−135又は2−153を挙げる
ことができ、
【0093】さらに好適には、例示化合物番号1−7
6、1−105、1−196、1−601、1−68
8、1−706、1−733、1−762、1−88
1、1−946、1−1074、1−1155、1−1
244、1−1250、1−1325、1−1406、
1−1487、1−1649、1−1793、1−18
69、1−1945、1−2149、1−2263、1
−2726又は2−135を挙げることができ、
【0094】より更に好適には、例示化合物番号1−1
05、1−196、1−601、1−706、1−76
2、1−881、1−946、1−1074、1−11
55、1−1244、1−1325、1−1793、1
−1869、1−2149又は1−2263を挙げるこ
とができ、
【0095】特に好適には、例示化合物番号1−10
5、1−196、1−601、1−762、1−88
1、1−946、1−1244、1−1793又は1−
1869を挙げることができ、
【0096】最も好適には、 例示化合物番号1−196:5−(1−アセトイミドイ
ルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−アミジノ
ナフタレン−2−イル)−1−ヒドロキシアセチルイン
ドリン、 例示化合物番号1−946:[5−(1−アセトイミド
イルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−アミジ
ノナフタレン−2−イル)インドリン−1−イルスルホ
ニル]酢酸、又は、 例示化合物番号1−1244:[5−(1−アセトイミ
ドイルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−アミ
ジノナフタレン−2−イル)インドリン−1−イルスル
ホニル]酢酸エチルを挙げることができる。
【0097】
【発明の実施の形態】本発明の一般式(I)を有する化
合物は、以下の方法に従い容易に製造することができ
る。
【0098】
【化6】
【0099】上記式中、R1、R2、R3、R4、A及びn
は、前述したものと同意義を示し、R5は、所望により
アミノ基が保護されている他は、R2と同意義を示し、
8は、水酸基が保護されている他は、R1と同意義を示
す。
【0100】R5の「アミノ基の保護基」は、一般にア
ミノ基の保護基として使用される基であれば、特に限定
はなく用いることができるが、例えば、ホルミル基、ア
セチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル
基、ペンタノイル基、ピバロイル基、バレリル基、イソ
バレリル基又はヘキサノイル基のようなC1−C6アルカ
ノイル基;クロロアセチル基、ジクロロアセチル基、ト
リクロロアセチル基、トリフルオロアセチル基、3−フ
ルオロプロピオニル基、4,4−ジクロロブチリル基、
メトキシアセチル基、ブトキシアセチル基、エトキシプ
ロピオニル基又はプロポキシブチリル基のような、ハロ
ゲン若しくはC1−C4アルコキシで置換されたC1−C4
アルカノイル基;アクリロイル基、プロピオロイル基、
メタクリロイル基、クロトノイル基又はイソクロトノイ
ル基のような不飽和C1−C4アルカノイル基;ベンゾイ
ル基、α−ナフトイル基、β−ナフトイル基、2−フル
オロベンゾイル基、2−ブロモベンゾイル基、2,4−
ジクロロベンゾイル基、6−クロロ−α−ナフトイル
基、4−トルオイル基、4−プロピルベンゾイル基、4
−t−ブチルベンゾイル基、2,4,6−トリメチルベ
ンゾイル基、6−エチル−α−ナフトイル基、4−アニ
ソイル基、4−プロポキシベンゾイル基、4−t−ブト
キシベンゾイル基、6−エトキシ−α−ナフトイル基、
2−エトキシカルボニルベンゾイル基、4−t−ブトキ
シカルボニルベンゾイル基、6−メトキシカルボニル−
α−ナフトイル基、4−フェニルベンゾイル基、4−フ
ェニル−α−ナフトイル基、6−α−ナフチルベンゾイ
ル基、4−ニトロベンゾイル基、2−ニトロベンゾイル
基又は6−ニトロ−α−ナフトイル基のような、ハロゲ
ン、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4
アルコキシカルボニル、C 6−C10アリ−ル又はニトロ
で置換されてもよいC6−C10アリ−ルカルボニル基;
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポ
キシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブト
キシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、s−ブ
トキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、クロ
ロメトキシカルボニル基、2,2,2−トリクロロエト
キシカルボニル基、2−フルオロプロポキシカルボニル
基、2−ブロモ−t−ブトキシカルボニル基、2,2−
ジブロモ−t−ブトキシカルボニル基、トリエチルシリ
ルメトキシカルボニル基、2−トリメチルシリルエトキ
シカルボニル基、4−トリプロピルシリルブトキシカル
ボニル基又はt−ブチルジメチルシリルプロポキシカル
ボニル基のような、ハロゲン又はトリC1 −C4 アルキ
ルシリルで置換されてもよいC1−C4アルコキシカルボ
ニル基;ビニルオキシカルボニル基、アリルオキシカル
ボニル基、1,3−ブタジエニルオキシカルボニル基又
は2−ペンテニルオキシカルボニル基のようなC2−C5
アルケニルオキシカルボニル基;フタロイル基のような
アリールジカルボニル基;ベンジル基、フェネチル基、
3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、α−
ナフチルメチル基、β−ナフチルメチル基、ジフェニル
メチル基、トリフェニルメチル基、α−ナフチルジフェ
ニルメチル基又は9−アンスリルメチル基のようなアラ
ルキル基;或はベンジルオキシカルボニル基、(1−フ
ェニル)ベンジルオキシカルボニル基、α−ナフチルメ
チルオキシカルボニル基、β−ナフチルメチルオキシカ
ルボニル基、9−アンスリルメチルオキシカルボニル
基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基又はp−
ニトロベンジルオキシカルボニル基のような、メトキシ
又はニトロで置換されてもよいC7−C15アラルキルオ
キシカルボニル基であり得、好適には、C1−C4アルカ
ノイル基;トリフルオロアセチル基;メトキシアセチル
基;ベンゾイル基;α−ナフトイル基;β−ナフトイル
基;アニソイル基;ニトロベンゾイル基;C1−C4アル
コキシカルボニル基;2,2,2−トリクロロエトキシ
カルボニル基;トリエチルシリルメトキシカルボニル
基;2−トリメチルシリルエトキシカルボニル基;ビニ
ルオキシカルボニル基;アリルオキシカルボニル基;フ
タロイル基;ベンジル基;ベンジルオキシカルボニル
基;又はニトロベンジルオキシカルボニル基であり、更
に好適には、ホルミル基、アセチル基、ベンゾイル基、
4−アニソイル基、4−ニトロベンゾイル基、メトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基、ブトキシカルボ
ニル基、t−ブトキシカルボニル基、フタロイル基、ベ
ンジル基、ベンジルオキシカルボニル基又はp−ニトロ
ベンジルオキシカルボニル基であり、特に好適にはt−
ブトキシカルボニル基である。
【0101】R8の「水酸基の保護基」は、一般に水酸
基の保護基として使用される基であれば、特に限定はな
く用いることができるが、例えば、ホルミル基、アセチ
ル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、
ペンタノイル基、ピバロイル基、バレリル基、イソバレ
リル基、オクタノイル基、ノナノイル基、デカノイル
基、3−メチルノナノイル基、8−メチルノナノイル
基、3−エチルオクタノイル基、3,7−ジメチルオク
タノイル基、ウンデカノイル基、ドデカノイル基、トリ
デカノイル基、テトラデカノイル基、ペンタデカノイル
基、ヘキサデカノイル基、1−メチルペンタデカノイル
基、14−メチルペンタデカノイル基、13,13−ジ
メチルテトラデカノイル基、ヘプタデカノイル基、15
−メチルヘキサデカノイル基、オクタデカノイル基、1
−メチルヘプタデカノイル基、ノナデカノイル基、アイ
コサノイル基又はヘナイコサノイル基のようなアルカノ
イル類;スクシノイル基、グルタロイル基又はアジポイ
ル基のようなカルボキシ化アルカノイル類;クロロアセ
チル基、ジクロロアセチル基、トリクロロアセチル基又
はトリフルオロアセチル基のようなハロゲノアルカノイ
ル類;メトキシアセチル基のようなアルコキシアルカノ
イル類;(E)−2−メチル−2−ブテノイル基のよう
な不飽和アルカノイル類;ベンゾイル基、α−ナフトイ
ル基又はβ−ナフトイル基のようなアリールカルボニル
類;2−ブロモベンゾイル基又は4−クロロベンゾイル
基のようなハロゲノアリールカルボニル類;2,4,6
−トリメチルベンゾイル基又は4−トルオイル基のよう
なアルキル化アリールカルボニル類;4−アニソイル基
のようなアルコキシ化アリールカルボニル類;2−カル
ボキシベンゾイル基、3−カルボキシベンゾイル基又は
4−カルボキシベンゾイル基のようなカルボキシ化アリ
ールカルボニル類;4−ニトロベンゾイル基又は2−ニ
トロベンゾイル基のようなニトロ化アリールカルボニル
類;2−(メトキシカルボニル)ベンゾイル基のような
アルコキシカルボニル化アリールカルボニル類;4−フ
ェニルベンゾイル基のようなアリール化アリールカルボ
ニル類;テトラヒドロピラン−2−イル基、3−ブロモ
テトラヒドロピラン−2−イル基、4−メトキシテトラ
ヒドロピラン−4−イル基、テトラヒドロチオピラン−
2−イル基又は4−メトキシテトラヒドロチオピラン−
4−イル基のようなテトラヒドロピラニル類又はテトラ
ヒドロチオピラニル類;テトラヒドロフラン−2−イル
基又はテトラヒドロチオフラン−2−イル基のようなテ
トラヒドロフラニル類又はテトラヒドロチオフラニル
類;メトキシメチル基、1,1−ジメチル−1−メトキ
シメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、
イソプロポキシメチル基、ブトキシメチル基又はt−ブ
トキシメチル基のようなアルコキシメチル類;2−メト
キシエトキシメチル基のようなアルコキシ化アルコキシ
メチル類;2,2,2−トリクロロエトキシメチル基又
はビス(2−クロロエトキシ)メチル基のようなハロゲ
ノアルコキシメチル類;1−エトキシエチル基又は1−
(イソプロポキシ)エチル基のようなアルコキシ化エチ
ル類;2,2,2−トリクロロエチル基のようなハロゲ
ン化エチル類;ベンジル基、α−ナフチルメチル基、β
−ナフチルメチル基、ジフェニルメチル基、トリフェニ
ルメチル基、α−ナフチルジフェニルメチル基又は9−
アンスリルメチル基のような1乃至3個のアリール基で
置換されたアラルキル類;4−メチルベンジル基、2,
4,6−トリメチルベンジル基、3,4,5−トリメチ
ルベンジル基、4−メトキシベンジル基、4−メトキシ
フェニルジフェニルメチル基、2−ニトロベンジル基、
4−ニトロベンジル基、4−クロロベンジル基、4−ブ
ロモベンジル基又は4−シアノベンジル基のような、ア
ルキル、アルコキシ、ハロゲン又はシアノ基でアリール
環が置換されたアラルキル類;メトキシカルボニル基、
エトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基若し
くはイソブトキシカルボニル基のようなアルコキシカル
ボニル類又は2,2,2−トリクロロエトキシカルボニ
ル基ような、ハロゲン化アルコキシカルボニル類;ビニ
ルオキシカルボニル基又はアリルオキシカルボニル基の
ようなアルケニルオキシカルボニル類;ベンジルオキシ
カルボニル基、4−メトキシベンジルオキシカルボニル
基、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル基、
2−ニトロベンジルオキシカルボニル基又は4−ニトロ
ベンジルオキシカルボニル基のような、1又は2個のア
ルコキシ若しくはニトロ基でアリール環が置換されてい
てもよいアラルキルオキシカルボニル類;或いは、トリ
メチルシリル基、トリエチルシリル基、イソプロピルジ
メチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基、メチル
ジイソプロピルシリル基、メチルジ−t−ブチルシリル
基又はトリイソプロピルシリル基、ジフェニルメチルシ
リル基、ジフェニルブチルシリル基、ジフェニルイソプ
ロピルシリル基又はフェニルジイソプロピルシリル基の
ようなトリアルキルシリル類であり得、好適にはアルカ
ノイル類であり、特に好適にはアセチル基である。
【0102】A法は、一般式(I)を有する化合物を製
造する方法である。
【0103】第A1工程は、一般式(I)を有する化合
物を製造する工程であり、(a) シアノ基をアミジノ
基へと変換させる反応、及び、所望により、(b) 保
護されたアミノ基の保護基を除去する反応、(c) ア
ミノ基のアセトイミドイル化反応、(d) エステルの
加水分解反応、(e) エステルの還元反応、又は、
(f) 保護された水酸基の保護基を除去する反応、を
含み、適宜順序を変えて、組み合わせることにより達成
される。
【0104】必須の(a)反応である「シアノ基をアミ
ジノ基へと変換させる反応」は、一般にこの分野の技術
に於て周知の方法に従い、(1) 原料化合物を、不活
性溶媒中又は溶媒不存在下(好適には不活性溶媒中)、
酸存在下、アルコール類と反応させ、中間体として生じ
るイミノエーテル化合物をアンモノリシスさせるか、又
は、(2) 原料化合物を、不活性溶媒中、塩基存在下
又は不存在下、ヒドロキシルアミンと反応させ、中間体
として生じるアミドオキシム化合物を加水素分解するこ
とにより達成される。
【0105】反応(a)(1)は2段階からなる反応で
ある。先ず、第1段階は、酸の存在下、ニトリル基をア
ルコールと反応させ、イミノエーテル化合物を得る反応
である。使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発物質
をある程度溶解するものであれば特に限定はないが、例
えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リグロイ
ン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼ
ン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水素類;
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−
ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロベンゼン
のようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコールジメチ
ルエーテルのようなエーテル類;アセトン、2−ブタノ
ン又はメチルエチルケトンのようなケトン類;酢酸メチ
ル又は酢酸エチルのようなエステル類;ニトロメタンの
ようなニトロ化合物類;ホルムアミド、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド又はN
−メチル−2−ピロリジノンのようなアミド類;ジメチ
ルスルホキシド又はスルホランのようなスルホキシド
類;或は上記有機溶媒の混合溶媒であり得、好適には、
芳香族炭化水素類(特にベンゼン)又はハロゲン化炭化
水素類(特にジクロロメタンであり、特に好適にはハロ
ゲン化炭化水素類(特にジクロロメタン)である。ま
た、本反応は、溶媒も兼ねて、過剰のアルコール類中
(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イ
ソプロパノール、ブタノール又はイソブタノール等であ
り得、好適には、メタノール又はエタノールである。)
で行うことができ、また、通常、支障がないかぎりアル
コール中で反応が行われる。使用される酸は、例えば、
塩化水素、塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硝酸、過塩
素酸、硫酸又は燐酸等の鉱酸;メタンスルホン酸、トリ
フルオロメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸又はp−トルエンスルホン酸のようなスル
ホン酸;或は、三弗化ホウ素、塩化アルミニウム、塩化
鉄(III)、塩化亜鉛、塩化水銀(II)等のルイス酸であり
得、好適には鉱酸又はルイス酸であり、特に好適には塩
化水素である。反応温度は、原料化合物、試薬等によっ
て異なるが、通常−10℃乃至100℃であり、好適に
は0℃乃至50℃である。反応時間は、原料化合物、試
薬、反応温度によって異なるが、通常10分間乃至48
時間であり、好適には1時間乃至15時間である。反応
終了後、本反応の目的化合物は、常法(例えば、溶媒を
留去する方法)に従って反応混合物から採取されるが、
特に単離・精製することなく次の反応に用いることもで
きる。
【0106】反応(a)(1)の第2段階は、第1段階
で生成したイミノエーテル化合物を、加アンモニア分解
させる反応である。この反応は、通常、不活性溶媒中、
アンモニウムイオンの存在下に行われる。使用される溶
媒は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するも
のであれば特に限定はないが、例えば、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノー
ル又はイソブタノールのようなアルコール類;水;或い
はアルコール類と水の混合溶媒であり得、好適には、メ
タノール、エタノール、水、含水メタノール又は含水エ
タノールであり、特に好適には、エタノール、水又は含
水エタノールである。使用されるアンモニウムイオンの
アンモニウム源としては、例えば、アンモニア水、塩化
アンモニウム、炭酸アンモニウム又はそれらの混合物で
あり得、好適には、塩化アンモニウムである。反応に於
けるpHは、中性乃至弱塩基性であり、好適には、アン
モニア水及び塩酸を用いて、pH7乃至9である。反応
温度は、原料化合物、試薬等によって異なるが、通常−
10℃乃至100℃であり、好適には0℃乃至50℃で
ある。反応時間は、原料化合物、試薬、反応温度によっ
て異なるが、通常10分間乃至48時間であり、好適に
は1時間乃至15時間である。反応終了後、本反応の目
的化合物は、常法に従って反応混合物から採取される。
例えば、反応終了後、溶媒を留去することにより、或
は、反応終了後、反応液に水を加え、水と混和しない溶
媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加え
て目的化合物を抽出した後、抽出した有機層を水洗し、
無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させた後、溶媒を
留去することによって目的化合物が得られる。得られる
目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈
澱、クロマトグラフィーにより更に精製できる。
【0107】反応(a)(2)は2段階からなる反応で
ある。先ず、第1段階は、不活性溶媒中、所望に応じて
塩基存在下、ニトリル基をヒドロキシルアミンと反応さ
せ、アミドオキシム化合物を得る反応である。使用され
る溶媒は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解す
るものであれば特に限定はないが、例えば、ヘキサン、
シクロヘキサン、ヘプタン、リグロイン又は石油エーテ
ルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン又は
キシレンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、
クロロベンゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン
化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン又はジエチレングリコールジメチルエーテルのよう
なエーテル類;アセトン、2−ブタノン又はメチルエチ
ルケトンのようなケトン類;ニトロメタンのようなニト
ロ化合物類;アセトニトリル又はイソブチロニトリルの
ようなニトリル類;メタノール、エタノール、プロパノ
ール、イソプロパノール、ブタノール又はイソブタノー
ルのようなアルコール類;ホルムアミド、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド又は
N−メチル−2−ピロリジノンのようなアミド類;ジメ
チルスルホキシド又はスルホランのようなスルホキシド
類;或いは水であり得、好適には、アルコール類(特に
メタノール又はエタノール)である。使用されるヒドロ
キシルアミンの供給源としては、ヒドロキシルアミンの
水溶液、有機溶媒の溶液又は酸との塩を挙げることがで
きる。使用される塩基は、ヒドロキシルアミンの酸との
塩を使用する場合に、それを中和し得るものであれば特
に限定はないが(また、ヒドロキシルアミンの溶液を直
接用いる場合は、必ずしも必要としない。)、例えば、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸リチウムのよう
なアルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウム又は炭酸水素リチウムのようなアルカリ金属
重炭酸塩類;酢酸ナトリウムのようなアルカリ金属酢酸
塩類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化リ
チウムのようなアルカリ金属水酸化物類;或いは、トリ
エチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−
(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチ
ルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジア
ザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジ
アザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)又
は1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7
−エン(DBU)のような有機塩基類であり得、好適に
は、アルカリ金属炭酸塩類(特に炭酸ナトリウム)であ
り。反応温度は、原料化合物、試薬等によって異なる
が、通常0℃乃至150℃であり、好適には50℃乃至
100℃である。反応時間は、原料化合物、試薬、反応
温度によって異なるが、通常、1時間乃至24時間であ
り、好適には5時間乃至12時間である。反応終了後、
本反応の目的化合物は常法(例えば、溶媒を留去する方
法)に従って反応混合物から採取されるが、特に単離・
精製することなく、次反応に用いることもできる。
【0108】反応(a)(2)の第2段階は、第1段階
で生成したアミドオキシム化合物を加水素分解する反応
である。通常、加水素分解に先立ち、水酸基を脱離性の
基で修飾するが、簡便にアセチル基が常用される。アセ
チル化は、通常、酢酸中、無水酢酸を用いて行われる
が、必要に応じて溶媒中で行うこともできる。アセチル
化に使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発物質をあ
る程度溶解するものであれば特に限定はないが、例え
ば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リグロイン
又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼ
ン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水素類;
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−
ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロベンゼン
のようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコールジメチ
ルエーテルのようなエーテル類;アセトン、2−ブタノ
ン又はメチルエチルケトンのようなケトン類;ニトロメ
タンのようなニトロ化合物類;或いは、アセトニトリル
又はイソブチロニトリルのようなニトリル類であり得、
好適には、ハロゲン化炭化水素類(特にジクロロメタ
ン)又はエーテル類(特にテトラヒドロフラン)であ
る。アセチル化の反応温度は、原料化合物、試薬等によ
って異なるが、通常0℃乃至150℃であり、好適には
50℃乃至100℃である。アセチル化の反応時間は、
原料化合物、試薬、反応温度によって異なるが、通常、
1時間乃至24時間であり、好適には5時間乃至12時
間である。反応終了後、本反応の目的化合物は常法(例
えば、反応終了後、溶媒を留去する方法)に従って反応
混合物から採取されるが、特に単離・生成することなく
次の反応に用いることもできる。
【0109】アミドオキシム化合物の加水素分解(水酸
基をアセチル化した場合は、脱アセトキシ化)は、通
常、反応溶媒を変えず、引き続いて行われる。また、所
望により、一度、溶媒を留去し、得られる残渣を再度、
不活性溶媒に溶解させ行うこともできる。使用される溶
媒は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するも
のであれば特に限定はないが、例えば、ヘキサン、シク
ロヘキサン、ヘプタン、リグロイン又は石油エーテルの
ような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン又はキシ
レンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロベンゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭
化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタ
ン又はジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エーテル類;アセトン、2−ブタノン又はメチルエチル
ケトンのようなケトン類;ニトロメタンのようなニトロ
化合物類;アセトニトリル又はイソブチロニトリルのよ
うなニトリル類;メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール又はイソブタノール
のようなアルコール類;ホルムアミド、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド又はN
−メチル−2−ピロリジノンのようなアミド類;ジメチ
ルスルホキシド又はスルホランのようなスルホキシド
類;蟻酸又は酢酸のようなカルボン酸類;水;或いは、
上記溶媒の混合溶媒であり得、好適には、アルコール類
(特にメタノール又はエタノール)、酢酸、水或いはそ
れらの混合溶媒である。加水素分解に於て使用される触
媒は、通常の接触還元反応に使用されるものであれば、
特に限定はないが、例えば、パラジウム黒、パラジウム
−炭素、水酸化パラジウム、水酸化パラジウム−炭素、
ラネーニッケル、ロジウム−酸化アルミニウム、パラジ
ウム−硫酸バリウム、酸化白金又は白金黒であり得、好
適には、パラジウム−炭素である。反応温度は、原料化
合物、試薬等によって異なるが、通常−10℃乃至10
0℃であり、好適には0℃乃至80℃である。反応時間
は、原料化合物、試薬、反応温度によって異なるが、通
常、1時間乃至24時間であり、好適には5時間乃至1
2時間である。反応終了後、本反応の目的化合物は常法
に従って反応混合物から採取される。例えば、反応終了
後、触媒を濾去した後、溶媒を留去するか、或は、反応
終了後、触媒を濾去した後、反応液に水を加え、水と混
和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル
等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した有機層
を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させた
後、溶媒を留去することによって目的化合物が得られ
る。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例えば再
結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製でき
る。
【0110】所望の(b)反応である「保護されたアミ
ノ基の保護基を除去する反応」は、一般に有機合成化学
の技術において周知の方法に従い、以下の様に実施され
る。
【0111】アミノ基の保護基が、ホルミル基、アセチ
ル基、ベンゾイル基、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、2−トリメ
チルシリルエトキシカルボニル基、2−ブロモ−t−ブ
トキシカルボニル基、2,2−ジブロモ−t−ブトキシ
カルボニル基、ビニルオキシカルボニル基、ベンジルオ
キシカルボニル基、(1−フェニル)ベンジルオキシカ
ルボニル基、9−アンスリルメチルオキシカルボニル
基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基又はp−
ニトロベンジルオキシカルボニル基である場合には、不
活性溶媒中又は水性溶媒中で酸で処理することにより除
去することができる。尚、その際に、目的化合物を塩と
して得ることもできる。使用される酸は、例えば、塩
酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸又はトリフルオロ酢酸で
あり得、好適には、塩酸、硫酸、臭化水素酸又はトリフ
ルオロ酢酸である。使用される溶媒は、反応を阻害せ
ず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に限定
はないが、例えば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン又
は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、
トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水素類;ジク
ロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン又はジクロロベンゼンのようなハロ
ゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキ
シエタン又はジエチレングリコールジメチルエーテルの
ようなエーテル類;酢酸メチル又は酢酸エチルのような
エステル類;メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール又はブタノールのようなアルコール
類;ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド又はヘキサメチルリン酸トリアミドのような
アミド類;ジメチルスルホキシド又はスルホランのよう
なスルホキシド類;蟻酸又は酢酸のような脂肪酸類;或
は水又は水と上記溶媒との混合溶媒を挙げることができ
るが、好適には、ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、
アルコール類、脂肪酸類又は水と上記溶媒との混合溶媒
であり、さらに好適にはハロゲン化炭化水素類(特にジ
クロロメタン)、エーテル類(特にテトラヒドロフラン
又はジオキサン)、脂肪酸類(特に酢酸)或は水又は水
と上記溶媒との混合溶媒である。反応温度は、原料化合
物、溶媒又は使用される酸によって変化するが、通常−
10℃乃至150℃であり、好適には0℃乃至100℃
である。反応時間は、原料化合物、溶媒又は使用される
酸によって変化するが、通常5分乃至48時間であり、
好適には10分乃至15時間である。反応終了後、本反
応の目的化合物は常法に従って反応混合物から採取され
る。例えば、反応液中に析出した目的化合物を濾取する
か、又は反応液を適宜中和し、溶媒を留去し、反応液に
水を注ぎ、水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エー
テル、酢酸エチル等)を加え抽出し、目的化合物を含む
有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥
させ、溶媒を留去することによって目的化合物が得られ
る。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例えば再
結晶、再沈澱又はクロマトグラフィー等によって更に精
製できる。
【0112】アミノ基の保護基がアルカノイル類、アリ
ールカルボニル類、アルコキシカルボニル類、アルケニ
ルオキシカルボニル類、アリールジカルボニル類、アラ
ルキル類又はアラルキルオキシカルボニル類である場合
には、不活性溶媒中又は水性溶媒中で塩基で処理するこ
とにより除去することができる。使用される塩基は、例
えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸リチウム
のようなアルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウム又は炭酸水素リチウムのようなアルカ
リ金属重炭酸塩類;水素化リチウム、水素化ナトリウム
又は水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物類;
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化リチウム
のようなアルカリ金属水酸化物類;ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド又
はリチウムメトキシドのようなアルカリ金属アルコキシ
ド類;メチルメルカプタンナトリウム又はエチルメルカ
プタンナトリウムのようなメルカプタンアルカリ金属
類;ヒドラジン、メチルアミン、ジメチルアミン、エチ
ルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、ピリ
ジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、N,
N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エ
ン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
(DABCO)又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基類
であり得、好適には、アルカリ金属炭酸塩類(特に炭酸
ナトリウム又は炭酸カリウム)、アルカリ金属水酸化物
類(特に水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム)、アル
カリ金属アルコキシド類(特にナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド又はカリウム−t−ブトキシド)
或は有機塩基類(特にヒドラジン又はメチルアミン)で
ある。使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発物質を
ある程度溶解するものであれば特に限定はないが、例え
ば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン又は石油エーテル
のような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン又はキ
シレンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベン
ゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素
類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン又はジ
エチレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル
類;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール又はブタノールのようなアルコール類;ホルム
アミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
又はヘキサメチルリン酸トリアミドのようなアミド類;
ジメチルスルホキシド又はスルホランのようなスルホキ
シド類;又は水と上記溶媒との混合溶媒であり得、好適
には、ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、アルコール
類、又は水と上記溶媒との混合溶媒であり、さらに好適
にはエーテル類(特にテトラヒドロフラン又はジオキサ
ン)、アルコール類(特にメタノール、エタノール)、
又は水と上記溶媒との混合溶媒である。反応温度は、原
料化合物、溶媒又は使用される塩基によって変化する
が、通常−10℃乃至50℃であり、好適には−5℃乃
至10℃である。反応時間は、原料化合物、溶媒又は使
用される塩基によって変化するが、通常5分間乃至20
時間であり、好適には10分間乃至3時間である。反応
終了後、本反応の目的化合物は常法に従って反応混合物
から採取される。例えば、反応液中に析出した目的化合
物を濾取するか、又は溶媒を留去し、反応液に水を注
ぎ、水層をアルカリ性にして析出物を濾取するか、又は
水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸
エチル等)を加え抽出し、目的化合物を含む有機層を水
洗後、無水硫酸マグネシウム等で乾燥し、溶媒を留去す
ることによって目的化合物が得られる。得られる目的化
合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱又はク
ロマトグラフィー等によって更に精製できる。
【0113】尚、アミノ基の保護基がターシャリーブト
キシカルボニル基の場合には、特に不活性溶媒中で、シ
リル化合物又はルイス酸と処理することによっても除去
することもできる。使用されるシリル化合物としては、
例えば、トリメチルシリルクロリド、トリメチルシリル
イオダイド又はトリメチルシリルトリフルオロメタンス
ルホネートを挙げることができ、使用されるルイス酸と
しては、例えば塩化アルミニウム等を挙げることができ
る。使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発物質をあ
る程度溶解するものであれば特に限定はないが、例え
ば、ジクロロメタン、クロロホルム又は四塩化炭素のよ
うなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエ−テル、テトラ
ヒドロフラン又はジオキサンのようなエ−テル類;或い
は、アセトニトリルのようなニトリル類であり得、好適
には、ハロゲン化炭化水素類(特にジクロロメタン又は
クロロホルム)或いはニトリル類(特にアセトニトリ
ル)である。反応温度は、原料化合物、試薬又は溶媒等
によって変化するが、通常−20℃乃至100℃であ
り、好適には0℃乃至50℃である。反応時間は、原料
化合物、試薬、溶媒又は反応温度等によって変化する
が、通常10分乃至10時間であり、好適には30分乃
至3時間である。反応終了後、本反応の目的化合物は常
法に従って反応混合物から採取される。例えば、溶媒を
留去し、反応液に水を注ぎ、水層をアルカリ性にして析
出物を濾取するか、又は水と混和しない溶媒(例えばベ
ンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加え抽出し、目的
化合物を含む有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウム等
で乾燥し、溶媒を留去することによって目的化合物が得
られる。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例え
ば再結晶、再沈澱又はクロマトグラフィー等によって更
に精製できる。
【0114】尚、アミノ基の保護基がアリルオキシカル
ボニル基の場合は、特に、アラルキル基等の場合の接触
還元反応による除去方法と同様に除去することができ
る。即ちパラジウム、及びトリフェニルホスフィン又は
ニッケルテトラカルボニルを使用して除去する方法が簡
便で、副反応が少なく実施することができる。
【0115】アミノ基の保護基が、アラルキル基又はC
7−C11アラルキルオキシカルボニル基である場合に
は、通常、不活性溶媒中で、還元剤と接触(好適には、
触媒存在下に接触還元)させることにより除去する方法
又は酸化剤を用いて除去する方法を挙げることができ
る。接触還元による保護基の除去反応の場合に於て、使
用される溶媒は、本反応に関与しないものであれば特に
限定はないが、例えば、ヘキサン又はシクロヘキサンの
ような脂肪族炭化水素類;トルエン、ベンゼン又はキシ
レンのような芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン又はジオキサンのようなエーテル類;
酢酸エチル又は酢酸プロピルのようなエステル類;メタ
ノール、エタノール又はイソプロパノールのようなアル
コール類;蟻酸又は酢酸のような脂肪酸類;或いは、こ
れらの有機溶媒と水との混合溶媒であり得、好適には、
脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、エーテル類、エ
ステル類、アルコール類、脂肪酸類又はこれらの有機溶
媒と水との混合溶媒であり、更に好適には、アルコール
類(特にメタノール又はエタノール)、脂肪酸類(特に
蟻酸又は酢酸)或いはこれらの有機溶媒と水との混合溶
媒である。使用される触媒は、通常の接触還元反応に使
用されるものであれば、特に限定はないが、例えば、パ
ラジウム−炭素、ラネ−ニッケル、ロジウム−酸化アル
ミニウム又はパラジウム−硫酸バリウムを挙げることが
できるが、好適には、パラジウム−炭素又はラネ−ニッ
ケルである。圧力は、特に限定はないが、通常1乃至1
0気圧で行なわれ、好適には1気圧である。反応温度
は、原料化合物、溶媒又は使用される還元剤等によって
変化するが、通常0℃乃至100℃であり、好適には1
0℃乃至50℃である。反応時間は、原料化合物、溶
媒、使用される還元剤又は反応温度等によって変化する
が、通常15分乃至24時間であり、好適には30分乃
至12時間である。反応終了後、本反応の目的化合物は
常法に従って反応混合物から採取される。例えば、触媒
を濾去した後溶媒を留去し、反応液に水を注ぎ、水層を
アルカリ性にして析出物を濾取するか、又は水と混和し
ない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル等)
を加え抽出し、目的化合物を含む有機層を水洗後、無水
硫酸マグネシウム等で乾燥し、溶媒を留去することによ
って目的化合物が得られる。得られる目的化合物は必要
ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱又はクロマトグラ
フィー等によって更に精製できる。
【0116】酸化による除去において使用される溶媒
は、本反応に関与しないものであれば特に限定はない
が、例えば、アセトンのようなケトン類;ジクロロメタ
ン、クロロホルム又は四塩化炭素のようなハロゲン化炭
化水素類;アセトニトリルのようなニトリル類;ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン又はジオキサンのよう
なエーテル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド又はヘキサメチルホスホロトリアミドのようなア
ミド類;ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド
類;或いは、これらの有機溶媒と水との混合溶媒であり
得、好適には、ケトン類、ハロゲン化炭化水素類、ニト
リル類、エーテル類、アミド類、スルホキシド類或いは
これらの有機溶媒と水との混合溶媒であり、更に好適に
は、ケトン類(特にアセトン)、ハロゲン化炭化水素類
(特にジクロロメタン)、ニトリル類(特にアセトニト
リル)、アミド類(特にヘキサメチルホスホロトリアミ
ド)、スルホキシド類(特にジメチルスルホキシド)或
いはこれらの有機溶媒と水との混合溶媒である。使用さ
れる酸化剤は、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリ
ウム、アンモニウムセリウムナイトレイト(CAN)又
は2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキ
ノン(DDQ)であり得、好適には、CAN又はDDQ
である。反応温度は、原料化合物、溶媒又は使用される
酸化剤等によって変化するが、通常0℃乃至150℃で
あり、好適には10℃乃至50℃である。反応時間は、
化合物、溶媒又は使用される酸化剤等によって変化する
が、通常15分乃至24時間であり、好適には30分乃
至12時間である。反応終了後、本反応の目的化合物は
常法に従って反応混合物から採取される。例えば、酸化
剤を濾去した後溶媒を留去し、反応液に水を注ぎ、水層
をアルカリ性にして析出物を濾取するか、又は水と混和
しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル
等)を加え抽出し、目的化合物を含む有機層を水洗後、
無水硫酸マグネシウム等で乾燥し、溶媒を留去すること
によって目的化合物が得られる。得られる目的化合物は
必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱又はクロマト
グラフィー等によって更に精製できる。
【0117】所望の(c)反応である「アミノ基のアセ
トイミドイル化」は、原料化合物を、不活性溶媒中、塩
基存在下又は不存在下(好適には、塩基存在下)、エチ
ルアセトイミデート又はエチルアセトイミデート塩酸塩
(好適にはエチルアセトイミデート塩酸塩)と反応させ
ることにより達成される。反応(c)で使用される溶媒
は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するもの
であれば特に限定はないが、例えば、ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ヘプタン、リグロイン又は石油エーテルのよ
うな脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン又はキシレ
ンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロ
ベンゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化
水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン又
はジエチレングリコールジメチルエーテルのようなエー
テル類;アセトン、2−ブタノン又はメチルエチルケト
ンのようなケトン類;ニトロメタンのようなニトロ化合
物類;アセトニトリル又はイソブチロニトリルのような
ニトリル類;メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール又はイソブタノールのよ
うなアルコール類;ホルムアミド、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド又はN−メ
チル−2−ピロリジノンのようなアミド類;或いは、ジ
メチルスルホキシド又はスルホランのようなスルホキシ
ド類であり得、好適には、アルコール類(特にエタノー
ル)である。反応(c)で使用される塩基は、例えば、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸リチウムのよう
なアルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウム又は炭酸水素リチウムのようなアルカリ金属
重炭酸塩類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水
酸化リチウムのようなアルカリ金属水酸化物類;或い
は、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、ピリジン、
4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、N,N−ジ
メチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、1,5−
ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4
−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABC
O)又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ
ク−7−エン(DBU)のような有機塩基類であり得、
好適には、アルカリ金属炭酸塩類(炭酸ナトリウム又は
炭酸カリウム)或いは有機塩基類(特にトリエチルアミ
ン)である。反応温度は、原料化合物、試薬等によって
異なるが、通常−10℃乃至100℃であり、好適には
0℃乃至50℃である。反応時間は、原料化合物、試
薬、反応温度によって異なるが、通常1時間乃至48時
間であり、好適には5時間乃至15時間である。反応終
了後、本反応の目的化合物は常法に従って反応混合物か
ら採取される。例えば、反応終了後、溶媒を留去するこ
とにより、或は、反応終了後、反応液に水を加え、水と
混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチ
ル等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した有機
層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させ
た後、溶媒を留去することによって目的化合物が得られ
る。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例えば再
結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製でき
る。
【0118】所望の(d)反応である「エステルの加水
分解反応」は、一般に有機合成化学の技術において周知
の方法に従い、原料化合物を、不活性溶媒中又は溶媒不
存在下、酸又は塩基存在下、加水分解することにより達
成されるが、酸による加水分解がより好ましい。使用さ
れる溶媒は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解
するものであれば特に限定はないが、例えば、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール又はイソブタノールのようなアルコール類及び
水の混合溶媒であり得、好適には含水メタノール又は含
水エタノールである。使用される酸は、例えば、塩酸、
臭化水素酸、沃化水素酸、硝酸、過塩素酸、硫酸又は燐
酸等の鉱酸;メタンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸又は
p−トルエンスルホン酸のようなスルホン酸;或は、フ
マール酸、コハク酸、クエン酸、酒石酸、蓚酸又はマレ
イン酸等のカルボン酸塩であり得、好適には鉱酸(特に
塩酸)である。使用される塩基は、例えば、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム又は炭酸リチウムのようなアルカリ
金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
又は炭酸水素リチウムのようなアルカリ金属重炭酸塩
類;或は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸
化リチウムのようなアルカリ金属水酸化物類であり得、
好適には水酸化ナトリウムである。反応温度は、原料化
合物、試薬等によって異なるが、酸を用いた反応では、
通常、0℃乃至150℃(好適には50℃乃至100
℃)であり、塩基を用いた反応では、通常、−10℃乃
至50℃(好適には−5℃乃至10℃)である。反応時
間は、原料化合物、試薬、反応温度によって異なるが、
酸を用いた反応では、通常、通常1時間乃至48時間
(好適には3時間乃至15時間)であり、塩基を用いた
反応では、通常5分間乃至10時間(好適には10分間
乃至3時間)である。反応終了後、本工程の目的化合物
は常法に従って反応混合物から採取される。例えば、反
応終了後、溶媒を留去することにより、或いは、反応終
了後、酸(例えば塩酸)を用いて反応液を酸性とし、析
出する目的化合物を濾取するか、又は水と混和しない溶
媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加え
て目的化合物を抽出し、抽出した有機層を水洗し、無水
硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させた後、溶媒を留去
することによって目的化合物が得られる。尚、反応終了
後、水性溶媒中、炭酸ガスを通じるか或いは炭酸ナトリ
ウム又は炭酸カリウムを加えることにより、目的化合物
の炭酸塩を得ることもできる。得られる目的化合物は必
要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱、クロマトグラ
フィーにより更に精製することができる。
【0119】所望の(e)反応である「エステルの還元
反応」は、一般に有機合成化学の技術において周知の方
法に従い、原料化合物を、不活性溶媒中、還元剤存在
下、還元することにより達成される。使用される溶媒
は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するもの
であれば特に限定はないが、例えば、ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ヘプタン、リグロイン又は石油エーテルのよ
うな脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン又はキシレ
ンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロ
ベンゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化
水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン又
はジエチレングリコールジメチルエーテルのようなエー
テル類;メタノール、エタノール、プロパノール、イソ
プロパノール、ブタノール又はイソブタノールのような
アルコール類;或いは、上記溶媒の混合溶媒であり得、
還元剤が水素化アルミニウム類又はジボランの場合に
は、脂肪族炭化水素類(特にヘキサン又はシクロヘキサ
ン)、芳香族炭化水素類(特にベンゼン、トルエン又は
キシレン)或はエーテル類(特にジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン又はジオキサン)であり、還元剤が水
素化硼素ナトリウムの場合にはアルコール類(特にメタ
ノール又はエタノール)又はハロゲン化炭化水素類及び
アルコール類の混合溶媒(特にジクロロメタン及びエタ
ノールの混合溶媒)である。使用される還元剤は、水素
化リチウムアルミニウム若しくは水素化ジイソブチルア
ルミニウム等のような水素化アルミニウム化合物、水素
化硼素ナトリウム、水素化硼素リチウム又はジボラン等
であり得、好適には水素化硼素リチウムである。反応温
度は原料化合物、試薬等によって異なるが、通常−78
℃乃至100℃であり、好適には0℃乃至50℃であ
る。反応時間は原料化合物、試薬、反応温度によって異
なるが、通常10分間乃至12時間であり、好適には1
時間乃至5時間である。反応終了後、本工程の目的化合
物は常法に従って反応混合物から採取される。例えば、
反応終了後、溶媒を留去し、得られる残渣に水を加えた
後、水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、
酢酸エチル等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出
した有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて
乾燥させた後、溶媒を留去することによって目的化合物
が得られる。得られる目的化合物は必要ならば、常法、
例えば再結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に
精製できる。
【0120】所望の(f)反応である「保護された水酸
基の保護基を除去する反応」は、例えば、プロテクティ
ブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス,第
3版,T.W.グリーン・アンド・P.G.M.ワッ
ツ, ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インク[Prot
ective Groups in Organic Synthesis, 3rd edition,
T.W.Greene & P.G.M.Wuts; John Wiley & Sons,Inc.]
に記載される方法に従い、一般に有機合成化学の技術に
おいて周知の方法に従い、以下の様に実施される。
【0121】水酸基の保護基が、ホルミル基、アセチル
基、ベンゾイル基、テトラヒドロピラン−2−イル基、
3−ブロモテトラヒドロピラン−2−イル基、4−メト
キシテトラヒドロピラン−4−イル基、テトラヒドロチ
オピラン−2−イル基、4−メトキシテトラヒドロチオ
ピラン−4−イル基、テトラヒドロフラン−2−イル
基、テトラヒドロチオフラン−2−イル基、メトキシメ
チル基、1,1−ジメチル−1−メトキシメチル基、エ
トキシメチル基、プロポキシメチル基、イソプロポキシ
メチル基、ブトキシメチル基、t−ブトキシメチル基、
2−メトキシエトキシメチル基、2,2,2−トリクロ
ロエトキシメチル基、ビス(2−クロロエトキシ)メチ
ル基、1−エトキシエチル基、1−(イソプロポキシ)
エチル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、t−ブトキシカルボニル基、2−トリメチルシリル
エトキシカルボニル基、2−ブロモ−t−ブトキシカル
ボニル基、2,2−ジブロモ−t−ブトキシカルボニル
基、ビニルオキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボ
ニル基、(1−フェニル)ベンジルオキシカルボニル
基、9−アンスリルメチルオキシカルボニル基、p−メ
トキシベンジルオキシカルボニル基又はp−ニトロベン
ジルオキシカルボニル基である場合には、不活性溶媒中
又は水性溶媒中で酸で処理することにより除去すること
ができる。使用される酸は、例えば、塩酸、硫酸、リン
酸、臭化水素酸又はトリフルオロ酢酸のような酸であり
得、好適には、塩酸、硫酸、臭化水素酸又はトリフルオ
ロ酢酸である。使用される溶媒は、反応を阻害せず、出
発物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン又は石油
エーテルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエ
ン又はキシレンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメ
タン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン化
炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタ
ン又はジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エーテル類;酢酸メチル又は酢酸エチルのようなエステ
ル類;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプ
ロパノール又はブタノールのようなアルコール類;ホル
ムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド又はヘキサメチルリン酸トリアミドのようなアミド
類;ジメチルスルホキシド又はスルホランのようなスル
ホキシド類;蟻酸又は酢酸のような脂肪酸類;或は水又
は水と上記溶媒との混合溶媒であり得、好適には、ハロ
ゲン化炭化水素類、エーテル類、エステル類、アルコー
ル類、脂肪酸類又は水と上記溶媒との混合溶媒であり、
さらに好適にはハロゲン化炭化水素類(特にジクロロメ
タン)、エーテル類(特にテトラヒドロフラン又はジオ
キサン)、エステル類(特に酢酸エチル)、脂肪酸類
(特に酢酸)或は水又は水と上記溶媒との混合溶媒であ
る。反応温度は原料化合物、溶媒又は使用される酸によ
って変化するが、通常−10℃乃至150℃であり、好
適には0℃乃至60℃である。反応時間は原料化合物、
溶媒又は使用される酸によって変化するが、通常5分乃
至20時間であり、好適には10分乃至12時間であ
る。反応終了後、本工程の目的化合物は常法に従って反
応混合物から採取される。例えば、反応終了後、反応液
を適宜中和し、溶媒を留去し、反応液に水を注ぎ、水と
混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチ
ル等)を加え抽出した後、目的化合物を含む有機層を水
洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させた後、
溶媒を留去することによって目的化合物が得られる。得
られる目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、
再沈澱又はクロマトグラフィー等によって更に精製でき
る。
【0122】水酸基の保護基がアルカノイル類、カルボ
キシ化アルカノイル類、ハロゲノアルカノイル類、アル
コキシアルカノイル類、不飽和アルカノイル類、アリー
ルカルボニル類、ハロゲノアリールカルボニル類、アル
キル化アリールカルボニル類、カルボキシ化アリールカ
ルボニル類、ニトロ化アリールカルボニル類、アルコキ
シカルボニル化アリールカルボニル類又はアリール化ア
リールカルボニル類である場合には、不活性溶媒中又は
水性溶媒中で塩基で処理することにより除去することが
できる。使用される塩基は、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム又は炭酸リチウムのようなアルカリ金属炭
酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム又は炭
酸水素リチウムのようなアルカリ金属重炭酸塩類;水素
化リチウム、水素化ナトリウム又は水素化カリウムのよ
うなアルカリ金属水素化物類;水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム又は水酸化リチウムのようなアルカリ金属水
酸化物類;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド又はリチウムメトキシドの
ようなアルカリ金属アルコキシド類;メチルメルカプタ
ンナトリウム又はエチルメルカプタンナトリウムのよう
なメルカプタンアルカリ金属類;ヒドラジン、メチルア
ミン、ジメチルアミン、エチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、
N−メチルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシク
ロ[2.2.2]オクタン(DABCO)又は1,8−
ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(D
BU)のような有機塩基類であり得、好適には、アルカ
リ金属炭酸塩類(特に炭酸ナトリウム又は炭酸カリウ
ム)、アルカリ金属水酸化物類(特に水酸化ナトリウム
又は水酸化カリウム)、アルカリ金属アルコキシド類
(特にナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド又
はカリウム−t−ブトキシド)或は有機塩基類(特にヒ
ドラジン又はメチルアミン)である。使用される溶媒
は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するもの
であれば特に限定はないが、例えば、ヘキサン、ヘプタ
ン、リグロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水
素類;ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族
炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロベン
ゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコール
ジメチルエーテルのようなエーテル類;メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール又はブタノ
ールのようなアルコール類;ホルムアミド、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド又はヘキサメチルリ
ン酸トリアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキシ
ド又はスルホランのようなスルホキシド類;又は水と上
記溶媒との混合溶媒であり得、好適には、ハロゲン化炭
化水素類、エーテル類、アルコール類、又は水と上記溶
媒との混合溶媒であり、さらに好適にはエーテル類(特
にテトラヒドロフラン又はジオキサン)、アルコール類
(特にメタノール、エタノール)、又は水と上記溶媒と
の混合溶媒である。反応温度は原料化合物、溶媒又は使
用される塩基によって変化するが、通常−10℃乃至1
50℃であり、好適には0℃乃至50℃である。反応時
間は原料化合物、溶媒又は使用される塩基によって変化
するが、通常50分間乃至20時間であり、好適には1
0分間乃至5時間である。反応終了後、本工程の目的化
合物は常法に従って反応混合物から採取される。例え
ば、反応終了後、溶媒を留去し、反応液に水を注いだ
後、水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、
酢酸エチル等)を加え抽出し、目的化合物を含む有機層
を水洗した後、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥さ
せ、溶媒を留去することによって目的化合物が得られ
る。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例えば再
結晶、再沈澱又はクロマトグラフィー等によって更に精
製できる。
【0123】水酸基の保護基が、アラルキル基又はアラ
ルキルオキシカルボニル基である場合には、通常、不活
性溶媒中で、還元剤と接触(好適には、触媒存在下に接
触還元)させることにより除去する方法又は酸化剤を用
いて除去する方法が好適である。接触還元による保護基
の除去反応の場合において、使用される溶媒は、本反応
に関与しないものであれば特に限定はないが、例えば、
ヘキサン又はシクロヘキサンのような脂肪族炭化水素
類;トルエン、ベンゼン又はキシレンのような芳香族炭
化水素類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン又は
ジオキサンのようなエーテル類;酢酸エチル又は酢酸プ
ロピルのようなエステル類;メタノール、エタノール又
はイソプロパノールのようなアルコール類;蟻酸又は酢
酸のような脂肪酸類;或いは、これらの有機溶媒と水と
の混合溶媒であり得、好適には、脂肪族炭化水素類、芳
香族炭化水素類、エーテル類、エステル類、アルコール
類、脂肪酸類又はこれらの有機溶媒と水との混合溶媒で
あり、更に好適には、アルコール類(特にメタノール又
はエタノール)、脂肪酸類(特に蟻酸又は酢酸)、又は
これらの有機溶媒と水との混合溶媒である。使用される
触媒は、通常の接触還元反応に使用されるものであれ
ば、特に限定はないが、例えば、パラジウム−炭素、ラ
ネ−ニッケル、ロジウム−酸化アルミニウム又はパラジ
ウム−硫酸バリウムであり得、好適には、パラジウム−
炭素又はラネ−ニッケルである。圧力は、特に限定はな
いが、通常1乃至10気圧で行なわれ、好適には1気圧
である。反応温度は、原料化合物、溶媒又は使用される
還元剤等によって変化するが、通常0℃乃至100℃で
あり、好適には10℃乃至50℃である。反応時間は、
原料化合物、溶媒、使用される還元剤又は反応温度等に
よって変化するが、通常15分乃至10時間であり、好
適には30分乃至3時間である。反応終了後、本工程の
目的化合物は常法に従って反応混合物から採取される。
例えば、触媒を濾去した後溶媒を留去し、水と混和しな
い溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を
加え抽出し、目的化合物を含む有機層を水洗した後、無
水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させ、溶媒を留去す
ることによって目的化合物が得られる。得られる目的化
合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱又はク
ロマトグラフィー等によって更に精製できる。
【0124】酸化による除去において使用される溶媒
は、本反応に関与しないものであれば特に限定はない
が、例えば、アセトンのようなケトン類;ジクロロメタ
ン、クロロホルム又は四塩化炭素のようなハロゲン化炭
化水素類;アセトニトリルのようなニトリル類;ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン又はジオキサンのよう
なエ−テル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド又はヘキサメチルホスホロトリアミドのようなア
ミド類;ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド
類;又はこれらの有機溶媒と水との混合溶媒であり得、
好適には、ケトン類、ハロゲン化炭化水素類、ニトリル
類、エーテル類、アミド類、スルホキシド類、又はこれ
らの有機溶媒と水との混合溶媒であり、更に好適には、
ケトン類(特にアセトン)、ハロゲン化炭化水素類(特
にジクロロメタン)、ニトリル類(特にアセトニトリ
ル)、アミド類(特にヘキサメチルホスホロトリアミ
ド)、スルホキシド類(特にジメチルスルホキシド)又
はこれらの有機溶媒と水との混合溶媒である。使用され
る酸化剤は、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウ
ム、アンモニウムセリウムナイトレイト(CAN)又は
2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノ
ン(DDQ)であり得、好適には、CAN又はDDQで
ある。反応温度は原料化合物、溶媒又は使用される酸化
剤等によって変化するが、通常0℃乃至150℃であ
り、好適には10℃乃至50℃である。反応時間は化合
物、溶媒又は使用される酸化剤等によって変化するが、
通常15分乃至24時間であり、好適には30分乃至5
時間である。反応終了後、本工程の目的化合物は常法に
従って反応混合物から採取される。例えば、酸化剤を濾
去した後溶媒を留去し、水と混和しない溶媒(例えばベ
ンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加え抽出し、目的
化合物を含む有機層を水洗した後、無水硫酸マグネシウ
ム等を用いて乾燥させ、溶媒を留去することによって目
的化合物が得られる。得られる目的化合物は必要なら
ば、常法、例えば再結晶、再沈澱又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。
【0125】本発明の原料化合物である、一般式(I
I)を有する化合物は、例えば、以下の方法に従い、容
易に製造することができる。
【0126】
【化7】
【0127】
【化8】
【0128】
【化9】
【0129】
【化10】
【0130】
【化11】
【0131】
【化12】
【0132】
【化13】
【0133】
【化14】
【0134】
【化15】
【0135】上記式中、R1、R2、R3、R4、R5
8、A及びnは、前述したものと同意義を示し、R5a
は、アミノ基、置換されたアミノ基(該置換基は、C1
−C6アルキル基、ヒドロキシC2−C6アルキル基及び
アセトイミドイル基からなる群より、同一又は異なって
選択される、一又は二個の置換基を示す。)、4員乃至
6員飽和環状アミノ基、或いは、置換された4員乃至6
員飽和環状アミノ基(該置換基は、アセトイミドイル
基、C1−C6アルカノイル基、アミノC1−C6アルカノ
イル基又は5員乃至6員芳香族複素環基を示す。)を示
し(但し、R5aに於て、反応に関与しないアミノ基は保
護されていても良く、また、R5aは、窒素原子を介して
隣接するAと結合する。)、R6は水酸基の保護基を示
し、R7はハロゲノC1−C6アルカノイル基を示し、R
8aはアセトキシC1−C6アルカノイル基を示し、R8b
置換されたC1−C6アルカノイル基[該置換基は、C6
−C14アリールチオ基、テトラゾリルチオ基、(C1
6アルキル)テトラゾリルチオ基、カルボキシ(C1
6アルキル)チオ基又は(C1−C6アルコキシ)カル
ボニル(C 1−C6アルキル)チオ基を示す。]を示し、
8cは水素原子を示し、R8dは、C1−C6アルキル基;
置換されたC1−C6アルキル基(該置換基は、ハロゲン
原子、C1−C6アルコキシ基、保護された水酸基又はカ
ルボキシル基を示す。);C1−C6アルカノイル基;置
換されたC1−C6アルカノイル基[該置換基は、保護さ
れた水酸基、C6−C14アリール基、C6−C14アリール
チオ基、テトラゾリルチオ基、(C1−C6アルキル)テ
トラゾリルチオ基、カルボキシ(C1−C6アルキル)チ
オ基、(C1−C6アルコキシ)カルボニル(C1−C6
ルキル)チオ基、カルボキシル基及び(C1−C6アルコ
キシ)カルボニル基からなる群より、同一又は異なって
選択される、一又は二個の置換基を示す。];C1−C6
アルキルスルホニル基;置換されたC1−C6アルキルス
ルホニル基[該置換基は、ハロゲン原子、保護された水
酸基、カルボキシル基又は(C1−C6アルコキシ)カル
ボニル基を示す。];C6−C14アリールスルホニル
基;置換されたC6−C14アリールスルホニル基[該置
換基は、ハロゲン原子、C1−C6アルキル基、C1−C6
アルコキシ基、カルボキシル基又は(C1−C6アルコキ
シ)カルボニル基を示す。];スルファモイル基;或い
は、(C1−C6アルコキシ)カルボニルスルファモイル
基を示す他、R8と同意義を示し、A1は、単結合又はC
1−C4アルキレン基を示し、A2は、酸素原子又は一般
式 −O(CH2m− (式中、mは前述したものと同
意義を示す。)を有する基を示し、A3は、酸素原子又
は一般式 −O(CH2m− (式中、mは前述したも
のと同意義を示す。)を有する基を示し、A4は、単結
合、C1−C3アルキレン基、酸素原子又は一般式−O
(CH2m'− (式中、m’は1乃至3の整数を示
す。)を有する基を示し、Xはハロゲン原子を示し、Y
1は脱離基を示し、Y2は、水素原子、C1−C4アルカン
スルホニル基、ハロゲノC1−C4アルカンスルホニル基
又はC1−C4アルキルを1乃至3個有してもよいC6
10アリールスルホニル基を示し、TMSは、トリメチ
ルシリル基を示す。
【0136】R5aの「置換されたアミノ基(該置換基
は、C1−C6アルキル基、ヒドロキシC2−C6アルキル
基及びアセトイミドイル基からなる群より、同一又は異
なって選択される、一又は二個の置換基を示す。)」
は、前述したものと同意義を示し、好適には、メチルア
ミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロ
ピルアミノ基、ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、
s−ブチルアミノ基、t−ブチルアミノ基、N,N−ジ
メチルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基、2
−ヒドロキシエチルアミノ基、2−ヒドロキシプロピル
アミノ基、3−ヒドロキシプロピルアミノ基、2−ヒド
ロキシイソプロピルアミノ基、2−ヒドロキシブチルア
ミノ基、3−ヒドロキシブチルアミノ基、4−ヒドロキ
シブチルアミノ基、2−ヒドロキシイソブチルアミノ
基、2−ヒドロキシ−s−ブチルアミノ基、2−ヒドロ
キシ−t−ブチルアミノ基、N−アセトイミドイル−N
−メチルアミノ基、N−アセトイミドイル−N−エチル
アミノ基、N−アセトイミドイル−N−プロピルアミノ
基、N−アセトイミドイル−N−イソプロピルアミノ基
又はN−アセトイミドイル−N−ブチルアミノ基であ
り、更に好適には、メチルアミノ基、エチルアミノ基、
N,N−ジメチルアミノ基、2−ヒドロキシエチルアミ
ノ基、N−アセトイミドイル−N−メチルアミノ基、N
−アセトイミドイル−N−エチルアミノ基であり、特に
好適には、メチルアミノ基、N,N−ジメチルアミノ基
又はN−アセトイミドイル−N−メチルアミノ基であ
る。
【0137】R5aの「4員乃至6員飽和環状アミノ基」
は、前述したものと同意義を示し、好適には、アゼチジ
ニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、ピペラジニル
基又はモルホリニル基であり、更に好適には、アゼチジ
ン−3−イル基、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン
−3−イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−
3−イル基、ピペリジン−4−イル基、ピペラジン−1
−イル基又はモルホリン−2−イル基であり、より更に
好適には、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン−3−
イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−3−イ
ル基又はピペリジン−4−イル基であり、特に好適に
は、ピロリジン−3−イル基又はピペリジン−4−イル
基である。
【0138】R5aの「置換された4員乃至6員飽和環状
アミノ基(該置換基は、アセトイミドイル基、C1−C6
アルカノイル基、アミノC1−C6アルカノイル基又は5
員乃至6員芳香族複素環基を示す。)は、前述したもの
と同意義を示し、好適には、アセトイミドイル基、C1
−C4アルカノイル基、アミノC1−C4アルカノイル
基、ピロリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキ
サゾリル基、イソキサゾリル基、チアゾリル基、イソチ
アゾリル基、ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル
基及びピリダジニル基からなる群より選択される一の置
換基を有する、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペ
リジル基、ピペラジニル基又はモルホリニル基であり、
更に好適には、アセトイミドイル基、ホルミル基、アセ
チル基、プロピオニル基、カルバモイル基、アミノアセ
チル基、2−アミノプロピオニル基及びピリジル基から
なる群より選択される一の置換基を有する、アゼチジン
−3−イル基、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン−
3−イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−3
−イル基、ピペリジン−4−イル基、ピペラジン−1−
イル基又はモルホリン−2−イル基であり、より更に好
適には、1−アセトイミドイルアゼチジン−3−イル
基、1−ホルミルアゼチジン−3−イル基、1−アセチ
ルアゼチジン−3−イル基、1−プロピオニルアゼチジ
ン−3−イル基、1−カルバモイルアゼチジン−3−イ
ル基、1−アミノアセチルアゼチジン−3−イル基、1
−(2−アミノプロピオニル)アゼチジン−3−イル
基、1−(ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル
基、1−アセトイミドイルピロリジン−2−イル基、1
−ホルミルピロリジン−2−イル基、1−アセチルピロ
リジン−2−イル基、1−プロピオニルピロリジン−2
−イル基、1−カルバモイルピロリジン−2−イル基、
1−アミノアセチルピロリジン−2−イル基、1−(2
−アミノプロピオニル)ピロリジン−2−イル基、1−
(ピリジン−2−イル)ピロリジン−2−イル基、1−
アセトイミドイルピロリジン−3−イル基、1−ホルミ
ルピロリジン−3−イル基、1−アセチルピロリジン−
3−イル基、1−プロピオニルピロリジン−3−イル
基、1−カルバモイルピロリジン−3−イル基、1−ア
ミノアセチルピロリジン−3−イル基、1−(2−アミ
ノプロピオニル)ピロリジン−3−イル基、1−(ピリ
ジン−2−イル)ピロリジン−3−イル基、1−アセト
イミドイルピペリジン−2−イル基、1−ホルミルピペ
リジン−2−イル基、1−アセチルピペリジン−2−イ
ル基、1−プロピオニルピペリジン−2−イル基、1−
カルバモイルピペリジン−2−イル基、1−アミノアセ
チルピペリジン−2−イル基、1−(2−アミノプロピ
オニル)ピペリジン−2−イル基、1−(ピリジン−2
−イル)ピペリジン−2−イル基、1−アセトイミドイ
ルピペリジン−3−イル基、1−ホルミルピペリジン−
3−イル基、1−アセチルピペリジン−3−イル基、1
−プロピオニルピペリジン−3−イル基、1−カルバモ
イルピペリジン−3−イル基、1−アミノアセチルピペ
リジン−3−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)
ピペリジン−3−イル基、1−(ピリジン−2−イル)
ピペリジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリ
ジン−4−イル基、1−ホルミルピペリジン−4−イル
基、1−アセチルピペリジン−4−イル基、1−プロピ
オニルピペリジン−4−イル基、1−カルバモイルピペ
リジン−4−イル基、1−アミノアセチルピペリジン−
4−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピペリジ
ン−4−イル基、1−(ピリジン−2−イル)ピペリジ
ン−4−イル基、4−アセトイミドイルピペラジン−1
−イル基、4−ホルミルピペラジン−1−イル基、4−
アセチルピペラジン−1−イル基、4−プロピオニルピ
ペラジン−1−イル基、4−カルバモイルピペラジン−
1−イル基、4−アミノアセチルピペラジン−1−イル
基、4−(2−アミノプロピオニル)ピペラジン−1−
イル基、4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−
イル基、4−アセトイミドイルモルホリン−2−イル
基、4−ホルミルモルホリン−2−イル基、4−アセチ
ルモルホリン−2−イル基、4−プロピオニルモルホリ
ン−2−イル基、4−カルバモイルモルホリン−2−イ
ル基、4−アミノアセチルモルホリン−2−イル基、4
−(2−アミノプロピオニル)モルホリン−2−イル基
又は4−(ピリジン−2−イル)モルホリン−2−イル
基であり、更により更に好適には、1−アセトイミドイ
ルアゼチジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピロ
リジン−2−イル基、1−アセトイミドイルピロリジン
−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン−3−
イル基、1−アセトイミドイルピペリジン−4−イル
基、1−アセチルピペリジン−4−イル基、1−カルバ
モイルピペリジン−4−イル基、1−アミノアセチルピ
ペリジン−4−イル基、1−(2−アミノプロピオニ
ル)ピペリジン−4−イル基、1−(ピリジン−2−イ
ル)ピペリジン−4−イル基、4−アセトイミドイルピ
ペラジン−1−イル基又は4−アセトイミドイルモルホ
リン−2−イル基であり、特に好適には、1−アセトイ
ミドイルピロリジン−2−イル基、1−アセトイミドイ
ルピロリジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペ
リジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン
−4−イル基又は1−カルバモイルピペリジン−4−イ
ル基であり、最も好適には、1−アセトイミドイルピロ
リジン−3−イル基又は1−アセトイミドイルピペリジ
ン−4−イル基である。
【0139】R6の「水酸基の保護基」は、前述したも
のと同意義を示し、好適にはアルコキシメチル類であ
り、特に好適にはメトキシメチル基である。
【0140】R7の「ハロゲノC1−C6アルカノイル
基」は、例えば、フルオロアセチル基、クロロアセチル
基、ブロモアセチル基、ヨードアセチル基、3−フルオ
ロプロピオニル基、3−クロロプロピオニル基、4−ク
ロロブチリル基、4−ブロモブチリル基、3−クロロイ
ソブチリル基、3−クロロピバロイル基、5−クロロバ
レリル基、5−ヨードバレリル基、4−クロロイソバレ
リル基又は6−クロロヘキサノイル基のような、ハロゲ
ン原子が炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖のアルカノ
イル基に結合した基であり得、好適には、ハロゲノC1
−C4アルカノイル基であり、特に好適にはクロロアセ
チル基又はブロモアセチル基である。
【0141】R8aの「アセトキシC1−C6アルカノイル
基」は、例えば、アセトキシアセチル基、3−アセトキ
シプロピオニル基、4−アセトキシブチリル基、3−ア
セトキシイソブチリル基、3−アセトキシピバロイル
基、5−アセトキシバレリル基、4−アセトキシイソバ
レリル基又は6−アセトキシヘキサノイル基のような、
アセトキシ基が炭素数1乃至6個の直鎖又は分枝鎖のア
ルカノイル基に結合した基であり得、好適には、アセト
キシC1−C4アルカノイル基であり、更に好適にはアセ
トキシアセチル基である。
【0142】R8bの「置換されたC1−C6アルカノイル
基[該置換基は、C6−C14アリールチオ基、テトラゾ
リルチオ基、(C1−C6アルキル)テトラゾリルチオ
基、カルボキシ(C1−C6アルキル)チオ基又は(C1
−C6アルコキシ)カルボニル(C1−C6アルキル)チ
オ基を示す。]」は、例えば、フェニルチオアセチル
基、3−フェニルチオプロピオニル基、4−フェニルチ
オブチリル基、5−フェニルチオバレリル基、6−フェ
ニルチオヘキサノイル基、インデン−1−イルチオアセ
チル基、ナフタレン−1−イルチオアセチル基、ナフタ
レン−2−イルチオアセチル基、フェナンスレン−1−
イルチオアセチル基、アントラセン−9−イルチオアセ
チル基、(1H−テトラゾール−5−イルチオ)アセチ
ル基、3−(1H−テトラゾール−5−イルチオ)プロ
ピオニル基、4−(1H−テトラゾール−5−イルチ
オ)ブチリル基、5−(1H−テトラゾール−5−イル
チオ)バレリル基、6−(1H−テトラゾール−5−イ
ルチオ)ヘキサノイル基、(1−メチルテトラゾール−
5−イルチオ)アセチル基、(1−エチルテトラゾール
−5−イルチオ)アセチル基、(1−プロピルテトラゾ
ール−5−イルチオ)アセチル基、(1−ブチルテトラ
ゾール−5−イルチオ)アセチル基、3−(1−メチル
テトラゾール−5−イルチオ)プロピオニル基、4−
(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)ブチリル
基、5−(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)バ
レリル基、6−(1−メチルテトラゾール−5−イルチ
オ)ヘキサノイル基、カルボキシメチルチオアセチル
基、3−カルボキシメチルチオプロピオニル基、メトキ
シカルボニルメチルチオアセチル基、3−メトキシカル
ボニルメチルチオプロピオニル基、エトキシカルボニル
メチルチオアセチル基又は3−エトキシカルボニルメチ
ルチオプロピオニル基のような、C6−C14アリールチ
オ基、テトラゾリルチオ基、(C1−C6アルキル)テト
ラゾリルチオ基、カルボキシ(C 1−C6アルキル)チオ
基及び(C1−C6アルコキシ)カルボニル(C1−C6
ルキル)チオ基からなる群より選択される一の置換基を
有する、C1−C6アルカノイル基であり得、好適には、
フェニルチオ基、ナフタレニルチオ基、テトラゾリルチ
オ基、1−メチルテトラゾール−5−イルチオ基、カル
ボキシメチルチオ基、メトキシカルボニルメチルチオ基
及びエトキシカルボニルメチルチオ基からなる群より選
択される一の置換基を有するアセチル基であり、更に好
適には、フェニルチオアセチル基、(1−メチルテトラ
ゾール−5−イルチオ)アセチル基、カルボキシメチル
チオアセチル基又はエトキシカルボニルメチルチオアセ
チル基であり、特に好適には、フェニルチオアセチル基
又は(1−メチルテトラゾール−5−イルチオ)アセチ
ル基である。
【0143】A1の「C1−C4アルキレン基」は、前述
したものと同意義を示し、好適には、メチレン基、エチ
レン基又はトリメチレン基であり得、特に好適にはメチ
レン基である。
【0144】A4の「C1−C3アルキレン基」は、例え
ば、メチレン基、メチルメチレン基、エチレン基、プロ
ピレン基又はトリメチレン基のような、炭素数1乃至3
個の直鎖又は分枝鎖アルキレン基であり得、好適には、
メチレン基、エチレン基又はトリメチレン基であり、特
に好適にはメチレン基である。
【0145】Xの「ハロゲン原子」は、前述したものと
同意義を示し、好適には塩素原子又は臭素原子である。
【0146】Y1の「脱離基」は、通常、求核性残基と
して脱離する基であれば特に限定はないが、例えば、塩
素原子、臭素原子又は沃素原子のようなハロゲン原子;
メタンスルホニルオキシ基、エタンスルホニルオキシ
基、プロパンスルホニルオキシ基又はブタンスルホニル
オキシ基のようなC1−C4アルカンスルホニルオキシ
基;トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、2,2,
2−トリクロロエタンスルホニルオキシ基、3,3,3
−トリブロモプロパンスルホニルオキシ基又は、4,
4,4−トリフルオロブタンスルホニルオキシ基のよう
な、ハロゲノC1−C4アルカンスルホニルオキシ基;或
は、ベンゼンスルホニルオキシ基、α−ナフチルスルホ
ニルオキシ基、β−ナフチルスルホニルオキシ基、p−
トルエンスルホニルオキシ基、4−t−ブチルベンゼン
スルホニルオキシ基、メシチレンスルホニルオキシ基又
は6−エチル−α−ナフチルスルホニルオキシ基のよう
な、C1−C4アルキルを1乃至3個有してもよいC6
10アリ−ルスルホニルオキシ基であり得、好適には、
ハロゲン原子、メタンスルホニルオキシ基、エタンスル
ホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホニルオキシ
基、2,2,2−トリクロロエタンスルホニルオキシ
基、ベンゼンスルホニルオキシ基、トルエンスルホニル
オキシ基又はメシチレンスルホニルオキシ基であり、更
に好適には、塩素原子、臭素原子、沃素原子、メタンス
ルホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホニルオキ
シ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、p−トルエンスル
ホニルオキシ基又はメシチレンスルホニルオキシ基であ
り、特に好適には、塩素原子、臭素原子、沃素原子又は
p−トルエンスルホニルオキシ基である。
【0147】Y2の「C1−C4アルカンスルホニル基」
は、例えば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル
基、プロパンスルホニル基又はブタンスルホニル基であ
り得、好適には、メタンスルホニル基又はエタンスルホ
ニル基であり、特に好適にはメタンスルホニル基であ
る。
【0148】Y2の「ハロゲノC1−C4アルカンスルホ
ニル基」は、例えば、トリフルオロメタンスルホニル
基、2,2,2−トリクロロエタンスルホニル基、3,
3,3−トリブロモプロパンスルホニル基又は、4,
4,4−トリフルオロブタンスルホニル基であり得、好
適には、トリフルオロメタンスルホニル基又は2,2,
2−トリクロロエタンスルホニル基であり、好適にはト
リフルオロメタンスルホニル基である。
【0149】Y2の「C1−C4アルキルを1乃至3個有
してもよいC6−C10アリールスルホニル基」は、例え
ば、p−トルエンスルホニル基、4−t−ブチルベンゼ
ンスルホニル基、メシチレンスルホニル基又は6−エチ
ル−α−ナフチルスルホニル基であり得、好適にはp−
トルエンスルホニル基である。
【0150】B法は、化合物(II)に於て、Aが酸素
原子又は一般式 −O(CH2m−(式中、mは前述し
たものと同意義を示す。)を有する基である、一般式
(IIa)を有する化合物を製造する方法である。
【0151】第B1工程は、一般式(V)を有する化合
物を製造する工程であり、(1)一般式(III)を有
する化合物に、不活性溶媒中、一般式(IV)を有する
化合物を付加させた後、(2)中間体として生じる付加
体を、不活性溶媒中、酸化剤を用いて酸化させることに
より達成される。
【0152】第B1(1)工程で使用される溶媒は、反
応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するものであれ
ば特に限定はないが、例えば、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、ヘプタン、リグロイン又は石油エーテルのような脂
肪族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又は
ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;或い
は、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン又はジ
エチレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル
類であり得、好適にはエーテル類(特にテトラヒドロフ
ラン)である。第B1(1)工程の反応温度は原料化合
物、試薬等によって異なるが、通常−78℃乃至100
℃であり、好適には−50℃乃至50℃である。第B1
(1)工程の反応時間は原料化合物、試薬、反応温度に
よって異なるが、通常5分間乃至10時間であり、好適
には10分間乃至3時間である。反応終了後、第B1
(1)工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取されるが、特に単離・精製すること無く次の反応に
用いることもできる。
【0153】第B1(2)工程で使用される溶媒は、第
B1(1)程で使用されるものと同意義である。第B1
(2)工程で使用される酸化剤は、例えば、過硫酸カリ
ウム、過硫酸ナトリウム、アンモニウムセリウムナイト
レイト(CAN)又は2,3−ジクロロ−5,6−ジシ
アノ−p−ベンゾキノン(DDQ)であり得、好適には
DDQである。第B1(2)工程の反応温度は原料化合
物、試薬等によって異なるが、通常−78℃乃至100
℃であり、好適には−50℃乃至50℃である。第B1
(2)工程の反応時間は原料化合物、試薬、反応温度に
よって異なるが、通常5分間乃至10時間であり、好適
には10分間乃至3時間である。反応終了後、第B1
(2)工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば、反応終了後、溶媒を留去するか、
或いは、反応終了後、反応液に塩化アンモニウム水溶液
を加えた後、水を加えて希釈し、水と混和しない溶媒
(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加えて
目的化合物を抽出し、抽出した有機層を水洗し、無水硫
酸マグネシウム等を用いて乾燥させた後、溶媒を留去す
ることによって目的化合物が得られる。得られる目的化
合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱、クロ
マトグラフィーにより更に精製できる。
【0154】第B2工程は、一般式(VI)を有する化
合物を製造する工程であり、化合物(V)を、不活性溶
媒中、テトラブチルアンモニウムフロリド存在下、7−
ホルミルナフタレン−2−カルボニトリルと反応させる
ことにより達成される。
【0155】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;或いは、ニト
ロメタンのようなニトロ化合物類であり得、好適にはエ
ーテル類(特にテトラヒドロフラン)である。反応温度
は原料化合物、試薬等によって異なるが、通常−78℃
乃至100℃であり、好適には−20℃乃至50℃であ
る。反応時間は原料化合物、試薬、反応温度によって異
なるが、通常10分間乃至10時間であり、好適には3
0分間乃至5時間である。反応終了後、本工程の目的化
合物は常法に従って反応混合物から採取される。例え
ば、反応終了後、反応液に塩化アンモニウム水溶液等を
加え、水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテ
ル、酢酸エチル等)を加えて目的化合物を抽出した後、
抽出した有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用
いて乾燥させた後、溶媒を留去することによって目的化
合物が得られる。得られる目的化合物は必要ならば、常
法、例えば再結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより
更に精製できる。尚、上記反応に於て、化合物中の水酸
基がシリル化される場合には、反応系内に、更にテトラ
ブチルアンモニウムフロリド水溶液を加えることによ
り、脱シリル化して化合物(VI)に導くことができ
る。
【0156】第B3工程は、一般式(VII)を有する
化合物を製造する工程であり、化合物(VI)を、
(1)不活性溶媒中、1気圧乃至5気圧の水素雰囲気下
(好適には1気圧)、接触還元触媒を用いて還元する
か、或いは、(2)金属粉存在下、酢酸中で攪拌する等
により、通常、有機化学的に既知なニトロ基のアミノ基
への還元法を適用することにより達成される。
【0157】例えば、接触還元に於ては、使用される溶
媒は、反応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するも
のであれば特に限定はないが、例えば、ヘキサン、シク
ロヘキサン、ヘプタン、リグロイン又は石油エーテルの
ような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン又はキシ
レンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロ
ロベンゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭
化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタ
ン又はジエチレングリコールジメチルエーテルのような
エーテル類;メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール又はイソブタノールのよ
うなアルコール類;或いは、それらの混合溶媒であり
得、好適にはアルコール類(特にメタノール)又はエー
テル類及びアルコール類の混合溶媒(特にテトラヒドロ
フラン及びメタノール又はエタノールの混合溶媒)であ
る。使用される接触還元触媒は、通常の接触還元反応に
使用されるものであれば、特に限定はないが、例えば、
パラジウム黒、パラジウム−炭素、水酸化パラジウム、
水酸化パラジウム−炭素、ラネーニッケル、ロジウム−
酸化アルミニウム、パラジウム−硫酸バリウム、酸化白
金又は白金黒であり得、好適には、パラジウム−炭素で
ある。反応温度は、原料化合物、試薬等によって異なる
が、通常−10℃乃至100℃であり、好適には0℃乃
至50℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反応温
度によって異なるが、通常10分間乃至10時間であ
り、好適には30分間乃至6時間である。反応終了後、
本工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から採取
される。例えば、反応終了後、触媒を濾去した後、濾液
を留去することによって目的化合物が得られる。得られ
る目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈
澱、クロマトグラフィーにより更に精製できる。
【0158】例えば、金属粉を用いた還元に於て使用さ
れる溶媒は、酢酸、塩酸水、水、アルコール又は水に溶
解する有機溶媒との混合物であり得、好適には酢酸であ
る。使用される金属粉は、例えば、亜鉛粉又は鉄粉であ
り得、好適には亜鉛粉である。反応温度は、原料化合
物、試薬等によって異なるが、通常−10℃乃至100
℃であり、好適には0℃乃至50℃である。反応時間は
原料化合物、試薬、反応温度によって異なるが、通常1
0分間乃至10時間であり、好適には30分間乃至3時
間である。反応終了後、本工程の目的化合物は常法に従
って反応混合物から採取される。例えば、反応終了後、
触媒を濾去した後、濾液を留去することによって目的化
合物が得られる。得られる目的化合物は必要ならば、常
法、例えば再結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより
更に精製できる。
【0159】第B4工程は、一般式(IX)を有する化
合物を製造する工程であり、化合物(VII)を、不活
性溶媒中、塩基存在下又は不存在下(好適には塩基存在
下)、一般式(VIII)を有する化合物と反応させる
ことにより達成される。
【0160】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;アセトン、2
−ブタノン又はメチルエチルケトンのようなケトン類;
ニトロメタンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル
又はイソブチロニトリルのようなニトリル類;ホルムア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド又はN−メチル−2−ピロリジノンのよ
うなアミド類;或いは、ジメチルスルホキシド又はスル
ホランのようなスルホキシド類であり得、好適には、ハ
ロゲン化炭化水素類(特にジクロロメタン)又はエーテ
ル類(ジエチルエーテル若しくはテトラヒドロフラン)
である。使用される塩基は、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム又は炭酸リチウムのようなアルカリ金属炭
酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム又は炭
酸水素リチウムのようなアルカリ金属重炭酸塩類;酢酸
ナトリウムのようなアルカリ金属酢酸塩類;水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム又は水酸化リチウムのようなア
ルカリ金属水酸化物類;或いは、トリエチルアミン、ト
リブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メ
チルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルア
ミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−
ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.
0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシクロ[2.
2.2]オクタン(DABCO)又は1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)の
ような有機塩基類であり得、好適には有機塩基類(特に
トリエチルアミン、N,N−ジエチルアニリン又はピリ
ジン)である。反応温度は原料化合物、試薬等によって
異なるが、通常−10℃乃至100℃であり、好適には
0℃乃至50℃である。反応時間は原料化合物、試薬、
反応温度によって異なるが、通常10分間乃至24時間
であり、好適には1時間乃至12時間である。反応終了
後、本工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば、反応終了後、反応液に水を加え、
水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸
エチル等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した
有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥
させた後、溶媒を留去することによって目的化合物が得
られる。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例え
ば再結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製
できる。
【0161】第B5工程は、一般式(X)を有する化合
物を製造する工程であり、化合物(IX)を、不活性溶
媒中、ホスフィン類及びアゾ化合物で反応させることに
より達成される。
【0162】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えばヘキサン、ヘプタン、リグロイン又は石油エ
ーテルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン
又はキシレンのような芳香族炭化水素類;ジクロロメタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロ
ロベンゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭
化水素類;或はジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タン又はジエチレングリコールジメチルエーテルのよう
なエーテル類であり得、好適には脂肪族炭化水素類、芳
香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類又はエーテル類
であり、更に好適には、ハロゲン化炭化水素類(ジクロ
ロメタン)或いはエーテル類(特にジエチルエーテル又
はテトラヒドロフラン)である。使用されるホスフィン
類は、例えば、トリメチルホスフィン、トリエチルホス
フィン、トリプロピルホスフィン、トリブチルホスフィ
ン、トリペンチルホスフィン又はトリヘキシルホスフィ
ン等のトリC1−C6アルキルホスフィン;トリフェニル
ホスフィン、トリインデニルホスフィン又はトリナフチ
ルホスフィン等のトリC6−C10アリールホスフィン;
或はトリルジフェニルホスフィン、トリトリルホスフィ
ン、トリメシチルホスフィン、トリブチルフェニルホス
フィン又はトリ−6−エチル−2−ナフチルホスフィン
等の、C1−C4アルキルを置換基として有してもよいト
リC6−C10アリールホスフィンであり得、好適にはト
リC1−C6アルキルホスフィン類(特にトリメチルホス
フィン、トリエチルホスフィン、トリプロピルホスフィ
ン又はトリブチルホスフィン、)又はトリC6−C10
リールホスフィン(特にトリフェニルホスフィン、トリ
インデニルホスフィン又はトリナフチルホスフィン)で
あり、更に好適には、トリブチルホスフィン又はトリフ
ェニルホスフィンである。使用されるアゾ化合物は、例
えば、アゾジカルボニルジピペリジン或いはアゾジカル
ボン酸ジメチル、アゾジカルボン酸ジエチル、アゾジカ
ルボン酸ジプロピル又はアゾジカルボン酸ジブチルのよ
うなアゾジカルボン酸ジ−C1−C4アルキルであり得、
好適には、アゾジカルボニルジピペリジン、アゾジカル
ボン酸ジメチル又はアゾジカルボン酸ジエチルである。
反応温度は原料化合物、試薬等によって変化するが、通
常−50℃乃至100℃であり、好適には−10℃乃至
30℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反応温度
によって変化するが、通常15分乃至24時間であり、
好適には30分乃至6時間である。反応終了後、本工程
の目的化合物は、常法に従って反応混合物から採取され
る。例えば、反応終了後、不溶物が存在する場合にはそ
れを濾去し、溶媒を留去することにより、或いは、反応
終了後、溶媒を留去し、得られる残渣に水を注ぎ、水と
混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチ
ル等)を加え抽出した後、抽出液を水洗し、有機層を無
水硫酸マグネシウム等で乾燥させた後、溶媒を留去する
ことによって目的化合物が得られる。得られる目的化合
物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱又はクロ
マトグラフィー等によって更に精製できる。
【0163】第B6工程は、一般式(XI)を有する化
合物を製造する工程であり、化合物(X)の水酸基の保
護基を除去することにより達成され、第A1工程の所望
の(f)反応である、「保護された水酸基の保護基を除
去する反応」と同様の条件下で行われる。
【0164】第B7工程は、化合物(IIa)を製造す
る工程であり、(1)化合物(XI)を、不活性溶媒
中、塩基存在下、一般式(XII)を有する化合物又は
一般式(XIII)を有する化合物(但し、Y2は水素
原子以外の基を示す。)と反応させるか、又は、(2)
化合物(XI)を、不活性溶媒中で、ホスフィン類とア
ゾ化合物の存在下、一般式(XIII)を有する化合物
(但し、Y2は水素原子を示す。)と脱水縮合反応させ
ることにより達成される。
【0165】第B7(1)工程で使用される溶媒は、反
応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するものであれ
ば特に限定はないが、例えば、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、ヘプタン、リグロイン又は石油エーテルのような脂
肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン又はキシレンのよ
うな芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベン
ゼン又はジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素
類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン又はジ
エチレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル
類;ニトロメタンのようなニトロ化合物類;アセトニト
リル又はイソブチロニトリルのようなニトリル類;ホル
ムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド又はN−メチル−2−ピロリジノン
のようなアミド類;或いは、ジメチルスルホキシド又は
スルホランのようなスルホキシド類であり得、好適には
アミド類(特に、ホルムアミド又はN,N−ジメチルホ
ルムアミド)である。第B7(1)工程で使用される塩
基は、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸
リチウムのようなアルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウム又は炭酸水素リチウムのよう
なアルカリ金属重炭酸塩類;酢酸ナトリウムのようなア
ルカリ金属酢酸塩類;水素化リチウム、水素化ナトリウ
ム又は水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物
類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化リチ
ウムのようなアルカリ金属水酸化物類;ナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシ
ド又はリチウムメトキシドのようなアルカリ金属アルコ
キシド類;トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、ピリ
ジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、N,
N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エ
ン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
(DABCO)又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基
類;メチルリチウム、エチルリチウム又はブチルリチウ
ムのようなアルキルリチウム類;或いは、リチウムジイ
ソプロピルアミド又はリチウムジシクロヘキシルアミド
のようなリチウムアルキルアミド類であり得、好適には
アルカリ金属水素化物類(特に水素化リチウム若しくは
水素化ナトリウム)、金属アルコキシド類(特にナトリ
ウムメトキシド)又はアルキルリチウム類(特にブチル
リチウム)である。反応温度は原料化合物、試薬等によ
って異なるが、通常−10℃乃至100℃であり、好適
には−5℃乃至50℃である。反応時間は原料化合物、
試薬、反応温度によって異なるが、通常5分間乃至24
時間であり、好適には10分間乃至12時間である。反
応終了後、第B7(1)工程の目的化合物は常法に従っ
て反応混合物から採取される。例えば、反応終了後、反
応液に水を加えた後、水と混和しない溶媒(例えばベン
ゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加えて目的化合物を
抽出した後、抽出した有機層を水洗し、無水硫酸マグネ
シウム等を用いて乾燥させた後、溶媒を留去することに
よって目的化合物が得られる。得られる目的化合物は必
要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱、クロマトグラ
フィーにより更に精製できる。
【0166】第B7(2)工程で使用される溶媒は、反
応を阻害せず、出発物質をある程度溶解するものであれ
ば特に限定はないが、例えばヘキサン、ヘプタン、リグ
ロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;ベ
ンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水素
類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジク
ロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロベンゼンのよ
うなハロゲン化炭化水素類;或はジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコールジメチ
ルエーテルのようなエーテル類であり得、好適には、脂
肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水
素類又はエーテル類であり、更に好適には、ハロゲン化
炭化水素類(特にジクロロメタン)又はエーテル類(特
にジエチルエーテル又はテトラヒドロフラン)である。
第B7(2)工程で使用されるホスフィン類は、例え
ば、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、ト
リプロピルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリペ
ンチルホスフィン又はトリヘキシルホスフィン等のトリ
1−C6アルキルホスフィン;トリフェニルホスフィ
ン、トリインデニルホスフィン又はトリナフチルホスフ
ィン等のトリC6−C10アリールホスフィン;或はトリ
ルジフェニルホスフィン、トリトリルホスフィン、トリ
メシチルホスフィン、トリブチルフェニルホスフィン又
はトリ−6−エチル−2−ナフチルホスフィン等の、C
1−C4アルキルを置換基として有してもよいトリC6
10アリールホスフィンであり得、好適にはトリC1
6アルキルホスフィン類(特にトリメチルホスフィ
ン、トリエチルホスフィン、トリプロピルホスフィン又
はトリブチルホスフィン)又はトリC6−C10アリール
ホスフィン(特にトリフェニルホスフィン、トリインデ
ニルホスフィン又はトリナフチルホスフィン)であり、
更に好適には、トリブチルホスフィン又はトリフェニル
ホスフィンである。第B7(2)工程で使用されるアゾ
化合物は、例えばアゾジカルボン酸ジメチル、アゾジカ
ルボン酸ジエチル、アゾジカルボン酸ジプロピル又はア
ゾジカルボン酸ジブチルのようなアゾジカルボン酸ジ−
1−C4アルキルであり得、好適にはアゾジカルボン酸
ジメチル又はアゾジカルボン酸ジエチルである。反応温
度は原料化合物、試薬等によって変化するが、通常−2
0℃乃至100℃であり、好適には−10℃乃至50℃
である。反応時間は原料化合物、試薬、反応温度によっ
て変化するが、通常15分乃至48時間であり、好適に
は30分乃至24時間である。反応終了後、第B7
(2)工程の目的化合物は、常法に従って反応混合物か
ら採取される。例えば、不溶物が存在する場合にはそれ
を濾去し、溶剤を留去すること、又は溶剤を留去した残
渣に水を注ぎ、水と混和しない溶剤(例えばベンゼン、
エーテル、酢酸エチル等)を加え抽出した後、水洗し、
無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を留去すること
によって目的化合物が得られる。得られる目的化合物は
必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱又はクロマト
グラフィー等によって更に精製できる。
【0167】C法は、化合物(II)に於て、R8がア
セトキシC1−C6アルカノイル基である、一般式(II
b)を有する化合物又は化合物(II)に於て、R8
置換されたC1−C6アルカノイル基[該置換基は、C6
−C14アリールチオ基、テトラゾリルチオ基、(C1
6アルキル)テトラゾリルチオ基、カルボキシ(C1
6アルキル)チオ基又は(C1−C6アルコキシ)カル
ボニル(C1−C6アルキル)チオ基を示す。]である、
一般式(IIc)を有する化合物を製造する方法であ
る。
【0168】第C1工程は、化合物(IIb)を製造す
る工程であり、一般式(XIV)を有する化合物を、不
活性溶媒中、酢酸ナトリウムと反応させることにより達
成される。
【0169】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;ホルムアミ
ド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド又はN−メチル−2−ピロリジノンのよう
なアミド類;或いは、ジメチルスルホキシド又はスルホ
ランのようなスルホキシド類であり得、好適にはアミド
類(特にN,N−ジメチルアセトアミド)である。反応
温度は原料化合物、試薬等によって異なるが、通常0℃
乃至150℃であり、好適には30℃乃至80℃であ
る。反応時間は原料化合物、試薬、反応温度によって異
なるが、通常10分間乃至10時間であり、好適には3
0分間乃至3時間である。反応終了後、本工程の目的化
合物は常法に従って反応混合物から採取される。例え
ば、反応終了後、反応液に水を加え、水と混和しない溶
媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加え
て目的化合物を抽出した後、抽出した有機層を水洗し、
無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させた後、溶媒を
留去することによって目的化合物が得られる。得られる
目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈
澱、クロマトグラフィーにより更に精製できる。
【0170】第C2工程は、化合物(IIc)を製造す
る工程であり、化合物(XIV)を、不活性溶媒中、塩
基存在下、C6−C14アリールチオール、テトラゾリル
チオール、(C1−C6アルキル)テトラゾリルチオー
ル、カルボキシ(C1−C6アルキル)チオール又は(C
1−C6アルコキシ)カルボニル(C1−C6アルキル)チ
オールと反応させることにより達成される。
【0171】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;アセトニトリ
ル又はイソブチロニトリルのようなニトリル類;ホルム
アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミド又はN−メチル−2−ピロリジノンの
ようなアミド類;或いは、ジメチルスルホキシド又はス
ルホランのようなスルホキシド類であり得、好適にはア
ミド類(特にホルムアミド又はN,N−ジメチルアセト
アミド)である。使用される塩基は、例えば、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム又は炭酸リチウムのようなアルカ
リ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム又は炭酸水素リチウムのようなアルカリ金属重炭酸塩
類;酢酸ナトリウムのようなアルカリ金属酢酸塩類;水
素化リチウム、水素化ナトリウム又は水素化カリウムの
ようなアルカリ金属水素化物類;ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド又
はリチウムメトキシドのようなアルカリ金属アルコキシ
ド類;或いは、トリエチルアミン、トリブチルアミン、
ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、
ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、
N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリ
ン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−
エン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
(DABCO)又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基類
であり得、好適には、アルカリ金属水素化物類(特に水
素化ナトリウム)、アルカリ金属アルコキシド類(特に
ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド又はカリ
ウムt−ブトキシド)又は有機塩基類(特にトリエチル
アミン)である。使用される「C6−C14アリールチオ
ール」は、例えば、ベンゼンチオール、インデン−1−
イルチオール、ナフタレン−1−イルチオール、ナフタ
レン−2−イルチオール、フェナンスレン−1−イルチ
オール又はアントラセン−9−イルチオールのような炭
素数6乃至14個の芳香族炭化水素基がチオールに結合
した基であり得、好適にはベンゼンチオール、ナフタレ
ン−1−イルチオール又はナフタレン−2−イルチオー
ルであり、更に好適にはベンゼンチオールである。使用
される「(C1−C6アルキル)テトラゾリルチオール」
は、例えば、1−メチルテトラゾール−5−イルチオー
ル、1−エチルテトラゾール−5−イルチオール、1−
プロピルテトラゾール−5−イルチオール、1−ブチル
テトラゾール−5−イルチオール、1−ペンチルテトラ
ゾール−5−イルチオール又は1−ヘキシルテトラゾー
ル−5−イルチオールのような、前記「C1−C6アルキ
ル」がテトラゾリルチオールに結合した基であり得、好
適には、1−メチルテトラゾール−5−イルチオール又
は1−エチルテトラゾール−5−イルチオールであり、
更に好適には1−メチルテトラゾール−5−イルチオー
ルである。使用される「カルボキシ(C1−C6アルキ
ル)チオール」は、例えば、カルボキシメチルチオー
ル、2−カルボキシエチルチオール、3−カルボキシプ
ロピルチオール、4−カルボキシブチルチオール、5−
カルボキシペンチルチオール又は6−カルボキシヘキシ
ルチオールのような、カルボキシル基が(C1−C6アル
キル)チオールに結合した基であり得、好適には、カル
ボキシ(C1−C4アルキル)チオールであり、更に好適
にはカルボキシメチルチオール又はカルボキシエチルチ
オールであり、特に好適にはカルボキシメチルチオール
である。
【0172】使用される「(C1−C6アルコキシ)カル
ボニル(C1−C6アルキル)チオール」は、例えば、メ
トキシカルボニルメチルチオール、エトキシカルボニル
メチルチオール、プロポキシカルボニルメチルチオー
ル、ブトキシカルボニルメチルチオール、ペンチルオキ
シカルボニルメチルチオール、ヘキシルオキシカルボニ
ルメチルチオール、2−メトキシカルボニルエチルチオ
ール、2−エトキシカルボニルエチルチオール、2−プ
ロポキシトキシカルボニルエチルチオール、2−ブトキ
シシカルボニルエチルチオール又は6−ヘキシルオキシ
カルボニルヘキシルチオールのような、(C1−C6アル
コキシ)カルボニル基が(C1−C6アルキル)チオール
に結合した基であり得、好適には、(C1−C4アルコキ
シ)カルボニル(C1−C4アルキル)チオールであり、
更に好適には(C1−C4アルコキシ)カルボニルメチル
チオールであり、より更に好適には、メトキシカルボニ
ルメチルチオール又はエトキシカルボニルメチルチオー
ルであり、特に好適にはエトキシカルボニルメチルチオ
ールである。反応温度は原料化合物、試薬等によって異
なるが、通常−10℃乃至100℃であり、好適には0
℃乃至50℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反
応温度によって異なるが、通常10分間乃至10時間で
あり、好適には30分間乃至3時間である。反応終了
後、本工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば、反応終了後、反応液に水を加え、
水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸
エチル等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した
有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥
させた後、溶媒を留去することによって目的化合物が得
られる。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例え
ば再結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製
できる。
【0173】D法は、化合物(II)に於て、R5が、
アミノ基、置換されたアミノ基(該置換基は、C1−C6
アルキル基、ヒドロキシC2−C6アルキル基及びアセト
イミドイル基からなる群より、同一又は異なって選択さ
れる、一又は二個の置換基を示す。)、4員乃至6員飽
和環状アミノ基、或いは、置換された4員乃至6員飽和
環状アミノ基(該置換基は、アセトイミドイル基、C1
−C6アルカノイル基、アミノC1−C6アルカノイル基
又は5員乃至6員芳香族複素環基を示す。)である、一
般式(IId)を有する化合物を製造する方法である。
【0174】第D1工程は、一般式(XVI)を有する
化合物を製造する工程であり、一般式(XV)を有する
化合物を、不活性溶媒中、酸存在下、エチレングリコー
ルと反応させることにより達成され、例えば、J.F.
W.マコーミー編,’プロテクティブ・グループス・イ
ン・オーガニック・ケミストリー’,H.J.E.ロー
ウェンタール,第9章,プロテクション・オブ・アルデ
ヒド・アンド・ケトンズ,第323頁,プレナム・プレ
ス(1973年)[J. F. W. McOmie, 'Protective Grou
ps in Organic Chemistry' H. J. E. Loewenthal, Chap
ter 9. Protection of Aldehydes and Ketones, 323, P
lenum Press (1973)]等に記載の方法に従い行うことが
できる。
【0175】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;ニトロメタン
のようなニトロ化合物類;ホルムアミド、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド又は
N−メチル−2−ピロリジノンのようなアミド類;或い
は、ジメチルスルホキシド又はスルホランのようなスル
ホキシド類であり得、好適には芳香族炭化水素類(特に
ベンゼン)又はエーテル類(特にジエチルエーテル又は
テトラヒドロフラン)である。使用される酸は、例え
ば、塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硝酸、過塩素酸、
硫酸又は燐酸等の鉱酸;メタンスルホン酸、トリフルオ
ロメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸又はp−トルエンスルホン酸のようなスルホン
酸;或いは、フマール酸、コハク酸、クエン酸、酒石
酸、蓚酸又はマレイン酸等のカルボン酸であり得、好適
にはスルホン酸(特にp−トルエンスルホン酸)であ
る。反応温度は原料化合物、試薬等によって異なるが、
通常−10℃乃至100℃であり、好適には0℃乃至5
0℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反応温度に
よって異なるが、通常10分間乃至20時間であり、好
適には30分間乃至12時間である。反応終了後、本工
程の目的化合物は常法に従って反応混合物から採取され
る。例えば、反応終了後、反応液に水を加え、水と混和
しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル
等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した有機層
を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させた
後、溶媒を留去することによって目的化合物が得られ
る。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例えば再
結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製でき
る。
【0176】第D2工程は、一般式(XVII)を有す
る化合物を製造する工程であり、(1)化合物(XV
I)に、不活性溶媒中、化合物(IV)を付加させた
後、(2)中間体として生じる付加体を、不活性溶媒
中、酸化剤を用いて酸化させることにより達成され、第
B1工程と同様の条件下で行うことができる。
【0177】第D3工程は、一般式(XVIII)を有
する化合物を製造する工程であり、化合物(XVII)
を、不活性溶媒中、テトラブチルアンモニウムフロリド
存在下、7−ホルミルナフタレン−2−カルボニトリル
と反応させることにより達成され、第B2工程と同様の
条件下で行うことができる。
【0178】第D4工程は、一般式(XIX)を有する
化合物を製造する工程であり、化合物(XVIII)
を、不活性溶媒中、酸と反応させることにより達成され
る。
【0179】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;アセトン、2
−ブタノン又はメチルエチルケトンのようなケトン類;
ニトロメタンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル
又はイソブチロニトリルのようなニトリル類;ホルムア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド又はN−メチル−2−ピロリジノンのよ
うなアミド類;或いは、ジメチルスルホキシド又はスル
ホランのようなスルホキシド類であり得、好適には、エ
ーテル類(特にジオキサン)又はケトン類(特にアセト
ン)である。使用される酸は、例えば、塩酸、臭化水素
酸、沃化水素酸、硝酸、過塩素酸、硫酸又は燐酸等の鉱
酸;メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン
酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸又はp−ト
ルエンスルホン酸のようなスルホン酸;或いは、フマー
ル酸、コハク酸、クエン酸、酒石酸、蓚酸又はマレイン
酸等のカルボン酸であり得、好適には鉱酸(特に塩酸)
である。反応温度は原料化合物、試薬等によって異なる
が、通常−10℃乃至100℃であり、好適には0℃乃
至50℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反応温
度によって異なるが、通常10分間乃至12時間であ
り、好適には30分間乃至6時間である。反応終了後、
本工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から採取
される。例えば、反応終了後、溶媒を留去することによ
り、或いは、反応終了後、反応液に水を加え、水と混和
しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル
等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した有機層
を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させた
後、溶媒を留去することによって目的化合物が得られ
る。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例えば再
結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製でき
る。
【0180】第D5工程は、一般式(XXI)を有する
化合物を製造する工程であり、化合物(XIX)を、不
活性溶媒中、酢酸の存在下又は不存在下、ナトリウムト
リアセトキシボロヒドライド又はナトリウムシアノボロ
ヒドライド等を用い、pH3乃至7(好適には酢酸を使
用)で、一般式(XX)を有する化合物と反応させるこ
とにより達成される。
【0181】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;ニトロメタン
のようなニトロ化合物類;アセトニトリル又はイソブチ
ロニトリルのようなニトリル類;メタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール又は
イソブタノールのようなアルコール類;ホルムアミド、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド又はN−メチル−2−ピロリジノンのようなア
ミド類;ジメチルスルホキシド又はスルホランのような
スルホキシド類;或いは、上記溶媒の混合溶媒であり
得、好適には、ハロゲン化炭化水素類(特にジクロロメ
タン)、エーテル類(特にテトラヒドロフラン)、アル
コール類(特にメタノール又はエタノール)或いはそれ
らの混合溶媒(特にテトラヒドロフラン及びメタノー
ル)である。反応温度は原料化合物、試薬等によって異
なるが、通常−10℃乃至100℃であり、好適には0
℃乃至50℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反
応温度によって異なるが、通常10分間乃至24時間で
あり、好適には3時間乃至12時間である。反応終了
後、本工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば、反応終了後、反応液に水を加え、
水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸
エチル等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した
有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥
させた後、溶媒を留去することによって目的化合物が得
られる。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例え
ば再結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製
できる。
【0182】第D6工程は、一般式(XXII)を有す
る化合物を製造する工程であり、化合物(XXI)を、
不活性溶媒中、1気圧乃至5気圧の水素雰囲気下(好適
には1気圧)、接触還元触媒を用いて還元することによ
り達成され、第B3工程と同様の条件下で行うことがで
きる。
【0183】第D7工程は、一般式(XXIII)を有
する化合物を製造する工程であり、化合物(XXII)
を、不活性溶媒中、塩基存在下又は不存在下(好適には
塩基存在下)、化合物(VIII)と反応させることに
より達成され、第B4工程と同様の条件下で行われる。
【0184】第D8工程は、化合物(IId)を製造す
る工程であり、化合物(XXIII)を、不活性溶媒
中、ホスフィン類及びアゾ化合物と反応させることによ
り達成され、第B5工程と同様の条件下で行うことがで
きる。
【0185】E法は、B法の中間体化合物である化合物
(VII)に於て、nが2である、一般式(VIIa)
を有する化合物を製造する方法である。
【0186】第E1工程は、一般式(XXVI)を有す
る化合物を製造する工程であり、一般式(XXIV)を
有する化合物を、不活性溶媒中、塩基存在下、一般式
(XXV)を有する化合物と反応させることにより達成
される。
【0187】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;或いは、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレン
グリコールジメチルエーテルのようなエーテル類であり
得、好適にはエーテル類(特にテトラヒドロフラン)で
ある。使用される塩基は、例えば、水素化リチウム、水
素化ナトリウム又は水素化カリウムのようなアルカリ金
属水素化物類;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエト
キシド、カリウムt−ブトキシド又はリチウムメトキシ
ドのようなアルカリ金属アルコキシド類;メチルリチウ
ム、エチルリチウム又はブチルリチウムのようなアルキ
ルリチウム類;或いは、リチウムジイソプロピルアミド
又はリチウムジシクロヘキシルアミドのようなリチウム
アルキルアミド類であり得、好適には、アルカリ金属ア
ルコキシド類(特に、ナトリウムメトキシド、ナトリウ
ムエトキシド若しくはカリウムt−ブトキシド)、アル
キルリチウム類(特にブチルリチウム)又はリチウムア
ルキルアミド類(特にリチウムジイソプロピルアミド)
である。反応温度は原料化合物、試薬等によって異なる
が、通常−78℃乃至30℃であり、好適には−70℃
乃至0℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反応温
度によって異なるが、通常10分間乃至10時間であ
り、好適には30分間乃至5時間である。反応終了後、
本工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から採取
される。例えば、反応終了後、反応液に水又は塩化アン
モニウム水溶液等を加え、水と混和しない溶媒(例えば
ベンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加えて目的化合
物を抽出した後、抽出した有機層を水洗し、無水硫酸マ
グネシウム等を用いて乾燥させた後、溶媒を留去するこ
とによって目的化合物が得られる。得られる目的化合物
は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱、クロマト
グラフィーにより更に精製できる。
【0188】第E2工程は、一般式(XXVII)を有
する化合物を製造する工程であり、化合物(XXVI)
を、不活性溶媒中、酸と反応させることにより達成され
る。
【0189】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;ニトロメタン
のようなニトロ化合物類;アセトニトリル又はイソブチ
ロニトリルのようなニトリル類;ホルムアミド、N,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド又はN−メチル−2−ピロリジノンのようなアミド
類;ジメチルスルホキシド又はスルホランのようなスル
ホキシド類であり得、好適にはエーテル類(特に1,2
−ジクロロエタン)である。使用される酸は、例えば、
塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硝酸、過塩素酸、硫酸
又は燐酸等の鉱酸;メタンスルホン酸、トリフルオロメ
タンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸又はp−トルエンスルホン酸のようなスルホン酸;或
いは、フマール酸、コハク酸、クエン酸、酒石酸、蓚酸
又はマレイン酸等のカルボン酸であり得、好適にはスル
ホン酸(特にp−トルエンスルホン酸)である。反応温
度は原料化合物、試薬等によって異なるが、通常0℃乃
至150℃であり、好適には50℃乃至100℃であ
る。反応時間は原料化合物、試薬、反応温度によって異
なるが、通常10分間乃至12時間であり、好適には3
0分間乃至6時間である。反応終了後、本工程の目的化
合物は常法に従って反応混合物から採取される。例え
ば、反応終了後、析出した結晶を濾取するか、或いは、
反応終了後、反応液に水を加え、水と混和しない溶媒
(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチル等)を加えて
目的化合物を抽出した後、抽出した有機層を水洗し、無
水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させた後、溶媒を留
去することによって目的化合物が得られる。得られる目
的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱、
クロマトグラフィーにより更に精製できる。
【0190】尚、化合物(XXVI)に於て、R6の水
酸基の保護基として、酸で除去することができるものを
用いた場合、第E2工程の条件下に於て、水酸基の保護
基が除去されてしまう場合があるが、斯かる場合、再
度、水酸基に保護基をかけた後、次工程に用いることが
できる。
【0191】例えば、メトキシメチル基を用いて水酸基
を再度保護する場合には、原料化合物を、不活性溶媒
中、塩基存在下、クロロメチルメチルエーテルと反応さ
せることにより達成される。使用される溶媒は、反応を
阻害せず、出発物質をある程度溶解するものであれば特
に限定はないが、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、
ヘプタン、リグロイン又は石油エーテルのような脂肪族
炭化水素類;ベンゼン、トルエン又はキシレンのような
芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又
はジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレ
ングリコールジメチルエーテルのようなエーテル類;酢
酸メチル又は酢酸エチルのようなエステル類;ニトロメ
タンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル又はイソ
ブチロニトリルのようなニトリル類;ホルムアミド、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド又はN−メチル−2−ピロリジノンのようなア
ミド類;ジメチルスルホキシド又はスルホランのような
スルホキシド類であり得、好適にはアミド類(特にN,
N−ジメチルアセトアミド)である。使用される塩基
は、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸リ
チウムのようなアルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム又は炭酸水素リチウムのような
アルカリ金属重炭酸塩類;酢酸ナトリウムのようなアル
カリ金属酢酸塩類;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
又は水酸化リチウムのようなアルカリ金属水酸化物類;
或いは、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、ピリジ
ン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、N,N
−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、1,
5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、
1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DA
BCO)又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基類であり
得、好適には有機塩基類(特にトリエチルアミン)であ
る。反応温度は原料化合物、試薬等によって異なるが、
通常−50℃乃至100℃であり、好適には−20℃乃
至30℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反応温
度によって異なるが、通常10分間乃至12時間であ
り、好適には30分間乃至6時間である。反応終了後、
本反応の目的化合物は常法に従って反応混合物から採取
される。例えば、反応終了後、反応液に水を加え、水と
混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸エチ
ル等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した有機
層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥させ
た後、溶媒を留去することによって目的化合物が得られ
る。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例えば再
結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製でき
る。
【0192】第E3工程は、一般式(XXVIII)を
有する化合物を製造する工程であり、化合物(XXVI
I)を、不活性溶媒中、還元剤存在下、還元することに
より達成される。
【0193】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;メタノール、
エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノ
ール又はイソブタノールのようなアルコール類;或い
は、上記溶媒の混合溶媒であり得、還元剤が水素化アル
ミニウム類又はジボランの場合には、脂肪族炭化水素類
(特にヘキサン又はシクロヘキサン)、芳香族炭化水素
類(特にベンゼン、トルエン又はキシレン)或はエーテ
ル類(特にジエチルエーテル、テトラヒドロフラン又は
ジオキサン)であり、還元剤が水素化硼素ナトリウムの
場合にはアルコール類(特にメタノール又はエタノー
ル)又はハロゲン化炭化水素類及びアルコール類の混合
溶媒(特にジクロロメタン及びエタノールの混合溶媒)
である。使用される還元剤は、水素化リチウムアルミニ
ウム若しくは水素化ジイソブチルアルミニウム等のよう
な水素化アルミニウム化合物、水素化硼素ナトリウム又
はジボラン等であり得、好適には水素化硼素ナトリウム
である。反応温度は原料化合物、試薬等によって異なる
が、通常−78℃乃至100℃であり、好適には0℃乃
至50℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反応温
度によって異なるが、通常10分間乃至12時間であ
り、好適には1時間乃至5時間である。反応終了後、本
工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から採取さ
れる。例えば、反応終了後、溶媒を留去し、得られる残
渣に水を加えた後、水と混和しない溶媒(例えばベンゼ
ン、エーテル、酢酸エチル等)を加えて目的化合物を抽
出した後、抽出した有機層を水洗し、無水硫酸マグネシ
ウム等を用いて乾燥させた後、溶媒を留去することによ
って目的化合物が得られる。得られる目的化合物は必要
ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱、クロマトグラフ
ィーにより更に精製できる。
【0194】第E4工程は、化合物(VIIa)を製造
する工程であり、化合物(XXVIII)を、不活性溶
媒中、1気圧乃至5気圧の水素雰囲気下(好適には1気
圧)、接触還元触媒を用いて還元することにより達成さ
れる。
【0195】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;メタノール、
エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノ
ール又はイソブタノールのようなアルコール類;或い
は、上記溶媒の混合溶媒であり得、好適にはアルコール
類(特にメタノール)又はエーテル類及びアルコール類
の混合溶媒(特にテトラヒドロフラン及びメタノール又
はエタノールの混合溶媒)である。使用される接触還元
触媒は、通常の接触還元反応に使用されるものであれ
ば、特に限定はないが、例えば、パラジウム黒、パラジ
ウム−炭素、水酸化パラジウム、水酸化パラジウム−炭
素、ラネーニッケル、ロジウム−酸化アルミニウム、パ
ラジウム−硫酸バリウム、酸化白金又は白金黒であり
得、好適には、パラジウム−炭素である。反応温度は、
原料化合物、試薬等によって異なるが、通常−10℃乃
至100℃であり、好適には0℃乃至50℃である。反
応時間は原料化合物、試薬、反応温度によって異なる
が、通常12分間乃至10時間であり、好適には30分
間乃至6時間である。反応終了後、本工程の目的化合物
は常法に従って反応混合物から採取される。例えば、反
応終了後、触媒を濾去した後、濾液を留去することによ
って目的化合物が得られる。得られる目的化合物は必要
ならば、常法、例えば再結晶、再沈澱、クロマトグラフ
ィーにより更に精製できる。
【0196】F法は、C法の原料化合物である化合物
(XIV)、又は、A法の原料化合物である化合物(I
I)に於いて、R8が、C1−C6アルキル基;置換され
たC1−C6アルキル基(該置換基は、ハロゲン原子、C
1−C6アルコキシ基、保護された水酸基又はカルボキシ
ル基を示す。);C1−C6アルカノイル基;置換された
1−C6アルカノイル基[該置換基は、保護された水酸
基、C6−C14アリール基、C6−C14アリールチオ基、
テトラゾリルチオ基、(C1−C6アルキル)テトラゾリ
ルチオ基、カルボキシ(C1−C6アルキル)チオ基、
(C1−C6アルコキシ)カルボニル(C1−C6アルキ
ル)チオ基、カルボキシル基及び(C1−C6アルコキ
シ)カルボニル基からなる群より、同一又は異なって選
択される、一又は二個の置換基を示す。];C1−C6
ルキルスルホニル基;置換されたC1−C6アルキルスル
ホニル基[該置換基は、ハロゲン原子、保護された水酸
基、カルボキシル基又は(C1−C6アルコキシ)カルボ
ニル基を示す。];C6−C14アリールスルホニル基;
置換されたC6−C14アリールスルホニル基[該置換基
は、ハロゲン原子、C1−C6アルキル基、C1−C6アル
コキシ基、カルボキシル基又は(C1−C6アルコキシ)
カルボニル基を示す。];スルファモイル基;或いは、
(C1−C6アルコキシ)カルボニルスルファモイル基で
ある、一般式(IIf)を有する化合物を製造する方法
である。
【0197】第F1工程は、化合物(XIV)を製造す
る工程であり、化合物(II)に於いてR8が水素原子
である、一般式(IIe)を有する化合物を、不活性溶
媒中、塩基存在下又は不存在下(好適には塩基存在
下)、一般式(XXIX)を有する化合物又は一般式
(XXX)を有する化合物と反応させることにより達成
される。
【0198】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;アセトン、2
−ブタノン又はメチルエチルケトンのようなケトン類;
ニトロメタンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル
又はイソブチロニトリルのようなニトリル類;ホルムア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド又はN−メチル−2−ピロリジノンのよ
うなアミド類;或いは、ジメチルスルホキシド又はスル
ホランのようなスルホキシド類であり得、好適には、ハ
ロゲン化炭化水素類(特にジクロロメタン)又はエーテ
ル類(ジエチルエーテル若しくはテトラヒドロフラン)
である。使用される塩基は、例えば、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム又は炭酸リチウムのようなアルカリ金属炭
酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム又は炭
酸水素リチウムのようなアルカリ金属重炭酸塩類;酢酸
ナトリウムのようなアルカリ金属酢酸塩類;水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム又は水酸化リチウムのようなア
ルカリ金属水酸化物類;或いは、トリエチルアミン、ト
リブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メ
チルモルホリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルア
ミノ)ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−
ジエチルアニリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.
0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシクロ[2.
2.2]オクタン(DABCO)又は1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)の
ような有機塩基類であり得、好適には有機塩基類(特に
トリエチルアミン、N,N−ジエチルアニリン又はピリ
ジン)である。反応温度は原料化合物、試薬等によって
異なるが、通常−10℃乃至100℃であり、好適には
0℃乃至50℃である。反応時間は原料化合物、試薬、
反応温度によって異なるが、通常10分間乃至24時間
であり、好適には1時間乃至12時間である。反応終了
後、本工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば、反応終了後、反応液に水を加え、
水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸
エチル等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した
有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥
させた後、溶媒を留去することによって目的化合物が得
られる。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例え
ば再結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製
できる。
【0199】第F2工程は、化合物(IIf)を製造す
る工程であり、化合物(IIe)を、不活性溶媒中、塩
基存在下又は不存在下(好適には塩基存在下)、一般式
(XXXI)を有する化合物又は一般式(XXXII)
を有する化合物と反応させることにより達成され、第F
1工程と同様の条件下で行われる。
【0200】G法は、C法の原料化合物である化合物
(XIV)に於て、Aが、酸素原子又は一般式 −O
(CH2m− (式中、mは前述したものと同意義を示
す。)を有する基である、一般式(XIVa)を有する
化合物を製造する方法である。
【0201】第G1工程は、一般式(XXXIII)を
有する化合物を製造する工程であり、B法の中間体化合
物として得られる化合物(VII)を、不活性溶媒中、
塩基存在下又は不存在下(好適には塩基存在下)、化合
物(XXIX)又は化合物(XXX)と反応させること
により達成され、第B4工程と同様の条件下で行われ
る。
【0202】第G2工程は、一般式(XXXIV)を有
する化合物を製造する工程であり、化合物(XXXII
I)を、不活性溶媒中、ホスフィン類及びアゾ化合物で
反応させることにより達成され、第B5工程と同様の条
件下で行われる。
【0203】第G3工程は、一般式(XXXV)を有す
る化合物を製造する工程であり、化合物(XXXIV)
の水酸基の保護基を除去することにより達成され、第A
1工程の所望の(f)反応である「保護された水酸基の
保護基を除去する反応」と同様の条件下で行われる。
【0204】第G4工程は、化合物(XIVa)を製造
する工程であり、(1)化合物(XXXV)を、不活性
溶媒中、塩基存在下、一般式(XII)を有する化合物
又は一般式(XIII)を有する化合物(但し、Y2
水素原子以外の基を示す。)と反応させるか、又は、
(2)化合物(XXXV)を、不活性溶媒中で、ホスフ
ィン類とアゾ化合物の存在下、一般式(XIII)を有
する化合物(但し、Y2は水素原子を示す。)と脱水縮
合反応させることにより達成され、第B7工程と同様の
条件下で行われる。
【0205】H法は、化合物(II)に於いて、Aが、
酸素原子又は一般式 −O(CH2m− (式中、mは
前述したものと同意義を示す。)を有する基である、一
般式(IIg)を有する化合物を製造する方法である。
【0206】第H1工程は、一般式(XXXVII)を
有する化合物を製造する工程であり、一般式(XXXV
I)を有する化合物を、不活性溶媒中、塩基存在下、一
般式(XIIIa)を有する化合物と反応させることに
より達成される。
【0207】使用される溶媒は、反応を阻害せず、出発
物質をある程度溶解するものであれば特に限定はない
が、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン又は石油エーテルのような脂肪族炭化水素類;
ベンゼン、トルエン又はキシレンのような芳香族炭化水
素類;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロ
ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジメトキシエタン又はジエチレングリコー
ルジメチルエーテルのようなエーテル類;アセトン、2
−ブタノン又はメチルエチルケトンのようなケトン類;
ニトロメタンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル
又はイソブチロニトリルのようなニトリル類;ホルムア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド又はN−メチル−2−ピロリジノンのよ
うなアミド類;或いは、ジメチルスルホキシド又はスル
ホランのようなスルホキシド類であり得、好適には、ア
ミド類(特にN,N−ジメチルホルムアミド又はN,N
−ジメチルアセトアミド)である。使用される塩基は、
例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸リチウ
ムのようなアルカリ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム又は炭酸水素リチウムのようなア
ルカリ金属重炭酸塩類;酢酸ナトリウムのようなアルカ
リ金属酢酸塩類;水素化リチウム、水素化ナトリウム又
は水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物類;水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化リチウムの
ようなアルカリ金属水酸化物類;ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシド又
はリチウムメトキシドのようなアルカリ金属アルコキシ
ド類;トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、ピリジ
ン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、N,N
−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、1,
5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、
1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DA
BCO)又は1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウ
ンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基類;メチ
ルリチウム、エチルリチウム又はブチルリチウムのよう
なアルキルリチウム類;或いは、リチウムジイソプロピ
ルアミド又はリチウムジシクロヘキシルアミドのような
リチウムアルキルアミド類であり得、好適にはアルカリ
金属水素化物類(特に水素化リチウム若しくは水素化ナ
トリウム)又はアルキルリチウム類(特にブチルリチウ
ム)である。反応温度は原料化合物、試薬等によって異
なるが、通常−10℃乃至100℃であり、好適には0
℃乃至50℃である。反応時間は原料化合物、試薬、反
応温度によって異なるが、通常10分間乃至24時間で
あり、好適には1時間乃至12時間である。反応終了
後、本工程の目的化合物は常法に従って反応混合物から
採取される。例えば、反応終了後、反応液に水を加え、
水と混和しない溶媒(例えばベンゼン、エーテル、酢酸
エチル等)を加えて目的化合物を抽出した後、抽出した
有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム等を用いて乾燥
させた後、溶媒を留去することによって目的化合物が得
られる。得られる目的化合物は必要ならば、常法、例え
ば再結晶、再沈澱、クロマトグラフィーにより更に精製
できる。
【0208】第H2工程は、一般式(XXXVIII)
を有する化合物を製造する工程であり、(1)化合物
(XXXVII)に、不活性溶媒中、一般式(IV)を
有する化合物を付加させた後、(2)中間体として生じ
る付加体を、不活性溶媒中、酸化剤を用いて酸化させる
ことにより達成され、第B1工程と同様の条件下で行わ
れる。
【0209】第H3工程は、一般式(XXXIX)を有
する化合物を製造する工程であり、化合物(XXXVI
II)を、不活性溶媒中、テトラブチルアンモニウムフ
ロリド存在下、7−ホルミルナフタレン−2−カルボニ
トリルと反応させることにより達成され、第B2工程と
同様の条件下で行われる。
【0210】第H4工程は、一般式(XXXX)を有す
る化合物を製造する工程であり、化合物(XXXIX)
を、(1)不活性溶媒中、1気圧乃至5気圧の水素雰囲
気下(好適には1気圧)、接触還元触媒を用いて還元す
るか、或いは、(2)金属粉存在下、酢酸中で攪拌する
等により、通常、有機化学的に既知なニトロ基のアミノ
基への還元法を適用することにより達成され、第B3工
程と同様の条件下で行われる。
【0211】第H5工程は、一般式(XXXXI)を有
する化合物を製造する工程であり、化合物(XXXX)
を、不活性溶媒中、塩基存在下又は不存在下(好適には
塩基存在下)、化合物(VIII)と反応させることに
より達成され、第B4工程と同様の条件下で行われる。
【0212】第H6工程は、化合物(IIg)を製造す
る工程であり、化合物(XXXXI)を、不活性溶媒
中、ホスフィン類及びアゾ化合物で反応させることによ
り達成され、第B5工程と同様の条件下で行われる。
【0213】本発明の原料化合物(III)、(I
V)、(VIII)、(XII)、(XIII)、(X
V)、(XX)、(XXIV)、(XXV)、(XXI
X)、(XXX)、(XXXI)、(XXXII)及び
(XXXVI)等は、公知であるか又は公知の方法に従
って容易に製造される{例えば、ザ・ジャーナル・オブ
・オーガニック・ケミストリー,第46巻,第2798
頁(1981年)[J. Org.Chem., 46, 2798 (1981)]、
ブルティン・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアティー・オ
ブ・ジャパン,第63巻,第1888頁(1990年)
[Bull. Chem. Soc.Jpn., 63, 1888 (1990)]等}。
【0214】本発明の前記一般式(I)を有する化合物
又はその薬理上許容される塩は、優れた活性化血液凝固
第X因子阻害作用を有し、毒性も弱いため、血液凝固性
疾患(例えば、脳梗塞、心筋梗塞又は末梢循環障害等の
血栓性疾患)の予防薬又は治療薬(特に治療薬)として
有用である。
【0215】本発明の一般式(I)を有する化合物又は
その薬理上許容される塩類を、上記疾患の治療薬又は予
防薬として使用する場合には、それ自体あるいは適宜の
薬理学的に許容される、賦形剤、希釈剤等と混合し、錠
剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤若しくはシロップ剤等に
よる経口的又は注射剤若しくは坐剤等による非経口的に
投与することができる。これらの製剤は、賦形剤(例え
ば、乳糖、白糖、葡萄糖、マンニトール、ソルビトール
のような糖誘導体;トウモロコシデンプン、バレイショ
デンプン、α澱粉、デキストリンのような澱粉誘導体;
結晶セルロースのようなセルロース誘導体;アラビアゴ
ム;デキストラン;プルランのような有機系賦形剤;及
び、軽質無水珪酸、合成珪酸アルミニウム、珪酸カルシ
ウム、メタ珪酸アルミン酸マグネシウムのような珪酸塩
誘導体;燐酸水素カルシウムのような燐酸塩;炭酸カル
シウムのような炭酸塩;硫酸カルシウムのような硫酸塩
等の無機系賦形剤を挙げることができる。)、滑沢剤
(例えば、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウムのようなステアリン酸金属塩;
タルク;コロイドシリカ;ビーズワックス、ゲイ蝋のよ
うなワックス類;硼酸;アジピン酸;硫酸ナトリウムの
ような硫酸塩;グリコール;フマル酸;安息香酸ナトリ
ウム;DLロイシン;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリ
ル硫酸マグネシウムのようなラウリル硫酸塩;無水珪
酸、珪酸水和物のような珪酸類;及び、上記澱粉誘導体
を挙げることができる。)、結合剤(例えば、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴール、及び、
前記賦形剤と同様の化合物を挙げることができる。)、
崩壊剤(例えば、低置換度ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースカルシウム、内部架橋カルボキシメチルセルロ
ースナトリウムのようなセルロース誘導体;カルボキシ
メチルスターチ、カルボキシメチルスターチナトリウ
ム、架橋ポリビニルピロリドンのような化学修飾された
デンプン・セルロース類を挙げることができる。)、乳
化剤(例えば、ベントナイト、ビーガムのようなコロイ
ド性粘土;水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムの
ような金属水酸化物;ラウリル硫酸ナトリウム、ステア
リン酸カルシウムのような陰イオン界面活性剤;塩化ベ
ンザルコニウムのような陽イオン界面活性剤;及び、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルの
ような非イオン界面活性剤を挙げることができる。)、
安定剤(メチルパラベン、プロピルパラベンのようなパ
ラオキシ安息香酸エステル類;クロロブタノール、ベン
ジルアルコール、フェニルエチルアルコールのようなア
ルコール類;塩化ベンザルコニウム;フェノール、クレ
ゾールのようなフェノール類;チメロサール;デヒドロ
酢酸;及び、ソルビン酸を挙げることができる。)、矯
味矯臭剤(例えば、通常使用される、甘味料、酸味料、
香料等を挙げることができる。)、希釈剤等の添加剤を
用いて周知の方法で製造される。その使用量は症状、年
齢等により異なるが、経口投与の場合には、1回当り下
限1mg(好適には、10mg)、上限1000mg(好適に
は、500mg)を、静脈内投与の場合には、1回当り下
限0.5mg(好適には、5mg)、上限500mg(好適に
は、250mg)を成人に対して、1日当り1乃至6回症
状に応じて投与することが望ましい。
【0216】
【実施例】以下に、実施例及び製剤例を示し、本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明の範囲は、これらに限
定されるものではない。
【0217】尚、NMRスペクトルは、内部標準にテト
ラメチルシランを用い、δ値をppmで示し、結合定数
はJ値(Hz)で示した(0.5Hz単位に近似し
た)。カップリング・パターンは、 d : ダブレット、 dd : ダブルダブレット、 t : トリプレット、 q : カルテット、 m : マルチプレット、 s : シングレット、 bs : 幅広、または形の崩れたシングレット様に観
測されたシグナル、と略した。
【0218】実施例1 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−3−イルオキシ)イ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−732)参考例4で得られた2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンス
ルホニル−5−ヒドロキシインドリン1.00gを、テ
トラヒドロフラン50mlに溶解させ、窒素雰囲気中で攪
拌下、1−t−ブトキシカルボニル−3−ヒドロキシピ
ペリジン1.60g、トリフェニルホスフィン2.10
g及びアゾジカルボン酸ジエチル1.30mlを加え、室
温で一夜攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、順
次、水および食塩水で洗浄した後、酢酸エチル層を無水
硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/2)で精
製し、5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−
3−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニルインドリン760mg(収
率51%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.3 - 2.2 (4H, m), 1.41 (9H, s), 2.9 - 4.
0 (8H, m), 4.05 - 4.3 (1H, m), 5.6 - 5.7 (1H, m),
6.7 - 6.9 (2H, m), 7.42(1H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.7
(2H, m), 7.8- 7.95 (3H, m), 8.21 (1H, bs).
【0219】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−3−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルイ
ンドリン760mgを、ジクロロメタン5ml及びエタノー
ル15mlの混合溶媒に溶解させ、氷冷下、塩化水素を通
じて飽和させた後、密栓して室温で3時間攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエタノール20mlに溶解
させ、水5mlを加えた後、アンモニア水で中和し、塩化
アンモニウム110mgを更に加え、15時間静置した。
反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji
Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノー
ル=9/1]で精製し、無定形の固体を得た。この固体を
酢酸エチル5ml中に加え、氷冷攪拌下、4規定塩化水素
−酢酸エチル溶液1mlを加えた。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した後濾取し、洗浄し
た後、乾燥させ、標記化合物390mg(収率52%)を
無定形の固体として得た。 融点:215℃以上(分解); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.15-1.25 (3
H, m), 1.55 - 2.0 (4H, m), 2.8-3.4(7H, m), 3.9 -
4.0 (1H, m), 4.45 - 4.6 (1H, m), 5.75 - 5.85 (1H,
m), 6.9 - 7.0 (2H, m), 7.26 (1H, d, J=8.0Hz), 7.6
- 7.7 (1H, m),7.8 - 7.9 (1H, m), 7.96 (1H, bs), 8.
08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.49
(1H, bs).
【0220】実施例2 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−3−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−733)実施例1で得られた2
−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−(ピペリジン−3−イルオキシ)イン
ドリン 2塩酸塩360mgを、エタノール20mlに溶解
させ、室温で攪拌下、エチルアセトイミデート塩酸塩1
60mgを加え、次いで、氷冷攪拌下、トリエチルアミン
0.60mlを加え、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[Cosmosil(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesqu
e、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/19]で精製
し、無色の固体を得た。この固体を、氷冷下、酢酸エチ
ル20mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
1mlを加えた。生じた沈澱を濾取し、洗浄した後、乾燥
させ、標記化合物215mg(収率55%)を無定形の固
体として得た。 融点:205℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.1 - 1.3 (3
H, m), 1.5 - 2.05 (4H, m), 2.19及び2.33 (合計3H,
各s), 2.95 - 4.05 (8H, m), 4.5 - 4.7 (1H, m), 5.7
- 5.85 (1H, m), 6.85 - 7.05 (2H, m), 7.3 - 7.4 (1
H, m), 7.55 - 7.7 (1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.95
(1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13(1H, d, J=8.
5Hz), 8.5 (1H, bs).
【0221】実施例3 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−((S)−ピロリジン−2−イルメ
トキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−687)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ600mgを、N,N−ジメチルアセタミ
ド20mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、水素
化ナトリウム(55%鉱油分散)70mgを加えた後、同
温度で10分間攪拌した。次いで、(S)−1−t−ブ
トキシカルボニル−2−p−トルエンスルホニルオキシ
メチルピロリジン1200mgを加え、室温で一夜攪拌し
た。反応液を酢酸エチルで希釈し、順次、水および食塩
水で洗浄した後、酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=3/2)で精製し、5−
((S)−1−t−ブトキシカルボニルピロリジン−2
−イルメトキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニルインドリン490mg(収
率55%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5), 1.46 (9H, s),1.75 - 2.1 (4H, m), 2.9 - 3.15
(3H, m), 3.25 - 3.5 (2H, m), 3.7 - 3.95(2H, m),
4.0 - 4.2 (2H, m), 5.55 - 5.7 (1H, m), 6.7 - 6.9
(2H, m), 7.41(1H, d, J=8.5), 7.5 - 7.65 (2H, m),
7.75 - 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0222】上記で得られた5−((S)−1−t−ブ
トキシカルボニルピロリジン−2−イルメトキシ)−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンス
ルホニルインドリン490mgを、ジクロロメタン5ml及
びエタノール10mlの混合溶液に溶解させ、氷冷下、塩
化水素を通じて飽和させた後、密栓して室温で3時間攪
拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をエタノー
ル10ml及び水3mlの混液に溶解させ、この溶液をアン
モニア水で中和した後、塩化アンモニウム70mgを加
え、一夜静置した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex(登
録商標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジク
ロロメタン/メタノール=9/1]で精製し、無定形の固
体を得た。この固体を酢酸エチル30mlに溶解させ、氷
冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1mlを加
え、攪拌した。生じた沈澱を濾取し、酢酸エチル及びヘ
キサンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物310mg
(収率64%)を無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H,
t, J=7.5Hz), 1.6 -2.2 (4H, m), 2.95 - 3.5 (5H,
m), 3.75 - 4.25 (4H, m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.85
- 7.0 (2H, m), 7.38 (1H, d, J=8.5Hz), 7.63 (1H, d,
J=8.5Hz), 7.83(1H, d, J=8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.
08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50
(1H, bs).
【0223】実施例4 5−((S)−1−アセトイミドイルピロリジン−2−
イルメトキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−688)実施例3で得られた2
−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−((S)−ピロリジン−2−イルメト
キシ)インドリン 2塩酸塩280mgを、エタノール2
0mlに溶解させ、室温で攪拌下、エチルアセトイミデー
ト塩酸塩150mgを加え、次いで、氷冷攪拌下、トリエ
チルアミン0.60mlを加え、室温で一夜攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PREP; Naca
lai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/1
9]で精製し、無色の固体を得た。次いで、得られた固
体を酢酸エチル20mlに溶解させ、氷冷攪拌下、4規定
塩化水素−酢酸エチル溶液1mlを加えた。反応液を減圧
下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した後、濾取
し、酢酸エチル及びヘキサンで洗浄した後、乾燥させ、
標記化合物190mg(収率63%)を無定形の固体とし
て得た。 融点:205℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H,
t, J=7.5Hz), 1.85 -2.25 (4H, m), 2.27及び2.44 (合
計3H, 各s), 2.9 - 3.75 (5H, m), 3.85 - 4.1 (3H,
m), 4.4 - 4.65 (1H, m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.8 -
7.0 (2H, m), 7.35 (1H, d, J=8.5Hz), 7.62 (1H, d, J
=8.5Hz), 7.86 (1H, d, J=8.5Hz), 7.94(1H, bs), 8.07
(1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.52 (1
H, bs).
【0224】実施例5 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−713)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリン500mgを、テトラヒドロフラン20
mlに溶解させ、1−t−ブトキシカルボニル−3−ヒド
ロキシピロリジン375mg、トリフェニルホスフィン7
50mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.45mlを用い
て、実施例1と同様に、室温で反応させた。反応終了
後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮
した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/3)で精製
し、5−(1−t−ブトキシカルボニルピロリジン−3
−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニルインドリン420mg(収率
58%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 2.0 - 2.3 (2H, m), 2.9 - 3.
15 (3H, m), 3.4 - 3.65 (4H, m), 3.86 (1H,dd, J=10.
0Hz及び16.0Hz), 4.75 - 4.9 (1H, m), 5.6 - 5.7 (1H,
m), 6.7 - 6.85 (2H, m), 7.43 (1H, d, J=8.5Hz), 7.
5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.21 (1H, b
s).
【0225】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピロリジン−3−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルイ
ンドリン420mgを、ジクロロメタン4ml及びエタノー
ル12mlの混合溶媒に溶解させ、実施例1と同様に塩化
水素を用いて反応させた。反応終了後、減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣をエタノール10ml、水3mlに溶解
させ、アンモニア水で中和した後、更に塩化アンモニウ
ム60mgを加え、室温で反応させた。反応液を減圧下濃
縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LT
D.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=9/1]で
精製し、得られた無定形の固体を酢酸エチル20mlに溶
解させた後、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1mlを加
えた。生じた固体を濾取した後、酢酸エチル及びヘキサ
ンで洗浄し、乾燥させることにより、標記化合物190
mg(収率46%)を無定形の固体として得た。 融点:210℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.1 - 1.3 (3
H, m), 1.7 - 2.5 (2H, m), 2.8 - 4.1 (8H, m), 4.7 -
5.2 (1H, m), 5.65 - 5.85 (1H, m), 6.75 -7.0 (2H,
m), 7.25 - 7.4 (1H, m), 7.5 - 8.5 (6H, m).
【0226】実施例6 5−(1−アセトイミドイルピロリジン−3−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−706)実施例5で得られた2
−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−(ピロリジン−3−イルオキシ)イン
ドリン 2塩酸塩150mgを、エタノール10mlに溶解
させ、エチルアセトイミデート塩酸塩80mg及びトリエ
チルアミン0.40mlを用いて、実施例2と同様に反応
させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil(登録
商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセト
ニトリル/水=1/19]で精製し、無色の固体を得
た。得られた固体を、酢酸エチル10mlに溶解させ、氷
冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1mlを加え
た。溶媒を減圧下濃縮し、得られた固体を酢酸エチル中
で粉砕した後濾取し、酢酸エチル及びヘキサンで洗浄し
た後、乾燥させ、標記化合物27mg(収率17%)を無
定形の固体として得た。 融点:215℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.19 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.1 - 2.4(2H, m), 2.25及び2.29 (合計3H,
各s), 2.9 - 3.1 (2H, m), 3.4 - 4.1 (6H,m), 5.05 -
5.25 (1H, m), 5.7 - 5.9 (1H, m), 6.85 - 7.05 (2H,
m), 7.3 - 7.4 (1H, m), 7.6 - 7.7 (1H, m), 7.8 -
7.9 (1H, m), 7.96 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz),
8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, bs).
【0227】実施例7 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−3−イルメトキシ)
インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−734)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ530mgを、N,N−ジメチルアセタミ
ド20mlに溶解させ、水素化ナトリウム(55%鉱油分
散)70mg及び1−t−ブトキシカルボニル−3−p−
トルエンスルホニルオキシメチルピペリジン1000mg
を用いて、実施例3と同様に反応させた。反応終了後、
反応液を抽出した後、抽出液を減圧下濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸
エチル/ヘキサン=2/3)で精製し、5−(1−t−
ブトキシカルボニルピペリジン−3−イルメトキシ)−
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニルインドリン670mg(収率83%)を無定形
の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.3 - 2.1 (5H,
m), 1.32 (3H, t, J=7.5Hz), 1.44 (9H, s), 2.6 - 3.
15 (5H, m), 3.7 - 4.2 (5H, m), 5.6 - 5.7 (1H, m),
6.7 - 6.85 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 -
7.65 (2H, m),7.8 - 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0228】上記と同様にして得られた5−(1−t−
ブトキシカルボニルピペリジン−3−イルメトキシ)−
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニルインドリン900mgを、ジクロロメタン5ml
及びエタノール20mlの混合液に溶解させ、実施例3と
同様に塩化水素を用いて反応させた。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物をエタノール10mlに溶解させ、アンモニ
ア水で中和した後、更に塩化アンモニウム100mgを加
え、16時間静置した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex
(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:
ジクロロメタン/メタノール=9/1]で精製し、無定形
の固体を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル5ml
に溶解させ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル
溶液1mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢
酸エチル中で粉砕した後、濾取し、洗浄した後、乾燥さ
せ、標記化合物535mg(収率60%)を無定形の固体
として得た。 融点:210℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.15 - 1.5
(1H, m), 1.17 (3H, t,J=7.5Hz), 1.55 - 1.95 (3H,
m), 2.1 - 2.4 (1H, m), 2.6 - 2.85 (2H, m), 2.9 -
3.5 (5H, m), 3.75 - 4.1 (3H, m), 5.7 - 5.85 (1H,
m), 6.8 - 6.95 (2H, m), 7.35 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5
5 - 7.7 (1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.94(1H, bs),
8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50
(1H, bs).
【0229】実施例8 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−3−イルメト
キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−735)実施例7で得られた2
−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−(ピペリジン−3−イルメトキシ)イ
ンドリン 2塩酸塩500mgを、エタノール12mlに溶
解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩220mg、トリ
エチルアミン0.80mlを用いて、実施例4と同様に反
応させた後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil(登録商標)75
C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル
/水=1/19]で精製し、無色の固体390mgを得
た。次いで、得られた固体を酢酸エチル5mlに溶解さ
せ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1ml
を加えた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を、酢酸エチ
ル中で粉砕した後、濾取し、洗浄した後、乾燥させ、標
記化合物170mg(収率31%)を無定形の固体として
得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.4 - 2.2(5H, m), 2.26及び2.28 (合計3H,
各s), 2.95 - 3.5 (5H, m), 3.7 - 4.2 (5H,m), 5.8 -
5.9 (1H, m), 6.8 - 7.0 (2H, m), 7.35 (1H, d, J=9.
0Hz), 7.55 -7.7 (1H, m), 7.75 - 7.9 (1H, m), 7.95
(1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz),8.13 (1H, d, J=8.5
Hz), 8.49 (1H, bs).
【0230】実施例9 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−((R)−ピロリジン−2−イルメ
トキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−687)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ1200mgを、N,N−ジメチルアセタ
ミド20mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、水
素化ナトリウム(55%鉱油分散)150mgを加え、1
0分間攪拌した後、(R)−1−t−ブトキシカルボニ
ル−2−p−トルエンスルホニルオキシメチルピロリジ
ン2300mgのN,N−ジメチルアセタミド10ml溶液
を滴下した。冷却浴を除き、室温まで昇温させた後、実
施例3と同様に反応液を抽出し、抽出液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製し、5
−((R)−1−t−ブトキシカルボニルピロリジン−
2−イルメトキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−1−エタンスルホニルインドリン930mg
(収率52%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.46 (9H, s), 1.75 - 2.1 (4H, m), 2.9 -
3.15 (3H, m), 3.25 - 3.5 (2H, m), 3.7 - 3.95 (2H,
m), 4.0 - 4.25 (2H, m), 5.55 - 5.7 (1H, m), 6.7 -
6.95 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65 (2
H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.20 (1H,bs).
【0231】上記で得られた5−((R)−1−t−ブ
トキシカルボニルピロリジン−2−イルメトキシ)−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンス
ルホニルインドリン930mgを、ジクロロメタン10ml
及びエタノール10mlの混合液に溶解させ、実施例3と
同様に塩化水素を用いて反応させた。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物をエタノール20ml及び水5mlの混液に溶
解させ、アンモニア水で中和した後、更に塩化アンモニ
ウム160mgを加え、一夜静置した。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LT
D.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=9/1]で
精製し、2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−((R)−ピロリジン−2
−イルメトキシ)インドリン500mgを無定形の固体と
して得た。このうち150mgを酢酸エチル30mlに溶解
させ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1
mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、得られた固体を酢
酸エチル中で粉砕し、濾取した後、酢酸エチル及びヘキ
サンで洗浄し、乾燥させることにより、標記化合物14
8mg(収率54%)を無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.3 - 1.95 (4H, m), 2.7 - 3.5 (6H, m),
3.7 - 4.1 (3H, m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.9- 7.0 (2
H, m), 7.33 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.7 (1H, m),
7.75 - 7.9 (1H, m), 7.93 (1H, bs), 8.06 (1H, d, J=
8.5Hz), 8.11 (1H, d, J=8.5Hz), 8.45(1H, bs).
【0232】実施例10 5−((R)−1−アセトイミドイルピロリジン−2−
イルメトキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−688)実施例9で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−((R)−ピロリジン−2−イルメ
トキシ)インドリン 2塩酸塩350mgを、エタノール
20mlに溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩20
0mg及びトリエチルアミン0.35mlを加え、一夜攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PR
EP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル/水=
1/19]で精製し、無色の固体を得た。次いで、得ら
れた固体を酢酸エチル20mlに溶解させ、氷冷攪拌下、
4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1mlを用いて、実施例
4と同様に反応させ、後処理することにより、標記化合
物276mg(収率63%)を無定形の固体として得た。 融点:210℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.17 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.85 - 2.25 (4H, m), 2.26及び2.43 (合計
3H, 各s), 2.9 - 3.8 (5H, m), 3.85 - 4.1 (3H, m),
4.4 - 4.65 (1H, m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.8 - 7.0
(2H, m), 7.3 -7.4 (1H, m), 7.55 - 7.7 (1H, m), 7.8
- 7.9 (1H, m), 7.94 (1H, bs), 8.07(1H, d, J=8.5H
z), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.52 (1H, bs).
【0233】実施例11 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(モルホリン−2−イルメトキシ)
インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−800)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ600mgを、N,N−ジメチルアセタミ
ド30mlに溶解させ、水素化ナトリウム(55%鉱油分
散)70mg及び4−t−ブトキシカルボニル−2−p−
ニトロベンゼンスルホニルオキシメチルモルホリン65
0mgを用いて、実施例3と同様に反応させた。反応終了
後、反応液を抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=1/1−1/2)で精製し、5
−(4−t−ブトキシカルボニルモルホリン−2−イル
メトキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニルインドリン650mg(収率70
%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 2.9 - 3.2 (3H, m), 3.4 - 4.
2 (10H, m), 5.63 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.75
- 6.85 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65
(2H, m), 7.8- 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0234】上記で得られた5−(4−t−ブトキシカ
ルボニルモルホリン−2−イルメトキシ)−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル
インドリン650mgを、ジクロロメタン4ml及びエタノ
ール8mlの混合液に溶解させ、実施例3と同様に塩化水
素を用いて反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物をエタノール20ml及び水5mlの混液に溶
解させた後、アンモニア水で中和し、更に塩化アンモニ
ウム90mgを加え、一夜静置した。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Co
smosil(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出
溶媒:アセトニトリル/水=1/19]で精製し、無定
形の固体を得た。得られた固体を酢酸エチル10mlに溶
解させ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
1mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、得られた固体を
酢酸エチル中で粉砕した後、濾取し、酢酸エチル及びヘ
キサンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物270mg
(収率42%)を無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.8 - 3.5(7H, m), 3.7 - 4.2 (6H, m), 5.
7 - 5.85 (1H, m), 6.8 - 7.0 (2H, m), 7.35(1H, d, J
=8.5Hz), 7.6 - 7.7 (1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.9
4 (1H, bs),8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=
8.5Hz), 8.5 (1H, bs).
【0235】実施例12 5−(4−アセトイミドイルモルホリン−2−イルメト
キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−801)実施例11で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(モルホリン−2−イルメトキシ)
インドリン 2塩酸塩220mgを、エタノール25mlに
溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩100mg及び
トリエチルアミン0.40mlを用いて、実施例2と同様
に反応させた。反応終了後、減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosm
osil(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶
媒:アセトニトリル/水=1/19]で精製し、無色の
固体を得た。得られた固体を酢酸エチル15mlに溶解さ
せ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1ml
を加えた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を酢酸エ
チル中で粉砕した後濾取し、酢酸エチル及びヘキサンで
洗浄した後、乾燥させ、標記化合物90mg(収率38
%)を無定形の固体として得た。 融点:205℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.30及び2.31 (合計3H, 各s), 2.9 - 4.2
(13H, m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.8 - 7.0 (2H, m),
7.35 (1H, d, J=8.5Hz), 7.64 (1H, d, J=8.5Hz), 7.84
(1H, d, J=8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.07 (1H, d, J=
8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50 (1H, bs).
【0236】実施例13 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルメトキシ)
インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−763)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリン1000mgを、N,N−ジメチルアセ
タミド20mlに溶解させ、水素化ナトリウム(55%鉱
油分散)130mg及び1−t−ブトキシカルボニル−4
−p−トルエンスルホニルオキシメチルピペリジン12
00mgを用いて、実施例3と同様に反応させた。反応終
了後、反応液を抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃
縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/3)で精製し、5−
(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イルメ
トキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニルインドリン1240mg(収率81
%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.46 (9H, s), 1.5 - 2.1 (5H, m), 2.65 -
2.85 (2H, m), 2.9 - 3.15 (3H, m), 3.77 (2H,d, J=6.
0Hz), 3.87 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.05 - 4.
3 (2H, m), 5.63 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.7 -
6.85 (2H, m), 7.43 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65
(2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0237】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−2−イルメトキシ)−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル
インドリン1240mgを、ジクロロメタン10ml及びエ
タノール10mlの混合液に溶解させ、実施例3と同様に
塩化水素を用いて反応させた。反応終了後、減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣をエタノール20ml及び水5ml
の混合溶媒に溶解させ、アンモニア水で中和した後、更
に塩化アンモニウム180mgを加え、一夜静置した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PREP; Naca
lai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/1
9]で精製し、無定形の固体960mg(収率84%)を
得た。次いで、得られた固体250mgを酢酸エチル10
mlに溶解させ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液0.4mlを加えた。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣を少量の水に溶解させた後、凍結乾燥させ、標記
化合物287mgを無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.4 - 1.65 (2H, m), 1.8 - 2.15 (3H, m),
2.8 - 3.5 (7H, m), 3.81 (2H, d, J=6.0Hz),3.96 (1
H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.
8 - 7.0 (2H, m), 7.34 (1H, d, J=8.5Hz), 7.6 - 7.7
(1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.95 (1H, bs), 8.07 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.51 (1H, b
s).
【0238】実施例14 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルメト
キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−764)実施例13で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルメトキシ)
インドリン 700mgを、エタノール30mlに溶解さ
せ、エチルアセトイミデート塩酸塩220mg及びトリエ
チルアミン0.50mlを用いて、実施例4と同様に反応
させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil(登録
商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセト
ニトリル/水=1/19]で精製し、無色の固体を得
た。次いで、得られた固体を酢酸エチル5mlに溶解さ
せ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1ml
を加えた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を、酢酸
エチル中で粉砕した後、濾取し、洗浄した後、乾燥さ
せ、標記化合物378mg(収率43%)を無定形の固体
として得た。 融点:210℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.2 - 1.5(2H, m), 1.75 - 1.95 (2H, m),
2.0 - 2.25 (1H, m), 2.29 (3H, s), 2.95 -3.45 (5H,
m), 3.82 (2H, d, J=6.0Hz), 3.85 - 4.05 (2H, m), 4.
1 - 4.2 (1H,m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.8 - 7.0 (2H,
m), 7.34 (1H, d, J=8.5Hz), 7.6 -7.7 (1H, m), 7.8
- 7.9 (1H, m), 7.95 (1H, bs), 8.07 (1H, d, J=8.5H
z), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50 (1H, bs).
【0239】実施例15 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−2−イルメトキシ)
インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−728)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ1000mgを、テトラヒドロフラン30
mlに溶解させ、1−ベンジルオキシカルボニル−2−ヒ
ドロキシメチルピペリジン1300mg、トリフェニルホ
スフィン1400g及びアゾジカルボン酸ジエチル0.
85mlを用いて、実施例1と同様に反応させた。反応終
了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃
縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製
し、5−(1−ベンジルオキシカルボニルピペリジン−
2−イルメトキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−1−エタンスルホニルインドリン580mg
(収率35%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.4 - 1.8 (5H, m), 1.85 - 2.0 (1H, m), 2.
8 - 3.1 (4H, m), 3.75 - 4.1 (4H, m), 4.6 -4.75 (1
H, m), 5.14 (2H, s), 5.61 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0
Hz), 6.65 - 6.85 (2H, m), 7.3 - 7.45 (6H, m), 7.55
- 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m),8.20 (1H, bs).
【0240】上記と同様にして得られた5−(1−ベン
ジルオキシカルボニルピペリジン−2−イルメトキシ)
−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニルインドリン820mgを、ジクロロメタン1
0ml及びエタノール10mlの混合溶媒に溶解させ、実施
例1と同様に塩化水素を用いて反応させた。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をエタノール2
0ml及び水4mlの混合溶媒に溶解させた後、アンモニア
水で中和し、塩化アンモニウム130mgを加えた後、一
夜静置した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商
標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロ
メタン/メタノール=9/1]で精製し、無定形の固体を
得た。次いで、得られた固体を酢酸エチルに溶解させ、
4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.5mlを加えた後、
減圧下溶媒を留去した。得られた残渣を酢酸エチル中で
粉砕した後、濾取し、洗浄した後、乾燥させ、標記化合
物330mg(収率49%)を無定形の固体として得た。 融点:205℃以上(軟化); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.45 - 1.9 (6H, m), 2.85 - 3.5 (6H, m),
3.9 - 4.2 (3H, m), 5.79 (1H, d, J=2.5Hz及び10.0H
z), 6.93 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 6.99 (1H, d,
J=2.5Hz), 7.38(1H, d, J=8.5Hz), 7.64 (1H, dd, J=1.
5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.
95 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J
=8.5Hz),8.49 (1H, bs).
【0241】実施例16 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−[2−(ピロリジン−2−イル)エ
トキシ]インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−689)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ1200mgを、N,N−ジメチルアセタ
ミド30mlに溶解させ、水素化ナトリウム(55%鉱油
分散)200mg及び1−t−ブトキシカルボニル−2−
(2−p−トルエンスルホニルオキシエチル)ピロリジ
ン1800mgを用いて、実施例3と同様に反応させた。
反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減
圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)
で精製し、5−[2−(1−t−ブトキシカルボニルピ
ロリジン−2−イル)エトキシ]−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリ
ン1600mg(収率87%)を無定形の固体として得
た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.45 (9H, s), 1.7 - 2.3 (6H, m), 2.9 - 3.
15 (3H, m), 3.25 - 3.55 (2H, m), 3.8 - 4.1(4H, m),
5.62 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.7 - 6.85 (2H,
m), 7.42 (1H,d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8
- 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0242】上記で得られた5−[2−(1−t−ブト
キシカルボニルピロリジン−2−イル)エトキシ]−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンス
ルホニルインドリン1600mgを、ジクロロメタン15
ml及びエタノール15mlの混合液に溶解させ、実施例3
と同様に塩化水素を用いて反応させた。反応終了後、減
圧下溶媒を留去し、得られた残渣をエタノール25ml及
び水5mlの混合溶媒に溶解させた後、アンモニア水で中
和し、塩化アンモニウム300mgを加えた後、一夜静置
した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'N
H'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/
メタノール=9/1]で精製し、無定形の固体1140mg
(収率83%)を得た。次いで、得られた固体230mg
を、酢酸エチルに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液1mlを加えた後、減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エ
チル中で粉砕した。得られた粉末を濾取し、酢酸エチル
及びヘキサンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物23
9mg(収率91%)を無定形の固体として得た。 融点:185℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.1 - 1.3 (3
H, m), 1.4 - 2.35 (6H, m), 2.95 - 3.4 (4H, m), 3.4
5 - 3.65 (1H, m), 3.9 - 4.15 (4H, m), 5.7- 5.85 (1
H, m), 6.85 - 7.0 (2H, m), 7.36 (1H, d, J=8.5Hz),
7.6 - 7.7 (1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.95 (1H, b
s), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H,d, J=8.5Hz),
8.50 (1H, bs).
【0243】実施例17 5−[2−(1−アセトイミドイルピロリジン−2−イ
ル)エトキシ]−2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−690)実施例16で得られ
た2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エ
タンスルホニル−5−[2−(ピロリジン−2−イル)
エトキシ]インドリン870mgを、エタノール20mlに
溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩480mg及び
トリエチルアミン0.80mlを用いて、実施例2と同様
に反応させた。反応終了後、減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosm
osil(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶
媒:アセトニトリル/水=1/9]で精製し、無色の固
体を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル5mlに溶
解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1mlを加えた
後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を酢酸エチル中
で粉砕した。得られた粉末を濾取し、洗浄した後、乾燥
させ、標記化合物868mg(収率81%)を無定形の固
体として得た。 融点:205℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.75 - 2.2 (6H, m), 1.91及び1.96 (計3H,
各s), 2.9 - 3.7 (5H, m), 3.9 - 4.4 (4H, m), 5.7 -
5.85 (1H, m), 6.8 - 7.0 (2H, m), 7.35 (1H, d, J=
8.5Hz), 7.6 - 7.7 (1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.95
(1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=
8.5Hz), 8.53 (1H, bs).
【0244】実施例18 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エト
キシカルボニルスルファモイル−5−(ピペリジン−4
−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1734)2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−1−エトキシカルボニルスルフ
ァモイル−5−ヒドロキシインドリン1430mgを、テ
トラヒドロフラン30mlに溶解させ、1−t−ブトキシ
カルボニル−4−ヒドロキシピロリジン1400mg、ト
リフェニルホスフィン1900mg及びアゾジカルボン酸
ジエチル1.20mlを用いて、実施例1と同様に反応さ
せた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出
液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1
/1)で精製し、5−(1−t−ブトキシカルボニルピ
ペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−1−エトキシカルボニルスルファモ
イルインドリン810mg(収率39%)を無定形の固体
として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.27 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.45 (9H, s), 1.55 - 2.35 (4H, m), 2.5 -
2.85 (2H, m), 2.9 - 3.0 (1H, m), 3.89 (1H,dd, J=1
0.0Hz及び16.0Hz), 4.0 - 4.4 (5H, m), 6.05 - 6.2 (1
H, m), 6.65 -6.8 (2H, m), 7.29 (1H, d, J=8.0Hz),
7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H,m), 8.19 (1H, b
s).
【0245】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エトキシカルボニル
スルファモイルインドリン810mgを、ジクロロメタン
10ml及びエタノール20mlの混合溶媒に溶解させ、実
施例1と同様に塩化水素を用いて反応させた。反応終了
後、反応液を減圧下濃縮し、得られた濃縮物をエタノー
ル20ml及び水4mlの混合溶媒に溶解させた後、アンモ
ニア水で中和し、更に塩化アンモニウム130mgを加え
て、室温で攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil(登録
商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセト
ニトリル/水=1/9−1/4]で精製し、無色の固体
240mg(収率34%)を得た。次いで、得られた固体
20mgを酢酸エチル5mlに溶解させ、氷冷攪拌下、4規
定塩化水素−酢酸エチル溶液0.1mlを加えた後、反応
液を減圧下濃縮し、乾燥させることにより、標記化合物
23mg(定量的)を無定形固体として得た。 融点:145℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.13 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.3 - 1.6(4H, m), 2.5 - 2.8 (2H, m), 2.
85 - 3.0 (1H, m), 3.0 - 3.2 (1H, m), 3.6- 3.9 (3H,
m), 3.97 (2H, q, J=7.0Hz), 5.55 - 5.65 (1H, m),
6.6 - 6.7 (2H, m), 7.23 (1H, d, J=9.0Hz), 7.6 - 7.
7 (1H, m), 7.75 - 7.85 (1H, m), 7.94 (1H, bs), 8.0
6 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.46 (1
H, bs).
【0246】実施例19 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エトキシカルボニルスルファモイルインドリン 2塩
酸塩 (例示化合物番号:1−1735)実施例18
で得られた2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)
−1−エトキシカルボニルスルファモイル−5−(ピペ
リジン−4−イルオキシ)インドリン220mgを、エタ
ノール20mlに溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸
塩120mg及びトリエチルアミン0.20mlを用いて、
実施例2と同様に反応させた。反応終了後、反応液を減
圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesq
ue、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/1]で精製
し、油状物を得た。次いで、得られた油状物を酢酸エチ
ル5mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
0.5mlを加えた後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
エーテル中で粉砕した。得られた粉末を濾取し、乾燥さ
せることにより、標記化合物196mg(収率73%)を
無定形の固体として得た。 融点:100℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.17 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.2 - 1.6(4H, m), 2.11 (3H, s), 2.5 -
3.2 (4H, m), 3.55 - 3.95 (3H, m), 3.97 (2H, q, J=
7.0Hz), 5.55 - 5.7 (1H, m), 6.6 - 6.8 (2H, m), 7.3
2 (1H, d, J=8.5Hz), 7.65 (1H, d, J=8.5Hz), 7.75 -
7.9 (1H, m), 7.94 (1H, bs), 8.06 (1H,d, J=9.0Hz),
8.12 (1H, d, J=8.5Hz), 8.48 (1H, bs).
【0247】実施例20 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−(ピ
ペリジン−4−イルオキシ)−1−スルファモイルイン
ドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1700)1−t−ブトキシカ
ルボニルスルファモイル−2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−5−ヒドロキシインドリン1000mg
を、テトラヒドロフラン50mlに溶解させ、1−t−ブ
トキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン650m
g、トリフェニルホスフィン850mg及びアゾジカルボ
ン酸ジエチル0.70mlを用いて、実施例1と同様に反
応させた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、
抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン
=1/2)で精製し、5−(1−t−ブトキシカルボニ
ルピペリジン−4−イルオキシ)−1−t−ブトキシカ
ルボニルスルファモイル−2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)インドリン470mg(収率33%)を固体
として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.44 (18H, s),
1.55 - 2.25 (4H, m), 2.45 - 3.0 (3H, m), 3.92 (1
H, dd, J=10.0Hz及び16.0Hz), 4.0 - 4.4 (3H,m), 6.15
- 6.3 (1H, m), 6.7 - 6.8 (2H, m), 7.29 (1H, d, J=
8.5Hz), 7.5 -7.6 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.18
(1H, bs).
【0248】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−1−t−ブト
キシカルボニルスルファモイル−2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)インドリン470mgを、ジクロロメ
タン15ml及びエタノール15mlの混合溶媒に溶解さ
せ、実施例1と同様に塩化水素を用いて反応させた。反
応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエタノール
15ml及び水3mlに溶解させた後、アンモニア水で中和
し、更に塩化アンモニウム100mgを加え、室温で攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'N
H'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/
メタノール=2/1]で精製し、240mg(収率71%)
の無定形の固体を得た。次いで、得られた固体146mg
を酢酸エチル15mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸
エチル溶液1mlを加えた後、反応液を減圧下濃縮した。
得られた濃縮物を乾燥させた後、酢酸エチル中で粉砕
し、濾取することにより、標記化合物132mg(収率7
9%)を無定形の固体として得た。 融点:170℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.1 - 1.65
(4H, m), 2.8 - 3.5 (6H, m), 3.82 (1H, dd, J=10.0Hz
及び16.0Hz), 5.62 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.6
- 6.7 (2H, m), 7.23 (1H, d, J=8.5Hz), 7.6 - 7.7
(1H, m), 7.75 -7.85 (1H, m), 7.93 (1H, bs), 8.06
(1H, d, J=8.5Hz), 8.12 (1H, d, J=8.5Hz), 8.46 (1H,
bs).
【0249】実施例21 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−スルファモイルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1701)実施例20で得られ
た2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−
(ピペリジン−4−イルオキシ)−1−スルファモイル
インドリン190mgを、エタノール20mlに溶解させ、
エチルアセトイミデート塩酸塩120mg及びトリエチル
アミン0.20mlを用いて、実施例2と同様に反応させ
た。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil(登録商
標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセトニ
トリル/水=1/9]で精製し、無色の固体170mgを
得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル1mlに溶解さ
せ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1ml
を加えた後、反応液を減圧下濃縮した。得られた固体を
酢酸エチル中で粉砕した後濾取し、酢酸エチル及びヘキ
サンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物156mg(収
率66%)を無定形の固体として得た。 融点:190℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.2 - 1.75
(4H, m), 2.22 (3H, s), 2.92 (1H, dd, J=3.0Hz及び1
6.0Hz), 2.95 - 3.5 (4H, m), 3.6 - 4.0 (2H, m), 3.8
4 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.0Hz), 5.66 (1H, dd, J=3.
0Hz及び10.0Hz),6.6 - 6.75 (2H, m), 7.24 (1H, d, J=
9.0Hz), 7.7 - 7.8 (1H, m), 7.8 - 7.9(1H, m), 7.94
(1H, bs), 8.06 (1H, d, J=8.5Hz), 8.12 (1H, d, J=9.
0Hz), 8.49 (1H, bs).
【0250】実施例22 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(1−グリシルピペリジン−4−イ
ルオキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−785)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ1000mgを、テトラヒドロフラン40
mlに溶解させ、1−t−ブトキシカルボニルグリシル−
4−ヒドロキシピペリジン790mg、トリフェニルホス
フィン800mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.50
mlを用いて、実施例1と同様に反応させた。反応終了
後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮
した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/2)で精製
し、5−(1−t−ブトキシカルボニルグリシルピペリ
ジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン830
mg(収率50%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.45 (9H, s), 1.7 - 2.0 (4H, m), 2.9 - 3.
2 (3H, m), 3.25 - 3.4 (1H, m), 3.55 - 3.7(1H, m),
3.72 (2H, d, J=5.5Hz), 3.87 (1H, dd, J=10.0Hz及び1
6.5Hz), 3.98(2H, d, J=3.0Hz), 4.4 - 4.6 (1H, m),
5.64 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.75 - 6.9 (2H,
m), 7.43 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.
8 - 7.95 (3H, m), 8.19 (1H, bs).
【0251】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルグリシルピペリジン−4−イルオキシ)−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンスル
ホニルインドリン830mgを、エタノール40mlに溶解
させ、塩酸ヒドロキシルアミン310mg及び炭酸ナトリ
ウム220mgを加え、80℃で8時間攪拌した。反応終
了後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水を加えた
後、攪拌した。得られた沈澱物を濾取した後、乾燥さ
せ、無色固体790mg(収率90%)を得た。次に、得
られた固体を酢酸40mlに溶解させ、室温攪拌下、無水
酢酸0.20mlを加え、同温度で15分間攪拌した後、
10%パラジウム−炭素触媒100mgを加え、水素雰囲
気下、室温で6時間攪拌した。触媒を濾去した後、濾液
を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemi
cal LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=3
/1]で精製し、無定形の固体を得た。次いで、得られ
た固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、室温攪拌下、4
規定塩化水素−酢酸エチル溶液1mlを加えた。反応液を
減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した後、濾
取した。得られた粉末を酢酸エチル、ジクロロメタン及
びヘキサンで順次洗浄した後、乾燥させ、標記化合物4
66mg(収率63%)を無定形の固体として得た。 融点:190℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.19 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.4 - 1.7(2H, m), 1.8 - 2.05 (2H, m),
2.9 - 4.1 (10H, m), 4.45 - 4.65 (1H, m), 5.7 - 5.8
5 (1H, m), 6.85 - 7.0 (2H, m), 7.34 (1H, d, J=8.5H
z), 7.6 - 7.7(1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.96 (1H,
bs), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5H
z), 8.49 (1H, bs).
【0252】実施例23 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−[1
−((S)−2−アミノプロピオニル)ピペリジン−4
−イルオキシ]−1−エタンスルホニルインドリン 2
塩酸塩 (例示化合物番号:1−786)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ800mgを、テトラヒドロフラン40ml
に溶解させ、1−((S)−t−ブトキシカルボニルア
ラニル)−4−ヒドロキシピペリジン900mg、トリフ
ェニルホスフィン900mg及びアゾジカルボン酸ジエチ
ル0.50mlを用いて、実施例1と同様に反応させた。
反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減
圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1−1/
3)で精製し、5−[1−((S)−t−ブトキシカル
ボニルアラニル)ピペリジン−4−イルオキシ]−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンスル
ホニルインドリン1000mg(収率74%)を無定形の
固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.25 - 1.4 (6
H, m), 1.44 (9H, s),1.75 - 2.0 (4H, m), 2.9 - 3.15
(3H, m), 3.3 - 3.95 (5H, m), 4.4 - 4.75 (2H, m),
5.64 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.5Hz), 6.75 - 6.9 (2H,
m), 7.43 (1H,d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8
- 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0253】上記で得られた5−[1−((S)−t−
ブトキシカルボニルアラニル)ピペリジン−4−イルオ
キシ]−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニルインドリン1000mgを、エタノー
ル30mlに溶解させ、塩酸ヒドロキシルアミン400mg
及び炭酸ナトリウム300mgを加え、80℃で6時間攪
拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に水を加えて、
攪拌した。得られた沈澱物を濾取した後、乾燥させ、1
080mg(収率95%)の無色固体を得た。次に、得ら
れた固体1000mgを酢酸20mlに溶解させ、無水酢酸
0.25ml及び10%パラジウム−炭素触媒100mgを
用いて、実施例22と同様に反応させた。反応終了後、
触媒を濾去した後、濾液を濃縮し、濃縮物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標)
'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタ
ン/メタノール=9/1]で精製し、無定形の固体を得
た。次いで、得られた固体を酢酸エチル30mlに溶解さ
せ、攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液7.5ml
を加えた後、更に3.5時間攪拌した。生成した沈殿物
を濾取し、酢酸エチル及びヘキサンで洗浄した後、乾燥
させ、標記化合物672mg(収率71%)を無定形の固
体として得た。 融点:220℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.19 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.31 (3H,d, J=7.0Hz), 1.4 - 2.1 (4H,
m), 2.95 - 4.1 (8H, m), 4.25 - 4.7 (2H, m),5.7 -
5.9 (1H, m), 6.85 - 7.0 (2H, m), 7.35 (1H, d, J=8.
5Hz), 7.6 - 7.7(1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.96 (1
H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13(1H, d, J=8.5H
z), 8.50 (1H, bs).
【0254】実施例24 5−(4−アミノシクロヘキシルオキシ)−2−(7−
アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニ
ルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−651)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ1000mgを、テトラヒドロフラン30
mlに溶解させ、4−t−ブトキシカルボニルアミノシク
ロヘキサノール800mg、トリフェニルホスフィン10
00mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.60mlを用い
て、実施例1と同様に反応させた。反応終了後、反応液
を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃
縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製し、5−
(4−t−ブトキシカルボニルアミノシクロヘキシルオ
キシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニルインドリン650mg(収率42%)
を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.26 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.45 (9H, s), 1.35 - 2.1 (8H, m), 2.9 -
3.15 (3H, m), 3.4 - 3.7 (1H, m), 3.86 (1H,dd, J=1
0.0Hz及び16.0Hz), 4.3 - 4.7 (1H, m), 5.63 (1H, dd,
J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.7 - 6.85 (2H, m), 7.41 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H,
m), 8.20 (1H, bs).
【0255】上記で得られた5−(4−t−ブトキシカ
ルボニルアミノシクロヘキシルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルイ
ンドリン650mgを、エタノール40mlに溶解させ、塩
酸ヒドロキシルアミン260mg及び炭酸ナトリウム18
0mgを加えた後、80℃で12時間攪拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水を加えて攪
拌した。生じた沈澱物を濾取した後、乾燥させ、無色固
体600mg(収率87%)を得た。次に、得られた固体
を酢酸15mlに溶解させ,無水酢酸0.15ml及び10
%パラジウム−炭素触媒100mgを用いて、実施例22
と同様に反応させた。反応終了後、触媒を濾去した後、
濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji C
hemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール
=9/1]で精製し、無定形の固体を得た。次いで、得ら
れた固体を酢酸エチル20mlに溶解させ、氷冷攪拌下、
4規定塩化水素−酢酸エチル溶液5mlを加えた後、室温
で4時間攪拌した。生じた沈殿物を濾取し、酢酸エチル
及びヘキサンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物36
6mg(収率65%)を無定形の固体として得た。 融点:228℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.5 - 2.0(8H, m), 3.0 - 3.4 (3H, m), 3.
01 (1H, dd, J=2.0Hz及び17.0Hz), 3.95 (1H,dd, J=10.
0Hz及び17.0Hz), 4.4 - 4.55 (1H, m), 5.78 (1H, dd,
J=2.0Hz及び10.0Hz), 6.86 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5H
z), 6.92 (1H, d, J=2.5Hz), 7.34 (1H, d, J=8.5Hz),
7.65 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=
1.5Hz及び8.5Hz), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, d, J=1.5Hz).
【0256】実施例25 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−(4
−クロロシクロヘキシルオキシ)−1−エタンスルホニ
ルインドリン 塩酸塩 (例示化合物番号:1−643)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ700mgを、テトラヒドロフラン40ml
に溶解させ、4−クロロシクロヘキサノール380mg、
トリフェニルホスフィン730mg及びアゾジカルボン酸
ジエチル0.45mlを用いて、実施例1と同様に反応さ
せた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=1/1及びジクロロメタン/メ
タノール=19/1で2回順次精製)で精製し、5−
(4−クロロシクロヘキシルオキシ)−2−(7−シア
ノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルイン
ドリン820mg(収率89%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.65 - 2.2(8H, m), 2.9 - 3.15 (3H, m), 3.
86 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.05 - 4.4 (2H,
m), 5.63 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.75 - 6.9
(2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H,
m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0257】上記で得られた5−(4−クロロシクロヘ
キシルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニルインドリン820mgを、ジ
クロロメタン30ml及びエタノール10mlの混合溶媒に
溶解させ、実施例1と同様に塩化水素を用いて反応させ
た。反応終了後、溶媒を減圧下濃縮し、得られた濃縮物
をエタノール18ml及び水3mlに溶解させた後、アンモ
ニア水で中和し、更に塩化アンモニウム220mgを加
え、室温で攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex
(登録商標) 'NH';Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジ
クロロメタン/メタノール=9/1]で精製し、無定形
の固体を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル20
mlに溶解させ、攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶
液1mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸
エチル中で粉砕した後濾取し、酢酸エチル及びヘキサン
で洗浄した後、乾燥させ、標記化合物612mg(収率6
7%)を無定形の固体として得た。 融点:175℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.65 - 2.05 (8H, m), 3.00 (1H, dd, J=2.
5Hz及び17.0Hz), 3.0 - 3.4 (2H, m), 3.95 (1H, dd, J
=10.0Hz及び17.0Hz), 4.3 - 4.5 (2H, m), 5.77 (1H, d
d, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.88 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.
5Hz), 6.94 (1H, bs), 7.33 (1H, d, J=8.5Hz), 7.65
(1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5Hz
及び8.5Hz), 7.96 (1H, bs), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz),
8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.48 (1H,bs).
【0258】実施例26 5−(1−アセチルピペリジン−4−イルオキシ)−2
−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニルインドリン 塩酸塩 (例示化合物番号:1−783)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ700mgを、テトラヒドロフラン40ml
に溶解させ、1−アセチル−4−ヒドロキシピペリジン
400mg、トリフェニルホスフィン730mg及びアゾジ
カルボン酸ジエチル0.45mlを用いて、実施例1と同
様に反応させた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽
出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル及び
ジクロロメタン/メタノール=19/1で2回順次精
製)で精製し、5−(1−アセチルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニルインドリン820mg(収率88
%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.7 - 2.1 (4H, m), 2.12 (3H, s), 2.9 - 3.
1 (2H, m), 3.08 (1H, dd, J=3.0Hz及び16.5Hz), 3.3 -
3.5 (1H, m), 3.55 - 3.85 (3H, m), 3.87 (1H, dd, J
=10.5Hz及び16.5Hz), 4.4 - 4.55 (1H, m), 5.64 (1H,
dd, J=3.0Hz及び10.5Hz), 6.7 - 6.9 (2H, m), 7.43 (1
H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3
H, m), 8.20 (1H, bs).
【0259】上記で得られた5−(1−アセチルピペリ
ジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン820
mgを、エタノール40mlに溶解させ、塩酸ヒドロキシル
アミン380mg及び炭酸ナトリウム260mgを加え、8
0℃で10.5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、
濃縮物に水を加えた後、攪拌した。生じた沈澱物を濾取
した後、乾燥させ、840mg(収率96%)の無色固体
を得た。次に、得られた固体を酢酸20mlに溶解させ、
無水酢酸0.25ml及び10%パラジウム−炭素触媒1
00mgを用いて、実施例22と同様に反応させた。反応
終了後、触媒を濾去し、減圧下濾液を濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex
(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:
ジクロロメタン/メタノール=19/1]で精製し、無
定形の固体を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル
10mlに溶解させ、攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液1mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
酢酸エチル中で粉砕した。生じた粉末を濾取し、酢酸エ
チル及びヘキサンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物
455mg(収率52%)を無定形の固体として得た。 融点:185℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.35 - 1.7 (2H, m), 1.8 - 2.1 (2H, m),
2.00 (3H, s), 3.00 (1H, dd, J=2.5Hz及び17.0Hz), 3.
05 - 3.4 (4H, m), 3.55 - 4.1 (2H, m), 3.95 (1H, d
d, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.4 - 4.6 (1H, m), 5.77 (1
H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.90 (1H,dd, J=2.5Hz及
び8.5Hz), 6.93 (1H, bs), 7.33 (1H, d, J=8.5Hz), 7.
65 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5
Hz及び8.5Hz), 7.96 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5H
z), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, bs).
【0260】実施例27 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−[1−(2−ピリジル)ピペリジン
−4−イルオキシ]インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−787)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ1200mgを、テトラヒドロフラン50
mlに溶解させ、1−(2−ピリジル)−4−ヒドロキシ
ピペリジン850mg、トリフェニルホスフィン1250
mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.75mlを用いて、
実施例1と同様に反応させた。反応終了後、反応液を酢
酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮し、濃縮物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エ
チル/ヘキサン=1/1で精製した後、再び、ジクロロ
メタン/メタノール=29/1で順次処理)で精製し、
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−[1−(2−ピリジル)ピペリジン−
4−イルオキシ]インドリン1400mg(収率81%)
を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.75 - 2.15(4H, m), 2.9 - 3.15 (3H, m),
3.35 - 3.5 (2H, m), 3.8 - 4.0 (3H, m), 4.4- 4.55
(1H, m), 5.55 - 5.7 (1H, m), 6.55 - 6.65 (1H, m),
6.69 (1H, d, J=8.5Hz), 6.75 - 6.9 (2H, m), 7.4 -
7.65 (4H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.15 - 8.3 (2H,
m).
【0261】2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニル−5−[1−(2−ピリジル)
ピペリジン−4−イルオキシ]インドリン1400mg
を、ジクロロメタン20ml及びエタノール20mlの混合
溶媒に溶解させ、実施例1と同様に塩化水素を用いて反
応させた。反応終了後、減圧下反応液を濃縮し、得られ
た濃縮物をエタノール30ml及び水5mlの混合溶媒に溶
解させた後、アンモニア水で中和し、更に塩化アンモニ
ウム300mgを加え、室温で攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LT
D.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=9/1]
で精製し、無定形の固体1100mg(収率76%)を得
た。次に、得られた固体を酢酸エチルに溶解させ、攪拌
下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液5mlを加えた。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物を乾燥させた後、酢酸エチ
ル中で粉砕し、濾取することにより、標記化合物105
0mg(収率84%)を無定形の固体として得た。 融点:190℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.19 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.65 - 1.85 (2H, m), 2.0 - 2.2 (2H, m),
2.95 - 3.4 (3H, m), 3.6 - 3.8 (2H, m), 3.9 - 4.15
(3H, m), 4.6 - 4.75 (1H, m), 5.7 - 5.9 (1H, m),
6.85 - 7.1 (3H,m), 7.36 (1H, d, J=8.5Hz), 7.4 - 7.
5 (1H, m), 7.6 - 7.7 (1H, m), 7.8 -7.9 (1H, m), 7.
9 - 8.2 (5H, m), 8.52 (1H, bs).
【0262】実施例28 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−メタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)イ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−600)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−5−ヒドロキシ−1−メタンスル
ホニルインドリン868mgを、テトラヒドロフラン20
mlに溶解させ、1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒド
ロキシピペリジン1440mg、トリフェニルホスフィン
1870mg及びアゾジカルボン酸ジエチル1.20mlを
用いて、実施例1と同様に反応させた。反応終了後、反
応液を酢酸エチルで抽出し、抽出物を減圧下濃縮した
後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製し、5
−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イル
オキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−
1−メタンスルホニルインドリン1064mg(収率82
%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.6 - 2.0 (4H, m), 2.81 (3H, s), 3.10 (1H, dd, J=
3.5Hz及び16.5Hz), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 -3.8 (2
H. m), 3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.35 -
4.5 (1H, m), 5.56 (1H, dd, J=3.5Hz及び10.0Hz), 6.7
5 - 6.9 (2H, m), 7.45(1H, d, J=8.5Hz),7.55 - 7.65
(2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0263】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−メタンスルホニルイ
ンドリン1064mgを、メタノール20mlに溶解させ、
実施例1と同様に塩化水素を用いて反応させた。反応終
了後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をメタノール
20ml及び水5mlの混合溶媒に溶解させた後、アンモニ
ア水で中和し、更に塩化アンモニウム340mgを加え
て、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatore
x(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:
ジクロロメタン/メタノール=9/1)]で精製し、5
56mgの無定形の固体を得た。次いで、得られた固体を
メタノール5mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液0.9mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮
物を乾燥させた後、酢酸エチル中で少量のメタノールを
加えて攪拌し、生じた固体を濾取した後、乾燥させ、標
記化合物591mg(収率57%)を無定形の固体として
得た。 融点:188−198℃(軟化); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.75 - 1.95
(2H, m), 2.0 - 2.2 (2H, m), 2.8 - 3.4 (5H, m), 3.0
1 (3H, s), 3.96 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.5
- 4.65 (1H, m), 5.76 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz),
6.9 - 7.05 (2H, m), 7.35 (1H, d, J=8.5Hz), 7.65 (1
H, d, J=8.5Hz), 7.82 (1H, d, J=8.5Hz), 7.97 (1H, b
s), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz),
8.50 (1H, bs).
【0264】実施例29 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−メタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−601)実施例28で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−メタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)イ
ンドリン 2塩酸塩500mgを、メタノール10mlに溶
解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩230mg及びト
リエチルアミン0.78mlを用いて、実施例2と同様に
反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil
(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:
アセトニトリル/水=1/20]で精製し、無色の固体
292mg(収率62%)を得た。次に、得られた固体を
酢酸エチル10mlに懸濁させ、氷冷攪拌下、4規定塩化
水素−酢酸エチル溶液0.43mlを加え、暫く攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、得られた固体を酢酸エチル
中で粉砕した後濾取した。生じた粉末を酢酸エチル及び
ヘキサンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物283mg
(収率85%)を無定形の固体として得た。 融点:210−217℃(軟化); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.65 - 1.85
(2H, m), 1.95 - 2.15(2H, m), 2.30 (3H, s), 2.95 -
3.1 (1H, m), 3.02 (3H, s), 3.45 - 3.6 (2H, m), 3.6
5 - 3.9 (2H, m), 3.96 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0H
z), 4.6 - 4.7 (1H, m), 5.77 (1H, dd, J=2.5Hz及び1
0.0Hz), 6.94 (1H, dd, J=2.0Hz及び9.0Hz), 7.01 (1H,
d, J=2.0Hz), 7.36 (1H, d, J=9.0Hz), 7.65 (1H, dd,
J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.84 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5H
z), 7.97 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=9.0Hz), 8.13 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.52 (1H, bs).
【0265】実施例30 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−ブタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)イ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−880)1−ブタンスルホニル
−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−ヒド
ロキシインドリン595mgを、テトラヒドロフラン15
mlに溶解させ、1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒド
ロキシピペリジン880mg、トリフェニルホスフィン1
150mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.69mlを用
いて、実施例1と同様に反応させた。反応終了後、反応
液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、
濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、1−ブ
タンスルホニル−5−(1−t−ブトキシカルボニルピ
ペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)インドリン729mg(収率85%)を
無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 0.84 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.2 - 2.0 (8H, m), 1.47 (9H, s), 2.8 - 3.
05 (2H, m), 3.08 (1H, dd, J=3.0Hz及び16.5Hz), 3.25
- 3.4 (2H, m), 3.6 - 3.8 (2H, m), 3.86 (1H, dd, J
=10.0Hz及び16.5Hz), 4.3 - 4.5 (1H, m), 5.61 (1H, d
d, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.75 - 6.9 (2H, m), 7.42 (1
H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3
H, m), 8.20 (1H, bs).
【0266】上記で得られた1−ブタンスルホニル−5
−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イル
オキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)イ
ンドリン729mgを、エタノール20mlに溶解させ、実
施例1と同様に塩化水素を用いて反応させた。反応終了
後、反応液を減圧下濃縮し、得られた濃縮物をエタノー
ル15ml及び水5mlの混合溶媒に溶解させた後、アンモ
ニア水で中和し、更に塩化アンモニウム220mgを加
え、室温で攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex
(登録商標) 'NH';Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジ
クロロメタン/メタノール=9/1]で精製し、無定形
の固体455mgを得た。次に、得られた固体を酢酸エチ
ル5mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
0.67mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
酢酸エチル中で攪拌した後、生じた固体を濾取し、乾燥
させることにより、標記化合物504mg(収率70%)
を無定形の固体として得た。 融点:188−198℃(軟化); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 0.81 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.25 - 1.45 (2H, m), 1.55 - 1.7 (2H,
m), 1.75 - 1.9 (2H, m), 2.0 - 2.15 (2H, m),2.9 -
3.4 (7H, m), 3.96 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.
5 - 4.65 (1H, m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.85 - 7.05
(2H, m), 7.34 (1H, d, J=8.5Hz), 7.64 (1H, d, J=8.5
Hz), 7.83 (1H, d, J=8.5Hz), 7.96 (1H, bs), 8.08 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50 (1H, b
s).
【0267】実施例31 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレンー2−イル)−1
−ブタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−881)実施例30で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−ブタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)イ
ンドリン 2塩酸塩400mgを、エタノール10mlに溶
解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩170mg及びト
リエチルアミン0.58mlを用いて、実施例2と同様に
反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil
(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:
アセトニトリル/水=1/20]で精製し、無色の固体
295mg(収率78%)を得た。次に、得られた固体を
酢酸エチル10mlに懸濁させ、氷冷攪拌下、4規定塩化
水素−酢酸エチル溶液0.40mlを加え、暫く攪拌し
た。溶媒を減圧下濃縮し、得られた固体を酢酸エチル中
で粉砕した後濾取し、酢酸エチル及びヘキサンで洗浄し
た後、乾燥させ、標記化合物293mg(収率88%)を
無定形の固体として得た。 融点:208−212℃(軟化); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 0.82 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.25 - 1.4 (2H, m), 1.55 - 1.85 (4H,
m), 1.95 - 2.15 (2H, m), 2.30 (3H, s), 2.95- 3.15
(2H, m), 3.25 - 4.0 (5H, m), 3.92 (1H, dd, J=10.0H
z及び16.5Hz), 4.55 - 4.7 (1H, m), 5.79 (1H, dd, J=
3.0Hz及び10.0Hz), 6.93 (1H, dd, J=2.0Hz及び9.0Hz),
7.00 (1H, d, J=2.0Hz), 7.35 (1H, d, J=9.0Hz), 7.6
4 (1H, dd, J=1.0Hz及び8.5Hz), 7.8 - 7.9 (1H, m),
7.96 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.51 (1H, bs).
【0268】実施例32 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−ベン
ゼンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)
インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1486)1−ベンゼンスルホ
ニル−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−
ヒドロキシインドリン1000mgを、テトラヒドロフラ
ン20mlに溶解させ、1−t−ブトキシカルボニル−4
−ヒドロキシピペリジン1420mg、トリフェニルホス
フィン1850mg及びアゾジカルボン酸ジエチル1.1
1mlを用いて、実施例1と同様に反応させた。反応終了
後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮
した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製
し、1−ベンゼンスルホニル−5−(1−t−ブトキシ
カルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)インドリン1145mg
(収率80%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.55 - 2.0 (4H, m),2.84 (1H, dd, J=3.0Hz及び16.5H
z), 3.1 - 3.4 (3H, m), 3.6 - 3.8 (2H, m),4.25 - 4.
45 (1H, m), 5.64 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.62
(1H, d, J=2.5Hz), 6.85 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0H
z), 7.35 - 7.45 (2H, m), 7.5 - 7.65 (3H, m), 7.65
- 7.75 (3H, m), 7.8 - 7.9 (3H, m), 8.19 (1H, bs).
【0269】上記で得られた1−ベンゼンスルホニル−
5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
インドリン1145mgを、エタノール20mlに溶解さ
せ、実施例1と同様に塩化水素を用いて反応させた。反
応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエタノール
15ml及び水5mlの混合溶媒に溶解させた後、アンモニ
ア水で中和し、更に塩化アンモニウム330mgを加え
て、室温で攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex
(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:
ジクロロメタン/メタノール=9/1]で精製し、無定形
の固体758mg(収率77%)を得た。次いで、得られ
た固体を酢酸エチル10mlに懸濁させ、4規定塩化水素
−酢酸エチル溶液1.10mlを加えて、しばらく攪拌し
た。生じた懸濁液を減圧下濃縮し、得られた固体を濾取
した後、乾燥させ、標記化合物698mg(収率81%)
を無定形の固体として得た。 融点:219−226℃(軟化); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.7 - 1.85
(2H, m), 1.95 - 2.1 (2H, m), 2.8 - 3.4 (6H, m), 4.
45 - 4.6 (1H, m), 5.77 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0H
z), 6.83 (1H, d, J=2.0Hz), 6.94 (1H, dd, J=2.0Hz及
び9.0Hz), 7.5 - 7.6 (3H, m), 7.65 - 7.9 (5H, m),
8.05 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.14 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.52 (1H, bs).
【0270】実施例33 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−ベンゼンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1487)実施例32で得られ
た2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−ベ
ンゼンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオキ
シ)インドリン 2塩酸塩500mgを、エタノール15
mlに懸濁させ、エチルアセトイミデート塩酸塩210mg
及びトリエチルアミン0.70mlを用いて、実施例2と
同様に反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Co
smosil(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出
溶媒:アセトニトリル/水=1/20]で精製し、無色
の固体392mg(収率83%)を得た。次いで、得られ
た固体を酢酸エチル10mlに懸濁させ、氷冷攪拌下、4
規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.52mlを加え、暫く
攪拌した。溶媒を減圧下濃縮し、得られた固体を酢酸エ
チル中で粉砕した後濾取し、酢酸エチル及びヘキサンで
洗浄した後、乾燥させ、標記化合物368mg(収率83
%)を無定形の固体として得た。 融点:212−216℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6 - 1.8 (2
H, m), 1.9 - 2.1 (2H, m), 2.28 (3H, s), 2.86 (1H,
dd, J=2.5Hz及び17.0Hz), 3.25 (1H, dd, J=10.0Hz及び
17.0Hz), 3.3 - 3.9 (4H, m), 4.5 - 4.65 (1H, m), 5.
77 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.84 (1H, d, J=2.0
Hz), 6.95 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5Hz), 7.5 - 7.9 (8
H, m), 8.05 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.14
(1H, d,J=8.5Hz), 8.52 (1H, bs).
【0271】実施例34 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−(4
−ブロモベンゼンスルホニル)−5−(ピペリジン−4
−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1572)1−(4−ブロモベ
ンゼンスルホニル)−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−5−ヒドロキシインドリン1344mgを、テ
トラヒドロフラン25mlに溶解させ、1−t−ブトキシ
カルボニル−4−ヒドロキシピペリジン1610mg、ト
リフェニルホスフィン2100mg及びアゾジカルボン酸
ジエチル1.26mlを用いて、実施例1と同様に反応さ
せた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出
物を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=2
/1)で精製し、1−(4−ブロモベンゼンスルホニ
ル)−5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−
4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)インドリン1381mg(収率75%)を無定形の
固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.6 - 2.0 (4H, m), 2.88 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.5H
z), 3.15 - 3.4 (3H, m), 3.6 - 3.8 (2H, m),4.3 - 4.
45 (1H, m), 5.43 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.65
(1H, d, J=3.0Hz), 6.85 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0H
z), 7.45 - 7.65 (6H, m), 7.68 (1H, d,J=9.0Hz), 7.8
- 7.95 (3H, m), 8.18 (1H, bs).
【0272】上記で得られた1−(4−ブロモベンゼン
スルホニル)−5−(1−t−ブトキシカルボニルピペ
リジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレ
ン−2−イル)インドリン1381mgを、メタノール2
0mlに溶解させ、実施例1と同様に塩化水素を用いて反
応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、得られ
た濃縮物をエタノール15ml及び水5mlの混合溶媒に溶
解させた後、アンモニア水で中和し、更に塩化アンモニ
ウム350mgを加えて、室温で攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LT
D.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=9/1]
で精製し、無定形の固体734mg(収率60%)を得
た。次いで、得られた固体を酢酸エチル10mlに溶解さ
せ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.91mlを加え
た後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル中で
攪拌した。生じた固体を濾取した後、乾燥させ、標記化
合物797mg(収率97%)を無定形の固体として得
た。 融点:228−233℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.65 - 1.9
(2H, m), 1.9 - 2.15 (2H, m), 2.8 - 3.5 (6H, m), 4.
45 - 4.6 (1H, m), 5.78 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0H
z), 6.87 (1H, d, J=2.0Hz), 6.95 (1H, dd, J=2.0Hz及
び9.0Hz), 7.54 (1H, d, J=9.0Hz), 7.6 - 7.95 (6H,
m), 8.02 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.14 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.52 (1H, bs).
【0273】実施例35 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−(4−ブロモベンゼンスルホニル)インドリン 2塩
酸塩 (例示化合物番号:1−1573)実施例34
で得られた2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)
−1−(4−ブロモベンゼンスルホニル)−5−(ピペ
リジン−4−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩500
mgを、エタノール20mlに溶解させ、エチルアセトイミ
デート塩酸塩280mg及びトリエチルアミン0.92ml
を用いて、実施例2と同様に反応させた。反応終了後、
反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PREP; Na
calai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/2
0]で精製し、無色の固体436mg(収率92%)を得
た。次いで、得られた固体を酢酸エチル15mlに懸濁さ
せ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.
51mlを加えた後、暫く攪拌した。溶媒を減圧下濃縮
し、得られた固体を酢酸エチル中で攪拌した後、生じた
固体を濾取し、酢酸エチル及びヘキサンで洗浄した後、
乾燥させ、標記化合物426mg(収率88%)を無定形
の固体として得た。 融点:224−230℃(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6 - 1.8 (2
H, m), 1.9 - 2.1 (2H, m), 2.29 (3H, s), 2.89 (1H,
dd, J=2.5Hz及び17.0Hz), 3.25 - 3.95 (5H, m), 4.5 -
4.7 (1H, m), 5.78 (1H, dd, J=2.5Hzよび9.5Hz), 6.8
7 (1H, d, J=2.0Hz), 6.95 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5H
z), 7.54 (1H, d, J=8.5Hz), 7.6 - 7.9(6H, m), 8.02
(1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.14 (1H, d, J=8.
5Hz), 8.53 (1H, bs).
【0274】実施例36 4−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5
−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ルスルホニル]酪酸エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1324)4−[2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキシインドリ
ン−1−イルスルホニル]酪酸エチル1026mgを、テ
トラヒドロフラン20mlに溶解させ、1−t−ブトキシ
カルボニル−4−ヒドロキシピペリジン1330mg、ト
リフェニルホスフィン1740mg及びアゾジカルボン酸
ジエチル1.04mlを用いて、実施例1と同様に反応さ
せた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出
物を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1
/1)で精製し、4−[5−(1−t−ブトキシカルボ
ニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)インドリン−1−イルスルホニ
ル]酪酸エチル1431mg(定量的)を油状物として得
た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.26 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.45 (9H, s), 1.4 - 2.0 (6H, m), 2.0 - 2.
2 (2H, m), 2.3 - 2.5 (2H, m), 2.95 - 3.15(3H, m),
3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 - 3.8 (2H, m), 3.88 (1H, d
d, J=10.5Hz及び16.5Hz), 4.12 (2H, q, J=7.0Hz), 4.3
- 4.5 (1H, m), 5.61 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.5Hz),
6.75 - 6.9 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5 -
7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.21 (1H, bs).
【0275】上記で得られた4−[5−(1−t−ブト
キシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン−1−
イルスルホニル]酪酸エチル1431mgを、エタノール
15mlに溶解させ、実施例1と同様に塩化水素を用いて
反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、得ら
れた濃縮物をエタノール20ml及び水5mlの混合溶媒に
溶解させた後、アンモニア水で中和し、更に塩化アンモ
ニウム400mgを加え、室温で攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LT
D.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=10/
1]で精製し、無定形の固体528mg(収率42%)を
得た。次いで、得られた固体をジオキサン1mlに溶解さ
せ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.7mlを加え
た。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮物を酢酸エチル中
で攪拌した。生じた固体を濾取した後、乾燥させ、標記
化合物584mg(収率98%)を無定形の固体として得
た。 融点:158−163℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.14 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.7 - 2.2(6H, m), 2.42 (2H, t, J=7.0H
z), 2.8 - 3.4 (7H, m), 3.9 - 4.1 (1H, m), 4.02 (2
H, q, J=7.0Hz), 4.45 - 4.65 (1H, m), 5.7 - 5.85 (1
H, m), 6.85 - 7.05 (2H, m), 7.34 (1H, d, J=9.0Hz),
7.6 - 7.7 (1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m),7.95 (1H, b
s), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz),
8.49 (1H,bs).
【0276】実施例37 4−[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)インドリン−1−イルスルホニル]酪酸 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−1074)実施例36で得
られた4−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン
−1−イルスルホニル]酪酸エチル 2塩酸塩420mg
を、エタノール10mlに溶解させ、エチルアセトイミデ
ート塩酸塩160mg及びトリエチルアミン0.55mlを
用いて、実施例2と同様に反応させた。反応終了後、反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PREP; Naca
lai Tesque、アセトニトリル/水=1/20]で精製
し、325mg(収率81%)の固体を得た。次に、得ら
れた固体を10mlの1規定塩酸中で、80℃で13時間
攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C1
8-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル/
水=1/20]で精製し、263mgの固体を得た。次い
で、得られた固体を10mlのジオキサンに溶解させ、4
規定塩化水素−ジオキサン溶液1.00mlを加えた後、
暫く攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に酢酸エ
チルを加えた後攪拌し、生じた固体を濾取した後、乾燥
させ、標記化合物249mg(収率58%)を得た。 融点:93−98℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6 - 2.15
(6H, m), 2.29 (3H, s), 2.35 (2H, t, J=7.0Hz), 2.9
- 3.9 (7H, m), 3.97 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz),
4.5 - 4.7 (1H, m), 5.76 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0H
z), 6.85 - 7.05(2H, m), 7.35 (1H, d, J=9.0Hz), 7.6
5 (1H, dd, J=1.0Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5H
z及び8.5Hz), 7.96 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz),
8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, bs).
【0277】実施例38 6−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5
−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ルスルホニル]ヘキサン酸エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1405)6−[2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキシインドリ
ン−1−イルスルホニル]ヘキサン酸エチル2084mg
を、テトラヒドロフラン25mlに溶解させ、1−t−ブ
トキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン2550
mg、トリフェニルホスフィン3330mg及びアゾジカル
ボン酸ジエチル2.00mlを用いて、実施例1と同様に
反応させた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出
し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エ
チル=1/1)で精製し、6−[5−(1−t−ブトキ
シカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7
−シアノナフタレン−2−イル)インドリン−1−イル
スルホニル]ヘキサン酸エチル2338mg(収率82
%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.24 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.3 - 2.0 (10H, m), 1.47 (9H, s), 2.24 (2
H, t, J=7.5Hz), 2.8 - 3.1 (2H, m), 3.08 (1H, dd, J
=3.0Hz及び16.5Hz), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 - 3.8
(2H, m), 3.85 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.11
(2H, t, J=7.0Hz), 4.3 - 4.45 (1H, m),5.60 (1H, dd,
J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.75 - 6.9 (2H, m), 7.41 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H,
m), 8.20 (1H, bs).
【0278】上記で得られた6−[5−(1−t−ブト
キシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン−1−
イルスルホニル]ヘキサン酸エチル2338mgを、エタ
ノール25mlに溶解させ、実施例1と同様に塩化水素を
用いて反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物を、エタノール14ml及び水7mlの混合溶媒
に溶解させた後、アンモニア水で中和し、更に塩化アン
モニウム610mgを加えて、室温で攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemica
l LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=10/
1]で精製し、無定形の固体1293mg(収率63%)
を得た。次に、得られた固体を酢酸エチル20mlに溶解
させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1.64mlを加
えた。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮物を酢酸エチル
中で攪拌した。生じた固体を濾取した後、乾燥させ、標
記化合物1395mg(収率96%)を無定形の固体とし
て得た。 融点:141−145℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.16 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.25 - 1.95 (8H, m), 2.0 - 2.2 (2H, m),
2.21 (2H, t, J=7.0Hz), 2.8 - 3.4 (7H, m),3.95 (1
H, dd, J=10.5Hz及び17.0Hz), 4.03 (2H, q, J=7.0Hz),
4.5 - 4.65 (1H, m), 5.78 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.5
Hz), 6.85 - 7.0 (2H, m), 7.34 (1H, d, J=8.5Hz), 7.
64 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5
Hz及び8.5Hz), 7.95 (1H, d, J=1.5Hz), 8.07 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, d, J=1.
5Hz).
【0279】実施例39 6−[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)インドリン−1−イルスルホニル]ヘキサン酸エチ
ル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1406)実
施例38で得られた6−[2−(7−アミジノナフタレ
ン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)
インドリン−1−イルスルホニル]ヘキサン酸エチル
2塩酸塩800mgを、エタノール20mlに溶解させ、エ
チルアセトイミデート塩酸塩300mg及びトリエチルア
ミン1.00mlを用いて、実施例2と同様に反応させ
た。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil(登録商
標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセトニ
トリル/水=1/4]で精製し、固体666mg(収率8
7%)を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル10
mlに溶解させ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液0.80mlを加え、暫く攪拌した。溶媒を減圧下
濃縮し、得られた固体を酢酸エチル中で粉砕した後濾取
し、乾燥させることにより、標記化合物620mg(収率
84%)を無定形の固体として得た。 融点:162−166℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.16 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.25 - 1.85 (8H, m), 1.95 - 2.15 (2H,
m), 2.22 (2H, t, J=7.0Hz), 2.29 (3H, s), 2.9 - 3.1
5 (2H, m), 3.2 - 3.4 (1H, m), 3.4 - 3.9 (4H, m),
3.95 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.03 (2H, q, J=
7.0Hz), 4.55 - 4.7 (1H, m), 5.79 (1H,dd, J=2.5Hz及
び10.0Hz), 6.92 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 6.98
(1H, d, J=2.5Hz), 7.34 (1H, d, J=8.5Hz), 7.64 (1H,
dd, J=1.0Hz及び8.5Hz), 7.83 (1H, dd, J=1.5Hz及び
8.5Hz), 7.96 (1H, d, J=1.0Hz), 8.08 (1H, d, J=8.5H
z), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50 (1H, d, J=1.5Hz).
【0280】実施例40 6−[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)インドリン−1−イルスルホニル]ヘキサン酸 2
塩酸塩 (例示化合物番号:1−1155)実施例3
9で得られた6−[5−(1−アセトイミドイルピペリ
ジン−4−イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレ
ン−2−イル)インドリン−1−イルスルホニル]ヘキ
サン酸エチル 2塩酸塩350mgを、1規定塩酸10ml
に溶解させ、80℃で18.5時間攪拌した。反応終了
後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PRE
P; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル/水=
3/7]で精製し、332mgの固体を得た。次に、得ら
れた固体をジオキサン10mlに溶解させ、4規定塩化水
素−ジオキサン溶液1.00mlを加え、暫く攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に酢酸エチルを加えて、
攪拌した。生じた固体を濾取した後、乾燥させ、標記化
合物307mg(収率91%)を得た。 融点:149−158℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.2 - 1.85
(8H, m), 1.95 - 2.2 (2H, m), 2.14 (2H, t, J=7.0H
z), 2.29 (3H, s), 2.9 - 3.9 (7H, m), 3.96 (1H, dd,
J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.55 - 4.7 (1H, m), 5.79 (1
H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.92 (1H, dd, J=2.0Hz及
び9.0Hz), 6.98 (1H, bs), 7.35 (1H, d, J=8.5Hz), 7.
64 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.84 (1H, d, J=8.5H
z), 7.96 (1H, bs), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.50 (1H, bs).
【0281】実施例41 4−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5
−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ルスルホニル]安息香酸メチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1648)4−[2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキシインドリ
ン−1−イルスルホニル]安息香酸メチル1051mg
を、テトラヒドロフラン20mlに溶解させ、1−t−ブ
トキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン1310
mg、トリフェニルホスフィン1710mg及びアゾジカル
ボン酸ジエチル1.02mlを用いて、実施例1と同様に
反応させた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出
し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エ
チル=1/1)で精製し、4−[5−(1−t−ブトキ
シカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7
−シアノナフタレン−2−イル)インドリン−1−イル
スルホニル]安息香酸メチル1077mg(収率74%)
を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.6 - 2.0 (4H, m), 2.86 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.5H
z), 3.15 - 3.4 (3H, m), 3.6 - 3.8 (2H, m),3.94 (3
H, s), 4.3 - 4.55 (1H, m), 5.47 (1H, dd, J=2.5Hz及
び9.5Hz), 6.62(1H, d, J=2.5Hz), 6.86 (1H, dd, J=2.
5Hz及び9.0Hz), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.65 - 7.95 (6
H, m), 8.0 - 8.1 (2H, m), 8.18 (1H, bs).
【0282】上記で得られた4−[5−(1−t−ブト
キシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン−1−
イルスルホニル]安息香酸メチル1077mgを、メタノ
ール10mlに溶解させ、実施例1と同様に塩化水素を用
いて反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、
濃縮物をメタノール8ml及び水4mlの混合溶媒に溶解さ
せ、アンモニア水で中和し、更に塩化アンモニウム28
0mgを加えた後、室温で攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Ch
romatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶
出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=10/1]で精
製し、無定形の固体399mg(収率42%)を得た。次
いで、得られた固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、4
規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.51mlを加えた。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル中で攪拌した
後、生じた固体を濾取し、乾燥させることにより、標記
化合物426mg(収率95%)を無定形の固体として得
た。 融点:197−207℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.4 - 1.7 (2
H, m), 1.75 - 2.05 (2H, m), 2.7 - 3.5 (5H, m), 3.6
- 3.8 (1H, m), 3.88 (3H, s), 4.3 - 4.5 (1H, m),
5.7 - 5.9 (1H, m), 6.75 - 7.0 (2H, m), 7.54 (1H,
d, J=9.0Hz), 7.6- 7.75 (1H, m), 7.8 - 7.9 (1H, m),
7.91 (2H, d, J=8.5Hz), 8.0 - 8.2 (5H, m), 8.55 (1
H, bs).
【0283】実施例42 1−アセチル−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン
2塩酸塩 (例示化合物番号:1−104)1−アセチル−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキシ
インドリン830mgを、テトラヒドロフラン20mlに溶
解させ、1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシ
ピペリジン1530mg、トリフェニルホスフィン200
0mg及びアゾジカルボン酸ジエチル1.19mlを用い
て、実施例1と同様に反応させた。反応終了後、反応液
を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮し、濃縮物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘ
キサン/酢酸エチル=1/2)で精製し、1−アセチル
−5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)インドリン1137mg(収率88%)を無定形の固
体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.6 - 2.0 (4H, m), 2.05 (3H, s), 2.97 (1H, dd, J=
1.5Hz及び16.0Hz), 3.2 - 3.4 (2H, m), 3.6 -3.8 (2H,
m), 3.87 (1H, dd, J=9.5Hz及び16.0Hz), 4.35 - 4.45
(1H, m), 5.5- 5.65 (1H, m), 6.65 - 6.9 (2H, m),
7.46 (1H, d, J=8.5Hz), 7.61 (1H, d,J=8.5Hz), 7.66
(1H, bs), 7.8 - 7.95 (2H, m), 8.17 (1H, bs), 8.27
(1H, d,J=8.5Hz).
【0284】上記で得られた1−アセチル−5−(1−
t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)
−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン
1137mgを、メタノール20mlに溶解させ、塩酸ヒド
ロキシルアミン510mg及び炭酸ナトリウム350mgを
用いて、実施例22と同様の条件下で、12時間加熱攪
拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に水を加え、攪
拌した後、不溶の目的物を濾取し、乾燥させることによ
り、無色固体1150mgを得た。次に、得られた固体を
酢酸20mlに溶解させ、無水酢酸0.30mlを加え20
分間攪拌した後、10%パラジウム−炭素触媒150mg
を加え、水素雰囲気下、室温で10時間攪拌した。触媒
を濾去し、減圧下濾液を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'N
H'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/
メタノール=9/1]で精製し、無定形の固体843mg
を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル25mlに溶
解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液10.6mlを
加え、3時間攪拌した後、生じた沈澱を濾取し、乾燥さ
せることにより、標記化合物817mg(収率73%)を
無定形の固体として得た。 融点:223−225℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.7 - 2.2 (4
H, m), 1.95 (3H, s),2.8 - 3.3 (5H, m), 3.87 (1H, d
d, J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.45 - 4.65 (1H,m), 5.8 -
6.0 (1H, m), 6.8 - 7.0 (2H, m), 7.55 - 7.65 (1H,
m), 7.75 (1H,bs), 7.83 (1H, d, J=8.5Hz), 8.0 - 8.2
(3H, m), 8.46 (1H, bs).
【0285】実施例43 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペラジン−1−イルメチル)イ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−790)参考例14で得られた
5−(4−t−ブトキシカルボニルピペラジン−1−イ
ルメチル)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニルインドリン715mgを、エタノ
ール10mlに溶解させ、実施例1と同様に塩化水素を用
いて反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、
得られた濃縮物をエタノール8ml及び水4mlの混合溶媒
に溶解させた後、アンモニア水で中和し、更に塩化アン
モニウム220mgを加え、室温で攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical
LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=10/
1]で精製し、無定形の固体506mg(収率83%)を
得た。次いで、得られた固体をジオキサン10mlに溶解
させ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.80mlを加
え、室温で攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
酢酸エチル中で攪拌した後、生じた固体を濾取し、乾燥
させることにより、標記化合物581mg(収率99%)
を無定形の固体として得た。 融点:212−220℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.20 (3H, t,
J=7.5Hz), 3.0 - 3.7(13H, m), 4.00 (1H, dd, J=10.5
Hz及び16.5Hz), 5.83 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.5Hz),
7.35 - 7.55 (3H, m), 7.65 (1H, d, J=8.5Hz), 7.81
(1H, d, J=8.5Hz), 7.99 (1H, bs), 8.10 (1H, d, J=8.
5Hz), 8.14 (1H, d, J=8.5Hz), 8.48 (1H, bs).
【0286】実施例44 5−(3−アミジノベンジルオキシ)−2−(7−アミ
ジノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルイ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−662)参考例4で得られた2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンス
ルホニル−5−ヒドロキシインドリン421mgを、N,
N−ジメチルアセタミド8mlに溶解させ、窒素雰囲気
中、氷冷攪拌下、水素化ナトリウム(55%鉱油分散)
53mgを加え、10分間攪拌した後、3−シアノベンジ
ルブロマイド240mgを加え、室温で1時間攪拌した。
反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を
食塩水で洗浄した後、酢酸エチル層を無水硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/3−3/2)で精製
し、5−(3−シアノベンジルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルイ
ンドリン424mg(収率77%)を無定形の固体として
得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.95 - 3.05(2H, m), 3.10 (1H, dd, J=3.0Hz
及び17.0Hz), 3.88 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 5.
07 (2H, s), 5.65 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.85
- 6.9 (2H, m), 7.45 (1H, d, J=8.5Hz), 7.51 (1H,
t, J=8.0Hz), 7.55 - 7.65 (4H, m), 7.74 (1H, bs),
7.85 - 7.90 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0287】上記で得られた5−(3−シアノベンジル
オキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニルインドリン415mgを、ジクロロ
メタン8ml及びエタノール8mlの混合溶媒に溶解させ、
氷冷下、塩化水素を通じて飽和させた後、密栓して室温
で8時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエ
タノール15mlに溶解させ、塩化アンモニウム148mg
を水5mlに溶解させた水溶液を加えた後、アンモニア水
0.17mlを更に加え、一晩攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[Cosmosil(登録商標)75C18-OPN; Nacalai Tesque、
溶出溶媒:アセトニトリル/水=3/97]で精製し、
無定形の固体334mgを得た。次いで、得られた固体2
04mgをメタノール5ml中に加え、氷冷攪拌下、4規定
塩化水素−ジオキサン溶液0.29mlを加えた。減圧下
溶媒を留去し、得られた残渣を70℃で2日間乾燥さ
せ、標記化合物227mg(収率74%)を無定形の固体
として得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.95 - 3.4 (3H, m), 3.98 (1H, dd, J=10.
0Hz及び16.0Hz), 5.14 (2H, s), 5.79 (1H, dd, J=2.0H
z及び10.0Hz), 6.95 - 7.1 (2H, m), 7.37 (1H, d, J=
8.5Hz), 7.6 - 7.7 (2H, m), 7.75 - 7.9 (3H, m), 7.9
- 8.0 (2H, m), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, bs).
【0288】実施例45 5−(4−アミジノベンジルオキシ)−2−(7−アミ
ジノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルイ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−663)参考例4で得られた2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンス
ルホニル−5−ヒドロキシインドリン400mgを、N,
N−ジメチルアセタミド8mlに溶解させ、窒素雰囲気
中、氷冷攪拌下、水素化ナトリウム(55%鉱油分散)
51mgを加え、5分間攪拌した後、4−シアノベンジル
ブロマイド228mgを加え、室温で1時間攪拌した。反
応終了後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した
後、抽出液を食塩水で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネ
シウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=3/2)で精製し、5−
(4−シアノベンジルオキシ)−2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン
516mg(収率99%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.9 - 3.05(2H, m), 3.09 (1H, dd, J=3.0Hz
及び17.0Hz), 3.88 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 5.
09 (2H, s), 5.64 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.8
- 6.95 (2H, m), 7.45 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65
(4H, m), 7.69 (2H, d, J=8.0Hz), 7.8- 7.95 (3H, m),
8.19 (1H, bs).
【0289】上記で得られた5−(4−シアノベンジル
オキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニルインドリン508mgを、ジクロロ
メタン8ml及びエタノール8mlの混合溶媒に溶解させ、
氷冷下、塩化水素を通じて飽和させた後、密栓して室温
で7時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエ
タノール15mlに溶解させ、塩化アンモニウム182mg
を水5mlに溶解させた水溶液を加えた後、アンモニア水
0.21mlを更に加え、一晩攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[Cosmosil(登録商標)75C18-OPN; Nacalai Tesque、
溶出溶媒:アセトニトリル/水=3/97]で精製し、
無定形の固体400mgを得た。次いで、得られた固体を
メタノール6ml中に加え、氷冷攪拌下、4規定塩化水素
−ジオキサン溶液0.57mlを加えた。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物を70℃で2日間乾燥させ、標記化合物
442mg(収率72%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 3.01 (1H,d, J=17.0Hz), 3.05 - 3.2 (1H,
m), 3.25 - 3.4 (1H, m), 3.97 (1H, dd, J=10.0Hz及び
17.0Hz), 5.20 (2H, s), 5.79 (1H, d, J=10.0Hz), 6.9
6 (1H, d, J=9.0Hz), 7.03 (1H, bs), 7.36 (1H, d, J=
9.0Hz), 7.6 - 7.7 (3H, m), 7.8 - 7.9 (3H, m), 7.96
(1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=
9.0Hz),8.50 (1H, bs).
【0290】実施例46 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)イ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−761)参考例4で得られた2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンス
ルホニル−5−ヒドロキシインドリン1.50gを、テ
トラヒドロフラン60mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷
冷攪拌下、1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキ
シピペリジン1.20g、トリフェニルホスフィン1.
56g及びアゾジカルボン酸ジエチル0.94mlを加
え、室温で4時間攪拌した後、1−t−ブトキシカルボ
ニル−4−ヒドロキシピペリジン0.239g、トリフ
ェニルホスフィン0.312g及びアゾジカルボン酸ジ
エチル0.19mlを加え、室温で更に2時間攪拌した。
反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した後、抽出液を
食塩水で洗浄し、酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ジクロロメタン=1/5)で精製し、5−
(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イルオ
キシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニルインドリン1.72g(収率77
%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 1.65 - 1.80 (2H, m), 1.85 -
2.0 (2H, m), 2.9 - 3.1 (2H, m), 3.08 (1H,dd, J=3.
0Hz及び17.0Hz), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 - 3.75 (2
H, m), 3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.3 - 4.
45 (1H, m), 5.63 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.75
- 6.85 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.6
5 (2H,m), 7.8 - 7.9 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0291】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルイ
ンドリン208mgを、メタノール5ml及びトルエン2ml
に溶解させ、塩酸ヒドロキシルアミン28mg及びカリウ
ムt−ブトキシト゛42mgを加え、70℃で3時間攪拌し
た。塩酸ヒドロキシルアミン28mg及びカリウムt−ブ
トキシト゛42mgを加え、さらに70℃で5時間攪拌し
た。沈澱物を濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、得られ
た濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒:メタノール/ジクロロメタン=2/23)で精製
し、無色固体を得た。次に、得られた固体を酢酸5mlに
溶解させ、無水酢酸0.05ml及び10%パラジウム−
炭素触媒50mgを用いて、実施例22と同様に反応さ
せ、後処理した後、得られた無定形固体をメタノール4
mlに溶解させ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液3mlを
加え、室温で1.5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:
アセトニトリル/水=3/17)で精製し、無定形の固
体148mgを得た。この固体6.0mgに1規定塩酸1ml
を加え、室温で5分間静置させた後、減圧下溶媒を留去
し、標記化合物6.6mg(収率83%)を無定形の固体
として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.75 - 1.9 (2H, m), 2.0 - 2.15 (2H, m),
2.95 - 3.4 (7H, m), 3.96 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.
0Hz), 4.5 - 4.6 (1H, m), 5.78 (1H, dd, J=2.5Hz及び
10.0Hz), 6.92(1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz), 6.99 (1H,
bs), 7.34 (1H, d, J=9.0Hz), 7.64 (1H, dd, J=1.5Hz
及び8.5Hz), 7.83 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.96
(1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.
5Hz), 8.50 (1H, bs).
【0292】実施例47 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−762)実施例46で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)イ
ンドリン142mgを、エタノール6mlに溶解させ、室温
で攪拌下、エチルアセトイミデート塩酸塩81mgを加
え、次いで、トリエチルアミン0.14mlを加えた後、
室温で一夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
HPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:アセトニトリ
ル/水=1/4)で精製し、無定形の固体135mgを得
た。この固体をメタノール4mlに溶解させ、室温で4規
定塩化水素−ジオキサン溶液0.19mlを加え、同温度
で5分間静置した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
を水15mlに溶解させた後、凍結乾燥させ、標記化合物
134mg(収率80%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.65 - 1.85 (2H, m), 1.95 - 2.1 (2H,
m), 2.29 (3H, s), 3.02 (1H, dd, J=2.5Hz及び17.0H
z), 3.05 - 3.2 (1H, m), 3.25 - 3.4 (1H, m), 3.4 -
3.6 (2H, m), 3.65- 3.9 (2H, m), 3.96 (1H, dd, J=1
0.0Hz及び17.0Hz), 4.55 - 4.7 (1H, m), 5.78 (1H, d
d, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.92 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.
0Hz), 6.99 (1H, d, J=2.0Hz), 7.35 (1H, d, J=9.0H
z), 7.64 (1H, d, J=8.5Hz), 7.84 (1H,dd, J=2.0Hz及
び8.5Hz), 7.96 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.
13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50 (1H, bs).
【0293】実施例48 (R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオ
キシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−761)参考例62で得られた
(R)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニル−5−ヒドロキシインドリン356
mgを、テトラヒドロフラン10mlに溶解させ、窒素雰囲
気中、1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピ
ペリジン284mg、トリフェニルホスフィン370mg及
びアゾジカルボン酸ジエチル0.22mlを加え、室温で
2時間攪拌した。1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒ
ドロキシピペリジン57mg、トリフェニルホスフィン7
4mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.044mlを加
え、さらに室温で2時間した。反応液を酢酸エチルで希
釈し、順次、水及び食塩水で洗浄し、酢酸エチル層を無
水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/3)で
精製し、(R)−5−(1−t−ブトキシカルボニルピ
ペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン3
59mg(収率68%)を無定形の固体として得た。 [α]D -33°(c=0.89, CHCl3); NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 1.65 - 1.8 (2H, m), 1.85 -
2.0 (2H, m), 2.95 - 3.1 (2H, m), 3.08 (1H,dd, J=3.
0Hz及び16.0Hz), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.65 - 3.75 (2
H, m), 3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.0Hz), 4.35 -
4.45 (1H, m), 5.63 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.
75 - 6.85 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 -
7.65 (2H, m), 7.8 - 7.9 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0294】上記で得られた(R)−5−(1−t−ブ
トキシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンスル
ホニルインドリン266mgを、ジクロロメタン4ml及び
エタノール6mlの混合溶媒に溶解させ、氷冷下、塩化水
素を通じて飽和させた後、密栓して室温で6.5時間攪
拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエタノール1
0mlに溶解させ、塩化アンモニウム46mgを水3mlに溶
解させた水溶液を加えた後、アンモニア水0.10mlを
更に加え、2.5日間静置した。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をHPLC(TSK gel ODS-80Ts 東ソー、溶
出溶媒:アセトニトリル/水=1/9)で精製し、無定
形の固体169mgを得た。得られた固体31mgをメタノ
ール3ml中に加え、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−ジオ
キサン溶液0.05mlを加えた。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物を、水18mlに溶解させた後、凍結乾燥さ
せ、標記化合物39mg(収率73%)を無定形の固体と
して得た。 [α]D -33°(c=0.37, MeOH); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.7 - 1.9(2H, m), 2.0 - 2.15 (2H, m),
2.9 - 3.5 (7H, m), 3.96 (1H, dd, J=9.5Hz及び16.0H
z), 4.45 - 4.6 (1H, m), 5.78 (1H, dd, J=2.5Hz及び1
0.0Hz), 6.92 (1H, dd, J=2.0Hz及び9.0Hz), 6.98 (1H,
bs), 7.34 (1H, d, J=9.0Hz), 7.64 (1H, dd, J=1.5Hz
及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.96
(1H, bs),8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5
Hz), 8.49 (1H, bs).
【0295】実施例49 (R)−5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−762)実施例48で得られた
(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオ
キシ)インドリン 2塩酸塩133mgを、エタノール4
mlに溶解させ、室温攪拌下、エチルアセトイミデート塩
酸塩76mgを加え、次いで、氷冷攪拌下、トリエチルア
ミン0.13mlを加えた後、室温で一夜攪拌した。エチ
ルアセトイミデート塩酸塩76mg及びトリエチルアミン
0.13mlを加えた後、さらに室温で一夜攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(TSK gel ODS-
80Ts 東ソー、溶出溶媒:アセトニトリル/水=3/1
7)で精製し、無定形の固体を得た。得られた固体をメ
タノール5ml中に加え、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−
ジオキサン溶液0.18mlを加えた。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物を水20mlに溶解させた後、凍結乾燥さ
せ、標記化合物117mg(収率71%)を無定形の固体
として得た。 [α]D -44°(c=0.53, MeOH); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.19 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.6 - 1.85 (2H, m), 1.95 - 2.1 (2H, m),
2.30 (3H, s), 3.01 (1H, dd, J=2.5Hz及び17.0Hz),
3.05 - 3.4 (2H, m), 3.4 - 3.6 (2H, m), 3.65 - 3.95
(2H, m), 3.96(1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.55 -
4.7 (1H, m), 5.79 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.
92 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 6.99 (1H, bs), 7.35
(1H, d, J=8.5Hz), 7.64 (1H, d, J=9.0Hz), 7.84 (1
H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.96(1H, bs), 8.08 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.51 (1H, bs).
【0296】実施例50 (S)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオ
キシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−761)参考例63と同様にし
て得られた(S)−2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒドロキシインド
リン410mgを、テトラヒドロフラン10mlに溶解さ
せ、1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペ
リジン327mg、トリフェニルホスフィン426mg及び
アゾジカルボン酸ジエチル0.26mlを用いて、実施例
1と同様に反応させた。反応が完了しなかったので、1
−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン
65mg、トリフェニルホスフィン85mg及びアゾジカル
ボン酸ジエチル0.05mlを加え、さらに室温で1時間
攪拌した。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧
下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/3)で
精製し、(S)−5−(1−t−ブトキシカルボニルピ
ペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン5
65mg(収率93%)を無定形の固体として得た。 [α]D +35°(c=0.87, CHCl3); NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 1.65 - 1.8 (2H, m), 1.85 -
2.0 (2H, m), 2.95 - 3.1 (2H, m), 3.08 (1H,dd, J=2.
5Hz及び17.0Hz), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 - 3.75 (2
H, m), 3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.35 -
4.45 (1H, m), 5.63 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.
75 - 6.85 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 -
7.65 (2H,m), 7.8 - 7.9 (3H, m), 8.21 (1H, bs).
【0297】上記で得られた(S)−5−(1−t−ブ
トキシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンスル
ホニルインドリン416mgを、ジクロロメタン5ml及び
エタノール7mlの混合溶媒に溶解させ、実施例1と同様
に塩化水素と反応させた。反応終了後、反応液を減圧下
濃縮し、得られた濃縮物をエタノール10mlに溶解さ
せ、塩化アンモニウム71mgを水5mlに溶解させた水溶
液を加えた後、アンモニア水0.15mlを更に加えて一
晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC
(TSK gel ODS-80Ts 東ソー、溶出溶媒:アセトニトリ
ル/水=1/9)で精製し、無定形の固体330mgを得
た。次に、得られた固体102mgをメタノール4ml中に
加え、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−ジオキサン溶液
0.16mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
水20mlに溶解させた後、凍結乾燥させ、標記化合物1
06mg(収率84%)を無定形の固体として得た。 [α]D +34°(c=0.56, MeOH); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.7 - 1.9(2H, m), 1.95 - 2.2 (2H, m),
2.9 - 3.5 (7H, m), 3.96 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0H
z), 4.5 - 4.65 (1H, m), 5.78 (1H, dd, J=2.5Hz及び1
0.0Hz), 6.92(1H, dd, J=2.0Hz及び9.0Hz), 6.98 (1H,
bs), 7.35 (1H, d, J=9.0Hz), 7.64 (1H, d, J=8.5Hz),
7.83 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.96 (1H, bs),
8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50
(1H, bs).
【0298】実施例51 (S)−5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−762)実施例50で得られた
(S)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−(ピペリジン−4−イルオ
キシ)インドリン222mgをエタノール6mlに溶解さ
せ、エチルアセトイミデート塩酸塩126mg及びトリエ
チルアミン0.21mlを実施例4と同様に加えた後、室
温で一夜攪拌した。エチルアセトイミデート塩酸塩63
mgを追加し、12時間攪拌した後、エチルアセトイミデ
ート塩酸塩29mg及びトリエチルアミン0.06mlを加
え、さらに室温で一夜攪拌して反応を完結させた。反応
液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(TSK gel ODS-80
Ts 東ソー、溶出溶媒:アセトニトリル/水=3/2
2)で精製し、無定形の固体を得た。次いで、得られた
固体をメタノール7ml中に加え、氷冷攪拌下、4規定塩
化水素−ジオキサン溶液0.29mlを加えた。反応液を
減圧下濃縮し、濃縮物を水20mlに溶解させた後、凍結
乾燥させ、標記化合物202mg(収率73%)を無定形
の固体として得た。 [α]D +44°(c=0.60, MeOH); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.19 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.6 - 1.85 (2H, m), 1.95 - 2.1 (2H, m),
2.29 (3H, s), 3.01 (1H, dd, J=2.5Hz及び17.0Hz),
3.05 - 3.2 (1H, m), 3.25 - 3.4 (1H, m), 3.4 - 3.6
(2H, m), 3.65 -3.9 (2H, m), 3.96 (1H, dd, J=10.0Hz
及び17.0Hz), 4.55 - 4.7 (1H, m), 5.79 (1H, dd, J=
2.5Hz及び10.0Hz), 6.92 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz),
6.99 (1H, bs), 7.35 (1H, d, J=9.0Hz), 7.64 (1H, d
d, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.84 (1H,dd, J=1.5Hz及び8.5H
z), 7.96 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1
H,d, J=8.5Hz), 8.50 (1H, bs).
【0299】実施例52 [2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−
(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イル
スルホニル]酢酸エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1243)参考例33と同様に
して得られた[2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−5−ヒドロキシインドリン−1−イルスルホニ
ル]酢酸エチル1000mgを、テトラヒドロフラン20
mlに溶解させ、1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒド
ロキシピペリジン692mg、トリフェニルホスフィン9
01mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.54mlを用い
て、実施例1と同様に反応させた。1−t−ブトキシカ
ルボニル−4−ヒドロキシピペリジン461mg、トリフ
ェニルホスフィン601mg及びアゾジカルボン酸ジエチ
ル0.36mlを加え、さらに室温で2時間攪拌した後、
一晩静置して反応を完結させた。反応終了後、反応液を
酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=2/3)で精製し、[5−(1
−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)インド
リン−1−イルスルホニル]酢酸エチル1110mg(収
率78%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.28 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.47 (9H, s), 1.65 - 1.8 (2H, m), 1.85 -
2.0 (2H, m), 3.04 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.0Hz), 3.2
5 - 3.4 (2H, m), 3.65 - 3.75 (2H, m), 3.98 (1H, d,
J=14.0Hz), 4.0 - 4.1 (1H, m), 4.05 (1H, d, J=14.0
Hz), 4.15 - 4.25 (2H, m), 4.35 - 4.45 (1H, m), 5.7
9 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.75 - 6.8 (2H, m),
7.44 (1H, d, J=8.5), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8 -
7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0300】上記で得られた[5−(1−t−ブトキシ
カルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)インドリン−1−イルス
ルホニル]酢酸エチル790mgを、ジクロロメタン10
ml及びエタノール10mlの混合溶媒に溶解させ、実施例
1と同様に塩化水素を用いて反応させた。反応終了後、
反応液を減圧下濃縮し、得られた濃縮物をエタノール1
5mlに溶解させ、塩化アンモニウム123mgを水5mlに
溶解させた水溶液を加えた後、アンモニア水0.26ml
を更に加え、一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃
縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil
(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:
アセトニトリル/水=3/97−1/9]で精製し、無
定形の固体528mgを得た。次に、得られた固体49mg
をエタノール3mlに溶解させ、室温で4規定塩化水素−
酢酸エチル溶液0.068mlを加え、10分間静置し
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を70℃で一晩乾燥
させ、標記化合物53mg(収率73%)を無定形の固体
として得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.12 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.7 - 1.95 (2H, m), 2.0 - 2.2 (2H, m),
2.9 - 3.3 (5H, m), 3.9 - 4.1 (3H, m), 4.37(1H, d,
J=14.0Hz), 4.45 - 4.65 (1H, m), 4.51 (1H, d, J=14.
0Hz), 5.87 (1H, d, J=10.0Hz), 6.94 (1H, d, J=9.0H
z), 7.00 (1H, bs), 7.35 (1H, d, J=9.0Hz), 7.64 (1
H, d, J=8.5Hz), 7.83 (1H, d, J=8.5Hz), 7.94 (1H, b
s), 8.08(1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz),
8.50 (1H, bs).
【0301】実施例53 [5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオ
キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)イ
ンドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチル2塩酸塩
(例示化合物番号:1−1244)実施例52で得ら
れた[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5
−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ルスルホニル]酢酸エチル2塩酸塩460mgを、エタノ
ール12mlに溶解させ、室温攪拌下、エチルアセトイミ
デート塩酸塩233mgを加え、次いで、トリエチルアミ
ン0.39mlを加え、室温で4時間攪拌した後、一晩静
置した。エチルアセトイミデート塩酸塩106mg及びト
リエチルアミン0.24mlを加え、さらに室温で一晩攪
拌して反応を完結させた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮
物をHPLC(TSK gel ODS-80Ts 東ソー、溶出溶媒:
アセトニトリル/水=1/9)で精製し、無定形の固体
325mgを得た。次いで、得られた固体55mgを、エタ
ノール5mlに溶解させ、室温で4規定塩化水素−ジオキ
サン溶液0.071mlを加え、5分間静置した。反応液
を減圧下濃縮し、濃縮物を70℃で一晩乾燥させ、標記
化合物60mg(収率63%)を無定形の固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.12 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.6 - 1.85 (2H, m), 1.95 - 2.1 (2H, m),
2.30 (3H, s), 2.95 - 3.1 (1H, m), 3.4 - 4.1 (7H,
m), 4.38 (1H, d, J=14.0Hz), 4.52 (1H, d, J=14.0H
z), 4.6 - 4.7 (1H, m), 5.88 (1H, d, J=10.0Hz), 6.9
5 (1H, d,J=9.0Hz), 7.02 (1H, bs), 7.35(1H, d, J=9.
0Hz), 7.64 (1H, d, J=8.5Hz), 7.86 (1H, d, J=8.5H
z), 7.94 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.52 (1H, bs).
【0302】実施例54 [2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−
(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イル
スルホニル]酢酸 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−993)実施例52で得られた
[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−
(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イル
スルホニル]酢酸エチル2塩酸塩144mgに1規定塩酸
10mlを加え、7時間加熱還流した。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物をHPLC(TSK gel ODS-80Ts 東ソー、
溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/9)で精製し、無
定形の固体を得た。次いで得られた固体を1規定塩酸3
mlに溶解させ、室温で5分間静置した。溶媒を減圧下留
去し、得られた残渣を水10mlに溶解させた後、凍結乾
燥させ、標記化合物67mg(収率43%)を無定形の固
体として得た。NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm
: 1.75 - 1.9 (2H, m), 2.0 - 2.15 (2H, m), 2.9 -
3.3 (5H, m), 3.9 - 4.05 (1H, m), 4.03 (1H, d, J=1
4.0Hz), 4.33 (1H, d, J=14.0Hz), 4.5 - 4.65 (1H,
m), 5.88 (1H, d, J=9.5Hz), 6.93 (1H, d, J=9.0Hz),
6.98 (1H, bs), 7.34 (1H, d, J=9.0Hz), 7.64 (1H, d,
J=8.5Hz), 7.83 (1H, d, J=8.5Hz), 7.95 (1H, bs),
8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13(1H, d, J=8.5Hz), 8.49
(1H, bs).
【0303】実施例55 [5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオ
キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)イ
ンドリン−1−イルスルホニル]酢酸 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−946)実施例53で得られた
[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオ
キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)イ
ンドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチル261mgに
1規定塩酸10mlを加え、80℃で7時間攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(TSK gel ODS-
80Ts 東ソー、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/
9)で精製し、無定形の固体を得た。次いで、得られた
固体を1規定塩酸10mlに溶解させ、室温で10分間静
置した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を70℃で
一晩乾燥させ、標記化合物228mg(収率81%)を無
定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6 - 1.9 (2
H, m), 1.9 - 2.15 (2H, m), 2.30 (3H, s), 3.00 (1H,
d, J=16.0Hz), 3.35 - 4.2 (5H, m), 4.12 (1H, d, J=
14.0Hz), 4.42 (1H, d, J=14.0Hz), 4.55 - 4.7 (1H,
m), 5.85 (1H, d, J=8.5Hz), 6.95 (1H, d, J=8.5Hz),
7.00 (1H, bs), 7.36 (1H, d, J=8.5Hz),7.64 (1H, d,
J=8.5Hz), 7.85 (1H, d, J=8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.
08 (1H,d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.52 (1
H, bs).
【0304】実施例56 [(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)
−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1
−イルスルホニル]酢酸エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1243)[(R)−2−(7
−シアノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキシイン
ドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチル1370mg
を、テトラヒドロフラン35mlに溶解させ、1−t−ブ
トキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン948m
g、トリフェニルホスフィン1230mg及びアゾジカル
ボン酸ジエチル0.74mlを用いて、実施例1と同様の
条件下で1.5時間反応させた。1−t−ブトキシカル
ボニル−4−ヒドロキシピペリジン631mg、トリフェ
ニルホスフィン823mg及びアゾジカルボン酸ジエチル
0.49mlを加え、さらに室温で1時間攪拌し、反応を
完結させた。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減
圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ジクロロメタン=1/
4)で精製し、[(R)−5−(1−t−ブトキシカル
ボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シア
ノナフタレン−2−イル)インドリン−1−イルスルホ
ニル]酢酸エチル815mg(収率42%)を無定形の固
体として得た。 [α]D -43° (c=1.02, CHCl3); NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.28 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.47 (9H, s), 1.65 - 1.8 (2H, m), 1.85 -
2.0 (2H, m), 3.04 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.0Hz), 3.2
5 - 3.4 (2H, m), 3.65 - 3.75 (2H, m), 3.99 (1H, d,
J=14.0Hz), 4.0 - 4.1 (1H, m), 4.05 (1H, d, J=14.0
Hz), 4.15 - 4.25 (2H, m), 4.35 - 4.45 (1H, m), 5.7
9 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.75 - 6.9 (2H, m),
7.45 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8 -
7.9 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0305】上記で得られた[(R)−5−(1−t−
ブトキシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン−1
−イルスルホニル]酢酸エチル795mgを、エタノール
15ml及びトルエン5mlに溶解させ、塩酸ヒドロキシル
アミン98mg及びカリウムt−ブトキシド144mgを加
え、70℃で2時間攪拌した。塩酸ヒドロキシルアミン
98mg及びカリウムt−ブトキシド144mgを加え、さ
らに70℃で2時間攪拌し、反応を完結させた。沈澱物
を濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:メタノール/
ジクロロメタン=1/19)で精製し、無色固体を得
た。次に、得られた固体を酢酸10mlに溶解させ、無水
酢酸0.13ml及び10%パラジウム−炭素触媒120
mgを用いて、実施例22と同様に反応させ、後処理を行
い、無定形の固体を得た。次いで得られた固体をエタノ
ール6mlに溶解させ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液
4mlを加え、室温で3.5時間攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出
溶媒:アセトニトリル/水=3/17)で精製し、無定
形の固体370mgを得た。得られた固体83mgをエタノ
ール5mlに溶解させ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液
0.12mlを加え、室温で5分間静置した。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣を水20mlに溶解させた後、凍
結乾燥させ、標記化合物90mg(収率54%)を無定形
の固体として得た。 [α]D -31° (c=0.32, MeOH); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.12 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.75 - 1.9 (2H, m), 2.05 - 2.15 (2H,
m), 2.95 - 3.1 (3H, m), 3.15 - 3.25 (2H, m),3.9 -
4.1 (3H, m), 4.37 (1H, d, J=14.0Hz), 4.5 - 4.6 (1
H, m), 4.51 (1H,d, J=14.0Hz), 5.87 (1H, dd, J=2.5H
z及び10.0Hz), 6.94 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz), 7.0
0 (1H, bs), 7.35 (1H, d, J=9.0Hz), 7.63 (1H, dd, J
=1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5Hz),
7.94 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, bs).
【0306】実施例57 [(R)−5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4
−イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)インドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチル
2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1244)実施例
56で得られた[(R)−2−(7−アミジノナフタレ
ン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)
インドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチル267mg
を、エタノール9mlに溶解させ、室温攪拌下、エチルア
セトイミデート塩酸塩135mg及びトリエチルアミン
0.23mlを加え、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧
下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出
溶媒:アセトニトリル/水=1/4)で精製し、無定形
の固体243mgを得た。得られた固体39mgをエタノー
ル3mlに溶解させ、室温で4規定塩化水素−ジオキサン
溶液0.05mlを加え、5分間静置した。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣を水9mlに溶解させた後、凍結乾
燥させ、標記化合物40mg(収率77%)を無定形の固
体として得た。 [α]D -47° (c=0.35, MeOH); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.12 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.65 - 1.85 (2H, m), 1.95 - 2.1 (2H,
m), 2.29 (3H, s), 3.02 (1H, dd, J=2.5Hz及び17.0H
z), 3.45 - 3.6 (2H, m), 3.65 - 3.85 (2H, m), 3.9 -
4.1 (3H, m), 4.37(1H, d, J=14.0Hz), 4.51 (1H, d,
J=14.0Hz), 4.55 - 4.7 (1H, m), 5.87 (1H, dd, J=2.5
Hz及び10.0Hz), 6.94 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz), 7.
00 (1H, bs), 7.35 (1H, d, J=9.0Hz), 7.63 (1H, dd,
J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.83 (1H, dd,J=2.0Hz及び8.5Hz),
7.94 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.45 (1H, bs).
【0307】実施例58 [(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)
−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1
−イルスルホニル]酢酸 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−993)実施例56で得られた
[(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)
−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1
−イルスルホニル]酢酸エチル 2塩酸塩69mgに4規
定塩酸4mlを加え、80℃で2時間攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(TSK gel ODS-80Ts
東ソー、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/4)で精
製し、無定形の固体を得た。次いで、得られた固体を1
規定塩酸5mlに溶解させ、室温で5分間静置した。減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣を水20mlに溶解させた
後、凍結乾燥させ、標記化合物61mg(収率93%)を
無定形の固体として得た。 [α]D -43° (c=0.40, MeOH); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.75 - 1.9
(2H, m), 2.0 - 2.15 (2H, m), 2.95 - 3.1 (2H, m),
2.97 (1H, dd, J=2.0Hz及び17.0Hz), 3.15 - 3.3(2H,
m), 3.9 - 4.1 (1H, m), 4.03 (1H, d, J=14.0Hz), 4.3
2 (1H, d, J=14.0Hz), 4.5 - 4.6 (1H, m), 5.87 (1H,
dd, J=2.0Hz及び10.0Hz), 6.93 (1H, dd,J=2.5Hz及び9.
0Hz), 6.98 (1H, bs), 7.34 (1H, d, J=9.0Hz), 7.63
(1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5Hz
及び8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz),
8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.48 (1H, bs).
【0308】実施例59 [(R)−5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4
−イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)インドリン−1−イルスルホニル]酢酸2塩酸塩
(例示化合物番号:1−946)実施例57で得ら
れた[(R)−5−(1−アセトイミドイルピペリジン
−4−イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−
2−イル)インドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチ
ル209mgに4規定塩酸12mlを加え、80℃で1.5
時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPL
C(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:アセトニトリル/水
=3/17)で精製し、無定形の固体を得た。得られた
固体を1規定塩酸5mlに溶解させ、室温で5分間静置し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を水20mlに溶
解させた後、凍結乾燥させ、標記化合物178mg(収率
79%)を無定形の固体として得た。 [α]D -52° (c=0.37, MeOH); NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.65 - 1.85
(2H, m), 1.95 - 2.15(2H, m), 2.29 (3H, s), 2.98 (1
H, d, J=17.0Hz), 3.4 - 3.6 (2H, m), 3.65- 3.85 (2
H, m), 3.97 (1H, dd, J=6.0Hz及び10.0Hz), 4.05 (1H,
d, J=14.0Hz), 4.35 (1H, d, J=14.0Hz), 4.55 - 4.65
(1H, m), 5.87 (1H, d, J=10.0Hz), 6.94 (1H, d, J=
9.0Hz), 6.98 (1H, bs), 7.35 (1H, d, J=9.0Hz), 7.64
(1H, d,J=9.0Hz), 7.82 (1H, dd, J=8.5Hz), 7.95 (1
H, bs), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz),8.13 (1H, d, J=8.5H
z), 8.49 (1H, bs).
【0309】実施例60 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペラジン−1−イル)インドリ
ン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−788)参考例39で得られた
5−(4−t−ブトキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−
エタンスルホニルインドリン1120mgを、ジクロロメ
タン25ml及びエタノール10mlの混合溶媒に溶解さ
せ、氷冷下、塩化水素を通じて飽和させた後、密栓し
て、室温で10.5時間攪拌した後、一晩静置した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエタノール30mlに溶解
させ、塩化アンモニウム198mgを水10mlに溶解させ
た水溶液を加えた後、アンモニア水0.42mlを更に加
え、一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をH
PLC(TSK gel ODS-80Ts 東ソー、溶出溶媒:アセト
ニトリル/水=1/9)で精製し、無定形の固体808
mgを得た。次いで、得られた固体300mgをメタノール
12ml中に加え、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−ジオキ
サン溶液0.49mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、
濃縮物を水35mlに溶解させた後、凍結乾燥させ、標記
化合物313mg(収率77%)を無定形の固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 3.00 (1H,dd, J=2.5Hz及び17.0Hz), 3.05 -
3.45 (10H, m), 3.95 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz),
5.77 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.94 (1H, dd, J
=2.5Hz及び9.0Hz), 6.99 (1H, bs), 7.33 (1H, d, J=9.
0Hz), 7.64 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.84 (1H, d
d, J=2.0Hz及び8.5Hz), 7.94 (1H, bs), 8.07 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.12 (1H, d, J=8.5Hz), 8.50 (1H, bs).
【0310】実施例61 5−(4−アセトイミドイルピペラジン−1−イル)−
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−789)実施例60で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−(ピペラジン−1−イル)インドリ
ン254mg及びエチルアセトイミデート塩酸塩149mg
を、エタノール6mlに溶解させ、水酸化ナトリウム48
mgを水1mlに溶解させた水溶液を加えた後、室温で二日
間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC
(TSK gel ODS-80Ts 東ソー、溶出溶媒:アセトニトリ
ル/水=1/9)で精製し、無定形の固体246mgを得
た。次に、得られた固体をメタノール5mlに加え、氷冷
攪拌下、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.35mlを
加えた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を水30mlに溶
解させた後、凍結乾燥させ、標記化合物234mg(収率
79%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.33 (3H,s), 3.00 (1H, dd, J=2.5Hz及び1
7.0Hz), 3.05 - 3.15 (1H, m), 3.2 - 3.4 (5H, m), 3.
6 - 3.85 (4H, m), 3.95 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0H
z), 5.77 (1H,dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.94 (1H, d,
J=9.0Hz), 6.99 (1H, bs), 7.33 (1H,d, J=9.0Hz), 7.6
4 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.84 (1H, dd, J=2.0H
z及び8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz),
8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.51(1H, bs).
【0311】実施例62 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−(ア
ゼチジン−3−イルオキシ)−1−エタンスルホニルイ
ンドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−674)参考例45で得られた
5−(1−t−ブトキシカルボニルアゼチジン−3−イ
ルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニルインドリン390mgを、ジクロ
ロメタン5ml及びエタノール5mlの混合溶媒に溶解さ
せ、氷冷下、塩化水素を通じて飽和させた後、密栓して
室温で6.5時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃
縮物をエタノール12mlに溶解させ、塩化アンモニウム
70mgを水4mlに溶解させた水溶液を加えた後、アンモ
ニア水0.15mlを更に加え、一晩攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(TSK gel ODS-80Ts
東ソー、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/9)で精
製し、無定形の固体30mgを得た。次いで、得られた固
体をメタノール3mlに溶解させ、4規定塩化水素−ジオ
キサン溶液0.05mlを加えた。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物を水15mlに溶解させた後、凍結乾燥させ、
標記化合物32mg(収率8.9%)を無定形の固体とし
て得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 3.01 (1H,dd, J=2.5Hz及び17.0Hz), 3.05 -
3.2 (1H, m), 3.25 - 3.4 (1H, m), 3.85 -4.05 (3H,
m), 4.3 - 4.45 (2H, m), 4.95 - 5.05 (1H, m), 5.79
(1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.79 (1H, dd, J=2.5Hz
及び8.5Hz), 6.85 (1H, d, J=2.0Hz),7.36 (1H, d, J=
8.5Hz), 7.63 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H,
dd, J=2.0Hz及び8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.07 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, bs).
【0312】実施例63 5−(1−アセトイミドイルアゼチジン−3−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−675)参考例45で得られた
5−(1−t−ブトキシカルボニルアゼチジン−3−イ
ルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニルインドリン390mgを、ジオキ
サン4mlに溶解させ、室温で4規定塩化水素−ジオキサ
ン溶液4mlを加えた後、同温度で3.5時間攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、濃縮物及びエチルアセトイミデ
ート塩酸塩198mgを、エタノール5ml及びジクロロメ
タン5mlに溶解させ、トリエチルアミン0.34mlを加
え、一晩攪拌した。エチルアセトイミデート塩酸塩99
mg及びトリエチルアミン0.17mlを加えた後、更に室
温で4時間攪拌し、反応を完結させた。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶
媒:アセトニトリル/水=1/1)で精製し、5−(1
−アセトイミドイルアゼチジン−3−イルオキシ)−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンス
ルホニルインドリン294mg(収率85%)を得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.08及び2.09 (合計3H, 各s), 3.01 (1H, d
d, J=3.0Hz及び17.0Hz), 3.05 - 3.2 (1H, m),3.2 - 3.
4 (1H, m), 3.96 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.05
- 4.15 (1H,m), 4.25 - 4.4 (1H, m), 4.55 - 4.65 (1
H, m), 4.7 - 4.8 (1H, m), 5.05 - 5.15 (1H, m), 5.7
7 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.81 (1H, dd, J=2.5
Hz及び9.0Hz), 6.87 (1H, bs), 7.37 (1H, d, J=9.0H
z), 7.62 (1H, d, J=8.5Hz), 7.78 (1H, dd, J=1.5Hz及
び8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.06 (1H, d, J=8.5Hz), 8.
09(1H, d, J=8.5Hz), 8.60 (1H, bs).
【0313】上記で得られた5−(1−アセトイミドイ
ルアゼチジン−3−イルオキシ)−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリ
ン280mgを、ジクロロメタン8ml及びエタノール5ml
の混合溶媒に溶解させ、氷冷下、塩化水素を通じて飽和
させた後、密栓して室温で8.5時間攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、濃縮物をエタノール9mlに溶解させ、
塩化アンモニウム57mgを水3mlに溶解させた水溶液を
加えた後、アンモニア水0.12mlを加え、一晩攪拌し
た後、更に8時間攪拌し、4℃で一晩静置した。反応液
を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS YM
C、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/4)で精製
し、無定形の固体94mgを得た。次いで、得られた固体
をメタノール5ml中に加え、氷冷攪拌下、4規定塩化水
素−ジオキサン溶液0.14mlを加えた。反応液を減圧
下濃縮し、濃縮物を水18mlに溶解させた後、凍結乾燥
させ、標記化合物90mg(収率28%)を無定形の固体
として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.08及び2.09 (合計3H, 各s), 3.02 (1H,
d, J=17.0Hz), 3.05 - 3.2 (1H, m), 3.25 - 3.4 (1H,
m), 3.97 (1H, dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 4.05 - 4.15
(1H, m), 4.25- 4.35 (1H, m), 4.55 - 4.65 (1H, m),
4.7 - 4.8 (1H, m), 5.05 - 5.15 (1H,m), 5.80 (1H,
dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.81 (1H, dd, J=2.5Hz及び
9.0Hz),6.87 (1H, bs), 7.38 (1H, d, J=9.0Hz), 7.63
(1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.84 (1H, dd, J=2.0Hz
及び8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz),
8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.51 (1H, bs).
【0314】実施例64 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−7−メチル−5−(ピペリジン−4−イ
ルオキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−745)参考例51で得られた
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−ヒドロキシ−7−メチルインドリン7
30mgを、テトラヒドロフラン20mlに溶解させ、窒素
雰囲気中、氷冷下、1−t−ブトキシカルボニル−4−
ヒドロキシピペリジン561mg、トリフェニルホスフィ
ン732mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.44mlを
加え、室温で3時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウ
ム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食
塩水で洗浄した後、酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウ
ムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:酢酸エチル/ジクロロメタン=3/17)で精製
し、5−(1−t-ブトキシカルボニルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニル−7−メチルインドリン8
98mg(収率84%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.39 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.46 (9H, s), 1.65 - 1.8 (2H, m), 1.8 -
1.95 (2H, m), 2.53 (3H, s), 2.94 (1H, d, J=16.0H
z), 3.05 - 3.25 (2H, m), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 -
3.75 (2H, m), 3.96 (1H, dd, J=8.5Hz及び16.0Hz),
4.3 - 4.45 (1H, m), 5.76 (1H, d, J=8.0Hz), 6.61 (1
H, bs), 6.65 (1H, bs), 7.49 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.
5Hz), 7.57 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.73 (1H, b
s), 7.83 (1H, d, J=8.5Hz), 7.86 (1H, d, J=8.5Hz),
8.14 (1H, bs).
【0315】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
7−メチルインドリン886mgを、メタノール16ml及
びトルエン5mlに溶解させ、塩酸ヒドロキシルアミン1
18mg及びt−ブトキシカリウム173mgを加え、70
℃で2.5時間攪拌した。塩酸ヒドロキシルアミン11
8mg及びカリウムt−ブトキシド173mgを加え、さら
に70℃で5.5時間攪拌し、反応を完結させた。沈澱
物を濾去し、濾液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:メタノール
/ジクロロメタン=1/9)で精製し、無色固体を得
た。次いで、得られた固体を酢酸12mlに溶解させ、無
水酢酸0.20ml及び10%パラジウム−炭素触媒18
0mgを用いて、実施例22と同様に反応させ、後処理を
行った。次に、得られた無定形固体をメタノール6mlに
溶解させ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液4mlを加
え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃
縮物をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:アセト
ニトリル/水=3/17)で精製し、無定形の固体57
4mgを得た。得られた固体200mgをメタノール7mlに
溶解させ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.30ml
を加え、室温で5分間静置した。反応液を減圧下留去
し、標記化合物197mg(収率66%)を無定形の固体
として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.23 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.7 - 1.85 (2H, m), 1.95 - 2.1 (2H, m),
2.47 (3H, s), 2.9 - 3.25 (6H, m), 3.35 -3.55 (1H,
m), 3.95 (1H, dd, J=8.0Hz及び17.0Hz), 4.5 - 4.6
(1H, m), 5.85(1H, d, J=8.0Hz), 6.75 (1H, d, J=2.0H
z), 6.82 (1H, d, J=2.0Hz), 7.65 (1H, dd, J=1.5Hz及
び8.5Hz), 7.81 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5Hz), 7.91 (1
H, bs),8.05 (1H, d, J=8.5Hz), 8.10 (1H, d, J=8.5H
z), 8.46 (1H, bs).
【0316】実施例65 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニル−7−メチルインドリン2塩酸塩
(例示化合物番号:1−771)実施例64で得られ
た2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エ
タンスルホニル−7−メチル−5−(ピペリジン−4−
イルオキシ)インドリン380mg及びエチルアセトイミ
デート塩酸塩210mgを、メタノール12mlに溶解さ
せ、室温攪拌下、トリエチルアミン0.35mlを加え、
同温度で一夜攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物
をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:アセトニト
リル/水=1/4)で精製し、無定形の固体335mgを
得た。次いで、得られた固体をメタノール6mlに溶解さ
せ、室温で4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.46ml
を加え、5分間静置した。溶媒を減圧下留去し、得られ
た残渣を水25mlに溶解させた後、凍結乾燥させ、標記
化合物325mg(収率71%)を無定形の固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.23 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.60 - 1.8 (2H, m), 1.9 - 2.1 (2H, m),
2.28 (3H, s), 2.48 (3H, s), 2.97 (1H, d, J=17.0H
z), 3.05 - 3.25 (1H, m), 3.4 - 3.6 (3H, m), 3.6 -
3.9 (2H, m), 3.95 (1H, dd, J=8.5Hz及び17.0Hz), 4.5
5 - 4.7 (1H, m), 5.85 (1H, d, J=8.0Hz), 6.75 (1H,
bs), 6.82 (1H, bs), 7.65 (1H, d, J=8.5Hz), 7.82 (1
H, d, J=8.5Hz), 7.91 (1H, bs), 8.05 (1H, d, J=8.5H
z), 8.10 (1H, d, J=8.5Hz), 8.47(1H, bs).
【0317】実施例66 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−6−(ピペリジン−4−イルオキシ)−
1,2,3,4−テトラヒドロキノリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:2−181)参考例58で得られた
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−6−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロキノリン638mgを、テトラヒドロフラン18ml
に溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、1−t−ブト
キシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン491mg、
トリフェニルホスフィン640mg及びアゾジカルボン酸
ジエチル0.38mlを加え、室温で7時間攪拌した。反
応液に20%塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出した後、抽出液を飽和食塩水で洗浄し、酢酸エ
チル層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減
圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=
2/3)で精製し、6−(1−t−ブトキシカルボニル
ピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−1,2,
3,4−テトラヒドロキノリン773mg(収率83%)
を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 1.65 - 1.8 (2H, m), 1.85 -
2.0 (2H, m), 2.05 - 2.2 (1H, m), 2.5 - 2.8(3H, m),
2.95 - 3.15 (2H, m), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 - 3.
8 (2H, m), 4.35 - 4.5 (1H, m), 5.62 (1H, t, J=6.5H
z), 6.67 (1H, d, J=3.0Hz), 6.83 (1H, dd, J=3.0Hz及
び9.0Hz), 7.5 - 7.6 (2H, m), 7.73 (1H, d, J=9.0H
z), 7.78(1H, bs), 7.82 (1H, d, J=8.5Hz), 7.86 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.15 (1H, bs).
【0318】上記で得られた6−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
1,2,3,4−テトラヒドロキノリン520mgを、エ
タノール8ml及び水12mlに溶解させ、塩酸ヒドロキシ
ルアミン207mg及び炭酸ナトリウム144mgを加え、
1時間加熱還流させた。結晶が析出したので、ジクロロ
メタン3mlを加え均一溶液にした後、さらに3時間加熱
還流させた。再びエタノール5ml及びジクロロメタン5
ml加え均一溶液にした後、さらに2時間加熱還流させ
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に水を加えた後、攪
拌し、沈澱物を濾取した後、乾燥させ、無色固体445
mgを得た。次いで、得られた固体を酢酸10mlに溶解さ
せ、無水酢酸0.13ml及び10%パラジウム−炭素触
媒100mgを用いて、実施例22と同様に、室温で5時
間反応させた後、後処理を行った。次に、得られた無定
形固体をメタノール4mlに溶解させ、4規定塩化水素−
酢酸エチル溶液4mlを加え、室温で2時間攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS
YMC、溶出溶媒:アセトニトリル/水=3/7)で精製
し、無定形の固体318mgを得た。得られた固体60mg
をメタノール4mlに溶解させ、4規定塩化水素−ジオキ
サン溶液0.09mlを加え、室温で5分間静置した。溶
媒を減圧下留去し、得られた残渣を水12mlに溶解させ
た後、凍結乾燥させ、標記化合物60mg(収率62%)
を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.16 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.75 - 2.0 (3H, m), 2.0 - 2.2 (2H, m),
2.5 - 2.7 (2H, m), 2.7 - 2.85 (1H, m), 2.95 - 3.15
(3H, m), 3.15 - 3.25 (2H, m), 3.25 - 3.45 (1H,
m), 4.55 - 4.65(1H, m), 5.61 (1H, t, J=7.0Hz), 6.8
6 (1H, d, J=3.0Hz), 6.93 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0H
z), 7.6 - 7.7 (2H, m), 7.80 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.
5Hz), 7.93(1H, bs), 8.03 (1H, d, J=8.5Hz), 8.10 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.44 (1H, bs).
【0319】実施例67 6−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロキ
ノリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:2−135)
実施例66で得られた2−(7−アミジノナフタレン−
2−イル)−1−エタンスルホニル−6−(ピペリジン
−4−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロキ
ノリン251mgを、エタノール8mlに溶解させ、室温攪
拌下、エチルアセトイミデート塩酸塩139mg及びトリ
エチルアミン0.23mlを加え、室温で一夜攪拌した。
エチルアセトイミデート塩酸塩69mg及びトリエチルア
ミン0.08mlを加え、さらに室温で一夜攪拌した後、
エチルアセトイミデート塩酸塩69mg及びトリエチルア
ミン0.08mlを加え、さらに室温で5時間攪拌し、反
応を完結させた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHP
LC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:アセトニトリル/
水=1/3)で精製し、無定形の固体254mgを得た。
次いで、得られた固体201mgを、メタノール7mlに溶
解させ、室温で、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.
28mlを加え、5分間静置した。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣を水25mlに溶解させた後、凍結乾燥さ
せ、標記化合物214mg(収率87%)を無定形の固体
として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.17 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.6 - 1.85 (2H, m), 1.85 - 2.15 (3H,
m), 2.30 (3H, s), 2.5 - 2.7 (2H, m), 2.7 - 2.85 (1
H, m), 3.00 - 3.15 (1H, m), 3.25 - 3.45 (1H, m),
3.45 - 3.65 (2H,m), 3.65 - 3.9 (2H, m), 4.6 - 4.75
(1H, m), 5.61 (1H, t, J=7.0Hz), 6.86(1H, d, J=3.0
Hz), 6.93 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.6 - 7.7 (2
H, m), 7.81 (1H, d, J=8.5Hz), 7.93 (1H, bs), 8.03
(1H, d, J=8.5Hz), 8.10 (1H, d,J=8.5Hz), 8.45 (1H,
bs).
【0320】実施例68 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−6−(ピペリジン−4−イルメトキシ)
−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:2−182)参考例58で得られ
た2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−6−ヒドロキシ−1,2,3,4−テト
ラヒドロキノリン629mgを、N,N−ジメチルアセタ
ミド20mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、水
素化ナトリウム(55%鉱油分散)77mgを加え、5分
間攪拌した後、1−t−ブトキシカルボニル−4−p−
トルエンスルホニルオキシメチルピペリジン711mgを
加え、室温で4時間攪拌した。反応液に水を加えた後、
酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した後、酢
酸エチル層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキ
サン=1/1)で精製し、6−(1−t−ブトキシカル
ボニルピペリジン−4−イルメトキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
1,2,3,4−テトラヒドロキノリン621mg(収率
66%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.20 - 1.35 (2
H, m), 1.32 (3H, t,J=7.5Hz), 1.46 (9H, s), 1.75 -
1.85 (2H, m), 1.85 - 2.00 (1H, m), 2.05 -2.2 (1H,
m), 2.55 - 2.85 (5H, m), 2.95 - 3.15 (2H, m), 3.77
(2H, d, J=6.5Hz), 4.0 - 4.3 (2H, m), 5.62 (1H, t,
J=6.5Hz), 6.64 (1H, d, J=3.0Hz),6.81 (1H, dd, J=
3.0Hz及び9.0Hz), 7.56 (2H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.73 (1H, d, J=9.0Hz), 7.78 (1H, bs), 7.82 (1H, d,
J=8.5Hz), 7.86 (1H, d, J=8.5Hz), 8.15 (1H, bs).
【0321】上記で得られた6−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルメトキシ)−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル
−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン820mgを、
メタノール5ml及びトルエン20mlに溶解させ、塩酸ヒ
ドロキシルアミン159mg及びカリウムt−ブトキシド
234mgを加え、加熱還流させた。塩酸ヒドロキシルア
ミン106mg及びt−ブトキシカリウム156mgを加
え、さらに2時間加熱還流させ、室温で反応液を一晩放
置した後、塩酸ヒドロキシルアミン106mg及びt−ブ
トキシカリウム156mgを追加し、さらに3時間加熱還
流させ、反応を完結させた。沈澱物を濾去した後、濾液
を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒:メタノール/ジクロロメタン=1
/19)で精製し、無色固体を得た。次いで、得られた
固体を酢酸10mlに溶解させ、無水酢酸0.15ml及び
10%パラジウム−炭素触媒130mgを用いて、実施例
22と同様に反応させ、後処理することにより、無定形
固体を得た。得られた無定形固体をメタノール6mlに溶
解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液4mlを加え、
室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物
をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:アセトニト
リル/水=3/17)で精製し、無定形の固体426mg
を得た。次いで、得られた固体150mgをエタノール8
mlに溶解させ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.2
2mlを加え、室温で5分間静置した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣を水20mlに溶解させた後、凍結乾燥
させ、標記化合物154mg(収率73%)を無定形の固
体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.16 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.40 - 1.6 (2H, m), 1.8 - 2.1 (4H, m),
2.5 - 2.7 (2H, m), 2.7 - 2.95 (3H, m), 3.0- 3.15
(1H, m), 3.15 - 3.45 (3H, m), 3.82 (2H, d, J=6.0H
z), 5.61 (1H, t, J=6.5Hz), 6.79 (1H, d, J=3.0Hz),
6.87 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.6- 7.7 (2H, m),
7.75 - 7.85 (1H, m), 7.93 (1H, bs), 8.03 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.10 (1H, d, J=8.5Hz), 8.44 (1H, bs).
【0322】実施例69 6−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルメト
キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロ
キノリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:2−18
3)実施例68で得られた2−(7−アミジノナフタレ
ン−2−イル)−1−エタンスルホニル−6−(ピペリ
ジン−4−イルメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒ
ドロキノリン266mgを、エタノール8mlに溶解させ、
室温攪拌下、エチルアセトイミデート塩酸塩143mg及
びトリエチルアミン0.24mlを加え、室温で8時間攪
拌した。エチルアセトイミデート塩酸塩143mg及びト
リエチルアミン0.16mlを加え、室温で一夜攪拌した
後、エチルアセトイミデート塩酸塩69mg及びトリエチ
ルアミン0.08mlを加え、さらに室温で一夜攪拌し
て、反応を完結させた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物
をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:アセトニト
リル/水=1/4)で精製し、無定形の固体242mgを
得た。次いで、得られた固体をメタノール8mlに溶解さ
せ、室温で4規定塩化水素−ジオキサン溶液0.32ml
を加え、5分間静置させた。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣を水20mlに溶解させた後、凍結乾燥させ、標
記化合物237mg(収率76%)を無定形の固体として
得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.16 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.25 - 1.45 (2H, m), 1.8 - 2.0 (3H, m),
2.05 - 2.2 (1H, m), 2.29 (3H, s), 2.5 - 2.7 (2H,
m), 2.7 - 2.85 (1H, m), 3.0 - 3.45 (4H, m), 3.83
(2H, d, J=6.0Hz), 3.85 - 4.0 (1H, m), 4.1 - 4.25
(1H, m), 5.61 (1H, t, J=6.5Hz), 6.79 (1H, d, J=3.0
Hz), 6.87 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.63 (1H, d,
J=9.0Hz),7.64 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.81 (1
H, dd, J=2.0Hz及び8.5Hz), 7.93(1H, bs), 8.03 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.10 (1H, d, J=8.5Hz), 8.44 (1H, bs).
【0323】実施例70 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−6−(ピロリジン−3−イルオキシ)−
1,2,3,4−テトラヒドロキノリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:2−152)参考例58で得られた
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−6−ヒドロキシ−1、2,3、4−テトラ
ヒドロキノリン589mgを、ジクロロメタン15mlに溶
解させ、窒素雰囲気中、1−t−ブトキシカルボニル−
3−ヒドロキシピロリジン562mg、トリフェニルホス
フィン787mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.4
7mlを加え、室温で8時間攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:酢酸エチル/ジクロロメタン=1/3)で
精製した後、再度シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製
し、6−(1−t−ブトキシカルボニルピロリジン−3
−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニル−1,2,3、4−テトラ
ヒドロキノリン934mg(収率83%)を無定形の固体
として得た。 NMRスペクトル(500MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 2.0 - 2.25 (2H, m), 2.5 -
2.8 (3H, m), 2.95 - 3.2 (2H, m), 3.4 - 3.7(4H, m),
4.8 - 4.9 (1H, m), 5.62 (1H, t, J=6.0Hz), 6.55 -
6.7 (1H, m), 6.79 (1H, dd, J=3.0Hz及び8.5Hz), 7.5
- 7.6 (2H, m), 7.75 (1H, d, J=8.5Hz), 7.78 (1H, b
s), 7.83 (1H, d, J=7.5Hz), 7.86 (1H, d, J=9.0Hz),
8.15 (1H,bs).
【0324】上記で得られた6−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピロリジン−3−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
1,2,3、4−テトラヒドロキノリン934mgを、メ
タノール22mlに溶解させ、塩酸ヒドロキシルアミン1
15mg及びカリウムt−ブトキシド186mgを加え、6
0℃で6時間攪拌した(反応開始から2時間後及び4時
間後に、塩酸ヒドロキシルアミン115mg及びカリウム
t−ブトキシド186mgをそれぞれ追加した)。反応液
を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=1
5/1)で精製し、無定形の固体1070mg(定量的)
を得た。次いで、得られた固体を酢酸10mlに溶解さ
せ、無水酢酸0.22mlを加え、5分間撹拌した後、1
0%パラジウム−炭素触媒60mgを加え、水素雰囲気
下、室温で5時間激しく撹拌した。反応液をろ過した
後、濾液を濃縮し、黄色無定形の個体を得た。次いで、
得られた固体をメタノール20mlに溶解させ、4N塩化
水素−ジオキサン溶液10mlを加え、3時間撹拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を分取HPLC(YM
C-PACKODS、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/4)
で精製し、標記化合物455mg(収率46%)を無定形
の固体として得た。 NMRスペクトル(500MHz, DMSO-d6)δppm : 1.17 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.9 - 2.0(1H, m), 2.05 - 2.25 (2H, m),
2.55 - 2.7 (2H, m), 2.75 - 2.85 (1H, m),3.0 - 3.15
(1H, m), 3.15 - 3.55 (5H, m), 5.0 - 5.15 (1H, m),
5.62 (1H, t, J=7.0Hz), 6.83 (1H, d, J=3.0Hz), 6.9
1 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.6- 7.7 (2H, m), 7.
75 - 7.85 (1H, m), 7.93 (1H, bs), 8.03 (1H, d, J=
8.5Hz), 8.11 (1H, d, J=9.0Hz), 8.44 (1H, bs).
【0325】実施例71 6−(1−アセトイミドイルピロリジン−3−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロ−
キノリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:2−153)実施例70で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−6−(ピロリジン−3−イルオキシ)−
1,2,3,4−テトラヒドロキノリン 2塩酸塩36
0mgをエタノール20mlに溶解させ、室温攪拌下、エチ
ルアセトイミデート塩酸塩309mg及びトリエチルアミ
ン0.42mlを加え、室温で3日間攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー[Cosmosil(登録商標)75C18-OPN; Nacalai Tes
que、溶出溶媒:アセトニトリル/水=2/48]で精
製した後、さらに分取HPLC[YMC-pack ODS YMC、溶
出溶媒:アセトニトリル/水=1/4]で精製し、標記
化合物128mg(収率44%)を無定形の固体として得
た。 NMRスペクトル(500MHz, DMSO-d6)δppm : 1.17 (3H, t,
J=8.0Hz), 1.9 - 2.05 (1H, m), 2.15 - 2.3 (1H, m),
2.27及び2.29 (合計3H, 各s), 2.55 - 2.7 (2H, m),
2.75 - 2.85 (1H, m), 3.0 - 3.15 (1H, m), 3.25 - 4.
0 (6H, m), 5.1- 5.25 (1H, m), 5.63 (1H, t, J=7.0H
z), 6.8 - 6.95 (2H, m), 7.6 - 7.7 (2H, m), 7.75 -
7.85 (1H, m), 7.94 (1H, bs), 8.03 (1H, d, J=9.0H
z), 8.10 (1H, d, J=9.0Hz), 8.44 (1H, bs).
【0326】実施例72 (R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−((R)−ピロリジン−2
−イルメトキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−687)(R)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
5−ヒドロキシインドリ900mgを、N,N−ジメチル
アセタミド30mlに溶解させ、水素化ナトリウム(55
%鉱油分散)120mg及び(R)−1−t−ブトキシカ
ルボニル−2−p−トルエンスルホニルオキシメチルピ
ロリジン1000mgを用いて、実施例3と同様に反応さ
せた(但し、反応液を一夜攪拌した後、水素化ナトリウ
ム(55%鉱油分散)60mg及び(R)−1−t−ブト
キシカルボニル−2−p−トルエンスルホニルオキシメ
チルピロリジン1000mgを追加し、更に4時間攪拌し
た)。反応終了後、反応液を酢酸エチルで希釈し、順
次、水及び食塩水で洗浄した後、酢酸エチル層を無水硫
酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製
し、(R)−5−((R)−1−t−ブトキシカルボニ
ルピロリジン−2−イルメトキシ)−2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニルインド
リン780mg(収率58%)を無定形の固体として得
た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.46 (9H, s), 1.8 - 2.1 (4H, m), 2.9 - 3.
15 (3H, m), 3.25 - 3.5 (2H, m), 3.7 - 3.95(1H, m),
3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.0 - 4.2 (2H,
m), 5.55 - 5.7 (1H, m), 6.7 - 6.9 (2H, m), 7.42
(1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95
(3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0327】上記で得られた(R)−5−((R)−1
−t−ブトキシカルボニルピロリジン−2−イルメトキ
シ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−
エタンスルホニルインドリン780mgを、エタノール3
0mlに溶解させ、ヒドロキシルアミン塩酸塩320mg及
び炭酸ナトリウム220mgを加え、80℃で10時間攪
拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に水を加えた後
濾取し、洗浄した後、乾燥させ、固体760mgを得た。
次いで、得られた固体を酢酸30mlに溶解させ、無水酢
酸0.20ml及び10%パラジウム炭素触媒80mgを用
いて、実施例22と同様に反応させた。触媒を濾去した
後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fu
ji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノ
ール=9/1]で精製し、油状物を得た。次いで、得ら
れた油状物を酢酸エチル10mlに溶解させ、4規定塩化
水素−酢酸エチル溶液6mlを加え、室温で3.5時間攪
拌した。生じた沈澱を濾取し、酢酸エチル及びヘキサン
で洗浄した後、乾燥させ、標記化合物192mg(収率2
7%)を無定形の固体として得た。 融点:195℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.0Hz), 1.6 - 2.2(4H, m), 2.95 - 3.5 (5H, m),
3.75 - 4.25 (4H, m), 5.79 (1H, dd, J=2.0Hz及び10.0
Hz), 6.92 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz), 6.97 (1H, d,
J=2.5Hz), 7.38 (1H, d, J=9.0Hz), 7.63 (1H, dd, J=
1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.95 (1H, bs), 8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.49 (1H, bs).
【0328】実施例73 (R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−((R)−ピロリジン−3
−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−713)(R)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
5−ヒドロキシインドリ900mgを、テトラヒドロフラ
ン30mlに溶解させ、(S)−1−t−ブトキシカルボ
ニル−3−ヒドロキシピロリジン540mg、トリフェニ
ルホスフィン750mg及びアゾジカルボン酸ジエチル
0.45mlを用いて、実施例1と同様に反応させた。反
応液を一夜攪拌した後、(S)−1−t−ブトキシカル
ボニル−3−ヒドロキシピロリジン270mg、トリフェ
ニルホスフィン375mg及びアゾジカルボン酸ジエチル
0.23mlを追加し、更に6時間攪拌した。反応終了
後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/3)で精製し、
(R)−5−((R)−1−t−ブトキシカルボニルピ
ロリジン−3−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン1
300mg(定量的)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 2.0 - 2.3 (2H, m), 2.9 - 3.
15 (3H, m), 3.4 - 3.65 (4H, m), 3.86 (1H,dd, J=10.
0Hz及び16.0Hz), 4.75 - 4.9 (1H, m), 5.63 (1H, dd,
J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.7 - 6.85 (2H, m), 7.43 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H,
m), 8.20 (1H, bs).
【0329】上記で得られた(R)−5−((R)−1
−t−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イルオキ
シ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−
エタンスルホニルインドリン1300mgを、エタノール
30mlに溶解させ、ヒドロキシルアミン塩酸塩550mg
及び炭酸ナトリウム380mgを加え、80℃で11時間
攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に水を加えた
後濾取し、洗浄した後、乾燥させ、固体1370mgを得
た。次いで、得られた固体を酢酸30mlに溶解させ、無
水酢酸0.35ml及び10%パラジウム炭素触媒140
mgを用いて、実施例22と同様に反応させた。触媒を濾
去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'N
H'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/
メタノール=9/1]で精製し、無定形固体を得た。次い
で、得られた固体を酢酸エチル30mlに溶解させ、4規
定塩化水素−酢酸エチル溶液15mlを加え、室温で4時
間攪拌した。生じた沈澱を濾取し、酢酸エチル及びヘキ
サンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物539mg(収
率45%)を無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.1 - 1.3 (3
H, m), 1.9 - 2.3 (2H, m), 2.9 - 3.6 (6H, m), 3.8 -
4.1 (2H, m), 4.95 - 5.15 (1H, m), 5.7 - 5.85 (1H,
m), 6.90 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 6.95 (1H, d,
J=2.5Hz), 7.37 (1H, d, J=8.5Hz), 7.64 (1H, dd, J=
1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.96 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d,
J=9.0Hz), 8.48 (1H, bs).
【0330】実施例74 (R)−5−((R)−1−アセトイミドイルピロリジ
ン−3−イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン
−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩
酸塩 (例示化合物番号:1−706)実施例73で
得られた(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニル−5−((R)−ピロリ
ジン−3−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩371mg
を、エタノール15mlに溶解させ、エチルアセトイミデ
ート塩酸塩180mg及びトリエチルアミン0.40mlを
用いて、実施例2と同様に反応させた。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[Cosmosil(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、
溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/9]で精製し、固
体を得た。次いで、得られた固体をメタノール30mlに
溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液1
mlを加えた。反応液を減圧下濃縮し、得られた固体を酢
酸エチル中で粉砕した後濾取し、酢酸エチル及びヘキサ
ンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物306mg(収率
76%)を無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.19 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.1 - 2.4(5H, m), 2.9 - 4.1 (8H, m), 5.
05 - 5.25 (1H, m), 5.7 - 5.9 (1H, m), 6.8- 6.95 (1
H, m), 6.97 (1H, bs), 7.37 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5
Hz), 7.8 - 7.9 (1H, m), 7.84 (1H, dd, J=1.5Hz及び
8.5Hz), 7.96 (1H, bs), 8.08 (1H, d,J=8.5Hz), 8.13
(1H, d, J=8.5Hz), 8.51 (1H, bs).
【0331】実施例75 (R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−((S)−ピロリジン−2
−イルメトキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−687)(R)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
5−ヒドロキシインドリ900mgを、N,N−ジメチル
アセタミド30mlに溶解させ、水素化ナトリウム(55
%鉱油分散)120mg及び(S)−1−t−ブトキシカ
ルボニル−2−p−トルエンスルホニルオキシメチルピ
ロリジン1300mgを用いて、実施例3と同様に反応さ
せた。反応液を酢酸エチルで希釈した後、順次、水及び
食塩水で洗浄し、酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製し、(R)−5
−((S)−1−t−ブトキシカルボニルピロリジン−
2−イルメトキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−1−エタンスルホニルインドリン730mg
(収率54%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.46 (9H, s), 1.8 - 2.1 (4H, m), 2.9 - 3.
15 (3H, m), 3.25 - 3.5 (2H, m), 3.7 - 3.95(1H, m),
3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.0 - 4.2 (2H,
m), 5.62 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.7 - 6.9
(2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55- 7.65 (2H,
m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0332】上記で得られた(R)−5−[(S)−1
−t−ブトキシカルボニルピロリジン−2−イルメトキ
シ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−
エタンスルホニルインドリン730mgを、エタノール3
0mlに溶解させ、ヒドロキシルアミン塩酸塩300mg及
び炭酸ナトリウム210mgを加え、80℃で9時間攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に水を加えた後濾
取し、洗浄した後、乾燥させ、固体650mgを得た。次
いで、得られた固体を酢酸15mlに溶解させ、無水酢酸
0.16ml及び10%パラジウム炭素触媒60mgを用い
て、実施例22と同様に反応させた。触媒を濾去した
後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fu
ji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノ
ール=19/1]で精製し、無定形固体を得た。次い
で、得られた固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、4規
定塩化水素−酢酸エチル溶液10mlを加え、室温で4時
間攪拌した。生じた沈澱を濾取し、酢酸エチル及びヘキ
サンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物426mg(収
率59%)を無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.6 - 2.2(4H, m), 2.95 - 3.5 (5H, m),
3.75 - 4.25 (4H, m), 5.79 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0
Hz), 6.92 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 6.97 (1H, d,
J=2.5Hz), 7.38 (1H, d, J=8.5Hz), 7.63 (1H, dd, J=
1.5Hz及び8.5Hz), 7.83 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.95 (1H, bs), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.50 (1H, d, J=1.5Hz).
【0333】実施例76 (R)−5−((S)−1−アセトイミドイルピロリジ
ン−2−イルメトキシ)−2−(7−アミジノナフタレ
ン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2
塩酸塩 (例示化合物番号:1−688)実施例75
で得られた(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2
−イル)−1−エタンスルホニル−5−((S)−ピロ
リジン−2−イルメトキシ)インドリン 2塩酸塩25
8mgを、エタノール15mlに溶解させ、エチルアセトイ
ミデート塩酸塩120mg及びトリエチルアミン0.27
mlを用いて、実施例4と同様に反応させた。反応終了
後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PRE
P; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル/水=
1/9]で精製し、固体を得た。次いで、得られた固体
をメタノール20mlに溶解させ、氷冷下、4規定塩化水
素−酢酸エチル溶液1.00mlを加え、攪拌した。反応
液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した後
濾取し、酢酸エチル及びヘキサンで洗浄した後、乾燥さ
せ、標記化合物173mg(収率62%)を無定形の固体
として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.17 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.85 - 2.25 (4H, m), 2.25及び2.42 (合計
3H, 各s), 2.9 - 3.75 (5H, m), 3.85 - 4.1 (3H, m),
4.4 - 4.65 (1H, m), 5.78 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.5H
z), 6.8 - 7.0(2H, m), 7.35 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55
- 7.65 (1H, m), 7.75 - 7.9 (1H, m),7.94 (1H, bs),
8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.48
(1H,bs).
【0334】実施例77 (R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−((S)−ピロリジン−3
−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−713)(R)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
5−ヒドロキシインドリ900mgを、テトラヒドロフラ
ン30mlに溶解させ、(R)−1−t−ブトキシカルボ
ニル−3−ヒドロキシピロリジン760mg、トリフェニ
ルホスフィン1100mg及びアゾジカルボン酸ジエチル
0.65mlを用いて、実施例1と同様の条件下で、室温
で7.5時間反応させた。更に、(R)−1−t−ブト
キシカルボニル−3−ヒドロキシピロリジン380mg、
トリフェニルホスフィン550mg及びアゾジカルボン酸
ジエチル0.33mlを追加し、一夜攪拌した。反応液を
酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製し、(R)−5
−((S)−1−t−ブトキシカルボニルピロリジン−
3−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニルインドリン1180mg
(収率90%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 2.0 - 2.3 (2H, m), 2.9 - 3.
15 (3H, m), 3.4 - 3.7 (4H, m), 3.86 (1H, dd, J=10.
0Hz及び16.0Hz), 4.75 - 4.9 (1H, m), 5.63 (1H, dd,
J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.7 - 6.85 (2H, m), 7.43 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8- 7.95 (3H,
m), 8.21 (1H, bs).
【0335】上記で得られた(R)−5−((S)−1
−t−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イルオキ
シ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−
エタンスルホニルインドリン1180mgを、エタノール
30mlに溶解させ、ヒドロキシルアミン塩酸塩500mg
及び炭酸ナトリウム350mgを加え、80℃で9時間攪
拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に水を加えた後
濾取し、洗浄した後、乾燥させ、固体1160mgを得
た。次いで、得られた固体を酢酸30mlに溶解させ、無
水酢酸0.30ml及び10%パラジウム炭素触媒120
mgを用いて、実施例22と同様に反応させた。触媒を濾
去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標) 'N
H'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/
メタノール=19/1]で精製し、無定形の固体を得
た。次いで、得られた固体を酢酸エチル50mlに溶解さ
せ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液20mlを加え、室
温で3.5時間攪拌した。生じた沈澱を濾取し、酢酸エ
チル及びヘキサンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物
651mg(収率60%)を無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.1 - 1.25
(3H, m), 2.0 - 2.25 (2H, m), 2.9 - 3.5 (6H, m), 3.
9 - 4.1 (2H, m), 5.0 - 5.15 (1H, m), 5.79 (1H, dd,
J=2.0Hz及び9.5Hz), 6.85 - 7.0 (2H, m), 7.37 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.64 (1H, d, J=9.0Hz), 7.82 (1H, d, J
=8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.08 (1H, d,J=8.5Hz), 8.13
(1H, d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, bs).
【0336】実施例78 (R)−5−((S)−1−アセトイミドイルピロリジ
ン−3−イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン
−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩
酸塩 (例示化合物番号:1−706)実施例77で
得られた(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニル−5−((S)−ピロリ
ジン−3−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩470mg
を、エタノール15mlに溶解させ、エチルアセトイミデ
ート塩酸塩220mg及びトリエチルアミン0.50mlを
用いて、実施例2と同様に反応させた。反応終了後、反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[Cosmosil(登録商標)75C18-PREP; Naca
lai Tesque、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/9]
で精製し、固体を得た。次いで、得られた固体をメタノ
ール10mlに溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸
エチル溶液0.70mlを加えた。反応液を減圧下濃縮
し、得られた固体を酢酸エチル中で粉砕した後濾取し、
酢酸エチル及びヘキサンで洗浄した後、乾燥させ、標記
化合物352mg(収率69%)を無定形の固体として得
た。 融点:210℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.19 (3H, t,
J=7.5Hz), 2.1 - 2.4(5H, m), 2.9 - 4.1 (8H, m), 5.
05 - 5.25 (1H, m), 5.80 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0H
z), 6.8 - 6.95 (1H, m), 6.97 (1H, bs), 7.37 (1H, d
d, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.62 (1H, dd, J=1.0Hz及び8.5
Hz), 7.84 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.96 (1H, b
s), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz),
8.51 (1H, bs).
【0337】実施例79 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−(1
−カルバモイルピペリジン−4−イルオキシ)−1−エ
タンスルホニルインドリン 塩酸塩 (例示化合物番号:1−784)2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−ヒド
ロキシインドリ760mgを、テトラヒドロフラン30ml
に溶解させ、1−カルバモイル−4−ヒドロキシピペリ
ジン440mg、トリフェニルホスフィン800mg及びア
ゾジカルボン酸ジエチル0.48mlを用いて、実施例1
と同様に、室温で一夜反応させた。1−カルバモイル−
4−ヒドロキシピペリジン120mg、トリフェニルホス
フィン220mg及びアゾジカルボン酸ジエチル0.14
mlを追加して、更に7.5時間攪拌し、反応を完結させ
た。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮
した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=19/1)
で精製し、5−(1−カルバモイルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニルインドリン870mg(収率85
%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.75 - 2.05(4H, m), 2.9 - 3.1 (2H, m), 3.
08 (1H, dd, J=3.0Hz及び16.5Hz), 3.25 - 3.45 (2H,
m), 3.55 - 3.7 (2H, m), 3.87 (1H, dd, J=10.5Hz及び
16.5Hz), 4.4 -4.5 (1H, m), 5.64 (1H, dd, J=3.0Hz及
び10.5Hz), 6.75 - 6.9 (2H, m), 7.43(1H, d, J=8.5H
z), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.20
(1H, bs).
【0338】前記で得られた5−(1−カルバモイルピ
ペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン8
70mgを、エタノール45mlに溶解させ、ヒドロキシル
アミン塩酸塩400mg及び炭酸ナトリウム280mgを加
え、80℃で15時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物に水を加えて濾取し、洗浄した後、乾燥さ
せ、固体560mgを得た。次いで、得られた固体を酢酸
20mlに溶解させ、無水酢酸0.15ml及び10%パラ
ジウム炭素触媒60mgを用いて、水素雰囲気下、実施例
22と同様に反応させた。触媒を濾去した後、濾液を濃
縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[Chromatorex(登録商標) 'NH'; Fuji Chemical LT
D.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=9/1]
で精製し、無定形の固体を得た。次いで、得られた固体
をメタノール20mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸
エチル溶液0.60mlを加えた後、反応液を減圧下濃縮
した。濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した後、濾取し、酢
酸エチル及びヘキサンで洗浄した。これを乾燥させ、標
記化合物248mg(収率28%)を無定形の固体として
得た。 融点:190℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.35 - 1,55 (2H, m), 1.8 - 1.95 (2H,
m), 2.9 - 3.4 (5H, m), 3.55 - 3.75 (2H, m),3.95 (1
H, dd, J=10.5Hz及び17.0Hz), 4.4 - 4.55 (1H, m), 5.
77 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.88 (1H, dd, J=2.
5Hz及び9.0Hz), 6.95 (1H, d, J=2.5Hz),7.33 (1H, d,
J=9.0Hz), 7.65 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.82 (1
H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.95 (1H, bs), 8.08 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.49 (1H, b
s).
【0339】実施例80 (R)−5−((R)−1−アセトイミドイルピロリジ
ン−2−イルメトキシ)−2−(7−アミジノナフタレ
ン−2−イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2
塩酸塩 (例示化合物番号:1−688)実施例72
で得られた(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2
−イル)−1−エタンスルホニル−5−((R)−ピロ
リジン−2−イルメトキシ)インドリン 2塩酸塩50
0mgを、エタノール10mlに溶解させ、エチルアセトイ
ミデート塩酸塩230mg及びトリエチルアミン0.52
mlを用いて、実施例4と同様に反応させた。反応液を減
圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS、溶出溶
媒:アセトニトリル/水=1/4)で精製し、無色の固
体を得た。次いで、得られた固体をメタノール30mlに
溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
0.75mlを加えて攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、
濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した後濾取し、酢酸エチル
及びヘキサンで洗浄した。これを乾燥させ、標記化合物
366mg(収率68%)を無定形の固体として得た。 融点:200℃以上(軟化); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.17 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.85 - 2.25 (4H, m), 2.25及び2.42 (合計
3H, 各s), 2.9 - 3.75 (5H, m), 3.85 - 4.1 (3H, m),
4.4 - 4.65 (1H, m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.8 - 7.0
(2H, m), 7.35(1H, d, J=9.0Hz), 7.55 - 7.65 (1H,
m), 7.83 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),7.94 (1H, bs),
8.07 (1H, d, J=8.5Hz), 8.13 (1H, d, J=8.5Hz), 8.4
8 (1H, bs).
【0340】実施例81 1−アセチル−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−5−(ピロリジン−3−イルオキシ)インドリン
2塩酸塩 (例示化合物番号:1−75)参考例28で得られた1
−アセチル−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−5−ヒドロキシインドリン1.00gを、テトラヒド
ロフラン20mlに溶解させ、1−t−ブトキシカルボニ
ル−3−ヒドロキシピロリジン1.71g、トリフェニ
ルホスフィン2.40g及びアゾジカルボン酸ジエチル
1.44mlを用いて、実施例1と同様に、室温で3時間
反応させた。1−t−ブトキシカルボニル−3−ヒドロ
キシピロリジン0.86g、トリフェニルホスフィン
1.20g及びアゾジカルボン酸ジエチル0.72mlを
追加し、さらに5時間攪拌した。反応終了後、反応液を
酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル)で精製し、1−アセチル−5−(1−t−
ブトキシカルボニルピロリジン−3−イルオキシ)−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン1.
51g(定量的)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.8 - 2.3 (2H, m), 2.04 (3H, s), 2.97 (1H, d, J=1
6.0Hz), 3.4 - 3.7 (4H, m), 3.87 (1H, dd, J=10.0Hz
及び16.0Hz), 4.75 - 4.9 (1H, m), 5.57 (1H, d, J=1
0.0Hz), 6.67 (1H,bs), 6.79 (1H, d, J=8.5Hz), 7.46
(1H, d, J=8.5Hz), 7.61 (1H, d, J=8.5Hz), 7.66 (1H,
bs), 7.8 - 7.95 (2H, m), 8.17 (1H, bs), 8.28 (1H,
d, J=8.5Hz).
【0341】上記で得られた1−アセチル−5−(1−
t−ブトキシカルボニルピロリジン−3−イルオキシ)
−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン
1.51gを、メタノール20ml及びトルエン5mlの混
合溶媒に溶解させ、塩酸ヒドロキシルアミン0.70g
及び炭酸ナトリウム0.50gを用いて、実施例22と
同様に、14.5時間加熱攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物に水を加えて攪拌した後、不溶の目的物を
濾取し、乾燥させ、無色固体を得た。次いで、得られた
固体を、酢酸25mlに溶解させ、無水酢酸0.45mlを
加え20分攪拌した後、10%パラジウム−炭素触媒
0.20gを加え、水素雰囲気下、8時間攪拌した。触
媒を濾去して、減圧下濾液を濃縮した後、濃縮物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録
商標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロ
ロメタン/メタノール=9/1−3/1]で精製し、無
定形の固体0.91gを得た。次いで、得られた固体を
酢酸エチル20mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エ
チル溶液16mlを加え、3時間攪拌した。生じた沈澱を
濾取した後、乾燥させ、標記化合物1.04g(収率7
0%)を無定形の固体として得た。 融点:223−226℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.96 (3H,
s), 2.0 - 2.25 (2H, m), 2.92 (1H, d, J=16.5Hz), 3.
15 - 3.5 (4H, m), 3.88 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5H
z), 5.0 - 5.1 (1H, m), 5.91 (1H, d, J=10.0Hz), 6.8
- 7.0 (2H, m), 7.59 (1H, d, J=8.5Hz), 7.76 (1H, b
s), 7.83 (1H, d, J=8.5Hz), 8.05 - 8.2 (3H, m), 8.4
6 (1H, bs).
【0342】実施例82 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−ヒド
ロキシアセチル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)
インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−195)参考例68に示した方
法により得た1−クロロアセチル−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−5−ヒドロキシインドリン2.
00gを、テトラヒドロフラン25mlに溶解させ、1−
t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペリジン
3.33g、トリフェニルホスフィン4.34g及びアゾ
ジカルボン酸ジエチル2.60mlを用いて、実施例1と
同様に室温で2時間反応させた。1−t−ブトキシカル
ボニル−4−ヒドロキシピペリジン1.67g、トリフ
ェニルホスフィン2.17g及びアゾジカルボン酸ジエ
チル1.30mlを追加し、さらに3.5時間攪拌し、反
応を完結させた。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液
を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/
1)で精製し、5−(1−t−ブトキシカルボニルピペ
リジン−4−イルオキシ)−1−クロロアセチル−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン2.6
0g(収率86%))を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.65 - 2.0 (4H, m),3.02 (1H, dd, J=2.0Hz及び16.5H
z), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 - 3.8 (2H, m),3.79 (1
H, d, J=13.0Hz), 3.91 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5H
z), 3.99 (1H, d,J=13.0Hz), 4.35 - 4.5 (1H, m), 5.7
7 (1H, d, J=10.0Hz), 6.75 (1H, bs), 6.88 (1H, dd,
J=2.5Hz及び9.0Hz), 7.46 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5H
z), 7.62 (1H, d, J=8.5Hz), 7.68 (1H, bs), 7.8 - 8.
0 (2H, m), 8.18 (1H, bs), 8.29 (1H, d, J=8.5Hz).
【0343】上記で得られた5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−1−クロロア
セチル−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)イン
ドリン2.60gを、N,N−ジメチルアセトアミド1
5mlに溶解させ、酢酸ナトリウム0.98gを加え、5
0℃で1時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで抽出し、
抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をヘキサン及び酢酸
エチルの混合溶媒中(1/1)で攪拌し、析出した結晶
を濾取した。濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=1/1)で精製し、先に得られた結晶と合わせ
て、0.59gの1−アセトキシアセチル−5−(1−
t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)
−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン
を得た。次いで、得られた1−アセトキシアセチル−5
−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イル
オキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)イ
ンドリンを、メタノール12ml及びトルエン2mlの混合
溶媒に溶解させ、塩酸ヒドロキシルアミン0.24g及
び炭酸ナトリウム0.16gを用いて、実施例22と同
様に、7時間加熱攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃
縮物に水を加えた後攪拌し、不溶の目的物を濾取した
後、乾燥させ、無色の固体を得た。次いで、得られた固
体を、酢酸10mlに溶解させ、無水酢酸0.14mlを加
え20分間攪拌した後、10%パラジウム−炭素触媒
0.10gを加え、水素雰囲気下、4時間攪拌した。触
媒を濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商
標) 'NH'; Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロ
メタン/メタノール=9/1−2/1]で精製し、無定
形の固体0.47gを得た。次いで、得られた固体を酢
酸エチル10mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液5mlを加え、3時間攪拌した。生じた沈澱を濾取
した後、乾燥させ、標記化合物0.44g(収率17
%)を無定形の固体として得た。 融点:229−233℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.7 - 1.9 (2
H, m), 2.0 - 2.15 (2H, m), 2.92 (1H, d, J=16.0Hz),
2.95 - 3.5 (5H, m), 3.85 (1H, dd, J=9.5Hz及び16.0
Hz), 4.34 (1H, d, J=16.0Hz), 4.5 - 4.65 (1H, m),
5.88 (1H, d, J=9.5Hz), 6.9 - 7.0 (2H, m), 7.57 (1
H, dd, J=1.0Hz及び9.0Hz), 7.75 (1H, bs), 7.82 (1H,
dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 8.0 - 8.25 (3H, m), 8.44
(1H, bs).
【0344】実施例83 5−(1−アセトイミドイルピロリジン−3−イルオキ
シ)−1−アセチル−2−(7−アミジノナフタレン−
2−イル)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−76)実施例81で得られた1
−アセチル−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−5−(ピロリジン−3−イルオキシ)インドリン
2塩酸塩700mgを、メタノール10mlに溶解させ、
エチルアセトイミデート塩酸塩350mg及びトリエチル
アミン1.20mlを用いて、実施例4と同様の条件下
で、8時間反応させた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Cosmosil(登
録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出溶媒:アセ
トニトリル/水=1/4]で精製し、次いで、HPLC
(YMC-pack ODS、溶出溶媒:アセトニトリル/水=15
/85)で精製して、固体402mg(収率61%)を得
た。次いで、得られた固体をジオキサン10mlに懸濁さ
せ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.66mlを加
え、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃
縮物を酢酸エチル中で粉砕した。生じた粉末を濾取し、
酢酸エチル及びヘキサンで洗浄した後、乾燥させ、標記
化合物366mg(収率79%)を固体として得た。 融点:224−230℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.96 (3H,
s), 2.1 - 2.4 (2H, m),2.27及び2.30 (合計3H, 各s),
2.92 (1H, d, J=16.5Hz), 3.4 - 4.05 (5H, m),5.05 -
5.25 (1H, m), 5.92 (1H, d, J=9.5Hz), 6.8 - 7.0 (2
H, m), 7.59 (1H, d, J=8.5Hz), 7.76 (1H, bs), 7.86
(1H, dd, J=2.0Hz及び8.5Hz), 8.0 - 8.2(3H, m), 8.49
(1H, bs).
【0345】実施例84 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−1−アセチル−2−(7−アミジノナフタレン−
2−イル)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−105)実施例42で得られた
1−アセチル−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン
2塩酸塩500mgを、メタノール10mlに溶解させ、
エチルアセトイミデート塩酸塩250mg及びトリエチル
アミン0.83mlを用いて、実施例4と同様の条件下
で、一日反応させた。エチルアセトイミデート塩酸塩2
50mg及びトリエチルアミン0.41mlを追加し、更に
3時間反応させた。反応終了後、反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[Co
smosil(登録商標)75C18-PREP; Nacalai Tesque、溶出
溶媒:アセトニトリル/水=1/4]で精製し、固体を
得た。さらにHPLC(YMC-pack ODS、溶出溶媒:アセ
トニトリル/水=15/85)で精製し、得られた固体
を酢酸エチル5mlに溶解させた後、4規定塩化水素−酢
酸エチル溶液0.3mlを加え、暫く攪拌した。反応液を
減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した。生じ
た粉末を濾取し、酢酸エチル及びヘキサンで洗浄した
後、乾燥させ、標記化合物175mg(収率32%)を無
定形の固体として得た。 融点:207−215℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6 - 1.85
(2H, m), 1.9 - 2.15 (2H, m), 1.95 (3H, s), 2.30 (3
H, s), 2.91 (1H, d, J=16.0Hz), 3.4 - 3.95 (5H, m),
4.5 - 4.7 (1H, m), 5.91 (1H, d, J=9.0Hz), 6.95 -
7.0 (2H, m), 7.59 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.76
(1H, bs), 7.85 (1H, d, J=8.5Hz), 8.0- 8.2 (3H,
m), 8.48 (1H, bs).
【0346】実施例85 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−ヒドロキシアセチルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−196)実施例82で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−ヒド
ロキシアセチル−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)
インドリン 2塩酸塩250mgを、エタノール10mlに
溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩110mg及び
トリエチルアミン0.37mlを用いて、実施例4と同様
の条件下で、2日間反応させた。エチルアセトイミデー
ト塩酸塩110mg及びトリエチルアミン0.10mlを追
加し、更に室温で9時間反応させた。反応終了後、反応
液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS、
溶出溶媒:アセトニトリル/水=15/85)で精製
し、固体を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル1
0mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.
27mlを加え、1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した。生じた粉末を濾
取し、乾燥させ、標記化合物177mg(収率71%)を
無定形の固体として得た。 融点:213−218℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6 - 1.85
(2H, m), 1.95 - 2.15(2H, m), 2.30 (3H, s), 2.93 (1
H, d, J=16.0Hz), 3.3 - 3.8 (5H, m), 3.85 (1H, dd,
J=10.5Hz及び16.0Hz), 4.34 (1H, d, J=16.5Hz), 4.55
- 4.7 (1H, m),5.89 (1H, d, J=10.5Hz), 6.85 - 7.0
(2H, m), 7.57 (1H, d, J=9.0Hz), 7.76(1H, bs), 7.84
(1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 8.05 - 8.25 (3H, m),
8.46 (1H, bs).
【0347】実施例86 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−(1
−メチルテトラゾール−5−イルチオアセチル)−5−
(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン2塩酸塩
(例示化合物番号:1−357)参考例69で得られ
た5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−
イルオキシ)−1−クロロアセチル−2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)インドリン1.50gを、N,
N−ジメチルアセトアミド20mlに溶解させ、5−メル
カプト−1−メチルテトラゾール0.32g及びトリエ
チルアミン0.77mlを加え、室温で1.5時間攪拌し
た。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮
した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/2)で精製
し、5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4
−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−(1−メチルテトラゾール−5−イルチオア
セチル)インドリン1.03g(収率60%)を固体と
して得た。次に、得られた5−(1−t−ブトキシカル
ボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シア
ノナフタレン−2−イル)−1−(1−メチルテトラゾ
ール−5−イルチオアセチル)インドリンを、エタノー
ル25mlに溶解させ、実施例1と同様に塩化水素と反応
させた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエタノール1
6ml及び水8mlの混合溶媒に溶解させ、アンモニア水で
中和した後、塩化アンモニウム0.29gを加え、攪拌
した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-
pack ODS、溶出溶媒:アセトニトリル/水=15/8
5)で精製し、固体を得た。次いで、得られた固体を酢
酸エチル10ml中で、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
0.80mlを加え、20分間攪拌した。反応液を減圧下
濃縮した後、濃縮物を酢酸エチル中で粉砕した。生じた
粉末を濾取した後、乾燥させ、標記化合物568mg(収
率56%)を無定形の固体として得た。 融点:200−207℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.75 - 1.95
(2H, m), 2.0 - 2.2 (2H, m), 2.95 - 3.1 (2H, m), 2.
97 (1H, d, J=17.0Hz), 3.1 - 3.3 (2H, m), 3.83 (1H,
d, J=16.0Hz), 3.85 - 4.05 (1H, m), 3.90 (3H, s),
4.5 - 4.65 (1H, m), 4.74 (1H, d, J=16.0Hz), 6.12
(1H, d, J=9.5Hz), 6.85 - 7.0 (2H, m),7.63 (1H, dd,
J=1.0Hz及び8.5Hz), 7.75 - 7.9 (2H, m), 8.0 - 8.2
(3H, m),8.49 (1H, bs).
【0348】実施例87 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−フェ
ニルチオアセチル−5−(ピペリジン−4−イルオキ
シ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−276)参考例69で得られた
5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−1−クロロアセチル−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)インドリン1.10gを、N,N
−ジメチルアセトアミド20mlに溶解させ、チオフェノ
ール0.41ml及びトリエチルアミン0.56mlを加
え、室温で1時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで抽出
し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物にヘキサン及び
酢酸エチル(1/1)の混合溶媒を加え、不溶の目的化
合物を濾取した。減圧下濾液を濃縮し、濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/
酢酸エチル=1/1)で精製した。この濾取した固体と
クロマト精製物を合わせて、5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−フェニルチオアセチ
ルインドリン0.93g(収率75%)を固体として得
た。次に、この5−(1−t−ブトキシカルボニルピペ
リジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレ
ン−2−イル)−1−フェニルチオアセチルインドリン
を、エタノール20mlに溶解させ、実施例1と同様に塩
化水素と反応させた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
エタノール10ml及び水5mlの混合溶媒に溶解させた
後、アンモニア水で中和し、塩化アンモニウム0.26
gを加えて攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を
HPLC(YMC-pack ODS、溶出溶媒:アセトニトリル/
水=25/75)で精製し、固体を得た。次いで、得ら
れた固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、4規定塩化水
素−酢酸エチル溶液0.90mlを加え、20分間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル中で粉
砕した後濾取し、乾燥させ、標記化合物636mg(収率
70%)を無定形の固体として得た。 融点:162−169℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.7 - 1.95
(2H, m), 2.0 - 2.2 (2H, m), 2.9 - 3.1 (2H, m), 2.9
5 (1H, d, J=16.5Hz), 3.1 - 3.3 (2H, m), 3.54 (1H,
d, J=15.5Hz), 3.88 (1H, dd, J=9.5Hz及び16.5Hz), 4.
18 (1H, d, J=15.5Hz), 4.5 - 4.65 (1H, m), 6.08 (1
H, d, J=9.5Hz), 6.9 - 7.0 (2H, m), 7.05 - 7.2 (5H,
m), 7.60 (1H, dd, J=1.0Hz及び8.5Hz), 7.79 (1H, b
s), 7.85 (1H, dd, J=1.0Hz及び8.5Hz), 8.05 - 8.2 (3
H, m), 8.46 (1H, bs).
【0349】実施例88 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−(1−メチルテトラゾール−5−イルチオアセチル)
インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−35
8)実施例86で得られた2−(7−アミジノナフタレ
ン−2−イル)−1−(1−メチルテトラゾール−5−
イルチオアセチル)−5−(ピペリジン−4−イルオキ
シ)インドリン 2塩酸塩300mgを、エタノール10
mlに溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩120mg
及びトリエチルアミン0.41mlを用いて、実施例2と
同様に反応させた。8時間後、エチルアセトイミデート
塩酸塩60mg及びトリエチルアミン0.20mlを追加
し、3時間反応を続行し完結させた。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶
媒:アセトニトリル/水=85/15)で精製し、固体
を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル10mlに溶
解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.
37mlを加えた。溶媒を減圧下濃縮し、得られた固体を
酢酸エチル中で粉砕した後、濾取し、酢酸エチル及びヘ
キサンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物254mg
(収率79%)を無定形の固体として得た。 融点:201−208℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6 - 1.85
(2H, m), 1.95 - 2.15(2H, m), 2.30 (3H, s), 2.98 (1
H, d, J=16.5Hz), 3.4 - 4.05 (5H, m), 3.83(1H, d, J
=16.0Hz), 3.90 (3H, s), 4.55 - 4.75 (1H, m), 4.74
(1H, d, J=16.0Hz), 6.12 (1H, d, J=10.0Hz), 6.9 -
7.0 (2H, m), 7.63 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.8
- 7.95 (2H, m), 8.05 - 8.2 (3H, m), 8.50 (1H, bs).
【0350】実施例89 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−フェニルチオアセチルインドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−277)実施例87で得られた
2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−フェ
ニルチオアセチル−5−(ピペリジン−4−イルオキ
シ)インドリン 2塩酸塩300mgを、エタノール10
mlに溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩120mg
及びトリエチルアミン0.41mlを用いて、実施例2と
同様に8時間反応させた。反応液を減圧下濃縮し、濃縮
物をHPLC(YMC-pack ODS YMC、溶出溶媒:アセトニ
トリル/水=25/75)で精製し、固体を得た。次い
で、得られた固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、氷冷
下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.36mlを加え
た。溶媒を減圧下濃縮し、得られた固体を酢酸エチル中
で粉砕した。生じた粉末を濾取し、酢酸エチル及びヘキ
サンで洗浄した後、乾燥させ、標記化合物2654mg
(収率83%)を無定形の固体として得た。 融点:184−190℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6 - 1.85
(2H, m), 1.95 - 2.15(2H, m), 2.29 (3H, s), 2.95 (1
H, d, J=16.5Hz), 3.4 - 4.0 (5H, m), 3.54 (1H, d, J
=15.5Hz), 4.17 (1H, d, J=15.5Hz), 4.55 - 4.7 (1H,
m), 6.08 (1H,d, J=10.0Hz), 6.85 - 7.0 (2H, m), 7.0
5 - 7.2 (5H, m), 7.59 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.79 (1H, bs), 7.84 (1H, d, J=8.5Hz), 8.05 - 8.2
(3H, m),8.45 (1H, bs).
【0351】実施例90 (R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−ヒドロキシアセチル−5−(ピペリジン−4−イル
オキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−195)参考例72で得られた
(R)−5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン
−4−イルオキシ)−1−クロロアセチル−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)インドリン0.97g
を、N,N−ジメチルアセトアミド10mlに溶解させ、
酢酸ナトリウム0.73gを加え、50℃で3時間攪拌
した。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水及び飽
和食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣にヘキサン及び酢酸エチル(1:1)の混合溶媒を加
え、析出した固体を濾取した。濾液をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル
=1/1)で精製し、前述の固体とクロマト精製物を合
わせて0.94g(収率93%)の(R)−1−アセトキ
シアセチル−5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリ
ジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)インドリンを得た。次いで、得られた
(R)−1−アセトキシアセチル−5−(1−t−ブト
キシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリンを、メ
タノール10ml及びトルエン3mlの混合溶媒に溶解さ
せ、塩酸ヒドロキシルアミン0.38g及び炭酸ナトリ
ウム0.26gを加え、23時間加熱還流させた。反応
液を減圧下濃縮し、得られた残渣にジクロロメタン及び
メタノール(20:1)を加えた後、不溶物を濾去し
た。濾液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ジクロロメタン/
メタノール=20/1)で精製し、中間体化合物を得
た。次いで、得られた中間体化合物を酢酸15mlに溶解
させ、無水酢酸0.23mlを加え、室温で30分攪拌し
た後、10%パラジウム−炭素触媒0.15gを加え、
水素雰囲気下、室温で5.5時間攪拌した。触媒を濾去
した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー[Chromatorex(登録商標)'NH';
Fuji Chemical LTD.、溶出溶媒:ジクロロメタン/メ
タノール=10/1−2/1]で精製し、0.61gの
無定形の固体を得た。得られた固体を酢酸エチル10ml
中に加え、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液5mlを加
え、3時間攪拌した。生じた沈澱をろ取した後、乾燥さ
せ、標記化合物0.60g(収率70%)を無定形の固
体として得た。 融点:231−239℃; [α]D = +3.6°(c=0.99,メタノール); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.7-1.9 (2H,
m), 2.0-2.2 (2H, m), 2.92 (1H, d, J=16.5), 2.95-
3.6 (5H, m), 3.85 (1H, dd, J=9.5及び16.5),4.34 (1
H, d, J=17), 4.5-4.65 (1H, m), 5.88 (1H, d, J=9.
5), 6.9-7.0 (2H,m), 7.57 (1H, d, J=9), 7.75 (1H, b
s), 7.82 (1H, d, J=8.5), 8.0-8.25 (3H,m), 8.44 (1
H, bs).
【0352】実施例91 (R)−5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−1−ヒドロキシアセチルインドリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−196)実施例90で得られ
た(R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)
−1−ヒドロキシアセチル−5−(ピペリジン−4−イ
ルオキシ)インドリン 2塩酸塩300mgを、エタノー
ル10mlに溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩1
40mg及びトリエチルアミン0.48mlを加え、6時間
室温で攪拌した後、エチルアセトイミデート塩酸塩11
0mg及びトリエチルアミン0.16mlを加え、室温で2
日間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPL
C(YMC-packODS、溶出溶媒:アセトニトリル/水=1
5/85)で精製し、固体を得た。次いで、得られた固
体を酢酸エチル10mlに懸濁させ、4規定塩化水素−酢
酸エチル溶液0.27mlを加え、室温で1時間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮物を酢酸エチル中
で粉砕し、濾取した後、乾燥させ、標記化合物154mg
(収率48%)を無定形の固体として得た。 融点:220−224℃; [α]D = -5.1°(c=0.67,メタノール); NMRスペクトル(270MHz、DMSO-d6)δppm : 1.6-1.85 (2
H, m), 1.95-2.15 (2H,m), 2.30 (3H, s), 2.93 (1H,
d, J=16.5), 3.3-3.85 (5H, m), 3.85 (1H, dd,J=10.5
及び16.5), 4.25-4.45 (1H, m), 4.55-4.7 (1H, m), 5.
88 (1H, d, J=10.5), 6.9-7.0 (2H, m), 7.56 (1H, d,
J=8.5), 7.76 (1H, bs), 7.84 (1H, d, J=8.5), 8.05-
8.25 (3H, m), 8.46 (1H, bs).
【0353】実施例92 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−(ピ
ペリジン−4−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−2546)参考例78で得られ
た1−ベンジルオキシカルボニル−5−(1−t−ブト
キシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン150
0mgを、エタノール25mlに溶解させ、氷冷下、塩化水
素を通じて飽和させた後、室温で19時間攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエタノール20ml及び水
10mlの混合溶媒に溶解させ、塩化アンモニウム240
mg及び28%アンモニア水0.74mlを加え、室温で一
晩攪拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をHP
LC(YMC-pack ODS、溶出溶媒:アセトニトリル/水=
15/85)で精製し、固体139mgを得た。次いで、
得られた固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、4規定塩
化水素−酢酸エチル溶液0.45mlを加え、室温で30
分間攪拌した。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮物を酢
酸エチル中で粉砕し、濾取した後、乾燥させ、標記化合
物136mg(収率11%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6+D2O)δppm : 1.75-1.9
5 (2H, m), 2.05-2.2(2H, m), 3.0-3.2 (3H, m), 3.2-
3.35 (2H, m), 3.56 (1H, dd, J=9.0及び16.5), 4.45-
4.6 (1H, m), 5.27 (1H, t, J=9.0), 6.8-7.0 (3H, m),
7.75-7.9 (2H,m), 8.05-8.2 (3H, m), 8.47 (1H, d, J
=1.5).
【0354】実施例93 [2−[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)インドリン−1−イル]−2−オキソエチルチオ]
酢酸エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−52
0)参考例69で得られた5−(1−t−ブトキシカル
ボニルピペリジン−4−イルオキシ)−1−クロロアセ
チル−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)インド
リン1500mgを、N,N−ジメチルアセトアミド15
mlに溶解させ、チオグリコール酸エチル0.90ml及び
トリエチルアミン1.15mlを加え、室温で1時間攪拌
した。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=1/1)で精製し、[2−[5−(1−t−
ブトキシカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)インドリン−1
−イル]−2−オキソエチルチオ]酢酸エチル1030
mg(収率60%)を固体として得た。次いで、得られた
[2−[5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン
−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)インドリン−1−イル]−2−オキソエチルチ
オ]酢酸エチルを、エタノール20mlに溶解させ、氷冷
下、塩化水素を通じて飽和させた後、密栓をして室温で
3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をエタ
ノール16ml及び水8mlの混合溶媒に溶解させ、アンモ
ニア水0.1mlで中和した後、塩化アンモニウム0.2
9gを加え、室温で一晩静置した。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS、溶出溶媒:アセ
トニトリル/水=25/75)で精製し、固体を得た。
次いで、得られた固体をエタノール10mlに溶解させ、
エチル アセトイミデート塩酸塩90mg及びトリエチル
アミン0.31mlを加え、室温で2時間攪拌した後、更
にエチルアセトイミデート塩酸塩90mgを加え、室温で
7時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHP
LC(YMC-pack ODS、溶出溶媒:アセトニトリル/水=
25/75)で精製し、固体を得た。次いで、得られた
固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、4規定塩化水素−
酢酸エチル溶液0.24mlを加え、室温で30分間攪拌
した。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮物を酢酸エチル
中で粉砕し、濾取した後、乾燥させ、標記化合物178
mg(収率16%)を無定形の固体として得た。 融点:172−178℃; NMRスペクトル(270MHz、DMSO-d6)δppm : 0.99 (3H, t,
J=7), 1.6-1.85 (2H,m), 1.9-2.15 (2H, m), 2.29 (3
H, s), 2.94 (1H, d, J=17), 3.20 (1H, d, J=15), 3.4
-4.0 (10H, m), 4,55-4.7 (1H, m), 5.98 (1H, d, J=1
0), 6.9-7.0 (2H, m), 7.59 (1H, dd, J=1及び8.5), 7.
76 (1H, bs), 7.84 (1H, d, J=9), 8.0-8.2 (3H, m),
8.47 (1H, bs).
【0355】実施例94 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−(2
−ヒドロキシエタンスルホニル)−5−(ピペリジン−
4−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−2649)実施例52の前段で
得られた[5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジ
ン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−
2−イル)インドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチ
ル905mgを、テトラヒドロフラン10mlに溶解させ、
氷冷攪拌下、水素化ホウ素リチウム20mgを加え、室温
で4時間攪拌した後、更に水素化ホウ素リチウム20mg
を加え、同温で4時間攪拌した。反応液に氷冷下塩酸を
加えて中和した後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を無水
硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/3)で精
製し、5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−
4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)−1−(2−ヒドロキシエタンスルホニル)イン
ドリン796g(収率85%)を固体として得た。次い
で、得られた5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリ
ジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−1−(2−ヒドロキシエタンスルホニ
ル)インドリンを、エタノール10mlに溶解させ、塩酸
ヒドロキシルアミン320mg及び炭酸ナトリウム220
mgを加え、15時間加熱還流させた。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物をジクロロメタン及びメタノール(容積比
20/1)に懸濁させ、不溶物を濾去した。濾液を減圧
下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=20/
1)で精製し、中間体化合物を得た。次いで、得られた
中間体化合物を酢酸10mlに溶解させ、無水酢酸0.1
3mlを加え、室温で30分間攪拌した後、10%パラジ
ウム−炭素触媒0.10gを加え、水素雰囲気下、室温
で10時間攪拌した。触媒を濾去した後、濾液を減圧下
濃縮し、中間体化合物を得た。次いで、得られた中間体
化合物を酢酸エチル10mlに溶解させ、4規定塩化水素
−酢酸エチル溶液4.8mlを加え、室温で1時間攪拌し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をHPLC(YM
C-pack ODS、溶出溶媒:アセトニトリル/水=15/8
5)で精製し、固体を得た。次いで、得られた固体を酢
酸エチル10mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液0.4mlを加え、室温で30分間攪拌した。減圧
下溶媒を留去し、得られた固体を酢酸エチル中で粉砕
し、濾取した後、乾燥させ、標記化合物224mg(収率
28%)を無定形の固体として得た。 融点:187−199℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.7-1.95 (2
H, m), 2.0-2.2 (2H, m), 2.95 (1H, dd, J=2.5及び16.
5), 3.0-3.5 (6H, m), 3.65-3.9 (2H, m), 3.95(1H, d
d, J=10及び16.5), 4.5-4.65 (1H, m), 5.82 (1H, dd,
J=2.5及び10), 6.92 (1H, dd, J=2.5及び8.5), 6.97 (1
H, bs), 7.34 (1H, d, J=8.5), 7.64 (1H, dd, J=1.5及
び8.5), 7.83 (1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.95 (1H, b
s), 8.07 (1H, d, J=8.5), 8.13 (1H, d, J=8.5), 8.50
(1H,bs).
【0356】実施例95 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−(2−ヒドロキシエタンスルホニル)インドリン 2
塩酸塩 (例示化合物番号:1−2650)実施例9
4で得られた2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−1−(2−ヒドロキシエタンスルホニル)−5−
(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩
208mgを、エタノール10mlに溶解させ、エチルアセ
トイミデート塩酸塩90mg及びトリエチルアミン0.3
1mlを加え、室温で一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS、溶出溶媒:アセ
トニトリル/水=15/85)で精製し、固体を得た。
次いで、得られた固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、
4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.20mlを加え、室
温で20分間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物
を酢酸エチル中で粉砕した後濾取し、乾燥させることに
より、標記化合物を132mg(収率59%)を無定形の
固体として得た。 融点:202−207℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.6-1.85 (2
H, m), 1.95-2.1 (2H,m), 2.30 (3H, s), 2.96 (1H, d
d, J=2及び16.5), 3.15-3.9 (8H, m), 3.95 (1H, dd, J
=10.5及び16.5), 4.55-4.7 (1H, m), 5.82 (1H, dd, J=
2.0及び10.5), 6.93 (1H, dd, J=2.5及び8.5), 6.98 (1
H, bs), 7.35 (1H, d, J=8.5), 7.64 (1H, dd, J=1.5及
び8.5), 7.84 (1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.96 (1H, b
s), 8.07 (1H, d, J=8.5), 8.13 (1H, d, J=8.5), 8.51
(1H, bs).
【0357】実施例96 (R)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−((S)−2−ヒドロキシ−2−フェニルアセチ
ル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン
2塩酸塩 (例示化合物番号:1−2585)参考
例80で得られた(R)−1−((S)−2−アセトキ
シ−2−フェニルアセチル)−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−5−ヒドロキシインドリン2.10
g及び4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン酸t−
ブチル2.74gを、テトラヒドロフラン25mlに溶解
させ、トリフェニルホスフィン3.58gを加え、室温
で15分間攪拌した。反応液に、氷冷攪拌下、アゾジカ
ルボン酸ジエチル2.15mlを加え、室温で4時間攪拌
した後、更に、4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボ
ン酸t−ブチル0.91g、トリフェニルホスフィン
1.19g及びアゾジカルボン酸ジエチル0.72mlを
加え、同温で3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮した
後、濃縮物に水を加え、酢酸エチルで抽出した後、抽出
物を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下
溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/
1)で精製し、(R)−1−((S)−2−アセトキシ
−2−フェニルアセチル)−5−(1−t−ブトキシカ
ルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)インドリン2.78g(収
率95%)を無定形の固体として得た。次いで、得られ
た(R)−1−((S)−2−アセトキシ−2−フェニ
ルアセチル)−5−(1−t−ブトキシカルボニルピペ
リジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレ
ン−2−イル)インドリンを、エタノール30mlに溶解
させ、塩酸ヒドロキシルアミン0.99g及び炭酸ナト
リウム0.68gを加え、10時間加熱還流させた。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をジクロロメタン及びメタ
ノールの混合溶媒(容積比20/1)に懸濁させた後、
不溶物を濾去し、濾液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ジクロ
ロメタン/メタノール=20/1)で精製し、中間体化
合物を得た。次いで、得られた中間体化合物をメタノー
ル25mlに溶解させ、炭酸カリウム0.14gを加え、
50℃で20分間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液
を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル)で精製し、中間体
化合物を得た。次いで、得られた中間体化合物を、酢酸
20mlに溶解させ、無水酢酸0.39mlを加え、室温で
30分間攪拌した後、10%パラジウム−炭素触媒0.
20gを加え、水素雰囲気下、室温で4時間攪拌した。
触媒を濾去した後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
を酢酸エチル20mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸
エチル溶液10mlを加え、室温で1時間攪拌した。減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣をHPLC(YMC-pack O
DS,溶出溶媒:アセトニトリル/水=15/85)で精
製し、固体を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル
10mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
1.03mlを加え、室温で30分間攪拌した。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣を酢酸エチル中で粉砕した
後、濾取し、乾燥させることにより、標記化合物0.6
5g(収率26%)を無定形の固体として得た。 融点:201−207℃; [α]D = +69.3°(c=1.03,メタノール); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6 + D2O)δppm : 1.7-1.
9 (2H, m), 2.0-2.2 (2H, m), 2.93 (1H, d, J=16), 3.
0-3.15 (2H, m), 3.15-3.3 (2H, m), 3.88 (1H, dd, J=
8.5及び16), 4.5-4.65 (1H, m), 5.29 (1H, s), 6.23
(1H, d, J=8.5),6.9-7.0 (7H, m), 7.48 (1H, d, J=8.
5), 7.57 (1H, bs), 7.79 (1H, dd, J=2及び8.5), 7.98
(1H, d, J=8.5), 8.05-8.2 (2H, m), 8.23 (1H, bs).
【0358】実施例97 (R)−5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−1−((S)−2−ヒドロキシ−2−フェニルア
セチル)インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:
1−2586)実施例96で得られた(R)−2−(7
−アミジノナフタレン−2−イル)−1−((S)−2
−ヒドロキシ−2−フェニルアセチル)−5−(ピペリ
ジン−4−イルオキシ)インドリン 2塩酸塩400mg
を、エタノール10mlに溶解させ、エチルアセトイミデ
ート塩酸塩170mg及びトリエチルアミン0.56mlを
加え、室温で8時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、
濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS,溶出溶媒:アセトニ
トリル/水=20/80)で精製し、固体を得た。次い
で、得られた固体を酢酸エチル10mlに溶解させ、4規
定塩化水素−酢酸エチル溶液0.50mlを加え、室温で
10分間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
を酢酸エチル中で粉砕した後濾取し、乾燥させることに
より、標記化合物368mg(収率86%)を無定形の固
体として得た。 融点:209−213℃; [α]D = +53.9°(c=1.01, メタノール); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6 + D2O)δppm : 1.65-
1.85 (2H, m), 1.95-2.1 (2H, m), 2.27 (3H, s), 2.93
(1H, d, J=16), 3.4-3.6 (2H, m), 3.6-3.8 (2H, m),
3.88 (1H, dd, J=10及び16), 4.55-4.7 (1H, m), 5.28
(1H, s), 6.23 (1H, d, J=10), 6.85-7.0 (7H, m), 7.4
8 (1H, d, J=8.5), 7.58 (1H, bs), 7.79(1H, dd, J=2
及び8.5), 7.98 (1H, d, J=8.5), 8.05-8.2 (2H, m),
8.28 (1H,bs).
【0359】実施例98 4−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5
−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ル]−4−オキソ酪酸 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−1868)及び 4−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5
−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ル]−4−オキソ酪酸エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−2262)参考例81で得られ
た5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)インドリン1019mgを、ジクロロメタン20mlに
溶解させ、−10℃で攪拌下、エチルスクシニルクロリ
ド0.37mlを加え、30分間攪拌した後、ピリジン
0.18mlを加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し、得られた残渣に水を加えた後、酢酸エチル
で抽出し、抽出液を水及び食塩水で順次洗浄した後、有
機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1
/1)で精製し、4−[5−(1−t−ブトキシカルボ
ニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)インドリン−1−イル]−4−
オキソ酪酸エチル1070mg(収率83%)を固体とし
て得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.21 (3H, t, J
=7), 1.46 (9H, s), 1.65-1.8 (2H, m), 1.85-1.95 (2
H, m), 2.15-2.3 (1H, m), 2.4-2.55 (1H, m),2.65-2.9
(2H, m), 2.98 (1H, d, J=15.5), 3.25-3.4 (2H, m),
3.65-3.75 (2H,m), 3.88 (1H, dd, J=10及び15.5), 4.8
9 (2H, q, J=7), 4.35-4.45 (1H, m),5.71 (1H, d, J=1
0), 6.71 (1H, d, J=2.5), 6.83 (1H, dd, J=2.5及び
9), 7.47(1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.60 (1H, d, J=8.
5), 7.69 (1H, bs), 7.85-7.95 (2H, m), 8.18 (1H, b
s), 8.25 (1H, d, J=8.5). 上記で得られた4−[5−(1−t−ブトキシカルボニ
ルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)インドリン−1−イル]−4−オ
キソ酪酸エチル720mgを、エタノール13ml及びトル
エン3mlの混合溶媒に溶解させ、塩酸ヒドロキシルアミ
ン280mg及び炭酸ナトリウム190mgを加え、8時間
加熱還流させた。反応液を減圧下濃縮し、得られた濃縮
物をジクロロメタン及びメタノールの混合溶媒(容積比
20/1)に懸濁させ、不溶物を濾去した。濾液を減圧
下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=2
0/1)で精製した後、更にシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/
2)で精製し、固体を得た。次いで、得られた固体を酢
酸10mlに溶解させ、無水酢酸0.12mlを加え、室温
で30分間攪拌した後、10%パラジウム−炭素触媒8
0mgを加え、水素雰囲気下、室温で6時間攪拌した。
触媒を濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸
エチル10mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル
溶液10mlを加え、室温で1時間攪拌した。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣をHPLC(YMC-pack ODS,溶
出溶媒:アセトニトリル/水=15/85)で精製し、
極性の高い溶出物として4−[2−(7−アミジノナフ
タレン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イルオキ
シ)インドリン−1−イル]−4−オキソ酪酸を、極性
の低い溶出物として4−[2−(7−アミジノナフタレ
ン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)
インドリン−1−イル]−4−オキソ酪酸エチルを、そ
れぞれ固体として得た。4−[2−(7−アミジノナフ
タレン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イルオキ
シ)インドリン−1−イル]−4−オキソ酪酸を酢酸エ
チルに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液を加
えた後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を酢酸エチ
ル中で粉砕した後濾取し、乾燥させることにより、4−
[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−
(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ル]−4−オキソ酪酸2塩酸塩183mg(収率31%)
を無定形の固体として得た。 融点:194−199℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.75-1.9 (2
H, m), 2.0-2.2 (2H, m), 2.40 (2H, t, J=6), 2.75-3.
3 (7H, m), 3.87 (1H, dd, J=10及び16.5), 4.5-4.65
(1H, m), 5.98 (1H, d, J=10), 6.85-7.0 (2H, m), 7.6
1 (1H, d, J=8.5), 7.77 (1H,bs), 7.84 (1H, d, J=8.
5), 8.05-8.2 (3H,m), 8.45 (1H, bs). 4−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5
−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ル]−4−オキソ酪酸エチルを、酢酸エチルに溶解さ
せ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液を加えた後、減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣を酢酸エチル中で粉砕し
た後濾取し、乾燥させることにより、4−[2−(7−
アミジノナフタレン−2−イル)−5−(ピペリジン−
4−イルオキシ)インドリン−1−イル]−4−オキソ
酪酸エチル2塩酸塩191mg(収率27%)を無定形の
固体として得た。 融点:180−185℃; NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.09 (3H, t,
J=7), 1.7-1.9 (2H,m), 2.0-2.2 (2H, m), 2.45 (2H,
t, J=6), 2.85-3.3 (7H, m), 3.88 (1H, dd,J=10及び1
6.5), 3.97 (2H, q, J=7), 4.5-4.65 (1H, m), 5.98 (1
H, d, J=10),6.85-7.0 (2H, m), 7.60 (1H, d, J=8.5),
7.77 (1H, bs), 7.85 (1H, d, J=8.5), 8.05-8.2 (3H,
m), 8.47 (1H, bs).
【0360】実施例99 4−[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)インドリン−1−イル]−4−オキソ酪酸エチル
2塩酸塩 (例示化合物番号:1−2263)実施例
98で得られた4−[2−(7−アミジノナフタレン−
2−イル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)イン
ドリン−1−イル]−4−オキソ酪酸エチル2塩酸塩2
68mgを、エタノール10mlに溶解させ、エチルアセト
イミデート塩酸塩110mg及びトリエチルアミン0.3
8mlを加え、室温で一晩静置した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をHPLC(YMC-pack ODS,溶出溶
媒:アセトニトリル/水=1/4)で精製し、固体を得
た。次いで、得られた固体を酢酸エチル10mlに溶解さ
せ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液0.38mlを加
え、室温で30分間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、得
られた残渣を酢酸エチル中で粉砕した後濾取し、乾燥さ
せることにより、標記化合物200mg(収率70%)を
無定形の固体として得た。 融点:194−198℃; NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.09 (3H, t,
J=7), 1.65-1.8 (2H,m), 1.95-2.15 (2H, m), 2.29 (3
H, s), 2.45 (2H, t,J=6), 2.85-3.0 (1H, m), 2.91 (1
H, d, J=17), 3.45-3.9 (5H, m), 3.88 (1H, dd, J=10.
5及び17), 3.96 (2H, q, J=7), 4.55-4.7 (1H, m), 5.9
8 (1H, d, J=10.5), 6.85-7.0 (2H, m), 7.59 (1H, d,
J=8.5), 7.78 (1H, bs), 7.85 (1H, d, J=8.5), 8.05-
8.2 (3H,m), 8.46 (1H, bs).
【0361】実施例100 3−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5
−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ル]−3−オキソプロピオン酸エチル 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−2148)参考例81で得られ
た5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−
イルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)インドリン1.50gを、ジクロロメタン20mlに
溶解させ、−10℃で攪拌下、エチルマロニルクロリド
0.49ml及びピリジン0.26mlを加え、−10℃で
2時間攪拌した後、室温で1時間攪拌した。反応液を減
圧下濃縮し、得られた残渣に水を加えた後酢酸エチルで
抽出し、抽出液を水及び食塩水で順次洗浄した後、有機
層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下
溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/
1)で精製し、3−[5−(1−t−ブトキシカルボニ
ルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)インドリン−1−イル]−3−オ
キソプロピオン酸エチル1.46g(収率78%)を固
体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.19 (3H, t, J
=7), 1.46 (9H, s), 1.65-1.8 (2H, m), 1.85-1.95 (2
H, m), 2.99 (1H, dd, J=1.5及び16), 3.19 (1H, d, J=
15), 3.25-3.35 (2H, m), 3.42 (1H, d, J=15), 3.65-
3.75 (2H, m), 3.89 (1H, dd, J=10及び16), 4.08 (2H,
q, J=7), 4.35-4.45 (1H, m), 5.67 (1H,dd, J=1.5及
び10), 6.72 (1H, d, J=2), 6.86 (1H, dd, J=2及び9),
7.45 (1H,dd, J=1.5及び8.5), 7.62 (1H, dd, J=1.5及
び8.5), 7.67 (1H, bs), 7.89 (1H, d, J=8.5), 7.90
(1H, d, J=8.5), 8.18 (1H, bs), 8.28 (1H, d, J=9). 上記で得られた3−[5−(1−t−ブトキシカルボニ
ルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)インドリン−1−イル]−3−オ
キソプロピオン酸エチル1.46gを、エタノール15m
l及びトルエン5mlの混合溶媒に溶解させ、塩酸ヒドロ
キシルアミン0.57g及び炭酸ナトリウム0.40gを
加え、16時間加熱還流させた。反応液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/2)で精製し、固
体1.12gを得た。次いで、得られた固体を酢酸15
mlに溶解させ、無水酢酸0.26mlを加え、室温で30
分間攪拌した後、10%パラジウム−炭素触媒0.15
gを加え、水素雰囲気下、室温で6時間攪拌した。触媒
を濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチ
ル20mlに溶解させた後、4規定塩化水素−酢酸エチル
溶液9.05mlを加え、室温で1時間攪拌した。減圧下
溶媒を留去し、得られた残渣をHPLC(YMC-pack OD
S,溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/4)で精製
し、極性の高い溶出物として3−[2−(7−アミジノ
ナフタレン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イル
オキシ)インドリン−1−イル]−3−オキソプロピオ
ン酸0.31gを、極性の低い溶出物として3−[2−
(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−(ピペリ
ジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イル]−3−
オキソプロピオン酸エチル0.55gを、それぞれ固体
として得た。次いで、得られた3−[2−(7−アミジ
ノナフタレン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イ
ルオキシ)インドリン−1−イル]−3−オキソプロピ
オン酸を、エタノール10mlに溶解させ、塩化水素を
通じて飽和させた後、室温で3時間攪拌した。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をHPLC(YMC-pack ODS,
溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/4)で精製し、3
−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−5−
(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリン−1−イ
ル]−3−オキソプロピオン酸エチル0.36gを得た
[前記の精製物と合わせ3−[2−(7−アミジノナフ
タレン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イルオキ
シ)インドリン−1−イル]−3−オキソプロピオン酸
エチルを合計0.91g(収率73%)を得た]。上記
で得られた3−[2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インドリ
ン−1−イル]−3−オキソプロピオン酸エチル0.6
7gを、酢酸エチル10mlに溶解させ、4規定塩化水素
−酢酸エチル溶液1.00mlを加えた後、減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣を酢酸エチル中で粉砕した後濾取
し、乾燥させることにより、標記化合物0.66g(収
率86%)を無色固体として得た. 融点:192−198℃; NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.03 (3H, t,
J=7), 1.75-1.9 (2H,m), 2.0-2.15 (2H, m), 2.92 (1
H, d, J=16.5), 2.95-3.1 (2H, m), 3.10 (1H,d, J=1
6), 3.15-3.3 (2H, m), 3.71 (1H, d, J=16), 3.75-4.0
(3H, m), 4.5-4.65 (1H, m), 5.94 (1H, d, J=9), 6.9
-7.0 (2H, m), 7.57 (1H, d, J=8.5), 7.77 (1H, s),
7.84 (1H, d, J=8.5), 8.05-8.2 (3H, m), 8.46 (1H,
s).
【0362】実施例101 3−[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)インドリン−1−イル]−3−オキソプロピオン酸
エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−214
9)実施例100で得られた3−[2−(7−アミジノ
ナフタレン−2−イル)−5−(ピペリジン−4−イル
オキシ)インドリン−1−イル]−3−オキソプロピオ
ン酸エチル2塩酸塩627mgを、エタノール15mlに溶
解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩270mg及びト
リエチルアミン0.91mlを加え、室温で8時間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pa
ck ODS,溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/4)で精
製し、固体を得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル
10mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
0.74mlを加え、室温で30分間攪拌した。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣を酢酸エチル中で粉砕した後
濾取し、乾燥させることにより、標記化合物525mg
(収率78%)を無定形の固体として得た。 融点:186−190℃; NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.04 (3H, t,
J=7), 1.75-1.85 (2H, m), 1.95-2.1 (2H, m), 2.29
(3H, s), 2.93 (1H, d, J=16), 3.11 (1H, d, J=16),
3.45-3.6 (2H, m), 3.65-3.95 (4H, m), 3.70 (1H, d,
J=16), 4.6-4.7 (1H, m), 5.94 (1H, d, J=9), 6.9-7.9
5 (2H, m), 7.57 (1H, d, J=8.5), 7.77 (1H, s), 7.86
(1H, d, J=8.5), 8.05-8.15 (3H, m), 8.48 (1H, bs).
【0363】実施例102 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−[3−(N−メチルアミノ)プロポ
キシ]インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−2612)参考例4で得られた
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−ヒドロキシインドリン1.13gを、
テトラヒドロフラン50mlに溶解させ、窒素雰囲気下、
N−メチル−N−t−ブトキシカルボニル−3−ヒドロ
キシプロピルアミン1.70g、トリフェニルホスフィ
ン2.36g及びアゾジカルボン酸ジエチル1.40ml
を加え、50℃で1時間攪拌した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:ジクロロメタン/酢酸エチル=10/
1)で精製し、2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニル−5−[3−(N−メチル
−N−t−ブトキシカルボニルアミノ)プロポキシ]イ
ンドリン1.45g(収率88%)を無定形の淡黄色固
体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.4), 1.42 (9H, s),1.99 (2H, brt, J=6.2), 2.87 (3
H, s), 2.9-3.05 (2H, m), 3.07 (1H, dd, J=3.0及び1
6.5), 3.40 (2H, t, J=6.9), 3.86 (1H, dd, J=10.2及
び16.5), 3.94 (2H, t, J=6.1), 5.62 (1H, dd, J=3.0
及び10.2), 6.75-6.8 (2H, m), 7.42 (1H,d, J=8.6),
7.57 (1H, dd, J=1.6及び8.5), 7.58 (1H, dd, J=1.6及
び8.5), 7.85-7.9 (3H, m), 8.20 (1H, s). 上記で得られた2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニル−5−[3−(N−メチル
−N−t−ブトキシカルボニルアミノ)プロポキシ]イ
ンドリン1.43gを、エタノール20mlに溶解させ、
塩酸ヒドロキシルアミン0.27g及びカリウムt−ブ
トキシド0.44gを加え、室温で15分間攪拌した
後、70℃で2時間攪拌した。反応液に塩酸ヒドロキシ
ルアミン0.54g及びカリウムt−ブトキシド0.8
8gを加え、さらに70℃で5時間攪拌した。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/
4)で精製し、無色固体1.04gを得た。次いで、得
られた固体1.02gを酢酸15mlに溶解させ、無水
酢酸0.25ml及び10%パラジウム−炭素触媒0.0
8gを用いて、実施例22と同様に反応させ、後処理し
た後、得られた無定形固体をメタノール10mlに溶解さ
せ、4規定塩化水素−ジオキサン溶液5mlを加え、室温
で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をH
PLC(YMC-pack ODS YMC,溶出溶媒:アセトニトリル
/水=15/85)で精製し、無定形の固体を得た。次
いで、得られた固体に1規定塩酸5mlを加え、室温で5
分間静置させた後、減圧下溶媒を留去し、標記化合物
0.25g(収率26%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.3), 2.0-2.1 (2H, m), 2.54 (3H, s), 2.95-3.0
(3H, m), 3.12 (1H, dd, J=7.2及び14.3), 3.25-3.3 (1
H, m), 3.96 (1H, dd, J=10.2及び16.9), 4.02 (2H, t,
J=6.0), 5.78 (1H, dd, J=2.3及び9.9), 6.86 (1H, d
d, J=2.3及び8.7), 6.92 (1H, d, J=1.7),7.35 (1H, d,
J=8.7), 7.63 (1H, d, J=9.0), 7.82 (1H, dd, J=1.7
及び8.7),7.95 (1H, s), 8.07 (1H, d, J=8.6), 8.12
(1H, d, J=8.6), 8.49 (1H, s);IR (KBr, cm-1) : 167
5, 1487, 1183.
【0364】実施例103 5−[3−(N−アセトイミドイル−N−メチルアミ
ノ)プロポキシ]−2−(7−アミジノナフタレン−2
−イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−2618)実施例102で
得られた2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−[3−(N−メチルアミ
ノ)プロポキシ]インドリン 2塩酸塩0.21gを、
エタノール5mlに溶解させ、窒素雰囲気下、エチルアセ
トイミデート塩酸塩0.12g及びトリエチルアミン
0.14mlを加え、室温で一晩攪拌した。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣をHPLC(YMC-pack ODS YMC,
溶出溶媒:アセトニトリル/水=25/75)で精製
し、無定形の固体を得た。次いで、得られた固体に1規
定塩酸5mlを加え、室温で5分間静置させた。減圧下溶
媒を留去し、標記化合物0.14g(収率61%)を無
定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.3), 1.95-2.05 (2H, m), 2.25及び2.27 (合計3H,
各s), 3.0-3.05 (1H, m), 3.04及び3.12 (合計3H, 各
s), 3.05-3.15 (2H, m), 3.25-3.35 (2H, m), 3.59 (2
H, brt, J=6.3), 3.95-4.05 (3H, m), 5.78 (1H, dd, J
=2.5及び9.9), 6.85-6.89 (1H, m), 6.92 (1H, d, J=2.
8), 7.35 (1H, d, J=8.7), 7.63 (1H, dd, J=1.6及び1
0.1), 7.84 (1H, dd, J=1.6及び8.7), 7.95 (1H, s),
8.07 (1H, d, J=8.7), 8.12 (1H, d, J=8.7), 8.50 (1
H, s); IR (KBr,cm-1) : 3081, 1673, 1489, 1148.
【0365】実施例104 2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1−エタ
ンスルホニル−5−[4−(N−メチルアミノ)ブトキ
シ]インドリン 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−2613)参考例4で得られた
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−ヒドロキシインドリン1.14gを、
テトラヒドロフラン50mlに溶解させ、窒素雰囲気下、
N−メチル−N−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロ
キシブチルアミン1.01g、トリフェニルホスフィン
1.30g及びアゾジカルボン酸ジエチル0.79mlを
加え、50℃で1時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ジクロロメタン/酢酸エチル=10/1)
で精製し、2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−
1−エタンスルホニル−5−[4−(N−メチル−N−
t−ブトキシカルボニルアミノ)ブトキシ]インドリン
1.27g(収率75%)を無定形の淡黄色固体として
得た。 NMRスペクトル(400MHzm CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5), 1.45 (9H, s),1.65-1.8 (4H, m), 2.85 (3H,
s), 2.95-3.05 (2H, m), 3.07 (1H, dd, J=3.0及び16.
5), 3.28 (2H, t, J=6.8), 3.86 (1H, dd, J=10.2及び1
6.5), 3.95 (2H,t, J=6.1), 5.62 (1H, dd, J=3.0及び1
0.2), 6.75-6.8 (2H, m), 7.42 (1H, d,J=8.7), 7.57
(1H, dd, J=1.6及び8.5), 7.59 (1H, dd, J=1.6及び8.
5), 7.85-7.9 (3H, m), 8.20 (1H, s). 上記で得られた2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−エタンスルホニル−5−[4−(N−メチル
−N−t−ブトキシカルボニルアミノ)ブトキシ]イン
ドリン1.25gを、エタノール50mlに溶解させ、塩
酸ヒドロキシルアミン0.60g及びカリウムt−ブト
キシド0.60gを加え、室温で15分間攪拌した後、
70℃で8時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/2)で精製し、無色固
体0.77gを得た。次いで、得られた固体0.75gを
酢酸10mlに溶解させ、無水酢酸0.18ml及び10%
パラジウム−炭素触媒0.10gを用いて、実施例22
と同様に反応させ、後処理した後、得られた無定形固体
をエタノール10mlに溶解させ、4規定塩化水素−ジオ
キサン溶液5mlを加え、室温で2時間攪拌した。反応液
を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS YM
C,溶出溶媒:アセトニトリル/水=25/75)で精
製し、無定形の固体を得た。次いで、得られた固体に1
規定塩酸5mlを加え、室温で5分間静置させた。減圧下
溶媒を留去し、標記化合物0.49g(収率71%)を
無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.3), 1.76 (4H, bs), 2.50 (3H, s), 2.90 (2H, b
s), 3.03 (1H, dd, J=2.4及び10.5), 3.1-3.2 (1H, m),
3.25-3.35 (1H, m), 3.95-4.0 (3H, m), 5.78 (1H, d
d, J=2.4及び10.5), 6.86 (1H, dd, J=2.2及び8.8), 6.
92 (1H, s), 7.35 (1H, d, J=8.6), 7.64(1H, d, J=8.
6), 7.86 (1H, d, J=8.6), 7.95 (1H, s), 8.07 (1H,
d, J=8.6),8.12 (1H, d, J=8.6), 8.52 (1H, s); IR(KBr,cm-1) : 3048, 1675, 1487, 1148.
【0366】実施例105 5−[4−(N−アセトイミドイル−N−メチルアミ
ノ)ブトキシ]−2−(7−アミジノナフタレン−2−
イル)−1−エタンスルホニルインドリン 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−2619)実施例104で得
られた2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニル−5−[4−(N−メチルアミノ)
ブトキシ]インドリン 2塩酸塩0.41gを、エタノ
ール10mlに溶解させ、窒素雰囲気下、エチルアセトイ
ミデート塩酸塩0.23g及びトリエチルアミン0.2
5mlを加え、室温で一晩攪拌した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をHPLC(YMC-pack ODS YMC,溶出
溶媒:アセトニトリル/水=25/75)で精製し、無
定形の固体を得た。次いで、得られた固体に1規定塩酸
10mlを加え、室温で5分間静置させた。減圧下溶媒を
留去し、標記化合物0.25g(収率57%)を無定形
の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 1.18 (3H, t,
J=7.4), 1.65-1.75 (4H, bs), 2.28及び2.50 (合計3H,
各s), 3.01 (1H, dd, J=1.7及び17.0), 3.04及び3.11
(合計3H, 各s), 3.11 (1H, dd, J=7.3及び14.2), 3.25-
3.35 (1H, m),3.45-3.50 (2H, m), 3.95-4.00 (3H, m),
5.78 (1H, dd, J=2.5及び10.0), 6.86 (1H, dd, J=2.5
及び8.8), 6.91 (1H, s), 7.34 (1H, d, J=8.8), 7.64
(1H, d, J=8.6), 7.84 (1H, dd, J=1,8及び8.6), 7.95
(1H, s), 8.07 (1H, d, J=8.7), 8.12 (1H, d, J=8.7),
8.51 (1H, s). IR(KBr,cm-1) : 3126, 1672, 1631, 1487, 1148.
【0367】実施例106 2−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−4
−クロロ−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インド
リン−1−イルスルホニル]酢酸エチル 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−2701)参考例84で得られ
た2−[5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン
−4−イルオキシ)−4−クロロ−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)インドリン−1−イルスルホニ
ル]酢酸エチル1610mgを、エタノール20mlに溶解
させ、氷冷下、塩化水素を通じた後、密栓をして室温で
5.5時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮
物をエタノール14mlに溶解させ、塩化アンモニウム4
30mgを水7mlに溶解させた水溶液を加えた後、28%
アンモニア水0.55mlを加え、室温で一晩放置した。
析出した結晶をセライト(登録商標)を用いて濾過した
後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack
ODS YMC,溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/4)で
精製し、無定形の固体418mgを得た。次いで、得られ
た固体を酢酸エチル10mlに懸濁させ、4規定塩化水素
−酢酸エチル溶液0.55mlを加え、室温で15分間静
置させた。減圧下溶媒を留去し、標記化合物386mg
(収率24%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6 + D2O)δppm : 1.12
(3H, t, J=7.1), 1.80-1.95 (2H, m), 2.05-2.2 (2H,
m), 3.04 (1H, d, J=17.1), 3.0-3.3 (4H, m), 3.85-4.
1 (3H, m), 4.49 (1H, d, J=14.3), 4.55 (1H, d, J=1
4.3), 4.65-4.75 (1H, m), 5.94 (1H, d, J=10.1), 7.2
5 (1H, d, J=8.6), 7.84 (1H, d, J=8.6),7.99 (1H,
s), 8.11 (1H, d, J=8.7), 8.15 (1H, d, J=8.7), 8.49
(1H, s); IR(KBr, cm-1) : 1738, 1675.
【0368】実施例107 2−[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−4−クロロインドリン−1−イルスルホニル]酢
酸エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−125
0)実施例106で得られた2−[2−(7−アミジノ
ナフタレン−2−イル)−4−クロロ−5−(ピペリジ
ン−4−イルオキシ)インドリン−1−イル]スルホニ
ル酢酸エチル 2塩酸塩343mgを、エタノール10ml
に溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩130mg及
びトリエチルアミン0.45mlを加え、室温で一晩攪拌
した後、エチルアセトイミデート塩酸塩65mg及びトリ
エチルアミン0.15mlを加え、更に室温で一晩攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pa
ck ODS YMC,溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/4)
で精製し、無定形の固体292mgを得た。次いで、得ら
れた固体を酢酸エチル10mlに懸濁させ、4規定塩化水
素−酢酸エチル溶液0.36mlを加え、室温で20分間
静置した。減圧下溶媒を留去し、生じた固体をろ取した
後乾燥させ、標記化合物273mg(収率75%)を無定
形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6 + D2O)δppm : 1.12
(3H, t, J=7.1), 1.75-1.9 (2H, m), 1.95-2.15 (2H,
m), 2.30 (3H, s), 3.03 (1H, d, J=16.7), 3.55-3.75
(4H, m), 3.85-4.1 (3H, m), 4.49 (1H, d, J=14.3),
4.55 (1H, d, J=14.3), 4.7-4.8 (1H, m), 5.94 (1H,
d, J=10.2), 7.25 (1H, d, J=8.8), 7.36 (1H, d, J=8.
8), 7.67 (1H, d, J=8.6), 7.83 (1H, d, J=8.6), 7.98
(1H, s), 8.11 (1H, d, J=8.7), 8.15 (1H, d, J=8.
7), 8.45 (1H, s); IR(KBr,cm-1) : 1738, 1673, 1623.
【0369】実施例108 2−[2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−6
−クロロ−5−(ピペリジン−4−イルオキシ)インド
リン−1−イルスルホニル]酢酸エチル 2塩酸塩
(例示化合物番号:1−2702)参考例88で得られ
た2−[5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン
−4−イルオキシ)−6−クロロ−2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)インドリン−1−イルスルホニ
ル]酢酸エチル931mgを、エタノール15mlに溶解さ
せ、氷冷下、塩化水素を通じた後、密栓をして室温で5
時間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をエ
タノール10mlに溶解させ、塩化アンモニウム250mg
を水5mlに溶解させた水溶液を加えた後、28%アンモ
ニア水0.32mlを加え、室温で二晩放置した。反応液
を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YMC-pack ODS YM
C,溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/3)で精製
し、無定形の固体556mgを得た。次いで、得られた固
体を酢酸エチル10mlに懸濁させ、4規定塩化水素−酢
酸エチル溶液0.73mlを加え、室温で20分間静置さ
せた。減圧下溶媒を留去し、標記化合物551mg(収率
60%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6 + D2O)δppm : 1.12
(3H, t, J=7.1), 1.85-1.95 (2H, m), 2.05-2.15 (2H,
m), 3.05 (1H, dd, J=2.1及び17.0), 3.05-3.15(2H,
m), 3.20-3.25 (2H, m), 3.95-4.05 (3H, m), 4.48 (1
H, d, J=14.3), 4.55 (1H, d, J=14.3), 4.65-4.7 (1H,
m), 5.89 (1H, dd, J=2.5及び10.0), 7.31(1H, s), 7.
45 (1H, s), 7.65 (1H, dd, J=1.5及び8.6), 7.82 (1H,
dd, J=1.8及び8.6), 7.97 (1H, s), 8.10 (1H, d, J=
8.7), 8.15 (1H, d, J=8.7), 8.47 (1H, s); IR(KBr, cm-1) : 1738, 1675.
【0370】実施例109 2−[5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イ
ル)−6−クロロインドリン−1−イルスルホニル]酢
酸エチル 2塩酸塩 (例示化合物番号:1−272
6)実施例108で得られた2−[2−(7−アミジノ
ナフタレン−2−イル)−6−クロロ−5−(ピペリジ
ン−4−イルオキシ)インドリン−1−イルスルホニ
ル]酢酸エチル 2塩酸塩509mgを、エタノール10
mlに溶解させ、エチルアセトイミデート塩酸塩200mg
及びトリエチルアミン0.66mlを加え、室温で一晩放
置した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をHPLC(YM
C-pack ODS YMC,溶出溶媒:アセトニトリル/水=1/
4)で精製し、無定形の固体469mgを得た。次いで、
得られた固体を酢酸エチル10mlに懸濁させ、4規定塩
化水素−酢酸エチル溶液0.93mlを加え、室温で20
分間静置させた。減圧下溶媒を留去し、標記化合物65
1mg(収率43%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6 + D2O)δppm : 1.13
(3H, t, J=7.12), 1.75-1.85 (2H, m), 1.95-2.1 (2H,
m), 2.30 (3H, s), 3.06 (1H, d, J=17.2), 3.55-3.65
(2H, m), 3.65-3.75 (2H, m), 3.90-4.10 (3H, m), 4.4
8 (1H, d, J=14.3), 4.54 (1H, d, J=14.3), 4.70-4.75
(1H, m), 5.90 (1H, d, J=10.0), 7.31(1H, s), 7.45
(1H, s), 7.65 (1H, d, J=8.6), 7.82 (1H, d, J=8.6),
7.97 (1H, s), 8.10 (1H, d, J=8.6), 8.15 (1H, d, J
=8.6), 8.48 (1H, s); IR(KBr, cm-1) : 1739, 1673, 1621.
【0371】参考例1 7−[1−ヒドロキシ−2−(5−メトキシメトキシ−
2−ニトロフェニル)エチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル 7−ホルミルナフタレン−2−カルボニトリル19.0
0g及び4−メトキシメトキシ−2−トリメチルシリル
メチルニトロベンゼン27.00gを、テトラヒドロフ
ラン250mlに溶解させ、−10℃で攪拌下、テトラブ
チルアンモニウムフロリド1水和物2.61gのテトラ
ヒドロフラン15ml溶液を徐々に滴下した。同温度で3
0分間攪拌した後、テトラブチルアンモニウムフロリド
の75%水溶液15mlを滴下し、室温迄昇温させた後、
同温度で1時間攪拌した。反応終了後、反応液に塩化ア
ンモニウム水溶液250mlを滴下し、酢酸エチルで抽出
した後、抽出液を食塩水で洗浄し、有機層を無水硫酸マ
グネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製
し、標記化合物22.07g(収率58%)を固体とし
て得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 3.22 (1H, dd,
J=9.0Hz及び13.5Hz),3.41 (3H, s), 3.57 (1H, dd, J=
3.5Hz及び13.5Hz), 5.15 (1H, d, J=7.0Hz), 5.18 (1H,
d, J=7.0Hz), 5.2 - 5.35 (1H, m), 6.91 (1H, d, J=
2.5Hz), 7.03 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz), 7.6 - 7.6
5 (1H, m), 7.75 - 7.8 (1H, m), 7.85 -7.95 (3H, m),
8.09 (1H, d, J=9.0Hz), 8.25 - 8.3 (1H, m).
【0372】参考例2 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル 参考例1と同様な方法で得られた7−[1−ヒドロキシ
−2−(5−メトキシメトキシ−2−ニトロフェニル)
エチル]ナフタレン−2−カルボニトリル24.00g
を、テトラヒドロフラン100ml及びエタノール100
mlの混合溶媒に溶解させ、10%パラジウム炭素触媒
2.4gを加え、水素雰囲気下、室温で4時間攪拌し
た。触媒を濾去した後、減圧下濾液を濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキ
サン/酢酸エチル=1/2)で精製し、標記化合物1
6.85g(収率76%)を無色の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.9 - 3.1 (2H,
m), 3.38 (3H, s), 5.00 (2H, s), 5.18 (1H, dd, J=
4.5Hz及び7.5Hz), 6.65 (1H, d, J=2.5Hz), 6.69 (1H,
d, J=8.5Hz), 6.80 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 7.58
(1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.65 (1H, dd, J=1.5Hz
及び8.5Hz), 7.8 - 7.95 (2H, m), 8.19(1H, bs).
【0373】参考例3 7−[2−(2−エタンスルホニルアミノ−5−メトキ
シメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタ
レン−2−カルボニトリル 参考例2で得られた7−[2−(2−アミノ−5−メト
キシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフ
タレン−2−カルボニトリル3.00gを、ジクロロメ
タン60mlに懸濁させ、氷冷攪拌下、エタンスルホニル
クロリド1.08mlを滴下し、次いで、ピリジン0.9
6mlを滴下し、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧下濃
縮し、濃縮物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗した
後、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下
溶媒を留去し、得られた残渣にヘキサン及び酢酸エチル
(2/1)の混合液を加え、暫く攪拌した後、生じた固
体を濾取し、標記化合物3.20g(収率84%)を固
体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.44 (3H, t, J
=7.5Hz), 3.05 - 3.25(4H, m), 3.36 (3H, s), 5.02 (1
H, d, J=7.0Hz), 5.06 (1H, d, J=7.0Hz), 5.2 - 5.3
(1H, m), 6.70 (1H, d, J=3.0Hz), 6.91 (1H, dd, J=3.
0Hz及び9.0Hz),7.40 (1H, d, J=9.0Hz), 7.6 - 7.7 (2
H, m), 7.82 (1H, bs), 7.85 - 7.95 (2H, m), 8.20 (1
H, bs).
【0374】参考例4 2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−ヒドロキシインドリン 参考例3で得られた7−[2−(2−エタンスルホニル
アミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロ
キシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル3.20
gを、テトラヒドロフラン60mlに溶解させ、氷冷攪拌
下、n−トリブチルホスフィン2.10ml及び1,1’
−アゾジカルボニルジピペリジン2.20gを加え、1
時間攪拌した。反応液に水100mlを加えた後、酢酸エ
チルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した後、無水硫酸
マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去
し,得られた残渣にヘキサン及び酢酸エチル(1/1)
の混合液を加えた後、不溶物を濾去し、濾液を減圧下濃
縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=2/3)で精製
し、2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エ
タンスルホニル−5−メトキシメトキシインドリン3.
00g(収率98%)を無色固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.9 - 3.2 (3H, m), 3.49 (3H, s), 3.87 (1
H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 5.14 (2H, s), 5.64 (1
H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.9 - 7.0 (2H, m), 7.43
(1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95
(3H, m), 8.21 (1H, bs).
【0375】上記で得られた2−(7−シアノナフタレ
ン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−メトキシ
メトキシインドリン3.00gを、酢酸エチル80mlに
懸濁させ、氷冷攪拌下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶
液20mlを加え、室温迄昇温させた後、6時間攪拌し
た。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン
/酢酸エチル=2/3)で精製し、標記化合物2.60
g(収率97%)を無色固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.9 - 3.15(3H, m), 3.84 (1H, dd, J=10.0Hz
及び16.5Hz), 5.62 (1H, dd, J=3.0Hz及び10Hz), 6.65
- 6.8 (2H, m), 7.36 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65
(2H, m), 7.75- 7.95 (3H, m), 8.17 (1H, bs).
【0376】参考例5 7−[2−(2−エトキシカルボニルアミノスルホニル
アミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロ
キシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリルクロロス
ルホニルイソシアネート0.40mlをジクロロメタン3
0mlに溶解させ、−78℃で攪拌下、エタノール0.3
2mlを加え、室温として30分間攪拌した。次いで、反
応液に、参考例2で得られた7−[2−(2−アミノ−
5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチ
ル]ナフタレン−2−カルボニトリル1.32gを加
え、−78℃で攪拌下、ピリジン0.36mlを滴下した
後、暫く攪拌し、冷却浴を氷−食塩水に替えて、2時間
攪拌した。反応液にジクロロメタンを加え、水及び食塩
水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用い
て乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサ
ン/酢酸エチル=1/1)で精製し、標記化合物1.5
0g(収率79%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.22 (3H, t, J
=7.0Hz), 3.05 (1H, dd, J=3.0Hz及び14.5Hz), 3.25 (1
H, dd, J=8.5Hz及び14.5Hz), 4.20 (2H, q, J=7.0Hz),
5.02 (1H, d, J=7.0Hz), 5.07 (1H, d, J=7.0Hz), 5.19
(1H, dd, J=3.0Hz及び8.5Hz), 6.73 (1H, d, J=3.0H
z), 6.92 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.42 (1H, d,
J=9.0Hz), 7.55 - 7.65 (1H, m), 7.7 - 7.8 (1H, m),
7.85 - 7.95 (3H, m), 8.19 (1H, bs).
【0377】参考例6 2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エトキ
シカルボニルスルファモイル−5−ヒドロキシインドリ
ン 参考例5で得られた7−[2−(2−エトキシカルボニ
ルアミノスルホニルアミノ−5−メトキシメトキシフェ
ニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カル
ボニトリル1.80gを、テトラヒドロフラン40mlに
溶解させ、n−トリブチルホスフィン1.00ml及び
1,1'−アゾジカルボニルジピペリジン1.10gを用
いて、参考例4と同様に反応させた。反応液を酢酸エチ
ルで抽出し、抽出液を水及び食塩水で洗浄した後、有機
層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下
溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=3/
2)で精製し、2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−エトキシカルボニルスルファモイル−5−メ
トキシメトキシインドリン1.68g(収率87%)を
固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.21 (3H, t, J
=7.0Hz), 3.02 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.5Hz), 3.49 (3
H, s), 3.93 (1H, dd, J=10.5Hz及び16.5Hz),4.05 - 4.
25 (2H, m), 5.14 (2H, s), 6.18 (1H, dd, J=2.5Hz及
び10.5Hz), 6.9- 7.05 (2H, m), 7.41 (1H, d, J=8.5H
z), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.21
(1H, bs).
【0378】上記で得られた2−(7−シアノナフタレ
ン−2−イル)−1−エトキシカルボニルスルファモイ
ル−5−メトキシメトキシインドリン1.68gを、酢
酸エチル25mlに溶解させ、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液8.8mlを用いて、参考例4と同様に反応させ
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をヘキサン中で攪拌
し、生じた沈澱を濾取した後、乾燥させ、標記化合物
1.43g(収率93%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.09 (3H, t,
J=7.0Hz), 2.91 (1H,dd, J=3.0Hz及び16.5Hz), 3.79
(1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 3.95 - 4.15(2H, m),
5.99 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.6 - 6.75 (2H,
m), 7.17 (1H,d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (1H, m), 7.7
- 7.85 (1H, m), 7.93 (1H, bs), 8.05 (1H, d, J=8.5
Hz), 8.09 (1H, d, J=8.5Hz), 8.58 (1H, bs).
【0379】参考例7 7−[2−(2−t−ブトキシカルボニルアミノスルホ
ニルアミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒ
ドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル クロロスルホニルイソシアネート0.90mlをジクロロ
メタン100mlに溶解させ、t−ブタノール1.20m
l、7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフ
ェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カ
ルボニトリル3.00g及びピリジン0.80mlを用い
て、参考例5と同様に反応させた。反応液をジクロロメ
タンで抽出し、抽出液を水洗した後、有機層を無水硫酸
マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製
し、標記化合物4.50g(収率99%)を固体として
得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.41 (9H, s),
3.04 (1H, dd, J=3.0Hz及び14.0Hz), 3.30 (1H, dd, J=
9.0Hz及び14.0Hz), 3.38 (3H, s), 5.04 (1H,d, J=7.0H
z), 5.08 (1H, d, J=7.0Hz), 5.15 - 5.25 (1H, m), 6.
75 (1H, d, J=3.0Hz), 6.93 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0H
z), 7.44 (1H, d, J=9.0Hz), 7.60 (1H, dd, J=1.5Hz及
び8.5Hz), 7.76 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.85 -
7.95 (3H, m), 8.20 (1H, d, J=1.5Hz).
【0380】参考例8 1−t−ブトキシカルボニルスルファモイル−2−(7
−シアノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキシイン
ドリン 参考例7で得られた7−[2−(2−t−ブトキシカル
ボニルアミノスルホニルアミノ−5−メトキシメトキシ
フェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−
カルボニトリル4.50gを、テトラヒドロフラン10
0mlに溶解させ、n−トリブチルホスフィン3.20ml
及び1,1'−アゾジカルボニルジピペリジン3.30g
を用いて、参考例4と同様に反応させた。反応液を酢酸
エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキ
サン/酢酸エチル=2/1)で精製し、1−t−ブトキ
シカルボニルスルファモイル−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−5−メトキシメトキシインドリン
3.80g(収率79%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.37 (9H, s),
3.01 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.0Hz), 3.48 (3H, s), 3.
94 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.0Hz), 5.14 (2H,s), 6.19
(1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.85 - 7.05 (2H, m),
7.40 (1H, d,J=8.5Hz), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 -
7.95 (3H, m), 8.18 (1H, bs).
【0381】上記で得られた1−t−ブトキシカルボニ
ルスルファモイル−2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)−5−メトキシメトキシインドリン300mgを、
酢酸エチル5mlに溶解させ、氷冷攪拌下、4規定塩化水
素−酢酸エチル溶液5mlを加え、2時間攪拌した。反応
液に酢酸エチル及び炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて
攪拌した後、酢酸エチル層を分離させ、有機層を食塩水
で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エ
チル=1/1)で精製し、標記化合物240mg(収率8
7%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.37 (9H, s),
2.99 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.0Hz), 3.92 (1H, dd, J=
10.0Hz及び16.0Hz), 6.18 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0H
z), 6.65 - 6.85 (2H, m), 7.35 (1H, d, J=8.5Hz), 7.
5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.18 (1H, b
s).
【0382】参考例9 4−メトキシメトキシ−2−トリメチルシリルメチルニ
トロベンゼン 4−メトキシメトキシニトロベンゼン41.9gを、テ
トラヒドロフラン500mlに溶解させ、−30℃で攪拌
下、トリメチルシリルメチルマグネシウムクロリド溶液
(1M−エーテル溶液)252mlを徐々に滴下した。同
温度で30分間攪拌した後、2、3−ジクロロ−5,6
−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン52gのテトラヒド
ロフラン300ml溶液を徐々に滴下し、同温度で2時間
攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル
に溶解させ、2.5kgのシリカゲルを用いてろ過した
後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
5/1)で精製し、標記化合物45.9g(収率75
%)を油状物として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 0.01 (9H, s),
2.64 (2H, s), 3.48 (3H, s), 5.21 (2H, s), 6.75 (1
H, d, J=2.5Hz), 6.83 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz),
8.03 (1H, d, J=9.0Hz).
【0383】参考例10 4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−2−トリメ
チルシリルメチルニトロベンゼン 4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ニトロベンゼ
ン7.52gを、テトラヒドロフラン70mlに溶解さ
せ、−5℃で攪拌下、トリメチルシリルメチルマグネシ
ウムクロリド溶液(1M−エーテル溶液)43mlを徐々
に滴下し、同温度で2.5時間攪拌した。次いで、同温
度で攪拌下、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−
1,4−ベンゾキノン9.62gのテトラヒドロフラン
80ml溶液を徐々に滴下し、2時間攪拌した。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣を酢酸エチルに溶解させた
後、有機層を水及び食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:ヘキサン/酢酸エチル=4/1)で精製し、標記化
合物6.90g(収率64%)を油状物として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 0.01 (9H, s),
2.60 (2H, s), 4.0 -4.2 (4H, m), 5.83 (1H, s), 7.26
(1H, d, J=1.5Hz), 7.32 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5H
z), 7.95 (1H, d, J=8.5Hz).
【0384】参考例11 7−[2−[5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)
−2−ニトロフェニル]−1−ヒドロキシエチル]ナフ
タレン−2−カルボニトリル 7−ホルミルナフタレン−2−カルボニトリル1.06
g及び4−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−2−
トリメチルシリルメチルニトロベンゼン1.45gを、
テトラヒドロフラン15mlに溶解させ、テトラブチルア
ンモニウムフロリド1水和物0.13gのテトラヒドロ
フラン溶液及びテトラブチルアンモニウムフロリドの7
5%水溶液0.90mlを用いて、参考例1と同様に反応
させた。反応液に塩化アンモニウム水溶液を加えて、酢
酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘ
キサン/酢酸エチル/ジクロロメタン=4/4/1)で
精製し、標記化合物1.52g(収率76%)を固体と
して得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 3.15 - 3.4
(2H, m), 4.9 - 5.05 (1H, m), 5.79 (1H, s), 7.45 -
7.55 (2H, m), 7.65 - 7.8 (2H, m), 7.85 - 8.0 (2H,
m), 8.04 (1H, d, J=8.5Hz), 8.10 (1H, d, J=8.5Hz),
8.56 (1H, bs).
【0385】参考例12 7−[2−[5−(4−t−ブトキシカルボニルピペラ
ジン−1−イルメチル)−2−ニトロフェニル]−1−
ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル 参考例11で得られた7−[2−[5−(1,3−ジオ
キソラン−2−イル)−2−ニトロフェニル]−1−ヒ
ドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル1.
52gを、アセトン20mlに懸濁させ、4規定−塩化水
素/ジオキサン溶液3mlを加え、4.5時間攪拌した。
反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1
/1)で精製し、7−[2−(5−ホルミル−2−ニト
ロフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2
−カルボニトリル0.88g(収率65%)を固体とし
て得た。上記で得られた7−[2−(5−ホルミル−2
−ニトロフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレ
ン−2−カルボニトリルを、ジクロロメタン20mlに溶
解させ、氷冷攪拌下、1−ピペラジンカルボン酸t−ブ
チル0.62g、酢酸1.46ml及びナトリウムトリア
セトキシボロヒドライド0.70gを加え、室温で1夜
攪拌した。反応終了後、反応液に氷水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した後、抽出液を無水硫酸マグネシウムを用い
て乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサ
ン/酢酸エチル=1/1)で精製し、標記化合物0.5
3g(収率40%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
2.31 (4H, t, J=4.5Hz), 3.25 (1H, dd, J=9.0Hz及び1
3.5Hz), 3.37 (4H, t, J=4.5Hz), 3.4 - 3.6 (3H, m),
5.26 (1H, dd, J=4.0Hz及び9.0Hz), 7.25 - 7.45 (2H,
m), 7.61 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.74 (1H, dd,
J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.85 - 8.05 (4H,m), 8.20 (1H,
d, J=1.5Hz).
【0386】参考例13 7−[2−[5−(4−t−ブトキシカルボニルピペラ
ジン−1−イルメチル)−2−エタンスルホニルアミノ
フェニル]−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−
カルボニトリル 参考例12と同様の方法で得られた7−[2−[5−
(4−t−ブトキシカルボニルピペラジン−1−イルメ
チル)−2−ニトロフェニル]−1−ヒドロキシエチ
ル]ナフタレン−2−カルボニトリル1312mgを、エ
タノール15mlに溶解させ、10%パラジウム−炭素触
媒300mgを加え、水素雰囲気下、室温で4.5時間攪
拌した。触媒を濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル)で精製し、7−[2−[2−アミノ−5−
(4−t−ブトキシカルボニルピペラジン−1−イルメ
チル)フェニル]−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン
−2−カルボニトリル814mg(収率66%)を油状物
として得た。上記で得られた7−[2−[2−アミノ−
5−(4−t−ブトキシカルボニルピペラジン−1−イ
ルメチル)フェニル]−1−ヒドロキシエチル]ナフタ
レン−2−カルボニトリルを、ジクロロメタン10mlに
溶解させ、氷冷攪拌下、塩化エタンスルホニル0.24
ml及びピリジン0.16mlを加え、8時間攪拌した。反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物に酢酸エチルを加えた後、
水洗し、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥さ
せた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル)で
精製し、標記化合物626mg(収率65%)を油状物
として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.42 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.44 (9H, s), 2.19 (4H, t, J=5.0Hz), 3.1
- 3.5 (10H, m), 5.25 (1H, t, J=5.5Hz), 6.90 (1H,
d, J=2.0Hz), 7.15 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.0Hz), 7.47
(1H, d, J=8.0Hz), 7.55 - 7.7 (2H, m), 7.75 - 7.95
(3H, m), 8.16 (1H, bs).
【0387】参考例14 5−(4−t−ブトキシカルボニルピペラジン−1−イ
ルメチル)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニルインドリン 参考例13で得られた7−[2−[5−(4−t−ブト
キシカルボニルピペラジン−1−イルメチル)−2−エ
タンスルホニルアミノフェニル]−1−ヒドロキシエチ
ル]ナフタレン−2−カルボニトリル760mgを、テト
ラヒドロフラン10mlに溶解させ、n−トリブチルホス
フィン0.39ml及び1,1’−アゾジカルボニルジピ
ペリジン400mgを用いて、参考例4と同様に反応させ
た。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出
液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル)で精製し、標
記化合物657mg(収率89%)を固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.45 (9H, s), 2.39 (4H, t, J=4.5Hz), 2.9
- 3.1 (2H, m), 3.11 (1H, dd, J=3.5Hz及び16.5Hz),
3.43 (4H, t, J=4.5Hz), 3.47 (2H, s), 3.88 (1H, dd,
J=10.5Hz及び16.5Hz), 5.66 (1H, dd, J=3.5Hz及び10.
5Hz), 7.15 - 7.25 (2H, m), 7.43 (1H,d, J=8.0Hz),
7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.20 (1H,
bs).
【0388】参考例15 7−[1−ヒドロキシ−2−(2−メタンスルホニルア
ミノ−5−メトキシメトキシフェニル)エチル]ナフタ
レン−2−カルボニトリル 参考例2で得られた7−[2−(2−アミノ−5−メト
キシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフ
タレン−2−カルボニトリル1.00gを、ジクロロメ
タン20mlに懸濁させ、メタンスルホニルクロリド0.
42ml及びピリジン0.27mlを用いて、参考例3と同
様に反応させた。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出層
を水洗した後、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エ
チル=1/2)で精製し、標記化合物1.22g(定量
的)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 3.0 - 3.2 (2H,
m), 3.01 (3H, s), 3.35 (3H, s), 5.01 (1H, d, J=7.
0Hz), 5.05 (1H, d, J=7.0Hz), 5.15 - 5.35 (1H, m),
6.71 (1H, d, J=2.5Hz), 6.93 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.
5Hz), 7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.7 (2H, m),
7.80 (1H, s), 7.85 - 7.95 (2H, m), 8.17 (1H, bs).
【0389】参考例16 2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロ
キシ−1−メタンスルホニルインドリン 参考例15で得られた7−[1−ヒドロキシ−2−(2
−メタンスルホニルアミノ−5−メトキシメトキシフェ
ニル)エチル]ナフタレン−2−カルボニトリル1.2
2gを、テトラヒドロフラン20mlに溶解させ、n−ト
リブチルホスフィン0.86ml及び1,1’−アゾジカ
ルボニルジピペリジン0.88gを用いて、参考例4と
同様に反応させた。反応終了後、反応液を抽出し、抽出
液を減圧下濃縮した後、濃縮物をヘキサン/酢酸エチル
(1/1)中で攪拌し、析出した固体を濾取した。濾液
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘ
キサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、先に得られた
固体と合わせて、2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−1−メタンスルホニル−5−メトキシメトキシイ
ンドリン1.16g(収率99%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.81 (3H, s),
3.11 (1H, dd, J=3.5Hz及び16.5Hz), 3.49 (3H, s), 3.
86 (1H, dd, J=10.5Hz及び16.5Hz), 5.15 (2H,s), 5.57
(1H, dd, J=3.5Hz及び10.5Hz), 6.9 - 7.0 (2H, m),
7.46 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.8 -
7.95 (3H, m), 8.21 (1H, bs).
【0390】上記で得られた2−(7−シアノナフタレ
ン−2−イル)−1−メタンスルホニル−5−メトキシ
メトキシインドリン1.16gを、テトラヒドロフラン
20mlに懸濁させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチ
ル溶液13mlを加えた後、室温として6.5時間静置し
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル
=1/2)で精製し、標記化合物0.87g(収率84
%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 2.8 - 3.05
(1H, m), 2.96 (3H, s), 3.88 (1H, dd, J=10.0Hz及び1
6.5Hz), 5.67 (1H, dd, J=3.5Hz及び10.0Hz), 6.6 - 6.
75 (2H, m), 7.24 (1H, d, J=8.5Hz), 7.62 (1H, dd, J
=1.5Hz及び8.5Hz), 7.76 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.95 (1H, bs), 8.05 (1H, d, J=8.5Hz), 8.09 (1H,
d, J=8.5Hz), 8.59 (1H, bs).
【0391】参考例17 7−[2−(2−ブタンスルホニルアミノ−5−メトキ
シメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタ
レン−2−カルボニトリル 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル1000mgを、ジクロロメタン20mlに懸濁さ
せ、ブタンスルホニルクロリド0.41ml及びピリジン
0.27mlを用いて、参考例3と同様に反応させた。反
応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗
した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥さ
せた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=1/1)で精製し、標記化合物906mg(収
率67%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 0.93 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.35 - 1.55(2H, m), 1.75 - 1.95 (2H, m),
3.0 - 3.25 (4H, m), 3.36 (3H, s), 5.01 (1H, d, J=
7.0Hz), 5.06 (1H, d, J=7.0Hz), 5.15 - 5.3 (1H, m),
6.71 (1H, d,J=3.0Hz), 6.93 (1H, dd, J=3.0Hz及び8.
5Hz), 7.39 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 -7.75 (2H, m),
7.82 (1H, bs), 7.85 - 7.95 (2H, m), 8.19 (1H, bs).
【0392】参考例18 1−ブタンスルホニル−2−(7−シアノナフタレン−
2−イル)−5−ヒドロキシインドリン 参考例17で得られた7−[2−(2−ブタンスルホニ
ルアミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒド
ロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル906
mgを、テトラヒドロフラン20mlに溶解させ、n−トリ
ブチルホスフィン0.57ml及び1,1’−アゾジカル
ボニルジピペリジン590mgを用いて、参考例4と同様
に反応させた。反応終了後、反応液を抽出し、抽出液を
減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=3/
2)で精製し、1−ブタンスルホニル−2−(7−シア
ノナフタレン−2−イル)−5−メトキシメトキシイン
ドリン729mg(収率84%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 0.85 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.25 - 1.45(2H, m), 1.6 - 1.9 (2H, m), 2.
8 - 3.0 (2H, m), 3.09 (1H, dd, J=3.0Hz及び16.5Hz),
3.49 (3H, s), 3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz),
5.14 (2H, s), 5.62 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.
85 - 7.0 (2H, m), 7.43 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.6
5 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.19 (1H, bs).
【0393】上記で得られた1−ブタンスルホニル−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−メトキシ
メトキシインドリン729mgを、テトラヒドロフラン2
0mlに懸濁させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル
溶液4.9mlを加え、室温で6.5時間静置した。反応
終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をヘキサン及び
酢酸エチルの混合溶媒(1/1)中で攪拌した後、析出
した固体を濾取した。濾液をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/
1)で精製し、先に得られた固体と合わせて、標記化合
物595mg(収率90%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 0.81 (3H, t,
J=7.5Hz), 1.2 - 1.45 (2H, m), 1.5 - 1.7 (2H, m),
2.85 - 3.1 (2H, m), 3.15 - 3.4 (1H, m), 3.88 (1H,
dd, J=10.0Hz及び17.0Hz), 5.70 (1H, dd, J=3.0Hz及び
10.0Hz), 6.55- 6.75 (2H, m), 7.22 (1H, d, J=8.0H
z), 7.61 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),7.76 (1H, dd,
J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.94 (1H, d, J=1.5Hz), 8.04 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.08 (1H, d, J=8.5Hz), 8.59 (1H, b
s).
【0394】参考例19 7−[2−(2−ベンゼンスルホニルアミノ−5−メト
キシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフ
タレン−2−カルボニトリル 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル2.00gを、ジクロロメタン30mlに懸濁さ
せ、ベンゼンスルホニルクロリド0.80ml及びピリジ
ン0.53mlを用いて、参考例3と同様に反応させた。
反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水
洗した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥
させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=1/1)で精製し、標記化合物2.77g
(収率99%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.4 - 2.65 (2
H, m), 3.30 (3H, s),4.98 (1H, d, J=7.0Hz), 5.02 (1
H, d, J=7.0Hz), 5.0 - 5.2 (1H, m), 6.54 (1H, d, J=
2.5Hz), 6.87 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 7.3 - 8.0
(11H, m), 8.12 (1H, bs).
【0395】参考例20 1−ベンゼンスルホニル−2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−5−ヒドロキシインドリン 参考例19で得られた7−[2−(2−ベンゼンスルホ
ニルアミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒ
ドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル2.
77gを、テトラヒドロフラン30mlに溶解させ、n−
トリブチルホスフィン1.68ml及び1,1'−アゾジ
カルボニルジピペリジン1.72gを用いて、参考例4
と同様に反応させた。反応終了後、反応液を抽出し、抽
出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をヘキサン及び酢酸エ
チルの混合溶媒(1/1)中で攪拌し、析出した固体を
濾取した。濾液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製
し、先に得られた固体と合わせて、1−ベンゼンスルホ
ニル−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−
メトキシメトキシインドリン2.66g(定量的)を固
体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.86 (1H, dd,
J=3.0Hz及び16.5Hz),3.23 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5H
z), 3.47 (3H, s), 5.11 (2H, s), 5.46 (1H,dd, J=3.0
Hz及び10.0Hz), 6.76 (1H, d, J=2.5Hz), 6.97 (1H, d
d, J=2.5Hz及び8.5Hz), 7.35 - 7.45 (2H, m), 7.5 -
7.65 (3H, m), 7.65 - 7.75 (3H, m),7.75 - 7.95 (3H,
m), 8.20 (1H, bs).
【0396】上記で得られた1−ベンゼンスルホニル−
2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−メトキ
シメトキシインドリン2.66gを、テトラヒドロフラ
ン30mlに懸濁させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エ
チル溶液15mlを加えた後、室温として8.5時間静置
した。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をヘ
キサン及び酢酸エチルの混合溶媒(1/1)中で攪拌し
た後、析出した固体を濾取した。濾液をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチ
ル=1/1)で精製し、先に得られた固体と合わせて、
標記化合物2.40g(定量的)を固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 2.78(1H, dd, J
=2.5Hz及び16.5Hz), 3.09 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5H
z), 5.66 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.51(1H, d,
J=1.5Hz), 6.99 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.44 (1
H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.6 (2H, m), 7.65 - 7.8 (5H,
m), 8.01 (1H, bs), 8.05 (1H, d, J=8.5Hz), 8.09 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.59 (1H, bs).
【0397】参考例21 7−[2−[2−(4−ブロモベンゼンスルホニルアミ
ノ)−5−メトキシメトキシフェニル]−1−ヒドロキ
シエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル1.00gを、ジクロロメタン20mlに懸濁さ
せ、4−ブロモベンゼンスルホニルクロリド0.81ml
及びピリジン0.27mlを用いて、参考例3と同様に反
応させた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、
抽出液を水洗した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを
用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒(1/1)中で攪
拌した後、析出した固体を濾取した。濾液をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=1/1)で精製し、先に得られた固体と合わせ
て、標記化合物1.62g(定量的)を固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 2.56 (1H, dd,
J=8.0Hz及び14.5Hz),2.64 (1H, dd, J=3.0Hz及び14.5H
z), 3.33 (3H, s), 4.98 (1H, d, J=7.0Hz), 5.02 (1H,
d, J=7.0Hz), 5.05 - 5.2 (1H,m), 6.54 (1H, d, J=3.
0Hz), 6.89 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.32 (1H,
d, J=9.0Hz), 7.45 - 7.65 (6H, m), 7.70 (1H, bs),
7.88 (1H, d, J=8.5Hz), 7.91 (1H, d, J=8.5Hz), 8.17
(1H, bs).
【0398】参考例22 1−(4−ブロモベンゼンスルホニル)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキシインドリ
ン 参考例21で得られた7−[2−[2−(4−ブロモベ
ンゼンスルホニルアミノ)−5−メトキシメトキシフェ
ニル]−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カル
ボニトリル1.62gを、テトラヒドロフラン20mlに
溶解させ、n−トリブチルホスフィン0.93ml及び
1,1'−アゾジカルボニルジピペリジン0.95gを用
いて、参考例4と同様に反応させた。反応終了後、反応
液を抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をヘキ
サン及び酢酸エチルの混合溶媒(1/1)中で攪拌し、
析出した固体を濾取した。濾液をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1
/1)で精製し、先に得られた固体と合わせて、1−
(4−ブロモベンゼンスルホニル)−2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)−5−メトキシメトキシインド
リン1.56g(定量的)を固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, DMSO-d6)δppm : 2.89 (1H, d
d, J=2.5Hz及び17.0Hz), 3.25 - 3.4 (1H, m), 3.34 (3
H, s), 5.12 (2H, s), 5.73 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0
Hz), 6.86 (1H, d, J=2.0Hz), 6.96 (1H, dd, J=2.0Hz
及び9.0Hz), 7.54 (1H, d, J=9.0Hz), 7.6 - 7.85 (6H,
m), 8.00 (1H, bs), 8.05 (1H, d, J=8.5Hz), 8.10 (1
H, d, J=8.5Hz), 8.59 (1H, bs).
【0399】上記で得られた1−(4−ブロモベンゼン
スルホニル)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−5−メトキシメトキシインドリン1.56gを、
テトラヒドロフラン20mlに懸濁させ、氷冷下、4規定
塩化水素−酢酸エチル溶液5.7mlを加え、室温で8時
間静置した。反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮
物をヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒(1/1)中で
攪拌した後、析出した固体を濾取した。濾液をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=1/1)で精製し、先に得られた固体と合わ
せて、標記化合物1.34g(収率93%)を固体とし
て得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 2.81 (1H, d
d, J=2.5Hz及び17.0Hz), 3.18 (1H, dd, J=9.5Hz及び1
7.0Hz), 5.65 (1H, dd, J=2.5Hz及び17.0Hz), 6.55 (1
H, d, J=2.5Hz), 6.70 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz),
7.43 (1H, d, J=8.5Hz), 7.6 - 7.85 (6H, m), 7.98 (1
H, bs), 8.05 (1H, d, J=9.0Hz), 8.09 (1H,d, J=8.5H
z), 8.58 (1H, bs).
【0400】参考例23 4−[2−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−2−ヒドロキシエチル]−4−メトキシメトキシフェ
ニルアミノスルホニル]酪酸エチル 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル2.00gを、ジクロロメタン25mlに懸濁さ
せ、4−クロロスルホニル酪酸エチル1.85mg及びピ
リジン0.56mlを用いて、参考例3と同様に反応させ
た。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液
を水洗した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン
/酢酸エチル=1/1)で精製し、標記化合物2.73
g(収率90%)を油状物として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.23 (3H, t, J
=7.0Hz), 2.1 - 2.3 (1H, m), 2.50 (2H, t, J=7.0Hz),
3.05 - 3.3 (4H, m), 3.35 (3H, s), 4.11 (2H, q, J=
7.0Hz), 5.00 (1H, d, J=7.0Hz), 5.04 (1H, d, J=7.0H
z), 5.15 - 5.3(1H, m), 6.69 (1H, d, J=3.0Hz), 6.91
(1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.40 (1H, d, J=9.0H
z), 7.55 - 7.7 (2H, m), 7.82 (1H, bs), 7.89 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.91 (1H, d, J=8.5Hz), 8.18 (1H, bs).
【0401】参考例24 4−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−
ヒドロキシインドリン−1−イルスルホニル]酪酸エチ
ル 参考例23で得られた4−[2−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−
メトキシメトキシフェニルアミノスルホニル]酪酸エチ
ル2.73gを、テトラヒドロフラン30mlに溶解さ
せ、n−トリブチルホスフィン1.53ml及び1,1’
−アゾジカルボニルジピペリジン1.57gを用いて、
参考例4と同様に反応させた。反応終了後、反応液を酢
酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物
をヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒(1/1)中で攪
拌し、析出した固体を濾取した。濾液をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチ
ル=1/1)で精製し、先に得られた固体と合わせて、
4−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−
メトキシメトキシインドリン−1−イルスルホニル]酪
酸エチル2.41g(収率92%)を固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.22 (3H, t, J
=7.0Hz), 2.0 - 2.2 (2H, m), 2.3 - 2.5 (2H, m), 2.9
5 - 3.15 (3H, m), 3.49 (3H, s), 3.89 (1H,dd, J=10.
0Hz及び16.5Hz), 4.09 (2H, q, J=7.0Hz), 5.14 (2H,
s), 5.62 (1H,dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.9 - 7.0 (2
H, m), 7.43 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 -7.65 (2H, m),
7.8 - 7.95 (3H, m), 8.21 (1H, d, J=1.0Hz).
【0402】上記で得られた4−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−5−メトキシメトキシインドリ
ン−1−イルスルホニル]酪酸エチル2.41gを、テ
トラヒドロフラン30mlに溶解させ、氷冷下、4規定塩
化水素−酢酸エチル溶液11mlを加え、室温で3時間静
置した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢
酸エチル=1/2)で精製し、標記化合物1.77g
(収率80%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.22 (3H, t, J
=7.0Hz), 2.0 - 2.2 (2H, m), 2.3 - 2.6 (2H, m), 2.9
- 3.2 (3H, m), 3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz),
4.09 (2H, q, J=7.0Hz), 5.60 (1H, dd, J=3.0Hz及び1
0.0Hz), 6.65 -6.8 (2H, m), 7.36 (1H, d, J=9.0Hz),
7.5 - 7.65 (2H, m), 7.75 - 7.95 (3H, m), 8.17 (1H,
bs).
【0403】参考例25 6−[2−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−2−ヒドロキシエチル]−4−メトキシメトキシフェ
ニルアミノスルホニル]ヘキサン酸エチル 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル2.00gを、ジクロロメタン25mlに懸濁さ
せ、6−クロロスルホニルヘキサン酸エチル2.09g
及びピリジン0.70mlを用いて、参考例3と同様に反
応させた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、
抽出液を水洗した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを
用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘ
キサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、標記化合物
2.82g(収率89%)を油状物として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.22 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.35 - 1.7(4H, m), 1.8 - 2.0 (2H, m), 2.2
8 (2H, t, J=7.0Hz), 3.0 - 3.25 (4H, m), 3.35 (3H,
s), 4.09 (2H, q, J=7.0Hz), 5.00 (1H, d, J=6.5Hz),
5.05 (1H, d,J=6.5Hz), 5.15 - 5.3 (1H, m), 6.69 (1
H, d, J=3.0Hz), 6.91 (1H, dd, J=3.0Hz及び8.5Hz),
7.35 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.7 (2H, m), 7.81 (1
H, bs),7.89 (1H, d, J=8.5Hz), 7.91 (1H, d, J=8.5H
z), 8.18 (1H, bs).
【0404】参考例26 6−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−
ヒドロキシインドリン−1−イルスルホニル]ヘキサン
酸エチル 参考例25で得られた6−[2−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−
メトキシメトキシフェニルアミノスルホニル]ヘキサン
酸エチル2.82gを、テトラヒドロフラン30mlに溶
解させ、n−トリブチルホスフィン1.51ml及び1,
1’−アゾジカルボニルジピペリジン1.54gを用い
て、参考例4と同様に反応させた。反応終了後、反応液
を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃
縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、6−
[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−メト
キシメトキシインドリン−1−イルスルホニル]ヘキサ
ン酸エチル2.56g(収率94%)を油状物として得
た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.24 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.3 - 1.45(2H, m), 1.5 - 1.65 (2H, m), 1.
7 - 1.9 (2H, m), 2.24 (2H, t, J=7.5Hz), 2.8 - 3.0
(3H, m), 3.09 (1H, dd, J=3.0Hz及び16.5Hz), 3.49 (3
H, s), 3.86 (1H, dd, J=10.5Hz及び16.5Hz), 4.11 (2
H, q, J=7.0Hz), 5.14 (2H, s), 5.60 (1H, dd, J=3.0H
z及び10.5Hz), 6.9 - 7.0 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=8.
5Hz), 7.5 - 7.65 (2H, m), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.21
(1H, bs).
【0405】上記で得られた6−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−5−メトキシメトキシインドリ
ン−1−イルスルホニル]ヘキサン酸エチル2.56g
を、テトラヒドロフラン30ml中で、氷冷下、4規定塩
化水素−酢酸エチル溶液7.15mlを加え、室温で7.
5時間静置した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキ
サン/酢酸エチル=1/1)で精製し、標記化合物2.
08g(収率89%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.24 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.25 - 1.45(2H, m), 1.45 - 1.65 (2H, m),
1.65 - 1.9 (2H, m), 2.24 (2H, t, J=7.5Hz), 2.8 -
3.0 (2H, m), 3.06 (1H, dd, J=3.0Hz及び16.5Hz), 3.8
4 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5Hz), 4.11 (2H, q, J=7.0
Hz), 5.59 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.65 - 6.8
(2H, m), 7.37 (1H, d, J=8.5Hz), 7.5 - 7.65 (2H,
m), 7.8 -7.95 (3H, m), 8.19 (1H, bs).
【0406】参考例27 7−[2−(2−アセチルアミノ−5−メトキシメトキ
シフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2
−カルボニトリル 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル3.00gを、ジクロロメタン30mlに懸濁さ
せ、無水酢酸0.90ml及びピリジン0.83mlを用い
て、参考例3と同様に反応させた。反応終了後、反応液
を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗した後、有機層を
無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル)で精製し、標記化合
物3.23g(収率96%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.19 (3H, s),
2.95 - 3.15 (2H, m),3.37 (3H, s), 5.02 (1H, d, J=
6.5Hz), 5.06 (1H, d, J=6.5Hz), 5.15 - 5.3(1H, m),
6.72 (1H, d, J=3.0Hz), 6.94 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.
0Hz), 7.5 - 7.7 (3H, m), 7.83 (1H, bs), 7.90 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.92 (1H, d, J=8.5Hz),8.20 (1H, bs).
【0407】参考例28 1−アセチル−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−5−ヒドロキシインドリン 参考例27で得られた7−[2−(2−アセチルアミノ
−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエ
チル]ナフタレン−2−カルボニトリル3.23gを、
テトラヒドロフラン30mlに溶解させ、n−トリブチル
ホスフィン2.45ml及び1,1'−アゾジカルボニル
ジピペリジン2.50gを用いて、参考例4と同様に反
応させた。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、
抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をヘキサン及びイソ
プロピルアルコールの混合溶媒(3/1)中で攪拌し、
析出した固体を濾取した。濾液をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/イソプロピルア
ルコール=3/1)で精製し、先に得られた固体と合わ
せて、1−アセチル−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−5−メトキシメトキシインドリン3.08g
(定量的)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.03 (3H, s),
2.98 (1H, dd, J=1.5Hz及び16.0Hz), 3.48 (3H, s), 3.
87 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.0Hz), 5.13 (2H,s), 5.57
(1H, dd, J=1.5Hz及び10.0Hz), 6.85 (1H, bs), 6.97
(1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz), 7.46 (1H, d, J=8.5Hz),
7.60 (1H, d, J=8.5Hz), 7.66 (1H, bs), 7.8 - 7.95
(2H, m), 8.17 (1H, bs), 8.28 (1H, d, J=9.0Hz).
【0408】上記で得られた1−アセチル−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)−5−メトキシメトキシ
インドリン2.96gを、酢酸エチル30mlに懸濁さ
せ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液12mlを
加え、室温で2時間静置した。反応終了後、反応液を減
圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル及び重曹水の混合物液
で攪拌し、沈澱を濾取し、固体を得た。濾液の酢酸エチ
ル層を分離した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用
いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を
ヘキサン及び酢酸エチル(1/2)の混液中で攪拌し、
生じた沈澱を濾取し、先に得られた固体と合わせて、標
記化合物2.12g(収率81%)を得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 1.92 (3H,
s), 2.85 (1H, d, J=16.5Hz), 3.80 (1H, dd, J=10.0Hz
及び16.5Hz), 5.82 (1H, d, J=10.0Hz), 6.55 -6.75 (2
H, m), 7.51 (1H, d, J=8.5Hz), 7.76 (1H, d, J=8.5H
z), 7.80 (1H, bs), 7.95 - 8.15 (3H, m), 8.56 (1H,
bs).
【0409】参考例29 4−[2−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−2−ヒドロキシエチル]−4−メトキシメトキシフェ
ニルアミノスルホニル]安息香酸メチル 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル3.00gを、ジクロロメタン30mlに懸濁さ
せ、4−クロロスルホニル安息香酸2.09g及びピリ
ジン0.84mlを用いて、参考例3と同様に反応させ
た。反応終了後、反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出液
を水洗した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ジクロロ
メタン/メタノール=10/1)で精製し、4−[2−
[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒド
ロキシエチル]−4−メトキシメトキシフェニルアミノ
スルホニル]安息香酸1.76g(収率38%)を油状
物として得た。次いで、得られた4−[2−[2−(7
−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチ
ル]−4−メトキシメトキシフェニルアミノスルホニ
ル]安息香酸を、ベンゼン15ml及びメタノール3mlの
混合液に溶解させ、トリメチルシリルジアゾメタン(2
M−ヘキサン溶液)3.30mlを加え、5分間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル
=1/1)で精製し、標記化合物1.38(収率76
%)を無色の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.49 (1H, dd,
J=8.0Hz及び14.5Hz),2.59 (1H, dd, J=3.0Hz及び14.5H
z), 3.32 (3H, s), 4.97 (1H, d, J=7.0Hz), 5.01 (1H,
d, J=7.0Hz), 5.10 (1H, dd, J=3.0Hz及び8.0Hz), 6.5
3 (1H, d, J=3.0Hz), 6.88 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0H
z), 7.32 (1H, d, J=8.5Hz), 7.48 (1H,dd, J=1.5Hz及
び8.5Hz), 7.57 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.66 (1
H, bs), 7.82 (1H, d, J=8.5Hz), 7.8 - 7.95 (2H, m),
8.10 (2H, d, J=8.5Hz), 8.12 (1H, bs).
【0410】参考例30 4−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−
ヒドロキシインドリン−1−イルスルホニル]安息香酸
メチル 参考例29で得られた4−[2−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−
メトキシメトキシフェニルアミノスルホニル]安息香酸
メチル1.38gを、テトラヒドロフラン20mlに溶解
させ、n−トリブチルホスフィン0.75ml及び1,
1’−アゾジカルボニルジピペリジン0.76gを用い
て、参考例4と同様に反応させた。反応終了後、反応液
を酢酸エチルで抽出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃
縮物をヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒(1/1)中
で攪拌し、析出した固体を濾取した。濾液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、先
に得られた固体と合わせて、4−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−5−メトキシメトキシインドリ
ン−1−イルスルホニル]安息香酸メチル1.33g
(定量的)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.88 (1H, dd,
J=3.0Hz及び16.5Hz),3.24 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.5H
z), 3.47 (3H, s), 3.94 (3H, s), 5.11 (2H,s), 5.47
(1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.79 (1H, d, J=2.0H
z), 6.99 (1H,dd, J=2.0Hz及び9.0Hz), 7.5 - 7.65 (2
H, m), 7.71 (1H, d, J=9.0Hz), 7.76 (2H, d, J=8.5H
z), 7.8 - 7.9 (3H, m), 8.04 (2H, d, J=8.5Hz), 8.19
(1H, bs).
【0411】上記で得られた4−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−5−メトキシメトキシインドリ
ン−1−イルスルホニル]安息香酸メチル1.33g
を、テトラヒドロフラン20mlに懸濁させ、氷冷下、4
規定塩化水素−酢酸エチル溶液3.87mlを加え、室温
で8時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢
酸エチルに溶解させた後、重曹水で洗浄し、有機層を無
水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣をヘキサン及び酢酸エチルの混合
溶媒(1/1)中で攪拌した後、析出した固体を濾取し
た。濾液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、先に
得られた固体と合わせて、標記化合物1.05g(収率
86%)を得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.82 (1H, dd,
J=2.5Hz及び16.5Hz),3.12 (1H, dd, J=9.5Hz及び16.5H
z), 3.94 (3H, s), 5.45 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.5Hz),
6.57 (1H, d, J=2.5Hz), 6.80 (1H, dd, J=2.5Hz及び
8.5Hz), 7.5 -7.65 (2H, m), 7.64 (1H, d, J=8.5Hz),
7.75 (2H, d, J=8.5Hz), 7.8 - 7.9 (3H, m), 8.05 (2
H, d, J=8.5Hz), 8.17 (1H, bs).
【0412】参考例31 [2−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−2
−ヒドロキシエチル]−4−メトキシメトキシフェニル
アミノスルホニル]酢酸エチル 参考例2で得られた7−[2−(2−アミノ−5−メト
キシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフ
タレン−2−カルボニトリル8.48gを、ジクロロメ
タン180mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、
エトキシカルボニルメタンスルホニルクロリド5.00
gのジクロロメタン溶液20ml、及びピリジン2.17m
lを加え、室温で1時間攪拌した。反応液に水を加えた
後、ジクロロメタンで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄し
た後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキ
サン=1/1)で精製し、標記化合物5.40g(収率
44%)及び[2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−5−メトキシメトキシインドリン−1−イルスル
ホニル]酢酸エチル2.22g(収率19%)を無定形
固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.30 (3H, t, J
=7.0Hz), 3.1 - 3.2 (1H, m), 3.25 - 3.4 (1H, m), 3.
37 (3H, s), 4.02 (1H, d, J=15.0Hz), 4.07 (1H, d, J
=15.0Hz), 4.27 (2H, q, J=7.0Hz), 5.03 (1H, d, J=7.
0Hz), 5.07 (1H, d, J=7.0Hz), 5.65 - 5.8 (1H, m),
6.75 (1H, d, J=3.0Hz), 6.93 (1H, dd,J=3.0Hz及び9.0
Hz), 7.49 (1H, d, J=9.0Hz), 7.60 (1H, dd, J=1.5Hz
及び8.5Hz), 7.70 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.8 -
8.0 (3H, m), 8.19 (1H, bs).
【0413】参考例32 [2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−メト
キシメトキシインドリン−1−イルスルホニル]酢酸エ
チル 参考例31で得られた[2−[2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−メト
キシメトキシフェニルアミノスルホニル]酢酸エチル
5.39gを、テトラヒドロフラン110mlに溶解さ
せ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、n−トリブチルホスフ
ィン4.45ml及び1,1'−アゾジカルボニルジピペ
リジン4.09gのテトラヒドロフラン溶液40mlを順
次加え、室温で1.5時間攪拌した後、一晩静置した。
沈殿物を濾去し、濾液に塩化アンモニウム水溶液を加え
た後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した
後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキ
サン=9/11)で精製し、標記化合物4.85g(収
率93%)を無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.28 (3H, t, J
=7.0Hz), 3.05 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.0Hz), 3.49 (3
H, s), 3.95 - 4.25 (3H, m), 3.99 (1H, d, J=14.5H
z), 4.06 (1H, d, J=14.5Hz), 5.14 (2H, s), 5.80 (1
H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.9 - 7.0 (2H, m), 7.45
(1H, d, J=9.0Hz), 7.57 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5H
z), 7.58 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.8 - 7.9 (3
H, m), 8.15 (1H, bs).
【0414】参考例33 [2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−ヒド
ロキシインドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチル 参考例32で得られた[2−(7−シアノナフタレン−
2−イル)−5−メトキシメトキシインドリン−1−イ
ルスルホニル]酢酸エチル4.83gを、酢酸エチル4
0mlに溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル
溶液20mlを加え、室温で1時間攪拌した後、一晩静置
した。反応液を減圧下濃縮し、得られた濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル
/ヘキサン=1/1)で精製し、標記化合物4.21g
(収率96%)を無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.28 (3H, t, J
=7.0Hz), 3.03 (1H, dd, J=2.5Hz及び16.0Hz), 3.95 -
4.25 (3H, m), 3.99 (1H, d, J=14.5Hz), 4.05(1H, d,
J=14.5Hz), 5.78 (1H, dd, J=2.5Hz及び10.0Hz), 6.7 -
6.8 (2H, m),7.40 (1H, d, J=9.5Hz), 7.5 - 7.6 (2H,
m), 7.8 - 7.9 (3H, m), 8.19 (1H,bs).
【0415】参考例34 4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−カルボン
酸t−ブチル 1−ピペラジンカルボン酸t−ブチル4.00gを、
N,N−ジメチルアセタミド85mlに溶解させ、窒素雰
囲気中、氷冷攪拌下、水素化ナトリウム(55%鉱油分
散)1.03gを加え、15分間攪拌した後、4−フル
オロニトロベンゼン3.64gのN,N−ジメチルアセ
タミド溶液15mlを加え、室温で2日間攪拌した。反応
液に食塩水を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を
水及び食塩水で順次洗浄した後、有機層を無水硫酸マグ
ネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得
られた残渣を再結晶化させ(溶媒:酢酸エチル/ヘキサ
ン=1/1)、標記化合物3.75g(収率57%)を
黄色結晶として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.49 (9H, s),
3.42 (4H, t, J=5.5Hz), 3.61 (4H, t, J=5.5Hz), 6.82
(2H, d, J=9.5Hz), 8.14 (2H, d, J=9.5Hz).
【0416】参考例35 4−(4−ニトロ−3−トリメチルシリルメチルフェニ
ル)ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例34で得られた4−(4−ニトロフェニル)ピペ
ラジン−1−カルボン酸t−ブチル3.73gを、テト
ラヒドロフラン60mlに溶解させ、窒素雰囲気中、−1
0℃で攪拌下、トリメチルシリルメチルマグネシウムク
ロリド溶液(1M−エーテル溶液)13.3mlを加え、
−5℃で1時間攪拌した後、2,3−ジクロロ−5,6
−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン3.69gのテトラ
ヒドロフラン溶液15mlを加え、氷冷下で4時間攪拌し
た。反応液に塩化アンモニウム水溶液を加えた後、酢酸
エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した後、有機層
を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=3/1
7)で精製し、標記化合物1.96g(収率41%)を
黄色固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 0.01 (9H, s),
1.49 (9H, s), 2.66 (2H, s), 3.3 - 3.4 (4H, m), 3.5
5 - 3.65 (4H, m), 6.41 (1H, d, J=3.0Hz), 6.62 (1H,
dd, J=3.0Hz及び9.5Hz), 8.06 (1H, d, J=9.5Hz).
【0417】参考例36 4−[3−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−2−ヒドロキシエチル]−4−ニトロフェニル]ピペ
ラジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例35で得られた4−(4−ニトロ−3−トリメチ
ルシリルメチルフェニル)ピペラジン−1−カルボン酸
t−ブチル1.95g及び7−ホルミルナフタレン−2
−カルボニトリルを、テトラヒドロフラン30mlに溶解
させ、窒素雰囲気中、−10℃で攪拌下、テトラブチル
アンモニウムフロリド1水和物0.138gのテトラヒ
ドロフラン溶液5mlを滴下し、−10℃で1時間攪拌し
た後、テトラブチルアンモニウムフロリドの75%水溶
液0.93gのテトラヒドロフラン溶液5mlを加え、室
温で1時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウム水溶液
を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗
浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥
させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/
ヘキサン=2/3−1/1)で精製し、標記化合物1.
81g(収率73%)を黄色無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.49 (9H, s),
3.11 (1H, dd, J=8.5Hz及び13.0Hz), 3.2 - 3.4 (4H,
m), 3.4 - 3.6 (4H, m), 3.69 (1H, dd, J=3.5Hz及び1
3.0Hz), 5.25 - 5.35 (1H, m), 6.51 (1H, d, J=3.0H
z), 6.75 (1H, dd,J=3.0Hz及び9.5Hz), 7.61 (1H, dd,
J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.81 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5H
z), 7.85 - 8.0 (3H, m), 8.14 (1H, d, J=9.5Hz), 8.2
2 (1H, bs).
【0418】参考例37 4−[4−アミノ−3−[2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]フェニル]ピペ
ラジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例36で得られた4−[3−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−
ニトロフェニル]ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチ
ル1.79gを、エタノール15ml及びテトラヒドロフ
ラン15mlに溶解させ、窒素雰囲気中、10%パラジウ
ム炭素触媒300mgを加え、室温で4.5時間攪拌し
た。触媒を濾去し、濾液を減圧下濃縮した後、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:メタ
ノール/酢酸エチル=1/19)で精製し、標記化合物
1.41g(収率84%)を茶色無定形固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.48 (9H, s),
2.75 - 2.9 (4H, m),2.95 - 3.1 (2H, m), 3.4 - 3.55
(4H, m), 5.15 - 5.25 (1H, m), 6.52 (1H, bs), 6.72
(2H, s), 7.59 (1H, dd, J=1.0Hz及び8.5Hz), 7.66 (1
H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.84 (1H, bs), 7.88 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.91 (1H, d, J=8.5Hz),8.12 (1H, bs).
【0419】参考例38 4−[3−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−2−ヒドロキシエチル]−4−エタンスルホニルアミ
ノフェニル]ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例37で得られた4−[4−アミノ−3−[2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシ
エチル]フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸t−ブ
チル1.39gを、ジクロロメタン40mlに溶解させ、
窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、エタンスルホニルクロリド
0.36ml及びピリジン0.31mlを加え、室温で5.
5時間攪拌した後、エタンスルホニルクロリド0.08
3ml及びピリジン0.071mlを追加し、さらに室温で
2.5時間攪拌した。反応液に水を加えた後、ジクロロ
メタンで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した後、有機層
を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1
−3/2)で精製し、標記化合物1.45g(収率87
%)を茶色無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.42 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.47 (9H, s), 2.85 - 3.0 (4H, m), 3.05 -
3.25 (4H, m), 3.4 - 3.55 (4H, m), 5.15 - 5.3 (1H,
m), 6.53 (1H, d, J=3.0Hz), 6.78 (1H, dd, J=3.0Hz及
び9.0Hz), 7.36(1H, d, J=9.0Hz), 7.61 (1H, dd, J=1.
5Hz及び8.5Hz), 7.66 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.
81 (1H, bs), 7.85 - 7.95 (2H, m), 8.18 (1H, bs).
【0420】参考例39 5−(4−t−ブトキシカルボニルピペラジン−1−イ
ル)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−
エタンスルホニルインドリン 参考例38で得られた4−[3−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−
エタンスルホニルアミノフェニル]ピペラジン−1−カ
ルボン酸t−ブチル1.44gを、テトラヒドロフラン
45mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、n−ト
リブチルホスフィン1.05ml及び1,1'−アゾジカ
ルボニルジピペリジン0.97gのテトラヒドロフラン
溶液15mlを順次加え、室温で2時間攪拌した。反応液
に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水
で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に酢酸
エチル及びヘキサン(1/1)の混合液を加えた後、不
溶物を濾去し、濾液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/1)で精製し、標記化合物1.25
g(収率90%)を無色固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.26 (3H, t, J
=7.0Hz), 1.48 (9H, s), 2.9 - 3.15 (7H, m), 3.5 -
3.6 (4H, m), 3.86 (1H, dd, J=10.0Hz及び16.0Hz), 5.
62 (1H, dd, J=3.0Hz及び10.0Hz), 6.8 - 6.9 (2H, m),
7.42 (1H, d, J=8.5Hz), 7.55 - 7.65 (2H, m), 7.80
- 7.95 (3H, m), 8.19 (1H, bs).
【0421】参考例40 3−(4−ニトロフェノキシ)アゼチジン−1−カルボ
ン酸t−ブチル 3−ヒドロキシ−1−アゼチジンカルボン酸t−ブチル
4.89gを、N,N−ジメチルアセタミド90mlに溶
解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、水素化ナトリウム
(55%鉱油分散)1.29gを加え、15分間攪拌し
た後、4−フルオロニトロベンゼン5.18gのN,N
−ジメチルアセタミド溶液20mlを加え、室温で4時間
攪拌した。反応液に塩化アンモニウム水溶液を加えた
後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した
後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキ
サン=2/3)で精製し、標記化合物7.86g(収率
95%)を黄色固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
4.03 (2H, dd, J=3.5Hz及び9.5Hz), 4.36 (2H, dd, J=
6.5Hz及び10.0Hz), 4.9 - 5.05 (1H, m), 6.82(2H, d,
J=9.0Hz), 8.22 (2H, d, J=9.0Hz).
【0422】参考例41 3−(4−ニトロ−3−トリメチルシリルメチルフェノ
キシ)アゼチジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例40で得られた3−(4−ニトロフェノキシ)ア
ゼチジン−1−カルボン酸t−ブチル10.4gを、テ
トラヒドロフラン200mlに溶解させ、窒素雰囲気中、
−10℃で攪拌下、トリメチルシリルメチルマグネシウ
ムクロリド溶液(1M−エーテル溶液)37.2mlを加
え、−5℃で1時間攪拌した後、2,3−ジクロロ−
5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン10.8gの
テトラヒドロフラン溶液30mlを加え、氷冷下で3.5
時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウム水溶液を加え
た後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した
後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキ
サン=7/13)で精製し、標記化合物6.25g(収
率46%)を茶色油状物質として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 0.01 (9H, s),
1.45 (9H, s), 2.63 (2H, s), 4.01 (2H, dd, J=4.0Hz
及び9.5Hz), 4.32 (2H, dd, J=7.0Hz及び9.5Hz), 4.85
- 4.95 (1H, m), 6.42 (1H, d, J=2.5Hz), 6.54 (1H, d
d, J=2.5Hz及び9.0Hz), 8.04 (1H, d, J=9.0Hz).
【0423】参考例42 3−[3−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−2−ヒドロキシエチル]−4−ニトロフェノキシ]ア
ゼチジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例41で得られた3−(4−ニトロ−3−トリメチ
ルシリルメチルフェノキシ)アゼチジン−1−カルボン
酸t−ブチル6.23g及び7−ホルミルナフタレン−
2−カルボニトリル3.26gを、テトラヒドロフラン
120mlに溶解させ、窒素雰囲気中、−10℃で攪拌
下、テトラブチルアンモニウムフロリド1水和物0.4
6gのテトラヒドロフラン溶液20mlを滴下し、−10
℃で1時間攪拌した後、テトラブチルアンモニウムフロ
リドの75%水溶液3.06gのテトラヒドロフラン溶
液10mlを加え、室温で1時間攪拌した。反応液に塩化
アンモニウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、
抽出液を食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネ
シウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、析出
した結晶を濾取し(3.95g)た。濾液を減圧下濃縮
し、得られた濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精
製し、先に得られた結晶と合わせて、標記化合物1.6
8g(合計5.63g、収率70%)を黄色固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
3.16 (1H, dd, J=9.0Hz及び13.0Hz), 3.58 (1H, dd, J=
3.5Hz及び13.0Hz), 3.85 - 4.05 (2H, m), 4.2- 4.35
(2H, m), 4.8 - 4.95 (1H, m), 5.26 (1H, dd, J=3.0Hz
及び9.0Hz), 6.65 - 6.75 (2H, m), 7.62 (1H, dd, J=
1.5Hz及び8.5Hz), 7.77 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.9 - 8.0 (3H, m), 8.10 (1H, d, J=9.0Hz), 8.23 (1
H, bs).
【0424】参考例43 3−[4−アミノ−3−[2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]フェノキシ]ア
ゼチジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例42で得られた3−[3−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−
ニトロフェノキシ]アゼチジン−1−カルボン酸t−ブ
チル5.40gを、エタノール60ml及びテトラヒドロ
フラン60mlに溶解させ、10%パラジウム炭素触媒
0.81gを加え、水素雰囲気中(4.3気圧)、室温
で8時間攪拌した。触媒を濾去した後、濾液を減圧下濃
縮し、析出した結晶を濾取した(1.14g)。濾液を
減圧下濃縮し、得られた濃縮物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=4
/1)で精製し、標記化合物0.77g(合計1.91
g、収率38%)を黄色固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.44 (9H, s),
2.9 - 3.1 (2H, m), 3.8 - 3.95 (2H, m), 4.05 - 4.2
(2H, m), 4.6 - 4.75 (1H, m), 5.18 (1H, dd,J=4.0Hz
及び8.5Hz), 6.41 (1H, d, J=3.0Hz), 6.49 (1H, dd, J
=3.0Hz及び8.5Hz), 6.69 (1H, d, J=8.5Hz), 7.60 (1H,
dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.65 (1H, dd, J=1.5Hz及び
8.5Hz), 7.86 (1H, bs), 7.89 (1H, d, J=8.5Hz), 7.92
(1H, d,J=8.5Hz), 8.19 (1H, bs).
【0425】参考例44 3−[3−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−2−ヒドロキシエチル]−4−エタンスルホニルアミ
ノフェノキシ]アゼチジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例43で得られた3−[4−アミノ−3−[2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシ
エチル]フェノキシ]アゼチジン−1−カルボン酸t−
ブチル1.86gを、ジクロロメタン15ml及びN,N
−ジメチルアセタミド15mlに溶解させ、窒素雰囲気
中、氷冷攪拌下、エタンスルホニルクロリド0.50ml
及びピリジン0.43mlを加え、室温で7時間した。反
応液に水を加えた後、ジクロロメタンで抽出し、抽出液
を食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=13/7)で精製し、標記化合
物1.69g(収率76%)を茶色固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.43 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.43 (9H, s), 3.05 - 3.25 (4H, m), 3.75 -
3.95 (2H, m), 4.1 - 4.25 (2H, m), 4.65 -4.75 (1H,
m), 5.21 (1H, dd, J=3.0Hz及び8.5Hz), 6.46 (1H, d,
J=3.0Hz), 6.59 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.40
(1H, d, J=9.0Hz), 7.55 - 7.7 (2H, m), 7.83 (1H, b
s), 7.91 (1H, d, J=8.5Hz), 7.93 (1H, d, J=8.5Hz),
8.19 (1H,bs).
【0426】参考例45 5−(1−t−ブトキシカルボニルアゼチジン−3−イ
ルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−1−エタンスルホニルインドリン 参考例44で得られた3−[3−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−
エタンスルホニルアミノフェノキシ]アゼチジン−1−
カルボン酸t−ブチル1.67gを、テトラヒドロフラ
ン35mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、n−
トリブチルホスフィン1.16ml及び1,1'−アゾジ
カルボニルジピペリジン1.07gのテトラヒドロフラ
ン溶液15mlを順次加え、室温で2時間攪拌した。反応
液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩
水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用い
て乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に酢
酸エチル及びヘキサン(1/1)の混合液を加えた後、
不溶物を濾去し、濾液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エ
チル/ヘキサン=1/1)で精製し、標記化合物1.3
8g(収率85%)を茶色無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 1.45 (9H, s), 2.9 - 3.1 (2H, m), 3.09 (1
H, dd, J=3.0Hz及び17.0Hz), 3.87 (1H, dd, J=10.0Hz
及び17.0Hz), 3.99 (2H, dd, J=4.0Hz及び9.5Hz), 4.25
- 4.35 (2H, m),4.8 - 4.9 (1H, m), 5.64 (1H, dd, J
=3.0Hz及び10.0Hz), 6.55 - 6.65 (2H, m), 7.42 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.56 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5Hz), 7.59
(1H, dd,J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.8 - 7.95 (3H, m), 8.
20 (1H, bs).
【0427】参考例46 4−メトキシメトキシ−2−メチル−6−トリメチルシ
リルメチルニトロベンゼン 4−メトキシメトキシ−2−メチルニトロベンゼン9.
69gを、テトラヒドロフラン180mlに溶解させ、窒
素雰囲気中、−10℃で攪拌下、トリメチルシリルメチ
ルマグネシウムクロリド溶液(1M−エーテル溶液)5
9.0mlを加え、同温度で1時間攪拌した後、2,3−
ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン1
4.95gのテトラヒドロフラン溶液20mlを加え、氷
冷下で2時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウム水溶
液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で
洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾
燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル
/ヘキサン=1/4)で精製し、標記化合物7.99g
(収率57%)を茶色油状物質として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 0.02 (9H, s),
2.12 (2H, s), 2.29 (3H, s), 3.47 (3H, s), 5.16 (2
H, s), 6.60 (1H, d, J=2.5Hz), 6.65 (1H, d,J=2.5H
z).
【0428】参考例47 7−[1−ヒドロキシ−2−(5−メトキシメトキシ−
3−メチル−2−ニトロフェニル)エチル]ナフタレン
−2−カルボニトリル 参考例46で得られた4−メトキシメトキシ−2−メチ
ル−6−トリメチルシリルメチルニトロベンゼン7.9
7g及び7−ホルミルナフタレン−2−カルボニトリル
6.11gを、テトラヒドロフラン180mlに溶解さ
せ、窒素雰囲気中、−10℃で攪拌下、テトラブチルア
ンモニウムフロリド1水和物0.786gのテトラヒド
ロフラン溶液20mlを滴下し、−10℃で1時間攪拌し
た後、テトラブチルアンモニウムフロリドの75%水溶
液5.25gのテトラヒドロフラン溶液20mlを加え、
室温で1時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウム水溶
液を加えて、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗
浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥
させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/
ヘキサン/ジクロロメタン=4/5/1)で精製し、標
記化合物7.88g(収率71%)を茶色固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 2.36 (3H, s),
2.95 - 3.1 (2H, m),3.40 (3H, s), 5.05 - 5.2 (3H,
m), 6.77 (1H, d, J=2.5Hz), 6.85 (1H, d, J=2.5Hz),
7.60 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.67 (1H, dd, J=
1.5Hz及び8.5Hz), 7.85 - 7.94 (3H, m), 8.21 (1H, b
s).
【0429】参考例48 7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキシ−3−
メチルフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン
−2−カルボニトリル 参考例47で得られた7−[1−ヒドロキシ−2−(5
−メトキシメトキシ−3−メチル−2−ニトロフェニ
ル)エチル]ナフタレン−2−カルボニトリル6.08
gを、エタノール40ml及びテトラヒドロフラン50ml
に溶解させ、10%パラジウム炭素触媒0.63gを加
え、水素雰囲気中、室温で7時間攪拌した後、室温で一
晩放置した。10%パラジウム炭素触媒0.30gを追
加した後、水素雰囲気中、室温でさらに5時間攪拌し
た。触媒を濾去し、濾液を減圧下濃縮し、得られた濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=7/3)で精製し、標記化合物
4.94g(収率88%)を黄色無定形固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 2.22 (3H, s),
2.95 - 3.08 (2H, m),3.39 (3H, s), 5.00 (2H, s), 5.
19 (1H, dd, J=4.0Hz及び8.5Hz), 6.57 (1H,d, J=3.0H
z), 6.75 (1H, d, J=3.0Hz), 7.60 (1H, dd, J=1.5Hz及
び8.5Hz), 7.68 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.85 -
7.95 (3H, m), 8.20 (1H, bs).
【0430】参考例49 7−[2−(2−エタンスルホニルアミノ−5−メトキ
シメトキシ−3−メチルフェニル)−1−ヒドロキシエ
チル]ナフタレン−2−カルボニトリル 参考例48で得られた7−[2−(2−アミノ−5−メ
トキシメトキシ−3−メチルフェニル)−1−ヒドロキ
シエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル2.11g
を、ジクロロメタン50mlに溶解させ、窒素雰囲気中、
氷冷攪拌下、エタンスルホニルクロリド0.66ml及び
ピリジン0.56mlを加え、室温で一晩攪拌した。反応
液に水を加えた後、ジクロロメタンで抽出し、抽出液を
食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを
用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢
酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製し、標記化合物
2.44g(収率92%)を黄色無定形固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.53 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.42 (3H, s), 3.05 - 3.15 (1H, m), 3.2 -
3.3 (2H, m), 3.39 (3H, s), 3.45 (1H, dd, J=9.0Hz及
び14.0Hz), 5.05 (1H, d, J=7.0Hz), 5.08 (1H, d, J=
7.0Hz), 5.15 -5.2 (1H, m), 6.66 (1H, d, J=2.5Hz),
6.84 (1H, d, J=2.5Hz), 7.61 (1H, d,J=8.5Hz), 7.72
(1H, d, J=8.5Hz), 7.83 (1H, bs), 7.88 - 7.95 (2H,
m), 8.20 (1H, bs).
【0431】参考例50 2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−メトキシメトキシ−7−メチルインド
リン 参考例49で得られた7−[2−(2−エタンスルホニ
ルアミノ−5−メトキシメトキシ−3−メチルフェニ
ル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル2.40gを、テトラヒドロフラン35mlに溶
解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、n−トリブチルホ
スフィン1.74ml及び1,1'−アゾジカルボニルジ
ピペリジン1.60gのテトラヒドロフラン溶液15ml
を順次加え、室温で2時間攪拌した。反応液に水を加え
た後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した
後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキ
サン=1/1−3/1)で精製し、標記化合物1.82
g(収率79%)を無色固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.39 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.54 (3H, s), 2.96 (1H, d, J=16.0Hz), 3.0
5 - 3.25 (2H, m), 3.45 (3H, s), 3.96 (1H,dd, J=8.5
Hz及び16.0Hz), 5.11 (2H, s), 5.77 (1H, d, J=8.5H
z), 6.75 (1H, bs), 6.79 (1H, bs), 7.50 (1H, dd, J=
1.5Hz及び8.5Hz), 7.57 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.73 (1H, bs), 7.83 (1H, d, J=8.5Hz), 7.86 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.15 (1H, bs).
【0432】参考例51 2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−5−ヒドロキシ−7−メチルインドリン 参考例50で得られた2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−1−エタンスルホニル−5−メトキシメトキ
シ−7−メチルインドリン815mgを、ジオキサン10
mlに溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−ジオキサン溶
液6mlを加え、室温で2時間攪拌した。反応液を酢酸エ
チルで希釈した後、食塩水で洗浄し、有機層を無水硫酸
マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=7/3)で精製
し、標記化合物731mg(収率100%)を無色無定形
固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.39 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.51 (3H, s), 2.93 (1H, d, J=16.0Hz), 3.0
5 - 3.25 (2H, m), 3.93 (1H, dd, J=8.5Hz及び16.0H
z), 5.75 (1H, d, J=8.5Hz), 6.55 (1H, bs), 6.57 (1
H, bs), 7.49 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5Hz), 7.57 (1H,
dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.72 (1H, bs),7.83 (1H, d,
J=8.5Hz), 7.86 (1H, d, J=8.5Hz), 8.14 (1H, bs).
【0433】参考例52 7−[3−ヒドロキシ−3−(5−メトキシメトキシ−
2−ニトロフェニル)プロピオニル]ナフタレン−2−
カルボニトリル 7−アセチルナフタレン−2−カルボニトリル5.87
gを、テトラヒドロフラン250mlに溶解させ、窒素雰
囲気中、−65℃で攪拌下、リチウムジイソプロピルア
ミド(2.0M−ヘプタン/テトラヒドロフラン/エチ
ルベンゼン溶液)22.6mlを加え、同温度で15分間
攪拌した後、2−ホルミル−4−メトキシメトキシニト
ロベンゼン9.52gのテトラヒドロフラン溶液50ml
を加え、同温度で3時間攪拌した。反応液に塩化アンモ
ニウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液
を食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=2/3−1/1)で精製し、標
記化合物7.26g(収率59%)を無色固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 3.29 (1H, dd,
J=9.5Hz及び17.5Hz),3.51 (3H, s), 3.87 (1H, dd, J=
2.0Hz及び17.5Hz), 5.28 (1H, d, J=7.0Hz), 5.32 (1H,
d, J=7.0Hz), 6.0 - 6.1 (1H, m), 7.09 (1H, dd, J=
2.5Hz及び9.0Hz), 7.64 (1H, d, J=2.5Hz), 7.75 (1H,
dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.99 (2H, d, J=8.5Hz), 8.13
(1H, d, J=9.0Hz), 8.21 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5H
z), 8.34 (1H, bs), 8.52 (1H, bs).
【0434】参考例53 7−[3−(5−メトキシメトキシ−2−ニトロフェニ
ル)アクリロイル]ナフタレン−2−カルボニトリル 参考例52で得られた7−[3−ヒドロキシ−3−(5
−メトキシメトキシ−2−ニトロフェニル)プロピオニ
ル]ナフタレン−2−カルボニトリル7.25gを、
1,2−ジクロロエタン200mlに溶解させ、窒素雰囲
気中、40℃で攪拌下、p−トルエンスルホン酸1水和
物0.68gを加え、2時間加熱還流させた。反応液を
冷却し、析出した結晶を濾取し、無色結晶を得た。得ら
れた結晶をN,N−ジメチルアセタミド200mlに溶解
させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、クロロメチルメチル
エーテル1.68ml及びトリエチルアミン3.10mlを
順次加え、4時間攪拌した。反応液に水を加えた後、酢
酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄した後、有機
層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下
溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ジクロロメタン
=3/7)で精製し、標記化合物5.32g(収率92
%)を黄色固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 3.54 (3H, s),
5.32 (2H, s), 7.20 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz), 7.2
5 - 7.35 (2H, m), 7.76 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz),
7.95 - 8.1 (2H, m), 8.18 (1H, d, J=9.0Hz), 8.2 -
8.3 (2H, m),8.41 (1H, bs), 8.61 (1H, bs).
【0435】参考例54 7−[1−ヒドロキシ−3−(5−メトキシメトキシ−
2−ニトロフェニル)アリル]ナフタレン−2−カルボ
ニトリル 参考例53で得られた7−[3−(5−メトキシメトキ
シ−2−ニトロフェニル)アクリロイル]ナフタレン−
2−カルボニトリル4.35gを、エタノール65ml及
びジクロロメタン65mlに溶解させ、窒素雰囲気中、室
温攪拌下、水素化ホウ素ナトリウム0.42gを加え、
3時間攪拌した。反応液に水を加えた後、減圧下濃縮
し、濃縮物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗
浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥
させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/
ヘキサン=1/1)で精製し、標記化合物2.81g
(収率64%)を黄色油状物質として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 3.46 (3H, s),
5.22 (2H, s), 5.6 -5.7 (1H, m), 6.31 (1H, dd, J=6.
5Hz及び15.5Hz), 7.02 (1H, dd, J=2.5Hz及び9.0Hz),
7.12 (1H, d, J=2.5Hz), 7.35 (1H, d, J=15.5Hz), 7.6
1 (1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.74 (1H, dd, J=1.5H
z及び8.5Hz), 7.92 (2H, d, J=8.5Hz),7.99 (1H, bs),
8.04 (1H, d, J=9.0Hz), 8.24 (1H, bs).
【0436】参考例55 7−[3−(2−アミノ−5−メトキシメトキシフェニ
ル)−1−ヒドロキシプロピル]ナフタレン−2−カル
ボニトリル 参考例54で得られた7−[1−ヒドロキシ−3−(5
−メトキシメトキシ−2−ニトロフェニル)アリル]ナ
フタレン−2−カルボニトリル3.68gを、エタノー
ル30ml及びテトラヒドロフラン30mlに溶解させ、窒
素雰囲気中、10%パラジウム炭素触媒0.74gを加
え、水素雰囲気中、室温で5時間攪拌した。触媒を濾去
し、濾液を減圧下濃縮した後、得られた濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル
/ヘキサン=4/1)で精製し、標記化合物2.87g
(収率84%)を黄色無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 2.0 - 2.2 (2H,
m), 2.5 - 2.75 (2H,m), 3.48 (3H, s), 4.79 (1H, d
d, J=4.0Hz及び9.0Hz), 5.09 (2H, s), 6.67 (1H, d, J
=8.5Hz), 6.75 - 6.85 (2H, m), 7.58 (1H, dd, J=1.5H
z及び8.5Hz), 7.62 (1H, dd, J=2.0Hz及び8.5Hz), 7.8
- 7.95 (3H, m), 8.18 (1H, bs).
【0437】参考例56 7−[3−(2−エタンスルホニルアミノ−5−メトキ
シメトキシフェニル)−1−ヒドロキシプロピル]ナフ
タレン−2−カルボニトリル 参考例55で得られた7−[3−(2−アミノ−5−メ
トキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシプロピル]
ナフタレン−2−カルボニトリル2.09gを、ジクロ
ロメタン60mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌
下、エタンスルホニルクロリド0.71ml及びピリジン
0.61mlを加え、室温で8時間攪拌した。反応液に水
を加えた後、ジクロロメタンで抽出し、抽出液を食塩水
で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチ
ル/ヘキサン=3/2)で精製し、標記化合物2.41
g(収率92%)を無色無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.39 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.0 - 2.2 (2H, m), 2.8 - 2.9 (1H, m), 2.9
5 - 3.1 (1H, m), 3.12 (2H, q, J=7.5Hz), 3.48 (3H,
s), 4.7 - 4.85 (1H, m), 5.15 (2H, s), 6.85 - 6.95
(2H, m), 7.35- 7.45 (1H, m), 7.55 - 7.65 (2H, m),
7.81 (1H, bs), 7.85 (1H, d, J=8.5Hz), 7.88 (1H, d,
J=8.5Hz), 8.15 (1H, bs).
【0438】参考例57 2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−6−メトキシメトキシ−1,2,3,4−
テトラヒドロキノリン 参考例56で得られた7−[3−(2−エタンスルホニ
ルアミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒド
ロキシプロピル]ナフタレン−2−カルボニトリル2.
38gを、テトラヒドロフラン50mlに溶解させ、窒素
雰囲気中、氷冷攪拌下、n−トリブチルホスフィン1.
87ml及び1,1'−アゾジカルボニルジピペリジン
1.72gのテトラヒドロフラン溶液20mlを順次加
え、室温で7時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウム
水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩
水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用い
て乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エ
チル/ヘキサン=2/3−1/1)で精製し、標記化合
物2.15g(収率94%)を無色無定形固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.33 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.05 - 2.2(1H, m), 2.5 - 2.8 (3H, m), 2.9
5 - 3.2 (2H, m), 3.48 (3H, s), 5.15 (2H,s), 5.63
(1H, t, J=7.0Hz), 6.81 (1H, d, J=3.0Hz), 6.96 (1H,
dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.55 - 7.6 (2H, m), 7.75
(1H, d, J=9.0Hz), 7.78 (1H, bs), 7.83 (1H, d, J=8.
5Hz), 7.86 (1H, d, J=8.5Hz), 8.16 (1H, bs).
【0439】参考例58 2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1−エタン
スルホニル−6−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロキノリン 参考例57で得られた2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−1−エタンスルホニル−6−メトキシメトキ
シ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン2.12g
を、酢酸エチル25mlに溶解させ、氷冷攪拌下、4規定
塩化水素−酢酸エチル溶液15mlを加え、室温で2時間
攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈した後、水、食塩
水で順次洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムを用い
て乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エ
チル/ヘキサン=3/2)で精製し、標記化合物1.8
9g(収率99%)を無色無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.5Hz), 2.0 - 2.2 (1H, m), 2.5 - 2.65 (2H, m), 2.
65 - 2.8 (1H, m), 2.95 - 3.2 (2H, m), 5.61(1H, t,
J=6.5Hz), 6.61 (1H, d, J=3.0Hz), 6.75 (1H, dd, J=
3.0Hz及び9.0Hz), 7.56 (1H, d, J=8.5Hz), 7.57 (1H,
d, J=8.5Hz), 7.68 (1H, d, J=9.0Hz),7.78 (1H, bs),
7.82 (1H, d, J=8.5Hz), 7.85 (1H, d, J=8.5Hz), 8.15
(1H, bs).
【0440】参考例59 (R)−7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキ
シフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2
−カルボニトリル、及び(S)−7−[2−(2−アミ
ノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシ
エチル]ナフタレン−2−カルボニトリル 参考例2で得られた7−[2−(2−アミノ−5−メト
キシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフ
タレン−2−カルボニトリル2.20gを、HPLC
(ダイセル(Daicel) Chiralcel OD、溶出溶媒:イソ
プロパノール/ヘキサン=3/2)で分離し、保持時間
の短い、(S)−7−[2−(2−アミノ−5−メトキ
シメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタ
レン−2−カルボニトリル1.14g及び保持時間の長
い、(R)−7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメ
トキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン
−2−カルボニトリル1.16gをそれぞれ固体として
得た(NMRスペクトルは同一で以下の通りだった)。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 2.9 - 3.1 (2H,
m), 3.38 (3H, s), 5.00 (2H, s), 5.19 (1H, dd, J=
4.5Hz及び8.0Hz), 6.66 (1H, d, J=2.5Hz), 6.70 (1H,
d, J=8.5Hz), 6.81 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 7.59
(1H, dd, J=1.5Hz及び8.5Hz), 7.66 (1H, dd, J=1.5Hz
及び8.5Hz), 7.8 - 7.95 (2H, m), 8.19(1H, bs).
【0441】参考例60 (S)−7−[2−(2−エタンスルホニルアミノ−5
−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチ
ル]ナフタレン−2−カルボニトリル 参考例59で得られた(S)−7−[2−(2−アミノ
−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエ
チル]ナフタレン−2−カルボニトリル978mgを、ジ
クロロメタン25mlに懸濁させ、氷冷攪拌下、エタンス
ルホニルクロリド0.29mlを滴下し、次いで、ピリジ
ン0.25mlを滴下し、参考例3と同様に反応させた。
反応終了後、反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチ
ルで抽出した後、抽出液を水洗し、有機層を無水硫酸マ
グネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製
し、標記化合物1161mg(収率94%)を無色無定形
固体として得た。 [α]D = -38.0° (c=1.06, CHCl3); NMRスペクトルは参考例3と同じ
【0442】参考例61 (R)−7−[2−(2−エタンスルホニルアミノ−5
−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチ
ル]ナフタレン−2−カルボニトリル 参考例59で得られた(R)−7−[2−(2−アミノ
−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエ
チル]ナフタレン−2−カルボニトリル1007mgを、
ジクロロメタン25mlに懸濁させ、氷冷攪拌下、エタン
スルホニルクロリド0.33mlを滴下し、次いで、ピリ
ジン0.28mlを滴下し、参考例3と同様に反応させ
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチルで抽出
した後、抽出液を水洗し、有機層を無水硫酸マグネシウ
ムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製し、標記化
合物1132mg(収率89%)を無定形固体として得
た。 [α]D = +39.8° (c=1.19, CHCl3); NMRスペクトルは参考例3と同じ。
【0443】参考例62 (R)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニル−5−ヒドロキシインドリン 参考例60で得られた(S)−7−[2−(2−エタン
スルホニルアミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−
1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリ
ル547mgを、テトラヒドロフラン17mlに溶解させ、
氷冷攪拌下、n−トリブチルホスフィン0.41ml及び
1,1'−アゾジカルボニルジピペリジン376mgを順
次加え、参考例4と同様に反応させた。反応液に水を加
えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄し
た後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させ
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にヘキサン及び
酢酸エチルの混合溶液を(1/1)加え、不溶物を濾去
した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチ
ル=1/1)で精製し、(R)−2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−メト
キシメトキシインドリン523mg(収率99%)を無色
固体として得た。NMRスペクトルは参考例4と同じ。
【0444】上記で得られた(R)−2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−
メトキシメトキシインドリン510mgを、酢酸エチル6
mlに溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶
液4mlを加え、室温で3時間静置した。反応終了後、反
応液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/
1)で精製し、標記化合物455mg(定量的)を無色固
体として得た。 [α]D = +17.5° (c=1.05, CHCl3); NMRスペクトルは参考例4と同じ。
【0445】参考例63 (S)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−1
−エタンスルホニル−5−ヒドロキシインドリン 参考例61で得られた(R)−7−[2−(2−エタン
スルホニルアミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−
1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリ
ル557mgを、テトラヒドロフラン17mlに溶解させ、
氷冷攪拌下、n−トリブチルホスフィン0.42ml及び
1,1'−アゾジカルボニルジピペリジン383mgを順
次加え、参考例4と同様に反応させた。反応終了後、反
応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した後、抽出液を食
塩水で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にヘキ
サン及び酢酸エチルの混合溶液を(1/1)加え、不溶
物を濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/
酢酸エチル=1/1)で精製し、(S)−2−(7−シ
アノナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−
5−メトキシメトキシインドリン528mg(収率99
%)を無色固体として得た。NMRスペクトルは参考例
4と同じ。
【0446】上記で得られた(S)−2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)−1−エタンスルホニル−5−
メトキシメトキシインドリン528mgを、酢酸エチル5
mlに溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶
液5mlを加え、室温で2時間静置した。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製
し、標記化合物470mg(収率99%)を無色固体とし
て得た。 [α]D = -17.1° (c=0.70, CHCl3); NMRスペクトルは参考例4と同じ。
【0447】参考例64 (S)−7−[1−((S)−α−アセトキシフェニル
アセトキシ)−2−(5−メトキシメトキシ−2−ニト
ロフェニル)エチル]ナフタレン−2−カルボニトリル (1) A工程 (S)−アセチルマンデル酸25gを、ベンゼンに溶解
させ、緩やかに冷却しながら、5塩化リン27.32g
を加え、1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、真空
乾燥させ、(S)−アセチルマンデル酸クロリドを得
た。次いで、参考例1で得られた、7−[1−ヒドロキ
シ−2−(5−メトキシメトキシ−2−ニトロフェニ
ル)エチル]ナフタレン−2−カルボニトリル22g及
びピリジン9.19gを、ジクロロメタン250mlに溶
解させ、氷冷攪拌下、上記で得られた(S)−アセチル
マンデル酸クロリド14.8gのジクロロメタン溶液
(20ml)を滴下し、2時間攪拌した。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物を酢酸エチルに溶解させた後、酢酸エチ
ル層を水及び食塩水で順次洗浄し、有機層を無水硫酸マ
グネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣を酢酸エチル5mlに溶解させて、エーテル
100mlを加え、一夜静置した後、析出した結晶を濾取
し、標記化合物7.14gを結晶として得た。濾液を減
圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精
製して、酢酸エチル(約5ml)に溶解させ、エーテル
(約150ml)を加えた後、析出した結晶を濾取し、標
記化合物2.49gを得た。濾液を減圧下濃縮し、再度
結晶化し、更に0.83gの結晶を得た。こうして標記
化合物を合計10.46g(収率32%)を結晶として
得た。 [α]D = +73.6° (c=1.00, CHCl3); 融点:136−137℃; NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.13 (3H, s),
3.32 (1H, dd, J=9.5Hz及び14.0Hz), 3.49 (3H, s), 3.
61 (1H, dd, J=3.0Hz及び14.0Hz), 5.26 (2H,s), 5.98
(1H, s), 6.22 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.5Hz), 6.95 -
7.1 (2H, m), 7.17 (1H, bs), 7.3 - 7.6 (7H, m), 7.7
5 (1H, d, J=8.5Hz), 7.8 - 7.9 (2H, m), 8.09 (1H,
d, J=9.0Hz)。
【0448】(2) B工程 A工程で得られた再結晶濾液を、減圧下濃縮し、濃縮物
をメタノール200mlに溶解させた後、炭酸カリウム
1.30gを加え、80℃で15分間攪拌した。溶媒を
減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチルに溶解させた後、酢
酸エチル層を水及び食塩水で順次洗浄し、有機層を無水
硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精
製し、(R)−7−[1−ヒドロキシ−2−(5−メト
キシメトキシ−2−ニトロフェニル)エチル]ナフタレ
ン−2−カルボニトリルを多く含む、(S)及び(R)
−7−[1−ヒドロキシ−2−(5−メトキシメトキシ
−2−ニトロフェニル)エチル]ナフタレン−2−カル
ボニトリルの混合物13.12gを固体として得た。次
いで得られた固体、(S)−アセチルマンデル酸10.
10g及びトリフェニルホスフィン13.60gを、ジク
ロロメタン200mlに溶解させ、氷冷攪拌下、アゾジカ
ルボン酸ジエチル(40%トルエン溶液)22.65g
を滴下し、同温度で30分間,更に室温で3時間攪拌し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エ
チル=1/1)で精製し、無定形固体22.58gを得
た。次いで、得られた固体をエーテル200mlに溶解さ
せ、室温で一夜静置し、析出した結晶を濾取し、標記化
合物を得た。濾液から更に2次結晶を得た後、1次結晶
と合わせ、酢酸エチル(約5ml)に溶解させ、この溶液
にエーテル(約100ml)を加え、静置した。析出した
結晶を濾取し、標記化合物10.11g(収率45%)
を結晶として得た。 [α]D = +74.6° (c=1.00 CHCl3); 融点:136−137℃; NMRスペクトルはA工程と同じ。
【0449】参考例65 (S)−7−[1−ヒドロキシ−2−(5−メトキシメ
トキシ−2−ニトロフェニル)エチル]ナフタレン−2
−カルボニトリル 参考例64で得られた(S)−7−[1−((S)−α
−アセトキシフェニルアセトキシ)−2−(5−メトキ
シメトキシ−2−ニトロフェニル)エチル]ナフタレン
−2−カルボニトリル23gを、メタノール200mlに
懸濁させ、炭酸カリウム2.00gを加え、60℃で2
0分間攪拌した。反応液に水及び酢酸エチルを加えて抽
出し、抽出液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=1/1)で精製し、標記化合物15.62g
(収率99%)を固体として得た。NMRスペクトルは
参考例1と同じ。
【0450】参考例66 (S)−7−[2−(2−アミノ−5−メトキシメトキ
シフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2
−カルボニトリル 参考例65で得られた(S)−7−[1−ヒドロキシ−
2−(5−メトキシメトキシ−2−ニトロフェニル)エ
チル]ナフタレン−2−カルボニトリル15.00g
を、テトラヒドロフラン30ml及びエタノール200ml
の混合溶媒に溶解させ、10%パラジウム炭素触媒2.
00gを加えた後、水素雰囲気中、室温で6時間攪拌し
た。触媒を濾去し、濾液を減圧下濃縮した後、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキ
サン/酢酸エチル=1/2)で精製し、標記化合物1
0.01g(収率72%)をワックス状物質として得
た。 [α]D = -11.3° (c=1.00, CHCl3); NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 2.77 (1H, d
d, J=4.5Hz及び14.0Hz), 2.91 (1H, dd, J=8.0Hz及び1
4.0Hz), 5.02 (1H, dd, J=4.5Hz及び8.0Hz), 6.3- 6.5
(2H, m), 6.53 (1H, d, J=8.0Hz), 7.63 (1H, d, J=8.5
Hz), 7.72 (1H,d, J=8.5Hz), 7.85 - 8.1 (3H, m), 8.3
6 (1H, bs).
【0451】参考例67 7−[2−(2−クロロアセチルアミノ−5−メトキシ
メトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタレ
ン−2−カルボニトリル 参考例2で得られた7−[2−(2−アミノ−5−メト
キシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフ
タレン−2−カルボニトリル3.00gを、ジクロロメ
タン30mlに溶解させ、氷冷攪拌下、クロルアセチルク
ロリド1.13mlのジクロロメタン8ml溶液を滴下し、
次いで、トリエチルアミン2.40mlを滴下し、20分
間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチ
ルで抽出した後、抽出液を水洗し、有機層を無水硫酸マ
グネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣にヘキサン及び酢酸エチルの混合溶液(1
/1)を加え、暫く攪拌した後、生じた固体を濾取し
た。濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
1/1)で精製し、先に得られた固体と合わせて、標記
化合物3.02g(収率83%)を得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.98 (1H, dd,
J=3.5Hz及び14.0Hz),3.09 (1H, dd, J=8.5Hz及び14.0H
z), 3.39 (3H, s), 4.22 (1H, d, J=15.5Hz),4.29 (1H,
d, J=15.5Hz), 6.63 (1H, d, J=6.5Hz), 6.73 (1H, d,
J=6.5Hz), 5.15 - 5.3 (1H, m), 6.78 (1H, d, J=3.0H
z), 6.98 (1H, dd, J=3.0Hz及び9.0Hz), 7.55 - 7.75
(3H, m), 7.86 (1H, bs), 7.85 - 8.0 (2H, m), 8.21
(1H, bs).
【0452】参考例68 1−クロロアセチル−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−5−ヒドロキシインドリン 参考例67で得られた7−[2−(2−クロロアセチル
アミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロ
キシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル3.02
gを、テトラヒドロフラン30mlに溶解させ、氷冷攪拌
下、n−トリブチルホスフィン2.10ml及び1,1'
−アゾジカルボニルジピペリジン2.15gを順次加
え、参考例4と同様に反応させた。反応終了後、反応液
に水を加え、酢酸エチルで抽出した後、抽出液を食塩水
で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥
させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にヘキサン
及び酢酸エチルの混合溶液を(1/1)加え、不溶物を
濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=1/1)で精製し、1−クロロアセチル−2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−メトキシメ
トキシインドリン2.67g(収率92%)を無色固体
として得た。次いで、得られた固体を酢酸エチル30ml
に溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶液
10mlを加え、室温で4時間静置した。反応液を減圧下
濃縮し、濃縮物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を無水硫
酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣にヘキサン及び酢酸エチルの混合溶液
(1/1)を加えた後、攪拌し、析出した個体を濾取し
た。濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
1/1)で精製し、先に得られた固体と合わせて、標記
化合物2.14g(収率90%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, DMSO-d6)δppm : 2.90 (1H, d,
J=16.5Hz), 3.7 - 3.9 (1H, m), 3.89 (1H, d, J=14.0
Hz), 4.52 (1H, d, J=14.0Hz), 5.92 (1H, d,J=8.5Hz),
6.6 - 6.75 (2H, m), 7.50 (1H, d, J=8.5Hz), 7.77
(1H, d, J=8.5Hz), 7.82 (1H, s), 7.95 - 8.15 (3H,
m), 8.56 (1H, s).
【0453】参考例69 1−クロロアセチル−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジ
ン−4−イルオキシ)インドリン 参考例68で得られた1−クロロアセチル−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキシインド
リン2.00gを、テトラヒドロフラン25mlに溶解さ
せ、1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒドロキシピペ
リジン3.33g、トリフェニルホスフィン4.34g及
びアゾジカルボン酸ジエチル2.60mlを加え、室温で
2時間攪拌した。1−t−ブトキシカルボニル−4−ヒ
ドロキシピペリジン1.67g、トリフェニルホスフィ
ン2.17g及びアゾジカルボン酸ジエチル1.30ml
を追加し、さらに3.5時間攪拌し、反応を完結させ
た。反応液を酢酸エチルで抽出し、抽出物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=1/1)で精製し、標記化合物2.60g(収
率86%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.6 - 2.0 (4H, m), 3.02 (1H, dd, J=2.0Hz及び16.0H
z), 3.25 - 3.4 (2H, m), 3.6 - 4.1 (5H, m),4.35 -
4.5 (1H, m), 5.7 - 5.85 (1H, m), 6.75 (1H, bs), 6.
88 (1H, dd, J=2.5Hz及び8.5Hz), 7.46 (1H, d, J=8.5H
z), 7.55 - 7.7 (1H, m), 7.68 (1H, bs), 7.8 - 8.0
(2H, m), 8.18 (1H, bs), 8.29 (1H, d, J=8.5Hz).
【0454】参考例70 (S)−7−[2−(2−クロロアセチルアミノ−5−
メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]
ナフタレン−2−カルボニトリル 参考例66で得られた(S)−7−[2−(2−アミノ
−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエ
チル]ナフタレン−2−カルボニトリル2.00gを、
ジクロロメタン20mlに溶解させ、ピリジン0.56ml
を加えた後、氷冷攪拌下、無水クロル酢酸1.18gを
滴下し、同温で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮
し、酢酸エチルで抽出した後、抽出液を水洗し、有機層
を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣にヘキサン及び酢酸エチル
(1/1)を加え、室温で攪拌した。析出した固体を濾
取した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エ
チル=1/1)で精製し、前述の固体と合わせ、標記化
合物2.12g(収率87%)を得た。 [α]D = -37.5°(c=1.01,CHCl3); NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.97 (1H, dd,
J=3.5及び14), 3.08 (1H, dd, J=8.5及び14), 3.39 (3
H, s), 4.22 (1H, d, J=15), 4.28 (1H, d, J=15), 5.0
5 (1H, d, J=6.5), 5.09 (1H, d, J=6.5), 5.19 (1H, d
d, J=3.5及び8.5), 6.78 (1H, d, J=2.5), 6.98 (1H, d
d, J=2.5及び9), 7.61 (1H, dd, J=2及び9), 7.62 (1H,
d, J=9), 7.67 (1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.86 (1H, b
s), 7.92(1H, d, J=8.5), 7.93 (1H, d, J=8.5), 8.21
(1H, bs).
【0455】参考例71 (R)−1−クロロアセチル−2−(7−シアノナフタ
レン−2−イル)−5−ヒドロキシインドリン 参考例70で得られた(S)−7−[2−(2−クロロ
アセチルアミノ−5−メトキシメトキシフェニル)−1
−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニトリル
2.12gを、テトラヒドロフラン25mlに溶解させ、
氷冷攪拌下、n−トリブチルホスフィン1.48ml及び
1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン1.51gを
順次加え、室温で2.5時間攪拌した。反応液に塩化ア
ンモニウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽
出液を食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣にヘキサン及び酢酸エチル(1:1)を加え、析
出した結晶を濾取した。濾液を減圧下濃縮し、濃縮物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキ
サン/酢酸エチル=1/1)で精製し、前記の結晶と合
わせて(R)−1−クロロアセチル−2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)−5−メトキシメトキシインド
リンを無色固体として得た。次いで、得られた(R)−
1−クロロアセチル−2−(7−シアノナフタレン−2
−イル)−5−メトキシメトキシインドリンを酢酸エチ
ル25mlに溶解させ、氷冷下攪拌下、4規定塩化水素−
酢酸エチル溶液9.63mlを加え、室温で3時間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物に飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液
を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/
1)で精製し、標記化合物1.57g(収率87%)を
固体として得た。 [α]D = +147°(c=1.07, CHCl3); NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 3.00 (1H, d, J
=16), 3.80 (1H, d, J=13), 3.89 (1H, dd, J=10及び1
6), 4.02 (1H, d, J=13), 5.76 (1H, d, J=10),6.70 (1
H, bs), 6.81 (1H, dd, J=2.5及び8.5), 7.45 (1H, d,
J=8.5), 7.61 (1H, d, J=8.5), 7.66 (1H, bs), 7.85-
7.95 (2H, m), 8.14 (1H, s), 8.23 (1H,d, J=8.5).
【0456】参考例72 (R)−5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン
−4−イルオキシ)−1−クロロアセチル−2−(7−
シアノナフタレン−2−イル)インドリン 参考例71で得られた(R)−1−クロロアセチル−2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−5−ヒドロキ
シインドリン1.57gを、テトラヒドロフラン20ml
に溶解させ、4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン
酸t−ブチル2.62g、トリフェニルホスフィン3.
41g及びアゾジカルボン酸ジエチル2.05mlを加
え、室温で5時間攪拌した後、4−ヒドロキシピペリジ
ン−1−カルボン酸t−ブチル0.87g、トリフェニ
ルホスフィン1.14g及びアゾジカルボン酸ジエチル
0.68mlを加え、同温で更に2時間攪拌した。反応液
を酢酸エチルで抽出し、抽出液を無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製し、標記化合物
0.97g(収率41%)を無定形の固体として得た。 [α]D = +70.8°(c=1.10, CHCl3); NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.65-2.0 (4H, m), 3.02 (1H, dd, J=2及び16), 3.25-
3.4 (2H, m), 3.6-3.75 (2H, m), 3.79 (1H, d,J=13),
3.91 (1H, dd, J=9.5及び16), 3.99 (1H, d, J=13), 4.
35-4.5 (1H, m), 5.78 (1H, d, J=9.5), 6.75 (1H, b
s), 6.88 (1H, dd, J=2.5及び9), 7.46 (1H, d, J=8.
5), 7.63 (1H, d, J=8.5), 7.68 (1H, bs), 7.85-8.0
(2H, m), 8.17(1H, bs), 8.29 (1H, d, J=8.5).
【0457】参考例73 4−(4−ニトロフェニル)ピペリジン−1−カルボン
酸t−ブチル 4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル
30.00gを、N,N−ジメチルアセタミド300ml
に溶解させ、氷冷攪拌下、窒素雰囲気中、水素化ナトリ
ウム(55%鉱油分散)6.84gを加え、15分間攪
拌した後、4−フルオロニトロベンゼン25.00gの
N,N−ジメチルアセタミド溶液100mlを滴下し、室
温で3時間攪拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチ
ルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、有機層
を無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をヘキサン及び酢酸エチル
(2:1)の混合溶液に加え、析出した結晶を濾取した
後、乾燥させた。濾液を減圧下濃縮した後、濃縮物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エ
チル/ヘキサン=2/3)で精製し、先に得られた結晶
とクロマト精製物を合わせて、標記化合物45.09g
(収率79%)を黄色固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.48 (9H, s),
1.7-1.9 (2H, m), 1.9-2.1 (2H, m), 3.3-3.45 (2H,
m), 3.65-3.8 (2H, m), 4.55-4.65 (1H, m), 6.96 (2H,
d, J=9), 8.20 (2H, d, J=9).
【0458】参考例74 4−(4−ニトロ−3−トリメチルシリルメチルフェノ
キシ)ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例73で得られた4−(4−ニトロフェニル)ピペ
リジン−1−カルボン酸t−ブチル45.09gを、テ
トラヒドロフラン300mlに溶解させ、窒素雰囲気下、
−10℃乃至−5℃で攪拌下、トリメチルシリルメチル
マグネシウムクロリド溶液(1M−エーテル溶液)15
5mlを加え、−5℃で2.5時間攪拌した後、2,3−
ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン4
0.00gのテトラヒドロフラン溶液150mlを加え、
同温で3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、濃縮物
をシリカゲルを用いて濾過した後(ヘキサン/酢酸エチ
ル=3/1を使用)、濾液を再びシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=3
/1)で精製し、標記化合物33.50g(収率59
%)を茶色油状物質として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 0.02 (9H, s),
1.48 (9H, s), 1.7-2.4 (4H, m), 2.63 (2H, s), 3.3-
3.45 (2H, m), 3.6-3.85 (2H, m), 4.45-4.6 (1H, m),
6.56 (1H, d, J=3), 6.69 (1H, dd, J=3及び9), 8.05
(1H, d, J=9).
【0459】参考例75 4−[3−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−2−ヒドロキシエチル]−4−ニトロフェノキシ]ピ
ペリジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例74で得られた4−(4−ニトロ−3−トリメチ
ルシリルメチルフェノキシ)ピペリジン−1−カルボン
酸t−ブチル33.50g及び7−ホルミルナフタレン
−2−カルボニトリル15.00gを、テトラヒドロフ
ラン200mlに溶解させ、窒素雰囲気下、−5℃で攪拌
下、テトラブチルアンモニウムフロリド1水和物1.9
2gを2回に分けて加え、同温で50分間攪拌した後、
テトラブチルアンモニウムフロリドの75%水溶液9.
60gを加え、室温で40分間攪拌した。反応液に塩化
アンモニウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、
抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マ
グネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣をヘキサン及び酢酸エチル(1:1)の混
合溶液に加え、析出した結晶を濾取した後、乾燥させ
た。濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=
1/1)で精製し、先に濾取した結晶と合わせて、標記
化合物27.16g(収率64%)を固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.48 (9H, s),
1.6-1.95 (4H, m), 3.19 (1H, dd, J=8.5及び13), 3.2-
3.4 (2H, m), 3.5-3.7 (3H, m), 4.4-4.55 (1H, m), 5.
25-5.35 (1H, m), 6.72 (1H, d, J=2.5), 6.87 (1H, d
d, J=2.5及び9),7.62 (1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.69
(1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.85-8.0 (3H,m), 8.11 (1H,
d, J=9), 8.22 (1H, bs).
【0460】参考例76 4−[4−アミノ−3−[2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]フェノキシ]ピ
ペリジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例75で得られた4−[3−[2−(7−シアノナ
フタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−
ニトロフェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブ
チル27.16gを、エタノール150ml及びテトラヒ
ドロフラン150mlに溶解させ、窒素雰囲気下、10%
パラジウム炭素触媒5.40gを加えた後、水素雰囲気
下、室温で4時間攪拌した。触媒を濾去した後、濾液を
減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/1)で
精製し、標記化合物22.06g(収率86%)を黄色
無定形固体として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.47 (9H, s),
1.45-1.8 (4H, m), 3.02 (2H, d, J=6), 3.05-3.25 (2
H, m), 3.5-3.7 (2H, m), 4.05-4.2 (1H, m), 5.20 (1
H, t, J=6), 6.47 (1H, d, J=2.5), 6.66 (1H, dd, J=
2.5及び9), 6.70 (1H, d, J=9), 7.59 (1H, dd, J=1.5
及び8.5), 7.64 (1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.83 (1H, b
s), 7.86 (1H, d, J=8.5), 7.90 (1H, d, J=8.5), 8.17
(1H, bs).
【0461】参考例77 4−[4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−3−[2
−(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキ
シエチル]フェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t
−ブチル 参考例76で得られた4−[4−アミノ−3−[2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシ
エチル]フェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t−
ブチル2.00gを、ジクロロメタン20mlに溶解さ
せ、ピリジン0.36mlを加えた後、氷冷攪拌下、クロ
ル炭酸ベンジル0.64mlを滴下し、室温で45分間攪
拌した。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮物を酢酸エチ
ルで抽出し、抽出液を水洗した後、有機層を無水硫酸マ
グネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)で精製
し、標記化合物2.38g(収率93%)を無色固体と
して得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.5-1.85 (4H, m), 3.02 (2H, d, J=6), 3.1-3.3 (2H,
m), 3.45-3.65 (2H, m), 4.2-4.3 (1H, m), 5.17 (1H,
t, J=6), 5.21 (2H, s), 6.51 (1H, d, J=2.5), 6.79
(1H, dd, J=2.5及び9), 7.3-7.65 (8H, m), 7.78 (1H,
bs), 7.86 (1H, d, J=8.5), 7.90 (1H,d, J=8.5), 8.14
(1H, bs).
【0462】参考例78 1−ベンジルオキシカルボニル−5−(1−t−ブトキ
シカルボニルピペリジン−4−イルオキシ)−2−(7
−シアノナフタレン−2−イル)インドリン 参考例77で得られた4−[4−ベンジルオキシカルボ
ニルアミノ−3−[2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)−2−ヒドロキシエチル]フェノキシ]ピペリジ
ン−1−カルボン酸t−ブチル2.38gを、テトラヒ
ドロフラン30mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌
下、n−トリブチルホスフィン1.13ml及び1,1’
−アゾジカルボニルジピペリジン1.16gを順次加
え、室温で3時間攪拌した。氷冷攪拌下、反応液に塩化
アンモニウム水を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出
液を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネ
シウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣に酢酸エチル及びヘキサン(2/1)の混合液
を加え、析出した結晶を濾取した後、濾液を減圧下濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/1)で精製し、先
の結晶と合わせて、標記化合物2.30g(定量的)を
無色結晶として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.47 (9H, s),
1.65-2.0 (4H, m), 3.00 (1H, dd, J=3及び16.5), 3.2-
3.4 (2H, m), 3.6-3.8 (2H, m), 3.67 (1H, dd, J=10.5
及び16.5), 4.3-4.45 (1H, m), 4.85-5.2 (2H, d), 5.6
2 (1H, d, J=10.5), 6.75-7.3 (6H, m), 6.76 (1H, d,J
=2.5), 7.45 (1H, d, J=8.5), 7.58 (1H, d, J=8.5),
7.59 (1H, d, J=8.5), 7.8-8.0 (1H, bs), 7.80 (1H,
d, J=8.5),7.88 (1H, d, J=8.5), 8.04 (1H, bs).
【0463】参考例79 7−[(S)−2−((S)−2−アセトキシ−2−フ
ェニルアセトアミド−5−メトキシメトキシフェニル)
−1−ヒドロキシエチル]ナフタレン−2−カルボニト
リル 参考例66で得られた(S)−7−[2−(2−アミノ
−5−メトキシメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエ
チル]ナフタレン−2−カルボニトリル2.00gを、
ジクロロメタン10mlに溶解させ、氷冷攪拌下、(S)
−アセチルマンデル酸クロリド1.46gのジクロロメ
タン20ml溶液を滴下した後、ピリジン0.56mlを加
え、同温で1時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣に水を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液
を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣にヘキサン及び酢酸エチル(1:1)の混合溶媒
を加え、析出した結晶を濾取した後、濾液を再度、ヘキ
サン及び酢酸エチル(1:1)の混合溶媒を用いて再結
晶化させることにより、先に得られた結晶と合わせて、
標記化合物2.79g(収率93%)を結晶として得
た。 [α]D = +27.6°(c=1.12, メタノール); NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.25 (3H, s),
2.89 (1H, dd, J=3.5及び14), 2.99 (1H, dd, J=8.5及
び14), 3.30 (3H, s), 4.99 (1H, d, J=6.5),5.02 (1H,
d, J=6.5), 5.14 (1H, dd, J=3.5及び8.5), 6.23 (1H,
s), 6.64 (1H, d, J=2.5), 6.90 (1H, dd, J=2.5及び
8.5), 7.35-7.45 (3H, m), 7.55-7.65 (5H, m), 7.77
(1H, bs), 7.89 (1H, d, J=8), 7.92 (1H, d, J=8), 8.
17 (1H, bs).
【0464】参考例80 (R)−1−((S)−2−アセトキシ−2−フェニル
アセチル)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−5−ヒドロキシインドリン 参考例79で得られた7−[(S)−2−((S)−2
−アセトキシ−2−フェニルアセトアミド−5−メトキ
シメトキシフェニル)−1−ヒドロキシエチル]ナフタ
レン−2−カルボニトリル2.79gを、テトラヒドロ
フラン50mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、
n−トリブチルホスフィン1.58ml及び1,1’−ア
ゾジカルボニルジピペリジン1.61gを順次加え、室
温で4時間攪拌した後、氷冷攪拌下、n−トリブチルホ
スフィン0.79ml及び1,1’−アゾジカルボニルジ
ピペリジン0.81gを加え、室温で更に1時間攪拌し
た。氷冷攪拌下、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液
を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽和食塩水
で洗浄した後。有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を酢酸
エチルとヘキサン1:1の混合溶媒に加えた後、室温で
攪拌した。析出した固体を濾去した後、濾液を減圧下濃
縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=5/1)で精製
し、(R)−1−((S)−2−アセトキシ−2−フェ
ニルアセチル)−2−(7−シアノナフタレン−2−イ
ル)−5−メトキシメトキシインドリン2.36g(収
率88%)を無色固体として得た。次いで、得られた
(R)−1−((S)−2−アセトキシ−2−フェニル
アセチル)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
−5−メトキシメトキシインドリンを、酢酸エチル25
mlに溶解させ、氷冷下、4規定塩化水素−酢酸エチル溶
液2.36gを加え、室温で6.5時間攪拌した。減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1
/1)で精製し、標記化合物2.10g(収率98%)
を無色固体として得た。 [α]D = +197°(c=1.12, メタノール); NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 2.09 (3H, s),
2.93 (1H, d, J=16),3.90 (1H, dd, J=10及び16), 5.9-
6.0 (1H, m), 5.99 (1H, bs), 6.08 (1H, d,J=9), 6.64
(1H, bs), 6.7-6.95 (5H, m), 7.25-7.35 (2H, m), 7.
55 (1H, d, J=8.5), 7.68 (1H, d, J=9), 7.80 (1H, d,
J=8.5), 7.84 (1H, bs), 8.16 (1H,d, J=8.5).
【0465】参考例81 5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
インドリン 参考例78で得られた1−ベンジルオキシカルボニル−
5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−4−イ
ルオキシ)−2−(7−シアノナフタレン−2−イル)
インドリン6.00gを、エタノール30ml及びテトラ
ヒドロフラン30mlの混合溶媒に溶解させ、10%パラ
ジウム−炭素触媒1.2gを加え、水素雰囲気下、室温
で4時間攪拌した。触媒を濾去した後、濾液を減圧下濃
縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:ジクロロメタン/酢酸エチル=20/1乃
至酢酸エチルのみ)で精製し、標記化合物4.16g
(収率89%)を結晶として得た。 NMRスペクトル(270MHz, CDCl3)δppm : 1.47 (9H, s),
1.65-1.8 (2H, m), 1.8-2.0 (2H, m), 3.00 (1H, dd, J
=9及び16), 3.2-3.4 (2H, m), 3.50 (1H, dd,J=9及び1
6), 3.65-3.8 (2H, m),4.2-4.35 (1H, m), 5.15 (1H,
t, J=9), 6.64 (1H, d, J=8.5), 6.70 (1H, dd, J=2及
び8.5), 6.76 (1H, bs), 7.59 (1H, dd, J=1.5及び8.
5), 7.74 (1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.85-7.95 (3H,
m), 8.20 (1H,bs).
【0466】参考例82 4−(2−クロロ−4−ニトロ−3−トリメチルシリル
メチルフェノキシ)ピペリジン−1−カルボン酸t−ブ
チル 及び 4−(2−クロロ−4−ニトロ−5−トリ
メチルシリルメチルフェノキシ)ピペリジン−1−カル
ボン酸t−ブチル 参考例89で得られた4−(2−クロロ−4−ニトロフ
ェノキシ)ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル1
1.89gを、テトラヒドロフラン60mlに溶解させ、
窒素雰囲気中、−10℃乃至−5℃で攪拌下、トリメチ
ルシリルメチルマグネシウムクロリド溶液(1M−エー
テル溶液)36.6mlを加え、−5℃で1時間攪拌した
後、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベ
ンゾキノン9.08gのテトラヒドロフラン溶液60ml
を加え、同温で3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し
た後、濃縮物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水及び飽
和食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウム
を用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:
酢酸エチル/ヘキサン=1/3)で精製し、極性の高い
溶出物として4−(2−クロロ−4−ニトロ−3−トリ
メチルシリルメチルフェノキシ)ピペリジン−1−カル
ボン酸t−ブチル3.85g(収率26%)を、極性の
低い溶出物として4−(2−クロロ−4−ニトロ−5−
トリメチルシリルメチルフェノキシ)ピペリジン−1−
カルボン酸t−ブチル2.51g(収率17%)を、そ
れぞれ固体として得た。 4−(2−クロロ−4−ニトロ−3−トリメチルシリル
メチルフェノキシ)ピペリジン−1−カルボン酸t−ブ
チルのスペクトルデータ NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 0.06 (9H, s),
1.48 (9H, s), 1.8-2.0 (4H, m), 2.84 (2H, s), 3.5-
3.65 (4H, m), 4.65-4.75 (1H, m), 6.76 (1H,d, J=9.
0), 7.91 (1H, d, J=9.0). 4−(2−クロロ−4−ニトロ−5−トリメチルシリル
メチルフェノキシ)ピペリジン−1−カルボン酸t−ブ
チルのスペクトルデータ NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 0.02 (9H, s),
1.48 (9H, s), 1.8-2.0 (4H, m), 2.64 (2H, s), 3.45-
3.65 (4H, m), 4.6-4.7 (1H, m), 6.56 (1H, s), 8.16
(1H, s).
【0467】参考例83 4−[2−クロロ−3−[2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−ニトロフ
ェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例82で得られた4−(2−クロロ−4−ニトロ−
3−トリメチルシリルメチルフェノキシ)ピペリジン−
1−カルボン酸t−ブチル3.85g及び7−ホルミル
ナフタレン−2−カルボニトリル1.73gを、テトラ
ヒドロフラン40mlに溶解させ、窒素雰囲気中、−5℃
で攪拌下、テトラブチルアンモニウムフロリド1水和物
0.23gを加え、同温で50分間攪拌した後、テトラ
ブチルアンモニウムフロリドの75%水溶液1.14g
を加え、室温で30分間攪拌した。反応液に飽和塩化ア
ンモニウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽
出液を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグ
ネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得
られた残渣をヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒(1:
1)に加え、析出した結晶を濾取した後、濾液を減圧下
濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製
し、先に濾取した結晶と合わせて、標記化合物3.81
g(収率79%)を固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.48 (9H, s),
1.85-2.0 (4H, m), 2.8-2.9 (1H, m), 3.5-3.65 (5H,
m), 3.78 (1H, dd, J=10.0及び14.0), 4.7-4.75(1H,
m), 5.25-5.35 (1H, m), 6.96 (1H, d, J=9.5), 7.61
(1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.78 (1H, dd, J=1.5及び8.
5), 7.9-7.95 (4H, m), 8.24 (1H, s).
【0468】参考例84 2−[5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−
4−イルオキシ)−4−クロロ−2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)インドリン−1−イルスルホニル]
酢酸エチル 参考例83で得られた4−[2−クロロ−3−[2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシ
エチル]−4−ニトロフェノキシ]ピペリジン−1−カ
ルボン酸t−ブチル3.81gを、酢酸40mlに溶解さ
せ、亜鉛粉末2.71gを加え、室温で2.5時間攪拌
した。亜鉛粉末を濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/1)で精製し、4
−[4−アミノ−2−クロロ−3−[2−(7−シアノ
ナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]フェ
ノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチルを油状
物質として得た。次いで、得られた4−[4−アミノ−
2−クロロ−3−[2−(7−シアノナフタレン−2−
イル)−2−ヒドロキシエチル]フェノキシ]ピペリジ
ン−1−カルボン酸t−ブチル2.44gを、ジクロロ
メタン25mlに溶解させ、窒素雰囲気中、氷冷攪拌下、
エトキシカルボニルメタンスルホニルクロリド0.96
g及びピリジン0.42mlを加え、室温で2時間攪拌し
た。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮物を酢酸エチルで
抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を無
水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で
精製し、標記化合物及び4−[2−クロロ−3−[2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシ
エチル]−4−エトキシカルボニルメタンスルホニルア
ミノ]フェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブ
チルの混合物1.77gを無定形の固体として得た。次
いで、得られた混合物をテトラヒドロフラン20mlに溶
解させ、トリ−n−ブチルホスフィン0.78ml及び
1,1’−アゾジカルボニルジピペリジン0.80gを
順次加え、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮
した後、濃縮物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽和食
塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用
いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸
エチル/ヘキサン=1/1)で精製し、標記化合物1.
61g(収率36%)を無定形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.28 (3H, t, J
=7.0), 1.47 (9H, s),1.75-1.95 (4H, m), 3.14 (1H, d
d, J=3.0及び17.0), 3.35-3.5 (2H, m), 3.6-3.75 (2H,
m), 3.95-4.05 (3H, m), 4.20 (2H, q, J=7.0), 4.45-
4.55 (1H, m),5.83 (1H, dd, J=3.0及び10.0), 6.89 (1
H, d, J=9.0), 7.37 (1H, d, J=9.0),7.55-7.65 (2H,
m), 7.85-7.95 (3H, m), 8.21 (1H, s).
【0469】参考例85 4−[2−クロロ−5−[2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−ニトロフ
ェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例82で得られた4−(2−クロロ−4−ニトロ−
5−トリメチルシリルメチルフェノキシ)ピペリジン−
1−カルボン酸t−ブチル4.52g及び7−ホルミル
ナフタレン−2−カルボニトリル2.04gを、テトラ
ヒドロフラン45mlに溶解させ、窒素雰囲気中、−5℃
で攪拌下、テトラブチルアンモニウムフロリド1水和物
0.27gを加え、同温で50分間攪拌した後、テトラ
ブチルアンモニウムフロリドの75%水溶液1.33g
を加え、室温で30分間攪拌した。反応液に塩化アンモ
ニウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液
を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣をヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒(1:1)
に加え、室温で攪拌した。析出した結晶を濾取した後、
濾液を減圧下濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=1/
1)で精製し、先に得られた結晶と合わせて、標記化合
物4.50g(収率80%)を無形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.48 (9H, s),
1.55-1.85 (4H, m), 2.4-2.45 (1H, m), 3.18 (1H, dd,
J=8.5及び13.5), 3.3-3.65 (5H, m), 4.45-4.55 (1H,
m), 5.25-5.35 (1H, m), 6.69 (1H, s), 7.63 (1H, dd,
J=1.5及び8.5), 7.74 (1H, dd, J=1.5及び8.5), 7.9-
7.95 (3H, m), 8.20 (1H, s), 8.22 (1H,bs).
【0470】参考例86 4−[4−アミノ−2−クロロ−5−[2−(7−シア
ノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]フ
ェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例85で得られた4−[2−クロロ−5−[2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシ
エチル]−4−ニトロフェノキシ]ピペリジン−1−カ
ルボン酸t−ブチル4.50gを、80%アセトン水4
0mlに溶解させ、塩化アンモニウム0.87g及び亜鉛
粉末1.86gを順次加え、1時間加熱還流させた。反
応液に塩化アンモニウム0.46g及び亜鉛粉末0.9
1gを加え、更に30分間加熱還流させた。亜鉛粉末を
濾去した後、濾液を減圧下濃縮し、濃縮物を酢酸エチル
で希釈した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、及び飽
和食塩水で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムを用
いて乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸
エチルのみ)で精製し、標記化合物3.36g(収率7
9%)を無定形固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.46 (9H, s),
1.45-1.65 (4H, m), 2.95-3.05 (2H, m), 3.05-3.2 (2
H, m), 3.5-3.65 (2H, m), 3.95-4.05 (1H, m),5.15-5.
25 (1H, m), 6.41 (1H, s), 6.77 (1H, s), 7.60 (1H,
d, J=8.5), 7.61 (1H, d, J=8.5), 7.80 (1H, s), 7.89
(1H, d, J=8.5), 7.91 (1H, d, J=8.5), 8.17 (1H,
s).
【0471】参考例87 4−[2−クロロ−5−[2−(7−シアノナフタレン
−2−イル)−2−ヒドロキシエチル]−4−エトキシ
カルボニルメタンスルホニルアミノ]フェノキシ]ピペ
リジン−1−カルボン酸t−ブチル 参考例86で得られた4−[4−アミノ−2−クロロ−
5−[2−(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−
ヒドロキシエチル]フェノキシ]ピペリジン−1−カル
ボン酸t−ブチル3.36gを、ジクロロメタン30ml
に溶解させ、窒素雰囲気中、−15℃で攪拌下、エトキ
シカルボニルメタンスルホニルクロリド1.32gを加
え、同温で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮した
後、濃縮物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽和食塩水
で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムを用いて
乾燥させた。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチ
ル/ヘキサン=2/1)で精製し、標記化合物及び原料
化合物1.18gを回収した。回収した原料を用いて上
記反応を再度行い、先に得られたものと合わせて、標記
化合物2.00g(収率49%)を無定形固体として得
た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.32 (3H, t, J
=7.0), 1.45 (9H, s),1.55-1.7 (4H, m), 3.05-3.35 (4
H, m), 3.35-3.6 (2H, m), 4.07 (2H, s), 4.10-4.25
(1H, m), 4.28 (2H, q, J=7.0), 5.25-5.3 (1H, m), 6.
45 (1H, s), 7.55-7.65 (3H, m), 7.82 (1H, s), 7.88
(1H, d, J=8.5), 7.92 (1H, d, J=8.5),8.18 (1H, s).
【0472】参考例88 2−[5−(1−t−ブトキシカルボニルピペリジン−
4−イルオキシ)−6−クロロ−2−(7−シアノナフ
タレン−2−イル)インドリン−1−イルスルホニル]
酢酸エチル 参考例87で得られた4−[2−クロロ−5−[2−
(7−シアノナフタレン−2−イル)−2−ヒドロキシ
エチル]−4−エトキシカルボニルメタンスルホニルア
ミノ]フェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸t−ブ
チル2.00gを、テトラヒドロフラン20mlに溶解さ
せ、トリ−n−ブチルホスフィン0.88ml及び1,
1’−アゾジカルボニルジピペリジン0.90gを順次
加え、室温で5時間攪拌した。反応液にトリ−n−ブチ
ルホスフィン0.44ml及び1,1’−アゾジカルボニ
ルジピペリジン0.45gを加え、室温で更に一晩攪拌
した。反応液を減圧下濃縮した後、濃縮物を酢酸エチル
で抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、有機層を
無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥させた。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=2/1)
で精製し、標記化合物0.93g(収率48%)を無定
形の固体として得た。 NMRスペクトル(400MHz, CDCl3)δppm : 1.29 (3H, t, J
=7.0), 1.47 (9H, s),1.75-1.95 (4H, m), 3.03 (1H, d
d, J=2.5及び16.5), 3.35-3.5 (2H, m), 3.55-3.70 (2
H, m), 3.95-4.05 (1H, m), 4.04 (2H, d, J=3.5), 4.1
5-4.25 (2H, m), 4.35-4.45 (1H, m), 5.80 (1H, dd, J
=2.5及び10.0), 7.27 (1H, s), 7.55 (1H, dd, J=1.5及
び8.5), 7.59 (1H, s), 7.60 (1H, dd, J=1.5及び8.5),
7.8-7.9(3H, m), 8.21 (1H, s).
【0473】参考例89 4−(2−クロロ−4−ニトロ)フェノキシピペリジン
−1−カルボン酸t−ブチル 4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン酸t−ブチル
3.32g、2−クロロ−4−ニトロフェノール2.3
6g及びトリフェニルホスフィン5.11gを、ジクロロ
メタン60mlに溶解させ、氷冷下、ジエチルアゾジカル
ボキシレート3.1mlを滴下した後、室温で18時間撹
拌した。反応液を減圧下濃縮した後、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ヘキサ
ン/酢酸エチル=5/2)にて精製し、標記化合物3.
90g(収率76%)を淡黄色固体として得た。1 H NMR (500MHz, CDCl3)δppm : 1.48 (9H, s), 1.8-2.
0 (4H, m), 3.5-3.7 (4H, m), 4.7-4.8 (1H, m), 7.00
(1H, d, J=9.0), 8.14 (1H, dd, J=2.5及び9.0), 8.31
(1H, d, J=2.5).
【0474】試験例 抗ファクターXa活性の測定 抗ファクターXa活性の測定は、Haraらの方法[トロンボ
シス・アンド・ヘモスタシス,第71巻,第314頁
(1994年)[Thromb. Haemost., 71, 314 (1994)]]
を一部改変して行った。0.9%塩化ナトリウム、0.
4mMの発色基質S-2222(第一化学薬品)および被検化合
物を含む50mMのTris塩酸緩衝液(pH8.4)を混和
し、0.25unit/mlのヒトファクターXa(コスモバ
イオ)を添加することにより反応を開始した。コントロ
ール群においては、被験化合物の代わりに蒸留水を緩衝
液に加えた。反応溶液(総容量0.1ml)は、室温で5
分間インキュベーションした。405nmの吸光度を96
ウェルマイクロプレートリーダー(モデル550、バイ
オラッド)で持続的に測定し、5分間の吸光度の増加を
ファクターXa活性の指標として算出した。被験化合物
の抗ファクターXa活性を評価するために、被験化合物
がファクターXa活性を50%阻害する濃度(IC
50値)を求めた。その結果、本発明の前記一般式(I)
を有するインドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体
が、優れた活性化血液凝固第X因子阻害作用を有するこ
とがわかった。IC50値が5.0ng/ml以下である特に
優れたファクターXa阻害活性を有する化合物を、以下の
表3に示す。
【0475】
【表3】
【0476】製剤例1 ハードカプセル剤 50mgの粉末状の実施例59の化合物、128.7mgの
ラクトース、70mgのセルロース及び1.3mgのステア
リン酸マグネシウムを混合し、60メッシュのふるいを
通した後、この粉末を250mgの3号ゼラチンカプセル
に入れ、カプセル剤とする。
【0477】製剤例2 錠剤 50mgの粉末状の実施例59の化合物、124mgのラク
トース、25mgのセルロース及び1mgのステアリン酸マ
グネシウムを混合し、打錠機により打錠して、1錠20
0mgの錠剤とする。この錠剤は必要に応じて、糖衣等の
コーティングを施すことができる。
【0478】
【発明の効果】本発明の前記一般式(I)を有するイン
ドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体は、優れた活性
化血液凝固第X因子阻害作用を有し、毒性も弱いため、
血液凝固性疾患(例えば、脳梗塞、心筋梗塞又は末梢循
環障害等の血栓性疾患)の予防薬又は治療薬(特に治療
薬)として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4545 A61K 31/4545 31/496 31/496 31/5375 31/5375 A61P 7/02 A61P 7/02 9/00 9/00 9/10 101 9/10 101 C07D 401/04 C07D 401/04 401/12 401/12 401/14 401/14 403/04 403/04 403/12 403/12 403/14 403/14 413/12 413/12 (72)発明者 田中 直樹 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 松橋 速生 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 杉立 収寛 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 谷本 達夫 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 Fターム(参考) 4C063 AA01 AA03 BB08 CC06 CC12 CC14 CC34 CC47 CC54 DD03 DD06 EE01 4C086 AA03 BC07 BC13 BC17 BC21 BC40 BC62 BC73 GA07 GA08 GA09 MA01 NA14 ZA36 ZA45 ZA54 4C204 CB03 DB13 EB02 GB03 GB11 GB15 GB17 GB30

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、 R1は、水素原子;C1−C6アルキル基;置換されたC1
    −C6アルキル基(該置換基は、ハロゲン原子、C1−C
    6アルコキシ基、水酸基又はカルボキシル基を示
    す。);C1−C6アルカノイル基;置換されたC1−C6
    アルカノイル基[該置換基は、水酸基、C6−C14アリ
    ール基、C6−C14アリールチオ基、テトラゾリルチオ
    基、(C1−C6アルキル)テトラゾリルチオ基、カルボ
    キシ(C1−C6アルキル)チオ基、(C1−C6アルコキ
    シ)カルボニル(C1−C6アルキル)チオ基、カルボキ
    シル基及び(C1−C6アルコキシ)カルボニル基からな
    る群より、同一又は異なって選択される、一又は二個の
    置換基を示す。];C1−C6アルキルスルホニル基;置
    換されたC1−C6アルキルスルホニル基[該置換基は、
    ハロゲン原子、水酸基、カルボキシル基又は(C1−C6
    アルコキシ)カルボニル基を示す。];C6−C14アリ
    ールスルホニル基;置換されたC6−C14アリールスル
    ホニル基[該置換基は、ハロゲン原子、C1−C6アルキ
    ル基、C1−C6アルコキシ基、カルボキシル基又は(C
    1−C6アルコキシ)カルボニル基を示す。];スルファ
    モイル基;或いは、(C1−C6アルコキシ)カルボニル
    スルファモイル基を示し、 R2は、C3−C10シクロアルキル基;置換されたC3
    10シクロアルキル基(該置換基は、ハロゲン原子又は
    アミノ基を示す。);C6−C14アリール基;置換され
    たC6−C14アリール基(該置換基は、アミジノ基又は
    グアニジノ基を示す。);アミノ基;置換されたアミノ
    基(該置換基は、C1−C6アルキル基、ヒドロキシC2
    −C6アルキル基及びアセトイミドイル基からなる群よ
    り、同一又は異なって選択される、一又は二個の置換基
    を示す。);4員乃至6員飽和環状アミノ基;或いは、
    置換された4員乃至6員飽和環状アミノ基(該置換基
    は、アセトイミドイル基、C1−C6アルカノイル基、ア
    ミノC1−C6アルカノイル基又は5員乃至6員芳香族複
    素環基を示す。)を示し、 R3及びR4は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン
    原子、C1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基、シ
    アノ基、ニトロ基、水酸基又はC1−C6アルカノイルオ
    キシ基を示し、 Aは、単結合、C1−C4アルキレン基、酸素原子又は一
    般式−O(CH2m− を有する基(式中、mは1乃至
    4の整数を示す。)を示し、nは1又は2を示す。]を
    有する、インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体或
    いはそれらの薬理上許容される塩。
  2. 【請求項2】請求項1に於て、R1が、メチル基又はエ
    チル基;フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリ
    フルオロメチル基、2−フルオロエチル基、2,2−ジ
    フルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル
    基、メトキシメチル基、メトキシエチル基、ヒドロキシ
    メチル基、2−ヒドロキシエチル基、カルボキシメチル
    基又は2−カルボキシエチル基;C1−C4アルカノイル
    基;水酸基、フェニル基、ナフタレン−1−イル基、ナ
    フタレン−2−イル基、フェニルチオ基、ナフタレン−
    1−イルチオ基、ナフタレン−2−イルチオ基、テトラ
    ゾリルチオ基、1−メチルテトラゾール−5−イルチオ
    基、カルボキシメチルチオ基、メトキシカルボニルメチ
    ルチオ基、エトキシカルボニルメチルチオ基、カルボキ
    シル基、メトキシカルボニル基及びエトキシカルボニル
    基からなる群より選択される一の置換基を有する、アセ
    チル基、プロピオニル基、ブチリル基若しくはバレリル
    基、又は、2−ヒドロキシ−2−フェニルアセチル基、
    2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオニル基、3−ヒ
    ドロキシ−2−フェニルプロピオニル基、3−ヒドロキ
    シ−3−フェニルプロピオニル基若しくは4−ヒドロキ
    シ−4−フェニルブチリル基;メタンスルホニル基、エ
    タンスルホニル基、プロパンスルホニル基、ブタンスル
    ホニル基、ペンタンスルホニル基又はヘキサンスルホニ
    ル基;弗素原子、カルボキシル基及び(C1−C4アルコ
    キシ)カルボニル基からなる群より選択される一の置換
    基を有する、メタンスルホニル基、エタンスルホニル
    基、プロパンスルホニル基、ブタンスルホニル基、ペン
    タンスルホニル基又はヘキサンスルホニル基;ベンゼン
    スルホニル基、ナフタレン−1−イルスルホニル基又は
    ナフタレン−2−イルスルホニル基;ハロゲン原子、C
    1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基、カルボキシ
    ル基及び(C1−C4アルコキシ)カルボニル基からなる
    群より選択される一の置換基を有するベンゼンスルホニ
    ル基;スルファモイル基;或いは、(C1−C4アルコキ
    シ)カルボニルスルファモイル基である、インドリン又
    はテトラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬理上許
    容される塩。
  3. 【請求項3】請求項1に於て、R1が、メチル基又はエ
    チル基;トリフルオロメチル基、メトキシメチル基、ヒ
    ドロキシメチル基又はカルボキシメチル基;ホルミル基
    又はアセチル基;ヒドロキシアセチル基、フェニルアセ
    チル基、フェニルチオアセチル基、(1−メチルテトラ
    ゾール−5−イルチオ)アセチル基、カルボキシアセチ
    ル基、3−カルボキシプロピオニル基、4−カルボキシ
    ブチリル基、5−カルボキシバレリル基、エトキシカル
    ボニルアセチル基、3−エトキシカルボニルプロピオニ
    ル基、4−エトキシカルボニルブチリル基、5−エトキ
    シカルボニルバレリル基、2−ヒドロキシ−2−フェニ
    ルアセチル基、3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオ
    ニル基又は4−ヒドロキシ−4−フェニルブチリル基;
    メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンス
    ルホニル基、ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル
    基又はヘキサンスルホニル基;弗素原子、水酸基、カル
    ボキシル基及び(C1−C4アルコキシ)カルボニル基か
    らなる群より選択される一の置換基を有する、メタンス
    ルホニル基、エタンスルホニル基、プロパンスルホニル
    基、ブタンスルホニル基、ペンタンスルホニル基又はヘ
    キサンスルホニル基;ベンゼンスルホニル基;2−フル
    オロベンゼンスルホニル基、3−フルオロベンゼンスル
    ホニル基、4−フルオロベンゼンスルホニル基、2−ク
    ロロベンゼンスルホニル基、3−クロロベンゼンスルホ
    ニル基、4−クロロベンゼンスルホニル基、2−ブロモ
    ベンゼンスルホニル基、3−ブロモベンゼンスルホニル
    基、4−ブロモベンゼンスルホニル基、2−メチルベン
    ゼンスルホニル基、3−メチルベンゼンスルホニル基、
    4−メチルベンゼンスルホニル基、2−メトキシベンゼ
    ンスルホニル基、3−メトキシベンゼンスルホニル基、
    4−メトキシベンゼンスルホニル基、2−カルボキシベ
    ンゼンスルホニル基、3−カルボキシベンゼンスルホニ
    ル基、4−カルボキシベンゼンスルホニル基、2−メト
    キシカルボニルベンゼンスルホニル基、3−メトキシカ
    ルボニルベンゼンスルホニル基又は4−メトキシカルボ
    ニルベンゼンスルホニル基;スルファモイル基;或い
    は、メトキシカルボニルスルファモイル基又はエトキシ
    カルボニルスルファモイル基である、インドリン又はテ
    トラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬理上許容さ
    れる塩。
  4. 【請求項4】請求項1に於て、R1が、ホルミル基、ア
    セチル基、ヒドロキシアセチル基、フェニルチオアセチ
    ル基、カルボキシアセチル基、3−カルボキシプロピオ
    ニル基、4−カルボキシブチリル基、5−カルボキシバ
    レリル基、エトキシカルボニルアセチル基、3−エトキ
    シカルボニルプロピオニル基、2−ヒドロキシ−2−フ
    ェニルアセチル基、メタンスルホニル基、エタンスルホ
    ニル基、ブタンスルホニル基、ヒドロキシメタンスルホ
    ニル基、2−ヒドロキシエタンスルホニル基、カルボキ
    シメタンスルホニル基、2−カルボキシエタンスルホニ
    ル基、3−カルボキシプロパンスルホニル基、4−カル
    ボキシブタンスルホニル基、5−カルボキシペンタンス
    ルホニル基、メトキシカルボニルメタンスルホニル基、
    2−メトキシカルボニルエタンスルホニル基、3−メト
    キシカルボニルプロパンスルホニル基、4−メトキシカ
    ルボニルブタンスルホニル基、5−メトキシカルボニル
    ペンタンスルホニル基、エトキシカルボニルメタンスル
    ホニル基、2−エトキシカルボニルエタンスルホニル
    基、3−エトキシカルボニルプロパンスルホニル基、4
    −エトキシカルボニルブタンスルホニル基、5−エトキ
    シカルボニルペンタンスルホニル基、ベンゼンスルホニ
    ル基、4−カルボキシベンゼンスルホニル基又は4−メ
    トキシカルボニルベンゼンスルホニル基である、インド
    リン又はテトラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬
    理上許容される塩。
  5. 【請求項5】請求項1に於て、R1が、アセチル基、ヒ
    ドロキシアセチル基、フェニルチオアセチル基、カルボ
    キシアセチル基、3−カルボキシプロピオニル基、エト
    キシカルボニルアセチル基、3−エトキシカルボニルプ
    ロピオニル基、2−ヒドロキシ−2−フェニルアセチル
    基、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、ブタン
    スルホニル基、2−ヒドロキシエタンスルホニル基、カ
    ルボキシメタンスルホニル基、3−カルボキシプロパン
    スルホニル基、5−カルボキシペンタンスルホニル基、
    エトキシカルボニルメタンスルホニル基、3−エトキシ
    カルボニルプロパンスルホニル基、5−エトキシカルボ
    ニルペンタンスルホニル基又は4−メトキシカルボニル
    ベンゼンスルホニル基である、インドリン又はテトラヒ
    ドロキノリン誘導体或いはそれらの薬理上許容される
    塩。
  6. 【請求項6】請求項1に於て、R1が、アセチル基、ヒ
    ドロキシアセチル基、カルボキシアセチル基、エトキシ
    カルボニルアセチル基、メタンスルホニル基、エタンス
    ルホニル基、ブタンスルホニル基、カルボキシメタンス
    ルホニル基又はエトキシカルボニルメタンスルホニル基
    である、インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体或
    いはそれらの薬理上許容される塩。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6より選択される一の請求項
    に於て、R2が、シクロペンチル基又はシクロヘキシル
    基;2−フルオロシクロヘキシル基、3−フルオロシク
    ロヘキシル基、4−フルオロシクロヘキシル基、2−ク
    ロロシクロヘキシル基、3−クロロシクロヘキシル基、
    4−クロロシクロヘキシル基、2−アミノシクロヘキシ
    ル基、3−アミノシクロヘキシル基又は4−アミノシク
    ロヘキシル基;フェニル基又はナフタレニル基;2−ア
    ミジノフェニル基、3−アミジノフェニル基、4−アミ
    ジノフェニル基、2−グアニジノフェニル基、3−グア
    ニジノフェニル基又は4−グアニジノフェニル基;アミ
    ノ基;メチルアミノ基、エチルアミノ基、N,N−ジメ
    チルアミノ基、2−ヒドロキシエチルアミノ基、N−ア
    セトイミドイル−N−メチルアミノ基又はN−アセトイ
    ミドイル−N−エチルアミノ基;アゼチジニル基、ピロ
    リジニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基又はモルホ
    リニル基;或いは、アセトイミドイル基、C1−C4アル
    カノイル基、アミノC1−C4アルカノイル基、ピロリル
    基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、
    イソキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、
    ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基及びピリダ
    ジニル基からなる群より選択される一の置換基を有す
    る、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、
    ピペラジニル基又はモルホリニル基である、インドリン
    又はテトラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬理上
    許容される塩。
  8. 【請求項8】請求項1乃至6より選択される一の請求項
    に於て、R2が、シクロヘキシル基;4−クロロシクロ
    ヘキシル基又は4−アミノシクロヘキシル基;フェニル
    基;4−アミジノフェニル基;アミノ基;メチルアミノ
    基、N,N−ジメチルアミノ基又はN−アセトイミドイ
    ル−N−メチルアミノ基;アゼチジン−3−イル基、ピ
    ロリジン−2−イル基、ピロリジン−3−イル基、ピペ
    リジン−2−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリ
    ジン−4−イル基、ピペラジン−1−イル基又はモルホ
    リン−2−イル基;或いは、アセトイミドイル基、ホル
    ミル基、アセチル基、プロピオニル基、カルバモイル
    基、アミノアセチル基、2−アミノプロピオニル基及び
    ピリジル基からなる群より選択される一の置換基を有す
    る、アゼチジン−3−イル基、ピロリジン−2−イル
    基、ピロリジン−3−イル基、ピペリジン−2−イル
    基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル
    基、ピペラジン−1−イル基又はモルホリン−2−イル
    基である、インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体
    或いはそれらの薬理上許容される塩。
  9. 【請求項9】請求項1乃至6より選択される一の請求項
    に於て、R2が、アゼチジン−3−イル基、ピロリジン
    −2−イル基、ピロリジン−3−イル基、ピペリジン−
    2−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4
    −イル基、ピペラジン−1−イル基、モルホリン−2−
    イル基、1−アセトイミドイルアゼチジン−3−イル
    基、1−ホルミルアゼチジン−3−イル基、1−アセチ
    ルアゼチジン−3−イル基、1−プロピオニルアゼチジ
    ン−3−イル基、1−カルバモイルアゼチジン−3−イ
    ル基、1−アミノアセチルアゼチジン−3−イル基、1
    −(2−アミノプロピオニル)アゼチジン−3−イル
    基、1−(ピリジン−2−イル)アゼチジン−3−イル
    基、1−アセトイミドイルピロリジン−2−イル基、1
    −ホルミルピロリジン−2−イル基、1−アセチルピロ
    リジン−2−イル基、1−プロピオニルピロリジン−2
    −イル基、1−カルバモイルピロリジン−2−イル基、
    1−アミノアセチルピロリジン−2−イル基、1−(2
    −アミノプロピオニル)ピロリジン−2−イル基、1−
    (ピリジン−2−イル)ピロリジン−2−イル基、1−
    アセトイミドイルピロリジン−3−イル基、1−ホルミ
    ルピロリジン−3−イル基、1−アセチルピロリジン−
    3−イル基、1−プロピオニルピロリジン−3−イル
    基、1−カルバモイルピロリジン−3−イル基、1−ア
    ミノアセチルピロリジン−3−イル基、1−(2−アミ
    ノプロピオニル)ピロリジン−3−イル基、1−(ピリ
    ジン−2−イル)ピロリジン−3−イル基、1−アセト
    イミドイルピペリジン−2−イル基、1−ホルミルピペ
    リジン−2−イル基、1−アセチルピペリジン−2−イ
    ル基、1−プロピオニルピペリジン−2−イル基、1−
    カルバモイルピペリジン−2−イル基、1−アミノアセ
    チルピペリジン−2−イル基、1−(2−アミノプロピ
    オニル)ピペリジン−2−イル基、1−(ピリジン−2
    −イル)ピペリジン−2−イル基、1−アセトイミドイ
    ルピペリジン−3−イル基、1−ホルミルピペリジン−
    3−イル基、1−アセチルピペリジン−3−イル基、1
    −プロピオニルピペリジン−3−イル基、1−カルバモ
    イルピペリジン−3−イル基、1−アミノアセチルピペ
    リジン−3−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)
    ピペリジン−3−イル基、1−(ピリジン−2−イル)
    ピペリジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリ
    ジン−4−イル基、1−ホルミルピペリジン−4−イル
    基、1−アセチルピペリジン−4−イル基、1−プロピ
    オニルピペリジン−4−イル基、1−カルバモイルピペ
    リジン−4−イル基、1−アミノアセチルピペリジン−
    4−イル基、1−(2−アミノプロピオニル)ピペリジ
    ン−4−イル基、1−(ピリジン−2−イル)ピペリジ
    ン−4−イル基、4−アセトイミドイルピペラジン−1
    −イル基、4−ホルミルピペラジン−1−イル基、4−
    アセチルピペラジン−1−イル基、4−プロピオニルピ
    ペラジン−1−イル基、4−カルバモイルピペラジン−
    1−イル基、4−アミノアセチルピペラジン−1−イル
    基、4−(2−アミノプロピオニル)ピペラジン−1−
    イル基、4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−
    イル基、4−アセトイミドイルモルホリン−2−イル
    基、4−ホルミルモルホリン−2−イル基、4−アセチ
    ルモルホリン−2−イル基、4−プロピオニルモルホリ
    ン−2−イル基、4−カルバモイルモルホリン−2−イ
    ル基、4−アミノアセチルモルホリン−2−イル基、4
    −(2−アミノプロピオニル)モルホリン−2−イル基
    又は4−(ピリジン−2−イル)モルホリン−2−イル
    基である、インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体
    或いはそれらの薬理上許容される塩。
  10. 【請求項10】請求項1乃至6より選択される一の請求
    項に於て、R2が、ピロリジン−2−イル基、ピロリジ
    ン−3−イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン
    −3−イル基、ピペリジン−4−イル基、1−アセトイ
    ミドイルアゼチジン−3−イル基、1−アセトイミドイ
    ルピロリジン−2−イル基、1−アセトイミドイルピロ
    リジン−3−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン
    −3−イル基、1−アセトイミドイルピペリジン−4−
    イル基、1−アセチルピペリジン−4−イル基、1−カ
    ルバモイルピペリジン−4−イル基、1−アミノアセチ
    ルピペリジン−4−イル基、1−(2−アミノプロピオ
    ニル)ピペリジン−4−イル基、1−(ピリジン−2−
    イル)ピペリジン−4−イル基、4−アセトイミドイル
    ピペラジン−1−イル基又は4−アセトイミドイルモル
    ホリン−2−イル基である、インドリン又はテトラヒド
    ロキノリン誘導体或いはそれらの薬理上許容される塩。
  11. 【請求項11】請求項1乃至6より選択される一の請求
    項に於て、R2が、1−アセトイミドイルピロリジン−
    2−イル基、1−アセトイミドイルピロリジン−3−イ
    ル基、1−アセトイミドイルピペリジン−3−イル基、
    1−アセトイミドイルピペリジン−4−イル基又は1−
    カルバモイルピペリジン−4−イル基である、インドリ
    ン又はテトラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬理
    上許容される塩。
  12. 【請求項12】請求項1乃至6より選択される一の請求
    項に於て、R2が、1−アセトイミドイルピロリジン−
    3−イル基又は1−アセトイミドイルピペリジン−4−
    イル基である、インドリン又はテトラヒドロキノリン誘
    導体或いはそれらの薬理上許容される塩。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12より選択される一の請
    求項に於て、R3及びR4が、同一又は異なって、水素原
    子、弗素原子、塩素原子、C1−C4アルキル基、C1
    4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基、水酸基、ホル
    ミルオキシ基又はアセトキシ基である、インドリン又は
    テトラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬理上許容
    される塩。
  14. 【請求項14】請求項1乃至12より選択される一の請
    求項に於て、R3が水素原子であり、R4が、水素原子、
    弗素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、メトキシ
    基、シアノ基、水酸基又はアセトキシ基である、インド
    リン又はテトラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬
    理上許容される塩。
  15. 【請求項15】請求項1乃至12より選択される一の請
    求項に於て、R3が水素原子であり、R4が水素原子、弗
    素原子、塩素原子又はメチル基である、インドリン又は
    テトラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬理上許容
    される塩。
  16. 【請求項16】請求項1乃至12より選択される一の請
    求項に於て、R3が、水素原子であり、R4が、水素原子
    又は塩素原子である、インドリン又はテトラヒドロキノ
    リン誘導体或いはそれらの薬理上許容される塩。
  17. 【請求項17】請求項1乃至16より選択される一の請
    求項に於て、Aが、単結合、メチレン基、エチレン基、
    トリメチレン基、酸素原子又は一般式 −O(CH2m
    − を有する基(式中、mは1又は2を示す。)であ
    る、インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体或いは
    それらの薬理上許容される塩。
  18. 【請求項18】請求項1乃至16より選択される一の請
    求項に於て、Aが、酸素原子又は一般式 −O(C
    2m− を有する基(式中、mは1を示す。)であ
    る、インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体或いは
    それらの薬理上許容される塩。
  19. 【請求項19】請求項1乃至16より選択される一の請
    求項に於て、Aが酸素原子である、インドリン又はテト
    ラヒドロキノリン誘導体或いはそれらの薬理上許容され
    る塩。
  20. 【請求項20】請求項1乃至19より選択される一の請
    求項に於て、nが1であるインドリン誘導体或いはそれ
    らの薬理上許容される塩。
  21. 【請求項21】請求項1より選択される下記群の化合物
    又はそれらの薬理上許容される塩: 5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオキ
    シ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)−1
    −ヒドロキシアセチルインドリン、 [5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオ
    キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)イ
    ンドリン−1−イルスルホニル]酢酸、及び [5−(1−アセトイミドイルピペリジン−4−イルオ
    キシ)−2−(7−アミジノナフタレン−2−イル)イ
    ンドリン−1−イルスルホニル]酢酸エチル。
  22. 【請求項22】請求項1乃至21より選択される一の請
    求項に記載のインドリン又はテトラヒドロキノリン誘導
    体或いはそれらの薬理上許容される塩を含有する医薬。
JP2000197444A 1999-07-01 2000-06-30 インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体 Pending JP2001072662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197444A JP2001072662A (ja) 1999-07-01 2000-06-30 インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18780599 1999-07-01
JP11-187805 1999-07-01
JP2000197444A JP2001072662A (ja) 1999-07-01 2000-06-30 インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001072662A true JP2001072662A (ja) 2001-03-21

Family

ID=26504570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000197444A Pending JP2001072662A (ja) 1999-07-01 2000-06-30 インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001072662A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8598156B2 (en) 2010-03-25 2013-12-03 Glaxosmithkline Llc Chemical compounds

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8598156B2 (en) 2010-03-25 2013-12-03 Glaxosmithkline Llc Chemical compounds

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2191815C (en) Heterocyclic compounds having tachykinin receptor antagonist activity, their preparation and their use
CN1328387C (zh) 氨基醇衍生物
TW200300349A (en) A 4-oxoqinoline derivative
KR20070026708A (ko) 헤테로아릴 치환 피롤 유도체, 그의 제조방법 및 그의치료적 용도
US20060128756A1 (en) Heteroaryl-substituted pyrrole derivatives, their preparation and their therapeutic uses
US20070275968A1 (en) Substituted Biphenyl Derivative
JP4140698B2 (ja) リン酸又はホスホン酸誘導体
US5843973A (en) Thiazolidinone compounds and composition for angina pectoris comprising the compounds as an active ingredient
JP2003261566A (ja) キノリジンを含有する医薬
JP2002284779A (ja) ヘテロアリール置換ピロール誘導体を含有する医薬
EP2036896A1 (en) Cyclic amine compound
JP2002326935A (ja) 含窒素複素環誘導体を含有する医薬
JP2001199965A (ja) 含窒素複素環誘導体
JP3088672B2 (ja) 飽和複素環化合物
CN100371336C (zh) 治疗细胞因子介导的疾病的吡咯衍生物
JP2001072662A (ja) インドリン又はテトラヒドロキノリン誘導体
JP2001247564A (ja) ヘテロアリール置換ピロール誘導体
CA2435141A1 (en) Compositions for prevention or treatment of hepatopathy
JP2006104191A (ja) 置換ビフェニル誘導体
JPH08217765A (ja) チアゾリジノン化合物
JP2002179678A (ja) キノリジン化合物
JP2003212853A (ja) 4−オキソキノリン誘導体
JP2002284681A (ja) 肝障害を予防又は治療するための組成物
JPH10152478A (ja) 飽和複素環化合物
CZ20002629A3 (cs) Heteroarylem substituované deriváty pyrrolu, jejich příprava a terapeutické použití

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040827

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050405

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050419

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050602