JP2001072363A - 動く歩道 - Google Patents

動く歩道

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JP2001072363A
JP2001072363A JP24898299A JP24898299A JP2001072363A JP 2001072363 A JP2001072363 A JP 2001072363A JP 24898299 A JP24898299 A JP 24898299A JP 24898299 A JP24898299 A JP 24898299A JP 2001072363 A JP2001072363 A JP 2001072363A
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girder
sidewalk
moving
pallet
rail
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JP24898299A
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Hiroshi Sato
博 佐藤
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短期間での設置が可能な動く歩道を提供す
る。 【解決手段】 略水平な環状のレール11上を一方向へ
連接して周回する多数のパレット3と、プラットホーム
2Bからレール11の搬送部1B上流端寄り部分を移動
するパレット3の上面へ向かって延びる乗り口ステップ
61と、プラットホーム2Aからレール11の搬送部1
B下流端寄り部分を移動するパレット3の上面へ向かっ
て延びる降り口ステップ62とを備え、レール11の搬
送部1Bをその下方及び左右両側方から覆う歩道桁72
の所定箇所を、地表Gに構築した桁脚76に支持させ、
動く歩道を設置すべき2地点間の地表Gを全長にわたっ
て掘削することなく、動く歩道を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空港や駅構内など
の公共施設に設置される動く歩道に係り、特に対向する
2方向のそれぞれへ利用者を輸送する動く歩道に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図14〜図22は近年提案されている動
く歩道の一例を示すもので、この動く歩道は、上面が地
表に露出するように半埋設状態で構築された鉄筋コンク
リート構造の基礎スラブ117と、該基礎スラブ117
上に環状に敷設した2本のレール101と、利用者が搭
乗し得られ且つレール101に沿って時計回りに周回可
能な多数のパレット102と、該パレット102を移動
させ得るスクリューロッド103,104及び無端状チ
ェーン105とを備えている。
【0003】レール101は、互いに平行に且つ水平に
配置された直線状の2ヶ所の搬送部1A,1Bと、両搬
送部1A,1Bの一端に連なる半円状の旋回部1Cと、
両搬送部1A,1Bの他端に連なる半円状の旋回部1D
とで構成されている。
【0004】更に、レール101の旋回部1C,1D
は、乗降用のプラットホーム2A,2Bによって上方か
ら全体的に覆われている。
【0005】パレット102の移動方向前端寄りの下面
には、レール101上を転動可能な走行用ローラ106
がブラケット107を介して枢支されている。
【0006】上述した多数のパレット102は、それぞ
れの移動方向後端部が、後方側に隣接する他のパレット
102の前端部に摺動可能に重なり合っており、これに
より、隣接するパレット102の近接離反が許容される
とともに、各パレット102の後端部が後続する他のパ
レット102によって支持され、連続した歩道面を形成
している。
【0007】スクリューロッド103は、レール101
の搬送部1Aの旋回部1C寄り部分(パレット移動方向
上流側部分)と、レール101の搬送部1Bの旋回部1
D寄り部分(パレット移動方向上流側部分)との2ヶ所
に、左右のレール101の間に平行に位置するように配
置されている。
【0008】このスクリューロッド103の端部は、軸
受108により基礎スラブ117に対して枢支され、モ
ータ109により回転駆動されるようになっている。
【0009】また、スクリューロッド103のねじ山1
03aは、パレット移動方向上流寄り部分からパレット
移動方向下流寄り部分へ向かって、ピッチPが徐々に拡
がるように設定されている。
【0010】スクリューロッド104は、レール101
の搬送部1Aの旋回部1D寄り部分(パレット移動方向
下流側部分)と、レール101の搬送部1Bの旋回部1
C寄り部分(パレット移動方向下流側部分)との2ヶ所
に、左右のレール101の間に位置するように配置され
ている。
【0011】このスクリューロッド104も、上記のス
クリューロッド103と同様に、基礎スラブ117に対
して枢支され、モータ(図示せず)により回転駆動され
るようになっている。
【0012】また、スクリューロッド104のねじ山1
04aは、パレット移動方向上流寄り部分からパレット
移動方向下流寄り部分へ向かって、ピッチPが徐々に狭
まるように設定されている。
【0013】更に、各パレット102の移動方向前端寄
り部分下面に設けた支持台110の下端には、移動用ロ
ーラ(推力伝達部材)111が、スクリューロッド10
3,104のねじ山103a,104aに係合し得るよ
うに枢支されており、この移動用ローラ111がねじ山
103a,104aに係合した状態でスクリューロッド
103,104を回動させると、該スクリューロッド1
03,104の回動に応じた方向へ移動用ローラ111
が送り出されて、パレット102がレール101の搬送
部1A,1Bに沿って移動することになる。
【0014】また、パレット102の移動速度は、移動
用ローラ111がねじ山103aに係合しているときに
は、移動方向下流側へ向かって徐々に増速され、移動用
ローラ111がねじ山104aに係合しているときに
は、移動方向下流側へ向かって徐々に減速される。
【0015】無端状チェーン105は、スクリューロッ
ド103のパレット移動方向下流寄りの端部側方に配置
したスプロケット112と、スクリューロッド104の
パレット移動方向上流寄りの端部側方に配置したスプロ
ケット113とに巻き掛けられ、モータ114によって
周回駆動されるようになっている。
【0016】また、無端状チェーン105の外周面に
は、複数の牽引爪115が等間隔に設けられている。
【0017】更に、各パレット102の下面には、無端
状チェーン105の牽引爪115に係合可能な係止部材
116が取り付けられており、この係止部材116が無
端状チェーン105の牽引爪115に係合した状態で無
端状チェーン105を周回させると、該無端状チェーン
105の周回に応じた方向へ係止部材116が送り出さ
れて、パレット102がレール101の搬送部1A,1
Bに沿って移動することになる。
【0018】すなわち、プラットホーム2A,2Bから
利用者が搭乗するパレット102は、移動用ローラ11
1が係合しているスクリューロッド103のねじ山10
3aのピッチPに応じて徐々に加速される。
【0019】次いで、パレット102の移動により、ね
じ山103aと移動用ローラ111との係合が解除され
且つ無端状チェーン105の牽引爪115に係止部材1
16が係合すると、パレット102は、無端状チェーン
105の周回速度に応じて等速移動する。
【0020】また、パレット102の移動により、牽引
爪115と係止部材116との係合が解除され且つ移動
用ローラ111がスクリューロッド104のねじ山10
4aに係合すると、パレット102は、ねじ山104a
のピッチに応じて徐々に減速される。
【0021】更に、レール101の搬送部1A,1Bの
パレット移動方向下流端において、移動用ローラ111
とねじ山104aとの係合が解除されたパレット102
の支持台110には、当該パレット102に後続する他
のパレット102の移動前端が当接する。
【0022】これにより、スクリューロッド104によ
りレール101の搬送部1A,1Bのパレット移動方向
最下流部分を移動しているパレット102が、その前方
の他のパレット102を、レール101の旋回部1D,
1Cから搬送部1B,1Aのパレット移動方向最上流部
分へ押し出す。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図14〜図
22に示す動く歩道を設置する場合、当該動く歩道によ
って利用者が行き来すべき2地点間の全長にわたって地
表を掘削するという大規模な土木作業を行なった後、更
に、型枠架設、配筋、コンクリート打設、及び型枠撤去
などの種々の作業を順次施工して、基礎スラブ117を
構築するので、動く歩道の設置に要する工期が長い。
【0024】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、短期間での設置が可能な動く歩道を提供することを
目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の動く歩道では、2ヶ所の
円弧状の旋回部及び両旋回部を結ぶ搬送部を有する移動
経路と、該移動経路上を一方向へ連接して周回する多数
のパレットと、移動経路の旋回部を覆うプラットホーム
と、プラットホームから移動経路の搬送部上流端寄り部
分を移動するパレットの上面へ向かって延びる乗り口ス
テップと、プラットホームから移動経路の搬送部下流端
寄り部分を移動するパレットの上面へ向かって延びる降
り口ステップと、移動経路の搬送部を略全長にわたって
その下方及び左右両側方から覆う歩道桁と、地表に構築
され且つ歩道桁の所定箇所を支持する桁脚とを備えてい
る。
【0026】本発明の請求項2に記載の動く歩道では、
本発明の請求項1に記載の動く歩道の構成に加えて、歩
道桁に移動経路の搬送部を上方から覆うキャノピを設け
ている。
【0027】本発明の請求項3に記載の動く歩道では、
本発明の請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載の
動く歩道の構成に加えて、移動経路の搬送部をその下方
及び左右両側方から覆う複数の分割桁体を有し、該分割
桁体を直列に連結して歩道桁を形成している。
【0028】本発明の請求項4に記載の動く歩道では、
本発明の請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の動く
歩道の構成に加えて、歩道桁の下方に設置され且つ油水
混合液体を貯留し得る回収槽と、液体流入端が歩道桁の
内底部に連通し且つ液体流出端が回収槽に連通する導液
管とを備えている。
【0029】本発明の請求項5に記載の動く歩道では、
本発明の請求項4に記載の動く歩道の構成に加えて、歩
道桁内底面が導液管の液体流入端へ向かって下り勾配と
なるように歩道桁を桁脚に支持している。
【0030】本発明の請求項1乃至請求項5に記載の動
く歩道のいずれにおいても、地表に構築した桁脚に、多
数のパレットが周回する移動経路の搬送部が内装される
べき歩道桁の所定箇所を支持させ、動く歩道の設置に要
する工期の短縮を図る。
【0031】本発明の請求項2に記載の動く歩道におい
ては、移動経路の搬送部を上方から覆うように歩道桁に
設けたキャノピによって、移動経路の搬送部を移動する
パレットに搭乗中の利用者を、風雨から保護する。
【0032】本発明の請求項3に記載の動く歩道におい
ては、歩道桁を複数の分割桁体を連結して形成させ、歩
道桁架設時の搬送作業及び揚重作業を軽減する。
【0033】本発明の請求項4に記載の動く歩道におい
ては、パレットの可動部に塗布した潤滑油と歩道桁の内
部で結露した水分などとの油水混合液体を、導液管から
回収槽へ流入させて、外部環境への油分の流出を抑止す
る。
【0034】本発明の請求項5に記載の動く歩道におい
ては、桁脚に歩道桁を、その内底面が導液管へ向かって
下り勾配となるように支持させて、歩道桁内から回収槽
への油水混合液体の流入を促進する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例に基づいて説明する。
【0036】図1〜図13は本発明の動く歩道の実施の
形態の一例を示すもので、この動く歩道は、環状に配置
される2本のレール11と、レール11を支持する架構
71、歩道桁72、及び桁脚76と、利用者が搭乗し得
られ且つレール11に沿って時計回りに周回可能な平板
状の多数のパレット3と、隣接するパレット3を連結す
るチェーン22及び弾性緩衝機構25と、前記のパレッ
ト3をレール11の延長方向へ移動させ得るスクリュー
ロッド16,24,33と、利用者がパレット3に乗り
込む位置に設けた乗り口ステップ61と、利用者がパレ
ット3から降りる位置に設けた降り口ステップ62と、
キャノピ78と、回収槽84及びそれに付帯する導液管
85とを備えている。
【0037】まず、図1〜図6、図9〜図12などによ
り、レール11、及びそれに付帯しているガイドレール
12と、架構71、歩道桁72、及び桁脚76について
の説明をする。
【0038】レール11は、互いに平行に且つ水平に配
置された直線状の2ヶ所の搬送部1A,1Bと、両搬送
部1A,1Bの一端に連なる半円状の旋回部1Cと、両
搬送部1A,1Bの他端に連なる半円状の旋回部1Dと
で構成されており、両搬送部1A,1Bが建物91と駅
舎92との間に位置している道路93及び線路94を略
水平に跨ぐように、建物91の所定階に一方の旋回部1
Cが設置され且つ駅舎92の所定階に他方の旋回部1D
が設置されている。
【0039】このレール11は、所定部分ごとに、基台
14に立設した架台23上に敷設されている。
【0040】旋回部1C,1Dの半径方向外側のレール
11の外方及び半径方向内側のレール11の内方には、
当該レール11に沿うように半円状に曲がったガイドレ
ール12が配置されている。
【0041】このガイドレール12の所定部分は、それ
ぞれのガイドレール12のレール11の外側に位置する
ように、基台14に立設した支柱13によって上方から
支持されている。
【0042】また、レール11の旋回部1C,1D、並
びにガイドレール12の直上には、乗降用のプラットホ
ーム2A,2Bが、レール11,12との間に空隙を形
成するように略水平に設置されている。
【0043】更に、レール11の旋回部1Cは、架台2
3及び基台14を介して建物91の所定階の床スラブに
固定され、レール11の旋回部1Dは、架台23及び基
台14を介して駅舎92の所定階の床スラブに固定され
ている。
【0044】架構71は、建物91と駅舎92との中間
に位置するように地表Gに構築され、レール11の搬送
部1A,1Bの長手方向中間部分を、下方及び左右両側
方から覆うように支持している。
【0045】歩道桁72は、レール11の各搬送部1
A,1Bごとに、当該搬送部1A,1Bの建物91及び
駅舎92と架構71との間に位置する部分を、その下方
及び左右両側方から覆っている。
【0046】この歩道桁72は、搬送部1A,1Bの延
長方向に見て略凹字状に形成された鉄筋コンクリート構
造の分割桁体73を直列に配置し、該分割桁体73に挿
通したシースケーブルにより、複数の分割桁体73を一
体化したものである。
【0047】また、歩道桁72の内底面には、内部支承
座74が所定間隔で設けられており、歩道桁72内に位
置するレール11の搬送部1A,1Bは、架台23、基
台14及びライナ75を介して内部支承座74に載置さ
れている。
【0048】桁脚76は、建物91の架構71寄りの端
面近傍、建物91と架構71との中間、架構71の建物
91寄りの端面近傍、架構71の駅舎92寄りの端面近
傍、架構71と駅舎92との中間、及び駅舎92の架構
71寄りの端面近傍に位置するように、地表Gに構築さ
れている。
【0049】これらの桁脚76の上端面には、レール1
1の搬送部1A,1Bを内装している歩道桁72の底面
が、外部支承座77を介して載置されている。
【0050】外部支承座77の高さ寸法は、歩道桁72
の内底面が、建物91と架構71との双方から略等距離
の位置、並びに駅舎92と架構71との双方から略等距
離の位置を頂点として、建物91、架構71、駅舎92
へ向かって下り勾配となるように設定され、また、内部
支承座74の高さ寸法は、レール11の上面が略水平に
なるように設定されている。
【0051】次に、図1、図3〜図8などにより、パレ
ット3、及びそれに付帯する部材についての説明をす
る。
【0052】パレット3の下面には、平面形状が円形に
形成された突起部材3aが固着され、パレット3の前端
部には、該前端部が隣接する他のパレット3の突起部材
3aが嵌合し得る半円形の凹部3bが形成されている。
【0053】また、パレット3の下面には、幅方向に延
びるビーム5が、突起部材3aよりも前側に位置するよ
うにスペーサ4を介して固着されている。
【0054】ビーム5の後端寄り部分下面には、ブラケ
ット7を介して走行用ローラ6が、前記のレール11の
上面を転動し得るように装着されている。
【0055】ビーム5の前端部両側には、パレット移動
方向の前後から見て略L字形状を呈するアーム8の上端
部が固着されており、該アーム8の下端部には、ブラケ
ット9を介して傾斜角補正用ローラ10が、前記のガイ
ドレール12の下面を転動し得るように装着されてい
る。
【0056】更に、ビーム5の下面には、2つのアーム
15の上端部が左右の走行用ローラ6の間に位置するよ
うに固着されており、それぞれのアーム15の下端部に
は、横行規制用ローラ21が、各レール11の相対する
側面を転動し得るように装着されている。
【0057】上述した多数のパレット3は、走行用ロー
ラ6がレール11の上面に接し且つ横行規制用ローラ2
1がレール11の側面に接するように配置され、それぞ
れの後端部が、後方側に隣接する他のパレット3の前端
部に重なり合っている。
【0058】これにより隣接するパレット3の近接離反
が許容されるとともに、各パレット3の後端部が後続す
る他のパレット3によって支持される。
【0059】レール11の旋回部1C,1Dでは、隣接
するパレット3が接近し且つ傾斜角補正用ローラ10が
ガイドレール12の下面を転動するため、各パレット3
が前傾状態となり、突起部材3aに当該パレット3に後
続する他のパレット3の前縁の凹部3bが嵌合する。
【0060】また、先に述べたレール11の搬送部1
A,1Bの左右両側には、パレット3の移動に同調して
周回し且つパレット3に搭乗中の利用者が把持可能な移
動手摺19が設置されている。
【0061】次に、図1、図2、図5、図9〜図11な
どにより、スクリューロッド16,24,33について
の説明をする。
【0062】スクリューロッド33は、レール11の搬
送部1Aの建物91寄り部分と、レール11の搬送部1
Bの駅舎92寄り部分との2ヶ所に、左右のレール11
の間に平行に位置するように配置されている。
【0063】このスクリューロッド33の端部は、先に
述べた架台23に設けた軸受(図示せず)に枢支され、
モータ(図示せず)から回転力が伝達されるようになっ
ている。
【0064】スクリューロッド33のねじ溝は、パレッ
ト移動方向上流寄り部分のピッチが狭い等間隔に、ま
た、中間部分でパレット移動方向へ向かって徐々にピッ
チが拡大し、更に、パレット移動方向下流寄り部分のピ
ッチが広い等間隔になるように形成されている。
【0065】スクリューロッド24は、レール11の搬
送部1A,1Bの架構71設置部分に、左右のレール1
1の間に平行に位置するように配置されている。
【0066】このスクリューロッド24の端部も、スク
リューロッド33と同様に、先に述べた架台23に軸受
(図示せず)を介して枢支され、モータ(図示せず)か
ら回転力が伝達されるようになっている。
【0067】スクリューロッド24のねじ溝は、そのピ
ッチがロッド全長にわたって、先に述べたスクリューロ
ッド33のパレット移動方向下流寄り部分のねじ溝のピ
ッチ(ねじ溝のピッチが広い等間隔になっている部分)
と同等に形成されている。
【0068】スクリューロッド16は、レール11の搬
送部1Aの駅舎92寄り部分と、レール11の搬送部1
Bの建物91寄り部分との2ヶ所に、左右のレール11
の間に平行に位置するように配置されている。
【0069】このスクリューロッド16の端部は、先に
述べた架台23に設けた軸受20に枢支され、モータ
(図示せず)から回転力が伝達されるようになってい
る。
【0070】スクリューロッド16のねじ溝は、パレッ
ト移動方向上流寄り部分のピッチが広い等間隔に、ま
た、中間部分でパレット移動方向へ向かって徐々にピッ
チが縮小し、更に、パレット移動方向下流寄り部分のピ
ッチが狭い等間隔になるように形成されている。
【0071】各パレット3に付帯するビーム5下面中央
部に設けた支持台17の下端には、移動用ローラ18
が、先にのべた突起部材3aの直下に位置するように枢
支されている。
【0072】この移動用ローラ18が、ねじ溝に係合し
た状態でスクリューロッド16,24,33を回動させ
ると、該スクリューロッド16,24,33の回動に応
じた方向へ移動用ローラ18が送り出され、これによ
り、パレット3がレール11の搬送部1A,1Bに沿っ
て移動する。
【0073】スクリューロッド16のねじ溝のピッチ及
び駆動源であるモータの回転数は、スクリューロッド1
6のねじ溝に移動用ローラ18が係合しているパレット
3が、低速(分速30〜40m)で等速移動した後、
0.05G以下の加速度で漸次増速され、高速(分速9
0〜120m)で等速移動するように設定されている。
【0074】また、スクリューロッド24のねじ溝のピ
ッチ及び駆動源であるモータの回転数は、スクリューロ
ッド24のねじ溝に移動用ローラ18が係合しているパ
レット3が、高速(分速90〜120m)で等速移動す
るように設定されている。
【0075】更に、スクリューロッド33のねじ溝のピ
ッチ及び駆動源であるモータの回転数は、スクリューロ
ッド33のねじ溝に移動用ローラ18が係合しているパ
レット3が、高速(分速90〜120m)で等速移動し
た後、0.05G以下の減速度で漸次抑速され、低速
(分速30〜40m)で等速移動するように設定されて
いる。
【0076】次に、図6、図13などにより、チェーン
22及び弾性緩衝機構25についての説明をする。
【0077】弾性緩衝機構25は、ボルト28に遊嵌し
且つパレット3移動方向に圧縮され得るばね部材29
と、ボルト28の一端寄り部分に軸線方向へ移動可能に
外嵌し且つばね部材29の一端に当接する第1のばね座
27aと、該第1のばね座27aの反ばね部材寄りの端
面に当接するようにボルト28に螺合した第1のナット
28aと、ボルト28の他端寄り部分に軸線方向へ移動
可能に外嵌し且つばね部材29の他端に当接する第2の
ばね座26aと、該第2のばね座26aの反ばね部材寄
りの端面に当接するようにボルト28に螺合した第2の
ナット28bと、該第2のナット28bに当接するよう
にボルト28に螺合した第3のナット28cとを有して
いる。
【0078】この弾性緩衝機構25は、ボルト28に対
する第2のナット28bの螺合状態を調整すると、第2
のばね座26aからのボルト28の突出長さが変化す
る。
【0079】第1のばね座27aには、ばね部材29の
内方に位置し且つボルト28の中間部分を周方向に取り
囲む内筒27が一体的に設けられ、第2のばね座26a
には、ばね部材29を周方向に取り囲む外筒26が一体
的に設けられている。
【0080】外筒26の反ばね座側の端部には、連結用
のフォーク部30aを有するプラグ30が挿入されてお
り、該プラグ30は、スプリングピン30bによって外
筒26に係止されている。
【0081】また、フォーク部30aには、リンク部材
32の一端がピン32aによって連結されている。
【0082】このリンク部材32の他端は、先に述べた
アーム8に固着したブラケット31の前端部に、略水平
なピン32bを介して連結されている。
【0083】ボルト28の他端部には、連結用のフォー
ク部28dが一体的に形成されている。
【0084】このフォーク部28dには、チェーン22
の後端部が、ピン22aを介して連結され、また、チェ
ーン22の前端部は、略水平なピン22bを介して前記
のブラケット31の後端部に連結されている。
【0085】これにより、各パレット3に付帯するアー
ム8と、当該パレット3に隣接する他のパレット3の付
帯するアーム8とが、ブラケット31、チェーン22、
弾性緩衝機構25、及びブラケット31を介して連結さ
れる。
【0086】次に、図1、図10、図12などにより、
乗り口ステップ61及び降り口ステップ62についての
説明をする。
【0087】乗り口ステップ61は、レール11の搬送
部1A,1Bの旋回部1C,1D寄り部分(パレット移
動方向上流端寄り部分)へ差し掛かるように、プラット
ホーム2A,2Bに取り付けられ、降り口ステップ62
は、レール11の搬送部1B,1Aの旋回部1C,1D
寄り部分(パレット移動方向下流端寄り部分)へ差し掛
かるように、プラットホーム2A,2Bに取り付けられ
ている。
【0088】乗り口ステップ61及び降り口ステップ6
2は、プラットホーム2A,2Bに対して一体的に形成
した固定踏み板64と、該固定踏み板64の先端部にパ
レット3幅方向に水平に延びる軸66を介して枢支した
可動踏み板63とを有している。
【0089】更に、乗り口ステップ61及び降り口ステ
ップ62には、その下方を通過するパレット3の上面の
形状に倣って可動踏み板63を軸66を中心に上下へ揺
動させ得る倣い機構(図示せず)が付帯している。
【0090】次に、図1〜図3により、キャノピ78に
ついての説明をする。
【0091】キャノピ78は、建物91と駅舎92との
間に所定間隔で位置し且つレール11の搬送部1A,1
Bを跨ぐように架構71及び左右の歩道桁72の側縁上
面に立設した複数の門型フレーム79と、該門型フレー
ム79の頂部に取り付けられ且つ建物91から駅舎92
へ延びる換気装置80と、該換気装置80の左右両側か
ら門型フレーム79の左右の肩部へ連なる湾曲板状の屋
根部材81と、該屋根部材81の下辺から歩道桁72及
び架構71の上辺へ連なる窓部材82と、前記の換気装
置80の直下に設けた照明器具83とを有している。
【0092】屋根部材81は、耐衝撃性及び耐候性に優
れた有色透明ポリカーボネート板材などの外装板と、ア
ルミニウム合金押出成形材などで製作され且つ前記の外
装板を門型フレーム79に対して固定する枠体によって
形成されている。
【0093】窓部材82は、耐衝撃性に優れた強化ガラ
スなどの透明壁面板と、アルミニウム合金押出成形材な
どで形成され且つ前記の透明壁面板を門型フレーム79
に対して固定する枠体によって形成されている。
【0094】次に、図1、図2によって、回収槽84及
びそれに付帯する導液管85についての説明をする。
【0095】回収槽84は、歩道桁72の下方に位置す
るように、架構71、建物91及び駅舎92の内部に設
置されている。導液管85は、各回収槽84ごとに設け
られ、流体流入端が回収槽84の上方に位置している歩
道桁72の内底部に連通し且つ液体流出端が回収槽84
に接続されている。
【0096】なお、図1において、95はバス、96は
電車を表している。
【0097】以下、図1〜図13に示す動く歩道の作動
を説明する。
【0098】スクリューロッド16,24,33を、モ
ータ(図示せず)によって回転させると、レール11の
搬送部1A,1Bに位置しているパレット3のうち、ス
クリューロッド16,24,33のねじ溝に移動用ロー
ラ18が係合しているものは、スクリューロッド16,
24,33の回動に応じた方向へ送り出される。
【0099】すなわち、スクリューロッド16のねじ溝
に移動用ローラ18が係合しているパレット3は、低速
(分速30〜40m)で等速移動した後、0.05G以
下の加速度で漸次増速され、高速(分速90〜120
m)で等速移動し、パレット3の間隔が徐々に拡大して
隣接するパレット3の重なり代が減少する。
【0100】また、スクリューロッド24のねじ溝に移
動用ローラ18が係合しているパレット3は、高速(分
速90〜120m)で等速移動する。
【0101】更に、スクリューロッド33のねじ溝に移
動用ローラ18が係合しているパレット3は、高速(分
速90〜120m)で等速移動した後、0.05G以下
の減速度で漸次抑速され、低速(分速30〜40m)で
等速移動し、パレット3の間隔が徐々に縮小して隣接す
るパレット3の重なり代が増大する。
【0102】これに加えて、レール11の搬送部1A,
1Bに位置するパレット3のうち、スクリューロッド1
6,24,33のねじ溝に移動用ローラ18が係合して
いないものは、当該パレット3の移動方向前方におい
て、スクリューロッド16,24,33の回転に伴って
移動するパレット3に、弾性緩衝機構25及びチェーン
22を介して牽引される。
【0103】このとき、弾性緩衝機構25が、チェーン
22に作用する張力を緩衝し、大きな張力が繰り返し付
与されることに起因したチェーン22の変形を抑制する
とともに、パレット3に搭乗している利用者への衝撃を
緩和する。
【0104】上記のチェーン22は、後続のパレット3
を牽引するとき以外は、弛んだ状態になる。
【0105】これにより、レール11の搬送部1Aで
は、パレット3が建物91から駅舎92へ向かって移動
し、レール11の搬送部1Bでは、パレット3が駅舎9
2から建物91へ向かって移動することになり、パレッ
ト3に搭乗した利用者は、階段の昇降や道路93及び線
路94の横断をすることなく、建物91と駅舎92との
間を、安全に行き来することができる。
【0106】レール11の搬送部1A,1Bのスクリュ
ーロッド33設置箇所から旋回部1D,1Cへパレット
3が進入すると、ガイドレール12の下面に傾斜角補正
用ローラ10が接してパレット3が前傾状態になり、パ
レット3の突起部材3aに後続する他のパレット3の凹
部3bが嵌合する。
【0107】これにより、旋回部1D,1Cでは、パレ
ット3が、搬送部1A,1Bからスクリューロッド33
で送り込まれる後続のパレット3によって、搬送部1
B,1Aへ順次押し出される。
【0108】旋回部1C,1Dから搬送部1A,1Bへ
パレット3が移動する際には、ガイドレール12の下面
に対する傾斜角補正用ローラ10の接触が解除され、略
水平状態に戻ったパレット3は、移動用ローラ18が搬
送部1A,1Bのスクリューロッド16のねじ溝に係合
して、搬送部1A,1Bを移動する。
【0109】このように、図1から図13に示す動く歩
道においては、地表Gに構築した桁脚76に、レール1
1の搬送部1A,1Bが内装されるべき歩道桁72を支
持しているので、利用者が行き来すべき建物91と駅舎
92との間の地表Gを全長にわたって掘削するという大
規模な土木作業を行なう必要がなく、動く歩道を短期間
で設置することができる。
【0110】これに加えて、歩道桁72を、複数の分割
桁体73を連結して形成させているので、歩道桁72架
設時の搬送作業及び揚重作業を軽減することができる。
【0111】また、パレット3に搭乗中の利用者は、架
構71及び歩道桁72に設けキャノピ78により風雨か
ら保護されるので、天候の影響を受けずに動く歩道を稼
動させることができる。
【0112】更に、パレット3に付帯する走行用ローラ
6、傾斜角補正用ローラ10、移動用ローラ18、及び
チェーン22、あるいはスクリューロッド16,24,
33に塗布した潤滑油と歩道桁72の内部で結露した水
分などとの油水混合液体は、歩道桁72の内底面を導液
管85へ向かって流れ、該導液管85から回収槽84へ
流入するので、外部環境への油分の流出を抑止すること
ができる。
【0113】なお、本発明の動く歩道は上述した実施の
形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0114】たとえば、利用者が行き来すべき2地点間
に道路93、線路94、あるいは建物などがない場合に
は、歩道桁72が地表G近傍に位置するように桁脚76
の高さを低く設定した構成とすることもできる。
【0115】また、風雨時に動く歩道を稼動させないこ
とを前提とする場合には、キャノピ78の設置を省略し
てもよい。
【0116】更に、利用者が行き来すべき2地点間の距
離が短い場合には、レール11の搬送部1A,1Bの中
間部分へのスクリューロッド24の設置を省略し、架構
71を設けない構成とすることもできる。
【0117】上述した実施の形態では、一般的な駅構内
の通行形態(左側通行)にあわせてパレット3を時計回
りに周回させているが、各部材の左右逆勝手に反転製作
し、パレット3を反時計回りに周回させる構成とするこ
ともできる。
【0118】これに加えて、レール11の搬送部1A,
1Bは、水平であってもよいし、あるいは動く歩道の設
置条件に応じた勾配としてもよい。
【0119】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の動く歩道に
よれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0120】(1)本発明の請求項1乃至請求項5に記
載の動く歩道のいずれにおいても、地表に構築した桁脚
に、多数のパレットが周回する移動経路の搬送部が内装
されるべき歩道桁の所定箇所を支持させるので、動く歩
道を短期間で設置することができ、また、歩道桁の長
さ、桁脚の高さ、及び歩道桁に対する桁脚の位置を適宜
設定することにより、動く歩道を、道路、線路、河川、
湖沼、牧場、丘などを隔てた2地点間の交通手段にも適
用することができる。
【0121】(2)本発明の請求項2に記載の動く歩道
においては、移動経路の搬送部を上方から覆うように歩
道桁に設けたキャノピによって、移動経路の搬送部を移
動するパレットに搭乗中の利用者を、風雨から保護する
ことができる。
【0122】(3)本発明の請求項3に記載の動く歩道
においては、歩道桁を複数の分割桁体を連結して形成さ
せるので、歩道桁架設時の搬送作業及び揚重作業を軽減
することができる。
【0123】(4)本発明の請求項4に記載の動く歩道
においては、パレットの可動部に塗布した潤滑油や歩道
桁の内部で結露した水分などの油水混合液体を、導液管
から回収槽へ流入させるので、外部環境への油分の流出
を抑止することができる。
【0124】(5)本発明の請求項5に記載の動く歩道
においては、桁脚に歩道桁を、その内底面が導液管へ向
かって下り勾配となるように支持させているので、歩道
桁内から回収槽への油水混合液体の流入を促進すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動く歩道の実施の形態の一例を側方か
ら見た状態を示す要部概念図である。
【図2】図1に示す歩道桁、桁脚、及びキャノピの配置
を示す全体図である。
【図3】本発明の動く歩道の実施の形態の一例を示す横
断面図である。
【図4】レールの搬送部におけるパレットの状態を示す
正面図である。
【図5】レールの搬送部と旋回部との遷移部分における
パレットの状態を示す正面図である。
【図6】レールの搬送部におけるパレットの状態を示す
側面図である。
【図7】レールの旋回部におけるパレットの状態を示す
側面図である。
【図8】レールの旋回部におけるパレットの状態を示す
平面図である。
【図9】旋回部におけるパレットの状態を示す平面図で
ある。
【図10】レール及びスクリューロッドの配置を示す平
面図である。
【図11】レール及びガイドレールの配置を示す部分平
面図である。
【図12】図9の部分側面図である。
【図13】図6における弾性緩衝機構を示す部分切断側
面図である。
【図14】従来の動く歩道の一例のスクリューロッドと
無端状チェーンの配置を示す平面図である。
【図15】従来の動く歩道の一例のパレットの配置を示
す平面図である。
【図16】図15におけるパレットの単体を示す平面図
である。
【図17】図15におけるパレットの単体を示す側面図
である。
【図18】図14におけるスクリューロッドの駆動機構
を示す側面図である。
【図19】図18におけるパレットとスクリューロッド
との係合部分の詳細を示す側面図である。
【図20】パレットとスクリューロッドとの係合状態を
示す正面図である。
【図21】図14における無端状チェーンの駆動機構を
示す側面図である。
【図22】パレットと無端状チェーンとの係合状態を示
す正面図である。
【符号の説明】
1A,1B 搬送部 1C,1D 旋回部 2A,2B プラットホーム 3 パレット 11 レール(移動経路) 61 乗り口ステップ 62 降り口ステップ 72 歩道桁 73 分割桁体 76 桁脚 78 キャノピ 84 回収槽 85 導液管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2ヶ所の円弧状の旋回部及び両旋回部を
    結ぶ搬送部を有する移動経路と、該移動経路上を一方向
    へ連接して周回する多数のパレットと、移動経路の旋回
    部を覆うプラットホームと、プラットホームから移動経
    路の搬送部上流端寄り部分を移動するパレットの上面へ
    向かって延びる乗り口ステップと、プラットホームから
    移動経路の搬送部下流端寄り部分を移動するパレットの
    上面へ向かって延びる降り口ステップと、移動経路の搬
    送部を略全長にわたってその下方及び左右両側方から覆
    う歩道桁と、地表に構築され且つ歩道桁の所定箇所を支
    持する桁脚とを備えてなることを特徴とする動く歩道。
  2. 【請求項2】 歩道桁に移動経路の搬送部を上方から覆
    うキャノピを設けた請求項1に記載の動く歩道。
  3. 【請求項3】 移動経路の搬送部をその下方及び左右両
    側方から覆う複数の分割桁体を有し、該分割桁体を直列
    に連結して歩道桁を形成した請求項1あるいは請求項2
    のいずれかに記載の動く歩道。
  4. 【請求項4】 歩道桁の下方に設置され且つ油水混合液
    体を貯留し得る回収槽と、液体流入端が歩道桁の内底部
    に連通し且つ液体流出端が回収槽に連通する導液管とを
    備えた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の動く歩
    道。
  5. 【請求項5】 歩道桁内底面が導液管の液体流入端へ向
    かって下り勾配となるように歩道桁を桁脚に支持した請
    求項4に記載の動く歩道。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008223341A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp 移動設置式歩道橋
CN112823134A (zh) * 2018-10-11 2021-05-18 蒂森克虏伯电梯创新与运营有限公司 电梯设备的运行方法

Cited By (2)

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JP2008223341A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp 移動設置式歩道橋
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