JP2001072127A - プレススルーパック - Google Patents
プレススルーパックInfo
- Publication number
- JP2001072127A JP2001072127A JP24818499A JP24818499A JP2001072127A JP 2001072127 A JP2001072127 A JP 2001072127A JP 24818499 A JP24818499 A JP 24818499A JP 24818499 A JP24818499 A JP 24818499A JP 2001072127 A JP2001072127 A JP 2001072127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- main body
- polyester
- base sheet
- package main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品の打ち抜き屑を回収し、再度ポリエステ
ル成型品の原料として使用できプレススルーパック。 【解決手段】 製品収納部を設けたポリエステル樹脂シ
ートからなるパッケージ本体とポリエステルの不透明な
基材シートとをホットメルト接着剤にて接着してなるプ
レススルーパック。
ル成型品の原料として使用できプレススルーパック。 【解決手段】 製品収納部を設けたポリエステル樹脂シ
ートからなるパッケージ本体とポリエステルの不透明な
基材シートとをホットメルト接着剤にて接着してなるプ
レススルーパック。
Description
【0001】
【発明の背景】近年、乾電池、歯ブラシなどの各種日用
品をはじめさまざまな製品がプレススルーパックと呼ば
れる包装形態で包装された商品として店頭に陳列されて
いる。かかるパッケージは、包装される製品の形状に対
応して凹部を成形した透明なプラスチック成型品(パッ
ケージ本体)に製品を納めて、これを印刷した基材シー
ト(台紙)上に、酢酸ビニル樹脂系の接着剤などを用いて
接着する。このような包装は、図1に示すように繰り返
し製品収容部を形成した1枚のシートから多数の包装済
みの製品を打ち抜くものであり、製品の残余の部分が大
量の打ち抜きくずとして生産工程から排出される。この
ような打ち抜き屑は、プラスチックと紙の接着物であ
り、従来、再利用ができず焼却処分されている。近年、
環境保全の観点から産業廃棄物の焼却処分はますます困
難になっており、このような産業廃棄物の回収再使用の
要請は緊急性を増している。
品をはじめさまざまな製品がプレススルーパックと呼ば
れる包装形態で包装された商品として店頭に陳列されて
いる。かかるパッケージは、包装される製品の形状に対
応して凹部を成形した透明なプラスチック成型品(パッ
ケージ本体)に製品を納めて、これを印刷した基材シー
ト(台紙)上に、酢酸ビニル樹脂系の接着剤などを用いて
接着する。このような包装は、図1に示すように繰り返
し製品収容部を形成した1枚のシートから多数の包装済
みの製品を打ち抜くものであり、製品の残余の部分が大
量の打ち抜きくずとして生産工程から排出される。この
ような打ち抜き屑は、プラスチックと紙の接着物であ
り、従来、再利用ができず焼却処分されている。近年、
環境保全の観点から産業廃棄物の焼却処分はますます困
難になっており、このような産業廃棄物の回収再使用の
要請は緊急性を増している。
【0002】
【発明の目的及び概要】本発明者は、基材シートにポリ
エステル樹脂を用い、これに適合した接着剤を用いるこ
とにより、プレススルーパック製品の打ち抜き屑を回収
し、再度ポリエステル成型品の原料として使用可能とな
るとの知見を得て本発明を完成した。
エステル樹脂を用い、これに適合した接着剤を用いるこ
とにより、プレススルーパック製品の打ち抜き屑を回収
し、再度ポリエステル成型品の原料として使用可能とな
るとの知見を得て本発明を完成した。
【0003】本発明は製品収納部を設けたポリエステル
樹脂シートからなるパッケージ本体と、ポリエステルの
不透明な基材シートとを、ホットメルト接着剤にて接着
してなるパッケージを提供するものである。本発明のパ
ッケージは回収して溶融再使用が可能であり、特に製品
包装時に生ずる大量の打ち抜きくずを再使用することが
できる。
樹脂シートからなるパッケージ本体と、ポリエステルの
不透明な基材シートとを、ホットメルト接着剤にて接着
してなるパッケージを提供するものである。本発明のパ
ッケージは回収して溶融再使用が可能であり、特に製品
包装時に生ずる大量の打ち抜きくずを再使用することが
できる。
【0004】
【発明の詳細な開示】(パッケージ本体)製品収納部(ド
ーム)を有するパッケージ本体は、ポリエステル樹脂フ
ィルムから公知の方法により成形されてよい。このよう
なフィルムとしては、従来、かかるプレススルーパック
製品に用いられている材料がいずれも採用可能であり、
特に無延伸のポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルムなどが好ましい。フィルムの厚さは50〜200
μm程度が好ましい。
ーム)を有するパッケージ本体は、ポリエステル樹脂フ
ィルムから公知の方法により成形されてよい。このよう
なフィルムとしては、従来、かかるプレススルーパック
製品に用いられている材料がいずれも採用可能であり、
特に無延伸のポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルムなどが好ましい。フィルムの厚さは50〜200
μm程度が好ましい。
【0005】(基材シート)前記のパッケージ本体と貼り
合わせる基材シート(台紙)は成形後のフラット性を必要
とする。かかる基材シートとしては延伸、無延伸のポリ
エステルシートが用いられる。延伸シートとしては二軸
延伸PETなどの二軸延伸ポリエステルが挙げられる。
また、無延伸シートとしてはPET、低融点ポリエステ
ル、低融点ポリエステル/PET/低融点ポリエステル
のラミネート、あるいはPETと低融点ポリエステルの
ブレンド品などからなる無延伸ポリエステルのシートが
挙げられ、特に無延伸PETが好ましい。なお、低融点
ポリエステルとしてはシクロヘキサンジメタノールをア
ルコール成分の一部とするポリエステル(PETG(商
標):イーストマン・コダック社製)が好ましい。ま
た、ポリエステルシートには、酸化チタンなどの白色顔
料、その他の顔料を配合し不透明なシートとするのが好
ましい。基材シートの厚さは50〜300μmが好まし
く、融点は220〜260℃であるのが好ましい。この
基材シートには、通常、内容物の製品名、説明、図柄な
どが印刷される。
合わせる基材シート(台紙)は成形後のフラット性を必要
とする。かかる基材シートとしては延伸、無延伸のポリ
エステルシートが用いられる。延伸シートとしては二軸
延伸PETなどの二軸延伸ポリエステルが挙げられる。
また、無延伸シートとしてはPET、低融点ポリエステ
ル、低融点ポリエステル/PET/低融点ポリエステル
のラミネート、あるいはPETと低融点ポリエステルの
ブレンド品などからなる無延伸ポリエステルのシートが
挙げられ、特に無延伸PETが好ましい。なお、低融点
ポリエステルとしてはシクロヘキサンジメタノールをア
ルコール成分の一部とするポリエステル(PETG(商
標):イーストマン・コダック社製)が好ましい。ま
た、ポリエステルシートには、酸化チタンなどの白色顔
料、その他の顔料を配合し不透明なシートとするのが好
ましい。基材シートの厚さは50〜300μmが好まし
く、融点は220〜260℃であるのが好ましい。この
基材シートには、通常、内容物の製品名、説明、図柄な
どが印刷される。
【0006】(接着部)前記のパッケージ本体と基材シー
トとを接着する接着部は、ポリエステル樹脂との相融性
のよい接着剤が用いられる。かかる接着部は、ホットメ
ルト接着剤により形成されてもよいが、加熱して接着剤
として機能する接着シートがより好ましい。このような
接着シートとしては、例えば、前記低融点ポリエステル
が好ましい。このような接着シートは、低融点ポリエス
テルの単層フィルムであってもよく、また低融点ポリエ
ステル/PET/低融点ポリエステルの3層構造の接着
フィルムで低融点ポリエステルが接着剤として機能する
ものなどが用いられる。接着部分のポリエステルのTm
は実質的に140〜220℃である。
トとを接着する接着部は、ポリエステル樹脂との相融性
のよい接着剤が用いられる。かかる接着部は、ホットメ
ルト接着剤により形成されてもよいが、加熱して接着剤
として機能する接着シートがより好ましい。このような
接着シートとしては、例えば、前記低融点ポリエステル
が好ましい。このような接着シートは、低融点ポリエス
テルの単層フィルムであってもよく、また低融点ポリエ
ステル/PET/低融点ポリエステルの3層構造の接着
フィルムで低融点ポリエステルが接着剤として機能する
ものなどが用いられる。接着部分のポリエステルのTm
は実質的に140〜220℃である。
【0007】
【実施例】つぎに本発明を図面を参照しながら実施例に
もとづきさらに具体的に説明する。図1は本発明のプレ
ススルーパッケージの断面を示す概略図である。PET
シート(内海企画(株)製、サイテックシート:厚さ25
0μm、幅460mm)を用い、製品収容部18個が連
結されたパッケージ本体1(幅460mm、奥行380
mm)を成形した。一方、基材シート2として、前記P
ETシートに酸化チタン2%を配合し隠蔽性を有する無
延伸PETシート(厚み150μm、幅460mm)を
用いた。基材シート2の両面には所定の印刷加工を施
す。接着部には、接着フィルム3として、低融点ポリエ
ステルフィルム(イーストマンケミカル社、PETG、
厚み30μm)を使用した。
もとづきさらに具体的に説明する。図1は本発明のプレ
ススルーパッケージの断面を示す概略図である。PET
シート(内海企画(株)製、サイテックシート:厚さ25
0μm、幅460mm)を用い、製品収容部18個が連
結されたパッケージ本体1(幅460mm、奥行380
mm)を成形した。一方、基材シート2として、前記P
ETシートに酸化チタン2%を配合し隠蔽性を有する無
延伸PETシート(厚み150μm、幅460mm)を
用いた。基材シート2の両面には所定の印刷加工を施
す。接着部には、接着フィルム3として、低融点ポリエ
ステルフィルム(イーストマンケミカル社、PETG、
厚み30μm)を使用した。
【0008】接着にあたっては、まず、基材シートに接
着フィルムを加熱溶着する。加熱温度は300℃、加圧
時間は0.5秒である。4秒以上になると低融点フィル
ムの厚みに不均衡が生じる。このようにしてラミネート
された基材シートをパッケージ本体と同サイズに切り落
とす。裏返した前記パッケージ本体の製品収容部に歯ブ
ラシを装填し、その上に前記の接着フィルムをラミネー
トした基材シートをのせ、300℃、2秒にて加熱圧着
した。つぎにこれを常法により打ち抜いて包装した歯ブ
ラシを製造した。
着フィルムを加熱溶着する。加熱温度は300℃、加圧
時間は0.5秒である。4秒以上になると低融点フィル
ムの厚みに不均衡が生じる。このようにしてラミネート
された基材シートをパッケージ本体と同サイズに切り落
とす。裏返した前記パッケージ本体の製品収容部に歯ブ
ラシを装填し、その上に前記の接着フィルムをラミネー
トした基材シートをのせ、300℃、2秒にて加熱圧着
した。つぎにこれを常法により打ち抜いて包装した歯ブ
ラシを製造した。
【0009】
【発明の効果】打ち抜き屑が再使用可能なプレススルー
パック包装である。再度ポリエステル成型品の原料とし
て使用できる。
パック包装である。再度ポリエステル成型品の原料とし
て使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプレススルーパッケージの断面を示
す概略図である。
す概略図である。
1 パッケージ本体 2 基材シート 3 接着フィルム
Claims (2)
- 【請求項1】 製品収納部を設けたポリエステル樹脂シ
ートからなるパッケージ本体と、ポリエステルの不透明
な基材シートとをホットメルト接着剤にて接着してなる
プレススルーパック。 - 【請求項2】 ホットメルト接着剤がポリエステルより
なる請求項1のパッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24818499A JP2001072127A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | プレススルーパック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24818499A JP2001072127A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | プレススルーパック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001072127A true JP2001072127A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=17174463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24818499A Pending JP2001072127A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | プレススルーパック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001072127A (ja) |
-
1999
- 1999-09-02 JP JP24818499A patent/JP2001072127A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080325 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080715 |