JP2001070292A - 移動型x線装置 - Google Patents

移動型x線装置

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JP2001070292A
JP2001070292A JP24636299A JP24636299A JP2001070292A JP 2001070292 A JP2001070292 A JP 2001070292A JP 24636299 A JP24636299 A JP 24636299A JP 24636299 A JP24636299 A JP 24636299A JP 2001070292 A JP2001070292 A JP 2001070292A
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JP
Japan
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light
ray
projector
projection
mobile
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Pending
Application number
JP24636299A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kamitake
高啓 上武
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の明るさに影響されず、しかも被検体に
不快感を与えることなく視認性のX線照射範囲を示すこ
とができる移動型X線装置を提供する。 【解決手段】走行可能な台車上にX線管が配設され、光
を照射することで被検体に対するX線の照射範囲を示す
投光器を備えた移動型X線装置であって、この投光器
は、照射する光の強度を変更する変更手段を備える。撮
影場所が暗い場合は、最大の抵抗値を有する抵抗R3
を、明るい場合は最小の抵抗値を有する抵抗R1を、ま
た、通常の明るさであれば中間の抵抗値を有する抵抗R
2を選択すれば、撮影場所の明るさに関わらず視認性の
高いX線照射範囲の投光が可能となり、また、被検体に
も不要な不快感を与えることがなくなる。さらに、不必
要に高い強度の光照射がなされることが無いため、装置
に搭載されたバッテリの消費電力を軽減することも可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 X線の照射範囲
を示す投光器を備えた移動型X線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院などの回診時にX線透視撮影を行う
ために、移動型X線装置が広く利用されている。かかる
移動型X線装置は小型かつ軽量であることが必要であ
り、病院内のベッドルーム、技工室、手術室、小児室、
レントゲン室、乳児室などでX線撮影を行うために用い
られる。
【0003】実際に移動型X線装置を用いてX線撮影を
行う場合、撮影に先立って、被検体に対するX線照射位
置を確かめる必要が生じる。かかる場合、通常、被検体
のおおよその撮像部位近くにX線管を移動させ、次に、
X線の照射野と重なる位置に投光器の光を照射すること
で照射範囲の正確な位置を確認して最終的なX線管など
の位置あわせを行うことがなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、移動型X線装
置を用いたX線撮影は、通常のベッドルーム、技工室、
手術室、小児室、レントゲン室、または乳児室等様々な
場所でなされるため、撮影場所の明るさが各部屋によっ
て異なる場合が多い。かかる場合、従来の移動型X線装
置では、投光器から照射される光の強度は一定であるた
め、周囲が明るい場合、投光器から照射される光によっ
て示されるX線照射範囲の認識が困難となる。また、周
囲が明るい環境に対処するため投光器の光強度が高いも
のを用いると、周囲が暗い環境下X線撮影を行う場合に
は、投光器の光が強く感じられることから被検体に不快
感を与えてしまうと共に、本来X線照射に用いるための
バッテリの電力を不要に消費することとなる。
【0005】この発明はこれらの問題点を解決するため
になされたものであって、周囲の環境に影響されず、し
かも被検体に不快感を与えることなく視認性の高いX線
照射野を示すことができる移動型X線装置の提供を目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行可能な台
車上にX線管が配設され、光を照射することで被検体に
対する前記X線管からのX線照射範囲を示す投光器を備
えた移動型X線装置であって、前記投光器が、照射する
光の強度を変更する変更手段を備えたことを特徴とす
る。
【0007】前記変更手段は、前記投光器に配設された
光を照射する電球とその電源間に配設されたそれぞれ異
なる抵抗値を有する複数の抵抗を有し、これら複数の抵
抗のいずれかを選択し前記電球と電源間を選択した抵抗
によって接続するスイッチからなることを特徴とする。
【0008】また、前記変更手段は、前記投光器に配設
された光の電源のオンオフ制御を行うと共にそのデュテ
ィー比の変更制御を行うオンオフ制御部と、このオンオ
フ制御部に対してデュティー比の指示を与えるスイッチ
からなることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の移動型X線装置は、周囲
の明るさを検知する光センサを有し、この光センサの検
出値に応じて前記変更手段を介して光量の制御を行う制
御手段を備えたことを特徴とする。
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる移動型X
線装置の概観図を示している。同図において、病院内を
移動可能とする車輪を備えた移動台車11には、回転軸
14を介して支柱13が垂設されていると共に、X線制
御器22が配設されている。X線制御器22には高電圧
変圧器とコンデンサが備えられており、制御回路はソリ
ッドシステム化され、撮影操作は自動プログラム化によ
りワンタッチの操作で行うことが可能なよう構成されて
いる。
【0010】回転軸14は移動台車11に対して回転可
能なようベアリングを介して支持されており、これによ
り支柱13は回転軸14と共に回転可能となる。X線を
発生するX線管20は伸縮可能な横腕21に配設されて
おり、ワイヤ19により吊持され支柱13に沿って上下
方向に摺動可能なよう構成されている。またワイヤ19
の他端にはX線管20及び横腕21などと同等な重量を
有するウエイト18がプーリ16を介して吊持されてお
り、これにより操作者はX線管20の上下動を手動で容
易に行うことが可能となる。 X線管20のX線照射部
には、X線管20から照射されたX線を所定範囲に絞る
ためのコリメータ1が配設されており、コリメータ1内
には、被検体へのX線照射範囲を光で示す投光器も配設
されている。
【0011】図2は、コリメータ1内部の概略図であ
り、X線管20から照射されたX線は、絞り板1a、1
bによって所定範囲に絞られた後、被検体に照射され
る。コリメータ1内には、投光器2が配設されており、
投光器2の電球2aから照射された光は、ミラー1d及
びミラー1eで反射し、被検体に照射される。ミラー1
d及びミラー1eは電球2aから照射される光の焦点が
擬似的にX線管20のX線焦点と同じになるように配設
されており、これにより、電球2aから照射される光の
照射範囲はX線の照射範囲と等しくなるため、被検体に
投光された光を観察することによってX線の照射範囲を
知ることが可能となる。
【0012】図3は、投光器2の構成を示す概略図であ
り、電球2aと電源3間に光強度変更スイッチ2bが配
設されている。光強度変更スイッチ2bは異なる3つの
抵抗値を有する抵抗R1、R2、及びR3(R1の抵抗
値<R2の抵抗値<R3の抵抗値)を切り替えるスイッ
チであり、手動で切り替え可能なようにコリメータ1の
側面などに配設されている。
【0013】これにより、操作者は、X線の撮影場所に
応じて、投光器2から照射される光の強度を容易に切り
替えることが出来、周囲が暗い場合は、最大の抵抗値R
3を、部屋が明るい場合は最小の抵抗値R1を、また、
通常の明るさであれば中間の抵抗値R2を選択すれば、
周囲の明るさに関わらず視認性の高いX線照射範囲の投
光が可能となり、しかも、被検体にも不要な不快感を与
えることがなくなる。さらに、不必要に高い強度の光が
照射がなされることが無いため、装置に搭載されたバッ
テリの消費電力を軽減することも可能となる。
【0014】図4は本発明の他の実施形態を示してお
り、図3に示した実施形態では、電球2aと電源3間に
接続した抵抗値を切り換えることで光量の調整を行うの
に対して、本実施形態では電源3をオンオフ制御し、そ
のデュティー比を換えることで光量の調整を行う。
【0015】同図において、投光器2の電球2aに接続
された電源3にはオンオフ制御部4が接続されている。
オンオフ制御部4は明暗設定スイッチ5のノブ5aの回
転一に従って電源3のオンオフ制御を行うと共にそのデ
ュティーヒを変更する。明暗設定スイッチ5はノブ5a
が明側にあるほど電源3のオンの時間をオフの時間に比
べて長く、逆に暗側にあるほどが電源3のオンの時間を
オフの時間に比べて短くなるようオンオフ制御部4に対
して指示する。これにより、オンオフ制御部4は電源3
のオンオフ制御に際してそのデュティー比を変更し電球
2aの光量を調整する。
【0016】なお、上述した実施の形態では手動によっ
て電球2aの光量を切り換えた、光センサなどを別途設
けその検出値によって周囲環境の明るさを検知し、図3
及び図4に示した実施形態の自動制御を行うよう構成し
ても良い。
【発明の効果】本発明の移動型X線装置によれば、周囲
の明るさに関わらず視認性の高いX線照射範囲の投光が
可能となり、しかも、被検体にも不要な不快感を与える
ことがなくなる。また、不必要に高い強度の光が照射が
なされることが無いため、装置に搭載されたバッテリの
消費電力を軽減することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動型X線装置の概略構成図である。
【図2】可動絞りの内部の概略構成図である。
【図3】投光器の概略構成図である。
【図4】投光器の他の実施形態の概略構成図である。
【符号の説明】
1 コリメータ 2 投光器 2a 電球 2b 光強度変更スイッチ 3 電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な台車上にX線管が配設され、
    光を照射することで被検体に対する前記X線管からのX
    線照射範囲を示す投光器を備えた移動型X線装置におい
    て、 前記投光器は、照射する光の強度を変更する変更手段を
    備えたことを特徴とする移動型X線装置。
JP24636299A 1999-08-31 1999-08-31 移動型x線装置 Pending JP2001070292A (ja)

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JP24636299A JP2001070292A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 移動型x線装置

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