JP2001069733A - 回転電機の製造方法及びコイルの樹脂含浸方法 - Google Patents
回転電機の製造方法及びコイルの樹脂含浸方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱伝導性粒子のコイルへの充填を容易かつ確
実なものとし、冷却効率の向上を図る。 【解決手段】 BN粒子18を混ぜたアルコール溶液1
6中に固定子巻線15を浸漬した後、固定子巻線15を
乾燥させる。次いで、この固定子巻線15に樹脂を含浸
させ、これを加熱硬化させる。これにより、BN粒子1
8が固定子巻線15の内部に深く入り込みつつ、樹脂含
浸の際に、固定子巻線15の表面近傍に位置するBN粒
子18が含浸樹脂内に溶け出してBN粒子18が混在
し、熱伝導率の向上した樹脂を固定子巻線15内に確実
に含浸させることができる。よって、この固定子巻線1
5を加熱硬化することにより成形される固定子巻線15
の冷却効率は飛躍的に向上する。
実なものとし、冷却効率の向上を図る。 【解決手段】 BN粒子18を混ぜたアルコール溶液1
6中に固定子巻線15を浸漬した後、固定子巻線15を
乾燥させる。次いで、この固定子巻線15に樹脂を含浸
させ、これを加熱硬化させる。これにより、BN粒子1
8が固定子巻線15の内部に深く入り込みつつ、樹脂含
浸の際に、固定子巻線15の表面近傍に位置するBN粒
子18が含浸樹脂内に溶け出してBN粒子18が混在
し、熱伝導率の向上した樹脂を固定子巻線15内に確実
に含浸させることができる。よって、この固定子巻線1
5を加熱硬化することにより成形される固定子巻線15
の冷却効率は飛躍的に向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定子巻線を有す
る回転電機、及びコイルの樹脂含浸方法に係わり、特
に、熱伝導性粒子のコイルへの充填を容易かつ確実にす
ると共に、冷却効率を向上させる技術に関するものであ
る。
る回転電機、及びコイルの樹脂含浸方法に係わり、特
に、熱伝導性粒子のコイルへの充填を容易かつ確実にす
ると共に、冷却効率を向上させる技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、固定子巻線の内周側で回転子が
高速(10万rpm程度)で回転駆動される高速回転電気
機械では、固定子鉄心に生じる鉄損の低減と共に、固定
子巻線に生じる銅損,渦電流損等による発熱の低減と、
それらの発熱を効率的に冷却することが高出力化への課
題となる。このため、固定子巻線は、熱伝導性が良いう
えに電気絶縁性も高いBN(窒化ボロン)粒子等が内部
に充填された状態となるようにワニス等の樹脂を含浸さ
せ、これを加熱硬化させることにより成形される。
高速(10万rpm程度)で回転駆動される高速回転電気
機械では、固定子鉄心に生じる鉄損の低減と共に、固定
子巻線に生じる銅損,渦電流損等による発熱の低減と、
それらの発熱を効率的に冷却することが高出力化への課
題となる。このため、固定子巻線は、熱伝導性が良いう
えに電気絶縁性も高いBN(窒化ボロン)粒子等が内部
に充填された状態となるようにワニス等の樹脂を含浸さ
せ、これを加熱硬化させることにより成形される。
【0003】この場合、予めBN粒子を液状の樹脂中に
混ぜておくと、元来、粘土が高いワニス等の樹脂におい
ては更に、含浸時の流動性が低下するため、特に密に巻
かれた固定子巻線の内部にBN粒子を含む樹脂を含浸さ
せることが困難であった。かかる不具合を解決し得る技
術として、例えば、複数の微粒子を素線上にまぶしなが
らその素線を複数回巻くことにより筒状のコイルを形成
し、その後に前記コイルに樹脂を含浸させる方法がある
(特開平9−215282号)。
混ぜておくと、元来、粘土が高いワニス等の樹脂におい
ては更に、含浸時の流動性が低下するため、特に密に巻
かれた固定子巻線の内部にBN粒子を含む樹脂を含浸さ
せることが困難であった。かかる不具合を解決し得る技
術として、例えば、複数の微粒子を素線上にまぶしなが
らその素線を複数回巻くことにより筒状のコイルを形成
し、その後に前記コイルに樹脂を含浸させる方法がある
(特開平9−215282号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この樹
脂含浸方法では、微粒子をまぶしながら素線を巻いてコ
イルを形成しているから、コイル形成時の工程が煩雑と
なる。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、熱伝導性粒子の固定子巻
線(コイル)への充填を容易かつ確実なものとし、冷却
効率の向上を図ることにある。
脂含浸方法では、微粒子をまぶしながら素線を巻いてコ
イルを形成しているから、コイル形成時の工程が煩雑と
なる。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、熱伝導性粒子の固定子巻
線(コイル)への充填を容易かつ確実なものとし、冷却
効率の向上を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は以下の手段を採用した。すなわち、本発明
に係る回転電機の製造方法は、熱伝導性粒子(実施の形
態ではBN粒子)を混ぜた揮発性溶液(実施の形態では
アルコール溶液)中にコイル(実施の形態では固定子巻
線)を浸漬した後にこのコイルを乾燥させる工程と、樹
脂を含浸させた後に加熱硬化させることにより前記コイ
ルの成形を行う固定子巻線の製造工程と、を備えること
を特徴としている。この場合において、熱伝導性粒子と
してはBN粒子等、揮発性溶液としてはエチルアルコー
ル等の採用が可能であり、また、コイルに樹脂を含浸さ
せる方法としては、塗布,注入,浸漬等の採用が可能で
ある。
め、本発明は以下の手段を採用した。すなわち、本発明
に係る回転電機の製造方法は、熱伝導性粒子(実施の形
態ではBN粒子)を混ぜた揮発性溶液(実施の形態では
アルコール溶液)中にコイル(実施の形態では固定子巻
線)を浸漬した後にこのコイルを乾燥させる工程と、樹
脂を含浸させた後に加熱硬化させることにより前記コイ
ルの成形を行う固定子巻線の製造工程と、を備えること
を特徴としている。この場合において、熱伝導性粒子と
してはBN粒子等、揮発性溶液としてはエチルアルコー
ル等の採用が可能であり、また、コイルに樹脂を含浸さ
せる方法としては、塗布,注入,浸漬等の採用が可能で
ある。
【0006】また、本発明に係るコイルの樹脂含浸方法
は、熱伝導性粒子(実施の形態ではBN粒子。Al2O3
等他のセラミック系粒子でも可能。)を混ぜた揮発性溶
液(実施の形態ではアルコール溶液)中にコイルを浸漬
した後にこのコイルを乾燥させる工程と、前記コイルに
樹脂を含浸させた後に加熱硬化させる工程と、備えるこ
とを特徴としている。
は、熱伝導性粒子(実施の形態ではBN粒子。Al2O3
等他のセラミック系粒子でも可能。)を混ぜた揮発性溶
液(実施の形態ではアルコール溶液)中にコイルを浸漬
した後にこのコイルを乾燥させる工程と、前記コイルに
樹脂を含浸させた後に加熱硬化させる工程と、備えるこ
とを特徴としている。
【0007】この場合において、熱伝導性粒子としては
BN粒子等、揮発性溶液としてはエチルアルコール等の
採用が可能であり、また、コイルに樹脂を含浸させる方
法としては、塗布,注入,浸漬等の採用が可能であるこ
とは、上記と同様である。
BN粒子等、揮発性溶液としてはエチルアルコール等の
採用が可能であり、また、コイルに樹脂を含浸させる方
法としては、塗布,注入,浸漬等の採用が可能であるこ
とは、上記と同様である。
【0008】以上の構成によれば、コイルを揮発溶液中
に浸漬した際に、コイルの内部に熱伝導性粒子が十分に
入り込む。そして、このコイルを乾燥させると、揮発性
溶液のみが蒸発し、コイル内部及びコイル表面に、熱伝
導性粒子が充填されたコイルを得ることができる。
に浸漬した際に、コイルの内部に熱伝導性粒子が十分に
入り込む。そして、このコイルを乾燥させると、揮発性
溶液のみが蒸発し、コイル内部及びコイル表面に、熱伝
導性粒子が充填されたコイルを得ることができる。
【0009】よって、熱伝導性粒子がコイル内部に深く
入り込みつつ、表面にも熱伝導性粒子層が形成されたコ
イルが容易に得られる。この熱伝導性粒子が充填された
コイルにワニス等の熱硬化性樹脂を含浸させると、コイ
ル表面近傍に存在する熱伝導性粒子が樹脂内に溶け出
し、熱伝導性粒子が混在した樹脂をコイルに含浸させる
ことが可能となる。従って、このコイルを加熱硬化する
ことにより成形される固定子巻線の冷却効率は、飛躍的
に向上する。
入り込みつつ、表面にも熱伝導性粒子層が形成されたコ
イルが容易に得られる。この熱伝導性粒子が充填された
コイルにワニス等の熱硬化性樹脂を含浸させると、コイ
ル表面近傍に存在する熱伝導性粒子が樹脂内に溶け出
し、熱伝導性粒子が混在した樹脂をコイルに含浸させる
ことが可能となる。従って、このコイルを加熱硬化する
ことにより成形される固定子巻線の冷却効率は、飛躍的
に向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態について説明する。図1には、スロットレス固
定子1を備えた回転電機3が示されており、この回転電
機3は、例えば数kW〜数十kWとされ、数万回転以上
の回転数で使用される高速回転電気機械に用いて好適な
ものである。
施の形態について説明する。図1には、スロットレス固
定子1を備えた回転電機3が示されており、この回転電
機3は、例えば数kW〜数十kWとされ、数万回転以上
の回転数で使用される高速回転電気機械に用いて好適な
ものである。
【0011】回転電機3は、ケーシング5により外形が
形成されており、該ケーシング5の中心軸線上に回転子
7が軸受(図示略)を介して回転自在に配置されてい
る。ケーシング5には、油圧回路4の一部をなすオイル
通路6が形成されている。このオイル通路6には、供給
源8から潤滑オイルが供給され、この潤滑オイルにより
軸受の潤滑、及びスロットレス固定子1の冷却が同時に
行われる。このとき、スロットレス固定子1の冷却は、
図1の矢印で示すように、内周から外周の順に行われ
る。
形成されており、該ケーシング5の中心軸線上に回転子
7が軸受(図示略)を介して回転自在に配置されてい
る。ケーシング5には、油圧回路4の一部をなすオイル
通路6が形成されている。このオイル通路6には、供給
源8から潤滑オイルが供給され、この潤滑オイルにより
軸受の潤滑、及びスロットレス固定子1の冷却が同時に
行われる。このとき、スロットレス固定子1の冷却は、
図1の矢印で示すように、内周から外周の順に行われ
る。
【0012】回転子7には、界磁発生手段としての永久
磁石が組み込まれている。永久磁石は、回転子7の表面
において径方向に磁束を発生するp極(pは2以上の偶
数)の磁極を形成するように構成されている。この永久
磁石としては、Sm-Co,Nd-Fe-B焼結磁石等の希土
類磁石が好適である。
磁石が組み込まれている。永久磁石は、回転子7の表面
において径方向に磁束を発生するp極(pは2以上の偶
数)の磁極を形成するように構成されている。この永久
磁石としては、Sm-Co,Nd-Fe-B焼結磁石等の希土
類磁石が好適である。
【0013】回転子7の周りには、空隙11及びインナ
ーチューブ(図示略)を介して、スロットレス固定子1
が配置されている。このインナーチューブは、スロット
レス固定子1の内周側を流通する潤滑オイル(図1中の
矢印)を遮蔽するものであり、例えば、非磁性、絶縁性
を有するジルコニアセラミックスからなる。なお、イン
ナーチューブは、他のセラミックス、たとえば、アルミ
ナ等で置き換えてもよい。
ーチューブ(図示略)を介して、スロットレス固定子1
が配置されている。このインナーチューブは、スロット
レス固定子1の内周側を流通する潤滑オイル(図1中の
矢印)を遮蔽するものであり、例えば、非磁性、絶縁性
を有するジルコニアセラミックスからなる。なお、イン
ナーチューブは、他のセラミックス、たとえば、アルミ
ナ等で置き換えてもよい。
【0014】スロットレス固定子1は、固定子巻線(コ
イル)15を固定するための溝部(スロット)が形成さ
れていないものである。また、スロットレス固定子1
は、回転子7側に位置する固定子巻線15と、ケーシン
グ5側に位置する固定子鉄心17とから構成されてい
る。
イル)15を固定するための溝部(スロット)が形成さ
れていないものである。また、スロットレス固定子1
は、回転子7側に位置する固定子巻線15と、ケーシン
グ5側に位置する固定子鉄心17とから構成されてい
る。
【0015】固定子鉄心17は、中空円筒形状とされて
おり、ケーシング5の内周面に該固定子鉄心17の外周
面が接触するように固定されている。また、固定子鉄心
17は、リング状の電磁鋼板を板厚方向に多数枚積層す
ることにより構成されているが、分割構成としても構わ
ない。さらに、固定子鉄心17は、溝部(スロット)が
形成されていない円筒面とされた内周面を有している。
おり、ケーシング5の内周面に該固定子鉄心17の外周
面が接触するように固定されている。また、固定子鉄心
17は、リング状の電磁鋼板を板厚方向に多数枚積層す
ることにより構成されているが、分割構成としても構わ
ない。さらに、固定子鉄心17は、溝部(スロット)が
形成されていない円筒面とされた内周面を有している。
【0016】固定子巻線15は、固定子鉄心17と同様
に中空円筒形状とされており、該固定子鉄心17の内周
面に該固定子巻線15の外周面が対向するように絶縁層
19を介してワニス等の樹脂により固定されている。
に中空円筒形状とされており、該固定子鉄心17の内周
面に該固定子巻線15の外周面が対向するように絶縁層
19を介してワニス等の樹脂により固定されている。
【0017】次に、図2〜図10を用いて、本発明に係
るコイルの樹脂含浸方法の一実施の形態について説明す
るが、以下に説明するコイルの樹脂含浸方法は、本発明
に係る固定子巻線の製造工程の一実施の形態を含むもの
である。先ず、略菱形状のコイルセグメント23a,2
3b,23cを複数組み合わせることにより、中空円筒
形状の固定子巻線(コイル)15を成形しておく。
るコイルの樹脂含浸方法の一実施の形態について説明す
るが、以下に説明するコイルの樹脂含浸方法は、本発明
に係る固定子巻線の製造工程の一実施の形態を含むもの
である。先ず、略菱形状のコイルセグメント23a,2
3b,23cを複数組み合わせることにより、中空円筒
形状の固定子巻線(コイル)15を成形しておく。
【0018】コイルセグメント23a,23b,23c
は、導体からなる複数のコイル素線24が束ねられた束
線25を略菱形状に一周回巻回して一ターンを形成し、
前記ターンを前記菱形状の一の対角線方向A1に隣り合
うように順次ずらせて連続して複数ターン巻回し配置す
ることにより形成する(図9参照)。そして、複数のコ
イルセグメント23a,23b,23cを前記対角線方
向A1に順次ずらせかつ重ね合わせて帯状体27を形成
した後、該帯状体27を中空円筒状に巻くことにより、
中空円筒状の固定子巻線15とする(図10参照)。
は、導体からなる複数のコイル素線24が束ねられた束
線25を略菱形状に一周回巻回して一ターンを形成し、
前記ターンを前記菱形状の一の対角線方向A1に隣り合
うように順次ずらせて連続して複数ターン巻回し配置す
ることにより形成する(図9参照)。そして、複数のコ
イルセグメント23a,23b,23cを前記対角線方
向A1に順次ずらせかつ重ね合わせて帯状体27を形成
した後、該帯状体27を中空円筒状に巻くことにより、
中空円筒状の固定子巻線15とする(図10参照)。
【0019】次に、この固定子巻線15を、BN粒子1
8を混入したアルコール溶液(揮発性溶液)16中に浸
漬する(図2参照)。すると、このアルコール溶液16
中に分散しているBN粒子18がコイル素線24間の隙
間に入り込む。これにより、BN粒子18は、固定子巻
線15の表面から内部深くに至るまで広範に充填され
る。
8を混入したアルコール溶液(揮発性溶液)16中に浸
漬する(図2参照)。すると、このアルコール溶液16
中に分散しているBN粒子18がコイル素線24間の隙
間に入り込む。これにより、BN粒子18は、固定子巻
線15の表面から内部深くに至るまで広範に充填され
る。
【0020】その後、固定子巻線15をアルコール溶液
16中から引き上げて自然乾燥することにより、揮発性
のアルコールを蒸発させる。すると、BN粒子18が内
部に深く入り込んだ固定子巻線15が得られる。
16中から引き上げて自然乾燥することにより、揮発性
のアルコールを蒸発させる。すると、BN粒子18が内
部に深く入り込んだ固定子巻線15が得られる。
【0021】次いで、この固定子巻線15の外周に絶縁
層19を構成するシリコンシート(図4では図示を省
略。)を巻き付け、該固定子巻線15を固定子鉄心17
に挿入する。しかる後、これら固定子鉄心17と固定子
巻線15とを一体にしたままの状態でワニス含浸槽31
に浸漬(図5参照)した後、図示しない真空室内に配置
し、真空含浸を行う。
層19を構成するシリコンシート(図4では図示を省
略。)を巻き付け、該固定子巻線15を固定子鉄心17
に挿入する。しかる後、これら固定子鉄心17と固定子
巻線15とを一体にしたままの状態でワニス含浸槽31
に浸漬(図5参照)した後、図示しない真空室内に配置
し、真空含浸を行う。
【0022】ワニスが固定子巻線15内に含浸される
際、固定子巻線15の表面近傍に位置するBN粒子18
は、ワニス内に溶け出し、BN粒子18が混在したワニ
スが固定子巻線15に含浸される。この状態から、これ
ら固定子鉄心17と固定子巻線15とを一体にしたまま
の状態でワニス含浸槽31から引き上げる。しかる後、
固定子巻線15の内周にフッ素樹脂製のマンドレル33
を挿入し(図6参照)、これら固定子鉄心17,固定子
巻線15,及びマンドレル33を一体にしたままの状態
で全体を加熱し、ワニスを加熱硬化させる(図7参
照)。
際、固定子巻線15の表面近傍に位置するBN粒子18
は、ワニス内に溶け出し、BN粒子18が混在したワニ
スが固定子巻線15に含浸される。この状態から、これ
ら固定子鉄心17と固定子巻線15とを一体にしたまま
の状態でワニス含浸槽31から引き上げる。しかる後、
固定子巻線15の内周にフッ素樹脂製のマンドレル33
を挿入し(図6参照)、これら固定子鉄心17,固定子
巻線15,及びマンドレル33を一体にしたままの状態
で全体を加熱し、ワニスを加熱硬化させる(図7参
照)。
【0023】この加熱硬化時、マンドレル33は熱膨張
して拡径するから、マンドレル33の外周は固定子巻線
15の内周に接触して該固定子巻線15を固定子鉄心1
7側に押圧する。これにより、固定子巻線15の内外周
が整形されると共に、固定子鉄心17の内周にワニス及
びシリコンシートを介して固定子巻線15が固着され
る。そして、ワニス硬化後にマンドレル33を抜き去れ
ば、固定子鉄心17と固定子巻線15とによりスロット
レス固定子1が成形される(図8参照)。
して拡径するから、マンドレル33の外周は固定子巻線
15の内周に接触して該固定子巻線15を固定子鉄心1
7側に押圧する。これにより、固定子巻線15の内外周
が整形されると共に、固定子鉄心17の内周にワニス及
びシリコンシートを介して固定子巻線15が固着され
る。そして、ワニス硬化後にマンドレル33を抜き去れ
ば、固定子鉄心17と固定子巻線15とによりスロット
レス固定子1が成形される(図8参照)。
【0024】以上説明したように、本実施の形態に係る
コイルの樹脂含浸方法では、固定子巻線15内にBN粒
子18が充填された状態となるようにワニスを含浸させ
て加熱硬化させるまでのプロセスを、固定子巻線15内
にBN粒子18を充填する第一の工程と、該第一の工程
により得られた固定子巻線15にワニスを含浸して加熱
硬化させる第二の工程とに分けている。
コイルの樹脂含浸方法では、固定子巻線15内にBN粒
子18が充填された状態となるようにワニスを含浸させ
て加熱硬化させるまでのプロセスを、固定子巻線15内
にBN粒子18を充填する第一の工程と、該第一の工程
により得られた固定子巻線15にワニスを含浸して加熱
硬化させる第二の工程とに分けている。
【0025】このため、BN粒子18を予めワニスに混
ぜて固定子巻線15に含浸させる方法のように、ワニス
の流動性が低下して固定子巻線15内部に深く含浸しな
いという不具合がない。さらに、ワニス含浸の際に、固
定子巻線15の表面近傍のBN粒子18がワニス内に溶
け出し、BN粒子18が混在したワニスが、固定子巻線
15に含浸されるため、ワニスの熱伝導性も向上する。
ぜて固定子巻線15に含浸させる方法のように、ワニス
の流動性が低下して固定子巻線15内部に深く含浸しな
いという不具合がない。さらに、ワニス含浸の際に、固
定子巻線15の表面近傍のBN粒子18がワニス内に溶
け出し、BN粒子18が混在したワニスが、固定子巻線
15に含浸されるため、ワニスの熱伝導性も向上する。
【0026】また、円筒状に形成しておいた固定子巻線
15をアルコール溶液16中に浸漬し、この固定子巻線
15を乾燥させるだけで、BN粒子18の充填された円
筒状の固定子巻線15が得られるから、特開平9−21
5282号に開示された方法のように、コイル素線24
を巻きながらBN粒子18をまぶすといった煩雑さがな
く、生産性も向上する。
15をアルコール溶液16中に浸漬し、この固定子巻線
15を乾燥させるだけで、BN粒子18の充填された円
筒状の固定子巻線15が得られるから、特開平9−21
5282号に開示された方法のように、コイル素線24
を巻きながらBN粒子18をまぶすといった煩雑さがな
く、生産性も向上する。
【0027】しかも、本実施の形態にあっては、固定子
巻線15の内周側に潤滑オイルを流通させることによ
り、冷却効率をさらに向上させている。以上より、本実
施の形態に係る回転電機3が、固定子巻線15の内側で
回転子7が10万rpmにも及ぶ回転数で高速回転する高
速回転電気機械に用いられても、熱損による発熱を効果
的に冷却することが可能となり、高負荷化,高出力化を
実現することができる。
巻線15の内周側に潤滑オイルを流通させることによ
り、冷却効率をさらに向上させている。以上より、本実
施の形態に係る回転電機3が、固定子巻線15の内側で
回転子7が10万rpmにも及ぶ回転数で高速回転する高
速回転電気機械に用いられても、熱損による発熱を効果
的に冷却することが可能となり、高負荷化,高出力化を
実現することができる。
【0028】なお、上記実施の形態では、固定子巻線1
5にワニスを含浸させる方法として、ワニス含浸槽31
への浸漬処理を行っているが、この他に例えば、ワニス
を固定子巻線15の表面に塗布したり、ワニスを固定子
巻線15の端面から注入するようにしても構わない。ま
た、円筒状の固定子巻線15を、略菱形状をなす複数の
コイルセグメント23a,23b,23cを組み合わせ
ることにより形成しているが、他の方法により形成して
も構わない。
5にワニスを含浸させる方法として、ワニス含浸槽31
への浸漬処理を行っているが、この他に例えば、ワニス
を固定子巻線15の表面に塗布したり、ワニスを固定子
巻線15の端面から注入するようにしても構わない。ま
た、円筒状の固定子巻線15を、略菱形状をなす複数の
コイルセグメント23a,23b,23cを組み合わせ
ることにより形成しているが、他の方法により形成して
も構わない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コイル内に熱伝導性粒子が充填された状態と
なるように樹脂を含浸させて加熱硬化させるまでのプロ
セスを、コイル内に熱伝導性粒子を充填する工程と、こ
の工程により得られたコイルに樹脂を含浸して加熱硬化
させる工程とに分けているから、熱伝導性粒子がコイル
内部に深く入り込みつつ、ワニス等の樹脂含浸の際に、
コイル表面近傍の熱伝導性粒子が含浸樹脂内に溶け出し
て熱伝導性粒子が混在し、熱伝導率の向上した樹脂をコ
イル内に確実に含浸させることができる。
によれば、コイル内に熱伝導性粒子が充填された状態と
なるように樹脂を含浸させて加熱硬化させるまでのプロ
セスを、コイル内に熱伝導性粒子を充填する工程と、こ
の工程により得られたコイルに樹脂を含浸して加熱硬化
させる工程とに分けているから、熱伝導性粒子がコイル
内部に深く入り込みつつ、ワニス等の樹脂含浸の際に、
コイル表面近傍の熱伝導性粒子が含浸樹脂内に溶け出し
て熱伝導性粒子が混在し、熱伝導率の向上した樹脂をコ
イル内に確実に含浸させることができる。
【0030】従って、このコイルを加熱硬化することに
より成形される固定子巻線を備えた回転電機にあって
は、固定子巻線の冷却効率が飛躍的に向上することとな
り、固定子巻線の内側で回転子が高速で回転駆動される
場合であっても、熱損による発熱を効果的に冷却し得
て、高負荷化,高出力化を実現することができる。
より成形される固定子巻線を備えた回転電機にあって
は、固定子巻線の冷却効率が飛躍的に向上することとな
り、固定子巻線の内側で回転子が高速で回転駆動される
場合であっても、熱損による発熱を効果的に冷却し得
て、高負荷化,高出力化を実現することができる。
【図1】 本発明に係る回転電機の一実施の形態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】 本発明に係るコイルの樹脂含浸方法の一実施
の形態を説明するための図であって、BN粒子を混ぜた
アルコール溶液中にコイルを浸漬した状態を示す工程図
である。
の形態を説明するための図であって、BN粒子を混ぜた
アルコール溶液中にコイルを浸漬した状態を示す工程図
である。
【図3】 コイル乾燥時の要部を拡大して示す工程図で
ある。
ある。
【図4】 固定子鉄心にコイルを挿入する状態を示す工
程図である。
程図である。
【図5】 固定子鉄心とコイルとを一体にしたままの状
態でワニス槽に浸漬した状態を示す工程図である。
態でワニス槽に浸漬した状態を示す工程図である。
【図6】 固定子鉄心に内挿されたコイルの内周に、マ
ンドレルを挿入する状態を示す工程図である。
ンドレルを挿入する状態を示す工程図である。
【図7】 固定子鉄心,コイル,及びマンドレルを一体
にしたままの状態で、ワニスを加熱硬化している状態を
示す工程図である。
にしたままの状態で、ワニスを加熱硬化している状態を
示す工程図である。
【図8】 ワニス硬化後にマンドレルを抜き去った状態
を示す工程図である。
を示す工程図である。
【図9】 複数のコイルセグメントから帯状体を形成し
ている状態を示す工程図である。
ている状態を示す工程図である。
【図10】 複数のコイルセグメントからなる帯状体を
円筒状に巻いて形成した固定子巻線を示す斜視図であ
る。
円筒状に巻いて形成した固定子巻線を示す斜視図であ
る。
3 回転電機 15 固定子巻線(コイル) 16 アルコール溶液(揮発性溶液) 18 BN粒子(熱伝導性粒子)
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 雅明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H604 AA03 AA08 BB14 CC01 CC05 CC12 DA25 DB26 PB03 PE02 PE07 5H615 AA01 BB14 PP01 PP02 PP07 PP17 PP28 QQ12 QQ19 RR01 RR02 RR07 SS05 SS10 SS24 SS41 TT04 TT05
Claims (2)
- 【請求項1】 熱伝導性粒子を混ぜた揮発性溶液中にコ
イルを浸漬した後にこのコイルを乾燥させる工程と、 樹脂を含浸させた後に加熱硬化させることにより前記コ
イルの成形を行う固定子巻線の製造工程と、を備えるこ
とを特徴とする回転電機の製造方法。 - 【請求項2】 熱伝導性粒子を混ぜた揮発性溶液中にコ
イルを浸漬した後にこのコイルを乾燥させる工程と、 前記コイルに樹脂を含浸させた後に加熱硬化させる工程
と、を備えることを特徴とするコイルの樹脂含浸方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24058799A JP2001069733A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 回転電機の製造方法及びコイルの樹脂含浸方法 |
EP00118529A EP1079504B1 (en) | 1999-08-26 | 2000-08-25 | Method of impregnating coil with resin, having separate processes of incorporating particles and impregnating coil |
DE60036904T DE60036904T2 (de) | 1999-08-26 | 2000-08-25 | Verfahren zur Imprägnierung einer Wicklung mit Harz mit zwei getrennten Verfahrensschritten zum Einarbeiten von Partikeln und zur Imprägnierung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24058799A JP2001069733A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 回転電機の製造方法及びコイルの樹脂含浸方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001069733A true JP2001069733A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17061741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24058799A Withdrawn JP2001069733A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 回転電機の製造方法及びコイルの樹脂含浸方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1079504B1 (ja) |
JP (1) | JP2001069733A (ja) |
DE (1) | DE60036904T2 (ja) |
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CN102299594B (zh) * | 2011-08-22 | 2013-01-16 | 南阳防爆集团股份有限公司 | 提高低压散绕组挂漆量的工艺 |
DE102013205831A1 (de) | 2013-04-03 | 2014-10-09 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Aktivierung eines Spulendrahts für einen Elektromotor sowie Spule mit solch einem Spulendraht |
DE102014205069A1 (de) | 2014-03-19 | 2015-09-24 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Elektrischer Leiter mit einer thermisch leitfähigen Isolation |
DE102016010947A1 (de) | 2016-09-09 | 2018-03-15 | Audi Ag | Verfahren zum Herstellen eines Bauteils |
JP6741732B2 (ja) * | 2018-09-19 | 2020-08-19 | 本田技研工業株式会社 | ステータ及びステータの製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB697275A (en) * | 1951-12-13 | 1953-09-16 | Standard Telephones Cables Ltd | Improvements in the method of applying a protective and electrically insulating covering to components |
JP2847800B2 (ja) * | 1989-09-19 | 1999-01-20 | 株式会社安川電機 | スロットレス鉄心の電機子巻線装着方法 |
JPH06197502A (ja) * | 1992-06-17 | 1994-07-15 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 回転電機の絶縁方法 |
JPH0638422A (ja) * | 1992-07-09 | 1994-02-10 | Fanuc Ltd | 電動機のステータ巻線構造 |
JPH08140294A (ja) * | 1994-11-09 | 1996-05-31 | Nippon Electric Ind Co Ltd | スロットレスモータの固定子 |
JPH11136911A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-21 | Shinko Electric Co Ltd | 電磁コイルのモールド方法 |
US6191510B1 (en) * | 1997-12-19 | 2001-02-20 | 3M Innovative Properties Company | Internally damped stator, rotor, and transformer and a method of making |
-
1999
- 1999-08-26 JP JP24058799A patent/JP2001069733A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-08-25 DE DE60036904T patent/DE60036904T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-08-25 EP EP00118529A patent/EP1079504B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60036904D1 (de) | 2007-12-13 |
EP1079504A2 (en) | 2001-02-28 |
EP1079504B1 (en) | 2007-10-31 |
DE60036904T2 (de) | 2008-02-14 |
EP1079504A3 (en) | 2002-01-30 |
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