JP2001069640A - 自動車用電気接続箱の取付構造 - Google Patents

自動車用電気接続箱の取付構造

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JP2001069640A
JP2001069640A JP24075699A JP24075699A JP2001069640A JP 2001069640 A JP2001069640 A JP 2001069640A JP 24075699 A JP24075699 A JP 24075699A JP 24075699 A JP24075699 A JP 24075699A JP 2001069640 A JP2001069640 A JP 2001069640A
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JP
Japan
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panel
connector
electric connection
connection box
vehicle
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JP24075699A
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English (en)
Inventor
Toru Soshino
徹 曽篠
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱をパネルに取付けてワイヤハーネ
スの挿通作業を容易にすると同時にパネル設計上の各問
題を解決した新たな取付構造を提供する。 【解決手段】 車室内ワイヤハーネス(WHR)用の各コネ
クタ(50)を電気接続箱(10)前面に配置し、パネル(20)に
は、各コネクタ(50)に対応する位置に貫通孔(30)を形成
し、車室内ワイヤハーネス(WHR)の各コネクタ(51)を、
貫通孔(30)を通して電気接続箱(10)の対応する各コネク
タ(50)に接合できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用電気接続
箱の取付構造に係り、より詳しくは自動車のエンジンル
ーム内のワイヤハーネスと車室内のワイヤハーネスを接
続する電気接続箱(ジャンクションボックス)の取付構造
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のワイヤハーネスの配索構
造を図3(a)に示す。図3(a)は自動車Mの模式化した平
断面図であり、自動車の車体内のワイヤハーネスの基本
接続構造を示す。さて、自動車のエンジンルームE内に
配策されるカウルハーネスなどのワイヤハーネスWHe
と、インパネハーネス、ドアハーネスなど車室R内に配
策されるワイヤハーネスWHrを接続する電気接続箱1は
エンジンルームE内に設置され、ワイヤハーネスWHrはエ
ンジンルームEと車室Rを区画するパネル2(ダッシュパ
ネルあるいはカウルパネルという)に形成された貫通孔
3を通して電気接続箱1と連結される。一般に、貫通孔
3にはグロメット4が嵌挿され、貫通孔3をシールして
いる。
【0003】この配索方式にあっては、各種のワイヤハ
ーネスをパネルの貫通孔3を通して挿通させる必要があ
りワイヤハーネスの配索、組立て作業が煩瑣になるとい
う問題があるうえ各種コネクタを装着したワイヤハーネ
スの貫通孔3の挿通が困難という問題も生ずる。このよ
うな問題に対して、図3(b)に示すようにパネル2に電
気接続箱1aを取付ける貫通孔3aを形成し、この貫通孔3a
を挿通して電気接続箱1aを取付け、該箱1a内に設けた各
コネクタに、各ワイヤハーネスWHe、WHrの末端に装着し
たコネクタ5e、5rを結合することにより、エンジンルー
ムEと車室R間のワイヤハーネスの挿通作業を無くした電
気接続箱の取付構造も提案されている(実開昭63-55730
号公報、特開平10-336843号公報)。
【0004】しかしながら、このような従来技術にあっ
ては、ワイヤハーネスの挿通作業は簡易になるものの、
電気接続箱をパネルに形成した大きな貫通孔に直接嵌着
するので、強度上パネルの設計に制約を受けたり、電気
接続箱とパネルとのシーリングに困難が伴うという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題に鑑みなされたものであり、電気接続箱をパネ
ルに取付けてワイヤハーネスの挿通作業を容易にすると
同時にパネル設計上の各問題を解決した新たな取付構造
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車のエン
ジンルームと車室を区画するパネルにエンジンルームと
車室のワイヤハーネスを接続する電気接続箱を取付ける
自動車用電気接続箱の取付構造において、車室内ワイヤ
ハーネス用の各コネクタを前記電気接続箱前面に配置
し、前記パネルには、前記各コネクタに対応する位置に
貫通孔を形成し、車室内ワイヤハーネスの各コネクタ
を、前記貫通孔を通して前記電気接続箱の対応する各コ
ネクタに接合できるようになしたことを特徴とする。こ
れにより、パネルの貫通孔の大きさを小さくし強度上の
問題を解決し、取付構造設計の自由度を増加した。
【0007】さらに、前記電気接続箱の車室向け各コネ
クタの雄型ハウシングを前記パネルの貫通孔より突出さ
せ、前記車室内ワイヤハーネスのコネクタの雌型ハウジ
ングを前記雄型ハウジングを被覆するように接合すると
ともに、前記雌型ハウジングの前端面と前記パネルの車
室側面の間にシール材を介装したものにあってはパネル
と電気接続箱との間のシールを増強することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明に係る取付構造の1実施形
態を説明する部分斜視図である。図2(a)は、模式的に
簡略化したコネクタ接合部の部分断面図であり、図2
(b)は、その雌型ハウジングの断面図である。
【0010】図1において、10は、電源線、信号線ある
いはアース線に対応する内部接続回路を有する電気接続
箱であり、その前面には、コネクタの雄型ハウジング50
a、50b、50cおよび50dが突出して設置されている。電気
接続箱10は、その前面両側に取付用のタブ10aを有し、
タブ10aに嵌挿されるボルト(図示せず)によりパネル20
に固定される。パネル20には、各コネクタのハウジング
50a、50b、50cおよび50dに対応する位置に、それらを突
出せしめる貫通孔30a、30b、30cおよび30dが形成されて
いる。電気接続箱10の前面周辺のシール面には薄いシー
ル材S1が接着されている。
【0011】電気接続箱10は、図2(a)に示すように、
パネル20にシール材S1を介して押圧するごとく取付けら
れ、各コネクタの雄型ハウジング50(50a、50b、50cある
いは50d)はパネル20の貫通孔30(30a、30b、30cあるいは
30d)を貫通、突出して配置される。一方、車室側のワイ
ヤハーネスWHRのコネクタの雌型ハウジング51は、雄型
ハウジング50を被覆するように雌型ハウジング51に嵌着
され、接合される。雌型ハウジング51の前端面にはシー
ル材S2が接着されている(図2(b))。なお、10bは電気接
続箱10に内設されたバスバー、10Cは絶縁層を示す。10d
はバスバー10bに連なる雄型端子を示し、雄型端子10dに
雌型ハウジング51内に固定された雌型端子51aが嵌着、
接続される。
【0012】このような電気接続箱の取付構造において
は、パネル20には各コネクタに対応した貫通孔30のみを
形成するので大きな貫通孔を必要とせず、強度上の制約
から来る設計上の制約がない。また、コネクタの雄型ハ
ウジング50をパネル20より突出させ、雌型ハウジング51
を雄型ハウジング50に嵌着させるようにし、雌型ハウジ
ング51の前端面にシール材S2を設けているので、電気接
続箱10本体のシール材S1に加えて2重のシールが可能と
なりシール性能を増強できるという効果も奏する。
【0013】以上の実施形態においては、コネクタの構
造として、電気接続箱側に雄型ハウジング、雄型端子を
持たせ、車室ハーネス側に雌型ハウジング、雌型端子を
持ったものを説明した。車室側に雌型ハウジングを持っ
たコネクタを用いれば、実施形態のごとくシールを増強
できる利点があるが、コネクタの形態、構造は必ずしも
これに限らず、電気接続箱内に雌型ハウジングコネクタ
を設け、車室側のコネクタを雄型ハウジングとしても良
く、適宜設計に応じて任意の形態、構造のコネクタを用
いることができる。さらに、コネクタ内の端子(ターミ
ナル)の雄雌、形態などは、コネクタハウジングの雄雌
とは関係なく、適宜設計に応じて任意の形態、組合わせ
が選定できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、車室内ワイヤハーネス
用の各コネクタを前記電気接続箱前面に配置し、前記パ
ネルには、前記各接合面に対応する位置に貫通孔を形成
し、車室内ワイヤハーネスの各コネクタを、前記貫通孔
を通して前記電気接続箱の対応する各コネクタに接合で
きるようになしているので、パネルの貫通孔の大きさを
小さくし強度上の問題を解決し、取付構造設計の自由度
を増加した。
【0015】また、前記電気接続箱の車室向け各コネク
タの雄型ハウシングを前記パネルの貫通孔より突出さ
せ、前記車室内ワイヤハーネスのコネクタの雌型ハウジ
ングを前記雄型ハウジングを被覆するように接合すると
ともに、前記雌型ハウジングの前端面と前記パネルの車
室側面の間にシール材を介装したものにあってはパネル
と電気接続箱との間のシールを増強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取付構造の1実施形態を説明する
部分斜視図である。
【図2】図2(a)は、模式的に簡略化したコネクタ接合
部の部分断面図であり、図2(b)は、その雌型ハウジン
グの断面図である。
【図3】図3(a)は、自動車のワイヤハーネスの配索構
造を示す模式化した平断面図であり、図3(b)は、従来
の電気接続箱の取付構造の例の斜視図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱 20 パネル 30 貫通孔 50 雄型ハウジング(コネクタ) 51 雌型ハウジング(コネクタ) S1 シール材 S2 シール材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のエンジンルームと車室を区画する
    パネルにエンジンルームと車室のワイヤハーネスを接続
    する電気接続箱を取付ける自動車用電気接続箱の取付構
    造において、車室内ワイヤハーネス用の各コネクタを前
    記電気接続箱前面に配置し、前記パネルには、前記各コ
    ネクタに対応する位置に貫通孔を形成し、車室内ワイヤ
    ハーネスの各コネクタを、前記貫通孔を通して前記電気
    接続箱の対応する各コネクタに接合できるようになした
    ことを特徴とする自動車用電気接続箱の取付構造。
  2. 【請求項2】前記電気接続箱の車室向け各コネクタの雄
    型ハウシングを前記パネルの貫通孔より突出させ、前記
    車室内ワイヤハーネスのコネクタの雌型ハウジングを前
    記雄型ハウジングを被覆するように接合するとともに、
    前記雌型ハウジングの前端面と前記パネルの車室側面の
    間にシール材を介装した請求項1に記載の自動車用電気
    接続箱の取付構造。
JP24075699A 1999-08-27 1999-08-27 自動車用電気接続箱の取付構造 Pending JP2001069640A (ja)

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