JP2001069474A - 多地点制御装置及びそれに用いる映像表示方法 - Google Patents

多地点制御装置及びそれに用いる映像表示方法

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JP2001069474A
JP2001069474A JP23769499A JP23769499A JP2001069474A JP 2001069474 A JP2001069474 A JP 2001069474A JP 23769499 A JP23769499 A JP 23769499A JP 23769499 A JP23769499 A JP 23769499A JP 2001069474 A JP2001069474 A JP 2001069474A
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video
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intra
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Hisayuki Tanoi
寿行 田野井
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NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems
    • H04N7/152Multipoint control units therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 H.261ビデオデータ復号化を行うことな
く、少ない回路規模で簡易ながら画面合成表示を行うこ
とが可能な多地点制御装置を提供する。 【解決手段】 H.221データ分離/多重回路12は
H.221受信データからH.221フレーム同期を検
出し、ビデオデータ及びオーディオデータを分離する。
H.261ビデオデータ分離回路13−1〜13−nは
ビデオデータの誤り訂正復号化を行った後、フレーム内
符号化されたイントラフレームのみを検出して1フレー
ム分のQCIFビデオデータを分離してビデオデータを
出力する。H.261ビデオデータ合成回路14は1フ
レーム分のビデオデータを一つのCIFフレームに合成
し、これに各種ヘッダを付け直して再び誤り訂正符号化
を行い、H.261ビデオデータを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多地点制御装置及び
それに用いる映像表示方法に関し、特に多地点テレビ会
議における映像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多地点テレビ会議においては、映
像表示方式として話者検出による映像切替と画面合成と
による表示を行うのが一般的である。この方式について
はITU−T(International Tele
communicationUnion−Teleco
mmunication Standardizati
on Sector) H.243(2Mbpsまでの
ディジタル・チャネルを利用したオーディオ・ビジュア
ル多地点間通信のための端末間通信設定手順)に詳しく
記載されている。
【0003】従来の多地点テレビ会議システムの構成を
図6に示す。図6において、この多地点テレビ会議シス
テムは、n地点(nは正の整数)の端末(#1〜#n)
2−1〜2−nがISDN(Integrated S
ervices Digital Network)公
衆回線3を介して多地点制御装置4に接続されて構成さ
れている。端末2−1〜2−nはITU−T H.32
0(狭帯域テレビ電話・テレビ会議システム及び端末機
器)に準拠したテレビ会議端末である。
【0004】多地点制御装置4は回線インタフェース
(IF)回路(#1〜#n)11−1〜11−nと、
H.221データ分離/多重回路12と、H.261ビ
デオデータ復号回路(#1〜#n)41−1〜41−n
と、ビデオデータ合成回路42と、オーディオデータ復
号回路(#1〜#n)15−1〜15−nと、オーディ
オデータ合成回路16と、オーディオデータ符号回路1
7とから構成されている。
【0005】回線インタフェース回路11−1〜11−
nは端末2−1〜2−nに対応した回線データを終端
し、H.221送信及び受信データ101−1〜101
−nを出力する。
【0006】H.221データ分離/多重回路2はH.
221受信データ101−1〜101−nからH.22
1フレーム同期を検出し、ビデオデータ102−1〜1
02−n及びオーディオデータ103−1〜103−n
を分離するとともに、ビデオ合成データ402及び符号
化されたオーディオ合成データ108を多重化して各端
末2−1〜2−nに分配する機能を有する。
【0007】H.261ビデオデータ復号回路41−1
〜41−nはビデオデータ102−1〜102−nを復
号化し、ビデオデータ401−1〜401−nを出力す
る。ビデオデータ合成回路42はビデオデータ401−
1〜401−nを加算し、ビデオ合成データ402を出
力する。
【0008】オーディオデータ復号回路15−1〜15
−nはオーディオデータ103−1〜103−nを復号
化し、オーディオデータ106−1〜106−nを出力
する。オーディオデータ合成回路16はオーディオデー
タ106−1〜106−nを加算し、オーディオ合成デ
ータ107を出力する。
【0009】オーディオデータ符号回路17はオーディ
オ合成データ107を符号化し、符号化されたオーディ
オ合成データ108を出力する。これらの詳細について
はITU−T H.231[2Mbpsまでのオーディ
オ・ビジュアルシステム用多地点制御装置(Multi
point Control Unit)]に記載され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多地点
テレビ会議システムでは、一般的に画面合成を行う場
合、各地点からの端末データをそれぞれ復号化して映像
データに戻してから合成、符号化する手法が用いられて
おり、回路規模が大きくなるという問題がある。すなわ
ち、従来の多地点テレビ会議システムでは、図6に示す
ように、多地点制御装置4にH.261ビデオデータ復
号化回路41−1〜41−nが必要となる。
【0011】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、H.261ビデオデータ復号化を行うことなく、
少ない回路規模で簡易ながら画面合成表示を行うことが
できる多地点制御装置及びそれに用いる映像表示方法を
提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による多地点制御
装置は、テレビ会議端末間の多地点会議制御を行う多地
点制御装置であって、前記テレビ会議端末各々からの多
重化データの中からビデオデータのピクチャヘッダを検
出してフレーム内符号化されたイントラフレームビデオ
データのみを抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出
されたイントラフレームビデオデータを合成する合成手
段とを備えている。
【0013】本発明による多地点制御装置の映像表示方
法は、テレビ会議端末間の多地点会議制御を行う多地点
制御装置の映像表示方法であって、前記テレビ会議端末
各々からの多重化データの中からビデオデータのピクチ
ャヘッダを検出してフレーム内符号化されたイントラフ
レームビデオデータのみを抽出し、その抽出されたイン
トラフレームビデオデータを合成するようにしている。
【0014】すなわち、本発明の多地点制御装置は、I
TU−T H.320に準拠したテレビ会議端末間の多
地点会議制御を行う装置において、簡易的なビデオ合成
を実現するために、各テレビ会議端末からのH.221
多重化データの中からビデオデータのピクチャヘッダを
検出してフレーム内符号化されたイントラフレームビデ
オデータのみを抽出する機能と、さらにこのビデオデー
タを合成する機能とを有している。
【0015】より具体的に、本発明の多地点制御装置
は、ISDN回線を経由して複数地点(n地点)のテレ
ビ会議端末が接続された装置であり、その装置内に、
H.261ビデオデータ分離回路及びH.261ビデオ
データ合成回路を配設している。
【0016】このH.261ビデオデータ分離回路は
H.221データ分離/多重回路において、分離した
H.261ビデオデータからビデオフレームの先頭を検
出し、さらにこのビデオフレームがイントラフレームの
場合のみに対して各種ヘッダを終端し、ビデオデータ
(実際には変換係数)を1フレーム分分離してビデオデ
ータとして出力する回路である。
【0017】また、H.261ビデオデータ合成回路は
H.261ビデオデータ分離回路で分離された1フレー
ム分のビデオデータを合成し、1フレーム分のビデオデ
ータを作成するとともに、各種ヘッダを再構成してH.
261ビデオデータとして出力する回路である。但し、
ここで、各端末の符号化モードはQCIF(Quart
er Common Intermadiate Fo
rmat)フォーマットであることを前提としている。
【0018】したがって、多地点会議において各端末か
らのビデオデータをそれぞれH.261(オーディオ・
ビジュアル・サービス用p×64kbpsビデオコーデ
ック)の復号化を行うことなく、合成画面を静止画とし
て表示することが可能となり、少ない回路規模で簡易的
な画面合成表示を行うことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る多地点テレビ会議システムの構成を示すブロック図で
ある。図1において、多地点テレビ会議システムは、n
地点(nは正の整数)の端末(#1〜#n)2−1〜2
−nがISDN(Integrated Servic
esDigital Network)公衆回線3を介
して多地点制御装置1に接続されて構成されている。端
末2−1〜2−nはITU−T H.320(狭帯域テ
レビ電話・テレビ会議システム及び端末機器)に準拠し
たテレビ会議端末である。
【0020】多地点制御装置1は回線インタフェース
(IF)回路(#1〜#n)11−1〜11−nと、
H.221データ分離/多重回路12と、H.261ビ
デオデータ分離回路(#1〜#n)13−1〜13−n
と、H.261ビデオデータ合成回路14と、オーディ
オデータ復号回路(#1〜#n)15−1〜15−n
と、オーディオデータ合成回路16と、オーディオデー
タ符号回路17とから構成されている。
【0021】回線インタフェース回路11−1〜11−
nは端末2−1〜2−nに対応した回線データを終端
し、H.221送信及び受信データ101−1〜101
−nを出力する。H.221データ分離/多重回路12
はH.221受信データ101−1〜101−nから
H.221フレーム同期を検出し、ビデオデータ102
−1〜102−n及びオーディオデータ103−1〜1
03−nを分離するとともに、ビデオ合成データ105
及び符号化されたオーディオ合成データ108を多重化
して各端末2−1〜2−nに分配する機能を有してい
る。
【0022】また、H.221データ分離/多重回路1
2は各端末2−1〜2−nからのビデオデータを単に交
換する機能を有しており、その機能の詳細についてはI
TU−T H.231[2Mbpsまでのオーディオ・
ビジュアルシステム用多地点制御装置(Multipo
int Control Unit)]に記載されてい
る。
【0023】H.261ビデオデータ分離回路13−1
〜13−nはビデオデータ102−1〜102−nの誤
り訂正復号化を行った後、フレーム内符号化されたイン
トラフレームのみを検出して1フレーム分のQCIF
(Quarter Common Intermadi
ate Format)ビデオデータを分離してビデオ
データ104−1〜104−nを出力する。
【0024】H.261ビデオデータ合成回路14は1
フレーム分のビデオデータ104−1〜104−nを一
つのCIF(Common Intermadiate
Format)フレームに合成し、これに各種ヘッダ
を付け直して再び誤り訂正符号化を行い、H.261ビ
デオデータ105を出力する。
【0025】オーディオデータ復号回路15−1〜15
−nはオーディオデータ103−1〜103−nを復号
化し、オーディオデータ106−1〜106−nを出力
する。オーディオデータ合成回路16はオーディオデー
タ106−1〜106−nを加算し、オーディオ合成デ
ータ107を出力する。オーディオデータ符号回路17
はオーディオ合成データ107を符号化し、符号化され
たオーディオ合成データ108を出力する。これらの詳
細についてはITU−T H.231に記載されてい
る。
【0026】図2は図1のH.261ビデオデータ分離
回路13−1の詳細な構成を示すブロック図である。図
2において、H.261ビデオデータ分離回路13−1
はH.261誤り訂正復号化回路21−1と、ビデオデ
ータ分離回路22−1と、フレームバッファメモリ23
−1とから構成されている。
【0027】H.261誤り訂正復号化回路21−1は
ITU−T H.261に基づいてBCH(Bose
Chaudhuri Hocquenghem)誤り復
号化を行い、ビデオデータ201−1を出力する。
【0028】ビデオデータ分離回路22−1はビデオデ
ータ201−1からピクチャヘッダを検出し、フレーム
内符号化されたイントラフレームであることを示すフレ
ームメモリ更新信号202−1(2)及びイントラQC
IFビデオデータ202−1(1)を出力する。
【0029】フレームバッファメモリ23−1はイント
ラビデオデータ202−1(1)を1フレーム分書込
み、フレームメモリ更新信号202−1(2)によって
書込みを更新し、QCIFビデオデータ104−1を出
力する。
【0030】尚、図示していないがH.261ビデオデ
ータ分離回路13−2〜13−nは上述したH.261
ビデオデータ分離回路13−1と同様の構成となってお
り、その動作もH.261ビデオデータ分離回路13−
1と同様である。
【0031】図3は図1のH.261ビデオデータ合成
回路14の詳細な構成を示すブロック図である。図3に
おいて、H.261ビデオデータ合成回路14はヘッダ
分離回路31−1〜31−nと、バッファメモリ32−
1〜32−nと、ヘッダ構成回路33と、多重化回路3
4とから構成されている。
【0032】ヘッダ分離回路31−1〜31−nはQC
IFビデオデータ104−1〜104−nからピクチ
ャ、GOB(Group Of Block)及びマク
ロブロック(MB:Macro Block)ヘッダを
分離し、QCIFビデオデータ301−1〜301−n
及びヘッダデータ302−1〜302−nとして出力す
る。バッファメモリ32−1〜32−nはQCIFビデ
オデータ301−1〜301−nを一時的に蓄えてお
く。
【0033】ヘッダ構成回路33はヘッダデータ302
−1〜302−nを合成したビデオデータに対応させて
ピクチャ、GOB及びマクロブロックヘッダを生成し、
合成ヘッダデータ304を出力する。
【0034】多重化回路34はバッファメモリ32−1
〜32−nから読出したQCIFビデオデータ303−
1〜303−nを4分割に合成して、さらに合成ヘッダ
データ304を多重化し、1フレームのCIFビデオ合
成データ105を出力する。
【0035】尚、図1において、H.261ビデオデー
タ分離回路13−1〜13−n及びH.261ビデオデ
ータ合成回路4以外の回路の詳細については公知であ
り、本発明とは直接関係しないので、その説明は省略す
る。これらの回路の詳細についてはITU−T H.2
31、H.221(オーディオ・ビジュアル・システム
のための64〜1920kbpsチャネルのフレーム構
成)、H.261(オーディオ・ビジュアル・サービス
用p×64kbpsビデオコーデック)に記載されてい
る。
【0036】図4は本発明の一実施例による映像表示方
法の処理動作を示すタイムチャートである。図4におい
ては図2及び図3に示すH.261ビデオデータ分離回
路13−1〜13−n及びH.261ビデオデータ合成
回路4の動作を中心に詳細な動作を示している。これら
図1〜図4を参照して本の一実施例による映像表示方法
について説明する。
【0037】図4において、aはH.221データ分離
/多重回路12の出力であるH.261ビデオデータ1
02−1〜102−nを時間とともに示したものであ
り、H.261誤り訂正復号化回路21−1〜21−n
(H.261誤り訂正復号化回路21−2〜21−nは
図示せず)によって誤り訂正が行われ、bに示すQCI
Fビデオデータ201−1〜201−nが得られる。
【0038】このQCIFビデオデータ201−1〜2
01−nはピクチャヘッダとGOBデータとから構成さ
れ、ビデオデータ分離回路22−1〜22−n(ビデオ
データ分離回路22−2〜22−nは図示せず)によっ
て、このピクチャヘッダの中のタイプ情報ビットが検出
され、このピクチャがフレーム内符号化されたイントラ
フレームか否かを判断し、dに示すフレームメモリ更新
信号202−1(2)〜202−n(2)を出力する。
【0039】ここで、ピクチャヘッダの中のタイプ情報
ビットをどのように検出し、イントラフレームであるか
を判断するための具体的な手段は、本発明の本質ではな
いので、その説明は省略するが、例えばタイプ情報の第
3ビット目の“画面凍結解除”がオンの場合、これに続
くGOBデータをイントラフレームであると判断するこ
とができる。この動作の詳細についてはITU−T
H.261及びH.230(オーディオ・ビジュアル・
システムのためのフレーム同期の制御・表示信号)に記
載されている。
【0040】フレームバッファメモリ23−1〜23−
n(フレームバッファメモリ23−2〜23−nは図示
せず)はbに示すQCIFビデオデータ201−1〜2
01−nを書込み、フレームメモリ更新信号202−1
(2)〜202−n(2)によってデータを更新して行
く。フレームバッファメモリ23−1〜23−nには図
4中のeに示すQCIFビデオデータ104−1〜10
4−nが1フレーム分蓄えられ、ヘッダ分離回路31−
1〜31−nへ出力される。
【0041】このヘッダ分離回路31−1〜31−nで
はQCIFビデオデータ104−1〜104−nからf
に示すビデオデータ301−1〜301−n及びgに示
すヘッダデータ302−1〜302−nを分離し、それ
ぞれバッファメモリ32−1〜32−n及びヘッダ構成
回路33に出力する。
【0042】それぞれのバッファメモリ32−1〜32
−nに蓄えられたhに示すQCIFビデオデータ303
−1〜303−nは多重化回路34によって1フレーム
に合成されるタイミングで読出され、新しい合成ヘッダ
データ304を付加してiに示すH.261CIFビデ
オデータ105が得られる。これによって、例えばn=
4地点では図5に示す4分割画面合成を表示することが
可能となる。
【0043】上述したように、各端末2−1〜2−nか
らのH.261QCIFビデオデータの中で、フレーム
内符号化されたイントラフレームデータだけを抜出すこ
とによって、H.261の復号化を行うことなく、静止
画の合成画面を各端末2−1〜2−nで表示させること
ができる。
【0044】但し、画面合成表示を行うためには、各端
末2−1〜2−nから一斉にイントラフレームデータを
送信することができる仕掛けが必要であるが、これは本
発明の本質から外れており、さらに当事者にとっては容
易に類推することができるため、その詳細な説明につい
ては省略する。
【0045】このように、各端末2−1〜2−nからの
H.261ビデオデータの復号化を行うことなく、合成
画面を各端末2−1〜2−nで表示させることができ
る。尚、これによって得られる合成画面はイントラフレ
ームだけを使用するため、動画として表示することはで
きない。しかしながら、多地点会議開催中に参加してい
る端末の映像を確認するための簡易的な合成画面表示手
段として、小さい回路規模で実現することが可能とな
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
レビ会議端末間の多地点会議制御を行う多地点制御装置
において、テレビ会議端末各々からの多重化データの中
からビデオデータのピクチャヘッダを検出してフレーム
内符号化されたイントラフレームビデオデータのみを抽
出し、その抽出されたイントラフレームビデオデータを
合成することによって、H.261ビデオデータ復号化
を行うことなく、少ない回路規模で簡易ながら画面合成
表示を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による多地点テレビ会議シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のH.261ビデオデータ分離回路の詳細
な構成を示すブロック図である。
【図3】図1のH.261ビデオデータ合成回路の詳細
な構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例による映像表示方法の処理動
作を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の一実施例による分割表示画面例を示す
図である。
【図6】従来例による多地点テレビ会議システムの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 多地点制御装置 2−1〜2−n 端末 3 ISDN公衆回線 11−1〜11−n 回線インタフェース回路 12 H.221データ分離/多重回路 13−1〜13−n H.261ビデオデータ分離回路 14 H.261ビデオデータ合成回路 15−1〜15−n オーディオデータ復号回路 16 オーディオデータ合成回路 17 オーディオデータ符号回路 21−1 H.261誤り訂正復号化回路 22−1 ビデオデータ分離回路 23−1 フレームバッファメモリ 31−1〜31−n ヘッダ分離回路 32−1〜32−n バッファメモリ 33 ヘッダ構成回路 34 多重化回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ会議端末間の多地点会議制御を行
    う多地点制御装置であって、前記テレビ会議端末各々か
    らの多重化データの中からビデオデータのピクチャヘッ
    ダを検出してフレーム内符号化されたイントラフレーム
    ビデオデータのみを抽出する抽出手段と、前記抽出手段
    で抽出されたイントラフレームビデオデータを合成する
    合成手段とを有することを特徴とする多地点制御装置。
  2. 【請求項2】 前記抽出手段は、前記多重化データの中
    から分離したビデオデータからビデオフレームの先頭を
    検出し、このビデオフレームがイントラフレームの場合
    のみに対して各種ヘッダを終端し、前記ビデオフレーム
    を1フレーム分分離してビデオデータとして出力するよ
    う構成したことを特徴とする請求項1記載の多地点制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記合成手段は、前記抽出手段で分離さ
    れた1フレーム分のビデオデータを合成して1フレーム
    分のビデオデータを作成するとともに、各種ヘッダを再
    構成してビデオデータとして出力するよう構成したこと
    を特徴とする請求項2記載の多地点制御装置。
  4. 【請求項4】 テレビ会議端末間の多地点会議制御を行
    う多地点制御装置の映像表示方法であって、前記テレビ
    会議端末各々からの多重化データの中からビデオデータ
    のピクチャヘッダを検出してフレーム内符号化されたイ
    ントラフレームビデオデータのみを抽出し、その抽出さ
    れたイントラフレームビデオデータを合成するようにし
    たことを特徴とする映像表示方法。
  5. 【請求項5】 前記イントラフレームビデオデータのみ
    を抽出する際に、前記多重化データの中から分離したビ
    デオデータからビデオフレームの先頭を検出し、このビ
    デオフレームがイントラフレームの場合のみに対して各
    種ヘッダを終端し、前記ビデオフレームを1フレーム分
    分離してビデオデータとして出力するように成したこと
    を特徴とする請求項4記載の映像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記イントラフレームビデオデータを合
    成する際に、前記分離された1フレーム分のビデオデー
    タを合成して1フレーム分のビデオデータを作成すると
    ともに、各種ヘッダを再構成してビデオデータとして出
    力するようにしたことを特徴とする請求項5記載の映像
    表示方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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