JP2001069097A - 放送自動化システムの高速始動用スロットラー - Google Patents

放送自動化システムの高速始動用スロットラー

Info

Publication number
JP2001069097A
JP2001069097A JP2000210632A JP2000210632A JP2001069097A JP 2001069097 A JP2001069097 A JP 2001069097A JP 2000210632 A JP2000210632 A JP 2000210632A JP 2000210632 A JP2000210632 A JP 2000210632A JP 2001069097 A JP2001069097 A JP 2001069097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
throttler
priority queue
automation system
commands
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000210632A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001069097A5 (ja
JP4502469B2 (ja
Inventor
Kevin Bernard Kenny
ケビン・バーナード・ケニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2001069097A publication Critical patent/JP2001069097A/ja
Publication of JP2001069097A5 publication Critical patent/JP2001069097A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4502469B2 publication Critical patent/JP4502469B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/02Arrangements for generating broadcast information; Arrangements for generating broadcast-related information with a direct linking to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for simultaneous generation of broadcast information and broadcast-related information
    • H04H60/06Arrangements for scheduling broadcast services or broadcast-related services

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送自動化システムで使用される高速始動の
ためのスロットラーを提供する。 【解決手段】 スロットラーは最初のプレイリストをロ
ードする一方で、編集コマンドの受け入れも行う。スロ
ットラーはイベントとコマンドをインターリーブし、ま
た、予定イベントのプレイリストを生成したり修正す
る。スロットラーは、予定イベントに基づいて音声/映
像装置を駆動する放送自動化システムにイベントを送
る。これにより、編集コマンドと非編集コマンドとをイ
ンターリーブすることができる。非処理の編集コマンド
のために、2つまでの情報のコマンド対が保存される。
それは、1つの削除コマンドと1つの挿入コマンドであ
る。各コマンド、即ち、イベントは、個別の「イベント
識別子」を持ち、緊急度に基づく高速アクセス可能な優
先待ち行列に対してハッシュ操作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送自動化システ
ムに関し、具体的には、このシステムの高速始動方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、既存の放送自動化システムは
イベント(事象、番組など)の予定表として知られてい
る「プレイリスト(playlist)」に基づいて動作する。こ
れらのイベントは映像装置に対するコマンドとなり、こ
れに従って、その映像装置は、音声/映像データの再
生、特殊効果の挿入、特定の入力装置からの映像の取り
込み、映像の特定の出力装置への方向づけ、音声/映像
放送に関するその他の処理を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】放送自動化システム
は、全プレイリストの全てのイベントを順々に一回ロー
ドすることによって動作する。このシステムは、最初の
プレイリストのロード中にその他の処理を実行できな
い。次に、このシステムはプレイリストの「編集(edi
t)」と呼ばれる変更を受け入れることができるが、その
編集処理は限定されている。大量の編集を急速に連続的
に行うと、その間、このシステムを利用できなくなるこ
とがある。さらに、例えば、プレイリストに別のデータ
(material)を付け加えるというような、直ぐには生じな
いイベントに対して編集を行うと、それより早く生じる
イベントに対する編集が無期限に遅らされることがあ
る。この結果、その編集が行われなかったり、プレイリ
ストを誤って実行したりすることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の好適な実施の形
態では、「スロットラー(throttler) 」と呼ばれるソフ
トウエア要素によって、プレイリストのロード及び編集
を、装置へのコマンドの送信やオペレーターとの交信の
ような他の処理とインターリーブすることが可能にな
る。プレイリストをロードし編集する外部要素が、編集
コマンドを送信する。各コマンドは、イベントの挿入も
しくは削除のいずれか一方である。現在のイベントを修
正するには、その現在のイベントを削除した後に、修正
されたイベントを挿入する。各々のイベントはそれぞれ
個別の「識別子」を持ち、該識別子は、緊急度に応じて
配列されて、そのイベントについての挿入と削除の編集
処理のコマンド対より成る高速アクセス可能なデータ構
造を指示する。
【0005】コマンドをインターリーブすることは、最
先端の技術システムにとって多くの利点がある。第一
に、映像装置が不完全な予定表をすぐに受信して、プレ
イリスト内の後のイベントが処理中であっても、それを
実行し始めることが可能である。放送時間が迫っている
イベントを送ることにより、映像処理の始動前に全プレ
イリストをロードしなければならない場合よりも早く、
システムは放送することができる。第2に、プレイリス
トのダウンロードが完了する前でも、映像装置はプレイ
リスト内のイベントの状態(ステータス)を報告するこ
とができる。このため、システムは精算や故障分析等の
目的で実際に再生される映像のタイムリーな記録をとる
ことができる。第3に、オペレータインターフェイス
を、映像装置に対するコマンドの最初のダウンロード中
に「生きた状態」にしておくことが可能になる。最初の
ダウンロードが進行中でも、オペレータは機器の状態を
調べたり、完成もしくは未完成のプレイリストを見た
り、装置と交信したり、プレイリストの編集を要求する
ことができる。
【0006】本発明の以下の好適な実施形態を図面を参
照して詳細な説明を行うことによって、前述の目的、概
要、利点とその他のものの理解が容易になる。
【0007】
【発明の実施の形態】複数の図面、特に、図1では、ス
ロットラーの好適な一実施形態によるコマンドと編集の
データの流れが示されている。スロットラー100は最
初のプレイリスト106をロードする一方で、編集コマ
ンド108も受け入れる。非編集コマンド114はスロ
ットラー100で受信されて、放送自動化システム11
8に直接渡される。ここで、この放送自動化システム
は、典型的には、スロットラーと同じCPU上に存在
し、即ち、2つのプロセス間の通信を可能にするように
スロットラーと同じCPU上にデバイスドライバを少な
くとも備える。以下で述べられる方法を使って、スロッ
トラー100はこれらのイベントと編集コマンドをイン
ターリーブして、予定イベントのプレイリスト116の
生成や修正を行う。スロットラー100は実行のために
イベントを放送自動化システム118に送信し、放送自
動化システム118は音声/映像装置120を予定され
たイベントに基づいて駆動する。プレイリストに関する
オペレータの問い合わせや、装置に対するオペレータの
直接的コマンドや、機器状態の報告のような非編集コマ
ンドを他のプロセスが処理するための時間を作るため
に、スロットラーは中央処理装置を周期的に明け渡す。
スロットラーによってフォーマットされ送信されたプレ
イリストを読み出したり、必要ならば再フォーマット
し、次に、多数の音声/映像ドライバや放送自動化の操
作を行うその他のドライバに編集/非編集コマンドを送
る放送自動化システムを使うことで、スロットラーの処
理が最適に実行される。また、好適な放送自動化システ
ムは、予定イベントの状態を表示して、ユーザインター
フェイスを介したオペレータの手動による修正を可能に
する。
【0008】スロットラー100で未処理の各編集コマ
ンド108について、2つまでの情報、即ち、1つの削
除コマンドと1つの挿入コマンドとが保持される。いず
れのコマンドも削除可能である。各々のコマンド、即
ち、イベントは、個別の「イベント識別子」をもつ。
【0009】スロットラー100が削除コマンド110
を受け入れた場合、もし、挿入もしくは削除のいずれか
一方の同じイベント識別子にあてはまる前のコマンドが
処理されていないならば、そのコマンドを廃棄し、新た
に受け入れられた削除コマンドだけを保持する。スロッ
トラー100が挿入コマンド112を受け入れた場合
は、同じイベント識別子にあてはまる前の挿入コマンド
は廃棄されるが、前の削除コマンドは保持される。
【0010】図2は、削除コマンドと挿入コマンドを累
積するためのルールを示す。第一の列200は、プレイ
リスト中の予定イベントに対する現在の挿入及び削除コ
マンドに関する2つの可能性を示す。第2の列202は
新たに受け付けられるコマンドを示し、また、第3の列
204はそのイベントに対して得られるコマンド構成を
示す。例えば、もし、イベント1(206)に対して挿
入や削除の予定がなく、かつ、削除コマンド208が受
け入れられたならば、その結果得られる予定イベント
は、そのイベントを削除(210)したものである。イ
ベント8(212)には、削除と挿入の予定がすでにあ
る。もし、このイベントに対して新たな挿入コマンド2
14が受け入れられると、その結果216は、削除コマ
ンドを保持し、新たに入力した挿入コマンドを代わりに
用いて元の挿入コマンドを廃棄したものになる。図2か
らわかるように、スロットラーは、自動化システムのイ
ベントを所望のイベントセットに一致させるために必要
な最小の変更セットを常に保存する。
【0011】コマンド対200及び204は、次いで、
最小値の要素を迅速に検索できるデータ構造をもつ「優
先待ち行列」に組み込まれる。その対の配列順序はイベ
ントの実行予定時間により規定される。もし、削除コマ
ンドと挿入コマンドの両方があれば、そのイベントの削
除されたものと挿入されたものの予定時間の早い方がそ
の対の優先順位を確定する。この方法では、古いイベン
トの削除後に新たなものを挿入しなければならないとい
う実態を維持しながら、相対的緊急度に応じて複数のコ
マンドを配列させる。
【0012】選ばれた優先待ち行列のデータ構造は、一
旦挿入された待ち行列の要素のメモリ位置は変わらない
という属性をもつ。メモリ位置を安定に保つことによっ
て、ハッシュ(hash)テーブルが優先待ち行列とは全く異
なるデータ構造をもつことができる。もし、待ち行列の
要素のメモリ位置が変わるとしたら、その1つを移動さ
せるたびにハッシュテーブルを更新しなければならなく
なる。その結果、テーブル対する別の探索を行うか、も
しくは、ハッシュテーブルの要素へのポインタを優先待
ち行列要素内に保つかのいずれか一方が必要となるの
で、その待ち行列を維持するプログラムが複雑になる。
また、優先待ち行列のデータ構造により、待ち行列内の
いかなる位置にある要素をも迅速に削除することができ
る。これらの制限により、ヒープ(heap)、分類されたベ
クトル、Bツリーは不適当なデータ構造であることがわ
かる。好適な本実施形態では、当業者にとっては周知の
構造である「レフティストツリー(leftist tree)」を使
って優先待ち行列を構成する。このデータ構造は、コン
ピュータプログラミング技術、第3巻、分類と検索、D.
E. クヌス著(マサチューセッツ州リーディング:アデ
ィソン-ウエズレー、1973年、149-153、15
9、619-620頁)に完全に記載されている。レフ
ティストツリーでは、待ち行列の前面付近での処理が速
いという利点がある。この特性は、AVLツリー、スプ
レー(splay) ツリー、もしくは、それに類似の自己編成
データ構造を使った別のやり方よりも好ましい。
【0013】本技術分野では周知のデータ構造であるハ
ッシュテーブルを使うことによって、優先待ち行列を改
良することができる。図3に示すように、ハッシュテー
ブルは、イベント識別子から待ち行列要素のアドレスへ
の写像を与える。新たなコマンドの到着時に削除−挿入
対の場所を突き止めるために、この構造が使われる。図
3では、各イベント識別子302は、ハッシュすること
によって得られる削除−挿入対の待ち行列要素306に
対する写像をとるポインタ304を備える。
【0014】スロットラーで使うアルゴリズムは2つの
工程、即ち、「フィル(fill;充填)」と「ドレイン
(drain ;排出)」を備える。フィル工程は、図4と図
5の方法を使ってコマンドを迅速に受け入れる。ドレイ
ン工程は、新たなコマンドが到着した時でも、放送自動
化システムが図6の方法に基づいて装置の制御やオペレ
ータ・インターフェイス等の他の処理の実行を継続する
できるような方法で、送信コマンドの調停を行う。
【0015】図4では、プレイリストを最初にロードす
る処理は、機能ブロック402で、最初のプレイリスト
403からイベントを読み込む処理である。決定ブロッ
ク404でプレイリストに別のイベントがあると判断す
ると、機能ブロック406で、優先待ち行列とハッシュ
テーブルを以下で述べるフィル工程によって充填する。
この工程は、最初のイベントの全てが優先待ち行列にロ
ードされるまで続く。放送自動化システムで実施されて
いるようなイベントを装置に送る処理と比較して、これ
らの処理は時間がかからない。一旦、最初の優先待ち行
列が構成されると、機能ブロック408では、フィル工
程が外部インターフェイス(例えば、他のプログラム、
オペレーター、装置等)からのコマンドを待つ。
【0016】決定ブロック410では、新たに受信した
各コマンドをチェックして、それが編集コマンドである
かどうかを判断する。もしそれが編集コマンドでなけれ
ば、機能ブロック412では、それをシステムの訂正構
成要素に送って処理する。さもなければ、機能ブロック
414でフィルコマンドを呼び出すことによって、新た
なコマンドを追加し、優先待ち行列とハッシュテーブル
を更新することにより、プレイリストを編集しなければ
ならない。
【0017】図5の機能ブロック502では、スロット
ラーが受け入れた各コマンドに対応して、フィル工程は
ハッシュ・テーブルをアクセスし、イベントを編集する
ために以前から存在するコマンド対を見つける。決定ブ
ロック504では、もし以前から存在する対を見つける
と、機能ブロック506では、それを優先待ち行列から
除去する。もしそうでなければ、機能ブロック508で
は、新たな空コマンド対を作る。次に、図2に示すルー
ルに従って、新たに到着したコマンドをそのコマンド対
に結合する。
【0018】機能ブロック512では、コマンド対を優
先待ち行列に挿入して、それが緊急度に応じて正しく配
列されることを確実にする。最後に、機能ブロック51
4では、優先待ち行列への登録事項の新たなアドレスに
対応するためハッシュ・テーブルを更新する。機能ブロ
ック516では、以下で説明されるドレイン工程を再び
動作可能にする。
【0019】通常、フィル工程はシステムのその他の工
程より高い優先度をもつ。その処理はハッシュテーブル
と優先待ち行列を維持するだけのものなので、通常、中
央処理装置(CPU)の時間全体のうちのわずかな時間
だけを消費する。このため、他の工程を締め出すための
予防策は不要である。
【0020】普通、ドレイン工程は放送自動化システム
によって能動化(enable)され、その他の処理のために充
分な時間を残しておくよう計算されたある最短の時間間
隔でコマンドを検索する。別の方法によれば、これらの
イベントを放送自動化装置へ伝送することによって、オ
ペレータ・インターフェイスを一時的に「凍結」させた
り、以前のイベントの状況報告を遅らせたり、非編集コ
マンドの受け付けを延期させたり、もしくは、緊急度の
低い処理を不本意にも遅らせてしまうことになったとし
ても、特定の完了時間未満のコマンドを強制終了させて
しまうだろう。
【0021】ドレイン工程は、普通、「デバイスドライ
バ」工程と通信して、それを能動化させる時間を制御す
る。それを能動化させる時間の制御は非常に単純であ
り、しばしば、単純なタイマー割り込みによって行われ
る。このタイマー割り込みにより、最後のコマンド処理
後の数ミリ秒で、即ち、装置が「送信空きあり」の合図
を出した後の数ミリ秒で、それを能動化する。好ましい
性能をもたらす遅延時間の範囲は通常かなり広い。遅延
時間が短すぎるとCPUに過大な負担をかけることにな
り、その結果、他の工程に不本意な遅れが発生する。他
方、遅延時間が長すぎると、図6の方法で発生するかも
しれないが、予定時間後にイベントが到着したり、図7
の別の方法では、常に「緊急」イベントとして処理され
る。8本の映像チャンネルを扱えるシステムでの通常の
処理量が教唆することは、数百ミリ秒から数秒までの全
範囲に渡る遅延が好ましい性能をもたらすということで
ある。
【0022】図6には、単純なドレイン工程が示されて
いる。始めに、決定ブロック602では、優先待ち行列
をチェックして、コマンド対が優先待ち行列に存在する
かどうかを調べる。もし、待ち行列が空なら、決定ブロ
ック604では、コマンド対が到着するまで処理を停止
する。図5の機能ブロック516で示されているよう
に、ドレイン工程は、フィル工程がこのドレイン工程を
再び能動化するまで待つ。もしそうでなければ、決定ブ
ロック606で、自動化装置が新たなコマンドを受け入
れる準備ができているかどうかをチェックする。もし、
できていなければドレイン工程は処理を停止し、システ
ムがコマンドを受け入れる準備ができたときに再び動作
可能になる。
【0023】機能ブロック610では、優先待ち行列か
ら削除するイベントがあり、また、システムがそれらを
受信する準備ができている場合、最初のコマンド対を待
ち行列から検索する。機能ブロック612では、そのコ
マンド対が検索されると、それを優先待ち行列から削除
し、また、それに対応するハッシュテーブル内の登録(e
ntry) も削除する。機能ブロック614では、そのコマ
ンド対を放送自動化システムに供給する。機能ブロック
616では、そのコマンド対の送信が成功すると、本工
程がCPUをその他の工程に明け渡すことで、本コマン
ド処理工程はリクエストに確実に対応することができ
る。そして、再び、決定ブロック602の処理を続け
て、優先待ち行列からの他のコマンド対の処理を行う。
【0024】緊急コマンドをタイムリーに確実に処理で
きる別の方法を図7に示す。この工程は、単純なドレイ
ン工程と同様である。始めに、決定ブロック702で
は、優先待ち行列をチェックして、優先待ち行列にコマ
ンド対が存在するかどうかを調べる。機能ブロック71
8では、もし待ち行列が空ならば、コマンド対が到着す
るか、自動化システムの準備ができるか、緊急イベント
のための時間割込みが発生するまで、本工程は停止す
る。さもなければ、もし待ち行列が空でなければ、機能
ブロック704では、最初のコマンド対を優先待ち行列
から検索する。決定ブロック706では、自動化システ
ムが新たなコマンドを受信する準備ができているかどう
かをチェックする。もし、準備ができていなければ、決
定ブロック708では、そのコマンドが緊急のものなの
かどうかを決定するテストを行う。もし、それが緊急で
なければ、機能ブロック710では、最初のイベントが
緊急になる時間に対してタイマー割り込みをセットす
る。機能ブロック718では、ドレイン工程が、上述し
たように再び停止する。もし、ブロック708でテスト
されたそのコマンドが緊急のものであるなら、もしく
は、決定ブロック706でチェックされたコマンドを受
信する準備が自動化システムでできているなら、機能ブ
ロック712では、そのコマンド対を優先待ち行列から
削除し、それに対応するハッシュテーブル内の登録も削
除する。次に、機能ブロック714では、そのコマンド
対を放送自動化システムへ提供する。そのコマンド対の
送信が成功するとすぐに、機能ブロック716では、本
工程がCPUをその他の工程に明け渡すことで、本コマ
ンド処理工程はリクエストに確実に対応することができ
る。次に、再び、決定ブロック702の処理を続けて、
優先待ち行列からの別のコマンド対を処理する。
【0025】本発明を好適な一実施形態を参照して説明
したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱するこ
となしに様々な変更が可能であり、また、本構成要素を
その等価物に置換できることが理解されよう。さらに、
本発明の基本範囲から逸脱することなく多くの修正を行
って、特定の状態や材料を本発明が教唆するところに適
応させることもできる。従って、本発明は、本発明を実
施するために考えられたベストモードとして開示された
特定の実施形態に限定されず、本発明は添付の請求項の
範囲にある全ての実施形態を含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放送自動化システムに接続されたスロットラー
の高レベルのデータ流れ図である。
【図2】削除コマンドと挿入コマンドを蓄積するための
ルールを示す図である。
【図3】スロットラーで使用するデータ構造の略図であ
る。
【図4】スロットラーの主工程の方法の流れ図である。
【図5】スロットラーのフィル工程の方法の流れ図であ
る。
【図6】スロットラーのドレイン工程の方法の流れ図で
ある。
【図7】緊急コマンドのために使われるスロットラーの
ドレイン工程の別の方法の流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレイリストをロードする手段と、 複数の編集コマンドと非編集コマンドを受け入れる手段
    と、 前記編集コマンドをインターリーブする手段と、 前記インターリーブされた編集コマンドを放送自動化シ
    ステムに与えて、前記放送自動化システムが前記インタ
    ーリーブされた編集コマンドを使って非編集コマンドを
    処理できるようにする手段と、を有していることを特徴
    とする、放送自動化システムの高速始動用スロットラ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記編集コマンドは、挿入コマンドか削
    除コマンドのいずれか一方であり、また、イベントはた
    だ1つの挿入コマンドとただ1つの削除コマンドより成
    るコマンド対を含み、前記イベントの各々は個別のイベ
    ント識別子を含み、また、前記コマンド対のうちの1つ
    のコマンドは空でもよいことを特徴とする請求項1のス
    ロットラー。
  3. 【請求項3】前記コマンド対の各々は、前記イベントの
    各々の緊急度にしたがって配列された高速アクセス可能
    な優先待ち行列に格納されることを特徴とする請求項2
    のスロットラー。
  4. 【請求項4】 前記優先待ち行列に格納されたコマンド
    対は、イベント識別子かまたは前記優先待ち行列内の先
    導要素のいずれか一方によってアドレス可能であること
    を特徴とする請求項3のスロットラー。
  5. 【請求項5】 前記優先待ち行列は、前記優先待ち行列
    内のいずれにも配置してよい前記イベント識別子によっ
    て識別されたコマンド対の削除を可能とすることを特徴
    とする請求項4のスロットラー。
  6. 【請求項6】 前記編集コマンドをインターリーブする
    手段は、 コマンドを「充填する」、即ち、受け入れる手段と、 前記受け入れられたコマンドの放送自動化システムへの
    送達を調停することによってコマンドを「排出する」手
    段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1のスロットラ
    ー。
  7. 【請求項7】 放送自動化システムの高速始動のために
    使われるコマンドの流れを調整する方法であって、 外部インターフェイスからコマンドを受信する工程と、 前記受信されたコマンドが編集コマンドであるか非編集
    コマンドであるかを確定する工程と、 非編集コマンドを放送自動化システムへ送る工程と、 前記編集コマンドを使って、プレイリストを充填して作
    成し直す工程と、 コマンド対を前記放送自動化システムに送ることによっ
    て、前記プレイリストのコマンドを排出する工程と、を
    有することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 最初のプレイリストを入力する工程をさ
    らに含むことを特徴とする請求項7のコマンドの流れを
    調整する方法。
  9. 【請求項9】 前記コマンド対が即時実行するように予
    定されている場合に、前記排出する工程は前記充填する
    工程を中断してもよいことを特徴とする請求項7のコマ
    ンドの流れを調整する方法。
  10. 【請求項10】 前記充填する工程または前記放送自動
    化システムは、必要なときに、前記排出する工程を動作
    可能にすることを特徴とする請求項7のコマンドの流れ
    を調整する方法。
  11. 【請求項11】 前記プレイリストは複数のイベントを
    含み、前記イベントの各々は挿入コマンドか削除コマン
    ドのいずれか一方である編集コマンドを含み、また、イ
    ベントはただ1つの挿入コマンドとただ1つの削除コマ
    ンドより成るコマンド対を含み、前記イベントの各々は
    個別のイベント識別子を持ち、また、前記コマンド対の
    うちの1つのコマンドは空でもよいことを特徴とする請
    求項7の方法。
  12. 【請求項12】 前記コマンド対の各々は、前記イベン
    トの各々の緊急度にしたがって配列された高速アクセス
    可能な優先待ち行列に格納されることを特徴とする請求
    項11の方法。
  13. 【請求項13】 前記優先待ち行列に格納されたコマン
    ド対は、イベント識別子かまたは前記優先待ち行列内の
    先導要素のいずれか一方によってアドレス可能であるこ
    とを特徴とする請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前記優先待ち行列は、前記優先待ち行
    列内のいずれにも配置してよい前記イベント識別子によ
    って識別されたコマンド対の削除を可能とすることを特
    徴とする請求項13の方法。
JP2000210632A 1999-07-14 2000-07-12 放送自動化システムの高速始動用スロットラー Expired - Fee Related JP4502469B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/352,089 US6437802B1 (en) 1999-07-14 1999-07-14 Throttler for rapid start-up of a broadcast automation system
US09/352089 1999-07-14

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001069097A true JP2001069097A (ja) 2001-03-16
JP2001069097A5 JP2001069097A5 (ja) 2009-10-22
JP4502469B2 JP4502469B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=23383755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000210632A Expired - Fee Related JP4502469B2 (ja) 1999-07-14 2000-07-12 放送自動化システムの高速始動用スロットラー

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6437802B1 (ja)
EP (1) EP1069716A3 (ja)
JP (1) JP4502469B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7392311B2 (en) 2003-06-19 2008-06-24 International Business Machines Corporation System and method for throttling events in an information technology system
JP2009055620A (ja) * 2008-09-29 2009-03-12 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040027368A1 (en) * 2002-05-09 2004-02-12 Parkervision, Inc. Time sheet for real time video production system and method
US6909874B2 (en) * 2000-04-12 2005-06-21 Thomson Licensing Sa. Interactive tutorial method, system, and computer program product for real time media production
US9123380B2 (en) 1998-12-18 2015-09-01 Gvbb Holdings S.A.R.L. Systems, methods, and computer program products for automated real-time execution of live inserts of repurposed stored content distribution, and multiple aspect ratio automated simulcast production
US7024677B1 (en) 1998-12-18 2006-04-04 Thomson Licensing System and method for real time video production and multicasting
US6452612B1 (en) * 1998-12-18 2002-09-17 Parkervision, Inc. Real time video production system and method
US11109114B2 (en) 2001-04-18 2021-08-31 Grass Valley Canada Advertisement management method, system, and computer program product
US6760916B2 (en) * 2000-01-14 2004-07-06 Parkervision, Inc. Method, system and computer program product for producing and distributing enhanced media downstreams
US20020054244A1 (en) * 2000-03-31 2002-05-09 Alex Holtz Method, system and computer program product for full news integration and automation in a real time video production environment
US7835920B2 (en) * 1998-12-18 2010-11-16 Thomson Licensing Director interface for production automation control
US6952221B1 (en) * 1998-12-18 2005-10-04 Thomson Licensing S.A. System and method for real time video production and distribution
US8560951B1 (en) 1998-12-18 2013-10-15 Thomson Licensing System and method for real time video production and distribution
CN1156746C (zh) * 1999-10-20 2004-07-07 皇家菲利浦电子有限公司 浏览图像集合的设备和方法
US7475404B2 (en) 2000-05-18 2009-01-06 Maquis Techtrix Llc System and method for implementing click-through for browser executed software including ad proxy and proxy cookie caching
US8086697B2 (en) 2005-06-28 2011-12-27 Claria Innovations, Llc Techniques for displaying impressions in documents delivered over a computer network
JP3801014B2 (ja) * 2001-10-30 2006-07-26 日本電気株式会社 同期制御サーバ、チャネルドライバ及びプログラム
US7603341B2 (en) 2002-11-05 2009-10-13 Claria Corporation Updating the content of a presentation vehicle in a computer network
US7302377B1 (en) * 2003-03-14 2007-11-27 Xilinx, Inc. Accelerated event queue for logic simulation
US20050015807A1 (en) * 2003-07-15 2005-01-20 Digi International Inc. Network systems and methods to push video
US8381252B2 (en) 2003-07-15 2013-02-19 Digi International Inc. Network systems and methods to pull video
US8255413B2 (en) 2004-08-19 2012-08-28 Carhamm Ltd., Llc Method and apparatus for responding to request for information-personalization
US8078602B2 (en) 2004-12-17 2011-12-13 Claria Innovations, Llc Search engine for a computer network
US7693863B2 (en) 2004-12-20 2010-04-06 Claria Corporation Method and device for publishing cross-network user behavioral data
US8073866B2 (en) 2005-03-17 2011-12-06 Claria Innovations, Llc Method for providing content to an internet user based on the user's demonstrated content preferences
US11349584B2 (en) * 2019-11-21 2022-05-31 Westwood One, Llc System and method of providing content to a broadcast network

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0399064A2 (en) * 1989-05-22 1990-11-28 Somar Corporation Method of preparing broadcast sequence control data and apparatus for implementing said method
US5801685A (en) * 1996-04-08 1998-09-01 Tektronix, Inc. Automatic editing of recorded video elements sychronized with a script text read or displayed
JPH10285538A (ja) * 1997-04-06 1998-10-23 Sony Corp 映像信号処理装置及び映像信号処理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6091407A (en) * 1996-10-07 2000-07-18 Sony Corporation Method and apparatus for manifesting representations of scheduled elements in a broadcast environment
US6209130B1 (en) * 1997-10-10 2001-03-27 United Video Properties, Inc. System for collecting television program data

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0399064A2 (en) * 1989-05-22 1990-11-28 Somar Corporation Method of preparing broadcast sequence control data and apparatus for implementing said method
US5801685A (en) * 1996-04-08 1998-09-01 Tektronix, Inc. Automatic editing of recorded video elements sychronized with a script text read or displayed
JPH10285538A (ja) * 1997-04-06 1998-10-23 Sony Corp 映像信号処理装置及び映像信号処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7392311B2 (en) 2003-06-19 2008-06-24 International Business Machines Corporation System and method for throttling events in an information technology system
US7657627B2 (en) 2003-06-19 2010-02-02 International Business Machines Corporation System and program product for throttling events in an information technology system
JP2009055620A (ja) * 2008-09-29 2009-03-12 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1069716A2 (en) 2001-01-17
EP1069716A3 (en) 2003-11-19
JP4502469B2 (ja) 2010-07-14
US6437802B1 (en) 2002-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001069097A (ja) 放送自動化システムの高速始動用スロットラー
US6199121B1 (en) High speed dynamic chaining of DMA operations without suspending a DMA controller or incurring race conditions
US8655834B2 (en) Dynamically redirecting a target location during a file I/O operation
US10437230B2 (en) Numerical controller having function of automatically selecting storage destination of machining program
CN101114304A (zh) 用于文件信息移动处理的方法和装置
CN115379263B (zh) 一种终端设备的播放内容的管控方法和管控系统
JPH0528037A (ja) バツフア管理方式
JPH0528088A (ja) ハードウエア構成情報の自動作成方法
JP2000047926A (ja) データの分割ダウンロード方式
JP3317239B2 (ja) プログラムの自動配布システム、プログラムの自動配布方法およびプログラムの自動配布用プログラムを記録した記録媒体
CN118314888A (zh) 语音指令的处理方法、装置、电子设备和计算机存储介质
JPH0991212A (ja) ソフトウェア配布方法
CN117215775A (zh) 文件扫描方法、装置、计算机设备及存储介质
JPH05108443A (ja) 情報処理装置のフアイル管理方式
JP3415471B2 (ja) トランザクション処理装置
JP2650803B2 (ja) フルスクリーンエディタ制御処理装置
JPS6398029A (ja) パツチ自動選択適用方式
JP3123871B2 (ja) キュー検索方式
JP2588629B2 (ja) データ引き継ぎ方式
CN117435105A (zh) 一种车机媒体应用的控制方法、装置及系统
JPH02151956A (ja) コマンドプロシジャ起動方式
JPH0798722A (ja) Lsi自動配線修正方法およびlsi自動配線装置
JPH01211042A (ja) 試験プログラムの実行方式
JPS63292361A (ja) オンライントランザクション制御システム
JP2000250714A (ja) 読み書き制御方法及びその装置並びに読み書き制御プログラムを記録した媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070704

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090824

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091127

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees