JP3317239B2 - プログラムの自動配布システム、プログラムの自動配布方法およびプログラムの自動配布用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

プログラムの自動配布システム、プログラムの自動配布方法およびプログラムの自動配布用プログラムを記録した記録媒体

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JP3317239B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム配布装
置で管理されるプログラムをネットワークを介して端末
に自動配布するプログラムの自動配布システムに関し、
特に、端末におけるプログラムのステップバックを容易
にするプログラムの自動配布システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラム配布装置で管理されるプログ
ラムをネットワークを介して端末に自動配布する従来の
プログラム配布システムにおいては、新バージョンのプ
ログラムを配布後に使用した結果、何らかの問題が発生
し、旧バージョンのプログラムに戻さなければならな
い、つまりステップバックをしなければならない状況に
なった場合は、もう一度、プログラム配布装置から旧バ
ージョンのプログラムを配布していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、ステップバックをする度にプログラム管
理装置から旧バージョンのプログラムを配布しなければ
ならないので、システムの復旧に時間を要するという問
題点があった。
【0004】一方、特開平9−138769号公報に
は、サーバマシンからクライアントマシンへ新バージョ
ンのソフトウェアを配布する時にクライアントにおいて
旧バージョンのソフトウェアを退避しておき、いずれか
のクライアントマシンへの配布が失敗した場合には、ソ
フトウェア回復命令により全クライアントマシンのソフ
トウェアを旧バージョンに切り替えることが記載されて
いるが、これは、ネットワークを介したソフトウェアの
配布が失敗に終わった時のシステムの復旧のみを問題に
したものであり、配布後にソフトウェアが実行されるこ
とにより問題が発生した場合のシステムの復旧について
考慮したものではない。
【0005】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、その目的は、システム
全体のプログラムのバージョンの切替、特に、新バージ
ョンのプログラムを配布後に使用した結果、何らかの問
題が発生した場合のステップバックを、瞬時に行うこと
ができるプログラムの自動配布システムを提供すること
にある。
【0006】さらに本発明の他の目的は、システム全体
のプログラムのバージョンの切替前に、新バージョンの
プログラムの動作を特定の端末で確認することができる
プログラムの自動配布システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラムの自
動配布システムは、現在システム全体で使用しているプ
ログラムのバージョンを示す現バージョン番号を有する
プログラム配布装置と、このプログラム配布装置にネッ
トワークを介して接続され、現在自身で使用しているプ
ログラムを指し示す情報と、現在自身が保有しているプ
ログラムのバージョンを示す保有バージョン番号とを有
する複数の端末と、このプログラム配布装置にネットワ
ークを介して接続され、前記現バージョン番号を書き換
えることができ、前記複数の端末のうちの特定の端末に
特定のバージョンのプログラムを配布する指示を、該プ
ログラムのバージョン番号を特定して前記プログラム配
布装置に対して行う保守端末と、前記プログラム配布装
置は、前記複数の端末のうち前記保守端末により指示さ
れた特定の端末からログイン要求があった場合に、前記
保守端末により指示された特定のバージョン番号が該端
末の保有バージョン番号と等しくなければ、現在該端末
で使用しているプログラムを指し示す情報を切り替える
ことなく、前記指示されたバージョンのプログラムを該
端末に配布することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】本発明のプログラムの自動配布方法は、現
在システム全体で使用しているプログラムのバージョン
を示す現バージョン番号を有するプログラム配布装置
と、このプログラム配布装置にネットワークを介して接
続され、現在自身で使用しているプログラムを指し示す
情報と、現在自身が保有しているプログラムのバージョ
ンを示す保有バージョン番号とを有する複数の端末と、
このプログラム配布装置にネットワークを介して接続さ
れ、前記現バージョン番号を書き換えることができ、前
記複数の端末のうちの特定の端末に特定のバージョンの
プログラムを配布する指示を、該プログラムのバージョ
ン番号を特定して前記プログラム配布装置に対して行う
保守端末と、前記プログラム配布装置は、前記複数の端
末のうち前記保守端末により指示された特定の端末から
ログイン要求があった場合に、前記保守端末により指示
された特定のバージョン番号が該端末の保有バージョン
番号と等しくなければ、現在該端末で使用しているプロ
グラムを指し示す情報を切り替えることなく、前記指
されたバージョンのプログラムを該端末に配布すること
を特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】本発明の記録媒体は、現在システム全体で
使用しているプログラムのバージョンを示す現バージョ
ン番号を有するプログラム配布装置と、このプログラム
配布装置にネットワークを介して接続され、現在自身で
使用しているプログラムを指し示す情報と、現在自身が
保有しているプログラムのバージョンを示す保有バージ
ョン番号とを有する複数の端末と、このプログラム配布
装置にネットワークを介して接続され、前記現バージョ
ン番号を書き換えることができ、前記複数の端末のうち
の特定の端末に特定のバージョンのプログラムを配布す
る指示を、該プログラムのバージョン番号を特定して前
記プログラム配布装置に対して行う保守端末と、前記プ
ログラム配布装置は、前記複数の端末のうち前記保守端
末により指示された特定の端末からログイン要求があっ
た場合に、前記保守端末により指示された特定のバージ
ョン番号が該端末の保有バージョン番号と等しくなけれ
ば、現在該端末で使用しているプログラムを指し示す情
報を切り替えることなく、前記指示されたバージョンの
プログラムを該端末に配布することを特徴とするプログ
ラムを記憶したことを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1を参照すると、本実施の形態のプログ
ラムの自動配布システムは、プログラム配布装置1と、
配布されたプログラムの実行を行う複数の端末(図で
は、端末(A)3と端末(B)4のみを示している)
と、保守端末5とがネットワーク2を介して接続された
構成になっている。
【0018】プログラム配布装置1は、2つのプログラ
ム格納エリアを有している。旧バージョンプログラム格
納エリア9および新バージョンプログラム格納エリア1
0である。また、プログラム配布装置1は、全体システ
ムで現在使用しているバージョン番号を格納する現バー
ジョン番号格納エリア11と、システムに接続される全
端末へのプログラムの配布、切替の制御を管理する端末
テーブル12とを有している。
【0019】一方、複数の端末はいずれも同様の構成を
有している。そこで、端末(A)3について説明する
と、端末(A)3は、プログラム配布装置1と同様に、
2つのプログラム格納エリア、すなわち、旧バージョン
プログラム格納エリア7および新バージョンプログラム
格納エリア8を有している。また、端末(A)3は、自
身が現在使用しているプログラムのバージョンを示す現
バージョン番号と、自身が新バージョンプログラム格納
エリア7及び旧バージョンプログラム格納エリア8にお
いて保有しているプログラムのバージョンを示す保有バ
ージョン番号とを格納するエリア6と、このエリアに格
納された情報をもとに旧バージョンプログラム格納エリ
ア7と新バージョンプログラム格納エリア8の切替制御
を行う切り替え部15とを有している。
【0020】なお、プログラム配布装置1及び各端末に
おける新バージョンプログラム格納エリア及び旧バージ
ョンプログラム格納エリアを使用したプログラムの格納
方式としては、具体的には、以下のようなものが考えら
れる。
【0021】第一に、2つのプログラム格納エリアのう
ち一方を新バージョンプログラム格納エリア、他方を旧
バージョンプログラム格納エリアと決めておき、これに
従って新たなプログラムの格納を行う方式(第1の格納
方式)である。この格納方式によれば、新バージョンプ
ログラム格納エリアに格納されたプログラムよりも新し
いバージョンのプログラムを格納する場合、新バージョ
ンプログラム格納エリアにそのプログラムを格納すると
ともに、これまで新バージョンプログラム格納エリアに
格納されていたプログラムは旧バージョンプログラム格
納エリアに複写することになる。また、旧バージョンプ
ログラム格納エリアに格納されたプログラムよりも古い
バージョンのプログラムを格納する場合、旧バージョン
プログラム格納エリアにそのプログラムを格納するとと
もに、これまで旧バージョンプログラム格納エリアに格
納されていたプログラムは新バージョンプログラム格納
エリアに複写することになる。
【0022】第二に、新たに格納するプログラムは2つ
の格納エリアのうち現在使用されていないバージョンの
プログラムが格納されているエリアに格納する方式(第
2の格納方式)である。
【0023】本発明は、これらの格納方式のうちいずれ
を採用しても実現できるが、以下では、第1の格納方式
を採用したものとして説明する。
【0024】また、本実施の形態では、プログラム格納
エリアとして新バージョンプログラム用および旧バージ
ョンプログラム用の2つのエリアを設けているが、3つ
以上のエリアを設け、3つ以上のバージョンのプログラ
ムを同時に保持できるようにしてもよい。
【0025】次に、本実施の形態の動作について、図1
〜図2を参照して詳細に説明する。
【0026】図2は、端末(A)3がシステムと接続を
行う際の処理を示すフローチャートである。
【0027】プログラム配布装置1は、端末(A)3か
らのログイン要求13を受信すると、端末(A)3に対
する認証手続きを行い(ステップS1)、ログインを許
可するかどうか判断する(ステップS2)。端末(A)
3がシステムと接続を行うことを許可された場合(ステ
ップS2でYES)、プログラム配布装置1は、ログイ
ン要求13に含まれる端末(A)3のバージョン番号
(現バージョン番号及び保有バージョン番号)により端
末(A)3にプログラムを配布するかどうかを決定す
る。
【0028】すなわち、まず、プログラム配布装置1の
現バージョン番号と端末(A)3の現バージョン番号と
を比較する(ステップS3)。このとき、システム全体
のバージョンを最新のものにするために、あるいは、シ
ステム全体のプログラムについてステップバックするた
めに、保守端末5によりプログラム配布装置1内の現バ
ージョン番号が書き換えられていたとすると、プログラ
ム配布装置1内の現バージョン番号は端末(A)3の現
バージョン番号と等しくないので(ステップS3でN
O)、次に、プログラム配布装置1の現バージョン番号
と端末(A)3の保有バージョン番号とが比較される
(ステップS4)。比較の結果、等しくなければ、プロ
グラム配布装置1の現バージョンに相当するプログラム
を旧バージョンプログラム格納エリア9または新バージ
ョンプログラム格納エリア10から選択し、端末テーブ
ル12の端末(A)3に対応する「配布指示」の欄に現
バージョンのプログラムを配布すべきことを示す情報を
書き込む(ステップS5)とともに、端末テーブル12
の端末(A)3に対応する「切替指示」の欄にプログラ
ムの切替を行うべきことを示す情報を書き込む(ステッ
プS6)。
【0029】なお、上述した処理で、プログラムを旧バ
ージョンプログラム格納エリア9から選択するか新バー
ジョンプログラム格納エリア10から選択するかは、例
えば、プログラム配布装置1の現バージョン番号が端末
(A)3の現バージョン番号よりも小さければステップ
バックを行う場合であるので旧バージョンプログラム格
納エリア9から選択し、プログラム配布装置1の現バー
ジョン番号が端末(A)3の現バージョン番号よりも大
きければシステム全体のプログラムを最新にする場合で
あるので新バージョンプログラム格納エリア10から選
択するというように決定することができる。
【0030】また、比較の結果、プログラム配布装置1
の現バージョン番号と端末(A)3の保有バージョン番
号とが等しければ、端末(A)3には現バージョンのプ
ログラムは既に保有されているので、プログラム配布装
置1は、端末テーブル12の端末(A)3に対応する
「配布指示」の欄には何も書き込まず、「切替指示」の
欄にプログラムの切替を行うべきことを示す情報を書き
込んでおく(ステップS6)。
【0031】そして、プログラム配布装置1は、端末テ
ーブル12を参照して、端末(A)3に対し必要あれば
プログラムを配布するとともに、プログラムの切替を行
うことになる(ステップS7)。
【0032】なお、新バージョンプログラムの配布の場
合、プログラムの配布は新バージョンプログラム格納エ
リア8に対して行われ、これまで新バージョンプログラ
ム格納エリア8に格納されていたプログラムは、旧バー
ジョンプログラム格納エリア7に複写される。ステップ
バックの場合、プログラムの配布は旧バージョンプログ
ラム格納エリア7に対して行われ、これまで旧バージョ
ンプログラム格納エリア7に格納されていたプログラム
は、新バージョンプログラム格納エリア8に複写され
る。
【0033】また、プログラムの切替とは、切り替え部
15が今回配布された新たなプログラムが格納されたエ
リアを指し示すように変更し、端末の現バージョン番号
をプログラム配布装置の現バージョン番号によって書き
換え、端末の保有バージョン番号をその時点で端末が保
有するプログラムのバージョン番号によって書き換える
ことである。
【0034】こうすることにより、切り替え部15の指
し示すエリアからプログラムを取り出せば、端末(A)
3において現バージョンのプログラムを実行できるよう
になる。
【0035】一方、ステップS3でプログラム配布装置
1の現バージョン番号と端末(A)3の現バージョン番
号とが等しいと判断された場合には、通常は、そのまま
ログインの処理を終了する(ステップS8でNO)が、
プログラム配布装置1に対し保守端末5を用いて端末
(A)3へ新バージョンプログラムを配布すべきことを
予め指示しておくこともできる。なお、このような指示
は、プログラムを現バージョンから新バージョンに移行
するにあたり、特定の端末で新バージョンプログラムを
動作させてみて、正常に動作することが確認されてから
保守端末5を用いてプログラム配布装置1の現バージョ
ン番号を新バージョン番号に書き換えるといった手順で
プログラムのバージョンを切り替えていく場合に行われ
る。この指示には、新バージョンのプログラムを配布す
る特定の端末の識別情報と配布すべきプログラムのバー
ジョンを特定するための情報とが含まれていれば十分で
ある。
【0036】このような指示が保守端末5によりなされ
た場合(ステップS8でYES)、プログラム配布装置
1の新バージョンと端末(A)3の保有バージョン番号
とが比較され(ステップS9)、等しくなければ、すな
わち、新バージョンプログラムがまだ配布されていなけ
れば、プログラム配布装置1は、端末テーブル12の端
末(A)3に対応する「配布指示」の欄に新バージョン
のプログラムを配布すべきことを示す情報を書き込む
(ステップS10)。ただし、ここでは端末(A)3で
新バージョンプログラムの動作を確認するだけであるの
で、「切替指示」の欄には何も書き込まない。
【0037】そして、プログラム配布装置1は、端末テ
ーブル12を参照して、端末(A)3に対し新バージョ
ンのプログラムを配布することになる(ステップS
7)。
【0038】このプログラムの配布は新バージョンプロ
グラム格納エリア8に対して行われ、これまで新バージ
ョンプログラム格納エリア8に格納されていたプログラ
ムは、旧バージョンプログラム格納エリア7に複写され
る。そして、切り替え部15が今回配布された新たなプ
ログラムが格納されたエリアを指し示さないようにして
おく。
【0039】こうすることにより、切り替え部15の指
し示さないエリアからプログラムを取り出せば、端末
(A)3において新バージョンのプログラムの動作確認
を行えるようになる。例えば、操作者が「動作確認モー
ド」である旨の指示をした場合には切り替え部15の指
し示さないエリアからプログラムを取り出すようにし、
それ以外の場合には切り替え部15の指し示すエリアか
らプログラムを取り出すようにすれば、現バージョンの
プログラムの実行と新バージョンのプログラムの動作確
認を一つの制御プログラムによって行うことができる。
【0040】また、ステップS9でプログラム配布装置
1の新バージョンと端末(A)3の保有バージョン番号
とが等しければ、すなわち、新バージョンプログラムが
既に配布されていれば、ステップ10の配布指示の書き
込みは行わずに終了する。
【0041】なお、ステップS7におけるプログラムの
配布は、端末を何台かずつグループ化し、グループごと
に分けて行うことにより負荷分散が図れる。また、プロ
グラムの切替は、プログラムの配布が完了したものから
行うようにする。
【0042】上述したような処理を行う本実施の形態の
システムによれば、以下のようなプログラムのバージョ
ンの切替を行うことができる。
【0043】まず、端末(A)3のみに新バージョンの
プログラムを配布してテストを行う場合を考える。この
場合は、テストに先だって、保守端末5を用いてプログ
ラム配布装置1に端末(A)3へ新バージョンのプログ
ラムを配布すべきことを指示しておく。こうすることに
より、端末(A)3がログインすれば、図2のステップ
S3、S8、S9、S10に示す処理が行われ、端末
(A)3のみに新バージョンのプログラムを配布するこ
とができる。
【0044】そのテストの結果が良好であれば、保守端
末5より、プログラム配布装置1内の現バージョン番号
11を新バージョン番号に書き換えることにより、端末
(A)3がログインすれば、図2のステップS3、S
4、S5、S6に示す処理により端末テーブル12に切
替指示が書き込まれ、ステップS7により新バージョン
への切替が行われる。
【0045】新バージョンのプログラムを実行した結
果、問題が発生した場合はステップバックを実施するこ
とになる。この場合は、保守端末5より、プログラム配
布装置1内の現バージョン番号をもとのバージョン番号
に書き換えることにより、端末(A)3内に前回バージ
ョンとして旧バージョンが残っていれば、図2のステッ
プS3、S4、S6、S7に示す処理により、端末
(A)3内に残っている前回バージョンのプログラムに
切替え、瞬時にステップバックすることができる。ま
た、長期間、ログインをしなかった端末においては、前
回バージョンが端末内にない場合もあるが、その場合は
図2のステップS3、S4、S5、S6、S7に示す処
理によりプログラムが配布された後、切替が行われる。
【0046】以上により、本発明の第1の実施の形態の
動作は終了する。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0048】図3を参照すると、本実施の形態は、第1
の実施の形態の構成に、プログラムの自動配布用プログ
ラムを記録した記録媒体20が追加されたものである。
ここで、記録媒体20は、磁気ディスク、半導体メモリ
その他の記録媒体であってよい。そして、記録媒体20
に記録されたプログラムの自動配布用プログラムは、プ
ログラム配布装置1にロードされ、プログラム配布装置
1は、このロードされたプログラムによる制御の下、第
1の実施の形態におけるプログラム配布装置1と同様の
動作を行う。
【0049】
【0050】
【0051】
【発明の効果】本発明には、システム全体のプログラム
のバージョンの切替、特に、新バージョンのプログラム
を配布後に使用した結果、何らかの問題が発生した場合
のステップバックを、瞬時に行うことができるという効
果がある。
【0052】また本発明には、システム全体のプログラ
ムのバージョンの切替前に、新バージョンのプログラム
の動作を特定の端末で確認することができるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ
図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 プログラム配布装置 2 ネットワーク 3 端末(A) 4 端末(B) 5 保守端末 6 現バージョン番号および保有バージョン番号 7、9 旧バージョンプログラム格納エリア 8、10 新バージョンプログラム格納エリア 11 現バージョン番号 12 端末テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 9/445

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】在システム全体で使用しているプログ
    ラムのバージョンを示す現バージョン番号を有するプロ
    グラム配布装置と、このプログラム配布装置にネットワ
    ークを介して接続され、現在自身で使用しているプログ
    ラムを指し示す情報と、現在自身が保有しているプログ
    ラムのバージョンを示す保有バージョン番号とを有する
    複数の端末と、このプログラム配布装置にネットワーク
    を介して接続され、前記現バージョン番号を書き換える
    ことができ、前記複数の端末のうちの特定の端末に特定
    のバージョンのプログラムを配布する指示を、該プログ
    ラムのバージョン番号を特定して前記プログラム配布装
    置に対して行う保守端末と、前記プログラム配布装置
    は、前記複数の端末のうち前記保守端末により指示され
    た特定の端末からログイン要求があった場合に、前記保
    守端末により指示された特定のバージョン番号が該端末
    の保有バージョン番号と等しくなければ、現在該端末で
    使用しているプログラムを指し示す情報を切り替えるこ
    となく、前記指示されたバージョンのプログラムを該
    末に配布することを特徴とするプログラムの自動配布シ
    ステム。
  2. 【請求項2】在システム全体で使用しているプログ
    ラムのバージョンを示す現バージョン番号を有するプロ
    グラム配布装置と、このプログラム配布装置にネットワ
    ークを介して接続され、現在自身で使用しているプログ
    ラムを指し示す情報と、現在自身が保有しているプログ
    ラムのバージョンを示す保有バージョン番号とを有する
    複数の端末と、このプログラム配布装置にネットワーク
    を介して接続され、前記現バージョン番号を書き換える
    ことができ、前記複数の端末のうちの特定の端末に特定
    のバージョンのプログラムを配布する指示を、該プログ
    ラムのバージョン番号を特定して前記プログラム配布装
    置に対して行う保守端末と、前記プログラム配布装置
    は、前記複数の端末のうち前記保守端末により指示され
    た特定の端末からログイン要求があった場合に、前記保
    守端末により指示された特定のバージョン番号が該端末
    の保有バージョン番号と等しくなければ、現在該端末で
    使用しているプログラムを指し示す情報を切り替えるこ
    となく、前記指示されたバージョンのプログラムを該
    末に配布することを特徴とするプログラムの自動配布方
    法。
  3. 【請求項3】在システム全体で使用しているプログ
    ラムのバージョンを示す現バージョン番号を有するプロ
    グラム配布装置と、このプログラム配布装置にネットワ
    ークを介して接続され、現在自身で使用しているプログ
    ラムを指し示す情報と、現在自身が保有しているプログ
    ラムのバージョンを示す保有バージョン番号とを有する
    複数の端末と、このプログラム配布装置にネットワーク
    を介して接続され、前記現バージョン番号を書き換える
    ことができ、前記複数の端末のうちの特定の端末に特定
    のバージョンのプログラムを配布する指示を、該プログ
    ラムのバージョン番号を特定して前記プログラム配布装
    置に対して行う保守端末と、前記プログラム配布装置
    は、前記複数の端末のうち前記保守端末により指示され
    た特定の端末からログイン要求があった場合に、前記保
    守端末により指示された特定のバージョン番号が該端末
    の保有バージョン番号と等しくなければ、現在該端末で
    使用しているプログラムを指し示す情報を切り替えるこ
    となく、前記指示されたバージョンのプログラムを該
    末に配布することを実行するプログラムを記録したこと
    を特徴とする記憶媒体。
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