JP2001069060A - 中継機能付無線装置 - Google Patents
中継機能付無線装置Info
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- JP2001069060A JP2001069060A JP24433899A JP24433899A JP2001069060A JP 2001069060 A JP2001069060 A JP 2001069060A JP 24433899 A JP24433899 A JP 24433899A JP 24433899 A JP24433899 A JP 24433899A JP 2001069060 A JP2001069060 A JP 2001069060A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優先順位の高い無線方式の送受信時以外のタイ
ミングで優先順位の低い無線方式の送受信を行うように
して各無線方式間の送受信の衝突を避ける得る中継機能
付無線装置を提供する。 【解決手段】一方の無線方式により送受信する無線部１
と、他方の無線方式により送受信する無線部３とを含む
複数の異なる無線方式により送受信する通信手段と、複
数の異なる無線方式間の時分割タイミングを管理する時
分割タイミング管理制御部５とを備え、異なる無線方式
間で時分割制御の同期が取られている場合、時分割タイ
ミング管理制御部５の制御により予め任意に定められた
優先順位の低い無線方式が優先順位の高い無線方式の送
受信により使用されていない空きスロットを使用して送
受信を行うことにより、異なる無線方式を同時に使用す
る中継動作中に発生する無線干渉を回避することができ
る。
ミングで優先順位の低い無線方式の送受信を行うように
して各無線方式間の送受信の衝突を避ける得る中継機能
付無線装置を提供する。 【解決手段】一方の無線方式により送受信する無線部１
と、他方の無線方式により送受信する無線部３とを含む
複数の異なる無線方式により送受信する通信手段と、複
数の異なる無線方式間の時分割タイミングを管理する時
分割タイミング管理制御部５とを備え、異なる無線方式
間で時分割制御の同期が取られている場合、時分割タイ
ミング管理制御部５の制御により予め任意に定められた
優先順位の低い無線方式が優先順位の高い無線方式の送
受信により使用されていない空きスロットを使用して送
受信を行うことにより、異なる無線方式を同時に使用す
る中継動作中に発生する無線干渉を回避することができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線中継機能を有
する無線装置に関し、特に異なる複数の無線方式による
通信手段を有しそれぞれ異なる無線方式間における中継
機能を有する中継機能付無線装置に関する。
する無線装置に関し、特に異なる複数の無線方式による
通信手段を有しそれぞれ異なる無線方式間における中継
機能を有する中継機能付無線装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、異なる無線方式を使用する送受信
手段を同一装置内で使用すると、相互に干渉することか
ら無線特性に劣化が生じるようになるため、それぞれ無
線方式ごとに個々の無線装置を単独で使用するようにし
ていた。そのため、同一無線装置内における異なる無線
方式の同時使用に対する設計は仕様上考えられていなか
った。
手段を同一装置内で使用すると、相互に干渉することか
ら無線特性に劣化が生じるようになるため、それぞれ無
線方式ごとに個々の無線装置を単独で使用するようにし
ていた。そのため、同一無線装置内における異なる無線
方式の同時使用に対する設計は仕様上考えられていなか
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記従来の
無線装置においては、異なる無線方式間における送受信
を同時に行うような中継動作を同一無線装置内で実現し
ようとすると、上記のように、相互の干渉から無線特性
を劣化してしまうことになる。そのような無線特性の劣
化を避けるためには、各無線部の受信回路部において、
使用キャリアの周波数帯以外の波数帯の出力レベルを大
きく減衰させるようなフィルターが必要とされ、その結
果、製造コストの上昇と機器の肥大化が余儀なくされる
という問題があった。
無線装置においては、異なる無線方式間における送受信
を同時に行うような中継動作を同一無線装置内で実現し
ようとすると、上記のように、相互の干渉から無線特性
を劣化してしまうことになる。そのような無線特性の劣
化を避けるためには、各無線部の受信回路部において、
使用キャリアの周波数帯以外の波数帯の出力レベルを大
きく減衰させるようなフィルターが必要とされ、その結
果、製造コストの上昇と機器の肥大化が余儀なくされる
という問題があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、異なる無線方式間における中継動作
を、中継動作時に時分割制御の同期が取れている各無線
方式を同時に使用するときは、各無線方式間の送受信タ
イミングの衝突を避けるため、予め任意に決められてい
る優先順位の高い無線方式の送受信時には他の無線方式
の送受信を停止して、優先順位の高い無線方式の送受信
時以外のタイミングのときに低い無線方式の送受信を行
うように制御する中継機能付無線装置を提供するもので
ある。
になされたもので、異なる無線方式間における中継動作
を、中継動作時に時分割制御の同期が取れている各無線
方式を同時に使用するときは、各無線方式間の送受信タ
イミングの衝突を避けるため、予め任意に決められてい
る優先順位の高い無線方式の送受信時には他の無線方式
の送受信を停止して、優先順位の高い無線方式の送受信
時以外のタイミングのときに低い無線方式の送受信を行
うように制御する中継機能付無線装置を提供するもので
ある。
【０００５】また、本発明は、中継動作時のような衝突
タイミング時において、優先順位の高い無線方式の送受
信に干渉を与えないレベルまで優先順位の低い無線方式
の送信出力を減衰させるよう制御することにより送受信
の衝突を回避することができる中継機能付無線装置を提
供するものである。
タイミング時において、優先順位の高い無線方式の送受
信に干渉を与えないレベルまで優先順位の低い無線方式
の送信出力を減衰させるよう制御することにより送受信
の衝突を回避することができる中継機能付無線装置を提
供するものである。
【０００６】また、本発明は、時分割の同期が取れてい
ない各無線方式を同時に使用する中継動作時において、
無線タイミングの衝突によって生じる受信特性の劣化に
よるデータエラーがある一定のレベルを超えたときには
送受信が衝突したと判定し、各無線の時分割タイミング
の仕様から判断して、次の送受信タイミングにおける衝
突を回避するため、予め任意に決められた優先順位の低
い無線方式の送受信を優先順位の高い無線方式の送受信
時には停止し、優先順位の高い無線方式の送受信時以外
のタイミングで送受信を行うように制御する中継機能付
無線装置を提供するものである。
ない各無線方式を同時に使用する中継動作時において、
無線タイミングの衝突によって生じる受信特性の劣化に
よるデータエラーがある一定のレベルを超えたときには
送受信が衝突したと判定し、各無線の時分割タイミング
の仕様から判断して、次の送受信タイミングにおける衝
突を回避するため、予め任意に決められた優先順位の低
い無線方式の送受信を優先順位の高い無線方式の送受信
時には停止し、優先順位の高い無線方式の送受信時以外
のタイミングで送受信を行うように制御する中継機能付
無線装置を提供するものである。
【０００７】また、本発明は、まず、始めに送信の要求
を受けた無線方式のみを接続して受信データを一旦記憶
装置に格納し、その無線接続を切断した後、異なる無線
方式で接続を要求する中継先と無線接続を行い、格納し
たデータを送信するようにして、送受信の衝突を回避す
ることができる中継機能付無線装置を提供するものであ
る。
を受けた無線方式のみを接続して受信データを一旦記憶
装置に格納し、その無線接続を切断した後、異なる無線
方式で接続を要求する中継先と無線接続を行い、格納し
たデータを送信するようにして、送受信の衝突を回避す
ることができる中継機能付無線装置を提供するものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明における中継機能
付無線装置は、少なくとも第１の無線方式で送受信する
第１の通信手段及び第２の無線方式で送受信する第２の
通信手段を有し、複数の異なる無線方式で送受信する通
信手段と、前記複数の異なる無線方式間の時分割タイミ
ングを管理する時分割タイミング管理制御部とを備えた
中継機能付無線装置であって、前記異なる無線方式間で
時分割制御の同期が取られている場合、前記時分割タイ
ミング管理制御部の制御により予め任意に定められた優
先順位の低い無線方式が優先順位の高い無線方式の送受
信により使用されていない空きスロットを使用して送受
信を行うことにより、異なる無線方式を同時に使用する
中継動作中に発生する無線干渉を回避するという構成を
有している。この構成により、任意の方法で予め同期が
取れている異なる無線方式間での中継動作時において
は、各無線方式の時分割タイミングの管理を行う制御部
の制御により予め設定された各無線方式毎の優先順位に
したがって、優先順位の低い無線方式が優先順位の高い
無線方式の送受信タイミング以外で送受信を行うよう制
御することにより、各無線方式間の送受信の衝突を回避
することができることとなる。
付無線装置は、少なくとも第１の無線方式で送受信する
第１の通信手段及び第２の無線方式で送受信する第２の
通信手段を有し、複数の異なる無線方式で送受信する通
信手段と、前記複数の異なる無線方式間の時分割タイミ
ングを管理する時分割タイミング管理制御部とを備えた
中継機能付無線装置であって、前記異なる無線方式間で
時分割制御の同期が取られている場合、前記時分割タイ
ミング管理制御部の制御により予め任意に定められた優
先順位の低い無線方式が優先順位の高い無線方式の送受
信により使用されていない空きスロットを使用して送受
信を行うことにより、異なる無線方式を同時に使用する
中継動作中に発生する無線干渉を回避するという構成を
有している。この構成により、任意の方法で予め同期が
取れている異なる無線方式間での中継動作時において
は、各無線方式の時分割タイミングの管理を行う制御部
の制御により予め設定された各無線方式毎の優先順位に
したがって、優先順位の低い無線方式が優先順位の高い
無線方式の送受信タイミング以外で送受信を行うよう制
御することにより、各無線方式間の送受信の衝突を回避
することができることとなる。
【０００９】本発明における中継機能付無線装置は、少
なくとも第３の無線方式で送受信する第３の通信手段及
び第４の無線方式で送受信する第４の通信手段を有し、
複数の異なる無線方式で送受信する通信手段と、前記複
数の異なる無線方式毎に送信電力を調整する送信電力制
御部とを備えた中継機能付無線装置であって、中継動作
中において、前記送信電力制御部の制御により予め任意
に定められた無線方式間の優先順位により、優先順位の
低い無線方式の送信出力を優先順位の高い無線方式の送
信出力に干渉を与えないレベルまで減衰させて、優先順
位の低い無線方式の通信エリアを縮小することにより、
異なる無線方式を同時に使用する中継動作中に発生する
無線干渉を回避するという構成を有している。この構成
により、中継動作時ような衝突タイミング時のみにおい
て、各無線方式の送信電力を管理する制御部の制御によ
り予め設定された優先順位の高い無線方式の送受信に干
渉を与えないレベル以下になるまで優先順位の低い無線
方式の送信出力を減衰させるよう制御することにより、
各無線方式間の送受信の衝突を回避することができるこ
ととなる。
なくとも第３の無線方式で送受信する第３の通信手段及
び第４の無線方式で送受信する第４の通信手段を有し、
複数の異なる無線方式で送受信する通信手段と、前記複
数の異なる無線方式毎に送信電力を調整する送信電力制
御部とを備えた中継機能付無線装置であって、中継動作
中において、前記送信電力制御部の制御により予め任意
に定められた無線方式間の優先順位により、優先順位の
低い無線方式の送信出力を優先順位の高い無線方式の送
信出力に干渉を与えないレベルまで減衰させて、優先順
位の低い無線方式の通信エリアを縮小することにより、
異なる無線方式を同時に使用する中継動作中に発生する
無線干渉を回避するという構成を有している。この構成
により、中継動作時ような衝突タイミング時のみにおい
て、各無線方式の送信電力を管理する制御部の制御によ
り予め設定された優先順位の高い無線方式の送受信に干
渉を与えないレベル以下になるまで優先順位の低い無線
方式の送信出力を減衰させるよう制御することにより、
各無線方式間の送受信の衝突を回避することができるこ
ととなる。
【００１０】本発明における中継機能付無線装置は、少
なくとも第１の無線方式で送受信する第１の通信手段及
び第２の無線方式で送受信する第２の通信手段を有し、
複数の異なる無線方式で送受信する通信手段と、前記複
数の異なる無線方式間の時分割タイミングを管理する時
分割タイミング管理制御部とを備えた中継機能付無線装
置であって、前記異なる無線方式間で時分割制御の同期
が取られていない場合、無線干渉により生じた受信デー
タのエラー率が任意のレベルを超えた場合は無線干渉が
発生していると判定して、各無線方式の時分割タイミン
グ仕様から得られた次の送受信タイミングにおいて、前
記時分割タイミング管理制御部の制御により予め任意に
定められた優先順位の低い無線方式が優先順位の高い無
線方式の送受信により使用されていない空きスロットを
使用して送受信を行うことにより、異なる無線方式を同
時に使用する中継動作中に発生する無線干渉を回避する
という構成を有している。この構成により、予め同期が
取れていない異なる無線方式間での中継動作時において
は、受信データのエラー率が任意に設定されたレベルを
超えた場合、送受信のタイミングが重なることにより無
線干渉が発生したと判断し、次の送受信タイミング以降
に無線方式同士の送受信タイミングが重ならないよう
に、優先順位の低い無線方式が優先順位の高い無線方式
の送受信タイミング以外で送受信するよう制御すること
により、各無線方式間の送受信の衝突を回避することが
できることとなる。
なくとも第１の無線方式で送受信する第１の通信手段及
び第２の無線方式で送受信する第２の通信手段を有し、
複数の異なる無線方式で送受信する通信手段と、前記複
数の異なる無線方式間の時分割タイミングを管理する時
分割タイミング管理制御部とを備えた中継機能付無線装
置であって、前記異なる無線方式間で時分割制御の同期
が取られていない場合、無線干渉により生じた受信デー
タのエラー率が任意のレベルを超えた場合は無線干渉が
発生していると判定して、各無線方式の時分割タイミン
グ仕様から得られた次の送受信タイミングにおいて、前
記時分割タイミング管理制御部の制御により予め任意に
定められた優先順位の低い無線方式が優先順位の高い無
線方式の送受信により使用されていない空きスロットを
使用して送受信を行うことにより、異なる無線方式を同
時に使用する中継動作中に発生する無線干渉を回避する
という構成を有している。この構成により、予め同期が
取れていない異なる無線方式間での中継動作時において
は、受信データのエラー率が任意に設定されたレベルを
超えた場合、送受信のタイミングが重なることにより無
線干渉が発生したと判断し、次の送受信タイミング以降
に無線方式同士の送受信タイミングが重ならないよう
に、優先順位の低い無線方式が優先順位の高い無線方式
の送受信タイミング以外で送受信するよう制御すること
により、各無線方式間の送受信の衝突を回避することが
できることとなる。
【００１１】本発明における中継機能付無線装置は、少
なくとも第１の無線方式で送受信する第１の通信手段及
び第２の無線方式で送受信する第２の通信手段を有し、
複数の異なる無線方式で送受信する通信手段と、前記通
信手段により送受信された送受信データを一時格納する
メモリー部とを備えた中継機能付無線装置であって、デ
ータ通信の場合において、送信要求を受けた無線方式の
受信データを一時前記メモリー部に格納し、前記接続さ
れている無線方式の接続を一旦切断して、他の無線方式
により接続を必要する中継先に無線接続することによ
り、同時送受信をせずに中継動作中に発生する相互の無
線干渉を回避するという構成を有している。この構成に
より、音声以外のデータ伝送のみの中継動作中におい
て、複数の無線方式による送受信を同時に無線接続せず
に、受信した無線方式のデータを一時無線装置内のメモ
リに保存し、その受信を中断して保存しておいたデータ
を他方の無線方式により送信するようにしたことによ
り、各無線方式間の送受信の衝突を回避することができ
ることとなる。
なくとも第１の無線方式で送受信する第１の通信手段及
び第２の無線方式で送受信する第２の通信手段を有し、
複数の異なる無線方式で送受信する通信手段と、前記通
信手段により送受信された送受信データを一時格納する
メモリー部とを備えた中継機能付無線装置であって、デ
ータ通信の場合において、送信要求を受けた無線方式の
受信データを一時前記メモリー部に格納し、前記接続さ
れている無線方式の接続を一旦切断して、他の無線方式
により接続を必要する中継先に無線接続することによ
り、同時送受信をせずに中継動作中に発生する相互の無
線干渉を回避するという構成を有している。この構成に
より、音声以外のデータ伝送のみの中継動作中におい
て、複数の無線方式による送受信を同時に無線接続せず
に、受信した無線方式のデータを一時無線装置内のメモ
リに保存し、その受信を中断して保存しておいたデータ
を他方の無線方式により送信するようにしたことによ
り、各無線方式間の送受信の衝突を回避することができ
ることとなる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図１乃至図４に基づき、本
発明の実施の形態１乃至３を詳細に説明する。 （実施の形態１）まず、図１を参照して、本発明の実施
の形態１における中継機能付無線装置の構成を説明す
る。図１は、本発明の実施の形態１における中継機能付
無線装置の構成を示すブロック図である。
発明の実施の形態１乃至３を詳細に説明する。 （実施の形態１）まず、図１を参照して、本発明の実施
の形態１における中継機能付無線装置の構成を説明す
る。図１は、本発明の実施の形態１における中継機能付
無線装置の構成を示すブロック図である。
【００１３】図１において、中継機能付無線装置７は、
予め任意に設定された優先順位の高い無線方式により送
受信を行う無線部１と、優先順位の低い無線部３とを持
ち、各無線部１、３はそれぞれ時分割タイミングにより
送受信の制御を行えるよう、無線部１時分割タイミング
制御部２と無線部３時分割タイミング制御部４とに接続
されている。各無線部１、３時分割タイミング制御部
２、４は時分割タイミング管理制御部５及びＣＰＵ６に
接続され、時分割タイミング管理制御部５は各無線部
１、３を時分割制御する送受信タイミングを出力し、Ｃ
ＰＵ６は各モード（例えば、単体無線通信モード、中継
動作モード等・・・）毎の送受信起動停止の管理及び中
継動作時のデータの乗せ換え等を制御する。
予め任意に設定された優先順位の高い無線方式により送
受信を行う無線部１と、優先順位の低い無線部３とを持
ち、各無線部１、３はそれぞれ時分割タイミングにより
送受信の制御を行えるよう、無線部１時分割タイミング
制御部２と無線部３時分割タイミング制御部４とに接続
されている。各無線部１、３時分割タイミング制御部
２、４は時分割タイミング管理制御部５及びＣＰＵ６に
接続され、時分割タイミング管理制御部５は各無線部
１、３を時分割制御する送受信タイミングを出力し、Ｃ
ＰＵ６は各モード（例えば、単体無線通信モード、中継
動作モード等・・・）毎の送受信起動停止の管理及び中
継動作時のデータの乗せ換え等を制御する。
【００１４】なお、無線部１及び無線部１時分割タイミ
ング制御部２により第１の無線方式で送受信する第１の
通信手段を構成し、無線部３及び無線部３時分割タイミ
ング制御部４により第２の無線方式で送受信する第２の
通信手段を構成する。また、無線方式とは、例えば、Ｐ
ＤＣ方式やＰＨＳ方式など、如何なる無線通信方式でも
よい。
ング制御部２により第１の無線方式で送受信する第１の
通信手段を構成し、無線部３及び無線部３時分割タイミ
ング制御部４により第２の無線方式で送受信する第２の
通信手段を構成する。また、無線方式とは、例えば、Ｐ
ＤＣ方式やＰＨＳ方式など、如何なる無線通信方式でも
よい。
【００１５】次に、図１を参照して、本発明の実施の形
態１における中継機能付無線装置の動作を説明する。 〔異なる無線方式間で時分割制御の同期が取られている
場合〕まず、異なる無線方式による無線部１と無線部３
との間で時分割制御の同期が取られる場合について説明
する。ＣＰＵ６は、中継動作開始時に予め任意に設定さ
れた各無線方式の優先順位に従い、優先順位の高い無線
方式の無線部（この実施の形態１では無線部１）の無線
接続を行うために、無線部１時分割タイミング制御部２
に接続命令を送る。接続命令を受信した無線部１時分割
タイミング制御部２は、すぐさま無線部１を制御して無
線のリンクを確立する。
態１における中継機能付無線装置の動作を説明する。 〔異なる無線方式間で時分割制御の同期が取られている
場合〕まず、異なる無線方式による無線部１と無線部３
との間で時分割制御の同期が取られる場合について説明
する。ＣＰＵ６は、中継動作開始時に予め任意に設定さ
れた各無線方式の優先順位に従い、優先順位の高い無線
方式の無線部（この実施の形態１では無線部１）の無線
接続を行うために、無線部１時分割タイミング制御部２
に接続命令を送る。接続命令を受信した無線部１時分割
タイミング制御部２は、すぐさま無線部１を制御して無
線のリンクを確立する。
【００１６】次に、ＣＰＵ６は、優先順位の低い無線方
式（無線部３）を無線部１の送受信タイミング以外のタ
イミングで送受信が行えるよう時分割タイミング管理制
御部５から無線部１のリンク確立後の送受信タイミング
情報を入手し、無線部３時分割タイミング制御部４にそ
の情報と接続命令を送る。無線部１の時分割タイミング
情報と接続命令を受信した無線部３時分割タイミング制
御部４は、無線部３が無線部１の送受信タイミング以外
のタイミングで送受信を行えるよう無線部３を制御して
無線リンクを確立する。
式（無線部３）を無線部１の送受信タイミング以外のタ
イミングで送受信が行えるよう時分割タイミング管理制
御部５から無線部１のリンク確立後の送受信タイミング
情報を入手し、無線部３時分割タイミング制御部４にそ
の情報と接続命令を送る。無線部１の時分割タイミング
情報と接続命令を受信した無線部３時分割タイミング制
御部４は、無線部３が無線部１の送受信タイミング以外
のタイミングで送受信を行えるよう無線部３を制御して
無線リンクを確立する。
【００１７】以上の手順により複数の無線リンクを確立
した後、ＣＰＵ６は、無線部１−３間におけるデータ通
信であれば、異なるデータ通信フォーマットの組み替え
と各無線方式毎のエラー訂正、再送制御（終端）及び異
なる伝送レートの速度調整など及びデータの乗せ換えを
行う。音声通信であれば、データエラー時はミュート制
御等を実施する。
した後、ＣＰＵ６は、無線部１−３間におけるデータ通
信であれば、異なるデータ通信フォーマットの組み替え
と各無線方式毎のエラー訂正、再送制御（終端）及び異
なる伝送レートの速度調整など及びデータの乗せ換えを
行う。音声通信であれば、データエラー時はミュート制
御等を実施する。
【００１８】〔異なる無線方式間で時分割制御の同期が
取られていない場合〕次に、異なる無線方式による無線
部１と無線部３との間で時分割制御の同期が取られない
場合について説明する。上記で説明した複数の無線方式
を使用する場合に生ずる送受信の衝突を回避する方法
は、予め送受信タイミングの衝突を避けるように無線リ
ンクを確立する方法であるが、次に述べる方法は、各無
線方式が予め衝突回避の制御を行わずに無線リンクを確
立した後、又は、予め異なる無線方式間で時分割制御の
同期を取ることにより衝突回避の制御を行った後に、無
線リンクを確立したにもかかわらず、各制御部の回路の
誤差から衝突が発生してしまったような場合の衝突回避
方法を説明する。
取られていない場合〕次に、異なる無線方式による無線
部１と無線部３との間で時分割制御の同期が取られない
場合について説明する。上記で説明した複数の無線方式
を使用する場合に生ずる送受信の衝突を回避する方法
は、予め送受信タイミングの衝突を避けるように無線リ
ンクを確立する方法であるが、次に述べる方法は、各無
線方式が予め衝突回避の制御を行わずに無線リンクを確
立した後、又は、予め異なる無線方式間で時分割制御の
同期を取ることにより衝突回避の制御を行った後に、無
線リンクを確立したにもかかわらず、各制御部の回路の
誤差から衝突が発生してしまったような場合の衝突回避
方法を説明する。
【００１９】各無線部１、３が無線リンクを確立した
後、送受信のタイミングが衝突したことにより発生する
受信性能の劣化は、受信データのエラー率に現れる。Ｃ
ＰＵ６は、常時このエラー率を監視することにより、任
意に定められたエラー率以上のエラーが発生した場合は
送受信タイミングに衝突が発生したものと判断し、予め
記憶されている各無線方式の時分割制御単位及び仕様か
ら、優先順位の低い無線方式の無線部３時分割タイミン
グ制御部４に対して時分割制御タイミングをシフトする
よう命令する。
後、送受信のタイミングが衝突したことにより発生する
受信性能の劣化は、受信データのエラー率に現れる。Ｃ
ＰＵ６は、常時このエラー率を監視することにより、任
意に定められたエラー率以上のエラーが発生した場合は
送受信タイミングに衝突が発生したものと判断し、予め
記憶されている各無線方式の時分割制御単位及び仕様か
ら、優先順位の低い無線方式の無線部３時分割タイミン
グ制御部４に対して時分割制御タイミングをシフトする
よう命令する。
【００２０】シフト命令を受信した無線部３時分割タイ
ミング制御部４は、一旦無線を切断し、無線部１の送受
信タイミング以外のタイミングにおいて無線部３の送受
信を再開始する（再接続）。ＣＰＵ６は、無線部１−３
間におけるデータ通信であれば、異なるデータ通信フォ
ーマットの組み替えと各無線方式毎のエラー訂正、再送
制御（終端）、異なる伝送レートの速度調整など及びデ
ータの乗せ換えを行う。音声通信であれば、データエラ
ー時はミュート制御等を実施する。
ミング制御部４は、一旦無線を切断し、無線部１の送受
信タイミング以外のタイミングにおいて無線部３の送受
信を再開始する（再接続）。ＣＰＵ６は、無線部１−３
間におけるデータ通信であれば、異なるデータ通信フォ
ーマットの組み替えと各無線方式毎のエラー訂正、再送
制御（終端）、異なる伝送レートの速度調整など及びデ
ータの乗せ換えを行う。音声通信であれば、データエラ
ー時はミュート制御等を実施する。
【００２１】次に、図３を参照して、本発明の実施の形
態における複数の無線方式間における時分割制御タイミ
ングについて説明する。図３は、本発明の実施の形態に
おける複数の無線方式間における時分割制御タイミング
を示すタイミング図である。図３において、ＴＸは送信
タイミング、ＲＸは受信タイミングを示し、黒枡が使用
フレーム（またはスロット）を示す。また、無線方式
Ａ、Ｂ、Ｃの優先順位はＡ、Ｂ、Ｃの順序となってい
る。
態における複数の無線方式間における時分割制御タイミ
ングについて説明する。図３は、本発明の実施の形態に
おける複数の無線方式間における時分割制御タイミング
を示すタイミング図である。図３において、ＴＸは送信
タイミング、ＲＸは受信タイミングを示し、黒枡が使用
フレーム（またはスロット）を示す。また、無線方式
Ａ、Ｂ、Ｃの優先順位はＡ、Ｂ、Ｃの順序となってい
る。
【００２２】まず、最も優先順位の高い無線方式Ａが無
線リンクを確立した後、以下の無線方式Ｂ、Ｃは自己の
無線方式より優先順位が高い無線方式Ａの時分割送受信
タイミングと同期を取りながら空き時間に送受信を行う
よう制御される。無線リンクの確立順序は、優先順位の
高い順に確立してゆく（図３では、優先順位の対比法か
らＡ、Ｂ、Ｃとなっている）。
線リンクを確立した後、以下の無線方式Ｂ、Ｃは自己の
無線方式より優先順位が高い無線方式Ａの時分割送受信
タイミングと同期を取りながら空き時間に送受信を行う
よう制御される。無線リンクの確立順序は、優先順位の
高い順に確立してゆく（図３では、優先順位の対比法か
らＡ、Ｂ、Ｃとなっている）。
【００２３】まず、最初のスロットでは、無線方式Ａが
送信し、次のスロットでは無線方式Ａ、Ｂに送信がない
ため無線方式Ｃが送信し、以下のスロットでは無線方式
Ａに送信受信がないため、無線方式Ｂが送信及び受信を
行う。ただし、図３は時分割制御単位（スロット単位、
フレーム単位）が等しい場合を例としてあげており、送
受信１スロット単位における方式の場合、時間的な空き
がないため、優先順位の最も高い無線方式であっても、
中継動作時は空き時間を作るために時分割制御仕様自体
を変更する必要がある。
送信し、次のスロットでは無線方式Ａ、Ｂに送信がない
ため無線方式Ｃが送信し、以下のスロットでは無線方式
Ａに送信受信がないため、無線方式Ｂが送信及び受信を
行う。ただし、図３は時分割制御単位（スロット単位、
フレーム単位）が等しい場合を例としてあげており、送
受信１スロット単位における方式の場合、時間的な空き
がないため、優先順位の最も高い無線方式であっても、
中継動作時は空き時間を作るために時分割制御仕様自体
を変更する必要がある。
【００２４】以上より、本発明の実施の形態１によれ
ば、複数の無線方式による送受信が時分割タイミング上
の衝突を回避することができるため、同時に無線リンク
を確立（同時使用）する必要がある複数の異なる無線方
式間における中継動作が可能となる。
ば、複数の無線方式による送受信が時分割タイミング上
の衝突を回避することができるため、同時に無線リンク
を確立（同時使用）する必要がある複数の異なる無線方
式間における中継動作が可能となる。
【００２５】（実施の形態２）次に、図２を参照して、
本発明の実施の形態２における中継機能付無線装置の構
成を説明する。図２は、本発明の実施の形態２における
中継機能付無線装置の構成を示すブロック図である。図
２において、中継機能付無線装置１４は、予め任意に設
定された高い優先順位の無線方式で送受信を行う無線部
８と、低い優先順位の無線部１０とを持ち、各無線部
８、１０はそれぞれ時分割タイミングで送受信を制御す
るよう、無線部８時分割タイミング制御部９及び無線部
１０時分割タイミング制御部１１に接続され、さらに送
信電力の制御のために送信電力制御部１１に接続されて
いる。各無線部８、１０時分割タイミング制御部９、１
１と送信電力制御部１２はＣＰＵ１３に接続され、各モ
ード（例えば、単体無線通信モード、中継動作モード
等．．．）毎の送受信起動停止の管理及び中継動作時の
データの乗せ換え等を行う。なお、無線部８及び無線部
８時分割タイミング制御部９により第３の無線方式で送
受信する第３の通信手段を構成し、無線部１０及び無線
部１０時分割タイミング制御部１１により第４の無線方
式で送受信する第４の通信手段を構成する。
本発明の実施の形態２における中継機能付無線装置の構
成を説明する。図２は、本発明の実施の形態２における
中継機能付無線装置の構成を示すブロック図である。図
２において、中継機能付無線装置１４は、予め任意に設
定された高い優先順位の無線方式で送受信を行う無線部
８と、低い優先順位の無線部１０とを持ち、各無線部
８、１０はそれぞれ時分割タイミングで送受信を制御す
るよう、無線部８時分割タイミング制御部９及び無線部
１０時分割タイミング制御部１１に接続され、さらに送
信電力の制御のために送信電力制御部１１に接続されて
いる。各無線部８、１０時分割タイミング制御部９、１
１と送信電力制御部１２はＣＰＵ１３に接続され、各モ
ード（例えば、単体無線通信モード、中継動作モード
等．．．）毎の送受信起動停止の管理及び中継動作時の
データの乗せ換え等を行う。なお、無線部８及び無線部
８時分割タイミング制御部９により第３の無線方式で送
受信する第３の通信手段を構成し、無線部１０及び無線
部１０時分割タイミング制御部１１により第４の無線方
式で送受信する第４の通信手段を構成する。
【００２６】次に、図２を参照して、本発明の実施の形
態２における中継機能付無線装置の動作を説明する。Ｃ
ＰＵ１３は、使用者の操作により予め中継動作であるこ
とを認識すると、優先順位の高い無線方式の無線部８の
無線接続を行うために、無線部８時分割タイミング制御
部９に接続命令を送る。接続命令を受信した無線部８時
分割タイミング制御部９は、すぐさま無線部８を制御し
て無線リンクを確立する。
態２における中継機能付無線装置の動作を説明する。Ｃ
ＰＵ１３は、使用者の操作により予め中継動作であるこ
とを認識すると、優先順位の高い無線方式の無線部８の
無線接続を行うために、無線部８時分割タイミング制御
部９に接続命令を送る。接続命令を受信した無線部８時
分割タイミング制御部９は、すぐさま無線部８を制御し
て無線リンクを確立する。
【００２７】次に、ＣＰＵ１３は、優先順位の低い無線
方式の無線部１０が優先順位の高い無線方式に干渉して
影響を与えないように無線接続命令を無線部１０時分割
タイミング制御部１１に送ると共に、予め任意に設定し
た送信電力に減衰するべく制御するように送信電力制御
部１２に制御命令を送る。制御命令を受信した送信電力
制御部１２は、無線部１０の送信電力を無線部８の送受
信に影響を与えない任意のレベルまで下げて送受信を行
う。
方式の無線部１０が優先順位の高い無線方式に干渉して
影響を与えないように無線接続命令を無線部１０時分割
タイミング制御部１１に送ると共に、予め任意に設定し
た送信電力に減衰するべく制御するように送信電力制御
部１２に制御命令を送る。制御命令を受信した送信電力
制御部１２は、無線部１０の送信電力を無線部８の送受
信に影響を与えない任意のレベルまで下げて送受信を行
う。
【００２８】以上の手順より複数の無線リンクが確立
後、ＣＰＵ１３は、無線部８−１０間におけるデータ通
信であれば、異なるデータ通信フォーマットの組み替え
と各無線方式毎のエラー訂正、再送制御（終端）、異な
る伝送レートの速度調整など及びデータの乗せ換えを行
う。音声通信であれば、データエラー時はミュート制御
等を実施する。
後、ＣＰＵ１３は、無線部８−１０間におけるデータ通
信であれば、異なるデータ通信フォーマットの組み替え
と各無線方式毎のエラー訂正、再送制御（終端）、異な
る伝送レートの速度調整など及びデータの乗せ換えを行
う。音声通信であれば、データエラー時はミュート制御
等を実施する。
【００２９】なお、本実施の形態２による送信電力を減
少または低下させる具体的な例としては、広域なエリア
で運用する公衆サービスの利用と家庭内のワイヤレスネ
ットワークのような使用範囲の狭いサービスとの間にお
ける中継動作を考えた場合、家庭内ネットワーク側の無
線方式の送信電力は、ある程度までしぼり込むことが可
能であると考えられる。
少または低下させる具体的な例としては、広域なエリア
で運用する公衆サービスの利用と家庭内のワイヤレスネ
ットワークのような使用範囲の狭いサービスとの間にお
ける中継動作を考えた場合、家庭内ネットワーク側の無
線方式の送信電力は、ある程度までしぼり込むことが可
能であると考えられる。
【００３０】以上の説明により、本発明の実施の形態２
によれば、各無線方式の送信電力を制御することによっ
て、複数の無線方式を使用した送受信による時分割タイ
ミング上の衝突を回避することができるため、無線リン
クを同時に確立（同時使用）する必要のある複数の異な
る無線方式間における中継動作が可能となる。
によれば、各無線方式の送信電力を制御することによっ
て、複数の無線方式を使用した送受信による時分割タイ
ミング上の衝突を回避することができるため、無線リン
クを同時に確立（同時使用）する必要のある複数の異な
る無線方式間における中継動作が可能となる。
【００３１】（実施の形態３）次に、図４を参照して、
本発明の実施の形態３における中継機能付無線装置の構
成を説明する。図４は、本発明の実施の形態３における
中継機能付無線装置の構成を示すブロック図である。図
４において、中継機能付無線装置２１は、無線方式Ｄの
無線部１５と無線方式Ｅの無線部１７を持ち、各無線部
１５、１７はそれぞれ時分割タイミングによる送受信の
制御が行えるよう、無線部１５時分割タイミング制御部
１６及び無線部１７時分割タイミング制御部１８に接続
される。各無線部１５、１７時分割タイミング制御部１
６、１８はＣＰＵ２０に接続され、各モード（例えば、
単体無線通信モード、中継動作モードなど．．．）ごと
の送受信起動停止の管理及び中継動作時のデータの乗せ
換え等の動作を行う。ＣＰＵ２０の内部には、一時的に
送受信データを格納するメモリー部１９が備えられる。
本発明の実施の形態３における中継機能付無線装置の構
成を説明する。図４は、本発明の実施の形態３における
中継機能付無線装置の構成を示すブロック図である。図
４において、中継機能付無線装置２１は、無線方式Ｄの
無線部１５と無線方式Ｅの無線部１７を持ち、各無線部
１５、１７はそれぞれ時分割タイミングによる送受信の
制御が行えるよう、無線部１５時分割タイミング制御部
１６及び無線部１７時分割タイミング制御部１８に接続
される。各無線部１５、１７時分割タイミング制御部１
６、１８はＣＰＵ２０に接続され、各モード（例えば、
単体無線通信モード、中継動作モードなど．．．）ごと
の送受信起動停止の管理及び中継動作時のデータの乗せ
換え等の動作を行う。ＣＰＵ２０の内部には、一時的に
送受信データを格納するメモリー部１９が備えられる。
【００３２】次に、図４を参照して、本発明の実施の形
態３における中継機能付無線装置の動作を説明する。Ｃ
ＰＵ２０は、無線方式Ｄの無線部１５の無線接続を行う
ために、無線部１５時分割タイミング制御部１６に接続
命令を送る。接続命令を受信した無線部１５時分割タイ
ミング制御部１６は、すぐさま無線部１５を制御して無
線のリンクを確立する。ＣＰＵ２０は、無線部１５にお
ける受信で得られたデータを通信フォーマットの組み替
えと、各無線方式毎のエラー訂正、再送制御（終端）及
び異なる伝送レートの速度調整後に格納し、相手側から
の終話の通知、またはメモリー部１９の容量を超えるデ
ータを受信したような場合に無線を切断する。
態３における中継機能付無線装置の動作を説明する。Ｃ
ＰＵ２０は、無線方式Ｄの無線部１５の無線接続を行う
ために、無線部１５時分割タイミング制御部１６に接続
命令を送る。接続命令を受信した無線部１５時分割タイ
ミング制御部１６は、すぐさま無線部１５を制御して無
線のリンクを確立する。ＣＰＵ２０は、無線部１５にお
ける受信で得られたデータを通信フォーマットの組み替
えと、各無線方式毎のエラー訂正、再送制御（終端）及
び異なる伝送レートの速度調整後に格納し、相手側から
の終話の通知、またはメモリー部１９の容量を超えるデ
ータを受信したような場合に無線を切断する。
【００３３】なお、メモリー部１９の容量を超えた場合
の切断は、切断理由を通信相手に通知して切断処理を行
う。通信切断後、ＣＰＵ２０は無線接続命令を無線部１
７時分割タイミング制御部１８に送り、無線部１７にお
いて無線リンクを確立した後に格納されている受信デー
タを無線部１７を介して送信を開始する。
の切断は、切断理由を通信相手に通知して切断処理を行
う。通信切断後、ＣＰＵ２０は無線接続命令を無線部１
７時分割タイミング制御部１８に送り、無線部１７にお
いて無線リンクを確立した後に格納されている受信デー
タを無線部１７を介して送信を開始する。
【００３４】以上の説明により、本発明の実施の形態３
によれば、複数の無線方式による送受信を異なるタイミ
ングで行うため、時分割タイミング上の衝突を回避する
ことができ、同時に無線リンクを確立（同時使用）する
必要がある複数の異なる無線方式間における中継動作が
可能となる。
によれば、複数の無線方式による送受信を異なるタイミ
ングで行うため、時分割タイミング上の衝突を回避する
ことができ、同時に無線リンクを確立（同時使用）する
必要がある複数の異なる無線方式間における中継動作が
可能となる。
【００３５】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され、特に
異なる複数の無線方式間における中継動作において、時
分割制御の同期が取れている場合または同期が取れてい
ない場合のどちらでも各無線方式を同時に使用するとき
は、各無線方式間の送受信タイミングの衝突を避けるた
め、予め任意に定められている優先順位の高い無線方式
の送受信時には他の無線方式の送受信を停止して、優先
順位の高い無線方式の送受信時以外のタイミングのとき
に送受信を行うように制御することにより、複数の各無
線方式間における送受信の衝突または無線干渉による特
性劣化を回避することができるので、同時に無線リンク
を確立（同時使用）する必要のある複数の異なる無線方
式間における中継動作が可能となる。
異なる複数の無線方式間における中継動作において、時
分割制御の同期が取れている場合または同期が取れてい
ない場合のどちらでも各無線方式を同時に使用するとき
は、各無線方式間の送受信タイミングの衝突を避けるた
め、予め任意に定められている優先順位の高い無線方式
の送受信時には他の無線方式の送受信を停止して、優先
順位の高い無線方式の送受信時以外のタイミングのとき
に送受信を行うように制御することにより、複数の各無
線方式間における送受信の衝突または無線干渉による特
性劣化を回避することができるので、同時に無線リンク
を確立（同時使用）する必要のある複数の異なる無線方
式間における中継動作が可能となる。
【００３６】本発明は、上記のように構成され、特に中
継動作時のような衝突タイミング時において、優先順位
の高い無線方式の送受信に干渉を与えないレベルまで優
先順位の低い無線方式の送信出力を減衰させるよう制御
することにより、複数の各無線方式間における送受信の
衝突または無線干渉による特性劣化を回避することがで
きるので、同時に無線リンクを確立（同時使用）する必
要のある複数の異なる無線方式間における中継動作が可
能となる。
継動作時のような衝突タイミング時において、優先順位
の高い無線方式の送受信に干渉を与えないレベルまで優
先順位の低い無線方式の送信出力を減衰させるよう制御
することにより、複数の各無線方式間における送受信の
衝突または無線干渉による特性劣化を回避することがで
きるので、同時に無線リンクを確立（同時使用）する必
要のある複数の異なる無線方式間における中継動作が可
能となる。
【００３７】本発明は、上記のように構成され、特に複
数の無線方式による送受信を同時に無線接続せずに、受
信した無線方式のデータを一時無線装置内のメモリに保
存しておき、その受信を中断して保存しておいたデータ
を他方の無線方式により送信するようにしたことによ
り、複数の各無線方式間における送受信の衝突または無
線干渉による特性劣化を回避することができるので、同
時に無線リンクを確立（同時使用）する必要のある複数
の異なる無線方式間における中継動作が可能となる。
数の無線方式による送受信を同時に無線接続せずに、受
信した無線方式のデータを一時無線装置内のメモリに保
存しておき、その受信を中断して保存しておいたデータ
を他方の無線方式により送信するようにしたことによ
り、複数の各無線方式間における送受信の衝突または無
線干渉による特性劣化を回避することができるので、同
時に無線リンクを確立（同時使用）する必要のある複数
の異なる無線方式間における中継動作が可能となる。
【図１】本発明の実施の形態１における中継機能付無線
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
【図２】本発明の実施の形態２における中継機能付無線
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
【図３】本発明の実施の形態における複数の無線方式間
における時分割制御タイミングを示すタイミング図、
における時分割制御タイミングを示すタイミング図、
【図４】本発明の実施の形態３における中継機能付無線
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
１、３、８、１０、１５、１７ 無線部 ２ 無線部１時分割タイミング制御部 ４ 無線部２時分割タイミング制御部 ５ 時分割タイミング管理制御部 ６、１３、２０ ＣＰＵ ７、１４、２１ 中継機能付無線装置 ９ 無線部８時分割タイミング制御部 １１ 無線部１０時分割タイミング制御部 １２ 送信電力制御部 １６ 無線部１５時分割タイミング制御部 １８ 無線部１７時分割タイミング制御部 １９ メモリー部
Claims (4)
- 【請求項１】少なくとも第１の無線方式で送受信する第
１の通信手段及び第２の無線方式で送受信する第２の通
信手段を有し、複数の異なる無線方式で送受信する通信
手段と、前記複数の異なる無線方式間の時分割タイミン
グを管理する時分割タイミング管理制御部とを備えた中
継機能付無線装置であって、前記異なる無線方式間で時
分割制御の同期が取られている場合、前記時分割タイミ
ング管理制御部の制御により予め任意に定められた優先
順位の低い無線方式が優先順位の高い無線方式の送受信
により使用されていない空きスロットを使用して送受信
を行うことにより、異なる無線方式を同時に使用する中
継動作中に発生する無線干渉を回避することを特徴とす
る中継機能付無線装置。 - 【請求項２】少なくとも第３の無線方式で送受信する第
３の通信手段及び第４の無線方式で送受信する第４の通
信手段を有し、複数の異なる無線方式で送受信する通信
手段と、前記複数の異なる無線方式毎に送信電力を調整
する送信電力制御部とを備えた中継機能付無線装置であ
って、中継動作中において、前記送信電力制御部の制御
により予め任意に定められた無線方式間の優先順位によ
り、優先順位の低い無線方式の送信出力を優先順位の高
い無線方式の送信出力に干渉を与えないレベルまで減衰
させて、優先順位の低い無線方式の通信エリアを縮小す
ることにより、異なる無線方式を同時に使用する中継動
作中に発生する無線干渉を回避することを特徴とする中
継機能付無線装置。 - 【請求項３】少なくとも第１の無線方式で送受信する第
１の通信手段及び第２の無線方式で送受信する第２の通
信手段を有し、複数の異なる無線方式で送受信する通信
手段と、前記複数の異なる無線方式間の時分割タイミン
グを管理する時分割タイミング管理制御部とを備えた中
継機能付無線装置であって、前記異なる無線方式間で時
分割制御の同期が取られていない場合、無線干渉により
生じた受信データのエラー率が任意のレベルを超えた場
合は無線干渉が発生していると判定して、各無線方式の
時分割タイミング仕様から得られた次の送受信タイミン
グにおいて、前記時分割タイミング管理制御部の制御に
より予め任意に定められた優先順位の低い無線方式が優
先順位の高い無線方式の送受信により使用されていない
空きスロットを使用して送受信を行うことにより、異な
る無線方式を同時に使用する中継動作中に発生する無線
干渉を回避することを特徴とする中継機能付無線装置。 - 【請求項４】少なくとも第１の無線方式で送受信する第
１の通信手段及び第２の無線方式で送受信する第２の通
信手段を有し、複数の異なる無線方式で送受信する通信
手段と、前記通信手段により送受信された送受信データ
を一時格納するメモリー部とを備えた中継機能付無線装
置であって、データ通信の場合において、送信要求を受
けた無線方式の受信データを一時前記メモリー部に格納
し、前記接続されている無線方式の接続を一旦切断し
て、他の無線方式により接続を必要する中継先に無線接
続することにより、同時送受信をせずに中継動作中に発
生する相互の無線干渉を回避することを特徴とする中継
機能付無線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24433899A JP2001069060A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 中継機能付無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24433899A JP2001069060A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 中継機能付無線装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001069060A true JP2001069060A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17117231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24433899A Pending JP2001069060A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 中継機能付無線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001069060A (ja) |
Cited By (14)
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-
1999
- 1999-08-31 JP JP24433899A patent/JP2001069060A/ja active Pending
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