JP7392175B2 - リンク状態の変換方法及び通信機器 - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年4月30日に中国で提出された中国特許出願番号No.202010367097.5の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。
本発明は、無線通信技術分野に関し、特にリンク状態の変換方法及び通信機器に関する。
無線通信システムでは、ネットワーク容量及びカバレッジを向上させるとともに、セル配備の柔軟性の需要を両立させるために、集積アクセスバックホール(Integrated Access Backhaul、IAB)技術が提案されており、IABノードは、分散ユニット(Distributed Unit、DU)及びモバイルターミネーション(Mobile Termination、MT)を含み、IABノードのDUは、このIABノードにアクセスした端末(User Equipment、UE)にサービスを提供し、MTは、前ホップのIABノード(例えばIAB親ノード又はドナーIABノード即ちdonor IAB)のDUと無線バックホールリンク(Backhaul Link)を確立することができ、IABノードは、DUの送信(Transmission、TX)、又はMTの送信、又はDUの受信(Reception、RX)、又はMTの受信という四つのリンク状態を有してもよい。リンク状態の間は、変換を行うことができる。しかし、IABノードは、リンク状態の変換プロセスでは、シンボル間オーバーラップ(overlap)が存在するためデータ伝送に干渉をもたらす可能性があり、それによって、データ伝送の信頼性が低減してしまう。
本発明の実施例は、リンク変換時にIABシステムにおけるデータ伝送の信頼性が低い課題を解決するためのリンク状態の変換方法及び通信機器を提供する。
上記技術課題を解決するために、本発明は、以下のように実現される。
第一の方面によれば、本発明の実施例によるリンク状態の変換方法は、第一の中継機器に用いられるリンク状態の変換方法であって、
第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換することを含み、そのうち、
前記第一のリンク状態と前記第二のリンク状態は、IABノードの異なる伝送モードでのリンク状態である。
第二の方面によれば、本発明の実施例によるリンク状態の変換装置は、第一の中継機器に用いられるリンク状態の変換装置であって、
第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換するための変換モジュールを含み、そのうち、
前記第一のリンク状態と前記第二のリンク状態は、IABノードの異なる伝送モードでのリンク状態である。
第三の方面によれば、本発明の実施例による中継機器は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行される時、第一の方面に記載のリンク状態の変換方法におけるステップを実現する。
第四の方面によれば、本発明の実施例によるコンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、第一の方面に記載のリンク状態の変換方法におけるステップを実現する。
第五の方面によれば、本出願の実施例によるチップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサに結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の方面に記載のリンク状態の変換方法におけるステップを実現するために用いられる。
本発明の実施例では、第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換し、そのうち、前記第一のリンク状態と前記第二のリンク状態は、IABノードの異なる伝送モードでのリンク状態である。このように、IABノードの異なる伝送モードでのリンク状態を変換する時、シンボル間オーバーラップが出現したため干渉をもたらすことを回避し、さらに、IABシステムのデータ伝送信頼性を向上させる。
本発明の実施例によるIABシステムの構造概略図である。 本発明の実施例によるIABシステムのCU-DUの構造概略図である。 本発明の実施例によるリンク状態の変換方法のフローチャートである。 本発明の実施例によるIABノードがリンク状態の変換を行う原理概略図のその一である。 本発明の実施例によるIABノードがリンク状態の変換を行う原理概略図のその二である。 本発明の実施例によるリンク状態の変換装置の構造概略図のその一である。 本発明の実施例によるリンク状態の変換装置の構造概略図のその二である。 本発明の実施例によるリンク状態の変換装置の構造概略図のその三である。 本発明の実施例による中継機器のハードウェア構造概略図である。
以下は、本発明の実施例における添付図面を結び付けながら、本発明の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述、明らかに、記述された実施例は、本発明の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「含む」及びそれらの任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ずしも明瞭にリストアップされているそれらのステップ又はユニットに限らず、明瞭にリストアップされていない又はそれらのプロセス、方法、製品又は機器に固有の他のステップ又はユニットを含んでもよい。説明すべきこととして、明細書と特許請求の範囲において使用された「及び/又は」は、接続された対象の少なくともそのうちの一つを表し、例えばA及び/又はBは、単独のA、単独のB、及びAとBとの組み合わせの3つのケースを含むことを表す。
本発明の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証、又は説明として表すために用いられる。本発明の実施例では、「例示的」又は「例えば」と記述される任意の実施例又は設計案は、他の実施例又は設計案より好ましいか、又はより優位性があると解釈されるべきではない。正確に言うと、「例示的」又は「例えば」などの用語を使用することは、関連する概念を具体的な方式で示すことを意図する。
以下は、添付図面を結び付けながら、具体的な実施例及びそのアプリケーションシナリオによって、本出願の実施例によるリンク状態の変換方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例による集積アクセスバックホール(Integrated Access Backhaul、IAB)システムの構造概略図であり、図1に示すように、IABシステムは、少なくとも二つのIABノード(例えば第一のIABノード11及び第二のIABノード12など)、ドナー(donor)IABノード13及び端末(User Equipment、UE)14を含み、そのうち、各IABノードは、分散ユニット(Distributed Unit、DU)及びモバイルターミネーション(Mobile Termination、MT)を含み、IABノードのDUは、アクセスした端末14にアクセスサービスを提供し、MTは、前ホップのIABノード即ちIAB親ノード(例えば第二のIABノード12は、第一のIABノード11のIAB親ノードであり、donor IABノード13は、第二のIABノード12のIAB親ノードであり、donor IABノード13は、一つのネットワーク側機器であり、CUなどを含む)のDUと無線バックホールリンク(Backhaul Link)を確立してデータ伝送を行うことができ、donor IABノード13にDUが設置されており、そのバックホールリンクは、有線伝送である。無論、図1は、上記IABノードが上記第一のIABノード11及び上記第二のIABノード12を含む場合のみを示し、実際のIABシステムは、より多くのIABノードを含んでもよく、又は一つのIABノードのみを有してもよく(つまり、一つのIABノードのみあり、対応するネットワーク機器は、このIABノードの親ノードである)、ここでは限定しない。
また、図2は、本発明の実施例による集中ユニット-DU(Centralized Unit-Distributed Unit、CU-DU)の構造概略図であり、図2に示すように、一つのIABシステムでは、全てのIABノードのDUは、いずれも一つのCUノードに接続され、CUノードは、F1アプリケーション(F1-AP)プロトコルによってDUを配置し、CUは、ラジオリソース制御(Radio Resource Control、RRC)プロトコルによってMTを配置してもよい。IABノードの親ノードのDUは、RRCによってこのIABノードのMTを配置してもよい。そのうち、無線通信(例えば5G NRなど)にIABシステムを導入することにより、アクセスポイントが密集して配備され、有線伝送ネットワークが不適切に配備される場合、即ち有線伝送ネットワークがない場合、アクセスポイントは、無線バックホールに依存してデータ伝送を実現し、このIABノードのバックホール情報を伝送することができる。
図3を参照して、図3は、本発明の実施例による、第一の中継機器に用いられるリンク状態の変換方法のフローチャートであり、図3に示すように、上記リンク状態の変換方法は、以下のステップを含む。
ステップ301において、第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換し、そのうち、
前記第一のリンク状態と前記第二のリンク状態は、IABノードの異なる伝送モードでのリンク状態である。
ここで、上記第一のガードインターバルをプロトコルによって定義するか又は第一のシグナリングによって配置することにより、IABノードは、第一のガードインターバルに基づき、異なる伝送モードでIABノードに対応する第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換することができ、それによって、IABノードの異なる伝送モードでのリンク状態を変換する時、シンボル間オーバーラップが出現したため干渉をもたらすことを回避し、さらに、データ伝送の信頼性を向上させることができる。
本出願では、IABノードは、MTとDUを含み、MTとDUは、いずれもデータのTXを行う又はRXを受信することができるため、IABノードのMTとDUとの間で半二重(Half duplex)をサポートする場合、IABノードがデータ伝送を行うリンク状態は、MT TX、MT RX、DU TX及びDU RXを含んでもよい。IABノードのMTとDUとの間で全二重(Full duplex)をサポートする場合、又は、受信のみをサポートする場合、MTのデータ受信又は送信とDUのデータ受信を同時に行うことができる。IABノードのMTとDUとの間で全二重をサポートする場合、又は、送信のみをサポートする場合、MTのデータ受信又は送信とDUのデータ送信を同時に行うことができる。又はIABノードのMTとDUとの間で全二重をサポートする場合、送信と受信を同時に行うことができる。従って、IABノードがデータ伝送を行うリンク状態は、さらに、
DU TXとMT TXが同時に作動し(DU TXとMT TXと略称)、即ちDUとMTがデータを同時に送信する方式と、
DU RXとMT RXが同時に作動し(DU RXとMT RXと略称)、即ちDUとMTがデータを同時に受信する方式と、
DU RXとMT TXが同時に作動し(DU RXとMT TXと略称)、即ちDUによるデータ受信とMTによるデータ送信を同時に行う方式と、
DU TXとMT RXが同時に作動し(DU TXとMT RXと略称)、即ちDUによるデータ送信とMTによるデータ受信を同時に行う方式とであってもよい。
いくつかの場合、上記MTのデータ送信及びDUのデータ受信は、上りリンク(UpLink、UL)と称されてもよく、上記MT のデータ受信及びDUのデータ送信は、データ下りリンク(DownLink、DL)と称されるため、本出願に記述されたMT TXをMT ULに置き換え、MT RXをMT DLに置き換え、DU TXをDU DLに置き換え、DU RXをDU ULに置き換える場合、同様に、本出願のリンク状態の変換方法を実現することができる。
また、上記伝送モードは、同期ルールに基づきIABノードに対してタイミング同期を行う研究では、複数のIABノードの同期の伝送モードを定義してもよく、例えば、R16の研究段階でIABノードの同期の七つの態様(即ち七つの伝送モードに対応し、又は、七つのタイミングモードである)を定義する。本発明における伝送モードは、R16によって定義される七つの態様に対応する伝送モードを含むが、これらのモードに限らない。ここで、態様1、態様6及び態様7について記述し、具体的に以下のとおりである。
態様1(即ちcase1)では、IABノードのDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTX(この場合、前記IAB親ノードは、基地局であってもよい)タイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TX(この場合、前記IAB親ノードは、一つのIABノードであってもよい)タイミングに整列され、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードであり、
態様6(即ちcase6)では、IABノードのMT TXとDU TXが時間領域単位で整列され、又はMT TXとDU TXが同時に作動し(つまりMTとDUがデータを同時に送信する)、及び、IABノードのDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はIABノードのDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列される。
態様7(即ちcase7)では、IABノードのMT RXとDU RXが時間領域単位で整列され、又はMT RXとDU RXが同時に作動し、及び、IABノードのDU RXが時間領域単位でIAB親ノードのRXタイミングに整列され、又はIABノードのDU RXが時間領域単位でIAB親ノードのDU RXタイミングに整列されるなどである。
そのうち、上記時間領域単位は、シンボル(Symbol)、シンボルセット、スロット(slot)、サブフレーム(subFrame)、フレーム(Frame)、マイクロ秒、ミリ秒及び秒などのうちのいずれか一つであってもよい。説明すべきこととして、上記IABノードの同期の様々な態様では、各時間領域単位が異なる場合もあり、同様である場合もある。例えば、case6では、MT TXとDU TXは、シンボル(即ちMT TXとDU TXが整列される時間領域単位)で整列され、DU TXは、スロット(即ちDU TXがIAB親ノードのTXタイミングの時間領域単位に整列される)でIAB親ノードのTXタイミングに整列されてもよく、又は、MT TXとDU TXは、シンボルで整列され、DU TXも、シンボルでIAB親ノードのTXタイミングに整列されてもよい。
また、同期ルールに基づきタイミング同期を行う研究では、同期ルールに基づきTAを取得し、TAに基づきIABノードのタイミングを調整してもよい。例えば、図4に示すcase1では、IAB親ノード(donor IABノード又は前ホップのIABノードであってもよい)は、そのDU RX/RXとDU TX/TXとの間の時間差(ULとDLとの間の時間差と考えられてもよい)T_deltaをIABノードに通知してIABノードのDU TXに作用し、IABノードのDU TXは、MT RX受信時刻に基づきIABノードのタイミングを調整し、そのうち、DU TXがMT RXより早い時間即ちTAは、以下の式(1)によって計算して得られてもよい。
TA=(NTA+NTA_offset)・T/2 +T_delta (1)
ただし、NTA_offsetは、ラジオリソース制御(Radio Resource Control、RRC)で指示されるパラメータであるか、又はデフォルト設定値を採用し、
は、最小時間単位であり、
TAは、以下の二つの方式によって取得することができる。
一、ランダムアクセス応答(random access response、RAR)に12bits情報が記録されており、TA=0,1,2,…,3846を指示し、指示値に基づき、NTA=T・16・64/2を取得し、ただし、uは、SCSパラメータを表し、
二、メディアアクセス制御制御ユニット(Medium Access Control Control Element、MAC CE)に6bits指示情報が記録されており、TA=0,1,2,…,63を指示し、指示値に基づき、NTA_new=NTA_old+(T-31)・16・64/2を取得し、ただし、NTA_oldは、前のTA値であり、MAC CEの指示に基づき、調整して新たなTA値を取得する。
本出願では、上記第一のリンク状態は、定義される複数の伝送モードのうちのいずれか一つの伝送モードでのリンク状態であってもよく、具体的には、上記第一のリンク状態は、第一の伝送モードでのリンク状態であってもよく、前記第一の伝送モードは、MT TXとDU TXが時間領域単位で整列され、又はMT TXとDU TXが同時に作動することと、DU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列されることとを満たし、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードであり、即ち上記第一の伝送モードは、上記case6の伝送モードである。
そのうち、上記第二のリンク状態は、定義される複数の伝送モードのうちのいずれか一つの伝送モードでのリンク状態であってもよく、第二のリンク状態の伝送モードは、第一のリンク状態の伝送モードと異なり、具体的には、前記第二のリンク状態は、第二の伝送モードでのリンク状態であり、前記第二の伝送モードは、DU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列されることを満たし、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードであり、即ち上記第二の伝送モードは、上記case1の伝送モードである。
また、上記第一のリンク状態及び第二のリンク状態は、二つの異なる伝送モードでのリンク状態であり、上記第一のリンク状態及び第二のリンク状態は、MT TX、MT RX、DU TX及びDU RXのうちの少なくとも一つであってもよく、第一のリンク状態及び第二のリンク状態は、同様であるか又は異なるリンク状態であってもよい。
例えば、第一のリンク状態は、上記第一の伝送モードでのMT TXであり、かつ第二のリンク状態は、上記第二の伝送モードでのMT TXであり、即ち第一のリンク状態と第二のリンク状態のリンク状態は、同様であるが、伝送モードは異なる。又は、第一のリンク状態は、上記第一の伝送モードでのDU TXであり、かつ第二のリンク状態は、上記第二の伝送モードでのMT TXであり、即ち第一のリンク状態と第二のリンク状態のリンク状態は、異なり、かつ伝送モードも異なる。
本出願では、上述した第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換することは、第一のリンク状態から第二のリンク状態に変換することであってもよく、第二のリンク状態から第一のリンク状態に変換することであってもよい。
そのうち、上記第一のガードインターバルは、一つ又は複数のガードインターバルを含んでもよく、各ガードインターバルは、それぞれ一つのリンク切り替えの状況に対応する。複数のガードインターバルの場合、前記第一のガードインターバルのうちの異なるガードインターバルは、異なる第一のリンク状態と第二のリンク状態との変換、及び/又は、第一のリンク状態と異なる第二のリンク状態との変換である。理解すべきこととして、上記異なるガードインターバルは、異なる大きさのガードインターバルに限らず、異なるタイプのガードインターバルであってもよく、前記複数のガードインターバルの大きさは、同様であってもよく又は異なってもよく、ここで制限しない。
具体的には、上述した第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換することは、上記第一の伝送モードと上記第二の伝送モードとの間のリンク状態の変換であってもよく、以下のいずれか一つの実現方式を含む。
方式1において、第一のリンク状態がMT TXとDU TXのうちの少なくとも一つでありかつ第二のリンク状態がMT TXである場合、第一のリンク状態から第二のリンク状態に変換する。
方式2において、第一のリンク状態がMT TXとDU TXのうちの少なくとも一つでありかつ第二のリンク状態がMT TXである場合、第二のリンク状態から第一のリンク状態に変換する。
方式3において、第一のリンク状態がMT TXとDU TXのうちの少なくとも一つでありかつ第二のリンク状態がMT RXである場合、第一のリンク状態から第二のリンク状態に変換する。
方式4において、第一のリンク状態がMT TXとDU TXのうちの少なくとも一つでありかつ第二のリンク状態がMT RXである場合、第二のリンク状態から第一のリンク状態に変換する。
方式5において、第一のリンク状態がMT TXとDU TXのうちの少なくとも一つでありかつ第二のリンク状態がDU TXである場合、第一のリンク状態から第二のリンク状態に変換する。
方式6において、第一のリンク状態がMT TXとDU TXのうちの少なくとも一つでありかつ第二のリンク状態がDU TXである場合、第二のリンク状態から第一のリンク状態に変換する。
方式7において、第一のリンク状態がMT TXとDU TXのうちの少なくとも一つでありかつ第二のリンク状態がDU RXである場合、第一のリンク状態から第二のリンク状態に変換する。
方式8において、第一のリンク状態がMT TXとDU TXのうちの少なくとも一つでありかつ第二のリンク状態がDU RXである場合、第二のリンク状態から第一のリンク状態に変換する。
例えば、図5に示すように、IABノードは、スロット(Slot)nでcase1のMT RXを採用してデータ伝送を行い、Slot n +1でcase 6のMT TXとDU TXを採用して同時にデータ伝送を行い、この時、IABノードは、(Slot)n~Slot n+1でリンク状態の変換を送信し、即ち、MT RXの第二のリンク状態からMT TXとDU TXの第一のリンク状態に変換する。
本出願では、上記した、第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換することは、上記IABノードが第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換する場合、IABノードが第一のガードインターバル内にデータ伝送を行わないと理解されてもよい。説明すべきこととして、上記第一のガードインターバルの時間単位は、シンボル、スロット、サブフレーム、ハーフフレーム、フレーム、マイクロ秒、ミリ秒又は秒などであってもよい。
そのうち、上記第一のガードインターバルは、提供される保護シンボルパラメータ(Guard-Symbols Provided)であり、IABノードが使用不可能なシンボルの数(又は保護シンボルの数と称される)を指示するために用いられ、即ち第一のガードインターバルで指示される使用不可能なシンボルの数において、データ伝送を行わない(IABノードのいくつかのリンク状態での使用不可能なシンボルの数を意味する可能性がある)。
また、上記第一のガードインターバルは、一つ又は複数のガードインターバルを含んでもよく、各ガードインターバルは、それに対応するリンク状態の変換に作用してもよい。具体的には、上記第一の伝送モードと上記第二の伝送モードとの間のリンク状態の変換が上記方式1~8を含む場合、上記第一のガードインターバルは、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバル、即ち方式1に対応するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバル、即ち方式3に対応するガードインターバルと、
MT TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバル、即ち方式2に対応するガードインターバルと、
MT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバル、即ち方式4に対応するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバル、即ち方式5に対応するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバル、即ち方式7に対応するガードインターバルと、
DU TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバル、即ち方式6に対応するガードインターバルと、
DU RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバル、即ち方式8に対応するガードインターバルとの少なくとも一つを含んでもよい。
そのうち、上記方式1~8に対応するガードインターバルは、実際の状況に応じて予め定義された同様な値又は異なる値であってもよい。具体的には、
MT TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが0であることと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが0であることと、
DU TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが0であることと、のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
いくつかの実施の形態では、上記第一のガードインターバルは、プロトコルによって定義されるものか、又は第一のシグナリングによって配置されるものである。
また、上記第一の中継機器は、IABノードであってもよく、又は、第一の中継機器は、CU又はIAB親ノードであってもよく、ここでは限定しない。
具体的には、上記第一のシグナリングは、
前記IABノードが集中ユニットCU又は前記IAB親ノードに第一の情報を報告するためのシグナリングと、
CU又は前記IAB親ノードが前記IABノードのために第一の情報を配置するためのシグナリングと、のうちの少なくとも一つを含んでもよく、
そのうち、第一の情報は、前記ガードインターバル又は前記第一のガードインターバルに関連する情報を含む。
例えば、シグナリングによってIABノードのために第一のガードインターバルを配置することを実現するプロセスでは、IABノードが、少なくとも一つのリンク状態が変換するガードインターバル(即ち第一のガードインターバルに関連する)を取得し、それが取得したガードインターバルをシグナリング(即ち前記IABノードが集中ユニットCU又は前記IAB親ノードにガードインターバルを報告するためのシグナリング)によってCU又はIAB親ノードに送信し、そして、受信したシグナリングに応答して、CU又はIAB親ノードも少なくとも一つのリンク状態(即ち第一のガードインターバル)が変換するガードインターバル(IABノードが取得したリンク状態と同様であるか又は異なってもよい)を取得し、それが取得したガードインターバルをシグナリング(即ちCU又は前記IAB親ノードが前記IABノードにガードインターバルを配置するためのシグナリング)によって送信することにより、CU又はIAB親ノードがIABノードのために第一のガードインターバルを配置することを実現することであってもよい。
説明すべきこととして、上記第一のガードインターバルは、プロトコルによって定義されるか又はシグナリングによって配置される具体値であってもよい。例えば、MT TX又はMT RXとDU TX又は DU RXとの間の変換は、プロトコルによって定義された、以下の表1に示す8つのガードインターバル(即ちG1~G8)であってもよく、各ガードインターバルの値は、0~4個のシンボルであってもよく、無論、上記ガードインターバルの値は、4よりも大きい値であってもよく、ここでは限定しない。
Figure 0007392175000001
又は、プロトコルによって定義されるか又はシグナリングによって、予め設定されるルールに従って指示される値であってもよい。具体的には、前記第一のガードインターバルは、第二のガードインターバルに関連し、前記第二のガードインターバルは、前記第二のリンク状態と第三のリンク状態との間の変換について設定されたガードインターバルであり、前記第三のリンク状態と前記第二のリンク状態は、同じ伝送モードでのリンク状態である。ここで、第二のガードインターバルは、プロトコルによって定義されるか、又はシグナリングによって配置されてもよい。
そのうち、上記第一のガードインターバルは、第二のガードインターバルに関連し、プロトコルによって定義されるか、又はシグナリングによって配置されてもよく、第一のガードインターバルが第二のガードインターバルに関連することは、第一のガードインターバルのうちの一部又はすべてのガードインターバルが第二のガードインターバルのうちの一部又はすべてのガードインターバルと同様であると理解されてもよい。
例えば、第一のガードインターバルがcase6のリンク状態(即ち第一のリンク状態)からcase1のリンク状態(即ち第二のリンク状態)に変換するガードインターバル1及びガードインターバル2を含み、第二のガードインターバルがcase1での二つのリンク状態が変換する(即ち上記第三のリンク状態と第二のリンク状態は、いずれもcase1でのリンク状態である)ガードインターバル3を含むとすると、ガードインターバル1又は2がガードインターバル3に等しいようにプロトコルによって定義されるか、又はシグナリングによって配置してもよい。
説明すべきこととして、上記第一のガードインターバルの一部のガードインターバルが第二のガードインターバルのうちのガードインターバルと同様である場合、第一のガードインターバルのうちの他のガードインターバルは、プロトコルによって定義されるか又はシグナリングによって配置される具体値であってもよく、ここでは限定しない。
また、上記第一のガードインターバルのうちのガードインターバルが第二のガードインターバルのうちのガードインターバルに等しいことは、実際の必要に応じて、プロトコルによって定義されるか、又はシグナリングによって配置されてもよい。具体的には、いくつかの実施の形態では、前記第一のガードインターバルが前記第二のガードインターバルに関連することは、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しく、例えば、case6でのMT TXからcase1でのMT TXに切り替えるガードインターバルがcase1でのDU TXからcase1でのMT TXに切り替えるガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT RXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しく、例えば、case6でのMT TXをcase1でのMT RXに切り替えるガードインターバルがcase1でのDU TXからcase1でのMT RXに切り替えるガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT RXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しく、例えば、case1でのMT RXからcase6でのMT TXに切り替えるガードインターバルがcase1でのMT RXからcase1でのDU TXに切り替えるガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しく、例えば、case1でのMT TXからcase6でのMT TXに切り替えるガードインターバルがcase1でのMT TXからcase1でのDU TXに切り替えるガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しく、例えば、case6でのMT TXからcase1でのDU TXに切り替えるガードインターバルがcase1でのMT TXからcase1でのDU TXに切り替えるガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU RXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しく、例えば、case6でのMT TXからcase1でのDU RXに切り替えるガードインターバルがcase1でのMT TXからcase1でのDU RXに切り替えるガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、DU RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU RXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しく、例えば、case1でのDU RXからcase6でのMT TXに切り替えるガードインターバルが、case1でのDU RXからcase1でのMT TXに切り替えるガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しく、例えば、case1でのDU TXからcase6でのMT TXに切り替えるガードインターバルが、case1でのDU TXからcase1でのMT TXに切り替えるガードインターバルに等しいことと、のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
本出願では、上記した第一のガードインターバルに基づき第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換することは、第一のガードインターバルの作用対象が第一のガードインターバル内でデータの伝送を行わないように、上記した第一のガードインターバルの作用対象を、プロトコルによって定義するか、ネットワーク機器によって配置するか、CUによって配置するか又はIAB親ノードによって配置してもよい。
そのうち、第一のガードインターバルは、IABノードのMT又はDUに作用してもよく、具体的には、前記第一のガードインターバルの作用対象は、
第一のリンク状態のMTと、
第二のリンク状態のMTと、
第一のリンク状態のDUと、
第二のリンク状態のDUと、のうちの少なくとも一つを含む。
例えば、図5に示すように、上記IABノードがMT RXの第一のリンク状態からMT TXとDU TXの第二のリンク状態に変換する場合、上記第一のガードインターバルの作用対象は、MT TXにあるMTとDU TXにあるDUのうちの少なくとも一つであってもよく、又は、上記第一のガードインターバルの作用対象は、MT RXにあるMTであってもよい。
より具体的には、上記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT TX又はMT RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、前記第一のガードインターバルは、第一のリンク状態のMT又はDUに作用する。
例えば、上記図5に示す場合、上記第一のガードインターバルの作用対象は、MT TXにあるMTとDU TXにあるDUの少なくとも一つである。
より具体的には、前記第一のガードインターバルは、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TXの第二のリンク状態のMTに作用することと、前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT RXの第二のリンク状態のMTに作用することと、前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とDU TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態のMT及び/又はDUに作用し、例えば、前記第一のガードインターバルがMT TXの第一のリンク状態とDU TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TXの第一のリンク状態のMTに作用することと、前記第一のガードインターバルがDU TXの第一のリンク状態とDU TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、DU TXの第一のリンク状態のDUに作用することと、前記第一のガードインターバルがMT TXとDU TXの第一のリンク状態とDU TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TXとDU TXの第一のリンク状態のMTとDUに作用することと、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とDU RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態のMT及び/又はDUに作用することと、のうちの少なくとも一つを満たす。
説明すべきこととして、上記した上記第一のガードインターバルの作用対象をネットワーク機器によって配置するか、CUによって配置するか又はIAB親ノードによって配置することは、上記第一のシグナリングによって第一のガードインターバルの作用対象を配置することであってもよく、他のシグナリングによって第一のガードインターバルの作用対象を配置することであってもよく、ここでは限定しない。
また、さらに、上記第一のガードインターバルがその作用対象に作用する期間をプロトコルによって定義するか、ネットワーク機器によって配置するか、CUによって配置するか又はIAB親ノードによって配置してもよく、具体的には、上記第一のガードインターバルは、作用対象のリンク状態の開始期間又は終了期間に作用する。
説明すべきこととして、上記第一のガードインターバルが作用対象に作用する作用期間がリンク状態の開始期間であるか、それとも終了期間であるかは、異なるリンク状態の変換状況に応じて定義されるか、又は配置されてもよく、具体的には、前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TX又はMT RXの第二のリンク状態に変換する場合、前記第一のガードインターバルは、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態の終了期間に作用し、又は、MT TX又はMT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換する場合、前記第一のガードインターバルは、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態の開始期間に作用する。
例えば、図5に示すように、上記IABノードがMT RXの第一のリンク状態からMT TXとDU TXの第二のリンク状態に変換する場合、上記第一のガードインターバルの作用対象がMT TXにあるMTとDU TXにあるDUであり、かつ第一のガードインターバルがMT RXからMT TXに変換するガードインターバル1及びMT RXからDU TXに変換するガードインターバル2を含めば、IABノードがSlot n+1でデータを伝送する時、MTは、シンボル0~13の開始期間に位置するガードインターバル1内でデータを伝送せず、DUは、シンボル0~13の開始期間に位置するガードインターバル2内でデータを伝送せず、具体的には、ガードインターバル1が2つのシンボルであり且つガードインターバル2が3つのシンボルであれば、MTは、シンボル0及び1でTXを行わず、DUは、シンボル0~2でTXを行わない。
本実施例では、上記した第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換することは、MTとDUを含むIABノードによって実行されてもよく、DUのみを含むdonor IABノードによって実行されてもよく、ここでは限定しない。
また、上記第一のガードインターバルがプロトコルによって定義されるか、又はシグナリングによって配置されることは、上記第一の中継機器が第一のリンク状態の伝送モード及び第二のリンク状態の伝送モードを同時にサポートする場合のみ、定義されるか、又は配置されてもよく、MTとDUは、同時に送信されるか、又は同時に受信されるか、又は一方が送信され、他方が受信されてもよく、それによって、MTとDUとの間で周波数分割多重(Frequency Division Multiplexing、FDM)又は空間分割多重(Spatial Division Multiplexing、SDM)を行うことができることにより、リソースオーバヘッドを節約する。
具体的には、前記第一の中継機器が前記IABノードである場合、前記方法は、
前記IAB親ノード又はCUに第二のシグナリングを送信することをさらに含み、
そのうち、前記第二のシグナリングは、前記IABノードが第一の伝送モード及び第二の伝送モードをサポートするか否かを指示するか、又は第一の伝送モード及び第二の伝送モードの配置を指示するために用いられる。
ここで、IABノードは、二つの伝送モード(即ち第一の伝送モード及び第二の伝送モード)を同時にサポートするか否か又はこの二つの伝送モードの配置をその親ノード又はCUに報告することで、親ノード又はCUがそれに上記第一のガードインターバルを配置することを補助する。
そのうち、上記第二のシグナリングは、IABノードによってCU又は親ノードに送信された任意のシグナリングであってもよく、具体的には、上記第二のシグナリングは、
上位層又は物理レイヤシグナリング、ラジオリソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリング、MAC CEシグナリング、下りリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)シグナリング、バックホールアプリケーションプロトコル制御のプロトコルデータユニット(Backhaul Application Protocal control Protocal Data Unit、BAP control PDU)及び物理下りリンク制御チャネル(Physical downlink control channel、PDCCH)などのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
いくつかの実施の形態では、上記第一の中継機器がIABノードである場合、上記IABノードは、DU RXのオフセット量と、DU RXオフセットが発生した時刻と、のうちの少なくとも一つを報告することができ、それによって、IABノードのDU RXオフセットによるIAB親ノード又はCUのスケジューリングへの干渉を回避し、データ伝送の安定性をさらに向上させることができる。
そのうち、データ伝送プロセスでは、IABノードは、それが配置したDU RXのオフセット量と、DU RXオフセットが発生した時刻とをシグナリングによって親ノード又はCUに報告することができ、このIABノードが報告を実現するために採用するシグナリングは、上位層又は物理レイヤシグナリング、RRCシグナリング、MAC CEシグナリング、DCIシグナリング及びBAP control PDUシグナリングなどのうちの少なくとも一つであってもよい。説明すべきこととして、このシグナリングは、IABノードがIAB親ノード又はCUに第一のガードインターバル又は第一のガードインターバルに関連する情報を報告するシグナリングと同様であるか又は異なってもよい。
また、上記した、DU RXオフセットが発生した時刻は、DU RXオフセットが発生したスロット、サブスロット(subslot)又は上りリンクシンボル(UL symbol)などであってもよい。
説明すべきこととして、IABノードのリンク状態の変換間隔の配置について、DU RXオフセットが存在する期間があるリンク状態と他のリンク状態との間の変換に対して、独立した変換間隔を配置し、即ちDU RXのオフセットなしの期間があるリンク状態と他のリンク状態との間の変換間隔と独立する。
いくつかの実施の形態では、前記IAB親ノードには、前記第一のガードインターバルに関連する第一のオフセット量が配置されている。
ここで、IAB親ノードに第一のオフセット量が配置されることにより、IABノードがIABノードのために第一のオフセット量を配置できるようにし、それによって、IABノードが第一のリンク状態と第二のリンク状態との変換を行う時、第一のガードインターバル及び第一のオフセット量に基づいて実現することができ、例えば、第一のガードインターバルと第一のオフセット量の和に基づき第一のリンク状態と第二のリンク状態を変換することによって、IAB親ノードのDU RXオフセットのよるIABノードのスケジューリングへの干渉を回避し、データ伝送の安定性をさらに向上させることができる。
そのうち、第一のガードインターバルに関連する第一のオフセット量は、第一のガードインターバルに関連する少なくとも一つのリンク状態変換について、別に設定されたガードインターバルであり、具体的には、前記第一のオフセット量は、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TX又はMT RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルについて、前記第一のリンク状態のMTに対して設定されたガードインターバルと、
MT TX又はMT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルについて、前記第一のリンク状態のMTに対して設定されたガードインターバルと、のうちの少なくとも一つを含む。
説明すべきこととして、上記第一のオフセット量は、第一のリンク状態のMTによって設定された保護時間であり、実際の必要に応じてこの第一のオフセット量が第一のリンク状態のMTにある位置を設定することができ、具体的には、前記第一のオフセット量は、前記第一のリンク状態のMTの終了期間に設定される。
また、上記IAB親ノードが第一のガードインターバルに関連する第一のオフセット量をIABノードに配置することは、IABノードが上記第一のシグナリング又は他のシグナリングによって実現することであってもよく、上記第一のシグナリング又は他のシグナリングは、上位層又は物理レイヤシグナリング、RRCシグナリング、MAC CEシグナリング、DCIシグナリング、BAP control PDUシグナリング、及びPDCCHなどのうちの少なくとも一つであってもよい。
本出願では、上記第一のシグナリングには、データ伝送に前記第一のガードインターバルが配置されているか否かを指示するための第一の指示が配置されていてもよく、それによって、データ伝送プロセスでは、第一の中継機器は、ある伝送にガードインターバルを有するか否かを上記第一の指示によって動的に指示することができる。
また、上記第一の指示がデータ伝送に第一のガードインターバルが配置されていることを指示するために用いられる場合、上記第一の指示は、さらに、上記第一のガードインターバルがデータ伝送に作用する期間を指示するために用いられてもよく、具体的には、前記第一の指示は、さらに、前記第一のガードインターバルがデータ伝送に作用する開始期間又は終了期間を指示するために用いられてもよい。
いくつかの実施の形態では、前記第一の中継機器が前記IAB親ノード又はCUである場合、前記方法は、端末に第三のシグナリングを送信することをさらに含み、そのうち、前記第三のシグナリングは、前記IABノードMT TX及び/又はMT RX、又は端末の上りリンク伝送及び/又は下りリンク伝送のために第三のガードインターバルを配置するために用いられる、データ伝送の安定性をさらに向上させる。
そのうち、上記第三のシグナリングは、任意のIAB親ノード又はCUが端末に送信できるシグナリングであってもよく、具体的には、上記第三のシグナリングは、上位層又は物理レイヤシグナリング、RRCシグナリング、MAC CEシグナリング、DCIシグナリング、BAP control PDUとPDCCHなどのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
また、上記第三のシグナリングは、さらに、
前記第三のガードインターバルの時間単位、例えば、スロット、サブスロット又はシンボルなどを配置することと、
前記第三のガードインターバルの長さを配置することと、
前記第三のガードインターバルが前記IABノードのMT伝送に作用する開始期間及び/又は終了期間を配置することと、のうちの少なくとも一つに用いられてもよい。
本実施の形態では、データ伝送プロセスでは、上記第三のシグナリングは、さらに、上記第三のガードインターバルの作用するデータ伝送を指示し、即ち第三のガードインターバルがあるデータ伝送に作用するか否かを動的に指示するために用いられてもよい。
そのうち、上記第三のシグナリングは、さらに、第三のガードインターバルの作用するデータ伝送を指示するために用いられ、第三のシグナリングがDCIシグナリングである場合、DCIシグナリングにおけるフラグ(Flag)によって、データ伝送にガードインターバルが存在か否かを指示してもよい。
無論、上記第三のシグナリングがさらに第三のガードインターバルの作用するデータ伝送を指示するために用いられる場合、上記第三のシグナリングは、第三のガードインターバルの長さを配置するか又は動的に指示するか、又は第三のガードインターバルがIABノードのMT伝送に作用する開始期間及び/又は終了期間を配置するか又は動的に指示してもよい。
また、上記第三のガードインターバルは、端末の上りリンク伝送及び下りリンク伝送のうちの少なくとも一つに対して配置されるガードインターバルであってもよく、具体的には、上記第三のガードインターバルは、前記端末の上りリンク伝送及び/又は下りリンク伝送がパンクチャリング又は速度マッチングを行うガードインターバルであってもよい。
図6を参照して、図6は、本発明の実施例による、上記第一の中継機器に用いられるリンク状態の変換装置であり、図6に示すように、リンク状態の変換装置600は、
第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換するための変換モジュール601を含み、そのうち、
前記第一のリンク状態と前記第二のリンク状態は、IABノードの異なる伝送モードでのリンク状態である。
選択的に、前記第一のリンク状態は、第一の伝送モードでのリンク状態であり、前記第一の伝送モードは、
モバイルターミネーションの送信MT TXと分散ユニットの送信DU TXが時間領域単位で整列され、又はMT TXとDU TXが同時に作動することと、
DU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列されることとを満たし、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードである。
選択的に、前記第二のリンク状態は、第二の伝送モードでのリンク状態であり、前記第二の伝送モードは、
DU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列されることを満たし、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードである。
選択的に、前記第一のガードインターバルのうちの異なるガードインターバルは、異なる第一のリンク状態と第二のリンク状態との変換、及び/又は、第一のリンク状態と異なる第二のリンク状態との変換である。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からモバイルターミネーションの受信MT RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態から分散ユニットの受信DU RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
DU TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
DU RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、プロトコルによって定義されるものか、又は第一のシグナリングによって配置されるものである。
選択的に、前記第一のシグナリングは、
前記IABノードが集中ユニットCU又は前記IAB親ノードに第一の情報を報告するためのシグナリングと、
CU又は前記IAB親ノードが前記IABノードのために第一の情報を配置するためのシグナリングと、のうちの少なくとも一つを含み、
そのうち、第一の情報は、前記ガードインターバル又は前記第一のガードインターバルに関連する情報を含む。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、第二のガードインターバルに関連し、前記第二のガードインターバルは、前記第二のリンク状態と第三のリンク状態との間の変換について設定されたガードインターバルであり、前記第三のリンク状態と前記第二のリンク状態は、同じ伝送モードでのリンク状態である。
選択的に、前記第一のガードインターバルが前記第二のガードインターバルに関連することは、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT RXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT RXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU RXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、DU RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU RXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第一のガードインターバルの作用対象は、プロトコルによって定義されるものか、ネットワーク機器によって配置されるものか、CUによって配置されるものか、又はIAB親ノードによって配置されるものである。
選択的に、前記第一のガードインターバルの作用対象は、
第一のリンク状態のMTと、
第二のリンク状態のMTと、
第一のリンク状態のDUと、
第二のリンク状態のDUと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT TX又はMT RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、前記第一のガードインターバルは、第一のリンク状態のMT又はDUに作用する。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TXの第二のリンク状態のMTに作用することと、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT RXの第二のリンク状態のMTに作用することと、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とDU TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態のMT及び/又はDUに作用することと、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態と、DU RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態のMT及び/又はDUに作用することと、のうちの少なくとも一つを満たす。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、作用対象のリンク状態の開始期間又は終了期間に作用する。
選択的に、前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TX又はMT RXの第二のリンク状態に変換する場合、前記第一のガードインターバルは、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態の終了期間に作用し、又は、
MT TX又はMT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換する場合、前記第一のガードインターバルは、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態の開始期間に作用する。
選択的に、前記第一の中継機器が前記IABノードである場合、図7に示すように、前記装置600は、
前記IAB親ノード又はCUに第二のシグナリングを送信するための第一の送信モジュール602をさらに含み、
そのうち、前記第二のシグナリングは、前記IABノードが第一の伝送モード及び第二の伝送モードをサポートするか否かを指示するか、又は第一の伝送モード及び第二の伝送モードの配置を指示するために用いられる。
選択的に、前記第一の中継機器がIABノードである場合、前記IABノードは、DU RXのオフセット量及び/又はDU RXオフセットが発生した時刻を報告する。
選択的に、前記IAB親ノードには、前記第一のガードインターバルに関連する第一のオフセット量が配置されている。
選択的に、前記第一のシグナリングには、データ伝送に前記第一のガードインターバルが配置されているか否かを指示するための第一の指示が配置されている。
選択的に、前記第一の指示は、さらに、前記第一のガードインターバルがデータ伝送に作用する開始期間又は終了期間を指示するために用いられる。
選択的に、前記第一の中継機器が前記IAB親ノード又はCUである場合、図8に示すように、前記装置600は、
端末に第三のシグナリングを送信するための第二の送信モジュール603をさらに含み、
そのうち、前記第三のシグナリングは、前記IABノードMT TX及び/又はMT RX、又は端末の上りリンク伝送及び/又は下りリンク伝送のために第三のガードインターバルを配置するために用いられる。
選択的に、前記第三のシグナリングは、さらに、
前記第三のガードインターバルの時間単位を配置することと、
前記第三のガードインターバルの長さを配置することと、
前記第三のガードインターバルが前記IABノードのMT伝送に作用する開始期間及び/又は終了期間を配置することと、のうちの少なくとも一つために用いられる。
選択的に、前記第三のシグナリングは、
上位層又は物理レイヤシグナリング、ラジオリソース制御RRCシグナリング、メディアアクセス制御レイヤ制御ユニットMAC CEシグナリング、下りリンク制御情報DCIシグナリング、バックホールアプリケーションプロトコル制御のプロトコルデータユニットBAP control PDUと物理下りリンク制御チャネルPDCCHのうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第三のガードインターバルは、前記端末の上りリンク伝送及び/又は下りリンク伝送がパンクチャリング又は速度マッチングを行うガードインターバルである。
説明すべきこととして、本発明の実施例における図3に示す方法の実施例における第一の中継機器のいずれかの実施の形態は、いずれも本発明の実施例における上記リンク状態の変換装置600によって実現され、同様な技術的効果を達することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
図9は、本発明の実施例による中継機器の構造図である。この中継機器は、上記方法の実施例における第一の中継機器であってもよい。図9に示すように、中継機器900は、プロセッサ901、送受信機902、メモリ903及びバスインターフェースを含み、そのうち、
プロセッサ901は、
第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換するために用いられ、そのうち、
前記第一のリンク状態と前記第二のリンク状態は、IABノードの異なる伝送モードでのリンク状態である。
選択的に、前記第一のリンク状態は、第一の伝送モードでのリンク状態であり、前記第一の伝送モードは、
モバイルターミネーションの送信MT TXと分散ユニットの送信DU TXが時間領域単位で整列され、又はMT TXとDU TXが同時に作動することと、
DU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列されることとを満たし、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードである。
選択的に、前記第二のリンク状態は、第二の伝送モードでのリンク状態であり、前記第二の伝送モードは、
DU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列されることを満たし、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードである。
選択的に、前記第一のガードインターバルのうちの異なるガードインターバルは、異なる第一のリンク状態と第二のリンク状態との変換、及び/又は、第一のリンク状態と異なる第二のリンク状態との変換である。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からモバイルターミネーションの受信MT RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態から分散ユニットの受信DU RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
DU TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
DU RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、プロトコルによって定義されるものか、又は第一のシグナリングによって配置されるものである。
選択的に、前記第一のシグナリングは、
前記IABノードが集中ユニットCU又は前記IAB親ノードに第一の情報を報告するためのシグナリングと、
CU又は前記IAB親ノードが前記IABノードのために第一の情報を配置するためのシグナリングと、のうちの少なくとも一つを含み、
そのうち、第一の情報は、前記ガードインターバル又は前記第一のガードインターバルに関連する情報を含む。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、第二のガードインターバルに関連し、前記第二のガードインターバルは、前記第二のリンク状態と第三のリンク状態との間の変換について設定されたガードインターバルであり、前記第三のリンク状態と前記第二のリンク状態は、同じ伝送モードでのリンク状態である。
選択的に、前記第一のガードインターバルと前記第二のガードインターバルに関連することは、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT RXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT RXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からDU RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、MT TXの第二のリンク状態からDU RXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、DU RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU RXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、
前記第一のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換するガードインターバルが、前記第二のガードインターバルのうち、DU TXの第二のリンク状態からMT TXの第三のリンク状態に変換するガードインターバルに等しいことと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第一のガードインターバルの作用対象は、プロトコルによって定義されるものか、ネットワーク機器によって配置されるものか、CUによって配置されるものか、又はIAB親ノードによって配置されるものである。
選択的に、前記第一のガードインターバルの作用対象は、
第一のリンク状態のMTと、
第二のリンク状態のMTと、
第一のリンク状態のDUと、
第二のリンク状態のDUと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT TX又はMT RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、前記第一のガードインターバルは、第一のリンク状態のMT又はDUに作用する。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TXの第二のリンク状態のMTに作用することと、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とMT RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT RXの第二のリンク状態のMTに作用することと、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とDU TXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態のMT及び/又はDUに作用することと、
前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態とDU RXの第二のリンク状態との間の変換である場合、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態のMT及び/又はDUに作用することと、のうちの少なくとも一つを満たす。
選択的に、前記第一のガードインターバルは、作用対象のリンク状態の開始期間又は終了期間に作用する。
選択的に、前記第一のガードインターバルがMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態からMT TX又はMT RXの第二のリンク状態に変換する場合、前記第一のガードインターバルは、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態の終了期間に作用し、又は、
MT TX又はMT RXの第二のリンク状態からMT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態に変換する場合、前記第一のガードインターバルは、MT TX及び/又はDU TXの第一のリンク状態の開始期間に作用する。
選択的に、前記第一の中継機器が前記IABノードである場合、プロセッサ901は、さらに、
前記IAB親ノード又はCUに第二のシグナリングを送信するために用いられ、
そのうち、前記第二のシグナリングは、前記IABノードが第一の伝送モード及び第二の伝送モードをサポートするか否かを指示するか、又は第一の伝送モード及び第二の伝送モードの配置を指示するために用いられる。
選択的に、前記第一の中継機器がIABノードである場合、前記IABノードは、DU RXのオフセット量及び/又はDU RXオフセットが発生した時刻を報告する。
選択的に、前記IAB親ノードには、前記第一のガードインターバルに関連する第一のオフセット量が配置されている。
選択的に、前記第一のシグナリングには、データ伝送に前記第一のガードインターバルが配置されているか否かを指示するための第一の指示が配置されている。
選択的に、前記第一の指示は、さらに、前記第一のガードインターバルがデータ伝送に作用する開始期間又は終了期間を指示するために用いられる。
選択的に、前記第一の中継機器が前記IAB親ノード又はCUである場合、プロセッサ901は、さらに、
端末に第三のシグナリングを送信するために用いられ、
そのうち、前記第三のシグナリングは、前記IABノードMT TX及び/又はMT RX、又は端末の上りリンク伝送及び/又は下りリンク伝送のために第三のガードインターバルを配置するために用いられる。
選択的に、前記第三のシグナリングは、さらに、
前記第三のガードインターバルの時間単位を配置することと、
前記第三のガードインターバルの長さを配置することと、
前記第三のガードインターバルが前記IABノードのMT伝送に作用する開始期間及び/又は終了期間を配置することとのうちの少なくとも一つために用いられる。
選択的に、前記第三のシグナリングは、
上位層又は物理レイヤシグナリング、ラジオリソース制御RRCシグナリング、メディアアクセス制御レイヤ制御ユニットMAC CEシグナリング、下りリンク制御情報DCIシグナリング、バックホールアプリケーションプロトコル制御のプロトコルデータユニットBAP control PDUと物理下りリンク制御チャネルPDCCHのうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第三のガードインターバルは、前記端末の上りリンク伝送及び/又は下りリンク伝送がパンクチャリング又は速度マッチングを行うガードインターバルである。
図9では、バスアーキテクチャは、いずれかの数の相互接続されたバスとブリッジを含んでもよく、具体的にはプロセッサ901によって代表される一つ又は複数のプロセッサとメモリ903によって代表されるメモリの各つの回路でリンクされてもよい。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータ及びパワー管理回路などのような各つの他の回路をリンクしてもよい。それらは、すべて当技術分野でよく知っているものであるため、ここでは、これ以上説明しない。バスインターフェースは、インターフェースを提供する。送受信機902は、複数の素子であってもよく、すなわち、送信機と受信機を含み、伝送媒体で各種の他の装置と通信するためのユニットを提供してもよい。異なる端末について、ユーザインターフェース904は、さらに、必要な機器に外接や内接することができるインターフェースであってもよく、接続された機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロホン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限らない。
プロセッサ901は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する役割を持ち、メモリ903は、プロセッサ901が操作を実行する時に使用されるデータを記憶することができる。
説明すべきこととして、本実施例における上記中継機器900は、本発明の実施例における方法の実施例におけるいずれかの実施の形態の第一の中継機器であってもよく、本発明の実施例における方法の実施例における第一の中継機器のいずれかの実施の形態は、いずれも本実施例における上記中継機器900によって実現され、同様な技術的効果を達することができ、ここでこれ以上説明しない。
本発明の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上記第一の中継機器の実施例に対応する各プロセスを実現し、同じ技術的効果を達することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサに結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記リンク状態の変換方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、同じ技術的効果を達することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
理解すべきこととして、本出願の実施例で言及されたチップは、さらに、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと称されてもよい。
理解できるように、本開示に記述されたこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。ハードウェアの実現に対して、モジュール、ユニット、サブモジュール、サブユニットなどは、一つ又は複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits、ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processing、DSP)、デジタルシグナルプロセッシングデバイス(DSP Device、DSPD)、プログラマブル論理デバイス(Programmable Logic Device、PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本出願に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はそれらの組み合わせに実現されてもよい。
説明すべきこととして、本明細書において、「含む」、「包含」という用語又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによっても実現されるが、多くの場合、前者は、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本発明の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
以上に記述されているのは、本発明の具体的な実施の形態に過ぎず、本発明の保護範囲は、それに限らない。いかなる当業者が、本発明に掲示される技術的範囲内に、容易に想到できる変形又は置き換えは、いずれも、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。このため、本発明の保護範囲は、請求項の保護範囲を基にすべきである。
11 ノード
12 ノード
13 ノード
14 端末
600 変換装置
601 変換モジュール
602 第一の送信モジュール
603 第二の送信モジュール
900 中継機器
901 プロセッサ
902 送受信機
903 メモリ
904 ユーザインターフェース

Claims (14)

  1. 第一の中継機器によって実行されるリンク状態の変換方法であって、
    第一のガードインターバルに基づき、第一のリンク状態と第二のリンク状態との間で変換することを含み、そのうち、
    前記第一のリンク状態と前記第二のリンク状態は、集積アクセスバックホールIABノードの異なる伝送モードでのリンク状態であ
    前記第一のガードインターバルは、第一のシグナリングによって配置されるものであり、
    前記第一のシグナリングは、
    前記IABノードが集中ユニットCU又はIAB親ノードに第一の情報を報告するためのシグナリングを含み、前記第一のシグナリングは、メディアアクセス制御レイヤ制御ユニットMAC CEシグナリングであり、
    そのうち、前記第一の情報は、前記ガードインターバル又は前記第一のガードインターバルに関連する情報を含む、
    リンク状態の変換方法。
  2. 前記第一のリンク状態は、第一の伝送モードでのリンク状態であり、前記第一の伝送モードは、
    モバイルターミネーションの送信MT TXと分散ユニットの送信DU TXが時間領域単位で整列され、又はMT TXとDU TXが同時に作動することと、
    DU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列されることとを満たし、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第二のリンク状態は、第二の伝送モードでのリンク状態であり、前記第二の伝送モードは、
    DU TXが時間領域単位でIAB親ノードのTXタイミングに整列され、又はDU TXが時間領域単位でIAB親ノードのDU TXタイミングに整列されることを満たし、そのうち、前記IAB親ノードは、前記IABノードの親ノードである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第一のガードインターバルのうちの異なるガードインターバルは、異なる第一のリンク状態と第二のリンク状態との変換、及び/又は、第一のリンク状態と異なる第二のリンク状態との変換である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第一のガードインターバルは、
    MT TX及びDU TXのうちの少なくとも1つの第一のリンク状態からMT TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
    MT TX及びDU TXのうちの少なくとも1つの第一のリンク状態からモバイルターミネーションの受信MT RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
    MT TXの第二のリンク状態からMT TX及びDU TXのうちの少なくとも1つの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
    MT RXの第二のリンク状態からMT TX及びDU TXのうちの少なくとも1つの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
    MT TX及びDU TXのうちの少なくとも1つの第一のリンク状態からDU TXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
    MT TX及びDU TXのうちの少なくとも1つの第一のリンク状態から分散ユニットの受信DU RXの第二のリンク状態に変換するガードインターバルと、
    DU TXの第二のリンク状態からMT TX及びDU TXのうちの少なくとも1つの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、
    DU RXの第二のリンク状態からMT TX及びDU TXのうちの少なくとも1つの第一のリンク状態に変換するガードインターバルと、のうちの少なくとも一つを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第一のシグナリングは、さらに、ラジオリソース制御RRCシグナリング、下りリンク制御情報DCIシグナリング、バックホールアプリケーションプロトコル制御のプロトコルデータユニットBAP control PDUと物理下りリンク制御チャネルPDCCHのうちの少なくとも一つである、請求項に記載の方法。
  7. 前記第一のシグナリングは
    CU又は前記IAB親ノードが前記IABノードのために第一の情報を配置するためのシグナリングをさらに
    求項に記載の方法。
  8. 前記第一のガードインターバルは、第二のガードインターバルに関連し、前記第二のガードインターバルは、前記第二のリンク状態と第三のリンク状態との間の変換について設定されたガードインターバルであり、前記第三のリンク状態と前記第二のリンク状態は、同じ伝送モードでのリンク状態である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第一の中継機器が前記IABノードである場合、前記方法は、
    IAB親ノード又はCUに第二のシグナリングを送信することをさらに含み、
    そのうち、前記第二のシグナリングは、前記IABノードが第一の伝送モード及び第二の伝送モードをサポートするか否かを指示するか、又は第一の伝送モード及び第二の伝送モードの配置を指示するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第一の中継機器がIABノードである場合、前記IABノードは、DU RXのオフセット量及び/又はDU RXオフセットが発生した時刻を報告する、請求項1に記載の方法。
  11. IAB親ノードには、前記第一のガードインターバルに関連する第一のオフセット量が配置されている、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第一の中継機器がIAB親ノード又はCUである場合、前記方法は、
    端末に第三のシグナリングを送信することをさらに含み、
    そのうち、前記第三のシグナリングは、前記IABノードMT TX及びMT RXのうちの少なくとも1つ、又は端末の上りリンク伝送及び下りリンク伝送のうちの少なくとも1つのために第三のガードインターバルを配置するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  13. 中継機器であって、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶されており、前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行される時、請求項1~12のいずれか1項に記載のリンク状態の変換方法におけるステップを実現する、中継機器。
  14. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項1~12のいずれか1項に記載のリンク状態の変換方法におけるステップを実現する、コンピュータ可読記憶媒体。
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