JP2001068663A - Mosサイリスタ - Google Patents

Mosサイリスタ

Info

Publication number
JP2001068663A
JP2001068663A JP24318199A JP24318199A JP2001068663A JP 2001068663 A JP2001068663 A JP 2001068663A JP 24318199 A JP24318199 A JP 24318199A JP 24318199 A JP24318199 A JP 24318199A JP 2001068663 A JP2001068663 A JP 2001068663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
conductivity type
thyristor
anode
mos
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24318199A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yamaguchi
仁 山口
Toshio Sakakibara
利夫 榊原
Jun Sakakibara
純 榊原
Takumi Shibata
巧 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP24318199A priority Critical patent/JP2001068663A/ja
Publication of JP2001068663A publication Critical patent/JP2001068663A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】低電流領域の損失を小さくすることができるM
OSサイリスタを提供する。 【解決手段】誘電体3,6により分離されたN- 型シリ
コン層7において、P型ベース領域8とN+ 型エミッタ
領域9とカソード電極10とP+ 型アノード領域11と
アノード電極12が形成され、エミッタ領域9とN-
シリコン層7とに挟まれたベース領域8の表面露出部上
にゲート絶縁膜13を介してゲート電極14が配置され
ている。N型シリコン層7の表面であって、かつアノー
ド領域11に隣接する領域にN+ 型のドレイン領域15
が形成され、アノード電極12がドレイン領域15にも
接している。一つの素子においてMOSトランジスタと
サイリスタが並列に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はMOSサイリスタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体パワーデバイスとして、MOSサ
イリスタが知られている(特開平9−64338号公報
等)。図14には、MOSサイリスタの構成例を示す。
絶縁分離されたN型領域100において、P型ベース領
域101とN型エミッタ領域102が形成され、エミッ
タ領域102はカソード電極103と接触している。ま
た、N型領域100においてN+ 型領域104とP型ア
ノード領域105が形成され、アノード領域105はア
ノード電極106と接触している。さらに、エミッタ領
域102とN型領域100とに挟まれたベース領域10
1の表面露出部上にはゲート絶縁膜107を介してゲー
ト電極108が形成されている。
【0003】このMOSサイリスタは、電圧駆動型のパ
ワー素子で、パワーMOSやIGBTよりも高電流出力
が可能な素子として注目されている。しかしながら、こ
のMOSサイリスタは、IGBTや単純なサイリスタと
同様に電流の立ち上がりがダイオードでクランプされ
(0.7ボルト程度の電圧を印加するまでは電流が流れ
ず)、低電流出力においても0.7ボルト以上の電圧が
素子にかかってしまうため、損失が大きいという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、低電流領域の損失を小さくすることができるMO
Sサイリスタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1〜11に記載の
発明によれば、第1導電型半導体層の表面であって、か
つ第2導電型アノード領域に隣接する領域に第1導電型
のドレイン領域が形成され、アノード電極がドレイン領
域にも接することにより、MOSトランジスタが並列に
動作するようになる。このようにMOSトランジスタと
の並列型にすることにより、0ボルトから電流が立ち上
がり、MOSサイリスタの低電流領域の損失を小さくす
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、この
発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明
する。
【0007】図1には、本実施の形態における横型MO
Sサイリスタの断面図を示す。このMOSサイリスタは
半導体パワーデバイス、特に、自動車用、民生用モー
タ、或いはランプの駆動素子として用いられるものであ
る。
【0008】図1において、SOI基板1が用いられて
いる。つまり、単結晶シリコン基板2の上に埋め込み酸
化膜(誘電体)3を介して薄い単結晶シリコン層4が形
成されている。そして、このSOI基板1のシリコン層
4には埋め込み酸化膜3に達するトレンチ5が形成さ
れ、トレンチ5内には酸化膜(誘電体)6が充填されて
いる。このようにトレンチ構造によりMOSサイリスタ
形成用の島が区画形成されている。
【0009】上述のトレンチ島、つまり、誘電体(3,
6)により他の活性領域と分離されたN- 型シリコン層
(第1導電型半導体層)7における一主面表面層の一部
にP型ベース領域(第2導電型ベース領域)8が形成さ
れている。そのベース領域8の表面層の一部にはN+
エミッタ領域(第1導電型エミッタ領域)9が形成され
ている。エミッタ領域9の表面にはカソード電極10が
接するように配置されている。
【0010】また、N- 型シリコン層7の表面層の他の
一部にはP+ 型アノード領域(第2導電型アノード領
域)11が形成されている。そのアノード領域11の表
面にはアノード電極12が接するように配置されてい
る。一方、エミッタ領域9とN-型シリコン層7とに挟
まれたベース領域8の表面露出部上にはゲート絶縁膜1
3が配置されるとともに、その上にはゲート電極14が
配置されている。詳しくは、ゲート電極14はエミッタ
領域9の端部の上を基端としてベース領域8の上を通し
てN- 型シリコン層7の上に延びている。
【0011】さらに、N- 型シリコン層7の表面であっ
て、かつアノード領域11に隣接する領域にN+ 型のド
レイン領域(第1導電型のドレイン領域)15が形成さ
れている。ドレイン領域15はアノード電極12と接し
ている。
【0012】つまり、MOSサイリスタのアノード拡散
層(P+ 型領域)11に隣接する位置にNチャネルMO
Sトランジスタのドレイン電極用拡散層となるN+ 層1
5が設けられ、アノード電極12がこのN+ 層15にも
接続されている。
【0013】このような構成とすることにより、一つの
素子においてMOSトランジスタとサイリスタが並列的
に動作することになり、サイリスタの電流が立ち上がる
以前の状態でMOSトランジスタが動作し、低損失化が
達成される。即ち、出力特性は図2の実線L1のように
なり、破線L2で示されるサイリスタ単独の特性よりも
低い電圧(0ボルト)から立ち上がり、低損失化が図ら
れる。また、同じく一点鎖線L3で示されるMOSトラ
ンジスタ単独の特性に対しては、高電流化が図られる。
【0014】実験によって確認した出力特性を図3に示
す。詳しくは、ゲート電圧が7ボルトであり、(i)MO
Sトランジスタ単体、(ii)サイリスタ単体、(iii)M
OS−サイリスタ並列における、各々の特性を示す。
【0015】このような特性を利用して、本デバイス
を、例えば、自動車のパワーウィンドウ用モータを駆動
するための素子として用いた場合、図4に示すように、
ラッシュ電流やロック電流の短時間かつ大電流をサイリ
スタ特性で流し、定常電流の長時間かつ小電流をMOS
トランジスタ特性で流すことができる。従って、MOS
トランジスタ或いはサイリスタ単独では不可能或いは大
きな面積となってしまうパワー素子を小さな面積で実現
することができる。
【0016】次に、詳しい動作メカニズムについて説明
を加える。図1において、例えばドレイン電圧=5Vで
ゲートをオン(5V)にすると、ゲート電極14の下で
のP層8の表面に反転層が形成され、カソードのN+
領域9をソース、P型領域8をウエル、アノードのN+
型領域15及びN- 型領域7をドレインとするNチャネ
ルMOSトランジスタがオンする。
【0017】次に、このドレイン電流をベース電流とし
て、アノードのP+ 型領域11をエミッタ、N- 型領域
7をベース、P型領域(ウエル領域)8をコレクタとす
るPNPトランジスタがオンする。
【0018】そして、このPNPトランジスタのコレク
タ電流をベース電流として、カソードのN+ 型領域9を
エミッタ、P型領域(ウエル領域)8をベース、N-
域7をコレクタとするNPNトランジスタがオンする。
【0019】さらに、このNPNトランジスタのコレク
タ電流をベースとしてPNPトランジスタの電流が増
え、正帰還によりサイリスタがオンする。従って、MO
Sトランジスタとサイリスタが並列に動作することにな
る。
【0020】以上のように、一つの素子でMOSトラン
ジスタとサイリスタの並列動作が可能となり、サイリス
タの高電流特性とMOSトランジスタの低損失特性を両
立することができる。詳しくは、図2に示すごとく0ボ
ルトから電流が立ち上がり、低電流領域の損失を小さく
することができるとともに、サイリスタ動作で大電流を
流すことができる。さらに、SOI構造で、CMOSや
バイポーラと集積できる構造である。また、SOI分離
した各島において素子が形成されるが、隣接素子との間
で寄生素子がない。
【0021】また、図1においては、ドレイン領域15
がアノード領域11に対してベース領域8側に接してい
る。この場合には、MOSトランジスタとサイリスタの
うちMOS特性を有利に働かせることができる。つま
り、低電圧駆動時にも通常のMOSトランジスタとして
使用できる。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を説明す
る。
【0022】図5には、本実施の形態における横型MO
Sサイリスタの断面図を示す。図5において、エピ基板
(半導体基板)20を用いている。つまり、P型単結晶
シリコン基板21の上にN- 型シリコン層(第1導電型
半導体層)22をエピタキシャル成長させたものを使用
しいてる。エピ層22にはP型領域(第2導電型半導体
層)23,24が形成され、島状に絶縁分離されてい
る。つまり、N- 型エピ層22に対してP型半導体層2
3,24を接合分離層として用いている。
【0023】この基板20においてエピ層22の一主面
表面層の一部にはP型ベース領域(第2導電型ベース領
域)25が形成され、そのベース領域25の表面層の一
部にはN+ 型エミッタ領域(第1導電型エミッタ領域)
26が形成されている。エミッタ領域26の表面にはカ
ソード電極27が接するように配置されている。
【0024】エピ層22の表面層の他の一部には、P+
型アノード領域(第2導電型アノード領域)28が形成
され、そのアノード領域28の表面に接するようにアノ
ード電極29が設けられている。一方、エミッタ領域2
6とエピ層22とに挟まれたベース領域25の表面露出
部上にはゲート絶縁膜30が形成され、その上にゲート
電極31が配置されている。詳しくは、ゲート電極31
はエミッタ領域26の端部の上を基端としてベース領域
25の上を通してエピ層22上に延びている。
【0025】さらに、エピ層22の表面であって、かつ
アノード領域28に隣接する領域にN+ 型のドレイン領
域(第1導電型のドレイン領域)32が形成されてい
る。アノード電極29はドレイン領域32にも接してい
る。これにより、一つの素子においてMOSトランジス
タとサイリスタが並列に動作するこのように本例でも、
一つの素子でMOSトランジスタとサイリスタの並列動
作が可能であり、図2に示すように0ボルトから電流が
立ち上がり、低電流領域の損失を小さくすることができ
るとともに、サイリスタ動作で大電流が流せる。さら
に、PN接合分離構造で、CMOSやバイポーラと集積
できる構造となっている。さらには、コストが安い(S
OI基板よりもバルク基板の方が安価である)。
【0026】なお、第1および第2の実施形態では、同
一チップ内において素子分離された島が多数形成された
場合について説明したが、1チップ内に1つのMOSサ
イリスタが配置されている場合、つまり、素子分離構造
ではない場合に適用してもよい。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を説明す
る。
【0027】図6には、本実施の形態における縦型MO
Sサイリスタの断面図を示す。図6において、N- 型シ
リコン層(第1導電型半導体層)41の一主面表面層の
一部にはP型ベース領域(第2導電型ベース領域)42
が形成され、そのベース領域42の表面層の一部にN+
型エミッタ領域(第1導電型エミッタ領域)43が形成
されている。エミッタ領域43の表面に接するようにカ
ソード電極44が設けられている。
【0028】また、N- 型シリコン層41の一主面表面
層とは反対側の表面層には、P型アノード領域(第2導
電型アノード領域)45が形成されている。アノード領
域45の表面に接するようにアノード電極46が設けら
れている。一方、エミッタ領域43とN- 型シリコン層
41とに挟まれたベース領域42の表面露出部上にはゲ
ート絶縁膜47が形成され、その上にゲート電極48が
配置されている。詳しくは、ゲート電極48はエミッタ
領域43の端部の上を基端としてベース領域42の上を
通してN- 型シリコン層41の上に延びている。
【0029】さらに、N- 型シリコン層41の一主面表
面層とは反対側の表面層であって、かつアノード領域4
5に隣接する領域にN型のドレイン領域(第1導電型の
ドレイン領域)49が形成されている。アノード電極4
6はドレイン領域49にも接している。このようにする
ことにより、一つの素子においてMOSトランジスタと
サイリスタが並列に動作する。
【0030】本例においても、一つの素子でMOSトラ
ンジスタとサイリスタの並列動作が可能であり、図2に
示すように0ボルトから電流が立ち上がり、低電流領域
の損失を小さくすることができるとともに、サイリスタ
動作で大電流が流せる。また、縦型としたので、横型に
比べ面積当たりの電流が大きく、換言すれば、小さな面
積で同量の電流を流すことができ、コストを低くするこ
とができる。
【0031】なお、本実施形態の応用例として、図7に
示すように、P型領域45をベース層42に近づけるこ
とでオン抵抗を下げることも可能である(ただし、トレ
ードオフの関係で耐圧は低下する)。 (第4の実施の形態)次に、第4の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0032】図8には、本実施の形態におけるMOSサ
イリスタの断面図を示す。図1のMOSサイリスタに対
し、図8の本例においては、ドレイン領域15がアノー
ド領域11に対してベース領域8とは反対側に接してい
る。
【0033】このようにすると、MOSトランジスタと
サイリスタのうちサイリスタ特性を有利に働かせること
ができる。つまり、低電圧駆動時のMOSトランジスタ
動作は低出力気味であるが、高電圧駆動時にはサイリス
タとして大出力が出せる。
【0034】なお、本構造は第2の実施形態(図5)等
にも適用できる。 (第5の実施の形態)次に、第5の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0035】図9には、本実施の形態におけるMOSサ
イリスタの平面図を示す。図9において、ドレイン領域
の或る部分15aはアノード領域11aに対してベース
領域8側に接し、またドレイン領域の残りの部分15b
はアノード領域11bに対してベース領域8の反対側に
接している。つまり、P+ 型アノード領域(11a,1
1b)とN+ 型ドレイン領域(15a,15b)を市松
模様となるように配置している。
【0036】このようにすると、MOSトランジスタと
サイリスタをバランス良く働かせることができる。な
お、レイアウトの応用例として、図10に示すように、
ゲート電極14を中心にして全周にドレイン領域15
a,15bを配置してもよい。このようにすると、図9
の角部P1,P2が無くなるので電界集中が起きにくく
耐圧が上がる。
【0037】本実施形態の構造は第2の実施形態等にも
適用できる。 (第6の実施の形態)次に、第6の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0038】図11には、本実施の形態におけるMOS
サイリスタの断面図を示す。図11において、P型ベー
ス領域8の表面にP+ 型の高濃度拡散層領域60が設け
られ、さらに、この拡散層領域60の表面に接して設け
られたベース電極61とカソード電極10が接続されて
いる。
【0039】このようにベースをカソードと短絡するこ
とにより、ノイズ等によるサイリスタ誤動作を起きにく
くすることができる。なお、本構造は第2の実施形態や
第3の実施形態にも適用できる。 (第7の実施の形態)次に、第7の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0040】図12には、本実施の形態におけるMOS
サイリスタの断面図を示す。図12において、N- 型シ
リコン層7の一主面表面層であってP型ベース領域8か
ら離れた位置にP+ 型ドレイン領域(第2導電型ドレイ
ン領域)71が形成されている。ドレイン領域71には
ドレイン電極72が設けられている。P+ 型ドレイン領
域71とP型ベース領域8との間に挟まれたN- 型シリ
コン層7の表面上には絶縁膜73が形成され、その上に
は第2ゲート電極74が配置されている。この構造に
て、ベース領域8をソースとし、ドレイン領域71、第
2ゲート電極74からなるMOSトランジスタが併設さ
れていることになる。
【0041】この構造によって、第1のトランジスタ
(サイリスタ)Q1のオフ状態で、第2のトランジスタ
Q2をオンすることにより、ベースをカソードと短絡す
ることができる(エミッタ短絡型とすることができ
る)。これにより、ノイズ等によるサイリスタ誤動作を
起きにくくすることができる。さらに、サイリスタを第
2ゲート電極74でオフさせることができる。
【0042】なお、本構造は第2の実施形態や第3の実
施形態にも適用できる。 (第8の実施の形態)次に、第8の実施の形態を、第7
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0043】図13には、本実施の形態におけるMOS
サイリスタの断面図を示す。図13において、第2ゲー
ト電極74がベース領域8上のゲート電極14と接続さ
れ、P+ 型ドレイン領域71がカソード電極10と接続
されている。このようにすることにより、オン・オフを
一つのゲートで制御できる。なお、本構造は第2の実施
形態や第3の実施形態にも適用できる。
【0044】これまで説明してきた実施の形態以外にも
次のように実施してもよい。導電型に関して、これまで
の説明においては第1導電型がN型、第2導電型がP型
であったが、第1導電型をP型、第2導電型をN型とし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態におけるMOSサイリスタ
の断面図。
【図2】 電流−電圧特性を表す図。
【図3】 電流−電圧特性を表す図。
【図4】 モータ駆動電流を示す図。
【図5】 第2の実施の形態におけるMOSサイリスタ
の断面図。
【図6】 第3の実施の形態におけるMOSサイリスタ
の断面図。
【図7】 第3の実施の形態におけるMOSサイリスタ
の断面図。
【図8】 第4の実施の形態におけるMOSサイリスタ
の断面図。
【図9】 第5の実施の形態におけるMOSサイリスタ
の平面図。
【図10】 第5の実施の形態におけるMOSサイリス
タの平面図。
【図11】 第6の実施の形態におけるMOSサイリス
タの断面図。
【図12】 第7の実施の形態におけるMOSサイリス
タの断面図。
【図13】 第8の実施の形態におけるMOSサイリス
タの断面図。
【図14】 従来のMOSサイリスタの断面図。
【符号の説明】
1…SOI基板、2…単結晶シリコン基板、3…埋め込
み酸化膜、4…単結晶シリコン層、5…トレンチ、6…
酸化膜、7…N- 型シリコン層、8…P型ベース領域、
9…N+ 型エミッタ領域、10…カソード電極、11…
+ 型アノード領域、12…アノード電極、13…ゲー
ト絶縁膜、14…ゲート電極、15…N + 型のドレイン
領域、20…エピ基板、21…P型単結晶シリコン基
板、22…N- 型シリコン層、23,24…P型領域、
25…P型ベース領域、26…N+型エミッタ領域、2
7…カソード電極、28…P+ 型アノード領域、29…
アノード電極、30…ゲート絶縁膜、31…ゲート電
極、32…N+ 型のドレイン領域、41…N- 型シリコ
ン層、42…P型ベース領域、43…N+ 型エミッタ領
域、44…カソード電極、45…P型アノード領域、4
6…アノード電極、47…ゲート絶縁膜、48…ゲート
電極、49…N型のドレイン領域、60…P+ 型の高濃
度拡散層領域、61…ベース電極、71…P+ 型ドレイ
ン領域、72…ドレイン電極、73…絶縁膜、74…第
2ゲート電極。
フロントページの続き (72)発明者 榊原 純 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 柴田 巧 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5F005 AA03 AB02 AB03 AC02 AD01 AE09 AF01 AF02 CA01 CA02 GA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型半導体層(7)の表面層の一
    部に形成された第2導電型ベース領域(8)と、 その第2導電型ベース領域(8)の表面層の一部に形成
    された第1導電型エミッタ領域(9)と、 その第1導電型エミッタ領域(9)の表面に接して設け
    られたカソード電極(10)と、 前記第1導電型半導体層(7)の表面層の他の一部に形
    成された第2導電型アノード領域(11)と、 その第2導電型アノード領域(11)の表面に接して設
    けられたアノード電極(12)と、 第1導電型エミッタ領域(9)と第1導電型半導体層
    (7)とに挟まれた第2導電型ベース領域(8)の表面
    露出部上にゲート絶縁膜(13)を介して設けられたゲ
    ート電極(14)とを有する横型MOSサイリスタにお
    いて、 前記第1導電型半導体層(7)の表面であって、かつ前
    記第2導電型アノード領域(11)に隣接する領域に第
    1導電型のドレイン領域(15)を形成し、前記アノー
    ド電極(12)を前記ドレイン領域(15)にも接する
    ようにすることにより、MOSトランジスタが並列に動
    作するようにしたことを特徴とするMOSサイリスタ。
  2. 【請求項2】 誘電体(3,6)により他の活性領域と
    分離された第1導電型半導体層(7)における一主面表
    面層の一部に形成された第2導電型ベース領域(8)
    と、 その第2導電型ベース領域(8)の表面層の一部に形成
    された第1導電型エミッタ領域(9)と、 その第1導電型エミッタ領域(9)の表面に接して設け
    られたカソード電極(10)と、 前記第1導電型半導体層(7)の表面層の他の一部に形
    成された第2導電型アノード領域(11)と、 その第2導電型アノード領域(11)の表面に接して設
    けられたアノード電極(12)と、 第1導電型エミッタ領域(9)と第1導電型半導体層
    (7)とに挟まれた第2導電型ベース領域(8)の表面
    露出部上にゲート絶縁膜(13)を介して設けられたゲ
    ート電極(14)とを有する横型MOSサイリスタにお
    いて、 前記第1導電型半導体層(7)の表面であって、かつ前
    記第2導電型アノード領域(11)に隣接する領域に第
    1導電型のドレイン領域(15)を形成し、前記アノー
    ド電極(12)を前記ドレイン領域(15)にも接する
    ようにすることにより、MOSトランジスタが並列に動
    作するようにしたことを特徴とするMOSサイリスタ。
  3. 【請求項3】 第1導電型半導体層(22)に対して第
    2導電型半導体層(23,24)を接合分離層として用
    いる半導体基板(20)において第1導電型半導体層
    (22)の一主面表面層の一部に形成された第2導電型
    ベース領域(25)と、 その第2導電型ベース領域(25)の表面層の一部に形
    成された第1導電型エミッタ領域(26)と、 その第1導電型エミッタ領域(26)の表面に接して設
    けられたカソード電極(27)と、 前記第1導電型半導体層(22)の表面層の他の一部に
    形成された第2導電型アノード領域(28)と、 その第2導電型アノード領域(28)の表面に接して設
    けられたアノード電極(29)と、 第1導電型エミッタ領域(26)と第1導電型半導体層
    (22)とに挟まれた第2導電型ベース領域(25)の
    表面露出部上にゲート絶縁膜(30)を介して設けられ
    たゲート電極(31)とを有する横型MOSサイリスタ
    において、 前記第1導電型半導体層(22)の表面であって、かつ
    前記第2導電型アノード領域(28)に隣接する領域に
    第1導電型のドレイン領域(32)を形成し、前記アノ
    ード電極(29)を前記ドレイン領域(32)にも接す
    るようにすることにより、MOSトランジスタが並列に
    動作するようにしたことを特徴とするMOSサイリス
    タ。
  4. 【請求項4】 第1導電型半導体層(41)の一主面表
    面層の一部に形成された第2導電型ベース領域(42)
    と、 その第2導電型ベース領域(42)の表面層の一部に形
    成された第1導電型エミッタ領域(43)と、 その第1導電型エミッタ領域(43)の表面に接して設
    けられたカソード電極(44)と、 前記第1導電型半導体層(41)の一主面表面層とは反
    対側の表面層に形成された第2導電型アノード領域(4
    5)と、 その第2導電型アノード領域(45)の表面に接して設
    けられたアノード電極(46)と、 第1導電型エミッタ領域(43)と第1導電型半導体層
    (41)とに挟まれた第2導電型ベース領域(42)の
    表面露出部上にゲート絶縁膜(47)を介して設けられ
    たゲート電極(48)とを有する縦型MOSサイリスタ
    において、 前記第1導電型半導体層(41)の一主面表面層とは反
    対側の表面層であって、かつ前記第2導電型アノード領
    域(45)に隣接する領域に第1導電型のドレイン領域
    (49)を形成し、前記アノード電極(46)を前記ド
    レイン領域(49)にも接するようにすることにより、
    MOSトランジスタが並列に動作するようにしたことを
    特徴とするMOSサイリスタ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のM
    OSサイリスタにおいて、 前記ドレイン領域(15)が前記アノード領域(11)
    に対して前記ベース領域(8)側に接することを特徴と
    するMOSサイリスタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のM
    OSサイリスタにおいて、 前記ドレイン領域(15)が前記アノード領域(11)
    に対して前記ベース領域(8)とは反対側に接すること
    を特徴とするMOSサイリスタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のM
    OSサイリスタにおいて、 前記ドレイン領域の或る部分(15a)は前記アノード
    領域(11a)に対して前記ベース領域(8)側に接
    し、またドレイン領域の残りの部分(15b)は前記ア
    ノード領域(11b)に対して前記ベース領域(8)の
    反対側に接することを特徴とするMOSサイリスタ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のM
    OSサイリスタにおいて、 第2導電型ベース領域(8)の表面に第2導電型の高濃
    度拡散層領域(60)を設け、さらに、この拡散層領域
    (60)の表面に接して設けられたベース電極(61)
    と前記カソード電極(10)が接続されていることを特
    徴とするMOSサイリスタ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のM
    OSサイリスタにおいて、 第1導電型半導体層(7)の一主面表面層であって第2
    導電型ベース領域(8)から離れて設けた第2導電型ド
    レイン領域(71)と、 その第2導電型ドレイン領域(71)に設けたドレイン
    電極(72)と、 第2導電型ドレイン領域(71)と第2導電型ベース領
    域(8)との間に挟まれた第1導電型半導体層(7)の
    表面上に絶縁膜(73)を介して設けられた第2ゲート
    電極(74)と、を有することにより、 前記第2導電型ベース領域(8)をソースとし、第2導
    電型ドレイン領域(71)、第2ゲート電極(74)か
    らなるMOSトランジスタを併設したことを特徴とする
    MOSサイリスタ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のMOSサイリスタに
    おいて、 第2ゲート電極(74)が前記ベース領域(8)上のゲ
    ート電極(14)と接続され、第2導電型ドレイン領域
    (71)がカソード電極(10)と接続されていること
    を特徴とするMOSサイリスタ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    のMOSサイリスタにおいて、 半導体材料はシリコンであることを特徴とするMOSサ
    イリスタ。
JP24318199A 1999-08-30 1999-08-30 Mosサイリスタ Withdrawn JP2001068663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24318199A JP2001068663A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 Mosサイリスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24318199A JP2001068663A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 Mosサイリスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001068663A true JP2001068663A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17100037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24318199A Withdrawn JP2001068663A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 Mosサイリスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001068663A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6117640B2 (ja) 半導体装置及び駆動システム
US9287256B2 (en) Semiconductor device including a separation region formed around a first circuit region
JPH09266248A (ja) 半導体装置
JPH08139319A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US5485023A (en) Insulated gate bipolar transistor
JP2718907B2 (ja) Pic構造体及びその製造方法
US6225673B1 (en) Integrated circuit which minimizes parasitic action in a switching transistor pair
JPH11163336A (ja) 半導体装置
JP3444263B2 (ja) 制御回路内蔵絶縁ゲート半導体装置
US10192870B2 (en) Semiconductor device
US8878239B2 (en) Semiconductor device
JPH1065018A (ja) 半導体装置
JPH0654796B2 (ja) 複合半導体装置
JP3206395B2 (ja) 半導体装置
JPH10200104A (ja) 電圧駆動型半導体装置及びその製造方法
JP2004006555A (ja) 半導体装置
US11282954B2 (en) LDMOS device with integrated P-N junction diodes
JP2825038B2 (ja) 半導体装置
JP6370952B2 (ja) 半導体装置
JP2001068663A (ja) Mosサイリスタ
US7329566B2 (en) Semiconductor device and method of manufacture
JP2007294872A (ja) 高耐圧横型mosfet
JPH1174517A (ja) 半導体装置
JP3562282B2 (ja) 半導体装置
JP2001127287A (ja) 絶縁ゲート型半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060601

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090612