JP2001067525A - 磁気カード取引装置 - Google Patents
磁気カード取引装置Info
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Abstract
×××××カードスロットから挿入あるいはそこから排
出される磁気カードが読み取られることを未然に阻止可
能な磁気カード取引装置を提案する。 【解決手段】 磁気カード取引装置2の磁気カードリー
ダ1に磁気カード6を挿入すると、モータ14が起動し
て磁気カード6の取込み動作が開始するが、当該取込み
動作において、××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××異物検出用の
フォトセンサ70によって検出される。×××××××
×××××××××××××××××××××磁気カー
ド6の取り込み動作を中止して、強制的に装置2が停止
する。よって、××××××××××××磁気カード6
が読み取られることを未然に防止できる。
Description
を備えた磁気カード取引装置に関し、更に詳しくは、磁
気カードの不正読み取りを未然に防止するための機能を
備えた磁気カード取引装置に関するものである。
いるATM等のような磁気カードを用いて各種の取引を
行う磁気カード取引装置に取り付けられている。磁気カ
ードリーダにおけるカード挿入・排出部分は、一般に、
磁気カード挿入および排出用のカードスロットと、ここ
から挿入される磁気カードを検出するためのカード挿入
検出器と、カードスロットから挿入される磁気カードを
内部に導くカード導入路と、このカード導入路を開閉す
るシャッターとが、カード挿入方向に向けてこの順序で
配置された構成となっている。
入すると、挿入された磁気カードの先端側の磁気ストラ
イプがカード挿入検出器によって検出され、シャッター
が開き、磁気カードを内部に取込み可能になる。シャッ
ターの内部側には、磁気カードの搬送手段を構成してい
るカード取込み排出ローラ対が配置されており、挿入さ
れた磁気カードはこのカード取込みローラ対にくわえ込
まれて、内部に取り込まれる。
気カードの引っ掛かり感等の違和感を利用者に与えない
ように、カード挿入検出器によって磁気カードの挿入が
検出されると同時に、シャッターを開くと共にカード取
込みローラ対を直ちに駆動して、利用者による磁気カー
ドの挿入操作にスムーズに連続した磁気カードの取込み
動作を実現している。
気カードをカードスロットから取り出しやすくするため
に、排出完了時のカードスロットからのカード突出量を
可能な限り大きくする努力がなされている。
ドリーダでは、磁気カードの挿入時には、その先端をカ
ードスロットに挿入すると同時に、磁気カードがカード
取込みローラ対によって一定の速度で搬送される。同様
に、磁気カードの排出時にも、磁気カードがカードスロ
ットから実質的に外部に排出されるまでカード取込みロ
ーラ対によって一定の速度で搬送される。
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
××××××××××××××××。
スロットに挿入あるいはそこから排出される磁気カード
が、×××××××××××××××××××××××
××読み取られてしまうことを未然に防止可能な磁気カ
ード取引装置および磁気カードリーダを提案することに
ある。
めに、本発明は、磁気カード挿入・排出用の開口が形成
された装置ケースと、当該装置ケース内に配置された磁
気カードリーダとを有し、前記磁気カードリーダは、磁
気カードの挿入・排出用のカードスロットと、このカー
ドスロットから挿入された磁気カードを内部に取り込む
と共に前記カードスロットを介して外部に排出するカー
ド搬送手段と、内部に取り込まれた磁気カードからデー
タの再生を行う磁気ヘッドとを備えている磁気カード取
引装置において、前記カードスロット近傍に異物が取り
付けられていることを検出する異物検出手段を有するこ
とを特徴としている。
サ、マイクロ波センサ、金属検知センサ、メカニカルセ
ンサのうちの少なくとも一つを用いることができる。
該検出手段による検出領域が、磁気カードの磁気ストラ
イプの通過経路に対峙する領域となるように設定すれば
よい。
出手段によって、×××××××××××××××××
×××××××××検出できる。よって、当該異物検出
手段の出力に基づき、×××××××××××××××
××××挿入あるいは排出される磁気カードが不正に読
み取られてしまうことを未然に防止できる。
るためには、前記異物検出手段により異物が検出された
ときには、前記カード搬送手段による磁気カードの搬送
を停止させる駆動制御手段を有する構成を採用すればよ
い。
されたときに、その旨を報知する報知手段を有する構成
を採用すればよい。
入される磁気カードを導く導入路を開閉可能なシャッタ
ーと、このシャッターを開閉制御する駆動制御手段とを
有し、前記異物検出手段により異物が検出されたときに
は、前記駆動制御手段は前記シャッターにより前記導入
路を閉じて、磁気カードの挿入を阻止するようにしても
よい。
ける前記開口の近傍あるいは前記磁気カードリーダの側
に取付けることができる。また、異物検出は、例えば、
磁気カードが挿入されるカード挿入待機状態で、また
は、カード挿入検知時に行うことができる。
備えた磁気カードリーダを特徴とするものでもある。
を適用した磁気カード取引装置の一実施例を説明する。
取り付けられている磁気カードリーダの主要部分を示す
概略構成図である。本例の磁気カード取引装置2は、装
置ケースの一部であるフロントパネル3に開けたカード
スロット用開口4と、この開口4が形成されたフロント
パネル3の裏面側に取付け固定された磁気カードリーダ
1とを有している。
挿入および排出用のカードスロット5と、ここから挿入
される磁気カード6を検出するためのカード挿入検出用
の磁気ヘッド7と、カードスロット5から挿入される磁
気カード6を内部に導く導入路8と、この導入路8を開
閉するシャッター9とを有し、これらが、カード挿入方
向に沿ってこの順序で配置されている。
ローラ対11が配置され、このローラ対11によって内
部に取り込まれた磁気カード6は、所定の間隔で配置さ
れている複数組の搬送ローラ対12、13によって規定
される搬送経路に沿って搬送される。各ローラ対11〜
13は、駆動モータ14によって回転駆動される。ロー
ラ対12の配置位置には、ここを通過する磁気カード6
に形成されている磁気ストライプに対して磁気的にデー
タを記録・再生するための磁気ヘッド15が配置されて
いる。
御回路であり、マイクロコンピュータにより構成するこ
とができ、そのROM内に格納されている制御プログラ
ムに従って、磁気カード6の搬送動作、磁気ヘッド15
による読み取り動作を制御する。また、17、18はそ
れぞれフォトセンサであり、後述のように、排出される
磁気カード6の後端を検出するためのものである。
フロントパネル3の裏面側における開口4の近傍位置に
配置された異物検出用の反射型フォトセンサ70を備え
ている。この反射型フォトセンサ70による光送受用の
透光孔71がフロントパネル3に形成されている。ま
た、異物が検出された時に警報を発生するスピーカ73
が配置されており、このスピーカ73は駆動制御回路1
6によってドライバ74を介して駆動制御される。さら
に、異物が検出された時には、その旨を報知するための
警報信号Sが上位装置等に送信されるようになってい
る。
6はその磁気ストライプ6bの形成面6aが下向きの状
態で挿入・排出されるように構成されている。従って、
反射型フォトセンサ70は、当該磁気ストライプの通過
経路の直下部分(幅Lの部分)を検出領域としている。
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××。
6の動作説明図を参照して、本例の磁気カードリーダ1
における磁気カード取込みおよび磁気カード排出動作、
ならびに不正読み取り防止動作を説明する。
カード6の取込み動作を説明する。利用者が磁気カード
6をカードスロット5に挿入すると、挿入された磁気カ
ード6に形成されている磁気ストライプ6bがカード挿
入検出用の磁気ヘッド7によって検出される(ステップ
ST1)。次に、異物検出用反射型フォトセンサ70に
よる異物検出が行われ(ステップST2)、異物が検出
されない場合には、正常動作が行われる。
号により、駆動制御回路16は、モータ14を起動し
て、取込みローラ対11を含む搬送系を駆動し、同時
に、シャッター9を開く(ステップST3)。この結
果、磁気カード6を内部に取込み可能になる。磁気カー
ド6がシャッタ位置を超えて奥まで挿入されると、その
先端が取込みローラ対11にくわえ込まれて、磁気カー
ド6の取込み動作が開始する。次に、磁気カード6を読
み取り用の磁気ヘッド15の位置まで取り込んだ後は
(ステップST4)、磁気ヘッド15により、磁気カー
ド6の読み取り動作あるいは書き込み動作を行う(ステ
ップST5)。
テップST2からステップST6に移行して、異物が検
出された旨の警報を発生する。すなわち、シャッター9
を閉じたままで、スピーカ72を介して、磁気カード取
引装置1が使用不可である旨のメッセージを発生すると
ともに、上位装置に対して警報信号を送信する。この警
報信号により、装置管理者は当該装置1を点検すること
ができる。警報発生後は、装置1の駆動を停止させが、
シャッターは閉じたままなので、利用者が誤って磁気カ
ードを挿入してしまうことがない。
作においては、異物が検出されると、磁気カード6の挿
入を行わないようにしている。この結果、××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×挿入される磁気カードが読み取られてしまうことを未
然に防止できる。
本例の磁気カードリーダ1における磁気カードの排出動
作について説明する。この場合、ローラ対11〜13に
よって磁気カード6の排出動作を開始し、排出される磁
気カード6の排出方向の後端が例えばフォトセンサ17
によって検出されると(ステップST11)、反射型フ
ォトセンサ70により異物検出を行なう。
サ17によって磁気カード6の後端が検出される状態
は、磁気カード6の排出方向の先端側がカードスロット
5から所定の量だけ突き出た状態である。この状態で異
物の検出を行う。異物が検出されない場合には正常な磁
気カード排出動作を継続する(ステップST13)。フ
ォトセンサ17よりもカードスロット側に配置されてい
るフォトセンサ18によって排出される磁気カード6の
後端が検出されると(ステップST14)、モータ14
を停止して、カード排出動作を終了する(ステップST
15)。
カード6の後端が取込みローラ対11にくわえ込まれた
状態にあり、利用者が軽く磁気カード6を引っ張ること
により、カードスロット5から磁気カード6を取り出す
ことができる。なお、利用者が磁気カード6を取り出す
ことを忘れた場合には、所定の時間経過後に、取込みロ
ーラ対11を駆動して、磁気カード6を内部に回収でき
るようになっている。
は、ステップST12からステップST16に移行し
て、異物が検出された旨の警報を発生する。本例では、
スピーカ72を介して、磁気カード取引装置1が使用不
可である旨のメッセージを発生するとともに、上位装置
に対して警報信号を送信する。この警報信号により、装
置管理者は当該装置2を点検することになる。警報発生
後は、装置2の駆動を停止させる。
では、磁気カードの排出時においても、その排出側の先
端部分がカードスロット5から外部に突き出た状態で、
異物検出を行い、異物が検出されると磁気カードの排出
動作を強制的に停止させるようにしている。従って、×
×××××××××××××××××××××××××
××××××××××××××××××排出される磁気
カード5の磁気記録情報が読み取られてしまうことを未
然に阻止できる。
したときに、異物検出を行うようにしているが、カード
挿入を検知するカード挿入待機状態の時に定期的に異物
検出を行うようにし、異物検出をしたときには、装置を
休止、停止させるようにすれば、未然防止の観点で好ま
しい。
トセンサの代わりに、マイクロ波センサ、金属検知セン
サ、マイクロスイッチ等のメカニカルセンサを用いるこ
とができる。さらに、異なる種類のセンサを複数個配置
してもよい。
は、利用者の身体の動きにも反応する為、カードの挿入
なく一定時間(例えば5分間)反応が継続した場合に装
置を休止するように設定することもよい。
取引装置2の側に固定してもよいし、磁気カードリーダ
1のフレームに直接に固定することもできる。
面に形成されている場合には、各磁気ストライプの通過
経路に対峙した領域を検出可能な2個のセンサを配置す
ればよい。
ド取引装置は、異物検出手段を備えているので、×××
××××××××××××××××××××××××磁
気カードの読み取りを未然に阻止できる。
分を示す概略構成図である。
ットの部分を示す部分斜視図である。
××××××××××××状態を示す説明図である。
示すフローチャートである。
すフローチャートである。
を示すための説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 磁気カード挿入・排出用の開口が形成さ
れた装置ケースと、前記開口の内部に配置された磁気カ
ードリーダとを有し、前記磁気カードリーダは、磁気カ
ードの挿入・排出用のカードスロットと、このカードス
ロットから挿入された磁気カードを内部に取り込むと共
に前記カードスロットを介して外部に排出するカード搬
送手段と、内部に取り込まれた磁気カードからデータの
再生を行う磁気ヘッドとを備えている磁気カード取引装
置において、前記装置ケースの外面における前記カード
スロット近傍に異物が取り付けられていることを検出す
る異物検出手段を有することを特徴とする磁気カード取
引装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記異物検出手段は、フォトセンサ、マイクロ波セン
サ、金属検知センサ、メカニカルセンサのうちの少なく
とも一つであることを特徴とする磁気カード取引装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記異物検出手段による検出領域は、磁気カードの磁気
ストライプの通過経路に対峙した領域であることを特徴
とする磁気カード取引装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のうちのいずれかの項
において、 前記異物検出手段により異物が検出されたときには、前
記カード搬送手段による磁気カードの搬送を停止させる
駆動制御手段を有していることを特徴とする磁気カード
取引装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
において、 前記異物検出手段により異物が検出されたときに、その
旨を報知する報知手段を有していることを特徴とする磁
気カード取引装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のうちのいずれかの項
において、 前記カードスロットを介して挿入される磁気カードを導
く導入路を開閉可能なシャッターと、このシャッターを
開閉制御する駆動制御手段とを有し、 前記異物検出手段により異物が検出されたときには、前
記駆動制御手段は前記シャッターにより前記導入路を閉
じて、磁気カードの挿入を阻止することを特徴とする磁
気カード取引装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
において、 前記異物検出手段は、前記装置ケースにおける前記開口
の近傍あるいは前記磁気カードリーダの側に取付けられ
ていることを特徴とする磁気カード取引装置。 - 【請求項8】 請求項1において、 前記異物検出手段による異物検出は、磁気カードが挿入
されるカード挿入待機状態、または、カード挿入検知時
に行われることを特徴とする磁気カード取引装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のうちのいずれかの項
に記載された異物検出手段を有する磁気カードリーダ。
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-
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