JP2001067291A - ネットワーク監視方式 - Google Patents

ネットワーク監視方式

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JP2001067291A
JP2001067291A JP24222499A JP24222499A JP2001067291A JP 2001067291 A JP2001067291 A JP 2001067291A JP 24222499 A JP24222499 A JP 24222499A JP 24222499 A JP24222499 A JP 24222499A JP 2001067291 A JP2001067291 A JP 2001067291A
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功次 赤崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SNMP(Simple Network M
anagement Protocol:簡易ネットワ
ーク管理プロトコル)を採用したネットワーク管理シス
テムにおいて、SNMPトラップが消失した場合であっ
ても、これを自動的に検出するネットワーク監視方式を
提供する。 【解決手段】ネットワーク機器である複数のエージェン
トが、LAN(Local Area Networ
k)等の複数のネットワークに相互に接続されたネット
ワーク管理システムに、ネットワーク監視装置である2
台のマネージャを設置し、前記エージェントで発生した
異常や事象を前記マネージャに通知するためのSNMP
トラップ(Trap)を前記2台のマネージャが受信
し、前記SNMPトラップが消失した場合であっても、
前記2台のマネージャの相互通信によって前記SNMP
トラップの消失を検出可能とする構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク監視方
式に関し、特にSNMP(Simple Networ
k Management Protocol:簡易ネ
ットワーク管理プロトコル)トラップの消失を自動検出
する手段を備えたネットワーク監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】SNMPは、インターネット(Inte
rnet)やUNIXネットワークの標準プロトコルで
あるTCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Pr
otocol)のネットワーク管理プロトコルであり、
通信ネットワークなどの管理や監視を行うネットワーク
監視装置(マネージャ)とネットワークを構成するルー
タなどのネットワーク機器(エージェント)との間でネ
ットワーク管理情報を送受信する為の標準プロトコルと
して採用されている。
【0003】このSNMPを採用したネットワーク管理
システムにおいては、ネットワーク管理情報を収集する
ために、マネージャからエージェントに対して管理対象
となるオブジェクトの値の入手や設定を要求し、エージ
ェントはその要求に応答するという形で情報を交換す
る。また、エージェントがエージェントで発生した異常
や事象をマネージャに通知する場合には、トラップ(T
rap)と称するメッセージを使用して異常や事象をマ
ネージャに通知する。
【0004】周知のように、SNMPは、コマンドの送
受信に際しては、SNMPの下位プロトコルとしてUD
P(User Datagram Protocol)
を使用しており、UDPは、フロー制御や順序制御ある
いはコネクション確立などを行わない、コネクションレ
ス型と呼ばれるプロトコルである。UDPとは対照的な
TCP(Transmission Control
Protocol)は、コネクションを確立してからデ
ータ転送を行うコネクション型と呼ばれるプロトコル
で、フロー制御や順序制御などを行い、データの正常な
送信の制御とエラー時のエラー検出および回復を行い、
信頼性の高い通信を行う場合に使用されている。
【0005】UDPの特徴は、コネクションの確立を行
わないでデータを直接送信するものであるため、プロト
コル処理が高速なことであるが、TCPのように誤り訂
正や再送の機能を持たないので信頼性は低い。このた
め、UDPは、信頼性よりも高速性を求められるネット
ワーク管理などの分野で採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、SN
MPを採用したネットワーク管理システムにおいては、
ネットワーク機器であるエージェントで発生あるいは検
出した異常や事象は、SNMPのトラップ(Trap)
メッセージを使用して監視装置であるマネージャに通知
されるが、SNMPトラップはコネクションレス型の通
信方式で通知されるものであるために、マネージャでの
受信確認が行われない。従って、SNMPトラップが通
信路上で消失した場合であっても、消失したことをエー
ジェントにおいてもマネージャにおいても認識すること
が出来ないという欠点を有している。
【0007】本発明の目的は、SNMPトラップが消失
した場合であっても、これを自動的に検出するネットワ
ーク監視方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワーク監
視方式は、ネットワーク機器である複数のエージェント
と、ネットワーク監視装置である2台のマネージャが、
LAN(LocalArea Network)等の複
数のネットワークに相互に接続され、前記エージェント
と前記マネージャとの間でネットワーク管理情報を交換
するプロトコルとして、SNMP(Simple Ne
twork ManagementProtocol:
簡易ネットワーク管理プロトコル)を採用したネットワ
ーク管理システムであって、前記エージェントで発生し
た異常や事象を前記マネージャに通知するためのSNM
Pトラップ(Trap)を前記2台のマネージャが受信
し、前記SNMPトラップが消失した場合であっても、
前記2台のマネージャの相互通信によって前記SNMP
トラップの消失を検出可能とすることを特徴とする。
【0009】また、前記2台のマネージャはそれぞれ相
互に同一の構成及び機能を有し、前記2台のマネージャ
は、それぞれ、前記SNMPトラップを受信するトラッ
プ受信手段と、前記トラップ受信手段が受信したデータ
を保存し、かつ他方のマネージャに検索条件データを送
信するデータ保存手段と、他方のマネージャの前記デー
タ保存手段が送信する前記検索条件データから自マネー
ジャの保有するファイル内を検索する検索手段と、自マ
ネージャの前記検索手段及び他方のマネージャの前記検
索手段の検索結果を受信する結果受信手段と、前記結果
受信手段の受信した前記検索結果を出力するメッセージ
出力手段を備えることを特徴とする。
【0010】さらに、前記2台のマネージャが相互に通
信を行う場合、すなわち、一方のマネージャの前記デー
タ保存手段が他方のマネージャの前記検索手段に対して
前記検索条件データを送信する場合と、他方のマネージ
ャの前記検索手段が送信元マネージャの前記結果受信手
段に対して前記検索結果を送信する場合には、コネクシ
ョン型のソケット(socket)通信にて通信を行う
ことを特徴とする。
【0011】また、前記検索条件データは、マネージャ
において前記SNMPトラップを受信したSNMPトラ
ップの受信時刻と、前記SNMPトラップから抽出した
SNMPトラップの送信元のエージェントのアドレスと
オブジェクトIDとから構成される検索に必要な情報で
あることを特徴とする。
【0012】さらに、前記トラップ受信手段は、前記S
NMPトラップを受信し、該SNMPトラップが消失の
検出対象か否かを判断し、消失の検出対象であった場合
に該SNMPトラップ内の一部の情報を送信するトラッ
プ受信部と、前記トラップ受信部が送信した情報を受信
し、該受信情報を前記データ保存手段に送信するデータ
送信部とを備えることを特徴とする。
【0013】また、前記トラップ受信部が、受信した前
記SNMPトラップが消失の検出対象か否かを判断する
場合は、該SNMPトラップのcommunityが自
マネージャのcommunityと同一であれば検出対
象と判断することを特徴とする。
【0014】さらに、前記データ保存手段は、データ取
得部と、データ保存部と、ファイルと、検索条件送信部
を備え、前記データ取得部は、前記トラップ受信手段か
らのデータを受信して前記データ保存部及び前記検索条
件送信部に該受信データを送信し、前記データ保存部は
該受信データを前記ファイルに保存し、前記検索条件送
信部は、他方のマネージャの前記検索手段に前記検索条
件データを送信することを特徴とする。
【0015】また、前記検索手段は、検索条件取得部
と、検索部と、結果送信部を備え、前記検索条件取得部
は、他方のマネージャの前記データ保存手段からの前記
検索条件データを受信して前記検索部に送信し、前記検
索部は、前記ファイルを受信した前記検索条件データで
調査し、検索結果を前記結果送信部に送信し、前記結果
送信部は、前記検索結果を前記検索条件データの送信元
のマネージャの前記結果受信手段と自マネージャの前記
結果受信手段へ送信することを特徴とする。
【0016】さらに、前記結果受信手段は、結果取得部
と、結果判定部を備え、前記結果取得部は、自マネージ
ャの前記検索手段または他方のマネージャの前記検索手
段から前記検索結果を受信して前記結果判定部に送信
し、前記結果判定部は、前記検索結果がNG(No G
ood)の場合のみ前記メッセージ出力手段に前記検索
結果のメッセージを通知することを特徴とする。
【0017】また、前記メッセージ出力手段は、メッセ
ージ取得部と、メッセージ出力部を備え、前記メッセー
ジ取得部は、前記結果受信手段からメッセージの出力内
容を受信して前記メッセージ出力部に送信し、前記メッ
セージ出力部は該受信内容を表示装置などに出力するこ
とを特徴とする。
【0018】さらに、前記データ保存手段に更にタイマ
を備え、前記タイマの設定値により前記検索条件送信部
が前記検索条件データを他方のマネージャに送信するタ
イミングを調整できることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明のネットワーク監視方式の
一つの実施の形態を示すブロック図である。
【0021】図1に示す本実施の形態は、複数のネット
ワークが相互に接続された構成となっており、LAN
(Local Area Network)8、LAN
9、LAN10がネットワーク2に相互に接続されてい
る。そして、LAN8には、ネットワーク機器であるエ
ージェント1及びエージェント5が接続されており、L
AN9にはエージェント6が、LAN10にはエージェ
ント7が接続されている。また、LAN9にネットワー
ク監視装置であるマネージャ3、LAN10にもネット
ワーク監視装置であるマネージャ4が接続された構成と
なっている。
【0022】マネージャ3とマネージャ4は同一構成で
あり、マネージャ3は、SNMPトラップを受信するト
ラップ受信手段31と、トラップ受信手段31が受信し
たデータを保存し、かつ他方のマネージャ(マネージャ
4)に検索条件データを送信するデータ保存手段32
と、他方のマネージャ(マネージャ4)のデータ保存手
段42が送信する検索条件データから自マネージャの保
有するファイル内を検索する検索手段33と、自マネー
ジャ(マネージャ3)の検索手段33及び他方のマネー
ジャ(マネージャ4)の検索手段43の検索結果を受信
する結果受信手段34と、結果受信手段34の受信した
検索結果を出力するメッセージ出力手段35を備える。
【0023】マネージャ4も同様の構成であり、SNM
Pトラップを受信するトラップ受信手段41と、トラッ
プ受信手段41が受信したデータを保存し、かつ他方の
マネージャ(マネージャ3)に検索条件データを送信す
るデータ保存手段42と、他方のマネージャ(マネージ
ャ3)のデータ保存手段32が送信する検索条件データ
から自マネージャの保有するファイル内を検索する検索
手段43と、自マネージャ(マネージャ4)の検索手段
43及び他方のマネージャ(マネージャ3)の検索手段
33の検索結果を受信する結果受信手段44と、結果受
信手段44の受信した検索結果を出力するメッセージ出
力手段45を備える。
【0024】上述したように、マネージャ3とマネージ
ャ4は、全く同一の構成となっており、また、その動作
も相互に同一である。従って、以降の記述においては、
マネージャ3の動作及び構成要素を中心にして説明を進
めることとする。以下、括弧内は他方のマネージャであ
るマネージャ4での構成要素の番号を示し、動作及び構
成要素の説明が他方のマネージャ(マネージャ4)に移
る場合は、括弧内はマネージャ3での構成要素の番号を
示すものとする。
【0025】次に、図1のマネージャ3及びマネージャ
4の動作について説明する。
【0026】トラップ受信手段31(41)は、エージ
ェントより送信されてきたSNMPトラップを受信し、
データ保存手段32(42)へ結果を送信する。
【0027】データ保存手段32(42)はトラップ受
信手段31(41)より送信されてきたデータを受信
し、保存する。その後、他方のマネージャの検索手段4
3(33)へ検索条件データを送信する。
【0028】他方のマネージャの検索手段43(33)
は、データ保存手段32(42)より送信されてきた検
索条件データを元に検索を行う。その後、検索結果を検
索条件データの送信元のマネージャの結果受信手段34
と自マネージャの結果受信手段44へ送信する。
【0029】結果受信手段34(44)は、検索手段4
3または33より送信されてきた検索結果を元にメッセ
ージ出力手段35(45)へ出力メッセージを送信す
る。
【0030】メッセージ出力手段35(45)は、結果
受信手段34(44)より送信されてきた出力メッセー
ジを表示する。
【0031】尚、本実施の形態においては、エージェン
トとマネージャ間の通信は、上述したSNMPを採用し
た通信方式により行うが、マネージャとマネージャ間の
通信は、通信の確実性を保つためにコネクション型のソ
ケット(socket)通信を採用した通信方式により
行っている。具体的には、一方のマネージャのデータ保
存手段32(42)が他方のマネージャの検索手段43
(33)に対して検索条件データを送信する場合と、他
方のマネージャの検索手段43(33)が送信元マネー
ジャの結果受信手段34(44)に対して検索結果を送
信する場合に、コネクション型のソケット通信にて通信
を行う構成としてある。コネクション型のソケット通信
を採用しているため、信頼性の高い通信を両マネージャ
間で行うことが出来る。
【0032】また、本実施の形態においては、マネージ
ャ内の各手段間の通信にもコネクション型のソケット通
信を採用している。
【0033】次に、図2を参照して、マネージャ3及び
マネージャ4の詳細構成及び動作概要を説明する。
【0034】図2は、マネージャの一例を示す詳細ブロ
ック図である。
【0035】図2において、トラップ受信手段31(4
1)は、トラップ受信部311(トラップ受信部41
1)とデータ送信部312(データ送信部412)を備
える。
【0036】トラップ受信部311(411)は、エー
ジェントより送信されたSNMPトラップを受信する。
データ送信部312(412)はSNMPトラップの一
部の情報のみをデータ保存手段32(42)に送信す
る。
【0037】データ保存手段32(42)は、データ取
得部321(データ取得部421)と、データ保存部3
22(データ保存部422)と、ファイル323(ファ
イル423)と、検索条件送信部324(検索条件送信
部424)を備える。
【0038】データ取得部321(421)は、トラッ
プ受信手段31(41)からのデータを受信する。デー
タ保存部322(422)は受信データをファイル32
3(423)に保存する。検索条件送信部324(42
4)は、他方のマネージャの検索手段43(33)に検
索条件データを送信する。
【0039】検索手段33(43)は、検索条件取得部
331(検索条件取得部431)と、検索部332(検
索部432)と、結果送信部333(結果送信部43
3)を備える。
【0040】検索条件取得部331(431)は、他方
のマネージャのデータ保存手段42(32)からの検索
条件データを受信する。検索部332(432)は、フ
ァイル323(423)を受信した検索条件データで調
査する。結果送信部333(433)は、検索結果を検
索条件データの送信元のマネージャの結果受信手段44
と自マネージャの結果受信手段34へ送信する。
【0041】結果受信手段34(44)は、結果取得部
341(結果取得部441)と、結果判定部342(結
果判定部442)を備える。
【0042】結果取得部341(441)は、検索手段
33または43から検索結果を受信する。結果判定部3
42(442)は、検索結果がNG(No Good)
の場合のみメッセージ出力手段35(45)にメッセー
ジを通知する。
【0043】メッセージ出力手段35(45)は、メッ
セージ取得部351(メッセージ取得部451)と、メ
ッセージ出力部352(メッセージ出力部452)を備
える。
【0044】メッセージ取得部351(451)は、結
果受信手段34(44)からメッセージの出力内容を受
信する。メッセージ出力部352(452)は受信内容
を表示装置などに出力する。
【0045】次に、図3を参照して、マネージャ3及び
マネージャ4が受信するSNMPトラップの形式につい
て説明する。
【0046】図3は、SNMPのトラップ(Trap)
メッセージの形式を示す図である。
【0047】図3において、SNMPのトラップ(Tr
ap)メッセージは、versionとcommuni
tyとdataから構成されており、versionに
はバージョンを表す整数値が記入され、communi
tyにはコミュニティ名が記入される。コミュニティ名
は、ネットワークの管理を行う上で関連のあるマネージ
ャとエージェントのグループに付される名前である。
【0048】dataには、図3の中段に記した内容が
記入されるが、本発明に関連のある内容について説明す
ると、先ずenterpriseにはオブジェクトID
が記入される。agent−addrにはトラップを発
生したエージェントのアドレスが記入される。vari
able−bindingsには、図3の下段に記した
ように、オブジェクトの名前とその値の対が繰り返して
複数記入される。
【0049】次に、図1、図2、図3および図4、図
5、図6、図7、図8を参照して本実施の形態の動作を
より詳細に説明する。
【0050】なお、図4〜図8において、図1あるいは
図2に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字ま
たは符号を付し、その説明を省略する。
【0051】図4は、図1あるいは図2のトラップ受信
手段の動作を説明する図である。
【0052】図4において、トラップ受信手段31(4
1)の動作は以下のようになる。
【0053】エージェントから送信されたSNMPトラ
ップは、トラップ受信部311(411)が受信する
(ステップA1)。
【0054】トラップ受信部311(411)は、その
SNMPトラップが消失の検出対象かどうか調べる(ス
テップA2)。検出対象か否かは、図3に示したSNM
Pトラップのcommunityを参照し、自マネージ
ャと同一のコミュニティ名を持つエージェントからのト
ラップであれば検出の対象とし、別のコミュニティ名で
あれば検出対象としない。検出対象でない場合(ステッ
プA2:いいえ)、次のSNMPトラップの受信待ちに
なる(ステップA1に戻る)。
【0055】検出対象の場合(ステップA2:はい)、
データ送信部312(412)は、以降のマネージャで
の処理に必要となる最小限のデータをSNMPトラップ
メッセージから抽出して、データ保存手段32(42)
のデータ取得部321(421)へ送信する(ステップ
A3)。このステップでSNMPトラップメッセージか
ら抽出する最小限のデータは、SNMPトラップの受信
時刻、SNMPトラップの送信元エージェントのアドレ
ス、及び、オブジェクトIDである。最小限のデータと
した理由は、無駄なデータを流して処理速度を落とさな
いようにする為である。
【0056】データ送信部312(412)は、次に、
ステップA3での送信が確認できるまで待機し(ステッ
プA4)、送信確認が出来た後(ステップA4:はい)
該送信が成功したか否かを監視する(ステップA5)。
送信が失敗と判断した場合(ステップA5:はい)、再
送信を行う(ステップA3に戻る)。該送信が成功した
後(ステップA5:いいえ)、データ送信部312(4
12)は処理を終了し、トラップ受信部311(41
1)による次のSNMPトラップの受信待ちとなる(ス
テップA1に戻る)。
【0057】次に、図5を参照して、図1あるいは図2
のデータ保存手段32(42)の動作について説明す
る。
【0058】図5は、図1あるいは図2のデータ保存手
段の動作を説明する図である。
【0059】図5において、データ保存手段32(4
2)の動作は以下のようになる。
【0060】データ取得部321(421)は、データ
送信部312(412)が送信したデータを受信する
(ステップB1)。
【0061】データ保存部322(422)は、データ
取得部321(421)が受信したデータ(SNMPト
ラップの受信時刻、SNMPトラップの送信元エージェ
ントのアドレス、オブジェクトID)をファイル323
(423)に保存する為に、ファイル323(423)
の現在のレコード番号を1増し(ステップB2)、その
レコード番号のレコードにデータを保存する(ステップ
B3)。
【0062】次に、マネージャ3(4)の検索条件送信
部324(424)は、検索条件データ(SNMPトラ
ップの受信時刻、SNMPトラップの送信元エージェン
トのアドレス、オブジェクトID)を他方のマネージャ
の検索手段43(33)の検索条件取得部431(33
1)に送信する(ステップB4)。
【0063】検索条件送信部324(424)は、次
に、ステップB4での送信が確認できるまで待機し(ス
テップB5)、送信確認が出来た後(ステップB5:は
い)該送信が成功したか否かを監視する(ステップB
6)。送信が失敗と判断した場合(ステップB6:は
い)、検索条件データの再送信を行う(ステップB4に
戻る)。該送信が成功した後(ステップB6:いい
え)、検索条件送信部324(424)は処理を終了
し、データ取得部321(421)による次のデータの
受信待ちとなる(ステップB1に戻る)。
【0064】次に、図6を参照して、検索条件データを
受信した他方のマネージャの検索手段43(33)の動
作について説明する。
【0065】図6は、図1あるいは図2の検索手段の動
作を説明する図である。
【0066】図6において、検索手段43(33)の動
作は以下のようになる。
【0067】検索条件取得部431(331)は、検索
条件送信部324(424)が送信した検索条件データ
を受信する(ステップC1)。
【0068】検索部432(332)は、受信された検
索条件データ(SNMPトラップの受信時刻、SNMP
トラップの送信元エージェントのアドレス、オブジェク
トID)と一致するデータがファイル423(323)
内に有るか否かを検索する。
【0069】一致するデータがファイル423(32
3)内に有った場合は、同一のSNMPトラップを2つ
のマネージャが同時に受信していることを示しており、
該SNMPトラップは消失していないことを示してい
る。この為、検索結果はOK(SNMPトラップの消失
無し)として結果送信部433(333)から検索結果
を送信する。一方、一致するデータがファイル423
(323)に無かった場合は、自マネージャにおいては
検索条件データ(SNMPトラップの受信時刻、SNM
Pトラップの送信元エージェントのアドレス、オブジェ
クトID)に合致するSNMPトラップを受信していな
かったことを示しており、該SNMPトラップが消失し
たことを示している。この為、検索結果はNG(SNM
Pトラップが消失した)として結果送信部433(33
3)から検索結果を送信する。
【0070】検索部432(332)が検索条件データ
(SNMPトラップの受信時刻、SNMPトラップの送
信元エージェントのアドレス、オブジェクトID)と一
致するデータをファイル423(323)内から検索す
る場合、「SNMPトラップの受信時刻」の検索は、検
索条件データの送信元マネージャと受信元マネージャで
の時刻の誤差をふまえて、特定の範囲内を定め、その特
定の範囲内で有れば一致と判断する。「SNMPトラッ
プの送信元エージェントのアドレス」と「オブジェクト
ID」は完全に一致するものを検索する。この3つの条
件を満たすデータが検索条件データを受信した側のファ
イル423(323)内に有れば、SNMPトラップの
消失はなかったことになる。ファイル423(323)
内を最終レコードまで検索し、条件を満たすデータが見
つからなかった場合、ネットワークの経路等によりまだ
SNMPトラップを受信していな場合を考慮し、見つか
るまでn回の検索のリトライを行う。それでも検索条件
データと一致しない場合、検索条件データを受信したマ
ネージャ側にはデータが存在しない。つまり検索条件デ
ータを受信した側のSNMPトラップは消失し、検索条
件データを送信した側でしかエージェントからのSNM
Pトラップを受信していなかったことになる。
【0071】上記の動作を、図6に戻って説明すると、
検索部432(332)はファイル423(323)を
検索するリトライ回数を1に設定し(ステップC2)、
ファイル423(323)を検索するための検索用レコ
ード番号に1を設定する(ステップC3)。次にリトラ
イ回数がn回以下かを判定し(ステップC4)、n回以
下であれば(ステップC4:はい)ステップC5に進
み、n回に達していれば(ステップC4:いいえ)ファ
イル423(323)には検索条件データに一致するデ
ータが保存されていなかったことであるので、検索結果
をNGとして結果送信部433(333)に送信しステ
ップC11に進む。
【0072】ステップC5では、検索用レコード番号が
ファイル423(323)の最終レコードを越えていな
いかを判定し、最終レコードを越えていなければ(ステ
ップC5:はい)そのレコードを検索するためにステッ
プC7に進み、最終レコードを越えていれば(ステップ
C5:いいえ)リトライ回数を1増し(ステップC
6)、ステップC3に戻る。
【0073】ステップC7では、検索用レコード番号と
等しいレコードの内容を調べ、レコード内の受信時刻が
検索条件データの「SNMPトラップの受信時刻」の時
刻範囲内かを判定し、時刻範囲内であれば(ステップC
7:はい)、レコード内の次の要素である送信元アドレ
スが検索条件データの「SNMPトラップの送信元エー
ジェントのアドレス」と一致するかを判定する(ステッ
プC8)。一致すれば(ステップC8:はい)、レコー
ド内の次の要素であるオブジェクトIDが検索条件デー
タの「オブジェクトID」と一致するかを判定する(ス
テップC9)。一致すれば(ステップC9:はい)、そ
のレコードが検索条件データと一致するデータであるの
で、検索結果をOKとして結果送信部433(333)
に送信しステップC11に進む。ステップC7、ステッ
プC8、ステップC9のいずれかにおいて判定が一致で
なければ(ステップC7:いいえ、ステップC8:いい
え、ステップC9:いいえ)、検索用レコード番号を1
増し(ステップC10)、ステップC5に戻る。
【0074】ステップC11以降は結果送信部433
(333)での処理となり、ステップC11では検索結
果を結果受信手段34及び結果受信手段44の結果取得
部341及び結果取得部441に送信する。結果送信部
433(333)は、次に、ステップC11での送信が
確認できるまで待機し(ステップC12)、送信確認が
出来た後(ステップC12:はい)該送信が成功したか
否かを監視する(ステップC13)。送信が失敗と判断
した場合(ステップC13:はい)、再送信を行う(ス
テップC11に戻る)。該送信が成功した後(ステップ
C13:いいえ)、結果送信部433(333)は処理
を終了し、検索条件取得部431(331)による次の
検索条件データの受信待ちとなる(ステップC1に戻
る)。
【0075】次に、図7を参照して、図1あるいは図2
の結果受信手段34(44)の動作について説明する。
【0076】図7は、図1あるいは図2の結果受信手段
の動作を説明する図である。
【0077】図7において、結果受信手段34(44)
の動作は以下のようになる。
【0078】結果取得部341及び結果取得部441
は、結果送信部433(333)が送信した検索結果を
受信する(ステップD1)。
【0079】結果判定部342(442)は、受信した
検索結果を判定する(ステップD2)。検索結果がOK
(検索条件データによりデータが一致した。つまりSN
MPトラップの消失はなかった。)の場合は(ステップ
D2:いいえ)、検索結果の受信待ちとなる(ステップ
D1に戻る)。検索結果がNG(検索条件データにより
データが一致しなかった。つまりSNMPトラップの消
失があった。)の場合は(ステップD2:はい)、検索
結果をメッセージ出力手段35(45)のメッセージ取
得部351(451)に送信する(ステップD3)。
【0080】結果判定部342(442)は、次に、ス
テップD3での送信が確認できるまで待機し(ステップ
D4)、送信確認が出来た後(ステップD4:はい)該
送信が成功したか否かを監視する(ステップD5)。送
信が失敗と判断した場合(ステップD5:はい)、再送
信を行う(ステップD3に戻る)。該送信が成功した後
(ステップD5:いいえ)、結果判定部342(44
2)は処理を終了し、結果取得部341(441)によ
る次の検索結果の受信待ちとなる(ステップD1に戻
る)。
【0081】次に、図8を参照して、図1あるいは図2
のメッセージ出力手段35(45)の動作について説明
する。
【0082】図8は、図1あるいは図2のメッセージ出
力手段の動作を説明する図である。
【0083】図8において、メッセージ出力手段35
(45)の動作は以下のようになる。
【0084】メッセージ取得部351(451)は、結
果判定部342(442)が送信した検索結果を受信す
る(ステップE1)。
【0085】メッセージ出力部352(452)は、検
索結果がNGであった(SNMPトラップの消失があっ
た)旨のメッセージを表示装置等に出力する(ステップ
E2)。メッセージの出力後、メッセージ出力部352
(452)は処理を終了し、メッセージ取得部351
(451)による次の検索結果の受信待ちとなる(ステ
ップE1に戻る)。
【0086】次に、図9及び図4〜図8を参照して、本
実施の形態の具体的動作について説明する。
【0087】図9は、本発明の具体的動作を説明する図
である。
【0088】図9においては、ネットワーク機器である
エージェント1がSNMPトラップを送信し、これをネ
ットワーク監視装置であるマネージャ3が受信したが、
もう一方のネットワーク監視装置であるマネージャ4は
何らかの理由でこれを受信できなかった様子を示してい
る。尚、図9は、図1及び図2に示したネットワーク管
理システム及び図3から、説明に必要な構成要素のみを
抽出して構成したものであるため、図1、図2及び図3
に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または
符号を付し、その説明を省略する。
【0089】図9において、ネットワーク機器であるエ
ージェント1がSNMPトラップを送信した。エージェ
ント1のagent−addrは「aaa.bbb.c
cc.ddd」であり、SNMPトラップ内のオブジェ
クトID(enterprise)は「1.2.3.
4.5.6」であるものとする。また、エージェント1
のcommunityは「A」であり、ネットワーク監
視装置であるマネージャ3及びマネージャ4も同一のc
ommunity「A」を有しているため、このSNM
Pトラップは消失の検出対象にあたる。
【0090】マネージャ3のトラップ受信手段31は、
このSNMPトラップを時刻「yyyy/mm/dd
hh:mi:ss」に受信したが、マネージャ4のトラ
ップ受信手段41は何らかの理由でこのSNMPトラッ
プを受信できなかったものとする。
【0091】マネージャ3のトラップ受信手段31にあ
るトラップ受信部311がこのSNMPトラップを受信
し、このSNMPトラップが消失の検出対象であると判
断する。データ送信部312は、データ保存手段32に
対し、ファイル323に保存するために必要なSNMP
トラップのデータ(SNMPトラップの受信時刻「yy
yy/mm/dd hh:mi:ss」、SNMPトラ
ップの送信元エージェントのアドレス「aaa.bb
b.ccc.ddd」、オブジェクトID「1.2.
3.4.5.6」)を送信する。
【0092】データ保存手段32のデータ取得部321
が、保存するためのデータを受信し、データ保存部32
2が受信したデータをファイル323に保存する。ファ
イル323には、これまでに1レコード目からmレコー
ド目までに過去のデータが保存されていたため、m+1
レコードに受信したデータを保存する。次に、検索条件
送信部324が、検索条件データ(SNMPトラップの
受信時刻「yyyy/mm/dd hh:mi:s
s」、SNMPトラップの送信元エージェントのアドレ
ス「aaa.bbb.ccc.ddd」、オブジェクト
ID「1.2.3.4.5.6」)をマネージャ4の検
索手段43に送信する。
【0093】マネージャ4の検索手段43にある検索条
件取得部431が、検索条件データを受信し、検索部4
32が受信した検索条件データでファイル423を調査
する。マネージャ4はSNMPトラップを受信していな
いため、ファイル423内には該当データが保存されて
いない。そのため、検索をn回までリトライしても、フ
ァイル423内のデータと検索条件データが一致しな
い。つまりマネージャ4からは、受信時刻が「yyyy
/mm/dd hh:mi:ss」であり、エージェン
トのアドレスが「aaa.bbb.ccc.ddd」、
オブジェクトIDが「1.2.3.4.5.6」という
SNMPトラップが消失しているという結果になる。こ
の検索結果を、結果送信部433が結果受信手段34と
44に送信する。
【0094】結果受信手段34(44)の結果取得部3
41(441)が、検索結果を受信し、結果判定部34
2(442)が判定を行う。この例では、SNMPトラ
ップが消失しているというNGの判定となるため、結果
判定部342(442)はメッセージ取得部351(4
51)に検索結果のメッセージを送信する。
【0095】メッセージ出力手段35(45)のメッセ
ージ取得部351(451)が、検索結果のメッセージ
を受信し、メッセージ出力部352(452)は、マネ
ージャ4で、受信時刻が「yyyy/mm/dd h
h:mi:ss」であり、エージェントのアドレスが
「aaa.bbb.ccc.ddd」、オブジェクトI
Dが「1.2.3.4.5.6」のSNMPトラップが
消失している旨を表示装置等に表示することができる。
【0096】次に、図10を参照して、本発明の第2の
実施の形態について説明する。
【0097】図10は、本発明のマネージャの第2の実
施の形態を示す詳細ブロック図である。
【0098】図10を参照すると、本第2の実施の形態
は、図2に示された第1の実施の形態におけるマネージ
ャ3及びマネージャ4の構成に対して、データ保存手段
3200(データ保存手段4200)の構成にタイマ3
250(タイマ4250)を追加した点で異なってい
る。従って、図10において、図2に示す構成要素に対
応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説
明を省略する。
【0099】すなわち、図10において、データ保存手
段3200(データ保存手段4200)は、データ取得
部321(データ取得部421)と、データ保存部32
2(データ保存部422)と、ファイル323(ファイ
ル423)と、タイマ3250(タイマ4250)と、
検索条件送信部3240(検索条件送信部4240)を
備える。
【0100】データ取得部321(421)は、トラッ
プ受信手段31(41)からのデータを受信する。デー
タ保存部322(422)は受信データをファイル32
3(423)に保存する。検索条件送信部3240(4
240)は、他方のマネージャの検索手段43(33)
に検索条件データを送信する。タイマ3250(425
0)は、検索条件送信部3240(4240)が検索条
件データを他方のマネージャに送信するタイミングを調
整する。
【0101】図10のマネージャ3(4)においては、
タイマ3250(4250)に適切な時間を設定するこ
とによって、検索条件送信部3240(4240)が検
索条件データを他方のマネージャに送信するタイミング
を調整することが可能である。従って、例えば、エージ
ェントから送信されたSNMPトラップを、2つのマネ
ージャ3と4で受信する時刻が、ネットワーク構成上の
理由等により、相互にあまりにかけ離れた値になってし
まうような場合においても、検索条件データを送信する
タイミングを遅らせることが可能となる。送信のタイミ
ングを遅らせることにより、一方のマネージャではファ
イル323(423)へのSNMPトラップのデータ保
存が終了したにもかかわらず、他方のマネージャではフ
ァイル423(323)へのデータ保存が終了しておら
ず、SNMPトラップを受信しなかったと判断してしま
う誤りを回避することが可能となる。
【0102】また、タイマ3250(4250)に適切
な時間を設定することによって、他方のマネージャがフ
ァイル423(323)を検索するリトライの回数nを
減らすことも可能となるため、検索条件送信部3240
(4240)が検索条件データを送信してから結果取得
部341(441)が検索結果を受信するまでの時間を
短縮することができるという効果も有する。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ーク監視方式は、ネットワーク監視装置であるマネージ
ャを2台設置し、両マネージャ間の相互通信により、一
方のマネージャがSNMPトラップを受信し他方のマネ
ージャが該SNMPトラップを受信できなかった場合
に、該SNMPトラップが消失したと判断できるため、
コネクションレス型の通信方式で送信されるSNMPト
ラップであっても、その消失を即座に検出可能となると
いう効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク監視方式の一つの実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】マネージャの一例を示す詳細ブロック図であ
る。
【図3】SNMPのトラップ(Trap)メッセージの
形式を示す図である。
【図4】図1あるいは図2のトラップ受信手段の動作を
説明する図である。
【図5】図1あるいは図2のデータ保存手段の動作を説
明する図である。
【図6】図1あるいは図2の検索手段の動作を説明する
図である。
【図7】図1あるいは図2の結果受信手段の動作を説明
する図である。
【図8】図1あるいは図2のメッセージ出力手段の動作
を説明する図である。
【図9】本発明の具体的動作を説明する図である。
【図10】本発明のマネージャの第2の実施の形態を示
す詳細ブロック図である。
【符号の説明】
1、5、6、7 エージェント 2 ネットワーク 3、4 マネージャ 8、9、10 LAN 31、41 トラップ受信手段 32、42 データ保存手段 33、43 検索手段 34、44 結果受信手段 35、45 メッセージ出力手段 311、411 トラップ受信部 312、412 データ送信部 321、421 データ取得部 322、422 データ保存部 323、423 ファイル 324、424 検索条件送信部 331、431 検索条件取得部 332、432 検索部 333、433 結果送信部 341、441 結果取得部 342、442 結果判定部 351、451 メッセージ取得部 352、452 メッセージ出力部 3200、4200 データ保存手段 3240、4240 検索条件送信部 3250、4250 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/26 (72)発明者 太田 明彦 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町 1丁目 1番地25 日本電気ロボットエンジニアリ ング株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GB08 HB06 JA36 JB17 KA04 KB04 KB06 KB11 KC29 KC44 KC47 KC53 KG01 LB14 MC08 MD04 ME02 5K030 HC14 HD07 KA02 LB19 MA01 MC07 MC09 MD02 5K032 DA02 DA06 DB19 EA01 EA07 5K033 DA02 DA05 DB12 EA01 EA07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク機器である複数のエージェ
    ントと、ネットワーク監視装置である2台のマネージャ
    が、LAN(Local Area Network)
    等の複数のネットワークに相互に接続され、前記エージ
    ェントと前記マネージャとの間でネットワーク管理情報
    を交換するプロトコルとして、SNMP(Simple
    Network Management Proto
    col:簡易ネットワーク管理プロトコル)を採用した
    ネットワーク管理システムであって、前記エージェント
    で発生した異常や事象を前記マネージャに通知するため
    のSNMPトラップ(Trap)を前記2台のマネージ
    ャが受信し、前記SNMPトラップが消失した場合であ
    っても、前記2台のマネージャの相互通信によって前記
    SNMPトラップの消失を検出可能とすることを特徴と
    するネットワーク監視方式。
  2. 【請求項2】 前記2台のマネージャはそれぞれ相互に
    同一の構成及び機能を有し、前記2台のマネージャは、
    それぞれ、前記SNMPトラップを受信するトラップ受
    信手段と、前記トラップ受信手段が受信したデータを保
    存し、かつ他方のマネージャに検索条件データを送信す
    るデータ保存手段と、他方のマネージャの前記データ保
    存手段が送信する前記検索条件データから自マネージャ
    の保有するファイル内を検索する検索手段と、自マネー
    ジャの前記検索手段及び他方のマネージャの前記検索手
    段の検索結果を受信する結果受信手段と、前記結果受信
    手段の受信した前記検索結果を出力するメッセージ出力
    手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のネット
    ワーク監視方式。
  3. 【請求項3】 前記2台のマネージャが相互に通信を行
    う場合、すなわち、一方のマネージャの前記データ保存
    手段が他方のマネージャの前記検索手段に対して前記検
    索条件データを送信する場合と、他方のマネージャの前
    記検索手段が送信元マネージャの前記結果受信手段に対
    して前記検索結果を送信する場合には、コネクション型
    のソケット(socket)通信にて通信を行うことを
    特徴とする請求項1及び請求項2に記載のネットワーク
    監視方式。
  4. 【請求項4】 前記検索条件データは、マネージャにお
    いて前記SNMPトラップを受信したSNMPトラップ
    の受信時刻と、前記SNMPトラップから抽出したSN
    MPトラップの送信元のエージェントのアドレスとオブ
    ジェクトIDとから構成される検索に必要な情報である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3に記載のネット
    ワーク監視方式。
  5. 【請求項5】 前記トラップ受信手段は、前記SNMP
    トラップを受信し、該SNMPトラップが消失の検出対
    象か否かを判断し、消失の検出対象であった場合に該S
    NMPトラップ内の一部の情報を送信するトラップ受信
    部と、前記トラップ受信部が送信した情報を受信し、該
    受信情報を前記データ保存手段に送信するデータ送信部
    とを備えることを特徴とする請求項1から請求項4に記
    載のネットワーク監視方式。
  6. 【請求項6】 前記トラップ受信部が、受信した前記S
    NMPトラップが消失の検出対象か否かを判断する場合
    は、該SNMPトラップのcommunityが自マネ
    ージャのcommunityと同一であれば検出対象と
    判断することを特徴とする請求項1から請求項5に記載
    のネットワーク監視方式。
  7. 【請求項7】 前記データ保存手段は、データ取得部
    と、データ保存部と、ファイルと、検索条件送信部を備
    え、前記データ取得部は、前記トラップ受信手段からの
    データを受信して前記データ保存部及び前記検索条件送
    信部に該受信データを送信し、前記データ保存部は該受
    信データを前記ファイルに保存し、前記検索条件送信部
    は、他方のマネージャの前記検索手段に前記検索条件デ
    ータを送信することを特徴とする請求項1から請求項6
    に記載のネットワーク監視方式。
  8. 【請求項8】 前記検索手段は、検索条件取得部と、検
    索部と、結果送信部を備え、前記検索条件取得部は、他
    方のマネージャの前記データ保存手段からの前記検索条
    件データを受信して前記検索部に送信し、前記検索部
    は、前記ファイルを受信した前記検索条件データで調査
    し、検索結果を前記結果送信部に送信し、前記結果送信
    部は、前記検索結果を前記検索条件データの送信元のマ
    ネージャの前記結果受信手段と自マネージャの前記結果
    受信手段へ送信することを特徴とする請求項1から請求
    項7に記載のネットワーク監視方式。
  9. 【請求項9】 前記結果受信手段は、結果取得部と、結
    果判定部を備え、前記結果取得部は、自マネージャの前
    記検索手段または他方のマネージャの前記検索手段から
    前記検索結果を受信して前記結果判定部に送信し、前記
    結果判定部は、前記検索結果がNG(No Good)
    の場合のみ前記メッセージ出力手段に前記検索結果のメ
    ッセージを通知することを特徴とする請求項1から請求
    項8に記載のネットワーク監視方式。
  10. 【請求項10】 前記メッセージ出力手段は、メッセー
    ジ取得部と、メッセージ出力部を備え、前記メッセージ
    取得部は、前記結果受信手段からメッセージの出力内容
    を受信して前記メッセージ出力部に送信し、前記メッセ
    ージ出力部は該受信内容を表示装置などに出力すること
    を特徴とする請求項1から請求項9に記載のネットワー
    ク監視方式。
  11. 【請求項11】 前記データ保存手段に更にタイマを備
    え、前記タイマの設定値により前記検索条件送信部が前
    記検索条件データを他方のマネージャに送信するタイミ
    ングを調整できることを特徴とする請求項1から請求項
    10に記載のネットワーク監視方式。
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