JPH09172433A - ネットワーク管理システム - Google Patents

ネットワーク管理システム

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Publication number
JPH09172433A
JPH09172433A JP7331286A JP33128695A JPH09172433A JP H09172433 A JPH09172433 A JP H09172433A JP 7331286 A JP7331286 A JP 7331286A JP 33128695 A JP33128695 A JP 33128695A JP H09172433 A JPH09172433 A JP H09172433A
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JP
Japan
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frame
agent
address
network
manager
Prior art date
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Pending
Application number
JP7331286A
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English (en)
Inventor
Eiko Muto
映子 武藤
Osamu Yamaguchi
治 山口
Hiroaki Imafuku
宏壮 今福
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ネットワーク管理システムに関
し、マネージャがネットワークに接続されているエージ
ェントを探索して見つけて異常通知先アドレスやマネー
ジャのアクセス権などを自動設定し、従来のエージェン
ト側での設定作業を削減することを目的とする。 【解決手段】 フレームをブロードキャストして応答フ
レームをもとにエージェントのアドレスを検出してエー
ジェント管理テーブルに登録した後、登録したエージェ
ントのアドレスを宛先にしてフレームに異常通知先アド
レスおよびパスワードを設定して送信する自動設定手段
を設けたマネージャと、ブロードキャストされたフレー
ムを受信したときに自アドレスを設定したフレームを返
送、および自アドレスを指定したフレームを受信したと
き設定されている異常通知先アドレスおよびパスワード
を管理ファイルに保存する自動登録手段を設けたエージ
ェントとを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたエージェントを管理するネットワーク管理シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークにマネージャおよび
複数のエージェントが接続されているシステムにおい
て、各エージェントで異常が発生した場合のトラップ送
信先(異常情報通知先)やマネージャからの各エージェ
ントへのアクセス権の設定は、各エージェント側で人手
によってそれぞれ行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ネットワーク
に接続された各エージェント側で異常発生時のトラップ
送信先(異常情報の送信先)の設定やマネージャからの
各エージェントへのアクセス権の設定を人手によって行
っていたため、監視対象のエージェントの台数が増える
に従いこの設定作業に大変な手間が必要となってしまう
問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
マネージャがネットワークに接続されているエージェン
トを探索して見つけて異常通知先アドレスやマネージャ
のアクセス権などを自動設定し、従来のエージェント側
での設定作業を削減することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、マネージ
ャ2は、ネットワークに接続された複数のエージェント
5を監視するものであって、ここでは、自動設定手段3
およびエージェント管理テーブル4などから構成される
ものである。
【0006】自動設定手段3は、ネットワークに接続さ
れたエージェント5を検出してエージェント管理テーブ
ル4に登録したり、登録したエージェント5に異常通知
先アドレスやパスワードを設定したり、エージェント5
からデータを読みだしたりなどするものである。
【0007】エージェント管理テーブル4は、ネットワ
ークに接続された監視対象のエージェント5に関する情
報などを登録するものである。エージェント5は、ネッ
トワークに接続されたマネージャ2によって監視される
もの(端末)であって、ここでは、自動登録手段6、通
知手段7などから構成されるものである。
【0008】自動登録手段6は、ネットワークからのブ
ロードキャストされたフレームを受信したときに自アド
レスを設定したフレームを返送したり、ネットワークか
ら自アドレスを指定したフレームを受信したときに当該
フレームに設定されている異常通知先アドレスおよびパ
スワードをファイルに保存したりなどするものである。
【0009】通知手段7は、エージェントに異常発生時
に異常発生したエージェント5のアドレス、パスワード
および異常内容を設定したフレームをマネージャ2に送
信したり、マネージャ2からフレームによってアクセス
要求があったときにパスワードおよびアクセス権がOK
のときにデータをフレームに設定して返送したりなどす
るものである。
【0010】次に、動作を説明する。マネージャ2の自
動設定手段3がネットワークにフレームをブロードキャ
ストし、エージェント5の自動登録手段6がネットワー
クからのブロードキャストされたフレームを受信したと
きに自アドレスを設定した応答フレームを返送し、マネ
ージャ2の自動設定手段3がこの応答フレームからエー
ジェント5のアドレスを取り出してエージェント管理テ
ーブル4に登録した後、登録したエージェント5のアド
レスを宛先にしてフレームに異常通知先アドレスおよび
パスワードを設定して送信し、エージェント5の自動登
録手段6がネットワークから自アドレスを指定したフレ
ームを受信したときに当該フレームに設定されている異
常通知先アドレスおよびパスワードをファイルに保存す
るようにしている。
【0011】また、マネージャ2の自動設定手段3がエ
ージェント管理テーブル4に登録されているエージェン
ト5のアドレスを宛先にしてフレームにパスワードとア
クセス権を設定して送信し、エージェント5の自動登録
手段6がネットワークからフレームを受信したときにマ
ネージャのパスワードとアクセス権をファイルに登録
し、エージェント5の通知手段7がネットワークを介し
て受信したフレームについてアクセス要求であったとき
にファイルを参照してパスワードとアクセス権の認証が
OKのときに要求のあったデータをフレームに設定して
返送するようにしている。
【0012】また、エージェント5の通知手段7がエー
ジェント5に異常発生時に、異常発生したエージェント
5のアドレス、パスワードおよび異常内容を設定したフ
レームを送信し、マネージャ2がネットワークから受信
したフレームについてエージェント管理テーブル4を参
照してアドレスに対応するパスワードがOKのときに異
常内容を取り出して表示などするようにしている。
【0013】また、マネージャ2の自動設定手段3が一
定時間毎にエージェント管理テーブル4に登録されてい
るエージェント5のアドレスを宛先にしてフレームを送
信し、一定時間内にフレームの応答がなかったときにエ
ージェント管理テーブル4の当該エントリの内容を無効
に設定するようにしている。
【0014】従って、マネージャ2がネットワークに接
続されているエージェント5を探索して見つけて異常通
知先アドレスやマネージャ2のアクセス権などを自動設
定することにより、従来のエージェント側での設定作業
を削減することなどが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図1から図11を用いて本
発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、管理ファイル(トラップ)8は、マネー
ジャ2のIPアドレスに対応づけてトラップ用コミュニ
ティ名(パスワードの一種)を登録して管理するもので
ある(図7の(a)参照)。
【0017】管理ファイル(MIB)9は、MIBコミ
ュニティ名に対応づけてアクセス権を登録して管理する
ものである(図7の(b)参照)。ネットワークは、エ
ージェント5、マネージャ2などの間で相互にフレーム
を送受信するためのネットワークである。
【0018】次に、図2のフローチャートを用いて図1
の構成の設定時の手順を詳細に説明する。図2は、本発
明の設定フローチャート(その1)を示す。
【0019】図2において、S1は、フレーム(Ech
o)を作成する。これは、後述する図5の(a)のフレ
ーム(Echo)のように、宛先アドレス(ff:ブロ
ードキャストを表す)、送信元アドレス(#00:マネ
ージャ2のアドレス)、コントロールデータ(Ech
o:応答要求データ)を設定したフレームを作成する。
【0020】S2は、ブロードキャストで送信する。こ
れは、S1で作成したブロードキャストのフレーム(E
cho)をネットワークに送信する。S3は、エージェ
ントが受信する。これは、S2でネットワークに送信さ
れたフレーム(Echo)をエージェント5が受信す
る。
【0021】S4は、応答要か判別する。YESの場合
には、S5に進む。NOの場合には、自エージェントが
応答不要と判明したので、受信したフレームを無視(放
棄)する。
【0022】S5は、S4で応答要と判明したので、フ
レーム(EchoReply)を作成する。これは、後
述する図5の(b)のフレーム(EchoReply)
のように、宛先アドレス(#00:マネージャ2のアド
レス)、送信元アドレス(#11:エージェント5のア
ドレス)、コントロールデータ(EchoReply:
応答データ)を設定したフレームを作成する。
【0023】S6は、送信する。これは、S5で作成し
たフレーム(EchoReply)をネットワークに送
信する。S7は、S6で送信されたフレーム(Echo
Reply)を宛先のマネージャ2が受信する。
【0024】S8は、管理テーブルへの登録を行う。こ
れは、図1のエージェント管理テーブル4に、受信した
フレーム(EchoReply)から取り出したエージ
ェント5のアドレス、フレーム(Echo)の応答の有
を登録する(図6参照)。
【0025】以上のS1からS8によって、マネージャ
2がフレームをブロードキャストしてネットワークに接
続されているエージェント5からの応答フレームによっ
て全ての監視対象のエージェント5のアドレス、フレー
ム(Echo)の有りを後述する図6のエージェント管
理テーブル4に示すように探索して登録することが可能
となる。
【0026】S9は、フレーム(SNMP要求)を作成
する。これは、後述する図5の(c)のフレーム(SN
MP要求)のように、宛先アドレス(#11:エージェ
ント5のアドレス)、送信元アドレス(#00:マネー
ジャ2のアドレス)、プロトコルデータ(GetReq
uestPDU:PDU要求データ)を設定したフレー
ムを作成する。
【0027】S10は、送信する。これは、S9で作成
したフレーム(SNMP要求)をネットワークに送信す
る。S11は、エージェントが受信する。これは、S1
0でネットワークに送信されたフレーム(SNMP要
求)を宛先のエージェント5が受信する。
【0028】S12は、応答要か判別する。YESの場
合には、S13に進む。NOの場合には、自エージェン
トが応答不要と判明したので、受信したフレームを無視
(放棄)する。
【0029】S13は、S12で応答要と判明したの
で、フレーム(SNMP応答)を作成する。これは、後
述する図5の(d)のフレーム(SNMP応答)に示す
ように、宛先アドレス(#00:マネージャ2のアドレ
ス)、送信元アドレス(#11:エージェント5のアド
レス)、プロトコルデータ(GetResponseP
DU:PDU応答データ)を設定したフレームを作成す
る。
【0030】S14は、送信する。これは、S13で作
成したフレーム(SNMP応答)をネットワークに送信
する。S15は、S14で送信されたフレーム(SNM
P応答)を宛先のマネージャ2が受信する。
【0031】S16は、管理テーブルへの登録を行う。
これは、図1のエージェント管理テーブル4に、受信し
たフレーム(SNMP応答)から取り出したエージェン
ト5のアドレス、PDU(プロトコル・データ・ユニッ
ト)を登録する。
【0032】S17は、エージェントの認識を完了す
る。以上のS9からS17によって、マネージャ2がフ
レームを監視対象のエージェント5に送信してPDUデ
ータの返信を受けて登録し、監視対象のネットワークに
接続されているエージェント5の認識を完了したことと
なる。そして、(A)に続けて、図3および図4を行
う。
【0033】図3は、本発明の設定フローチャート(そ
の2)を示す。これは、異常通知先アドレスの設定のフ
ローチャートである。図3において、S21は、フレー
ム(アドレス設定)を作成する。これは、後述する図5
の(e)のフレーム(アドレス設定)のように、宛先ア
ドレス(#11:エージェント5のアドレス)、送信元
アドレス(#00:マネージャ2のアドレス)、データ
(マネージャIPアドレス、トラップ用コミュニティ
名)を設定したフレームを作成する。
【0034】S22は、送信する。これは、S21で作
成したフレーム(アドレス設定)をネットワークに送信
する。S23は、エージェントが受信する。これは、S
22でネットワークに送信されたフレーム(アドレス設
定)をエージェント5が受信する。
【0035】S24は、管理ファイル(トラップ)へ保
存する。これは、後述する図7の(a)の管理ファイル
(トラップ)8に示すように、S23で受信したフレー
ム(アドレス設定)から取り出して保存する。
【0036】S25は、応答フレームを送信する。S2
6は、S25の応答フレームを受信する。S27は、管
理テーブルの更新を行う。これは、エージェント管理テ
ーブル4を更新し、エージェント5が管理ファイル(ト
ラップ)8に保存した内容と一致させておく。
【0037】以上によって、マネージャ2がエージェン
ト5に対してフレーム(アドレス設定)によって自動的
に各エージェント5に異常発生時のフレームの送信先ア
ドレス(マネージャIPアドレス)およびパスワード
(トラップ用コミュニティ名)を自動設定できたことと
なる。
【0038】図4は、本発明の設定フローチャート(そ
の3)を示す。これは、MIBアクセス(エージェント
が持つデータへのアクセス)の設定のフローチャートで
ある。
【0039】図4において、S31は、フレーム(MI
B設定)を作成する。これは、後述する図5の(f)の
フレーム(MIB設定)のように、宛先アドレス(#1
1:エージェント5のアドレス)、送信元アドレス(#
00:マネージャ2のアドレス)、データ(MIB用コ
ミュニティ名、アクセス権)を設定したフレームを作成
する。
【0040】S32は、送信する。これは、S31で作
成したフレーム(MIB設定)をネットワークに送信す
る。S33は、エージェントが受信する。これは、S3
2でネットワークに送信されたフレーム(MIB設定)
をエージェント5が受信する。
【0041】S34は、管理ファイル(MIB)へ保存
する。これは、後述する図7の(b)の管理ファイル
(MIB)9に示すように、S33で受信したフレーム
(MIB設定)から取り出して保存する。
【0042】S35は、応答フレームを送信する。S3
6は、S35の応答フレームを受信する。S37は、管
理テーブルの更新を行う。これは、エージェント管理テ
ーブル4を更新し、エージェント5が管理ファイル(M
IB)9に保存した内容と一致させておく。
【0043】以上によって、マネージャ2がエージェン
ト5に対してフレーム(MIB設定)によって自動的に
各エージェント5に対するマネージャ2からのアクセス
時のパスワード(MIB用コミュニティ名)およびアク
セス権(read(参照)のみ、read/write
(参照更新))を自動設定できたこととなる。
【0044】図5は、本発明のフレーム例(その1)を
示す。図5の(a)は、フレーム(Echo)例を示
す。これは、既述した図2のS1で作成するフレームの
例であって、図示の下記の項目を設定する。
【0045】・宛先アドレス:ff(ブロードキャスト
を表す) ・送信元アドレス:#00(マネージャのアドレスを表
す) ・コントロールデータ:Echo(応答要求データを表
す) 図5の(b)は、フレーム(EchoReply)例を
示す。これは、既述した図2のS5で作成するフレーム
の例であって、図示の下記の項目を設定する。
【0046】・宛先アドレス:#00(マネージャのア
ドレスを表す) ・送信元アドレス:#11(エージェントのアドレスを
表す) ・コントロールデータ:EchoReply(応答デー
タを表す) 図5の(c)は、フレーム(SNMP要求)例を示す。
これは、既述した図2のS9で作成するフレームの例で
あって、図示の下記の項目を設定する。
【0047】・宛先アドレス:#11(エージェントの
アドレスを表す) ・送信元アドレス:#00(マネージャのアドレスを表
す) ・プロトコルデータ:GetRequestPDU(P
DU要求データを表す) 図5の(d)は、フレーム(SNMP応答)例を示す。
これは、既述した図2のS13で作成するフレームの例
であって、図示の下記の項目を設定する。
【0048】・宛先アドレス:#00(マネージャのア
ドレスを表す) ・送信元アドレス:#11(エージェントのアドレスを
表す) ・プロトコルデータ:GetResponsePDU
(PDU応答データを表す) 図5の(e)は、フレーム(アドレス設定)例を示す。
これは、既述した図3のS21で作成するフレームの例
であって、図示の下記の項目を設定する。
【0049】・宛先アドレス:#11(エージェントの
アドレスを表す) ・送信元アドレス:#00(マネージャのアドレスを表
す) ・データ:マネージャIPアドレス:#00トラップ用
コンミュニティ名:エージェントからマネージャアクセ
ス時のパスワード 図5の(f)は、フレーム(MIB設定)例を示す。こ
れは、既述した図4のS31で作成するフレームの例で
あって、図示の下記の項目を設定する。
【0050】・宛先アドレス:#11(エージェントの
アドレスを表す) ・送信元アドレス:#00(マネージャのアドレスを表
す) ・データ:MIB用コミュニティ名:マネージャからエ
ージェントアクセス時のパスワード アクセス権:read(参照のみ)read/writ
e(参照・更新) 図6は、本発明のエージェント管理テーブル例を示す。
このエージェント管理テーブル4は、マネージャ2に設
け、図示の下記の項目を登録して管理するものである。
【0051】 ・エージェントアドレス :#11 ・フレーム(Echo)の応答の有無:有 ・フレーム(SNMP)の応答の有無:有 ・MIBコミュニティ名 :A ・アクセス権 :read 図7は、本発明の管理ファイル例を示す。
【0052】図7の(a)の管理ファイル(トラップ)
例を示す。この管理ファイル(トラップ)8は、エージ
ェント5に設け、図示の下記の項目を登録して管理する
ものである。
【0053】・マネージャIPアドレス :#00 ・トラップ用コミュニティ名:A(パスワードに対応す
るものである) 各エージェント5がこれらマネージャIPアドレスおよ
びトラップ用コミュニティ名を管理ファイル(トラッ
プ)8に保存し、異常発生時に登録されているマネージ
ャIPアドレスを宛先に、トラップ用コミュニティ名
(パスワードに相当)を設定したフレームを送信し、受
信したマネージャがこのトラップ用コミュニティ名でア
クセスの正当性を確認した後、フレームに設定されたデ
ータ(異常情報など)を取り出し、メッセージとして表
示したり、ログしたりなどする。
【0054】図7の(b)の管理ファイル(MIB)例
を示す。この管理ファイル(MIB)9は、エージェン
ト5に設け、図示の下記の項目を登録して管理するもの
である。
【0055】 ・MIBコミュニティ名:A ・アクセス権 :read 各エージェント5がこれらMIBコミュニティ名および
アクセス権を管理ファイル(MIB)9に保存し、マネ
ージャからフレームによるアクセス要求があったとき
に、MIBコミュニティ名(パスワードに相当)および
アクセス権の正当性をチェックしてOKのときにデータ
をフレームに設定して返送するようにしている。
【0056】図8は、本発明のトラップ送信フローチャ
ートを示す。図8において、S41は、エージェントに
異常発生する。S42は、フレーム(トラップ)を作成
する。これは、後述する図10の(a)のフレーム(ト
ラップ)のように、宛先アドレス(#00:マネージャ
2のアドレス)、送信元アドレス(#11:エージェン
ト5のアドレス)、トラップデータ(トラップコミュニ
ティ名、異常情報)を設定したフレームを作成する。
【0057】S43は、送信する。これは、S42で作
成したフレーム(トラップ)をネットワークに送信す
る。S44は、マネージャが受信する。これは、S43
でネットワークに送信されたフレーム(トラップ)を宛
先のマネージャ2が受信する。
【0058】S45は、コミュニティ名の認証を行う。
これは、エージェント管理テーブル4を参照し、S44
で受信したフレーム(トラップ)の送信元アドレス(エ
ージェントアドレス)に対応づけて登録されているコミ
ュニティ名(パスワード)と一致して認証がOKか、不
一致で認証がNGか判別する。OKの場合には、S46
でメッセージ(異常発生エージェント名、異常発生内容
など)を表示し、S47でログを採取して終了する。一
方、NGの場合には、このフレームを無視(放棄)す
る。
【0059】以上によって、エージェント5に異常発生
時に、図7の(a)の管理ファイル(トラップ)8から
取り出したマネージャIPアドレスを宛先とし、データ
としてトラップ用コミュニティ名(パスワードに相当)
および異常情報を設定したフレーム(図10の(a))
を作成してネットワークに送信し、宛先のマネージャ2
が受信してエージェント管理テーブル4を参照してトラ
ップ用コミュニティ名(パスワードに相当)がOKのと
きに当該フレームから異常情報を取り出して表示および
ログを採取することが可能となる。
【0060】図9は、本発明のMIB獲得フローチャー
トを示す。図9において、S51は、フレーム(MIB
要求)を作成する。これは、後述する図10の(b)の
フレーム(MIB要求)のように、宛先アドレス(#1
1:エージェント5のアドレス)、送信元アドレス(#
00:マネージャ2のアドレス)、MIBデータ(MI
Bコミュニティ名、アクセス権、MIB名)を設定した
フレームを作成する。
【0061】S52は、送信する。これは、S51で作
成したフレーム(MIB要求)をネットワークに送信す
る。S53は、エージェントが受信する。これは、S5
2でネットワークに送信されたフレーム(MIB要求)
を宛先のエージェント5が受信する。
【0062】S54は、コミュニティ名の認証を行う。
これは、例えば図7の(b)の管理ファイル(MIB)
9を参照し、S53で受信したフレーム(MIB要求)
の送信元アドレス(マネージャのアドレス)に対応づけ
て登録されているMIBコミュニティ名(パスワード)
と一致して認証がOKか、不一致で認証がNGか判別す
る。OKの場合には、S55に進む。NGの場合には、
無視(放棄)する。
【0063】S55は、アクセス権の認証を行う。これ
は、例えば図7の(b)の管理ファイル(MIB)9を
参照し、S53で受信したフレーム(MIB要求)のア
クセス権の認証がOKか、アクセス権の認証がNGか判
別する。OKの場合には、S56に進む。NGの場合に
は、エラー応答する。
【0064】S56は、フレーム(MIB応答)を作成
する。これは、後述する図10の(c)のフレーム(M
IB応答)のように、宛先アドレス(#00:マネージ
ャ2のアドレス)、送信元アドレス(#11:エージェ
ント5のアドレス)、MIBデータ(MIBの応答デー
タ)を設定したフレームを作成する。
【0065】S57は、送信する。これは、S56で作
成したフレーム(MIB応答)をネットワークに送信す
る。S58は、マネージャが受信する。これは、S57
でネットワークに送信されたフレーム(MIB応答)を
宛先のマネージャ2が受信する。
【0066】S59は、メッセージを表示する。これ
は、受信したフレームに設定されているMIB応答デー
タを表示する。S60は、ログを採取する。
【0067】以上によって、マネージャ2からフレーム
(MIB要求)を受信したエージェント5が図7の
(b)の管理ファイル(MIB)9を参照してMIBコ
ミュニティ名(パスワードに相当)およびアクセス権が
いずれも認証されてOKとなったときに、要求のあった
データ(MIB応答データ)をフレームに設定して返送
し、これをメッセージにして表示およびログすることが
可能となる。
【0068】図10は、本発明のフレーム例(その2)
を示す。図10の(a)は、フレーム(トラップ)例を
示す。これは、既述した図8のS42で作成するフレー
ムの例であって、図示の下記の項目を設定する。
【0069】・宛先アドレス:#00(マネージャのア
ドレスを表す) ・送信元アドレス:#11(エージェントのアドレスを
表す) ・トラップデータ:トラップ用コミュニティ名、異常情
報 図10の(b)は、フレーム(MIB要求)例を示す。
これは、既述した図9のS51で作成するフレームの例
であって、図示の下記の項目を設定する。
【0070】・宛先アドレス:#11(エージェントの
アドレスを表す) ・送信元アドレス:#00(マネージャのアドレスを表
す) ・MIBデータ:MIBコミュニティ名、アクセス権、
MIB名 図10の(c)は、フレーム(MIB応答)例を示す。
これは、既述した図9のS56で作成するフレームの例
であって、図示の下記の項目を設定する。
【0071】・宛先アドレス:#00(マネージャのア
ドレスを表す) ・送信元アドレス:#11(エージェントのアドレスを
表す) ・MIBデータ:MIBの応答データ 図11は、本発明のエージェント管理テーブルのアップ
デートフローチャートを示す。
【0072】図11において、S61は、一定時間が経
過したか判別する。YESの場合には、S62に進む。
NOの場合には、待機する。S62は、各エージェント
へのフレーム(Echo)を作成する(既述した図5の
(a)参照)。
【0073】S63は、ブロードキャストで送信する。
S64は、エージェントが受信する。S65は、応答が
要か判別する。YESの場合には、S66に進む。NO
の場合には、S64で受信したフレームを無視(破棄)
する。
【0074】S66は、フレーム(EchoRepl
y)を作成する(既述した図5の(b)参照)。S67
は、送信する。
【0075】S68は、一定時間内に受信したか判別す
る。YESの場合には、S69に進む。NOの場合に
は、S77でエージェント管理テーブル4のEcho応
答を無に変更し、S78でその旨のメッセージを表示
し、S79でエージェント管理テーブル4のSNMP応
答の無に変更し、S80でその旨のメッセージを表示
し、S61に戻り繰り返す。
【0076】S69は、S68のYESで一定時間内に
フレーム(EchoReply)を受信したと判明した
ので、各エージェントへのフレーム(SNMP要求)を
作成する(既述した図5の(c)参照)。
【0077】S70は、送信する。S71は、エージェ
ントが受信する。S72は、応答が要か判別する。YE
Sの場合には、応答が要と判明したので、S73に進
む。一方、NOの場合には、受信したフレームを無視
(破棄)する。
【0078】S73は、フレーム(SNMP応答)を作
成する(既述した図5の(d)参照)。S74は、送信
する。
【0079】S75は、一定時間内に受信したか判別す
る。YESの場合には、フレーム(SNMP応答)を一
定時間内に受信したと判明したので、S76で正常と認
識し、S61に戻り繰り返す。一方、S75のNOの場
合には、一定時間内に受信しないと判明したので、S7
9でエージェント管理テーブル4のSNMP応答を無に
変更し、S80でその旨のメッセージを表示し、S61
に戻り繰り返す。
【0080】以上によって、一定時間毎にマネージャが
フレーム(Echo)を各エージェント5に送信し、フ
レーム(EchoReply)を一定時間内に受信した
ときにOKとし、一定時間内に受信しないときにエージ
ェント管理テーブル4のそのエージェントのEcho応
答を無およびSNMP応答を無に変更する。フレーム
(EchoReply)を一定時間内に受信したエージ
ェントには、更にフレーム(SNMP要求)を送信しフ
レーム(SNMP応答)が一定時間内に受信したときに
OKとし、一定時間内に受信しないときにエージェント
管理テーブル4のそのエージェントのSNMP応答を無
に変更する。尚、フローチャートには記載しないが、無
のエージェントにフレームを送信して応答があったとき
は無から有にそれぞれ変更する(戻す)。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マネージャ2がネットワークに接続されているエージェ
ント5を探索して見つけて異常通知先アドレスやマネー
ジャ2のアクセス権などを自動設定する構成を採用して
いるため、ネットワークに接続された監視対象のエージ
ェント(端末)に対して異常通知先アドレス、パスワー
ドやアクセス権などをリモートで自動的に設定すること
ができる。これらにより、従来のエージェント側での設
定作業を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の設定フローチャート(その1)であ
る。
【図3】本発明の設定フローチャート(その2)であ
る。
【図4】本発明の設定フローチャート(その3)であ
る。
【図5】本発明のフレーム例(その1)である。
【図6】本発明のエージェント管理テーブル例である。
【図7】本発明の管理ファイル例である。
【図8】本発明のトラップ送信フローチャートである。
【図9】本発明のMIB獲得フローチャートである。
【図10】本発明のフレーム例(その2)である。
【図11】本発明のエージェント管理テーブルのアップ
デートフローチャートである。
【符号の説明】
2:マネージャ 3:自動設定手段 4:エージェント管理テーブル 5:エージェント 6:自動登録手段 7:通知手段 8:管理ファイル(トラップ) 9:管理ファイル(MIB)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続されたエージェントを
    管理するネットワーク管理システムにおいて、 ネットワークにフレームをブロードキャストしてその応
    答フレームをもとにネットワークに接続されているエー
    ジェントのアドレスを検出してエージェント管理テーブ
    ルに登録した後、登録したエージェントのアドレスを宛
    先にしてフレームに異常通知先アドレスおよびパスワー
    ドを設定して送信する自動設定手段を設けたマネージャ
    と、 ネットワークからの上記ブロードキャストされたフレー
    ムを受信したときに自アドレスを設定したフレームを返
    送、およびネットワークから自アドレスを指定したフレ
    ームを受信したときに当該フレームに設定されている異
    常通知先アドレスおよびパスワードを管理ファイルに保
    存する自動登録手段を設けたエージェントと、を備えた
    ことを特徴とするネットワーク管理システム。
  2. 【請求項2】上記エージェント管理テーブルに登録され
    ているエージェントのアドレスを宛先にしてフレームに
    パスワードとアクセス権を設定して送信する自動設定手
    段を設けたマネージャと、 ネットワークからの上記フレームを受信したときに管理
    ファイルにマネージャのパスワードとアクセス権を登録
    する自動登録手段、およびネットワークから受信したフ
    レームにアクセス要求があったときに管理ファイルを参
    照してパスワードとアクセス権の認証がOKのときに要
    求のあったデータをフレームに設定して返送する通知手
    段を設けたエージェントと、を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のネットワーク管理システム。
  3. 【請求項3】あるエージェントに異常発生時に、異常発
    生したエージェントのアドレス、パスワードおよび異常
    内容を設定したフレームを送信する通知手段を設けたエ
    ージェントと、 ネットワークから受信したフレームについて上記管理テ
    ーブルを参照してアドレスに対応するパスワードがOK
    のときに異常内容を取り出して表示などする手段を設け
    たマネージャと、を備えたことを特徴とする請求項1あ
    るいは請求項2記載のネットワーク管理システム。
  4. 【請求項4】一定時間毎に上記管理テーブルに登録され
    ているエージェントのアドレスを宛先にしてフレームを
    送信し、一定時間内にフレームの応答がなかったときに
    当該管理テーブルの当該エントリの内容を無効に設定す
    る手段を設けたマネージャを備えたことを特徴とする請
    求項1ないし請求項3記載のいずれかのネットワーク管
    理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001067291A (ja) * 1999-08-27 2001-03-16 Nec Corp ネットワーク監視方式
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