JP2007194758A - 通信システム、制御ノード、被制御機器及びそれらに用いる制御ノード間状態通知方法 - Google Patents

通信システム、制御ノード、被制御機器及びそれらに用いる制御ノード間状態通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 制御ノード/被制御機器の相互関係を固定的な設定によらずに可変に構築可能なネットワークを提供する。
【解決手段】 制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nは立上がり時に、まず被制御機器属性登録テーブル22−1を参照し、登録されたネットワークアドレスを基にすべての被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mにシステム情報要求のGet Requestコマンドを発行する。被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mは、このコマンドを受けたことによって、同一のCommunityであることと、そのコマンドの妥当性とを確認することができると、送信元の制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nのネットワークアドレスを制御ノードアドレス記録テーブル12−1〜12−Mに順次ノード記録を行っていき、稼動中、制御ノードアドレス記録テーブル12−1〜12−Mの記録内容を保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は通信システム、制御ノード、被制御機器及びそれらに用いる制御ノード間状態通知方法に関し、特に複数の制御ノード/被制御機器が存在するネットワーク[Ethernet(登録商標)]において機器状態を複数の制御ノード間で矛盾なく把握できる状態通信方法に関する。
従来、複数の制御ノード間における情報伝達方法においては、情報の送り側と受け側との間にEthernet(登録商標)によるネットワークを構築し、各ノードのIP(Internet Protocol)アドレス、ネットワークアドレスを基に制御ノード間に通信ポートを用意して情報データの受け渡しを行っている(例えば、特許文献1参照)。
これらのネットワーク上では、個々の制御ノードで送信/受信の1:1または1:Nの同報通知動作を行っている。
特開2003−304245号公報
上述した従来の情報伝達方法では、複数の送受信ノード間の情報データ送受信を行うために、固有のハード構成、プラットフォームが必要であり、これらに対応する固有のプロトコルに基づいて実行される。通信路または通信路上のノード終端装置も特定のものが使用され、システム全体のハード構成が複雑かつ高価なものであることが多い。
また、これらのハードを動作させるためのファームウェア、ドライバソフトウェア、アプリケーションソフトウェアも複雑で、送受信されるデータ形式も特定のプロトコルに基づいたヘッダ、識別子が多重多層に付加され、送受信プロトコルも複雑であることが多い。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、制御ノード/被制御機器の相互関係を固定的な設定によらずに可変に構築することができる通信システム、制御ノード、被制御機器及びそれらに用いる制御ノード間状態通知方法を提供することにある。
本発明による通信システムは、複数の制御ノードと複数の被制御機器とがネットワークによって接続される通信システムであって、
前記複数の被制御機器各々は、前記制御ノードが前記ネットワークに参加して機器制御を行ったことを基にして前記制御ノードの存在を認識して記憶する記憶手段と、前記制御ノードによる機器制御によって変化した自機器の状態を当該機器制御を実行した制御ノードへ返送するとともにその自機器の状態を他の制御ノードに並行して伝達する手段とを備え、
前記複数の制御ノードは、前記複数の被制御機器から伝達された機器の状態にて他の制御ノードに保存される機器の状態と同一化している。
本発明による制御ノードは、複数の被制御機器にネットワークによって接続される制御ノードであって、
予め前記複数の被制御機器のアドレス及びその属性を登録するテーブルと、システム動作を開始する時に前記テーブルの登録情報を基に前記被制御機器の存在を問い合わせてリンクを確立するプロトコルシーケンスを発行する手段とを備え、
前記プロトコルシーケンスの発行によって自ノードが前記ネットワーク上に存在することを前記複数の被制御機器各々に通知し、前記複数の被制御機器各々から自ノードのプロトコルシーケンス及び他のノードのプロトコルシーケンスに応答して返送される前記複数の被制御機器各々の状態にて他のノードに保存される機器の状態と同一化している。
本発明による被制御機器は、複数の制御ノードにネットワークによって接続される被制御機器であって、
前記制御ノードが前記ネットワークに参加して機器制御を行ったことを基にして前記制御ノードの存在を認識して記憶する記憶手段と、前記制御ノードによる機器制御によって変化した自機器の状態を当該機器制御を実行した制御ノードへ返送するとともにその自機器の状態を他の制御ノードに並行して伝達する手段とを備え、その伝達する機器の状態にて前記複数の制御ノード各々に保存される機器の状態と同一化している。
本発明による制御ノード間状態通知方法は、複数の制御ノードと複数の被制御機器とがネットワークによって接続される通信システムに用いる制御ノード間状態通知方法であって、
前記複数の被制御機器各々が、前記制御ノードが前記ネットワークに参加して機器制御を行ったことを基にして前記制御ノードの存在を認識して記憶手段に記憶する処理と、前記制御ノードによる機器制御によって変化した自機器の状態を当該機器制御を実行した制御ノードへ返送するとともにその自機器の状態を他の制御ノードに並行して伝達する処理とを実行し、
前記複数の制御ノードが、前記複数の被制御機器から伝達された機器の状態にて他の制御ノードに保存される機器の状態と同一化している。
すなわち、本発明の通信システムは、複数の制御ノード/被制御機器が存在するネットワーク[Ethernet(登録商標)]において、制御ノードがネットワークへ随時参加/離脱することが可能であり、複数の被制御機器が参加した制御ノードからの制御データを受けることによって、制御ノードの存在を認識することで、機器状態を複数の制御ノード間で矛盾なく把握可能としている。
本発明の通信システムでは、上記の課題を解決するために、複数の制御ノードと複数の被制御機器とが、Ethernet(登録商標)を介して接続されるネットワークに収容し、相互の情報伝達を容易に行うシステムとしている。但し、複数の制御ノードと複数の被制御機器とが、同一のグループに属しているという属性情報をそれぞれ保持している。
制御ノードには、予め被制御機器のアドレス、属性を登録したテーブルを用意している。制御ノードは、このテーブルの登録情報を基にシステム動作を開始する時に、被制御機器の存在を問い合わせてリンクを確立するプロトコルシーケンスを発行し、その時点でネットワーク上に存在するかどうかを確認する。これはシステム開始時の制御シーケンスによって必ず行われる。
また、本発明の通信システムでは、システム稼動後も、制御ノードが被制御機器へ構成を把握する更新プロトコルシーケンスを発行することによって、最新のシステム構成を認識することが可能である。これによって、本発明のネットワークでは、制御ノード側において、可変するシステム構成への対応を取ることが可能となる。
一方、被制御機器側では初めの状態において、どこの制御ノードから機器制御を受け取るか認識してはいない。制御ノードから制御対象とする機器に制御コマンドが発行された時に、被制御機器はその制御コマンドの妥当性を判断し、正常であれば被制御動作を行うとともに、制御してきた制御ノードのアドレスを記憶する。
被制御機器は、システム動作を開始した時点で、ノードアドレス情報を全く持っていない。しかしながら、被制御機器は、制御してきた制御ノードのアドレス情報を連続して運転される間、保持する。これによって、本発明のネットワークでは、固定的な設定情報を持たせる場合に必要となるシステム構成が変更される度に行われる設定情報更新を避けることが可能となる。
このようにして、本発明の通信システムでは、被制御機器が制御を受取ることがあった複数の制御ノードのアドレスを、制御を受取る毎に記録していき、その都度、関係する制御ノードを把握していき、機器状態を返送すべき対象として認識していく。
本発明の通信システムでは、Ethernet(登録商標)上の制御プロトコルとして、一般的なSNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを利用している。制御ノードからの制御コマンドは、SNMPプロトコルのSet RequestメッセージとGet Requestメッセージとを使用し、それに応じて被制御機器からはGet Replyメッセージを制御してきた制御ノードに返す。
これらメッセージはSNMPのプライベートMIB(Management Information Base)内でシステム固有のOID(Object IDentifier)を使用している。このOIDは各機器制御種別に応じて割り振られており、具体的な制御コマンド、データがそのデータエリアに配置されている。それを相互に設定/解釈することでシステム動作を行う。
被制御機器はOIDをインデックスとして、このデータエリアにある制御コマンドを解釈して機器制御を実行し、その結果、変化する機器状態を制御元の制御ノードに1:1で返送する。また、被制御機器は機器状態を返送すべき対象として認識した制御ノードに対して、TRAPメッセージを使用して逐次、機器状態を送信する。このTRAPメッセージのデータエリアはGet Replyメッセージのデータエリアと同じため、制御元以外の制御ノードにも同一の機器状態を伝えることが可能である。
つまり、本発明の通信システムでは、制御情報データを送受信する通信システムとして、Ethernet(登録商標)によるネットワークで結んだシステムを用意し、このネットワークにUDP(User Datagram Protocol)プロトコル上でSNMPメッセージを適用させ、複数の制御ノード、複数の被制御機器を同一のCommunityに所属させ、複数の制御ノードをSNMPマネージャと設定し、複数の被制御機器をSNMPエージェントに設定する。
SNMPマネージャ/SNMPエージェント間は、システムで取り決めたID(OID)によって情報の送受信を行い、新たにネットワークに参加した制御ノードがこの形式で特定の被制御機器に対して制御を行うと、それを被制御機器が認識して、当該制御ノードを機器状態を返送すべきノードとして登録を行うことで、その登録情報を基に、関係する制御ノード全体を把握することが可能となる。被制御機器が機器状態を通知する時には、確認することができた各制御ノードに向けてTRAP信号を発行するので、制御ノード間で差異のない状態を受信して認識することが可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、制御ノード/被制御機器の相互関係を固定的な設定によらずに可変に構築することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるネットワークの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例によるネットワークは被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mと、制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nとから構成されている。
被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−MはCommunity名称11−1〜11−Mと、制御ノードアドレス記録テーブル12−1〜12−Mとを備え、ネットワーク制御インタフェースが容易に設定可能で、制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nからの機器制御を受付けた後で内部ハード出力、状態のセンス等の一連の制御をリアルタイムに実行できるファームウェアを備えている。
制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−NはCommunity名称21−1〜21−Mと、被制御機器属性登録テーブル22−1〜22−Mとを備え、機器を制御する端末としてネットワーク制御インタフェースが容易に設定可能で、機器制御操作を受付けるユーザインタフェースも容易に構築できるPC(Personal Computer)等のインテリジェンシーのあるノードである。
これら制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−N及び被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mはネットワーク上の固有のアドレスを持ち、同一のグループを形成するため、同一のCommunity名称11−1〜11−M,21−1〜21−Mをそれぞれ保持している。このCommunity名称11−1〜11−M,21−1〜21−Mに属するノード、機器の間で制御/応答のメッセージ(制御コマンド101〜10N、制御応答201〜20N)のやり取りが可能となる。また、制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nは予め登録された被制御機器属性登録テーブル22−1〜22−Mを内部に持っている。
図2及び図3は本発明の一実施例によるネットワークのシステム立上げ時の信号の流れを示すシーケンスチャートであり、図4は本発明の一実施例によるネットワークの機器制御時の信号の流れを示すシーケンスチャートである。図2は制御ノード(#1,#2)2−1,2−2がシステム立上げを行った時の各信号の流れを示し、図3は制御ノード(#1,#2)2−1,2−2が操作によって更新シーケンスを行う場合の各信号の流れを示している。
また、図4は制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nから被制御機器(#1)1−1に対して制御を行う場合にコマンドの発行とそれに応じた被制御機器(#1)1−1からの状態通知応答のシーケンスを示している。この場合、被制御機器(#1)1−1はその状態通知を、直接には制御してこない他の制御ノード(#2〜#N)2−2〜2−Nにも並行して通知するためのシーケンスも示している。
以下、これら図1〜図4を参照して本発明の一実施例によるネットワークの動作、つまり制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−N及び被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mにおける信号の流れについて説明する。以下の説明では、図2及び図3に関して被制御機器(#1,#2)1−1,1−2と制御ノード(#1,#2)2−1,2−2との間の信号の流れについて、図4に関して被制御機器(#1)1−1と制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nとの間の信号の流れについてそれぞれ述べる。
制御ノード(#1)2−1は立上がり時に(図2のa1参照)、まず被制御機器属性登録テーブル22−1を参照し(図2のa2参照)、登録されたネットワークアドレスを基にすべての被制御機器(#1,#2)1−1,1−2にシステム情報要求のGet Requestコマンドを発行する(図2のa3,a5参照)。
被制御機器(#1,#2)1−1,1−2は、このコマンドを受けたことによって、同一のCommunityであることと、そのコマンドの妥当性とを確認することができると、送信元の制御ノード(#1)2−1のネットワークアドレスを制御ノードアドレス記録テーブル12−1,12−2に順次ノード記録を行っていき(図2のa4,a6参照)、稼動中、制御ノードアドレス記録テーブル12−1,12−2の記録内容を保持する。
この制御ノードアドレス記録テーブル12−1,12−2は、被制御機器(#1,#2)1−1,1−2のシステム立上げ時に初期化されている。被制御機器(#1,#2)1−1,1−2は、ノード記録を行うとともに、送信元の制御ノード(#1)2−1にGet Reply応答を返す(図2のa7,a8参照)。
制御ノード(#1)2−1はGet Reply応答が返送されてきたことを基にして、被制御機器(#1,#2)1−1,1−2がネットワーク上に稼動して存在していることを確認することができる。また、Get Reply応答には稼動状態のみでなく、被制御機器(#1,#2)1−1,1−2の機器構成、属性(制御パラメータ状態、アラーム状態等)を含んだデータが乗せてあるので、制御ノード(#1)2−1は接続時の被制御機器(#1,#2)1−1,1−2の詳細な情報を得ることができる。
制御ノード(#2)2−2のシステム立上がり時には、上述した制御ノード(#1)2−1と同様の制御が行われ、被制御機器(#1,#2)1−1,1−2の制御ノードアドレス記録テーブル12−1,12−2にノード記録され、被制御機器(#1,#2)1−1,1−2からのGet Reply応答を受取る(図2のa9〜a16参照)。
制御ノード(#1,#2)2−1,2−2のシステム立上がり時は、上記のようにして、被制御機器属性登録テーブル22−1,22−2の登録内容を基にネットワーク上の被制御機器(#1,#2)1−1,1−2の状態を確認することができる。
しかしながら、システムが運用されて機器接続状態に変化が生じた場合への対処として、制御ノード(#1,#2)2−1,2−2からシステム状態更新操作を実行する(図3のa17,a25参照)。これによって、制御ノード(#1,#2)2−1,2−2からは、システム立上がり時と同様にして、システム情報要求のGet Requestコマンドが発行され(図3のa19,a27参照)、上記と同様なシーケンスを行うことで(図3のa17〜a32参照)、最新の被制御機器(#1,#2)1−1,1−2の状態を確認することができる。
次に、制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nの中のある1つの制御ノード(#1)2−1から機器制御Set Requestコマンドが被制御機器(#1)1−1に送られた場合の動作例について述べる。
機器制御Set Requestコマンドには、制御種別に応じたID(OID:Object IDentifier)、制御データが載っており、被制御機器(#1)1−1はこのコマンドに対して制御ノードアドレス記録テーブル12−1の記録内容を基に妥当性確認を行った後、制御内容を解釈して最終のハードウェア制御を行う。被制御機器(#1)1−1は制御によって変化した機器状態を取得し、制御元の制御ノード(#1)2−1に状態データを含んだ応答を返送する(図4のb1〜b3参照)。
このようにして、被制御機器(#1)1−1の変化した機器状態は、制御元の制御ノード(#1)2−1に返送されるが、他の制御ノード(#2〜#N)2−2〜2−Nに同じ状態を返して各ノード間で差異が生じないようにしなければならない。
このため、被制御機器(#1)1−1は、これまで制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nのシステム立上げ、更新操作の都度、収集してきた制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−NのIP(Internet Protocol)アドレスを記録した制御ノードアドレス記録テーブル12−1を参照して、状態を返送すべき制御ノード(#2〜#N)2−2〜2−Nを特定する。
これら制御ノード(#2〜#N)2−2〜2−Nに向けた状態通知のために、SNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルのTRAPメッセージを使用する。TRAPメッセージには、制御ノード(#1)2−1からの機器制御Set Requestコマンドに返した機器状態応答Get Reply応答に乗せている機器状態データと同一の内容を機器状態応答TRAPメッセージとして乗せる(図4のb4〜b6参照)。これによって、TRAPメッセージを受けた制御ノード(#2〜#N)2−2〜2−N間では被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mの状態に差が生じない。
TRAPメッセージ送信の基になる、制御ノードアドレス記録テーブル12−1はシステムが稼動状態になっていく過程で自動的に更新、保持されるので、被制御機器(#1)1側にプリセットするような設定作業は不要である。この制御ノードアドレス記録テーブル12−1は被制御機器(#1)1−1の立上がりで初期化される。
制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−N側の構成に変化、例えばネットワークからの離脱や電源OFF等が行われた場合には、それを被制御機器(#1)1−1側が検知することができない。そのため、制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nからは、一定周期で制御ノード存在通知システム情報要求を被制御機器(#1)1−1に投げている(図4のb7〜b12参照)。
被制御機器(#1)1−1はこの一定周期の制御ノード存在通知システム情報要求をある一定期間受信することができなければ、制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nがシステム上より存在しなくなったとして、制御ノードアドレス記録テーブル12−1を更新する。
このように、本実施例では、制御情報システムにおいてネットワークによって接続された複数の制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nと複数の被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mとの間で制御データを発行/受信することで、複数の被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−M各々が制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−Nを記録していくことで、制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−N/被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mの相互関係を固定的な設定によらずに可変に構築することができる。
また、本実施例では、上記のようにして構築した相互関係を使用して、制御ノード(#1〜#N)2−1〜2−N−被制御機器(#1〜#M)1−1〜1−Mの1:1制御/応答の情報やりとりに加えて、他の関係する制御ノードへの機器状態を並行して伝送することができるため、システム内で機器状態の把握に相違を生じさせないことが可能になる。
本発明の一実施例によるネットワークの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるネットワークのシステム立上げ時の信号の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例によるネットワークのシステム立上げ時の信号の流れを示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施例によるネットワークの機器制御時の信号の流れを示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1−1〜1−M 被制御機器(#1〜#M)
2−1〜2−N 制御ノード(#1〜#N)
11−1〜11−M,
21−1〜21−M Community名称
12−1〜12−M 制御ノードアドレス記録テーブル
22−1〜22−M 被制御機器属性登録テーブル
101〜10N 制御コマンド
201〜20N 制御応答

Claims (21)

  1. 複数の制御ノードと複数の被制御機器とがネットワークによって接続される通信システムであって、
    前記複数の被制御機器各々は、前記制御ノードが前記ネットワークに参加して機器制御を行ったことを基にして前記制御ノードの存在を認識して記憶する記憶手段と、前記制御ノードによる機器制御によって変化した自機器の状態を当該機器制御を実行した制御ノードへ返送するとともにその自機器の状態を他の制御ノードに並行して伝達する手段とを有し、
    前記複数の制御ノードは、前記複数の被制御機器から伝達された機器の状態にて他の制御ノードに保存される機器の状態と同一化することを特徴とする通信システム。
  2. 前記複数の制御ノード各々は、前記ネットワークに随時参加/離脱可能とし、
    前記複数の被制御機器各々は、前記ネットワークに参加した制御ノードからの制御データを受けることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記複数の制御ノード及び前記複数の被制御機器各々は、同一のグループに属しているという属性情報をそれぞれ保持することを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信システム。
  4. 前記複数の制御ノード各々は、予め前記複数の被制御機器のアドレス及びその属性を登録するテーブルを含み、システム動作を開始する時に、前記テーブルの登録情報を基に前記被制御機器の存在を問い合わせてリンクを確立するプロトコルシーケンスを発行してその時点で前記ネットワーク上に存在するかどうかを確認することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の通信システム。
  5. 前記複数の制御ノード各々は、システム稼動後も、前記複数の被制御機器各々へ構成を把握する更新プロトコルシーケンスを発行することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の通信システム。
  6. 前記複数の被制御機器各々は、前記制御ノードから自機器を対象とする制御コマンドが発行された時に、その制御コマンドの妥当性を判断し、正常であれば被制御動作を行うとともに、制御してきた制御ノードのアドレスを記憶することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の通信システム。
  7. 複数の被制御機器にネットワークによって接続される制御ノードであって、
    予め前記複数の被制御機器のアドレス及びその属性を登録するテーブルと、システム動作を開始する時に前記テーブルの登録情報を基に前記被制御機器の存在を問い合わせてリンクを確立するプロトコルシーケンスを発行する手段とを有し、
    前記プロトコルシーケンスの発行によって自ノードが前記ネットワーク上に存在することを前記複数の被制御機器各々に通知し、前記複数の被制御機器各々から自ノードのプロトコルシーケンス及び他のノードのプロトコルシーケンスに応答して返送される前記複数の被制御機器各々の状態にて他のノードに保存される機器の状態と同一化することを特徴とする制御ノード。
  8. 前記複数の被制御機器各々の状態が、自ノード及び他のノードのいずれかによる機器制御によって変化した状態であることを特徴とする請求項7記載の制御ノード。
  9. 前記ネットワークに随時参加/離脱可能とし、前記ネットワークに参加した時に前記複数の被制御機器各々に制御データを送信することを特徴とする請求項7または請求項8記載の制御ノード。
  10. 他のノード及び前記複数の被制御機器各々と同一のグループに属しているという属性情報を保持することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載の制御ノード。
  11. システム稼動後も、前記複数の被制御機器各々へ構成を把握する更新プロトコルシーケンスを発行することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載の制御ノード。
  12. 複数の制御ノードにネットワークによって接続される被制御機器であって、
    前記制御ノードが前記ネットワークに参加して機器制御を行ったことを基にして前記制御ノードの存在を認識して記憶する記憶手段と、前記制御ノードによる機器制御によって変化した自機器の状態を当該機器制御を実行した制御ノードへ返送するとともにその自機器の状態を他の制御ノードに並行して伝達する手段とを有し、その伝達する機器の状態にて前記複数の制御ノード各々に保存される機器の状態と同一化することを特徴とする被制御機器。
  13. 前記複数の制御ノード各々が前記ネットワークに随時参加/離脱可能であり、前記ネットワークに参加した制御ノードからの制御データを受けることを特徴とする請求項12記載の被制御機器。
  14. 前記複数の制御ノード及び他の機器と同一のグループに属しているという属性情報を保持することを特徴とする請求項12または請求項13記載の被制御機器。
  15. 前記制御ノードから自機器を対象とする制御コマンドが発行された時に、その制御コマンドの妥当性を判断し、正常であれば被制御動作を行うとともに、制御してきた制御ノードのアドレスを記憶することを特徴とする請求項13から請求項14のいずれか記載の被制御機器。
  16. 複数の制御ノードと複数の被制御機器とがネットワークによって接続される通信システムに用いる制御ノード間状態通知方法であって、
    前記複数の被制御機器各々が、前記制御ノードが前記ネットワークに参加して機器制御を行ったことを基にして前記制御ノードの存在を認識して記憶手段に記憶する処理と、前記制御ノードによる機器制御によって変化した自機器の状態を当該機器制御を実行した制御ノードへ返送するとともにその自機器の状態を他の制御ノードに並行して伝達する処理とを実行し、
    前記複数の制御ノードが、前記複数の被制御機器から伝達された機器の状態にて他の制御ノードに保存される機器の状態と同一化することを特徴とする制御ノード間状態通知方法。
  17. 前記複数の制御ノード各々が前記ネットワークに随時参加/離脱可能とし、
    前記複数の被制御機器各々が、前記ネットワークに参加した制御ノードからの制御データを受けることを特徴とする請求項16記載の制御ノード間状態通知方法。
  18. 前記複数の制御ノード及び前記複数の被制御機器各々が、同一のグループに属しているという属性情報をそれぞれ保持することを特徴とする請求項16または請求項17記載の制御ノード間状態通知方法。
  19. 前記複数の制御ノード各々が、予め前記複数の被制御機器のアドレス及びその属性を登録するテーブルを含み、システム動作を開始する時に、前記テーブルの登録情報を基に前記被制御機器の存在を問い合わせてリンクを確立するプロトコルシーケンスを発行してその時点で前記ネットワーク上に存在するかどうかを確認することを特徴とする請求項16から請求項18のいずれか記載の制御ノード間状態通知方法。
  20. 前記複数の制御ノード各々が、システム稼動後も、制御ノードが被制御機器へ構成を把握する更新プロトコルシーケンスを発行することを特徴とする請求項16から請求項19のいずれか記載の制御ノード間状態通知方法。
  21. 前記複数の被制御機器各々が、前記制御ノードから自機器を対象とする制御コマンドが発行された時に、その制御コマンドの妥当性を判断し、正常であれば被制御動作を行うとともに、制御してきた制御ノードのアドレスを記憶することを特徴とする請求項16から請求項20のいずれか記載の制御ノード間状態通知方法。
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