JP2001066959A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JP2001066959A
JP2001066959A JP24117699A JP24117699A JP2001066959A JP 2001066959 A JP2001066959 A JP 2001066959A JP 24117699 A JP24117699 A JP 24117699A JP 24117699 A JP24117699 A JP 24117699A JP 2001066959 A JP2001066959 A JP 2001066959A
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blade
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bias voltage
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Koji Sakai
孝司 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレードやローラに対するトナーの固着を防止
する。 【解決手段】クリーニング装置20に、画像形成装置の
制御部30によって制御されるローラ電源部15、ロー
ラ駆動部16及びブレード電源部22を設けた。ローラ
駆動部16は感光体1の回転時及び回転停止後の所定時
間内においてローラ13を回転駆動し、ブレード電源部
22は感光体1の回転中にトナーの正常な帯電極性と同
極性のバイアス電圧をブレード21に印加し、ローラ電
源部15は感光体1の回転中にトナーの正常な帯電極性
と逆極性のバイアス電圧をローラ13に印加し、感光体
1が停止した後にバイアス電圧の極性を反転する。感光
体1に残留した正常帯電トナーは、感光体1の回転中に
ローラ13に移動し、感光体1の停止中にバイアス電圧
による静電気力及びローラ13の回転による遠心力によ
ってローラ13の周面から離脱する。感光体1に残留た
不良帯電トナーは感光体1の回転中にブレード21によ
って機械的に除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、電子写真法によ
る画像形成プロセスを実行する複写機等の画像形成装置
に用いられ、記録媒体にトナー像を転写した後の像担持
体の表面から残留トナーを除去するクリーニング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やレーザプリンタ等の画像形成装
置において実行される電子写真方式による画像形成プロ
セスは、帯電、露光、現像、転写、クリーニング、定着
及び除電等の各工程によって構成される。この画像形成
プロセスが実行される画像形成装置のプロセス部は、図
6に示すように、一定の速度で矢印A方向に移動する像
担持体である感光体ドラム1の表面に対向して帯電器
2、現像器4、転写器5、クリーニング装置及び除電器
7を配置するとともに、記録媒体Pの搬送方向における
感光体ドラム1と転写器5との間の下流側に定着装置8
を配置して構成されている。像担持体として円筒形状の
感光体ドラム1を使用する場合、画像形成プロセス中に
おいて感光体ドラム1は一定の速度で回転駆動される。
また、記録媒体Pとしては一般に用紙が用いられる。
【0003】感光体ドラム1は、金属又は樹脂製の導電
性基体の表面に、下引層及び感光層をこの順に形成した
ものである。感光層は、下引層の内側のキャリア発生層
と外側のキャリア移動層とによって構成される。帯電器
2によって単一極性の電荷が付与された感光体ドラム1
の表面は、図外の露光装置から照射された画像光3によ
る露光を受る。キャリア発生層において画像光3の露光
を受けた部分にはキャリアが発生し、このキャリアが感
光体ドラム1の表面に帯電している電荷をキャンセルす
ることにより、感光体ドラム1の表面に画像光3に応じ
た静電潜像が形成される。
【0004】露光工程を終了した感光体ドラム1の表面
は現像器4に対向し、感光体ドラム1の表面に形成され
た静電潜像は現像器4から供給されるトナーが静電吸着
することによってトナー像に顕像化される。現像工程を
終了した感光体ドラム1の表面は、転写器5に対向す
る。感光体ドラム1と転写器5との間には、感光体ドラ
ム1の回転に同期して図外の給紙部から用紙Pが給紙さ
れている。転写器5のコロナ放電により、感光体ドラム
1の表面に静電吸着力によって担持されていたトナーが
用紙Pの表面に移動し、用紙Pの表面にトナー像が転写
される。トナー像が転写された用紙Pは、定着装置8に
おいて加熱及び加圧を受け、トナー像が溶融して用紙P
の表面に堅牢に定着する。
【0005】転写工程を終了した感光体ドラム1の表面
は、回転を継続することにより帯電器、現像器、転写器
及び除電器に順次対向し、画像形成プロセスに繰り返し
使用されるが、現像工程において感光体ドラム1の表面
に静電吸着したトナーの全てが転写工程において用紙P
の表面に転写されるわけではなく、転写工程を終了した
感光体ドラム1の表面には用紙Pに転写されなかったト
ナーが残留している。また、転写工程を終了した感光体
ドラム1の表面には、用紙Pとの接触によって用紙Pに
含まれていた紙粉やタルク等の異物が付着している。こ
れら残留トナーや異物が感光体ドラム1の表面に付着し
たままの状態で次の画像形成プロセスを実行すると、感
光体ドラム1の表面における静電潜像及びトナー像の形
成状態に支障を来し、用紙P上における画質の劣化を招
く。
【0006】このため、転写工程を終了した感光体ドラ
ム1の表面をクリーニング装置6に対向させ、感光体ド
ラム1の表面から残留トナーや異物を除去する。残留ト
ナーや異物が除去された感光体ドラム1の表面は、除電
器7による残留電荷の除去を受けた後に帯電器2に対向
し、次の画像形成プロセスに繰り返し使用される。
【0007】クリーニング装置6は、一例として図7に
示すように、ブレード71、回転ブラシ72、フリッカ
73及び搬送オーガ74を備えている。ブレード71
は、開口部から露出した先端部おいて感光体ドラム1の
表面における軸方向の略全域に当接し、感光体ドラム1
の表面の残留トナー及び異物を掻き落とす。回転ブラシ
72は、ブレード71が掻き落とした残留トナー及び異
物を搬送オーガ74に導く。フリッカ73は、回転ブラ
シ72に付着した残留トナー及び異物を除去する。搬送
オーガ74は、残留トナー及び異物を図外の廃棄容器又
は回収機構に搬送する。回収機構は、異物から分別され
た残留トナーを現像器4内に回収する。
【0008】このような感光体ドラム1の表面に当接す
るブレード71を備えたクリーニング装置6では、ブレ
ード71における感光体ドラム1との当接部に残留トナ
ーが固着すると感光体ドラム1の表面のクリーニング機
能が低下し、感光体ドラム1の表面から残留トナー及び
異物を確実に除去することができなくなる。
【0009】そこで、特開平5−265360号公報に
は、導電性を有するブレードに交流バイアス電圧を印加
し、ブレードに付着した残留トナーを除去するようにし
た構成が開示されている。また、特開平9−25126
4号公報には、感光体ドラムの表面に当接する導電性ブ
ラシローラ、導電性ブラシローラに周面が接触するロー
ラ状電極、及び、ローラ状電極の周面に当接する掻き落
とし手段を設け、導電性ブラシローラにトナーの適正な
帯電極性と同極性のバイアス電圧を印加することによっ
て感光体ドラムの表面に付着した残留トナーのうち、適
正な帯電極性と逆極性に帯電したトナーのみを導電性ブ
ラシローラ、ローラ状電極及び掻き落とし手段を介して
感光体ドラムの表面から除去するようにし、残留トナー
のうち正常に帯電したトナーを現像器に回収して後の現
像工程において再使用するようにした構成が開示されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−365360号公報に開示された構成では、ブレー
ドの表面からトナーを完全に除去することはできず、長
期間の使用によってブレードにおける感光体表面との当
接部分にトナーが固着し、感光体表面に対するクリーニ
ング機能が低下して画質の劣化を招く問題がある。
【0011】また、特開平9−251264号公報に開
示された構成では、導電性ブラシローラにトナーの固着
を生じることはないが、構造及び制御が煩雑化し、コス
トの上昇を生じる問題がある。
【0012】この発明の目的は、構造及び制御の著しい
煩雑化を伴うことなくブレードに対するトナーの固着を
長期間にわたって確実に防止することができるクリーニ
ング装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0014】(1) トナー像を記録媒体に転写した後の像
担持体の表面に当接するブレードを備えたクリーニング
装置において、像担持体の表面の移動方向におけるブレ
ードの当接位置の上流側でトナー像を記録媒体に転写し
た後の像担持体の表面に当接するローラと、像担持体の
移動時及び像担持体の移動停止後の所定時間内にローラ
を回転させるローラ駆動部と、回転中のローラにバイア
ス電圧を印加する電源部であって像担持体が移動してい
る間と停止している間とにおいてバイアス電圧の極性を
反転させるローラ電源部と、を設けたことを特徴とす
る。
【0015】この構成においては、トナー像を記録媒体
に転写した後の像担持体の表面に、ローラ及びブレード
がこの順に当接し、像担持体の移動時及び移動停止後の
所定時間内においてローラが回転するとともに、回転中
のローラに対して像担持体が移動している間と停止して
いる間とにおいて逆極性のバイアス電圧が印加される。
したがって、転写工程終了後の像担持体の表面に残留し
たトナーは、ローラによって電気的に像担持体の表面か
ら除去された後にブレードによって機械的に像担持体の
表面から除去される。また、像担持体が停止した後には
像担持体の移動している間と逆極性のバイアス電圧が印
加されたローラが所定時間内において継続して回転し、
像担持体の表面からローラの周面に移動したトナーはバ
イアス電圧による静電気力及びローラの回転による遠心
力によってローラの周面から離脱する。
【0016】(2) 前記ローラ電源部は、像担持体が移動
している間にトナーの正常な帯電極性と逆極性のバイア
ス電圧を印加することを特徴とする。
【0017】この構成においては、像担持体が移動して
いる間においてトナーの正常な帯電極性と逆極性のバイ
アス電圧がローラに印加され、像担持体が停止している
間においてトナーの正常な帯電極性と同極性のバイアス
電圧がローラに印加される。したがって、像担持体の移
動中には、正常な極性に帯電している残留トナーが像担
持体の表面からローラの周面に移動するとともに、逆極
性に帯電している残留トナーがブレードによって像担持
体の表面から掻き落とされる。また、像担持体の停止後
における所定時間内には、像担持体の表面からローラの
周面に移動した正常な極性に帯電した残留トナーがロー
ラの周面から離脱し、像担持体の表面とローラの周面と
の間に残留トナーが存在しなくなる。
【0018】(3) 前記所定時間は、ローラが1回転する
間の時間より長い時間であることを特徴とする。
【0019】この構成においては、像担持体の移動が停
止した後に、ローラが少なくとも1回転し、この間にお
いて像担持体の移動時とは逆極性のバイアス電圧がロー
ラに印加される。したがって、ローラの周面の全周から
残留トナーが離脱する。
【0020】(4) 前記ブレードは導電性を有し、ブレー
ドにローラのバイアス電圧と逆極性のバイアス電圧をブ
レードに印加するブレード電源部を設けたことを特徴と
する。
【0021】この構成においては、ローラに印加される
バイアス電圧と逆極性のバイアス電圧がブレードに印加
される。したがって、像担持体の移動中にローラによっ
て除去される残留トナーと逆極性に帯電した残留トナー
が、ブレードによって機械的及び電気的に除去される。
【0022】(5) 前記ブレード電源部は、像担持体が移
動している間においてブレードに直流バイアス電圧を印
加することを特徴とする。
【0023】この構成においては、像担持体が移動して
いる間にローラに印加されるバイアス電圧と逆極性のバ
イアス電圧がブレードに印加される。したがって、像担
持体の表面におけるブレードとの当接位置が変化してい
る間にのみブレードにバイアス電圧が印加され、像担持
体の表面におけるブレードとの当接位置が変化しない状
態でブレードにバイアス電圧が印加されることがない。
【0024】(6) 前記ローラ電源部は、像担持体とロー
ラとの間の電位差を放電開始電圧以下にすることを特徴
とする。
【0025】この構成においては、ローラに対するバイ
アス電圧の印加によって像担持体とローラとの間に放電
現象を生じることがない。したがって、像担持体の表面
に部分的な感光特性の低下や放電熱による損傷を与える
ことがない。
【0026】(7) 前記ローラ駆動部は、ローラの周面が
像担持体の表面との当接位置において像担持体の表面の
移動方向と逆方向に移動する方向にローラを回転させる
ことを特徴とする。
【0027】この構成においては、像担持体の表面の移
動方向と逆方向にローラの周面が移動する。したがっ
て、像担持体の表面の残留トナーには像担持体の表面の
移動方向における上流側に押し戻す方向の力がローラの
周面から作用し、像担持体の表面とローラの周面との当
接部分に残留トナーが停まることがなく、残留トナーは
摩擦熱によって溶融することがない。
【0028】(8) 前記ローラ駆動部は、像担持体の表面
の移動速度より速い周速でローラを回転させることを特
徴とする。
【0029】この構成においては、ローラによって像担
持体の表面から除去された残留トナーに対して、ローラ
の周面の移動方向に像担持体の表面の移動方向への移動
力よりも大きな移動力が作用する。したがって、像担持
体の表面から除去された残留トナーは、ローラの周面が
移動する方向に移動する。
【0030】(9) 前記ローラは、導電性を有する弾性材
料によって構成したことを特徴とする。
【0031】この構成においては、像担持体の表面にロ
ーラの周面が弾性接触する。したがって、ローラの周面
が像担持体の表面の比較的広い範囲に略均一な弾性力に
よって圧接する。
【0032】
【発明の実施の形態】図1(A)及び(B)は、この発
明の第1及び第2の実施形態に係るクリーニング装置の
構成を示す概略図である。この発明の実施形態に係るク
リーニング装置は、図6に示した構成と同様のプロセス
部において用いられる。図1(A)に示す第1の実施形
態に係るクリーニング装置10は、この発明の像担持体
である感光体ドラム1の周面において、感光体ドラム1
の矢印A方向の回転方向における転写器5の対向位置よ
りも下流側の位置に対向している。クリーニング装置1
0のハウジング11は、感光体ドラム1に対向する側面
に開口部11aが形成されている。ハウジング11内に
は、ブレード12が固定されているとともに、ローラ1
3及び攪拌搬送部材14が軸支されている。また、クリ
ーニング装置10は、ローラ13に所定のバイアス電圧
を印加するローラ電源部15、及び、ローラ13を矢印
B方向に回転駆動するローラ駆動部16を備えている。
【0033】ブレード12は、上端においてハウジング
11の開口部11aの上縁に固定され、下端において感
光体ドラム1の周面に所定の弾性力によって圧接してい
る。ブレード12の素材としては、感光体ドラム1の表
面に損傷を与えない程度の柔軟性を備え、感光体ドラム
1の表面に圧接する材料を用いる。攪拌搬送部材14
は、ハウジング11内のブレード12の下方において矢
印C方向に回転し、ブレード12によって感光体ドラム
1の表面から掻き落とされた残留トナーを攪拌してこれ
に流動性を与え、開口部11aの近傍における残留トナ
ーの滞留を防止する。
【0034】ローラ13は、導電性を有する弾性材料を
素材として矢印B方向に回転し、ハウジング11の開口
部11aから露出する周面の一部が感光体ドラム1の周
面においてブレード12の圧接位置の上流側にする位置
に当接している。ローラ13は、一例として、導電性を
有する金属製の円柱状又は円筒状の基体の周面に、ゴム
硬度が15°〜70°(JIS−K6301のA型硬度
計による測定値)で体積抵抗率が106 〜1016Ωcm
である導電性ゴムを巻回して構成したものとすることが
できる。
【0035】図1(B)に示す第2の実施形態に係るク
リーニング装置20は、第1の実施形態に係るクリーニ
ング装置10のブレード12に代えて、導電性を有する
弾性材料を素材とするブレード21を備え、このブレー
ド21に所定のバイアス電圧を印加するブレード電源部
22を備えたものである。その他の構成はクリーニング
装置10と同様である。ブレード21は、ポリカチオン
重合体のTCNQ錯体、スルホニウムニトロフェノレー
ト錯体又はポリチアジール等の導電性弾性材料を素材と
して形成する。また、ウレタンゴム等の合成ゴムにカー
ボンブラックや銀等の導電性物質の粉末を混在させた導
電性ゴムを用いてブレード21を形成することもでき
る。ブレード21は、体積抵抗率を103 〜109 Ωc
m程度とすることが好ましい。
【0036】なお、感光体ドラム1の表面にトナー像を
形成する際に使用する現像剤は、トナーのみからなる1
成分現像剤であるか、トナーとキャリアとからなる2成
分現像剤であるかを問わない。また、1成分現像剤を使
用する場合に、磁性トナーであるか非磁性トナーである
か、及び、重合トナーであるか粉砕トナーであるかを問
わない。
【0037】図2は、上記クリーニング装置を含む画像
形成装置の制御部の要部の構成を示すブロック図であ
る。上記第2の実施形態に係るクリーニング装置20を
プロセス部に備えた画像形成装置の制御部30の内部に
は、ローラ電圧制御部31、ローラ駆動制御部32及び
ブレード電圧制御部33が構成されている。ローラ電圧
制御部31には、ローラ13にバイアス電圧を印加する
ローラ電源部15が接続されている。ローラ駆動制御部
32には、ローラ13を回転駆動するローラ駆動部16
が接続されている。ブレード電圧制御部33には、ブレ
ード21にバイアス電圧を印加するブレード電源部22
が接続されている。
【0038】制御部30内には、制御部31〜33以外
にも、プロセス部の帯電器、露光部、現像器、転写器、
除電器及び定着装置等を制御する制御部が構成されてお
り、給紙部やスキャナ部を制御する制御部が構成されて
いる場合もある。
【0039】この構成により、ローラ電源部15は、ロ
ーラ電圧制御部31から出力される駆動信号に基づいて
トナーの正常な帯電極性と同極性及び逆極性のバイアス
電圧をローラ13に選択的に印加する。ローラ駆動部1
6は、モータ又はモータとローラ13との間に配置され
たクラッチを含み、ローラ駆動制御部32から出力され
る駆動信号に基づいてモータ又はクラッチを駆動し、ロ
ーラ13に選択的に矢印B方向の回転力を供給する。ブ
レード電源部22は、ブレード電圧制御部33から出力
される駆動信号に基づいてトナーの正常な帯電極性と逆
極性のバイアス電圧をブレード21に印加する。
【0040】なお、第1の実施形態に係るクリーニング
装置10をプロセス部に含む画像形成装置では、制御部
にブレード電圧制御部33を設ける必要はない。
【0041】図3は、上記クリーニング装置をプロセス
部に含む画像形成装置の制御部における処理手順の一部
を示すフローチャートである。制御部30は、プリント
キー等の操作によって画像形成プロセスの開始が指示さ
れると、感光体ドラム1を矢印A方向に回転させ、帯電
器、現像器、転写器及び除電器を所定のタイミングで駆
動する。これによって、感光体ドラム1の表面に対し
て、帯電器から単一極性の電荷を付与する帯電工程、露
光部からの画像光の照射によって静電潜像を形成する露
光工程、現像器からのトナーの供給によって静電潜像を
トナー像に顕像化する現像工程、及び、転写器からの静
電気力によってトナー像を記録媒体Pに転写する転写工
程が行われる。
【0042】画像形成プロセスを開始した制御部30
は、クリーニング装置20の制御として、ローラ13の
回転駆動を開始し(s1)、ローラ13にトナーの正常
な帯電極性と逆極性のバイアス電圧を印加し(s2)、
ブレード21にトナーの正常な帯電極性と同極性のバイ
アス電圧を印加する(s3)。これによって、転写工程
を終了した後にクリーニング装置20に対向する感光体
ドラム1の表面は、先ず、ローラ13により、転写工程
において記録媒体Pの表面に転写されなかった残留トナ
ーのうち正常な帯電極性と同極性に帯電した正常帯電ト
ナーの除去を受ける。次いで、感光体ドラム1の表面
は、ブレード21により、残留トナーのうち正常な帯電
極性と逆極性に帯電した不良帯電トナー、及び、ローラ
13によって除去されなかった正常帯電トナーの一部の
除去を受ける。
【0043】感光体ドラム1の表面は、クリーニング装
置20によるクリーニング工程を終了した後に除電器に
よって残留電荷を除去する除電工程を受け、1頁分の画
像データについての画像形成プロセスが終了するまで感
光体ドラム1の表面に対して帯電工程、露光工程、現像
工程、転写工程、クリーニング工程及び除電工程が繰り
返し実行される。制御部30は、1頁分の画像データに
ついての画像形成プロセスが終了すると(s4)、設定
部数分の画像形成プロセスが完了したか否かの判別(s
5)、及び、次頁の画像データが存在するか否かの判別
(s6)を行い、指定された頁数の画像データの全てに
ついて設定された部数分の画像形成プロセスを繰り返し
実行する。
【0044】指定された頁数の画像データの全てについ
て設定された部数分の画像形成プロセスを完了すると、
制御部30は、感光体ドラム1の回転駆動を停止すると
ともに(s7)、ブレード21に対するバイアス電圧の
印加を停止し(s8)、ローラ13に印加するバイアス
電圧の極性を切り換え(s9)、所定時間が経過するま
でローラ13の回転を継続する(s10,s11)。制
御部30は、所定時間が経過したときにクリーニング装
置20の制御を終了する。これによって、指定された頁
数の画像データの全てについて設定された部数分の画像
形成プロセスが完了し、感光体ドラム1が停止した後
に、ローラ13がトナーの正常な帯電極性と同極性のバ
イアス電圧が印加された状態で所定時間にわたって回転
する。
【0045】なお、制御部30は、感光定ドラム1の回
転駆動の停止時に、プロセス部のクリーニング装置20
以外の各部の動作も停止する。
【0046】また、ブレード電源部22を備えていない
クリーニング装置10によってプロセス部を構成する場
合には、s3及びs8の処理は行わない。
【0047】図4は、上記クリーニング装置の制御にお
けるタイミングチャートである。感光体ドラム1が回転
している間においては、図3に示したフローチャートの
s1〜s3の処理により、ローラ13が回転駆動される
とともに、ローラ13にはトナーの正常な帯電極性と逆
極性の+400Vのバイアス電圧が印加され、ブレード
12にはトナーの正常な帯電極性と同極性の−500V
のバイアス電圧が印加される。一方、感光体ドラム1が
回転を停止した後に所定時間tが経過するまでの間にお
いては、s8〜s11の処理により、ローラ13の回転
駆動が継続されるとともに、ローラ13にはトナーの正
常な帯電極性と同極性の−100Vのバイアス電圧が印
加され、ブレード12にはバイアス電圧は印加されな
い。
【0048】これによって、感光体ドラム1が回転して
いる間には、図5(A)に示すように、転写工程終了後
に感光体ドラム1の表面に残留している正常帯電トナー
61の多くが、ローラ電源部15から逆極性のバイアス
電圧を印加されているローラ13の周面に静電吸着し、
感光体ドラム1の表面から除去される。この時、ローラ
13に印加されているバイアス電圧は、感光体ドラム1
の表面に残留している正常帯電トナー61を矢印D方向
に移動させる方向の電界を生じさせる。これによって、
ローラ13による感光体ドラム1の表面からの正常帯電
トナー61の除去が促進される。
【0049】このとき、ローラ13は感光体ドラム1の
矢印A方向の回転方向と同方向の矢印B方向に回転駆動
され、ローラ13の周面は感光体ドラム1との対向位置
において感光体ドラム1の表面と逆方向に移動する。こ
のため、残留トナー61,62がローラ13の周面と感
光体ドラム1の表面との当接範囲に位置している時間が
短くなり、ローラ13の周面と感光体ドラム1の表面と
の間に発生する摩擦熱によって残留トナー61,62が
溶融することがない。
【0050】なお、感光体ドラム1の表面に残留した不
良帯電トナー62は、ローラ13によって除去されなか
った正常帯電トナー61′とともにブレード21によっ
て感光体ドラム1の表面から除去される。これについて
は後述する。
【0051】ローラ13によって感光体ドラム1の表面
から除去された正常帯電トナー61は、逆極性のバイア
ス電圧を印加されたローラ13の周面に静電吸着する。
このため、感光体ドラム1の回転の停止とともにローラ
13の回転を停止すると、感光体ドラム1の表面におい
てローラ13が当接する部分に残留していた正常帯電ト
ナー61は、ローラ13の周面によって感光体ドラム1
の表面に押圧され、感光体ドラム1の表面に固着し、後
の画像形成時に画質を劣化させる。
【0052】そこで、この発明では、感光体ドラム1の
停止後に所定時間tにおいてローラ13を継続して回転
させるとともに、ローラ13にトナーの正常な帯電極性
と逆極性のバイアス電圧を印加する。これによって、図
5(B)に示すように、ローラ13の周面に付着した正
常帯電トナー61にはバイアス電圧によってローラ13
の周面から離脱する方向の静電気力が作用するととも
に、ローラ13の回転によって遠心力が作用する。した
がって、ローラ13に正常帯電トナー61が固着するこ
とがなく、後の画像形成プロセス時においてもローラ1
3により残留トナー(正常帯電トナー)を感光体ドラム
1の表面から確実に除去することができる。また、感光
体ドラム1の表面とローラ13の周面との間に残留トナ
ーが停まることを防止できる。
【0053】なお、所定時間tにおいてローラ13に印
加するバイアス電圧は、感光体ドラム1の表面との間で
放電現象を生じない−100V程度とすることにより、
感光体ドラム1の感光特性の劣化や損傷を防止すること
ができる。
【0054】また、所定時間tとして、ローラ13が少
なくとも1回転する時間を設定することにより、ローラ
13の周面に付着した正常帯電トナー61をローラ13
の周面の全周にわたって確実に離脱させることができ
る。
【0055】転写工程終了後に回転を継続している感光
体ドラム1の表面に残留した不良帯電トナー62及び正
常帯電トナー61の一部は、感光体ドラム1の表面から
除去されることなくローラ13との当接位置を通過す
る。即ち、感光体ドラム1の回転中においてローラ13
に印加されるバイアス電圧は、不良帯電トナー62の帯
電極性と同極性であり、ローラ13に印加されたバイア
ス電圧が形成する電界は不良帯電トナー62をローラ1
3の周面から離間させる方向に作用する。また、感光体
ドラム1の表面に残留した正常帯電トナー61のなかに
は、現像工程及び転写工程における機械的なストレスに
よって小径化し、帯電量が増加することによって感光体
ドラム1の表面に対する吸着力を増したものがある。こ
のように、不良帯電トナー62のみならず、正常帯電ト
ナー61であってもローラ13によって感光体ドラム1
の表面から除去できないものがある。
【0056】第1の実施形態に係るクリーニング装置1
0では、ローラ13との対向位置を通過した残留トナー
は、ブレード12の当接力のみによって機械的に感光体
ドラム1の表面から除去される。これに対して第2の実
施形態に係るクリーニング装置20では、ローラ13と
の対向位置を通過した残留トナーは、ブレード電源部2
2からバイアス電圧を印加されたブレード21の静電気
力によって電気的にも感光体ドラム1の表面から除去さ
れる。
【0057】このとき、感光体ドラム1が回転している
間においてのみブレード12にトナーの正常な帯電極性
と同極性のバイアス電圧を印加することにより、ローラ
13との対向位置を通過した正常帯電トナー61′が帯
電している電荷を中和し、感光体ドラム1の表面に対す
る吸着力を減少させるとともに、正常帯電トナー61′
がブレード12の表面に固着しないようにしている。こ
れによって、感光体ドラム1の表面に当接するブレード
12により、ローラ13との対向位置を通過した正常帯
電トナー61′を不良帯電トナー62とともに感光体ド
ラム1の表面から確実に除去することができる。
【0058】また、感光体ドラム1の表面におけるブレ
ード12との当接位置が変化している間にのみブレード
12にバイアス電圧が印加され、感光体ドラム1の表面
におけるブレード12との当接位置が変化しない状態で
ブレード12にバイアス電圧が印加されることがないた
め、ブレード12に比較的大きなバイアス電圧を印加す
る場合でも感光体ドラム1とブレード12と当接位置に
おいて微小放電による感光体ドラム1の表面の損傷やブ
レード12の表面におけるトナーの固着を生じることが
ない。
【0059】なお、ブレード12に印加するバイアス電
圧は、正常帯電トナー61′を確実に除去することがで
き、かつ、感光体ドラム1に対する電気的なダメージを
発生しないことを条件として、絶対値で300V〜70
0Vの範囲に設定すべきである。
【0060】また、ローラ13の周速を感光体ドラム1
の周速よりも速くすることにより、ローラ13による感
光体ドラム1の表面からの正常帯電トナー61の除去効
率を向上させることができ、感光体ドラム1の回転中に
ローラ13との対向位置を通過する正常帯電トナー61
を少なくし、ブレード13の負担を軽減することができ
る。
【0061】即ち、小径化による帯電量の増加によって
感光体ドラム1の表面に対する付着力が増した残留トナ
ーを感光体ドラム1の表面から確実に除去するために
は、感光体ドラム1の表面とローラ13の周面との相対
速度を大きくする必要がある。ここで、感光体ドラム1
の回転速度は画像光の走査速度や用紙の搬送速度と無関
係に高速化することはできない。そこで、感光体ドラム
1の表面とローラ13の周面との相対速度を向上するた
めには、ローラ13の回転速度を速くする必要がある。
【0062】一方、ローラ13によって感光体ドラム1
の表面から除去した残留トナーは、感光体ドラム1の表
面に融着することを防止するために感光体ドラム1の表
面とローラ13の周面との当接位置から素早く移動させ
る必要がある。そこで、感光体ドラム1の表面から除去
した残留トナーに感光体ドラム1の表面から与えられる
移動力よりも大きな移動力をローラ13から与え、残留
トナーをローラ13の周面の移動にともなって移動させ
なければならない。
【0063】したがって、ローラ13の周速を感光体ド
ラム1の周速よりも速くすることにより、感光体ドラム
1の表面とローラ13の周面との相対速度を速くして感
光体ドラム1の表面から残留トナーを確実に除去するこ
とができるとともに、感光体ドラム1の表面から除去し
た残留トナーに感光体ドラム1の表面から与えられる移
動力よりも大きな移動力をローラ13から供給してロー
ラ13の回転方向によって規定される位置に残留トナー
を搬送することができる。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
【0065】(1) トナー像を記録媒体に転写した後の像
担持体の表面に、ローラ及びブレードをこの順に当接さ
せ、像担持体の移動時及び移動停止後の所定時間内にお
いてローラを回転させるとともに、回転中のローラに対
して像担持体が移動している間と停止している間とにお
いて逆極性のバイアス電圧を印加することにより、転写
工程終了後の像担持体の表面に残留したトナーを、ロー
ラによって電気的に像担持体の表面から除去した後にブ
レードによって機械的に像担持体の表面から除去するこ
とができ、感光体ドラムの表面から残留トナーを完全に
除去することがてきる。また、像担持体が移動を停止し
た後には像担持体の移動時と逆極性のバイアス電圧を印
加したローラを所定時間内において継続して回転させる
ことにより、像担持体の表面からローラの周面に移動し
たトナーをローラの周面から確実に離脱させることがで
き、ローラを残留トナーの除去に繰り返し使用すること
ができる。
【0066】(2) 像担持体が移動している間においてト
ナーの正常な帯電極性と逆極性のバイアス電圧をローラ
に印加し、像担持体が停止している間においてトナーの
正常な帯電極性と同極性のバイアス電圧をローラに印加
することにより、像担持体が移動している間には、正常
な極性に帯電している残留トナーを像担持体の表面から
ローラの周面に移動させることができるとともに、逆極
性に帯電している残留トナーをブレードによって像担持
体の表面から掻き落とすことができる。また、像担持体
が移動を停止した後における所定時間内には、像担持体
の表面からローラの周面に移動した正常な極性に帯電し
た残留トナーをローラの周面から離脱させることがで
き、像担持体の表面とローラの周面との間に残留トナー
が存在しないようにして像担持体の表面に対するトナー
の固着を確実に防止できる。
【0067】(3) 像担持体の移動が停止した後に、ロー
ラを少なくとも1回転させ、この間において像担持体の
移動時とは逆極性のバイアス電圧をローラに印加するこ
とにより、ローラの周面の全周から残留トナーを確実に
離脱させることができる。
【0068】(4) 像担持体が移動している間にローラの
バイアス電圧と逆極性のバイアス電圧をブレードに印加
することにより、ローラによって除去できなかった残留
トナーを、ブレードによって機械的及び電気的に除去で
きる。
【0069】(5) 像担持体が移動している間にローラに
印加されるバイアス電圧と逆極性のバイアス電圧をブレ
ードに印加することにより、像担持体の表面におけるブ
レードとの当接位置が変化しない状態でブレードにバイ
アス電圧を印加しないようにし、ブレードに比較的大き
なバイアス電圧を印加する場合でも像担持体とブレード
と当接位置に微小放電による像担持体の表面の損傷やブ
レードの表面へのトナーの固着を確実に防止できる。
【0070】(6) ローラに対するバイアス電圧の印加に
よって像担持体とローラとの間に放電現象を生じないよ
うにすることにより、像担持体の表面に部分的な感光特
性の低下や放電熱による損傷を与えることがなく、画像
形成状態の低下を防止することができる。
【0071】(7) 像担持体の表面の移動方向と逆方向に
ローラの周面を移動させることにより、像担持体の表面
の残留トナーに像担持体の表面の移動方向における上流
側に押し戻す方向の力をローラの周面から作用させ、像
担持体の表面とローラの周面との当接部分に残留トナー
が停まることがないようにし、残留トナーが摩擦熱によ
って溶融することによる像担持体の表面への固着を防止
できる。
【0072】(8) ローラの周面を像担持体の表面よりも
速い速度で移動させることにより、小径化による単位体
積当たりの帯電量の増加によって像担持体の表面に対す
る吸着力を増した残留トナーを像担持体の表面から確実
に除去することができるとともに、像担持体の表面から
除去した残留トナーをローラの周面の移動方向に移動さ
せて像担持体の表面に残留トナーが再付着したり融着す
ることを確実に防止し、ローラの回転方向によって規定
される搬送位置に残留トナーを確実に搬送することがで
きる。
【0073】(9) 像担持体の表面にローラの周面を弾性
接触させることにより、ローラの周面を像担持体の表面
の比較的広い範囲に略均一な弾性力によって圧接させる
ことができ、ローラによって像担持体の表面から残留ト
ナーをより確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1及び第2の実施形態に係るクリ
ーニング装置の構成を示す概略図である。
【図2】上記クリーニング装置を含む画像形成装置の制
御部の要部の構成を示すブロック図である。
【図3】上記クリーニング装置をプロセス部に含む画像
形成装置の制御部における処理手順の一部を示すフロー
チャートである。
【図4】上記クリーニング装置の制御におけるタイミン
グチャートである。
【図5】上記クリーニング装置によって感光体ドラムの
表面から残留トナーを除去する状態を示す図である。
【図6】従来のクリーニング装置を含むプロセス部の構
成を示す図である。
【図7】従来のクリーニング装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1−感光体ドラム(像担持体) 10,20−クリーニング装置 12,21−ブレード 13−ローラ 15−ローラ電源部 16−ローラ駆動部 22−ブレード電源部 61,61′−正常帯電トナー(残留トナー) 62−不良帯電トナー(残留トナー)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を記録媒体に転写した後の像担持
    体の表面に当接するブレードを備えたクリーニング装置
    において、 像担持体の表面の移動方向におけるブレードの当接位置
    の上流側でトナー像を記録媒体に転写した後の像担持体
    の表面に当接するローラと、像担持体の移動時及び像担
    持体の移動停止後の所定時間内にローラを回転させるロ
    ーラ駆動部と、回転中のローラにバイアス電圧を印加す
    る電源部であって像担持体の移動中と移動停止中とにお
    いてバイアス電圧の極性を反転させるローラ電源部と、
    を設けたことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】前記ローラ電源部は、像担持体の移動時に
    トナーの正常な帯電極性と逆極性のバイアス電圧を印加
    することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装
    置。
  3. 【請求項3】前記所定時間は、ローラが1回転する間の
    時間より長い時間であることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】前記ブレードは導電性を有し、ブレードに
    ローラの印加電圧と逆極性の直流バイアス電圧をブレー
    ドに印加するブレード電源部を設けたことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のクリーニング装置。
  5. 【請求項5】前記ブレード電源部は、像担持体の移動中
    においてブレードに直流バイアス電圧を印加することを
    特徴とする請求項4に記載のクリーニング装置。
  6. 【請求項6】前記ローラ電源部は、像担持体の停止中に
    おける像担持体とローラとの間の電位差を放電開始電圧
    以下にすることを特徴とするクリーニング装置。
  7. 【請求項7】前記ローラ駆動部は、ローラの周面が像担
    持体の表面との当接位置において像担持体の表面の移動
    方向と逆方向に移動する方向にローラを回転させること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のクリー
    ニング装置。
  8. 【請求項8】前記ローラ駆動部は、像担持体の表面の移
    動速度より速い周速でローラを回転させることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかに記載のクリーニング装
    置。
  9. 【請求項9】前記ローラは、導電性を有する弾性体によ
    って構成したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    かに記載のクリーニング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6999694B2 (en) 2001-11-14 2006-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a controlled bias applied to a conductive element

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6999694B2 (en) 2001-11-14 2006-02-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a controlled bias applied to a conductive element

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