JP2001066688A - カメラ - Google Patents
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- JP2001066688A JP2001066688A JP23867999A JP23867999A JP2001066688A JP 2001066688 A JP2001066688 A JP 2001066688A JP 23867999 A JP23867999 A JP 23867999A JP 23867999 A JP23867999 A JP 23867999A JP 2001066688 A JP2001066688 A JP 2001066688A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影毎に撮影者が日付け情報を設定するとい
う不便さを解消し、速写性を高め、同時に設定の忘れを
防止する。 【解決手段】 撮影に関連する任意の情報を設定し、そ
の設定情報により撮影を可能にする所定の撮影モードを
含む複数の撮影モードの何れかを選択する為のモード選
択手段と、日付け情報を設定する為の操作部材と、時計
手段と、設定される日付け情報による時間データを表示
する表示手段と、前記操作部材によって設定される前記
所定の撮影モード時の日付け情報を記憶する記憶手段
と、前記所定の撮影モードが選択された際には、前記記
憶手段に記憶されている該所定の撮影モード用の日付け
情報を読み出し、この日付け情報による時間データを前
記表示手段に表示させる表示制御手段(#104,#1
05)とを有する。
う不便さを解消し、速写性を高め、同時に設定の忘れを
防止する。 【解決手段】 撮影に関連する任意の情報を設定し、そ
の設定情報により撮影を可能にする所定の撮影モードを
含む複数の撮影モードの何れかを選択する為のモード選
択手段と、日付け情報を設定する為の操作部材と、時計
手段と、設定される日付け情報による時間データを表示
する表示手段と、前記操作部材によって設定される前記
所定の撮影モード時の日付け情報を記憶する記憶手段
と、前記所定の撮影モードが選択された際には、前記記
憶手段に記憶されている該所定の撮影モード用の日付け
情報を読み出し、この日付け情報による時間データを前
記表示手段に表示させる表示制御手段(#104,#1
05)とを有する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、撮影に関連する任
意の情報の設定し、その設定情報により撮影を可能にす
る所定の撮影モードを設定可能なカメラの改良に関する
ものである。
意の情報の設定し、その設定情報により撮影を可能にす
る所定の撮影モードを設定可能なカメラの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、露出モード,ストロ
ボ発光の有無,測光モードの撮影条件については、撮影
者が任意に所望のものを予め設定しておき、以後この設
定による撮影を可能にするカメラが知られている(以
下、これをパーソナルモードと呼ぶ)。したがって、頻
繁に使用する撮影条件を予め記憶させておき、撮影者は
必要に応じてこのパーソナルモードを選択することで、
製造メーカーの標準とする撮影モード(以下、通常モー
ドとも記す)に対し、撮影毎に設定し直す必要のない利
点を有するものであった。
ボ発光の有無,測光モードの撮影条件については、撮影
者が任意に所望のものを予め設定しておき、以後この設
定による撮影を可能にするカメラが知られている(以
下、これをパーソナルモードと呼ぶ)。したがって、頻
繁に使用する撮影条件を予め記憶させておき、撮影者は
必要に応じてこのパーソナルモードを選択することで、
製造メーカーの標準とする撮影モード(以下、通常モー
ドとも記す)に対し、撮影毎に設定し直す必要のない利
点を有するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、露出モ
ード等の撮影条件については上記のように撮影毎に一々
設定し直す必要はなくなったが、ある撮影シーンにおい
ては、時計回路が計時する年,月,日,時,分,秒のう
ちの例えば「日時分」の日付け情報での時間データ(3
1日,9時30分)をフィルムに記録したい場合には、
やはり撮影毎に設定する必要が生じるため不便であり、
設定し忘れることも多かった。
ード等の撮影条件については上記のように撮影毎に一々
設定し直す必要はなくなったが、ある撮影シーンにおい
ては、時計回路が計時する年,月,日,時,分,秒のう
ちの例えば「日時分」の日付け情報での時間データ(3
1日,9時30分)をフィルムに記録したい場合には、
やはり撮影毎に設定する必要が生じるため不便であり、
設定し忘れることも多かった。
【0004】例えば、花の成長記録を撮影するために、
フィルムには「日時分」での時間データを撮影毎に記録
したいのに、一度日付け情報を「年月日」等にして人物
等の撮影(通常モードにおいて)を行い、撮影モードを
パーソナルモードに変更して再び花の成長記録を撮影し
ようとしたとしても、日付け情報については「年月日」
に変更されたままであるので、再度所望とする「日時
分」の日付けモードに変更する必要があった。つまり、
撮影条件についてはパーソナルモードとして予め記憶さ
せておくことが出来たが、時付け情報を予め記憶させて
おくものは無く、上記問題を有するものであった。
フィルムには「日時分」での時間データを撮影毎に記録
したいのに、一度日付け情報を「年月日」等にして人物
等の撮影(通常モードにおいて)を行い、撮影モードを
パーソナルモードに変更して再び花の成長記録を撮影し
ようとしたとしても、日付け情報については「年月日」
に変更されたままであるので、再度所望とする「日時
分」の日付けモードに変更する必要があった。つまり、
撮影条件についてはパーソナルモードとして予め記憶さ
せておくことが出来たが、時付け情報を予め記憶させて
おくものは無く、上記問題を有するものであった。
【0005】(発明の目的)本発明の第1の目的は、撮
影毎に撮影者が日付け情報を設定するという不便さを解
消し、速写性を高め、同時に設定の忘れを防止すること
のできるカメラを提供しようとするものである。
影毎に撮影者が日付け情報を設定するという不便さを解
消し、速写性を高め、同時に設定の忘れを防止すること
のできるカメラを提供しようとするものである。
【0006】本発明の第2の目的は、所定の撮影モード
とそれ以外の撮影モードとで日付け情報が異なった場合
でも、撮影者が各モードに応じた日付け情報や時間デー
タを設定するという不便さを解消すると共に、設定忘れ
を防止することのできるカメラを提供しようとするもの
である。
とそれ以外の撮影モードとで日付け情報が異なった場合
でも、撮影者が各モードに応じた日付け情報や時間デー
タを設定するという不便さを解消すると共に、設定忘れ
を防止することのできるカメラを提供しようとするもの
である。
【0007】本発明の第3の目的は、日付け情報を設定
する際の誤設定を防止することのできるカメラを提供し
ようとするものである。
する際の誤設定を防止することのできるカメラを提供し
ようとするものである。
【0008】本発明の第4の目的は、時計が設定されて
いないにもかかわらず撮影が実行されてしまうことを防
止することのできるカメラを提供しようとするものであ
る。
いないにもかかわらず撮影が実行されてしまうことを防
止することのできるカメラを提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、撮影に関連する任
意の情報を設定し、その設定情報により撮影を可能にす
る所定の撮影モードを含む複数の撮影モードの何れかを
選択する為のモード選択手段と、日付け情報を設定する
為の操作部材と、時計手段と、設定される日付け情報に
よる時間データを表示する表示手段とを有するカメラに
おいて、前記操作部材によって設定される前記所定の撮
影モード時の日付け情報を記憶する記憶手段と、前記所
定の撮影モードが選択された際には、前記記憶手段に記
憶されている該所定の撮影モード用の日付け情報を読み
出し、この日付け情報による時間データを前記表示手段
に表示させる表示制御手段とを有するカメラとするもの
である。
るために、請求項1に記載の発明は、撮影に関連する任
意の情報を設定し、その設定情報により撮影を可能にす
る所定の撮影モードを含む複数の撮影モードの何れかを
選択する為のモード選択手段と、日付け情報を設定する
為の操作部材と、時計手段と、設定される日付け情報に
よる時間データを表示する表示手段とを有するカメラに
おいて、前記操作部材によって設定される前記所定の撮
影モード時の日付け情報を記憶する記憶手段と、前記所
定の撮影モードが選択された際には、前記記憶手段に記
憶されている該所定の撮影モード用の日付け情報を読み
出し、この日付け情報による時間データを前記表示手段
に表示させる表示制御手段とを有するカメラとするもの
である。
【0010】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項6に記載の発明は、所定の撮影モード時に表示手
段に表示させる時間データを得る時計手段と、所定の撮
影モード以外の撮影モード時に表示手段に表示させる時
間データを得る時計手段を、同一の時計手段とした請求
項1に記載のカメラとするものである。
請求項6に記載の発明は、所定の撮影モード時に表示手
段に表示させる時間データを得る時計手段と、所定の撮
影モード以外の撮影モード時に表示手段に表示させる時
間データを得る時計手段を、同一の時計手段とした請求
項1に記載のカメラとするものである。
【0011】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項7に記載の発明は、表示手段に表示される時間デ
ータの修正中は、この修正開始時の撮影モードでの日付
け情報にて時間データの修正を受け付け、表示させ、そ
の後前記時間データの修正が終了すると、その終了時点
の撮影モードでの日付け情報により、前記表示手段に時
間データを表示させる請求項1に記載のカメラとするも
のである。
請求項7に記載の発明は、表示手段に表示される時間デ
ータの修正中は、この修正開始時の撮影モードでの日付
け情報にて時間データの修正を受け付け、表示させ、そ
の後前記時間データの修正が終了すると、その終了時点
の撮影モードでの日付け情報により、前記表示手段に時
間データを表示させる請求項1に記載のカメラとするも
のである。
【0012】同じく上記第3の目的を達成するために、
請求項8に記載の発明は、表示手段に表示される時間デ
ータの修正中に、撮影モードが変更されても、表示手段
での日付け情報の表示は変更しない請求項1に記載のカ
メラとするものである。
請求項8に記載の発明は、表示手段に表示される時間デ
ータの修正中に、撮影モードが変更されても、表示手段
での日付け情報の表示は変更しない請求項1に記載のカ
メラとするものである。
【0013】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項9に記載の発明は、撮影モードの変更操作がなさ
れた際に、表示手段にて表示される時間データの修正が
行われている最中の場合、前記撮影モードの変更操作は
受け付けないようにする請求項1に記載のカメラとする
ものである。
請求項9に記載の発明は、撮影モードの変更操作がなさ
れた際に、表示手段にて表示される時間データの修正が
行われている最中の場合、前記撮影モードの変更操作は
受け付けないようにする請求項1に記載のカメラとする
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の実施の一形態に係るカメラ
の主要部分の電気的構成を示すブロック図であり、同図
において、1は内部に時計回路1aを持ち、カメラの各
種回路を制御するマイクロコンピュータなどで構成され
る制御回路、2はカメラに装填されたフィルムの巻き上
げまたは巻き戻しを行うために不図示の給送モータを駆
動する給送モータ駆動回路である。3は、「年月日」や
「日時分」等の日付け情報による時間データや、カメラ
の状況,各種設定情報などを表示する液晶表示器(以
下、LCDと記す)、4は被写体の距離や明るさを計測
するAE/AF制御回路、5はフィルムに対して適正な
露光を行うために不図示のシャッタの開閉を制御するシ
ャッタ駆動回路である。6は、カメラに装填されたフィ
ルムに対して、設定された日付け情報にて時間データ等
を光学的に写し込む写し込み用LEDである。なお、磁
気的に設定された日付け情報にて時間データ等を記録す
るものであっても良い。
の主要部分の電気的構成を示すブロック図であり、同図
において、1は内部に時計回路1aを持ち、カメラの各
種回路を制御するマイクロコンピュータなどで構成され
る制御回路、2はカメラに装填されたフィルムの巻き上
げまたは巻き戻しを行うために不図示の給送モータを駆
動する給送モータ駆動回路である。3は、「年月日」や
「日時分」等の日付け情報による時間データや、カメラ
の状況,各種設定情報などを表示する液晶表示器(以
下、LCDと記す)、4は被写体の距離や明るさを計測
するAE/AF制御回路、5はフィルムに対して適正な
露光を行うために不図示のシャッタの開閉を制御するシ
ャッタ駆動回路である。6は、カメラに装填されたフィ
ルムに対して、設定された日付け情報にて時間データ等
を光学的に写し込む写し込み用LEDである。なお、磁
気的に設定された日付け情報にて時間データ等を記録す
るものであっても良い。
【0016】7はレリーズスイッチであり、このスイッ
チが操作されると、まずAE/AF制御回路14により
測距動作や測光動作が開始され、その後、シャッタ駆動
回路5によって不図示のシャッタの開閉制御が行われ
(適正露出制御が行われ)、次いで給送モータ駆動回路
2による撮影駒の1駒巻き上げが行われる。なお、この
フィルム巻き上げの際に、写し込み用LED6が駆動さ
れ、撮影駒の所定位置に時間データなどの情報が写し込
まれる。
チが操作されると、まずAE/AF制御回路14により
測距動作や測光動作が開始され、その後、シャッタ駆動
回路5によって不図示のシャッタの開閉制御が行われ
(適正露出制御が行われ)、次いで給送モータ駆動回路
2による撮影駒の1駒巻き上げが行われる。なお、この
フィルム巻き上げの際に、写し込み用LED6が駆動さ
れ、撮影駒の所定位置に時間データなどの情報が写し込
まれる。
【0017】8はパーソナルモードを含む複数の撮影モ
ードの中より任意の撮影モードを選択する為のダイアル
スイッチであり、後述するモードダイアルが操作される
とON,OFFし、制御回路1はこのON,OFFに応
答して、例えば「全自動モード→一点測距モード→マク
ロモード→パーソナルモード」というようにカメラの撮
影モードを順次切り換える。9は前記LCD3に表示さ
れる日付け情報を変更するためのデートスイッチであ
り、該スイッチが操作されると、前記LCD3に表示さ
れる日付け情報が「年月日」→「月日年」→「日月年」
というように順次変更され、この日付け情報によって時
間データが表示され、又フィルムに写し込まれることに
なる。
ードの中より任意の撮影モードを選択する為のダイアル
スイッチであり、後述するモードダイアルが操作される
とON,OFFし、制御回路1はこのON,OFFに応
答して、例えば「全自動モード→一点測距モード→マク
ロモード→パーソナルモード」というようにカメラの撮
影モードを順次切り換える。9は前記LCD3に表示さ
れる日付け情報を変更するためのデートスイッチであ
り、該スイッチが操作されると、前記LCD3に表示さ
れる日付け情報が「年月日」→「月日年」→「日月年」
というように順次変更され、この日付け情報によって時
間データが表示され、又フィルムに写し込まれることに
なる。
【0018】10は時計の修正を行う為及び修正桁を変
更するためのセレクトスイッチであり、該スイッチが操
作されると、修正中でなければ時計の修正モードにな
り、修正中であれば、修正する桁を順次変更可能とな
る。11は時計の修正中に前記セレクトスイッチ10に
より選択されている桁の情報を変更する為のセットスイ
ッチであり、該スイッチが操作される毎に、選択されて
いる桁の情報がインクリメントされていく。12は、通
常モード(パーソナルモードとは異なる撮影モード)で
選択されている「年月日」等の日付け情報や、パーソナ
ルモードで選択されている例えば「日時分」の日付け情
報などを記憶する揮発性メモリであるRAM、及び、電
源が切られた際にもパーソナルモードでの日付け情報の
記憶を維持するための不揮発性メモリであるEPROM
より成る記憶装置である。
更するためのセレクトスイッチであり、該スイッチが操
作されると、修正中でなければ時計の修正モードにな
り、修正中であれば、修正する桁を順次変更可能とな
る。11は時計の修正中に前記セレクトスイッチ10に
より選択されている桁の情報を変更する為のセットスイ
ッチであり、該スイッチが操作される毎に、選択されて
いる桁の情報がインクリメントされていく。12は、通
常モード(パーソナルモードとは異なる撮影モード)で
選択されている「年月日」等の日付け情報や、パーソナ
ルモードで選択されている例えば「日時分」の日付け情
報などを記憶する揮発性メモリであるRAM、及び、電
源が切られた際にもパーソナルモードでの日付け情報の
記憶を維持するための不揮発性メモリであるEPROM
より成る記憶装置である。
【0019】図2は、上記構成のカメラの背面図であ
り、同図において、13はカメラ本体、14はモードダ
イアルであり、該ダイアルを回転することにより前記ダ
イアルスイッチ8がON,OFFし、前述した様に撮影
モードを「全自動モード→一点測距モード→マクロモー
ド→パーソナルモード」というように変更可能である。
15はファインダである。その他、図1と同一符号を付
してあるのは同一部品である。
り、同図において、13はカメラ本体、14はモードダ
イアルであり、該ダイアルを回転することにより前記ダ
イアルスイッチ8がON,OFFし、前述した様に撮影
モードを「全自動モード→一点測距モード→マクロモー
ド→パーソナルモード」というように変更可能である。
15はファインダである。その他、図1と同一符号を付
してあるのは同一部品である。
【0020】次に、本発明の実施の一形態に係る主要部
分の動作について、図3のフローチャートにしたがって
説明する。
分の動作について、図3のフローチャートにしたがって
説明する。
【0021】図3は、カメラの撮影モードがモードダイ
アル14によって変更された場合の制御回路1での処理
について説明するものである。
アル14によって変更された場合の制御回路1での処理
について説明するものである。
【0022】まず、ステップ#101において、モード
ダイアル14が操作されて撮影モードが変更されたか否
かをダイアルスイッチ8の状態より判定する。なお、最
初はパーソナルモード以外の撮影モード(全自動モー
ド、一点測距モードもしくはマクロモードの通常モー
ド)が設定されているものとする。この結果、撮影モー
ドが変更されていなければ、その時の撮影モードに応じ
た処理へと進む。一方、撮影モードの変更がなされたこ
とを判定するとステップ#102へ進み、変更された撮
影モードがパーソナルモードか否かを判定する。
ダイアル14が操作されて撮影モードが変更されたか否
かをダイアルスイッチ8の状態より判定する。なお、最
初はパーソナルモード以外の撮影モード(全自動モー
ド、一点測距モードもしくはマクロモードの通常モー
ド)が設定されているものとする。この結果、撮影モー
ドが変更されていなければ、その時の撮影モードに応じ
た処理へと進む。一方、撮影モードの変更がなされたこ
とを判定するとステップ#102へ進み、変更された撮
影モードがパーソナルモードか否かを判定する。
【0023】ここでパーソナルモードに変更されたこと
を判定するとステップ#103へ進み、記憶装置12内
の揮発性のメモリであるRAMに、変更前の撮影モード
(パーソナルモードと異なる通常モード)で選択されて
いた例えば「年月日」の日付け情報を記憶する。これ
は、再び通常モードが選択された場合に、この日付け情
報を読み込み、これによる時間データを次回もLCD3
に表示する為である。次のステップ#104において
は、パーソナルモードに変更されたので、該パーソナル
モード用の日付け情報として予め記憶装置12内のRA
Mに記憶されている例えば「日時分」の情報を読み込
み、続くステップ#105において、この「日時分」の
日付け情報による時間データを時計回路1aより読み取
ってLCD3に表示する。
を判定するとステップ#103へ進み、記憶装置12内
の揮発性のメモリであるRAMに、変更前の撮影モード
(パーソナルモードと異なる通常モード)で選択されて
いた例えば「年月日」の日付け情報を記憶する。これ
は、再び通常モードが選択された場合に、この日付け情
報を読み込み、これによる時間データを次回もLCD3
に表示する為である。次のステップ#104において
は、パーソナルモードに変更されたので、該パーソナル
モード用の日付け情報として予め記憶装置12内のRA
Mに記憶されている例えば「日時分」の情報を読み込
み、続くステップ#105において、この「日時分」の
日付け情報による時間データを時計回路1aより読み取
ってLCD3に表示する。
【0024】また、上記ステップ#102にて変更され
た撮影モードがパーソナルモードでないと判定した場合
はステップ#106へ進み、ここでは変更前の撮影モー
ドがパーソナルモードであったか否かを調べ、パーソナ
ルモード以外の撮影モードであった場合はそのモードに
応じた処理へと移行する。また、変更前の撮影モードが
パーソナルモードであった場合にはステップ#107へ
進み、該パーソナルモードにおいて、デートスイッチ9
によって日付け情報の変更操作がなされたかどうかを判
定する。変更操作がなされていなければ直ちにステップ
#109へ進むが、例えば「日時分」から「時分秒」に
日付け情報が変更されていた場合は、該日付け情報を記
憶装置12内のRAMに記憶する(書き直す)。
た撮影モードがパーソナルモードでないと判定した場合
はステップ#106へ進み、ここでは変更前の撮影モー
ドがパーソナルモードであったか否かを調べ、パーソナ
ルモード以外の撮影モードであった場合はそのモードに
応じた処理へと移行する。また、変更前の撮影モードが
パーソナルモードであった場合にはステップ#107へ
進み、該パーソナルモードにおいて、デートスイッチ9
によって日付け情報の変更操作がなされたかどうかを判
定する。変更操作がなされていなければ直ちにステップ
#109へ進むが、例えば「日時分」から「時分秒」に
日付け情報が変更されていた場合は、該日付け情報を記
憶装置12内のRAMに記憶する(書き直す)。
【0025】そして、次のステップ#109において
は、パーソナルモードから通常モードに変更されたの
で、該通常モード用の日付け情報として予め記憶装置1
2内のRAMに記憶されている例えば「年月日」の情報
を読み込み、続くステップ#110において、この「年
月日」の日付け情報による時間データを時計回路1aよ
り読み取ってLCD3に表示する。
は、パーソナルモードから通常モードに変更されたの
で、該通常モード用の日付け情報として予め記憶装置1
2内のRAMに記憶されている例えば「年月日」の情報
を読み込み、続くステップ#110において、この「年
月日」の日付け情報による時間データを時計回路1aよ
り読み取ってLCD3に表示する。
【0026】次に、レリーズスイッチ7が操作され、フ
ィルムに対し露光動作を行った後、一駒巻き上げ動作を
行う際の処理について、図4のスローチャートにしたが
って説明する。
ィルムに対し露光動作を行った後、一駒巻き上げ動作を
行う際の処理について、図4のスローチャートにしたが
って説明する。
【0027】レリーズスイッチ7が操作されてシャッタ
駆動回路5によるシャッタの開閉制御がなされ、フィル
ムへの露光動作が終了すると、制御回路1は給送モータ
駆動回路2を介して一駒巻き上げ動作を開始し、その後
ステップ#201へと進む。
駆動回路5によるシャッタの開閉制御がなされ、フィル
ムへの露光動作が終了すると、制御回路1は給送モータ
駆動回路2を介して一駒巻き上げ動作を開始し、その後
ステップ#201へと進む。
【0028】ステップ#201においては、露光動作が
行われた際の撮影モードがパーソナルモードであったか
どうかを判定し、パーソナルモードであればステップ#
202に進み、パーソナルモード用の日付け情報(例え
ば「日時分」)による時間データを写し込み用LCD6
を駆動してフィルムの所定位置に写し込む。
行われた際の撮影モードがパーソナルモードであったか
どうかを判定し、パーソナルモードであればステップ#
202に進み、パーソナルモード用の日付け情報(例え
ば「日時分」)による時間データを写し込み用LCD6
を駆動してフィルムの所定位置に写し込む。
【0029】また、上記ステップ#201にて露光動作
が行われた際の撮影モードがパーソナルモードと異なる
撮影モード、つまり通常モードであればステップ#20
3へ進み、通常モード用の日付け情報(例えば「年月
日」)による時間データを写し込み用LCD6を駆動し
てフィルムの所定位置に写し込む。
が行われた際の撮影モードがパーソナルモードと異なる
撮影モード、つまり通常モードであればステップ#20
3へ進み、通常モード用の日付け情報(例えば「年月
日」)による時間データを写し込み用LCD6を駆動し
てフィルムの所定位置に写し込む。
【0030】次に、時計の修正モード時の動作につい
て、図5のフローチャートにしたがって説明する。
て、図5のフローチャートにしたがって説明する。
【0031】セレクトスイッチ10、または、セットス
イッチ11が操作されると、制御回路1はステップ#3
01よりの動作を開始する。ステップ#301において
は、時計の修正モードかどうかの判定を行う。この結
果、時計の修正モードであればステップ#304へ進
み、それ以外はステップ#302へ進む。
イッチ11が操作されると、制御回路1はステップ#3
01よりの動作を開始する。ステップ#301において
は、時計の修正モードかどうかの判定を行う。この結
果、時計の修正モードであればステップ#304へ進
み、それ以外はステップ#302へ進む。
【0032】ステップ#302においては、操作された
スイッチがセレクトスイッチ10であるかどうかの判定
を行い、そうでなければメインルーチンへリターンする
が、セレクトスイッチ10が操作された場合はステップ
#303へ進み、上記ステップ#301にて時計の修正
モードでないと判定し、操作されたスイッチがセレクト
スイッチ10であると判定したので、ここでは時計の修
正モードをセットし、メインルーチンへリターンする。
スイッチがセレクトスイッチ10であるかどうかの判定
を行い、そうでなければメインルーチンへリターンする
が、セレクトスイッチ10が操作された場合はステップ
#303へ進み、上記ステップ#301にて時計の修正
モードでないと判定し、操作されたスイッチがセレクト
スイッチ10であると判定したので、ここでは時計の修
正モードをセットし、メインルーチンへリターンする。
【0033】また、前述したようにステップ#301に
て時計の修正モードと判定した場合はステップ#304
へ進み、上記ステップ#302と同様、操作されたスイ
ッチがセレクトスイッチ10であるかどうかの判定を行
い、そうであればステップ#305へ進み、ここでは、
上記ステップ#301にて時計の修正モードであると判
定し、操作されたスイッチがセレクトスイッチ10であ
ると判定した場合であるので時計修正モードの終了かど
うかを判定する。この結果、時計の修正モードの終了で
あればステップ#306へ進み、LCD3に通常の時計
表示(その時の撮影モードでの日付け情報による時間デ
ータの表示)を行ってメインルーチンへリターンする
が、未だ時計修正モードの終了でなければ、時計修正モ
ード中にセレクトスイッチ10の操作がなされたので、
修正する桁を次桁に切り換え、メインルーチンへリター
ンする。
て時計の修正モードと判定した場合はステップ#304
へ進み、上記ステップ#302と同様、操作されたスイ
ッチがセレクトスイッチ10であるかどうかの判定を行
い、そうであればステップ#305へ進み、ここでは、
上記ステップ#301にて時計の修正モードであると判
定し、操作されたスイッチがセレクトスイッチ10であ
ると判定した場合であるので時計修正モードの終了かど
うかを判定する。この結果、時計の修正モードの終了で
あればステップ#306へ進み、LCD3に通常の時計
表示(その時の撮影モードでの日付け情報による時間デ
ータの表示)を行ってメインルーチンへリターンする
が、未だ時計修正モードの終了でなければ、時計修正モ
ード中にセレクトスイッチ10の操作がなされたので、
修正する桁を次桁に切り換え、メインルーチンへリター
ンする。
【0034】また、上記ステップ#304にてセレクト
スイッチ10が操作されていないと判定した場合はステ
ップ#308へ進み、ここでは操作されたスイッチがセ
ットスイッチ11であるかどうかの判定を行い、操作さ
れていなければメインルーチンへリターンする。また、
セットスイッチ11が操作されていればステップ#30
9へ進み、ここでは時計の修正モード中にセットスイッ
チ11が押されたことにより、選択されている桁の情報
を変更する。ここで変更するとは、選択されている桁の
情報をインクリメントすることを意味する。
スイッチ10が操作されていないと判定した場合はステ
ップ#308へ進み、ここでは操作されたスイッチがセ
ットスイッチ11であるかどうかの判定を行い、操作さ
れていなければメインルーチンへリターンする。また、
セットスイッチ11が操作されていればステップ#30
9へ進み、ここでは時計の修正モード中にセットスイッ
チ11が押されたことにより、選択されている桁の情報
を変更する。ここで変更するとは、選択されている桁の
情報をインクリメントすることを意味する。
【0035】上記のように、時計修正中はカメラの撮影
モードが変更されても、表示されている日付け情報は変
更せずに時計修正を継続させ、時計修正が終了した時点
で、撮影モードに従った時間データをLCD3に表示す
るようにしているので(#305→#306)、時計修
正の際の誤設定を防止する効果がある。つまり、「年月
日」の日付け情報において時計の修正(時間データの修
正)を行っている最中に、無意識に撮影モードをパーソ
ナルモードに変更してしまった場合、日付け情報は例え
ば「日時分」に変更されてしまい、「年」の数値を変更
しているつもりでいたのに、実際は「日」の数値が変更
されてしまい、撮影者に戸惑いを与えたり、やり直す等
の不便を解消する為である。
モードが変更されても、表示されている日付け情報は変
更せずに時計修正を継続させ、時計修正が終了した時点
で、撮影モードに従った時間データをLCD3に表示す
るようにしているので(#305→#306)、時計修
正の際の誤設定を防止する効果がある。つまり、「年月
日」の日付け情報において時計の修正(時間データの修
正)を行っている最中に、無意識に撮影モードをパーソ
ナルモードに変更してしまった場合、日付け情報は例え
ば「日時分」に変更されてしまい、「年」の数値を変更
しているつもりでいたのに、実際は「日」の数値が変更
されてしまい、撮影者に戸惑いを与えたり、やり直す等
の不便を解消する為である。
【0036】次に、電源投入直後の動作について、図6
のフローチャートにしたがって説明する。
のフローチャートにしたがって説明する。
【0037】制御回路1に電源が投入されると、該制御
回路1はステップ#401へ進み、時計合わせを促す表
示を、LCD13にて行う。
回路1はステップ#401へ進み、時計合わせを促す表
示を、LCD13にて行う。
【0038】これにより、時計が設定されていないにも
かかわらず、撮影が実行され、フィルムに意図する時間
データは写し込まれていないといったことを防止するこ
とができる。
かかわらず、撮影が実行され、フィルムに意図する時間
データは写し込まれていないといったことを防止するこ
とができる。
【0039】次に、電池投入から時計合わせが終了する
までの動作について、図7のフローチャートにしたがっ
て説明する。
までの動作について、図7のフローチャートにしたがっ
て説明する。
【0040】制御回路1に電源が投入され、その後時計
を設定するセレクトスイッチ10またはセットスイッチ
11が操作されると、該制御回路1はステップ#501
へ進み、ここでは時計合わせモードか否かの判定を行
う。この結果、時計合わせモードであればステップ#5
02へ進み、そうでなければメインルーチンへリターン
する。
を設定するセレクトスイッチ10またはセットスイッチ
11が操作されると、該制御回路1はステップ#501
へ進み、ここでは時計合わせモードか否かの判定を行
う。この結果、時計合わせモードであればステップ#5
02へ進み、そうでなければメインルーチンへリターン
する。
【0041】ステップ#502においては、時計合わせ
の処理を行う。具体的には、セレクトスイッチ10が押
されたら、修正する桁を変更し、セットスイッチ11が
押されたら、修正する桁の時計の情報を変更する。ここ
でいう変更は、修正する桁の情報をインクリメントする
ことを意味している。最後の桁でセレクトスイッチ10
が押されたら、時計合わせは終了となる。
の処理を行う。具体的には、セレクトスイッチ10が押
されたら、修正する桁を変更し、セットスイッチ11が
押されたら、修正する桁の時計の情報を変更する。ここ
でいう変更は、修正する桁の情報をインクリメントする
ことを意味している。最後の桁でセレクトスイッチ10
が押されたら、時計合わせは終了となる。
【0042】次のステップ#503においては、最後の
桁でセレクトスイッチ10が押され、時計合わせが終了
となったか否かを判定しており、時計合わせが終了して
いなければメインルーチンへリターンする。また、時計
合わせが終了したことを判定するとステップ#504へ
進み、ここでは現在の撮影モードがパーソナルモードか
否かの判定を行う。そして、撮影モードがパーソナルモ
ードであればステップ#505へ進み、上記ステップ#
502にて該パーソナルモードで時計合わせが終了した
ことにより、パーソナルモード用の日付け情報(例えば
「日時分」)による時間データを表示し、メインルーチ
ンへリターンする。
桁でセレクトスイッチ10が押され、時計合わせが終了
となったか否かを判定しており、時計合わせが終了して
いなければメインルーチンへリターンする。また、時計
合わせが終了したことを判定するとステップ#504へ
進み、ここでは現在の撮影モードがパーソナルモードか
否かの判定を行う。そして、撮影モードがパーソナルモ
ードであればステップ#505へ進み、上記ステップ#
502にて該パーソナルモードで時計合わせが終了した
ことにより、パーソナルモード用の日付け情報(例えば
「日時分」)による時間データを表示し、メインルーチ
ンへリターンする。
【0043】なお、制御回路1の電源が切れた場合で
も、設定された日付け情報を継続して保持できるように
記憶装置12内の不揮発性のメモリであるEPROMに
該パーソナルモード用の日付け情報は記憶されているの
で、新しい電源が投入された際には、該日付け情報をE
PROMより読み込むことにより、LCD3にパーソナ
ルモード用の日付け情報(例えば「日時分」)による時
間データを自動的に表示することができる。
も、設定された日付け情報を継続して保持できるように
記憶装置12内の不揮発性のメモリであるEPROMに
該パーソナルモード用の日付け情報は記憶されているの
で、新しい電源が投入された際には、該日付け情報をE
PROMより読み込むことにより、LCD3にパーソナ
ルモード用の日付け情報(例えば「日時分」)による時
間データを自動的に表示することができる。
【0044】また、上記ステップ#504にて撮影モー
ドがパーソナルモードでなかった場合はステップ#50
6へ進み、上記ステップ#502にて通常モードで時計
合わせが終了したことにより、通常モード用の日付け情
報(例えば「年月日」)による時間データを表示し、メ
インルーチンへリターンする。
ドがパーソナルモードでなかった場合はステップ#50
6へ進み、上記ステップ#502にて通常モードで時計
合わせが終了したことにより、通常モード用の日付け情
報(例えば「年月日」)による時間データを表示し、メ
インルーチンへリターンする。
【0045】なお、制御回路1の電源が切れ、その後新
らしい電源が投入された場合には、この通常モードにお
いては、前回の日付け情報での時間データが表示され
る。例えば、前回の日付け情報が「年月日」であればこ
れによる時間データが、「月日時」であればこれによる
時間データが、表示されることになる。
らしい電源が投入された場合には、この通常モードにお
いては、前回の日付け情報での時間データが表示され
る。例えば、前回の日付け情報が「年月日」であればこ
れによる時間データが、「月日時」であればこれによる
時間データが、表示されることになる。
【0046】次に、撮影モードが変更された際の動作に
ついて、図8のフローチャートにしたがって説明する。
ついて、図8のフローチャートにしたがって説明する。
【0047】モードダイアル14が操作されると、制御
回路1はステップ#601へ進み、時計修正モードか否
かを判定する。時計修正モードであればメインルーチン
へリターンするが、そうでなければステップ#602へ
進み、撮影モード受付け処理行う。ここでは、時計修正
モードでなく、モードダイアル14(ダイアルスイッチ
8)が操作された場合であるので、カメラのパーソナル
モードを含む複数の撮影モードで選択された撮影モード
に応じて受付処理を行う。
回路1はステップ#601へ進み、時計修正モードか否
かを判定する。時計修正モードであればメインルーチン
へリターンするが、そうでなければステップ#602へ
進み、撮影モード受付け処理行う。ここでは、時計修正
モードでなく、モードダイアル14(ダイアルスイッチ
8)が操作された場合であるので、カメラのパーソナル
モードを含む複数の撮影モードで選択された撮影モード
に応じて受付処理を行う。
【0048】これにより、時計修正が終了するまで撮影
モードの変更が禁止され、時計の設定を促すことができ
るので、時計が設定されていないにもかかわらず、撮影
が実行され、フィルムに意図する時間データは写し込ま
れていないといったことを防止することができる。
モードの変更が禁止され、時計の設定を促すことができ
るので、時計が設定されていないにもかかわらず、撮影
が実行され、フィルムに意図する時間データは写し込ま
れていないといったことを防止することができる。
【0049】以上の実施の形態によれば、以下の様な効
果を有するカメラとすることができる。
果を有するカメラとすることができる。
【0050】1)パーソナルモード固有の日付け情報を
設定し、これを記憶装置12に記憶するようにしている
ので、パーソナルモードにおいて、撮影毎に撮影者が日
付け情報を設定するという不便さを解消でき、速写性を
高め、同時に設定の忘れを防止することができる。
設定し、これを記憶装置12に記憶するようにしている
ので、パーソナルモードにおいて、撮影毎に撮影者が日
付け情報を設定するという不便さを解消でき、速写性を
高め、同時に設定の忘れを防止することができる。
【0051】2)パーソナルモードで表示させる時間デ
ータを得る時計回路と、通常モードで表示させる時間デ
ータを得る時計回路は、同一(時計回路1a)であるの
で、パーソナルモードと通常モードとで日付け情報が異
なった場合でも、撮影者が各モードに応じた日付け情報
や時間データを設定するという不便さを解消でき、しか
も設定忘れといったことも防止できる。
ータを得る時計回路と、通常モードで表示させる時間デ
ータを得る時計回路は、同一(時計回路1a)であるの
で、パーソナルモードと通常モードとで日付け情報が異
なった場合でも、撮影者が各モードに応じた日付け情報
や時間データを設定するという不便さを解消でき、しか
も設定忘れといったことも防止できる。
【0052】3)時計修正中(LCD3での計時内容の
修正中)はカメラの撮影モードが変更されても、表示さ
れている日付け情報は変更せずに、時計修正を継続さ
せ、時計修正が終了した時点で、撮影モードに従った表
示を行わせるようにしているので、日付け情報を設定す
る際の誤設定を防止する効果がある。これは、パーソナ
ルモードとして「日時分」の日付け情報を記憶している
時に、パーソナルモードと異なる通常モードにて「年月
日」の状態で時計の修正を開始し、時計の修正が終了す
る前にパーソナルモードに変更してしまった場合、パー
ソナルモードは「日時分」を表示するので矛盾が生じて
しまい、撮影者に不便であることを解消しようとするも
のである。
修正中)はカメラの撮影モードが変更されても、表示さ
れている日付け情報は変更せずに、時計修正を継続さ
せ、時計修正が終了した時点で、撮影モードに従った表
示を行わせるようにしているので、日付け情報を設定す
る際の誤設定を防止する効果がある。これは、パーソナ
ルモードとして「日時分」の日付け情報を記憶している
時に、パーソナルモードと異なる通常モードにて「年月
日」の状態で時計の修正を開始し、時計の修正が終了す
る前にパーソナルモードに変更してしまった場合、パー
ソナルモードは「日時分」を表示するので矛盾が生じて
しまい、撮影者に不便であることを解消しようとするも
のである。
【0053】4)時計修正が終了するまで、撮影モード
の変更を禁止するようにしているので、時計が設定され
ていないにもかかわらず撮影が実行されてしまうことを
防止することができる。
の変更を禁止するようにしているので、時計が設定され
ていないにもかかわらず撮影が実行されてしまうことを
防止することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、撮影毎に撮影者が日付け情報を設定する
という不便さを解消し、速写性を高め、同時に設定の忘
れを防止することができるカメラを提供できるものであ
る。
発明によれば、撮影毎に撮影者が日付け情報を設定する
という不便さを解消し、速写性を高め、同時に設定の忘
れを防止することができるカメラを提供できるものであ
る。
【0055】また、請求項6に記載の発明によれば、所
定の撮影モードとそれ以外の撮影モードとで日付け情報
が異なった場合でも、撮影者が各モードに応じた日付け
情報や時間データを設定するという不便さを解消すると
共に、設定忘れを防止することができるカメラを提供で
きるものである。
定の撮影モードとそれ以外の撮影モードとで日付け情報
が異なった場合でも、撮影者が各モードに応じた日付け
情報や時間データを設定するという不便さを解消すると
共に、設定忘れを防止することができるカメラを提供で
きるものである。
【0056】また、請求項7又は8に記載の発明によれ
ば、日付け情報を設定する際の誤設定を防止することが
できるカメラを提供できるものである。
ば、日付け情報を設定する際の誤設定を防止することが
できるカメラを提供できるものである。
【0057】また、請求項9に記載の発明によれば、時
計が設定されていないにもかかわらず撮影が実行されて
しまうことを防止することができるカメラを提供できる
ものである。
計が設定されていないにもかかわらず撮影が実行されて
しまうことを防止することができるカメラを提供できる
ものである。
【図1】本発明の実施の一形態に係るカメラの主要部分
の回路構成を示すブロック図である。
の回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るカメラの背面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施の一形態において撮影モードが変
更された場合の動作を示すフローチャートである。
更された場合の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態において露光動作を終了
後の一駒巻き上げ時の動作を示すフローチャートであ
る。
後の一駒巻き上げ時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の一形態において時計の修正モー
ド時の動作を示すフローチャートである。
ド時の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の一形態において電源投入直後の
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の一形態において電池投入から時
計合わせが終了するまでの動作を示すフローチャートで
ある。
計合わせが終了するまでの動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の実施の一形態において撮影モードが変
更された際の動作を示すフローチャートである。
更された際の動作を示すフローチャートである。
1 制御回路 3 LCD 6 写し込み用LED 7 レリーズスイッチ 8 ダイアルスイッチ 9 デートスイッチ 10 セレクトスイッチ 11 セットスイッチ 12 記憶装置 14 モードダイアル
Claims (9)
- 【請求項1】 撮影に関連する任意の情報を設定し、そ
の設定情報により撮影を可能にする所定の撮影モードを
含む複数の撮影モードの何れかを選択する為のモード選
択手段と、日付け情報を設定する為の操作部材と、時計
手段と、設定される日付け情報による時間データを表示
する表示手段とを有するカメラにおいて、前記操作部材
によって設定される前記所定の撮影モード時の日付け情
報を記憶する記憶手段と、前記所定の撮影モードが選択
された際には、前記記憶手段に記憶されている該所定の
撮影モード用の日付け情報を読み出し、この日付け情報
による時間データを前記表示手段に表示させる表示制御
手段とを有することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 設定されている日付け情報による時間デ
ータをフィルムの所定位置に記録するデータ記録手段を
有することを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 前記日付け情報は、前記時計手段により
計時される、年,月,日,時,分,秒のうちの任意の情
報であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメ
ラ。 - 【請求項4】 前記データ記録手段は、フィルムの所定
位置へ光学的に時間データを記録するものであることを
特徴とする請求項2に記載のカメラ。 - 【請求項5】 前記データ記録手段は、フィルムの所定
位置へ磁気的に時間データを記録するものであることを
特徴とする請求項2に記載のカメラ。 - 【請求項6】 前記所定の撮影モード時に前記表示手段
に表示させる時間データを得る時計手段と、前記所定の
撮影モード以外の撮影モード時に前記表示手段に表示さ
せる時間データを得る時計手段は、同一の時計手段であ
ることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項7】 前記表示手段に表示される時間データの
修正中は、この修正開始時の撮影モードでの日付け情報
にて時間データの修正を受け付け、表示させ、その後前
記時間データの修正が終了すると、その終了時点の撮影
モードでの日付け情報により、前記表示手段に時間デー
タを表示させることを特徴とする請求項1に記載のカメ
ラ。 - 【請求項8】 前記表示手段に表示される時間データの
修正中に、撮影モードが変更されても、前記表示手段で
の日付け情報の表示は変更しないことを特徴とする請求
項1に記載のカメラ。 - 【請求項9】 撮影モードの変更操作がなされた際に、
前記表示手段にて表示される時間データの修正が行われ
ている最中の場合、前記撮影モードの変更操作は受け付
けないことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23867999A JP2001066688A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23867999A JP2001066688A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001066688A true JP2001066688A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17033704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23867999A Pending JP2001066688A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001066688A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005043753A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Nikon Corp | カメラ |
JP2009048031A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮影装置及びそのプログラム並びに画像表示装置。 |
-
1999
- 1999-08-25 JP JP23867999A patent/JP2001066688A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005043753A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Nikon Corp | カメラ |
JP2009048031A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Casio Comput Co Ltd | 撮影装置及びそのプログラム並びに画像表示装置。 |
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