JP2001066291A - 電気泳動装置 - Google Patents

電気泳動装置

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JP2001066291A
JP2001066291A JP28185899A JP28185899A JP2001066291A JP 2001066291 A JP2001066291 A JP 2001066291A JP 28185899 A JP28185899 A JP 28185899A JP 28185899 A JP28185899 A JP 28185899A JP 2001066291 A JP2001066291 A JP 2001066291A
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plate
power supply
lever
device portion
electrophoresis
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JP28185899A
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English (en)
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Seiji Yamada
整司 山田
Takeshi Harayama
武 原山
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Atto Corp
Original Assignee
Atto Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】縦スラブ形ゲル電気泳動装置の煩雑な準備作業
を簡略にし、高電圧電線引き回しによる煩雑さ及び高電
圧端子露出による感電事故があった。本発明はこの欠点
を排除する。 【解決手段】泳動装置部分と電源装置部分とを別体に作
り、これらを使用に当たり相互に並置嵌着して使用する
縦スラブ形ゲル電気泳動装置において、上記電源装置部
分は一側面に操作盤を配置した実質上閉囲体とし、上記
泳動装置部分は上記電源装置部分が載置出来る様に台の
1部が1方向に張り出し、この張り出し台に受電高圧端
子を立ち上げ、上記電源装置部分の高圧出力端子は上記
受電高圧端子に被せる導電性スリーブとし、該導電性ス
リーブを1端に埋め込んだ絶縁性ロッドが上記電源装置
部分閉囲体に穿った孔を貫通して動ける様にし、上記電
源装置部分が上記泳動装置部分と相互に並置嵌着された
時上記泳動装置部分の上部緩衝液槽を覆い且つゲルプレ
ート圧着用レバーの操作を妨害するカバーを上記電源装
置部分から張り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縦スラブ形ゲル電気
泳動装置に係り、特に電気泳動装置部分に対しその電源
装置部分がコンパクトに一体化されるよう着脱自在であ
ると共にこの着脱操作が保安操作を兼用する形式の電気
泳動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】縦スラブ形ゲル電気泳動装置は、2枚の
ガラス板の両内面に配置したスペーサを挟んで圧着した
ゲルプレートの上下端縁に配置した緩衝液を介して高電
圧を印加するが、この緩衝液が洩れて電源端子とか電源
部を汚染し勝ちであるので従来は電気泳動部と電源部と
を別体に作り両者間を導線で接続していた。これは準備
作業が煩雑であるばかりでなく、高電圧電線引き回しに
よる煩雑さ及び高電圧端子露出による感電事故があっ
た。
【0003】この欠点を解消するため電気泳動部と電源
部とをプラグイン型に連結した電気泳動装置が開発され
たがプラグ接続部が汚染された場合、プラグ孔内の清掃
が完全に出来ず電気接続不良のトラブル発生が避けられ
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を排
除すると共に泳動装置部分への電源装置部分の装着、取
り外し作業が簡略化され、この簡略な操作で同時に保安
が達成され、泳動作業手順の誤りが必然的に防止される
コンパクト構造の電気泳動装置を提起する。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明においては泳動装置部分
とその電源装置部分とを別体に構成し両者を抜き差し式
に並置して組み合わせたり取り外したり出来るコンパク
トな電気泳動装置を提供する。
【0006】この場合、本発明では高圧端子接続は従来
の様に泳動装置部分とその電源装置部分との相互の組み
立て操作で接続が同時に達成されるプラグイン形式を採
らず、泳動装置部分とその電源装置部分との相互の嵌着
操作が終わってから、更に手操作で高圧端子接続を行う
様にし、この接続操作が同時に嵌着された両装置部分相
互のロックを達成するようにする。
【0007】この嵌着の際には、電源装置部分に設けた
L形の高圧部絶縁カバーが泳動装置部分における上部緩
衝液の上まで延びこれを覆う様にし不慮の感電を防止す
る。
【0008】高圧部絶縁カバーは上記した泳動作業中の
不慮の感電を防止するばかりでなく上記嵌着と同時に、
ゲルプレート圧着用レバーの回転解除を邪魔するように
配置されており、泳動作業が終わってゲルプレート圧着
を解除しゲルプレートを泳動装置部分から取り出そうと
した時は必ずその前に高圧電源装置部分が外されること
を保証する。
【0009】上記配置構成のため、本発明におけるゲル
ガラスプレートの緩衝液侵入防護用の構成は従来型であ
る重ねられた2枚ガラスプレートの端縁面(コバ面)を
シールする方式と異なり、ガラス板主面の周縁に沿って
配置したガスケットを押圧してシールする方式を採る。
この方式を採れば上記嵌着方向とガスケット押圧方向と
が異なり、夫々別の機構と操作とに明確に分離出来、各
機構に負担させる強度は小さくて済み且つ操作手順も設
定し易くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。図1に泳動装置部分2と
電源装置部分1とが嵌着されて組み合わされる前の状態
の本発明電気泳動装置を示す。尚、泳動装置部分2に装
着されるゲルプレート8は省略してある。泳動装置部分
2の底から張り出し台3が水平に延び、この長手両縁に
沿って電源装置部分1の底に設けたリブ4が嵌入し両部
分嵌着がなされる。
【0011】この時、高圧電源装置部分1の上部から水
平に張り出すL型カバー5が泳動装置部分2の上方に覆
い被さる。また張り出し台3上に立ち上げた受電高圧端
子6、6は電源装置部分1の中にかくれるが電源装置部
分1に穿った孔を垂直に貫通する絶縁ロッド7、7の真
下に位置する。絶縁ロッド7、7の下端には導電性スリ
ーブ(図示せず)が埋め込まれ、絶縁ロッド7、7を手
で押し下げ導電性スリーブを受電高圧端子6、6に嵌入
することにより泳動装置部分2と電源装置部分1との電
気接続と同時に嵌着ロックとが達成される。
【0012】泳動装置部分2の詳細を図2斜視図に示
す。泳動装置部分2は全体的には1つの緩衝液槽であっ
て、その底は段差がありこの段差の蹴上げ面に沿って2
枚のガラス板を貼り合わせてなるゲルプレート8をコの
字形一連のガスケット11の介在により液密に垂直に立
てて上部緩衝液槽9と下部緩衝液槽10とに2分するも
のである。この液密に垂直に立てるために実際にはゲル
プレート8がぴったりと落としこめる枠体16を設け、
このゲルプレート8の周縁に当たるようにガスケット1
1をコの字形に一連に設ける。
【0013】この液密を達成するには鋭角に折り曲げた
2枚の板よりなるレバー12を軸13で手で回動しこの
中1枚の板の端縁14をカム作用を利用してゲルプレー
ト8の片面に押し当て圧着する。この圧着状態の時はレ
バー12のこの1枚は水平になると同時に下部緩衝液槽
10の上面を蓋する。屈曲板状としたのは操作の容易さ
のためである。上記嵌着時には、電源装置部分より張り
出すカバー5がこの水平板の上に横たわり、該水平の板
を回せない様にして押圧状態にあるゲルプレート8押圧
の無作為な解除を防止するが、また嵌着前にはゲルプレ
ート8を必ず押圧せねばならないことを意味する。通電
時には上部緩衝液には高電圧がかかっているが必然的に
上記カバー5がこれを覆い感電事故を防止する。
【0014】泳動装置部分2と電源装置部分1との嵌着
を外すには、先ず絶縁ロッド7を2本共引き上げる。こ
の時泳動装置部分2の高圧受電端子への給電は止まる。
続いて両部分を引き離すと、泳動装置部分1から電源装
置部分1内へと延びていた突起15による電源装置部分
内に設けられている電源入力マイクロスイッチの接続作
動を止め、該電源装置部分への入力は一切なくなり安全
となる。
【0015】
【発明の効果】従来は電源装置部分1と泳動装置部分2
との間には電流計、電圧計及びタイマ等の機器が置か
れ、更にこれらの間を高圧電線が引き回されていたが本
電気泳動装置は高圧電線の引き回しはなく、電源装置部
分内で電流を数種に予め設定しておき電源装置部分閉囲
体の一面に設けた操作盤でこれをスイッチで選択する様
にしたので計器は不要となり全くコンパクトな電気泳動
装置となる。
【0016】高電圧の端子接続は両者嵌着のロックを意
味し、同時に高圧部のカバーが完了し高圧部は全く露出
せず安全が確保される。ゲルプレートが圧着されると共
に下部緩衝液槽が蓋され即ち作業準備が完了しここで初
めて電源装置部分の嵌着が許され、また電源装置部分の
取り外しは同時に電源の遮断を意味し、作業手順に誤り
が許されず安全が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電気泳動装置の組み立て即ち嵌着前の状
態を示す斜視図である。
【図2】図1の泳動装置部分1の詳細斜視図である。
【符号の説明】
1・・・泳動装置部分 2・・・電源装置部分 3・・・泳動装置部分1の台 4・・・電源装置部分2の底に設けたリブ 5・・・絶縁カバー 6・・・受電高圧端子 7・・・絶縁ロッド 8・・・ゲルプレート 9・・・上部緩衝液槽 10・・下部緩衝液槽 11・・ガスケット 12・・板状レバー 13・・板状レバー回転軸 14・・ゲルプレート押圧用板状レバー端縁 15・・マイクロスイッチ作動用突起 16・・ゲルプレート装着用枠

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 泳動装置部分と電源装置部分とを別体に
    作り、これらを使用に当たり相互に並置嵌着して使用す
    る縦スラブ形ゲル電気泳動装置において、 上記電源装置部分は高圧出力端子と入力電源コードのみ
    が露出し、一側面に操作盤を配置した実質上閉囲体と
    し、 上記泳動装置部分は上記電源装置部分が載置出来る様に
    台の1部が1方向に張り出し、この張り出し台に受電高
    圧端子を設け、 上記電源装置部分の高圧出力端子は上記受電高圧端子に
    被せる導電性スリーブとし、 該導電性スリーブを1端に埋め込んだ絶縁性ロッドが上
    記電源装置部分閉囲体に穿った孔を貫通して動ける様に
    し、 上記電源装置部分が上記泳動装置部分と相互に並置嵌着
    された時上記泳動装置部分の上部緩衝液槽を覆う絶縁性
    カバーを上記電源装置部分から張り出し、 上記泳動装置部分は上部、下部緩衝液槽と、この間で上
    記並置嵌着方向と同じ方向に垂直に設置されるゲルプレ
    ートと、該ゲルプレートをその主面から押圧する板状レ
    バーとよりなることを特徴とする縦スラブ形ゲル電気泳
    動装置。
  2. 【請求項2】 上記ゲルプレートを押圧する板状レバー
    は上記並置嵌着方向の軸の回りに回転する板よりなり、
    該板状レバーが水平位置の時その1端縁がゲルプレート
    の幅全体をその主面より押圧することを特徴とする請求
    項1記載の縦スラブ形ゲル電気泳動装置。
  3. 【請求項3】 上記ゲルプレートを押圧する板状レバー
    は上記並置嵌着方向の軸の回りに回転する板よりなり、
    該板状レバーが水平位置の時その1端縁がゲルプレート
    をその主面より押圧し、同時に該板状レバーが下部緩衝
    液槽の上面を蓋することを特徴とする請求項1記載の縦
    スラブ形ゲル電気泳動装置。
  4. 【請求項4】 上記絶縁性カバーは、上記並置嵌着時に
    は上記水平位置にある板状レバーの上に横たわり、板状
    レバーの回転を邪魔するように配置されることを特徴と
    する請求項3記載の縦スラブ形ゲル電気泳動装置。
  5. 【請求項5】 上記電源装置部分閉囲体の上記泳動装置
    部分に対する並置嵌着面に小孔があり並置嵌着時、該孔
    内に上記泳動装置部分からの突起が貫入して上記電源装
    置部分への入力スイッチをオンすることを特徴とする請
    求項1記載の縦スラブ形ゲル電気泳動装置。
JP28185899A 1999-08-27 1999-08-27 電気泳動装置 Pending JP2001066291A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002022702A (ja) * 2000-07-07 2002-01-23 Atoo Kk 電気泳動装置の電源装置及び電源方式

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002022702A (ja) * 2000-07-07 2002-01-23 Atoo Kk 電気泳動装置の電源装置及び電源方式
JP4569792B2 (ja) * 2000-07-07 2010-10-27 アトー株式会社 電気泳動装置の電源装置及び電源方式

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