JP2001066133A - トンネル内の遠隔測量システム及び測量台車 - Google Patents

トンネル内の遠隔測量システム及び測量台車

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JP2001066133A
JP2001066133A JP24022499A JP24022499A JP2001066133A JP 2001066133 A JP2001066133 A JP 2001066133A JP 24022499 A JP24022499 A JP 24022499A JP 24022499 A JP24022499 A JP 24022499A JP 2001066133 A JP2001066133 A JP 2001066133A
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surveying
total station
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turning
housing
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Yasuki Asanuma
廉樹 浅沼
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル内でのトータルステーションの移動
・設置・撤去作業を容易にし、かつトータルステーショ
ンによる測点の測量を遠隔地から自動的に行う。 【解決手段】 レール24上を走行可能な測量台車26
上のトータルステーション28に遠隔操作ユニット34
から測量開始指令を通信回線を通して送信することによ
り、支持手段40を駆動してトータルステーション28
がハウジング262の内部に格納されている位置からハ
ウジング262の外部に出された測量位置へ移動した
後、整準台41でトータルステーション28の水平を保
持し、トータルステーション28を測量可能な状態にす
る。そして、遠隔操作ユニット34から測量開始指令に
よりトータルステーション28を動作させて測点T1〜
T3等のターゲットを自動的に視準し、かつ、視準され
た測点の測距及び測角し、その測距・測角データを基に
測点の座標をパソコン36で算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル内におい
て測量機器による各種の測量を遠隔地から自動的に行い
得るようにした遠隔測量システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上下水道等のシールド工法による
トンネル工事において、例えばシールドマシンの掘進に
伴い順に組み立てられた覆工リングのトンネル計画線に
対するずれなどを計測する場合の最も典型的な測量方法
としては、トンネル坑内の任意の既知点にトランシット
のような測量器を設置し、シールドマシンの掘進に伴い
新たに組み立てられた覆工リングに標尺を設置し、この
標尺を測量器で視準することにより、測量器から覆工リ
ングまでの水平距離及び高低差を測定し、この測定デー
タを基に覆工リングの中心座標を算出する。以下同様に
して、標尺を未測定の覆工リングに順に設置し、かつ測
量器で視準して水平距離及び高低差を測定することこと
により、新たに設置された覆工リングの中心座標を順に
算出し、この算出結果から覆工リングの中心線が計画線
に対して適正の範囲にあるか否かを判定するようにして
いる。
【0003】また、シールドマシンの位置を測定する場
合には、トンネル坑内の任意の既知点に光学式測量器を
設置し、シールドマシンの所定の複数箇所にターゲット
をそれぞれ配置し、この各ターゲットを測量器で順番に
視準することにより得られた水平距離データ及び角度デ
ータからシールドマシンの座標を算出し、この算出結果
からシールドマシンがトンネルの計画線に沿って掘進さ
れているか否かを判定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の測量方式においては、シールドマシンの位
置測量および覆工リングの位置測量が行われる度に、作
業者がトンネル坑内に入って、測量器を坑内の任意の既
知点に移動して設置し、そして、測量の終了と共に測量
器を撤去する必要があり、しかも、測量器の測量操作は
作業者が直接に行うものであるため、測量器の設置・撤
去作業が煩雑となるとともに、測量にも多くの人手を要
する問題がある。また、セグメント位置の測量作業が行
われている時はシールドマシンの掘進作業が停止される
ため、トンネルの掘進能率が低下するという不具合があ
る。
【0005】本発明は上記のような従来の問題を解決し
たもので、本発明の目的は、トンネル内でのトータルス
テーションの移動・設置作業を容易にし、かつトータル
ステーションによる測点の測量を遠隔地から自動的に行
い得る遠隔測量システムを提供することにある。また、
本発明の目的は、トンネル内での測量機であるトータル
ステーションの測量位置への移動・設置及び測量位置か
らの退去を容易にし、かつトータルステーションの格納
を可能にした測量台車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、トンネル内の各種測点を遠隔地からの指令
に基づいて自動的に測量する遠隔測量システムであっ
て、前記トンネル内に敷設したレール上を走行可能な測
量台車と、前記測量台車に該測量台車から測量台車外の
測量位置へ移動可能に設けられた支持手段と、前記支持
手段上に水平状態を保って設置され、前記支持手段が前
記測量位置に移動されている状態で前記トンネル内の測
点に設置されたターゲットに対して自動的に視準すると
ともに測距・測角を行うトータルステーションと、前記
トータルステーションが前記測量台車に収容される位置
と前記トータルステーションが前記測量台車外に出され
る測量位置間で前記支持手段を移動させる駆動手段と、
前記トンネル外の地上に設置され、前記測量台車に収容
されたトータルステーションを前記測量位置へ移動させ
て視準・測距・測角動作させるための測量指令及び前記
測量位置のトータルステーションを前記測量台車に収容
させるための指令を送出する遠隔操作手段と、前記駆動
手段を前記遠隔操作手段からの測量指令に基づいて制御
する制御手段と、前記遠隔操作手段と前記トータルステ
ーション及び制御手段間のデータの授受を行う通信回線
と、前記トンネル外の地上に設置され、前記トータルス
テーションから前記通信回線を通して伝送されてくる測
距・測角データを基に前記測点の座標を算出する演算手
段とを備えることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、トンネル内の各種測点を
測量するのに用いる測量台車であって、前記トンネル内
に敷設したレール上を走行可能な台車と、前記台車に設
けられ閉塞された内部空間を有するハウジングと、前記
ハウジングに設けられた開口部と、前記開口部を開閉す
る扉と、前記扉を開閉駆動する扉開閉駆動手段と、前記
ハウジング内に前記開口部を通じてハウジングの内部か
らハウジングの外部の測量位置へ移動可能に設けられた
支持手段と、前記支持手段上に水平状態を保って設置さ
れ、前記支持手段が前記測量位置に移動されている状態
で前記トンネル内の測点に設置されたターゲットに対し
て自動的に視準するとともに測距・測角を行うトータル
ステーションと、前記トータルステーションが前記ハウ
ジングの内部に収容される位置と前記トータルステーシ
ョンが前記ハウジングの外部に出される測量位置間で前
記支持手段を移動させる駆動手段とを備えることを特徴
とする。
【0008】本発明のトンネル内の遠隔測量システムに
おいては、遠隔操作手段からの測量指令により駆動手段
が動作してトータルステーションを測量位置に自動的に
セットした後、このトータルステーションにより測点の
ターゲットを自動的に視準し、かつ、視準された測点の
測距及び測角を自動的に行い、その測距・測角データを
通信回線を通して演算手段に伝送し、測点の座標を算出
する。よって、トンネル内での測量機器であるトータル
ステーションの移動・設置作業が容易になり、かつトー
タルステーションによる測点の測量を遠隔地から自動的
に行うことができる。また、本発明の測量台車において
は、トンネル内での測量機であるトータルステーション
の測量位置への移動・設置及び測量位置からの退去を容
易に行うことができるとともに、測量しない時のトータ
ルステーションを台車上のハウジング内に収容しておく
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図9を参照して説明する。図1は本発明の実
施の形態におけるトンネル内の遠隔測量システムの全体
構成図、図2は本発明の実施の形態におけるトンネル内
の測量台車及びトータルステーションの配置状態を示す
側面図、図3は本発明の実施の形態における測量台車及
びトータルステーションの正面図、図4は図3の平面
図、図5(A)は本発明の実施の形態におけるトータル
ステーション収容用ハウジングの扉を閉めた状態の正面
図、図5(B)は扉を開いた状態の正面図、図6は本発
明の実施の形態における遠隔測量制御システムのブロッ
ク図、図7及び図8は本発明の実施の形態における遠隔
測量システムの動作手順を示すフローチャートである。
【0010】図1において、12は地盤中を計画線に沿
い掘進することによりトンネル14を掘削する泥土圧式
等のシールドマシンであり、トンネル14の内壁面は、
図2に示すように鉄筋コンクリートセグメント等をリン
グ状に組み立ててな覆工リング16により覆われ、トン
ネル空間を保持できるようになっている。また、トンネ
ル14の底部に形成された床面18上には、資機材をな
どを運搬するための運搬台車(図示省略)が走行可能に
載置される走行レール20及び後方台車22が走行可能
に載置される後方台車レール24がトンネルの14の長
手方向に沿い平行に敷設されている。また、後方台車レ
ール24上には、後方台車22の後方に位置して測量台
車26が走行可能に載置され、この測量台車26には、
トンネル14内に設けた複数の既知の後方基準点B1、
B2や方向角を知るための後視点BE及びシールドマシ
ン12の所定の箇所に設けた複数の未知の測点T1〜T
3を自動的に視準し測量するトータルステーション28
が搭載されている。また、測量台車26は後方台車22
により牽引される構成になっている。また、上記後方基
準点B1、B2や後視点BE及び未知の測点T1〜T3
には図示省略したシャッタ付きのコーナキューブリフレ
クター等のターゲットがそれぞれ配設される構成になっ
ている。
【0011】上記トンネル14の立坑141が開口する
近傍の地上には、監視事務所30が建設されている。こ
の監視事務所30内には、測量台車26などの動作状況
を監視するモニタ32、トータルステーション28に対
し視準・測距・測角のための指令などを送出してトータ
ルステーション28及び測量台車等を遠隔制御する遠隔
操作ユニット(請求項に記載の遠隔操作手段に相当)3
4及びトンネル14内での各測点T1〜T3等の測量デ
ータを処理して各測点の座標を算出したりする測量制御
用パーソナルコンピュータ(請求項に記載の演算手段に
相当し、以下、パソコンと略称する)36などが設置さ
れている。
【0012】次に、図2ないし図5により測量台車26
の構成について説明する。測量台車26は、後方台車レ
ール24上に走行可能に載置された台車261と、この
台車261上に設置され、トータルステーション28等
を格納するハウジング262を備え、このハウジング2
62の正面部にトータルステーション28を出し入れす
るための開口部263が設けられており、さらに、ハウ
ジング262の正面部には、図5(A)、(B)に示す
ように、開口部263を開閉する扉264が左右方向に
移動可能に設けられている。したがって、扉264で開
口部263を閉じた状態のハウジング262の内部に
は、下板、前板、扉、側板及び後板で閉塞された空間が
形成され、トンネル14内に浮遊する塵埃がハウジング
262内に侵入するのを防止できるようになっている。
また、上記扉264は、ハウジング262に設けた扉開
閉駆動手段38により開閉される構成になっている。上
記扉開閉駆動手段38は、ハウジング262の上部にお
いて開口部263の左右方向の一端箇所に設けたプーリ
381付きの駆動モータ382と、開口部263の左右
方向の他端箇所に設けたプーリ383と、このプーリ3
81と383間に巻き掛けられたエンドレスワイヤ38
4とを備え、このエンドレスワイヤ384には前記扉2
64の一端が連結され、駆動モータ382によりエンド
レスワイヤ384を往復走行することにより扉264を
開閉できるようになっている。なお、扉開閉駆動手段3
8の駆動モータ382は、遠隔操作ユニット34からの
測量開始指令により制御される構成になっている。
【0013】また、台車261上のハウジング262内
には、図1に示すように、トータルステーション28を
水平方向に旋回可能にかつ上下方向に昇降可能に支持す
る支持手段40が設けられている。上記支持手段40
は、図2ないし図4に示すように、台車261上に軸線
を一致させて鉛直方向に設けた上部及び下部軸401、
402により鉛直軸線回りに回転可能に軸支された旋回
用枠体403と、この旋回用枠体403の前部に鉛直に
設けた案内軸404に上下動可能に取り付けられた昇降
台405と、この昇降台405に前方へ延在して設けた
支持アーム406を備える。上記支持アーム406の水
平な旋回先端部上には、自動水平保持機能を有する整準
台41を介してトータルステーション28が設置されて
いる。また、支持アーム406の水平な旋回先端部下面
には、支持アーム406を上記走行レール20上に安定
して載置するための脚部407が設けられている。
【0014】上記支持手段40を含めたトータルステー
ション28を水平方向に旋回する旋回駆動手段42は、
旋回用枠体403の下部軸402に同心取り付けたウォ
ームホイール421と、台車261上に設置した駆動モ
ータ422と、この駆動モータ422の回転軸に設けら
れ、ウォームホイール421に噛合するウォーム423
から構成される。この旋回駆動手段42の駆動モータ4
22は、遠隔操作ユニット34からの測量指令により制
御されるもので、支持手段40をトータルステーション
28が台車261上のハウジング262の内部に収納さ
れる第1の旋回位置とトータルステーション28がハウ
ジング262の外部に出される第2の旋回位置間で旋回
できるようになっている。
【0015】上記支持手段40を含めたトータルステー
ション28を上下方向に昇降する昇降駆動手段44は、
支持手段40の旋回用枠体403に案内軸404と平行
して回転可能に設けた送りねじ441と、この送りねじ
441に螺合され昇降台405に固定されたナット部材
442と、送りねじ441の一端に傘歯車列443を介
して連結され、送りねじ441を回転する駆動モータ4
44から構成される。この昇降駆動手段44の駆動モー
タ444は、遠隔操作ユニット34からの測量指令によ
り制御されるもので、支持手段40をトータルステーシ
ョン28が測量台車26外に出された前記第2の旋回位
置と、この第2の旋回位置より下方の測量位置間で昇降
できるようになっている。
【0016】次に、図6によりトンネル内遠隔測量制御
システムのブロック図の構成について説明する。図6に
おいて、50はトータルステーション28を含む測量シ
ステム全体を制御するCPU等の制御装置であり、この
制御装置50には、トンネル14内の各測点(後方基準
点B1、B2や後視点BE及び未知の測点T1〜T3)
に設置されたターゲットに対してトータルステーション
28を自動的に視準する視準制御手段281、この視準
に伴いトータルステーション28を自動的に測距・測角
動作させる測距・測角制御手段282が接続されてい
る。また、制御装置50には、扉開閉駆動手段38の駆
動モータ382、旋回駆動手段42の駆動モータ422
及び昇降駆動手段44の駆動モータ444がそれぞれ接
続され、さらに、後方基準点B1、B2や後視点BE及
び未知の測点T1〜T3に設置したターゲット64が信
号ケーブル66を通してそれぞれ接続されている。ま
た、制御装置50には、トータルステーション28の中
心軸が鉛直になるように整準するための整準台41を制
御する整準制御手段411が接続されている。
【0017】上記制御装置50は、モデム52及び通信
ケーブル54を介して監視事務所のモデム56に接続さ
れている。モデム56には遠隔操作ユニット34及びパ
ソコン36が接続され、さらに映像処理手段58を介し
てモニタ32が接続されている。また、トータルステー
ション28側のモデム52には、映像処理手段60を介
して撮像カメラ62が接続されている。この撮像カメラ
62はトータルステーション28などの動作状況を撮影
するもので、測量台車26などの所定の箇所に設置され
る。
【0018】次に、上記のように構成された本実施の形
態の動作について、図7及び図8を参照して説明する。
例えば、シールドマシン12の掘進位置を遠隔測量する
場合は、まず、遠隔制御用パソコン36の電源を投入
し、かつトータルステーション28及び整準台41の電
源を投入して、これらを動作可能な状態に維持してお
く。そして、測量台車26をシールドマシン12の掘進
位置が測量できる最適に位置まで後方台車レール24に
沿い移動し、固定する。かかる状態において、遠隔制御
用パソコン36に接続された遠隔操作ユニット34上の
測量開始ボタン(図示省略)を操作して測量準備スイッ
チをオンにする(ステップS11)。この測量準備スイ
ッチがオンされることによる測量開始指令はモデム5
6、通信ケーブル54及びモデム52を通してトータル
ステーション28の制御装置50に伝送され、これによ
り、制御装置50は測量準備動作モードに入り、測量準
備動作を行う(ステップS12)。
【0019】測量準備が開始されると、図8に示す動作
が行われる。まず、制御装置50から扉開指令が送出さ
れる(ステップS121)。この扉開指令信号が扉開閉
駆動手段38の駆動モータ382に加えられると、駆動
モータ382は扉開方向に回転してハウジング262の
扉264を、図5(A)に示す閉状態から図5(B)に
示す開状態に開ける(ステップS122)。
【0020】扉264が開かれたことが図示省略のリミ
ットスイッチなどにより検出されると、扉264の開動
作が停止し、次いで、制御装置50から旋回指令が送出
される(ステップS123)。この旋回指令信号が旋回
駆動手段42に加えられると、その駆動モータ422が
起動され、トータルステーション28を含む支持手段4
0は、トータルステーション28がハウジング262内
に収納されている図3に示す第1の旋回位置からトータ
ルステーション28がハウジング262外に出した図2
及び図4の実線に示す第2の旋回位置に旋回される(ス
テップS124)。
【0021】支持手段40が第2の旋回位置に達したこ
とが図示省略のリミットスイッチなどにより検出される
と、支持手段40の旋回動作が停止し、制御装置50か
ら下降指令が送出される(ステップS125)。この下
降指令信号が昇降駆動手段44に加えられると、その駆
動モータ444が起動され、トータルステーション28
を含む支持手段40はトータルステーション28が測量
台車26外に出された第2の旋回位置から、この第2の
旋回位置より下方の測量位置(図2の仮想線に示す位
置)に下降される(ステップS126)。
【0022】支持手段40が下降端に達して、支持アー
ム406の下面に設けた脚部407が走行レール20上
に載置され、かつ支持手段40が下降端に達したことが
図示省略のリミットスイッチなどにより検出されると、
支持手段40の下降動作が停止し、制御装置50から整
準台41の整準制御手段411に対して整準指令が送出
される(ステップS127)。そして、この整準指令を
受けた整準制御手段411は整準台41を動作させてト
ータルステーション28を水平に保持させる(ステップ
S128)。
【0023】以上のようにして、トータルステーション
28の測量準備動作が完了すると、図6に示す動作手順
のステップS13に戻る。ステップS13では、トータ
ルステーション28の測量準備の完了に伴い、遠隔操作
ユニット34から基準点の測量開始指令がモデム56、
52及び通信ケーブル54からなる通信回線を通して制
御装置50に伝送されると、制御装置50は視準制御手
段281に対し基準点視準のための動作指令を送出し、
これによりトータルステーション28を基準点B1、B
2に設置したターゲットに自動的に向け、それぞれの基
準点B1、B2のターゲットを順番に自動的に視準す
る。この視準動作に伴い測距・測角制御手段282が動
作して、トータルステーション28により各基準点B1
及びB2までの距離及び角度を順に測量し、その測量デ
ータを制御装置50からモデム52及び通信ケーブル5
4を通して監視事務所30に伝送する。
【0024】監視事務所30では、トータルステーショ
ン28から伝送されてくる基準点B1、B2の測量デー
タをモデム56を通してパソコン36で受信し、演算処
理することによりトータルステーション28の位置を算
出する(ステップS14)。次に、後視点BEに設置し
たターゲットを上記基準点B1、B2の場合と同様にし
てトータルステーション28で視準し(ステップS1
5)、この視準結果を制御装置50からモデム52、通
信ケーブル54及びモデム56を通してパソコン36に
伝送することによりトータルステーション28の方向角
を算出する(ステップS16)。
【0025】基準点B1、B2及び後視点BEに対する
測量が完了することに伴い、遠隔操作ユニット34から
未知の測点に対する測量開始指令がモデム56、52及
び通信ケーブル54からなる通信回線を通して制御装置
50に伝送されると、制御装置50は視準制御手段28
1に対し未知の測点を視準するための動作指令を送出
し、これによりトータルステーション28をシールドマ
シン12の未知の測点T1〜T3に設置されたターゲッ
トに自動的に向け、それぞれの測点T1〜T3のターゲ
ットを順番に自動的に視準する(ステップS17)。こ
の時、視準されたターゲット、すなわちシャッタ付きコ
ーナキューブリフレクターのシャッタが自動的に開か
れ、トータルステーション28による自動視準を可能に
する。
【0026】そして、この視準動作に伴い測距・測角制
御手段282が動作すると、トータルステーション28
により各測点T1〜T3までの距離及び角度が順に測量
され、その測量データは制御装置50からモデム52及
び通信ケーブル54を通して監視事務所30に伝送され
る。監視事務所30では、トータルステーション28か
ら伝送されてくる各測点T1〜T3の測量データをモデ
ム56を通してパソコン36で受信し、トータルステー
ション28の位置データ及び方向角を基にして演算処理
することによりシールドマシン12の位置を算出する
(ステップS18)。
【0027】次に、必要とする各測点の測量が終了した
ならば、遠隔操作ユニット34上の測量終了ボタンを操
作して測量機格納スイッチ(いずれも図示省略)をオン
にする(ステップS19)。この測量機格納スイッチが
オンすることによる格納指令はモデム56、通信ケーブ
ル54及びモデム52を通してトータルステーション2
8の制御装置50に伝送され、トータルステーション2
8のハウジング262内への格納動作が開始される。す
なわち、制御装置50が格納指令を受信すると、制御装
置50から昇降駆動手段44に対して上昇指令が出力さ
れ、その駆動モータ444が上昇方向に起動されること
により、トータルステーション28を含む支持手段40
は図2の仮想線に示す測量位置から図2の実線に示す第
2の旋回位置まで上昇される。支持手段40が第2の旋
回位置まで上昇すると、制御装置50から旋回駆動手段
42に対して格納方向の旋回指令が出力され、その駆動
モータ422が格納方向に起動される。これにより、ト
ータルステーション28を含む支持手段40は図2の実
線に示す第2の旋回位置から図3に示す第1の旋回位置
まで旋回され、トータルステーション28を測量台車2
6のハウジング262内に格納する(ステップS2
0)。
【0028】ハウジング262内部へのトータルステー
ション28の格納が完了したことがリミットスイッチな
どにより検出されると、旋回駆動手段42が停止し、扉
開閉駆動手段38が閉方向に駆動して、扉264を閉め
る(ステップS21)。これにより、測量作業が終了す
る。また、測量時に撮像カメラ62により撮像されたト
ータルステーション28等の映像は映像処理手段62に
より送信データに処理された後、モデム52、通信ケー
ブル54及びモデム56を通して映像処理手段58に伝
送され、映像信号に処理してモニタ32に表示すること
により、トータルステーション28の動作状況などを監
視する。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、測量
台車26上に搭載したトータルステーション28の制御
装置50に遠隔操作ユニット34から測量開始指令を通
信回線を通して送信することにより、測量台車26の扉
264を自動的に開き、支持手段40を第1の旋回位置
から第2の旋回位置へ旋回することで、ハウジング26
2の内部に格納されているトータルステーション28を
開口部263からハウジング262の外部に出し、さら
に、支持手段40を第2の旋回位置から測量位置へ降下
して走行レール20上に設置した後、整準台41でトー
タルステーション28の水平を保持し、トータルステー
ション28を測量可能な状態にする。そして、遠隔操作
ユニット34からの測量開始指令によりトータルステー
ション28を動作させて測点のターゲットを自動的に視
準し、かつ、視準された測点の測距及び測角を自動的に
行い、その測距・測角データを通信回線を通してパソコ
ン36に取り込むことで、シールドマシン12の座標を
算出する構成にしたので、トータルステーション28に
よる各種測点の測量を遠隔地から自動的に行うことがで
きる。そのため、測量時にトンネル内への測量作業者の
入坑が不要になり、測量作業員を削減できるほか、トン
ネル内でのトータルステーション28の測量位置への移
動・設置及び測量位置からの退去が容易になり、かつ測
量しない時のトータルステーション28を台車261上
のハウジング262内に収容しておくことができる。ま
た、トータルステーション28がハウジング262内に
収容できることにより、不使用時のトータルステーショ
ン28をトンネル内に浮遊する塵埃から保護できる。
【0030】なお、上記の実施の形態では、シールドマ
シン12の位置を測量する場合について説明したが、本
発明はこれに限らず、シールドマシン12の掘進に伴い
覆工される覆工リング16の位置を測量する場合などに
も利用できる。この場合、ターゲットは覆工リング16
の所定の箇所に測量作業員により取り付けられる。ま
た、本発明における支持手段40をハウジング内への格
納位置から測量位置への駆動方式は、旋回及び昇降する
方式のものに限定されず、旋回または前進・後退する駆
動方式であってもよい。また、本発明の遠隔測量システ
ムは、シールドマシンや覆工リングの測量に限らず、そ
の他の測点の測量にも適用できることは勿論である。ま
た、監視事務所30とトータルステーション28間での
データ通信回線は、上記実施の形態に示すような有線方
式に限らず、無線通信で行うようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遠
隔操作手段からの測量指令により駆動手段が動作してト
ータルステーションを測量位置に自動的にセットした
後、このトータルステーションにより測点のターゲット
を自動的に視準し、かつ、視準された測点の測距及び測
角を自動的に行い、その測距・測角データを通信回線を
通して演算手段に伝送し、測点の座標を算出する構成に
したので、トンネル内でのトータルステーションの移動
・設置・退去作業が容易になり、かつトータルステーシ
ョンによる測点の測量を遠隔地から自動的に行うことが
できる。また、本発明の測量台車によれば、トンネル内
でのトータルステーションの測量位置への移動・設置及
び測量位置からの退去を容易に行うことができるととも
に、測量しない時のトータルステーションを台車上のハ
ウジング内に収容しておくことができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるトンネル内の遠隔
測量システムの全体構成図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるトンネル内の測量
台車及びトータルステーションの配置状態を示す側面図
である。
【図3】本発明の実施の形態における測量台車及びトー
タルステーションの正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】(A)は本発明の実施の形態におけるトータル
ステーション収容用ハウジングの扉を閉めた状態の正面
図、(B)は扉を開いた状態の正面図である。
【図6】本発明の実施の形態における遠隔測量制御シス
テムのブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態における遠隔測量システム
の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態における遠隔測量システム
の測量準備の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
14 トンネル 20 走行レール 24 後方台車レール 26 測量台車 261 台車 262 ハウジング 263 開口部 264 扉 28 トータルステーション 281 視準制御手段 282 測距・測角制御手段 34 遠隔操作ユニット 38 扉開閉駆動手段 40 支持手段 41 整準台 50 制御装置 64 ターゲット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル内の各種測点を遠隔地からの指
    令に基づいて自動的に測量する遠隔測量システムであっ
    て、 前記トンネル内に敷設したレール上を走行可能な測量台
    車と、 前記測量台車に該測量台車から測量台車外の測量位置へ
    移動可能に設けられた支持手段と、 前記支持手段上に水平状態を保って設置され、前記支持
    手段が前記測量位置に移動されている状態で前記トンネ
    ル内の測点に設置されたターゲットに対して自動的に視
    準するとともに測距・測角を行うトータルステーション
    と、 前記トータルステーションが前記測量台車に収容される
    位置と前記トータルステーションが前記測量台車外に出
    される測量位置間で前記支持手段を移動させる駆動手段
    と、 前記トンネル外の地上に設置され、前記測量台車に収容
    されたトータルステーションを前記測量位置へ移動させ
    て視準・測距・測角動作させるための測量指令及び前記
    測量位置のトータルステーションを前記測量台車に収容
    させるための指令を送出する遠隔操作手段と、 前記駆動手段を前記遠隔操作手段からの測量指令に基づ
    いて制御する制御手段と、 前記遠隔操作手段と前記トータルステーション及び制御
    手段間のデータの授受を行う通信回線と、 前記トンネル外の地上に設置され、前記トータルステー
    ションから前記通信回線を通して伝送されてくる測距・
    測角データを基に前記測点の座標を算出する演算手段
    と、 を備えることを特徴とするトンネル内の遠隔測量システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は前記測量台車に水平方向
    に旋回可能に支持され、かつ上下方向に昇降可能に支持
    されていることを特徴とする請求項1記載のトンネル内
    の遠隔測量システム。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記トータルステーシ
    ョンが前記測量台車に収容される第1の旋回位置と前記
    トータルステーションが前記測量台車外に出される第2
    の旋回位置間で前記支持手段を旋回する旋回駆動手段
    と、前記トータルステーションが前記測量台車外に出さ
    れた状態で前記第2の旋回位置と該第2の旋回位置より
    下方の測量位置間で前記支持手段を昇降する昇降駆動手
    段を備えることを特徴とする請求項1または2記載のト
    ンネル内の遠隔測量システム。
  4. 【請求項4】 前記測量台車は前記支持手段、旋回駆動
    手段及び昇降駆動手段を含めた前記トータルステーショ
    ンを収容するハウジングと、前記ハウジングに設けられ
    前記トータルステーションを前記ハウジングから前記第
    2の旋回位置へ出すための開口部と、前記開口部を開閉
    する扉と、前記扉を前記遠隔制御手段からの指令に基づ
    いて動作される扉開閉駆動手段を備えることを特徴とす
    る請求項1ないし3に何れか1項記載のトンネル内の遠
    隔測量システム。
  5. 【請求項5】 前記トータルステーションは、前記測定
    位置にセットされた時点で前記トンネル内に設けた既知
    の基準点を視準して測距・測角し、この測距・測角結果
    からトータルステーションの位置を算出し、この位置を
    基準にして未知の測点を測量することを特徴とする請求
    項1ないし4に何れか1項記載のトンネル内の遠隔測量
    システム。
  6. 【請求項6】 前記支持手段上に自動水平保持機能を有
    する整準台が設置され、前記トータルステーションは前
    記整準台上に設置されていることを特徴とする請求項1
    ないし5に何れか1項記載のトンネル内の遠隔測量シス
    テム。
  7. 【請求項7】 トンネル内の各種測点を測量するのに用
    いる測量台車であって、 前記トンネル内に敷設したレール上を走行可能な台車
    と、 前記台車に設けられ閉塞された内部空間を有するハウジ
    ングと、 前記ハウジングに設けられた開口部と、 前記開口部を開閉する扉と、 前記扉を開閉駆動する扉開閉駆動手段と、 前記ハウジング内に前記開口部を通じてハウジングの内
    部からハウジングの外部の測量位置へ移動可能に設けら
    れた支持手段と、 前記支持手段上に水平状態を保って設置され、前記支持
    手段が前記測量位置に移動されている状態で前記トンネ
    ル内の測点に設置されたターゲットに対して自動的に視
    準するとともに測距・測角を行うトータルステーション
    と、 前記トータルステーションが前記ハウジングの内部に収
    容される位置と前記トータルステーションが前記ハウジ
    ングの外部に出される測量位置間で前記支持手段を移動
    させる駆動手段と、 を備えることを特徴とする測量台車。
  8. 【請求項8】 前記支持手段は前記台車に水平方向に旋
    回可能に支持され、かつ上下方向に昇降可能に支持され
    ていることを特徴とする請求項7記載の測量台車。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段は、前記トータルステーシ
    ョンが前記ハウジング内に収容される第1の旋回位置と
    前記トータルステーションが前記ハウジング外に出され
    る第2の旋回位置との間で支持手段を旋回する旋回駆動
    手段と、前記第2の旋回位置と該第2の旋回位置より下
    方の測量位置間で前記支持手段を昇降する昇降駆動手段
    を備えることを特徴とする請求項7または8記載の測量
    台車。
  10. 【請求項10】 前記扉開閉駆動手段及び前記駆動手段
    は外部からの指令信号により制御されることを特徴とす
    る請求項7ないし9に何れか1項記載の測量台車。
  11. 【請求項11】 前記支持手段上に自動水平保持機能を
    有する整準台が設置され、前記トータルステーションは
    前記整準台上に設置されていることを特徴とする請求項
    7ないし10に何れか1項記載の測量台車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004138422A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Nishimatsu Constr Co Ltd トンネル孔内測量方法及びトンネル孔内測量システム
JP2015031628A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 清水建設株式会社 遠隔計測システム
CN115468545B (zh) * 2022-08-29 2023-03-21 北京建工土木工程有限公司 一种盾构施工智能导向测量系统及施工方法
WO2023178837A1 (zh) * 2022-03-25 2023-09-28 贵州省交通规划勘察设计研究院股份有限公司 一种基于定点巡回测量的隧道自动化监控测量设备及方法

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