JP2001066092A - 熱交換器の洗浄処理方法 - Google Patents
熱交換器の洗浄処理方法Info
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- JP2001066092A JP2001066092A JP27728499A JP27728499A JP2001066092A JP 2001066092 A JP2001066092 A JP 2001066092A JP 27728499 A JP27728499 A JP 27728499A JP 27728499 A JP27728499 A JP 27728499A JP 2001066092 A JP2001066092 A JP 2001066092A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- cleaning
- cleaning liquid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設の空調機や冷凍機に使用されている熱交
換器に付着した錆、油汚れやゴミなどを効果的に洗浄し
て、熱交換器の機能を回復させる熱交換器の洗浄処理方
法を提供する。 【解決手段】加温と加圧した剥離性アルカリ洗浄液を噴
射して既設の空調機や冷凍機に使用されている熱交換器
に付着している錆、油汚れやゴミなどを熱交換器表面の
地肌より剥離洗浄して熱交換器の機能を回復させること
を特徴とする。
換器に付着した錆、油汚れやゴミなどを効果的に洗浄し
て、熱交換器の機能を回復させる熱交換器の洗浄処理方
法を提供する。 【解決手段】加温と加圧した剥離性アルカリ洗浄液を噴
射して既設の空調機や冷凍機に使用されている熱交換器
に付着している錆、油汚れやゴミなどを熱交換器表面の
地肌より剥離洗浄して熱交換器の機能を回復させること
を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、加温と加圧した
剥離性アルカリ洗浄液を噴射して既設の空調機や冷凍機
に使用されている熱交換器に付着した錆、油汚れやゴミ
などを剥離洗浄する熱交換器の洗浄処理方法に関するも
のである。
剥離性アルカリ洗浄液を噴射して既設の空調機や冷凍機
に使用されている熱交換器に付着した錆、油汚れやゴミ
などを剥離洗浄する熱交換器の洗浄処理方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、空調機や冷凍機に使用されている
熱交換器を洗浄する時は、高圧スチームや強酸系の洗浄
剤を使用して洗浄されている。
熱交換器を洗浄する時は、高圧スチームや強酸系の洗浄
剤を使用して洗浄されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 １．高圧スチームは、熱交換器に付着している表面部分
の油汚れやゴミだけしか洗浄できず、錆を取ることが出
来ない。その為に熱交換器の機能を回復させる事がほと
んど不可能である。又、その噴出圧力で熱交換機を破損
することが良くある。その上高圧スチームを発生させる
為、大型コンプレッサーやボイラーが必要となり騒音や
振動など公害のもとになる。又、工事日数も長くなり費
用は大変高くなる。 ２．強酸系の洗浄剤を使った熱交換器の洗浄方法は、洗
浄剤が約ＰＨ１で作業者にとって取扱いが大変危険であ
る。その上、熱交換器の放熱部分は、材料がアルミニウ
ムや銅のために洗浄後すぐにアルカリ性溶液で中和しな
いと強酸のために腐食される。さらに熱交換器表面に付
着した錆、油汚れやゴミなどを取除いても、同時に熱交
換器に対して金属腐食の被害を与えて製品寿命を短する
などの弊害が多い。又、洗浄工程が多い為、人件費など
の費用も大変高くなる。
があった。 １．高圧スチームは、熱交換器に付着している表面部分
の油汚れやゴミだけしか洗浄できず、錆を取ることが出
来ない。その為に熱交換器の機能を回復させる事がほと
んど不可能である。又、その噴出圧力で熱交換機を破損
することが良くある。その上高圧スチームを発生させる
為、大型コンプレッサーやボイラーが必要となり騒音や
振動など公害のもとになる。又、工事日数も長くなり費
用は大変高くなる。 ２．強酸系の洗浄剤を使った熱交換器の洗浄方法は、洗
浄剤が約ＰＨ１で作業者にとって取扱いが大変危険であ
る。その上、熱交換器の放熱部分は、材料がアルミニウ
ムや銅のために洗浄後すぐにアルカリ性溶液で中和しな
いと強酸のために腐食される。さらに熱交換器表面に付
着した錆、油汚れやゴミなどを取除いても、同時に熱交
換器に対して金属腐食の被害を与えて製品寿命を短する
などの弊害が多い。又、洗浄工程が多い為、人件費など
の費用も大変高くなる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】加温と加圧した剥離性ア
ルカリ洗浄液を噴射して既設の空調機や冷凍機に使用さ
れている熱交換器に付着した錆、油汚れやゴミなどを熱
交換器の表面地肌部分より剥離して洗浄する。以上の方
法からなる熱交換器の洗浄処理方法である。
ルカリ洗浄液を噴射して既設の空調機や冷凍機に使用さ
れている熱交換器に付着した錆、油汚れやゴミなどを熱
交換器の表面地肌部分より剥離して洗浄する。以上の方
法からなる熱交換器の洗浄処理方法である。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 第１工程 濃度約１〜２％でＰＨ１２からＰＨ１３の剥
離性アルカリ洗浄液を作って、約３０度Ｃから約７０度
Ｃに加温する。 第２工程 上記の剥離性アルカリ洗浄液を加圧して錆、
油汚れやゴミなどが付着している熱交換器に噴射する。 第３工程 剥離性アルカリ洗浄液を連続的に汚れた熱交
換器に噴射すると次第にこの洗浄液は、熱交換器の表面
地肌部分まで浸透してゆく。この状態は、熱交換器をこ
の洗浄液の浴槽に浸ける事と同じ効果が得られる。 第４工程 剥離性アルカリ洗浄液は、熱交換器の表面地
肌とそれに付着している錆、油汚れ、ゴミなどの隙間に
浸透してゆき剥離する。 第５工程 剥離した錆、油汚れやゴミなどは、噴射され
ている剥離性アルカリ洗浄液と一緒に洗い流される。剥
離性アルカリ洗浄液の濃度は、暫時減少し洗浄液調合
後、数時間でＰＨ１０以下になりさらに数時間後に中性
に変化する。 第６工程 第５工程終了後、普通水で熱交換器を１回か
ら２回洗浄処理する。剥離性アルカリ洗浄液は、熱交換
器の材料であるアルミニウムや銅に対して金属腐食性が
ないので剥離洗浄後は、簡単な水洗で十分である。なお
剥離性アルカリ洗浄液を使用した熱交換器の洗浄処理方
法は、熱交換冷却水ラインの洗浄やボイラー洗浄などに
も応用出来る。
て説明する。 第１工程 濃度約１〜２％でＰＨ１２からＰＨ１３の剥
離性アルカリ洗浄液を作って、約３０度Ｃから約７０度
Ｃに加温する。 第２工程 上記の剥離性アルカリ洗浄液を加圧して錆、
油汚れやゴミなどが付着している熱交換器に噴射する。 第３工程 剥離性アルカリ洗浄液を連続的に汚れた熱交
換器に噴射すると次第にこの洗浄液は、熱交換器の表面
地肌部分まで浸透してゆく。この状態は、熱交換器をこ
の洗浄液の浴槽に浸ける事と同じ効果が得られる。 第４工程 剥離性アルカリ洗浄液は、熱交換器の表面地
肌とそれに付着している錆、油汚れ、ゴミなどの隙間に
浸透してゆき剥離する。 第５工程 剥離した錆、油汚れやゴミなどは、噴射され
ている剥離性アルカリ洗浄液と一緒に洗い流される。剥
離性アルカリ洗浄液の濃度は、暫時減少し洗浄液調合
後、数時間でＰＨ１０以下になりさらに数時間後に中性
に変化する。 第６工程 第５工程終了後、普通水で熱交換器を１回か
ら２回洗浄処理する。剥離性アルカリ洗浄液は、熱交換
器の材料であるアルミニウムや銅に対して金属腐食性が
ないので剥離洗浄後は、簡単な水洗で十分である。なお
剥離性アルカリ洗浄液を使用した熱交換器の洗浄処理方
法は、熱交換冷却水ラインの洗浄やボイラー洗浄などに
も応用出来る。
【０００６】
【発明の効果】浸透性の強い剥離性アルカリ洗浄液を利
用した、熱交換器の洗浄処理方法は、作業工程が少ない
事と洗浄液に毒性が無い為に作業が簡単になり洗浄処理
費用が従来の方法と比較して１／１０以下になり大変経
済的である。又、熱交換器の表面地肌から錆、油汚れや
ゴミなどを剥離洗浄するので熱交換器の機能が新品のよ
うに回復して１５％以上の電気代金が節約できる。
用した、熱交換器の洗浄処理方法は、作業工程が少ない
事と洗浄液に毒性が無い為に作業が簡単になり洗浄処理
費用が従来の方法と比較して１／１０以下になり大変経
済的である。又、熱交換器の表面地肌から錆、油汚れや
ゴミなどを剥離洗浄するので熱交換器の機能が新品のよ
うに回復して１５％以上の電気代金が節約できる。
Claims (2)
- 【請求項１】加温と加圧した剥離性アルカリ洗浄液を噴
射して既設の空調機や冷凍機に使用されている熱交換器
に付着した錆、油汚れやゴミなどを熱交換器表面の地肌
より剥離洗浄して熱交換器の機能を回復させる事を特徴
とする熱交換器の洗浄処理方法である。 - 【請求項２】熱交換器の洗浄用に使用される剥離性アル
カリ洗浄液は、従来、ガラスビンの内側を洗浄するため
に開発された非イオン系界面活性剤であり浸透性が強い
のを特徴としている。その上、アルミニウムや銅に対し
て金属腐食性が認められないのも特徴である。この洗浄
液を熱交換器の表面に付着している錆、油汚れやゴミな
どを剥離する事に使用する。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27728499A JP2001066092A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 熱交換器の洗浄処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27728499A JP2001066092A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 熱交換器の洗浄処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001066092A true JP2001066092A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17581396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27728499A Pending JP2001066092A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 熱交換器の洗浄処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001066092A (ja) |
-
1999
- 1999-08-25 JP JP27728499A patent/JP2001066092A/ja active Pending
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