JP2001066043A - 圧縮機の取付構造 - Google Patents

圧縮機の取付構造

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JP2001066043A JP24323599A JP24323599A JP2001066043A JP 2001066043 A JP2001066043 A JP 2001066043A JP 24323599 A JP24323599 A JP 24323599A JP 24323599 A JP24323599 A JP 24323599A JP 2001066043 A JP2001066043 A JP 2001066043A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い制振能力を有する圧縮機の取付構造を提
供する。 【解決手段】 圧縮機26に下面に付設された取付板3
0と、圧縮機26を設置するベース29と、前記圧縮機
26を取付板30とベース29との間に弾性のゴム足3
3及びゴムブロック34を介在させてベースに設置する
ボルト30と、前記ゴム足33が適度に圧縮するように
圧縮機26をベース29方向に押圧して固定する固定具
35を備え、このベース29を取付面との間にゴムブロ
ック39を介在させて保冷庫本体11に取り付けた。こ
れにより、外部からの振動に対して圧縮機26が大きく
揺動することがないので、圧縮機26及び図示しない配
管の損傷を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用の蓄冷式保
冷庫などの冷却装置を有する機器において、冷却装置を
構成する圧縮機を取り付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧縮機の取付構造について図5を
参照して説明する。図5は従来の圧縮機の取付構造を説
明する断面図である。ここでは、内部に貯蔵室を形成し
た保冷庫本体と、保冷庫本体に設けられ前記保冷庫を冷
却する冷却装置とを有する保冷庫において、前記冷却装
置の構成機器である圧縮機を保冷庫本体に取り付ける取
付構造について説明する。
【0003】図5に示すように、外形が略円筒形状であ
る圧縮機110の下面には、左右水平方向に延びる取付
板111が溶接等により付設されている。取付板111
の左右両端部には、ネジ穴が形成されている。圧縮機1
10は、取付板111のネジ穴にボルト112を上方か
ら挿通させてベース120にネジ止めされている。ここ
で、取付板111とベースとの間には、弾性部材からな
る制振ゴム113が介在している。ベース120は、周
縁部に下方に延びるフランジを有する鋼板等の板状部材
からなり、ボルト121により保冷庫本体130にネジ
止めされている。このような構成により、圧縮機110
の振動を制振ゴム113で吸収し、保冷庫本体130へ
の振動の伝達及び騒音の発生を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧縮機の取付構造は、圧縮機110から発生する振動に
対しては制振効果を有しているものの、外部からの受け
る振動に対しては十分な制振効果を得ることができなか
った。例えば、蓄冷剤を備え、トラック等の運搬車両に
積載して使用される蓄冷式保冷庫においては、走行中に
大きな振動を受けることになる。この振動は、圧縮機1
10から発生する振動とは異なり、多方向且つ不規則な
ものである。このため、従来の圧縮機の取付構造では十
分に振動を吸収することができず、圧縮機本体や接続す
る配管などが損傷を受ける場合もあった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、高い制振能力を有す
る圧縮機の取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、圧縮機を保冷庫等に取り付ける圧縮
機の取付構造において、圧縮機の下面に付設された取付
板と、圧縮機を設置するベースと、前記圧縮機を取付板
とベースとの間に弾性の第1制振部材を介在させてベー
スに設置する締結具と、前記ベースに固設され前記第1
制振部材が圧縮するように圧縮機をベース方向に押圧し
て固定する固定具とを備え、圧縮機が設置された前記ベ
ースを保冷庫等における取付面に取り付けることを特徴
とするものを提案する。
【0007】本発明によれば、圧縮機の取付板が第1制
振部材を介してベースに締結されるとともに、この第1
制振部材が圧縮するように圧縮機をベース方向に押圧し
て固定する固定具をベースに付設したので、外部からの
振動に対して圧縮機が大きく揺動することがない。すな
わち、圧縮機の振動を抑えることができる。これによ
り、圧縮機及び配管の損傷を防止できる。
【0008】本発明の好適な態様の一例として、請求項
2では、請求項1記載の圧縮機の取付構造において、前
記固定具は、圧縮機上部の外面に沿って湾曲した湾曲部
を有する板状部材からなり、該湾曲部を圧縮機に押し当
てて圧縮機を固定することを特徴とするものを提案す
る。
【0009】本発明によれば、固定具が圧縮機の外面に
沿った湾曲部を有しているので、この固定具による圧縮
機のベース方向へ押圧しながらの固定を確実に行うこと
ができる。したがって、圧縮機の制振を確実に行うこと
ができる。
【0010】また、他の好適な態様の一例として、請求
項3では、請求項2記載の圧縮機の取付構造において、
前記固定具の圧縮機との当接面には弾性部材が貼付され
ていることを特徴とするものを提案する。
【0011】本発明によれば、前記弾性部材により固定
具と圧縮機との間において振動を吸収するとともに騒音
の発生を防止することができる。
【0012】さらに、他の好適な態様の一例として、請
求項4では、請求項1〜3何れか1項記載の圧縮機の取
付構造において、前記圧縮機は取付板の長手方向両端部
において一対の第1制振部材を介して締結具によりベー
スに設置され、前記一対の第1制振部材の間であって取
付板とベースとの間には弾性の第2制振部材が介在する
ことを特徴とするものを提案する。
【0013】本発明によれば、前記第2制振部材により
圧縮機の取付板とベースとの間において振動を確実に吸
収することができる。また、第2制振部材は取付板の両
端におけるベースとの締結部の間に配置されているの
で、前記固定具による圧縮機のベース方向への押下に対
して取付板の変形を防止することができる。つまり、第
2制振部材は、取付板の補強部材としても機能する。
【0014】さらに、他の好適な態様の一例として、請
求項5では、請求項1〜4何れか1項記載の圧縮機の取
付構造において、ベースと該ベースの取付面との間であ
って前記締結具の下方には弾性の第3制振部材が介在す
ることを特徴とするものを提案する。
【0015】本発明によれば、前記第3制振部材により
ベースと該ベースの取付面との間において振動を確実に
吸収することができる。また、第3制振部材は取付板の
両端におけるベースとの締結部の下方に配置されている
のでベースの変形を防止することができる。つまり、第
3制振部材は、ベースの補強部材としても機能する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態にかかる圧
縮機の取付構造について図面を参照して説明する。な
お、本実施の形態では、圧縮機の取付先の一例として、
内部に貯蔵室及び蓄冷剤を有する保冷庫本体と、蓄冷剤
を冷却する冷却装置とを備えた蓄冷式保冷庫を例示す
る。
【0017】まず、蓄冷式保冷庫の構成について図1及
び図2を参照して説明する。図1は蓄冷式保冷庫の外観
斜視図、図2は蓄冷式保冷庫の側面断面図である。
【0018】この蓄冷式保冷庫(以下、「保冷庫」とい
う)10は、図1に示すように、前面開口の保冷庫本体
11と、保冷庫本体11の前面開口を開閉する断熱性の
扉12とを備えている。保冷庫本体11の前面上部に
は、各種表示及び操作を行うための操作パネル13が付
設されている。また、保冷庫本体11の前面上部には、
交流電源を接続するための電源コネクタ14が設けられ
ている。この保冷庫10は、所定の場所(例えばユーザ
の店舗等)において図示しない電源ケーブルを接続する
ことにより、蓄冷剤の蓄冷及びバッテリ(図示省略)の
充電を行う。さらに、保冷庫本体11の底面四隅には、
運搬用の車輪15が付設されている。
【0019】保冷庫本体11は、図2に示すように、断
面略コ字状の断熱材により形成されている。保冷庫本体
11の内側の背面側及び底面側には、保冷庫本体11の
壁面と間隔をおいて背面板16及び断熱性の底板17が
配置されている。これにより、底板17の上方及び背面
板16の前方に物品等の貯蔵室19を形成するととも
に、底板17の下方に蓄冷剤室20、背面板16の後方
に冷気通路21を形成している。貯蔵室19と蓄冷剤室
20は保冷庫本体11の前部において連通し、蓄冷剤室
20と冷気通路21とは保冷庫本体11の後方下部にお
いて連通し、冷気通路21と貯蔵室19とは保冷庫本体
11の後方上部において連通している。保冷庫本体11
の上部背面側には、機械室22が形成されている。
【0020】蓄冷剤室20には、庫内を冷却するための
蓄冷剤23と、蓄冷剤23と熱的に密着して併設する蒸
発器24が配置されている。これにより、蒸発器24を
冷却させると蓄冷剤23に冷熱が蓄積される。蒸発器2
4としては、例えばパイプを蛇行状に形成したものや、
表面に溝が蛇行する板状部材と該溝を被覆する板状部材
とを貼り合わせて形成したロールボンドと呼ばれるもの
等の薄型形状のものが用いられる。
【0021】貯蔵室19には、冷気通路21の出口付近
に送風機25が設けられている。この送風機25は、蓄
冷剤室20からの冷気を冷気通路21を介して貯蔵室1
9内に送風することにより、貯蔵室19を冷却する。
【0022】機械室22には、前記蒸発器24と接続し
て冷凍装置を構成する圧縮機26及び凝縮器27が配置
されている。また、機械室22には、主として凝縮器2
7を冷却する凝縮器ファン28が配置されている。この
機械室22は、保冷庫10の外部と連通している。これ
により、前記凝縮器ファン28を駆動させると、機械室
22に外気が導入されるとともに、凝縮器27で熱交換
された空気が機械室22から排出される。
【0023】このような構成により、保冷庫10は、ユ
ーザの店舗等において冷却装置を駆動させて蓄冷剤23
に冷熱を蓄積させる。一方、トラック等の運搬車両にお
いてはバッテリ(図示省略)を電源として送風機25の
駆動させて貯蔵室19を所定温度に維持する。
【0024】次に、保冷庫10における圧縮機26の取
付構造の詳細について、図3及び図4を参照して説明す
る。図3は、蓄冷式保冷庫における圧縮機の取付構造を
説明する分解斜視図、図4は蓄冷式保冷庫における圧縮
機の取付構造を説明する断面図である。なお、図におい
て圧縮機に接続する各種配管については、説明の簡単の
ため図示を省略した。
【0025】図3及び図4に示すように、圧縮機26は
ベース29に設置され、このベース29は保冷庫本体1
1における機械室22の底面に設置される。
【0026】圧縮機26は略円筒形状をなしており、底
面には一対の取付板30が溶接等により固設されてい
る。この取付板30は、圧縮機26の長手方向に直交す
る水平方向に張り出すように形成されている。また、こ
の取付板30は、鋼板等の板状部材を屈曲形成したもの
であり、長辺には下方に延びるフランジが形成されてい
る。さらに、取付板30は、長手方向中央部においては
圧縮機26の外面に沿って円弧状に形成されるととも
に、この円弧状部の両端から斜め下方に延び、さらに水
平に延びるように形成されている。さらに、取付板30
の両端部には、ネジ穴31が形成されている。圧縮機2
6は、この取付板30のネジ穴31にボルト32を上方
から挿通させ、このボルト32をベース29にネジ止め
することで設置される。
【0027】ここで、ベース29と取付板30との間に
は第1の制振部材である弾性のゴム足33と、第2の制
振部材である弾性のゴムブロック34が介在している。
このゴム足33は、環状に形成されており、中央の挿通
孔33aに前記ボルト32を挿通させて配置される。ま
た、ゴム足33は、直径が取付板30の幅よりやや小さ
く、取付板30の前記フランジ間に配置される。また、
ゴムブロック34は、取付板30の下方において、左右
のゴム足33の間に配置される。さらに、ゴムブロック
34は、取付板30の幅よりやや小さい幅を有する略直
方体形状のもので、取付板30のフランジ間に配置され
る。ゴム足33とゴムブロック34の高さは、ほぼ同一
となっている。また、ゴム足33及びゴムブロック34
の材質としては、振動吸収性の良好な部材が好ましく、
例えばブチルゴムである。このような構成により、圧縮
機26がベース29に設置される。
【0028】また、圧縮機26は、固定具35によりベ
ース29に更に強固に固定されている。固定具35は、
板状部材を圧縮機26の外周面に沿うように湾曲させた
略U状の部材である。固定具35の湾曲部の内側には、
弾性のゴムシート36が貼付されている。固定具35の
両端部は、外側に張り出して形成されており、この張り
出し部にはネジ穴35aが形成されている。圧縮機26
は、固定具35のネジ穴35aに上方からネジ37を挿
通させて、このネジ37をベース29にネジ止めするこ
とにより、固定具35の湾曲部が圧縮機26の中央胴体
部を下方に押下して固定される。このとき、固定具35
の取付により前記ゴム足33が適度に圧縮される。これ
により、適度な制振作用を得ることができる。
【0029】ベース29は、鋼板等の板状部材を屈曲形
成したものであり、左右両辺は下方に延びるとともに、
さらに内側に水平に延びるフランジ29aが形成された
基台である。このベース29の四隅はネジ穴29bが形
成されており、このネジ穴29bに上方からボルト38
を挿通させて該ボルト38を保冷庫本体11に固設して
いる。ここで、ベース29と保冷庫本体11の取付面と
の間には、第3の制振部材である弾性のゴムブロック3
9が介在している。このゴムブロック39は、高さがベ
ース29のフランジ29aよりやや大きい略直方体形状
のものである。ゴムブロック39の材質としては、振動
吸収性の良好な部材が好ましく、例えばブチルゴムであ
る。このゴムブロック39は、前記ボルト32によるベ
ース29と圧縮機26との締着部の下方に配置されてい
る。なお、保冷庫本体11は、屈曲形成した鉄板11a
の間に断熱材11bを注入して形成されている。
【0030】このような圧縮機26の取付構造では、圧
縮機26の取付板30が第1制振部材であるゴム足33
を介してベース29に締結されるとともに、このゴム足
33が適度に圧縮するように圧縮機26をベース29方
向に押圧して固定する固定具35をベースに付設したの
で、外部からの振動に対して圧縮機26が大きく揺動す
ることがない。すなわち、圧縮機26の振動を抑えるこ
とができる。これにより、圧縮機26及び配管(図示省
略)の損傷を防止できる。また、この固定具35は、圧
縮機26の外面に沿った湾曲部を有するとともに、湾曲
部の内側に弾性のゴムシート36が貼付されているの
で、圧縮機26の固定を確実にし、振動を吸収するとと
もに騒音の発生を防止することができる。なお、この固
定具35による制振は、特に圧縮機26に外部から重力
方向以外の力が加わった場合に効果が大きい。例えば、
保冷庫10をトラック等に積載して運搬している際に受
ける振動・衝撃に対して特に有効である。
【0031】また、取付板30とベース29との間には
ゴム足33と共に第2の制振部材であるゴムブロック3
4が介在しているので、圧縮機26の取付及び制振がさ
らに確実なものとなる。また、ゴムブロック34は取付
板30の下方においてゴム足33の間に配置されている
ので、取付板30の変形を防止することができる。
【0032】さらに、ベース29と保冷庫本体11との
間には第3の制振部材であるゴムブロック39が介在し
ているので、圧縮機26の駆動による振動の制振がさら
に確実なものとなる。また、このゴムブロック39は、
前記ボルト32によるベース29と圧縮機26との締着
部の下方に配置されているので、ベース29の変形を防
止することができる。つまり、第3制振部材は、ベース
29の補強部材としても機能する。
【0033】なお、本実施の形態では、圧縮機の取付先
の一例として、トラック等の運搬車両に積載して使用さ
れる蓄冷式保冷庫を例示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。すなわち、圧縮機を有する機器であ
れば本発明を実施することができる。特に、本実施の形
態のように外部からの振動を受けやすい場所で使用され
る機器において本発明は有効である。
【0034】また、本実施の形態では、第1の制振部材
としてブチルゴムからなるゴム足を例示したが、本発明
はこれに限定されるものではない。すなわち、制振効果
を有する部材であれば、他の部材であってもよい。同様
に、第2及び第3の制振部材としてブチルゴムからなる
ゴムブロックを例示したが、本発明はこれに限定される
ものではない。すなわち、制振効果を有する部材であれ
ば、他の部材であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、圧縮機の取付板が第1制振部材を介してベース
に締結されるとともに、この第1制振部材が圧縮するよ
うに圧縮機をベース方向に押圧して固定する固定具をベ
ースに付設したので、外部からの振動に対して圧縮機が
大きく揺動することがない。すなわち、圧縮機の振動を
抑えることができる。これにより、圧縮機及び配管の損
傷を防止できる。
【0036】また、請求項2の発明によれば、固定具が
圧縮機の外面に沿った湾曲部を有しているので、この固
定具による圧縮機のベース方向へ押圧しながらの固定を
確実に行うことができる。したがって、圧縮機の制振を
確実に行うことができる。
【0037】さらに、請求項3の発明によれば、前記弾
性部材により固定具と圧縮機との間において振動を吸収
するとともに騒音の発生を防止することができる。
【0038】さらに、請求項4の発明によれば、第2制
振部材により圧縮機の取付板とベースとの間において振
動を確実に吸収することができる。また、第2制振部材
は取付部材の両端におけるベースとの締結部の間に配置
されているので、前記固定具による圧縮機のベース方向
への押下に対して取付板の変形を防止することができ
る。つまり、第2制振部材は、取付板の補強部材として
も機能する。
【0039】さらに、請求項5の発明によれば、第3制
振部材によりベースと該ベースの取付面との間において
振動を確実に吸収することができる。また、第3制振部
材は取付部材の両端におけるベースとの締結部の下方に
配置されているのでベースの変形を防止することができ
る。つまり、第3制振部材は、ベースの補強部材として
も機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓄冷式保冷庫の外観斜視図
【図2】蓄冷式保冷庫の側面断面図
【図3】蓄冷式保冷庫における圧縮機の取付構造を説明
する分解斜視図
【図4】蓄冷式保冷庫における圧縮機の取付構造を説明
する断面図
【図5】従来の圧縮機の取付構造を説明する断面図
【符号の説明】
10…蓄冷式保冷庫、11…保冷庫本体、19…貯蔵
室、22…機械室、26…圧縮機、30…取付板、33
…ゴム足、34…ゴムブロック、35…固定具、36…
ゴムシート、39…ゴムブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機を保冷庫等に取り付ける圧縮機の
    取付構造において、 圧縮機の下面に付設された取付板と、 圧縮機を設置するベースと、 前記圧縮機を取付板とベースとの間に弾性の第1制振部
    材を介在させてベースに設置する締結具と、 前記ベースに固設され前記第1制振部材が圧縮するよう
    に圧縮機をベース方向に押圧して固定する固定具とを備
    え、 圧縮機が設置された前記ベースを保冷庫等における取付
    面に取り付けることを特徴とする圧縮機の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記固定具は、圧縮機上部の外面に沿っ
    て湾曲した湾曲部を有する板状部材からなり、該湾曲部
    を圧縮機に押し当てて圧縮機を固定することを特徴とす
    る請求項1記載の圧縮機の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記固定具の圧縮機との当接面には弾性
    部材が貼付されていることを特徴とする請求項2記載の
    圧縮機の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機は取付板の長手方向両端部に
    おいて一対の第1制振部材を介して締結具によりベース
    に設置され、 前記一対の第1制振部材の間であって取付板とベースと
    の間には弾性の第2制振部材が介在することを特徴とす
    る請求項1〜3何れか1項記載の圧縮機の取付構造。
  5. 【請求項5】 ベースと該ベースの取付面との間であっ
    て前記締結具の下方には弾性の第3制振部材が介在する
    ことを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載の圧縮機
    の取付構造。
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