JP2001063368A - コンテナのバックドア固定構造 - Google Patents
コンテナのバックドア固定構造Info
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Abstract
クドアを固定するオープンストッパのロッドの先端部と
車両側の部品とが干渉することを防止すること。 【解決手段】 オープンストッパ13のロッド16は、
コンテナ1のバックドア2に取付けられ、バックドア2
の開時にコンテナ1の側部に取付けてあるキャッチャー
とともにバックドア2を固定する。ロッド16は、基端
部17aがホルダー部材15に回動自在に取付けられ、
上下に回動が可能である。ロッド16は屈曲点cで折曲
げ、くの字形状になるように形成しており、オープンス
トッパ13不使用状態において、ロッド16が垂下され
ているときは、ロッド16の先端側ロッド部16bがコ
ンテナ1の後方側に傾斜している。これによって、ロッ
ド16の先端部17bが車両側パネル24に触れること
なく、塗装の剥がれ等を防止することができる。
Description
バックドアを開放状態で保持するコンテナのバックドア
固定構造に関する。
後方に配設されるコンテナ1を示す。図中に示す矢印F
の方向がコンテナの前側である。コンテナ1には、後部
に一対のバックドア2,3が設けられ、コンテナ1の左
側の側面部7にはサイドドア4が設けられている。一対
のバックドア2,3のうち一方のバックドア2側の構造
について説明すると、図6に示すように、バックドア2
はコンテナ1の側面部7の後端にヒンジ5,6を上下方
向に配置し、該ヒンジ5,6のヒンジ軸を回動中心とし
て横開きする。バックドア2は、他方のバックドア3と
併せていわゆる観音開きをする構造になっている。
部7の前側に位置し、図示しない開口を開放する際に
は、側面部7に沿って後方側にスライドする。図7は、
サイドドア4が後方側に移動した状態におけるコンテナ
1の横断面図である。コンテナ1の側面部7には、サイ
ドドア4を案内する前後ガイドレール8,9が取付けら
れ、サイドドア4には前ガイドレール8に嵌合して案内
される前スライド部材10が取付けられ、後ガイドレー
ル9に嵌合して案内される一対の後スライド部材11,
12が取付けられている。
すようなオープンストッパ13が取付けられている。こ
のオープンストッパ13は、サイドドア4に取付けられ
ているキャッチャー14(図9参照)とともに、バック
ドア2が開状態にあるとき、バックドア2が風であおら
れて又は道路に傾斜があるときの車両の傾き等によっ
て、バックドア2が回動しないようにコンテナ1の側面
部7に固定するするための部材である。このバックドア
2の固定構造を説明すると、オープンストッパ13は、
アーム状のロッド16を設け、その両端部にある基端部
17a及び先端部17bがともにT字形状であり、一方
の基端部17aがバックドア2の外側面に設けられたホ
ルダー部材15に回動自在に取付けられている。ロッド
16の先端部17bは自由端であり、基端部17aを回
動軸として上下に回動することができ、バックドア2の
閉時におけるオープンストッパ13の未使用状態では、
ロッド16は重力作用で垂下した状態になる。
うにキャッチャー14が取付けられている。キャッチャ
ー14は横断面がハット形状であり、その突出部19に
T字形の挿入孔20が形成されている。そして、ロッド
16の先端部17bが挿入孔20の上部にある横孔21
に挿入されて、ロッド16の軸部が縦孔22に嵌入さ
れ、先端部17bがキャッチャー14に保持される。こ
れによって、コンテナ1のバックドア2は、図7に示す
ような状態、すなわちバックドア2を270度近く開
き、コンテナ1の側面部7に近接させた状態で固定され
る。
1のバックドア2が横開きするタイプでは、オープンス
トッパとしてロッド状の引っかけ金具を使用するものが
ある。また、サイドドア4は荷物の積み降ろしを容易に
するため、開口下部の位置を可能な限り低くすることが
好ましく、図10に示すようにサイドドア4の下端とコ
ンテナ1の下端の間隔aは短い。また、図7に示すよう
にコンテナ1のサイドドア4にスライド式のものを採用
した場合、サイドドア4の後端部とバックドア2とが交
錯しやすく、特に小型のコンテナではそれが顕著であ
る。このため、オープンストッパ13の基端部17a側
の取付位置が、サイドドア4と干渉しないようにサイド
ドア4の下端よりも下側になるという制約を受ける。
の長さは、その取り扱い上、一定長さを必要とする。そ
のため、図11に示すようにバックドア2の閉時におい
て、ロッド16が垂下された状態では、コンテナ1の下
端部よりもその先端部17bが下方に突出し、コンテナ
1を積んでいる車両側フレーム又はパネル(以下、パネ
ルとする)24に接触する。これが原因となって、異音
が発生したり、車両側塗装面に傷が付く等の不具合が生
ずるおそれがある。本発明は上記課題に鑑みてなされた
もので、部品点数を増やすことなく、オープンストッパ
のロッドの先端部と車両側パネルとが干渉することのな
いコンテナのバックドア固定構造を提供することを目的
とする。
に本発明は、車両に装備されるコンテナの側部に該側部
面に沿ってスライドするサイドドアと、上記コンテナの
後部の一側部に回動軸を設け開放時に上記コンテナの側
部側にまで横開きするバックドアとを備え、該バックド
アには、基端部が回動可能に取付けられ先端部が自由端
となるロッドを設け、上記コンテナの側部には、上記サ
イドドアの下端部よりも低い位置に上記ロッドの先端部
を係止する保持部材を設けたコンテナのバックドア固定
構造において、上記ロッドを上記コンテナの後方側へく
の字形状に屈曲させている。
コンテナのバックドア固定構造について、図面を参照し
ながら説明する。なお、従来例と同じ部材については同
一の符号を付して説明し、その詳細な説明は省略する。
図1は、本発明に係るコンテナのバックドア固定構造に
用いているオープンストッパ13を示し、このオープン
ストッパ13は、コンテナ1のバックドア2に取付けら
れている。
16は、その基端部17a及び先端部17bがともにT
字形状であり、そのほぼ中間位置にある屈曲点cで折り
曲げられ、くの字形状になるように形成してある。すな
わち、図2に示すように、オープンストッパ13の不使
用状態では、ロッド16を垂下させた状態では、ロッド
16の先端部17b側に位置する先端側ロッド部16b
をコンテナ1の後方側に傾斜させている。図3は、バッ
クドア2をコンテナ1の側面部7に固定した状態を示
す。図に示すように、ロッド16の基端部17aの高さ
は、ロッド16をくの字に屈曲させた分だけ高く配置す
るとともに、ロッド16の先端側ロッド部16bの向き
が水平になるように構成している。
をできるだけ高くするには、図3に示すように、キャッ
チャー14の位置をできるだけサイドドア4の下端部の
高さに近づけ、ロッド16の先端部17bをキャッチャ
ー14に保持させた状態で、ロッド16の屈曲点cをサ
イドドア4の外面4aとほぼ同一面上に位置させた長さ
(b=0又は0に近づけた長さ)を先端側ロッド部16
bの長さに設定し、基端側ロッド部16aは屈曲点cか
らバックドア2面まで延ばした長さに設定する。
のロッド16の基端部17aの取付位置が上方に上がっ
たため、ロッド16の先端部17bがバックドア2より
下へ垂れ下がることがなく、先端部17bが車両側パネ
ル24に干渉せず、異音の発生や、塗装面に傷が付くこ
とがない。なお、本実施の形態では、オープンストッパ
13のロッド16を屈曲させた分だけ、ロッド16の基
端部17aが上方位置になるように配設したが、ロッド
16が垂下している状態でロッド16の先端部17bが
パネル24まで突出しても、そのパネル24面と先端部
17bとの隙間さえ確保していれば、基端部17aの位
置は変えずに、キャッチャー14側の位置を下げるよう
にしてもよい。
の使用状態で、ロッド16の先端部とキャッチャー14
とが直角になるように嵌合しているので、バックドアに
何等かの外力が加わっても、オープンストッパ13のロ
ッド16の先端部17bが上方に移動して先端部17b
がキャッチャー14の挿入孔20から抜けるのを防止す
る。大きな力がバックドアに負荷したような場合は、オ
ープンストッパ13のロッド16に屈曲部を形成してい
るので、この屈曲部に応力を集中させ、ロッド16を撓
みあるいは変形しやすくすることにより、コンテナ1及
びバックドアの各部の損傷を防止することができる。
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形及び変更が可能であ
る。例えば、上記実施の形態ではオープンストッパ13
のロッド16をくの字形状に折り曲げたが、図4に示す
ように、ロッド26を円弧状に湾曲させてもよい。この
場合は、ロッド26の曲率が上記実施の形態におけるロ
ッド16の基端部17a、先端部17b及び屈曲点cを
通るような曲率に形成すれば、バックドア2の固定時に
ロッド26がキャッチャー14の挿入孔20から外れに
くくなる。また、上記実施の形態では観音開きをする一
対のバックドアを例としてあげたが、バックドアが1枚
タイプのものであっても適用が可能である。
プンストッパのロッドをくの字形状に屈曲させたので、
車体側パネルの塗装面を剥がしたり、傷を付けるのを防
止することができる。更に、部品の追加をする必要がな
く、低コストで実施可能である。また、オープンストッ
パのロッドの基端部を上記サイドドアの下端部よりも高
い位置に設けたので、オープンストッパの未使用時にロ
ッドの先端部が車体側パネルと干渉しなくなる。上記オ
ープンストッパのロッドの先端部が上記保持部材に係止
されている状態で、上記オープンストッパの先端部側が
水平になるようにしたので、バックドアに外力が加わっ
たとき等に、ロッドがキャッチャーから外れるのを防止
できる。さらに上記オープンストッパのロッドを円弧状
に湾曲させることによっても、車体側パネルの塗装面に
傷がつくのを防止できる。
アに取付けられているオープンストッパ部の斜視図であ
る。
示すコンテナ後部の側面図である。
取付けられているキャッチャーに係止されている状態を
示すコンテナの背面図である。
ドがキャッチャーに係止されている状態を示す側面図で
ある。
る時のコンテナの側方から見た斜視図である。
るオープンストッパ部の斜視図である。
ャッチャーを示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両に装備されるコンテナの側部に該側
部面に沿ってスライドするサイドドアと、上記コンテナ
の後部の一側部に回動軸を設け開放時に上記コンテナの
側部側にまで横開きするバックドアとを備え、該バック
ドアには、基端部が回動可能に取付けられ先端部が自由
端となるロッドを設け、上記コンテナの側部には、上記
サイドドアの下端部よりも低い位置に上記ロッドの先端
部を係止する保持部材を設けたコンテナのバックドア固
定構造において、上記ロッドを上記コンテナの後方側へ
くの字形状に屈曲させたことを特徴とするコンテナドア
の固定構造。 - 【請求項2】 上記ロッドの基端部を上記サイドドアの
下端部よりも高い位置に設けたことを特徴とする請求項
1に記載のコンテナのバックドア固定構造。 - 【請求項3】 上記ロッドの先端部が上記保持部材に係
止されている状態で、上記ロッドの先端部側が水平にな
るようにしたことを特徴とする請求項2に記載のコンテ
ナのバックドア固定構造。 - 【請求項4】 上記ロッドを円弧状に湾曲させてなるこ
とを特徴とする請求項1に記載のコンテナのバックドア
固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24432599A JP3978945B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | コンテナのバックドア固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24432599A JP3978945B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | コンテナのバックドア固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001063368A true JP2001063368A (ja) | 2001-03-13 |
JP3978945B2 JP3978945B2 (ja) | 2007-09-19 |
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ID=17117044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24432599A Expired - Fee Related JP3978945B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | コンテナのバックドア固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3978945B2 (ja) |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24432599A patent/JP3978945B2/ja not_active Expired - Fee Related
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