JP2001062808A - 建築板表面加工法 - Google Patents

建築板表面加工法

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JP2001062808A
JP2001062808A JP24389799A JP24389799A JP2001062808A JP 2001062808 A JP2001062808 A JP 2001062808A JP 24389799 A JP24389799 A JP 24389799A JP 24389799 A JP24389799 A JP 24389799A JP 2001062808 A JP2001062808 A JP 2001062808A
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Japan
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groove
building board
cutting
pressing
groove part
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JP24389799A
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Morio Hayashi
守男 林
Sunao Furuichi
直 古市
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築板の表面に表側へ拡開した溝部を毛羽立
ちやささくれ等が生じないよう、効率良く簡単に施すこ
とができる建築板表面加工法を提供する。 【解決手段】 建築板1の表面に切削加工によって溝部
2を刻設し、その後、同溝部2の溝開口縁3に押圧加工
を施して、この溝開口縁3に面取り状部4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築板の表面に表
側へ拡開した溝を施す建築板表面加工法に関するもの
で、建築用内装板材、特に、床板材の表面加工に最適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示す如く、建築板1の
表面に切削加工によって表側へ拡開した溝部2を刻設す
る建築板表面加工法は知られている。この場合、切削加
工を施す切削手段8として、図3(a)においては、水
平軸を中心に回転する丸鋸刃が採用され、図3(b)に
おいては、垂直軸を中心に回転するルーターが採用され
ている。
【0003】上記いずれの場合においても、切削手段8
の先端部分は溝部2の断面形状に対応する形状となって
おり、したがって、例えば、同切削手段8の形状を先鋭
な略V字形状とすることで、図4に示す如く、建築板1
の表面には断面略V字状の表側へ拡開した溝部2が刻設
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、いずれの場合も、切削手段8によ
る切削加工で溝部2が刻設されるため、建築板1の表面
の材質(軟・硬)、水分量(含水率の高・低)、木目の
方向(順目・逆目)等、及び、加工スピード、切削手段
8の研摩状態等によっては、同溝部2の内表面に毛羽立
ち或いはささくれ等を生じるという問題があった。特
に、建築板が床板材である場合には、溝部2内表面の毛
羽立ちやささくれが足の裏に接触して該足裏を傷つけた
り、靴下を損傷させたりするという問題にまで発展して
しまうものであった。
【0005】又、図5に示す如く、切削加工によって、
表側へ拡開しその両側内表面が断面R形状に膨らんだ溝
部2を刻設する場合には、前記通常の断面略V字状の溝
部2を刻設する場合に比して、切削手段8の接触角αが
小さく、しかも、溝巾寸法Lが増大して同切削手段8の
接触面積も大きくなる。それ故に、毛羽立ちやささくれ
等の発生する溝部2の内表面が大きくなって支障となる
だけでなく、切削手段8の上下動作に対応する溝巾寸法
Lの変化量も大きくなり、同切削手段8の上下動作量設
定を行う調整作業が困難になるという問題を生じるもの
であった。
【0006】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、建
築板の表面に表側へ拡開した溝部を、該溝部の内表面に
毛羽立ちやささくれ等が生じないよう、効率良く簡単に
施すことができる建築板表面加工法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
建築板表面加工法は、建築板の表面に切削加工によって
溝部を刻設し、その後、同溝部の溝開口縁に押圧加工を
施して、該溝開口縁に面取り状部を形成する方法であ
る。
【0008】したがって、この場合、建築板の表面に切
削加工によって溝部が刻設され、この状態では、該溝部
の内表面に毛羽立ちやささくれ等が生じている。しかし
ながら、その後の工程で、前記溝部の溝開口縁に押圧加
工が施されて、該溝開口縁に面取り状部が形成されるた
め、該面取り状部では前記毛羽立ちやささくれ等が圧潰
されて抑制され、結果的に同毛羽立ちやささくれ等の発
生が防止される。
【0009】又、溝部の溝開口縁に面取り部が形成され
ることによって、該溝部は建築板の表側へ拡開したもの
となるが、該拡開した溝部は最初から全て押圧加工によ
って施されるのではなく、最初には、予め、建築板の表
面に切削加工によって溝部が刻設されるため、同建築板
の表面に表側へ拡開した溝部を効率良く簡単に施すこと
ができる。すなわち、切削加工によって溝部の深さが確
保されて、後の押圧加工の負担は軽減されるため、全体
として加工効率が向上される。
【0010】更に、拡開した溝部を最初から全て押圧加
工によって施したならば、建築板の表面が膨潤すること
で該表面は押圧前の元の形状へ戻ろうとして、同溝部の
形状が明瞭で正確なまま保持され難いという問題を生じ
るのに対し、予め、建築板の表面に切削加工によって溝
部を刻設しておくことで同問題が低減解消され、拡開し
た溝部の形状は明瞭で正確なまま保持されるようにな
る。しかも、建築板の表側へ拡開した面取り部を含む溝
部の溝巾寸法が押圧加工における押圧手段の形状やその
押圧力によって決まるため、同溝巾寸法の設定調整作業
を簡単に行うことができる。又、これ等の作用効果は、
切削加工における切削手段の研摩状態に左右されること
なく得られる。
【0011】本発明の請求項2記載の建築板表面加工法
は、上記請求項1記載の建築板表面加工法において、建
築板の表面に切削加工によって断面略V字状の溝部を刻
設することを特徴とする。
【0012】したがって、この場合は特に、建築板の表
面に、予め、切削加工によって断面略V字状の溝部が刻
設されるため、後の押圧加工の負担がより軽減されて全
体としての加工効率は更に向上されると共に、上記膨潤
により溝部の形状が明瞭で正確なまま保持され難いとい
う問題も更に低減される。しかも、前記切削加工によっ
て刻設される溝部が建築板の表側へある程度拡開してい
ることで、その後、同溝部の溝開口縁には押圧加工を簡
単に施すことができる。
【0013】本発明の請求項3記載の建築板表面加工法
は、上記請求項1又は2記載の建築板表面加工法におい
て、搬送される建築板の表面に回転する切削刃によって
溝部を刻設し、その際、該切削刃の回転を同建築板の搬
送に対してリバース方向とすることを特徴とする。
【0014】したがって、この場合は特に、切削加工に
おける切削手段が回転する切削刃であり、該切削刃の回
転は建築板の搬送に対してリバース方向となるため、建
築板が搬送されながら切削加工は行われ、該切削加工で
の切削能力も高められて、全体としての加工効率が更に
向上される。
【0015】本発明の請求項4記載の建築板表面加工法
は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の建築板表
面加工法において、溝部の両側溝開口縁に外周面両側が
曲面状に凹んだロールの該外周面両側を同両側溝開口縁
に跨がるように回転接触させることで押圧加工を施し
て、該両側溝開口縁に各々断面R形状に膨らんだ面取り
状部を形成することを特徴とする。
【0016】したがって、この場合は特に、ロールの外
周面両側が溝部の両側溝開口縁に跨がるように回転接触
されることで押圧加工が施されるため、同溝部の両側溝
開口縁に効率良く簡単に面取り状部は形成される。又、
その際に、ロールの外周面両側が曲面状に凹んでいて、
溝部の両側溝開口縁には断面R形状に膨らんだ面取り状
部が形成されるため、押圧加工量は少なく該押圧加工の
負担が軽減されて、全体としての加工効率は更に向上さ
れる。
【0017】しかも、前記の如く、押圧加工量が少ない
にもかかわらず、建築板の表側へ拡開した面取り部を含
む溝部の溝巾寸法は大きく形成されると共に、該溝部の
様相が丸みをおびたものとなって、同溝部は目立たずマ
イルドな外観でゴミも溜まり難く歩行感も良好なものと
なる。
【0018】本発明の請求項5記載の建築板表面加工法
は、上記請求項4記載の建築板表面加工法において、建
築板を搬送させながら押圧加工を施し、該押圧加工を施
すロールの回転を同建築板の搬送に対してリバース方向
とすることを特徴とする。
【0019】したがって、この場合は特に、上記の如
く、回転接触されることで押圧加工を施すロールの該回
転が建築板の搬送に対してリバース方向となるため、建
築板が搬送されながら押圧加工は行われ、該押圧加工で
の押圧能力も擦るように回転接触されることで高めら
れ、全体としての加工効率が更に向上される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1、2は、本発明の請求項1〜
5全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の建築
板表面加工法は、図1(a)に示す如く、建築板1の表
面に切削加工によって断面略V字状の溝部2を刻設し、
その後、図1(b)に示す如く、同溝部2の溝開口縁3
に押圧加工を施して、該溝開口縁3に面取り状部4を形
成する建築板表面加工法である。そして、該実施形態の
建築板表面加工法により、図1(c)に示す如く、丸み
をおびた良好な外観の溝部2を有する表面の床板材が得
られる。
【0021】該実施形態の建築板表面加工法において
は、図2(a)に示す如く、搬送される建築板1の表面
に回転する切削刃5によって溝部2を刻設し、その際、
該切削刃5の回転を同建築板1の搬送に対してリバース
方向とする。又、溝部2の両側溝開口縁3に外周面両側
が曲面状に凹んだロール6の該外周面両側を同両側溝開
口縁3に跨がるように回転接触させることで押圧加工を
施して、該両側溝開口縁に各々断面R形状に膨らんだ面
取り状部4を形成する。この場合も、図2(b)に示す
如く、建築板1を搬送させながら押圧加工を施し、該押
圧加工を施すロール6の回転を同建築板1の搬送に対し
てリバース方向とする。
【0022】建築板1は木質板であり、合板の表面に化
粧単板を貼着して形成されたり、無垢の厚単板で形成さ
れたりする。建築板1の表面には一乃至複数本の溝部2
が施され、その際に、前述の如く、切削加工とその後に
押圧加工が施される。切削加工は水平軸を中心に回転す
る丸鋸刃のような切削刃5によって行われ、該切削刃5
の外縁部分は溝部2の断面略V字状に対応するよう先鋭
な略V字形状となっている。この場合、切削刃5の外縁
部分の先端角は10〜60度の範囲にあり、断面略V字状の
溝部2の底部分の頂角は同10〜60度に形成される。な
お、切削加工を行うものとしては、テノーナー、エンド
テノーナー、モルダー、ルーター等の切削機を採用する
ことができる。
【0023】押圧加工を施すロール6は鉄製で、その外
周面両側には曲面状に凹んだ凹曲面部7が形成されてい
る。前記切削加工によって刻設された溝部2の両側溝開
口縁3にロール6の外周面は跨がるように回転接触さ
れ、その際、両側の凹曲面部7で同溝部2の両側溝開口
縁3が押し潰されて面取り状部4が形成され、該面取り
状部4は断面R形状に膨らんだものとなる。この場合、
ロール6の回転が建築板1の搬送に対してリバース方向
とされて、溝部2の両側溝開口縁3には部分的に10〜20
kg/cm2程度以上の圧力が加えられる。
【0024】したがって、該実施形態の建築板表面加工
法においては、建築板1の表面に切削刃5の切削加工に
よって溝部2が刻設され、この状態では、該溝部2の両
側内表面に毛羽立ちやささくれ等が生じている。しかし
ながら、その後の工程で、前記溝部2の両側溝開口縁3
に押圧加工が施されて、該両側溝開口縁3に各々面取り
状部4が形成されるため、該両面取り状部4では前記毛
羽立ちやささくれ等が圧潰されて抑制され、結果的に同
毛羽立ちやささくれ等の発生が防止される。
【0025】又、溝部2の両側溝開口縁3に面取り部4
が形成されることによって、該溝部2は建築板1の表側
へ大きく拡開したものとなるが、該拡開した溝部2は最
初から全て押圧加工によって施されるのではなく、最初
には、予め、建築板1の表面に切削刃5の切削加工によ
って所定深さの溝部2が刻設されるため、同建築板1の
表面に表側へ大きく拡開した溝部2を効率良く簡単に施
すことができる。すなわち、切削加工によって溝部2の
深さが確保されて、後の押圧加工の負担は軽減されるた
め、全体として加工効率が向上される。
【0026】更に、拡開した溝部2を最初から全て押圧
加工によって施したならば、建築板1の表面が膨潤する
ことで該表面は押圧前の元の形状へ戻ろうとして、同溝
部2の形状が明瞭で正確なままでは保持され難いという
問題を生じるのに対し、最初に予め、建築板1の表面に
切削加工によって溝部2を刻設しておくことで同問題が
低減解消され、大きく拡開した溝部2の形状は明瞭で正
確なままて保持されるようになる。しかも、建築板1の
表側へ大きく拡開した面取り部4を含む溝部2の溝巾寸
法が押圧加工におけるロール6の外周面の形状やその押
圧力によって決まるため、同溝巾寸法の設定調整作業を
簡単に行うことができる。又、これ等の作用効果は、切
削加工における切削刃5の研摩状態に左右されることな
く得られる。
【0027】又、該実施形態の建築板表面加工法におい
ては、建築板1の表面に、予め、切削加工によって断面
略V字状の溝部2が刻設されるため、後の押圧加工の負
担がより軽減されて全体としての加工効率は更に向上さ
れると共に、上記膨潤により溝部2の形状が明瞭で正確
なまま保持され難いという問題も更に低減される。しか
も、前記切削加工によって刻設される溝部2が建築板1
の表側へある程度拡開していることで、その後、同溝部
2の両側溝開口縁3には押圧加工を簡単に施すことがで
きる。又、この場合、切削加工における切削手段が回転
する切削刃5であり、該切削刃5の回転は建築板1の搬
送に対してリバース方向となるため、建築板1が搬送さ
れながら切削加工は行われ、該切削加工での切削能力も
高められて、全体としての加工効率が更に向上される。
【0028】又、該実施形態の建築板表面加工法におい
ては、ロール6の外周面両側の凹曲面部7が溝部2の両
側溝開口縁3に跨がるように回転接触されることで押圧
加工が施されるため、同溝部2の両側溝開口縁3に効率
良く簡単に面取り状部4は形成される。又、その際、ロ
ール6の外周面両側が凹曲面部7として曲面状に凹んで
いて、溝部2の両側溝開口縁3には断面R形状に膨らん
だ面取り状部4が形成されるため、押圧加工量は少なく
該押圧加工の負担が軽減されて、全体としての加工効率
は更に向上される。
【0029】しかも、前記の如く、押圧加工量が少ない
にもかかわらず、建築板1の表側へ拡開した両面取り部
4を含む溝部2の溝巾寸法は大きく形成されると共に、
該溝部2の様相が丸みをおびたものとなって、同溝部2
は目立たずマイルドな外観でゴミも溜まり難く歩行感も
良好なものとなる。又、この場合、回転接触されること
で押圧加工を施すロール6の該回転が建築板1の搬送に
対してリバース方向となるため、建築板1が搬送されな
がら押圧加工は行われ、該押圧加工での押圧能力も擦る
ように回転接触されることで高められ、全体としての加
工効率が更に向上される。
【0030】又、該実施形態の建築板表面加工法におい
ては、建築板1の表面に切削加工とその後に押圧加工が
施されて溝部2が形成された後、同表面に塗装が施され
るものである。この場合、溝部2の両面取り状部4に毛
羽立ちやささくれ等が発生していないことによって、該
溝部2を含む建築板1の表面全体には適切に塗装を施す
ことができ、塗装仕上がり外観も良好となる。しかも、
溝部2の両面取り状部4に毛羽立ちやささくれ等が発生
していないことによって、該実施形態の建築板表面加工
法によって得られる床板材にあっては、足裏を傷つけた
り、靴下を損傷させたりすることもなくなる。
【0031】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の建
築板表面加工法においては、押圧加工により溝開口縁に
面取り状部が形成されて、毛羽立ちやささくれ等の発生
が防止され、溝部は建築板の表側へ拡開したものとなっ
てその形状が保持され、該溝部は効率良く簡単に施され
て加工効率が向上され、その際の調整作業も簡単に行う
ことができる。
【0032】又、本発明の請求項2記載の建築板表面加
工法においては、特に、切削加工によって断面略V字状
の溝部が刻設され、後の押圧加工の負担がより軽減され
て全体としての加工効率は更に向上されると共に、同押
圧加工を簡単に施すことができ、建築板の表側へ拡開し
た溝部の形状もより確実に保持される。
【0033】又、本発明の請求項3記載の建築板表面加
工法においては、特に、切削加工における切削刃の回転
が建築板の搬送に対してリバース方向となり、建築板が
搬送されながら切削加工は行われ、該切削加工での切削
能力も高められて、全体としての加工効率が更に向上さ
れる。
【0034】又、本発明の請求項4記載の建築板表面加
工法においては、特に、ロールによって溝部の両側溝開
口縁に効率良く簡単に面取り状部が形成され、その際の
押圧加工量は少なく該押圧加工の負担が軽減されて、全
体としての加工効率は更に向上され、しかも、溝巾寸法
が大きく形成されると共に、溝部は良好な外観でゴミも
溜まり難く歩行感も良好なものとなる。
【0035】又、本発明の請求項5記載の建築板表面加
工法においては、特に、ロールの回転が建築板の搬送に
対してリバース方向となり、建築板が搬送されながら押
圧加工は行われ、該押圧加工での押圧能力も擦るように
回転接触されることで高められ、全体としての加工効率
が更に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である建築板表面加工法を
示し、(a)(b)は各工程における建築板の表面加工
状態を示す断面図、(c)は加工後の建築板の表面形状
を示す断面図。
【図2】同建築板表面加工法を示し、(a)(b)は各
工程における加工状態を示す概略図。
【図3】(a)(b)各々異なった従来例である建築板
表面加工法における加工状態を示す概略図。
【図4】従来例である建築板表面加工法における加工後
の建築板の表面形状を示す断面図。
【図5】従来例である建築板表面加工法における加工後
の別の建築板の表面形状を示す断面図。
【符号の説明】
1 建築板 2 溝部 3 溝開口縁 4 面取り状部 5 切削刃 6 ロール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築板の表面に切削加工によって溝部を
    刻設し、その後、同溝部の溝開口縁に押圧加工を施し
    て、該溝開口縁に面取り状部を形成する建築板表面加工
    法。
  2. 【請求項2】 建築板の表面に切削加工によって断面略
    V字状の溝部を刻設することを特徴とする請求項1記載
    の建築板表面加工法。
  3. 【請求項3】 搬送される建築板の表面に回転する切削
    刃によって溝部を刻設し、その際、該切削刃の回転を同
    建築板の搬送に対してリバース方向とすることを特徴と
    する請求項1又は2記載の建築板表面加工法。
  4. 【請求項4】 溝部の両側溝開口縁に外周面両側が曲面
    状に凹んだロールの該外周面両側を同両側溝開口縁に跨
    がるように回転接触させることで押圧加工を施して、該
    両側溝開口縁に各々断面R形状に膨らんだ面取り状部を
    形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つ
    に記載の建築板表面加工法。
  5. 【請求項5】 建築板を搬送させながら押圧加工を施
    し、該押圧加工を施すロールの回転を同建築板の搬送に
    対してリバース方向とすることを特徴とする請求項4記
    載の建築板表面加工法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5458285B1 (ja) * 2013-05-09 2014-04-02 株式会社ディーワン パネル加工装置、パネル製造方法、及びパネル

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