JP2001062799A - 内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるアンローディング装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるアンローディング装置

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JP2001062799A
JP2001062799A JP23717199A JP23717199A JP2001062799A JP 2001062799 A JP2001062799 A JP 2001062799A JP 23717199 A JP23717199 A JP 23717199A JP 23717199 A JP23717199 A JP 23717199A JP 2001062799 A JP2001062799 A JP 2001062799A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被加工部材であるパイプ状部材の
径に対応し得るとともに連続加工の可能な内視鏡の湾曲
管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於
けるアンローディング装置を提供する。 【解決手段】 ドロス吸引孔126を備え、互いに径の
異なる複数の支持アーム37を回転かつ前後動自在に支
持するとともに前記複数の支持アーム37のうちの被加
工部材の径に対応する支持アーム37を選択する支持ア
ーム選択手段を設け、さらに前記支持アーム選択手段に
て選択した支持アーム37をレーザー加工位置、被加工
部材の支持位置および排除部材の排除位置にそれぞれ制
御する位置制御手段を設けるとともに、前記支持アーム
37のドロス吸引孔126に連結した吸引手段を設ける
ことにより構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の湾曲管を
構成する節輪等のパイプ状部材のレーザ加工に於けるア
ンローディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、一般に対物レンズ等を装備し
ている先端部、接眼レンズを有し内視鏡観察に必要な諸
操作等を行なう操作部、および光学繊維束、湾曲操作ワ
イヤー等を内蔵して上記先端部と操作部とを連結してい
る可撓部さらには上記先端部と可撓部との間に、上記先
端部を傾動させるための湾助部が設けられることにより
構成されている。
【0003】また、上記湾曲部を構成する湾曲管の一例
を示すのが、図11であって、同図に示す通り、複数の
節輪2の連結部3に穿設した孔を互いに鋲4によって回
動自在に連結するとともに、その先端および基端には連
結用節輪5および6を連結することにより湾曲管1が構
成される。
【0004】そして、上記各節輪2は、輪体7の両端部
対称位置に上記連結郎3をそれぞれ設けるとともに、こ
の連結部3の両側部分を斜めに殺ぎ落した形状にて形成
され、かつその周囲の上記連結部3位置とは略90度ず
れた位置にワイヤ挿通部8がそれぞれ設けられることに
より構成されている。
【0005】さらに、上記湾曲管1の先端は内視鏡の先
端部(不図示)に、また基端は可撓管(不図示)にそれ
ぞれ固定され、湾曲管操作ワイヤー9および10が操作
部本体(不図示)から可撓管を経て、上記各節輪2のワ
イヤ押通部8に挿通されたのち、先端を、この湾曲管1
の先端またはその近傍に固定される。
【0006】因て、上記湾曲操作ワイヤー9および10
のうち、一方の湾曲操作ワイヤー9の方を引くことによ
り、湾曲管1は矢印aの向きに湾曲し、他方の湾曲操作
ワイヤー10の方を引くと矢印bの向きに湾曲する。
【0007】上記湾曲管1の各節輪2の製作に当たって
は、図12に示す如く製作すべき節輪2に要求される長
さに切断加工(図12(a))するとともにその短パイ
プ11の端部に孔明け加工治具(不図示)を装着せしめ
て上記連結部3の連結孔3aを加工(図12(b))
後、その端部に対向する連結部3の打ち抜き加工(図1
2(c))を施すことにより遂行される。
【0008】また、他方端部の加工についても、他の節
輪2との連結部(不図示)の加工が施されるとともに、
上述したワイヤ押通部8の加工が施され、さらには図1
2(c)の連結部3とは反対側の端部に連結部3部分の
径よりも大径部3bを加工する場合には、同端部を型に
セットし、バルジ加工(図12(d))が施される等の
加工が遂行され所要の節輪が製作されている。
【0009】しかして、上記節輪2の加工の加工工程
数、被加工部材の径に応した治具数の削減さらには作業
性の向上並びに精度の高い加工を目的としてレーザー加
工の適用開発が進められており、特にパイプ状部材の切
断加工をレーザー光により行なうレーザー加工装置が特
開昭53−89098号公報により提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記特開昭
53−89098号公報所載の発明は被加工部材として
の筒状部材の内部に排出装置に接続される吸引ダクトを
挿入し、当該吸引ダクトを介してレーザー切断時に先生
する煙、溶融飛散物を吸引して外部に排出するものであ
るが、上記筒状部材の内径が小さいものと、大きいもの
の加工に際して、同一経の吸引ダクトを使用した場合、
後者の大径の筒状試料に於ては、この筒状試料中に吸引
ダクトを挿入した際に筒状試料の内壁と吸引ダクトの外
璧間に大きな間隙が介在されることとなり、吸引タクト
による吸引作用が充分に得られずその間隙の間隔から溶
融物が飛散し、筒状試料の内璧に多く付着してしまう欠
点を有するものであった。
【0011】また、レーザー光にて切断された部分は吸
引ダクトに引掛って支持されるが、これをレーザー加工
部より排出したり吸引グクトに支持される切断部材を吸
引ダクトより受け取り、これを次工程に排出する手段等
について全く開示されておらず、筒状試料を連続的に切
断加工することは不可能である等の欠点を有するもので
ある。
【0012】因て、本発明は、上記従来の筒状試料のレ
ーザー加工に於ける問題点並びに上記従来の内視鏡の湾
曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工上
の問題点に鑑みて開発されたもので、被加工部材である
パイプ状部材の径に対応し得るとともに連続加工の可能
な内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレ
ーザー加工に於けるアンローディング装置の提供を目的
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡の湾曲管
を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザ−加工に於け
るアンローディング装置は、ドロス吸引孔を備え、互い
に径の異なる複数の支持アームを回転かつ前後動自在に
支持するとともに前記複数の支持アームのうちの被加工
部材の径に対応する支持アームを選択する支持アーム選
択手段を設け、さらに前記支持アーム選択手段にて選択
した支持アームをレーザー加工位置、被加工部材の支持
位置および排除部材の排除位置にそれぞれ制御する位置
制御手段を設けるとともに、前記支持アームのドロス吸
引孔に連結した吸引手段を設けることにより構成したも
のである。
【0014】従って、上記複数の支持7−ムを選択手段
を介して選択しつつ被加工部材の経に対応した支持アー
ムを使用してレーザー加工を施すことにより、ドロス吸
引作用を適確に発揮せしめることができるとともに、被
加工部材の径に対応して選択した支持アームを、位置制
御手段を介してレーザー加工位置および被加工部材の支
持位置あるいは排除部材の排除位置に支持し、かつ移動
手段を介して前後方向に移動することにより、被加工部
材のレーザー加工の連続的な加工作用を得られるもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の内視鏡の湾曲管を構
成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるア
ンローディング装置の実施の形態を図面とともに説明す
る。
【0016】図1乃至図5は、本実施の形態のアンロー
ディング装置を示すもので、図1は一部省略および一部
を破断した斜視図、図2は支持アームの斜視図、図3は
各支持アームの識別板の斜視図、図4および図5はアン
ローディング装置の縦断正面図および縦断側面図であ
る。
【0017】尚、以下には上記した各図に示される本ロ
ーディング装置の実施の形態を説明するに先き立ち、本
ローディング装置を内視鏡の湾曲管を構成する節輪の製
作に適用する場合のレーザー加工方法の概略を図6乃至
図10の各図とともに説明する。
【0018】まず、図7に於いて内視鏡の湾曲管を溝成
する節輪のレーザ一加工方法の実施に当って使用する各
加工およぴ処理手段並びに移送手段の概略的な配置状態
を説明すると、20はレーザー加工部で、このレーザー
加工部20には被加工物をチャックして回転可能な第1
チャッ機21および第2チャック機22がXYテーブル
23上側に配設されるとともに、第1チャック機21に
は長尺パイプ24が供給手段(不図示)より供給される
べく構成されている。
【0019】そして、長尺パイプ24がレーザー加工さ
れる部位にはレーザー加工機19が配設されている。
【0020】また、レーザー加工部20の隔壁25に
は、第1チャック機21の長尺パイプ24あるいは第2
チャック機22の短尺パイプをレーザー加工機19で加
工する際に使用されるアンローディング機31の進入用
開口部26を、アンローディング機31に対向せしめて
開口するとともに、第2チャック機22に被加工物をロ
ーディングするローディング機81の進入用開口部27
がローディング機81に対向せしめて設けられ、開口部
27にはローディング機81の進入および退出に関連し
て開閉する開閉シャッター(不図示)が装備されてい
る。
【0021】さらに、上記レーザー加工部20の第1チ
ャック機21および第2チャック機22の前方部には、
レーザー加工時に被加工部材の内側に付着するドロスに
対するドロス付着防止材を被加工部材の内側に塗布する
ための塗布装置28および29が配設されている。
【0022】30はアンローディング部で、このアンロ
ーデイング部30は、上記レーザー加工部20における
レーザー加工機19に対応して位置する第1チャック機
21あるいは第2チャック機22にアンローディング機
31を対向せしめて配設することにより構成されてい
る。
【0023】そして、上記アンローディング機31は、
ガイドレール32上を前後方向に移動する移動台34に
設けられた回転駆動部35の駆動軸36に、取り付け部
材33を介して各種の被加工部材を支持する4本の支持
アーム37を互いに直交方向に突設した状態下に取り付
けることにより構成されている。尚、38は移動台34
の駆動部である。
【0024】40は移送手段としてのロボットハンド
で、このロボットハンド40は図8に示す如く被加工部
材の径の種類に対応し得るチャック部41,42および
43を備える平行チャック44(両平行チャック片44
a,44bを互いの対向方向に開閉する操作片44c,
44dに取付けることにより構成されている)を関節部
45を介して昇降および回転自在な支柱46に支持する
ことにより構成されている。
【0025】50はバリ取り部で、このバリ取り部50
はバリ取り用回転ブラシ51およびこの回転プうシ51
の駆動部52を設けるとともに、研削液の噴出ノズル5
3を備える研削液の供給部54を設け、さらにバリ取り
槽55を設けるとことにより構成されている。
【0026】60は上記バリ取り部50に併設した洗浄
部で、この洗浄部60は洗浄槽61に2つの開閉板62
および63を開閉自在に設けるとともに、この開閉板6
2および63に被加工部材の支持ピンとして多数の柔軟
な線状毛を先端より根本部に至る程太径に植毛したブラ
シ部68を備える支持部材69(図9参照)を取付け、
かつこの開閉板62および63の開閉用の操作腕64お
よび65を設けるとともにこの操作腕64およぴ65を
揺動させる駆動部66および67を設けることにより構
成されている。
【0027】70はバルジ加工部で、このバルジ加工部
70は、上金型71を装備するプレス支持台72を設け
るとともに、台盤73の上側に設けたガイドレール74
上を前後方向に、台盤73の下側に取り付けた駆動用ロ
ッドレスシリンダー79によって移動する移動台75を
設け、この移動台75の上側には被加工部材の下金型を
内蔵する金型台76を設け、さらに上記台盤73と上記
洗浄部60間には被加工部材の反転用支持部材77(上
記洗浄部60の支持部材69のブラシ部68と同様のブ
ラシ部78を備える。図10参照)を立設することによ
り構成されている。
【0028】80はローディング部で、このローディン
グ部80はローディング機81を、上記レーザー加工部
20の第2チャック機22が到達する位置に対向せしめ
て配設することにより構成されている。
【0029】また、ローディング機81は、ガイドレー
ル82上を前後方向に移動する移動台88に設けられた
回転駆動部83の駆動紬84に、取り付け部材84aを
介して被加工部材を挟持する平行チャック85を備える
2本のローディングアーム86を突設することにより構
成されている。尚、87は移動台88の駆動部(ロッド
レスシリンダー)を示すものである。
【0030】90は回収部で、この回収部90は製造部
品あるいは被加工部材の搬送用シュート91および搬送
用コンベアー92より構成されている。
【0031】次に、レーザー加工方法を図6のフローチ
ャートに沿って図7とともに詳細に説明する。
【0032】まず、被加工部材としての長尺パイプ24
をその供給部よりレーザー加工部20の第1チャック機
21に供給する。
【0033】この長尺パイプ24のレーザー加工部20
に対する長尺パイプ供給工程は長尺パイプ供給部を介し
てレーザー加工部20の第1チャック機21に対して直
接供給されるが、レーザー加工時にパイプ内面にドロス
付着するのを防止するため、予め長尺パイプ24の内面
にはドロス付着防止剤が塗布されている。尚この点につ
いては、レーザー加工機19のレーザー加工に先き立っ
て、塗布装置28を介して長尺パイプ24の被加工部位
の内面にその都度ドロス付着防止剤を塗布しつつ実施す
ることも可能である。
【0034】しかして、上記長尺パイプ24の第1チャ
ック機21に対する供給工程に関連してアンローディン
グ部30が作動し、第1チャック機21に所要の支持ア
ーム37がセットされる。
【0035】このアンローディング部30のセット工程
については、上記長尺パイプ供給工程に関連して、供給
される長尺パイプ径に対応し得る径の支持アーム37
が、アンローディング部30によって選択される。すな
わち、回転駆動部35の駆動軸36が、アンローディン
グ部30による選択指示に従って回転し、それぞれ径の
異なる支持アーム37のうちの上記長尺パイプ24の径
に対応する径の支持アーム37を選択し、その支持アー
ム37を移動台34の前進動によりレーザー加工部20
の開口部26を介してレーザー加工部20内に進入し、
第1チャック機21に保持された長尺パイプ24内に挿
入されて所定位置にセットされる。
【0036】尚、上記長尺パイプ24の供給上の軸心線
とアンローディング部30の支持アーム37のセット上
の軸心線とは予め一致するように、第1チャック機21
はXYテーブル23の作動により、両者の軸心線上に上
記長尺パイプ24の供給工程に先き立ってセットされる
ものである。
【0037】上記長尺パイプ24の供給工程後、第1チ
ャック機21により、長尺パイプ24が回転せられて、
当該長尺パイプ24の整端加工がレーザー加工部20の
レーザー加工機19により加工される。
【0038】このレーザー加工工程における長尺パイプ
24の整端加工は、第1チャック機21に供給された長
尺パイプ24の端部を整形するために実施されるもの
で、次段の所要寸法(例えば30m)の被加工部材とし
ての短パイプ11をレーザー加工するために、通常長尺
パイプ24の先端部を1〜4mm位置について切断すべ
くレーザー加工が施される。
【0039】長尺パイプ24の先端部のうちの1〜4m
mの部分がレーザー加工にて切断されると、その切断材
は支持アーム37に支持されるが、一旦支持アーム37
が移動台34の後退動により第1チャック機21のセッ
ト位置より後退後、支持アーム37が回転駆動部35に
て回動されて下側に垂直状態にされることにより、前記
切断部分は支持アーム37より落下して排除される。
【0040】しかるに、再度支持アーム3了が復勤し
て、第1チャック機21にセットされるのに関連して整
端後の長尺パイプ24の先端部が製作せんとする節輪2
の加工に必要な長さ寸法(例えばロボットハンドの把持
しろを含む長さ寸法30mm)の短パイプ(被加工部
材)11となるように第1チャック機21を移動した
後、レーザー加工機19にてレーザー加工を遂行する。
【0041】しかして、上記レーザー加工にて切断され
た短パイプ11は、支持アーム37に支持される。
【0042】すなわち、支持アーム37はレーザー加工
に先き立って長尺パイプ24の先端部に挿入されてセッ
トされるとともに、レーザー加工機19のレーザー加工
時のドロス吸引並びにこれの排出に加えて、レーザー光
を遮断あるいは吸収する手投を備え、かつ切断後の短パ
イプ11は支持アーム37の挿入端にそのまゝ引掛り、
移動台34の後退動によりレーザー加工部20内より外
部に搬出されるとともに、回転駆動部35の駆動により
駆動軸36が回転されて支持アーム37が上側に垂直に
立設されることにより、移動台34の移動動作中にも支
持アーム37より落下してしまうようなことのない状態
に支持される。
【0043】かゝる状態下に移動台34が、ロボットハ
ンド40との受け渡し位置まで移動して停止される。
【0044】上記移動台34の受け渡し位置への停止に
関連してロボットハンド40が作動し、平行チャック部
41,42および43のうちの被加工部材11の経に対
応する平行チャック部41,42あるいは43を介し
て、上側に垂直に立設する支持アーム37より被加工部
材11を扶持しつつ引き抜き、バリ取り部50に搬送す
る。
【0045】かゝるバリ取り部50に於けるバリ取り加
工工程では、上記ロボットハンド40のチャック44に
て挟持された被加工部材11は、バリ取り部50のバリ
取り槽55内に搬入されるとともに、駆動部52の駆動
により前進動した回転ブラシ51に挿入されつつ保持さ
れる。
【0046】しかる後、駆動部52を介して回転する回
転ブラシ51に対して、被加工部材11の内周面を常時
圧接しつつ被加工部材11自体をロボットハンド40の
チャック44の回転に伴って回転し、かつ上記回転する
回転ブラシ51を被加工部材11の長さ方向間に於いて
前後動するとともに、供給部54より噴出ノズル53を
介して研削液を被加工部材11に噴射しつつ、被加工部
材11の両端面および内側面のバリ取りを行うことによ
り遂行される。
【0047】このバリ取り部50に於けるバリ取り加工
工程後、すなわち、駆動部52の駆動により回転ブラシ
51が作動位置より後退して、ロボットハンド40のチ
ャック44に挟持される被加工部材11内より引き抜か
れた後、ロボットハンド40が作動して被加工部材11
をバリ取り槽55内より搬出し、洗浄部60に搬送す
る。
【0048】そして、ロボットハンド40の洗浄部60
への搬送動作に関連して、洗浄部60の駆動部66が作
動して開閉腕64を介して開閉板62を開き、これに取
付けられる支持部材69のブラシ部68に、ロボットハ
ンド40のチャック44に挟持される被加工部材11を
挿入して受け渡す。
【0049】しかる後、ロボットハンド40のチャック
44が後退するのに関連して、開閉腕64が駆動部66
により作動して開閉板62を閉じ、同時に開閉板62の
支持部材に保持される被加工部材11は洗浄槽61の洗
浄液に浸漬され、レーザー加工工程中に内側面に付着さ
れたドロスを、予め内側面に塗布されたドロス付着防止
剤とともに洗浄除去することにより洗浄工程が遂行され
る。
【0050】この洗浄槽61の洗浄処理は、トリクレン
等の溶剤を使用した超音汲洗浄を適用しつつ遂行され
る。
【0051】洗浄槽61内に於ける洗浄処理が完了した
時点で、再び駆動部66の駆動により開閉腕64を介し
て開閉板62が開かれるとともに、支持部材69のブラ
シ部68に保持される被加工部材11が洗浄槽61外側
に搬出されるので、これをロボットハンド40の作動に
より再度チャック44にて挟持しつつ支持部材69のブ
ラシ部68より引き抜き、バルジ加工部70に搬送す
る。
【0052】かゝるバルジ加工部70に於けるバルジ加
工工程について説明すると、まず、ロボットハンド40
にて洗浄後の被加工部材11はバルジ加工部70の移動
台75上側の金型台76に搬入セットされる。しかる
後、移動台75の移動により金型台76が押圧部材(不
図示)による押圧位置に至り、押圧部材によって被加工
部材11を上側より押圧して、金型台76内の下金型の
入子に被加工部材11の下端を装入セットするととも
に、移動台75の移動によって上金型71とのプレス位
置に搬送されるのに関連して上金型71によるプレス成
形が施されて被加工部材11にバルジ加工が施される。
【0053】又、上記プレス成形の完了とともに上下金
型71が復帰するのに関連して移動台75が被加工部材
11の搬入位置に復帰し、同位置にて不図示の突き出し
棒により金型台76より被加工部材11が離型され、か
つこの離型動作に関連して再びロボットハンド40が作
動し、離型後の被加工部材11をチャック44にて挟持
してバルジ加工部70より搬出する。
【0054】上記工程に於て被加工部材11に対する一
次レーザー加工工程が完了するのであるが、次に2次レ
ーザー加工工程について説明すると、まず、上記バルジ
加工後の被加工部材11はロボットハンド40のチャッ
ク44に挟持されるが、その加工部側を反転させるため
に反転用支持部材77のブラシ部78に被加工部材11
を装入保持させた後、再度チャック44を反転させてか
ら、チャック44にて挟持することにより被加工部材1
1の小径部側を上側にして保持することができる。
【0055】かかるは状態下にロボットハンド40によ
り被加工部材11をローディング部80に搬送した後、
チャック44に挟持する被加工部材11をローディング
機81のローディングアーム86の平行チャック85に
受け渡しするとともに、回転駆動部83にてローディン
グアーム86を回動して被加工部材11を水平保持し、
さらに駆動部8了の駆動により移動台88を移動しつつ
ローディングアーム86を前進し、この前進動に関連し
て開かれる開口部27を介してレーザー加工部20内に
被加工部材11を搬入するとともに、ローディングアー
ム86に保持する被加工部材11の小径部側を第2チャ
ック機22の保持部(不図示)に保持せしめつつ受け渡
しを完了する。
【0056】上記ローディング部80によるローディン
グ工程後、ローディング機81が移動台88の後退動に
よりレーザー加工部20内より退出し、これに関連して
開口部27が閉鎖され、かつこれに関連して第2チャッ
ク機22はXYテーブル23の移動によりレーザー加工
位置に移動セットされる。
【0057】そして、この第2チャック機22のセット
に関連して、アンローディング部30が作動し、支持ア
ーム37が第2チャック機22の保持部に保持される被
加工部材11内に装入セットされるとともに、第2チャ
ック機22にて被加工部材11が回転せられて、レーザ
ー加工機19による2次レーザー加工が施される。
【0058】この2次レーザー加工の具体的な工程の一
例を挙げると、まず、被加工部材11のバルジ加工部で
ある大径部側の整端が上記パイプ24の整端加工と同様
の方法にて遂行された後、この大径部側に節輪2として
の構成上要求される連結部のレーザー加工およびその他
のスリット、U字溝等のレーザー加工が施される。
【0059】そして、上記大径部側のレーザー加工後、
小径部側に対する連結部等の必要なレーザー加工を施し
た後、第2チャック機22の保持部にて保持する部分よ
り、レーザー加工部分をレーザー光にて切断することに
より、2次レーザー加工後の製品を支持アーム37に支
持することができる。
【0060】しかる後、移動台34を後退動しつつ支持
アーム37に保持する2次レーザー加工後の製品をレー
ザー加工部20より搬出し、支持アーム37を上側に垂
直状態に立設して2次レーザー加工後の製品を保持せし
めた後、再度、ロボットハンド40との受け渡しを行う
とともにロボットハンド40を介して2次レーザー加工
後の製品をバリ取りおよび洗浄処理を施し、その後、回
収部90に搬送するとともに搬送用シュート91および
コンベアー92を介して製品を回収するものである。
【0061】以上の説明により、図6の各加工および処
理工程が遂行されるのであるが、必ずしも図6の各加工
および処理工程が全て行なわれるものではなく必要に応
じて選択された工程に従って遂行され、また作業能率上
からの選択等により遂行される。
【0062】例えば1次レーザー加工の施された被加工
部材11を、バリ取りおよび洗浄処理並びにバルジ加工
を経ずにアンローディング後、回収パレットに直接回収
することにより、1次レーザー加工後の多数の被加工部
材11を他のバリ取りおよび洗浄処理手段を介して同加
工および処理を同時に加工処理する場合、あるいはバリ
取りおよび洗浄処理後の被加工部材11をバルジ加工お
よび2次レーザー加工を施さずに一旦回収パレットに回
収する場合、さらにはバリ取り加工、洗浄処理およびバ
ルジ加工後、ローディング部80を介して2次レーザー
加工を施し、そのまゝ、その後のバリ取りおよび洗浄処
理工程を経ずにアンローディング後、回収パレットに直
接回収する場合等を具体的に挙げ得る。
【0063】さらに、上記した各工程の作業上、作業能
率を向上する目的から、被加工部材11のバリ取りおよ
び洗浄加工およぴ処理中にも、残りの長尺パイプ24に
対して1次レーザー加工を連続的に遂行し、これを回収
したり、洗浄処理に当っては、上記において開閉板62
を使用した処理についてのみ説明したが、他の開閉板6
3側を同時に梗用した実施も可能である等図6に示す各
工程順位に従うことのない実施による場合も勿論可能で
ある。
【0064】さて、以上に於ては、レーザー加工方法を
図6図乃至図8により説明してきたのであるが、以下に
は特に上記1次あるいは2次レーザー加工後の被加工部
材あるいは製品のアンローディング工程に使用するアン
ローディング装置として本発明装置を適用した場合の異
体的な実施の形態について上記した図1乃至図3ととも
に詳述する。
【0065】図1乃至図3において、架台100の上側
板101にガイドレール32を敷設するとともに、上側
板101の下側には前後両側板102,103間にロッ
ドレスシリンダー38とこれに平行なガイドレール10
4を渡架し、かつ移動台34をガイド部材105を介し
てガイドレール32に前後動自在に装着するとともに、
上記ガイド部材105をロッドレスシリンダー38の駆
動用移動部材106に連結部材107を介して連続せし
てい。また上記連結部材107は上記ガイドレール10
4にスライド自在に装着したスライド部材108に連結
板109を介して連結している。
【0066】上記移動台34には支持部材110を介し
てインデックステーブル111を搭載するとともに、こ
のインデックステーブル111の入力軸112は移動台
34に取付けたモーター35の駆動軸114に取付けた
騒動プーリー115に、ベルト116および入力軸11
2に取付けた従動プーリー117を介して連結され、か
つ上記インデックステーブル111の出力軸36には取
り付け部材33が固着されている。
【0067】この取り付け部材33は中空で、かつ略正
方形の六面体から成り、前側面を上記出力軸36に固着
するとともに、後側面には連結管118を固着し、この
連結管118を吸引水−ス119の連結部120に対し
てオイルシール部121を介して回動自在に連結しつ
つ、取り付け部材33の中空部を吸引ホース119に連
結しいる。
【0068】又、取り付け部材33の外周面の4面に
は、上記中空部に連通する支持アーム37の取付部12
2を設けるとともに、この各4面の取付部122には4
本の支持アーム37が互いに直交する方向に突設されて
十字状に取付けられている。
【0069】そして、図2に示すように、各支持アーム
37は上記取付部122に対しての取付金具123およ
びこの取付金具123にアーム本体124を連結すると
ともに、このアーム本体124にアーム125a乃至ア
ーム125dを連結することにより構成され、かつ各ア
ーム125a乃至アーム125dには先端部にドロス吸
引孔126を開孔し、取付金具123およびアーム本体
124の中空部と上記取り付け部33の連結管118を
介して上記吸引水−ス119に連通せしめることにより
構成されている。
【0070】さらに、各支持アーム37のアーム125
a、125b、125cおよび125dの径は被加工部
材の径の種類に対応すべく漸次太径に形成されている。
【0071】尚、各アーム125a乃至アーム125d
は熱伝導率の高いアルミニウム、銅等の材料により形成
されている。
【0072】そして、各支持アーム37のアーム125
a、125b、125cおよび125dを識別するため
に、各支持アーム37の取付金具123には、図3に示
す識別板127a、127b,127cおよび127d
がそれぞれ取付けられている。又、上記インデックステ
ーブル111の側面には、上記識別板127を識別する
ための2対の光電センサー128が取付けてある。
【0073】すなわち、取り付け部材33の4面のうち
の、水平状態に支持される各支持アーム37のうちの一
方の支持アーム37の識別板127が2対の光電センサ
ー128間に介在するようにセットされ、2対の光電セ
ンサー128が介在される識別板127の識別片129
を検出することにより、その検出信号によって各支持ア
ーム37のうちのいずれかの径(種類)の支持アーム3
7が作用位置にセットされているかを確認し得るように
構成されている。
【0074】他方、上記モーター35の駆動プーリー1
15には回転板130を取付けるとともに、この回転板
130の検出用光電センサー131が移動台34の取付
板に取付けられている。
【0075】すなわち、上記各支持アーム37の識別板
127の検出信号により、モーター35の回転を回転板
130の光電センサー131にて検出しつつ制御するこ
とによって、4本の支持ア−ム37のうちの所望の支持
アーム37を選択しつつ作用位置に保持し得るように構
成したものである。
【0076】尚、図中、132は上記吸引ホース119
との連結部120に設けた吸引ホース119の連結管、
133は上記ロッドレスシリンダー38の移動部材10
6に対向せしめて設けたショックアブソーバーである。
【0077】以上の構成からなる本実施の形態のアンロ
ーディング装置30に於いて、上記レーザー加工方法の
実施に当つては、レーザー加工する被加工部材の径に対
応する支持アーム37を、上記取付け部材33に取り付
けられる4本の支持アーム37のうちより選択しつつ使
用するとともに、レーザー加工工程に対応せしめてロッ
レスシリンダー38を駆動しつつ移動台3dを架台10
0上に於いて前後動せしめ、かつインデックステーブル
111の制御を介して支持アーム37を作動せしめるこ
とにより、レーザー加工に於ける被加工部材および切断
材の搬出および排除作業を遂行するものである。
【0078】すなわち、予めレーザー加工部20め第1
チャック機21に供給される長尺パイプ24の径に対応
する支持アーム37を、取り付け部材33の水平状態
で、かつ作用位覆に位置せしめてセットする。
【0079】かゝる操作は上記した如く、光電センサー
128によって、この間に介在される識別板127の識
別片129を検出することにより、現在取り付け部材3
3の作用位置に選択される支持アーム37を確認した
後、4本の支持アーム37のうちの上記長尺パイプ24
の経に対応する支持アーム37が取り付け部材33のど
の位置に保持されているかを知ることができ、従って、
その位置より作用位置に保持するための制御をインデッ
クステーブル111を介して遂行するが、モーター35
の駆動プーリー115に取り付けた回転板130の1回
転をインデックステーブル111の出力軸36が90度
回転する等の設計により、モーター35の駆動軸114
の回転による回転板130の回転を光電センサー131
にて検出しつつ制御することにより、上記各支持アーム
37の取り付け部材33を90度づつ回転せしめること
ができ、上記長尺パイプ24の径に対応する支持アーム
37を作用位置にセット保持することができる。
【0080】しかる後、上記レーザー加工部20の第1
チャック機21に対する長尺パイプ24の供給動作に関
連して、ロッドレスシリンダー38を作動して移動台3
4をガイドレール32上で前進動せしめ、上記作用位置
に保持される支持アーム37をレーザー加工部20の開
口部26よりレーザー加工部20内に進入せしめるとと
もに、第1チャック機21に供給された長尺パイプ24
の先端内部に支持アーム37のアーム125の先端を挿
入し、かつア−ム125のドロス吸引孔126をレーザ
ー光に対応し得る位置にセットする。
【0081】しかる後、レーザー加工機19によるレー
ザー加工に関連して吸引ホース119に連結した吸引源
(不図示)を作動せしめ、レーザー加工によって生ずる
ドロスをドロス吸引孔126を介して吸引しつつ上記長
尺パイプ24の端部を整端するためのレーザー切断加工
を遂行する。
【0082】上記長尺パイプ24の切断された端部は、
支持アーム37のアーム125に保持されているので、
一旦レーザ加工機19によるレーザー加工を停止した
後、ロッドレスシリンダー38を作動して移動台34を
後退動せしめ、支持アーム37のアーム125をレーザ
ー加工部20の開口部26外に移動せしめるとともに、
インデックステーブル111の制御を介して支持アーム
37を90度回転してアーム125を下側に向けること
により、アーム125に保持される上記切断端部をアー
ム125より落下排除することができる。
【0083】再度インデックステーブル111の制御を
介して支持アーム37を90度回転して作用位置に復帰
せしめた後、再度ロッドレスシリンダー38を作動せし
め、移動台34を前進することにより支持アーム37を
レーザー加工部20内に至らしめるとともに、ア−ム1
25を第1チャック機21の長尺パイプ24中に挿入
し、かつそのドロス吸引孔126をレーザー加工位置に
対応せしめつつセットする。
【0084】しかる後、上記長尺パイプ24に対する所
要長の短パイプ(被加工部材)11のレーザー切断加工
が完了すると、長尺パイプ24より切断後の被加工部材
11は支持ア−ム37のアーム125に保持されている
ので、再度、レーザー加工の停止後、ロッドレスシリン
ダー38を作動して移動台34を後退動せしめて、支持
アーム37をレーザー加工部20の外側に至らしめつつ
被加工部材11をレーザー加工部20外に搬出せしめ、
かつ支持アーム37がレーザー加工部20の外側に至る
のを待って、再度インデックステーブル111の制御に
より、上記支持アーム37を今度は90度上側に回転し
て垂直状態に直立せしめることにより、上記アーム12
5に保持されていた被加工部材11を支持アーム37よ
り落下するのを防止し得る完全な保持状態下に保持する
ことができる。
【0085】この状態下に移動台34は後退動を続け、
やがてその後退基端への移動により停止するとき、垂直
状態に直立する支持アーム37に保持される被加工部材
11をロボットハンド40との受け夜し位置に搬送する
ことができるものである。
【0086】しかして、支持アーム37よりロボットハ
ンド40に受け渡された被加工部材11は、ロボットハ
ンド40を介して次順のバリ取り工程へと搬送される
か、あるいは一旦回収されるべく搬送される。
【0087】尚、支持アーム37に保持される被加工部
材11のロボットハンド40への受け渡し動作は、ロボ
ットハンド40のチャック44にて支持アーム37に保
持される被加工部材11をチャックした後、直立状態の
支持アーム37に沿って上側に引き抜くことにより行な
われる。
【0088】また、上記1次レーザー加工後の被加工部
材11のアンローディングと同様の方法により、チャッ
ク機22に保持された被加工部材11に対する2次レー
ザー加工後の加工製品のアンローディングを遂行し得る
ものである。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明の
アンローディング装置によれば、被加工部材の径に対応
した支持アームにより、パイプ状部材をレーザ−加工に
より切断する際に生ずるドロス等の吸引を適確に遂行し
得るとともに、支持アームをレーザ−加工位置より被加
工部材の支持位置および排除部材の排除位置に支持する
ことができ、かつ移動可能であるからパイプ状部材のレ
ーザ−加工を連続的に遂行し得る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のアンローディング装置の
一部を切欠して示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態のアンローディング装置の
支持アームの斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態のアンローディング装置の
支持アームの識別板の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態のアンローディング装置の
縦断正面図である。
【図5】本発明の実施の形態のアンローディング装置の
縦断側面図である。
【図6】本発明の実施の形態のレーザー加工方法の加工
工程を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態の各加工工程に使用される
装置の概略的な配置図である。
【図8】本発明の実施の形態のロボットハンドのチャッ
クを示す平面図である。
【図9】本発明の実施の形態の洗浄部の開閉板の斜視図
である。
【図10】本発明の実施の形態の反転用支持部材の側面
図である。
【図11】内視鏡の湾曲部を構成する湾曲管の従来例を
示す側面図である。
【図12】湾曲管の節輪の製造工程を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 湾曲管 2 節輪 3 連結部 4 鋲 5 連結用節輪 6 連結用節輪 7 輪体 8 ワイヤ挿通部 9 湾曲操作ワイヤー 11 短パイプ(被加工部材) 19 レーザー加工機 20 レーザー加工部 21 第1チャック機 22 第1チャック機 23 XYテーブル 24 長尺パイプ 28 塗布装置 30 アンローディング部 31 アンローディング機 32 ガイドレール 33 取り付け部材 34 移動台 35 回転駆動部 36 駆動軸 37 支持アーム 38 駆動部(ロッドレスシリンダー) 40 ロボットハンド 41 チャック部 44 チャック 54 供給部 60 洗浄部 70 バルジ加工部 89 ガイド部 90 回収部 100 架台 126 ドロス状吸引孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドロス吸引孔を備え、互いに径の異なる
    複数の支持7一ムを回転かつ前後動自在に支持するとと
    もに前記複数の支持アームのうちの被加工部材の径に対
    応する支持アームを選択する支持アーム選択手段を設
    け、さらに前記支持アーム選択手投にて選択した支持ア
    ームをレーザー加工位置、被加工部材の支持位置および
    排除部材の排除位置にそれぞれ制御する位置制御手段を
    設けるともに前記支持アームのドロス吸引孔に連結した
    吸引手段を設けることにより構成したことを特徴とする
    内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材のレー
    ザー加工に於けるアンローディング装置。
  2. 【請求項2】 前記支持アームは銅、銅合金およびその
    他の熱伝導率の高い材料にて形成したことを特徴とする
    請求項1記載の内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイ
    プ状部材のレーザー加工に於けるアンローディング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各支持アームは回転自在な取り付け
    部材の外周方向に90度間隔置きに突設することにより
    構成したことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の湾曲
    管を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於
    けるアンローディング装置。
  4. 【請求項4】 前記支持アームの選択手段は各支持アー
    ムに識別板を取り付けるとともに各支持アームの識別板
    を識別する識別手段を設けることにより構成したことを
    特徴とする請求項1記載の内視鏡の湾曲管を構成する節
    輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於けるアンローデ
    ィング装置。
  5. 【請求項5】 前記支持アームの位置制御手段は、前記
    支持アームを取り付けた取り付け部材を回転しつつ前記
    支持アームをレーザー加工位置である水平位置および被
    加工部材の支持位置である上側垂直位置あるいは排除部
    材の排除位置である下側垂直位置にそれそれ支持するよ
    うに、前記取り付け部材の回転駆動手段とこの回転駆動
    手段の制御手投とにより構成したことを特徴とする請求
    項1記載の内視鏡の湾曲管を横成する節輪等のパイプ状
    部材のレーザー加工に於けるアンロ−ディング装置。
  6. 【請求項6】 前記支持アームの前後方向への移動手段
    は、前記各アームを取り付けた取り付け部材を回転自在
    に支持する回転駆動部とこの回転駆動部を前後方向に移
    動する移動台とこの移動台を駆動する駆動手投とから構
    成したことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の湾曲管
    を構成する節輪等のパイプ状部材のレーザー加工に於け
    るアンローディング装置。
  7. 【請求項7】 前記各支持アームのドロス吸引孔に連結
    した吸引手段は、前記各支持アームを取り付けた取り付
    け部材の中空部に各支持アームのドロス吸引孔を連通す
    るとともに、前記取り付け部材の中空部を、吸引源に連
    結することにより構成したことを特徴とする請求項1記
    載の内視鏡の湾曲管を構成する節輪等のパイプ状部材の
    レーザー加工に於けるアンローディング装置。
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