JP2001062789A - 紙打抜機カス取り用型 - Google Patents

紙打抜機カス取り用型

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JP2001062789A
JP2001062789A JP27492599A JP27492599A JP2001062789A JP 2001062789 A JP2001062789 A JP 2001062789A JP 27492599 A JP27492599 A JP 27492599A JP 27492599 A JP27492599 A JP 27492599A JP 2001062789 A JP2001062789 A JP 2001062789A
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Japan
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mold
female mold
plate surface
elastic
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JP27492599A
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Kenji Sakai
健司 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で取り扱い易く、しかも、安価に提供し
得る紙打抜機カス取り用型を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 製品形状より若干小さい外形を有し、且
つ、板面に製品に形成する矩形口2、円形孔3、楕円孔
4、スリット5等を所定のパターンで穿設した雌型1
と、該雌型1の外側縁と内側縁とが合致する位置及び雌
型1の板面に穿設した矩形口2、縁形孔3、楕円孔4、
スリット5等と合致する位置に、柔軟なウレタンからな
る弾性突出体11、12、13、14、15を配置固定
した雄型10とで紙打抜機カス取り用型を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙打抜機カス取り用
型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、予め極細繋ぎ部を残して製品形状
に型抜きし、雄型と雌型により前記極細繋ぎ部を切断し
て製品と抜きカスとを分離する紙打抜機カス取り用型と
して、図6に示すように、製品外形より若干小さい外形
を有する型板21を設けた雄型20と、基板31に弾性
体32を介して上下動する移動用型板33と、その外側
部に移動用型板33の上下動を円滑にするためのガイド
板34を設けると共に、該ガイド板34の外側部に前記
移動用型板33より若干上方に位置する突出部材35を
設けた雌型30とで構成され、紙材を雄型20に設けた
型板21と、雌型30に設けた基板31に弾性体32を
介して上下動自在に設けた移動用型板33との間で挟着
し、基板31に固着した突出部材35により予め型抜き
した紙材の打ち抜きラインを切断し、製品と打ち抜きカ
スとを分離する紙打抜機カス取り用型が知られている
(特開平4−217497号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された従来の紙打抜機カス取り用型において
は、雌型30に設けた基板31に弾性体32を介して上
下動する移動用型板33と、その外側部に移動用型板3
3の上下動を円滑にするためのガイド板34を設けると
共に、該ガイド板34の外側部に前記移動用型板33よ
り若干上方に位置する突出部材35を設けているため、
雌型30を構成する部材が多く、その組立てが面倒で長
時間を要するばかりでなく、重量が嵩むことからその取
り扱いが面倒で、さらに、部品点数が多く高価なものと
なる等の問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
で、軽量で、しかも、安価に提供し得る紙打抜機カス取
り用型を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、製品形状より
若干小さい外形を有し、且つ、板面に製品に形成する矩
形口2、円形孔3、楕円孔4、スリット5等を所定のパ
ターンで穿設した雌型1と、該雌型1の外側縁と内側縁
が合致する位置及び雌型1の板面に穿設した矩形口2、
円形孔3、楕円孔4、スリット5等と合致する位置に、
柔軟なウレタンからなる弾性突出体11、12、13、
14、15を配置固定した雄型10とで紙打抜機カス取
り用型を構成し、従来の問題点を解消したものである。
【0006】雌型1の形状は製品形状より若干小さく形
成され、その板面には製品に設ける矩形口2、円形孔
3、楕円孔4、スリット5等が所定のパターンで穿設さ
れている。雄型10には上記雌型1の外側縁と内側縁が
合致する位置及び雌型1の板面に所定のパターンで設け
た矩形口2、円形孔3、楕円孔4、スリット5等と合致
する位置に柔軟なウレタンからなる弾性突出体11、1
2、13、14、15が設けられている。このウレタン
からなる弾性突出体11、12、13、14、15によ
り予め極細繋ぎ部を残して所定の形状に打ち抜かれた紙
材の極細繋ぎ部を切断し、製品と抜きカスとを分離す
る。
【0007】而して、雄型10の板面に所定のパターン
で設ける弾性突出体11、12、13、14、15を柔
軟なウレタンで構成することにより、雌型1の板面に所
定のパターンで穿設した矩形口2、円形孔3、楕円孔
4、スリット5等と、雄型10の板面に紙材を所定の形
状に打ち抜くウレタンからなる弾性突出体11及び紙面
に矩形口2等を所定のパターンで打ち抜くウレタンから
なる弾性突出体12、13、14、15とが必ずしも合
致していない場合であっても、柔軟なウレタンからなる
弾性突出体11、12、13、14、15の突出先端面
が変形して紙材を所定の形状に打ち抜くので、何等支障
なく製品を成形し得る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明を構成する雌型を示す平
面図、図2は雄型を示す平面図、図3は柔軟なウレタン
からなる弾性突出体の一実施の形態を示す斜視図、図4
は使用状態を示す欠截側面図である。
【0009】図において1は合板等からなる雌型で、該
雌型1は製品形状より若干小さい形状を有し、その板面
1aには製品に設ける矩形口2、円形孔3、楕円孔4、
スリット5等が所定のパターンで穿設されている。
【0010】10は合板等からなる雄型、11は前記雌
型1の外側縁1bと内側縁11aが合致する位置に設け
られた柔軟なウレタンからなる外形打抜用の弾性突出体
で、該柔軟なウレタンからなる弾性突出体11は雄型1
0の板面に両面テープ、貼着等により取り付けられてい
る。12、12は雌型1の板面に設けられた矩形口2に
合致する位置に両面テープ、貼着等により取り付けられ
た柔軟なウレタンからなる矩形状の矩形口打抜用の弾性
突出体、13、13は雌型1の板面に設けられた円形孔
3に合致する位置に両面テープ、貼着等により取り付け
られた柔軟なウレタンからなる矩形状の円形打抜用の弾
性突出体、14、14は雌型1の板面に設けられた楕円
孔4に合致する位置に両面テープ、貼着等により取り付
けられた柔軟なウレタンからなる矩形状の楕円打抜用の
弾性突出体、15、15は雌型1の板面に穿設されたス
リット5に合致する位置に両面テープ、貼着等により取
り付けられたウレタンからなるスリットプラスチックか
らなるスリット打抜用の弾性突出体で、該柔軟なウレタ
ンからなる弾性突出体15はスリット幅が狭い場合に
は、図3に示すようにウレタン等を両側面に貼着する等
の方法により接着面積を大きく取ることで、雄型10の
板面に確実に取り付けし得る。
【0011】なお、雌型1及び雄型10の材質は合板に
限らずアルミ等の軽量金属を用いても良いものであり、
また、雄型10に設ける外形打抜用の柔軟なウレタンか
らなる弾性突出体11は、図2に示すように複数枚のウ
レタンを雌型1の外側縁1bと内側縁11aが合致する
位置に間欠的に配置して設けることに限らず、連続一体
に形成しても良いことは勿論である。
【0012】また、雌型1の板厚、雄型10の板厚及び
雄型10の板面に設ける柔軟なウレタンからなる弾性突
出体11、12、13、14、15の突出高さは特に限
定されるものではなく、平盤打抜機(図省略)の取り付
けスペース等により適宜変更し得るものである。
【0013】さらに、紙面に矩形口等を打ち抜き形成す
る柔軟なウレタンからなる弾性突出体12、13、1
4、15の形状は特に限定されるものではなく、紙面に
形成する矩形口等を確実に打ち抜き形成し得る形状であ
れば三角形状等その他の形状であっても何等差支えな
く、適宜の形状とし得るものである。
【0014】さらにまた、柔軟なウレタンから弾性突出
体11、12、13、14、15の材質は特に限定され
るものではなく、紙質等に応じてウレタンのみで構成す
る等適宜設計変更し得るものである。
【0015】上述のように構成した本発明の紙打抜機カ
ス取り用型により、前工程で極細繋ぎ部を残して型抜き
した紙材を製品と抜きカスとに分離するには、図4に示
すように、平盤打抜機(図省略)に本発明の雌型1と雄
型10をセットする。前工程で予め極細繋ぎ部を残して
型抜き形成された紙材Pは雌型1上に搬送され同時に雄
型10が下降する。雄型10が下降することにより、前
工程で予め極細繋ぎ部を残して型抜き形成された紙材P
の外形及びその紙面に所定のパターンで形成される矩形
口、円形孔、楕円孔、スリット等の極細繋ぎ部は柔軟な
ウレタンからなる弾性突出体11、12、13、14、
15により切断され、抜きカスは落下収集され、製品は
最終工程に搬送される。
【0016】而して、雌型1及び雄型10を平盤打抜機
(図省略)にセットする際、雌型1に所定のパターンで
穿設した矩形口2、円形孔3、楕円孔4、スリット5等
と、雄型10に設けた柔軟なウレタンからなる弾性突出
体12、13、14、15とが完全に合致していない場
合であっても、柔軟なウレタンからなる弾性突出体1
1、12、13、14、15の先端面は変形し、紙材P
は所定の形状に打ち抜かれると共に、落丁した時に紙の
バランスが良く、バラツキが無く、コンスタントに落丁
させることができるために、安心して迅速に作業するこ
とができる。その紙面には所定のパターンで矩形口等が
形成され、抜きガスは落下収容され、製品は最終工程に
搬送される。従って、雌型1と雄型10の位置合わせが
容易で、しかも、雌型1及び雄型10は軽量で取り扱い
が容易なことから作業性を著しく向上させ得る。
【0017】また、雌型1と雄型10との設置間隔に規
制のある平盤打抜機に使用する場合であっても、雌型1
又は雄型10の厚さを調整し、或いは、雄型10に設け
るウレタンからなる弾性突出体11、12、13、1
4、15の高さ寸法を調整するだけの極めて簡単な作業
で対応し得る。
【0018】図4は本発明の雄型の他の実施の形態を示
す平面図で、この実施の形態においては雄型10の板面
に空気口16、16を設けたものである。上述のように
雄型10の板面に空気口16、16を設けることによ
り、雄型10が上昇する際に製品が雄型10に吸着され
るのを有効に防止し得る。11a、11aは雄型1と雌
型10が上下動したとき雄型1と雌型10に介在した紙
が浮かないように嵌め込んだウレタンである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、軽量で取
り扱い易く、且つ、雌型1と雄型10の位置合わせが容
易なことから作業性を著しく向上させ得るばかりでな
く、製造が極めて容易で安価に提供し得る。また、雌型
1と雄型10との設置間隔に規制のある平盤打抜機に使
用する場合であっても、雄型10に設ける柔軟なウレタ
ンからなる弾性突出体11、12、13、14、15の
高さ寸法等を調整するだけで極めて簡単に対応し得る優
れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の雌型を示す平面図。
【図2】本発明の雄型を示す平面図。
【図3】本発明を構成する弾性突出体の一実施の形態を
示す斜視図。
【図4】本発明の使用状態を示す欠截側面図。
【図5】本発明の雄型の他の実施の形態を示す平面図。
【図6】従来の紙打抜機カス取り用型を示す側面図。
【符号の説明】
1 雌型 2 矩形口 3 円形孔 4 楕円孔 5 スリット 10 雄型 11 柔軟なウレタンからなる弾性突出体 12 柔軟なウレタンからなる弾性突出体 13 柔軟なウレタンからなる弾性突出体 14 柔軟なウレタンからなる弾性突出体 15 柔軟なプラスチックからなる弾性突出体 16 空気口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品形状より若干小さい外形を有し、且
    つ、板面に製品に形成する矩形口(2)、円形孔
    (3)、楕円孔(4)、スリット(5)等を所定のパタ
    ーンで穿設した雌型(1)と、該雌型(1)の外側縁と
    内側縁が合致する位置、および、雌型(1)の板面に穿
    設した矩形口(2)、円形孔(3)、楕円孔(4)、ス
    リット(5)等と合致する位置に、柔軟なウレタンから
    なる弾性突出体(11)、(12)、(13)、(1
    4)と、プラスチックからなる弾性突出体(15)を配
    置固定した雄型(10)とからなることを特徴とする紙
    打抜機カス取り用型。
  2. 【請求項2】 雌型1の外側縁と内側縁が合致する位置
    及び雌型(1)の板面に穿設した矩形口(2)、円形孔
    (3)、楕円孔(4)、スリット(5)等と合致する位
    置に柔軟なウレタンからなる弾性突出体(11a)を貼
    付けてなる請求項1記載の紙打抜機カス取り用型。
JP27492599A 1999-08-24 1999-08-24 紙打抜機カス取り用型 Pending JP2001062789A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103552119A (zh) * 2013-10-17 2014-02-05 山东泰宝防伪制品有限公司 一种圆孔模切清废版的制作方法
CN110815355A (zh) * 2019-10-16 2020-02-21 南宁君成包装有限公司 一种应用于模切机的自动清废结构

Cited By (3)

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