JP2001062517A - リブ付き板材の成形加工方法及び加工装置 - Google Patents
リブ付き板材の成形加工方法及び加工装置Info
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Abstract
るリブ付き板材の曲げ成形加工を行なうにあたり、加工
時の上、下ロールや押圧力の調整を不要として少ない加
工工数で以って、加工時に折れ等の加工欠陥や異常変形
による加工ムラの発生の無い高品質の成形品を得ること
ができる成形加工方法及び装置を提供する。 【解決手段】 所定幅で形成された平板部と、平板上に
格子状、縞状等の複数のリブが一定高さで以って形成さ
れたリブ形成部とが連設されてなるリブ付き板材を、上
ロールと対を成す2個の下ロールとの間で押圧して前記
リブ側が曲げ内周側になるように曲げ成形加工するリブ
付き板材の成形加工方法において、前記上ロールの少な
くとも2箇所を他の部位の小径部よりも直径の大きい大
径部に形成し、該大径部と前記下ロールとの間で前記板
材の平板部を挾圧するとともに、前記小径部とリブの頂
面との間に加工前において微小隙間を形成し、加工の途
中で該小径部とリブの頂面とが接触するようにして、曲
げ加工する。
Description
た平板部と、平板上に一定高さの複数リブが突設された
リブ形成部とが連設されてなるリブ付き板材を上ロール
と対をなす下ロールとの間に挾圧して曲げ成形加工を施
す、リブ付き板材の成形加工方法及び加工装置に関す
る。
や、圧力容器のケーシング等においては、平板の内面側
に格子状、縞状等の補強用のリブが突設されたリブ付き
板材をブレーキプレスにて順送り曲げ成形して所定の曲
率半径にする。そして、この板材ピースを溶接等によっ
て結合して、単一の筒体を製作している。
リブ付き板材の概略を示し、図4はその斜視図、図5は
図4のB−B線断面図であり、図4〜図5において、1
はリブ付き板材であり、周部にある平板部2及び該平板
部2の内部にリブ3aが格子状、縞状等の形状に突設さ
れたリブ形成部3よりなり、該リブ形成部3が曲げの内
側になるように所定の曲率半径R(図5参照)にて曲げ
成形して製作される。
形する概略を示し、図6はプレス成形する際の押し込み
位置、図7、図8はリブ位置及び平板部での成形状態を
示し、図9は図7の斜視図を示す。
き板材1を曲げ成形加工により製作する際には、ダイ4
0の上面に、リブ付き板材1を乗せて、さらに同時にパ
ンチ30で押し込み、わずかに曲げ成形する。続いて図
6に示すリブ付き板材を板材1をX方向に移動させて、
次の列のリブ交差部3Cをパンチ30で押し込む。これ
を最後の列まで繰り返す。この作業を5回程度繰り返し
所定の曲率Rになるまで行い、曲げ成形する。
すようにリブ位置を成形するのとは別のパンチ31とダ
イ41に取り替え、50mm程度のピッチでわずかずつ曲
げ成形して、所定の曲率Rになるまで成形する。
付き板材1は、端部から一定幅の周部分が平板部2、該
平板部2に囲まれた形でリブ形成部3が配された構造と
なっているため、平板部2が形成されている周部の剛性
が大きく剛構造で、リブ形成部3がある中央部の剛性が
周部よりもかなり小さい柔構造となる。
示すように、パンチ30で押し込み曲げるために、線当
たりで局部成形され押し込み量が大きすぎるとリブ3a
が倒れ変形し、リブ3c近傍に割れなどの不具合が発生
しやすい。
リブ付き板材1の曲げ成形加工時に、図6に示すよう
に、リブの中で剛性が高いリブ交差部3cをわずかずつ
成形するため、多大の工数を要し、加工工数が嵩む。
1及びダイ41に成形型を交換し、わずかずつ成形する
ため、更なる加工工数の増大となる。
周辺の平板部と中央のリブ形成部とによりなるリブ付き
板材の曲げ成形加工を行なうにあたり、加工時の上、下
ロールや押圧力の調整を不要として少ない加工工数で以
って、加工時に折れ等の加工欠陥や異常変形による加工
ムラの発生の無い高品質の成形品を得ることができる成
形加工方法及び装置を提供することを目的とする。
決するため、請求項1記載の発明として、所定幅で形成
された平板部と、平板上に格子状、縞状等の複数のリブ
が一定高さで以って形成されたリブ形成部とが連設され
てなるリブ付き板材を、上ロールと対を成す2個の下ロ
ールとの間で押圧して前記リブ側が曲げ内周側になるよ
うに曲げ成形加工するリブ付き板材の成形加工方法にお
いて、前記上ロールの少なくとも2箇所を他の部位の小
径部よりも直径の大きい大径部に形成し、該大径部と前
記下ロールとの間で前記板材の平板部を挾圧するととも
に、前記小径部の下側に前記リブを位置せしめて前記板
材を曲げ加工することにより、全面連続成形を行い、リ
ブの倒れ変形、割れを低減し、平板端部も同時にR成形
可能としたことを特徴とするリブ付き板材の成形加工方
法を提案する。
加えて、前記大径部の外径を、該大径部で前記平板部を
挾圧したとき、前記小径部とリブの頂面との間に加工前
においては微小隙間が形成され、加工の途中で該小径部
とリブの頂面とが接触するようにして曲げ加工する。
成形加工方法を成立させるには、請求項3記載のよう
に、前記大径部の直径を前記上ロールと下ロールとの中
心距離(ピッチ)よりも大きくして曲げ加工する。
加工対象であるリブ付き板材の構造に対応して大径部及
び小径部の形状や配置を決定するが、一般的には、前記
リブ付き板材は、図4に示すように、中央部にリブ形成
部3があり、該リブ形成部の周囲に平板部2を配した構
造であるので、前記上ローラは、その両端部に前記リブ
付き板材1の平板部2に当接可能な2つの大径部を配
し、該大径部間にこれよりも小径の小径部を配して、該
小径部の外周とリブ付き板材のリブ形成部の上端面との
間に、加工初期において請求項2記載のような微小間隙
を形成して加工を行なうのが良い。
載の発明を実施するための装置に係り、所定幅で形成さ
れた平板部と、平板上に格子状、縞状等の複数のリブが
一定高さで以って形成されたリブ形成部とが連設されて
なるリブ付き板材を、上ロールと対をなす2個の下ロー
ルとの間で押圧して、前記リブ側が曲げ内周側になるよ
うに曲げ成形加工する板材の成形加工装置において、前
記上ロールは、その少なくとも2箇所に他の部位の小径
部よりも大径に形成され、外周面が前記リブ付き板材の
平板部に当接して、該平板部を押圧可能にされたリング
部を設けてなることを特徴とする。
しくは、請求項6記載のように、前記上ロールは、前記
小径部を含む長尺のロール本体部に、該ロール本体部と
は別体に製作された前記リング部を圧挿して構成されて
なる。これにより、上ロールはロール本体部とは別体で
製作されたリング部をリブ付き板材の平板部の位置に対
応したロール本体の位置に圧挿、固定することによっ
て、種々のサイズのリブ付き板材に適用できる。
成形加工の加工初期においては、対をなす下ロールの上
にリブ付き板材の平板の底面を乗せ、該リブ付き板材の
平板上に上ロールの大径部を当接させた状態で、該上ロ
ールの小径部の外周面と前記リブ付き板材のリブの頂面
との間には、図1,2において、t=2mm程度の微小
間隙を形成させる。
せて、リブ付き板材に送りを加えながら、上ロールと下
ロールとを接近させ、該板材に押圧力を付与する。これ
によって上ロールの大径部と下ロールとの間で、リブ付
き板材の平板部を押圧しつつリブ付き板材の曲げ成形が
始まる。
曲げ量が一定量に達すると、前記微小間隙が消滅し、小
径部の外周面とリブ付き板材のリブ形成部のリブ頂面と
が当接し、該リブ形成部は該小径部と下ロールとの間で
押圧され、さらに上ロールからの押圧力を増していく
と、大径部が平板部を、小径部がリブ形成部を同時に押
圧し、大きな押圧力で以ってリブ付き板材を所定の曲率
半径にて曲げ成形する。
性の平板部のみを上ロールの大径部で下ロールとの間で
押圧しておき、曲げが一定量進行してからは、大径部に
加えて小径部でリブ形成部を押圧して曲げ成形加工を行
なうので、薄肉で低剛性の平板部は、大径部によって常
時一定の押圧力で押圧されることとなり、偏荷重や過大
荷重の作用が回避され、これに伴なう異常変形及び加工
ムラの発生、さらにはこれらによる破損の発生が防止さ
れる。また、大径部で平板部を一定量曲げた後に小径部
をリブ形成部に当接させるようにしたので、曲げ加工の
当初からリブに曲げ荷重が加わることがなく、過大荷重
によるリブの倒れ等の変形が防止される。これにより、
平板部とリブ形成部とが一様に曲げ成形されて、均一な
品質のリブ付き板材が得られる。
板部の厚さに応じたリング状の大径部を形成するのみ
で、上記加工が可能となるので、加工時における上ロー
ルと下ロールとの関係位置の調整や押圧力の調整等の調
整作業は不要となり、作業工数が低減される。
おいて、前記対をなす下ロールの一方を、その中心が他
方の下ロールよりも下方に位置するように配置して、前
記リブ付き板材の加工セット時において、該板材が所定
角度傾斜するようにして曲げ加工することを特徴とす
る。
下ロールとの間にリブ付き板材を挟持して上ロールに成
形押圧力を付与しての曲げ形成加工時において、対をな
す下ロールを傾斜配置することにより、板材の板面も傾
斜し、該板材の板面を水平配置する従来技術よりも板材
に加わる成形押圧力が低減される。これにより、平板部
の過大押付力による異状変形の発生やリブ形成部に過大
押付力が作用することによるリブの倒れの発生が防止さ
れる。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
よるリブ付き板材の曲げ成形加工時の正面図(図2のA
−A矢視図)、図2はリブ付き板材及び成形用上、下ロ
ールの側面配置図、図3は上ロールによるリブ付き板材
曲げ成形加工時の要部斜視図である。
リブ付き板材であり、図4に示すように、周辺の平板部
2と、中央のリブ形成部3とにより構成されている。2
0、20は対をなす下ロール、10は上ロールであり、
該リブ付き板材1は前記対をなす下ロール20、20と
上ロール10との間に挟持され、上ロール10を回転さ
せながら、押圧力を加えることにより、曲げ成形される
ようになっている。
と該小径部10bの両側(外側)に圧挿されたリング1
0a、10aとによって構成されている。そして、該リ
ング10a、10aにより大径部を構成する。また、該
リング10a、10aは、曲げ成形加工品であるリブ付
き板材1の両端に形成される平板部2の位置に合わせ
て、その固定位置が決定される。前記上ロール10は、
リング10a、10aを、小径部10bが形成されるロ
ール本体10dとは別体に製作し、加工品であるリブ付
き板材1における平板部2の位置に対応して、ロール本
体10dに圧挿、固定することにより、種々のサイズの
リブ付き板材1の加工に適用可能となる。
1の曲げ成形前において、該板材1が下ロール20、2
0上に乗り、リング10a、10aの外周面が該リブ付
き板材1の平板部2に当接したとき、小径部10bの外
周面とリブ形成部3のリブ頂面3bとの間に微小間隙t
(t=2mm程度が好適)が形成されるように、前記リ
ング(大径部)10a、10aの外径D1及び小径部1
0bの外径D2が設定される。
下ロール20、20は、リブ付き板材1の加工送り方向
Wに対して先行側にあるロール即ちボトムロール20a
を後方側にあるロール20bよりも一定量下方に配置
し、該リブ付き板材1が、その加工初期において水平線
に対して角度αだけ傾斜させる。前記傾斜角度αは、1
5〜20°程度が好適であるが、特にこの範囲には限定
されず、被加工品であるリブ付き板材1の形状、その他
の加工条件により任意に設定可能である。
装置を用いて、リブ付き板材1の曲げ成形加工を行なう
際には、対をなす下ロール20、20の上に被加工品で
あるリブ付き板材1の平板の底面を乗せ、該リブ付き板
材1の平板部2上に上ロール10の大径部を構成するリ
ング10a、10aの外周面を当接させた加工初期の状
態において、前記対をなす下ロール20、20の配置を
図2に示すように、先行側にあるボトルロール20aが
後方側のロール20bよりも下方になるように配置し、
リブ付き板材1が水平線に対して角度αだけ傾斜するよ
うに配置する。該角度αは、前記のように15〜20°
が好適である。
において、上ロール10の小径部10bの外周面とリブ
付き板材1のリブ形成部3のリブの頂面3bとの間に、
図1〜図2に示すように、tなる微小間隙(t=2mm
程度が好適)が形成されるようになっている。
ら、上ロール10を回転装置(不図示)により所定回転
数で回転させてリブ付き板材1に、図2のW矢に示すよ
うに送りを加えながら、上ロール10と下ロール20、
20とを接近させ、該リブ付き板材1に押圧力を付与す
る。これにより、上ロール10の大径部であるリング1
0a、10aと下ロール20、20との間でリブ付き板
材1の平板部2を押圧しつつ、該リブ付き板材1の曲げ
成形加工が始まる。
の曲げ量が一定量に達すると、前記微小間隙tが消滅し
て、小径部10bの外周面とリブ付き板材1のリブ形成
部3の頂面3bとが当接し、該リブ形成部3は小径部3
bと下ロール20、20との間で押圧され、さらに押圧
力を増していくと、前記リング10a、10aが平板部
2を、小径部10bがリブ形成部3を同時に押圧し、リ
ブ付き板材1は大きな押付力で以って所定の曲率半径に
て曲げ成形される。
剛性の平板部2のみを上ロール10の大径部であるリン
グ10a、10aと下ロール20、20との間で押圧し
ておき、曲げが一定量進行してからは、前記リング部1
0a、10aに加えて、小径部10bでリブ形成部3を
押圧して曲げ成形を行なうので、薄肉で低剛性の平板部
2はリング10a、10aによって常時一定の押圧力で
押圧されることとなり、偏荷重や過大荷重の作用が回避
される。これによってリブ付き板材1を異常変形及び加
工ムラを生ずることなく、所望の曲率半径Rにて曲げ成
形加工できる。
板部2を一定量曲げた後に、小径部10bをリブ成形部
3に当接させるようにしたので、曲げ加工の当初からリ
ブ3aに曲げ荷重が加わることがない。従って、リブ3
aが過大荷重によって倒れ等の変形を生ずることがな
く、リブ付き板材1は、一様に曲げ成形される。
さ及び平板部2の厚さに応じたリング部10a、10a
を設けるのみで上記のような所望の曲げ成形加工が可能
となるので、加工時における上ロール10と下ロール2
0、20との関係位置の調整や押圧力の調整等の調整作
業は不要となる。
に対する対をなす下ロール20、20との関係位置を、
図2のように、リブ付き板材1が角度αにて傾斜するよ
うに設定したので、該リブ付き板材1の板面を水平配置
している従来技術よりも小さい押付力で以って曲げ成形
加工が可能となり、平板部2の過大押圧による変形やリ
ブ形成部に過大押付力が作用して倒れを生ずるのが回避
される。
初に低剛性の平板部のみを上ロールの大径部で下ロール
との間で押圧しておき、曲げが一定量進行してからは、
大径部に加えて小径部でリブ形成部を押圧して曲げ成形
加工を行なうので、薄肉で低剛性の平板部は、大径部に
よって常時一定の押圧力で押圧されることとなり、偏荷
重や過大荷重の作用が回避され、これに伴なう異常変形
及び加工ムラの発生、さらにはこれらによる破損の発生
が防止される。また、大径部で平板部を一定量曲げた後
に小径部をリブ形成部に当接させるようにしたので、曲
げ加工の当初からリブに曲げ荷重が加わることがなく、
過大荷重によるリブの倒れ等の変形が防止される。これ
により、平板部とリブ形成部とが一様に曲げ成形され
て、加工ムラがなく、折れ等の加工欠陥のない、均一な
品質のリブ付き板材が得られる。
板部の厚さに応じたリング状の大径部を形成するのみ
で、上記加工が可能となるので、加工時における上ロー
ルと下ロールとの関係位置の調整や押圧力の調整等の調
整作業は不要となり、作業工数が低減することができ
る。
なす下ロールを傾斜配置することにより板材の板面も傾
斜し、該板材の板面を水平配置する従来技術よりも板材
に加わる成形押圧力が低減される。これにより、平板部
の過大押付力による異状変形の発生や、リブ形成部に過
大押付力が作用することによるリブの倒れの発生を防止
できる。
付き板材の曲げ成形加工時の正面図(図2のA−A矢視
図)である。
用上、下ロールの側面配置図である。
き板材曲げ成形加工時の要部斜視図である。
る。
示す説明図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定幅で形成された平板部と、平板上に
格子状、縞状等の複数のリブが一定高さで以って形成さ
れたリブ形成部とが連設されてなるリブ付き板材を、上
ロールと対を成す2個の下ロールとの間で押圧して前記
リブ側が曲げ内周側になるように曲げ成形加工するリブ
付き板材の成形加工方法において、 前記上ロールの少なくとも2箇所を他の部位の小径部よ
りも直径の大きい大径部に形成し、 該大径部と前記下ロールとの間で前記板材の平板部を挾
圧するとともに、前記小径部の下側に前記リブを位置せ
しめて前記板材を曲げ加工することを特徴とするリブ付
き板材の成形加工方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のリブ付き板材の加工方法
において、前記大径部の外径を、該大径部で前記平板部
を挾圧したとき、前記小径部とリブの頂面との間に加工
前においては微小隙間が形成され、加工の途中で該小径
部とリブの頂面とが接触するようにして曲げ加工するこ
とを特徴とするリブ付き板材の成形加工方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のリブ付き板材の加工方法
において、前記大径部の直径を前記上ロールと下ロール
との中心距離(ピッチ)よりも大きくして曲げ加工する
ことを特徴とするリブ付き板材の成形加工方法。 - 【請求項4】 請求項1記載のリブ付き板材の加工方法
において、前記対をなす下ロールの一方を、その中心が
他方の下ロールよりも下方に位置するように配置して、
前記リブ付き板材の加工セット時において、該板材が所
定角度傾斜するようにして曲げ加工することを特徴とす
るリブ付き板材の成形加工方法。 - 【請求項5】 所定幅で形成された平板部と、平板上に
格子状、縞状等の複数のリブが一定高さで以って形成さ
れたリブ形成部とが連設されてなるリブ付き板材を、上
ロールと対をなす2個の下ロールとの間で押圧して、前
記リブ側が曲げ内周側になるように曲げ成形加工する板
材の成形加工装置において、 前記上ロールは、その少なくとも2箇所に他の部位の小
径部よりも大径に形成され、外周面が前記リブ付き板材
の平板部に当接して、該平板部を押圧可能にされたリン
グ部を設けてなることを特徴とする板材の成形加工装
置。 - 【請求項6】 前記上ロールは、前記小径部を含む長尺
のロール本体部に、該ロール本体部とは別体に製作され
た前記リング部を圧挿して構成されてなることを特徴と
するリブ付き板材の成形加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24424799A JP4240670B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | リブ付き板材の成形加工方法及び加工装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001062517A true JP2001062517A (ja) | 2001-03-13 |
JP4240670B2 JP4240670B2 (ja) | 2009-03-18 |
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ID=17115928
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24424799A Expired - Fee Related JP4240670B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | リブ付き板材の成形加工方法及び加工装置 |
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---|---|
JP (1) | JP4240670B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7332798B2 (en) | 2003-11-11 | 2008-02-19 | Toray Engineering Company, Limited | Non-contact ID card and manufacturing method thereof |
CN102806255A (zh) * | 2012-09-05 | 2012-12-05 | 王力 | 密盲孔板卷弧装置 |
CN111136134A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-05-12 | 中国航空制造技术研究院 | 用于获取弯曲状带筋壁板的成型装置及其成型工艺 |
CN113083974A (zh) * | 2021-03-30 | 2021-07-09 | 武汉理工大学 | 薄壁网格筋筒件辗轧-柔性生长复合成形方法 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24424799A patent/JP4240670B2/ja not_active Expired - Fee Related
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