JP2001062460A - 循環浄化装置及びこれに用いられる電極の洗浄方法 - Google Patents

循環浄化装置及びこれに用いられる電極の洗浄方法

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JP2001062460A
JP2001062460A JP23804399A JP23804399A JP2001062460A JP 2001062460 A JP2001062460 A JP 2001062460A JP 23804399 A JP23804399 A JP 23804399A JP 23804399 A JP23804399 A JP 23804399A JP 2001062460 A JP2001062460 A JP 2001062460A
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water
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filtration tank
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JP23804399A
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Tetsuya Tazaki
哲也 田▲崎▼
Takanori Kitagawa
孝典 北川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたって安定した浄化性能が維持でき
るとともに、耐久性を向上した循環浄化装置及びこれに
用いられる電極の洗浄方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 アルミニウム電極18を有するろ過槽1
4内に粒状のブラスト材33を備え、ノズル32より浴
槽水2の流速を高めてろ過槽14内へ勢いよく排出させ
る。これにより、ろ過槽14内のブラスト材33を流動
させ、ブラスト材33をアルミニウム電極18に不定期
間隔に接触させることによって、アルミニウム電極18
表面への水酸化アルミニウム等のスケールの付着を防止
することができるとともに、アルミニウム電極18の表
面に付着した水酸化アルミニウム等のスケールを除去す
ることができ、浄化性能を長期にわたって維持すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風呂の浴槽水等を
循環浄化して再利用する循環浄化装置、より詳しくは、
アルミニウム電解による凝集処理の機能を備えた循環浄
化装置、およびこれに用いられる電極の洗浄方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、一旦使用された風呂等の浴槽水
を、循環ポンプを用いてプレフィルタ(ヘアーキャッチ
ャ)、ろ過槽、活性化タンクおよび保温用ヒータ等を循
環させ、浴槽水の汚れの除去、活性化および加熱保温を
行なう循環温浴器が一般家庭においても使用されるよう
になった。
【0003】市場における循環温浴器は生物処理を用い
て浴槽水の浄化、脱臭を行なっているものがほとんどで
あるが、アルミニウム電解による凝集処理も注目されて
きている。また、浴槽水の汚れの除去の他に悪臭や大腸
菌、レジオネラ属菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌発生を防
止するため、抗菌処理用の紫外線抗菌装置を備えたも
の、小型のオゾン発生装置を設けてオゾン処理を行なう
もの、銀系の抗菌剤を備えたものや、浴槽水を電気分解
する電解槽を備えて高濃度の次亜を含んだ電解水を浴槽
水に戻すようにしたもの等も開発されている。
【0004】図8は従来のアルミニウム電解による循環
温浴器のシステム構成図である。図8に示すように、従
来の循環温浴器は、浴槽1内に配設されるノズルユニッ
ト3、ノズルユニット3と循環パイプ8,22cを介し
て接続された循環温浴器本体40、表示・操作部31、
および電源部29等により構成される。
【0005】ノズルユニット3には、ノズルユニット3
内へ浴槽1内の浴槽水2が給水される給水口4と、この
給水口4から給水される浴槽水2の逆流を防止する逆止
弁5と、スポンジやポリプロピレン等の樹脂製のメッシ
ュ網や糸巻フィルタ等からなるプレフィルタ(ヘアーキ
ャッチャ)6と、循環温浴器本体40内を循環した浴槽
水2を浴槽1に戻すジェットノズル21とが備えられ
る。
【0006】循環温浴器本体40は、ノズルユニット3
を介して浴槽水2を循環させる循環ポンプ11、循環ポ
ンプ11から送出された浴槽水2を紫外線またはオゾン
等を利用して抗菌および脱臭する抗菌装置12、さらに
浴槽水2を浄化するろ過槽44、循環温浴器本体40を
洗浄した洗浄水を排水する逆洗排水口25、および制御
部46等により構成される。
【0007】抗菌装置12とろ過槽44とは、三方弁1
6を介して循環パイプ15a,45により接続されてお
り、三方弁16のもう一方は逆先排水口25と接続され
た逆洗パイプ26に接続されている。また、抗菌装置1
2と循環ポンプ11とは循環パイプ13によって接続さ
れ、循環ポンプ11とプレフィルタ6とを接続する循環
パイプ8には浴槽水2の流量を検知する流量センサ9お
よび温度を検知する温度センサ10が配設されている。
【0008】ろ過槽44とジェットノズル21とは、三
方弁23,24を介して循環パイプ22a,22b,2
2cにより接続されている。三方弁23のもう一方は循
環パイプ13と逆洗パイプ27により接続され、三方弁
24のもう一方は循環パイプ28により接続されてい
る。
【0009】ろ過槽44には、アルミニウム電極18、
SUS(ステンレス鋼)電極19、ガラスビーズ、セラ
ミックボールやアルミナ等の粒状物等からなるろ材2
0、加熱抗菌及び保温用のヒータ17、および温度セン
サ17aが備えられる。ここで、ろ材20の粒径は0.
3〜1mm程度であり、アルミニウム電解凝集物のサイ
ズが30μm前後であるのに対してこれをろ過するのに
適したサイズである。
【0010】図9は図8に示す循環温浴器の通常循環時
の浴槽水の流れを示す説明図である。循環温浴器の通常
循環時、制御部46により通常循環動作が開始される
と、三方弁16がa→c方向、三方弁23,24がc→
a方向に切り替えられる。循環ポンプ11が駆動して浴
槽1内の浴槽水2がノズルユニット3の給水口4より吸
い上げられ、プレフィルタ6通過時に浴槽水2中に含ま
れる髪の毛等の大きなゴミが捕集され、循環パイプ8を
介して流量センサ9,温度センサ10を通過し循環ポン
プ11に流入する。ここで、循環流量の低下を防ぐため
に、プレフィルタ(特にスポンジ等からなる場合)6を
1,2週間に1回程度定期的に取り出し、付着している
髪の毛等の大きなゴミを除去する。また、糸巻フィルタ
からなるプレフィルタ6の場合、浴槽水2の循環流量が
ある一定の流量より低下した際に制御部46によって検
知して表示・操作部31によって洗浄または交換時期を
表示する。循環ポンプ11から送出された浴槽水2は、
紫外線またはオゾン等を利用した抗菌装置12により抗
菌、脱臭され、三方弁16を介してろ過槽44へ流入す
る。
【0011】ろ過槽44内において、アルミニウム電極
18を陽極、SUS電極19を陰極として両電極間に1
0〜20mAの電流を流して浴槽水2のアルミニウム電
解を行う。具体的には、浴槽水2中にアルミニウムイオ
ン(水酸化アルミニウム)が溶出され、このアルミニウ
ムイオンにより浴槽水2中の懸濁成分(一部溶解成分)
である小さなゴミ、垢(無機物、蛋白及び脂質等の有機
物)等を凝集させる。さらに、ろ過槽44内のガラスビ
ーズ、セラミックボール、アルミナ等の砂等からなるろ
材20によりプレフィルタ6で取れなかった小さいゴ
ミ、垢(無機物、蛋白及び脂質等の有機物)等の凝集物
がろ過される(一般的にこれまでの流れを浄化と呼
ぶ)。なお、浴槽水2はろ過槽44の加熱抗菌用及び保
温用のヒータ17と高温抗菌時のみ浴水温度をコントロ
ールする温度センサ17aにより温度コントロールされ
ている。
【0012】ろ過槽44で浄化された浴槽水2は、三方
弁23,24を介してジェットノズル21から浴槽1へ
戻される。ここで、通常の浴槽水2の循環流量は16〜
20L/min程度である。あるいは、表示・操作部3
1の操作によって循環流量を22〜28L/minと
し、マッサージ効果を得てかつ汚れのろ過速度を速める
ジェット運転、および循環流量が22〜28L/min
かつ電解電流が100〜300mAにおける汚れの凝集
効率及びろ過速度を速める急速浄化運転を行なうことが
できる。
【0013】図10は図8に示す循環温浴器のろ過槽抗
菌時の浴槽水の流れを示す説明図である。循環温浴器の
ろ過槽44抗菌時、制御部46により循環温浴器ろ過槽
44の抗菌が開始されると、通常循環の間に割り込みで
三方弁23がc→b方向に切り替えられ、ろ過槽44内
の浴槽水2の循環が停止する。そして、ろ過槽44のヒ
ータ17によってろ過槽44内の浴槽水2が温度70〜
85℃まで加熱され、レジオネラ属菌、大腸菌、黄色ブ
ドウ球菌、緑膿菌等の抗菌が行われる。
【0014】ここで、アルミニウム電極18およびSU
S電極19の洗浄を行う場合、必要に応じてクエン酸や
酢酸、リンゴ酸等を浴槽水2に入れて循環運転してスケ
ールをとるか、アルミニウム電極18およびSUS電極
19を取り出して手洗浄する。
【0015】図11は図8に示す循環温浴器の加熱抗菌
循環時の浴槽水の流れを示す説明図である。循環温浴器
の加熱抗菌循環時、制御部46により加熱抗菌循環動作
が開始されると、三方弁23がc→a方向、三方弁24
がc→b方向に切り換わり、閉回路の循環系が形成され
る。ろ過槽加熱抗菌により温度70〜85℃まで加熱さ
れたろ過槽44内の浴槽水2が、三方弁23、24を介
して循環ポンプ11、抗菌装置12を経てろ過槽44に
再び戻る。こうして、閉回路の循環系内で循環してろ過
槽44内及び循環パイプ8,13,15a,45,22
a,22b,28内のレジオネラ属菌、大腸菌、黄色ブ
ドウ球菌、緑膿菌等を抗菌する。このように、レジオネ
ラ属菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌等が抗菌でき
る温度70〜85℃において、ろ過槽44の抗菌及び循
環温浴器の加熱抗菌循環を一日に数回行なう。
【0016】図12は図8に示す循環温浴器の逆洗時の
浴槽水の流れを示す説明図である。循環温浴器の逆洗
時、制御部46により逆洗動作が開始されると、三方弁
23がb→c方向、三方弁16がc→b方向に切り替え
られる。循環ポンプ11により給水口4から給水された
浴槽水2が流量センサ9、温度センサ10が配設された
循環パイプ8から逆洗パイプ27、三方弁23、循環パ
イプ22aを介してろ過槽44へ流入する。浴槽水2
は、ろ過槽44内のろ材20に付着、蓄積したゴミや汚
れ及びアルミニウム凝集物等を除去するとともに、循環
パイプ45、三方弁16、逆洗パイプ26を介して逆洗
排水口25から排水される。なお、逆洗はろ材20を含
む循環系内に蓄積したゴミやアルミニウム凝集物等の汚
れを除去できる流速(10〜20l/min程度)と回
数(一日に数回)で行われる。
【0017】図13は図8に示す循環温浴器の動作を示
すフローチャートである。浴槽水2の循環が開始(S1
1)されると、通常循環(S12)で浴槽水2が浴槽1
と循環温浴器本体40間を循環してアルミニウム電解に
よる浴槽水2の浄化が行われる。次に、循環温浴器の抗
菌開始の判断(S13)を行い循環温浴器の抗菌が開始
されると、制御部46により三方弁23がc→b方向に
切り替えられ、浴槽水2の循環を停止(S14)する。
そして、ろ過槽加熱(S15)が開始され、ろ過槽44
内の抗菌処理が行われる。ここで、循環温浴器の抗菌
(S13)は通常循環(S12)の間に割り込ませ、一
日に数回切り替えて動作させる。電極の洗浄を行う場合
も同様、通常循環(S12)の間に割り込ませ、クエン
酸等を入れて運転して洗浄するか、手洗浄をする。
【0018】ろ過槽加熱(S15)による抗菌処理後、
制御部46により加熱抗菌循環(S16)が開始され、
ろ過槽44内及び循環パイプ8,13,15a,45,
22a,22b,28内のレジオネラ属菌、大腸菌、緑
膿菌等の加熱抗菌が行われる。加熱抗菌循環(S16)
での加熱抗菌処理の終了後、制御部46により逆洗(S
17)が開始され、ろ過槽44内を含む浴槽水2の循環
系内に蓄積したゴミや汚れ及びアルミニウム凝集物等の
汚れが逆洗排水口25から排出され、循環温浴器の抗菌
終了(S18)後、通常循環に戻される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】通常、アルミニウム電
解を行うと、それぞれ陽極は酸性側、陰極はアルカリ側
になるが、中性の浴槽水を循環させた場合、すぐに両電
極付近のpHは中性に戻る。すなわち、ろ過槽14内で
略中性の浴槽水2を循環させて陽極のアルミニウム電極
18と陰極のSUS電極19間に電流を流して浴槽水の
アルミニウム電解を行う場合、アルミニウム電極18の
表面付近には常に略中性の浴槽水が流れるのでアルミニ
ウム電極18付近が中性となり、アルミニウム電極18
から溶出したアルミニウムイオンが水酸化アルミニウム
イオンとなり直ちに析出する。
【0020】この水酸化アルミニウムを溶出させる動作
を長期にわたって行うと、析出した水酸化アルミニウム
等のスケールがアルミニウム電極18の表面に付着し、
電解電流の低下を引き起こす。また、浴槽水2中の水酸
化アルミニウムの濃度を低下させてしまうため、懸濁物
質の凝集力が低下し、浄化性能を低下させる。そのた
め、浴槽水2の除濁を含む安定した浄化を長期にわたっ
て維持することが困難となる。
【0021】このスケールの付着による浄化性能の低下
を防ぐため、所定期間ごとに(1,2ヶ月に1回程度)
クエン酸、酢酸やリンゴ酸等の酸でろ過槽14内を洗浄
してアルミニウム電極18に付着したスケールを除去し
たり、アルミニウム電極18を取り出してブラシ等で物
理的に落とす必要がある。このアルミニウム電極18の
洗浄作業は、メンテナンスの負担になるとともにランニ
ングコストを増加させる。その上、スケールの除去作業
に用いるクエン酸、酢酸やリンゴ酸等の酸(pH2〜
5)によって循環温浴器を構成する金属部材が腐食する
ため、循環温浴器の耐久性を低下させてしまう。
【0022】そこで本発明においては、浄化性能の低下
を防ぐためのメンテナンスをなくし、長期にわたって安
定した浄化性能が維持できるとともに、耐久性を向上し
た循環浄化装置を提供する。また、電極に水酸化アルミ
ニウム等のスケールが付着するのを未然に防ぐ電極の洗
浄方法を提供する。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の循環浄化装置
は、電極を備えたろ過槽内に粒状のブラスト材が備えら
れ、このブラスト材を電極に接触させて電極を洗浄する
ことを特徴とするものである。これにより、長期にわた
って安定した浄化性能が維持できるとともに、浄化性能
の低下を防ぐための電極の洗浄にかかるメンテナンスを
必要とせず、また、酸を用いて電極を洗浄する必要がな
いため、循環浄化装置を構成する金属部材の腐食等を防
止でき、循環浄化装置の耐久性を向上させることができ
る。
【0024】また、本発明の電極の洗浄方法は、ろ過槽
内に被処理水を循環させアルミニウム電解により浄化す
る循環浄化装置に用いられる電極に対し、ろ過槽内に粒
状のブラスト材を備え、このブラスト材を被処理水によ
り電極と接触させることを特徴とするものである。これ
により、電極に水酸化アルミニウム等のスケールが付着
するのを未然に防止できるとともに、電極に付着したス
ケールを除去することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、電極を
備えたろ過槽内に被処理水を循環させアルミニウム電解
により浄化する循環浄化装置において、前記ろ過槽内に
前記電極を洗浄するための粒状のブラスト材を備えたこ
とを特徴とする循環浄化装置としたものであり、ろ過槽
中の被処理水の循環によってブラスト材を流動させ、ブ
ラスト材を電極に不定期間隔に接触させることによっ
て、電極表面への水酸化アルミニウム等のスケールの付
着を防止することができるとともに、電極の表面に付着
した水酸化アルミニウム等のスケールを除去することが
でき、浄化性能を長期にわたって維持することができ
る。
【0026】請求項2に記載の発明は、前記電極は、筒
状に形成された陽極および陰極を所定間隔で対向させて
配置した請求項1記載の循環浄化装置としたものであ
り、所定間隔で対向させて配置された陽極と陰極との間
隙に被処理水を通過させることによって、ろ過槽内にブ
ラスト材を効率的に流動させることができる。
【0027】請求項3に記載の発明は、前記ろ過槽の被
処理水流入部にノズルを備えた請求項1または2記載の
循環浄化装置としたものであり、被処理水はろ過槽への
流入時にノズルを通過することによってエジェクター効
果を誘発させ、ろ過槽内の上下流の流速を高め、ブラス
ト材のろ過槽内での流動速度を高めることができる。
【0028】請求項4に記載の発明は、前記ブラスト材
の比重は、0.5より大きくかつ1より小さいことを特
徴とする請求項1から3のいずれかに記載の循環浄化装
置としたものであり、この範囲の比重を有するブラスト
材であれば、通常の被処理水の浄化処理の際の流速であ
っても非常に高い流動性が得られるため、より効率的に
ブラスト材を電極に接触させることができる。
【0029】請求項5に記載の発明は、前記ブラスト材
の粒径は、前記所定間隔の0.2倍より大きくかつ0.
9倍より小さいことを特徴とする請求項1から4のいず
れかに記載の循環浄化装置としたものであり、この範囲
の粒径を有するブラスト材であれば、ブラスト材の電極
への接触力および接触頻度が非常に高く、効率的な電極
の洗浄およびスケールの付着抑制が可能となる。
【0030】請求項6に記載の発明は、ろ過槽内に被処
理水を循環させアルミニウム電解により浄化する循環浄
化装置に用いられる電極の洗浄方法であって、前記ろ過
槽内に粒状のブラスト材を備え、同ブラスト材を前記被
処理水により前記電極と接触させることを特徴とする電
極の洗浄方法としたものであり、電極表面への水酸化ア
ルミニウム等のスケールの付着を防止することができる
とともに、電極の表面に付着した水酸化アルミニウム等
のスケールを除去することもでき、浄化性能を長期にわ
たって維持することができる。
【0031】請求項7に記載の発明は、前記電極は筒状
に形成された陽極および陰極を所定間隔で対向させて配
置し、前記ブラスト材は前記陽極と陰極との間を流動さ
せることを特徴とする請求項6記載の電極の洗浄方法と
したものであり、所定間隔で対向させて配置した電極と
陰極との間隙に被処理水を通過させることによって、ろ
過槽内にブラスト材を効率的に流動させることができ
る。
【0032】以下、本発明の実施の形態における循環浄
化装置としての循環温浴器について、図面を用いて説明
する。
【0033】図1は本発明の実施の形態における循環温
浴器のシステム構成図、図2は図1に示すろ過槽の詳細
を示す縦断面図である。なお、図8と同様のものには同
一の符号を付し、説明を省略する。
【0034】図1において、ヒータ17と温度センサ1
7aとは、ろ過槽14と三方弁16とを接続する循環パ
イプ15b内に設けられている。
【0035】図2において、ろ過槽14の外郭を兼ねて
筒状に形成されているのは陰極としてのSUS電極19
であり、同じく筒状に形成された陽極としてのアルミニ
ウム電極18は、このSUS電極19の内側に対向配置
されている。アルミニウム電極18とSUS電極19と
は所定間隔(約7.5mm)離してある。このアルミニ
ウム電極18を挟んでろ過槽14内の上下には、それぞ
れノズル32および拡散板34が配設されている。
【0036】ノズル32は、ろ過槽14内上部の被処理
水流入部に備えられており、循環パイプ15bを介して
ろ過槽14内へ流入する被処理水としての浴槽水2の流
速を高めて、ろ過槽14内へ勢いよく排出させる。拡散
板34は、ろ過槽14内下部のろ材20の上面に備えら
れており、ノズル32より排出された浴槽水2を中心か
ら外側へ向かって拡散させる。
【0037】また、アルミニウム電極18を挟んだろ過
槽14内部の拡散板34より上部の空間には、粒状のブ
ラスト材33がこの空間内を流動可能な量だけ入れられ
ている。このブラスト材33は、比重が0.98のペレ
ット状あるいは球状のポリエチレンである。また、ブラ
スト材33の粒径は約3〜6mmであり、アルミニウム
電極18とSUS電極19の幅に対して約0.4〜0.
8倍の大きさとしている。
【0038】このような粒状のブラスト材33をノズル
32からろ過槽14中へ勢いよく排出される浴槽水2に
よって流動させる。ノズル32によってろ過槽14に流
入する浴槽水2にはジェット効果が加わり、浴槽水2は
勢いよく筒状のアルミニウム電極18の内周部を流れ、
拡散板34に当たる。このとき、ジェット効果によっ
て、ろ過槽14の上方内周部はアルミニウム電極18内
筒部よりも内圧が低下する。そのため、浴槽水2の一部
は循環パイプ22aへと流れずにアルミニウム電極18
の外周部(アルミニウム電極18とSUS電極19との
間の空間)を上方へと向かう流れとなる。アルミニウム
電極18の外周部を通って上方へ向かった浴槽水2は、
再びノズル32より噴出される浴槽水2と混合されて、
アルミニウム電極18の内周部へと流れる。これによ
り、アルミニウム電極18の内外周部を回る回転流が形
成される。この回転流によってアルミニウム電極18の
内外周部をぐるぐると流動するブラスト材33は、アル
ミニウム電極18およびSUS電極19に不定期間隔に
接触を繰り返し、アルミニウム電極18表面に析出する
水酸化アルミニウム等のスケールが除去される。
【0039】なお、ブラスト材33の比重が0.8以上
かつ0.99以下の場合、回転流によるブラスト材33
の流動性が非常に高く、効率的に回転を繰り返す。ま
た、比重0.5より大かつ0.79以下の場合、流動性
はやや低下するが、アルミニウム電極18周りの回転は
可能である。しかし、比重が0.5以下であると、定常
的にアルミニウム電極18周りを回転できなくなり、水
酸化アルミニウムの付着抑制及び洗浄が難しくなる。
【0040】ブラスト材33の粒径が、アルミニウム電
極18と対向するSUS電極19との間隔の0.4倍以
上かつ0.9倍以下の場合、ブラスト材33のアルミニ
ウム電極18およびSUS電極19への接触力及び接触
頻度が高く、効率的に水酸化アルミニウムの付着抑制及
び洗浄が可能となる。また、0.2倍より大かつ0.3
9倍以下の場合は、多少接触力、接触頻度共に劣るが、
水酸化アルミニウムの付着抑制及び洗浄は可能である。
しかし、ブラスト材33の大きさが空間距離の0.2倍
以下である場合、アルミニウム電極18と対向するSU
S電極19との空間を通過する際、ブラスト材33は効
率的にアルミニウム電極18およびSUS電極19に接
触できなくなるため、水酸化アルミニウムの付着抑制及
び洗浄が難しくなる。
【0041】次に、上記構成の循環温浴器の実際の使用
状態における動作について図面を参照しながら説明す
る。
【0042】図3は図1に示す循環温浴器の通常循環時
の浴槽水の流れを示す説明図である。通常循環時、制御
部30により通常循環が開始されると、従来の循環温浴
器の通常循環時(図9)と同様に、三方弁16がa→c
方向、三方弁23,24がc→a方向にそれぞれ切り替
えられ、浴槽水2が循環ポンプ11,抗菌装置12,ろ
過槽14を介してジェットノズル21から浴槽1へ排出
され、浴槽1と循環温浴器本体7間で循環される。
【0043】通常循環時、ろ過槽14内においては、ア
ルミニウム電極18を陽極、SUS電極19を陰極とし
てこれらの陽陰極間に10〜20mAの電流を流し、浴
槽水2のアルミニウム電解が行われる。アルミニウム電
極18の表面付近には常に略中性の浴槽水2が流れるの
でアルミニウム電極18付近が中性となり、アルミニウ
ム電極18から溶出したアルミニウムイオンが水酸化ア
ルミニウムイオンとなり直ちに析出しようとする。
【0044】通常循環時のろ過槽14内での浴槽水2の
流れは、循環パイプ15bから22aへの上方から下方
への流れとなっている。ろ過槽14の被処理水流入部に
備えられたノズル32により、ろ過槽14に流入する浴
槽水2にはジェット効果が加わり、浴槽水2は勢いよく
筒状のアルミニウム電極18の内周部を流れ、拡散板3
4に当たる。前述のように、拡散板34に当たった浴槽
水2の一部は、アルミニウム電極18の外周部を通って
上方へ向かい、ノズル32より噴出される浴槽水2と混
同されて、アルミニウム電極18の内周部へと流れ、ア
ルミニウム電極18の内外周部を回る回転流が形成され
る。ろ過槽14内のブラスト材33は比重が0.98と
1より軽いため、循環停止時はろ過槽14内を浮遊し、
上方(被処理水流入部付近)に滞留しているが、この回
転流によってアルミニウム電極18の内外周部をぐるぐ
ると流動し、アルミニウム電極18およびSUS電極1
9に不定期間隔に接触を繰り返す。このブラスト材33
のアルミニウム電極18への接触によって、アルミニウ
ム電極18表面に析出する水酸化アルミニウム等のスケ
ールが除去される。また、通常循環時、常にブラスト材
33がアルミニウム電極18へ接触していることによっ
て、水酸化アルミニウムの析出を抑制することができ
る。このとき、一方のSUS電極19にもブラスト材3
3が接触することによって、SUS電極19も同時に洗
浄されることになる。
【0045】図4は図1に示す循環温浴器のろ過槽抗菌
時の浴槽水の流れを示す説明図である。ろ過槽抗菌時、
制御部30により三方弁23がc→b方向に切り替えら
れるとともに、循環ポンプ11が停止して、浴槽水2の
循環が停止する。次に、従来のろ過槽抗菌時(図10)
と同様に、浴槽水2の循環停止中に循環パイプ15b内
のヒータ17によりろ過槽14内の浴槽水2を加熱し
て、ろ過槽14内の抗菌が行われる。
【0046】図5は図1に示す循環温浴器の加熱抗菌循
環時の浴槽水の流れを示す説明図である。加熱抗菌循環
時、従来の循環温浴器の加熱抗菌循環時(図11)と同
様に、制御部30により加熱抗菌循環が開始され、閉回
路の循環系内で循環してろ過槽14内及び循環パイプ
8,13,15a,15b,22a,22b,28内を
加熱抗菌する。
【0047】図6は図1に示す循環温浴器の逆洗時の浴
槽水の流れを示す説明図である。逆洗は、従来の循環温
浴器の逆洗時(図12)と同様に、制御部30により逆
洗が開始される。
【0048】図7は図1に示す循環温浴器の動作を示す
フローチャートである。
【0049】浴槽水2の循環が開始(S1)されると、
通常循環(S2)で浴槽水2が浴槽1と循環温浴器本体
7間を循環してアルミニウム電解による浴槽水2の浄化
が行われる。次に、循環温浴器の抗菌開始の判断(S
3)を行い循環温浴器の抗菌が開始されると、制御部3
0により三方弁23がc→b方向に切り替え、浴槽水2
の循環を停止(S4)する。そして、ろ過槽加熱(S
5)が開始され、ろ過槽14内の抗菌処理が行われる。
ここで、循環温浴器の抗菌(S3)は通常循環(S2)
の間に割り込ませ、一日に数回切り替えて動作させる。
電極の洗浄は、従来本動作中に割り込ませているが、通
常循環(S2)中にブラスト材33の回転流による不定
期間隔な接触繰り返しによって実施されるため、割り込
ませる必要がない。
【0050】ろ過槽加熱(S5)による抗菌処理後、制
御部30により加熱抗菌循環(S6)が開始され、ろ過
槽14内及び循環パイプ8,13,15a,15b,2
2a,22b,28内のレジオネラ属菌、大腸菌、緑膿
菌等の加熱抗菌が行われる。加熱抗菌循環(S6)での
加熱抗菌処理の終了後、制御部30により逆洗(S7)
が開始され、ろ過槽14内を含む浴槽水2の循環系内に
蓄積したゴミや汚れ及びアルミニウム凝集物等の汚れが
逆洗排水口25から排出され、循環温浴器の抗菌が終了
(S8)する。
【0051】以上のように、本実施形態における循環温
浴器によれば、従来において通常循環の間に割り込ませ
て行われるろ過槽14のアルミニウム電極18洗浄を通
常の循環浄化ステップ中に同時に実施することができる
ため、浄化のためのアルミニウム電解を実施しながら、
並行してアルミニウム電極18自身の洗浄を繰り返すこ
とができる。
【0052】なお、本実施の形態における循環温浴器の
ろ過槽14と同様の構成と洗浄方法を有するアルミニウ
ム電解を使った循環浄化装置の場合にも本発明と同じ作
用、効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0054】(1)請求項1,6記載の発明によって、
電極表面への水酸化アルミニウム等のスケールの付着を
防止できるとともに、電極の表面に付着した水酸化アル
ミニウム等のスケールを除去することができる。すなわ
ち、常に電極表面が浄化されるため、長期にわたって安
定した浄化性能が維持できる。したがって、従来のよう
に定期的にクエン酸、酢酸やリンゴ酸等の酸で電極を洗
浄したり、電極を取り出してブラシ等で物理的にスケー
ル等を取り除く作業を要さない。その結果、ランニング
コストを低下させることができ、メンテナンス性に優れ
るとともに、循環浄化装置を構成する金属部材の腐食等
を防止でき、循環浄化装置の耐久性を向上できる。
【0055】(2)請求項2,7記載の発明によって、
アルミニウム電解を行う陽極と陰極との電極間距離を全
周にわたって所定間隔に均一にすることにより、安定し
たブラスト材の流動が実現される。その結果、ブラスト
材の電極に接触する機会を全周にわたって均等にするこ
とが可能となり、電極の表面に付着した水酸化アルミニ
ウム等のスケールの洗浄が均一かつ安定的に行われ、被
処理水の浄化性能(凝集効果)の向上が図られる。
【0056】(3)請求項3記載の発明によって、ろ過
槽の被処理水流入部に配設されたノズルから流出する被
処理水のジェット効果により、電極の内外周部を回る回
転流の回転効率を上昇させることができ、電極の洗浄効
果の向上が図られるとともに、浴槽水の浄化性能(凝集
効果)の向上が図られる。
【0057】(4)請求項4記載の発明によって、ブラ
スト材の流動性を向上させることができ、その結果、電
極の内外周部を回る回転流に効果的にブラスト材の流動
を調和させることができ、電極の洗浄効果の向上が図ら
れるとともに、浴槽水の浄化性能(凝集効果)の向上が
図られる。
【0058】(5)請求項5記載の発明によって、電極
に接触するブラスト材の接触力および接触頻度を向上さ
せることができ、電極の表面への水酸化アルミニウム等
のスケールの付着を防止できるとともに、電極の表面に
付着した水酸化アルミニウム等のスケールの洗浄力を向
上させることができる。その結果、効率の良いアルミニ
ウム電解を行うことができ、浄化性能(凝集効果)の向
上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における循環温浴器のシス
テム構成図
【図2】図1に示すろ過槽の詳細を示す縦断面図
【図3】図1に示す循環温浴器の通常循環時の浴槽水の
流れを示す説明図
【図4】図1に示す循環温浴器のろ過槽抗菌時の浴槽水
の流れを示す説明図
【図5】図1に示す循環温浴器の加熱抗菌循環時の浴槽
水の流れを示す説明図
【図6】図1に示す循環温浴器の逆洗時の浴槽水の流れ
を示す説明図
【図7】図1に示す循環温浴器の動作を示すフローチャ
ート
【図8】従来のアルミニウム電解による循環温浴器のシ
ステム構成図
【図9】図8に示す循環温浴器の通常循環時の浴槽水の
流れを示す説明図
【図10】図8に示す循環温浴器のろ過槽抗菌時の浴槽
水の流れを示す説明図
【図11】図8に示す循環温浴器の加熱抗菌循環時の浴
槽水の流れを示す説明図
【図12】図8に示す循環温浴器の逆洗時の浴槽水の流
れを示す説明図
【図13】図8に示す循環温浴器の動作を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
1 浴槽 2 浴槽水 3 ノズルユニット 4 給水口 5 逆止弁 6 プレフィルタ(ヘアーキャッチャ) 7 循環温浴器本体 8 循環パイプ 9 流量センサ 10,17a 温度センサ 11 循環ポンプ 12 抗菌装置 13,15a,15b 循環パイプ 14 ろ過槽 16,23,24 三方弁 17 ヒータ 18 アルミニウム電極 19 SUS電極 20 ろ材 21 ジェットノズル 22a,22b,22c 循環パイプ 25 逆洗排水口 26,27 逆洗パイプ 28 循環パイプ 29 電源部 30 制御部 31 表示・操作部 32 ノズル 33 ブラスト材 34 拡散板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D061 DA07 DB16 DB18 DC01 DC06 DC08 EA06 EB01 EB04 EB14 EB16 EB22 EB27 EB28 EB34 ED20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極を備えたろ過槽内に被処理水を循環さ
    せアルミニウム電解により浄化する循環浄化装置におい
    て、前記ろ過槽内に前記電極を洗浄するための粒状のブ
    ラスト材を備えたことを特徴とする循環浄化装置。
  2. 【請求項2】前記電極は、筒状に形成された陽極および
    陰極を所定間隔で対向させて配置した請求項1記載の循
    環浄化装置。
  3. 【請求項3】前記ろ過槽の被処理水流入部にノズルを備
    えた請求項1または2記載の循環浄化装置。
  4. 【請求項4】前記ブラスト材の比重は、0.5より大き
    くかつ1より小さいことを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の循環浄化装置。
  5. 【請求項5】前記ブラスト材の粒径は、前記所定間隔の
    0.2倍より大きくかつ0.9倍より小さいことを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載の循環浄化装
    置。
  6. 【請求項6】ろ過槽内に被処理水を循環させアルミニウ
    ム電解により浄化する循環浄化装置に用いられる電極の
    洗浄方法であって、前記ろ過槽内に粒状のブラスト材を
    備え、同ブラスト材を前記被処理水により前記電極と接
    触させることを特徴とする電極の洗浄方法。
  7. 【請求項7】前記電極は筒状に形成された陽極および陰
    極を所定間隔で対向させて配置し、前記ブラスト材は前
    記陽極と陰極との間を流動させることを特徴とする請求
    項6記載の電極の洗浄方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1303004C (zh) * 2003-01-29 2007-03-07 松村正利 电解处理工业或水产养殖废水的方法
CN109354134A (zh) * 2018-10-24 2019-02-19 东莞市三人行环境科技有限公司 一种电絮凝去除阳极氧化染色废水色度的方法

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