JP2001062346A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP2001062346A
JP2001062346A JP24340399A JP24340399A JP2001062346A JP 2001062346 A JP2001062346 A JP 2001062346A JP 24340399 A JP24340399 A JP 24340399A JP 24340399 A JP24340399 A JP 24340399A JP 2001062346 A JP2001062346 A JP 2001062346A
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Atsushi Muraoka
篤 村岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン化線を自動的に清掃するイオン化線自
動清掃装置を設けてイオン化線を効率よく簡単に清掃可
能とする。 【解決手段】 清掃部材をイオン化線に押し当ててその
イオン化線に沿って移動し、該イオン化線を自動的に清
掃するイオン化線自動清掃装置を備える。そのイオン化
線自動清掃装置の駆動時に、途中で清掃部材が停止する
異常が発生したとき、清掃部材をいったんホームポジシ
ョンに戻して再度自動清掃を行い、異常の発生を設定回
数繰り返したとき、はじめて警告表示を行ったり警告音
を出したりして異常警告を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、壁に掛けたり床
の上に置いたりして室内に設置し、駆動時、送風ファン
を作動して室内の空気を取り込むとともに、イオン化部
のイオン化線に高圧を印加し、取り込んだ空気中の粉塵
をイオン化部で帯電してその帯電した粉塵を集塵部で静
電的に吸着除去し、取り込んだ空気を清浄して再び室内
に戻す空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、アレルギー性鼻炎の原因となるス
ギやヒノキなどの花粉、赤ちゃんや幼児に悪影響を及ぼ
すハウスダスト、シックハウス症候群を引き起こすとい
われるホルムアルデヒド、排ガスなどに含まれる窒素酸
化物などが問題となっており、それらを除去する空気清
浄装置が注目されている。
【0003】図18にはそのような空気清浄装置の外観
を、図19には内部概略構成を示す。これらの図から判
るとおり、従来の空気清浄装置は、内部に、たとえば下
から順にイオン化部1、集塵部2、脱臭フィルタ3を備
え、その上の同じ高さ位置に送風ファン4とファンモー
タ5を備えてなる。
【0004】そして、外装ケース6正面上側に備える操
作表示部7のボタン操作により、ファンモータ5で送風
ファン4を駆動し、外装ケース6正面両側の吸い込み口
8から室内の空気を取り込み、取り込んだ空気中の粉塵
をイオン化部1で帯電してその帯電した粉塵を集塵部2
で静電的に吸着し、外装ケース6上面の吹き出し口9か
ら排出して浄化した空気を再び室内に戻していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
空気清浄装置では、イオン化部1は、張り渡して設ける
イオン化線1aと、それに沿って配置するイオン化極板
1bとで構成し、イオン化線1aに高圧を印加すること
により、コロナ放電を生じてそこを通過する空気中の粉
塵を帯電する。
【0006】ところが、イオン化部1のイオン化線1a
に経時において異物が付着し、帯電性能が低下して集塵
能力が落ちる問題があった。この問題は、イオン化線の
清掃を行うことにより解消するが、清掃は、使用者にと
って大きな負担となる問題があった。
【0007】そこで、この発明の課題は、以上のような
空気清浄装置において、イオン化線を自動的に清掃する
イオン化線自動清掃装置を設けてイオン化線を効率よく
簡単に清掃可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
駆動時、送風ファンを作動して空気を取り込むととも
に、イオン化部のイオン化線に高圧を印加し、取り込ん
だ空気中の粉塵をイオン化部で帯電してその帯電した粉
塵を集塵部で静電的に吸着除去し、取り込んだ空気を清
浄して外部に排出する空気清浄装置において、清掃部材
をイオン化線に押し当ててそのイオン化線に沿って移動
し、該イオン化線を自動的に清掃するイオン化線自動清
掃装置を備え、そのイオン化線自動清掃装置の駆動時に
異常が発生したとき清掃部材をいったんホームポジショ
ンに戻して再度自動清掃を行う制御部を設けてなる、こ
とを特徴とする。
【0009】異常の発生を設定回数繰り返したとき、は
じめて異常警告を発するようにするとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき詳細に説明する。
【0011】図1には、この発明による空気清浄装置の
外観を示す。図から判るとおり、空気清浄装置には、外
装カバー10の正面にフロントパネル12を開閉自在に
備え、底面に吸い込み口14を、また上面から正面上部
に掛けて吹き出し口16を設ける。正面下部中央には、
横長に、操作表示部18を備えてなる。
【0012】フロントパネル12は、図2に示すよう
に、左右の指掛部12aに指を掛けて上縁側を中心とし
て下方を手前側から上方へと回動して開くことができ、
支持アーム20で支えてその開いた状態で保持すること
ができる。図中符号21は集塵ユニット、22は芳香ユ
ニット、23は脱臭フィルタである。
【0013】操作表示部18には、図3に示すように、
ボタン類として、電源ボタン25と風量切替ボタン26
を設ける。インジケータ類として、風量表示27、自動
運転表示28、人感運転表示29、空気のよごれ度表示
30、運転状態表示31を設ける。センサ類として、人
感センサ33、ガスセンサ34、リモコンセンサ35を
備えてなる。
【0014】この空気清浄装置の内部には、図4に示す
配置ブロック図から判るように、下から順に、プレフィ
ルタ40、集塵ユニット21のイオン化線自動清掃装置
41、集塵ユニット21のイオン化部42、集塵ユニッ
ト21の集塵部43、脱臭フィルタ23、ファンモータ
で作動する送風ファン44を、それぞれ左右2列に備え
る。2列の間には、下に汚れ検知センサ45、上に芳香
ユニット22を各々交換自在に備えてなる。
【0015】集塵ユニット21は、洗浄タイプと交換タ
イプで構成が異なる。図示例で用いる洗浄タイプでは、
図示省略したイオン化線自動清掃装置41とともに、図
5に示すように、ベース枠47に複数のイオン化線48
を平行に張り渡すイオン化部42と、箱枠49内に複数
の電極板50を複数段に有する集塵部43とで構成す
る。そして、組立時、電極板50の一部は、イオン化部
42内に入り込み、イオン化極板としても働く。
【0016】他方、図6に示す交換タイプでは、図示省
略したイオン化線自動清掃装置41とともに、ベース枠
47に複数のイオン化線48を平行に張り渡すイオン化
部42と、箱枠49内に集塵セル51を交換可能に収納
するとともに、その各セルにそれぞれ挿入する複数の電
極棒52を有する集塵部43とで構成する。
【0017】そして、後述するごとくイオン化線自動清
掃装置41を固定するイオン化部42を、その掛止突片
53を集塵部43の被掛止突起54に掛け止めて集塵部
43に組み付け、集塵ユニット21を構成する。
【0018】図7は、上述した空気清浄装置の電気的概
略構成を示すブロック図である。図示するとおり、この
空気清浄装置には、その制御部56に、上述した汚れ検
知センサ45、人感センサ33、イオン化部42、イオ
ン化線自動清掃装置41とともに、送風ファン44を作
動するファンモータ57を接続してなる。
【0019】そして、いまこの空気清浄装置の運転を開
始するときは、操作表示部18にある電源ボタン25、
または不図示のリモコンの電源ボタンを押し、図8に示
す停止状態から運転状態に切り替える。すると、ファン
モータ57で送風ファン44が作動して吸い込み口14
から空気清浄装置内に空気を取り込むとともに、イオン
化部42に高圧を印加する。
【0020】取り込んだ空気は、空気清浄装置内を通過
するとき、プレフィルタ40で大きな粉塵を取り除き、
イオン化部42で、取り込んだ空気中の粉塵を帯電す
る。その後、集塵部43で、帯電した粉塵を電極板50
(交換タイプの場合は集塵セル51)で静電的に吸着除
去して後、脱臭フィルタ23で脱臭して臭いを取り除い
てから吹き出し口16を通して空気清浄装置外に排出す
る。
【0021】このとき、操作表示部18にある空気のよ
ごれ度表示30には、汚れ検知センサ45の検出出力に
応じて汚れ度合を表示する。
【0022】自動運転を行うときは、風量切替ボタン2
6を押し、またはリモコンの自動運転ボタンを押し、操
作表示部18にある自動運転表示28に「AUTO」を
表示する。そして、汚れ検知センサ45の検出出力に応
じて風量を自動的に切り替える。汚れ検知センサ45が
室内の汚れを検知しないとき、図8に示す運転状態から
待機状態に切り替え、電源を投入したままの状態で、イ
オン化部42への高圧印加を停止するとともに、ファン
モータ57の駆動を停止する。
【0023】手動運転を行うときは、操作表示部18に
ある風量切替ボタン26で切り替えて操作表示部18の
風量表示27に、選択した「弱」・「中」・「強」・
「急速」を表示する。
【0024】人感運転を行うときは、リモコンの人感運
転ボタンを押し、操作表示部18に人感運転表示29を
表示する。そして、人感センサ33で人の動きを検知す
ると、運転を開始し、室内の空気が清浄で、所定時間
(たとえば30分以上)人の動きを検知しないとき、図
8に示す運転状態から待機状態に切り替え、電源を投入
したままの状態で、イオン化部42への高圧印加を停止
するとともに、ファンモータ57の駆動を停止する。
【0025】除菌するときは、リモコンの除菌ボタンを
押し、操作表示部18の運転状態表示31に「除菌」を
表示する。そして、一定時間ごとに所定時間ずつ、イオ
ン化部42に高圧を印加したまま送風ファン44の運転
を停止し、集塵部43を除菌する。
【0026】芳香を発散するときは、リモコンの芳香ボ
タンを押し、操作表示部18の運転状態表示31に「芳
香」を表示する。そして、芳香ユニット22から芳香を
周期的に発散する。
【0027】さて、続いてこの発明による空気清浄装置
で用いるイオン化線自動清掃装置41につき、以下詳述
する。
【0028】図9には、同イオン化線自動清掃装置41
を底面側から見て示す。この図9から判るとおり、図示
イオン化線自動清掃装置41では、イオン化部42のベ
ース枠47の底面側に、カム部材である矩形のグランド
極板60を重ね合わせ、たとえばねじなどで固定してな
る。
【0029】グランド極板60には、各イオン化線48
に沿って複数の直線溝61を互いに平行に形成する。各
直線溝61の片側には、それぞれカム突部61aを設け
る。各カム突部61aは、両端に、各々傾斜部61b・
61cを有する。そして、リーク電流が発生しないよう
に、図示省略するが、該グランド極板60を接地してな
る。
【0030】ベース枠47の底面側には、またDCモー
タMを固定する。DCモータMの駆動軸には、ウォーム
62を設ける。ウォーム62は、ウォームホイール63
と噛み合う。ウォームホイール63は、ねじ軸64の一
端に取り付ける。ねじ軸64は、ベース枠47の支持突
部47aで回転自在に支持してイオン化線48と平行に
設けてなる。
【0031】そして、ねじ軸64には、ねじ軸64と螺
合してスライダ66を取り付ける。スライダ66には、
図9では図示省略するが、図10に示すような清掃部材
67を各イオン化線48ごとに対応してそれぞれ1つず
つ複数設ける。
【0032】各清掃部材67には、図10に示すよう
に、矩形板状のベース体68の中央に軸孔68aをあけ
るとともに、その軸孔68aを横切る直線溝68bをあ
ける。そして、その上面の対向するコーナーから上向き
に一対のブレード69を互いに平行にのばす。反対に、
下面の一コーナーには、図10では図示しないが、図1
1に示すように、先端をベース体68から外向きに突出
して係合爪70を設ける。また、下面の中央からは、円
筒部74を下向きに設ける。円筒部74には、直線溝6
8bと対応して、対向する位置にスリット74aを形成
してなる。
【0033】一方、図10に示すように、スライダ66
の上面には、上向きに軸部72を立て、その先端に軸部
72と直角に直線部73を設ける。そして、図11に示
すように円筒部74を介して軸部72に、弾性部材であ
るコイルスプリング71を巻き付ける。
【0034】その後、直線部73をスリット74aから
ベース体68の直線溝68bに通し、コイルスプリング
71を圧縮して後、清掃部材67を回動して、後述する
図12に示すように直線溝68bを直線部73とずら
し、清掃部材67から手を離す。すると、直線部73で
抜け止めしてスライダ66で各清掃部材67を回転自在
に保持することができる。
【0035】なお、図示例では、隣接する清掃部材67
は、一対のブレード69と係合爪70を、図12に示す
ように左右対称に設ける。そして、それぞれ一対のブレ
ード69間にイオン化線48を入れ、はじめは図12に
示すホームポジションに備えてなる。
【0036】図13には、たとえば人感運転時にイオン
化線を自動清掃するときのフローチャートを示す。この
フローチャートから判るとおり、空気清浄装置が待機状
態になると、制御部56が、まずステップS1で、前回
清掃後からそのときまでの累積運転時間が設定時間を超
えたか否かを判別し、超えているときはステップS2で
イオン化線自動清掃装置41を駆動してイオン化線48
を清掃する。
【0037】清掃終了後、ステップS3で累積運転時間
をクリアし、またはじめから運転時間を計数する。次い
で、ステップS3終了後、またはステップS1で累積運
転時間が設定時間を超えていないとき、ステップS4
で、人感センサ33がONとなったか否かを判別し、O
Nとなったとき、つまり人感センサ33で人がいること
を検知したときは再び運転状態として空気清浄動作を開
始する。
【0038】ところで、イオン化線自動清掃装置41で
イオン化線48を清掃するときは、DCモータMを駆動
し、ウォーム62とウォームホイール63との噛み合い
を介してねじ軸64を回転し、スライダ66をたとえば
図9中左端から右方向に推進し、そのスライダ66に設
ける清掃部材67をホームポジションからイオン化線4
8に沿って図12中矢示方向に移動する。
【0039】すると、第1番目および第3番目の清掃部
材67の係合爪70がやがて一方の傾斜部61bに当た
り、軸部72を中心としてそれら清掃部材67を図中時
計方向に回動し、一対のブレード69でイオン化線48
を挟む。
【0040】一方、第2番目および第4番目の清掃部材
67の係合爪70も一方の傾斜部61bに当たり、同じ
く軸部72を中心としてそれら清掃部材67を図中時計
方向に回動するが、それらの清掃部材67では一対のブ
レード69をイオン化線48から離す。
【0041】そして、スライダ66のさらなる一方向へ
の移動とともに、図14に示すように、カム突部61a
で、イオン化線48に対する第1番目および第3番目の
清掃部材67の押し当て状態を保持しながら、それら清
掃部材67の一対のブレード69でイオン化線48を自
動的に清掃する。このとき、第2番目および第4番目の
清掃部材67は、カム突部61aで、イオン化線48か
ら離した状態を保持する。
【0042】次いで、スライダ66のさらなる一方向へ
の移動とともに、清掃部材67の係合爪70がやがて他
方の傾斜部61cに達すると、イオン化線48に対する
第1番目および第3番目の清掃部材67の押し当て状態
を解除するとともに、第2番目および第4番目の清掃部
材67の離した状態を解除する。
【0043】それから、スライダ66の移動範囲の右端
で清掃部材67とグランド極板60との係合を解除し、
やがて清掃部材67をベース枠47の右側に突き当て、
ベース枠47の右側内面に設ける三角突起47b(図1
5参照)で回動方向を反時計方向に規制しながら、軸部
72を中心として回動して図15に示すように各清掃部
材67の姿勢を戻す。
【0044】その後、DCモータMに流れる電流値の変
化から、各清掃部材67がベース枠47に突き当たった
ことを検知してDCモータMを逆駆動する。そして、ウ
ォーム62とウォームホイール63との噛み合いを介し
てねじ軸64を逆転し、スライダ66を図9中右端から
左方向に戻す。
【0045】すると、第1番目および第3番目の清掃部
材67の係合爪70がやがて他方の傾斜部61cに当た
り、軸部72を中心としてそれら清掃部材67を今度は
反対に図中反時計方向に回動し、一対のブレード69を
イオン化線48から離す。
【0046】一方、第2番目および第4番目の清掃部材
67の係合爪70も他方の傾斜部61cに当たり、同じ
く軸部72を中心としてそれら清掃部材67を図中反時
計方向に回動するが、それらの清掃部材67では一対の
ブレード69でイオン化線48を挟む。
【0047】そして、スライダ66のさらなる逆方向へ
の移動とともに、図16に示すように、カム突部61a
で、イオン化線48に対する第1番目および第3番目の
清掃部材67の離した状態を保持するとともに、第2番
目および第4番目の清掃部材67の押し当て状態を保持
しながら、それら清掃部材67の一対のブレード69で
イオン化線48を自動的に清掃する。
【0048】次いで、スライダ66のさらなる逆方向へ
の移動とともに、清掃部材67の係合爪70がやがて一
方の傾斜部61bに達すると、イオン化線48に対する
第1番目および第3番目の清掃部材67の離した状態を
解除するとともに、第2番目および第4番目の清掃部材
67の押し当て状態を解除する。
【0049】それから、スライダ66の移動範囲の左端
で清掃部材67とグランド極板60との係合を解除し、
やがて清掃部材67をベース枠47の左側に突き当て、
ベース枠47の左側内面に設ける三角突起47b(図1
2参照)で回動方向を時計方向に規制しながら、軸部7
2を中心として回動して各清掃部材67の姿勢を戻す。
そして、DCモータMに流れる電流値の変化から、再び
DCモータMを逆駆動して元のホームポジションに戻
す。
【0050】なお、上述した例では、スライダ66で清
掃部材67を、弾性部材であるスプリング71を介して
保持した。よって、清掃時に、イオン化線48に付着し
た異物に清掃部材67が引っ掛かったとしても、スプリ
ング71がたわんで清掃部材67が逃げ、スライダ66
の移動に負荷が加わることなく、イオン化線自動清掃装
置41のメカ寿命が低下することを防ぎ、またモータM
に過大なトルクが加わることによりモータ寿命を低下す
ることを防止することができる。
【0051】ところが、イオン化線48に大きな異物が
付着した場合など、清掃時にスライダ66が移動すると
き清掃部材67がその異物を乗り越えることができず、
途中で停止することがある。このような異常発生時は、
図17に示すように、ステップS11で、ねじ軸64を
逆転して清掃部材67をいったんホームポジション(H
P)に戻す。次いで、ステップS12で、再度自動清掃
を開始する。
【0052】そして、ステップS13で、再び異常を発
生したか否かを判別し、異常が発生しないときは、その
まま最後までイオン化線48の清掃を行って終了する。
異常が発生したときは、ステップS14でそれが何度目
の異常であるか否かを判別し、設定回数に達していない
ときは、ステップS11まで戻り、ねじ軸64を逆転し
て清掃部材67をホームポジションに戻し、再度自動清
掃を行う。設定回数の異常を発生したとき、はじめて警
告表示を行ったり警告を出したりして異常警告を発す
る。
【0053】
【発明の効果】以上のとおり、この発明によれば、イオ
ン化線自動清掃装置を備えるから、イオン化線を自動的
に簡単に清掃することができる。そのイオン化線自動清
掃装置で異常を発生したとき、直ちにセールスマンを呼
んで修理を行うことなく、清掃部材を戻して再度はじめ
から自動清掃を開始するから、たまたまの異常発生によ
る不必要なサービスマンコールをなくし、無駄な時間と
無駄な費用の発生を防ぎ、効率のよい自動清掃を行うこ
とができる。
【0054】請求項2に係る発明によれば、異常の発生
を設定回数繰り返したとき、はじめて異常警告を発する
から、繰り返し回数を的確に設定して、より一層無駄な
時間と無駄な費用の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による空気清浄装置の外観斜視図であ
る。
【図2】そのフロントパネルを開いた状態の斜視図であ
る。
【図3】その操作表示部の正面図である。
【図4】その空気清浄装置の内部配置ブロック図であ
る。
【図5】その空気清浄装置で用いる洗浄タイプの集塵ユ
ニットの分解斜視図である。
【図6】交換タイプの集塵ユニットの分解斜視図であ
る。
【図7】上記空気清浄装置の電気的概略構成を示すブロ
ック図である。
【図8】同空気清浄装置の運転切り替え状態を示すブロ
ック図である。
【図9】同じく上記空気清浄装置で用いるイオン化線自
動清掃装置を底面側から見て示す斜視図である。
【図10】その空気清浄装置で用いる清掃部材の取付状
態説明斜視図である。
【図11】その組立側面図である。
【図12】その清掃部材がホームポジションにあるとき
の状態説明図である。
【図13】人感運転時にイオン化線を自動清掃するとき
のフローチャートである。
【図14】清掃部材が一方向に移動するときの状態説明
図である。
【図15】反対側端部に達したときの状態説明図であ
る。
【図16】逆方向に移動するときの状態説明図である。
【図17】イオン化線自動清掃時に異常を発生したとき
のフローチャートである。
【図18】従来の空気清浄装置の外観斜視図である。
【図19】その内部概略構成図である。
【符号の説明】
21 集塵ユニット 23 脱臭フィルタ 40 プレフィルタ 41 イオン化線自動清掃装置 42 イオン化部 43 集塵部 44 送風ファン 48 イオン化線 56 制御部 57 ファンモータ 67 清掃部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動時、送風ファンを作動して空気を取
    り込むとともに、イオン化部のイオン化線に高圧を印加
    し、取り込んだ空気中の粉塵を前記イオン化部で帯電し
    てその帯電した粉塵を集塵部で静電的に吸着除去し、取
    り込んだ空気を清浄して外部に排出する空気清浄装置に
    おいて、清掃部材を前記イオン化線に押し当ててそのイ
    オン化線に沿って移動し、該イオン化線を自動的に清掃
    するイオン化線自動清掃装置を備え、そのイオン化線自
    動清掃装置の駆動時に異常が発生したとき前記清掃部材
    をいったんホームポジションに戻して再度自動清掃を行
    う制御部を設けてなる、空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 異常の発生を設定回数繰り返したとき、
    はじめて異常警告を発してなる、請求項1に記載の空気
    清浄装置。
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