JP2001061547A - アプリケータ及びアセンブリ - Google Patents

アプリケータ及びアセンブリ

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JP2001061547A JP2000207283A JP2000207283A JP2001061547A JP 2001061547 A JP2001061547 A JP 2001061547A JP 2000207283 A JP2000207283 A JP 2000207283A JP 2000207283 A JP2000207283 A JP 2000207283A JP 2001061547 A JP2001061547 A JP 2001061547A
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マスカラやヘアーダイなどの化粧材料用のアプ
リケーター及びロッドと、アプリケーターを含むアセン
ブリを提供する。 【解決手段】 化粧品のアプリケーターのアセンブリ、
特にマスカラのブラシであって、容器に対するキャップ
8を含み、キャップ8はそのネック3の中にワイパー6
を有し、アプリケーター14のすぐ上にて、ロッド12
の端部にはストップ20を有し、そのロッドはストップ
20の方向にテーパが付けられている。このワイパーに
はフィンガー22が設けられており、このフィンガー2
2は、ロッドを押さえ支えていて、アプリケーターが容
器から引き出され、テーパ部分を通過している際は弛緩
されているが、それらの端部がストップに接触するとそ
れらがひっくり返って、アプリケーターが通過するまで
ひっくり返ったままとなり、それらが弛緩状態に戻り、
アプリケーターの端部から化粧品の小滴を除去する構成
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料のアプリケー
ター(applicator)及びロッド(rod)に関し、更に詳細に
はマスカラやヘアーダイなどの化粧材料用のアプリケー
ター及びロッドと、アプリケーターを含むアセンブリ(a
ssembly、組立品)に関する。
【0002】
【従来技術】アプリケーターを含むアセンブリは、通
常、化粧材料用容器と、ロッドによってアプリケーター
に取り付けられたクロージャーのキャップ(closure ca
p)と、ロッド及びアプリケーターが容器から引き出され
たとき、ロッドから化粧材料を拭い、アプリケーターに
望ましい量の材料を残して、アプリケーターから過剰の
材料を取り除くオリフィス(穴部)(orifice)を有して
いる、容器に設けられたワイパー栓(wiper plug)又はス
トリッパー(stripper)とを含んでいる。
【0003】アプリケーター上の材料の量及び分布が、
塗布において望ましい効果を与えるのに欠かせないもの
であることを確実にするように、ワイパーの種々のデザ
インが提案されている。例えば、GB-A-2 097 662、GB-A
-2312617、及びEP-A-900 534などをが挙げられる。ワイ
パーは、ロッドの材料、アプリケーターの端の過剰な材
料を取り除くことが必要であり、また、好ましくは、ア
プリケーターの自由端から材料の液だれや糸引き状態を
取り除くことが必要である。ワイパーは、例えば、マス
カラアプリケーターの場合はしばしばそうであるが、ア
プリケーターが、剛毛の繊維の上、間及びときどき(som
etimes)内にマスカラがあるブラシである場合、アプリ
ケーター内の材料の量をコントロールしてもよい。これ
らのワイパーは、プラスチックやゴム状の材料で、当該
材料から内側に延びており、ワイパーのオリフィスを形
成する弾力性フィンガー(fingers)を含んでいてもよ
い。ロッド及びアプリケーターが容器から引き出された
とき、ワイパーのオリフィス及び/又はフィンガーは、
通常は両方であるが、ロッド、およびアプリケーターの
材料を拭い、最後に、フィンガーは閉じられ、アプリケ
ーターの端に存在する材料の液だれや糸引き状態を取り
除く。
【0004】用いられたワイパー装置(wiper devices)
は、少なくとも部分的には効果的であるが、未だ満足で
きるのもではない。これらのワイパー装置についての第
一の問題は、アプリケーターの自由端から材料の液だれ
や糸引き状態を確実に取り除けないことである。第二の
問題は、経時で、及び/又は使用した結果として、有効
性を失う傾向があることである。例えば、ワイパーが弾
性フィンガーを有するタイプのものである場合、オリフ
ィスと定義されている材料の緩和された直径(relaxed d
iameter)が、ロッドの直径よりわずかに小さいようにデ
ザインされており、フィンガーはそこから内側に延びて
いる。アセンブリが閉鎖状態で収納されているとき、フ
ィンガーの材料は、ロッドにより、均衡形態(equilibri
um configuration)から、充分に歪んでいる。フィンガ
ーは、ひずみの状態にありがちである。国際出願WO 95/
26147では、ロッドに、フィンガーと接触する位置に環
状の溝を与える(provide)ことによって、これを緩和す
ることが提案されている。それにもかかわらず、長期間
にわたり収納されていると、フィンガーは、ワイパーを
通して引き出されたとき、アプリケータ上で閉鎖しな
い。
【0005】このひずんだ位置にされる(または、他の
用語を用いると、それらの記憶を失う)フィンガーの傾
向は、製品の貯蔵寿命を制限する重大な欠点であり、特
別なアプリケーターのユニット(unit)を時たま使用する
場合は、おそらく不便となるだろう。
【0006】EP-A-900534で述べられているように、短
いフィンガーは、長期間、優れた有効性を与えると思わ
れる。しかしながら、問題が除去されたわけではない。
【0007】DE-A-19744181では、アプリケーターのア
センブリが記載されており、当該アプリケーターのアセ
ンブリは、溝を有するアプリケーターロッドを含み、ア
センブリが閉じられたとき、ゴム系材料(rubber type m
aterial)から形成されているワイパー装置のフィンガー
が静止する。傾斜面を経て直に隣接する峡部(narrowpor
tion)にロッドが狭められ、傾斜面を経てオリジナルの
幅にロッドが広げられることにより、溝又は段のある位
置は、形成されている。閉鎖された位置では、ゴム状フ
ィンガー(rubber fingers)は、先端を溝に入れた状態で
静止する。アプリケーターロッドがワイパーを通して引
っ張られたとき、ゴム状フィンガーは広がっている傾斜
面(broadening sloping side)に対して移動し、その先
端(theirtips)が内側に折り返される。フィンガーの先
端で折り曲がることにより、ロッド及びアプリケーター
に、大きな拭く力(wiping force)がかかる。しかしなが
ら、ロッドが引っ張られたとき、フィンガーの折り返し
により、ワイパーの材料が裂かれる可能性があるという
欠点が、アセンブリにある。天然又は合成ゴムの材料か
ら作られたワイパーは、生じた特別な応力に耐える可能
性があるが、熱可塑性タイプの材料から作られたら、ワ
イパーは耐えられない。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の態様では、本発明
は、粘性材料に適用されたアプリケーターのアセンブリ
において、使用されるのに適したアプリケーター及びロ
ッドであり、当該アセンブリ品は、アプリケーター、ロ
ッド及び容器、閉鎖手段、および使用時にはロッド及び
アプリケーターが引き出される容器内に設けられたワイ
パー装置が含まれており、前記ロッド及びアプリケータ
ーは、それぞれ、近位端及び遠位端を有しており、ロッ
ドの遠位端は、後者の近位端でアプリケーターを支えて
いるアプリケーター及びロッドであり、(a)ロッドに
はくびれがあり、最小の断面積を有するくびれ部分と、
ロッドの遠位端部との間のロッドの断面積は、くびれの
近位側のロッドの断面積より小さく、また、くびれの遠
位側を形成しているロッドの部分の断面積は、くびれ部
分の最小の断面積よりも大きい、または、(b)ロッド
の遠位端部がアプリケーターに向かって先細りしてお
り、アプリケーターの近位端にはストップ部材(stop me
mber)があり、当該ストップ部材の断面積は、先細り部
分の近位側のロッドの断面積より小さいが、ロッドの先
細り部分の最小の断面積よりは大きく、また、ロッドの
遠位端部とストップ部材との間にアプリケーターのどこ
かの部分が或る場合は、その部分よりは大きい、また
は、(c)ロッドの近位端部の断面積は遠位端部の断面
積よりも大きく、ロッドは、遠位端部より近位端部に近
いロッドの部分では、より大きな断面積から小さな断面
積へ行くに従って先細りし、アプリケーターの近位端に
はストップ部材があり、当該ストップ部材の断面積は、
近位端部のロッドの断面積よりは小さいが、先細りの遠
位端部側ではロッドの断面積より大きく、また、ロッド
の遠位端部とストップ部材との間にアプリケーターのど
こかの部分が或る場合は、その部分よりは大きい、よう
なアプリケーター及びロッドを提供する。
【0009】第二の態様では、本発明は、本発明の第一
の態様に従ったアプリケーター及びロッドを含む材料の
アプリケーターのアセンブリを提供する。
【0010】第三の態様では、本発明は、粘性材料用の
容器、クロージャー部材(closure member)、本発明の第
一の態様に従ったアプリケーター及びロッドを含み、当
該アプリケーターは、ロッドによって締め部に取り付け
られ、かつ容器内にあり、またワイパー装置は、複数の
弾性フィンガーを含み、有利にはロッドの周りに配置さ
れている材料のアプリケーターのアセンブリを提供す
る。
【0011】第一の態様(c)において、容器がクロー
ジャー部材(closure member)によって閉まっているとき
は、先細り部分のついたロッド部分は、ワイパーのフィ
ンガーに囲まれていることが有利である。
【0012】第四の態様では、複数の弾性フィンガー
と、アプリケーターを支えるロッドとを含むワイパー装
置を含む材料のアプリケーターアセンブリの使用方法で
あり、(a)ロッドがワイパー装置を通って引き上げら
れるときに、ワイパー装置の弾性フィンガーがロッドへ
向かって内側に折り返されるロッドのくびれと、また最
小の断面積を有するくびれ部分とアプリケーターとの間
の断面積であって、ワイパー装置の物的破損を抑制また
は減少させるために、当該くびれの前のロッドの断面積
より小さな断面積を有するロッドの断面積とを有し、ま
たは、(b)アプリケーターを支え、アプリケーターの
方向へむけて先細りしているロッドと、ロッド及びアプ
リケーターがワイパー装置を通って引き上げられるとき
に、ワイパー装置の弾性フィンガーがロッドへ向かって
内側に折り返されるアプリケーターの近位端部に設けら
れたストップ部材であって、しかもストップ部材の断面
積が先細り前のロッドの断面積より小さく、ワイパー装
置の物的破損を抑制または減少させるストップ部材とを
有する材料のアプリケーターアセンブリの使用方法を提
供する。
【0013】ロッドの近位端部は、通常は、クロージャ
ー(closure device)に取り付けられていることが適切で
ある。取付けは、接着剤の使用による方法などの適切な
方法であればいかなるものでも構わず、または、ロッド
とクロージャーが一体型になったものであってもよい。
【0014】ワイパー装置にはオリフィス(穴部)があ
り、当該オリフィスは、ロッド及びアプリケーターを引
き上げる際に、ロッドから余分な材料を拭き取り、ま
た、アプリケーターからも余分な材料を取り除く。上記
のように、ワイパーには様々なデザインがある。ワイパ
ーには、通常、ロッドの周りにぴたりと合ったオリフィ
スを有する、弾性のある部分が含まれる。オリフィスと
定義される物質は、拭い面(wiping surface)としての機
能を有する。ワイパーには、また、オリフィスの軸にほ
とんど平行、好ましくはオリフィスから直接に延びてい
る柱状物(pillar)において、オリフィスと定義される物
質から内側に延びている複数の弾性のある部分又はフィ
ンガーが含まれていてもよい。そして、各フィンガーの
部分が拭い面(wiping surface)を提供する。これには、
通常、オリフィスと定義される物質により提供される拭
い面(wiping surface)も加わる。本発明のロッド及びア
プリケーターとともに使用されるのは、弾性のあるフィ
ンガーを有するワイパーである。
【0015】蓋を閉めた状態では、アプリケーター及び
アプリケーターロッドは、クロージャーのキャップ(clo
sure cap)から容器内に延びている。ワイパーはアプリ
ケーターロッドの周りの正しい位置にある。ワイパーが
弾性フィンガーを含んでいる場合、使用時において、ア
プリケーターロッドが容器から引き上げられるとき、オ
リフィス及びフィンガーの拭い面が、ロッドに対して弾
力的に持ちこたえ、フィンガーがロッドのくびれ又は先
細りの端部に近づくまで、粘性材料をロッドから取り除
く。ロッドがフィンガーを通り過ぎて引き上げられる
際、フィンガーは、くびれの狭さまたは先細りにより、
均衡点、つまり、ロッドによってひずめられなかったと
きに位置していた点へ動く。その後、くびれのもっとも
狭い部分の後ロッドの断面積が増加するところのくびれ
の遠位端が、引き上げられる際、またはストップ部材が
引き上げられる際、フィンガーの遠位端は、ロッドへ向
かって内側に折り返され、そうならなかった場合(they
otherwise would be)より、よりしっかりとアプリケー
ターロッドやストップ部材に接触するようになるのであ
る。フィンガーの異なった部分が、拭い面となるのであ
る。
【0016】フィンガーの遠位端は、各々が元に戻る程
度に内側に折り返されている。ロッドの残りのどの部分
がワイパーを通って引き上げられる際も、またその後ア
プリケーターがワイパーを通って引き上げられる際も、
フィンガーは内向きに折り返されたままで、アプリケー
ターから余分な材料を取り除く。アプリケーターの端部
にまで到達すると、フィンガーは、静止位置即ち均衡点
に、ひっくり返り、又は跳ね返る。これが起こること
で、アプリケーターの先端での材料の液だれや糸引き状
態が除去される。
【0017】本発明のロッド及びアプリケーターの構造
は、少なくとも部分的にはDE-A-19744181にて開示され
たことと関連している物的被害の問題は解決している。
ワイパー部分が折り返された後拭き取られなければなら
ないロッドの部分又はストップ部材は、ロッドの最大部
より狭いので、ロッド或いはストップ部材がワイパー装
置を通過する際、ワイパー物質内の応力は小さい。した
がって、例えば、特にワイパー装置が熱可塑性物質或い
は熱可塑性物質を含む混合物から形成されているときの
損傷などの物的被害のおそれが、極めて低くなる。
【0018】ロッドが(a)の構造を有しているとき、
くびれには、狭くなっているアプリケーターロッドと、
ロッドの遠位端部に向かって広くなっているロッドとが
含まれており、その結果、狭まる前のロッドの断面積よ
りもまだ小さな断面積の部分が与えられている。狭くな
った部分と広がった部分の間には、ほぼ一定の断面積を
有する狭い部分があってよい。くびれの狭くなった部分
からアプリケーターに結合する部分までのロッドの断面
積は、くびれの前のロッドの断面積よりも小さく、共に
用いられているワイパーが均衡状態にある360オリフ
ィスより小さいことが好ましい。ロッドの断面積が、く
びれの後の断面積より大きい場合は、フィンガーが内向
きに折り返されているときにワイパーにかかる応力は高
くなり、多くの場合、例えば、損傷などにより、物的被
害の原因となることがある。
【0019】ロッドが構造(b)或いは(c)を有して
いるとき、ロッドの先細りが、構造(a)のロッドのく
びれの狭まりの機能を果たし、ストップ部材は、くびれ
の遠位端部の機能、ロッドの広がりの機能を果たす。
【0020】ストップ部材は、アプリケーターの近位端
部に位置し、より詳細にはこれを支えている。ストップ
部材は、しっかり固定されていてもよいし、緩い支えで
あってもよい。ストップ部材は、アプリケーターを支え
る本体と別の物であってもよく、または、アプリケータ
ーやロッドと一体化したもの、すなわち、アプリケータ
ーやロッドの一部として形成されたものであってもよ
い。
【0021】ロッドの狭まり或いは先細りは、急激的で
あっても漸次的であってもよい。好ましくは、ロッドが
漸次狭まり、フィンガーが下記に示すようなショルダー
と衝突する前に緩やかに均衡点に戻るものである。例え
ば、長さが直径0.5から4.0mmで、直径が2.5
から5mmの範囲から、直径が1.5から3mmの範囲
まで狭まるのが使用できる。
【0022】構造(a)のロッドの場合、くびれは狭ま
っているロッドと、広がっているロッドとを含み、ショ
ルダー或いは襟部を形成している。構造(b)或いは
(c)のロッドの場合、ショルダーはストップ部材によ
って設けられている。ロッドがワイパーを通って引き上
げられる際、フィンガーは、ショルダーと衝突し、内向
きとなり、ロッドがワイパーを通って引き上げ続けられ
る際、後ろ向きに引っ張られる。ショルダーは、ロッド
の軸に対してまったくの垂直である必要はないが、ワイ
パー部分において必要な折り返しを起こすのに十分な急
勾配でなければならない。図1及び図11でθとして示
された鋭角は、ショルダーのラインとロッドの軸の間に
形成されたものであり、70°より大きいのが好まし
く、80°より大きくのがさらに好ましく、約90°、
即ち、ショルダーがロッドの軸に対してほとんど垂直で
あるのが最も好ましい。当該角度は、異なったワイパー
の使用により、異なってよい。例えば、ワイパーの材料
が熱可塑性であれば、角θはワイパーの材料がゴムタイ
プの材料であるものより大きくする必要があってもよ
い。
【0023】ショルダー或いは襟部には、ロッドやスト
ップ部材の形状が適切であればいかなる形状のロッド、
ストップ部材が設けられていてよい。例えば、くびれ
は、ロッドが狭まった後、小さな半球状の部分があって
もよいし、ストップ部材は小さな固形の半球体であって
もよい。どちらの場合も、平坦な円形表面によりショル
ダーが形成され、円形表面の断面図は、くびれ或いは先
細り前のロッドの断面図より小さい。選択的な態様にお
いて、ショルダーは、円錐台或いは固形カップ状のより
大きな円形表面により形成されていてもよい(円錐台と
いうものの、正確な円錐の表面というより、球根状の曲
線を有する面)。
【0024】くびれの位置は、ワイパー装置のフィンガ
ーの静止位置、すなわち、ロッドを含んでいるアプリケ
ーターのアセンブリが閉鎖状態にある時に、フィンガー
がロッドと接触する部位と、ロッドの遠位端部と間のロ
ッドの部位であればいかなる部位に設けられていてもよ
い。好ましくは、くびれは、ロッドの遠位端部方向に向
かって、静止位置より離れていることであり、ロッドの
遠位端部付近か遠位端部上にあるのが最も好ましい。
【0025】上記は、ストップ部材が設けられた態様に
関しても同様に適用される。従って、態様(c)では、
ロッドの長さの主要部がより狭い断面積を有しており、
ロッドの当該部分は、態様(a)又は(b)におけるほ
ど完全にきれいでなくてもよい。しかし、この配置は構
成がより容易である。
【0026】くびれがロッドの遠位端部から非常に遠い
場合は、その後のロッドの拭き取りはさほどきれいでな
くてもよい。ワイパーが、ワイパーのオリフィスに直接
取り付けられたフィンガーを含んでいるとき、フィンガ
ーが内向きになり、折り返すされるつれて、フィンガー
は、オリフィスの拭い面がロッドと直に接触しないよう
に、オリフィスの拭い面とロッドとの間に位置していて
もよい。ゆえに、この観点から、ロッドの拭き取りはフ
ィンガーがロッドに接触している場所でのみ発生し、拭
き取りが行われない部分もある、ということである。ゆ
えに、こうした状況においては、くびれは、即ちロッド
の狭まり、およびショルダー或いは襟部は、ロッドの遠
位端部付近或いは遠位端部上にあることが極めて有利と
なる。
【0027】ショルダー、およびロッドの残り部分或い
はストップ部材の断面積は、2つの必要条件により制御
されている。第一の条件は、フィンガーが十分に大き
く、その材料がいくらか記憶(メモリー)を失っても、
また、くびれの狭まりやロッドの先細りによって元の完
全な広さまで緩和しなくても、衝突を起こすことであ
る。第二の条件は、フィンガーが、ワイパーオリフィス
がその材料の損傷につながるようなかなりの拡張が生じ
ることなく、折り返ることである。
【0028】こうした未解決点を回避するため、考慮さ
れるべきロッド或いはストップ部材の断面積は、ロッド
の長軸に垂直な適切な地点における断面積である(当該
軸は、図1及び図11において、破線部で示されてい
る)。
【0029】ロッド、ワイパーオリフィス及びショルダ
ーの断面は、典型的にそうであるように、環状である
と、ショルダーの直径は、およそ、ワイパーオリフィス
の直径から、弾性フィンガーの厚さの2倍を差し引いた
ものであることが好ましい。典型的には、ショルダーの
直径は、ワイパーオリフィスの直径から少なくとも0.
6から1.0mmを差し引いたものである。
【0030】化粧品用アプリケーターのアセンブリにお
いて一般に使用されるロッドには2つのサイズがある。
ロッドは、直径が4.3mm或いは3.5mmの環状の
断面である。熱可塑性のワイパーの弾性フィンガーは、
典型的には、最大0.4から0.5mmの厚さから、先
端部の約0.25mmまで先細っている厚さを有してい
る。直径4.3mmのロッドを使用するには、ワイパー
は、直径4.2mmの環状のワイパーオリフィスを有し
ており、というのも、ショルダーは、直径3.2から
3.4mm、特に3.3mmの環状の断面積を有するの
が好ましいからである。3.5mmのロッドを使用する
なら、ワイパーは直径3.4mmのワイパーオリフィス
を有し、ショルダーは、約2.6mmの直径を有してい
る。
【0031】くびれ或いは先細りしているロッドの最も
狭い部分の直径は、明らかに、ショルダーの直径より小
さくなければならず、かなりの程度小さいのが好まし
い。例えば、直径1.5から3mmの環状の断面を有し
ていてもよい。
【0032】態様(c)の一形態において、ロッドの広
い部分及び狭い部分は、それぞれ、4.8mm、3.0
mmであることが有利と思われ(may)、一方、ストップ
部材の直径は4.0mmである。
【0033】本発明によれば、ロッドは、WO95/26147に
記載されているように、貯蔵中のワイパーのひずみを軽
減させるために、ワイパーのフィンガーの静止位置に、
溝を含んでいてもよい。必要であれば、溝とくびれを一
体化できるが、好ましくはない。
【0034】ロッドの材料は適切なものであればいかな
る材料であってもよく、例えば、熱可塑性物質から形成
してよい。
【0035】アプリケーターは、ブラシ、特に芯部又は
サポート部のまわりの螺旋状剛毛からなるブラシが好ま
しい。撚ったスチールワイヤーから形成されることもあ
るが、例えば、フォームタイプのアプリケーターなどの
違ったタイプであってもよい。ブラシがサポート部にあ
る場合、サポート部の断面積は、態様(a)におけるロ
ッドの遠位端部の断面積、および態様(b)及び(c)
におけるストップ部材の断面積より、小さいことが有利
であり、しかもかなり小さいことが好ましい。断面積
は、撚ったワイヤーによるサポート部固有の不規則性を
回避できないのは当然であるが、かなりの程度均一であ
ることが有利である。ワイパー装置のオリフィスの直径
は、一般的には、アプリケーターの最大直径より小さ
い。アプリケーターがブラシであれば、直径は剛毛の先
端部から測定される。
【0036】ワイパー装置は、熱可塑性、エラストマー
的、熱可塑性かつエラストマー的物質から形成されてよ
い。例をあげると、合成ゴム或いは天然ゴム、ポリウレ
タン、ポリエチレン、特に低密度ポリエチレンなどのオ
レフィン系のホモポリマー或いはコポリマー、またはエ
チレン酢酸ビニル共重合体などのエチレン不飽和エステ
ル共重合体などが挙げられる。ワイパー装置は、ラミネ
ート形成されていてもよく、またはこれらの物質の2種
以上の混合物により形成されていてもよい。熱可塑性物
質が使用されている場合は、架橋剤が含まれていてもよ
い。ワイパー装置は、熱可塑性物質、又は熱可塑性物質
を含む混合物であるのが好ましい。熱可塑性物質、又は
熱可塑性物質を充分な割合で含んでいる混合物から形成
されたワイパー装置は、例えば、ゴム原料と比較して、
比較的安価であるなどの利点を有している。しかしなが
ら、例えば、弾性の喪失や上記の物的被害の可能性な
ど、不利な点も実在する。本発明のアプリケーター及び
ロッドは、上記問題点が少なくとも部分的には解決され
るような熱可塑性物質、又は熱可塑性物質を含んでいる
混合物から形成されたワイパー装置とともに使用する
時、特に有利である。好ましい原料は、100%の低密
度ポリエチレン、及び100%の熱可塑性エラストマー
物質(TPE)、D40から60の範囲の剪断硬度(shore ha
rdness)を有している熱可塑性エラストマー性物質など
である。熱可塑性エラストマー性物質は、ポリエチレン
のような物質よりも大いに弾性に富んでいる。
【0037】本発明のロッド及びアプリケーターとの併
用に、また、本発明の化粧用アプリケーターアセンブリ
における使用に適した、好ましいワイパー装置は、充分
に環状のオリフィスを有している長く延びた空洞の弾性
のある本体と、オリフィスの周囲に配置され、そこから
直接に延びている複数の長く延びた弾性のある部分(弾
性フィンガー)とを含んでおり、当該フィンガーは、そ
れぞれ、自由、遠位端部を有しており、(フィンガー
の)各部は、本体から離れて、オリフィスの軸に向かっ
て内向きに延びており、(フィンガーの)各部は、その
軸に対して90°から120°の角度で位置して、遠位
端部に向かって先細りしており、(フィンガーの)部
は、遠位端部では、放射状に少なくとも間隔を空け、軸
方向から見てオリフィスの断面積の好ましくは多くとも
55%,最も好ましくは50%の面積を占めている。特
に好ましくは、ワイパーは、軸方向から見て少なくとも
100°の角度で、正反対に位置する1組の遠位端部の
距離がオリフィスの直径の多くとも10%である、4つ
の長く延びた弾性のある部分を有している。このような
タイプのワイパー装置は、EP-A-900 534に記載されてい
る。ロッドの直径がより小さい時、例えば3.5mmで
ある時、実際の間隔最小値は0.4mmであるので、上
記のような接近した状態まで設計上間隔を狭めることは
無理である。従って、この間隔は、オリフィスの直径の
15或いは20%としてもよい。
【0038】ワイパー装置が緩和又は均衡形態にある場
合、即ち、例えば、化粧品用材料アプリケーターのロッ
ドによるひずみが生じていない場合、各部分の配置につ
いて、上記定義の配置が採用されれば申し分ない。ワイ
パーが静止位置に溝を有していないロッドに周囲に位置
しているとき、各部はロッドに沿って延び、ロッドに対
して弾性を維持している。
【0039】従って、使用中において、アプリケーター
ロッドが、ワイパーがフィットしている容器から引き上
げられると、またそのワイパーの端部は容器の開口部か
ら外を向いているのであるが、ワイパーオリフィスの端
部又は表面は、ロッドから粘着性材料を除去し、アプリ
ケーターに残っている材料の量を調節する。長く延びた
部分は、ロッドを通過して、くびれ或いはストップ部材
に至るまではロッドに対して弾性を維持し、その結果、
長く延びた部分の両端が内向きに折り返っている。アプ
リケーターがその部分を通過し始めると、(長く延びた
部分の)両端は内向きのままであり、繊維の働きにより
ブラシ中で逆方向に引っ張られてもよい。アプリケータ
ーの自由端が通過するとき、その部分(長く延びた部分
の端部)は、跳ね返り、アプリケーターの先端から、少
なくとも材料の液だれの一部を除去する。
【0040】アプリケーターがブラシである場合、ブラ
シが通過する際、多少程度ブラシの繊維と混ざり合うこ
とによって、長く延びた部分はその均衡状態に向かって
戻れるだろう。その程度は、その部分の柔軟性や、放射
状に剛毛が延びているものが有利であるブラシの性質に
よる。
【0041】望ましい拭き取り効果を達成するために
は、ワイパーの弾性フィンガーの先端が、できるだけブ
ラシに入り込んでいなければならない。フィンガーの先
端は、通常は撚りワイヤーであるブラシの中心の芯部に
できるだけ近くなければならない。本件のように、ブラ
シに面するように内向きに折り返されたフィンガーは、
内向きに折り返されていないワイパーフィンガーより
も、ブラシにより深く入り込み、ワイヤーに近づく。ブ
ラシがワイパーから引き上げられると、剛毛部分は、フ
ィンガーに対して通常十分な圧力を働かさず、フィンガ
ーは完全に反り返った状態を維持することができず、そ
の先端が開く。しかしながら、フィンガーが均衡点に戻
るのを阻止するだけの圧力はある。一般的に、フィンガ
ーは、それがブラシの芯部にほとんど垂直になるまで、
先端部を開くことができる。剛毛部分の通過によって起
きる力は、フィンガーが均衡点にとどまるのを維持する
のに十分強く、ブラシの望ましい拭き取りは、まさにこ
の均衡点において達成される。
【0042】マスカラ、或いは類似の粘着性化粧材料に
使用される典型的な撚りワイヤーブラシは、1cm当り
40から400、より通常では170から300の剛毛
或いは繊維を有している。また剛毛或いは繊維の厚さは
0.06から0.25mmである。ワイヤーにおける撚
り数は、典型的には、1cm当り4から7である(繊維
の場合は剛毛の遠位端の半分のカウントとなる)。
【0043】ワイパーフィンガーがブラシと向き合って
いるように内向きに折り返されていることを確実にする
ような、繊維とワイパーとの間の最適な相互作用は、繊
維の厚さ、つまり剛性が典型的な範囲の上端にあるが、
繊維のカウント数が典型的な範囲の下端にある時に達成
される。ブラシは1cm当り160から200の繊維を
有しているのが好ましく、その直径は0.125から
0.2mmの範囲内にある。比較的固い繊維でかつ比較
的低いカウント数を有する繊維は、睫毛をブラシでとか
すのを容易にすることができる。
【0044】他の好ましい態様では、近位端部でのブラ
シの最初の3−6mmの位置にある繊維、つまりワイパ
ーと最初に出くわす端部は、約0.25mmの直径であ
り、一方、ブラシの残りの部分は、典型的なもので20
−25mmであり、始めの2−4の撚りを超えた部分
は、より柔軟性のある繊維、例えば、前記の値の半分、
すなわち、約0.125mmの繊維を使用することによ
り、ブラシの使用の時にブラシで梳かしやすい。より好
ましくは、繊維の密度は、1cm当り160から200
である。
【0045】上記の好ましいブラシを用いると、ワイパ
ーの弾性フィンガーは、ロッドに溝があるにもかかわら
ず、たとえ貯蔵中にセットされても、確実に内向きに折
り返される。ブラシを製造する設備は、必要に応じて、
とりそろえられた中から望ましい繊維の密度を選択して
調整してもよい。単位長さ当りの繊維の数は、例えば、
通常、歯状物などの移転手段(transfer means)の間隔空
け(spacing)で調整することにより、変化されてもよ
い。2つの異なった厚さの繊維がある態様では、より糸
又はロープ原料内の繊維数は異なっていてもよい。
【0046】全ての場合において、いかなる剛性及び密
度を持った剛毛が使用されても、弾性フィンガーの両端
は、アプリケーターの端部が近づくにつれ、均衡状態へ
戻る傾向があり、引き上げる段階でブラシがはじかれ又
は跳ね返り、アプリケーターから最後のしずく(drop)を
取り除く手だてとなる。先細りする自由端を有するアプ
リケーターを使用すれば、一層効果的に、しずくを除去
することができるだろう。
【0047】ワイパー装置には、3から5の,好ましく
は4のフィンガーが設けられていると有利である。フィ
ンガー或いは部分の間の間隔は、近位端部から遠位端部
に向かって広がっているのが有利である。すなわち、各
部分の自由端は、オリフィスの軸に沿って、近位端部よ
りも小さな角を形成している。そして、必要に応じて、
その部分の近位端部の先端は併合して接触していてもよ
い。しかしながら、近位端部の間隔は、空いていること
が有利であり、オリフィスの円周の長さの多くとも55
%、特に50%を占めていてもよい。その部分の遠位端
部は、先細りしている、即ち三角形のような形をしてい
るのが有利である。広がった近位部は、歪みやねじれに
対する抵抗力が強く、一方、先細りした遠位端部分は、
柔軟であり、そのため、内側に折り返され、また、アプ
リケーターが引き上げられるとき、アプリケーター(通
常、先細っている)の自由端から、付着した材料の小滴
を除去する能力が高められている。しかし、アプリケー
ターが引き上げられる際、アプリケーターの長さ、例え
ばアプリケーターがブラシである場合、剛毛から、大量
の物質を除去するわけではない。
【0048】ワイパーを緩和状態において軸沿いに見た
場合、フィンガー或いは長く延びた部分が、ワイパーオ
リフィス面積の多くとも55%、好ましくは(多くと
も)50%、より好ましくは40−50%、最も好まし
くは約45%を占めていることが有利である。また、向
かい合った遠位端部間の距離が、オリフィスの直径の多
くとも25%、好ましくは多くとも20%、より好まし
くは多くとも10%であることが有利である。原則とし
ては、その部分の遠位端部は、接触していてもよいが、
そのような構造は現在の好ましい製造過程ではたやすく
達成されない。
【0049】しかしながら、ワイパーオリフィスの大き
さに対するワイパー部分の長さ、及びこれらの静止角度
は、除去されるしずくの割合を大きくするようにするよ
うに、接触して跳ね返るようなものが有利である。その
ような結果は、例えば、100°から120°の角度
で、静止位置における間隔が10%以下であることなど
により達成される。
【0050】緩和状態におけるフィンガー或いは長く延
びた部分につて再び述べれば、開口部の軸に沿った方向
から見て、或いは、当該軸と交差した方向から見て、或
いは、好ましくはその両方の方向から見て、それぞれ
が、遠位端部に向かって先細る近位部を含んでいること
が有利である。その部分本体の近位部が、長方形の断面
であるのが有利である。各部分の遠位部が、開口部の軸
に沿った方向から見て、或いは、当該軸と交差した方向
から見て、或いは、好ましくはその両方の方向から見
て、遠位端部に向かうに連れ先細っているのが有利であ
る。その部分の遠位部が、図面を用いて詳細に記載され
ているように、三角形であるのが有利である遠位端部そ
のものを除いて、長方形の断面であるのが有利である。
その部分は、一方の端から他方の端まで規則的に先細り
しているのが有利である。各部分は、ひずんでいない状
態では、一般的にまっすぐであるのが有利である。
【0051】本発明の使用に適したワイパー装置は、環
状に近いオリフィスを有する弾性体と、オリフィスの周
辺に間隔を空けて配置する複数の長く延びた弾力のある
部分(フィンガー)とを含んでおり、そのフィンガー
は、各々が本体に近い端部と、自由な、遠位端部とを有
しており、本体から延びた近位端部は、環状オリフィス
の軸に平行な実質成分を少なくとも有しており、その部
分の自由な遠位端部は、前記軸に沿って内向きに延びて
おり、また、遠位端部は、前記軸の上、或いはその近く
にある。このようなワイパー装置は、GB-A-2312617に記
載されている。
【0052】好ましい形態において、アプリケーターア
センブリは、粘性材料に適用した使用に適しており、そ
のアセンブリには、粘性材料用容器、締め部、アプリケ
ーター及びロッド、および使用時には、ロッド及びアプ
リケーターが引き上げられてもよい容器内にあるワイパ
ー装置を含んでおり、前記ワイパー装置は、環状に近い
オリフィスを有している長く延びた空洞の弾性のある本
体と、オリフィスの周囲に配置され、そこから直接に延
びている複数の長く延びた弾性のある部分とを含んでお
り、それぞれは、自由な、遠位の端部を有しており、各
部は、本体から離れて、オリフィスの軸に向かって内向
きに延びており、各部は、その軸に対して90°から1
20°の角度で位置して、遠位端部に向かって先細りし
ており、その部は、遠位端部では、放射状に少なくとも
間隔を空け、軸方向から見てオリフィスの断面積の多く
とも55%,好ましくは多くとも50%の面積を占めて
おり、前記ロッドは、締め部と接触される近位端部と、
アプリケーターと接触される遠位端部とを含み、また遠
位端部上或いはその周辺でくびれを含んでおり、くびれ
の部分間のロッドの断面積は、最も小さな断面積であ
り、また、遠位端部の断面積は、くびれの近位側を形成
しているロッドの部分の断面積より小さく、また、くび
れの遠位側を形成しているロッドの部分の断面積は、く
びれの最も小さな断面積よりも大きくなっており、さら
に、ロッドは、アセンブリを締めた状態では、ワイパー
装置の長く延びた部と接触する点で溝を含んでいる。
【0053】本発明及び数例の適切なワイパー装置に従
って構築されたアプリケーター、ロッド及びアプリケー
ターアセンブリの2形態が、以下の図面を参照して、具
体例によって、詳細に説明される。
【0054】
【発明の実施の形態】図1では、アプリケーターのアセ
ンブリ、特にマスカラのユニット(器具)又はヘアダイ
のユニットが示されている。このユニットは、参照番号
1で一般的に示される熱可塑性樹脂の容器からなり、当
該容器は、ショルダー2近くで容器本体に接続された、
雄ねじ4を持つネック3を有している。
【0055】キャップ8は、閉鎖装置であって、雌ねじ
9を有しており、ネック3の雄ねじ4上に螺合するもの
で、外部カバー10がそのキャップ8を覆う位置におい
てヒートセットの接着層11(a heat-setting adhesiv
e layer 11)により或いは単に圧力嵌め(force fit)に
より保持されている。このキャップ8から容器1の内部
に向かって、アプリケーターブラシ14が取り付けられ
ている下端13にまで延びているのは、ロッド12であ
る。参照番号6で一般的に示されるワイパー装置(a wi
per devise)は、リム15を有し、ネック3内に位置し
ており、このリム15は、容器1とキャップ8の間でシ
ール5を与えている。
【0056】以下より詳細に考察すると、ワイパー装置
6はネック3内に配置されている。そしてこの組立部品
が、図1のように閉じているとき、ロッド12はキャッ
プ8からワイパー装置6を通って延び、そのワイピング
表面(wiping surface)18がロッド12と接触してい
る。ワイパーのフィンガー(指状物)22が容器1内を
下側に延びており、ロッドで止まっている。好ましい態
様では、溝7がロッド12に設けられ、フィンガー22
がこの溝内に止まっている。図1に示す態様では、溝の
側部が比較的浅く傾斜をしており、ロッド12を容器か
ら引き出すと、フィンガーが緩やかに外側に広がるよう
になっている。
【0057】ロッド12の末端部(distal end)では、ア
プリケーターブラシ14と接続するすぐ手前において、
ロッドはくびれ16で狭まり、中実カップ形状部25(s
olidcup shaped part)の円形面により与えられた表面或
いはショルダー20により急激にひろがっている(円錐
形状とはいうものの、厳密に円錐状の表面というより
は、球根状の形状を有する)。しかしながら、ロッドの
ショルダーの直径とロッドの残り部分の直径は、ロッド
の最大幅部の直径よりは小さく、また、ワイパー6のオ
リフィス(開口穴)における緩和(relaxed)時の直径よ
り小さいことが好ましい。ショルダー20は、ロッド1
2の軸に対してθの角度を形成する。図1において、θ
は90°である。
【0058】図1及び図2に示すように、ロッド12と
アプリケーターブラシ14を容器1から引き出すと、狭
部16に到達するまで、フィンガー22がロッドに対し
て穏やかに支えて押さえ、ロッド表面に止まる。狭部1
6を通過する際、均衡状態に向かって内部に緩和し、そ
の両端は、図2に示すように、表面20と接触する。フ
ィンガー22の端に対して表面20が移動することによ
り、フィンガー22の端は内側に向き、図3に示すよう
に、裏返される。ロッド12の残りの部分とアプリケー
ターブラシ14を引き出すとき、当該端は内側に向いた
ままである。
【0059】特に、図4、5及び6では、ワイパー装置
6がより詳細に示されている。上記のように、ワイパー
装置6は、その上端部にリム15を有しており、リム1
5は、シールを与えることに加えて、ワイパー装置6を
ネック3内に配置させるストップ(トstop)を形成して
おり、かつまた、リム15の真下にあるワイパー装置本
体の外壁上にビード17(bead 17)は、ネック3の内
壁において対応する凹所に嵌まり込み、シールを補助
し、またしっかり固定させるようになっている。
【0060】ワイパー装置本体の壁の外側及び内側の表
面は、内側に曲がっており、ワイパー装置はその下端壁
19に向かって先細りし、また、その内側壁の表面は、
360°の円弧で占めるワイピング表面18で終わって
いる。下端壁19から延びているのは、4つの間隔が開
けられて軸方向に延びるワイピングフィンガー22であ
る。図5から最も明らかに見られるように、各フィンガ
ー22は自由、末梢、端部28に向かって先細りしてい
る。フィンガー22は断面長方形状であり、当該長方形
の全ての面が自由、末梢、端部28に向かって小さくな
っている。各フィンガー22の内面24とワイピング表
面18(ワイパー装置6の軸に平行である)との間の角
度は約100°である。遠位部28の終端の断面におけ
る外面30及び内面32の形状は尖っており、外面30
及び内面32は、食い違わせて、装置6の軸と平行にか
つ僅かに距離をおいてエッジ36を形成している。図5
のように、軸からみると、4つのフィンガーは、ワイピ
ング表面で形成されたオリフィス(開口穴)の面積の約
45%を占めている。
【0061】典型的には、マスカラのアプリケーターの
ロッドの直径は、2.5から4.5mmの範囲内にあ
る。4.3mmのロッドでは、ワイピィングのオリフィ
ス(開口穴)の直径は約4.2mmであり、内面に沿っ
て測定されるフィンガーの長さは2.0から2.2mm
であり、径方向に対置している各フィンガーのエッジ3
6は約0.25mm間隔にある。このワイパーを構成す
る原料例としては、低密度のポリエチレン、低密度のポ
リエチレン/熱可塑性エラストマーの混合物、例えば重
量で約1:2の割合の混合物、熱可塑性エラストマー、
及び完全なエラストマー材料、例えばニトリル系ゴムや
例えば70−80の範囲内のショア硬度を持ったエラス
トマー材料がある。
【0062】更に長い延長部材を有する以外は同種構成
の好適なワイパーが、図7及び8に示されている。図5
及び図6のものに対応している特徴部分は、対応する参
照番号が付されている。
【0063】この装置の上部は上記の通りであり、下端
部で先細りとなり、内壁はワイピング端18で終わって
いる。この装置の軸に対して平行に下端壁から延びてい
るのは、間隔をあけて延設された4つの柱状部材21で
あり、そしてそれぞれの柱状部材21からは、ワイピイ
ングフィンガー22が軸方向に向かって延びている。そ
のフィンガー22の先端部23は丸くなっており、ブラ
シを引き出す際に、できるだけアプリケーターブラシ1
4の中央部に近づくようになっている。アプリケーター
ロッド12が貯蔵位置にあるとき、柱状部とフィンガー
の変形量を最小限にするべく、環状の溝7(図1参照)
がロッド内の適切な位置に形成されてもよい。フィンガ
ー22は柱状部材21に対して約100°の角度で延び
ている。
【0064】典型的には、マスカラのアプリケーターの
ロッドの直径は、2.5mmから4.5mmの範囲内で
ある。4.3mmのロッドでは、ワイピィングのオリフ
ィス(開口穴)の直径は約4.2mmである。またその
柱状部材の長さは約3.6mmであり、フィンガーは柱
状部材の内壁から約2.0mmそれぞれ延びている。
【0065】図9及び図10では、図7及び図8に対応
する数値が参照番号として付され、好適なワイパー装置
の第3の態様が示されており、その中で、本体部は図7
及び図8のものと同様である。ワイパー装置6の本体部
の下端壁19から延びるているのは、参照番号30で一
般的に示される6つの離間部材であり、当該各部材の近
接部31ではその装置の軸に対して平行に延び、そして
遠位部32では当該軸に対して約130°の角度で内側
に延びており、中間部33では端部との間で緩やかなカ
ーブが与えられている。
【0066】この部材は、図7及び図8で示した態様と
同様、当該軸に近いところまで延びて、製造過程で型か
ら離れることができる様にして一致している。図7から
図10にて示した両形態では、その装置を構成する材料
は弾性があり、その部材の近接部21と31は、変形下
での形状の記憶喪失を防ぐ役割を果たす。
【0067】図11は、ロッドとアプリケーターの構成
を除くすべてにおいて、図1から図3のものと構造的に
同じアプリケーターのアセンブリ(assembly)を示して
いる。図1から図3のものと対応する特徴は、対応する
参照番号が与えられる。
【0068】ロッド12の遠位40は、アプリケーター
14に向かって先細りする。アプリケーター14の端部
42を支えているのは、ショルダー20に設けられるス
トップ部材44である。ロッド12とアプリケーターブ
ラシ14を容器内から引き出すと、フィンガー22が、
ロッド12の先細り端40及びアプリケーターの端部4
2に行き着き、均衡状態の方向に弛緩するまで、緩やか
にロッドによりかかり、つまり、表面によりかかった状
態を保つ。それから端部が表面20と接触し、フィンガー
22の端に対する表面20の動きにより、フィンガー2
2は内側に向き、互いに向き合う形となる。
【0069】アプリケーターブラシ14は、例えば、捩
じれたスチールワイヤーからなる芯に支えられた螺旋の
剛毛からなっていてもよく、その場合、端部42は捩じ
れたスチールワイヤーにより形成されていてもよい。
【0070】図12は、更に、図1のものと構造上同様
のアプリケーターのアセンブリ(assembly)を示す。し
かし、図12の態様では、容器が閉じているときは、ワ
イパー装置6内でロッド12の端部50のみがより大き
な直径を持ち、残りの部分52は一定のより小さい直径
である。また、閉鎖装置8が容器1のネック3上のねじ
4に螺合しているとき、先細り部54がワイパー6のフ
ィンガー22の下にある部分50と52を連結する。
【0071】先細り部54は、本形態或いは他の形態に
おいて、オジイ(ogee)形状をしており、フィンガー2
2が凸部によりかかるように配置されている。ロッドを
引き抜き始めると、フィンガーが凹部まで動くが、この
段階では逆になる傾向はない。しかしながら、ロッド1
2とアプリケーターブラシ14を更に引きあげると、フ
ィンガー22が止部材44のショルダー20にて逆にな
るのがより有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従って構築されたアプリケ
ーターのアセンブリ内の閉鎖時の縦断面図である。
【図2】 図2は、図1記載の、アプリケーターアセン
ブリ内においてアプリケーターロッドがワイパー装置を
通過して引き上げられたときの縦断面図である。
【図3】 図3は、図1記載の、アプリケーターアセン
ブリ内においてアプリケータがワイパー装置を通過して
引き上げらようとしているときの縦断面図である。
【図4】 図4は、本発明のアセンブリで使用してよい
第1番目のワイパー装置の縦断面図である。
【図5】 図5は、図4のワイパー装置の平面図であ
る。
【図6】 図6は、弾力部の詳細を示すために図4の一
部を拡大している。
【図7】 図7は、本発明のアセンブリで使用してよい
第2番目のワイパー装置の縦断面図である。
【図8】 図8は、図7のワイパー装置の平面図であ
る。
【図9】 図9は、本発明のアセンブリで使用してよい
第3番目のワイパー装置の縦断面図である。
【図10】 図10は、図9のワイパー装置の平面図で
ある。
【図11】 図11は、本発明に従って構築された第
2、第3番目のアプリケーターアセンブリ内の閉鎖時の
縦断面図である。
【図12】 図12は、本発明に従って構築された第
2、第3番目のアプリケーターアセンブリ内の閉鎖時の
縦断面図である。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘性材料に適用するためのアプリケータ
    ーのアセンブリ(assembly)に好適に用いられるアプリ
    ケーター及びロッドであって、そのアセンブリ(assemb
    ly)はアプリケーター、ロッド及び容器を含み、 閉鎖手段及びワイパー装置がその容器内部に位置し、使
    用において、そのロッド及びアプリケーターが引き出し
    可能で、そのロッド及びアプリケーターはそれぞれ近位
    端(proximal end)及び遠位(distal end)を有し、ロ
    ッドの遠位はアプリケーターをその近位端によって移送
    するもので、 (a)このロッドはくびれを有しており、その最小断面
    積を有するそのくびれの部分とその遠位端との間のロッ
    ドの横断面積は、そのくびれの近位端におけるロッドの
    それより小さく、かつ、そのくびれの遠位端ではそのく
    びれの最小断面積よりも大きくしてロッドの一部の横断
    面積を形成し、 (b)そのロッドの遠位端はアプリケーター方向に先細
    りとなっており、アプリケーターの近位端上にはストッ
    プ部材が位置しており、そのストップ部材の横断面積
    は、先細り部分の近位端ではロッドのそれより小さい
    が、ロッドの先細り部分の最小横断面積より大きく、ロ
    ッドの遠位端とストップ部材の間にアプリケーターの任
    意の部分がある場合は上記部分より大きく、 (c)そのロッドの近位端はその遠位端より大きな横断
    面積を持ち、そのロッドは、遠位端に対するよりも近位
    端に対するロッド閉鎖体の領域では、そのより大きな横
    断面積からより小さい横断面積へとテーパが付けられ、
    アプリケーターの近位端ではストップ部材が位置してお
    り、そのストップ部材の横断面積は、その先細りの遠位
    端側におけるロッドのそれより大きいが、近位端でのロ
    ッドより小さく、ロッドの遠位端とストップ部材との間
    にアプリケーターの任意部分がある場合は上記部分より
    大きいアプリケーター及びロッド。
  2. 【請求項2】 請求項1(a)に記載されたアプリケー
    ター及びロッド。
  3. 【請求項3】 そのくびれがロッドの遠位端にある、請
    求項2記載のアプリケーター及びロッド。
  4. 【請求項4】 そのくびれはロッドを狭く細くして形成
    され、そして次に広くしてショルダーを形成し、そのシ
    ョルダーのラインは、ロッドの軸に対して70゜より大
    きな角をなしている、請求項2又は3記載のアプリケー
    ター及びロッド。
  5. 【請求項5】 そのストップ部材の近位面が、ロッドと
    アプリケーターの軸に対して70゜より大きな角度をな
    してショルダーを形成する、請求項1(b)又は1
    (c)に記載のアプリケーター及びロッド。
  6. 【請求項6】 その角度が80゜より大きい、請求項4
    又は5記載のアプリケーター及びロッド。
  7. 【請求項7】 そのショルダーが、ロッドの軸に対して
    ほぼ直角をなしている、請求項4又は5記載のアプリケ
    ーター及びロッド。
  8. 【請求項8】 そのショルダーは、中実カップ形状のよ
    り大きな円形面である、請求項7記載のアプリケーター
    及びロッド。
  9. 【請求項9】 ショルダーは、中実円錐台(a solid fr
    ustum of a cone)のより大きな円形面によって形成さ
    れている、請求項7記載のアプリケーター及びロッド。
  10. 【請求項10】 アプリケーターは、螺旋状のワイヤー
    のコア(core)から剛毛が広がっているブラシであり、
    そのブラシはcmあたり160から200の剛毛を含ん
    でおり、その繊維は直径が0.125から0.2mmの
    範囲内にある、請求項1から9のいずれかの項に記載の
    アプリケーター及びロッド。
  11. 【請求項11】 アプリケーターは、螺旋状のワイヤー
    のコア(core)から剛毛が広がっているブラシであり、
    そのブラシは、直径約0.25mmの剛毛を有する、3
    から6mmの長さの近位部を含み、そのブラシの残りの
    部分は近位端の剛毛の厚みの約半分の剛毛を有してい
    る、請求項1から9のいずれかの項に記載のアプリケー
    ター及びロッド。
  12. 【請求項12】 剛毛の密度は、cmあたり160から
    200である請求項11記載のアプリケーター及びロッ
    ド。
  13. 【請求項13】 実質的に、この文書に記載され又はこ
    れに関連する、又は図1、2及び3、図11又は図12
    に記載されたアプリケーター及びロッド。
  14. 【請求項14】 アセンブリが請求項1〜13のいずれ
    かの項に記載されたアプリケーターとロッドを含む、粘
    性材料を適用する用途に好適なアプリケーターのアセン
    ブリ。
  15. 【請求項15】 アセンブリが、粘性材料用の容器、閉
    鎖部材、請求項1〜13のいずれかの項に記載されたア
    プリケーター及びロッドを含み、当該アプリケーターが
    ロッドによって閉鎖部材に取り付けられており、また、
    容器内には、複数の弾性フィンガーを含むワイパー装置
    が位置している、粘性材料を適用する用途に好適なアプ
    リケーターのアセンブリ。
  16. 【請求項16】 熱可塑性樹脂材料又は熱可塑性樹脂材
    料を含む混合物から形成されたワイパー装置を含む、請
    求項14又は15記載のアプリケーターのアセンブリ。
  17. 【請求項17】 熱可塑性エラストマー材料から形成さ
    れたワイパー装置を含む、請求項16記載のアプリケー
    ターのアセンブリ。
  18. 【請求項18】 実質的に円形のオリフィスを有する細
    長い中空の弾性本体を含むワイパー装置を含み、その複
    数の細長い弾性材料がオリフィスの周縁から直接延びて
    おり、それぞれ自由遠位端部を有し、それぞれの部材が
    オリフィスの軸方向に内側に向けて本体から離れるよう
    に延びており、それぞれの部材はその軸に対して90゜
    から120゜の範囲内の角度をなしてその遠位端方向に
    テーパが付けられており、当該部材は少なくともそれら
    の遠位端にて放射状に離間しており、軸方向にみてオリ
    フィスの面積の最大55%占めている、請求項14から
    17のいずれかの項を含むアプリケーターのアセンブ
    リ。
  19. 【請求項19】 4つの細長い弾性部材があり、当該部
    材はその軸に対して少なくとも約100゜の角度をなし
    ており、互いに反対側の一対の遠位端同士の間の距離は
    オリフィスの直径の最大10%である、請求項18のア
    センブリ。
  20. 【請求項20】 ロッドは、アセンブリがその閉鎖位置
    にあるとき、ワイパーの弾性フィンガーの接触地点にて
    溝を有している、請求項14から19のいずれかの項に
    記載のアプリケーターのアセンブリ。
  21. 【請求項21】 ロッドはくびれを含み、かつそれは、
    アセンブリがその閉鎖位置にあるとき、弾性フィンガー
    の接触地点よりもロッドの遠位端により近いところにあ
    る、請求項14から20のいずれかの項に記載のアプリ
    ケーターのアセンブリ。
  22. 【請求項22】 実質的に円形の横断面のロッドと、実
    質的に円形のオリフィスを有する中空の弾性本体を含む
    ワイパー装置を含んでおり、 くびれと遠位端との間のロッドの直径又はストップ部材
    の直径は、それが均衡状態にあるとき、ワイパーの円形
    のオリフィスの直径より小さいか、或いは弾性フィンガ
    ーの厚みの2倍を引いたものと同じである、請求項14
    から21のいずれかの項に記載のアプリケーターのアセ
    ンブリ。
  23. 【請求項23】 粘性材料用として好適なアプリケータ
    ーのアセンブルであって、当該アセンブルは、粘性材料
    の容器、閉鎖部材、アプリケーター及びロッドを含み、
    その容器内部にはワイパー装置が位置しており、使用の
    際、ロッド及びアプリケーターが引き出し可能であり、 ワイパー装置は、細長の中空の弾性本体を含み、当該弾
    性本体は実質的に円形オリフィスを有していて、複数の
    細長い弾性部材がそのオリフィスの回りに位置してオリ
    フィスの周縁から直線的に延びており、それぞれが自由
    遠位端部を有し、それぞれの部材がオリフィスの軸方向
    に内側に本体から離反する方向に延び、それぞれの部材
    が当該軸に対して90゜から120゜の範囲内の角度に
    あり、その遠位端方向にテーパが付けられ、当該部材は
    それらの少なくとも遠位端にて放射状に離間しており、 ロッドは、近位端では閉鎖部材に取り付けられ、遠位端
    ではアプリケーターに取り付けられており、その近く又
    は遠位端ではくびれが含まれており、最小横断面積を有
    するそのくびれの部分とその遠位端の間のロッドの横断
    面積は、くびれの近位側のロッドの横断面積より小さ
    く、くびれの遠位端を形成しているロッドの部分の横断
    面積は、くびれの最小横断面積より大きくなっており、 ロッドはさらに、アセンブリの閉鎖位置において、ワイ
    パー装置の細長部材の接触地点で溝を含んでいる、粘性
    材料用として好適なアプリケーターのアセンブル。
  24. 【請求項24】 ワイパー装置は、熱可塑性合成樹脂材
    料又は熱可塑性合成樹脂材料を含む混合物で形成される
    請求項23記載のアプリケーターのアセンブル。
  25. 【請求項25】 ワイパー装置は、熱可塑性合成樹脂エ
    ラストマー材料で形成される請求項24記載のアプリケ
    ーターのアセンブル。
  26. 【請求項26】 複数の弾性フィンガーとアプリケータ
    ーを移送するロッドを含むワイパー装置を含んだアプリ
    ケーターのアセンブルの材料における使用であって、 (a)ロッドがワイパー装置を通って引き出されるに応
    じて、ワイパー装置の弾性フィンガーがロッドの方向に
    内側に折れ曲がり、最小横断面積を有するくびれ部分と
    アプリケーターとの間のロッドの横断面積は、くびれの
    前のロッドの横断面積より小さくし、ワイパー装置の材
    料の欠けを防止又は減じるようにしており、 (b)ロッドにはテーパーが付けられてアプリケーター
    の端部方向にアプリケーターを移送するロッドであっ
    て、ストップ部材は、アプリケーターの近位端に位置し
    ており、ロッドがワイパー装置を通って引き出されるに
    応じてワイパー装置の弾性フィンガーがロッドの方向に
    内側に曲がるようにしており、当該ストップ部材の横断
    面積は、テーパーの手前のロッドのそれより小さくし
    て、ワイパー装置の材料の欠けを防止し減じるようにし
    ている、アプリケーターのアセンブルの材料における使
    用。
  27. 【請求項27】 ワイパー装置が、熱可塑性合成樹脂材
    料又は熱可塑性合成樹脂材料を含む混合物から形成され
    ている請求項26記載の使用。
  28. 【請求項28】 これに関連して又は1以上の図面によ
    って実質的に記載されたアプリケーターのアセンブル。
  29. 【請求項29】 ここに記載された任意の新規な特徴又
    はここに記載された特徴の任意の新規な組み合わせ。
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