JP4722259B2 - アプリケータ及びアセンブリ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、材料のアプリケーター(applicator)及びロッド(rod)に関し、更に詳細にはマスカラやヘアーダイなどの化粧材料用のアプリケーター及びロッドと、アプリケーターを含むアセンブリ(assembly、組立品)に関する。
【0002】
【従来技術】
アプリケーターを含むアセンブリは、通常、化粧材料用容器と、ロッドによってアプリケーターに取り付けられたクロージャーのキャップ(closure cap)と、ロッド及びアプリケーターが容器から引き出されたとき、ロッドから化粧材料を拭い、アプリケーターに望ましい量の材料を残して、アプリケーターから過剰の材料を取り除くオリフィス(穴部)(orifice)を有している、容器に設けられたワイパー栓(wiper plug)又はストリッパー(stripper)とを含んでいる。
【0003】
アプリケーター上の材料の量及び分布が、塗布において望ましい効果を与えるのに欠かせないものであることを確実にするように、ワイパーの種々のデザインが提案されている。例えば、GB-A-2 097 662、GB-A-2312617、及びEP-A-900 534などをが挙げられる。ワイパーは、ロッドの材料、アプリケーターの端の過剰な材料を取り除くことが必要であり、また、好ましくは、アプリケーターの自由端から材料の液だれや糸引き状態を取り除くことが必要である。ワイパーは、例えば、マスカラアプリケーターの場合はしばしばそうであるが、アプリケーターが、剛毛の繊維の上、間及びときどき(sometimes)内にマスカラがあるブラシである場合、アプリケーター内の材料の量をコントロールしてもよい。これらのワイパーは、プラスチックやゴム状の材料で、当該材料から内側に延びており、ワイパーのオリフィスを形成する弾力性フィンガー(fingers)を含んでいてもよい。ロッド及びアプリケーターが容器から引き出されたとき、ワイパーのオリフィス及び/又はフィンガーは、通常は両方であるが、ロッド、およびアプリケーターの材料を拭い、最後に、フィンガーは閉じられ、アプリケーターの端に存在する材料の液だれや糸引き状態を取り除く。
【0004】
用いられたワイパー装置(wiper devices)は、少なくとも部分的には効果的であるが、未だ満足できるのもではない。これらのワイパー装置についての第一の問題は、アプリケーターの自由端から材料の液だれや糸引き状態を確実に取り除けないことである。第二の問題は、経時で、及び/又は使用した結果として、有効性を失う傾向があることである。例えば、ワイパーが弾性フィンガーを有するタイプのものである場合、オリフィスと定義されている材料の緩和された直径(relaxed diameter)が、ロッドの直径よりわずかに小さいようにデザインされており、フィンガーはそこから内側に延びている。アセンブリが閉鎖状態で収納されているとき、フィンガーの材料は、ロッドにより、均衡形態(equilibrium configuration)から、充分に歪んでいる。フィンガーは、ひずみの状態にありがちである。国際出願WO 95/26147では、ロッドに、フィンガーと接触する位置に環状の溝を与える(provide)ことによって、これを緩和することが提案されている。それにもかかわらず、長期間にわたり収納されていると、フィンガーは、ワイパーを通して引き出されたとき、アプリケータ上で閉鎖しない。
【0005】
このひずんだ位置にされる(または、他の用語を用いると、それらの記憶を失う)フィンガーの傾向は、製品の貯蔵寿命を制限する重大な欠点であり、特別なアプリケーターのユニット(unit)を時たま使用する場合は、おそらく不便となるだろう。
【0006】
EP-A-900534で述べられているように、短いフィンガーは、長期間、優れた有効性を与えると思われる。しかしながら、問題が除去されたわけではない。
【0007】
DE-A-19744181では、アプリケーターのアセンブリが記載されており、当該アプリケーターのアセンブリは、溝を有するアプリケーターロッドを含み、アセンブリが閉じられたとき、ゴム系材料(rubber type material)から形成されているワイパー装置のフィンガーが静止する。傾斜面を経て直に隣接する峡部(narrow portion)にロッドが狭められ、傾斜面を経てオリジナルの幅にロッドが広げられることにより、溝又は段のある位置は、形成されている。閉鎖された位置では、ゴム状フィンガー(rubber fingers)は、先端を溝に入れた状態で静止する。アプリケーターロッドがワイパーを通して引っ張られたとき、ゴム状フィンガーは広がっている傾斜面(broadening sloping side)に対して移動し、その先端(their tips)が内側に折り返される。フィンガーの先端で折り曲がることにより、ロッド及びアプリケーターに、大きな拭く力(wiping force)がかかる。しかしながら、ロッドが引っ張られたとき、フィンガーの折り返しにより、ワイパーの材料が裂かれる可能性があるという欠点が、アセンブリにある。天然又は合成ゴムの材料から作られたワイパーは、生じた特別な応力に耐える可能性があるが、熱可塑性タイプの材料から作られたら、ワイパーは耐えられない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第一の態様では、本発明は、粘性材料に適用されたアプリケーターのアセンブリにおいて、使用されるのに適したアプリケーター及びロッドであり、当該アセンブリ品は、アプリケーター、ロッド及び容器、閉鎖手段、および使用時にはロッド及びアプリケーターが引き出される容器内に設けられたワイパー装置が含まれており、前記ロッド及びアプリケーターは、それぞれ、近位端及び遠位端を有しており、ロッドの遠位端は、後者の近位端でアプリケーターを支えているアプリケーター及びロッドであり、
(a)ロッドにはくびれがあり、最小の断面積を有するくびれ部分と、ロッドの遠位端部との間のロッドの断面積は、くびれの近位側のロッドの断面積より小さく、また、くびれの遠位側を形成しているロッドの部分の断面積は、くびれ部分の最小の断面積よりも大きい、
または、(b)ロッドの遠位端部がアプリケーターに向かって先細りしており、アプリケーターの近位端にはストップ部材(stop member)があり、当該ストップ部材の断面積は、先細り部分の近位側のロッドの断面積より小さいが、ロッドの先細り部分の最小の断面積よりは大きく、また、ロッドの遠位端部とストップ部材との間にアプリケーターのどこかの部分が或る場合は、その部分よりは大きい、
または、(c)ロッドの近位端部の断面積は遠位端部の断面積よりも大きく、ロッドは、遠位端部より近位端部に近いロッドの部分では、より大きな断面積から小さな断面積へ行くに従って先細りし、アプリケーターの近位端にはストップ部材があり、当該ストップ部材の断面積は、近位端部のロッドの断面積よりは小さいが、先細りの遠位端部側ではロッドの断面積より大きく、また、ロッドの遠位端部とストップ部材との間にアプリケーターのどこかの部分が或る場合は、その部分よりは大きい、
ようなアプリケーター及びロッドを提供する。
【0009】
第二の態様では、本発明は、本発明の第一の態様に従ったアプリケーター及びロッドを含む材料のアプリケーターのアセンブリを提供する。
【0010】
第三の態様では、本発明は、粘性材料用の容器、クロージャー部材(closure member)、本発明の第一の態様に従ったアプリケーター及びロッドを含み、当該アプリケーターは、ロッドによって締め部に取り付けられ、かつ容器内にあり、またワイパー装置は、複数の弾性フィンガーを含み、有利にはロッドの周りに配置されている材料のアプリケーターのアセンブリを提供する。
【0011】
第一の態様(c)において、容器がクロージャー部材(closure member)によって閉まっているときは、先細り部分のついたロッド部分は、ワイパーのフィンガーに囲まれていることが有利である。
【0012】
第四の態様では、複数の弾性フィンガーと、アプリケーターを支えるロッドとを含むワイパー装置を含む材料のアプリケーターアセンブリの使用方法であり、(a)ロッドがワイパー装置を通って引き上げられるときに、ワイパー装置の弾性フィンガーがロッドへ向かって内側に折り返されるロッドのくびれと、また最小の断面積を有するくびれ部分とアプリケーターとの間の断面積であって、ワイパー装置の物的破損を抑制または減少させるために、当該くびれの前のロッドの断面積より小さな断面積を有するロッドの断面積とを有し、
または、(b)アプリケーターを支え、アプリケーターの方向へむけて先細りしているロッドと、ロッド及びアプリケーターがワイパー装置を通って引き上げられるときに、ワイパー装置の弾性フィンガーがロッドへ向かって内側に折り返されるアプリケーターの近位端部に設けられたストップ部材であって、しかもストップ部材の断面積が先細り前のロッドの断面積より小さく、ワイパー装置の物的破損を抑制または減少させるストップ部材とを有する
材料のアプリケーターアセンブリの使用方法を提供する。
【0013】
ロッドの近位端部は、通常は、クロージャー(closure device)に取り付けられていることが適切である。取付けは、接着剤の使用による方法などの適切な方法であればいかなるものでも構わず、または、ロッドとクロージャーが一体型になったものであってもよい。
【0014】
ワイパー装置にはオリフィス(穴部)があり、当該オリフィスは、ロッド及びアプリケーターを引き上げる際に、ロッドから余分な材料を拭き取り、また、アプリケーターからも余分な材料を取り除く。上記のように、ワイパーには様々なデザインがある。ワイパーには、通常、ロッドの周りにぴたりと合ったオリフィスを有する、弾性のある部分が含まれる。オリフィスと定義される物質は、拭い面(wiping surface)としての機能を有する。ワイパーには、また、オリフィスの軸にほとんど平行、好ましくはオリフィスから直接に延びている柱状物(pillar)において、オリフィスと定義される物質から内側に延びている複数の弾性のある部分又はフィンガーが含まれていてもよい。そして、各フィンガーの部分が拭い面(wiping surface)を提供する。これには、通常、オリフィスと定義される物質により提供される拭い面(wiping surface)も加わる。本発明のロッド及びアプリケーターとともに使用されるのは、弾性のあるフィンガーを有するワイパーである。
【0015】
蓋を閉めた状態では、アプリケーター及びアプリケーターロッドは、クロージャーのキャップ(closure cap)から容器内に延びている。ワイパーはアプリケーターロッドの周りの正しい位置にある。ワイパーが弾性フィンガーを含んでいる場合、使用時において、アプリケーターロッドが容器から引き上げられるとき、オリフィス及びフィンガーの拭い面が、ロッドに対して弾力的に持ちこたえ、フィンガーがロッドのくびれ又は先細りの端部に近づくまで、粘性材料をロッドから取り除く。ロッドがフィンガーを通り過ぎて引き上げられる際、フィンガーは、くびれの狭さまたは先細りにより、均衡点、つまり、ロッドによってひずめられなかったときに位置していた点へ動く。その後、くびれのもっとも狭い部分の後ロッドの断面積が増加するところのくびれの遠位端が、引き上げられる際、またはストップ部材が引き上げられる際、フィンガーの遠位端は、ロッドへ向かって内側に折り返され、そうならなかった場合(they otherwise would be)より、よりしっかりとアプリケーターロッドやストップ部材に接触するようになるのである。フィンガーの異なった部分が、拭い面となるのである。
【0016】
フィンガーの遠位端は、各々が元に戻る程度に内側に折り返されている。ロッドの残りのどの部分がワイパーを通って引き上げられる際も、またその後アプリケーターがワイパーを通って引き上げられる際も、フィンガーは内向きに折り返されたままで、アプリケーターから余分な材料を取り除く。アプリケーターの端部にまで到達すると、フィンガーは、静止位置即ち均衡点に、ひっくり返り、又は跳ね返る。これが起こることで、アプリケーターの先端での材料の液だれや糸引き状態が除去される。
【0017】
本発明のロッド及びアプリケーターの構造は、少なくとも部分的にはDE-A-19744181にて開示されたことと関連している物的被害の問題は解決している。ワイパー部分が折り返された後拭き取られなければならないロッドの部分又はストップ部材は、ロッドの最大部より狭いので、ロッド或いはストップ部材がワイパー装置を通過する際、ワイパー物質内の応力は小さい。したがって、例えば、特にワイパー装置が熱可塑性物質或いは熱可塑性物質を含む混合物から形成されているときの損傷などの物的被害のおそれが、極めて低くなる。
【0018】
ロッドが(a)の構造を有しているとき、くびれには、狭くなっているアプリケーターロッドと、ロッドの遠位端部に向かって広くなっているロッドとが含まれており、その結果、狭まる前のロッドの断面積よりもまだ小さな断面積の部分が与えられている。狭くなった部分と広がった部分の間には、ほぼ一定の断面積を有する狭い部分があってよい。くびれの狭くなった部分からアプリケーターに結合する部分までのロッドの断面積は、くびれの前のロッドの断面積よりも小さく、共に用いられているワイパーが均衡状態にある360オリフィスより小さいことが好ましい。ロッドの断面積が、くびれの後の断面積より大きい場合は、フィンガーが内向きに折り返されているときにワイパーにかかる応力は高くなり、多くの場合、例えば、損傷などにより、物的被害の原因となることがある。
【0019】
ロッドが構造(b)或いは(c)を有しているとき、ロッドの先細りが、構造(a)のロッドのくびれの狭まりの機能を果たし、ストップ部材は、くびれの遠位端部の機能、ロッドの広がりの機能を果たす。
【0020】
ストップ部材は、アプリケーターの近位端部に位置し、より詳細にはこれを支えている。ストップ部材は、しっかり固定されていてもよいし、緩い支えであってもよい。ストップ部材は、アプリケーターを支える本体と別の物であってもよく、または、アプリケーターやロッドと一体化したもの、すなわち、アプリケーターやロッドの一部として形成されたものであってもよい。
【0021】
ロッドの狭まり或いは先細りは、急激的であっても漸次的であってもよい。好ましくは、ロッドが漸次狭まり、フィンガーが下記に示すようなショルダーと衝突する前に緩やかに均衡点に戻るものである。例えば、長さが直径0.5から4.0mmで、直径が2.5から5mmの範囲から、直径が1.5から3mmの範囲まで狭まるのが使用できる。
【0022】
構造(a)のロッドの場合、くびれは狭まっているロッドと、広がっているロッドとを含み、ショルダー或いは襟部を形成している。構造(b)或いは(c)のロッドの場合、ショルダーはストップ部材によって設けられている。ロッドがワイパーを通って引き上げられる際、フィンガーは、ショルダーと衝突し、内向きとなり、ロッドがワイパーを通って引き上げ続けられる際、後ろ向きに引っ張られる。ショルダーは、ロッドの軸に対してまったくの垂直である必要はないが、ワイパー部分において必要な折り返しを起こすのに十分な急勾配でなければならない。図1及び図11でθとして示された鋭角は、ショルダーのラインとロッドの軸の間に形成されたものであり、70°より大きいのが好ましく、80°より大きくのがさらに好ましく、約90°、即ち、ショルダーがロッドの軸に対してほとんど垂直であるのが最も好ましい。当該角度は、異なったワイパーの使用により、異なってよい。例えば、ワイパーの材料が熱可塑性であれば、角θはワイパーの材料がゴムタイプの材料であるものより大きくする必要があってもよい。
【0023】
ショルダー或いは襟部には、ロッドやストップ部材の形状が適切であればいかなる形状のロッド、ストップ部材が設けられていてよい。例えば、くびれは、ロッドが狭まった後、小さな半球状の部分があってもよいし、ストップ部材は小さな固形の半球体であってもよい。どちらの場合も、平坦な円形表面によりショルダーが形成され、円形表面の断面図は、くびれ或いは先細り前のロッドの断面図より小さい。選択的な態様において、ショルダーは、円錐台或いは固形カップ状のより大きな円形表面により形成されていてもよい(円錐台というものの、正確な円錐の表面というより、球根状の曲線を有する面)。
【0024】
くびれの位置は、ワイパー装置のフィンガーの静止位置、すなわち、ロッドを含んでいるアプリケーターのアセンブリが閉鎖状態にある時に、フィンガーがロッドと接触する部位と、ロッドの遠位端部と間のロッドの部位であればいかなる部位に設けられていてもよい。好ましくは、くびれは、ロッドの遠位端部方向に向かって、静止位置より離れていることであり、ロッドの遠位端部付近か遠位端部上にあるのが最も好ましい。
【0025】
上記は、ストップ部材が設けられた態様に関しても同様に適用される。従って、態様(c)では、ロッドの長さの主要部がより狭い断面積を有しており、ロッドの当該部分は、態様(a)又は(b)におけるほど完全にきれいでなくてもよい。しかし、この配置は構成がより容易である。
【0026】
くびれがロッドの遠位端部から非常に遠い場合は、その後のロッドの拭き取りはさほどきれいでなくてもよい。ワイパーが、ワイパーのオリフィスに直接取り付けられたフィンガーを含んでいるとき、フィンガーが内向きになり、折り返すされるつれて、フィンガーは、オリフィスの拭い面がロッドと直に接触しないように、オリフィスの拭い面とロッドとの間に位置していてもよい。ゆえに、この観点から、ロッドの拭き取りはフィンガーがロッドに接触している場所でのみ発生し、拭き取りが行われない部分もある、ということである。ゆえに、こうした状況においては、くびれは、即ちロッドの狭まり、およびショルダー或いは襟部は、ロッドの遠位端部付近或いは遠位端部上にあることが極めて有利となる。
【0027】
ショルダー、およびロッドの残り部分或いはストップ部材の断面積は、2つの必要条件により制御されている。第一の条件は、フィンガーが十分に大きく、その材料がいくらか記憶(メモリー)を失っても、また、くびれの狭まりやロッドの先細りによって元の完全な広さまで緩和しなくても、衝突を起こすことである。第二の条件は、フィンガーが、ワイパーオリフィスがその材料の損傷につながるようなかなりの拡張が生じることなく、折り返ることである。
【0028】
こうした未解決点を回避するため、考慮されるべきロッド或いはストップ部材の断面積は、ロッドの長軸に垂直な適切な地点における断面積である(当該軸は、図1及び図11において、破線部で示されている)。
【0029】
ロッド、ワイパーオリフィス及びショルダーの断面は、典型的にそうであるように、環状であると、ショルダーの直径は、およそ、ワイパーオリフィスの直径から、弾性フィンガーの厚さの2倍を差し引いたものであることが好ましい。典型的には、ショルダーの直径は、ワイパーオリフィスの直径から少なくとも0.6から1.0mmを差し引いたものである。
【0030】
化粧品用アプリケーターのアセンブリにおいて一般に使用されるロッドには2つのサイズがある。ロッドは、直径が4.3mm或いは3.5mmの環状の断面である。熱可塑性のワイパーの弾性フィンガーは、典型的には、最大0.4から0.5mmの厚さから、先端部の約0.25mmまで先細っている厚さを有している。直径4.3mmのロッドを使用するには、ワイパーは、直径4.2mmの環状のワイパーオリフィスを有しており、というのも、ショルダーは、直径3.2から3.4mm、特に3.3mmの環状の断面積を有するのが好ましいからである。3.5mmのロッドを使用するなら、ワイパーは直径3.4mmのワイパーオリフィスを有し、ショルダーは、約2.6mmの直径を有している。
【0031】
くびれ或いは先細りしているロッドの最も狭い部分の直径は、明らかに、ショルダーの直径より小さくなければならず、かなりの程度小さいのが好ましい。例えば、直径1.5から3mmの環状の断面を有していてもよい。
【0032】
態様(c)の一形態において、ロッドの広い部分及び狭い部分は、それぞれ、4.8mm、3.0mmであることが有利と思われ(may)、一方、ストップ部材の直径は4.0mmである。
【0033】
本発明によれば、ロッドは、WO95/26147に記載されているように、貯蔵中のワイパーのひずみを軽減させるために、ワイパーのフィンガーの静止位置に、溝を含んでいてもよい。必要であれば、溝とくびれを一体化できるが、好ましくはない。
【0034】
ロッドの材料は適切なものであればいかなる材料であってもよく、例えば、熱可塑性物質から形成してよい。
【0035】
アプリケーターは、ブラシ、特に芯部又はサポート部のまわりの螺旋状剛毛からなるブラシが好ましい。撚ったスチールワイヤーから形成されることもあるが、例えば、フォームタイプのアプリケーターなどの違ったタイプであってもよい。ブラシがサポート部にある場合、サポート部の断面積は、態様(a)におけるロッドの遠位端部の断面積、および態様(b)及び(c)におけるストップ部材の断面積より、小さいことが有利であり、しかもかなり小さいことが好ましい。断面積は、撚ったワイヤーによるサポート部固有の不規則性を回避できないのは当然であるが、かなりの程度均一であることが有利である。ワイパー装置のオリフィスの直径は、一般的には、アプリケーターの最大直径より小さい。アプリケーターがブラシであれば、直径は剛毛の先端部から測定される。
【0036】
ワイパー装置は、熱可塑性、エラストマー的、熱可塑性かつエラストマー的物質から形成されてよい。例をあげると、合成ゴム或いは天然ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、特に低密度ポリエチレンなどのオレフィン系のホモポリマー或いはコポリマー、またはエチレン酢酸ビニル共重合体などのエチレン不飽和エステル共重合体などが挙げられる。ワイパー装置は、ラミネート形成されていてもよく、またはこれらの物質の2種以上の混合物により形成されていてもよい。熱可塑性物質が使用されている場合は、架橋剤が含まれていてもよい。ワイパー装置は、熱可塑性物質、又は熱可塑性物質を含む混合物であるのが好ましい。熱可塑性物質、又は熱可塑性物質を充分な割合で含んでいる混合物から形成されたワイパー装置は、例えば、ゴム原料と比較して、比較的安価であるなどの利点を有している。しかしながら、例えば、弾性の喪失や上記の物的被害の可能性など、不利な点も実在する。本発明のアプリケーター及びロッドは、上記問題点が少なくとも部分的には解決されるような熱可塑性物質、又は熱可塑性物質を含んでいる混合物から形成されたワイパー装置とともに使用する時、特に有利である。好ましい原料は、100%の低密度ポリエチレン、及び100%の熱可塑性エラストマー物質(TPE)、D40から60の範囲の剪断硬度(shore hardness)を有している熱可塑性エラストマー性物質などである。熱可塑性エラストマー性物質は、ポリエチレンのような物質よりも大いに弾性に富んでいる。
【0037】
本発明のロッド及びアプリケーターとの併用に、また、本発明の化粧用アプリケーターアセンブリにおける使用に適した、好ましいワイパー装置は、充分に環状のオリフィスを有している長く延びた空洞の弾性のある本体と、オリフィスの周囲に配置され、そこから直接に延びている複数の長く延びた弾性のある部分(弾性フィンガー)とを含んでおり、当該フィンガーは、それぞれ、自由、遠位端部を有しており、(フィンガーの)各部は、本体から離れて、オリフィスの軸に向かって内向きに延びており、(フィンガーの)各部は、その軸に対して90°から120°の角度で位置して、遠位端部に向かって先細りしており、(フィンガーの)部は、遠位端部では、放射状に少なくとも間隔を空け、軸方向から見てオリフィスの断面積の好ましくは多くとも55%,最も好ましくは50%の面積を占めている。特に好ましくは、ワイパーは、軸方向から見て少なくとも100°の角度で、正反対に位置する1組の遠位端部の距離がオリフィスの直径の多くとも10%である、4つの長く延びた弾性のある部分を有している。このようなタイプのワイパー装置は、EP-A-900 534に記載されている。ロッドの直径がより小さい時、例えば3.5mmである時、実際の間隔最小値は0.4mmであるので、上記のような接近した状態まで設計上間隔を狭めることは無理である。従って、この間隔は、オリフィスの直径の15或いは20%としてもよい。
【0038】
ワイパー装置が緩和又は均衡形態にある場合、即ち、例えば、化粧品用材料アプリケーターのロッドによるひずみが生じていない場合、各部分の配置について、上記定義の配置が採用されれば申し分ない。ワイパーが静止位置に溝を有していないロッドに周囲に位置しているとき、各部はロッドに沿って延び、ロッドに対して弾性を維持している。
【0039】
従って、使用中において、アプリケーターロッドが、ワイパーがフィットしている容器から引き上げられると、またそのワイパーの端部は容器の開口部から外を向いているのであるが、ワイパーオリフィスの端部又は表面は、ロッドから粘着性材料を除去し、アプリケーターに残っている材料の量を調節する。長く延びた部分は、ロッドを通過して、くびれ或いはストップ部材に至るまではロッドに対して弾性を維持し、その結果、長く延びた部分の両端が内向きに折り返っている。アプリケーターがその部分を通過し始めると、(長く延びた部分の)両端は内向きのままであり、繊維の働きによりブラシ中で逆方向に引っ張られてもよい。アプリケーターの自由端が通過するとき、その部分(長く延びた部分の端部)は、跳ね返り、アプリケーターの先端から、少なくとも材料の液だれの一部を除去する。
【0040】
アプリケーターがブラシである場合、ブラシが通過する際、多少程度ブラシの繊維と混ざり合うことによって、長く延びた部分はその均衡状態に向かって戻れるだろう。その程度は、その部分の柔軟性や、放射状に剛毛が延びているものが有利であるブラシの性質による。
【0041】
望ましい拭き取り効果を達成するためには、ワイパーの弾性フィンガーの先端が、できるだけブラシに入り込んでいなければならない。フィンガーの先端は、通常は撚りワイヤーであるブラシの中心の芯部にできるだけ近くなければならない。本件のように、ブラシに面するように内向きに折り返されたフィンガーは、内向きに折り返されていないワイパーフィンガーよりも、ブラシにより深く入り込み、ワイヤーに近づく。ブラシがワイパーから引き上げられると、剛毛部分は、フィンガーに対して通常十分な圧力を働かさず、フィンガーは完全に反り返った状態を維持することができず、その先端が開く。しかしながら、フィンガーが均衡点に戻るのを阻止するだけの圧力はある。一般的に、フィンガーは、それがブラシの芯部にほとんど垂直になるまで、先端部を開くことができる。剛毛部分の通過によって起きる力は、フィンガーが均衡点にとどまるのを維持するのに十分強く、ブラシの望ましい拭き取りは、まさにこの均衡点において達成される。
【0042】
マスカラ、或いは類似の粘着性化粧材料に使用される典型的な撚りワイヤーブラシは、1cm当り40から400、より通常では170から300の剛毛或いは繊維を有している。また剛毛或いは繊維の厚さは0.06から0.25mmである。ワイヤーにおける撚り数は、典型的には、1cm当り4から7である(繊維の場合は剛毛の遠位端の半分のカウントとなる)。
【0043】
ワイパーフィンガーがブラシと向き合っているように内向きに折り返されていることを確実にするような、繊維とワイパーとの間の最適な相互作用は、繊維の厚さ、つまり剛性が典型的な範囲の上端にあるが、繊維のカウント数が典型的な範囲の下端にある時に達成される。ブラシは1cm当り160から200の繊維を有しているのが好ましく、その直径は0.125から0.2mmの範囲内にある。比較的固い繊維でかつ比較的低いカウント数を有する繊維は、睫毛をブラシでとかすのを容易にすることができる。
【0044】
他の好ましい態様では、近位端部でのブラシの最初の3−6mmの位置にある繊維、つまりワイパーと最初に出くわす端部は、約0.25mmの直径であり、一方、ブラシの残りの部分は、典型的なもので20−25mmであり、始めの2−4の撚りを超えた部分は、より柔軟性のある繊維、例えば、前記の値の半分、すなわち、約0.125mmの繊維を使用することにより、ブラシの使用の時にブラシで梳かしやすい。より好ましくは、繊維の密度は、1cm当り160から200である。
【0045】
上記の好ましいブラシを用いると、ワイパーの弾性フィンガーは、ロッドに溝があるにもかかわらず、たとえ貯蔵中にセットされても、確実に内向きに折り返される。ブラシを製造する設備は、必要に応じて、とりそろえられた中から望ましい繊維の密度を選択して調整してもよい。単位長さ当りの繊維の数は、例えば、通常、歯状物などの移転手段(transfer means)の間隔空け(spacing)で調整することにより、変化されてもよい。2つの異なった厚さの繊維がある態様では、より糸又はロープ原料内の繊維数は異なっていてもよい。
【0046】
全ての場合において、いかなる剛性及び密度を持った剛毛が使用されても、弾性フィンガーの両端は、アプリケーターの端部が近づくにつれ、均衡状態へ戻る傾向があり、引き上げる段階でブラシがはじかれ又は跳ね返り、アプリケーターから最後のしずく(drop)を取り除く手だてとなる。先細りする自由端を有するアプリケーターを使用すれば、一層効果的に、しずくを除去することができるだろう。
【0047】
ワイパー装置には、3から5の,好ましくは4のフィンガーが設けられていると有利である。フィンガー或いは部分の間の間隔は、近位端部から遠位端部に向かって広がっているのが有利である。すなわち、各部分の自由端は、オリフィスの軸に沿って、近位端部よりも小さな角を形成している。そして、必要に応じて、その部分の近位端部の先端は併合して接触していてもよい。しかしながら、近位端部の間隔は、空いていることが有利であり、オリフィスの円周の長さの多くとも55%、特に50%を占めていてもよい。その部分の遠位端部は、先細りしている、即ち三角形のような形をしているのが有利である。広がった近位部は、歪みやねじれに対する抵抗力が強く、一方、先細りした遠位端部分は、柔軟であり、そのため、内側に折り返され、また、アプリケーターが引き上げられるとき、アプリケーター(通常、先細っている)の自由端から、付着した材料の小滴を除去する能力が高められている。しかし、アプリケーターが引き上げられる際、アプリケーターの長さ、例えばアプリケーターがブラシである場合、剛毛から、大量の物質を除去するわけではない。
【0048】
ワイパーを緩和状態において軸沿いに見た場合、フィンガー或いは長く延びた部分が、ワイパーオリフィス面積の多くとも55%、好ましくは(多くとも)50%、より好ましくは40−50%、最も好ましくは約45%を占めていることが有利である。また、向かい合った遠位端部間の距離が、オリフィスの直径の多くとも25%、好ましくは多くとも20%、より好ましくは多くとも10%であることが有利である。原則としては、その部分の遠位端部は、接触していてもよいが、そのような構造は現在の好ましい製造過程ではたやすく達成されない。
【0049】
しかしながら、ワイパーオリフィスの大きさに対するワイパー部分の長さ、及びこれらの静止角度は、除去されるしずくの割合を大きくするようにするように、接触して跳ね返るようなものが有利である。そのような結果は、例えば、100°から120°の角度で、静止位置における間隔が10%以下であることなどにより達成される。
【0050】
緩和状態におけるフィンガー或いは長く延びた部分につて再び述べれば、開口部の軸に沿った方向から見て、或いは、当該軸と交差した方向から見て、或いは、好ましくはその両方の方向から見て、それぞれが、遠位端部に向かって先細る近位部を含んでいることが有利である。その部分本体の近位部が、長方形の断面であるのが有利である。各部分の遠位部が、開口部の軸に沿った方向から見て、或いは、当該軸と交差した方向から見て、或いは、好ましくはその両方の方向から見て、遠位端部に向かうに連れ先細っているのが有利である。その部分の遠位部が、図面を用いて詳細に記載されているように、三角形であるのが有利である遠位端部そのものを除いて、長方形の断面であるのが有利である。その部分は、一方の端から他方の端まで規則的に先細りしているのが有利である。各部分は、ひずんでいない状態では、一般的にまっすぐであるのが有利である。
【0051】
本発明の使用に適したワイパー装置は、環状に近いオリフィスを有する弾性体と、オリフィスの周辺に間隔を空けて配置する複数の長く延びた弾力のある部分(フィンガー)とを含んでおり、そのフィンガーは、各々が本体に近い端部と、自由な、遠位端部とを有しており、本体から延びた近位端部は、環状オリフィスの軸に平行な実質成分を少なくとも有しており、その部分の自由な遠位端部は、前記軸に沿って内向きに延びており、また、遠位端部は、前記軸の上、或いはその近くにある。このようなワイパー装置は、GB-A-2312617に記載されている。
【0052】
好ましい形態において、アプリケーターアセンブリは、粘性材料に適用した使用に適しており、そのアセンブリには、粘性材料用容器、締め部、アプリケーター及びロッド、および使用時には、ロッド及びアプリケーターが引き上げられてもよい容器内にあるワイパー装置を含んでおり、前記ワイパー装置は、環状に近いオリフィスを有している長く延びた空洞の弾性のある本体と、オリフィスの周囲に配置され、そこから直接に延びている複数の長く延びた弾性のある部分とを含んでおり、それぞれは、自由な、遠位の端部を有しており、各部は、本体から離れて、オリフィスの軸に向かって内向きに延びており、各部は、その軸に対して90°から120°の角度で位置して、遠位端部に向かって先細りしており、その部は、遠位端部では、放射状に少なくとも間隔を空け、軸方向から見てオリフィスの断面積の多くとも55%,好ましくは多くとも50%の面積を占めており、前記ロッドは、締め部と接触される近位端部と、アプリケーターと接触される遠位端部とを含み、また遠位端部上或いはその周辺でくびれを含んでおり、くびれの部分間のロッドの断面積は、最も小さな断面積であり、また、遠位端部の断面積は、くびれの近位側を形成しているロッドの部分の断面積より小さく、また、くびれの遠位側を形成しているロッドの部分の断面積は、くびれの最も小さな断面積よりも大きくなっており、さらに、ロッドは、アセンブリを締めた状態では、ワイパー装置の長く延びた部と接触する点で溝を含んでいる。
【0053】
本発明及び数例の適切なワイパー装置に従って構築されたアプリケーター、ロッド及びアプリケーターアセンブリの2形態が、以下の図面を参照して、具体例によって、詳細に説明される。
【0054】
【発明の実施の形態】
図1では、アプリケーターのアセンブリ、特にマスカラのユニット(器具)又はヘアダイのユニットが示されている。このユニットは、参照番号1で一般的に示される熱可塑性樹脂の容器からなり、当該容器は、ショルダー2近くで容器本体に接続された、雄ねじ4を持つネック3を有している。
【0055】
キャップ8は、閉鎖装置であって、雌ねじ9を有しており、ネック3の雄ねじ4上に螺合するもので、外部カバー10がそのキャップ8を覆う位置においてヒートセットの接着層11(a heat-setting adhesive layer 11)により或いは単に圧力嵌め(force fit)により保持されている。このキャップ8から容器1の内部に向かって、アプリケーターブラシ14が取り付けられている下端13にまで延びているのは、ロッド12である。参照番号6で一般的に示されるワイパー装置(a wiper devise)は、リム15を有し、ネック3内に位置しており、このリム15は、容器1とキャップ8の間でシール5を与えている。
【0056】
以下より詳細に考察すると、ワイパー装置6はネック3内に配置されている。そしてこの組立部品が、図1のように閉じているとき、ロッド12はキャップ8からワイパー装置6を通って延び、そのワイピング表面(wiping surface)18がロッド12と接触している。ワイパーのフィンガー(指状物)22が容器1内を下側に延びており、ロッドで止まっている。好ましい態様では、溝7がロッド12に設けられ、フィンガー22がこの溝内に止まっている。図1に示す態様では、溝の側部が比較的浅く傾斜をしており、ロッド12を容器から引き出すと、フィンガーが緩やかに外側に広がるようになっている。
【0057】
ロッド12の遠位端部(distal end)では、アプリケーターブラシ14と接続するすぐ手前において、ロッドはくびれ16で狭まり、中実カップ形状部25(solid cup shaped part)の円形面により与えられた表面或いはショルダー20により急激にひろがっている(円錐形状とはいうものの、厳密に円錐状の表面というよりは、球根状の形状を有する)。しかしながら、ロッドのショルダーの直径とロッドの残り部分の直径は、ロッドの最大幅部の直径よりは小さく、また、ワイパー6のオリフィス(開口穴)における緩和(relaxed)時の直径より小さいことが好ましい。ショルダー20は、ロッド12の軸に対してθの角度を形成する。図1において、θは90°である。
【0058】
図1及び図2に示すように、ロッド12とアプリケーターブラシ14を容器1から引き出すと、狭部16に到達するまで、フィンガー22がロッドに対して穏やかに支えて押さえ、ロッド表面に止まる。狭部16を通過する際、均衡状態に向かって内部に緩和し、その両端は、図2に示すように、表面20と接触する。フィンガー22の端に対して表面20が移動することにより、フィンガー22の端は内側に向き、図3に示すように、裏返される。ロッド12の残りの部分とアプリケーターブラシ14を引き出すとき、当該端は内側に向いたままである。
【0059】
特に、図4、5及び6では、ワイパー装置6がより詳細に示されている。上記のように、ワイパー装置6は、その上端部にリム15を有しており、リム15は、シールを与えることに加えて、ワイパー装置6をネック3内に配置させるストップ(トstop)を形成しており、かつまた、リム15の真下にあるワイパー装置本体の外壁上にビード17(bead 17)は、ネック3の内壁において対応する凹所に嵌まり込み、シールを補助し、またしっかり固定させるようになっている。
【0060】
ワイパー装置本体の壁の外側及び内側の表面は、内側に曲がっており、ワイパー装置はその下端壁19に向かって先細りし、また、その内側壁の表面は、360°の円弧で占めるワイピング表面18で終わっている。下端壁19から延びているのは、4つの間隔が開けられて軸方向に延びるワイピングフィンガー22である。図5から最も明らかに見られるように、各フィンガー22は自由、末梢、端部28に向かって先細りしている。フィンガー22は断面長方形状であり、当該長方形の全ての面が自由、末梢、端部28に向かって小さくなっている。各フィンガー22の内面24とワイピング表面18(ワイパー装置6の軸に平行である)との間の角度は約100°である。遠位部28の終端の断面における外面30及び内面32の形状は尖っており、外面30及び内面32は、食い違わせて、装置6の軸と平行にかつ僅かに距離をおいてエッジ36を形成している。図5のように、軸からみると、4つのフィンガーは、ワイピング表面で形成されたオリフィス(開口穴)の面積の約45%を占めている。
【0061】
典型的には、マスカラのアプリケーターのロッドの直径は、2.5から4.5mmの範囲内にある。4.3mmのロッドでは、ワイピィングのオリフィス(開口穴)の直径は約4.2mmであり、内面に沿って測定されるフィンガーの長さは2.0から2.2mmであり、径方向に対置している各フィンガーのエッジ36は約0.25mm間隔にある。このワイパーを構成する原料例としては、低密度のポリエチレン、低密度のポリエチレン/熱可塑性エラストマーの混合物、例えば重量で約1:2の割合の混合物、熱可塑性エラストマー、及び完全なエラストマー材料、例えばニトリル系ゴムや例えば70−80の範囲内のショア硬度を持ったエラストマー材料がある。
【0062】
更に長い延長部材を有する以外は同種構成の好適なワイパーが、図7及び8に示されている。図5及び図6のものに対応している特徴部分は、対応する参照番号が付されている。
【0063】
この装置の上部は上記の通りであり、下端部で先細りとなり、内壁はワイピング端18で終わっている。この装置の軸に対して平行に下端壁から延びているのは、間隔をあけて延設された4つの柱状部材21であり、そしてそれぞれの柱状部材21からは、ワイピイングフィンガー22が軸方向に向かって延びている。そのフィンガー22の先端部23は丸くなっており、ブラシを引き出す際に、できるだけアプリケーターブラシ14の中央部に近づくようになっている。アプリケーターロッド12が貯蔵位置にあるとき、柱状部とフィンガーの変形量を最小限にするべく、環状の溝7(図1参照)がロッド内の適切な位置に形成されてもよい。フィンガー22は柱状部材21に対して約100°の角度で延びている。
【0064】
典型的には、マスカラのアプリケーターのロッドの直径は、2.5mmから4.5mmの範囲内である。4.3mmのロッドでは、ワイピィングのオリフィス(開口穴)の直径は約4.2mmである。またその柱状部材の長さは約3.6mmであり、フィンガーは柱状部材の内壁から約2.0mmそれぞれ延びている。
【0065】
図9及び図10では、図7及び図8に対応する数値が参照番号として付され、好適なワイパー装置の第3の態様が示されており、その中で、本体部は図7及び図8のものと同様である。ワイパー装置6の本体部の下端壁19から延びるているのは、参照番号30で一般的に示される6つの離間部材であり、当該各部材の近接部31ではその装置の軸に対して平行に延び、そして遠位部32では当該軸に対して約130°の角度で内側に延びており、中間部33では端部との間で緩やかなカーブが与えられている。
【0066】
この部材は、図7及び図8で示した態様と同様、当該軸に近いところまで延びて、製造過程で型から離れることができる様にして一致している。図7から図10にて示した両形態では、その装置を構成する材料は弾性があり、その部材の近接部21と31は、変形下での形状の記憶喪失を防ぐ役割を果たす。
【0067】
図11は、ロッドとアプリケーターの構成を除くすべてにおいて、図1から図3のものと構造的に同じアプリケーターのアセンブリ(assembly)を示している。図1から図3のものと対応する特徴は、対応する参照番号が与えられる。
【0068】
ロッド12の遠位40は、アプリケーター14に向かって先細りする。アプリケーター14の端部42を支えているのは、ショルダー20に設けられるストップ部材44である。ロッド12とアプリケーターブラシ14を容器内から引き出すと、フィンガー22が、ロッド12の先細り端40及びアプリケーターの端部42に行き着き、均衡状態の方向に弛緩するまで、緩やかにロッドによりかかり、つまり、表面によりかかった状態を保つ。それから端部が表面20と接触し、フィンガー22の端に対する表面20の動きにより、フィンガー22は内側に向き、互いに向き合う形となる。
【0069】
アプリケーターブラシ14は、例えば、捩じれたスチールワイヤーからなる芯に支えられた螺旋の剛毛からなっていてもよく、その場合、端部42は捩じれたスチールワイヤーにより形成されていてもよい。
【0070】
図12は、更に、図1のものと構造上同様のアプリケーターのアセンブリ(assembly)を示す。しかし、図12の態様では、容器が閉じているときは、ワイパー装置6内でロッド12の端部50のみがより大きな直径を持ち、残りの部分52は一定のより小さい直径である。また、閉鎖装置8が容器1のネック3上のねじ4に螺合しているとき、先細り部54がワイパー6のフィンガー22の下にある部分50と52を連結する。
【0071】
先細り部54は、本形態或いは他の形態において、オジイ(ogee)形状をしており、フィンガー22が凸部によりかかるように配置されている。ロッドを引き抜き始めると、フィンガーが凹部まで動くが、この段階では逆になる傾向はない。しかしながら、ロッド12とアプリケーターブラシ14を更に引きあげると、フィンガー22が止部材44のショルダー20にて逆になるのがより有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従って構築されたアプリケーターのアセンブリ内の閉鎖時の縦断面図である。
【図2】 図2は、図1記載の、アプリケーターアセンブリ内においてアプリケーターロッドがワイパー装置を通過して引き上げられたときの縦断面図である。
【図3】 図3は、図1記載の、アプリケーターアセンブリ内においてアプリケータがワイパー装置を通過して引き上げらようとしているときの縦断面図である。
【図4】 図4は、本発明のアセンブリで使用してよい第1番目のワイパー装置の縦断面図である。
【図5】 図5は、図4のワイパー装置の平面図である。
【図6】 図6は、弾力部の詳細を示すために図4の一部を拡大している。
【図7】 図7は、本発明のアセンブリで使用してよい第2番目のワイパー装置の縦断面図である。
【図8】 図8は、図7のワイパー装置の平面図である。
【図9】 図9は、本発明のアセンブリで使用してよい第3番目のワイパー装置の縦断面図である。
【図10】 図10は、図9のワイパー装置の平面図である。
【図11】 図11は、本発明に従って構築された第2、第3番目のアプリケーターアセンブリ内の閉鎖時の縦断面図である。
【図12】 図12は、本発明に従って構築された第2、第3番目のアプリケーターアセンブリ内の閉鎖時の縦断面図である。

Claims (14)

  1. 粘性材料に適用するためのアプリケーターのアセンブリ(assembly)に好適に用いられるアプリケーター及びロッドであって、そのアセンブリ(assembly)は、アプリケーター(14)、長軸を有するロッド(12)及び容器(1)を含み、
    閉鎖手段(8、10)、及び、複数の弾性フィンガー(22、30)を有し、その容器(1)内部に位置し、使用において、そのロッド(12)及びアプリケーター(14)が引き出し可能である、ワイパー装置(6)を含み、そのロッド(12)及びアプリケーター(14)はそれぞれ近位端(proximal end)及び遠位端(distal end)を有し、ロッド(12)の遠位端(13)は、アプリケーター(14)を前記アプリケーターの近位端で保持していて、そのロッド(12)は、アセンブリがその閉鎖位置にあるとき、弾性フィンガー(22、30)の接触地点にて溝(7)を有している、アプリケーター及びロッドにおいて、
    そのロッド(12)は、近位側と、ショルダー(20)と、近位側とショルダーの間、長軸に垂直な最小断面積となる部分を有するくびれ(16)を有しており、くびれ(16)は溝(7)とロッド(12)の遠位端(13)との間に位置し、
    長軸に垂直な最小断面積となるくびれ(16)の部分と、ロッド(12)の遠位端(13)との間では、ロッド(12)の長軸に垂直な、いかなる断面積も、くびれ(16)の近位側と溝(7)との間の、ロッド(12)の長軸に垂直な最大断面積より小さく、
    ロッド(12)の一部は、長軸に垂直な最小断面積となるくびれ(16)の部分よりも断面積の大きい、くびれ(16)のショルダー(20)を形成している、
    アプリケーター及びロッド。
  2. そのくびれ(16)がロッド(12)の遠位端(13)にある、請求項1記載のアプリケーター及びロッド。
  3. そのくびれ(16)はロッド(12)を狭く細くして形成され、そして次に広くしてショルダー(20)を形成し、そのショルダー(20)のラインは、ロッドの軸に対して70゜より大きな角度(θ)をなしている、請求項1又は2記載のアプリケーター及びロッド。
  4. その角度(θ)が80゜より大きい、請求項3記載のアプリケーター及びロッド。
  5. そのショルダー(20)が、ロッド(12)の軸に対してほぼ直角をなし、中実カップ形状(25)のより大きな円形面である、又は、中実円錐台(a solid frustum of a cone)のより大きな円形面を形成している、請求項3記載のアプリケーター及びロッド。
  6. アプリケーター(14)は、螺旋状のワイヤーのコア(core)から剛毛が広がっているブラシであり、そのブラシはcmあたり160本から200本の剛毛を含んでおり、その繊維は直径が0.125から0.2mmの範囲内にある、請求項1から5のいずれかの項に記載のアプリケーター及びロッド。
  7. アプリケーター(14)は、螺旋状のワイヤーのコア(core)から剛毛が広がっているブラシであり、そのブラシは、直径約0.25mmの剛毛を有する、3から6mmの長さの近位部を含み、そのブラシの残りの部分は近位端の剛毛の厚みの約半分の剛毛を有し、剛毛の密度はcmあたり160本から200本である、請求項1から5のいずれかの項に記載のアプリケーター及びロッド。
  8. アセンブリが請求項1〜7のいずれかの項に記載されたアプリケーター(14)とロッド(12)を含む、粘性材料を適用する用途に好適なアプリケーターのアセンブリ。
  9. アセンブリが、粘性材料用の容器(1)、閉鎖部材(8、10)、請求項1〜7のいずれかの項に記載されたアプリケーター(14)及びロッド(12)を含み、当該アプリケーター(14)がロッド(12)によって閉鎖部材(8、10)に取り付けられており、また、容器(1)内には、熱可塑性樹脂材料から形成された、又は、熱可塑性エラストマー材料から形成された、又は熱可塑性樹脂材料を含む混合物から形成された、ワイパー装置(6)が位置している、粘性材料を適用する用途に好適なアプリケーターのアセンブリ。
  10. 実質的に円形のオリフィスを有する細長い中空の弾性本体を含むワイパー装置(6)を含み、その複数の細長い弾性部材(22;30)がオリフィスの周縁から直接延びており、それぞれ自由遠位端部(28;23;32)を有し、それぞれの部材(22;30)がオリフィスの軸方向に内側に向けて本体から離れるように延びており、それぞれの部材はその軸に対して90゜から120゜の範囲内の角度をなしてその遠位端(28;23;32)方向にテーパが付けられており、当該部材は少なくともそれらの遠位端(28;23;32)にて放射状に離間しており、軸方向に見てオリフィスの面積の最大55%占めている、請求項9に記載のアプリケーターのアセンブリ。
  11. 4つの細長い弾性部材(22)があり、当該部材(22)はその軸に対して少なくとも約100゜の角度をなしており、互いに反対側の一対の遠位端同士の間の距離はオリフィスの直径の最大10%である、請求項10のアプリケーターのアセンブリ。
  12. ロッド(12)はくびれ(16)を含み、かつ、くびれは、アセンブリがその閉鎖位置にあるとき、弾性フィンガー(22;30)の接触地点よりもロッド(12)の遠位端(13)により近いところにある、請求項8から11のいずれかの項に記載のアプリケーターのアセンブリ。
  13. 実質的に円形の横断面のロッド(12)と、実質的に円形のオリフィスを有する中空の弾性本体を含むワイパー装置(6)を含んでおり、
    くびれ(16)と遠位端(13)との間のロッド(12)の直径は、弾性フィンガー(22;30)が均衡状態にあるときの、ワイパーの円形のオリフィスの直径から弾性フィンガー(22;30)の厚みの2倍を引いたものより小さい、又は、それに等しい、請求項8から12のいずれかの項に記載のアプリケーターのアセンブリ。
  14. 粘性材料用として好適なアプリケーターのアセンブリであって、当該アセンブリは、請求項1から7のいずれかの項に記載された、アプリケーター(14)及びロッド(12)を含み、
    ワイパー装置(6)は、細長の中空の弾性本体を含み、当該弾性本体は実質的に円形オリフィスを有していて、複数の細長い弾性部材(22;30)がそのオリフィスの回りに位置してオリフィスの周縁から直線的に延びており、それぞれの部材(22;30)が弾性フィンガーとして自由遠位端部(28;23;32)を有し、それぞれの部材がオリフィスの軸方向に内側に本体から離反する方向に延び、それぞれの部材(22;30)が当該軸に対して90゜から120゜の範囲内の角度にあり、その遠位端(28;23;32)方向にテーパが付けられ、当該部材はそれらの少なくとも遠位端(28;23;32)にて放射状に離間しており、軸方向に見てオリフィスの面積の最大55%占めている、粘性材料用として好適なアプリケーターのアセンブリ。
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