JP5305648B2 - 睫毛又は眉毛に配合物を塗布するアプリケータ - Google Patents

睫毛又は眉毛に配合物を塗布するアプリケータ Download PDF

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Description

本発明は、睫毛又は眉毛に配合物、具体的に言えば、化粧品、メーキャップ又はケア製品、例えばマスカラを塗布するアプリケータに関する。
国際公開第01/05273号パンフレットは、マスカラを塗布する櫛を開示しており、この櫛は、長手方向軸線を有すると共に少なくとも2つの列の状態に配置された歯を支持し、各列は、2つの列相互間の距離よりも短い距離だけ互いに間隔を置いた少なくとも2つの歯から成る。
欧州特許出願公開第1,169,941号明細書は、支持体を有するアプリケータを教示しており、この支持体は、支持体の2つの互いに反対側の領域相互間に位置する開口部を備え、このアプリケータは、これら領域のうちの一方に連結されると共に他方の領域の方へ差し向けられた突出要素を更に有する。この欧州特許出願公開明細書に記載された実施形態では、アプリケータは、支持体の枝状部上に位置すると共に支持体の長手方向軸線に垂直に延びる歯を有する。
国際公開第01/05273号パンフレット 欧州特許出願公開第1,169,941号明細書
配合物を十分に装填できる一方で、睫毛又は眉毛に配合物を楽に塗布できると共に睫毛又は眉毛を満足のいく仕方で梳くと共に分けることができるアプリケータを提供してその恩恵を受ける必要がある。
左右の睫毛又は眉毛の比較的大部分に接触できるアプリケータを提供することによりその恩恵を受ける必要がある。
本発明は、特に、これら要望のうちの全て又は幾つかを満足させようとするものであり、非限定的な実施形態において、睫毛及び眉毛を梳くと共にこれらに配合物を含浸させる比較的広い表面領域を有するアプリケータに関する。
本発明は、その特徴のうちの1つにおいて、睫毛又は眉毛に配合物を塗布するアプリケータであって、アプリケータは、長手方向軸線に沿って細長い形状の支持構造体を有し、
透かし形状(open-work)構造体である支持構造体は、支持構造体の少なくとも一部内に位置する少なくとも1つの枝状部を有し、支持構造体は、及び/又は、自由端部を備えた少なくとも1つの枝状部を有し、
枝状部は、少なくとも一部が、支持構造体の長手方向軸線に対して斜めに延びると共に歯を支持していることを特徴とするアプリケータを提供する。
本発明のこの特徴により、ユーザは、梳いたり配合物を装填したりするための比較的広いゾーンを有することができ、睫毛又は眉毛は、歯に接触すると共に例えば透かし形キャビティ内に保持された配合物に接触することができる。
加うるに、配合物は、支持構造体が透かし形状構造体である場合、支持構造体の1つ又は2つ以上の透かし形キャビティを通過することができる。これにより、アプリケータに配合物を装填するのが容易になると共に(或いは)塗布具合を向上させることができる。
1つ又は2つ以上の枝状部を有する支持構造体により、配合物の均質化及び配合物が入っている容器内での配合物の混合具合を向上させることができる。
支持構造体は、
・長手方向軸線に沿って設けられた細長い主要支持体と、
・主要支持体に連結されていて、少なくとも一部が支持構造体の透かし形キャビティを構成する複数の枝状部とを有するのが良い。
一例を挙げると、主要支持体は、支持構造体を上から観察した場合、支持構造体の輪郭を定めることができ、主要支持体は、例えばフレームの形態をしている。
アプリケータは、支持構造体の1つの面上で支持構造体の対応関係にある枝状部から延びる少なくとも3つの歯から成る1つの列又は同一ではあるが反対側の面上で枝状部から延び若しくは別の枝状部から延びる歯の少なくとも2つの列、又は各々が少なくとも3つの歯から成る少なくとも3つの列を有するのが良く、各歯は、支持構造体の1つの面上で支持構造体の枝状部から延びる。
歯の列は、少なくとも一部が、支持構造体の長手方向軸線に対して斜めに延びるのが良い。
支持構造体の少なくとも1つの透かし形キャビティは、少なくとも一部が、各々一列の歯を支持した2つの枝状部相互間に延びるのが良い。
少なくとも1つの列に属する歯は、少なくとも一部が主要支持体の長手方向軸線に対して斜めに延びる列の軸線に沿って対応関係にある枝状部に設けられるのが良い。
「列」という用語は、互いに比較的近接して位置し、単一の支持要素、特に支持構造体の単一の枝状部によって支持されるのに適した一連の歯として理解されるべきである。
各枝状部は、歯の少なくとも1つの列を支持するのが良く、使用にあたり、2つの列に属する歯を睫毛に同時に接触させることができる。
「斜めに」という用語は、枝状部の軸線又は列の軸線が、主要支持体の長手方向軸線に完全に平行でもなく完全に垂直でもない仕方で延びることを意味しているものと理解されるべきである。かかる定義は、列の軸線又は枝状部の軸線がその長さの一部にわたり、支持構造体の長手方向軸線に平行に又は垂直に延びることを排除するものではなく、支持構造体の長手方向軸線は、列の軸線と同様、直線状であっても良く湾曲していても良い。
歯の列の向きは、アプリケータが睫毛又は眉毛の侵入を向上させ、かくして、睫毛又は眉毛の梳き具合を向上させることができるような仕方で選択されるのが良い。
支持構造体は、全体として平らな形状を有するのが良い。これにより、多数の歯が、睫毛又は眉毛に接触することができる。
支持構造体は、少なくとも2つの透かし形キャビティ又は少なくとも3つの透かし形キャビティを有するのが良い。
少なくとも3つの透かし形キャビティは、長手方向軸線に対して連続した軸方向位置を占めることができ、即ち、少なくとも3つの透かし形キャビティは、長手方向軸線に平行に連続して位置する。
アプリケータは、支持構造体の長手方向軸線に平行な方向に沿って交互に配置された透かし形キャビティと歯を有するのが良い。透かし形キャビティと歯は、支持構造体の長さの半分以上にわたって交互に位置するのが良い。
アプリケータは、主要支持構造体の長手方向軸線に垂直な横方向に沿って交互に配置された透かし形キャビティと歯を有するのが良い。透かし形キャビティと歯は、支持構造体の幅の半分以上にわたり交互に位置するのが良い。
一例を挙げると、アプリケータに設けられた透かし形キャビティの数は、3〜100、例えば10〜80であるのが良い。
支持構造体の少なくとも1つの透かし形キャビティ、例えば、少なくとも上述した3つの透かし形キャビティ、良好には透かし形キャビティの大部分又は透かし形キャビティの全ては、配合物を保持できるサイズを有するのが良い。配合物は、透かし形キャビティ内に保持される場合、アプリケータへの配合物の装填後、キャビティをその軸線に沿って観察した場合、問題の透かし形キャビティの全て又は少なくとも一部を隠すのが良い。
少なくとも1つの透かし形キャビティ、良好には透かし形キャビティの大部分は、もっとも大きな寸法を有するのが良く、この寸法は、3ミリメートル(mm)以下であり、良好には2mm以下であり、より良好には1.5mm以下である。
透かし形キャビティは、幾つかの実施形態では、実質的に同一の形状を有しても良い。透かし形キャビティは、任意形状のものであって良い。少なくとも1つの透かし形キャビティ又は透かし形キャビティの全て若しくは大部分は、上から観察した場合、周方向に閉鎖されるのが良い。
例えば、透かし形キャビティは、アプリケータを透かし形キャビティの軸線に沿って上から観察した場合、複数の枝状部により全体が構成されるのが良い。
アプリケータは、中央コアを備えた支持構造体を更に有するのが良い。一例を挙げると、コアは、主要支持体が一端部に取り付けられたアプリケータのステムと一線をなして延びるのが良い。コアは、直線状又は湾曲状のものであって良い。
アプリケータは、場合によっては一部が少なくとも1つの透かし形キャビティを構成できる閉鎖フレームから成る支持構造体を有するのが良い。枝状部は、オプションとして、平面、例えばフレームにより定められた平面に平行に又はかかる平面の外部に延びても良い。
例えば上述のフレームの輪郭により定められた塗布部材の輪郭は、平面図で見て、次のリスト、即ち、三角形、レンズ豆の形、腎臓の形、矩形又はピーナツの形から選択された形状を有するのが良い。なお、このリストは、限定的なものではない。
アプリケータは、支持構造体の残部、例えば上述のフレームに連結された2つの端部を備えた少なくとも1つの枝状部を有するのが良い。枝状部の全て又は大部分は、支持構造体の残部に連結された2つの端部を有するのが良い。
歯を支持した枝状部をこれらの端部のところ以外のところで、例えば他の枝状部を介して互いに連結されても良く、これら他の枝状部は、オプションとして、これらの端部が上述のフレームに連結される。
アプリケータは、特に支持構造体が中央コアを有している場合、単一の接合ゾーンを介して支持構造体の残部に連結された少なくとも1つの枝状部を有するのが良い。
枝状部の全て又は大部分を単一の接合ゾーンを介して支持構造体の残部に連結するのが良い。
接合ゾーンを、枝状部の端のところ以外のところに位置するのが良く、例えば、枝状部の中間のところ又は支持構造体の長手方向付近の上又はその中に位置する。変形例として、接合ゾーンは、枝状部の端のところに位置しても良い。
一例を挙げると、アプリケータに設けられた歯の全個数は、20〜800、例えば1つの面当たり20〜300、例えば1つの面当たり40〜200であるのが良い。アプリケータに設けられた歯の全個数は、例えば、120〜360であるのが良い。
適当な場合、アプリケータの1つの面当たりの歯の個数は、種々のメーキャップ効果を生じさせるために互いに異なっていても良い。
塗布部材は、各々歯を有する3つ又は4つ以上の面を有するのが良い。
支持構造体の各面は、オプションとして、平面に全体として平行に延びても良い。
幾つかの実施形態では、アプリケータの1つの面上に設けられる歯の個数は、1平方センチメートル(cm2)当たり10〜100又は1cm2当たり20〜80であるのが良く、歯は、例えば両方向に均等に分布して配置される。
一例を挙げると、アプリケータに設けられる枝状部の個数は、5〜50、例えば7〜40、例えば9〜30であるのが良く、枝状部は、場合によっては、少なくとも一部が支持構造体内に位置し又は実際には全体が支持構造体内に位置する。
枝状部相互間の距離は、一定であっても良く、様々であっても良い。
少なくとも1つの枝状部又は枝状部の全て若しくは大部分は、直線状であるのが良い。
少なくとも1つの枝状部又は枝状部の全て若しくは大部分は、非直線状であっても良く、例えば、支持構造体の長手方向軸線を含む平面内で湾曲していても良く又は変形例では、支持構造体の長手方向軸線を含まない平面内で湾曲していても良い。
少なくとも1つの枝状部は、これを支持構造体の長手方向軸線に沿って観察した場合、凸状であるのが良く、例えば、その厚さは、支持構造体の最大厚さ以下である。
アプリケータは、0.01mm〜2mm又は0.1mm〜1mm、例えば0.5mm〜0.8mmの距離だけ互いに間隔を置いた2つの隣り合う枝状部を有するのが良く、この距離は、枝状部の隣り合う縁相互間で測定される。
少なくとも1つの枝状部又は枝状部の全て若しくは大部分は、アプリケータを上から観察した場合、支持構造体の長手方向軸線の各側で延びるのが良い。
上から観察した場合、塗布部材は、歯の複数の列を支持した面を有するのが良く、各列は、塗布部材の長手方向軸線を横切ると共に中間平面の各側で実質的に等しい距離にわたって延びる。
枝状部は、支持構造体の1つの側で或る特定の仕方で、例えば直線状に延びると共に支持構造体の反対側では別の仕方で、例えば波形に延びるのが良い。
幾つかの実施形態では、枝状部は、支持構造体の1つの面上で直線状に延びると共に反対側の面上で直線状に延びる。
他の実施形態では、枝状部は、支持構造体の1つの面上で波形に延びると共に支持構造体の反対側の面上で波形に延びる。
アプリケータは、格子状の支持構造体を有するのが良く、それにより、配合物を装填したり配合物を睫毛又は眉毛に塗布したり睫毛又は眉毛を梳いたりするのが容易になる。
支持構造体が透かし形状構造体、特に格子状構造体である幾つかの実施形態では、支持構造体は、容器内のミキサーとしての役目を果たして例えば塗布前に配合物を均質化する。
支持構造体の第1の面から外方に延びる歯は、第1の組をなす枝状部から延びるのが良く、第1の面から見て反対側の支持構造体の第2の面から外方に延びる歯は、第2の組をなす枝状部から延びるのが良い。
アプリケータは、上から観察した場合、互いに交差する枝状部を有するのが良い。枝状部は、オプションとして、規則的に互いに交差するのが良い。
第1の組に属する枝状部と第2の組に属する枝状部は、支持構造体の幾何学的中間表面に対して互いに異なる高さのところに配置されるのが良い。
例えば、第1の組に属する枝状部は、支持構造体の第1の側上に延びるのが良く、第2の組に属する枝状部は、第1の側から見て反対側の支持構造体の別の側上に延びるのが良い。
第1の組に属する枝状部のうちの幾つか又は全ては、互いに平行に延びるのが良い。
第2の組に属する枝状部のうちの幾つか又は全ても又、互いに平行に延びるのが良い。
第1の組に属する枝状部は又、支持構造体の幾何学的中間表面に対し、第2の組に属する枝状部と同一の高さ位置で延びるのが良い。
第1の組に属する枝状部のうちの幾つか又は全ては、第2の組に属する枝状部のうちの幾つか又は全てとゼロではない角度をなすのが良い。この角度は、例えば、10°〜170°又は20°〜160°であるのが良く、良好には30°〜150°である。
歯の自由端部は、エンベロープ表面を構成するのが良く、エンベロープ表面は、その長さに沿う少なくとも1つの箇所のところに、例えば、少なくとも一部が凸状である断面を有する。代替例として又は追加例として、エンベロープ表面の断面は又、凹状であっても良く又は少なくとも一部が平らであっても良い。
歯の自由端部は、満足のいく仕方で睫毛に係合するようになっていて、睫毛又は眉毛を梳いて分けるのを容易にするエンベロープ表面を構成するのが良い。
具体的に言えば、睫毛を配合物が塗布されている間、複数の列の複数の歯相互間で係合させるのが良い。
歯の長さ及び列の配置状態の関数として、エンベロープ表面の形状は、様々であって良く、それにより、適当な場合、睫毛を斜めの運動で複数の列で梳くことができるようにする突出部を作ることができる。
2つの互いに異なる枝状部、特に2つの隣り合う枝状部の歯の自由端部は、枝状部の各々についてそれぞれの曲線を定めることができ、2本の曲線は各々、支持構造体の幾何学的中間表面が支持構造体の厚さの中間のところで交差する場合、支持構造体の幾何学的中間表面から最も遠くに位置する高い箇所を有し、2つの高い箇所は、支持構造体の長手方向軸線に対して互いに別々に位置する。
3つの互いに異なる枝状部、特に3つの連続して位置する枝状部の歯の自由端部は、枝状部の各々についてそれぞれ曲線を定めることができ、3本の曲線は各々、支持構造体の幾何学的中間表面から最も遠くに位置する高い箇所を有し、3つの高い箇所は、整列していない。
1つの面の少なくとも1つの列、良好には少なくとも3つの上述の列、より良好には列の大部分又は列の全ては、少なくとも4つの歯を有するのが良く、歯の数は、例えば4〜25である。歯の高さは、1mm〜12mm又は2mm〜8mmであり、良好には3mm〜6mmである。1つの列の2つの歯相互間の距離は、2つの隣り合う列の軸線相互間の距離よりも短いのが良い。
歯の高さは、歯の少なくとも1つの列の端のところ又は各列の端のところで減少しているのが良い。これにより、塗布を一層徐々に行うことができると共に(或いは)ワイパー部材を通過しやすくなる。
歯の高さは、アプリケータを側から観察した場合、支持構造体の近位端部及び遠位端部のところで減少しているのが良い。
アプリケータのエンベロープ表面は、エンベロープを側から観察した場合、凸状の縦断面を有するのが良い。
少なくとも1つの透かし形キャビティ、例えば少なくとも1つ置きの透かし形キャビティは、透かし形キャビティ上に延びる歯を備える必要はない。
少なくとも1つの歯は、対応関係にある枝状部から支持構造体の長手方向軸線に垂直な方向に延びるのが良い。
支持構造体が平面内において平らな形状を有する場合、複数個の歯が、この平面に垂直に延びるのが良い。
少なくとも1つの歯は、対応関係にある枝状部から、支持構造体の長手方向軸線に垂直ではない方向に延びるのが良い。少なくとも1つの歯は、対応関係にある枝状部と90°未満の角度をなすのが良い。
アプリケータは、互いに平行な列をなして配置された歯を有するのが良く、歯の少なくとも1つの列を通る軸線は、オプションとして、直線状であっても良く或いは曲線状であっても良く、例えば外方に凹状又は凸状であって良い。
歯の少なくとも1つの列の軸線は、正弦波状であっても良い。歯の列の軸線は、かくして、歯のベースの中心を通る線によって定められる。
アプリケータは、例えば単一の枝状部又は2つに互いに異なる枝状部から延びる互いに異なる形状の少なくとも2つの歯を有するのが良い。
アプリケータは、支持構造体の主要支持体から延びる歯を有するのが良く、この主要支持体から枝状部が延びる。
1つの列に属する少なくとも複数個の連続して並んだ歯を対応関係にある枝状部上に互い違いの形態をなして又は他の何らかの形態をなして配置するのが良い。
1つの列に属する複数個の連続して並んだ歯は、少なくとも一部が、幾何学的分割表面の各側に交互にこの表面の各側でオフセットした状態で延びるのが良い。
1つの列に属する少なくとも2つの歯は、接触又は互いに間隔を置いたベースを有するのが良い。1つの列に属する少なくとも2つの連続して並んだ歯は、アプリケータを列の軸線に実質的に垂直な方向に沿って又は変形例では列の軸線に実質的に平行な方向に沿って観察した場合、これら歯相互間にV字形の溝を形成するのが良い。
歯の形態は、達成されるべきメーキャップ効果、例えば、ヘビーな又はライトな程度にメーキャップされるべきメーキャップ効果の関数として選択されるのが良い。
1つの列に属する少なくとも3つの歯は、オプションとして、この列の軸線に沿って等間隔を置いて配置されるのが良い。
アプリケータは、少なくとも第1の列をなす歯及び第2の歯を有するのが良く、第1の列は、第1の間隔で互いに並んだ少なくとも3つの歯から成り、第2の列は、第2の間隔を置いて互いに並んだ少なくとも3つの歯から成る。
第1の間隔は、第2の間隔と等しくても良く、或いは第2の間隔とは異なっていても良い。第1の列及び第2の列は、同一の枝状部によって支持されても良く、或いは、2つの互いに異なる枝状部によって支持されても良い。
歯は、種々の形状を有しても良く、特に、歯は、形状が細長くても良く、例えば、オプションとして円形断面の円筒形、オプションとして直線状長手方向軸線の円錐形、切頭円錐形又はピラミッド形のペグの形状を有しても良い。歯は、丸い自由端部を有するのが良い。歯は、形状が全体として平らであるのが良く、例えば考察中の歯を支持した枝状部の長手方向軸線に実質的に垂直な長い軸線に沿って細長い断面を有する。
一例を挙げると、断面で見て、歯は、0.2mm以上であり、良好には0.5mm以上の長い横方向寸法を有し、フロック加工ブリッスル(剛毛)とは異なる。例えば、歯が円筒形ペグである場合、これらの直径は、0.2mm以上であるのが良い。
アプリケータは、支持構造体と同種の材料、具体的に言えば枝状部及び(又は)主要支持体と同種の材料で作られた歯を有するのが良い。
主要支持体、枝状部及び歯は、成形、射出成形又は他の何らかの仕方で一体品として作られるのが良い。
アプリケータは、支持構造体の材料とは異なる材料で作られた少なくとも1つの歯を有するのが良い。
一例を挙げると、歯は、支持構造体の材料とは異なる材料、例えば可撓性の異なる材料を支持構造体上に射出成形することにより作られたものであるのが良い。
主要支持体及び(又は)少なくとも1つの枝状部及び(又は)歯は、全体がポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリアミド(PA)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)で作られるのが良く、このリストは、限定的なものではない。
主要支持体及び(又は)少なくとも1つの枝状部及び(又は)歯は、全体が軟質又はエラストマー材料、特にシリコーンゴム又はニトリルゴムエチレンプロピレンターポリマーゴム(EPDM)、エチルビニルアセテート(EVA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン(PU)、ラテックス又はブチルゴム、又は特にテレフタレート、ブテン及び層別化ポリテトラメチレンオキシドグリコールのコポリマーを含む熱可塑性エラストマー、SANTOPRENE(登録商標)、ブロックアミドポリエーテルを含むHytrel(登録商標)、Pebax(登録商標)で作られても良く、このリストは、限定的なものではない。
支持構造体及び(又は)歯は、磁性粒子又は磁化可能な粒子を含んでいても良い。
主要支持体及び枝状部は、射出成形材料により一体品として製作されるのが良い。
アプリケータは、支持構造体、特に主要支持体が取り付けられるステムを有するのが良い。
支持構造体をステムに装着するのが良く、或いは、変形例として、支持構造体は、ステムと一体に作られても良い。支持構造体は、別の材料でステムと一緒に成形されても良く又はステムと複合成形されても良い。
側面図で測定して支持構造体の厚さは、ステムの最も大きな横方向寸法以下であるのが良い。
ステムは、支持構造体から見て遠くのその端部のところが、塗布のための配合物を収容した容器を漏れ止め状態で閉鎖するためのクロージャキャップに連結されるのが良い。ステムは、少なくとも1つの弾性変形可能な可撓性部分を有するのが良く、それにより、例えばクロージャキャップに対する塗布部材の向きを調節することができる。
ステムは、支持構造体の長手方向軸線と一致した長手方向軸線を有するのが良い。変形例として、支持構造体は、ステムの軸線に平行であるがこれからオフセットした長手方向軸線又はステムの軸線とゼロではない角度をなした長手方向軸線を有しても良い。
ステムは、細い部分、例えば、アプリケータが関連の容器上の定位置にあるとき、ワイパー部材のところに位置決めされる細い部分を有するのが良い。
本発明は又、その特徴のうちの別の特徴として且つ上述の特徴とは別個に又はこれと組み合わせて、睫毛又は眉毛に配合物を塗布するアプリケータであって、
・全体として平らであり且つ長手方向軸線に沿って細長く、第1及び第2の互いに反対側に位置する主要面を備えた形状の透かし形状支持構造体を有し、
・第1の主要面から延びる歯の少なくとも3つの列を有し、各列は、少なくとも3つの歯を有し、列は、長手方向軸線に対して斜めに延びると共に長手方向軸線に沿って互いに間隔を置いて位置し、
・第2の主要面から延びる歯の少なくとも3つの列を有し、各列は、少なくとも3つの歯を有し、列は、長手方向軸線に沿って互いに間隔を置いて位置していることを特徴とするアプリケータを提供する。
第1の面の列は、支持構造体を上から観察した場合、主要面に垂直な方向において第2の面の列上に重ね合わされるのが良い。
変形例では、第1の面の列の軸線は、支持構造体を上から観察した場合、第2の面の列の軸線を横切る。
本発明は又、その特徴のうちの別の特徴として、且つ上述の特徴とは別個独立に又はこれと組み合わせて、睫毛又は眉毛に配合物を塗布するアプリケータであって、
・長手方向軸線に沿って細長く、全体として平らな断面を有する塗布部材と、
・塗布部材の少なくとも1つの面上に設けられた少なくとも5つの歯、良好には少なくとも100個の歯とを有し、好ましくは、歯は、1cm2当たり10個以上の歯が存在する密度、良好には1cm2当たり20個以上の歯が存在する密度、より良好には1cm2当たり10〜100のうちの任意の整数個以上の歯が存在する密度で設けられることを特徴とするアプリケータを提供する。
塗布部材は、歯を支持していて、オプションとして透かし形キャビティが貫通して設けられた支持構造体を有するのが良く、透かし形キャビティは、場合によっては、アプリケータ全体にわたり実質的に一様に分布して設けられ、例えば、透かし形キャビティの数及び(又は)透かし形キャビティの密度は、上述した通りである。透かし形キャビティは、規則的に分布して配置されるのが良い。
塗布部材は、単一の面又は2つの互いに反対側の面から延びる歯を有するのが良い。
歯は、列をなして、例えば、互いに平行な列をなして配置されるのが良く、これら歯は、好ましくは、アプリケータを上から観察した場合、列が通る塗布部材の長手方向軸線に対して斜めに延びる。列の数は、例えば上述した通りである。
歯の高さは、歯の少なくとも1つの列の端又は歯の各列の端のところで減少しているのが良い。
歯の高さは、アプリケータを側から観察した場合、塗布部材の近位端部及び遠位端部のところで減少しているのが良い。
塗布部材のエンベロープ表面は、アプリケータを側から観察した場合、少なくとも歯の自由端部により構成されるエンベロープ表面の部分に関し、凸状の縦断面を有するのが良い。
塗布部材のエンベロープ表面は、塗布部材の長手方向軸線を含み、例えば塗布部材の厚さの中間のところで交差する中間平面に関し全体として対称であるのが良い。
本発明は又、その特徴のうちの別の特徴として、且つ上述の特徴とは別個独立に又はこれと組み合わせて、睫毛又は眉毛に配合物を塗布するアプリケータであって、
・ステムと、
・ステムの一端部のところに設けられた塗布部材とを有し、塗布部材は、互いに実質的に平行に且つ塗布部材の長手方向軸線に対して斜めに延びる歯の複数の列を有し、ステムが右側に位置した状態で塗布部材を上から観察した場合、上側から下側に且つ左から右側に延びることを特徴とするアプリケータを提供する。
歯の列は、全体として平らな支持構造体から延びる。
列のうちの大部分は、好ましくは、少なくとも3つの歯、良好には少なくとも4つの歯を有する。
本発明は又、その特徴のうちの別の特徴において、睫毛又は眉毛への塗布のためのメーキャップ又はケア製品を含む配合物の包装型アプリケータ器具であって、
・上述のアプリケータのうちの1つと、
・睫毛又は眉毛に塗布される配合物とを有することを特徴とする包装型アプリケータ器具を提供する。
アプリケータ器具は、配合物を収容した容器を更に有するのが良い。
容器は、ワイパー部材を有するのが良い。
容器は、マニプレータ部材を作動させた場合、配合物が塗布部材の透かし形キャビティを通って流れるようにするように構成されているのが良い。
本発明は又、その特徴のうちの別の特徴において、睫毛又は眉毛に配合物を塗布する方法であって、
・上述のアプリケータのうちの1つに配合物を装填するステップと、
・配合物を睫毛又は眉毛に塗布するステップとを有することを特徴とする方法を提供する。
塗布部材に、その透かし形キャビティ(もし設けられていれば)が配合物で完全に満たされるような仕方で配合物を装填するのが良いが、このようにするかどうかは、任意である。
アプリケータに配合物を装填しながら、配合物は、透かし形キャビティを通って流れるようになることが可能である。配合物は又、適当な場合、塗布部材によって混合されるのが良い。
ステムに適当な場合、バイブレータによって振動を与えるのが良い
本発明は、その非限定的な実施形態についての以下の詳細な説明を読むと共に本願の一体部分を形成する添付の図面を参照すると良好に理解できる。
図1に示す包装型アプリケータ器具(包装兼用塗布器具)1は、睫毛及び(又は)眉毛に塗布される配合物P、特にメーキャップ、例えばマスカラ又はケア製品を収容した容器2と、配合物Pを取り出してこれを塗布するアプリケータ3とを有している。
考察中の実施形態では、容器2は、ワイパー部材6が収納されるネック5を備えた本体4を有している。
アプリケータ3は、単一のステム(軸)8を有し、このステムは、一端が取っ手9に連結され、この取っ手は又、容器2を漏れ止め状態で閉鎖するクロージャキャップを構成している。
図示の実施形態では、ステムは、直径が一定の円筒形であるが、ステム8が、容器2を閉鎖したときにステム8を貯蔵中変形させないように例えばワイパー部材6のところ、特にそのリップのところに位置する細い部分を有することは、本発明の範囲から逸脱しない。
ステム8の他端部は、図2〜図6に単独に示されていて、以下に説明する塗布部材10を支持している。
一例を挙げると、ワイパー部材6は、ステム8及び塗布部材10を拭うようになっている。
塗布部材10の形状及びその構成材料並びにワイパー部材6の形状及び種類に応じて、塗布部材10は、オプションとして、ワイパー部材6の通過の際に変形しても良い。
一例を挙げると、塗布部材10を容器2から引き出した後に塗布部材10に付けたままにしておくことが望ましい配合物の量の関数としてワイパー部材6を選択することが可能である。
一例を挙げると、塗布部材10とワイパー部材6の両方は、アプリケータ3を引き抜いている間、変形する場合がある。
図2〜図6を参照すると、塗布部材10は、主要支持体11と、塗布部材を図2の場合のように上から観察したときに主要支持体11内に位置する枝状部20とから成る支持構造体を有する。
主要支持体11は、長手方向軸線Xに沿って全体として細長い形状を呈し、この長手方向軸線Xは、考察中の実施形態では、ステム8の長手方向軸線Yと一致する。
考察中の実施形態では、主要支持体11は、例えば長手方向軸線Xに平行な2つの横方向側部11a,11bを備えたフレームの形態をしている。
主要支持体の遠位部分15は、好ましくは、塗布部材10を容器内に容易に戻すことができるように図示のようにテーパしている。
考察中の実施形態では、主要支持体11の近位部分16は、例えばステムのハウジング内に挿入されることによりステム8に取り付け可能な端部品17に連結されている。取り付けは、例えば、ヒートシール、スナップ止め、圧力嵌め、圧着及び(又は)接着剤により実施されるのが良い。
主要支持体11の近位部分16は、塗布部材がワイパー部材6を貫通しやすくするよう端部品17に向かってテーパしている。支持体をステムに取り付ける端部品17は、特に図4で理解できるように、丸いフィレット17aを介して支持構造体の平らな部分に連結されるのが良い。
変形例では、主要支持体11は、例えばプラスチック材料の成形によりステム8に一体に形成される。
一例を挙げると、図示のように、主要支持体11は、支持体の長さの半分以上にわたり、例えば、図示のように支持体の実質的に目に見える長さ全体にわたり実質的に一定であるのが良い最大厚さeを有する全体として平らな形状を呈している。
一例を挙げると、塗布部材10の目に見える長さLは、10mm〜40mmである。
考察中の実施形態では、枝状部20は、透かし形状(透かし細工状)構造体を形成している。
一例を挙げると、枝状部20は、第1の組をなす枝状部21と、第2の組をなす枝状部22とから成っている。
考察中の実施形態では、第1の組に属する枝状部21の各々は、塗布部材を上から観察したときに、長手方向軸線Xに対して斜めに延び、即ち、図2に示すように、例えば右側から左側に差し向けられると共に下側から上側に差し向けられている。
一例を挙げると、第2の組に属する枝状部22は、塗布部材10を上から観察した場合、枝状部21を横切るような仕方で長手方向軸線Xに対して斜めに差し向けられており、枝状部21,22は、支持構造体を貫通する透かし形キャビティ30を備えた格子構造体を形成している。
考察中の実施形態では、枝状部21は、互いに平行であり、例えば軸線Xと30°〜60°の角度をなし、これら枝状部は、長さnの実質的に一定のピッチで互いに間隔を置いて位置している。
一例を挙げると、枝状部22は、互いに平行であり、軸線Xに対して角度βをなして差し向けられており、この角度βは、例えば、角度αに等しく、例えばほぼ40°である。
上述の角度の値α及びβは、対応の列の長手方向軸線にも当てはまる。
2つの隣り合う枝状部22相互間の距離mは、上述の距離nに等しい。
枝状部21,22の数及びこれらの配置状態は、透かし形状密度30cm2が例えば範囲2〜120にあるようなものである。
塗布部材10を例えば図2の平面図で観察すると、枝状部21又は枝状部22の幅kは、例えば、0.5mm〜2mmである。
考察中の実施形態では、枝状部21は、図6で理解できるように、枝状部22上に延び、それにより、このようにして形成される格子構造体を成形しやすくすると共に配合物を保持するのに適したキャビティを形成しやすくしている。
一例を挙げると、枝状部21,22は、図2の平面に垂直に測定した厚さを有し、この厚さは、実質的に、主要支持体11の厚さeの半分に相当しており、枝状部21,22のそれぞれの厚さの合計は、支持構造体の最大厚さを超える必要はない。
主要支持体11の幅wは、例えば、3mm〜15mmである。
一例を挙げると、厚さeは、ステム8の最も大きな横方向寸法d、特に円形断面のステムに関してその直径よりも小さい。
枝状部21,22のうち少なくとも一方は、1列の歯40を有し、歯40は、例えば、問題の枝状部の長手方向軸線に沿って一定ピッチで互いに続いて位置している。この列に沿う歯の先端部相互間の測定距離pは、例えば、0.5mm〜3mmである。
枝状部21又は枝状部22に沿って延びる列の軸線は、好ましくは、上述の枝状部の軸線と一致するが、変形例では、対応の枝状部の長手方向軸線と角度をなす軸線に沿って延びる列を設けることが可能であり、この角度は、例えば30°未満、良好には、20°未満又は10°未満である。
図示の実施形態では、枝状部21は全て、1列の歯を支持し、同じことは、枝状部22の全てについて当てはまる。これは、必ずしも必要条件ではない。例えば、歯は、枝状部21だけで支持されても良く、枝状部22は、歯を全く支持しなくても良い。
更に変形例では、アプリケータは、端部のところ以外では互いに連結されていない枝状部21のみを有しても良い。
一例を挙げると、図6a及び図6bは、枝状部21を横切る枝状部22を備えていないという点で図1〜図6のアプリケータと異なる変形実施形態を示している。
枝状部40は、支持構造体の単一の主要面10a上で枝状部21から外方に延びている。
枝状部21相互間に形成された透かし形キャビティ30は、この実施形態では、細長い形状を有している。
図1〜図6に示す塗布部材10は、図6で理解できるように支持構造体の互いに反対側の主要面10a,10bからそれぞれ延びる第1の組及び第2の組をなす歯を有している。
2つの連続した歯の先端部相互間の距離pは、1つの面又は両面の歯の列の全てについて同一であるが、図示してない変形例では、この距離は、様々であって良い。
適当な場合、1つの列の歯は、オプションとして接触するベースを備えるのが良い。
考察中の実施形態では、支持構造体の1つの面から延びる歯の全ては、支持構造体の中間平面に垂直な単一の方向に延び、中間平面は、図2の紙面に平行である。
歯40の高さは、塗布部材上における各歯の配置場所の関数として様々であって良い。
考察中の実施形態では、1つの列の歯は、図5aで理解できるように、対応関係にある枝状部の端部に向かって減少する高さを有する。歯の高さは又、図4で理解できるように、主要支持体11の近位領域16及び遠位領域15に向かって減少しても良く、それにより、塗布部材10がワイパー部材を通過しやすくなる。
支持構造体の面に沿って延びる歯40の自由端部により構成されるエンベロープ表面は、2つの軸線周りに全体として凸状であるのが良く、1つの軸線は、長手方向軸線Xに平行であり、他方の軸線は、この長手方向軸線に垂直であると共に支持構造体の平らな面に平行である。
塗布部材のいずれかの面上の歯40の数は、比較的多いのが良く、例えば、数として40〜200である。
塗布部材10は、1つの面の歯40を図7に示すように睫毛Cに接触させることにより容器2から引き出した後でも使用できる。歯の列の向きが長手方向軸線Xに対して斜めであり、睫毛に接触する面上で図7に示すように右側から左側に延びると共に下側から上側に延びて睫毛の侵入及び梳きを促進することが有利であることが分かる。
塗布部材が使用中の場合、睫毛Cは、複数の連続した列に属する歯に同時に接触することができる。
本発明の一実施形態では、塗布部材10は、図7で目に見える面から見て反対の側に、枝状部22によって支持されていて、枝状部21によって支持された列を横切る歯の列を有し、したがって、塗布部材を半回転回すと、ステムが左側に位置しているか右側に位置しているかとは無関係に、目に見える列に関して、睫毛に対し図7に示す向きと同一の向きが得られ、それにより、両眼を同じ仕方でメーキャップすることが可能になる。
しかしながら、本発明の変形実施形態では、塗布部材は、図7で目に見える面から見て反対側のその面上に、枝状部21により支持された歯の列上に重ね合わされ又はこれらに平行な軸線を有する歯の列を有する。
この場合、塗布部材10をひっくり返すと、睫毛に接触する列の向きが変わり、左側から右側に延びると共に下側から上側に延びる。これにより、塗布部材のどの面を用いるかに応じてメーキャップを2つの互いに異なる仕方で塗布することができる。
支持構造体、特に主要支持体11には、図1〜図6に示す形状とは異なる形状、例えば、互いに反対側の側部11a,11bが互いに平行ではない形状を与えることができる。
一例を挙げると、図8は、塗布部材10の輪郭を平面図で示しており、この場合、支持構造体は、全体として三角形である輪郭を備えている。
図9では、支持構造体11は、2つの互いに反対側の凹状側部11a,11bを備えた断面図で見てピーナツ形の形状を有している。
図10の実施形態では、側部11a,11bは、外方に凸状であり、図11の実施形態では、支持構造体は、全体として腎臓の形をしており、側部11a,11bは、それぞれ、凸状及び凹状である。
主要支持体11は、図示の形状以外の形状を有しても良い。
図12〜図17は、長手方向軸線に対して横方向の平面において断面で観察した場合の塗布部材に関する種々のエンベロープ表面を示している。
エンベロープ表面は、少なくとも一部が、歯の自由端部により構成され、歯が存在しない場合には、支持構造体の輪郭により構成される。
図12の実施形態では、エンベロープ表面は、断面で見て、図13の実施形態では全体としてレンズ豆の形状、図14の実施形態では全体として矩形の形、図15の実施形態では、支持構造体の中間平面Mの各側に互いに異なるプロフィールを備えた形状を有している。図16の実施形態では、エンベロープ表面の断面は、形状が円形である。塗布部材は、少なくとも一部が円形又は球形のエンベロープ表面を有していても良い。
図17の実施形態では、塗布部材は、支持構造体の1つの側にのみ設けられた歯を有し、塗布部材のエンベロープ表面は、半月の形の断面を有している。
図18は、歯の列が、列に沿って様々な高さを有することができることを示している。
一例を挙げると、高さは、各列の歯の先端部を結ぶ曲線の高い箇所が塗布部材を上から見た場合に、塗布部材10の長手方向軸線Xの互いの反対の側に交互に位置するような仕方で様々であるのが良い。
特に、主要支持体11が図19に示すようにフレームの形態をしている場合、枝状部20を一端部でのみ主要支持体に連結するのが良く、各枝状部の他端部は、自由な状態にある。
枝状部21のうち少なくとも幾つかをこの図で理解できるように、材料のブリッジで互いに連結するのが良く、これら材料ブリッジは、例えば他の枝状部22により構成され、これら枝状部22は、オプションとして、主要支持体11に連結されるのが良い。
図20は、塗布部材10が歯を支持すると共に長手方向軸線Xに対して実質的に同一の向きを有する複数個の枝状部21を有することができることを示す略図であり、格子状支持構造体を形成するよう枝状部21と協働する他の枝状部22は、歯を全く備えていない。
支持構造体が上から観察して格子状の形を有する場合、歯は、実質的に一定の厚さの格子により支持されるのが良い。
図21は、同一の厚さを有すると共にかかる格子を形成する枝状部21,22を示しており、この格子は、互いに交差する長手方向軸線を有すると共に同一高さに位置する頂部面及び底部面を有している。かかる格子の透かし形キャビティは、種々の形状のものであって良く、例えば、多角形又は円形のものである。
別の変形例では、図22に示すように、枝状部21,22は、ゼロではない距離、例えば、主要支持体11又は支持構造体の任意他の要素の厚さに等しい距離だけ互いに間隔を置いて配置されるのが良い。
支持構造体は、その面のうちの一方又はその面の両方に歯を備えるのが良い。歯は、1つの面上に平行な列をなして配置されるのが良い。他の面上では、歯は、第1の面の列の軸線を横切り又はこれら軸線に平行な軸線を有する列に沿って配置されるのが良い。
図23は、枝状部21と枝状部22を互いに平行に且つ長手方向軸線Xに対して斜めに差し向けることができることを示す略図であり、枝状部22は、必ずしも歯を支持する必要はない。
図24は、塗布部材が枝状部20を有し、これら枝状部がこれらのうちの少なくとも幾つかについて直線状ではない可能性を示している。
塗布部材は、互いに実質的に平行であって直線状ではない枝状部20を有することができる。
枝状部20が全て平行である必要はない。
図25は、塗布部材が例えば互いに平行な第1の組をなす枝状部21及び第2の組をなす枝状部22を有する可能性を示しており、枝状部22は、交差部を形成するよう枝状部21と協働し、枝状部21,22は、直線状ではなく、例えば主要支持体11の2つの横方向側部を互いに連結する長手方向軸線Xに全体として横方向に延びている。
一例を挙げると、図26の実施形態では、枝状部20は、塗布部材10を上から観察した場合、互いにぐるりと包囲した状態で延び、例えば、枝状部23により互いに連結され、この枝状部23は、例えば塗布部材の長手方向軸線Xに実質的に平行に延びている。枝状部23は、オプションとして、歯を支持するのが良い。
この実施形態では、枝状部20は、一方の側にのみ歯を支持し、或いは、変形例では、両側に歯を備える。
図27の実施形態では、支持構造体は、全体として塗布部材に沿って延び、波形の形状を有する第1の組をなす枝状部21を有し、歯は、一方の側に、例えば、図27に示すように、塗布部材を上から観察した場合、目に見える側に設けられている。
この実施形態では、支持構造体は、これ又波形の形を有し、例えば枝状部21の下に延びてこれらと協働して格子状構造体を形成する第2の組をなす枝状部22を更に有するのが良い。
枝状部22は、図27に見える面から見て反対側の支持構造体の面のそばに歯を支持するのが良い。
枝状部21,22は、これらの端部が主要支持体11の近位領域16及び遠位領域15に連結されるのが良い。
支持構造体は、支持構造体の1つの面上に設けられていて、少なくとも1つの枝状部21によって支持された1つ又は2つ以上の列をなす歯を有するのが良く、第2の面は、必ずしも歯を有する必要はなく又は場合によっては、第1の列から見て反対側に第2の列をなす歯40を有する。枝状部21は、支持構造体の中でのみ延びても良く、或いは、図28に示すように、これらの端部の各々のところで主要支持体11から外方に突き出ても良い。この図では、図面を分かりやすくする目的で、枝状部が1つしか示されていない。
別の変形例では、支持構造体は、図29に示すように歯を備えていない1つ又は2つ以上の中央長手方向枝状部25及び1つ又は2つ以上の斜めの枝状部を更に有するのが良く、図面を分かりやすくする目的で、これら斜めの枝状部のうちの1つだけが示されている。
別の変形例では、支持構造体は、反対側の面に少なくとも1つの第2の枝状部22を有するのが良く、この反対側の面は、図30に示すように、例えば、第2の枝状部22を横切る少なくとも1つの枝状部21を有するのが良い。
図31は、支持構造体が各々1列の歯を支持した少なくとも2つの枝状部21を有し、これら枝状部が、互いに平行に延びてはおらず、これら枝状部は、これらの端部が支持構造体の主要支持体11から外方に突き出ている。枝状部21を図示のように互いに逆の方向に差し向けるのが良い。
図32に示すように、支持構造体が、複数の枝状部21を有し、これら枝状部は、各々、支持構造体の1つの側で主要支持体11を越えて突き出た一端部を有している。
図33及び図34に示すように、支持構造体の主要支持体11は、閉じられたフレームにより構成される必要はなく、例えば、2つの反対側の枝分れ部111a,111bを有していても良く、これら枝分れ部は、これらの端部のうちの一方が互いに連結されていない。
支持構造体は、図33に示すような単一の枝状部を有しても良く、或いは、図34に示すような複数の枝状部を有しても良い。図34では、枝分れ部111a,111bは、これらの自由端部のところが互いに向かって湾曲している。
支持構造体の枝状部21は、支持構造体内に枝状部21を形成しても良く、これら枝状部は、図35に示すように、中央枝状部25から支持構造体の主要支持体の互いに反対側の縁部11a,11bに向かって延びている。
図36は、支持構造体が支持構造体の第1の面上でジグザグに配置された枝状部21及びこれ又第1の枝状部21を横切るようジグザグに配置された反対側の枝状部22を有する別の変形例を示しており、枝状部21及び(又は)枝状部22は、歯40を支持している。
変形例では、枝状部21,22は、同一平面内で延びていても良い。
枝状部21及び(又は)枝状部22は、図37に示すように例えば曲線状であっても良い。かくして、枝状部は各々、少なくとも一部が支持構造体の長手方向軸線Xに対して斜めに延びる曲線状の列をなす歯を有するのが良い。
支持構造体の主要支持体11は、図38に示すように支持構造体の長手方向軸線Xに垂直に延びる歯45を更に有するのが良い。
少なくとも1つの曲線状枝状部21は、中央コアの形態をした主要支持体によって支持されても良く、かかる中央コアは、図39に示すように直線状であり又は図40に示すように曲線状である。
枝状部21,22は、塗布部材の面の各々に互いに類似した形状を有しても良く、互いに異なる形状を有しても良い。
例えば、図41に示すように、枝状部21,22のうちの一方は、直線状の形を有し、枝状部21,22のうち他方は、波形の形状を有しても良い。かかる実施形態では、塗布部材は、その面のうちの単一の一方に歯を有しても良く、或いは、変形例では、その面の両方に歯を有しても良い。
当然のことながら、更に別の形態の枝状部を本発明の範囲から逸脱しないで想定できる。
具体的に言えば、図示していない変形例では、枝状部は、材料のブリッジで形成され、かかる材料ブリッジは、その面のうちの少なくとも一方に歯を支持した有孔メンブレンの穴相互間に存在する。
本発明の実施形態では、歯を対応関係にある枝状部に実質的にこれに垂直に連結するのが良く、歯は、例えば支持構造体に関する中間平面に垂直な又は実質的に垂直な方向に差し向けられる。
歯は、図2の実施形態の場合と同様、塗布部材を平面図で観察した場合、透かし形キャビティ上に延びる必要はない。
歯は、塗布部材を平面図で観察した場合、図42及び図43に概略的に示されているように少なくとも一部が透かし形キャビティ30上に延びるような仕方で作られていても良い。
図42では、塗布部材を平面図で観察した場合、歯40を例えば塗布部材の近位端部又は遠位端部に向かって差し向けるのが良いことが理解できる。
図43の実施形態は、対をなす枝状部と関連した歯が、塗布部材10を平面図で観察した場合、互いに向かって差し向けられる可能性を示している。
2つの隣り合う枝状部に属すると共に互いに向かって差し向けられた歯は、塗布部材を平面図で観察した場合、交互に配置される必要がない。
支持構造体は、断面が平らな形状を有するのが良い。
支持構造体は、完全に平らであっても良く、或いは、図44に概略的に示されているようにこれとは異なる形状、特に湾曲した形状を有しても良い。特に、支持構造体は、全体として凹状の、例えば、左右の睫毛の曲線に適合した曲線の主要面10bを有するのが良い。
図45は、枝状部20が、凸状の形状を有し、例えば、主要支持体11の互いに反対側の横方向側部相互間に弓形を形成する可能性を示している。
このように凸状の枝状部により支持された歯40を枝状部の法線に沿って局所的に差し向けるのが良い。
歯40の自由端部は、オプションとして枝状部の軸線に平行であるのが良い曲線を描くのが良い。
変形例では、枝状部22は、枝状部21の側と同一の側に位置する凹状側部を備えた凸状であっても良く、枝状部21,22は、主要支持体11のところ以外のところでは互いに当たらない。
主要支持体11は、フレームの形態以外の形態、例えば、図46に示すような中央コアの形態をしていても良く、枝状部20は、塗布部材を上から観察した場合、例えば主要支持体11の各側で延びる。
本発明のこの実施形態では、枝状部20は、少なくとも1つの自由端部を有する。この図は、図面を分かりやすくする目的で、枝状部20によって支持された歯40を全て示しているわけではない。
さらに、この実施形態では、枝状部20は全て、長手方向軸線Xに対して実質的に同一の向きを有する。一例を挙げると、塗布部材は、成形によりステム8と一体に作られる。
図47に示す変形例では、主要支持体11は、塗布部材10を上から観察した場合、湾曲した形状を有している。図48は、塗布部材10の長手方向軸線Xがステム8の長手方向軸線Yと角度をなす可能性を示しており、この角度は、例えば、5°〜50°である。
図49に示す変形例では、支持構造体は、遠位部分と角度をなす近位部分を有している。
支持構造体の近位部分は、例えばステム8の軸線と同軸であり、遠位部分は、塗布部材を側から観察した場合、例えば近位部分と角度をなす。
主要支持体は、オプションとして、歯を支持しても良い。図2の実施形態は、主要支持体11が例えば1つの側に歯を支持する可能性を示しており、これら歯は、枝状部により支持された他の歯に平行に差し向けられる。
主要支持体は、その周囲全体にわたって歯を支持しても良く、例えば、枝状部21,22により支持された歯の列の端っこに位置する歯相互間に配置された歯を更に支持しても良い。
主要支持体11は、図38に示すように枝状部20により支持された歯の向きとは異なる向きを有する歯を更に支持しても良い。例えば、主要支持体の横方向外縁部11a又は11bに、1組の歯、ストライプ又は塗布の際に有効な場合のある任意他の突出部を提供することが可能である。
図50の実施形態では、主要支持体11は、歯を備えておらず、歯は、枝状部上にのみ延びる。
枝状部により支持された1列の歯は、オプションとして互いに同一の歯から成っていても良い。歯は、同一の長さのものであっても良く互いに異なる長さのものであっても良く、オプションとして、同一の断面のものであって良く、例えば、同一の直径のものであって良く又は互いに異なる直径のものであって良い。
歯は、図51に示すように、全体としてこれらの自由端部に向かってテーパした形状を有しても良い。
歯は又、これらの長さの少なくとも一部分にわたり、図52に示すように例えば一定であり、丸い端を備えた断面を有しても良い。
図示していない変形例では、各歯は、その自由端部のところに1つ又は2つ以上の膨らみ、又は実際には球を有しても良い。
一例を挙げると、歯は、高温状態にある間、変形可能である。
歯を枝状部に垂直に連結しても良く、或いは、歯は、図53に示すように枝状部と角度γをなしても良い。
歯の少なくとも一部分は、図54に示すように曲線状の長手方向軸線を備えた状態で湾曲していても良く、歯は、オプションとして、この場合枝状部に垂直に連結される。
枝状部が、図55に示すように互いに逆の方向に交互に延びる一連の歯を有しても良く、歯のベースは、例えば、枝状部上で互いに一線をなす。
一般的に言えば、任意の1つの列内で、歯は、米国特許出願公開第2002/002042号明細書、同第2001/0047808号明細書及び同第2001/003785号明細書並びに米国特許第6,581,610号明細書、同第6,546,937号明細書、同第6,539,950号明細書、同第6,446,637号明細書及び同第6,412,496号明細書に開示されたやり方のうちの任意のやり方で配置可能である。
器具1を使用するため、ユーザは、アプリケータ3を容器2から引き抜く。
透かし形キャビティ30は、オプションとして、配合物Pのレオロジー、ワイパー部材6の種類及び透かし形キャビティ30の寸法形状に応じて配合物で完全に満たされていても良い。
透かし形キャビティ30を配合物Pで完全に満たすのが有利な場合がある。というのは、それにより、睫毛に良好に配合物を載せることができると共に両方の目のメーキャップのために配合物の比較的多量のリザーブを構成することができるからである。
一例を挙げると、配合物を図7に示すように塗布するのが良い。
ワイパー部材6は、任意の形式のものであって良く、例えば、その底端部のところに、ステム8の直径に実質的に等しい直径の円形オリフィスを構成する可撓性リップを有するのが良い。変形例では、ワイパーオリフィスは、これとは異なる直径及び(又は)円形ではない形状を有しても良い。
ワイパー部材6は、プラスチック材料、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ニトリルゴム、シリコーンゴム、エチレン−プロピレンターポリマーゴム(EPDM)、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)又はスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(SEBS)で作られても良く、例えば商品名HYTREL(登録商標)で知られている熱可塑性ポリエステルエラストマーで作られても良く、或いは、例えば商品名SANTOPRENE(登録商標)で知られている熱可塑性エラストマーで作られても良く、この一覧表は、本発明を限定するものではない。
ワイパー部材6は又、ネックに装着される必要はなく、成形又は複合成形によりネックに設けられても良い。
用いられる塗布部材とは無関係に、関連のワイパー部材6は、2つの部分4a,4bから成るのが良い本体を有する容器内に収納可能であり、これら部分4a,4bは、ワイパー部材6の開口部90の直径が図56に示すように変化するような仕方で互いに対し変位するのに適している。
図56の実施形態では、ワイパー部材は、容器のネックの延長部95によって変形されるが、本発明は、ワイパー部材の特定の構成には限定されず、その変形性にも限定されず、更に、塗布部材が通過するその断面を変化させる特定の仕方にも限定されない。
図57は、塗布部材がワイパー部材6を通過する際に広げることができる波形のワイパーリップを有するワイパー部材6の可能性を示している。一例を挙げると、波形部97は、円周方向に交互に空っぽであったり膨らんでいたりする。
ワイパー部材は、開口部及び少なくとも1つのスリットを更に有しても良く、この少なくとも1つのスリットは、開口部にかするような仕方で連結され、開口部の軸線回りに丸一回転に至らない状態で延びている。
ワイパー部材は、互いに異なっていても良く、フォームのブロックの形態をしていても良い。
図58は、変形例としての包装型アプリケータ器具を示している。
器具100は、第1の部分110及び第2の部分120から成る容器を有し、この第2の部分120は、考察中の実施形態では、欧州特許出願公開第1,584,260号明細書に記載されているように、器具100の長手方向軸線と一致した回転軸線X回りに第1の部分に対して回転するのに適している。なお、この欧州特許出願公開を参照により引用し、その記載内容を本明細書の一部とする。
第2の部分120は、クロージャキャップ9を螺着できる雄ねじ付きネック122を有する外側部分175を有している。
ネック122の底部は、肩125に連結されている。ワイパー部材6は、ネックの頂縁部上に載っていて、肩125の下に当接する環状リップ130を有している。
ワイパー部材6は、内方に延び、図示の実施形態では、器具の閉鎖位置において、アプリケータ3のステム8に当接するワイパーリップ131を有している。
外側部分175は、肩125の下に下方に延びると共にクロージャキャップ9と位置合わせ状態にある全体として円筒形の部分132を有している。
円筒形部分132は、内側部分176を例えば円筒形部分132内での圧着により外側部分175内に静止状態に保持しやすくするような仕方で内部が溝付けされているのが良い。
内側部分176は、考察中の実施例ではブレード123を支持している。
種々の実施形態の特徴を図示していない実施形態において互いに組み合わせることができる。
図58のアプリケータ器具を本発明に従って構成された任意の塗布部材、特に、図8〜図55を参照して説明した塗布部材のどれとでも使用することができる。
適当な場合、主要支持体を少なくとも1つの枝状部と同じ厚さに作るのが良く、主要支持体と少なくとも1つの枝状部との間の境界は、支持構造体の厚さの急な移行部によって具体化される必要はない。
塗布部材は、プラスチック材料を成形することによって作ることができ、或いは、他の何らかの仕方で、例えば、金属シートを切断すると共に(或いは)打抜き加工することにより製作できる。
適当な場合、塗布部材は、複数種類の材料から成っていても良く、歯は、例えば第1の材料で作られ、枝状部及び(又は)主要支持体は、第2の材料で作られ、この第2の材料は、歯を形成する第1の材料よりも多少剛性が高いものであるのが良い。
適当な場合、塗布部材に成形後歯を機械的に加工する作業、例えば、適当な場合には高温又は低温状態の表面と接触した状態で研削作用を施すのが良く、歯を加工する方法の例は、仏国特許出願第2,852,500号明細書及び同第2,850,549号明細書に記載されている。
変形例では、配合物は、ケークの形態をしていても良く、或いは、チューブ内に入れられたものであっても良い。
実施形態の全てにおいて、アプリケータは、オプションとして、少なくとも一部がフロック加工されても良い。
容器が塗布部材を引き抜きのために挿通させるワイパー部材を有する場合、塗布部材は、オプションとして、ワイパー部材を通過しながら振動を受けるのが良く、それにより、塗布部材が振動していないときに塗布部材を拭う仕方とは異なる仕方で塗布部材を拭うことが可能である。かくして、一例を挙げると、ユーザは、塗布部材がワイパー部材を通過しながら振動しているかそうでないかに応じて、少なくとも2つの拭い度を選択することができる。
配合物を塗布するために用いられる器具によっても配合物を塗布することができ、かかる器具は、少なくとも1本の指、手又は手首に取り付けられる又は手持ちの取り外し可能な取り付け手段及び振動を生じさせることができる振動源を含む。
本発明の幾つかの特徴に関し、少なくとも幾つかの列の向きは、長手方向軸線Xに対して必ずしも斜めである必要はなく、この軸線に垂直又は平行であって良い。
かくして、支持構造体は、1つの面又は2つの互いに反対側の面上に歯を有するのが良く、支持構造体は、オプションとして、透かし形状構造体であっても良い。
支持構造体は、比較的高い密度で歯を有すると共にこれ又比較的高い密度で透かし形キャビティを有するのが良く、これら密度は、具体的に言えば、上述した値を有する。
一例を挙げると、支持構造体は、少なくとも一方向に歯と透かし形キャビティを交互に有し、この交互配置は、5つ又は6つ以上の列を有すると共に例えば列相互間に位置する4つ又は5つ以上の透かし形キャビティから成る。
具体的に図19〜図41に示す実施形態では、歯を支持すると共に互いに横切っている枝状部を例えば図6又は図22の場合のように互いに異なる高さに配置しても良く、或いは、図21の場合のように同じ高さに配置しても良い。
別の変形例では、支持構造体は、歯を備えておらず、例えば近くに位置する歯の列に属する歯の端部により定められる曲線を辿ることができる曲線を有する枝状部を有しても良い。かかる枝状部は、近くに位置する少なくとも1つの歯列に属する歯のベースを或る程度隠すことができる。
図示していない変形例では、歯は、金属シートを切断することにより作られたものであっても良い。歯を切断し、次に金属シートの平面に対して実質的に直角に折り曲げるのが良い。
原文明細書における“comprising a”という表現は、別段の指定がなければ、“comprising at least one”と同義であると解されるべきである。
本発明に従って構成された包装型アプリケータ器具の一例の概略部分縦断面図である。 単独で示された図1の器具の塗布部材の平面図である。 塗布部材の斜視図である。 塗布部材の側面図である。 塗布部材の別の斜視図である。 塗布部材の長手方向軸線に沿う端面図である。 図2〜図5aの塗布部材の実施形態の細部を示す図である。 変形実施形態の斜視図である。 図6aの塗布部材の平面図である。 睫毛をメーキャップするための図1〜図6の塗布部材の使用法を示す図である。 とりわけ主要支持体に関する1つの形状を示す図である。 とりわけ主要支持体に関する別の形状を示す図である。 とりわけ主要支持体に関する別の形状を示す図である。 とりわけ主要支持体に関する別の形状を示す図である。 エンベロープ表面に関する1つの形状の断面図である。 エンベロープ表面に関する別の形状の断面図である。 エンベロープ表面に関する別の形状の断面図である。 エンベロープ表面に関する別の形状の断面図である。 エンベロープ表面に関する別の形状の断面図である。 エンベロープ表面に関する別の形状の断面図である。 1列の中で様々な高さの歯を有する可能性を示す略図である。 本発明の変形実施形態としての塗布部材の平面図である。 支持構造体に関する1つの形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 支持構造体に関する別の形態を示す図である。 歯を支持構造体に対してどのように位置決めすることができるかの例を示す図である。 歯を支持構造体に対してどのように位置決めすることができるかの例を示す図である。 枝状部のための形状の一例の側面図である。 変形実施形態の概略部分斜視図である。 塗布部材の変形実施形態を示す平面図である。 塗布部材の変形実施形態を示す平面図である。 塗布部材の長手方向軸線がステムの長手方向軸線とどのように角度をなすのが良いかを示す図である。 変形実施形態の側面図である。 塗布部材の変形実施形態の平面図である。 歯に関する例に関する形状の例を示す図である。 歯に関する例に関する形状の例を示す図である。 歯に関する例に関する形状の例を示す図である。 歯に関する例に関する形状の例を示す図である。 歯に関する例に関する形状の例を示す図である。 変形例としてのワイパー部材を有する器具の一例を示す図である。 ワイパー部材の一例を示す軸方向断面図である。 本発明の変形実施形態を示す図である。
符号の説明
1 包装型アプリケータ器具
2 容器
3 アプリケータ
4 本体
5 ネック
6 ワイパー部材
8 ステム(軸)
9 取っ手
10 塗布部材
10a,10b 主要面
11 主要支持体
11a,11b 横方向側部
12 遠位部分
16 近位部分
17 端部品(エンドピース)
17a フィレット
20,21,22 枝状部
30 透かし形キャビティ
P 配合物

Claims (10)

  1. 睫毛又は眉毛に配合物を塗布するアプリケータであって、前記アプリケータは、長手方向軸線に沿って細長い形状の支持構造体を有し、
    透かし形状構造体である前記支持構造体は、前記支持構造体の少なくとも一部内に位置する少なくとも1つの枝状部を有し、及び/又は、自由端部を備えた少なくとも1つの枝状部を有し、
    前記枝状部は、少なくとも一部が、前記支持構造体の前記長手方向軸線に対して斜めに延びると共に歯を支持している、アプリケータ。
  2. 各々が少なくとも3つの歯を有する少なくとも2つの列を有し、各歯は、前記支持構造体の1つの面上で前記支持構造体の枝状部から延びている、請求項1記載のアプリケータ。
  3. 前記長手方向軸線に平行な方向に沿って交互に配置された透かし形キャビティと歯を有する、請求項1記載のアプリケータ。
  4. 前記支持構造体は、中央コアを有する、請求項1記載のアプリケータ。
  5. 前記支持構造体は、2つの互いに反対側の主要面を有し、前記歯は、前記2つの主要面の各々から外方に延びている、請求項1記載のアプリケータ。
  6. 前記支持構造体の第1の面から外方に延びる前記歯は、第1の組をなす枝状部から延び、前記第1の面から見て反対側に位置する前記支持構造体の第2の面から外方に延びる歯は、第2の組をなす枝状部から延びている、請求項5記載のアプリケータ。
  7. 睫毛又は眉毛に配合物を塗布するアプリケータであって、
    ・全体として平らであり且つ長手方向軸線に沿って細長く、第1及び第2の互いに反対側に位置する主要面を備えた形状の透かし形状支持構造体を有し、
    ・前記第1の主要面から延びる歯の少なくとも3つの列を有し、各前記列は、少なくとも3つの前記歯を有し、前記列は、前記長手方向軸線に対して斜めに延びると共に前記長手方向軸線に沿って互いに間隔を置いて位置し、
    ・前記第2の主要面から延びる歯の少なくとも3つの列を有し、各列は、少なくとも3つの歯を有し、前記列は、前記長手方向軸線に沿って互いに間隔を置いて位置している、アプリケータ。
  8. 睫毛又は眉毛への塗布のためのメーキャップ又はケア製品を含む配合物の包装型アプリケータ器具であって、
    ・請求項1記載のアプリケータと、
    ・前記睫毛又は前記眉毛に塗布される前記配合物とを有する、包装型アプリケータ器具。
  9. 睫毛又は眉毛に配合物を塗布する方法であって、
    ・請求項1記載のアプリケータに配合物を装填するステップと、
    ・前記配合物を前記睫毛又は前記眉毛に塗布するステップとを有する、方法。
  10. 前記アプリケータに前記配合物を装填しながら、前記配合物が透かし形キャビティ中を流れるようにする、請求項9記載の方法。
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