JP2018191843A - まつげもしくは眉毛をとかすため、および/または、調合物をまつげもしくは眉毛に塗布するためのアプリケータ - Google Patents

まつげもしくは眉毛をとかすため、および/または、調合物をまつげもしくは眉毛に塗布するためのアプリケータ Download PDF

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Abstract

【課題】まつげまたは眉毛に調合物を塗布し、調合物をまつげの上で伸ばし、前記まつげをばらばらにしてカールさせるためのアプリケータをさらに改良すること。【解決手段】本発明は、まつげおよび/もしくは眉毛をとかすため、ならびに/または化粧品をまつげおよび/もしくは眉毛に塗布するためのアプリケータ(1)に関し、このアプリケータ(1)は、塗布面を画定する細長い芯部(6)と、塗布面(18)から突出する複数の歯(28)と、塗布面(18)から突出し、且つ長手方向軸に沿って延在する少なくとも1列の壁(29)であって、それぞれの底部に、少なくとも1列の壁(29)の長手方向軸を横断する主軸(Z)に沿って延在する細長い形状の断面を有する、少なくとも1列の壁(29)と、を備える成形されたアプリケータ部材(8)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ケラチン線維、特に、まつげおよび/もしくは眉毛などをとかすため、ならびに/またはメーキャップもしくはケア製品、例えば、マスカラなどをまつげおよび/もしくは眉毛に塗布するためのアプリケータに関する。
本発明は、そのようなアプリケータを備える包装器具にも関する。
本発明は、美容方法にさらに関する。
FR2796528は、芯部と、芯部の対向する側に配置された複数の連続した歯と、を備えるアプリケータを開示している。
FR2909532は、支持構造体の長手方向軸に対して斜めに延在し、歯を含む少なくとも1つの分岐部材を有する構造体を備えるアプリケータを開示している。
特開2008−119453は、コーム及びブラシがそれぞれ備わった2つの塗布面を備えるアプリケータを開示している。
米国特許出願公開第2003/0213498号は、歯のグループと、隣接するグループ間の隙間と、を備えるアプリケータを開示している。このアプリケータは、隙間の中に浮き彫りになって延在する部分を備え得る。
米国特許第4801004号は、平面の頂部面と、平面の頂部面から角度をなして延在する糸状の歯とを有する芯部を備えるアプリケータを開示している。このアプリケータは、芯部の側面および/または底面上に配置された壁をさらに備え得る。
FR2968906は、湾曲した頂部面を有するアプリケータを開示している。この頂部面は歯または溝を備え得る。
FR2955018は、支持体と、支持体から突出する複数の塗布要素と、を備えるアプリケータを開示している。複数の塗布要素は、塗布要素の根元を溶かし、塗布要素の根元を互いに接続する層を形成することによって支持体に固定される。
FR2796528 FR2909532 特開2008−119453 米国特許出願公開第2003/0213498号 米国特許第4801004号 FR2968906 FR2955018
本発明は、特に、歯がまつげの中を通り抜ける能力という点において、まつげまたは眉毛に調合物を塗布し、調合物をまつげの上で伸ばし、前記まつげをばらばらにしてカールさせるためのアプリケータをさらに改良することを目指す。
本発明は、アプリケータが調合物を付着させる能力を改善することも目指している。
本発明の一態様において、まつげおよび/もしくは眉毛をとかすため、ならびに/または化粧品をまつげおよび/もしくは眉毛に塗布するためのアプリケータが提供されており、このアプリケータは、
塗布面を画定する細長い芯部と、
塗布面から突出し、好ましくは、それぞれの底部において細長くない形状の断面を有する複数の歯と、
塗布面から突出し、長手方向軸に沿って延在する少なくとも1列の壁であって、それぞれの底部において、少なくとも1列の壁の長手方向軸を横断する主軸に沿って細長い形状の断面を有する、少なくとも1列の壁と、
を備える成形されたアプリケータ部材を備える。
本発明による壁が存在することによって、まつげを掴む歯の能力を保証しつつ、製品を付着させる能力を高めることを可能にする。このようにして、本発明は、より少ない回数で化粧品を塗布することを可能にする。また、まつげの表面に載せられた製品をほどよく伸ばすこともできる。
壁及び歯は、それぞれの底部によって芯部に接続される。
「壁が、それぞれの底部において、少なくとも1列の壁の長手方向軸を横断する主軸に沿って細長い形状の断面を有する」ことによって、それぞれの底部における壁の断面の主軸は、少なくとも1列の壁の長手方向軸と共に非ゼロの角度を形成する、すなわち例えば、この軸に対して斜めである、または垂直であることを理解されたい。
例えば、それぞれの底部における壁の断面の主軸は、アプリケータを頂部から観察したとき、少なくとも1列の壁の長手方向軸と共に10度から80度、好ましくは60度から80度、さらに好ましくは70度から80度、例えばおよそ75度の角度αを形成する。それぞれの底部における壁の断面の主軸はまた、少なくとも1列の壁の長手方向軸に対して垂直、すなわちα=90度であり得る。
それぞれの底部における壁の断面の主軸と少なくとも1列の壁の長手方向軸との間の角度は、前記列の全ての壁に関して同一の値であってよい。
それぞれの底部における壁の断面の主軸は頂部から観察したとき、芯部の長手方向軸と共に非ゼロの角度を形成してよい。
例えば少なくとも1つの壁は、芯部の長手方向軸に対して垂直であるその底部の主軸を有する。
少なくとも1つの壁は、芯部の長手方向軸に対して斜めになったその底部における主軸を有する場合もある。
好ましくは、歯の少なくとも一部、およびさらに適切には歯のほとんどまたは全てが、その底部における少なくとも1つの壁の断面より小さな、より適切にはそれぞれの底部における全ての壁の断面より小さな断面をそれぞれの底部に有する。
それぞれの底部における壁の断面は、1mmから3mmまで及ぶ、断面の主軸の沿って測定される最大の寸法を有してよい。
それぞれの底部における歯の断面は、0.2から0.9mmまで及ぶ最大寸法を有してよい。
それぞれの底部における歯の断面は、例えば円形、楕円形または多角形、詳細には三角形の任意の形状であってよい。
芯部は「長手方向軸」に沿って細長く、これは芯部の断面の重力の中心(重心)をつなげる直線として理解すべきである。一部の状況において、芯部の長手方向軸は、特に芯部が正多角形または円形の一般的な形状を有する断面を呈する場合、中心軸である、またはさらには芯部に関する対称軸である場合もある。芯部の長手方向軸は直線から成る、または湾曲される場合もある。
芯部は、それが接続される柄の軸に対して、例えばアプリケータの自由端に近づくにつれて大きくなる、ある角度だけ傾斜される場合がある。
壁の列の長手方向軸は、芯部の長手方向軸に平行であってよい。
好ましくは、塗布面は、その長さの少なくとも半分に沿って、さらに適切にはその長さ全てにわたって平坦である。塗布面は、その長さの少なくとも半分に沿って、さらに適切にはその長さの全てに沿って平面である。
これにより、まつげを強制的に壁の間により深く押し込み易くなり、これによりまつげにより多くの製品を移すことが可能になる。
塗布面はまた、外側に向かって凹面または凸面であってよい。
好ましくは、塗布面は、アプリケータの頂部および/または側部から観察したとき、その長さの少なくとも半分に沿って直線を成す中心線を備える。あるいは、塗布面の中心線は湾曲される。
アプリケータを頂部から観察するということは、塗布面に向いているアプリケータの観察方向として理解すべきである。
アプリケータを側部から観察するということは、芯部の長手方向軸に対して垂直であり、かつ塗布面に平行なアプリケータの観察方向として理解すべきである。
頂部から観察したとき、少なくとも1列の壁の長手方向軸は、直線を成してよい。あるいは、少なくとも1列の壁の長手方向軸は湾曲される場合もある。
アプリケータ部材は、塗布面に対して垂直な長手方向の中央の面に対して対称であってよい。
好ましくは、歯は、それぞれの伸長軸に沿った細長い形状である。歯の伸長軸は、塗布面に対して垂直であり得る。一変形形態において、歯の伸長軸は塗布面に対して斜めである。
アプリケータ部材は、アプリケータ部材に関する長手方向の中央の面と共にある角度を形成するそれぞれの伸長軸と共に延在する少なくとも1列の歯を備える。
歯の伸長軸に対して垂直に測定された歯の断面寸法は、歯の長さの大部分にわたって略一定であってよい。
好ましくは、壁は、例えば塗布面に対して垂直に、それぞれの高さ軸に沿って塗布面から突出する。壁の高さ軸に対して垂直に測定された壁の断面は、壁の長さの大部分にわたって略一定であってよい。
壁の頂部は平坦であってよく、例えばそれぞれの高さ軸に対して垂直であり、または頂点を呈してもよい。
壁の頂部は、好ましくはアプリケータ部材の長手方向の中央の面内に含まれる湾曲軸の周りで湾曲されてもよい。
アプリケータは、1列のみの壁を備える場合もあり、壁の底部は例えば塗布面上の中心に置かれる、すなわちそれぞれの底部における壁の断面の重心は、略塗布面の中心線に沿って位置が決められる。
一変形形態において、その列における少なくとも1つの壁の連続する壁の断面の重心は、少なくとも一部が、幾何学的な分離面の対向する側部上に交互になるように配列されてよい。列の2つの連続する壁は、芯部をその長手方向軸に沿って見たとき重なり合う、または重なり合わない場合がある。
別の変形形態では、アプリケータは、2列の壁を備え、この2列の長手方向軸は好ましくは平行であり、例えば芯部の長手方向軸に対して共に平行である。壁の列は、アプリケータの頂部から見たとき芯部の長手方向軸に対して対称に配列されてよい。例えば壁は、幾何学的な分離面のそれぞれの側に据えられ、好ましくは平面である前記面に対して対称である。
壁は、それぞれの底部において直線を成し、頂部から観察したとき、芯部の長手方向軸に対して垂直に延在してよい。
好ましくは、塗布面の幅は、3から7mm、より適切には4から6mmの範囲内にある。
頂部から観察したとき、塗布面は、芯部の長手方向軸に平行して延在する2つの平行な側縁部を有してよい。塗布面の遠位端は、略直線を成す縁部を有してよい。一変形形態において、塗布面の遠位端は湾曲される。
少なくとも1列の壁における2つの隣接する壁はそれぞれの底部において、0.1mmから0.6mmまで及ぶ、例えばおよそ0.4mmの最小の距離だけ離間されてよい。
アプリケータは、直線を成すまたは湾曲されるそれぞれの軸に沿って延在する複数の列の歯を備える場合がある。
歯の列は同一方向に延在してよく、例えば塗布面の長さの少なくとも半分にわたって芯部の長手方向軸に平行に延在してよい。例えば歯の列は、例えばその遠位端の近傍を除いて塗布面の長さ全体にわたって芯部の長手方向軸に平行に延在する。
アプリケータは、芯部の長手方向軸に沿って延在する少なくとも2列の歯を備えてよく、例えば2列から10列の歯、より適切には2列から6列、例えば3列または4列の歯を備える場合がある。各々の列の歯は、1個から20個の歯を含む場合がある。
各々の歯の列において、歯は、塗布面の長さの大部分に沿って均一に離間されてよい。
あるいは、1列の2つの隣接する歯の間の間隔が変化する場合もある。例えば、その間に壁が存在する2つの隣接する歯の間の間隔は、その間に壁が存在しない状態の2つの隣接する歯の間の間隔と異なる。
アプリケータ部材の2つの端部の各々の近傍に据えられた2つの隣接する歯の間の間隔は、アプリケータ部材の中心部分に据えられた2つの隣接する歯の間の間隔と異なる場合がある。
1列の歯における全ての歯は、場合によってアプリケータ部材の遠位端および近位端の近傍に据えられた歯を除いて同一の高さを有してよい。
1列の歯における歯の高さは、別の列の歯の高さと異なる場合がある。
好ましくは、歯の自由端および壁の頂部は、アプリケータ部材の長さの少なくとも一部分に沿って、弓状の断面である包絡面を画定する。
アプリケータ部材は、歯の少なくとも1つの中央の列と、歯の2つの側部の列とを備える場合があり、歯の側部の列は、例えば少なくとも1つの中央の列のそれぞれの側に配置される。歯の少なくとも1つの中央の列は、頂部から観察したとき、塗布面の中心に置かれてよい。
場合によってアプリケータ部材の遠位端および近位端の近傍に据えられた歯を除いて、中央の列の歯は同一の第1の高さを有してよく、側部の列の歯は同一の第2の高さを有してよい。第1の高さは、好ましくは、第2の高さより大きい。
壁の頂部は、好ましくは、壁の高さ軸に沿って測定したとき歯の自由端の間、例えば中央の列の歯の自由端と側部の列の歯の自由端との間に据えられる。
好ましくは、例えば塗布面の側縁部および/またはその遠位端の近傍を除いて、歯はそれぞれの底部において接触することはなく、歯及び壁もそれぞれの底部において接触することはなく、すなわちそれぞれの底部において互いから離間されている。それぞれの底部において測定した歯と壁との間の最小の距離は、0から0.9mmにまで及ぶ場合がある。
2つの歯の間の間隔、壁の間の距離および壁と歯の間の距離を適応させることによって、歯がまつげを適切に誘導し掴む能力を失うことなく、調合物を付着させるのに適したより大きなまたはより小さなサイズの空隙を確立することが可能になる。
歯の複数の列の少なくとも1つの歯は、少なくとも1列の壁にある2つの隣接する壁の間にある軸方向の位置に据えられてよい。アプリケータ部材は、アプリケータ部材の長手方向軸に沿って交互に並ぶ歯と壁とを備えてよい。
アプリケータ部材は、歯の2つの中央の列を備えてよく、この場合芯部の長手方向軸に沿って測定された略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの中央の列の歯が、歯の中央の対を形成する。歯の中央の対は、芯部の長手方向軸に沿って少なくとも1列の壁の壁と交互に並んでよい。少なくとも1列の壁の2つの連続する壁は、好ましくは、少なくとも1列の壁の長手方向軸に沿って観察したとき、芯部の長手方向軸のいずれかの側に交互に配置され、少なくとも部分的に互いに重なり合う。アプリケータは、好ましくは、壁が存在する軸方向の位置において、歯の側部の列の1つに属する1つの歯を備え、前記1つの歯および対応する壁は略同一の軸方向の位置を占める。
アプリケータ部材は、歯の複数のセットを備えてよく、各セットの歯は、好ましくは、アプリケータ部材の長手方向軸に沿って略同一の軸方向の位置を占めており、歯の複数のセットは、好ましくは、歯の2つのセットまたは歯の3つのセットである。
アプリケータ部材は、芯部の長手方向軸に沿って測定される、略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの側部の列の歯を少なくとも備える、歯の少なくとも1つの複数のセット、例えば歯の2つのセットまたは3つのセットを備える場合がある。
例えば歯の複数のセット、例えば3つのセットは、歯の少なくとも1つの中央の列と2つの側部の列のそれぞれの列の歯によって形成される。
歯の複数のセットは、例えば塗布面の遠位端の近傍を除いて、芯部の長手方向軸に平行な方向で測定された略同一の軸方向の位置を占めることができる。
例えば塗布面の遠位端が湾曲形状である場合、塗布面の遠位端の近傍における歯の3つのセットの歯は、塗布面の遠位端の湾曲形状と略一致する湾曲した線に沿って配置されてよい。
「1つの歯と、1つの壁、それぞれ2つの歯が芯部の長手方向軸に沿って測定される、略同一の軸方向の位置を占める」ことによって、アプリケータ部材の長手方向軸に対して垂直な方向でアプリケータ部材の側部から観察したとき、歯の底部および壁の底部、2つの歯のそれぞれの底部が少なくとも部分的に重なり合うことを理解されたい。これらの底部はちょうど重なり合うことができる。
歯の複数のセット、例えば3つのセットにおける2つの隣接する歯の間の距離は等しくてよい。
少なくとも1列の壁の壁は、芯部の長手方向軸に沿って上記に定義したように歯の複数のセットと交互に並ぶことができる。
一変形形態において、アプリケータ部材は歯の中央の列を備え、少なくとも1列の壁の壁は、芯部の長手方向軸に沿って略同一の軸方向の位置を占める歯の中央の列と2つの側部の列のそれぞれの列の歯によって形成された歯の3つのセットと交互に並ぶ。
少なくとも1列の壁の壁は、それぞれの底部において湾曲されてよく、その列にある2つの隣接する壁は、好ましくは、同一の曲率を有し、塗布面の遠位端に向かってそれぞれ凹面および凸面である。アプリケータは、中央の列の歯と、
− 互いに向かって凸面である2つの隣接する壁の間の軸方向の位置において、略同一の軸方向の位置を占める歯の中央の列および2つの側部の列の各々の列の歯によって形成される歯の3つのセットと、
− 互いに向かって凹面である2つの隣接する壁の間の軸方向の位置において、略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの側部の列の2つの歯によって形成される歯の2つのセットとを備える場合がある。
少なくとも1列の壁の壁は、芯部の長手方向軸に沿って観察したとき、歯の側部の列の間に据えられてよい。
別の変形形態において、アプリケータは、歯の中央の列のそれぞれの側に配置された2つの列の壁を備え、これらの壁はそれぞれの底部において直線を成しており、略同一の軸方向の位置を占める一方の列の壁および対応する他方の列の壁は、芯部の長手方向軸に沿って交互に収束し、逸れていく壁の対を形成し、この収束し、それぞれ逸れていく壁の対は、塗布面の遠位端に向かって収束し、それぞれ逸れており、壁の底部部分は、芯部の長手方向軸と共に、好ましくは10度から80度まで及ぶある角度を形成し、アプリケータは、
− 塗布面の遠位端に向かって移動する際、収束する壁の対と、それに続いて逸れていく壁の対との間の軸方向の位置における上記に定義される歯の3つのセットと、
− 塗布面の遠位端に向かって移動する際、逸れていく壁の対と、それに続いて収束する壁の対との間の軸方向の位置における歯の中央の列に属する1つの歯とを備える。
収束する壁の対およびこれに続いて逸れていく壁は、塗布面の遠位端に向かって移動する際、略Xパターンを形成してよい。
さらに別の変形形態では、アプリケータは、歯の中央の列と、歯の中央の列のそれぞれの側に配置された2列の壁とを備え、これらの壁はそれぞれの底部において直線を成し、この場合略同一の軸方向の位置を占める一方の列の壁と対応する他方の列の壁は、芯部の長手方向軸に沿って交互に収束し逸れていく壁の対を形成し、収束し、それぞれ逸れていく壁の対は、塗布面の遠位端に向かって収束し、それぞれ逸れており、壁の底部部分は、芯部の長手方向軸と共に、10度から80度まで及ぶある角度を形成し、アプリケータは、
− 塗布面の遠位端に向かって移動する際、収束する壁の対と、それに続いて逸れていく壁の対との間の軸方向の位置における、略同一の軸方向の位置を占める歯の中央の列と2つの側部の列のそれぞれの列の歯によって形成される歯の3つのセットと、
− 塗布面の遠位端に向かって移動する際、逸れていく壁の対と、それに続いて収束する壁の対との間の軸方向の位置における歯の中央の列に属する1つの歯と、
− 壁の列のそれぞれの側における歯の少なくとも2つの外側の列であって、これら歯の外側の列の歯が、塗布面に対して垂直な方向を有する非ゼロの伸長角を形成する伸長軸に沿って塗布面から突出する、歯の少なくとも2つの外側の列とを備える。
外側の列の歯の伸長角は、好ましくは25度から35度、例えばおよそ30度である。
各々の歯の外側の列は、塗布面のそれぞれの長手方向の縁部に沿って延在してよく、これは例えばアプリケータ部材の長手方向軸に平行である。
好ましくは歯の中央の列および側部の列ならびに壁は、芯部の長手方向軸に沿って観察したとき、歯の外側の列の間に配列される。
歯の外側の列の歯は、側部の列の歯および壁の外側の長手方向の端部と略同一の軸方向の位置を占め得る。
「外側の長手方向の端部」とは、歯の中央の列からさらに離れて据えられた壁の2つの長手方向の端部の1つであると理解されたい。
歯の外側の列の歯は、それぞれの底部において側部の列の歯および壁に接触する場合がある。
少なくとも1つの歯は先細にされる、円錐台形状またはピラミッド形状であってよい。
この列の一方の少なくとも1つの歯は、別の列の歯と異なる形状を呈する場合もある。
アプリケータは、柄を備えてよく、アプリケータ部材は柄に固定されており、例えば柄に対してオーバーモールドされ、または機械的な取り付けによって柄に固定される。
芯部は、長手方向軸に沿って、詳細にはアプリケータ部材の長さの少なくともごく一部にわたって略一定の断面を提示してよい。
その長さの少なくともごく一部にわたって、芯部は、円形、非円形、半円、楕円形、半楕円形、多角形、三角形、正方形、矩形、五角形、六角形、八角形および半多角形から選択された形状の断面を呈することができる。断面の形状は、芯部の長手方向軸に沿って変化する場合がある。
芯部の断面は、アプリケータ部材の長さのごく一部にわたって平坦であってよい。断面の長手方向軸は、塗布面に平行であってよい。
別のその態様において、本発明は、まつげおよび/または眉毛に化粧品を塗布するための包装およびアプリケータ器具を提供し、この器具は、上記に定義したアプリケータと、まつげおよび/または眉毛に塗布するための化粧品を含む容器とを備える。
容器は、アプリケータ部材を拭き取るためのワイパー部材を備えてよい。
化粧品は、例えばマスカラである。メーキャップがまつげに施されることが可能であり、まつげをとかすことができる。
別の態様によると、本発明は、本発明によるアプリケータによってまつげおよび/もしくは眉毛をとかす、ならびに/または化粧品をまつげおよび/もしくは眉毛に塗布するための美容方法を提供する。
歯および壁は、同じ材料から作製されてもよく、または、一変形形態では、それらは異なる材料から作製されてもよい。
歯および/または壁は、熱可塑性材料を成形する、例えばそれを担持している芯部の一部に使用されるのと同一の材料を成形することによって作製され得る。歯および/または壁は、芯部と異なる材料で作製することができる。
アプリケータ部材は、1つの材料において成形されることが可能であり、したがって、芯部および柄は同一材料を利用して作製され、または、一変形形態では、異なる材料を利用して、特に、異なる色の材料を利用して作製され、これにより、ユーザによってそのように望まれる場合、塗布面を識別し易くすることができる。材料は、異なる硬さを呈してもよい。例えば、2つの材料は共に、例えば商標Hytrel(登録商標)に属するポリエステル熱可塑性エラストマー、または商標Pebax(登録商標)に属するポリエーテルブロックアミドであってよい。アプリケータが2つの材料を利用して作製される場合、これらの材料は、異なる、特に、硬さの点で異なる機械的な特性を呈してもよく、例えば、一方の材料は他方より柔軟であり、または材料が異なる色であってもよい。
本発明は、添付の図面を参照して、その実装の非制限的な例の以下の記載を読むことで、より良く理解されるであろう。
本発明によるアプリケータ部材の斜視図である。 図1のアプリケータ部材の側面図である。 本発明による包装および塗布器具の一例を示す図である。 本発明によるアプリケータ部材の実施形態を概略的に示す上面図である。 図5Aのアプリケータ部材の拡大部分図である。 本発明によるアプリケータ部材の実施形態を概略的に示す上面図である。 図6Aのアプリケータ部材の拡大部分図である。 本発明によるアプリケータ部材の実施形態を概略的に示す上面図である。 図7Aのアプリケータ部材の拡大部分図である。 本発明によるアプリケータ部材の実施形態を概略的に示す上面図である。 図8Aのアプリケータ部材の拡大部分図である。 本発明によるアプリケータ部材のさらなる実施形態の上面部分図である。 矢印Xに沿った、図9のアプリケータ部材の側面図である。 図9のアプリケータ部材の、図9の面XI−XIに沿って切り取った断面図である。 図9の矢印XIIに沿った、図9のアプリケータ部材の図である。 図9のアプリケータ部材の斜視図である。
図1は、本発明に従って作製されたアプリケータ1を示しており、アプリケータ1は、柄3にオーバーモールドされた、またはそれ以外の方法で固定されたアプリケータ部材8を備える。
アプリケータ1は、図3に示されるように、まつげおよび/または眉毛に塗布するための化粧品を含む容器5の中に収容されるように構成される。
アプリケータは、柄3の遠位端に接続されたハンドル41を備える。アプリケータ1は、気密式に容器5を閉じるように構成される。
アプリケータ部材8は、長手方向軸Xに沿った細長い芯部6を備え、この長手方向軸Xは、図示される実施形態では直線である。
アプリケータ部材8は、塗布面18を備え、これは図示される実施形態では、その長さLの大半にわたって平面である。塗布面18は、芯部の長手方向軸Xに平行な2つの側縁部9を備える。
アプリケータ部材8は、歯28の少なくとも1つの中央の列28cと、歯28の2つの側部の列28sとを備える。歯28の列28c、28sは、芯部6の長手方向軸Xに平行な方向に延在する。
アプリケータ部材は、壁29の2つの列29a、29bを備える。これらの列29aおよび29bは、図示される実施形態では直線を成し長手方向軸Xに平行である長手方向Yに沿って延在する。
壁29は、それぞれの底部13によって塗布面18に接続される。各々の壁29の底部13は、対応する主軸Zに沿って細長い断面を有する。この軸Zは、芯部6の長手方向軸Xと非ゼロの角度を形成する。
図2に示されるように、壁29は、それぞれの高さ軸Qに沿って塗布面18から突出しており、各々の軸Qは、塗布面18に対して局所的に垂直である。
歯28は各々、これによってそれらが塗布面18に接続される底部10から自由端11までそれぞれの伸長軸Sに沿って延在する。同じ列の歯28は、示されるように、塗布面18の長さLの大半にわたって同一の高さhを有することができる。
図5Aから図8Aによる実施形態では、塗布面18は、その長さLの大半にわたって平面である。
図5Aおよび図5Bによる実施形態では、アプリケータ部材8は、芯部6の長手方向軸Xに平行な長手方向軸Yに沿って延在する1列の壁29を備える。
2つの連続する壁29の重心Cは、芯部6の長手方向軸Xの各々の側に配され、壁29の2つのサブ列29a、29bを形成する。この列における2つの連続する壁は、芯部の長手方向軸Xに沿って観察したとき、好ましくは0.5から2mmまで及ぶ、ある距離mだけ互いと部分的に重なり合う。
図5Aおよび図5Bに図示される実施形態は、示されるように各々が芯部6の長手方向軸Xに平行に延在し、好ましくは同じ数の歯28を有する歯の2つの中央の列28a、28bを備える。芯部6の長手方向軸Xに沿って略同一の軸方向の位置を占める一方の列28aの歯28と、他方の列28bの対応する歯28が、歯28の中央の対24を形成する。各々の列28a、28bにおける歯28は、示されるように好ましくは均一に離間される。
好ましくは、歯28の各々の列28a、28bは、壁29の対応するサブ列29a、29bに対して中心に配置される。
壁29は、芯部の長手方向軸Xに沿って歯28の中央の対24と交互に並ぶ。
壁29が存在する軸方向の位置において、アプリケータ部材8は、歯28の側部の列28sの一方に属する1つの歯28を備える。前記歯28およびその底部における前記壁29の断面の重心Cは、芯部6の長手方向軸Xの対向する側に位置が決められる。
好ましくは壁29は、隣接する歯の中央の対から均等に離れており、壁と隣接する中央の対との間の距離lは、芯部6の長手方向軸Xに沿って一定である。
壁29の主軸Zは、図5Aおよび図6Aの実施形態に示されるように、頂部から観察したとき、直線を成し芯部6の長手方向軸Xに対して垂直に延在してよい。
好ましくは、壁29は、塗布面18の長さLの大半にわたって均一に離間される。2つの連続する壁29の間の距離dは、0.1から1mmまで及ぶ可能性がある。
アプリケータ部材は、塗布面18の遠位端81の近傍に、それぞれの側部の列28sの2つの歯と、側部の列の前記歯に対して中央に配置された1つの歯によって形成された歯の3つのセットを備える。前記3つのセットの歯は、図5Aの示される実施形態において略同一の軸方向の位置を占める。
図6Aから図8Aに示される実施形態では、アプリケータ部材は、歯の中央の列28cと、歯28の中央の列28cのそれぞれの側に配列された歯28の2つの側部の列28sとを備える。
歯28は、示されるように塗布面18の長さLの大半にわたって歯28の各々の列28s、28cにおいて均一に離間されてよい。
略同一の軸方向の位置を占める中央の列28cの歯28と、側部の列28sの対応する歯によって各々形成される歯28の3つのセット27が芯部6の長手方向軸Xに沿って配置される。そのような歯28の3つのセット27における2つの隣接する歯28の間の距離eは、示されるように好ましくは均等である。
壁29は、図6Aおよび図6Bに示されるように、芯部の長手方向軸Xに沿って歯28の3つのセット27と交互に並べられてよい。好ましくは壁29は、歯の隣接する3つのセットから均等に離れており、壁と隣接する3つのセットとの間の距離rは、塗布面18の長さLの大半に沿って一定のままである。
好ましくは、歯28の3つのセット27は、芯部6の長手方向軸Xに沿って均等に離間される。
図7Aおよび図7Bに示される実施形態において、アプリケータ部材は、歯28の中央の列28cの各々の側に配置された壁29の2つの列29a、29bを備える。
各々の壁29の主軸Zは、直線を成し、芯部6の長手方向軸Xに対して非ゼロの角度αで延在する。角度αは好ましくは45度から80度まで及ぶ。
芯部6の長手方向軸Xに沿って、略同一の軸方向の位置を占める一方の列29aの壁29および他方の列29bの対応する壁29は、交互に収束し逸れていく壁29の対25、26を形成する。
図7Aおよび図7Bに見ることができるように、収束し各々逸れていく壁29の対25、26は、塗布面18の遠位端81に向かって収束し、各々逸れている。
歯28の3つのセット27は、塗布面18の遠位端81に向かって移動する際、収束する壁29の対25と、次に続いて逸れていく壁29の対26との間の軸方向の位置に配置される。
逸れていく壁29の対26と、次に続いて収束する壁29の対25の間の軸方向の位置において、塗布面18の遠位端81に向かって進むとき、アプリケータ部材8は、歯28の中央の列28cに属する1つの歯28を備える。
好ましくは収束し、次に続いて逸れていく壁29の対25、26は、塗布面18に対して垂直な分離面に対して対称である。この分離面は、歯28の中央の列28cの歯を含むことができる。
収束し次に続いて逸れていく壁29の対25、26は、塗布面18の遠位端81に向かって移動する際、示されるように略Xのパターンを形成することができる。
アプリケータ部材8は、図6Aから図8Aに見ることができるように、塗布面18に対して垂直な長手方向の中央の面Mに対して対称であってよい。
図8Aおよび図8Bに示される実施形態において、各々の壁29の主軸Zは湾曲される。
この列における2つの連続する壁29は、同一の曲率半径rを有し、塗布面18の遠位端81に向かってそれぞれ凹面と凸面である。
アプリケータ部材8は、互いに向かって凸面である2つの隣接する壁29の間の軸方向の位置に歯28の3つのセット27を備える。
互いに対して凹面である2つの隣接する壁の間の軸方向の位置において、アプリケータ部材8は、略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの側部の列28sの2つの歯28によって形成される歯28の2つのセット17を備える。
芯部の長手方向軸に沿って測定される互いに向かって凸面の2つの連続する壁29の底部の間の距離aは一定であってよい。
芯部の長手方向軸に沿って測定される互いに向かって凹面の2つの連続する壁29の底部の間の距離bは一定であってよい。
壁29のそれぞれの長手方向の端部49の間の直線距離fは、好ましくは1から3mmまでに及ぶ。
図9から図12に示される実施形態では、アプリケータ部材8は、歯28の中央の列28cのそれぞれの側に配置された壁29の2つの列29a、29bを備える。
各々の壁29の主軸Zは、直線を成し非ゼロの角度αで延在し、この角度は例えば、図示される実施形態では芯部6の長手方向軸Xに対しておよそ75度である。
芯部6の長手方向軸Xに沿って、略同一の軸方向の位置を占める一方の列29aの壁29と他方の列29bの対応する壁29は、交互に収束し逸れていく壁29の対25、26を形成する。
図7Aの実施形態でのように、歯28の3つのセット27は、塗布面18の遠位端81に向かって移動する際、収束する壁29の対25と、次に続いて逸れていく壁29の対26との間の軸方向の位置に配置される。
逸れていく壁29の対26と次に続いて収束する壁29の対25の間の軸方向の位置において、塗布面18の遠位端81に向かって移動する際、アプリケータ部材8は、歯28の中央の列28cに属する1つの歯28を備える。
3つのセット27の歯28は、塗布面18の遠位端81の近傍を除いて芯部6の長手方向軸Xに沿って略同一の軸方向の位置を占める。
図9に示されるように塗布面18の遠位端81の近傍において、アプリケータ部材8は、塗布面18の遠位端81の湾曲部を実質的にたどる湾曲した線に沿って配置された2つの3つのセット27を備える。一方の3つのセット27の歯28と他方の3つのセット27の対応する歯28は、それぞれの底部10において接触している。
アプリケータ部材はさらに、アプリケータ部材の側縁部9に沿って延在する歯28の2つの外側の列28eを備える。歯28の側部の列28sと壁29は、外側の列28eの間に配列される。外側の列28eの歯28は、側部の列28sの歯28および壁29の外側の長手方向の端部49と同じ軸方向の位置に据えられ、それぞれの底部10、13において壁の外側の長手方向の端部に接触している。
図10に見ることができるように、塗布面18は、その長さLの大半にわたって平面であってよい。
中央の列28cおよび側部の列28sの歯28は、塗布面18の遠位端81の近傍にある端部の歯28を除いて、塗布面18に対して垂直なそれぞれの伸長軸Sに沿って細長い。
塗布面18の遠位端81に最も近い3つのセット27の端部の歯28は、アプリケータ部材8の長手方向の中央の面Mと共に非ゼロの伸長角γを各々形成するそれぞれの伸長軸Sに沿って、塗布面18の近位端から外向きに離れるように延出し、この場合中央の列に属する歯は中央の面M内に含まれ、側部の列の歯は中央の面Mから離れるように延出する。
外側の列28eの歯28もまた図11に示されるように、アプリケータ部材8の中央の面Mと共に非ゼロの伸長角βを各々形成するそれぞれの伸長軸Sに沿って塗布面18から突出しており、図示される実施形態ではβはおよそ30度であり、例えばγと等しい。外側の列28eの歯28は、アプリケータ部材8の長手方向の中央の面Mから離れるように延出する。
各々の外側の列の歯の伸長軸Sは平行であってよい。好ましくは同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの外側の列の歯の軸は、同一面内に含まれる。同一の軸方向の位置を占める3つのセット27の歯の軸および側部の列28sの歯の軸は、同一面内に含まれる。
図11に示されるように歯の高さhおよび壁の頂部92の湾曲した形状は、アプリケータ部材8の長手方向軸Xに平行な方向で見たとき、歯の3つのセットの自由端と、3つのセットと略に同一の軸方向の位置を占める外側の列の歯と、次に続いて逸れていく壁29の対26の頂部92が同じ円弧C上に略据えられるように選択され得る。この円弧は5から7mmの間、好ましくは5.5から6mmまで及ぶ曲率半径Rを有する可能性がある。
塗布面18の幅Wは、5から7mmまで及び、例えばおよそ6mmの可能性がある。
アプリケータ部材を柄3に固定するために、アプリケータ部材8は、図12および図13に見ることができるようなT字型の固定部品84を備える場合があり、これはアプリケータの柄3の中の対応する溝86に差し入れられるように構成される。部品84は、アプリケータ部材8の全長Tより短い長さUに略延在する。アプリケータ部材8の全長は、例えば図5に示されるように、柄3に設けられた対応するくぼみ92に係合するレール91を備える。これにより、アプリケータ部材8と柄3が異なる色の材料で作製された場合、ユーザがアプリケータ部材8の向きを決めるのに役立つ場合がある。これはまた、アプリケータ部材を柄に固定するのを助けることもできる。
本発明は、例示の実施形態に限定されるものではない。
例えば壁および歯は、例示の実施形態とは異なるように配列される場合もある。
壁および歯の寸法は修正される場合もある。
歯の複数のセットは、3つを超える歯を備える、例えばそれぞれの側部の列に属する2つの歯と、少なくとも1つの中央の列に属する2つの歯とによって形成される4つの歯を備える場合もある。
1 アプリケータ
3 柄
5 容器
6 芯部
8 アプリケータ部材
9 側縁部
10 歯の底部
11 歯の自由端
13 壁の底部
17 歯の2つのセット
18 塗布面
24 歯の中央の対
25、26 収束し逸れていく壁の対
27 歯の3つのセット
28 歯
28a、28b 歯の2つの中央の列
28c 歯の中央の列
28e 歯の外側の列
28s 歯の側部の列
29 壁
29a、29b 壁の列
81 塗布面の遠位端
84 固定部品
86 溝
91 レール
92 くぼみ
a 互いに対して凸面の2つの連続する壁の底部の間の距離
b 互いに対して凹面の2つの連続する壁の底部の間の距離
d 2つの連続する壁の間の距離
e 3つのセットにおける隣接する歯の間の距離
f 壁のそれぞれの長手方向の端部の間の直線距離
h 歯の高さ
l 壁と隣接する中央の対の間の距離
m 壁が重なり合う距離
r 壁と隣接する3つのセットの間の距離
C 壁の重心、円弧
L 塗布面の長さ
M 長手方向の中央の面
Q 壁の高さ軸
R 曲率半径
S 伸長軸
T アプリケータ部材の長さ
U 部品の延在する長さ
W 塗布面の幅
X 長手方向軸
Y 長手方向
Z 壁の主軸
α 壁の主軸の角度
β 伸長角
γ 伸長角
本発明は、ケラチン線維、特に、まつげおよび/もしくは眉毛などをとかすため、ならびに/またはメーキャップもしくはケア製品、例えば、マスカラなどをまつげおよび/もしくは眉毛に塗布するためのアプリケータに関する。
本発明は、そのようなアプリケータを備える包装器具にも関する。
本発明は、美容方法にさらに関する。
FR2796528は、芯部と、芯部の対向する側に配置された複数の連続した歯と、を備えるアプリケータを開示している。
FR2909532は、支持構造体の長手方向軸に対して斜めに延在し、歯を含む少なくとも1つの分岐部材を有する構造体を備えるアプリケータを開示している。
特開2008−119453は、コーム及びブラシがそれぞれ備わった2つの塗布面を備えるアプリケータを開示している。
米国特許出願公開第2003/0213498号は、歯のグループと、隣接するグループ間の隙間と、を備えるアプリケータを開示している。このアプリケータは、隙間の中に浮き彫りになって延在する部分を備え得る。
米国特許第4801004号は、平面の頂部面と、平面の頂部面から角度をなして延在する糸状の歯とを有する芯部を備えるアプリケータを開示している。このアプリケータは、芯部の側面および/または底面上に配置された壁をさらに備え得る。
FR2968906は、湾曲した頂部面を有するアプリケータを開示している。この頂部面は歯または溝を備え得る。
FR2955018は、支持体と、支持体から突出する複数の塗布要素と、を備えるアプリケータを開示している。複数の塗布要素は、塗布要素の根元を溶かし、塗布要素の根元を互いに接続する層を形成することによって支持体に固定される。
FR2796528 FR2909532 特開2008−119453 米国特許出願公開第2003/0213498号 米国特許第4801004号 FR2968906 FR2955018
本発明は、特に、歯がまつげの中を通り抜ける能力という点において、まつげまたは眉毛に調合物を塗布し、調合物をまつげの上で伸ばし、前記まつげをばらばらにしてカールさせるためのアプリケータをさらに改良することを目指す。
本発明は、アプリケータが調合物を付着させる能力を改善することも目指している。
本発明の一態様において、まつげおよび/もしくは眉毛をとかすため、ならびに/または化粧品をまつげおよび/もしくは眉毛に塗布するためのアプリケータが提供されており、このアプリケータは、
塗布面を画定する細長い芯部と、
塗布面から突出し、好ましくは、それぞれの底部において細長くない形状の断面を有する複数の歯と、
塗布面から突出し、長手方向軸に沿って延在する少なくとも1列の壁であって、それぞれの底部において、少なくとも1列の壁の長手方向軸を横断する主軸に沿って細長い形状の断面を有する、少なくとも1列の壁と、
を備える成形されたアプリケータ部材を備える。
本発明による壁が存在することによって、まつげを掴む歯の能力を保証しつつ、製品を付着させる能力を高めることを可能にする。このようにして、本発明は、より少ない回数で化粧品を塗布することを可能にする。また、まつげの表面に載せられた製品をほどよく伸ばすこともできる。
壁及び歯は、それぞれの底部によって芯部に接続される。
「壁が、それぞれの底部において、少なくとも1列の壁の長手方向軸を横断する主軸に沿って細長い形状の断面を有する」ことによって、それぞれの底部における壁の断面の主軸は、少なくとも1列の壁の長手方向軸と共に非ゼロの角度を形成する、すなわち例えば、この軸に対して斜めである、または垂直であることを理解されたい。
例えば、それぞれの底部における壁の断面の主軸は、アプリケータを頂部から観察したとき、少なくとも1列の壁の長手方向軸と共に10度から80度、好ましくは60度から80度、さらに好ましくは70度から80度、例えばおよそ75度の角度αを形成する。それぞれの底部における壁の断面の主軸はまた、少なくとも1列の壁の長手方向軸に対して垂直、すなわちα=90度であり得る。
それぞれの底部における壁の断面の主軸と少なくとも1列の壁の長手方向軸との間の角度は、前記列の全ての壁に関して同一の値であってよい。
それぞれの底部における壁の断面の主軸は頂部から観察したとき、芯部の長手方向軸と共に非ゼロの角度を形成してよい。
例えば少なくとも1つの壁は、芯部の長手方向軸に対して垂直であるその底部の主軸を有する。
少なくとも1つの壁は、芯部の長手方向軸に対して斜めになったその底部における主軸を有する場合もある。
好ましくは、歯の少なくとも一部、およびさらに適切には歯のほとんどまたは全てが、その底部における少なくとも1つの壁の断面より小さな、より適切にはそれぞれの底部における全ての壁の断面より小さな断面をそれぞれの底部に有する。
それぞれの底部における壁の断面は、1mmから3mmまで及ぶ、断面の主軸の沿って測定される最大の寸法を有してよい。
それぞれの底部における歯の断面は、0.2から0.9mmまで及ぶ最大寸法を有してよい。
それぞれの底部における歯の断面は、例えば円形、楕円形または多角形、詳細には三角形の任意の形状であってよい。
芯部は「長手方向軸」に沿って細長く、これは芯部の断面の重力の中心(重心)をつなげる直線として理解すべきである。一部の状況において、芯部の長手方向軸は、特に芯部が正多角形または円形の一般的な形状を有する断面を呈する場合、中心軸である、またはさらには芯部に関する対称軸である場合もある。芯部の長手方向軸は直線から成る、または湾曲される場合もある。
芯部は、それが接続される柄の軸に対して、例えばアプリケータの自由端に近づくにつれて大きくなる、ある角度だけ傾斜される場合がある。
壁の列の長手方向軸は、芯部の長手方向軸に平行であってよい。
好ましくは、塗布面は、その長さの少なくとも半分に沿って、さらに適切にはその長さ全てにわたって平坦である。塗布面は、その長さの少なくとも半分に沿って、さらに適切にはその長さの全てに沿って平面である。
これにより、まつげを強制的に壁の間により深く押し込み易くなり、これによりまつげにより多くの製品を移すことが可能になる。
塗布面はまた、外側に向かって凹面または凸面であってよい。
好ましくは、塗布面は、アプリケータの頂部および/または側部から観察したとき、その長さの少なくとも半分に沿って直線を成す中心線を備える。あるいは、塗布面の中心線は湾曲される。
アプリケータを頂部から観察するということは、塗布面に向いているアプリケータの観察方向として理解すべきである。
アプリケータを側部から観察するということは、芯部の長手方向軸に対して垂直であり、かつ塗布面に平行なアプリケータの観察方向として理解すべきである。
頂部から観察したとき、少なくとも1列の壁の長手方向軸は、直線を成してよい。あるいは、少なくとも1列の壁の長手方向軸は湾曲される場合もある。
アプリケータ部材は、塗布面に対して垂直な長手方向の中央の面に対して対称であってよい。
好ましくは、歯は、それぞれの伸長軸に沿った細長い形状である。歯の伸長軸は、塗布面に対して垂直であり得る。一変形形態において、歯の伸長軸は塗布面に対して斜めである。
アプリケータ部材は、アプリケータ部材に関する長手方向の中央の面と共にある角度を形成するそれぞれの伸長軸と共に延在する少なくとも1列の歯を備える。
歯の伸長軸に対して垂直に測定された歯の断面寸法は、歯の長さの大部分にわたって略一定であってよい。
好ましくは、壁は、例えば塗布面に対して垂直に、それぞれの高さ軸に沿って塗布面から突出する。壁の高さ軸に対して垂直に測定された壁の断面は、壁の長さの大部分にわたって略一定であってよい。
壁の頂部は平坦であってよく、例えばそれぞれの高さ軸に対して垂直であり、または頂点を呈してもよい。
壁の頂部は、好ましくはアプリケータ部材の長手方向の中央の面内に含まれる湾曲軸の周りで湾曲されてもよい。
アプリケータは、1列のみの壁を備える場合もあり、壁の底部は例えば塗布面上の中心に置かれる、すなわちそれぞれの底部における壁の断面の重心は、略塗布面の中心線に沿って位置が決められる。
一変形形態において、その列における少なくとも1つの壁の連続する壁の断面の重心は、少なくとも一部が、幾何学的な分離面の対向する側部上に交互になるように配列されてよい。列の2つの連続する壁は、芯部をその長手方向軸に沿って見たとき重なり合う、または重なり合わない場合がある。
別の変形形態では、アプリケータは、2列の壁を備え、この2列の長手方向軸は好ましくは平行であり、例えば芯部の長手方向軸に対して共に平行である。壁の列は、アプリケータの頂部から見たとき芯部の長手方向軸に対して対称に配列されてよい。例えば壁は、幾何学的な分離面のそれぞれの側に据えられ、好ましくは平面である前記面に対して対称である。
壁は、それぞれの底部において直線を成し、頂部から観察したとき、芯部の長手方向軸に対して垂直に延在してよい。
好ましくは、塗布面の幅は、3から7mm、より適切には4から6mmの範囲内にある。
頂部から観察したとき、塗布面は、芯部の長手方向軸に平行して延在する2つの平行な側縁部を有してよい。塗布面の遠位端は、略直線を成す縁部を有してよい。一変形形態において、塗布面の遠位端は湾曲される。
少なくとも1列の壁における2つの隣接する壁はそれぞれの底部において、0.1mmから0.6mmまで及ぶ、例えばおよそ0.4mmの最小の距離だけ離間されてよい。
アプリケータは、直線を成すまたは湾曲されるそれぞれの軸に沿って延在する複数の列の歯を備える場合がある。
歯の列は同一方向に延在してよく、例えば塗布面の長さの少なくとも半分にわたって芯部の長手方向軸に平行に延在してよい。例えば歯の列は、例えばその遠位端の近傍を除いて塗布面の長さ全体にわたって芯部の長手方向軸に平行に延在する。
アプリケータは、芯部の長手方向軸に沿って延在する少なくとも2列の歯を備えてよく、例えば2列から10列の歯、より適切には2列から6列、例えば3列または4列の歯を備える場合がある。各々の列の歯は、1個から20個の歯を含む場合がある。
各々の歯の列において、歯は、塗布面の長さの大部分に沿って均一に離間されてよい。
あるいは、1列の2つの隣接する歯の間の間隔が変化する場合もある。例えば、その間に壁が存在する2つの隣接する歯の間の間隔は、その間に壁が存在しない状態の2つの隣接する歯の間の間隔と異なる。
アプリケータ部材の2つの端部の各々の近傍に据えられた2つの隣接する歯の間の間隔は、アプリケータ部材の中心部分に据えられた2つの隣接する歯の間の間隔と異なる場合がある。
1列の歯における全ての歯は、場合によってアプリケータ部材の遠位端および近位端の近傍に据えられた歯を除いて同一の高さを有してよい。
1列の歯における歯の高さは、別の列の歯の高さと異なる場合がある。
好ましくは、歯の自由端および壁の頂部は、アプリケータ部材の長さの少なくとも一部分に沿って、弓状の断面である包絡面を画定する。
アプリケータ部材は、歯の少なくとも1つの中央の列と、歯の2つの側部の列とを備える場合があり、歯の側部の列は、例えば少なくとも1つの中央の列のそれぞれの側に配置される。歯の少なくとも1つの中央の列は、頂部から観察したとき、塗布面の中心に置かれてよい。
場合によってアプリケータ部材の遠位端および近位端の近傍に据えられた歯を除いて、中央の列の歯は同一の第1の高さを有してよく、側部の列の歯は同一の第2の高さを有してよい。第1の高さは、好ましくは、第2の高さより大きい。
壁の頂部は、好ましくは、壁の高さ軸に沿って測定したとき歯の自由端の間、例えば中央の列の歯の自由端と側部の列の歯の自由端との間に据えられる。
好ましくは、例えば塗布面の側縁部および/またはその遠位端の近傍を除いて、歯はそれぞれの底部において接触することはなく、歯及び壁もそれぞれの底部において接触することはなく、すなわちそれぞれの底部において互いから離間されている。それぞれの底部において測定した歯と壁との間の最小の距離は、0から0.9mmにまで及ぶ場合がある。
2つの歯の間の間隔、壁の間の距離および壁と歯の間の距離を適応させることによって、歯がまつげを適切に誘導し掴む能力を失うことなく、調合物を付着させるのに適したより大きなまたはより小さなサイズの空隙を確立することが可能になる。
歯の複数の列の少なくとも1つの歯は、少なくとも1列の壁にある2つの隣接する壁の間にある軸方向の位置に据えられてよい。アプリケータ部材は、アプリケータ部材の長手方向軸に沿って交互に並ぶ歯と壁とを備えてよい。
アプリケータ部材は、歯の2つの中央の列を備えてよく、この場合芯部の長手方向軸に沿って測定された略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの中央の列の歯が、歯の中央の対を形成する。歯の中央の対は、芯部の長手方向軸に沿って少なくとも1列の壁の壁と交互に並んでよい。少なくとも1列の壁の2つの連続する壁は、好ましくは、少なくとも1列の壁の長手方向軸に沿って観察したとき、芯部の長手方向軸のいずれかの側に交互に配置され、少なくとも部分的に互いに重なり合う。アプリケータは、好ましくは、壁が存在する軸方向の位置において、歯の側部の列の1つに属する1つの歯を備え、前記1つの歯および対応する壁は略同一の軸方向の位置を占める。
アプリケータ部材は、歯の複数のセットを備えてよく、各セットの歯は、好ましくは、アプリケータ部材の長手方向軸に沿って略同一の軸方向の位置を占めており、歯の複数のセットは、好ましくは、歯の2つのセットまたは歯の3つのセットである。
アプリケータ部材は、芯部の長手方向軸に沿って測定される、略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの側部の列の歯を少なくとも備える、歯の少なくとも1つの複数のセット、例えば歯の2つのセットまたは3つのセットを備える場合がある。
例えば歯の複数のセット、例えば3つのセットは、歯の少なくとも1つの中央の列と2つの側部の列のそれぞれの列の歯によって形成される。
歯の複数のセットは、例えば塗布面の遠位端の近傍を除いて、芯部の長手方向軸に平行な方向で測定された略同一の軸方向の位置を占めることができる。
例えば塗布面の遠位端が湾曲形状である場合、塗布面の遠位端の近傍における歯の3つのセットの歯は、塗布面の遠位端の湾曲形状と略一致する湾曲した線に沿って配置されてよい。
「1つの歯と、1つの壁、それぞれ2つの歯が芯部の長手方向軸に沿って測定される、略同一の軸方向の位置を占める」ことによって、アプリケータ部材の長手方向軸に対して垂直な方向でアプリケータ部材の側部から観察したとき、歯の底部および壁の底部、2つの歯のそれぞれの底部が少なくとも部分的に重なり合うことを理解されたい。これらの底部はちょうど重なり合うことができる。
歯の複数のセット、例えば3つのセットにおける2つの隣接する歯の間の距離は等しくてよい。
少なくとも1列の壁の壁は、芯部の長手方向軸に沿って上記に定義したように歯の複数のセットと交互に並ぶことができる。
一変形形態において、アプリケータ部材は歯の中央の列を備え、少なくとも1列の壁の壁は、芯部の長手方向軸に沿って略同一の軸方向の位置を占める歯の中央の列と2つの側部の列のそれぞれの列の歯によって形成された歯の3つのセットと交互に並ぶ。
少なくとも1列の壁の壁は、それぞれの底部において湾曲されてよく、その列にある2つの隣接する壁は、好ましくは、同一の曲率を有し、塗布面の遠位端に向かってそれぞれ凹面および凸面である。アプリケータは、中央の列の歯と、
− 互いに向かって凸面である2つの隣接する壁の間の軸方向の位置において、略同一の軸方向の位置を占める歯の中央の列および2つの側部の列の各々の列の歯によって形成される歯の3つのセットと、
− 互いに向かって凹面である2つの隣接する壁の間の軸方向の位置において、略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの側部の列の2つの歯によって形成される歯の2つのセットとを備える場合がある。
少なくとも1列の壁の壁は、芯部の長手方向軸に沿って観察したとき、歯の側部の列の間に据えられてよい。
別の変形形態において、アプリケータは、歯の中央の列のそれぞれの側に配置された2つの列の壁を備え、これらの壁はそれぞれの底部において直線を成しており、略同一の軸方向の位置を占める一方の列の壁および対応する他方の列の壁は、芯部の長手方向軸に沿って交互に収束し、逸れていく壁の対を形成し、この収束し、それぞれ逸れていく壁の対は、塗布面の遠位端に向かって収束し、それぞれ逸れており、壁の底部部分は、芯部の長手方向軸と共に、好ましくは10度から80度まで及ぶある角度を形成し、アプリケータは、
− 塗布面の遠位端に向かって移動する際、収束する壁の対と、それに続いて逸れていく壁の対との間の軸方向の位置における上記に定義される歯の3つのセットと、
− 塗布面の遠位端に向かって移動する際、逸れていく壁の対と、それに続いて収束する壁の対との間の軸方向の位置における歯の中央の列に属する1つの歯とを備える。
収束する壁の対およびこれに続いて逸れていく壁は、塗布面の遠位端に向かって移動する際、略Xパターンを形成してよい。
さらに別の変形形態では、アプリケータは、歯の中央の列と、歯の中央の列のそれぞれの側に配置された2列の壁とを備え、これらの壁はそれぞれの底部において直線を成し、この場合略同一の軸方向の位置を占める一方の列の壁と対応する他方の列の壁は、芯部の長手方向軸に沿って交互に収束し逸れていく壁の対を形成し、収束し、それぞれ逸れていく壁の対は、塗布面の遠位端に向かって収束し、それぞれ逸れており、壁の底部部分は、芯部の長手方向軸と共に、10度から80度まで及ぶある角度を形成し、アプリケータは、
− 塗布面の遠位端に向かって移動する際、収束する壁の対と、それに続いて逸れていく壁の対との間の軸方向の位置における、略同一の軸方向の位置を占める歯の中央の列と2つの側部の列のそれぞれの列の歯によって形成される歯の3つのセットと、
− 塗布面の遠位端に向かって移動する際、逸れていく壁の対と、それに続いて収束する壁の対との間の軸方向の位置における歯の中央の列に属する1つの歯と、
− 壁の列のそれぞれの側における歯の少なくとも2つの外側の列であって、これら歯の外側の列の歯が、塗布面に対して垂直な方向を有する非ゼロの伸長角を形成する伸長軸に沿って塗布面から突出する、歯の少なくとも2つの外側の列とを備える。
外側の列の歯の伸長角は、好ましくは25度から35度、例えばおよそ30度である。
各々の歯の外側の列は、塗布面のそれぞれの長手方向の縁部に沿って延在してよく、これは例えばアプリケータ部材の長手方向軸に平行である。
好ましくは歯の中央の列および側部の列ならびに壁は、芯部の長手方向軸に沿って観察したとき、歯の外側の列の間に配列される。
歯の外側の列の歯は、側部の列の歯および壁の外側の長手方向の端部と略同一の軸方向の位置を占め得る。
「外側の長手方向の端部」とは、歯の中央の列からさらに離れて据えられた壁の2つの長手方向の端部の1つであると理解されたい。
歯の外側の列の歯は、それぞれの底部において側部の列の歯および壁に接触する場合がある。
少なくとも1つの歯は先細にされる、円錐台形状またはピラミッド形状であってよい。
この列の一方の少なくとも1つの歯は、別の列の歯と異なる形状を呈する場合もある。
アプリケータは、柄を備えてよく、アプリケータ部材は柄に固定されており、例えば柄に対してオーバーモールドされ、または機械的な取り付けによって柄に固定される。
芯部は、長手方向軸に沿って、詳細にはアプリケータ部材の長さの少なくともごく一部にわたって略一定の断面を提示してよい。
その長さの少なくともごく一部にわたって、芯部は、円形、非円形、半円、楕円形、半楕円形、多角形、三角形、正方形、矩形、五角形、六角形、八角形および半多角形から選択された形状の断面を呈することができる。断面の形状は、芯部の長手方向軸に沿って変化する場合がある。
芯部の断面は、アプリケータ部材の長さのごく一部にわたって平坦であってよい。断面の長手方向軸は、塗布面に平行であってよい。
別のその態様において、本発明は、まつげおよび/または眉毛に化粧品を塗布するための包装およびアプリケータ器具を提供し、この器具は、上記に定義したアプリケータと、まつげおよび/または眉毛に塗布するための化粧品を含む容器とを備える。
容器は、アプリケータ部材を拭き取るためのワイパー部材を備えてよい。
化粧品は、例えばマスカラである。メーキャップがまつげに施されることが可能であり、まつげをとかすことができる。
別の態様によると、本発明は、本発明によるアプリケータによってまつげおよび/もしくは眉毛をとかす、ならびに/または化粧品をまつげおよび/もしくは眉毛に塗布するための美容方法を提供する。
歯および壁は、同じ材料から作製されてもよく、または、一変形形態では、それらは異なる材料から作製されてもよい。
歯および/または壁は、熱可塑性材料を成形する、例えばそれを担持している芯部の一部に使用されるのと同一の材料を成形することによって作製され得る。歯および/または壁は、芯部と異なる材料で作製することができる。
アプリケータ部材は、1つの材料において成形されることが可能であり、したがって、芯部および柄は同一材料を利用して作製され、または、一変形形態では、異なる材料を利用して、特に、異なる色の材料を利用して作製され、これにより、ユーザによってそのように望まれる場合、塗布面を識別し易くすることができる。材料は、異なる硬さを呈してもよい。例えば、2つの材料は共に、例えば商標Hytrel(登録商標)に属するポリエステル熱可塑性エラストマー、または商標Pebax(登録商標)に属するポリエーテルブロックアミドであってよい。アプリケータが2つの材料を利用して作製される場合、これらの材料は、異なる、特に、硬さの点で異なる機械的な特性を呈してもよく、例えば、一方の材料は他方より柔軟であり、または材料が異なる色であってもよい。
本発明は、添付の図面を参照して、その実装の非制限的な例の以下の記載を読むことで、より良く理解されるであろう。
本発明によるアプリケータ部材の斜視図である。 図1のアプリケータ部材の側面図である。 本発明による包装および塗布器具の一例を示す図である。 本発明によるアプリケータ部材の実施形態を概略的に示す上面図である。 図4Aのアプリケータ部材の拡大部分図である。 本発明によるアプリケータ部材の実施形態を概略的に示す上面図である。 図5Aのアプリケータ部材の拡大部分図である。 本発明によるアプリケータ部材の実施形態を概略的に示す上面図である。 図6Aのアプリケータ部材の拡大部分図である。 本発明によるアプリケータ部材の実施形態を概略的に示す上面図である。 図7Aのアプリケータ部材の拡大部分図である。 本発明によるアプリケータ部材のさらなる実施形態の上面部分図である。 矢印Xに沿った、図8のアプリケータ部材の側面図である。 図8のアプリケータ部材の、図8の面XI−XIに沿って切り取った断面図である。 図8の矢印XIIに沿った、図8のアプリケータ部材の図である。 図8のアプリケータ部材の斜視図である。
図1は、本発明に従って作製されたアプリケータ1を示しており、アプリケータ1は、柄3にオーバーモールドされた、またはそれ以外の方法で固定されたアプリケータ部材8を備える。
アプリケータ1は、図3に示されるように、まつげおよび/または眉毛に塗布するための化粧品を含む容器5の中に収容されるように構成される。
アプリケータは、柄3の遠位端に接続されたハンドル41を備える。アプリケータ1は、気密式に容器5を閉じるように構成される。
アプリケータ部材8は、長手方向軸Xに沿った細長い芯部6を備え、この長手方向軸Xは、図示される実施形態では直線である。
アプリケータ部材8は、塗布面18を備え、これは図示される実施形態では、その長さLの大半にわたって平面である。塗布面18は、芯部の長手方向軸Xに平行な2つの側縁部9を備える。
アプリケータ部材8は、歯28の少なくとも1つの中央の列28cと、歯28の2つの側部の列28sとを備える。歯28の列28c、28sは、芯部6の長手方向軸Xに平行な方向に延在する。
アプリケータ部材は、壁29の2つの列29a、29bを備える。これらの列29aおよび29bは、図示される実施形態では直線を成し長手方向軸Xに平行である長手方向Yに沿って延在する。
壁29は、それぞれの底部13によって塗布面18に接続される。各々の壁29の底部13は、対応する主軸Zに沿って細長い断面を有する。この軸Zは、芯部6の長手方向軸Xと非ゼロの角度を形成する。
図2に示されるように、壁29は、それぞれの高さ軸Qに沿って塗布面18から突出しており、各々の軸Qは、塗布面18に対して局所的に垂直である。
歯28は各々、これによってそれらが塗布面18に接続される底部10から自由端11までそれぞれの伸長軸Sに沿って延在する。同じ列の歯28は、示されるように、塗布面18の長さLの大半にわたって同一の高さhを有することができる。
図4Aから図7Aによる実施形態では、塗布面18は、その長さLの大半にわたって平面である。
図4Aおよび図4Bによる実施形態では、アプリケータ部材8は、芯部6の長手方向軸Xに平行な長手方向軸Yに沿って延在する1列の壁29を備える。
2つの連続する壁29の重心Cは、芯部6の長手方向軸Xの各々の側に配され、壁29の2つのサブ列29a、29bを形成する。この列における2つの連続する壁は、芯部の長手方向軸Xに沿って観察したとき、好ましくは0.5から2mmまで及ぶ、ある距離mだけ互いと部分的に重なり合う。
図4Aおよび図4Bに図示される実施形態は、示されるように各々が芯部6の長手方向軸Xに平行に延在し、好ましくは同じ数の歯28を有する歯の2つの中央の列28a、28bを備える。芯部6の長手方向軸Xに沿って略同一の軸方向の位置を占める一方の列28aの歯28と、他方の列28bの対応する歯28が、歯28の中央の対24を形成する。各々の列28a、28bにおける歯28は、示されるように好ましくは均一に離間される。
好ましくは、歯28の各々の列28a、28bは、壁29の対応するサブ列29a、29bに対して中心に配置される。
壁29は、芯部の長手方向軸Xに沿って歯28の中央の対24と交互に並ぶ。
壁29が存在する軸方向の位置において、アプリケータ部材8は、歯28の側部の列28sの一方に属する1つの歯28を備える。前記歯28およびその底部における前記壁29の断面の重心Cは、芯部6の長手方向軸Xの対向する側に位置が決められる。
好ましくは壁29は、隣接する歯の中央の対から均等に離れており、壁と隣接する中央の対との間の距離lは、芯部6の長手方向軸Xに沿って一定である。
壁29の主軸Zは、図4Aおよび図5Aの実施形態に示されるように、頂部から観察したとき、直線を成し芯部6の長手方向軸Xに対して垂直に延在してよい。
好ましくは、壁29は、塗布面18の長さLの大半にわたって均一に離間される。2つの連続する壁29の間の距離dは、0.1から1mmまで及ぶ可能性がある。
アプリケータ部材は、塗布面18の遠位端81の近傍に、それぞれの側部の列28sの2つの歯と、側部の列の前記歯に対して中央に配置された1つの歯によって形成された歯の3つのセットを備える。前記3つのセットの歯は、図4Aの示される実施形態において略同一の軸方向の位置を占める。
図5Aから図7Aに示される実施形態では、アプリケータ部材は、歯の中央の列28cと、歯28の中央の列28cのそれぞれの側に配列された歯28の2つの側部の列28sとを備える。
歯28は、示されるように塗布面18の長さLの大半にわたって歯28の各々の列28s、28cにおいて均一に離間されてよい。
略同一の軸方向の位置を占める中央の列28cの歯28と、側部の列28sの対応する歯によって各々形成される歯28の3つのセット27が芯部6の長手方向軸Xに沿って配置される。そのような歯28の3つのセット27における2つの隣接する歯28の間の距離eは、示されるように好ましくは均等である。
壁29は、図5Aおよび図5Bに示されるように、芯部の長手方向軸Xに沿って歯28の3つのセット27と交互に並べられてよい。好ましくは壁29は、歯の隣接する3つのセットから均等に離れており、壁と隣接する3つのセットとの間の距離rは、塗布面18の長さLの大半に沿って一定のままである。
好ましくは、歯28の3つのセット27は、芯部6の長手方向軸Xに沿って均等に離間される。
図6Aおよび図6Bに示される実施形態において、アプリケータ部材は、歯28の中央の列28cの各々の側に配置された壁29の2つの列29a、29bを備える。
各々の壁29の主軸Zは、直線を成し、芯部6の長手方向軸Xに対して非ゼロの角度αで延在する。角度αは好ましくは45度から80度まで及ぶ。
芯部6の長手方向軸Xに沿って、略同一の軸方向の位置を占める一方の列29aの壁29および他方の列29bの対応する壁29は、交互に収束し逸れていく壁29の対25、26を形成する。
図6Aおよび図6Bに見ることができるように、収束し各々逸れていく壁29の対25、26は、塗布面18の遠位端81に向かって収束し、各々逸れている。
歯28の3つのセット27は、塗布面18の遠位端81に向かって移動する際、収束する壁29の対25と、次に続いて逸れていく壁29の対26との間の軸方向の位置に配置される。
逸れていく壁29の対26と、次に続いて収束する壁29の対25の間の軸方向の位置において、塗布面18の遠位端81に向かって進むとき、アプリケータ部材8は、歯28の中央の列28cに属する1つの歯28を備える。
好ましくは収束し、次に続いて逸れていく壁29の対25、26は、塗布面18に対して垂直な分離面に対して対称である。この分離面は、歯28の中央の列28cの歯を含むことができる。
収束し次に続いて逸れていく壁29の対25、26は、塗布面18の遠位端81に向かって移動する際、示されるように略Xのパターンを形成することができる。
アプリケータ部材8は、図5Aから図7Aに見ることができるように、塗布面18に対して垂直な長手方向の中央の面Mに対して対称であってよい。
図7Aおよび図7Bに示される実施形態において、各々の壁29の主軸Zは湾曲される。
この列における2つの連続する壁29は、同一の曲率半径rを有し、塗布面18の遠位端81に向かってそれぞれ凹面と凸面である。
アプリケータ部材8は、互いに向かって凸面である2つの隣接する壁29の間の軸方向の位置に歯28の3つのセット27を備える。
互いに対して凹面である2つの隣接する壁の間の軸方向の位置において、アプリケータ部材8は、略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの側部の列28sの2つの歯28によって形成される歯28の2つのセット17を備える。
芯部の長手方向軸に沿って測定される互いに向かって凸面の2つの連続する壁29の底部の間の距離aは一定であってよい。
芯部の長手方向軸に沿って測定される互いに向かって凹面の2つの連続する壁29の底部の間の距離bは一定であってよい。
壁29のそれぞれの長手方向の端部49の間の直線距離fは、好ましくは1から3mmまでに及ぶ。
図8から図11に示される実施形態では、アプリケータ部材8は、歯28の中央の列28cのそれぞれの側に配置された壁29の2つの列29a、29bを備える。
各々の壁29の主軸Zは、直線を成し非ゼロの角度αで延在し、この角度は例えば、図示される実施形態では芯部6の長手方向軸Xに対しておよそ75度である。
芯部6の長手方向軸Xに沿って、略同一の軸方向の位置を占める一方の列29aの壁29と他方の列29bの対応する壁29は、交互に収束し逸れていく壁29の対25、26を形成する。
図6Aの実施形態でのように、歯28の3つのセット27は、塗布面18の遠位端81に向かって移動する際、収束する壁29の対25と、次に続いて逸れていく壁29の対26との間の軸方向の位置に配置される。
逸れていく壁29の対26と次に続いて収束する壁29の対25の間の軸方向の位置において、塗布面18の遠位端81に向かって移動する際、アプリケータ部材8は、歯28の中央の列28cに属する1つの歯28を備える。
3つのセット27の歯28は、塗布面18の遠位端81の近傍を除いて芯部6の長手方向軸Xに沿って略同一の軸方向の位置を占める。
図8に示されるように塗布面18の遠位端81の近傍において、アプリケータ部材8は、塗布面18の遠位端81の湾曲部を実質的にたどる湾曲した線に沿って配置された2つの3つのセット27を備える。一方の3つのセット27の歯28と他方の3つのセット27の対応する歯28は、それぞれの底部10において接触している。
アプリケータ部材はさらに、アプリケータ部材の側縁部9に沿って延在する歯28の2つの外側の列28eを備える。歯28の側部の列28sと壁29は、外側の列28eの間に配列される。外側の列28eの歯28は、側部の列28sの歯28および壁29の外側の長手方向の端部49と同じ軸方向の位置に据えられ、それぞれの底部10、13において壁の外側の長手方向の端部に接触している。
図9に見ることができるように、塗布面18は、その長さLの大半にわたって平面であってよい。
中央の列28cおよび側部の列28sの歯28は、塗布面18の遠位端81の近傍にある端部の歯28を除いて、塗布面18に対して垂直なそれぞれの伸長軸Sに沿って細長い。
塗布面18の遠位端81に最も近い3つのセット27の端部の歯28は、アプリケータ部材8の長手方向の中央の面Mと共に非ゼロの伸長角γを各々形成するそれぞれの伸長軸Sに沿って、塗布面18の近位端から外向きに離れるように延出し、この場合中央の列に属する歯は中央の面M内に含まれ、側部の列の歯は中央の面Mから離れるように延出する。
外側の列28eの歯28もまた図11に示されるように、アプリケータ部材8の中央の面Mと共に非ゼロの伸長角βを各々形成するそれぞれの伸長軸Sに沿って塗布面18から突出しており、図示される実施形態ではβはおよそ30度であり、例えばγと等しい。外側の列28eの歯28は、アプリケータ部材8の長手方向の中央の面Mから離れるように延出する。
各々の外側の列の歯の伸長軸Sは平行であってよい。好ましくは同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの外側の列の歯の軸は、同一面内に含まれる。同一の軸方向の位置を占める3つのセット27の歯の軸および側部の列28sの歯の軸は、同一面内に含まれる。
図10に示されるように歯の高さhおよび壁の頂部92の湾曲した形状は、アプリケータ部材8の長手方向軸Xに平行な方向で見たとき、歯の3つのセットの自由端と、3つのセットと略に同一の軸方向の位置を占める外側の列の歯と、次に続いて逸れていく壁29の対26の頂部92が同じ円弧C上に略据えられるように選択され得る。この円弧は5から7mmの間、好ましくは5.5から6mmまで及ぶ曲率半径Rを有する可能性がある。
塗布面18の幅Wは、5から7mmまで及び、例えばおよそ6mmの可能性がある。
アプリケータ部材を柄3に固定するために、アプリケータ部材8は、図11および図12に見ることができるようなT字型の固定部品84を備える場合があり、これはアプリケータの柄3の中の対応する溝86に差し入れられるように構成される。部品84は、アプリケータ部材8の全長Tより短い長さUに略延在する。アプリケータ部材8の全長は、例えば図4Aに示されるように、柄3に設けられた対応するくぼみ92に係合するレール91を備える。これにより、アプリケータ部材8と柄3が異なる色の材料で作製された場合、ユーザがアプリケータ部材8の向きを決めるのに役立つ場合がある。これはまた、アプリケータ部材を柄に固定するのを助けることもできる。
本発明は、例示の実施形態に限定されるものではない。
例えば壁および歯は、例示の実施形態とは異なるように配列される場合もある。
壁および歯の寸法は修正される場合もある。
歯の複数のセットは、3つを超える歯を備える、例えばそれぞれの側部の列に属する2つの歯と、少なくとも1つの中央の列に属する2つの歯とによって形成される4つの歯を備える場合もある。
1 アプリケータ
3 柄
5 容器
6 芯部
8 アプリケータ部材
9 側縁部
10 歯の底部
11 歯の自由端
13 壁の底部
17 歯の2つのセット
18 塗布面
24 歯の中央の対
25、26 収束し逸れていく壁の対
27 歯の3つのセット
28 歯
28a、28b 歯の2つの中央の列
28c 歯の中央の列
28e 歯の外側の列
28s 歯の側部の列
29 壁
29a、29b 壁の列
81 塗布面の遠位端
84 固定部品
86 溝
91 レール
92 くぼみ
a 互いに対して凸面の2つの連続する壁の底部の間の距離
b 互いに対して凹面の2つの連続する壁の底部の間の距離
d 2つの連続する壁の間の距離
e 3つのセットにおける隣接する歯の間の距離
f 壁のそれぞれの長手方向の端部の間の直線距離
h 歯の高さ
l 壁と隣接する中央の対の間の距離
m 壁が重なり合う距離
r 壁と隣接する3つのセットの間の距離
C 壁の重心、円弧
L 塗布面の長さ
M 長手方向の中央の面
Q 壁の高さ軸
R 曲率半径
S 伸長軸
T アプリケータ部材の長さ
U 部品の延在する長さ
W 塗布面の幅
X 長手方向軸
Y 長手方向
Z 壁の主軸
α 壁の主軸の角度
β 伸長角
γ 伸長角

Claims (19)

  1. まつげおよび/もしくは眉毛をとかすため、ならびに/または化粧品を前記まつげおよび/もしくは眉毛に塗布するためのアプリケータ(1)であって、
    塗布面を画定する細長い芯部(6)と、
    前記塗布面(18)から突出する複数の歯(28)と、
    前記塗布面(18)から突出し、且つ長手方向軸(Y)に沿って延在する少なくとも1列の壁(29)であって、それぞれの底部(13)において、前記少なくとも1列の壁(29)の前記長手方向軸(Y)を横断する主軸(Z)に沿って延在する細長い形状の断面を有する、少なくとも1列の壁(29)と、
    を備える、成形されたアプリケータ部材(8)を備える、アプリケータ(1)。
  2. 前記塗布面(18)が、その長さ(L)の少なくとも半分に沿って平面であり、前記歯(28)の列および前記壁(29)の列が、前記塗布面(18)の長さ(L)の少なくとも半分にわたって前記芯部(6)の前記長手方向軸(Y)に略平行に延在する、請求項1に記載のアプリケータ(1)。
  3. それぞれの底部(13)における前記壁(29)の前記断面が、1mmから3mmまで及ぶ、前記断面の前記主軸(Z)に沿って測定される最大の寸法(f)を有する、請求項1または2に記載のアプリケータ(1)。
  4. 前記アプリケータ部材(8)が、前記芯部(6)の前記長手方向軸(X)に沿って交互に並ぶ歯(28)及び壁(29)を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  5. 前記アプリケータ部材が、歯(28)の1つの中央の列(28c)と、前記歯(28)の中央の列(28c)のそれぞれの側の歯(28)の2つの側部の列(28s)と、を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  6. 前記アプリケータ部材が、歯の複数のセットを備え、各セットの前記歯が、前記アプリケータ部材の前記長手方向軸に沿って略同一の軸方向の位置を占める、請求項1から5のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  7. 前記アプリケータ部材が、前記芯部(6)の前記長手方向軸(X)に平行な方向で測定される、略同一の軸方向の位置を占める歯(28)の前記中央の列(28C)および前記2つの側部の列(28s)によって形成された、歯(28)の3つのセット(27)を備える、請求項6に記載のアプリケータ(1)。
  8. 1列の壁(29)を備え、前記壁(29)が、前記芯部(6)の前記長手方向軸(X)に沿って歯(28)の前記3つのセット(27)と交互に並ぶ、請求項7に記載のアプリケータ(1)。
  9. 前記壁(29)が、それぞれの底部において直線を成す、請求項1から8のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  10. 前記壁(29)が、それぞれの底部において湾曲される、請求項1から8のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  11. 1列の壁(29)を備え、前記列における2つの連続する壁(29)が、同一の曲率を有し、塗布面(18)の遠位端(81)に向かってそれぞれ凹面と凸面であり、前記アプリケータ部材(8)が、
    互いに向かって凸面である2つの連続する壁(29)の間の軸方向の位置における歯(28)の3つのセット(27)と、
    略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの側部の列(28s)の2つの歯(28)によって形成される歯(28)の2つのセット(17)と、
    を備える、請求項10に記載のアプリケータ(1)。
  12. 歯(28)の前記中央の列(28c)のそれぞれの側に配置された2列(29a、29b)の壁(29)を備え、
    一方の列(29a)の前記壁(29)と、略同一の軸方向の位置を占める他方の列(29b)の対応する壁(29)とが、前記芯部(6)の前記長手方向軸(X)に沿って交互に収束し、且つ逸れていく壁(29)の対(25,26)を形成し、
    前記収束し、それぞれ逸れていく壁(29)の対(25,26)が、前記塗布面(18)の前記遠位端(81)に向かって収束し、それぞれ逸れており、
    それぞれの底部(13)における前記壁(29)の前記断面の前記主軸(Z)が、前記芯部の前記長手方向軸(X)と共に、好ましくは45度から80度の間にある角度(α)を形成し、
    前記アプリケータ部材(8)の前記遠位端(81)に向かって移動する際、収束する壁(29)対(25)と、それに続いて逸れていく壁(29)の対(26)との間の軸方向の位置における、歯(28)の3つのセット(27)と、
    前記塗布面(18)の前記遠位端(81)に向かって移動する際、逸れていく壁(29)の対(26)と、それに続いて収束する壁(29)の対(25)との間の軸方向の位置における、歯(28)の前記中央の列(28c)に属する1つの歯(28)と、
    を備える、請求項7に記載のアプリケータ(1)。
  13. 壁(29)の前記列(29a、29b)のそれぞれの側に歯(28)の少なくとも2つの外側の列(28e)を備え、前記外側の列(28e)の前記歯(28)が、前記アプリケータ部材(8)の長手方向の中央の面(M)と共に非ゼロの伸長角(β)を形成する伸長軸(S)に沿って前記塗布面(18)から突出する、請求項12に記載のアプリケータ(1)。
  14. 前記壁(29)の頂部(92)が湾曲され、前記歯(28)の高さ(h)および前記壁(29)の前記頂部(92)の湾曲形状が、前記アプリケータ部材(8)の前記長手方向軸(X)に平行な方向で見たとき、歯(28)の3つのセット(27)の自由端と、前記3つのセット(27)と略同一の軸方向の位置を占める前記外側の列(28e)の前記歯(28)と、次に続いて逸れていく壁(29)の対(26)の前記頂部(92)が、同じ円弧(C)上に据えられるように構成される、請求項13に記載のアプリケータ(1)。
  15. 歯の前記外側の列(28e)の前記歯(28)が、それぞれの底部(10,13)において前記側部の列(28s)の前記歯(28)および前記壁(29)と接触する、請求項14に記載のアプリケータ(1)。
  16. 前記少なくとも1列の壁(29)の2つの連続する壁(29)が、前記芯部(6)の前記長手方向軸(X)に沿って観察したとき、前記芯部(6)の前記長手方向軸(X)に沿って交互に配置され、少なくとも部分的に互いに重なり合い、
    前記アプリケータが、歯の2つの中央の列(28a、28b)を備え、前記芯部の前記長手方向軸に沿って測定された略同一の軸方向の位置を占めるそれぞれの中央の列(28a、28b)の2つの歯(28)が、歯(28)の中央の対(24)を形成し、歯(28)の前記中央の対(24)が、前記芯部(6)の前記長手方向軸(X)に沿って前記壁(29)と交互に並び、
    壁(29)が存在する軸方向の位置において、前記アプリケータが、歯(28)の前記側部の列(28s)の一方に属する1つの歯(28)を備え、
    前記1つの歯(28)と、前記歯(28)と略同一の軸方向の位置を占める対応する前記壁(29)の重心(C)とが、前記芯部(6)の前記長手方向軸(X)のそれぞれの側に配置される、請求項13に記載のアプリケータ(1)。
  17. 前記アプリケータ部材が、前記アプリケータ部材(8)に関する長手方向の中央の面(M)と角度(β)を形成する、それぞれの伸長軸と共に延在する少なくとも1列の歯(28e)を備える、請求項1から12のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)。
  18. まつげおよび/または眉毛に化粧品を塗布するための包装およびアプリケータ器具であって、
    請求項1から17のいずれか一項に定義されるアプリケータ(1)と、
    前記まつげおよび/または眉毛に塗布するための前記化粧品を含む容器(3)と、
    を備える、包装およびアプリケータ器具。
  19. 請求項1から17のいずれか一項に記載のアプリケータ(1)を用いて、まつげおよび/もしくは眉毛をとかし、ならびに/または化粧品を前記まつげおよび/もしくは眉毛に塗布するための美容方法。
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